JP4399352B2 - 血管閉鎖デバイスを配置するためのコレットおよび取り外し可能なガイドワイヤ要素を有するプラグおよび使用のための方法 - Google Patents

血管閉鎖デバイスを配置するためのコレットおよび取り外し可能なガイドワイヤ要素を有するプラグおよび使用のための方法 Download PDF

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Description

(発明の分野)
本発明は、一般に、組織を通過する通路を密封または閉鎖するための装置および方法に関し、より詳細には、穿孔または体腔(例えば、血管)と連絡する他の開口を密封するためのデバイスに関し、そしてこのようなデバイスを送達するための装置および方法に関する。
(背景)
カテーテル法およびインターベンション手順(例えば、血管形成術またはステント配置)は、一般に、患者の皮膚および任意の介在組織を通して血管系へと中空針を挿入することによって実施される。次いで、ガイドワイヤが、針の管腔を通って針によってアクセスされる患者の血管へ通され得る。針は取り外され得、そしてイントロデューサーシースは、例えば、ダイレーターとともに、またはダイレーターに続いてガイドワイヤ上を血管へと進められ得る。次いで、カテーテルまたは他のデバイスは、イントロデューサーシースの管腔を通って、ガイドワイヤ上を医療手順を実施する位置まで進められ得る。従って、イントロデューサーシースは、種々のデバイスの血管への導入を容易にし得、これと同時に、手順の間の血管壁に対する外傷を最小にし、そして/または血液の損失を最小にする。
手順の完了の際に、これらのデバイスおよびイントロデューサーシースは、取り外され得、血管壁に穿孔部位を残す。外部の圧力は、凝血および創傷密封が生じるまで穿孔部位に適用され得る。しかし、この手順は、医師または看護士の時間を1時間ほど必要とし、時間の浪費であり得る。患者は、手術室、カテーテル室、または保持エリアに固定されたままであることを必要とされるので、患者にとっても不快である。さらに、血腫の危険性は、止血が生じる前の出血から存在する。
穿孔部位を閉塞することによって血管穿孔を経皮的に密封するための種々のデバイスが示唆されている。例えば、Kenseyらに対して発行された米国特許第5,192,302号および同第5,222,974号は、イントロデューサーシースを通して穿孔部位へと送達され得る生分解性プラグの使用を記載している。展開される場合、そのプラグは、血管を密封し、止血を提供する。しかし、このようなデバイスは、血管に対して適切に配置することが困難であり得、これは、血流内のプラグ物質(例えば、コラーゲン)にさらされることが一般的に望ましくなく、ここで、それは、下流へと浮遊し得、そして塞栓を引き起こすという危険性があるので、特に重要であり得る。
穿孔部位を経皮的に縫合することを含む別の技術(例えば、Hathawayらに対して発行された米国特許第5,304,184号に記載される)が、示唆されている。しかし、経皮的縫合デバイスは、使用者によるかなりの熟練を必要とし得、そして、機械的に複雑であり得、製造にも費用がかかり得る。
組織における創傷またはその他の開口を閉鎖するためのステープルおよび外科クリップもまた、示唆されている。例えば、Brownに対して発行された米国特許第5,007,921号および同第5,026,390号は、創傷または切開を閉鎖するために使用され得るステープルを開示する。1つの実施形態において、創傷のいずれかの側面上で組織へ係合され得る棘を含む「S」型ステープルが開示される。別の実施形態において、リングから突出する棘を含むリング型ステープルが、開示される。しかし、これらのステープルは、大きい断面プロフィールを有し、それゆえに、経皮的な部位と通じて送達し、血管壁における開口を閉鎖することが容易でないかもしれない。
さらに、皮膚における開口へネジ入れされ得る皮膚密封が提唱されている。例えば、Ruddらに対して発行された米国特許第5,645,565号は、穿孔へネジ入れされ、穿孔を密封し得る外科プラグを開示する。この外科プラグは、拡大キャップおよびこのキャップから延びるネジ山シャフトを備える。内視鏡的手順の間、キャップが皮膚の表面を係合するまで、プラグが皮膚の開口へネジ入れされ得る。このプラグは、体腔と連絡する開口を密封して、吸入流体が体腔から漏れることを防止することを意図する。しかし、このようなプラグは、皮膚の表面上でのみ使用され得、そして、例えば、組織を通して導入し、血管壁または他の皮下領域を密封し得ない。
従って、穿孔または他の組織を通る通路(例えば、血管への開口)を密封するためのデバイスが、有用であると考えられる。
(発明の要旨)
本発明は、組織を通る通路(例えば、血管または他の体腔と連絡する穿孔)を密封または閉鎖するための装置および方法に関する。
本発明の1つの局面に従って、近位端および遠位端を含む本体またはプラグ部材を供える、組織を通る通路を密封するためのデバイスが、提供される。この本体は、一般に、近位端と遠位端との間に延びる管腔を備え、この管腔は、減少する断面領域(例えば、テーパー状の遠位領域)を含む。本体は、その外側表面上に要素(例えば、螺旋ネジ山パターン、溝、リブ、および/またはリッジ)を含み得、この要素は、少なくとも部分的に近位端と遠位端との間で延びる。このような要素は、組織を通る通路へ本体を進めることおよび/または通路を密封することを容易にし得る。あるいは、外側表面は、実質的に平滑であり得る。
例えば、ほぼ環状の形状を有する密封部材は、本体の管腔内にスライド可能に配置され、この本体は、その近位端と遠位端との間に延びる管腔、および密封部材の管腔の周りに配置された複数のショルダを備える。これらのショルダは、密封部材が少なくとも部分的に減少する断面領域に移動する場合に、互いに向かって偏向し得、それにより、密封部材の管腔および/または身体の管腔を少なくとも部分的に密封する。
本体および/または密封部材は、生体適合性および/または生体吸収性材料から形成され得る。好ましくは、本体および密封部材の両方は、生体吸収性であり、それにより、身体通路に送達され得て通路を実質的に密封および/または閉鎖し得るプラグ部材を提供し、このプラグ部材は、周辺組織によって吸収されるまで通路内に残ったままである。
本発明の別の局面に従って、組織を通る通路を密封して、例えば、プラグ部材を送達するための装置が提供される。この装置は、プラグ部材(例えば、上記のプラグ部材)を備え、このプラグ部材は、その近位端と遠位端との間に延びる管腔を有する本体を含む。管腔は、減少する断面領域(例えば、テーパー状遠位領域)を含み得る。密封部材は、本体の管腔内にスライド可能に配置され得、この本体は、密封部材の管腔および/または本体の管腔を少なくとも部分的に密封するために、減少する断面領域に向けられる場合に、圧縮可能である。例えば、密封部材は、互いに向かって偏向可能である密封部材の管腔の周りに配置された複数のショルダを備え得る。
さらに、この装置は、細長外側部材および細長内側部材を備えるハンドルデバイスを含み得、このデバイスは、近位端および遠位端を有し、それらの間で長手方向軸を規定する。外側部材の遠位端は、本体の近位端に取り外し可能に結合され得る。さらにまたはあるいは、内側部材の遠位端は、本体における管腔の減少する断面領域へと密封部材を少なくとも部分的に移動させるように、本体の管腔内で軸方向にスライド可能であり、それにより、ショルダを互いに向かって偏向させるか、そうでなければ、密封部材を圧縮して、本体における管腔および/または密封部材中の管腔を少なくとも部分的に圧縮する。
必要に応じて、本体の近位端は、主軸および副軸を含む近位開口(例えば、楕円開口)を含み得、そして外側部材は、その遠位端上に対向要素を含み得る。これらの対向要素は、互いに向かって移動可能であり、近位開口を実質的に係合し、外側部材の遠位端に本体を固定する主軸を規定し得る。
この係合を生成するために、内側部材は、その遠位端上に1つ以上のフレア状領域を含み得る。内側部材は、外側部材に対して近位方向に移動可能であり得、その結果、1つ以上のフレア状領域は、対向要素をスライドして係合し、互いが離れるように対向要素を移動させ、本体における近位開口を規定する壁を係合する。さらに、内側部材は、本体の近位端から外側部材上の対向要素を解放するように、外側部材に対して遠位方向に移動可能であり得る。密封部材は、内側部材が遠位方向に移動される際に、本体における管腔の減少する断面領域へと少なくとも部分的に向けられ得、それにより、密封部材上のショルダを互いに向けて偏向させるか、そうでなければ、密封部材を圧縮して、本体における管腔および/または密封部材における管腔を少なくとも部分的に密封する。
本発明のなお別の局面に従って、患者の皮膚から体腔へと組織を通る通路を密封するための方法が、提供される。初めに、患者の皮膚から通路を通って体腔へと延びるガイドワイヤ要素が、提供される。
プラグ部材(例えば、ほぼ環状の本体)は、ガイドワイヤ要素上で通路へと進められ得、この本体は、通路へ進められる際に、ガイドワイヤ要素が挿入される管腔を備える。本体は、その中にガイドワイヤ要素を少なくとも部分的に取り囲む密封部材を備え得る。密封部材は、本体における管腔と同心である管腔を備え得、その結果、ガイドワイヤ要素は、両方の管腔へと挿入され得る。
