JP2001526742A - ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法 - Google Patents

ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法

Info

Publication number
JP2001526742A
JP2001526742A JP55043698A JP55043698A JP2001526742A JP 2001526742 A JP2001526742 A JP 2001526742A JP 55043698 A JP55043698 A JP 55043698A JP 55043698 A JP55043698 A JP 55043698A JP 2001526742 A JP2001526742 A JP 2001526742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
disperse
disperse dye
dyes
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP55043698A
Other languages
English (en)
Inventor
ボーイズ,ジオフリー・イー
ハーラント,マイケル・エイ
Original Assignee
エクイスター・ケミカルズ・エル・ピー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エクイスター・ケミカルズ・エル・ピー filed Critical エクイスター・ケミカルズ・エル・ピー
Publication of JP2001526742A publication Critical patent/JP2001526742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/0032Determining dye recipes and dyeing parameters; Colour matching or monitoring
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/16General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using dispersed, e.g. acetate, dyestuffs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/79Polyolefins
    • D06P3/794Polyolefins using dispersed dyes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/92Synthetic fiber dyeing
    • Y10S8/928Polyolefin fiber

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ポリオレフィン材料、特にポリプロピレンをベースにした繊維を染色する改良された方法は、同一原色グループからの選ばれた複数の分散染料を含む分散染料ミックスを含む。個別の分散染料溶液を未染色の試料により試験し、その染料に対して受け入れ可能なクロッキング試験となる最大染料濃度を測定することによって、ミックス内の各染料及びミックス内の各染料の濃度が選ばれる。ミックス内の複数の分散染料は、それぞれ、個別の染料についての最大染料濃度の少なくとも75%の濃度である。選ばれた染料ミックスは、分散染料ミックス溶液を調製するために使用され、それをポリオレフィン材料と接触し、材料は堅牢度の問題なしで高信頼性で染色される。赤色染料ミックス、青色染料ミックス、及び黄色染料ミックスがそれぞれ調製され、それぞれ別にポリプロピレン繊維を比較的濃い色合いで、クロッキング問題なしで染色するのに使用される。ポリプロピレン繊維を選ばれた色合い及び色の深さで染色するのに、異なる比率のそれぞれの3つの染料ミックスが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】 ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法発明の分野 本発明は、染料ブレンド組成物に関し、またポリオレフィン材料の染色用、特 にポリプロピレン繊維の染色用に好適な染料を選択する方法に関する。本発明の 方法によれば、ポリプロピレン繊維は、大気圧で高信頼性で染色され、染色され た繊維は良好な堅牢度を示す。所望の染料は、特定の原色グループ内で別々の組 成物からブレンドされ、各々は染料ミックス内の選択された比で選択された複数 の染料からなり、種々の色合いと色の深さでポリプロピレン繊維の染色を可能に する。発明の背景 ホモポリエステル繊維は、種々のタイプの染料により容易に染色され、ポリエ ステル繊維を染色するのに特に好適な種々の染料及び染料組成物が開発された。 ポリエステル繊維を染色するための染料混合物及び組成物を指向する例示の特許 は、米国特許第3,966,399号、3,989,449号、4,362,530号、4,516,979号、5,092, 905号、及び5,420,254号である。米国特許第4,464,180号に開示されているよう に、分散染料は、従来、浴プロセスまたはプリントプロセスのいずれかを使用し てポリエステルに適用される。 ポリエステルを選ばれた黄色の色合いで染色することと特別の問題が時に関連 する。米国特許第4,439,207号に開示されているように、種々の技術が特にこの 問題を指向する。米国特許第4,840,643号には、優れた堅牢性を与え、ポリエス テル繊維を連続的に染色するのに好適な三原 色の染料組み合わせ物が開示されている。 ポリエステル繊維及びポリアミド繊維を染色するのに種々のプロセスが使用さ れ、カーペット業界で普通に使用されている。 米国特許第3,953,168号、4,125,371号、4,199,813号、4,218、217号、4,255,1 54号、4,579,561号、4,801,303号、5,196,031号、及び5,294,231号には、各々ポ リエステル繊維及びポリアミド繊維を染色する手法及びプロセスのバリエーショ ンが教示されている。米国特許第4,185,959号には、異なる化学構造を有する少 なくとも9つの分散染料を含む染料浴中でポリエステル繊維を染色する手法が開 示されている。米国特許第4,645,510号及び5,484,456号は、セルロース繊維を染 色するのに特に設計された染色方法を指向する。 染色ポリエステル繊維の光堅牢度を改良するために種々の手法及び染料が使用 された。米国特許第4,557,730号には、自動車業界で使用されるポリエステル材 料を染色するのに特に好適な染料及び染色方法が開示されている。米国特許第4, 351,641号は、交差したマシン方向に均一な色合いを示すカーペット及び家具織 物等のパイル織物の連続染色の手法を指向する。種々のタイプのポリエステル及 びセルロースの染色繊維は、繊維中に充分に拡散しなかった分散染料分子を除去 するために、染色後還元クリアリング手法にかけられる。米国特許第4,286,961 号は、分散染料の還元クリアリングを指向する技術を例示している。 ポリエステル繊維を分散染料により染色する場合、濃い色合いを得るためには 、単一染料でなく数種の染料が使用されてきた。各染料は、染料の吸収速度が遅 くなり、低下する飽和速度をそれぞれ有するので、深さの増加は、染料浴で使用 しうる染料の量に関連して遅くなる。いくつ かの染料について、更に濃い色合いの深さが一つだけの染料を使用した時よりも 更に短時間で得られる。 このように、3つまたは4つの染料がブレンドされた染料製品に組み合わされ、 ポリエステルに施されて、染色プロセスにおいて一つだけの染料を使用した場合 に使用するよりも、更に低い濃度レベルと更に速い染色速度で更に濃い色合いが 得られる。ポリエステルを大気温度で分散染料により染色する場合所望の収率が 得られないと、高圧下、高温で容易にポリエステルを染色することができる。 90%以上のポリエステル繊維とセルロース繊維とのブレンドは加圧下で染色さ れる(例えば、250°Fから270°F)。 