JP2001527431A - 血管創傷閉鎖装置 - Google Patents

血管創傷閉鎖装置

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    • B29K2067/003PET, i.e. poylethylene terephthalate

Abstract

(57)【要約】 患者の血管構造における刺し傷を閉じ易くする装置(100)はガイドワイヤと協働して使用され、患者の刺し傷の箇所を見つけ、この刺し傷を隔絶するのを助ける。レトラクター(100)は、患者に位置決めされると、周囲の組織を横方向に移動させ、医師が創傷の正確な箇所を見つける際のガイドとして作用する。組織を横方向に移動させ、患者の身体の表面から刺し箇所までトンネルを形成するレトラクター(100)と協働して二重スリーブ付きバルーンを使用することができる。レトラクター(100)は好ましくはクリップを創傷箇所に供給する外科クリップアプリケータとの組み合わせで使用されるが、縫い留めおよびステープル留めのような他の創傷閉鎖方法の場合にも使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 血管創傷閉鎖装置 発明の分野 本発明は患者の血管構造における刺し傷または他の創傷の閉鎖を助成する装置 に関する。詳細には、本発明は血管構造における穴の位置を見つけ、この穴を隔 絶し、適切な創傷閉鎖装置をその箇所へ案内して、外科クリップ、縫い糸または ステープルを使用して創傷を閉じるように助成する血管創傷閉鎖装置に関する。 発明の背景 手足における著しく狭くなった動脈を通る血液の流れを増大したり、復帰させ たりする末梢血管疾患の治療に、経管腔バルーン血管形成法が使用されており、 この経管腔バルーン血管形成法は冠状動脈の閉塞の治療にも使用されている。実 際、冠状血管形成は狭窄性および閉塞冠状動脈の血管再新生のためのバイパス手 術に対する主な実行可能変更例として出現した。バイパス手術とは違って、血管 形成法は一般の麻酔、胸壁部の開口、心―肺機械の使用、または輸血を必要とし ない。血管形成法は患者に対してさほど侵略的でも、外傷的でもないだけではな く、短い病院滞在および短い回復時間のため、さほど高価でもない。 経管腔バルーン血管形成法は、まず中空の針を皮膚の挿通し、患者の大腿部動 脈に挿入することにより行われる。中空の針に通してガイドワイヤを動脈の中へ 前進させ、次いで治療すべき閉塞血管または心弁の箇所に向けて患者の血管構造 に沿って前進させる。X線像形成を使用してガイドワイヤを血管系を通して治療 すべき狭窄部を丁度過ぎた位置に移動させるのを助ける。次いで、バルーンカテ ーテルをガイドワイヤ上に通し、収縮バルーンが狭窄部内に入るまでバルーンカ テーテルを前進させる。次いで、バルーンを繰り返し膨らまして狭くなった血管 を広げる。手順が完了した後、カテーテルおよびガイドワイヤを血管および患者 から抜き取る。 血管の外観を変える疾患を検出するのに使用される血管造影法は同様な方法で 行われる。まず、中空針を皮膚に挿通させて大腿部動脈に挿入し、次いでガイド ワイヤを針に挿通して患部血管に挿入する。次いで、カテーテルを所望の位置ま で案内するためにX線造影を使用してカテーテルをガイドワイヤ上に通し、検査 すべき血管に挿入する。次いで、患部血管の沿った血液の流れを調べることがで きるように、コントラスト媒体を注入し、急速な連続X線写真を取る。完了する と、カテーテルおよびガイドワイヤを患者の身体から取り出す。 血管形成法または血管造影法中に使用されたカテーテルおよびガイドワイヤを 取出した後、大腿部動脈における刺し傷を閉じて動脈内の刺し箇所からの出血を 止めなければならない。現在、出血を止める試みにおいてアイスパックおよび圧 力を数時間持続する期間、動脈に付与する。ステープル、クリップおよび縫い糸 を使用して刺し傷を閉鎖するのに努力がなされてきたが、これらの努力は主とし て大腿部動脈における刺し傷の位置をはっきりと確認し、この刺し傷を可視化す ることができないことに因り首尾良くいかなかった。 また、患者の血管構造に他の創傷も位置を見つけ接近するのが難しい。かくし て、内腔内バルーン血管形成法および血管造影法を従って大腿部動脈刺し傷のよ うな患者の血管構造における創傷を閉鎖し易くする装置および方法が極めて有利 である。刺し傷の位置を見つけ、ステープル、クリップまたは縫い糸を使用して 傷を閉じ易くするのを助成する能力を有する装置によれば、現在のところこのよ うな傷と関連した長期な出血を無くせる。 発明の概要 本発明の創傷閉鎖装置は患者の血管構造における刺し傷の位置を見つけ、隔絶 するのを助成する。この装置は診断および治療手順中、血管構造に通常挿入され るガイドワイヤと協働して使用される。本発明の装置は医師が傷を閉じるのを助 成し、かくしてこれらの手順と関連した長期の出血を無くす。 本発明の1つの特徴によれば、大腿部動脈における創傷を閉じ易くする装置が 提供される。この装置は雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を有するボデ ィ部分を備えている。ボディ部分は2つの半体に分離可能であり、半体の各々は 溝が設けられた平らな内面を有しており、上記内面が互いに当接すると、溝がボ ディ部分を通るチャンネルを形成するようになっている。また、レトラクターは 穴を設けた雌ねじキャップを備えている。雌ねじ部はボディ部分の雄ねじ部に係 合するようになっており、キャップがボディ部分に係合すると、穴がボディ部分 のチャンネルのすぐ上に位置決めされて、レトラクターの長さだけ延びる1つの 連続チャンネルを形成する。 本発明の一実施例では、装置は更に、ボディ部分の近位端部に位置決めされ、 ボディ部分から横方向に延びる少なくとも1つの把手を備えている。ボディ部分 およびキャップは好ましくはポリプロピレン、ポリエチレン、またはポリテトラ フタレートのような生物適合性工学ポリマーよりなる。ボディ部分およびキャッ プはエラストマーからなることもできる。より好ましくは、ボディ部分およびキ ャップはステンレス鋼のような金属よりなる。 本発明の他の実施例では、装置は更に、ガイドワイヤを備えている。ガイドワ イヤはボディ部分のチャンネルおよびキャップの穴に挿通される。好ましくは、 ガイドワイヤはその遠位端部の近くに取付けられた膨らまし可能なバルーンを有 している。 本発明の他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉鎖し易くするた めの装置が提供される。この装置は雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を 持つボディ部分を有するレトラクターを備えている。ボディ部分は2つの半体に 分離可能であり、半体の各々は溝を設けた平らな内面を有し、内面が互いに当接 すると、溝がボディ部分を通るチャンネルを形成するようになっている。また、 レトラクターは穴が通っている雌ねじキャップを備えている。雌ねじ部はボディ 部分の雄ねじ部に係合するようになっており、キャップがボディ部分に係合する と、穴はボディのチャンネルのすぐ上に位置決めされる。 更に、装置は膨らまし可能バルーンを取付けたガイドワイヤを備えている。ガ イドワイヤはボディ部分のチャンネルおよびキャップの穴に挿通される。また、 遠位端部を有し、且つ2つの横方向に突出した羽根が設けた外科クリップアプリ ケータが使用される。