好ましい実施形態において、本体は、外部ネジ山パターンを含み、そして本体は、本体を回転させ、それにより、本体を通路へとネジ入れすることによって通路へと進められ得る。ハンドルデバイスが本体に結合され得、その結果、ハンドルデバイスは回転し得、それにより、本体を通路へとネジ入れする。一旦、所望の位置に到達した場合、本体は、ハンドルデバイスから展開され得る。
本体が展開される間、またはその前に、密封部材は、本体における管腔の減少する断面領域へと向けられ得、それにより、密封部材を圧縮して管腔を少なくとも部分的に密封する。好ましくは、密封部材上の複数のショルダは、密封部材が減少する断面領域へと向けられて、管腔を少なくとも部分的に密封する際に、互いに向って偏向される。ガイドワイヤ要素の全ての部分または一部は、通路から、すなわち本体および/またはハンドルデバイスを通して引き出され得、その後、密封部材を減少する断面領域へと圧縮する。例えば、1つの方法において、ガイドワイヤ要素全体が引き出され得、その後、密封部材が圧縮されて管腔を密封する。あるいは、以下にさらに記載されるように、ガイドワイヤ要素の少なくとも一部は、圧縮される際に、密封部材内に残ったままであり得る。
本発明の別の局面に従って、ガイドワイヤまたは、近位端およびその遠位端上に1つ以上の側方要素を備える1つ以上のワイヤを含む配置デバイスが提供される。ガイドワイヤ要素は、その近位端上に1つ以上の視認マーカーを含み得、そのマーカーは、側方要素から所定の距離に位置する。好ましくは、この所定の距離は、送達デバイスおよびそれによって保持されるプラグ部材の長さに相当し、視認マーカーが送達デバイスの近位端を越えて視認される場合、側方要素の相対位置およびプラグ部材の遠位端の視覚的な指標を提供する。
1つの実施形態において、側方要素は、1つ以上の拡張可能な翼部を備え得、そして好ましくは、少なくとも2つの対向する翼部を備え、この側方要素は、これらの翼部を選択的に拡張および折り畳むように、ガイドワイヤ要素の近位端から作動可能であり得る。好ましい実施形態において、ガイドワイヤ要素は、近位端および遠位端を含む細長外側ワイヤ、その遠位端に隣接する1つ以上の翼部または拡張可能な位置決め要素、その近位端に隣接する1つ以上の翼部または拡張可能なアクチュエータ要素、および位置決め要素とアクチュエータ要素との間に延びる中間領域を含む。
ガイドワイヤ要素はまた、近位端および遠位端を含む細長内側ワイヤを備え、これらの端は、外側ワイヤの近位端および遠位端に対して固定される。外側ワイヤの中間領域は、位置決め要素およびアクチュエータ要素を拡張および折り畳むように、内側ワイヤに対して軸方向に移動可能であり得る。好ましくは、位置決め要素は、アクチュエータ要素が拡張される場合に折り畳まれる。位置決め要素は、アクチュエータ要素を内側に圧縮することによって拡張され得、それにより、外側ワイヤの中間領域をその遠位端へ向け、そして位置決め要素が締まるか、そうでなければ、半径方向に外側に向かって拡張する。位置決め要素は、折り畳まれた形状に付勢され得、例えば、その結果、アクチュエータ要素に対する制限力が取り除かれる場合、位置決め要素は、折り畳まれた形状に向って自動的に戻り得る。
あるいは、内部ワイヤの近位末端が、外部ワイヤに対して軸方向に移動可能であり得る。例えば、ハンドルが内部ワイヤの近位末端から延長し得、その結果ハンドルが、位置決め要素を留める、またはそうでなければ拡張するように近位に向けられ得る。さらにまたはあるいは、バネ要素が、位置決め要素およびアクチュエーター要素を、折り畳まれた形態および拡大した形態の1つに向けて偏向させるための内部ワイヤと外部ワイヤとの間に結合され得る。好ましくは、ハンドル操作が解除される場合、バネが位置決め要素を偏向させ、崩壊した形態に向けて折り畳ませる。
本発明のさらに別の局面に従って、細長送達デバイスの近位端と遠位端との間に延びそして長手軸を規定する管腔を備える、細長送達デバイスを備える体内の組織を通る通路を封鎖するための装置が、提供される。上に記載されるような、プラグ部材は、送達デバイスの管腔と連絡している管腔を備える送達デバイスの遠位端により取り外し可能に運ばれ得る。
この装置はまた、プラグ部材および送達デバイス中の管腔を介して受容可能な近位端を備えるガイドワイヤ要素を備える。このガイドワイヤ要素は、その遠位端における1つ以上の側面要素、例えば、上に記載されるような1つ以上の拡張可能な翼部または脚部を備え得る。ガイドワイヤ要素は、側面要素から所定の距離に配置されるガイドワイヤ要素の近位端において1つ以上の視覚マーカーを備え得る。
1つの実施形態において、側面要素は、1つ以上の拡張可能な翼部を備え得、好ましくは、上に記載されるように翼部を選択的に拡大かつ折り畳ませるためのガイドワイヤ要素の近位端から作動可能であり得る少なくとも2つの対向翼部を備え得る。別の実施形態において、側面要素は、ガイドワイヤ要素の長手軸に対して横向きに延びるように偏向される脚部を備え得るが、折り畳んだ形態に偏向されて組織内の通路中にガイドワイヤ要素を進行させるのを容易にし得る。
本発明のさらに別の局面に従って、患者の皮膚から体腔への組織内の通路を封鎖するための方法が、提供される。ガイドワイヤ要素の遠位端が、患者の皮膚から通路を介して体腔へ(例えば、血管と連絡する経皮穿刺を介して)進行し得る。ガイドワイヤ要素の遠位端上の1つ以上の側面要素が、体腔内で拡大され得、そしてガイドワイヤ要素は、1つ以上の側面要素が体腔の壁と接触するまで体腔から少なくとも部分的に引き込められ得る。
ガイドワイヤ要素の近位端が、プラグ部材の管腔中に挿入され得、そしてプラグ部材が、ガイドワイヤ要素上で通路中に前進し得る。好ましい実施形態において、プラグ部材は、外部ネジ型を備え得、そしてプラグ部材は、プラグ部材を回転させることにより進行し得、それによりプラグ部材を通路中に通す。
プラグ部材は、プラグ部材が1つ以上の側面要素と近接して配置されるまで、通路中を進行し得る。プラグ部材が、送達デバイスの遠位端に保持され得、そしてプラグ部材は、プラグ部材が通路中に進行した後に、送達デバイスの遠位端から解放され得る。例えば、ガイドワイヤ要素は、1つ以上の側面要素から所定の距離に配置されるガイドワイヤ要素の近接部分上のマーカーを備え得る。このプラグ部材を、マーカーが送達デバイスの近位端から現れる場合、送達デバイスから解放し得、それにより、1つ以上の側面要素に隣接するプラグ部材を配置させる。あるいは、このプラグ部材を、プラグ部材が1つ以上の側面要素と接触した後、送達デバイスから解放し得る。
プラグ部材における管腔内の封鎖部材が、減少した管腔の断面領域に向けられ得、それにより少なくとも部分的に管腔を封鎖する。好ましくは、封鎖部材は、プラグ部材が送達デバイスから展開される前または配置される間、圧縮されている。
ガイドワイヤ要素の少なくとも一部が、通路から引き込められ得る(すなわち、プラグ部材の管腔を介して)。例えば、1つ以上の側面要素が折り畳まれ、そしてガイドワイヤ要素がプラグ部材の管腔を介して引き込められ得、そして通路から完全に除去される。好ましくは、ガイドワイヤ要素は、封鎖部材が圧縮されてプラグ部材中の管腔を封鎖する前に、引き込められる。
本発明の別の局面に従って、上で記載されるような、プラグ部材を備える、組織を通る通路を封鎖するためのデバイスが、提供され、このデバイスは、その近位端と遠位端との間に延びる管腔およびプラグ部材中の管腔を介して受容可能な近位端を備えるガイドワイヤ要素を備える。ガイドワイヤ要素は、その遠位部分において1つ以上の側面要素を備え得、1つ以上の側面要素は、拡大した形態から折り畳まれた形態に偏向可能である。必要に応じて、ガイドワイヤ要素は、近位端と遠位端との間に延びる出血戻り管腔(bleed back lumen)を備える管であり得る。
ガイドワイヤ要素の遠位端は、ガイドワイヤ要素の近位部分から分離し得る。本体およびガイドワイヤ要素の少なくとも遠位部分が、生体適合性物質、好ましくは生体吸収性物質から形成され得、その結果本体およびガイドワイヤ要素の遠位部分は、組織を通る通路中で開放され得る。
好ましい実施形態において、側面要素は、拡大した形態で互いから離れて延びる1対の対向する脚部を備える。より好ましくは、対向する脚部は、拡大された形態のプラグ部材中の管腔よりも大きい断面を規定する。
本発明のさらに別の局面に従って、体内の組織を通る通路を封鎖するための、細長送達デバイスの近位端と遠位端との間に延びかつ長手軸を規定する管腔を備える細長送達デバイスを備える装置が、提供される。プラグ部材は、送達デバイスの管腔と連絡する管腔を備える送達デバイスの遠位端により取り外し可能に保持される。
プラグ部材および送達デバイス中の管腔を通って受容可能な近位端を備えるガイドワイヤ要素がまた、提供される。ガイドワイヤ要素は、その遠位部分において1つ以上の側面要素を備え、1つ以上の側面要素は、拡大した形態から折り畳まれた形態へ偏向可能であり、遠位部分は、ガイドワイヤ要素の近位部分から分離可能である。好ましくは、プラグ部材およびガイドワイヤ要素の遠位部分は、生体吸収性物質から少なくとも部分的に形成される。
ガイドワイヤ要素は、その近位端において視覚マーカーを備え得、このマーカーは、1つ以上の側面要素から所定の距離で位置される。視覚マーカーが送達デバイスの近位端を超えて可視である場合に、1つ以上の側面要素とプラグ部材の遠位端との相対的位置の視覚的指標を提供するための所定の距離は、送達デバイスとそれにより保持されるプラグ部材との長さに対応し得る。さらにまたはあるいは、ガイドワイヤ要素は、その近位端と遠位端との間に延びる出血戻り管腔を備え得る。