ポリエステルの濃い色合いは、必要な場合には便利に還元クリアされる。この プロセスには、アルカリ性還元浴中で染色された繊維を処理することが含まれ、 その間に染料は化学的に破壊される。色全体は繊維内に深くトラップされ、染色 ポリエステル繊維を還元クリアリングした後もなお、優れたクロッキング堅牢度 が得られる。 カーペットの製造におけるポリプロピレンの使用は、1980年代以来劇的な成長 を経験した。ポリオレフィン、特にポリプロピレンは疎水性であり、染料分子が 付着する染料部位を欠いているので、分散染料により染色することは困難である 。 染料がポリマーに対して親和力を有する理由として、しばしば、ファンデアワ ールス力及び水素結合があげられる。ポリオレフィンは、また、染料が塩結合を 形成する塩基性部位を欠いているので、酸染料によっても染色されない。 ポリプロピレン繊維を製造する当業者は、ポリプロピレンをうまく染 色できないことは、特に、色のデザインとフレキシビリティが必要とする用途に とっては、その成長を制約してきたことを永らく認識してきた。従って、カーペ ット業界で現在使用されているポリプロピレンの多くは、押し出しプロセス時に 顔料により着色される。 1990年代の初めに、Lyondell Petrochemical Companyは、カーペット業界に好 適な繊維を製造するのに成功裏に使用される改質ポリプロピレン樹脂を開発した 。 この新しいポリプロピレン繊維は、大気圧下、慣用の染色温度条件で分散染色 される。この染色性ポリプロピレン組成物は、米国特許第5,468,259号、5,550,1 92号、及び5,576,366号で開示され、Lyondellによりクロマロン(KROMALONTM)の 商品名で導入された。この技術により開発されたポリプロピレン繊維は、大いに 有望であるが、この新しいポリプロピレン組成物で製造された繊維と材料は、染 色性と堅牢性に関して問題を経験した。 ポリエステル、ポリアミド及びアセテート材料を成功裏に染色するのに普通に 使用された多数の分散染料は、クロマロンを染色する場合よく働かない。これら の染料のあるものは、濃い色合いにうまくビルドアップせず、あるものは不充分 な堅牢度を有する。ポリエステルとポリアミド繊維は、染料を膨張繊維に機械的 に結合するので、分散染料により容易に染色される。 ポリプロピレンにおいては、ポリプロピレンが水をよく吸収しないし、膨潤し ないので、この機械的結合は起こらない。このようにして、ポリプロピレンを染 色する場合の染料飽和レベルは、ポリエステルを染色する場合の染料飽和レベル と比較して低く、染色されたポリプロピレンは、 一般に染色されたポリエステルと比較して劣ったクロッキング堅牢度及びラビン グ堅牢度を示す。このように、一般に、クロマロンの飽和曲線は、ポリエステル とポリアミドの飽和曲線と著しく異なっている。 多くの染料の飽和濃度は、クロマロンを染色する場合、ポリエステルに対する 同一染料の飽和濃度に比較して極めて低いので、クロマロンを極めて濃い色合い に染色する試みは、50%以上の染料がクロマロン材料に吸尽されず、それにより 、劣ったクロッキング堅牢度及びラビング堅牢度を有する染色された繊維が得ら れるという結果であった。 ポリエステルは、通常、分散染料により極めて濃い色合いに染色される一方、 クロマロンを染色する場合適当な堅牢度で同じ濃い深さに達しようと試みる場合 には極端な困難に遭遇する。上述のように、分散染色されたポリエステル繊維は 、緩い染料を除去するために容易に還元除去される。 ポリエステルの還元除去は、通常、カセイソーダとナトリウムハイドロサルフ ァイトの混合物を使用して、160°Fから180°Fで行われる。 この同じ還元除去は、ポリプロピレンに行われた場合、色合いをかなりな程度 マイナスに変える。ポリエステルへの処理の還元力は、繊維の外側の表皮にのみ 及ぶ。ポリプロピレンは、ポリエステルほど緻密でなく、そこで、多孔質で、侵 入性であり、還元処理が繊維の内部に浸透し、色を破壊する。 従って、クロマロンは、ポリエステルとポリアミドの双方を染色するのに使用 される染料固定機構と著しく異なる染料固定機構を有する。 クロマロンの高温染色は、ポリエステルを高温で染色する場合に経験される色 収率の顕著な改善をもたらさないようである。ポリエステルの 染色は、しばしばキャリアの使用により促進される。通常のキャリアは、ブチル ベンゾエート、ビフェニル、トリクロロベンゼン、等の有機化合物であり、これ は水中に乳化され、速い染色を可能とさせる。キャリアは、繊維に浸透し、時に は繊維を膨潤させ、分散染料が染料分散繊維界面を通り、繊維の中に通るのを助 ける。 ポリエステルを染色するための分散染料と共に普通に使用されるキャリアは、 クロマロン繊維に対しては認められる程度には効果的でなく、光堅牢度の劇的な 低下等の他の制約を有するのを助けるもの、強烈な刺激的な匂いのために、多く の用途には使用されない。 従来技術の難点は本発明により克服される。染料を選択し、ポリオレフィン、 特にポリプロピレンを高信頼性に染色することができる分散性染料を組み合わせ る改良された方法が本発明で開示される。 本発明によるクロマロンを染色する改良された方法により染色操作者は、染色 された繊維がその後クロッキング問題を示さずに、染色された基材の所望の色合 いと濃さを得ることができる。発明の要約 本発明によれば、異なる分散性染料が選ばれ、クロッキング問題を示す前の最 大濃度の関数として他の分散性染料と組み合わされる。多数の赤色分散染料がこ のようにして赤色染料組成物を形成する為に組合せられ、多数の青色分散性染料 が青色染料組成物を形成する為に組合せられ、多数の黄色分散性染料が黄色染料 組成物を形成する為に組合せられる。各染料は、クロッキングを起こす最大濃度 レベル以下の濃度で使用される。望ましくは、組み合わされた染料は、「積み重 なり」またはビルドアップ(ビルドアップ)して、濃い色合い(dark shade)を生じ るが、積み 重なって、クロッキングを示す染料の組み合わせは生じることはない。各染料は 、一般に染料濃度対K/S曲線の直線領域で選ばれ、クロッキング試験により得ら れるのと一致するデータを提供する。 本発明によれば、個別の染料のクロッキング試験は、クロマロンを染色する場 合クロッキング問題を起こす前に、染料が使用される最大濃度を決定するために 使用される。この最大染料濃度値を得れば、その染料は、その濃度で使用され、 クロッキング問題を起こすことなく他の染料と積み重ねられ、あるいは組み合わ される。 染料組成物内の選ばれた染料の各々は、他の染料と実質的に独立に機能して、 クロッキング問題を生じることなくその染料をビルドアップすることができる。 濃い染料色は、このようにして種々の染料をビルドアップすることにより得ら れる。クロマロン繊維は、大気圧で高信頼性で染色され、加圧染色装置の高コス トを回避することができる。 本発明は、堅牢度の問題を示すことなく、種々の色合いと色の染色を可能にす ることにより、ポリプロピレンを経済的に染色する手法を提供する。各染料の最 大染料濃度は、クロッキング試験の関数として決定される。極めて濃い色合いの ポリプロピレンは、同一原色グループ、例えば赤色、青色または黄色内の種々の 染料からなる染料混合物を用いて良好な堅牢度で染色される。単に一つの黄色、 一つの赤色、及び一つの青色の染料を用いて、所望の色合いを得るのではなく、 本発明は、黄色染料の組み合わせを用いて、黄色染料の混合物を得、赤色染料の 組み合わせを用いて、赤色染料の混合物を得、青色染料の組み合わせを用いて、 青色染料の混合物を得る。いくつかの異なる染料が使用されて、各染料 混合物を構成し、そして、比較的濃い色合いを染色するために、各染料混合物が 使用される。4つ以上の異なる染料が同一の原色グループから選ばれて、特定の 色の配合物を得る。染料混合物内の各染料は、それらが高度の吸尽性を持ち、最 も重要なこととしてクロッキング問題を起こすことなしにビルドアップする濃度 レベルで使用される。このようにして、クロマロンの極めて濃い染色が良好な堅 牢度をもって可能になる。 染料混合物を形成する個別の染料は、未染色のクロマロン試料を染色する時に 単独で使用される場合の個別の性能の関数として選ばれる。 一般に、各々の染料は、受け入れ可能なクロッキング堅牢度と考えられる、4- 5のクロッキング堅牢度値が得られる最大濃度で選ばれる。