JP2002000792A - 棋譜自動記録碁盤システム - Google Patents

棋譜自動記録碁盤システム

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JP2002000792A
JP2002000792A JP2000191123A JP2000191123A JP2002000792A JP 2002000792 A JP2002000792 A JP 2002000792A JP 2000191123 A JP2000191123 A JP 2000191123A JP 2000191123 A JP2000191123 A JP 2000191123A JP 2002000792 A JP2002000792 A JP 2002000792A
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Mamoru Tsutsumi
衞 堤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】囲碁対局時の棋譜自動記録および対局時間のカ
ウント表示を従来の囲碁対局環境に適応させて実現可能
にした囲碁マットおよび符号化等のデータ変換装置から
なる棋譜自動記録碁盤システムの提供。 【構成】碁盤罫線の各交点部に電極パターンを備える感
圧電導性弾性体を設け、その上に置かれる碁石の重量に
より変化する当該感圧電導性弾性体の抵抗値を検知する
ことによって碁盤罫線各交点上の碁石の有無を判断し、
碁石の置かれるあるいは碁石の剥がされる当該の各交点
座標とそのタイミングを順次認識して、棋譜自動記録お
よび対局時間カウントできるようにした、碁盤マット、
符号化等のデータ変換装置およびパソコン等のホスト情
報端末機により構成される棋譜自動記録碁盤システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】通常の碁盤を用いた対局において
は、棋譜の記録、対局時間のカウントは原則的に人手に
頼っているのが現状である。歴とした公式の対局におい
ては一つの文化として是認されるであろうが、大会や一
般の対局等においては棋譜記録、対局時間カウントのい
ずれについても人手を煩わすことが叶わないのが普通で
あり、対局者自身が棋譜記録することは対局者自身の負
担を免れない。すなわち、面倒である、集中力が疎外さ
れる、相手が嫌がるなどのことがあって思うに任せられ
ないのが現状である。
【0002】本発明は、通常の大会や一般の対局等にお
ける棋譜記録、対局時間カウントを容易に実現させるた
めの棋譜自動記録碁盤システムに関するものであって、
当該棋譜自動記録碁盤マットを机上に置くか、通常の碁
盤の上に置いて利用することができる。本発明は囲碁愛
好家の棋譜記録、対局時間カウントに係る積年の要望を
満足させる機能を備える囲碁環境を提供することにあ
る。
【0003】
【従来の技術】通常の碁盤を用いては、自動的に棋譜記
録、対局時間カウントはなされない。また、碁石を磁化
させるもの、あるいはセンサーを碁盤内に埋め込むもの
等の種々の方策が公開されているが、通常の碁盤、碁石
を用いての棋譜自動記録および対局時間カウント表示に
役立つ装置もしくはシステムは未だ市販されるに到って
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、棋譜記録の
容易化および対局持ち時間のカウントあるいは公平化と
いう課題に対し、これを従来の囲碁の対局用具、対局雰
囲気を損なわせることなく解決しようとするものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする手段】本発明は、以上の課題
に鑑み、これを解決すべくなされたもので、碁盤罫線の
各交点部に電極パターンを備えた感圧電導性弾性体を設
け、その上に置かれる碁石の重量により変化する当該感
圧電導性弾性体の抵抗値を検知することによって各交点
上の碁石の有無を判断し、碁石の置かれるあるいは碁石
の剥がされる交点座標とそのタイミングを順次認識し
て、囲碁棋譜自動記録および対局時間カウントさせる。
【0006】すなわち、当該囲碁マット罫線の各交点上
に打たれる石の位置(碁盤罫線の各交点座標)を順次符号
化等データ変換して、パソコン等に送り、もしくは対局
進行情報等の信号を符号化等のデータ変換して直接モニ
タリングする装置によって、対局棋譜を自動記録する。
また、打たれた石を認識する毎に白番黒番の消費時間を
カウントして対局残り時間等を表示する。
【0007】以上の手段によって、対局棋譜自動記録お
よび対局時間表示させ、課題の解決を図るものである。
そして、終局後の適当な時に、記憶媒体に保存されてい
る所定の棋譜記録をパソコン等のホスト情報端末に表示