さらに、プラグ部材は、プラグ部材の管腔中で滑動可能に配置される封鎖部材を備える。1つの実施形態において、封鎖部材は、封鎖部材の管腔の周りに配置される複数の肩部を備え得、肩部は、封鎖部材の管腔を少なくとも部分的に封鎖するために互いに向かって偏向可能である。
封鎖部材は、プラグ部材中の管腔を少なくとも部分的に封鎖するためのプラグ部材中の管腔の減少した断面領域に移動可能であり得る。封鎖部材はまた、封鎖部材がプラグ部材中の管腔の減少した断面領域に移動される場合、ガイドワイヤ要素の遠位部分の一部に係合し得、それによりプラグ部材に対してガイドワイヤ要素の遠位部分を実質的に固定する。ガイドワイヤ要素が出血戻り管腔を備える場合、封鎖部材が減少した断面領域に圧縮されるとき、封鎖部材はガイドワイヤ要素を圧縮して出血戻り管腔を圧縮し得る。
さらに、この装置は、ガイドワイヤ要素の遠位部分をその近位部分から分離するための切断要素を備え得る。
本発明のさらに別の局面に従って、患者の皮膚から体腔への組織を通る通路を封鎖するための方法が提供される。ガイドワイヤ要素の遠位端は、患者の皮膚から通路を通って体腔中へ(例えば、血管中へ経皮的穿刺を通って)進行され得る。ガイドワイヤ要素は、ガイドワイヤ要素の遠位端上の1つ以上の側面要素を備え得、この側面要素は、ガイドワイヤ要素が組織中を進行する場合、内部で折り畳まれて、例えば、ガイドワイヤ要素のプロファイルを減少させ得、通路中の進行を容易にし得る。必要に応じて、ガイドワイヤ要素は、その近位端と遠位端との間に延びる出血戻り管腔を備え得、遠位端が体腔に入る場合、視覚的指標を提供する。
一旦遠位端が体腔に入ると、側面要素は、自動的に横向きの、拡大した形態に戻り得る。ガイドワイヤ要素は、1つ以上の側面要素が体腔の壁に接触するまで体腔から部分的に引っ込まれ得、これによりガイドワイヤ要素の遠位端が体腔の壁に隣接して配置されるという接触の指標を提供する。
ガイドワイヤ要素の近位端は、プラグ部材の管腔中に挿入され得、そしてプラグ部材は、ガイドワイヤ要素上を通路中に進行され得る。1つの実施形態において、プラグ部材は、外部ネジ型を備え得、プラグ部材を回転させることにより進行され得、これによりプラグ部材を通路中に通す。このプラグ部材は、プラグ部材が1つ以上の側面要素に隣接して配置されるまで、通路中に進行され得る。
ガイドワイヤ要素の遠位部分は、体腔の壁に対して実質的に配置される1つ以上の側面要素を有するプラグ部材に対して固定され得る。例えば、プラグ部材は、ガイドワイヤ要素を少なくとも部分的に囲む、要素中の封鎖部材を備え得る。封鎖部材は、管腔の減少した断面領域に向けられ得、それによりガイドワイヤ要素の遠位部分をプラグ部材に固定する。ガイドワイヤ要素が出血戻り管腔を備える場合、封鎖部材はまた、ガイドワイヤ要素を圧縮して出血戻り管腔を実質的に封鎖し得る。さらに、封鎖部材が管腔の減少した断面領域に向けられる場合、封鎖部材はプラグ部材中の管腔を少なくとも部分的に封鎖し得る。
ガイドワイヤ要素の近位部分を、通路から除去し得、ガイドワイヤ要素の遠位部分をプラグ部材に固定して、プラグ部材に通路を実質的に封鎖および/または閉鎖させる。例えば、切断要素が、通路中に導入されて、プラグ部材に対して近位の位置にてガイドワイヤ要素を切断または他の方法で分離し得、ここでガイドワイヤ要素の近位部分は、通路から引っ込まれ得る。
本発明の他の目的および特徴が、添付の図面と組み合わせて以下の記載の考慮から明らかになる。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
ここで図面に移ると、図1A、1B、および1Cは、本発明に従う、組織を通る通路をシールするためのプラグ部材12の第1の好ましい実施形態を示す。プラグ部材12は、実質的な剛体であり、好ましくはほぼ円筒形の形状を有し、近位端部20、遠位端部22、および外側表面30を備える。プラグ部材12は、近位開口部26および遠位開口部または遠位ポート28の間を延びる内腔24を備える。
プラグ部材12は、生体適合性(biocompatible)材料(プラスチック(例えば、ポリエチレンまたはポリエステル))から形成され得る。好ましくは、プラグ部材12は、少なくとも部分的には(そして、より好ましくは全体的に)、生体吸収性材料(例えば、コラーゲン、ポリグリコール酸(PGA)、ポリアクチド(polyactide)(PLA)など)から形成され、この生体吸収性材料は、少なくとも部分的には、時間が経過するにつれて患者の体によって吸収され得る。あるいは、プラグ部材12は、半剛体または可撓体であり得るか、または、(例えば、プラグ部材12の実質的に無傷での(atraumatically)通路内への挿入を容易にするために)実質的に可撓性の遠位先端(示さず)を有し得る。
プラグ部材12は、外側表面30によって規定される、実質的に一様な外側断面を有し得るか、またはその長さに沿ってテーパ−され得る。さらに、遠位端部22は、丸められ得、プラグ部材12を組織を通る通路中に前進させることを容易にし得る。好ましい実施形態において、プラグ部材12は、約10ミリメ−ター(10mm)以下、好ましくは約1〜10ミリメーター(1〜10mm)の間の長さを有する。プラグ部材12はまた、好ましくは、約1〜20ミリメーター(1〜20mm)の間の直径を有する。好ましくは、長さおよび直径は、約2:1以下の比を有する。
プラグ部材12は、一般的に、らせん状のネジ山パターン18を備え、近位端部20と遠位端部22の間を少なくとも部分的に延びる、1つ以上のらせん状のネジを備える。好ましくは、ネジ山パターン18は、プラグ部材12の遠位端部22へと完全に延び、組織を通る通路(示さず)内への導入を容易にするために、遠位端部22でテーパ−され得る。らせん状のネジ18は、好ましくは、実質的に剛性であり、プラグ部材12がその中でネジ止めされる通路のシールを容易にするために、実質的に正方形の断面を有し得る。らせん状のネジ18は、実質的に連続的であり得る、すなわち、外側表面30の周りをらせん状に延びるか、あるいは、断続的であり得る(示さず)。あるいは、らせん状のネジ30に代わりに、またはらせん状のネジ30に加えて、他の特徴が、外側表面30上に設けられ得る(例えば、溝、リブ、リッジなど)(示さず)。
好ましい実施形態において、らせん状のネジ18は、プラグ部材12の外側表面30上に一体に形成される。例えば、プラグ部材12はおよびネジ18は両方とも、(例えば、射出成形によって)単一の構造体として形成され得る。あるいは、ネジは、プラグ部材12が形成された後で、切断され得るか、またはさもなければプラグ部材12の外側表面30に形成され得る。さらなる代替において、ネジ山パターンは、除去され得、それによって、実質的に滑らかな外側表面を提供する(示さず)。
プラグ部材12を通って延びる内腔24は、近位領域21およびテーパ−された遠位領域23(近位領域21から遠位開口部28へと内向きにテーパ−されている遠位領域23)を備え得る。従って、近位領域21の近くの遠位領域23は、遠位開口部28の近くの遠位領域23よりも大きな断面積の内腔24を規定する。
内腔24の近位領域21は、断面において楕円形であり、プラグ部材12の外側表面30は、実質的に円形であり得る。従って、内腔24の近位領域21は、長軸Aおよび短軸aを備え得る(図1Bにおいて、最もよく見られる)。内腔24の近位領域21の長軸Aおよび短軸aは、ハンドルデバイス14上の対応する軸(示さず、例えば、図3〜4Bを参照のこと)と共に、以下でさらに記載するように、プラグ部材12とハンドルデバイス14の間にロッキング機構を提供し得る。
コレット部材またはシール部材60は、プラグ部材12の内腔24内に配置され得、その中を軸に沿って(例えば、プラブ部材12の近位領域21内から遠位端部22へと)移動可能であり得る。コレット60は、一般的に、近位端部61、遠位端部62、および近位端部60と遠位端部62の間を延びる内腔64(図2A〜2Dで最も良く分かる)を備える環状本体であり得る。コレット60が、プラグ部材12に配置される場合、コレット60の内腔64は、プラグ部材12の内腔24と流体連絡し得る。また、プラグ部材12の内腔24内にある場合、コレット60は、内腔24の形状をほぼ形成するように十分に可撓性であり得る。例えば、プラグ部材12の内腔24が、図1A〜1Cに示すように、その長さに沿ってテーパ−される場合、および/または楕円形の断面を有する場合であって、コレット60が内腔24内に配置される場合、コレット60もまた、その長さに沿ってテーパ−されるか、および/または楕円形の断面をとり得る。
あるいは、別のシール部材が、コレット60の代わりに提供され得る。例えば、圧縮性の環状部材(例えば、材料をらせん状に曲げたシートまたは中実の環状体)が、設けられ得る(示さず)。プラグ部材12に取り込まれ得るシール部材の例示的な実施形態が、出願番号第09/866,548号(2001年5月25日出願)(本明細書で参考として援用される)に開示される。
図2A〜2Dに移って、近位端部61および遠位端部62を備え、その間に内腔64を規定する、コレット60の好ましい実施形態を示す。コレット60はまた、近位開口部66および遠位開口部68を有し、それらは、それぞれ近位端部61および遠位端部62に位置し、それぞれ内腔64と連絡する。複数のラジアルスロット65が、内腔64に対して内向きに方向付けられた近位端部61に形成され得、それによって、内腔64を巻くように配置される可撓性であるか、または半剛性である複数のショルダー63を規定する。
