JP2002000423A - 肩巻き用垂下体付き掛け寝具 - Google Patents

肩巻き用垂下体付き掛け寝具

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JP2002000423A
JP2002000423A JP2000223108A JP2000223108A JP2002000423A JP 2002000423 A JP2002000423 A JP 2002000423A JP 2000223108 A JP2000223108 A JP 2000223108A JP 2000223108 A JP2000223108 A JP 2000223108A JP 2002000423 A JP2002000423 A JP 2002000423A
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shoulder
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Yoshiko Hosoda
淑子 細田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 就寝時、掛け寝具を掛けた時、首まわりと肩
口から侵入してくる外気を遮断してくれる肩巻き用垂下
体付き掛け寝具を提供する。 【解決手段】 方状形の掛け寝具の上辺の左右に、曲線
形状の衿ぐり辺とその頂点から傾斜してゆく肩辺の二辺
をもって構成された略三角形状の垂下体部を延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、方状形の掛け寝
具の上辺の左右に、略三角形状の肩巻き垂下体部を延設
することによって、首まわりや肩口から侵入してくる外
気を、効率よく遮断できるように考案された肩巻き用垂
下体付き掛け寝具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりある肩布団等は、図11が示す
ように、方状形の掛け寝具の上辺中央部を刳って衿ぐり
辺を形成し、その刳ることによってできた左右の突出部
を、そのまま肩覆い部として使用している。一つの肩覆
い部の形状は、曲線形状の衿ぐり辺とその頂点から水平
にのびる上辺と、その上辺端から垂直に降りる側辺との
三辺をもって構成されており、それを掛け寝具上辺左右
に延設したものである。又、図12に見るように、肩覆
い部の上辺の両角を丸くカットしたものもある。上記肩
布団は、図11のように、衿ぐりを首まわりに近似させ
て刳れば、肩覆い部の幅は広くなり、図12のように衿
ぐりの幅を横に広く刳れば、肩覆い部の幅は狭くなって
行く。いずれの肩覆い部も、使用時には垂下せず、頭部
の左右横に平たく広がっている状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (イ)従来の肩覆い部は、垂下させることのできない形
状である。 (ロ)そして、首まわりと肩口に密着させられない。 (ハ)そして、肩を巻きこむことができない。 (ニ)故に、外気が大量に侵入してくる。
【0004】
【問題を解決するための手段】方状形の掛け寝具本体
(1)の上辺の中心部から上方へ向けて、首まわりに近
似した曲線形状の衿ぐり辺(2)及び(3)を形づく
る。次に衿ぐり辺(2)及び(3)の頂点(4)及び
(5)から本体(1)の上辺端(6)及び(7)へ向か
って、傾斜してゆく肩辺(8)及び(9)の線を引くと
垂下体(10)及び(11)が本体(1)に延設する形
で構成される。本発明は以上の構造よりなる肩巻き用垂
下体付き掛け寝具である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て記載する。尚、以下に説明する掛け寝具としては、毛
布、掛け布団、肌掛けがあげられるが、それらの種別の
違いによる基本構成に関しては、従来品と同様であるの
で、その説明に関しては割愛する。ここは、本発明に係
わる構成のみ説明するものとする。 第一の実施形態 (イ) 図1に示すように、方状形の掛け寝具本体
(1)の上辺中心部から上方へ向けて、首まわりに近似
した曲線形状を持つ衿ぐり辺(2)及び(3)を形成す
る。衿ぐり辺(2)及び(3)は、就寝時、就寝者の身
体によって掛け寝具が隆起すると、首まわりに近づくの
で、上方へ向かって少し広がりぎみに形成する。実際に
は、寝てみながら立体裁断することが望ましい。 (ロ) 次に、衿ぐり辺(2)及び(3)の延長線上
に、頂点(4)及び(5)を位置づける。頂点(4)及
び(5)の位置によって垂下体部の高さが決定される。