組み合わせられた場 合、各染料は、他の染料により実質的に妨害されずに、それ自身の速度で吸尽す る。 このように、染色されたポリプロピレンの濃い色合いが大気圧で、クロッキン グ問題を生じることなく得られる。 最適な結果のためには、良好なビルドアップと高いK/S値を有する特定の染料 が選ばれる。理想的には、選ばれる染料は、濃い深さで4-5の最小等級の、良好 な光堅牢度、高湿度のオゾン及び窒素酸化物に対する良好な堅牢度、及び良好な クロッキング堅牢度を有する。ある染料は良好な光堅牢度を有するが、ビルドア ップが並であり、他方、他の染料はビルドアップが極めてよいが、それだけで使 用すると受け入れ可能な光堅牢度が不足するという点で、特定の色の染料混合物 中の選ばれた染料は、相補的である。しかしながら、双方の染料の組み合わせに よれば、個別染料の各々よりも顕著に良好な染色性能を有する最終製品が得られ る。染料混合物を形成するブレンド染料は、濃い色合いで受け入れ可能 な堅牢度と、また淡い深さで充分な光堅牢度を持ち、優れたビルドアップ性を有 する。 青色染料の組成物、赤色染料の組成物、及び黄色染料の組成物が本発明の方法 により生み出される。これらの3つの染料の組成物またはミックスは、染色工程 において異なる混合のパーセンテージで使用され、所望の色と色合いが得られる 。 染色されたポリオレフィンが顕著なクロッキング問題を起こすことなく所望の 濃い色合いが得られる、ポリオレフィンの改良された染色方法を提供することが 本発明の目的である。 それぞれ原色グループ(例えば、赤色、黄色、及び青色)の種々の各染料組成物 を、クロッキング性能の関数として同一組成内で他の染料と無関係に決められた 組成内でそれぞれ2つ以上の染料濃度で準備することにより、ポリオレフィンを 工業的に染色する方法を改善することが本発明のもう一つの目的である。 ポリオレフィンを大気圧で高信頼性で染色する方法を提供することにより染色 されたポリオレフィンの商業的な成功を顕著に改善することが本発明の更にもう 一つの目的である。 本発明の顕著な特徴は、ポリプロピレン繊維が大気圧で高信頼性で染色され、 良好な堅牢性を示す繊維によってカーペットを加工するのに使用されることであ る。 選ばれた分散染料でポリプロピレンを染色する改良された本発明法が提供され 、経済的に染色されたポリプロピレン材料が得られることが、本発明の更なる特 徴である。 本発明の別な特徴は、市販の分散染料を用いて、ポリプロピレン繊維 が種々の所望の色合いに高信頼性で染色されることである。 本発明の利点は、ポリプロピレン繊維の商品性が顕著に増大されることである 。 本発明の別の利点は、ポリプロピレン繊維がヤーンに紡糸される前あるいは後 に高信頼性で染色されるとういうことである。多くの用途に望ましい、繊維上で 妥当な量の繊維仕上げ剤または繊維潤滑剤を使用することによって、濃い色の高 信頼性の染色は妨げられない。 本発明の別の顕著な利点は、数少ない異なる原色のミックスのみが染色操作者 に提供され、異なる量のミックスをカラーチャートに示される量で用いて、淡い 色あるいは濃い色及び数多くの異なる色合いにポリプロピレンを高信頼性で染色 できるということである。 本発明のこれら及び更なる目的、特徴、及び利点は、付随する図面の図を参照 する、次の詳細な説明から明白になるであろう。図面の簡単な説明 図1は、4つの異なる黄色の分散染料について染料濃度の関数としてK/S値を図 示する。 図2は、3つの異なる赤色の分散染料について染料濃度の関数としてK/S値を図 示する。 図3は、特定の分散染料について染料濃度の関数としてK/S値を図示し、また、 染色及び通常の風乾後の乾燥クロッキング値及びまた、120°Fの高温で48時間乾 燥後の潤滑された繊維についての乾燥クロッキング値を図示する。 図4は、別の分散染料について図3と同じ情報を図示する。好ましい実施の形態の詳細な説明 本発明により、赤色染料の組み合わせ物、青色染料の組み合わせ物、及び黄色 染料の組み合わせ物がそれぞれ作製され、各染料の組み合わせ物は、各原色グル ープの複数の、好ましくは4つ以上の選ばれた染料を含む。組み合わせ物内に含 まれる個別の染料は、染料のスクリーニングプロセスにより選ばれる。 組み合わせ物に含める分散染料の候補は、最初は、試料のクロマロン材料の0. 1%濃度の迅速染色を行うことによりスクリーニングされる。次に、すすぎ染料が ナイロンまたはポリエステル上に吸尽される。もし、すすぎ水が染色された試料 よりも濃ければ、その染料は不経済であると考えられる。0.1%濃度で少なくとも 80〜100%の収率を与える染料候補に対しては、ポリプロピレン試料の更なる染色 を更に高濃度レベル、例えば0.25、0.50及び1.00%で行なう。繊維に潤滑剤が塗 布されていないクロマロン試料については、繊維の慣用的な風乾後乾燥クロッキ ング試験を行った。繊維に0.5%の潤滑剤が塗布されているポリプロピレン試料に ついては、オーブン中120°Fで48時間試料を乾燥した。48時間の終わりに、これ らの試料について乾燥クロッキング試験を行った。クロッキングが4-5の値から4 の値になった点で各染料に対する最大濃度(繊維が潤滑剤を有するかどうかに依 存する)を確定した。分散染料赤60、分散染料黄64、及び分散染料青148の3つの 受け入れ可能な、「馬車馬」の染料が得られた(一般に、色と番号により掲げられ るすべての染料は、カラーインデックス(Color Index)名を指していると理解さ れるべきである)。 試料をクロッキング試験するために、グレースケールグレード付けシステム(G rey Scale Grading System)が使用された。堅牢度性能が1から5の尺度で等級付 けされ、5は変化なしを示し、4は若干の変化を示し、3 は認めうる変化を示し、2は顕著な変化を示し、1は激しい変化を示す。3-4等の 等級は、明らかに若干の変化として特徴付けられないが、認めうる変化により特 徴付けられるものより良好であった。一般に、多数の繊維に対して4-5あるいは4 の等級は、受け入れ可能であり、ある繊維に対する3-4の等級は、ボーダーライ ンで受け入れ可能である。 クロッキングの前、すなわちクロッキング値が4-5から4になる前の各々の個別 の染料の最大濃度を測定するために、多数の分散染料について試験が行われた。 同じ色グループの染料がそれぞれクロッキングの前の最大濃度以下である、12 迄の異なる染料混合物を混合した場合、一緒にブレンドした場合、ブレンド中の 各染料は他の染料と無関係な挙動を行い、クロッキングなしに、良好な色のビル ドアップが得られることを試験で確認した。 図1及び2は、異なる分散染料についての濃度の値に対するK/S値を図示する。 図1に描かれている4つの染料の曲線は、それぞれ黄色の原色グループの染料に ついてのものであり、図2の3つの染料の曲線は、それぞれ赤色の原色グループの 染料についてのものである。染色されたポリプロピレン試料を染色した場合、特 定の分散染料についての濃度対K/S曲線は、受け入れ可能なクロッキング試験と はできるが、実際のクロッキング試験の代用として使用することはできず、特定 の分散染料について使用することができる想定の最大染料濃度に関して有用な情 報を提供する。しかしながら、一般に受け入れ可能なクロッキング試験とできる 最大の受け入れ可能な染料濃度は、以下に更に議論するように、曲線の直線部分 内にあるのがよい。 図3及び4は、本発明の概念を更に図示し、特に、染料濃度の関数として染料の K/S値をプロットする。曲線は、受け入れ可能なクロッキング試験が得られる最 大染料濃度がどこにあるか教示しない。試験を行い、実際にクロッキング値をチ ェックすることにより、特定の染料に対するクロッキング前の最大濃度が決めら れる。しかしながら、特定の染料に対するK/S値の曲線は、可能な染料の候補及 び見積もられる最大濃度値を予測するのに助けになる。各染料がクロッキングの 問題を引き起こすことなく特定の混合物において使用される最大濃度を決めるの には、特定のクロッキング試験が必要であった。 特に、図3を見ると、特定の染料について、繊維が若干のクロッキング(4-5の クロッキング値)を示す最大濃度は、ほぼ0.3%であり、他方、潤滑剤を染料に施 すと、ほぼ0.2%以下の濃度でのみ同じ染料を使用することができ、4の受け入れ 可能なクロッキング値が得られる。従って、ポリプロピレン材料が潤滑剤を有す るあるいは有しないに拘わらず、ほぼ0.15%の濃度でのこの染料の安全限界をこ れらの試験の関数として決められる。