コレット60は、生体適合性材料(例えば、プラスチック(ポリエチレンまたはポリエステル))で形成され得る。好ましくは、コレット60は、プラグ部材12と同様に、少なくとも部分的に(そして、より好ましくは全体的に)、生物が吸収可能な材料(コラーゲン、ポリグリコール酸(PGA)、ポリアクチド(PLA)など)から形成される。さらに、または代替的に、コレット60は、流体に曝露された場合に拡張する材料(例えば、コラーゲンおよび/または拡張性の発泡体)から形成され得る。コレット60および/またはプラグ部材12での使用に適し得る例示的な材料が、米国特許第6,224,630号(この開示は、本明細書において参考として明示的に援用される)で開示される。さらに、コレット60の全部または一部が、(例えば、内腔64に沿って)治療的物質(例えば、トロンボゲン形成材料)でコーティングされ得る。
好ましくは、コレット60は、プラグ部材12よりも可撓性であり、それによって、コレット60が、プラグ部材12の内腔24の輪郭を実質的に形成することが可能となる。図2Bで最も良く分かるように、弛緩状態(外部の束縛または外部の力が加わっていない)にある場合、コレット60は、環状断面を選択し得る。しかし、一旦、プラグ部材12の内腔24内に配置されると、コレット60は、内腔24の輪郭と実質的に一致し得る。例えば、図1Bに示すように、断面積において楕円形である内腔24内に配置される場合、コレット60はまた、断面において実質的に楕円形となり得る。
図2Bで最も良く分かるように、ショルダー63は、内腔64の周りに配置され、拡張位置または開位置を最初に規定する。開位置において、スロット65は、隣接するショルダー63から離れており、ショルダー63の内側エッジ67が、比較的開いている近位開口部66を規定する。そのため、開位置において、流体は、近位開口部66と内腔64を通って、比較的自由に流れ得る。
図2Cに移って、ショルダー63は、それらが互いに内向きに偏向され得るほどに十分に可撓性であり、それによって、閉位置を規定する。閉位置において、内側エッジ67は、近位開口部66が実質的により小さくなるように、互いに向かって移動し、そして完全に閉じ得る。閉位置において、近位開口部66を通る流体流れが制限され、開位置と比較して実質的に完全に閉塞され得る。従って、コレット60は、コレット60が閉位置にある場合、圧縮されて、内腔24をそれを通る流体流れから実質的にシールする。
コレット60のショルダー63は、ショルダー63に内向きの力を加えることによって、開位置から閉位置へと偏向され得る。例えば、図1Cに示すように、コレット63が、プラグ部材12内に配置されると、遠位の力「F」が、コレット60の近位端部61に適用され得る。この力により、コレット60が、内腔24のテーパー領域23中に入り、遠位方向に移動するようになり、それによって、ショルダー63が、内向きの力に供され、ショルダー63が、閉位置になるように内側に偏向するようになる(図1Cには示さず、例えば、図2Cを参照のこと)。
図3および4A〜4Eに移って、プラグ部材12は、組織を通る通路をシールするための装置10に取り込まれ得る。一般的に、装置10は、プラグ部材12および/または送達の間、プラグ部材12の位置を決定するためのガイドワイヤ要素16を運ぶためのハンドルデバイスまたは送達デバイス14を備える。ハンドルデバイス14は、一般的に、管状外側部材80および、外側部材80中にスライドして受容される細長内側部材70を備える。ハンドルデバイス14の構成成分は、従来の生体適合性材料(例えば、プラスチック(例えば、ポリエチレンまたはポリエステル))および/または金属(例えば、ステンレス鋼)から形成され得る。ハンドルデバイス14は、好ましくは、(例えば、装置10が挿入される通路の膨張を最小にするために)一般的にプラグ部材12の断面より小さい断面を有する。
図4A〜4Eを特に参照すると、内側部材70は、実質的に剛体であり得、好ましくは、内側部材70の近位端部(示さず)と遠位端部76の間を延びる内腔74(図4Eにおいて最も良く示される)を備える管状本体である。図4A〜4Cに最も良く示されるように、内側部材70の遠位端部76は、好ましくは、外に向かって半径方向に延びる1つ以上のフレア領域を備える。フレア領域は、傾斜表面77aを備える実質的に連続なフレアエッジ77であり得、この傾斜表面77aは、遠位端部76の周りに延び、内側部材70のバランスよりも大きな断面を有する。図4Eに示すように、フレアリッジ77は、楕円形の形状を有し得るが、あるいは、フレアリッジは、実質的に環状の形状を有し得る(示さず)。さらなる代替において、内側部材70の遠位端部76は、(例えば、内側部材70の円周の周りで互いに対向する対として)内側部材70の外側表面から延びる複数の傾斜を備え得る(示さず)。
図3および4A〜4Eに移って、外側部材80は、近位端部81(図3に最も良く示される)、遠位端部86、および近位端部80と遠位端部86の間を延びる内腔84を備える、半剛性の管状本体または可撓性の管状本体であり得る。図4A〜4Cに示すように、外側部材80はまた、遠位端部86から近位方向へ、比較的短い距離(外側部材80との長さと比較して)を延びる複数のスロット88を備え得る。好ましくは、図4Eに最も良く示されるように、遠位端部86を対向半部89に分割する、対向する一対のスロット88が提供される。スロット88は、以下でさらに説明するように、対向半部89が拡張するか、またはさもなければ互いに離れるように移動して、遠位端部86の断面を増大させることを可能とする。
図3に移って、ハンドル42は、外側部材80の近位端部81に結合するか、またはさもなければ近位端部81から延びる。アクチュエーター(例えば、ボタン43)は、外側部材80のスライドして受容される内側部材80(図3には示さず)の近位端部に結合されたハンドル42の中に延びる。外側部材80に対する内側部材70の軸に沿った移動は、(例えば、ボタン42および/またはフレアリッジ77によって)制限され得る。
例えば、図4Bに示されるように、内部部材70は、第1部分または近位部分に配置され得、その結果、張り出しリッジ77が、少なくとも部分的には外部部材80の遠位端部86の内部に置かれ、反対向きの半部89が互いから外側へと拡張させ、そして、それによって外部部材80の長軸寸法Bを増大させる(図4Eに示す)。ボタン43を押すことによって、例えば、図4Cに示すように張り出しリッジ77を外部部材80の遠位端部86の外側へと進めるために、内部部材70が、外部部材80に対して遠位の方向に指向され得る。外部部材80の遠位端部86は、張り出しリッジ77が取り除かれた場合に、単純に緩和し得るか、または、反対向きの半部89が少なくとも部分的には互いに対して元に戻るように十分に弾性的であり得る。
外部部材80の遠位端部のこの拡張は、プラグ部材12をハンドルデバイス14に実質的に固定するために使用され得る。図4Aに移って、外部部材80の遠位端部86の外側の張り出しリッジ77を有する場合、外部部材80の遠位端部81は、プラグ部材12の近位端20に挿入され得る。プラグ部材12が、楕円形状の近位領域を有する菅腔24を備える場合、外部部材80上のスロット88は、好ましくは、図4Eに最も良く示されるように近位領域21の短軸aと並べられている。次いで、内部部材70が、近位方向に指向され得、その結果、張り出しエッジ77の傾斜表面77aが、スライド可能に係合し、そして結果的に、外部部材80の反対向きの半部89をプラグ部材12との係合部の内部へと拡張させる。外部部材80の長軸Bは、実質的に菅腔24の近位領域21の長軸Aにまで、すなわち、反対向きの半部89がプラグ部材12と摩擦係合するまで増大し得る。好ましくは、この摩擦係合は、プラグ部材12が外部部材80に対して実質的に固定されるほどに十分に強い。結果として、外部部材80(例えば、ハンドル42)に適用される任意の回転力が、プラグ部材12が外部部材80に対して実質的に滑ることを可能にすることなく、プラグ部材12に転換され得る。
下でさらに説明するように、組織を通る通路を閉じるためにプラグ部材12を送達する間、ハンドルデバイス14は、外部部材80からプラグ部材12を配置するため、および/またはコレット60をプラグ部材12の中へと圧縮して、プラグ部材12を通る菅腔24を実質的にシールするために使用され得る。例えば、ボタン43は、部分的に押されて、張り出しリッジ77を実質的に外部部材80の遠位端部86の外へと進め(図4Aで示す)、それによって、反対向きの半部89を緩めて、外部部材80にプラグ部材12を固定する摩擦力を実質的に減少させる。ボタン43を押すことはまた、内部部材70の遠位端部76を、プラグ部材12中の菅腔24内のコレット60の近位端部61と接触するように指向し、コレット60を菅腔24内に遠位方向に移動ようになる。好ましくは、これによって、コレット60が、少なくとも部分的には、菅腔24のテーパーされた遠位領域23の中へ、またはそれに沿って、遠位方向に移動するようになり(図4Cに示す)、それによって、上で説明したように、ショルダー63が互いに対して圧縮され、その中にある開口部66に近づく。一旦、コレット60が、菅腔24の遠位領域23に押し込まれると、例えば、プラグ部材12をハンドルデバイス14から配置するために、ボタン43を連続的に押すことによって、プラグ部材12全体が外部部材80の遠位端86に対して遠位方向に指向されるようになり得る。