羽根はレトラクターのボディ部分のチャンネル内の嵌合す るようになっている。更に、外科クリップアプリケータはその遠位端部に取付け られてそれから横方向に延びるガイドを備えている。ガイドはその端部を通して ガイドワイヤを受け入れるようになっている。 本発明のさらに他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉鎖し易く する方法が提供される。この方法は、ガイドワイヤの遠位端部が血管構造内に入 り、且つ患者の身体の外側に留まるまで、近位端部および遠位端部と、膨らまし 可能バルーンとを有するガイドワイヤを血管構造に挿入し、膨らまされたバルー ンが創傷の位置で血管構造内に位置決めされるまで、ガイドワイヤの近位端部を 患者の身体から抜き取り、ガイドワイヤの近位端部をレトラクターの遠位端部に 挿入する諸工程を備えている。ガイドワイヤの近位端部をこれがキャップの穴を 通って出るまでレトラクターに挿入する。更に、方法はレトラクターを、その遠 位端部が膨らまされたバルーンに接触するまでガイドワイヤに沿って前進させて 患者の身体に入れ、キャップをレトラクターのボディ部分から取出し、創傷が見 えるまで、レトラクターの2つの半体を分離し、創傷を閉じる諸工程を備えてい る。閉じ工程は好ましくは創傷をクリップ留め、ステープル留めまたは縫い留め することのいずれかよりなる。 好適な方法では、キャップを取り出した後、外科クリップアプリケータをレト ラクターに挿入する。クリップアプリケータをこれが創傷に接触するまでボディ 部分のチャンネルを通して前進させる。閉じ工程は好ましくは、少なくとも1つ の外科クリップを創傷に付けることよりなる。 方法は好ましくは、更に、閉じ工程に先立って、バルーンを窄ませ、ガイドワ イヤを患者の身体から抜き取る。 本発明の更に他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉じ易くする ための他の方法が提供される。この方法は近位端部および遠位端部を有するガイ ドワイヤを、その遠位端部が血管構造内に入り、患者の身体の外側に留まるまで 、血管構造に挿入し、近位端部と、膨らまし可能バルーンを取付けた遠位端部と を有するカテーテルを、遠位端部が動脈内に入り、近位端部が患者の身体の外側 に留まるまで、ガイドワイヤ上に沿って血管構造に挿入し、膨らまし可能なバル ーンを膨らまし、膨らまされたバルーンが創傷の箇所で血管構造内に位置決めさ れるまで、カテーテルを患者の身体から抜き取り、ガイドワイヤおよびカテーテ ルをレトラクターの遠位端部に挿入する諸工程をそなえている。ガイドワイヤの 近位端部がレトラクターのキャップの穴を通って出るまで、ガイドワイヤおよび カテーテルをユニットとして前進させる。 更に、この方法は、レトラクターの遠位端部が膨らまされたバルーンに接触す るまで、レトラクターをガイドワイヤおよびカテーテルに沿って前進させて患者 の身体に挿入し、キャップをレトラクターのボディ部分から取出し、創傷が見え るまで、レトラクターの2つの半体を分離し、創傷閉鎖装置を創傷の箇所まで案 内するためにガイドワイヤを残して、カテーテルを患者から抜き取り、ガイドワ イヤを取出し、創傷を閉じる諸工程を備えている。閉じ工程は好ましくは、創傷 をクリップ留め、ステープル留め、および縫い留めすることのいずれかよりなる 。 好適な実施例では、方法は更に、キャップを取出した後に外科クリップアプリ ケータをレトラクターのボディ部分に挿入し、クリップアプリケータが創傷の接 触するまで、ガイドワイヤ上に沿ってボディ部分のチャンネルを通してクリップ アプリケータを前進させる諸工程を備えている。閉じ工程は好ましくは少なくと も1つの外科クリップを創傷に付けることよりなる。 更に他の好適な実施例では、本発明の方法は更に、閉じ工程に先立って、バル ーンを窄ませ、カテーテルおよびガイドワイヤを患者の身体から抜き取る諸工程 を備えている。 本発明の更に他の好適な実施例では、患者の血管構造における創傷を閉じ易く する装置が開示される。この装置は雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を 有するボディ部分を備えている。ボディ部分は2つの半体に分離可能であり、各 々は溝を設けた平らな内面を有しており、内面が互いに当接すると、溝はボディ 部分を通るチャンネルを形成するようになっている。また、装置は雄ねじ近位端 部から遠いカラー部分を有しており、このカラー部分は上記ボディ部分の両半体 を横切る少なくとも1つの案内通路を備えている。また、装置は案内通路に挿入 可能な少なくとも1つのピンと、雌ねじ管状キャップとを備えている。雌ねじ部 はボディ部分の雄ねじ部に係合するようになっている。また、装置はピンから横 方向に延びる把手と、案内通路に対して直角にカラー部分に形成された少なくと も1つの押えねじ穴と、少なくとも1つの押えねじとを有している。 また、装置は好ましくは、開放近位端部および開放遠位端部を有し、ガイドワ イヤを受入れるようになっている中空の拡張器を備えている。拡張器はボディ部 分のチャンネルおよび管状キャップに挿通することができる。更に、拡張器は装 置のテーパした遠位端部を受入れるように寸法決めされた切欠きを遠位端部の近 くに備えている。拡張器は好ましくは、切欠きから離れて位置決めされた側壁部 を通る少なくとも1つの表示穴を有している。また、拡張器の外壁部に圧力セン サを取付けることもできる。 好適な実施例では、ガイドワイヤを中空の拡張器に挿通する。中空の拡張器は ガイドワイヤを受入れるようになっている開放近位端部および開放遠位端部を有 しており、拡張器はボディ部分のチャンネルおよび管状キャップに挿通すること ができる。また、拡張器はその遠位端部に設けられた二重スリーブ付き膨らまし 可能なバルーンと、少なくとも1つの表示穴とを有してもよい。二重スリーブ付 き膨らまし可能なバルーンは表示穴から略1.5mmの近いところに設けられて いる。 装置は好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレンまたはポリテレフタレート またはエラストマーのような生物適合性ポリマー、或いはステンレス鋼のような 金属よりなる。 本発明の更に他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉じ易くする 装置が提供される。この装置はレトラクターと、ガイドワイヤを受入れるように なっている中空の拡張器と、ガイドワイヤとを有している。外科クリップアプリ ケータの遠位端部に取付けるようになっているガイド組立体を使用することもで きる。この組立体はガイドワイヤを受入れるように寸法決めされた取付け管を有 するガイドボディに取外し可能に取付け可能であるガイドプレートを備えている 。ガイドプレートはレトラクターのチャンネルに嵌合するようになっている取付 けられた2つの横方向に突出した羽根を有している。 また、この装置は、好ましくは、注射器のような拡張器の近位端部に取付けら れた負圧源を有している。複数のポートを有するY字コネクタを拡張器の近位端 部の取付けてもよく、負圧源をY字コネクタのポートのうちの一方に取付けても よい。 本発明の更に他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉じ易くする 方法は提供される。