一般に、ポリプロピレンで潤滑剤をほとん ど使用しなくても、あるいは使用された潤滑剤がクロッキングに対して最少の影 響を及ぼしても、この染料について0.2%に近い染料濃度を成功裏に使用すること ができた。明らかに、ポリプロピレンを染色するのに、この染料を約0.25%の染 料濃度で使用することができ、潤滑剤を使用しなければ、クロッキングを示さな い。 この明細書で使用されるすべての染料濃度は、染料濃度の標準的な表現である 、染色される材料の重量に対する染料のパーセントであると理解されるべきであ る。 図4は、別な染料に対する類似のデータを提供する。試料に潤滑剤を使用しな い場合、なお、4の受け入れ可能なクロッキング値を得る一方で、染料濃度を約0 .3%迄増加することができた。 しかしながら、潤滑剤を使用する場合には、同じ4の受け入れ可能なクロッキ ング値は、約0.1%の染料濃度迄しか維持されない。従って、図4のデータは、こ の染料に対しては、この染料をミックスで組み合わせることができる最大濃度は 、潤滑剤を有するポリプロピレンを染色するのに染料混合物を使用する場合には 、0.1%であることを示す。潤滑剤を有さないポリプロピレンを染色するのに、同 じ染料混合物を使用する場合には、更に高濃度を使用することができる。種々の 潤滑剤を使用した、あるいは使用しない種々のタイプのポリプロピレンを染色す るのに、多くの場合、普遍的な染料ミックスが望ましい。従って、この染料につ いては0.1%の濃度がこのような普遍的な染料ミックスにおいて使用される。 上記に示したように、各分散性染料は、ポリプロピレンに施こす場合、特定の 堅牢度性能を有する。次の表は、クロッキングが4に等しいパーセント染料濃度 、光堅牢度性能、高湿度のオゾン/NOx性能、及び好ましい濃度を含めて、5つの 染料についての特定の情報を提供する。高湿度のオゾン及び高湿度NOx試験は2サ イクルの試験である。 染料Aは分散染料青148である。この染料は、クロッキング堅牢度が1%付近の濃 度で受け入れ不可となるが、優れたビルドアップ性がある。この染料の他の側面 は、極めて淡い深さの場合を除いて、すべて受け入れ可能である。染料Bは、Ter asil blue HLBであり、ビルドアップを除いて極めて良好な総合的な染料である 。染料Aほど強力でないが、染料Cよりもよい。染料Cは、優れた光堅牢度を有す る分散染料青87であり、ビルドアップ性能が限定される。それは、0.75%近傍で ビルドアップしなくなり、0.5から0.75%では、極めて限られた深さの増加がある だけである。 染料Dは分散染料青118である。この染料は、ビルドアップ性能に制約があり、 それだけで使用する場合光堅牢度はまずまずである。 染料Eは分散染料青291であり、良好な大気汚染物堅牢度を持つ卓越した染料で あるが、光堅牢度は劣る。染料A、B、Cと一緒に中程度の量を使用すると、染料 混合物は、受け入れ可能な光堅牢度をもたらす。染料Dについては、ミックス中 で過剰に使用すると、得られる組み合わせ物は、劣った堅牢度とまた、劣ったオ ゾン/NOx値を示すというリスクが存 在する。 表Iに提供された情報は、5つの染料が使用され、特定の青色ミックスの染料 ミックスを形成する。このミックスに含まれる染料のうち、染料A及びBの双方は 、最大濃度の少なくとも75%の濃度で選ばれ、4の受け入れ可能なクロッキング値 が得られる。染料Cは、最大濃度の70%よりも若干低いミックス濃度で選ばれ、4 の受け入れ可能なクロッキング値が得られる。このように、この5つの染料の青 色染料の混合物からの少なくとも2つ以上の染料は、これらの2つの染料の各々に ついて、実質的に決められた最大染料濃度で選ばれる。 表Iに提供されたデータに関する他の重要な点は、染料ミックスについての少 なくとも2つの染料の好ましい濃度は、染料に対する最大濃度に対してほぼ同じ 比を有するように選ばれる。言い換えれば、染料Aに対する好ましい濃度は、明 らかに、最大濃度の少なくとも75%の濃度であり、4以上のクロッキング値が得ら れ、染料Bに対する好ましい濃度は、最大濃度の80%の濃度であり、4のクロッキ ング値が得られる。以下に認められるように、染料Cに対する好ましい濃度は、 最大染料濃度のほぼ70%の濃度であり、>4のクロッキング値が得られる。 最大染料濃度に対する好ましい濃度の比は、染料D及びEの双方に対して小さく 、上記から、各々の染料に対する最大濃度に比べて、10%の受け入れ可能な範囲 内で、5つの染料の内3つは、染料ミックス中の好ましい濃度のほぼ同じ比を有し 、受け入れ可能なクロッキング値が得られる。 グラフ3と4、及びいかなる顕著なクロッキング問題のリスクを最少にしながら 、本発明の受け入れ可能な染料ミックスを形成したいという要望を鑑みると、上 記の説明は特に重要である。表Iに示される青色染料 ミックスを構成する5つの染料は、3.25%の組み合わせの濃度を有する。勿論これ は、顕著なクロッキング問題を起こすことなく、これらの染料のいずれか一つを この繊維に施すことができる濃度より著しく高い。この染料は、染料ミックス中 で堅牢度についてはよくビルドアップするが、クロッキング問題は起こさないの で、このようにして、表Iのブレンドは、本発明によりポリプロピレンを染色す るのに好適である。 別な実施例として、赤色ミックスは、次の表に掲げたパーセント濃度でそれぞ れ赤色染料を含む。 染料Aは赤146であり、明るいピンク色が得られ、バイオレットにビルドアップ する。染料Bは赤60であり、0.25%の濃度迄満足であるが、この濃度以上ではよく ビルドアップせず、この濃度レベルを増加させると劣ったクロッキングが得られ る。染料Cは赤127であり、弱い染料であって、赤色60の半分以下の強さである。 染料Dは赤338であり、赤味がかったオレンジ色に染色し、極めてよくビルドアッ プする。しかしながら、この染料は、0.50%以上の濃度でクロッキングし始める 。染料Eは赤50であり、 オレンジ色で染色する。この染料は、約0.55%の濃度でビルドアップしなくなり 、この濃度以上ではクロッキングも問題である。 染料Fは赤13である。これは、優れた染料ビルドアップ物であるが、この染料 はそれ自体劣る光堅牢度を有する。赤色60と組み合わせ、0.25%以下で使用する 場合、受け入れ可能な光堅牢度が得られる。染料Gは赤65であり、良好な光堅牢 度を有するが、高濃度でクロッキングする傾向があるので、0.125%以上の濃度で 使用されるべきでない。 上記で開示した赤色及び青色の組み合わせ物の各々について、組み合わせ物中 の染料濃度は、3.3から4.0%であり、オールラウンドで良好な堅牢度で染色され た極めて濃い色合いのポリプロピレンが得られた。本発明の染料ミックスを構成 する個別の染料の染料濃度の合計は、通常2.5%以上であり、通常、3.0%から4.5% の範囲である。各々の場合、染料ミックス中の個別の染料の染料濃度の合計は、 染料ミックス内の個別の染料それぞれについて測定された最大染料濃度よりも実 質的に大きい。 次の表は、黄色、赤色及び青色の染料ミックスの組み合わせ物を得るための良 好な染料候補を掲げる。 選ばれたある染料は明らかに他の染料よりもビルドアップが良好である。他の 染料は、40SFU Xenon後、オールラウンドに良好な堅牢度と4または3/4の最小光 等級、4-5の良好なクロッキング堅牢度等級、及び2サ イクルの高湿度オゾン及び高湿度窒素酸化物試験に対して3/4の等級を有する。 各染料のプラスの側面を最適化するように適当な染料を選ぶ場合、ビルドアップ が良好である一つの染料を選び、もう一つの染料は良好な光堅牢度を有するもの を選ぶ。同じように、極めて良好な高湿度オゾン/NOx堅牢度を持つ染料をこの同 一の所望の性質を持たない染料と組み合わせることができる。例として、青87と Terasil blue HLBは、極めて良好な光堅牢度を有するが、青87はビルドアップが 良好でない。Blue HLBはビルドアップが良好であるが、青148をよく分散しない 。この青は、0.05%と低い濃度レベルで極めて受け入れ得る光堅牢度を有する。 これら3つの染料の組み合わせ物によりオールラウンドに優れたビルドアップと 堅牢度を持つミックスが得られる。このミックスに極めて良好なビルドアップ物 であるが、中庸な光堅牢度を有する青291を加えることができる。