図11Aおよび11Bに移って、上述の実施形態と同様のプラグ部材112、212を送達するために使用され得るハンドルデバイス114、214を備える、装置110、210の代替的な実施形態が示される。一般的に、図11Aに示されるように、ハンドルデバイス114は、既出の実施形態と同様に、その近位端部(示さず)とその遠位端部186との間を延びる菅腔184を備える。既出の実施形態と異なり、ハンドルデバイス114およびプラグ部材112は、嵌合ネジ123、121を備える。好ましくは、嵌合ネジ123、121は、プラグ部材112上のネジ山パターン118と同じ方向に延びる。従って、ハンドルデバイス114は、第1の方向で回転され得、プラグ部材112を組織へとネジ止めし、第2の方向で回転され得、プラグ部材112のハンドルデバイス114とのネジ止めを外す。
図11Bに移って、さらなる代替において、プラグ部材212およびハンドルデバイス214は、プラグ部材212をハンドルデバイス214の遠位端部286に解放可能に結合するための協調的コネクタを備え得る。例えば、ハンドルデバイス214は、プラグ部材212中のポケット224に受容され得るタブ223を備え得る。従って、ハンドルデバイス214が遠位方向に指向される際に、プラグ部材212が、遠位端部286に固定されたままであり得る。ハンドルデバイス214が近位方向に指向される場合、タブ223は、ポケット224から引き出され得、それによって、プラグ部材212がハンドルデバイス214から解放される。装置210中に取り込まれ得る他の例示的な協調的コネクタが、出願番号09/738,431(2000年12月14日出願)(本明細書で参考として明白に援用される)に記載される。
図5Aおよび5Bに移って、ガイドワイヤ要素16は、一般的に、その中に1つ以上の拡張可能な要素を備える可撓性または半剛性の細長部材である。ガイドワイヤ要素16は、一般的に、少なくとも部分的には互いに対してスライド可能である、管状外部要素またはワイヤ44および細長内部要素またはワイヤ54を備える。外部ワイヤ44は、可撓性または半剛性の材料(例えば、プラスチック)から形成され得、一般的に、例えば、「J」先端部または他の実質的に非外傷性先端部近位端部45および遠位端部46を備える。外部ワイヤ44は、近位アクチュエーター領域47および遠位拡張可能領域48を備える。この2つの領域は、互いに結合されており、その結果、下でさらに説明するように、一方が放射状に拡張する際、他方が放射状に圧縮される。
例えば、図5Aに示すように、第1のまたは折りたたみ配置において、遠位領域48は、例えば、ガイドワイヤ要素16の長手軸17に実質的に平行に延びる、1つ以上の折りたたまれた翼部50を備える。従って、外部ワイヤ44は、アクチュエーター領域47に対して遠位の実質的に均一な断面を有し得る。好ましくは、外部ワイヤ44は、約0.5ミリメートル〜2ミリメートル(0.5mm〜2.0mm)よりも大きくない外部口径を規定する。
外部ワイヤ44の壁に複数の長手軸スロット51を作製することにより、翼部50が、外部ワイヤ44中に形成され得る。例えば、当該分野で公知のように、壁または他のプログラムされたベンドを壁材料中にノッチすることにより、リビングヒンジまたは他のベンド52が、外部ワイヤ44に形成され得る。折りたたみ配置においてアクチュエーター領域47に形成され得る同様の翼部53は、放射状に外側へと伸び得る。
図3および5Bに移って、第2のまたは拡張配置において、遠位領域48上の翼部50は放射状に外側に伸び、アクチュエーター領域47上の翼部53は折りたたまれており、例えば、長手軸17に実質的に平行に伸びる。好ましい実施形態において、遠位領域48は、図3に最も良く見られるように、2つの反対向きの翼部50を備えるか、あるいは、遠位領域48は4つ以上の翼部(示さず)を備え得る。同様に、アクチュエーター領域47は、任意の数の翼部(例えば、図5Aに示される2つの翼部53)を備え得る。
図5Aおよび5Bに再び移って、内部ワイヤ54は、中実または中空であり得、従来のガイドワイヤ材料(ステンレス鋼またはニチノール(Nitinol))から形成され得、その結果、ガイドワイヤ要素16は、座屈またはキンキングに耐えるために十分なカラム強度を有する。内部ワイヤ54は、近位部分55および遠位部分56を備え、これらは両方とも少なくとも部分的には外部ワイヤ44内に受容され得る。内部ワイヤ54の近位部分55がアクチュエーター領域47の近位に配置されている場合、近位部分55は、外部ワイヤ44に対して固定され得る。例えば、内部ワイヤ54の近位部分52は、例えば、接着剤、音波溶接、溶融などを使用して外部ワイヤ44の内壁に結合され得る。同様に、内部ワイヤ54の遠位部分56は、外部ワイヤ44の遠位領域48に対して遠位に配置され得、そして例えば、外部ワイヤ44の内壁に固定され得る。
従って、外部ワイヤ44の中間領域57は、内部ワイヤ54の中間領域58に対して自由にスライド可能であり得、一方、それぞれの近位端部および遠位端部は固定されたままである。相対的固定は、外部ワイヤ44を折りたたみ形状と拡張形状との間を指向することを容易にし得る。例えば、図5Aに示すように、アクチュエーター領域47上の翼部53は拡張し、一方、遠位領域48上の翼部50は折りたたまれる。アクチュエーター領域47上の翼部53を内側に圧縮することによって、外部ワイヤ44の中間領域57が、内部ワイヤ54の中間領域58に対して遠位方向に指向され得る。これにより、図5Bに示すように、遠位領域48上の翼部53が、翼部50が折りたたまれている場合に、翼部53が拡張するまで曲がり、拡張するようになる。
1つの実施形態において、外部ワイヤ44は、折りたたみ配置へと偏向され得る。従って、内部へ圧縮する力がアクチュエーター領域47上の翼部53から取り除かれた場合、翼部53は、自動的に拡張し得、それによって、遠位領域48上の翼部53が折りたたまれる。あるいは、外部ワイヤ44の中間領域57は、手動で近位方向に指向され得、それによって、翼部50を折りたたみ、翼部53を拡張する。
さらなる代替において、図6Aおよび6Bに示すように、ガイドワイヤ要素16’は、ガイドワイヤ要素16’を折りたたまれた翼部および拡張した翼部の1つに対して偏向させるために、バネ要素144を備え得る。ガイドワイヤ要素16’は、ガイドワイヤ要素16と共通の要素を共有し、そのため、簡単のために、同じ参照番号が共通の要素を識別するために使用してある。例えば、既出の実施形態と同様に、ガイドワイヤ要素16’は外部ワイヤ44および内部ワイヤ54を備え、外部ワイヤ44は翼部53、50を有する近位領域47および遠位領域48を備える。既出の実施形態とは異なり、内部ワイヤ54の近位部分55は、外部ワイヤ44の近位端部45に対して固定されていないが、好ましくは所定の範囲内で、軸方向に可動的である。
バネ要素144は、例えば、外部ワイヤ44を折りたたみ形状へと偏向させるために、内部ワイヤ54の近位部分55と外部ワイヤ44の近位端部45との間に結合されている。好ましくは、バネ要素は、内部ワイヤ54の周りに同心円状に配置され、それによって、ガイドワイヤ要素16’の断面を最小化する引張りコイルバネであり得る。ハンドル140は、外部ワイヤ44の近位端部45から近位方向に延びる内部ワイヤ54の近位部分55に結合され得る。従って、ハンドル140は、バネ要素144の傾きに対して近位方向に引かれ得、それによって、内部ワイヤ54を外部ワイヤ44に対して近位方向に指向し、遠位領域48上の翼部50が図6Bに示す拡張形状にまで拡張するようになる。ハンドル140が開放される場合、バネ要素144は、内部ワイヤ54を遠位方向に引込み、それによって翼部50を折りたたませ得る。
必要に応じて、協調的要素またはデテントが、ハンドル140および/または内部ワイヤ54上に、そして内部ワイヤ54の移動を制限するために外部ワイヤ44上に供給され得る。例えば、一旦、ハンドル140が引かれて外部ワイヤ44の遠位領域48上の翼部50を拡張させると、ハンドル140は、長手軸17の回りに回転され、ハンドル140上のデテント(示さず)および外部ワイヤ44に係合し、拡張形状でガイドワイヤ要素16’をロックする。次いで、ガイドワイヤ要素16’は、下で説明するように、例えば、プラグ部材(示さず)を組織を通る通路(これも示さず)内に配置するために、操作され得る。翼部50を折りたたむことが望まれる場合、ハンドル140は近位方向に引かれ得るか、および/または逆方向に回転され得て、デテントを脱係合し、次いで、開放され、その場合に、バネ要素144は、自動的に翼部50を折りたたみ形状へと折りたたませ得る。
またさらなる代替において、アクチュエーターハウジング(示さず)は、折りたたみ形状と拡張形状との間で外部ワイヤ44上の翼部50を操作するために、ガイドワイヤ要素16に巻いて配置され得るか、またはさもなければガイドワイヤ要素16に結合され得る。例えば、アクチュエーターは、外部ワイヤ44の近位端部45および中間部分57と係合する要素(示さず)を備え得る。この要素は、翼部50を拡張させるか、および/または折りたたませるために、中間部分57を軸方向に、すなわち近位端部45に対して遠位方向におよび/または近位方向に指向し得る。なお別の代替において、管状スリーブ(示さず)は、外部ワイヤ44が拡張形状にある場合、アクチュエーター領域47上の翼部53を固定するためにガイドワイヤ要素16上をスライド可能であり得る。