この方法は、遠位端部の近くに切欠きを有する中空の拡張器 の近位端部を、丸い雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を有するボディ部 分を備えたレトラクターの遠位端部に挿入し、テーパした遠位端部が拡張の切欠 き内に位置決めされるようにレトラクータを拡張器に取付け、ガイドワイヤを創 傷を通して患者の血管に挿入し、ガイドワイヤの近位端部が拡張器近位端部を通 って出るまで、ガイドワイヤの近位端部をレトラクターを取付けた拡張の遠位端 部に挿入し、血液が血管から拡張器に吸入されるまで、負圧源を拡張に設けなが ら、拡張器およびレトラクターをガイドワイヤに沿って患者の身体の中へ前進さ せ、キャップをレトラクターから取外し、レトラクターの2つの半体を分離し、 ガイドワイヤおよび拡張器を患者の身体から取出し、創傷を閉じる諸工程を備え ている。 創傷をクリップ留め、ステープル留めまたは縫い留めにより閉じることができ る。好ましくは、方法は更に、横方向に延びる羽根を有するガイドを外科クリッ プアプリケータの遠位端部に取付け、羽根をレトラクターのボディ部分に挿入し 、クリップアプリケータをこれが創傷に接触するまでレトラクターのチャンネル を通して前進させる諸工程を有している。次いで、少なくとも1つの外科クリッ プを創傷に付ける。 ガイドは好ましくは、ガイドワイヤを受け入れるためのガイド管を有し、方法 は更に、ガイドワイヤの近位端部をガイド管に挿通することを有している。アプ リケータをこれが創傷に接触するまでガイドワイヤ上に沿ってレトラクターのチ ャンネルを通して前進させる。 本発明の更に他の特徴によれば、患者の血管構造における創傷を閉じ易くする 方法において、ガイドワイヤを、その遠位端部が血管構造内に入り、近位端部が 患者の身体の外側に留まるまで、創傷を通して血管構造に挿入し、ガイドワイヤ の近位端部を、二重スリーブ付きバルーンを遠位端部に設けた中空の拡張器に挿 入し、拡張器をガイドワイヤ上に沿って血管構造の中へ前進させ(これは拡張を 通して吸引されている血液により示され、これは創傷に届いたことを示している )、ガイドワイヤおよび拡張器をレトラクターに挿入し、遠位端部が2つのスリ ーブの遠位の取外し可能な接合部に達するまで、レトラクターを二重スリーブ付 きバルーンの2つのスリーブ間を前進させ、キャップをレトラクターから取外し 、レトラクターの2つの半体を分離し、創傷閉鎖装置を創傷まで案内するために ガイドワイヤを適所の残して、拡張器および二重スリーブ付きバルーンの内側ス リーブを取出し、(この際、バルーンの外側スリーブは身体の表面から創傷まで トン ネルを形成する)、ガイドワイヤを取出し、創傷を閉じる諸工程を備えている方 法が提供される。創傷の閉鎖はクリップ留め、ステープル留めおよび縫い留めに よりなすことができる。 好ましくは、この方法は横方向に延びる羽根を有するガイドを外科クリップア プリケータの遠位端部に取付け、キャップを取り外した後に羽根をレトラクター に挿入し、クリップアプリケータをこれが創傷に接触するまでレトラクターのチ ャンネルを通して前進させる諸工程を有している。次いで、少なくとも1つの外 科クリップを創傷に付ける。 ガイドは好ましくは、更にガイドワイヤを受入れるためのガイド管を備えてお り、方法は更に、ガイドワイヤをガイド管に挿通し、アプリケータをこれが創傷 に接触するまでガイドワイヤ上に沿ってレトラクターのチャンネルを通して前進 させることを含んでいる。 また、請求項に記載の方法は好ましくはガイドワイヤ上に沿った拡張器の前進 中、血液が血管構造から拡張器に吸入されるまで、負圧源を拡張器設けることを 含む。 図面の簡単な説明 第1図は血管形成法および血管造影法中、代表的に大腿部の動脈が接近されて 刺される箇所を示す人間の身体の一部の側面図である。 第2図は本発明の創傷閉鎖装置の一実施例の斜視図である。 第3図は本発明の創傷閉鎖装置の分解斜視図である。 第4図は中空針を経て接近された大腿部の動脈と、膨らまし可能なバルーンを 取付けてあり、中空の針を通して大腿部の動脈に挿入されたガイドワイヤとを示 す人間の身体の一部の横断面図である。 第5図は本発明の創傷閉鎖装置と協働して使用される外科クリップアプリケー タの遠位端部の側面図である。 第6図はガイドワイヤを位置決めして大腿部の動脈を示し人間の身体の一部の 部分横断面図、および遠位先端部が大腿部の動脈の刺し傷の箇所にある状態でガ イドワイヤ上に位置決めされた本発明のレトラクターの斜視図である。 第7図はキャップを取外し、且つ外科クリップアプリケータがレトラクター内 の溝に挿入された状態のレトラクターの側面図である。 第8図は第7図の線8―8に沿ったクリップアプリケータおよびレトラクター の横断綿である。 第9図は本発明による大腿部動脈閉鎖装置の別の実施例の斜視図である。 第10図は第9図に示す大腿部動脈閉鎖装置の分解斜視図である。 第11図はわずかに分離され、拡張が挿通された第9図および第10図のレト ラクターの2つの半体の側面図である。 第12図は拡張器およびガイドワイヤが挿通されたレトラクターの遠位端部の 横断面図である。 第13図は大腿部動脈局部化/閉鎖組立体の構成要素の側面図である。 第14図はわずかに分離され、且つアプリケータガイドおよびガイドワイヤを 挿通した外科クリップアプリケータを有するレトラクターの2つの半体の側面図 である。 第15図は本発明の外科クリップアプリケータガイドの頂面図である。 第16図はガイドワイヤが挿通されたクリップアプリケータガイドの側面図で ある。 第17図は遠位端部に取外し可能な二重スリーブ付きバルーンを有する拡張器 の拡大斜視図である。 第18図はバルーンのスリーブを膨らました状態の第17図の拡張器の拡大斜 視図である。 第19図はバルーンのスリーブ間に挿入されたレトラクターの別の具体例を有 する第18図の拡張器の拡大斜視図である。 第20図はレトラクターおよびバルーンの外側スリーブにより形成されたトン ネルを示し、拡張器を取外した状態の第19図の拡張器およびレトラクターの拡 大斜視図である。 好適な実施例の詳細な説明 前置き 下記の説明は大腿部の動脈における刺し傷の閉鎖を詳細に示しているが、本発 明は大腿部の動脈にのみ使用することに限定するものではない。むしろ、下記の 説明は単に例示的なものであって、当業者は血管系に対する他の種類の創傷に使 用するように以下に説明する方法を容易に変更できよう。 まず第1図を参照すると、血管形成法または血管造影法中、大腿部動脈10が 代表的に接近されて刺された箇所5を示す人間の身体の一部の側面図が示されて いる。これらの手順中、中空の針15をまず、皮膚を通して大腿部動脈10に挿 入する。次いで、第4図に示すように、ガイドワイヤ20を中空針15の近位端 部を通して動脈10に挿入し、針15を患者から抜き取る。ガイドワイヤ20を 所望の位置へ差し向ける助けとして、しばしば、X線造影を使用して、ガイドワ イヤ20を患者の血管構造を通して前進させる。 ガイドワイヤ20が所望の位置にあると、カテーテルを使用する。ガイドワイ ヤ21の近位端部をカテーテルの遠位端部に挿入し、カテーテルをガイドワイヤ 20上に沿って通し、所望の位置まで前進させる。血管形成法の場合、カテーテ ルは遠位端部に取付けられた膨らまし可能なバルーンを有している。狭窄部内の 適所にあると、バルーンを繰り返し膨らましたり窄ませたりして狭くなった血管 を広げる。血管造影法の場合、すぐ上で述べたようにカテーテルをガイドワイヤ 20上に沿って検査べき血管の中へ通す。