少量または中 程度の量の青291は、適当な光堅牢度を維持しながら、この4つの染料ミックスの ビルドアップ性を追加的に向上させる。この方法は、他の青色染料の添加に拡張 される。各成分は、受け入れ得る堅牢度と共に適当なビルドアップを得るのに寄 与する。 表IVは、クロマロンについての吸尽染色により評価した染料に対する標準的な 深さを示す。フォーマットで提供されている標準的な深さの情報は、当業者には よく認識されている。基本的に、例えば1/1の標準的な深さは、2/1の標準的な深 さの半分であることは理解されるべきである。1/10の標準的な深さは1/1の標準 的な深さの1/10である。表IVに提供された情報は、特定の分散染料について、異 なる染料濃度で得られる標準的な深さ、及び多くの場合、記載の濃度におけるそ の染料に対するクロッキング値を提供する。表IVに提供された情報は、上述の濃 度値対 K/Sと共に、クロッキングの問題を示さずにポリプロピレンを染色するのに使用 される分散染料及び各分散染料に対する最大濃度を見積もるのに極めて有用な情 報を提供する。このように、表IVのデータは、染料ミックスに分散染料を選び、 最大の分散染料濃度を見積もるのに有用である。これにより、個別の染料に対し て受け入れ可能なクロッキングが得られるが、繰り返すとこれは実際のクロッキ ング試験の代用ではない。 更に、特定すれば表IVに提供される情報は、特定の染料の色の深さの増加(赤 色ミックス2.25.97、青色ミックス32497及び黄色ミックス)、及び個別の染料に 対して得られるクロッキング結果を劇的に示す。原色の赤を持つ染料に対するデ ータは、1/25の低さの深さでクロッキングする多数の染料と共に約1/3の深さの 個別の染料から最も濃い赤色が得られることを示す。赤色ミックス2.25.97は、2 .5/1の深さでも優れたクロッキング結果を示し、どの個別成分の染料よりも2.5 倍深い。 本発明によれば、染料ミックスに対して個別の染料を実際のビルドアップ試験 の関数として選ぶことも可能である。 従って、選ばれた分散染料Aを有する溶液によって未染色のポリプロピレン試 料が最初に染色され、次に染料Aでそれぞれ染色されたそれぞれの試料がそれぞ れ分散染料B、染料C、及び染料Dを含有する複数の溶液の一つと接触される。 染料B、染料C、及び染料Dの各々は、染料Aと同じ原色グループのものである。 すべての他の堅牢度の情報が等しいとして、選ばれた染料Aと最もよくビルドア ップする染料B、C、及びDが、分散染料ミックスで染料Aと組み合わせるために選 ばれる。 本発明の染色に好適な材料は、ここには引用として包含されている米国特許第 5,468,259号及び5,550,192号に開示されているポリプロピレンをベースにしたポ リオレフィンである。変成ポリプロピレンと呼ばれるこのポリプロピレン組成物 には、選ばれた量のエチレンコポリマー、及び好ましくはエチレンメチルアクリ レートコポリマーが含まれる。この材料は、本発明により費用効果の高い方法で 分散染色され、良好な光堅牢度、良好な洗濯堅牢度、及び良好なクロッキングあ るいはブリード性 を有する染色された繊維が得られる。改良された染色結果に対する厳密な理論は 未だ知られていないが、一つの可能な説明は、染料がクロマロンにビルドアップ する場合吸着に3つの段階があるということである。 1. ある染料は、染料に深く吸着されて、固定する場所を見出し、 2. ある染料は、繊維に入り込み、色収率(color yield)の改善を生み出すが、 界面活性剤、油、時間及び温度の吸い尽くし作用(leeching)に耐えるには充分固 定されず、 3. ある染料は、どこにも行きどころがなく、染料浴から洗い出され、よくすす がないと、染色時にクロッキングの問題を生じる。 同じ原色グループ内の複数の分散染料を含有する染料ミックスがよくビルドア ップして、クロッキングの問題なしにポリプロピレンを極めて濃い色合いに染色 させる主な理由の一つは、選ばれた染料の各々がポリプロピレン繊維に付着する 時に、異なる挙動をするということであると考えられる。言い換えれば、染料A は、染料ミックス内の他の染料が繊維に付着する方法と明らかに異なる機械的及 び/または化学的方法で繊維に付着する。従って、個別の染料のクロッキング問 題を引き起こす最大濃度以下の濃度で使用されるとすると、染料ミックス中の染 料の各々は、染料ミックス中で染料が積み重なって、所望の濃い色合いを生み出 すが、個別の染料のクロッキング濃度が有効に積み重らないように組み合わされ る。 このように、クロマロンはロングバス(long bath)中で分散染色されるか、あ るいはパッド-スチームあるいはプリント-スチーム法により連続的に染色される 。 クロマロンは、また、通常、スペース染色(space dyeing)で使用され るスチーマーにより染色される。スチームがスチームコイルにより染料浴を保持 する水タンク中に注入され、それにより定常的に沸騰する浴とスチームの発生が 得られる。 理想的なスチーム条件は、210-212°Fの温度で100%相対湿度である。あるスチ ーマー中では3から4分以内に淡い深さから中位の深さに対して、また、5から6分 以内に中位から濃い深さに対して良好な分散性染料の吸尽が得られる。過熱スチ ームを使用してドライヤースチームが得られ、このタイプのスチーマーがクロマ ロンの分散染色に対する良好な固定条件を与えることが判明した。212°F以上の 加圧飽和スチームを使用する場合更に短いスチーム時間が可能である。クロマロ ンは、また、最初に、ベースの色合いを材料にパッドし、引き続いて色印刷する 場合、ニット-デニットスペース染色(knit-de-knit space printing)によっても 染色される。ヤーンの形でクロマロンを染色する場合、多くの場合、デニット及 びタフティング(tufting)ステップ時に繊維-繊維の摩擦を低減させるために、染 色される繊維に繊維潤滑剤を施すことが好ましい。上記で説明したように、ミッ クス中の特定の染料濃度を注意してコントロールしなければ、繊維上の潤滑剤の 存在は、クロッキング問題の可能性を増大させるので、通常、染色する場合、こ の潤滑剤を考慮する必要がある。クロマロンはポリアミド繊維よりも更に低温度 で溶融するので、クロマロンは、約230°F以下の温度で染色後、乾燥される。ポ リオレフィン材料は、吸尽法あるいは連続染色法によりよく染色される。ポリプ ロピレン繊維は、本発明により2.5から10.0、好ましくは4-6のpHの浴中で分散染 色される。染料は、通常110-120°Fの水中に分散される。温度及び攪拌等の物理 的因子と、補助薬品が染色速度を変えるために染料浴に加え られる。染料浴の撹拌は染料浴中において繊維に対する染色拡散を速める。現在 使用しうる多数の方法により連続染色が行われる。これらには、Solid Shade on the Fluide、Instacolor machine、及び種々の形のスクリーンとローラープリ ンティング、ガムレヤー(gum layer)、及びDye floodアプリケーター(applicati ors)を含めた多色プロセスがある。ジェットプリンティング、スプレー染色、及 び広範な多色の連続プロセスも使用することができる。また、異なる染料溶液も クロマロン組成物でできた繊維またはカーペット上にジェットスプレーされる。 染色パッド及びプリント溶液を使用する場合には、少量の脱泡剤が他の成分と 一緒に使用される。 染色されるクロマロンになんらかの還元処理を使用する場合には、それは、低 濃度のソーダ灰により、ポリエステルに使用する場合よりも更に緩やかであって 、低温度で、更に短時間で行われなければならない。クロマロンは、また、飽和 した染料の表面への時間温度マイグレーションである、熱的なマイグレーション を示す。このマイグレーションは、温度により加速され、通常、加工性をよくす るためにヤーンに塗布される多くの潤滑剤、油、及び界面活性剤により更に加速 される。 染料ミックス及び染料を選ぶ手法は、ポリプロピレン以外のポリオレフィン材 料にも使用される。 特定すれば、本発明の手法は、「ポリ(トリメチレンテレフタレート)カーペッ トの染色と汚染」と題する論文に開示されているように、ポリ(トリメチレンテ レフタレート)の種類のポリエステル繊維を染色するのに適用される。 上述のように等級(1から5)を付けるために、次の認可されたAATCC堅 牢度試験法を使用した。 