図7A〜7Dに移って、図5Aおよび5Bのガイドワイヤ要素16(あるいは、図6Aおよび6Bのガイドワイヤ要素16’)は、送達の間にガイドワイヤ要素16に沿ってハンドルデバイス14およびプラグ部材12を配置することを容易にする1つ以上の視覚的指示器を備え得る。例えば、外部ワイヤ44は、遠位領域48から所定の距離に位置する1つ以上の対比的な色領域を備え得る。図7Aに最も良く見られるように、外部ワイヤ44は、近位色領域59a、狭い色バンド59b、中間色領域59c、および遠位色領域59dを備え得る。
色領域59a〜59dは、ユーザーによるさりげない観察のために適切な任意の色を有し得、隣接する領域は異なる色である。例えば、1つの実施形態において、近位色領域59aおよび中間色領域59cは白であり得、一方、狭い色バンド59bおよび遠位色領域59dは青であり得る。
さらにまたは代替的に、ガイドワイヤ要素16は、出血戻り菅腔(bleed back lumen)(示さず)を備え得る。例えば、菅腔は、近位端部と遠位端部との間を延びる内部ワイヤ54内に提供され得る。さらなる代替において、プラグ部材および/またはハンドルデバイスを通って延びる出血戻り菅腔(示さず)が、提供され得る。
図7B〜7Dを参照して、プラグ部材12がそれによって保持されるハンドルデバイス14は、例えば、プラグ部材12の送達の間に、ガイドワイヤ要素16上を進められ得る。例えば、ハンドルデバイス14は、翼部50が拡大形態に拡大した後に進められ得る。ハンドルデバイス14が、ガイドワイヤ要素16上を最初に進められるとき、図7Bに示されるように、近位色領域59aは、ハンドルデバイス14のハンドル42を超えて見えるようになる。
ハンドルデバイス14がさらに進められるとき、狭い色バンド59bが見えるようになり、それによって、図7Cに示されるように、プラグ部材12が外側ワイヤ44の遠位領域48上の翼部50に接近しているという警告を提供する。この狭い色バンド59bは、ほんの数ミリメートル長であり得、そして中間色バンド59cは、所定の長さ、例えば、10ミリメートル(10mm)を有し得る。最後に、図7Dに示されるように、ハンドルデバイス14がなおさらに進められるとき、遠位色領域59dが出現し得る。上記中間色領域59cは、外部ワイヤ44上の翼部50から所定の距離に位置決めされ得る。好ましくは、この所定の距離は、ハンドルデバイス14とプラグ部材12の長さに対応し、その結果、遠位色領域59aが出現し始めるとき、それは、プラグ部材12の遠位端22が翼部50に緊密に近接していることを示す。
図8A〜8Eを参照して、本発明により装置10は、組織、例えば、血管90に介在する組織96を通って患者の皮膚94から伸びる穿孔92を通る通路を閉鎖および/またはシールするために用いられ得る。好ましくは、この装置10は、血管90またはその他の身体管腔の壁98内またはそれに隣接する位置への通路92を通じてプラグ部材12を送達するために用いられる。この通路92は、末梢血管、例えば、大腿動脈、頚動脈、または橈骨動脈に接近するために創製された従来の皮下穿孔であり得る。
導入器(図示せず)は、血管90から接近可能な患者の身体内の位置で診断および/または治療手順を実施するため、1つ以上の器具、例えば、ガイドワイヤ、カテーテルなど(これもまた図示せず)が血管90中に進行されることを可能にするために、通路92を通って、血管90中に位置決めされ得る。この手順の終了に際し、任意の器具が導入器から除去され得、そしてこの導入器自身は、通路90から除去され得る。
図8Aを参照して、外部ワイヤ44は折り畳み形態で、ガイドワイヤ要素16は、通路92を通って、遠位領域48が、血管90内に、例えば、導入器(図示せず)が通路92から除去された後に位置決めされるまで導入され得る。あるいは、この導入器は、通路92内に留まり得、そしてガイドワイヤ要素16は、導入器を通じて血管90中に進行され得、その際に導入器は除去され得る。ガイドワイヤ要素16が出血戻り管腔(図示せず)を含む場合、遠位領域48が血管90に侵入するとき、血液は、この出血戻り管腔を通り、そしてガイドワイヤ要素16の近位端(図示せず)から出て流れ得、それによって血管90に到達したという視覚指示を提供する。
図8Bを参照して、一旦、ガイドワイヤ要素16の遠位領域48が血管90内に位置決めされると、翼部50は、拡大形態に拡大され得る。例えば、上記で説明されるように、ガイドワイヤ要素16のアクチュエーター領域47上の翼部53は内側に圧縮され得、それによって、この遠位領域48上で翼部50を拡大する。あるいは、ガイドワイヤ要素16のハンドル(図示せず)は、これもまた上記で説明したように、翼部50を拡大するために引かれ得る。ガイドワイヤ要素16は、次いで、操作され得、例えば、図8Cに示されるように、遠位領域48上の翼部50が、血管90の壁98と接触するまで近位方向に引っ張られ、それによって、血管90の位置決めの触覚指示を提供する。
プラグ部材12がそれによって保持されるハンドルデバイス14は、次いで、ガイドワイヤ要素16上を、そして通路92中に進められ得る。プラグ部材12が、外部ネジ山パターン18を含む場合、このハンドルデバイス14は、プラグ部材12を、通路92を通り血管90に向かってねじ込むために回転され得る。あるいは、プラグ部材12が実質的に平滑な外表面を含む場合、それは、ハンドル部材14の回転を必要とすることなく、通路92を通って軸方向に進められ得る。図4Bをさらに参照して、ハンドルデバイス14がガイドワイヤ要素16上を進められるとき、ガイドワイヤ要素16は、プラグ部材12の管腔24を通過し得、そしてその結果、プラグ部材12内に位置するコレット61の管腔64を通り得ることが認識される。
図7A〜7Dを参照して上記に説明したように、ガイドワイヤ要素16は、翼部50から所定の距離に位置する1つ以上の視覚指標(図示せず)を含み得る。この視覚指標がハンドルデバイス14から出現するとき、それらは、プラグ部材12が血管90の壁98に対して所定の位置に位置決めされていることを示す。好ましくは、この視覚指標が出現するとき、プラグ部材12は、図8Cに示されるように、血管90の壁98内またはそれに隣接して位置決めされている。
従って、ガイドワイヤ要素16およびその上の視覚指標は、患者の皮膚94に対する血管90の位置を識別し得、そしてそれによって、プラグ部材12が、ハンドルデバイス14から展開される前に、進行されるべき深さを示す。あるいは、視覚指標が提供されない場合、ガイドワイヤ要素16の翼部50は、プラグ部材12が送達位置に到達したとき、例えば、プラグ部材12の遠位端22が、ガイドワイヤ要素16上の翼部50と接触するとき、触覚指示を提供し得る。さらなる代替では、プラグ部材12および/またはハンドルデバイス14は、プラグ部材12が、翼部50に加えまたはその代わりに血管90に侵入したときを示すために、1つ以上の出血戻り管腔を含み得る。出血戻り指示器を用いてプラグ部材12を送達するための方法に関するさらなる情報は、本明細書に参考として援用される、2001年5月25日に出願された出願番号第09/866,548号中に見出され得る。
図8Dを参照して、ガイドワイヤ要素16上の翼部50は、例えば、アクチュエーター領域47(図示せず、図5Aおよび5Bを参照のこと)またはハンドル140(図示せず、図6Aおよび6Bを参照のこと)上で翼部53を開放することにより、折り畳み形状に戻って折り畳まれ得る。一旦翼部50が折り畳まれると、ガイドワイヤ要素16は、血管90から引っ込められ得る。
図8Eを参照して、プラグ部材12は、ハンドルデバイス14から展開され得、そしてハンドルデバイス14は、通路92から引き抜かれる。図4A〜4Dに関して上記で説明されたように、ハンドルデバイス14は、プラグ部材12をハンドルデバイス14に取り付けるために用いられ得る内部および外部部材80、70を含み得る。プラグ部材12を展開することが所望されるとき、この内部部材80は、外部部材70に対して遠位方向に進行され得る。この作用はまた、プラグ部材12内に位置決めされるコレット60を圧縮し得、それによって、プラグ部材12により管腔24を実質的にシールする。最後に、内部部材80のさらなる進行は、プラグ部材を外側部材70から離れて進め得、それによって、プラグ部材をハンドルデバイス14から解放する。
図9Aおよび9Bを参照して、ガイドワイヤ要素116の別の実施形態が示され、これは、本発明に従って、プラグ部材12を送達するための装置(図示せず)とともに用いられ得る。ガイドワイヤ要素116は、一般に、その近位端118と遠位端120との間に伸びる長軸方向の軸117を規定する細長い可撓性または半剛直性の本体を含む。必要に応じて、ガイドワイヤ要素116は、管状、例えば、近位端および遠位端、118、120の間を伸びる(伸びない)出血戻り管腔を含み得る。
ガイドワイヤ要素116は、上記のプラグ部材12と同様に、生体適合性材料から形成され得、そして好ましくは、少なくとも部分的には、生体吸収性材料から形成される。より好ましくは、ガイドワイヤ要素116は、ガイドワイヤ要素116の残りから離脱され得る生体吸収性遠位部分122を含む。例えば、この遠位部分122は、ガイドワイヤ要素116の残りから分離可能であり得る。あるいは、ガイドワイヤ要素116は、遠位部分122を離脱するために脱連結され得る協働コネクター(図示せず)を含み得る。
ガイドワイヤ要素116の遠位端120は、図9Aに示されるように、付勢されて側方に伸び、そして好ましくは、長軸方向の軸117に対して実質的に垂直である、1つ以上の側方要素124を含む。示される好適な実施形態では、この側方要素124は、互いから離れて伸びる対向する脚または翼部である。あるいは、任意の数、例えば、1つ以上のこのような脚または翼部が提供され得る。この側方要素124は、図9Bに示されるように折り畳み形態に偏向され得、例えば、ガイドワイヤ要素116のプロフィールを、それが組織を通る通路を通って進行されるとき(図示せず)減少する。