次いで、患部の血管に沿った血液の流 れを調べることができるよう、コントラスト媒体を注入し、急速な連続X線写真 を取る。 これらの手順のいずれかが完了した後、カテーテルおよびガイドワイヤ20を 血管および患者から抜き取る。中空針15、ガイドワイヤ20およびカテーテル の挿入により生じられる大腿部動脈10の刺し傷25を閉じて、動脈10の刺し 箇所25を通る出血を留めなければならない。レトラクターの構成 大腿部動脈10の創傷25を閉じ易くするために、レトラクター30を用いる 。レトラクター30は、第2図および第3図に示すように、ボディ部分35およ びキャップ40を備えている。レトラクター30のボディ35は幅狭いテーパし た遠位端部37および幅広い円形の近位端部41を有している。この装置30は 各半体35a、35bに1つずつ、そのボディ35に位置決めされた2つの把手 43、45を有している。把手43、45はレトラクター41の近位端部からほ ぼ3分の1のところに位置決めされており、レトラクター35のボディから横方 向に延びている。これらの把手43、45は使用者が装置30を取り扱うのを助 ける。また、レトラクター30は穴47を有する円形キャップ40を近位端部4 1に備えている。この穴47は装置30の全長にわたって延びているチャンネル 50の中へ延びている。 図3に示すように、レトラクター30のキャップ40およびボディ35は分離 可能な部片、キャップ部分40およびボディ部分の2つの半体35a、35bよ りなる。取外し可能はキャップ40は雌ねじ55になっている。ボディの2つの 半体35a、35bの近位端部39は雄ねじ60になっており、キャップ40を 取外し可能に受け入れるようになっている。レトラクターのボディの各半体35 a、35bはその平らな内面67に半円形の溝65を有している。キャップ40 を第2図に示すようにボディの両半体35a、35bに確実にねじ込むと、3つ の部片は相互に接合され、半円形溝65は装置30の内部を通って延びるチャン ネル50を形成し、このチャンネル50は近位端部41におけるキャップ47の 穴のところで始まって、ボディ35を通って連続し、ボディの両半体35a、3 5bが合わさるところのレトラクター37の遠位端部の小さい穴49で終わって いる。キャップ40をボディ35から外すと、ボディの両半体35a、35bを 第3図に示すように互いに離れる方向に移動させることができる。レトラクターの別の実施例 本発明の他の好適な実施例が第9図および第10図に示されている。この実施 例では、レトラクター100は引っ込み機構を有しており、この引っ込み機構に よりレトラクターボディ102の2つの半体102a、102bをそれらの整合 を維持しながら所望距離、互いに離れる方向に移動することができる。また、レ トラクターはボディ部分102および環状キャップ104を備えている。ボディ の両半体102a、102bは雌ねじ105キャップ104により初めに互いに に保持されている。このキャップ104はレトラクターボディの雄ねじ半体10 2a、102bに対してねじ付けたり外したりされる。キャップの外面は106 はキャップ104を手で締めつけたり緩めたりするのを容易にするように構成さ れている。第10図に示すように、レトラクターボディの半体102a、 102bはその平らな内面128の中心から長さ方向下方に延びる半円形の溝1 26を有している。内面128が互いにに当接するようにキャップ104をレト ラクターボディの両半体102a、102bにしっかりねじ付けると、半円形の 溝126はチャンネル108を形成する。キャップ104はチャンネル108に 接近し得るようにその中心を通って両端部が開放している。 更に、レトラクター100は第9図および第10図に示すように、雄ねじ近位 端部103から離れてレトラクターボディ102に位置決めされたカラー110 と、一端が直角な把手116cに、他端部が箇所124a、124bでレトラク ターボディの一方の半体102a取付けられた2つの平行ピン116a、116 bよりなるピン組立体116と、2つの押えねじ120a、120bを備えてい る。第10図に示すように、ピン116a、116bは、レトラクターボディの 一方の半体102bがピン116a上を他方の半体102aから離れる方向に摺 動することができるようにレトラクターボディの一方の半体102bのカラー領 域110bを通って設けられた案内通路118a、118bを横切っている。カ ラー110bは雄ねじ式押えねじ120a、120bを受け入れるようになって いる雌ねじ穴122a、122bを有している。押えねじ120a、120bは 、これらを前進させると、ピン116a、160bを締めつけ、かくしてレトラ クターボディの両半体102a、102b間の距離を固定するようにピン案内通 路118a、118bに対して直角にカラー領域110aに入る。 第11図ないし第13図に示すように、レトラクター100は好ましくは拡張 器150と協働して使用される。当業者には公知のように、中空拡張器150は 好ましくはその近位端部にルアーコネクタのような標準雄コネクタを有しており 、その遠位端部が幅狭くテーパになっている。拡張器160の内径はガイドワイ ヤを受け入れるのに十分に大きく、従って、拡張器15をガイドワイヤ144に 沿って大腿部動脈の内腔に供給することができる。拡張器は一般には、刺し箇所 を拡大し、大腿部動脈への接近を向上させるために血管形成法および血管造影法 のような手順に使用される。本発明によれば、拡張器は好ましくはその全周にわ たってその遠位端部151の近くで切欠き152、154が形成されている。切 欠き152は、レトラクター100を拡張器150上に閉じると、レトラクター ボ ディ112の鋭い遠位先端部が拡張器の切欠き152に埋められるようにレトラ クターボディの両半体102a、102bのテーパした遠位先端部用の座部をな す。これは拡張器150とレトラクター100との間の滑らかな変化部を形成す る(第12図)。切欠き154は、拡張器を適切に位置決めすると、大腿部動脈 の壁部が位置する溝をなす。如何により十分に説明するように、ガイドワイヤ1 44を拡張器150に挿通し、次いで拡張器150をレトラクター100に挿通 すると(第12図および第13図)、拡張器150はレトラクターボディ102の 長さにわたって延びる円形の内部チャンネル108(第9図)内にしっかり位置 する。 また、拡張器150は好ましくは、少なくとも1つの表示穴154を有してい る。第11図ないし第13図に示す拡張器150は互いに直接対向し、切欠き1 52から数ミリメートル遠いところに位置決めされた2つの表示穴154(第1 1図および第12図)を有している。穴154と切欠き153との間の距離Xは 好ましくは大腿部動脈の壁部の厚さよりほんのわずかに大きい。変更例として、 拡張器150の外側に設けられた先端に変換器の付いた圧力監視カテーテルを拡 張器150および表示穴154と協働して使用してもよい。表示穴154および 圧力センサの使用を以下に詳細に説明する。 全大腿部動脈局部化/閉鎖組立体を備えた本発明の好適な実施例が第13図に 示されている。元の刺し傷から現れるガイドワイヤ144を拡張器150を通し て送り、次いで拡張器150をレトラクター100に挿通する。レトラクター1 00は、その遠位先端部112が拡張器150の切欠き152内に位置するよう に拡張器150に設けられている。好ましくは、拡張器150の近位端部の雄継 手149が市販の3方Yコネクタ156の1つのポートに連結されている。