光堅牢度−AATCC試験法16-1993、 クロッキング堅牢度−AATCC試験法8-1996、 高湿度下の雰囲気中の窒素酸化物への色堅牢度−AATCC試験法164-1992、 高湿度下の雰囲気中のオゾンへの色堅牢度−AATCC試験法129-1996。 染色される繊維組成物及びこの明細書で述べた繊維染色の手法への種々の変形 は、上記の好ましい実施の形態の説明から明白であろう。本発明を、これらの実 施の形態について詳細に説明したが、これらの説明は例示のためであり、これら の実施の形態に限定されるものでないことは理解されるべきである。この開示を 鑑みれば、当業者には、代替の組成及び染色法は明らかであり、これらの代替の 組成及び方法は、クレームにより規定される本発明の精神から逸脱することなく 行われる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年9月24日(1999.9.24) 【補正内容】 請求の範囲 1.既知の染料濃度で個別の分散染料を含む種々の分散染料の分散液を調製し、 未染色のポリプロピレン試料を種々の分散染料分散液の各々と接触させて、 複数の染色されたポリプロピレン試料を作製し、 種々の分散染料の各々についてクロッキング性能を測定し、種々の分散染料の各 々に対して、受け入れ可能なクロッキング試験となる最大染料濃度を測定するた めに、各染色ポリプロピレン試料を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散性染料の各々について、各々実質的に測定さ れた最大染料濃度で複数の分散性染料を選び、 選ばれた複数の分散染料を組み合わせて、原色染料ミックスを形成し、原色染料 ミックスから分散染料ミックス分散液を調製し、 未染色のポリプロピレン試料を分散染料ミックス分散液と接触させて、ポリプロ ピレン材料を染色する ことからなるエチレンコポリマーで変性されたポリプロピレンをベースとする材 料を染色する方法。 2.更に、種々の分散染料の各々に対して、クロッキング以外の堅牢度性能を測 定するために染色されたポリプロピレン試料を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散性染料の各々から、各々測定された最大染料 濃度以下で、及び測定されたクロッキング以外の堅牢度性能の関数として追加の 分散染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 3.更に、共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々から、測定さ れた他の堅牢度性能及びクロッキング以外の選ばれた分散性染料の堅牢度性能の 関数として追加の分散染料を選ぶことからなる請求の範囲の2に記載の方法。 4.選ばれた複数の分散染料の各々が測定された最大染料濃度の少なくとも75 %の濃度で他の分散染料と組み合わせられる請求の範囲の1に記載の方法。 5.最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度に 対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、選ばれ た複数の分散染料の各々が他の選ばれた分散性染料と組み合わせられる請求の範 囲の1に記載の方法。 6.更に、原色グループ内の種々の分散性染料の各々について、特定の染料につ いて染料濃度の関数としてK/Sを描いて、複数の分散性染料を選ぶ助けとする ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 7.更に、原色グループ内の種々の分散染料の各々について、特定の染料に対し て染料濃度の関数として標準の深さを描いて、複数の分散染料を選ぶ助けとする ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 8.ポリプロピレン材料が大気圧で染料ミックス分散液により染色される請求の 範囲の1に記載の方法。 9.更に、未染色のポリプロピレン試料を選ばれた第1の分散染料から得られた 第1の分散性染料分散液と接触させ、 プロピレン材料の試料を第1の分散染料分散液と接触させた後、染色試料を第1 の染料と同一の原色グループ内の第2の分散染料から作製された別の分散液と接 触させて、第1の染料と第2の染料のビルドアップ速度を試験し、 ビルドアップ速度試験の関数として染料ミックスの第1及び第2の染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 10.選ばれた複数の分散染料がそれぞれ黄色の原色グループのものであり、分 散染料黄64、分散染料黄23、、分散染料ブラウン19、分散染料オレンジ3 0、分散染料オレンジ41、分散染料オレンジ37、分散染料黄3、分散染料オ レンジ30、分散染料黄42、分散染料オレンジ89、分散染料黄235、分散 染料オレンジ3、分散染料黄54、及び分散染料黄233からなる群から選ばれ る請求の範囲の1に記載の方法。 11.分散染料がそれぞれ赤色の原色グループのものであり、分散染料赤60、 分散染料赤50、分散染料赤146、分散染料赤127、分散染料赤65、分散 染料赤86、分散染料赤191、分散染料赤338、分散染料赤302、分散染 料赤13、分散染料赤167及び分散染料バイオレット26からなる群から選ば れる請求の範囲の1に記載の方法。 12.分散染料がそれぞれ青色の原色グループのものであり、分散染料青60、 分散染料青291、分散染料青118、Terasil blue HLB、分 散染料青87、分散染料青148、分散染料青56、及び分散染料青332から なる群から選ばれる請求の範囲の1に記載の方法。 13.更に、各々選ばれた分散染料について、光堅牢度性能、褪色性能、高湿度 オゾン性能、及び窒素酸化物性能を測定することからなる請求の範囲の1に記載 の方法。 14.ポリプロピレン材料を分散染料ミックス分散液に連続して通すこ とにより、ポリプロピレン材料が染色される請求の範囲の1に記載の方法。 15.既知の染料濃度で個別の分散染料からなる種々の分散染料分散液を調製し 、 未染色のポリプロピレン繊維試料を種々の分散染料分散液の各々と接触させて、 複数の染色されたポリプロピレン繊維試料を作製し、 種々の分散染料の各々に対してクロッキング性能を測定し、種々の分散性染料の 各々に対して、受け入れ可能なクロッキング試験となる最大染料濃度を測定する ために、染色ポリプロピレン繊維を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散性染料の各々に対して、測定された最大染料 濃度の少くとも75%で複数の分散性染料を選び、 選ばれた複数の分散染料を組み合わせて、原色染料ミックスを形成し、原色染料 ミックスから分散染料ミックス分散液を調製し、 未染色のポリプロピレン繊維を大気圧で分散染料ミックス分散液と接触させて、 ポリプロピレン繊維を染色する ことからなるエチレンコポリマーにより変成されたポリプロピレンをベースとす る繊維を染色する方法。 16.更に、種々の分散染料の各々に対してクロッキング以外の堅牢度性能を測 定するために各染色されたポリプロピレン繊維を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料から、測定された最大染料濃度以下で、 及び測定されたクロッキング以外の堅牢度性能の関数として追加の分散染料を選 ぶ ことからなる請求の範囲の15に記載の方法。 17.最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度 に対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、選ば れた複数の分散染料の各々が他の選ばれた分散染料と組み合わせられる請求の範 囲の15に記載の方法。 18.更に、未染色のポリプロピレン繊維試料を選ばれた第1の分散染料から得 られた第1の分散染料分散液と接触させ、 ポリプロピレン繊維試料を第1の分散染料分散液と接触させた後、染色試料を第 1の染料と同一の原色グループ内の第2の分散染料から作製された別の分散液と 接触させて、第1の染料と第2の染料のビルドアップ速度を試験し、 ビルドアップ速度試験の関数として染料ミックスの第1及び第2の染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の15に記載の方法。 