垂下体部の高さは、首まわりと肩口を充分に覆い隠して
くれる丁度よい高さを、立体裁断で導き出すのがよい。 (ハ) 頂点(4)及び(5)から、本体(1)の上辺
端(6)及び(7)へ向かって傾斜してゆく肩辺(8)
及び(9)の線をを引くと、延設された肩巻き用垂下体
(10)及び(11)が構成される。
【0006】(ニ) 通常、方状形の掛け寝具を掛けた
時、首まわりと肩口に出現する空隙の形は、三角形のよ
うな形をしており、その形状に該当する形を形成するた
め、頂点と本体(1)の上辺端を、傾斜してゆく肩辺で
結ぶと、従来の肩覆い部の2分の1ぐらいの大きさの垂
下体部ができ上がる。図13が示すところの三角形のコ
ーナー部がなくなった形態となる。肩覆い部が小さくな
ったことによって、軽量となり、無駄がなくなり、肩ま
わりがすっきりして使い勝手のよい肩巻き用垂下体部が
でき上がる。 (ホ) 垂下体(10)及び(11)の大きさは、首ま
わりと肩口の空隙を覆い隠し、又、寝相が変化しても肩
や背中を覆い隠してくれる必要充分な大きさである。実
際には寝てみながら、無駄な部分が多くならないよう、
又、小さすぎないよう立体裁断して導き出すことが望ま
しい。 (ヘ) 本発明の使い方は、垂下体(10)及び(1
1)のてっぺんを掴んで、枕と肩の間に入れこんで肩を
巻き込むようにすると図14のようになる。 (ト) 尚、商品化の際には、頂点(4)及び(5)の
角に、丸みを持たせると使い勝手がよくなる。 以上の構造よりなる第一実施形態の肩巻き用垂下体付き
掛け寝具である。
【0007】第二の実施形態 (イ) 図2が示すように、肩巻き用垂下体付き掛け寝
具を、上部掛け寝具(12)と下部掛け寝具(13)と
に2分割する。 (ロ) 上部掛け寝具(12)の下辺に、オープンファ
スナーの一方の辺体を取りつけ、下部掛け寝具(13)
の上辺に、オープンファスナーのもう一方の辺体を取り
つける。 (ハ) オープンファスナーをもって、上部掛け寝具
(12)と下部掛け寝具(13)をつなぐと、図3のよ
うな一枚の肩巻き用垂下体付き掛け寝具として使える。
又、オープンファスナーをもって分離すると、図2のよ
うな丈の短い掛け寝具が二枚できる。丈の短い掛け寝具
は、火燵のうたた寝用掛け寝具として利用すると便利で
ある。更に、家庭用の洗濯機に入れて洗えるという利点
もある。 以上の構造よりなる第二の実施形態の肩巻き用垂下体付
き掛け寝具である。
【0008】第三の実施形態 この実施例は、肩巻き用垂下体付き掛け寝具を、方状形
の掛け寝具本体(1)と、垂下体部(14)とに二分割
して、着脱部をもって付けたり外したりできるようにし
たものである。 (イ) 図4が示すように、本体(1)の上方にボタン
を複数個取り付ける。 (ロ) 丈の短い垂下体部(14)を形成し、その衿ぐ
りの谷底の部分が、本体 (1)の上側辺より下にならないよう配置して位置づ
け、本体(1)のボタンが該当する箇所にそれぞれボタ
ンホールを設ける。 (ハ) 垂下体部(14)を本体(1)に取り付けると
図5のようになる。図6は、図5の右側面図である。 (ニ) 又、図7のように、垂下体部を左垂下体部(1
5)と右垂下体部(16)に別けて独立させ、それぞれ
の下辺部に面ファスナーを取り付け、図8のように本体
(1)の上辺に取り付けられた面ファスナーの適宜の場
所に接続させて、衿ぐりの大きさを加減する方法もあ
る。 以上の構造よりなる第三の実施形態の肩巻き用垂下体付
き掛け寝具である。
【0009】第四の実施形態 (イ) 図9に示すように、本体(1)の素材と異なる
素材で作られた垂下体部(14)を本体(1)の上辺部
に取り付ける。この時、垂下体部(14)の衿ぐりの谷
底の部分が、本体(1)の上側辺より下にならないよう
配置して取り付ける。取り付ける方法としては、面ファ
スナーやオープンファスナー等をもって着脱可能とする
方法や、直接縫い付けて固定する方法がある。 (ロ) 異なる素材の組合せの例については、本体
(1)が肌掛け布団で肩巻き用垂下体部が毛布である場
合、又、本体(1)がガーゼやタオル素材等で、肩巻き
用垂下体部が毛布である場合、又、本体(1)が毛布素
材で、垂下体部が薄い布団状のものである場合等、いろ
いろある。 (ハ) 使い方としては、従来の掛け布団の下に入れて
使用したり、従来のかけ布団と毛布の間に入れて使用す
るとよい。 以上の構造よりなる第四の実施形態の肩巻き用垂下体付
き掛け寝具である。
【0010】
【発明の効果】本発明を使用することによって、首まわ
りや肩口から侵入してくる外気を効率よく遮断すること
ができるので、安眠を得ることができる。又、肩覆い部
が従来のものの2分の1ぐらいの大きさなので、軽量で