注射 器158または負圧を与える他の手段がYコネクタ156の他のポートのうちの 1つに連結されており、ガイドワイヤ144の近位端部は残りのポートを経てY コネクタ156の近位端部から出ている。従って、Yコネクタ156は拡張器1 50およびガイドワイヤ144の近位端部のシールとして作用する。 本発明の別の好適な実施例では、変更された拡張器およひレトラクターを使用 する。第17図に示すように、二重スリーブ付きバルーン170が拡張器150 に表示穴154より近位のところの遠位端部151の近くに取外し可能に取付け られている。好ましくは、バルーン170はほぼ動脈の壁部の幅、例えば、1. 5mmである表示穴154からの距離のところに設置されている。膨らまし可能 な二重スリーブ付きバルーン170はこれを大腿部動脈10に嵌まらせるように その遠位端部のところで傾斜されている。バルーン170はバルーンを膨らまし てり窄ましたりする膨らまし手段を有している。レトラクター100は上記のよ うにテーパした遠位先端部を有するのではなく、円筒形遠位端部を有している。 この形状は挿入中、レトラクター100が動脈に入るの防ぐ。二重スリーブ付き バルーン170および円筒形レトラクター100の使用を以下に詳細に説明する 。 本発明のレトラクターは好ましくは、多くの強い生物適合性の工学ポリマーの うちの1つで形成されている。ポリプロピレン、ポリエチレンまたはポリテレフ タレートのようなプラスチックが好ましい。シラスチックまたはシリコーンのよ うなエラストマーを使用することもできる。より好ましくは、レトラクターを形 成するのに、ステンレス鋼、外科鋼またはチタンのような金属が使用される。外科クリップアプリケータ 本発明のレトラクターは外科クリップ、ステープルおよび縫い糸を使用して患 者の血管構造の創傷を閉じ易くするのに使用される。従って、本発明の一特徴は 外科クリップアプリケータ70の使用を含む。本発明のレトラクター30と共に 使用する外科クリップアプリケータ70が第5図に示されている。この図に示す ように、クリップアプリケータ75の遠位端部には、2つの突出羽根77a、7 7bが取付けられており、これらの羽根はクリップアプリケータ75の遠位端部 の側面から横方向に延びている。これらの羽根77a、77bは第8図で最も良 くわかるように、レトラクター30のボディの2つの半体35a、35bの内面 に位置決めされた溝65内に嵌合するように構成されている。クリップアプリケ ータ70の羽根77a、77bがレトラクター30のボディの2つの半体35a 、35bの溝65にある状態で、以下により詳細に説明するようにクリップアプ リケータ70が患者の身体内の適切な位置へ案内される。また、外科クリップア プリケータ70は好ましくはその遠位端部75に取付けられたガイド80 を有している。ガイド80は好ましくはクリップアプリケータ70の側面から横 方向に延びており、その近位端部および遠位端部が開放しているので、ガイドワ イヤ20をそれに通すことができる。このガイド80は以下に説明するようにク リップアプリケータ70を血管刺し穴25の箇所まで正確に案内するためにガイ ドワイヤ20との組み合わせで使用される。 また、外科クリップアプリケータ70は好ましくはその羽根77a、77bの 羽根の近位端部が終わる箇所で遠位端部75の近くに位置決めされたストッパ8 5を有している。後述するように、ストッパ80は血管刺し穴25の箇所にクリ ップアプリケータ70を適切に位置決めするのを助け、且つクリップアプリケー タ70が患者の身体に深く挿入されのを防ぐ。 第14図ないし第16図を参照すると、外科クリップアプリケータ130の別 の好適な具体例が示されている。このクリップアプリケータ130は標準の市販 外科クリップアプリケータ132を組み入れている。本発明によれば、アプリケ ータはその遠位端部の近くに取外し可能に結ばれたガイド組立体を有するように 変更されている。ガイド組立体はボディ140に取外し可能に固着された羽根付 きガイドプレート138を備えている。第14図ないし第16図に示す実施例で は、ガイドプレート138を取付けるのにアレンねじ142を使用しているが、 他の周知な取付け手段を使用することもできる。外科クリップアプリケータの遠 位端部は羽根付きガイドプレート138をガイドボディ140に結ぶときに形成 されるチャンネル148(第15図)内を摺動する。 ガイドボディ140には、ガイドワイヤ144を受け入れるようになっている ガイド管136が取付けられている。上記ガイド管136の好適な実施例は、ガ イドワイヤ144が入ると、ガイド管136を閉じる機構を有している。このよ うな機構は上記ガイド管136内に嵌まる第2の部分的に開放した管を含むのが よい。両管の開口を整合させるときに、ガイド管136を開放するか、或いは両 管の開口部がずらすときに、ガイド管136を閉鎖するために、この第2管をガ イド管136内で回転させることができる。この開放および閉鎖を容易にするた めに、内側の管は好ましくは外側のガイド管136のスロットを通る把手を有し ている。この機構は宝石品に一般に使用される閉鎖構造のようにばね付勢するこ とができる。 外科クリップアプリケータガイド組立体134はレトラクター100およびガ イドワイヤ144とともに、以下に詳述するように大腿部動脈の刺し穴の箇所で クリップアプリケータ132を正確に案内するように設計されている。上述のよ うに、羽根付きガイドプレート138の横縁部はレトラクターボディの各半体1 02a、102bの内面に位置決めされた溝126(第10図)に嵌まるように 構成されている。外科クリップアプリケータ132はその遠位端部のところでガ イド管136を通るガイドワイヤ144に追従してレトラクターボディの引っ込 み半体102a、102b間で案内される。使用方法 まず第4図ないし第8図を参照して、大腿部動脈10に創傷25を閉じるのに 外科クリップアプリケータ70と協働してレトラクター30を使用する方法を以 下に説明する。上述のように、血管形成法または血管造影法の間、まず大腿部動 脈10に中空の針15を刺し、ガイドワイヤ20をそれに挿通する(第4図)。 ガイドワイヤ21の近位部分が患者の身体の外側に留まる。ガイドワイヤの遠位 端部23が大腿部動脈10内に適所になった後、中空針15を取り出す。次いで 、カテーテル(図示せず)をガイドワイヤ20上に沿って通し、患者の身体に挿 入する。 好適な実施例では、遠位端部の近くに位置決めされた膨らまし可能なバルーン 24を有する特別に設計されたガイドワイヤ20を診断または治療手順に使用す る。ガイドワイヤ20を中空針15を通して患者の血管構造に挿入する。変更例 として、例えば、バルーン血管形成手順の場合、当業者に周知の標準ガイドワイ ヤをバルーンカテーテルと協働して使用することができる。ガイドワイヤ20に 位置決めされたバルーン24の代わりに、カテーテルの遠位端部のバルーンを使 用することができる。 治療手順または診断手順の完了に引続き、手順中に使用したカテーテルを取り 出す。ガイドワイヤ20は患者の血管構造に適所に留まる。(なお、遠位端部に バルーンを有するガイドワイヤの代わりにバルーンカテーテルを使用する場合、 カテーテルを患者の内側に残し、そのバルーンの使用は後述のガイドワイヤ20 のバルーン24の使用と同じである)。 医師が大腿部動脈10の創傷25を閉じたい場合、医師は、まず、ガイドワイ ヤ20および/またはカテーテルの遠位端部23が大腿部動脈の剌し箇所25に 近くで大腿部動脈10内に入るまで、患者の身体21の外側に留まるガイドワイ ヤ20および/またはカテーテルの一部を使用して患者の血管構造を通してガイ ドワイヤ20および/またはカテーテルを抜き取る。