させたり、プリントアウトさせることができる。
【0008】当該囲碁マットは通常の碁盤の上に置いて
用いてもよく、また、机上に置いて用いてもよく、これ
によって棋譜記録、対局時間カウントのいずれについて
の自動化をも可能にすることができる。
【0009】
【作用】本発明の棋譜自動記録碁盤システムにおいて
は、置碁の場合には所定の置き石(黒石)を置いた後に、
互先などの置碁でない場合には先番が第一着(黒石)を
打つ前に、対局開始スィッチONにする。
【0010】対局開始スィッチON後は、交互に打たれる
碁石の打点位置(碁盤罫線の交点座標)を検知し、それ
ぞれの手順どおりの番号を付けて記憶媒体に保存する。
【0011】置碁の場合には所定の置き石(黒石)を置き
対局開始スィッチをONとしたあと以降の白番着手に1か
ら始まる奇数番号を、以降の黒番着手に2から始まる偶
数番号を付けて棋譜記録する。
【0012】互先などの置碁でない場合には対局開始ス
ィッチONとしたのち以降の黒番着手に1から始まる奇数
番号を、続いて打たれる以降の白番着手に2から始まる
偶数番号を付けて棋譜記録する。
【0013】この時、置き石は黒丸として、対局開始ス
ィッチON後の黒石は白抜き丸数字として、白石は丸数字
として扱う。
【0014】ただし、黒石、白石の識別はセンサー等を
用いて認識するものではない。
【0015】
【実施例】碁盤罫線の各交点部に電極パターンを備えた
感圧電導性弾性体を設け、その上に置かれる碁石の重量
により変化する当該感圧電導性弾性体の抵抗値を検知す
ることによって各交点上の碁石の有無を判断し、碁石の
置かれるあるいは碁石の剥がされる交点座標とそのタイ
ミングを順次認識して、棋譜自動記録および対局時間カ
ウントできるようにした、碁盤マットおよび符号化等の
データ変換装置により構成される棋譜自動記録碁盤シス
テムであって、以下に、本発明の実施例について説明す
る。
【0016】図1に、本発明の実施の一例を示す。碁盤
マット1、符号化等のデータ変換装置3およびケーブル
2によって構成される棋譜自動記録碁盤システムについ
ての平面図および側面図である。碁盤マット1は机5の
上か通常の碁盤4の上に置いて使用されるが、その近く
に符号化等のデータ変換装置3を置くことが望ましい。
当該データ変換装置3には、図示していないが、電源ス
ィッチ、対局開始スィッチ、対局終了スィッチ等を備え
ている。そして、対局用の時間表示器を内蔵させること
も外付けすることもできる。
【0017】図2は、当該碁盤マットの碁盤罫線各交点
部の断面を示す概念図である。ガラスエポキシ基板等の
プリント配線基板13に設けた電極パターン10の上
に、感圧導電性弾性体8を備え、導体11、12、スペ
ーサー9、カバーフィルム7および補剛体14により構
成される。カバーフィルム7の上面には、印刷等により
碁盤の罫線および星がマークされている。図示していな
いが、感圧導電性弾性体8の上下に電極パターン10を
備えるものも実施例の一つである。
【0018】打たれる石は、必ずしも碁盤罫線の真上に
あるとは限らない。碁石6は碁盤罫線の交点を中心とす
る所定の領域に置かれるが、若干の位置ずれが生じて
も、その交点位置に置かれた石として認識できるよう
に、電極パターンおよび感圧導電性弾性体からなる検出
部を可能な範囲に大きくしている。
【0019】図3は、棋譜自動記録碁盤システムの説明
図である。1台の当該棋譜自動記録碁盤マットを1台の
ホスト情報端末機としてのパソコンもしくは対局進行情
報等の信号を符号化等のデータ変換して直接モニター等
に接続させるほか、複数台の当該棋譜自動記録碁盤マッ
トを1台のホスト情報端末機としてのパソコンに、対局
進行情報等の信号を符号化等のデータ変換装置を介して
接続させる。
【0020】そして、対局棋譜の自動記録および対局時
間のカウント表示を行なわせる。複数台の当該碁盤マッ
トを接続する場合には、碁盤マットの各々の個別番号を
ホスト情報端末機に認識させることになる。情報通信に
は、有線とすることも、無線とすることも可能である。
【0021】図4は、棋譜自動記録碁盤システムの作動
の概略を示すフローチャートである。まず、電源スィッ
チを入れる。
【0022】置碁の場合には所定の置き石(黒石)を置い
た後に、互先などの置碁でない場合には先番が第一着
(黒石)を打つ前に、対局開始スィッチをONにする。
【0023】対局開始スィッチON後は、交互に打たれる
碁石の打点位置(碁盤罫線の交点座標)を検知し、それ
ぞれの手順どおりの番号を付けて記憶媒体に保存する。
【0024】置碁の場合には所定の置き石(黒石)を置き
対局開始スィッチをONとしたあと以降の白番着手に1か
ら始まる奇数番号を、以降の黒番着手に2から始まる偶
数番号を付けて棋譜記録する。
【0025】互先などの置碁でない場合には対局開始ス