19.既知の染料濃度で個別の分散染料からなる種々の分散染料分散液を調製し 、 未染色のポリプロピレン材料の試料を種々の分散性染料分散液の各々と接触させ て、 複数の染色されたポリプロピレン材料試料を作製し、 種々の分散染料の各々に対してクロッキング性能を測定し、種々の分散性染料の 各々に対して、受け入れ可能なクロッキング試験となる最大染料濃度を測定する ために、染色された試料を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々に対して、各々が測定された最大 染料濃度の少なくとも75%の濃度を有する複数の分散染料を選び、 選ばれた複数の分散染料を組み合わせて、原色染料ミックスを形成することから なるエチレンコポリマーにより変成されたポリプロピレン材料を染色するための 染料ミックスを選ぶ方法。 20.更に、種々の分散染料の各々に対して、クロッキング以外の堅牢度性能を 測定するために染色された試料を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料から、測定された最大染料濃度以下で、 及びクロッキング以外の測定された堅牢度性能の関数として追加の分散染料を選 ぶ ことからなる請求の範囲の19に記載の方法。 21.選ばれた複数の分散染料の各々が測定された最大染料濃度の少なくとも7 5%の濃度で他の分散染料と組み合わされる請求の範囲の19に記載の方法。 22.最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度 に対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、選ば れた複数の分散染料の各々が他の分散染料と組み合わせられる請求の範囲の19 に記載の方法。 23.更に、未染色のポリプロピレン試料を選ばれた第1の分散染料から得られ た第1の分散染料分散液と接触させ、 未染色の試料を第1の分散染料分散液と接触させた後、染色された試料を第1の 染料と同一の原色グループ内の第2の分散染料から作製された別の分散液と接触 させて、第1の染料と第2の染料のビルドアップ速度を試験し、 ビルドアップ速度試験の関数として染料ミックスの第1及び第2の染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の19に記載の方法。 24.選ばれた複数の分散染料がそれぞれ黄色の原色グループのものであり、分 散染料黄64、分散染料黄23、Palani yellow HM、分散染料 ブラウン19、分散染料オレンジ30、分散染料オレンジ41、分散染料オレン ジ37、分散染料黄3、分散染料オレンジ30、分散染料黄42、分散染料オレ ンジ89、分散染料黄235、分散染料オレンジ3、分散染料黄54、及び分散 染料黄233からなる群から選ばれる請求の範囲の19に記載の方法。 25.分散染料がそれぞれ赤色の原色グループのものであり、分散染料赤60、 分散染料赤50、分散染料赤164、分散染料赤127、分散赤染料65、分散 染料赤86、分散染料赤191、分散染料赤338、分散染料赤302、分散染 料赤13、分散染料赤167及び分散染料バイオレット26からなる群から選ば れる請求の範囲の19に記載の方法。 26.分散性染料がそれぞれ青色の原色グループのものであり、分散染料青60 、分散染料青291、分散染料青118、、分散染料青87、分散染料青148 、分散染料青56、及び分散染料青332からなる群から選ばれる請求の範囲の 19に記載の方法。 27.請求の範囲の19に記載の方法により製造される染料ミックス。 28.各々原色グループ内で、ポリプロピレンをベースとする材料を染色する場 合2つ以上の複数の分散染料の各々がそれぞれの分散染料について個別の受け入 れ可能なクロッキング濃度の少なくとも約70%の濃度であり、 複数の分散染料の濃度の合計が染料ミックス内の個別の染料に対して受け入れ可 能なクロッキング濃度より実質的に大きい、 個別の分散染料からなる分散染料水性分散液を調製し、 ポリプロピレンをベースとする材料を分散染料分散液と接触させて、ポリポリプ ロピレンをベースとする材料を染色する ことからなるエチレンコポリマーにより変成されたポリプロピレンをベースとす る材料を染色する方法。 29.2つ以上の複数の分散染料の各々の濃度が個別の最大受け入れ可能なクロ ッキング濃度の少なくとも75%の濃度である請求の範囲の28に記載の方法。 30.エチレンコポリマーにより変成されたポリプロピレンを染色するための水 性混合物に使用する原色グループ内で選ばれた分散染料の染料ミックスであって 、 混合物中の染料の比が上記変成されたポリプロピレンについて個別の染料のクロ ッキング堅牢度及び光堅牢度を試験し、上記変成されたポリプロピレンについて 優れた堅牢度とビルドアップ性を提供する混合物を選ぶことにより決められる染 料ミックス。 31.水性分散液中の複数の分散染料であって、各分散染料が共通の原色グルー プ内であり、ポリプロピレンをベースとする材料を染色する場合2つ以上の複数 の分散染料の各々がそれぞれの分散性染料について個別の最大受け入れ可能なク ロッキング濃度の少なくとも約70%の濃度であり、複数の分散染料の濃度の合 計が染料ミックス内の個別の受け入れ可能なクロッキング濃度より実質的に大き い、エチレンコポリマーにより変成されたポリプロピレンをベースとする材料を 染色するための請求の範囲の30に記載の染料ミックス。 32.選ばれた複数の分散染料がそれぞれ黄色の原色グループのもので あり、分散染料黄64、分散染料黄23、、分散染料ブラウン19、分散染料オ レンジ30、分散染料オレンジ41、分散染料オレンジ37、分散染料黄3、分 散染料オレンジ30、分散染料黄42、分散染料オレンジ89、分散染料黄23 5、分散染料オレンジ3、分散染料黄54、及び分散染料黄233からなる群か ら選ばれる請求の範囲の31に記載の染料ミックス。 33.分散染料がそれぞれ赤色の原色グループのものであり、分散染料赤60、 分散染料赤50、分散染料赤146、分散染料赤127、分散染料赤65、分散 染料赤86、分散染料赤191、分散染料赤338、分散染料赤302、分散染 料赤13、分散染料赤167及び分散染料バイオレット26からなる群から選ば れる請求の範囲の31に記載の染料ミックス。 34.分散性染料がそれぞれ青色の原色グループのものであり、分散染料青60 、分散染料青291、分散染料青118、、分散染料青87、分散染料青148 、分散染料青56、及び分散染料青332からなる群から選ばれる請求の範囲の 31に記載の染料ミックス。 35.2つ以上の複数の分散染料の各々の濃度が個別の最大受け入れ可能なクロ ッキング濃度の少なくとも75%の濃度である請求の範囲の31に記載の染料ミ ックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,ID,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 既知の染料濃度で個別の分散染料を含む種々の分散染料溶液を調製し、 未染色のポリオレフィン試料を種々の分散染料溶液の各々と接触させて、クロッ キング性能を測定し、種々の分散染料の各々について、受け入れ可能なクロッキ ング試験となる最大染料濃度を測定するために、各染色ポリオレフィン試料を試 験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々について、各々実質的に測定され た最大染料濃度で複数の分散染料を選び、 選ばれた複数の分散染料を組み合わせて、原色染料ミックスを形成し、原色染料 ミックスから分散染料ミックス溶液を調製し、 未染色のポリオレフィン試料を分散染料ミックス溶液と接触させて、ポリオレフ ィン材料を染色する ことからなるポリオレフィン材料を染色する方法。 2. 更に、他の堅牢度性能を測定するために各染色されたポリオレフィン試料を 試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々から、各々測定された最大染料濃 度以下で、及び測定された他の堅牢度能の関数として追加の分散染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 3. 