次いで、ガイドワイヤ20 またはカテーテルの遠位端部23のところのバルーン24を膨らまし、医師が幾 らかの抵抗を感じるまで、ガイドワイヤ20またはカテーテルを更に抜き取る。 これはバルーン24が大腿部動脈10の内側で、刺し傷の箇所にあることを示し ている。次いで、医師はガイドワイヤ21の近位端部を完全に組み立てられたレ トラクター30の遠位端部37に位置決めされた穴49に挿入する(第2図、第 3図および第6図)。ガイドワイヤ21の近位端部がレトラクターの近位端部4 1のところのキャップ40の穴47を通って出るまで(第6図)、ガイドワイヤ 20をレトラクター35のボディに形成されたチャンネルに通す。次いで、抵抗 が感じられるまで、レトラクター30をガイドワイヤ20に沿って患者の身体の 中へゆっくり前進させる。抵抗はレトラクターの遠位端部37が大腿部動脈10 内の膨らまされたバルーン24に接触している示している。従って、レトラクタ ーの遠位端部37は第6図に示すように、大腿部動脈25における剌し穴の箇所 に適切に位置決めされる。 好適な実施例では、大腿部動脈閉鎖レトラクター30と協働して使用されるガ イドワイヤ20はこれを適切に位置決めしたことを示すのを助ける印し27を有 している(第6図)。印し27は好ましくはガイドワイヤ20の小さいビードま たは着色線よりなる。ガイドワイヤ上の印し27はバルーンの遠位端部26から 遠位のところに設置されている。レトラクター30の長さを測定し、印し27は バルーン26の近位端部から測定して、ガイドワイヤ20の近位方向に少なくと も同じ長さで形成される。かくして、レトラクター30をガイドワイヤ20上に 沿って前進させ、抵抗を感じると、医師は第6図に示すようにガイドワイヤ上の 印し27がレトラクターの近位端部41を通って出たかどうかを見るためにチェ ックする。印し27がまだ見えない場合、医師はレトラクター30をこれが大腿 部動脈の刺し箇所25に接触するように更に前進させなければならない。 レトラクター30が患者の身体内に位置決めされると、外科クリップアプリケ ータ70または刺し傷25を閉じる他の方法を使用する。まず、レトラクター3 0のキャップ40をねじを緩めることによりボディから取り外す。レトラクター の近位端部から出たガイドワイヤの近位端部21を第7図に示すようにアプリケ ータ70の外面に位置決めされたガイド80に通す。溝65をレトラクターのボ ディ部分35a、35bの内面に位置決めして状態で外科クリップアプリケータ の羽根77a、77bをアプリケータ30に整合させることによって、これらの 羽根77a、77bをレトラクターのボディの近位端部39に形成された穴90 に挿入する(第7図および第8図)。クリップアプリケータの羽根77a、77 bは第8図の最も良く示すようにレトラクター30の溝65内に嵌まるように寸 法決めされている。クリップアプリケータ70を前進させ、これにより第7図に 示すようにレトラクターのボディの両半体35a、35bを分離させる。両半体 35a、35bが分離すると、患者の組織を横方向に変位させて上側の組織の下 方の大腿部動脈10における刺し箇所25に対する良好な接近を可能にする。ク リップアプリケータ70のストッパ85がレトラクターの近位端部39に接触す るまでクリップアプリケータ70をレトラクター30を通して前進させる。この 時、ガイドワイヤまたはカテーテルのバルーン24を膨らまし、カテーテルおよ び/またはガイドワイヤ20を患者から取り外す。当業者に周知な方法を使用し て、クリップアプリケータの遠位端部に位置決めされた外科クリップを刺し傷2 5に付ける。大腿部動脈の刺し傷25を閉じると、クリップアプリケータ70お よびレトラクター30を患者から取り外す。 第9図ないし第16図を参照して、拡張器150および外科クリップアプリケ ータ組立体130と協働してレトラクター100の別の実施例を使用して大腿部 動脈の刺し傷を局部化して閉じる方法を以下に説明する。上記のように、血管形 成法または血管造影法の完了に引続き、手順中に使用したカテーテルを患者の身 体から取り外し、大腿部動脈に挿入されたガイドワイヤだけを残す。望むなら、 レトラクター/拡張器組立体101(第13図)を使用する前に、レトラクター /拡張器組立体101に組入れられた拡張器150より小さい直径の標準拡張器 をガイドワイヤの近位端部へ送り、ガイドワイヤを下って動脈の中へ前進させる ことができる。この予備工程は必要なら、上側の組織拡張して、より大きいレト ラクター/拡張器組立体101を周囲の組織に通すのを容易にする。 組織を以上のように拡張したら、まず、孔径のより小さい標準拡張器を取り外 す。初めに、ガイドワイヤの近位端部144を拡張器150の遠位チャンネル1 60(第11図)に挿入する。拡張器150はレトラクター100の内部チャン ネルに予め挿通されており、レトラクター100は遠位先端部112が拡張器1 50の遠位先端部の切欠き152に静止するように拡張器150に設けられてい る。次いで、Yコネクタ156を拡張器150の近位端部に取付け、注射器15 8をコネクタ156のポートのうちの1つに取付ける。次いで、レトラクター/ 拡張器組立体101をガイドワイヤ上に沿って患者の身体の中へ前進させる。 レトラクター/拡張器組立体101を患者の身体の中へ前進させる間、注射器 158または他の負圧源(第13図)を経て拡張器150に吸引を連続的に付与 する。表示穴154が大腿部動脈の内腔に入ると、血液が注射器158中へ吸い 込まれ、これは拡張器150が刺し箇所を通して大腿部動脈に挿入されたことを 示している。かくして、拡張器150の切欠き152にまだ埋まっているレトラ クターの遠位先端部112は刺し傷の箇所で動脈壁部のすぐ近くに、すなわち、 その外側に位置決めされ、拡張器150の表示穴154は動脈内腔から遠くに、 すなわち、その内側に位置決めされる。 変更例として、拡張器150はその遠位先端部にファイバオプチック圧力セン サのような圧力センサ(図示せず)を有している。好適な実施例では、カミノラ ボラトリーズ(サンジエゴ、CA)から市販されているカミノカテーテルのよう な先端に変換器の付いた圧力監視カテーテルを使用する。圧力センサは、これを 大腿部動脈に挿入すると、圧力監視装置と協働して圧力の増大を示す。この時点 で、レトラクター100の前進を止めて、レトラクターの遠位先端部112が刺 し傷の箇所で動脈壁部の近くに位置決めされる。これにより、医師は患者の大腿 部動脈の刺し傷の箇所を適切に見つけることができる。 拡張器150およびレトラクター100が適切な位置になれば、キャップ10 4をレトラクター100から取出し、押えねじ120a、120bを緩め、 レトラクターの2つの半体120a、120bを互いに離れる方向に横方向に摺 動させることによってレトラクターボディの2つの半体102a、102bをわ ずかに分離する(第10図)。これにより2つの半体102a、102bの遠位 先端部112が拡張器150の切欠き152から出、刺し箇所に跨がる。次いで 、押えねじ120a、120bを締めてレトラクターの2つの半体102a、1 02bを分離位置に保持する。レトラクター100を押し下げて大腿部動脈の外 壁部に当てると、拡張器150を抜取り、レトラクター100およびガイドワイ ヤ144のみを動脈における刺し傷の箇所で適所に残す。 