ィッチONとしたのち以降の黒番着手に1から始まる奇数
番号を、続いて打たれる以降の白番着手に2から始まる
偶数番号を付けて棋譜記録する。
【0026】この時、置き石は黒丸として、対局開始ス
ィッチON後の黒石は白抜き丸数字として、白石は丸数字
として扱う。
【0027】対局は進行し、終局に到る。終局に到れ
ば、対局終了スィッチをONとすることによって、該当す
る対局棋譜記録が完了する。
【0028】ホスト情報端末機のパソコン等のキーボー
ドを用いて、日付、対局者氏名等の対局情報を入力す
る。そして、終局後の適当な時に、記憶媒体に保存され
ている所定の棋譜記録を日付、対局者氏名等の対局情報
と一緒にパソコン等のホスト情報端末に表示させたり、
プリントアウトさせることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から判るように、当該碁盤マ
ット自体は薄く作られるので、通常の碁盤の上や机上に
置いて使うことができる。その限りにおいては、電子効
果音等を出させる必要は感じられない。十分に、通常の
碁盤を使用する場合と変わることのない打石に伴う音を
発し、対局の雰囲気を損なうことはない。しかし、石の
打たれる力の大きさによって変化する当該感圧導電性弾
性体の抵抗値の程度に応じた効果音を出させることは可
能である。
【0030】棋譜のプリントアウトについては、終局ま
でを1シートにしたもののほか、例えば、50手ずつと
か、任意の局面に到る数手の進行手順をナンバリング付
きでプリントアウトするとか等ができるようにすること
も可能である。
【0031】通常は、棋譜記録が叶わないため、棋譜を
残すことはまれである。本発明の当該棋譜自動記録碁盤
システムによれば、対局の雰囲気を損なうことなく対局
でき、棋譜を残すことが叶う。
【0032】また、手順記録が可能であるため一人での
囲碁研究にも大いに有効なツールである。囲碁対局後に
も、一人での囲碁研究にも興趣が持てることは、囲碁愛
好家の要望を十分に満足させるものであると考えられ
る。
【0033】なお、本システムはオセロゲームにも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】棋譜自動記録碁盤システムを構成する碁盤マッ
トおよび符号化等のデータ変換装置の平面図および側面
【図2】碁盤マットの罫線各交点部の断面を示す概念図
【図3】棋譜自動記録碁盤システムの説明図
【図4】棋譜自動記録碁盤システムの作動に係るフロー
チャートの概要
【符号の説明】
1 碁盤マット 2 ケーブル 3 符号化等のデータ変換装置 4 通常の碁盤 5 机 6 碁石 7 カバーフィルム 8 感圧導電性弾性体 9 スペーサー 10 電極パターン 11 導体 12 導体 13 プリント配線板 14 補剛体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】碁盤罫線の各交点部に、電極パターンを備
    える感圧導電性弾性体を設け、その上に置かれる碁石の
    重量によって発生する当該感圧導電性弾性体の変化する
    抵抗値を検知することにより、着手位置(碁盤罫線の各
    交点座標)の認識および交点上の碁石の有無を認識する
    ようにした碁盤マット。
  2. 【請求項2】請求項1の碁盤マットを組み込む碁盤。
  3. 【請求項3】請求項1の碁盤マットあるいは請求項2の
    碁盤によって得られる対局進行情報等の信号をパソコン
    等に通信するための符号化等のデータ変換装置、もしく
    は当該碁盤マットによって得られる対局進行情報等の信
    号を符号化等のデータ変換して直接モニタリングする装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2および請求項3によっ
    て得られる棋譜情報および対局時間カウント情報等を、
    パソコンもしくは携帯情報端末等の機器との接続通信に
    おいて、処理する棋譜自動記録碁盤システム。
JP2000191123A 2000-06-26 2000-06-26 棋譜自動記録碁盤システム Pending JP2002000792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170129588A (ko) * 2016-05-17 2017-11-27 마이크로엑츄에이터(주) 렌즈 모듈 및 이를 구비한 카메라 렌즈 조립체
WO2023217213A1 (zh) * 2022-05-12 2023-11-16 喻甫祥 一种用于通过重量识别棋子身份及位置的装置和方法

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