図10A〜10Eを参照して、プラグ部材12の送達を容易にするためにガイドワイヤ要素116を用いる方法が示される。上記に記載の方法と同様に、通路92が、組織96を通って、例えば、患者の皮膚94から血管90まで伸びる手順の間に形成され得る。通路92を通って配置される導入器(図示せず)を除去する前または後に、ガイドワイヤ要素116は、通路92を通って、遠位端120が血管90内に配置されるまで、進行され得る。側方要素124は、ガイドワイヤ要素116が通路92内を進められるとき、折り畳まれるので、側方要素124は、図10Aに示されるように、折り畳まれた形状に向かって偏向され得る。ガイドワイヤ要素116が出血戻り管腔を含む場合、遠位端120が血管90に侵入するとき、血液は、この出血戻り管腔を通って流れ得、血管90に到達したという視覚指示を提供する。
図10Bを参照して、一旦ガイドワイヤ要素116の遠位端120が血管90に侵入すると、側方要素124は、それらの拡大形態を再びとり得る。ガイドワイヤ要素116は、次いで、近位方向に、側方要素124が血管90の壁98に接触するまで引かれ得、それによって、患者の皮膚94に対する血管90の位置の触覚指示を提供する。
図10Cに示されるように、プラグ部材12を保持するハンドルデバイス14は、先の実施形態と同様に、ガイドワイヤ要素116の上を、通路92を通って進行され得る。必要に応じて、ガイドワイヤ要素116は、先の実施形態と同様に、視覚指示を含み得、血管90の壁98に対するプラグ部材12の位置決めを容易にする。必要に応じて、先の実施形態と同様に、プラグ部材12および/またはハンドルデバイス14は、プラグ部材12が血管90に侵入するときを識別するために出血戻り管腔(図示せず)を含み得る。
一旦プラグ部材12が所望の位置に配置されると、プラグ部材12が、先の実施形態と同様にハンドルデバイス14から展開され得る。しかし、先の実施形態とは異なり、ガイドワイヤ要素116の遠位部分122は、プラグ部材12が展開されるとき、プラグ部材12の管腔24内に留まり得る。プラグ部材12が、図4A〜4Dに示されるのと同様に、コレットまたはその他のシール部材60を含む場合、このコレット60は、プラグ部材12が展開されるとき、圧縮され得る。従って、コレット60が圧縮されて管腔24を実質的にシールするとき、それは、ガイドワイヤ要素116の遠位部分122を係合し得、それによって、ガイドワイヤ要素116の遠位部分122をプラグ部材12に実質的に係留する。さらに、ガイドワイヤ要素116が出血戻り管腔を含む場合、コレット60は、ガイドワイヤ要素116を、この出血戻り管腔を実質的にシールするように圧縮し得る。
さらに、または、代替として、プラグ部材12は、プラグ部材12がガイドワイヤ要素116の上を進むとき、ガイドワイヤ要素116をスライド可能に係合し得るフランジまたはその他のロック要素(図示せず)を含み得る。プラグ部材が近位方向に向けられるとき、このロック要素は、ガイドワイヤ要素116を係合し得、そしてプラグ部材12とガイドワイヤ要素116との相対的運動を防ぐ。必要に応じて、ガイドワイヤ要素116は、ロック要素を遠位方向にラチェット要素上にするが、近位方向の動きを防ぐために相互ロックし得るラチェット要素(図示せず)を含み得る。
図10Dを参照して、プラグ部材12がハンドルデバイス14から離脱された後、ハンドルデバイス14は、通路92から引き抜かれ得、プラグ部材12およびガイドワイヤ要素116を身体内に残す。ガイドワイヤ要素116の遠位部分122は、好ましくは、生体吸収性材料から形成されるので、この遠位部分122は、ガイドワイヤ要素の残りから分離され得る。例えば、切断デバイス(図示せず)がこの遠位部分122を切断するために、通路92中に進行され得、その際に、ガイドワイヤ要素116の残りが通路92から引き抜かれ得る。あるいは、ガイドワイヤ要素116が協働コネクター(図示せず)を含む場合、このコネクターは、遠位部分122を離脱するために脱係合され得る。
従って、プラグ部材12およびガイドワイヤ要素116の遠位部分122は、通路92内に残り得る。プラグ部材12は、図10Eに見られるように、通路92を実質的にシールおよび/または閉鎖し得、そしてガイドワイヤ要素116の遠位部分122をプラグ部材12からの分離から守る。通路92を取り囲む組織96が治癒するとき、ガイドワイヤ要素316の遠位端318および/またはプラグ部材12は、身体によって吸収され得る。
本発明は、種々の改変および代替の形態を受けるが、その特定の例が図面中に示され、そして本明細書中に詳細に記載されている。しかし、本発明は、開示される特定の形態または方法に制限されず、その反対に、本発明は、添付の特許請求の範囲の思想および範囲内に入るすべての改変物、等価物および代替物をカバーすることが理解されるべきである。
図1Aは、本発明に従う、プラグ部材の斜視図である。 図1Bは、図1Aのプラグ部材の近位端の末端図である。 図1Cは、図1Aのプラグ部材の断面の側面図であり、本発明に従うプラグ部材中に配置されるコレットを備える。 図2Aは、図1Cに示されるコレットの第1の実施形態の側面図である。 図2Bおよび図2Cは、開いた位置および閉じた位置の図2Aのコレットの近位端の末端図である。 図2Bおよび図2Cは、開いた位置および閉じた位置の図2Aのコレットの近位端の末端図である。 図2Dは、図2Aのコレットの断面の側面図である。 図3は、本発明に従うプラグ部材を送達するための装置の斜視図である。 図4Aは、プラグ部材の展開の種々の段階の間の、図3の装置の遠位端の断面図である。 図4Bは、プラグ部材の展開の種々の段階の間の、図3の装置の遠位端の断面図である。 図4Cは、プラグ部材の展開の種々の段階の間の、図3の装置の遠位端の断面図である。 図4Dは、プラグ部材の展開の種々の段階の間の、図3の装置の遠位端の断面図である。 図4Eは、ライン4E−4Eに沿った、図3および図4Bの装置の遠位端の断面図である。 図5Aおよび5Bは、図3の装置のガイドワイヤ要素の断面図であり、このガイドワイヤ要素は、その上に、へこんだ配置および拡張した配置で拡張可能な翼部をそれぞれ有する。 図6Aおよび6Bは、本発明に従う、バネ要素を有するガイドワイヤ要素の代替的な実施形態の側面図である。 図7A〜7Dは、ガイドワイヤ要素の上を前進させられるプラグ部材およびハンドル部材の側面図であり、ガイドワイヤ要素上の位置マーカーを示す。 図8A〜8Eは、血管と連絡する通路の断面側面図であり、プラグ部材を送達して通路にシールするための方法を示す。 図9Aおよび9Bは、本発明に従う、ガイドワイヤ要素のなお別の実施形態の側面図である。 図10A〜10Eは、血管と連絡する通路の断面側面図であり、図9Aおよび9Bのガイドワイヤ要素を使用して、プラグ部材を送達して通路にシールするための方法を示す。 図11Aは、本発明に従う、プラグ部材を送達するための装置の代替的な実施形態の断面図である。 図11Bは、本発明に従う、プラグ部材を送達するための装置のなお別の代替的な実施形態の断面図である。

Claims (33)

  1. 組織を通る経路を密封するためのデバイスであって、以下:
    ほぼ環状の本体であって、該本体が、近位端、遠位端、および該近位端と遠位端との間を延びる管腔を備え、該管腔が、小さい断面領域を含む、本体;ならびに
    該本体の該管腔内にスライド可能に配置されたほぼ環状の密封部材であって、該密封部材が、その近位端と遠位端との間で延びる管腔、および該密封部材の該管腔の周りに配置された複数のショルダーを含み、該密封部材が少なくとも部分的に該小さい断面領域に動かされた場合、該ショルダーが互いに向かって偏向し、それにより該密封部材の該管腔を少なくとも部分的に密封する、密封部材、
    を備える、デバイス。
  2. 前記密封部材が、各隣接するショルダーを分離するスロットを含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記本体が、前記近位端と遠位端との間で少なくとも部分的に延びる外側表面上の螺旋状ネジ山パターンを含む、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記本体の前記管腔の遠位開口部が、該本体の該管腔の近位開口部よりも小さい、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記本体の前記管腔の前記小さい断面領域が、前記遠位開口部に向かって遠位方向に外側に向かって先細りになっている、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記本体の前記近位端が、該本体の前記管腔と連絡している実質的に楕円形の開口部を含む、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記密封部材が、流体に曝露された場合に膨張して、該密封部材の前記管腔をさらに密封する材料を含む、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記本体および前記密封部材の少なくとも1つが、生体吸収性材料を含む、請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記本体および前記密封部材の両方が、生体吸収性材料を含む、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記本体の前記近位端から延びるハンドルデバイスをさらに含み、該本体が、該ハンドルデバイスから取り外し可能である、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記ハンドルデバイスが、前記本体の前記管腔内に少なくとも部分的に収容される内側部材を含み、該内側部材が、前記密封部材を前記小さい断面領域に方向付けるためにスライド可能である、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記ハンドルデバイスが、外側部材をさらに含み、該外側部材が、遠位端を含み、該遠位端が、前記本体を該ハンドルデバイスに取り外し可能に連結するために、該本体の前記近位端と係合する、請求項11に記載のデバイス。