創傷を閉じるためには、レトラクター100を外科クリップアプリケータ組立 体130を刺し箇所に接近させるのに十分遠くに引っ込ませなければならない。 押えねじ120a、120bを緩めると、レトラクターのピン把手116c(第 9図および第10図)に圧力を加えることによってレトラクターの2つの半体1 02a、102bを更に分離する。レトラクターを十分に引っ込ませると、レト ラクター組立体100の押えねじ120a、120bを締めてレトラクター半体 間に適切な距離を維持する。必要なら、レトラクターボディの各半体102a、 102bの溝126内の摺動に適した厚さと、外科クリップアプリケータガイド 組立体134の羽根付きガイドプレート138(第14図)の幅に等しい幅とを 有する別体のレトラクターを使用してレトラクターボディを適切な距離に開放す ることができる。 第17図に示す別の好適な実施例では、拡張器の遠位端部151に取外し可能 に取付けられた二重スリーブ付き膨らまし可能なバルーン170を表示穴154 のすぐ近くに有する変更拡張器150を使用する。二重スリーブ付きバルーン1 70の内側および外側スリーブは、これらを互いに離れる方向に横に移動させる と、取外しできる。バルーン拡張器装置175をガイドワイヤ144上に沿って 患者の身体に挿入する。上述のように、バルーン拡張器装置175を前進させる と、負圧が注射器または他の源を経て装置に加えられる。次いで、二重スリーブ 付きバルーン170を膨らまして第18図に示すように大腿部動脈の刺し傷と患 者の身体の表面との間にトンネルを形成する。 二重スリーブ付きバルーン170は有利に、大腿部動脈閉鎖レトラクター 100が大腿部動脈10に入ってこの動脈を損傷することを防ぐ。また、レトラ クター100の遠位端部の円筒形形状はレトラクターが動脈10に入るのを防ぐ 。万一、窄んだバルーン170が大腿部動脈10の中へ前進されると、バルーン 170を膨らます工程がバルーン170を動脈10から引き出し、それにより動 脈10に接近するのに使用されるトンネル176を安全に形成する。 バルーン170は好ましくは第17図ないし第19図に示すようにバルーン1 70が大腿部動脈10にぴったり合うようにその遠位端部のところで傾斜されて いる。 バルーン170を膨らますと(第18図)、レトラクター100を膨らまされ たバルーン170の2つのスリーブ間に前進させる。レトラクター100を、第 19図に示すように、その遠位端部112がバルーン170の2つのスリーブの 遠位の取外し可能な接合部に達するように、位置決めする。 レトラクター100がバルーン170の2つのスリーブ間に位置決めされると 、レトラクターの2つの半体102a、102bが互いに離れる方向に横に移動 させ、それによりバルーン170の2つのスリーブを取り外す。内側スリーブ1 78および拡張器150を患者から取外し、分離レトラクター100およびバル ーン170の外側スリーブ180を患者内に残す。 レトラクター100およびバルーンの外側スリーブ180は第20図に示すよ うに大腿部動脈の刺し傷と患者の身体の表面との間に接近トンネル182を形成 する。このトンネル182によれば、大腿部動脈の刺し傷をシールするために創 傷閉鎖装置の導入を行うことができる。創傷閉鎖装置はこれを創傷箇所まで案 内するように作用するガイドワイヤ144上に沿って挿入することができる。 この時点で、レトラクターが大腿部動脈に接近した状態で、ガイドワイヤ14 4の近位端部を外科クリップアプリケータ組立体130のガイド管136へ挿入 し、ガイドプレートの羽根を開放レトラクターボディ102の溝126内に嵌め る(第14図ないし第16図)。このとき、クリップアプリケータ組立体130 は、外科クリップアプリケータ組立体130の遠位先端部のところのガイド管1 36を通っているガイドワイヤ144により案内されてレトラクターボディ10 2の溝126内を摺動して、刺し傷に向けて前進することができる。外科 クリップアプリケータ130の遠位先端部が刺し傷の箇所で大腿部動脈10の外 壁部に達すると、外科医はガイドワイヤ144を患者の身体から抜取り、外科ク リップをすぐに配置する。次いで、創傷を閉じるために、第2クリップを第1ク リップから1または2mm離れて配置することができる。 好適な実施例では、刺し箇所の閉鎖のすぐ前に、主手順中に使用された可撓性 ガイドワイヤ144を、フックを形成する遠位端部で剛性になるのがよい市販の 可変剛性のガイドワイヤと交換する。フック付きの遠位端部は好ましくは大腿部 動脈と腸骨動脈との二股部をフック掛けするのに使用される。二股部でフック掛 けされると、ガイドワイヤは患者の血管構造から引き出されることはない。かく して、抵抗が感じられ、ガイドワイヤが二股部でフック掛けされると、ガイドワ イヤを更に引き戻し、わずかに上昇させて、刺し傷を線形のスリットの中へ引き 入れ、創傷の縁部を互いに合わせて創傷を外科クリップにより閉じ易くする。 また、レトラクターは外科ステープルまたは縫い糸とともに使用することもで きる。レトラクターを上記のように患者の身体に挿入し、刺し箇所内に位置決め した後、レトラクターの2つの半体を手で分離し、刺し箇所25を取り囲む組織 を横方向に変位させる。レトラクターは拡張器のように作用して、刺し傷が医師 により見えるまで、上側の組織の変位を次第に増す。次いで、外科ステープルお よび縫い糸を含めて、創傷閉鎖のための任意の許容可能手段を使用して創傷を閉 じることができる。 幾つかの実施例および例を使用して本発明を例示して説明したが、本発明の範 囲はここに記載の特定の実施例に限定されるものではない。本発明の範囲は下記 請求項により定められるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP (72)発明者 カーシュ ウォルフ エム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92373 レッドランズ プロスペクト ド ライヴ 1360

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 患者の血管構造における創傷を閉鎖し易くする装置において、 雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を有するボディ部分を備え、上記 ボディ部分は2つの半体に分離可能であり、上記半体の各々は溝を設けた平ら な内面を有しており、上記内面が互いに当接すると、上記溝が上記ボディ部分 を通るチャンネルを形成するようになっており、 穴を有する雌ねじキャップを備え、上記雌ねじ部は上記ボディ部分の雄ねじ 部に係合するようになっており、上記キャップが上記ボディ部分に係合すると 、上記穴は上記ボディ部分の上記チャンネルのすぐ上に位置決めされるように なっていることを特徴とする創傷を閉鎖し易くする装置。 2. 上記雄ねじ部の上記近位端部に位置決めされ、上記ボディ部分から横方向に 延びる少なくとも1つの把手を更に備えていることを特徴とする請求項1に記 載の装置。 3. 上記ボディ部分および上記キャップは生物適合性工学ポリマーよりなること を特徴とする請求項1に記載の装置。 4. 上記ポリマーはポリプロピレン、ポリエチレンまたはポリテレフタレートよ りなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記載の装置。 5. 上記ボディ部分および上記キャップはエラストマーよりなることを特徴とす る請求項1に記載の装置。 6. 