扱いやすく、肩まわりもすっきりする。略三角形状の垂
下体部にすることによって、肩を巻き込むことが可能と
なり、保温効果を更に高めることができる。又、寝相が
変化しても肩や背中を覆い続けてくれるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態における肩巻き用垂下
体付き掛け寝具の平面図
【図2】本発明の第二の実施形態における分離したとこ
ろの連結分離型肩巻き用垂下体付き掛け寝具の平面図
【図3】本発明第二実施形態におけるオープンファスナ
ーをもって連結したところの連結分離型肩巻き用垂下体
付き掛け寝具の平面図
【図4】本発明第三の実施形態における分離したところ
の連結分離型肩巻き用垂下体付き掛け寝具の平面図
【図5】本発明第三の実施形態におけるボタンとボタン
ホールをもって連結したところの連結分離型肩巻き用垂
下体付き掛け寝具の平面図
【図6】本発明第三の実施形態におけるボタンとボタン
ホールをもって連結したところの連結分離型肩巻き用垂
下体付き掛け寝具の右側面図
【図7】本発明第三の実施形態における左右の垂下体部
が独立して分離したところの連結分離型肩巻き用垂下体
付き掛け寝具の平面図
【図8】本発明第三の実施形態における独立した左右の
垂下体部が面ファスナーをもって連結したところの連結
分離型肩巻き用垂下体付き掛け寝具の平面図
【図9】第四の実施形態における本体(1)と異なる素
材をもってできている垂下体部(14)を取り付けたと
ころの連結分離型肩巻き用垂下体付き掛け寝具の平面図
【図10】第四の実施形態における本体(1)と異なる
素材をもってできている垂下体部(14)を取り付けた
ところの連結分離型肩巻き用垂下体付き掛け寝具の右側
面図
【図11】従来よりある肩布団の平面図
【図12】肩覆い部の角が丸くカットされている従来よ
りある肩布団の平面図
【図13】従来よりある肩布団の肩覆い部と本発明の肩
巻き用垂下体部を比較するために三角形のコーナー部を
示した平面図
【図14】本発明第一の実施形態の使用状態を示す斜視
【符号の説明】
1 方状形の掛け寝具本体 2 衿ぐり辺 3 衿ぐり辺 4 頂点 5 頂点 6 上辺端 7 上辺端 8 肩辺 9 肩辺 10 垂下体 11 垂下体 12 上部掛け寝具 13 下部掛け寝具 14 垂下体部 15 左垂下体部 16 右垂下体部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方状形の掛け寝具本体(1)と、この掛
    け寝具本体(1)の上辺部左右の掛け寝具本体(1)か
    ら延設された肩巻き用垂下体部とで構成され、該肩巻き
    用垂下体の形状は、それぞれ掛け寝具上辺中心部から上
    方へ向かって、首まわりに近似した曲線形状を持つ衿ぐ
    り辺と、衿ぐり辺の延長線上の頂点から掛け寝具本体
    (1)の上辺端部へ向けて、傾斜してゆく肩辺の二辺を
    もって延設された略三角形状であり、前記肩巻き用垂下
    体は、使用時、掛け寝具が就寝者の身体によって隆起す
    ると、首まわりと肩口に寄ってきて、垂れ幕のように垂
    下し、その肩辺が床面に密着し、肩を巻きこみ、外気が
    掛け寝具内に侵入してくるのを防ぐ構造となっているこ
    とを特徴とした肩巻き用垂下体付き掛け寝具。
  2. 【請求項2】 肩巻き用垂下体付き掛け寝具を、上下に
    二分割したところの、上部掛け寝具と下部掛け寝具とで
    構成されており、上部掛け寝具の下辺と、下部掛け寝具
    の上辺とに取りつけられた、接続具をもって連結分離で
    きることを特徴とした請求項1記載の連結分離型肩巻き
    用垂下体付き掛け寝具。
  3. 【請求項3】 方状形の掛け寝具本体(1)の上辺部
    に、本体(1)とは異なる素材をもって作られたところ
    の肩巻き用垂下体部を取りつけたことを特徴とする、請
    求項1及び請求項2記載の肩巻き用垂下体付き掛け寝
    具。
JP2000223108A 2000-06-19 2000-06-19 肩巻き用垂下体付き掛け寝具 Pending JP2002000423A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024414A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Hajime Gokan 掛け布団

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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