  13. 組織を通る経路を密封するための装置であって、以下:
    プラグ部材であって、該プラグ部材が、ほぼ環状の本体およびほぼ環状の密封部材を含み、該ほぼ環状の本体が、その近位端と遠位端との間で延びる管腔を含み、該管腔が、小さい断面領域を含み、該ほぼ環状の密封部材が、該本体の該管腔内にスライド可能に配置され、該密封部材が、該密封部材の管腔の周りに配置された複数のショルダーを含み、該ショルダーが、該本体の該管腔を少なくとも部分的に密封するために、互いに向かって偏向可能である、プラグ部材;ならびに
    ハンドルデバイスであって、該ハンドルデバイスが、外側部材および近位端および遠位端を含み、その間の長手軸を規定する内側部材を含み、該外側部材の該遠位端が、該本体の該近位端に取り外し可能に連結され、該内側部材の該遠位端が、該密封部材を該本体中の該管腔の該小さい断面領域に少なくとも部分的に動かすために、該本体の該管腔内に軸方向にスライド可能であり、それにより、該ショルダーを互いに向かって偏向させて、該本体中の該管腔を少なくとも部分的に密封する、ハンドルデバイス、
    を備える、装置。
  14. 請求項13に記載の装置であって、前記本体の前記近位端が、長軸および短軸を含む近位開口部を含み、ここで前記外側部材が、前記遠位端上の対向する要素を含み、該対向する要素が、互いから離れて移動可能であり、長軸を規定し、該長軸が、該近位開口部と実質的に係合して、該本体を該外側部材の該遠位端に固定する、装置。
  15. 請求項14に記載の装置であって、前記内側部材が、その遠位端上に1つ以上のフレア領域を含み、該内側部材が、前記外側部材に対して近位に移動可能であり、該1つ以上のフレア領域が、前記対向する要素とスライド可能に係合して、該対向する要素を互いに離して移動させて、前記本体中の前記近位開口部と係合する、装置。
  16. 請求項15に記載の装置であって、前記内側部材が、前記外側部材上の前記対向する要素を前記本体の前記近位端から外すために、該外側部材に対して遠位に移動可能である、装置。
  17. 請求項16に記載の装置であって、前記密封部材が、前記内側部材が遠位に移動した場合、前記本体中の前記管腔の前記小さい断面領域に向かって少なくとも部分的に向けられ、それにより該密封部材上の前記ショルダーを互いに向かって偏向して、該本体中の該管腔を少なくとも部分的に密封する、装置。
  18. 請求項14に記載の装置であって、前記本体中の前記近位開口部が、実質的に楕円形の形状であり、前記第1の細長部材の遠位端および前記外側部材上の対向する要素が、スロットによって分離される該外側部材の該遠位端の対向する半体を含む、装置。
  19. 請求項13に記載の装置であって、前記内側部材が、その近位端と遠位端との間で延びる管腔を含み、該管腔が、前記本体中の管腔と連絡し、そして前記密封部材中の管腔とほぼ整列している、装置。
  20. 前記内側部材、前記本体および前記密封部材中の管腔を通して受容可能な近位端を含むガイドワイヤ要素をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 患者の皮膚から体腔までの組織を通る経路を密封するシステムであって、以下:
    該患者の皮膚から該経路を通って該体腔まで延びるように構成されたガイドワイヤ要素;
    該ガイドワイヤ要素上で、該経路中に進めるように構成されたプラグ部材をであって、該プラグ部材は、管腔を備え、該プラグ部材が該経路中に進められた場合、該管腔を通して、該ガイドワイヤ要素が挿入され、該プラグ部材は、その中に該ガイドワイヤ要素を少なくとも部分的に取り囲む密封部材を備える、プラグ部材;
    該管腔の小さい断面領域に方向付けるように構成された密封部材であって、それにより、該密封部材上の複数のショルダーが互いに対して偏向して、該管腔を少なくとも部分的に密封する、密封部材;
    を備え、該ガイドワイヤは、該ガイドワイヤ要素の少なくとも一部が該経路から引き出され得るように構成されている、システム。
  22. 請求項21に記載のシステムであって、前記プラグ部材が、外部ネジ山パターンを含み、その結果、前記進める工程が、該プラグ部材を回転させる工程を包含し、該プラグ部材を前記経路にネジ留めする、システム。
  23. 請求項21に記載のシステムであって、前記プラグ部材が、細長送達デバイスの遠位端によって保持され、該送達デバイスは、該プラグ部材が前記経路中に進められた後、該送達デバイスから該プラグ部材が解放されるように構成されている、システム。
  24. 前記プラグ部材が前記送達デバイスから解放された場合、前記密封部材が、前記管腔の小さい断面領域に向かって方向付けられるように構成されている、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記ガイドワイヤは、前記密封部材が前記管腔の小さい断面領域に向かって方向付けられる前に、前記ガイドワイヤ要素全体が前記経路から引き出すように構成されている、請求項21に記載のシステム。
  26. 患者の皮膚から体腔までの組織を通る経路を密封するためのシステムであって、以下:
    該患者の皮膚から該経路を通して該体腔中に進められるように構成されている、ガイドワイヤ要素の遠位端;
    該ガイドワイヤ要素の該遠位端上で拡大可能な1つ以上の側面要素;
    ガイドワイヤが該体腔から部分的に引き出される場合、該1つ以上の側面要素が該体腔の壁部と接触するように構成されている、ガイドワイヤ要素;
    プラグ部材の管腔中に挿入するために構成されている、該ガイドワイヤ要素の近位端であって、該プラグ部材が、その中で該ガイドワイヤ要素を少なくとも部分的に取り囲む密閉部材を含み、該密封部材が複数の偏向可能なショルダーを有する該ガイドワイヤ要素の近位端;
    該ガイドワイヤ要素上で、該経路中に進められるように構成されている、該プラグ部材;
    該密封部材を該管腔の小さい断面領域に方向付け、それにより互いに向かい合って密封部材のショルダーを偏向することによって該管腔を少なくとも部分的に密封するための手段;および
    該ガイドワイヤ要素の少なくとも一部を該経路から引き出すための手段、
    を備える、システム。
  27. 請求項26に記載のシステムであって、前記プラグ部材が、外部ネジ山パターンを含み、その結果、該プラグ部材が、該プラグ部材を回転させることによって進められ、該プラグ部材が該経路を通って貫通する、システム。
  28. 請求項26に記載のシステムであって、前記プラグ部材が前記1つ以上の側面要素に隣接して配置されるまで、該プラグ部材が前記経路中に進められるように構成されている、システム。
  29. 請求項26に記載のシステムであって、前記ガイドワイヤ要素の少なくとも一部を前記経路から引き出す工程が、前記1つ以上の側面要素を圧縮し、該ガイドワイヤ要素を該経路から引き出す工程を包含するように、該ガイドワイヤ要素が構成されている、システム。
  30. 請求項26に記載のシステムであって、前記プラグ部材が、送達デバイスの遠位端上に保持され、該送達デバイスが、該プラグ部材中の前記管腔と連絡している管腔を含み、該管腔を通して、前記ガイドワイヤ要素が方向付けられ、該システムが、該プラグ部材が前記経路中に進められた後に、該送達デバイスの該遠位端から該プラグ部材を解放するための手段をさらに備える、システム。
  31. 請求項30に記載のシステムであって、前記ガイドワイヤ要素が、その近位部分上のマーカーを含み、該マーカーが、前記1つ以上の側面要素から所定の距離で位置し、該マーカーが前記送達デバイスの近位端から現れた場合、前記プラグ部材が該送達デバイスから解放され、それにより、該プラグ部材が該1つ以上の側面要素に隣接して展開されるように構成されている、システム。
  32. 前記プラグ部材が前記1つ以上の側面要素と接触した場合、該プラグ部材が前記送達デバイスから解放されるように構成されている、請求項30に記載のシステム。
  33. 請求項30に記載のシステムであって、前記ガイドワイヤ要素が、その近位部分上のマーカーを含み、該マーカーが、前記1つ以上の側面要素から所定の距離に位置し、前記プラグ部材を進める工程が、該マーカーが前記送達デバイスの近位端から現れた場合に中断されるように構成されている、システム。
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