上記ボディ部分および上記キャップは金属よりなることを特徴とする請求項 1に記載の装置。 7. 上記ボディ部分および上記キャップはステンレス鋼なることを特徴とする請 求項1に記載の装置。 8. 上記ガイドワイヤを上記ボディ部分の上記チャンネルおよび上記キャップの 上記穴に挿通することができることを特徴とする請求項1に記載の装置。 9. 上記ガイドワイヤはこれに取付けられる膨らまし可能なバルーンを有してい ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 10.患者の血管構造における創傷を閉じ易くする装置において、 雄ねじ近位端部およびテーパした遠位端部を有するボディ部分を備えたレト ラクターを備え、上記ボディ部分は2つの半体に分離可能であり、上記半体の 各々は溝を設けた平らな内面を有しており、上記内面が互いに当接すると、上 記溝は上記ボディ部分を通るチャンネルを形成するようになっており、上記レ トラクターは穴を有するねじ雌キャップを備えており、上記雌ねじ部は上記ボ ディ部分の雄ねじ部に係合するようになっており、上記キャップが上記ボディ 部分に係合すると、上記穴は上記ボディ部分の上記チャンネルのすぐ上に位置 決めされるようになっており、 膨らまし可能なバルーンが取付けられたガイドワイヤを備え、上記ガイドワ イヤを上記ボディ部分の上記チャンネルおよび上記キャップの上記穴に挿通す ることができ、 遠位端部を有する外科クリップアプリケータを備え、上記アプリケータの上 記遠位端部は2つの横方向に突出する羽根を有しており、上記羽根は上記レト ラクターの上記ボディ部分におけるチャンネル内に嵌まるようになっているこ とを特徴とする創傷を閉じ易くする装置。 11.上記外科クリップアプリケータは更に、その遠位端部の取付けられ、且つそ こから横方向に延びるガイドを備えており、上記ガイドは上記ガイドワイヤを 受け入れるようになっていることを特徴とする請求項10に記載の装置。 12.患者の血管構造における創傷を閉じ易くする装置において、 雄ねじ近位端部および遠位端部を有するボディ部分を備え、上記ボディ部分 は2つの半体に分離可能であり、上記半体の各々は溝を設けた平らな内面を有 しており、上記内面が互いに当接すると、上記溝は上記ボディ部分を通るチャ ンネルを形成するようになっており、 上記ボディ部分の一方の半体を横切る少なくとも1つの案内通路を備えて、 雄ねじ近位端部から遠くに設けられたカラー部分と、 上記ボディ部分の一方の半体から延び、且つ上記ボディ部分の他方の半体に おける上記案内通路に挿入可能である少なくとも1つのピンと、 環状の雌ねじキャップとを備え、上記雌ねじ部は上記ボディ部分の上記雄ね じ部に係合するようになっていることを特徴とする創傷を閉じ易くする装置。 13.上記ピンから横方向に延びる把手を更に備えていることを特徴とする請求項 12に記載の装置。 14.装置が生物適合性工学ポリマーよりなることを特徴とする請求項12に記載 の装置。 15.上記ポリマーはポリプロピレン、ポリエチレンまたはポリテレフタレートよ りなる群から選択されることを特徴とする請求項14に記載の装置。 16.装置がエラストマーよりなることを特徴とする請求項12に記載の装置。 17.装置が金属よりなることを特徴とする請求項12に記載の装置。 18.装置がステンレス鋼なることを特徴とする請求項12に記載の装置。 19.上記案内通路に対して直角に上記カラー部分に設けられた少なくとも1つの 押えねじ穴と、上記押えねじ穴に挿入可能な少なくとも1つの押えねじとを更 に備えていることを特徴とする請求項12に記載の装置。 20.上記遠位先端部がテーパであることを特徴とする請求項12に記載の装置。 21.上記遠位先端部が円筒形であることを特徴とする請求項12に記載の装置。 22.ガイドワイヤを受入れるようになっている開放近位端部および開放遠位端部 を有する中空拡張器を更に備えており、上記拡張器を上記ボディ部分の上記チ ャンネルおよび上記環状キャップに挿通することができることを特徴とする請 求項12に記載の装置。 23.上記遠位先端部はテーパであり、上記拡張器は更に、装置のボディ部分のテ ーパ遠位端部を受入れるように寸法決めされた切欠きを放棄遠位端部に備えて いることを特徴とする請求項22に記載の装置。 24.上記拡張器は上記切欠きから遠くに位置決めされた側壁部を通る少なくとも 1つの表示穴を有していることを特徴とする請求項22に記載の装置。 25.上記拡張器は更に、その外壁部に設けられた圧力センサを備えていることを 特徴とする請求項22に記載の装置。 26.ガイドワイヤをさらに備え、上記ガイドワイヤを上記中空拡張器に挿通する ことができることを特徴とする請求項12に記載の装置。 27.ガイドワイヤを受入れるようになっている開放近位端部および開放遠位端部 を有する中空の拡張器を更に備え、上記拡張器を上記ボディ部分の上記チャン ネルおよび上記環状キャップに挿通することができ、上記中空拡張器はその遠 位端部に設けられた二重スリーブ付き膨らまし可能なバルーンを有しているこ とを特徴とする請求項12に記載の装置。 28.上記拡張器は更に、側壁部を通る少なくとも1つの表示穴をその遠位端部に 備えており、上記二重スリーブ付き膨らまし可能なバルーンは上記表示穴から ほぼ1.5mmのところに設けられていることを特徴とする請求項27に記載 の装置。 29.患者の血管構造における創傷を閉じ易くする装置において、 雄ねじ近位端部および遠位端部を有するボディ部分を備えたレトラクターを 備え、上記ボディ部分は2つの半体に分離可能であり、上記半体の各々は溝を 設けた平らな内面を有しており、上記内面が互いに当接すると、上記溝は上記 ボディ部分を通るチャンネルを形成するようになっており、上記レトラクター は更に、上記ボディ部分の両半体を横切る少なくとも1つの案内通路を備えて 、雄ねじ近位端部から遠くに設けられたカラー部分と、環状の雌ねじキャップ とを備えており、上記雌ねじ部は上記ボディ部分の上記雄ねじ部分に係合する ようになっており、 上記ガイドワイヤを受け入れるようになっている開放近位端部および開放遠 位端部を有する中空の拡張器を備え、上記拡張器を上記ボディ部分の上記チャ ンネルおよび上記環状のキャップに挿通することができ、 上記拡張器に挿通可能なガイドワイヤを備えたことを特徴とする創傷を閉じ 易くする装置。 30.外科クリップアプリケータの遠位端部に取付けるようになっているガイド組 立体を更に備え、上記組立体はガイドワイヤを受入れるように寸法決めされた 取付けガイド管を有するガイドボディに取外し可能に取付け可能であるガイド プレートを備えており、上記ガイドプレートは取付けられた2つの横方向に突 出する羽根を有しており、上記羽根は上記レトラクターの上記ボディ部分のチ ャンネル内の嵌まるようになっていることを特徴とする請求項29に記載の装 置。 31.上記拡張器の上記開放近位端部に取付けられた負圧源を更に備えていること を特徴とする請求項29に記載の装置。 32.上記負圧源は注射器よりなることを特徴とする請求項31に記載の装置。 33.複数のポートを有し、上記ポートのうちの一方のところで拡張の近位端部に 取付けられたYコネクタを更に備えていることを特徴とする請求項29に記載 の装置。 34.上記Yコネクタのポートのうちの一方に取付けられた負圧源を更に備えてい ることを特徴とする請求項33に記載の装置。
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