更に、共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々から、他の堅牢度性能 及び他の選ばれた分散染料の堅牢度性能の関数として追加の分散染料を選ぶこと からなる請求の範囲の2に記載の方法。 4. 選ばれた複数の分散染料の各々が測定された最大染料濃度の少なく とも75%の濃度で他の分散染料と組み合わせられる請求の範囲の1に記載の方法。 5. 最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度に 対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、選ばれた 複数の分散染料の各々が他の選ばれた分散染料と組み合わせられる請求の範囲の 1に記載の方法。 6. 更に、原色グループ内の種々の分散染料の各々について、特定の染料につい て染料濃度の関数としてK/Sを描いて、複数の分散染料を選ぶ助けとすることか らなる請求の範囲の1に記載の方法。 7. 更に、原色グループ内の種々の分散染料の各々について、特定の染料に対し て染料濃度の関数として標準の深さを描いて、複数の分散染料を選ぶ助けとする ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 8. ポリオレフィン材料がポリプロピレン材料である請求の範囲の1に記載の方 法。 9. ポリオレフィン材料が大気圧で染料ミックス溶液により染色される請求の範 囲の1に記載の方法。 10.更に、未染色のポリオレフィン試料を選ばれた第1の分散染料から得られた 第1の分散染料溶液と接触させ、 ポリオレフィン試料を第1の分散染料溶液と接触させた後、染色試料を第1の染料 と同一の原色グループ内の第2の分散染料から作製された別の溶液と接触させて 、第1の染料と第2の染料のビルドアップ速度を試験し、ビルドアップ速度試験の 関数として染料ミックスの第1及び第2の染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の1に記載の方法。 11.選ばれた複数の分散染料がそれぞれ黄色の原色グループからのものであり、 分散染料黄64、分散染料黄23、Palani yellow HM、分散染料ブラウン19、分散染 料オレンジ30、分散染料オレンジ41、分散染料オレンジ37、分散染料黄3、分散 染料オレンジ30、分散染料黄42、分散染料オレンジ89、分散染料黄235、分散染 料オレンジ3、分散染料黄54、Foron yellow S-6GL及び分散染料黄233からなる群 から選ばれる請求の範囲の1に記載の方法。 12.分散染料がそれぞれ赤色の原色グループのものであり、分散染料赤60、分散 染料赤50、分散染料赤146、分散染料赤127、分散染料赤65、分散染料赤86、分散 染料赤191、分散染料赤338、分散染料赤302、分散染料赤13、分散染料赤167及び 分散染料バイオレット26からなる群から選ばれる請求の範囲の1に記載の方法。 13.分散染料がそれぞれ青色の原色グループのものであり、分散染料青60、分散 染料青291、分散染料青118、Terasil blue HLB、分散染料青87、分散染料青148 、分散染料青56、及び分散染料青332からなる群から選ばれる請求の範囲の1に記 載の方法。 14.更に、各々の選ばれた分散染料について、光堅牢度性能、褪色性能、高湿度 オゾン性能、及び窒素酸化物性能を測定することからなる請求の範囲の1に記載 の方法。 15.ポリオレフィンを分散染料ミックス溶液を連続して通すことにより、ポリオ レフィン材料が染色される請求の範囲の1に記載の方法。 16.既知の染料濃度で個別の分散染料からなる種々の分散染料溶液を調製し、 未染色のポリプロピレン繊維試料を種々の分散染料溶液の各々と接触さ せ、 クロッキング性能を測定し、種々の分散染料の各々について、受け入れ可能なク ロッキング試験となる最大染料濃度を測定するために、各染色ポリプロピレン繊 維を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々に対して、各々測定された最大染 料濃度の少なくとも75%で複数の分散染料を選び、 選ばれた複数の分散染料を組み合わせて、原色染料ミックスを形成し、原色染料 ミックスから分散染料ミックス溶液を調製し、 未染色のポリプロピレン繊維を大気圧で分散染料ミックス溶液と接触させて、ポ リプロピレン繊維を染色する ことからなるポリプロピレンをベースとする繊維を染色する方法。 17.更に、他の堅牢度性能を測定するために各染色されたポリプロピレン繊維試 料を試験し、 共通の原色グループ内の種々の分散染料の各々から、各々測定された最大染料濃 度以下で、及び測定された他の堅牢度性能の関数として追加の分散染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の15に記載の方法。 18.最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度に 対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、複数の分 散染料の各々が他の選ばれた分散染料と組み合わせられる請求の範囲の1に記載 の方法。 19.更に、未染色のポリプロピレン繊維試料を選ばれた第1の分散染料から得ら れた第1の分散染料溶液と接触させ、 ポリプロピレン繊維試料を第1の分散染料溶液と接触させた後、染色試 料を第1の染料と同一の原色グループ内の第2の分散染料から作製された別の溶液 と接触させて、第1の染料と第2の染料のビルドアップ速度を試験し、 ビルドアップ速度試験の関数として染料ミックスの第1及び第2の染料を選ぶ ことからなる請求の範囲の15に記載の方法。 20.共通の原色グループ内の複数の分散染料からなり、 複数の分散染料の各々が受け入れ可能なクロッキング試験となる個別の最大染料 濃度に関数的に関係する濃度であり、 複数の分散染料の濃度の合計が染料ミックス内の個別の染料の各々の測定された 最大染料濃度よりも実質的に大きい ことからなるポリオレフィン材料を染色するための染料ミックス。 21.最大染料濃度のパーセンテージで表される場合、それぞれの最大染料濃度に 対して複数の分散染料の他のパーセンテージの10%以内である濃度で、複数の分 散染料の各々が他の選ばれた分散染料と組み合わせられる請求の範囲の20に記載 の方法。 22.選ばれた複数の分散染料がそれぞれ黄色の原色グループのものであり、分散 染料黄64、分散染料黄23、Palani yellow HM、分散染料ブラウン19、分散染料オ レンジ30、分散染料オレンジ41、分散染料オレンジ37、分散染料黄3、分散染料 オレンジ30、分散染料黄42、分散染料オレンジ89、分散染料黄235、分散染料オ レンジ3、分散染料黄54、Foron yellow S-6GL及び分散染料黄233からなる群から 選ばれる請求の範囲の1に記載の染料ミックス。 23.分散染料がそれぞれ赤色の原色グループのものであり、分散染料 赤60、分散染料赤50、分散染料赤146、分散染料赤127、分散染料赤65、分散染料 赤86、分散染料赤191、分散染料赤338、分散染料赤302、分散染料赤13、分散染 料赤167及び分散染料バイオレット26からなる群から選ばれる請求の範囲の20に 記載の方法。 23.分散染料がそれぞれ青色の原色グループのものであり、分散染料青60、分散 染料青291、分散染料青118、Terasil blue HLB、分散染料青87、分散染料青148 、分散染料青56、及び分散染料青332からなる群から選ばれる請求の範囲の20に 記載の方法。
JP55043698A 1997-05-19 1998-05-12 ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法 Pending JP2001526742A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/858,739 1997-05-19
US08/858,739 US6039767A (en) 1997-05-19 1997-05-19 Blended dyes and process for dyeing polypropylene fibers
PCT/US1998/009807 WO1998053133A1 (en) 1997-05-19 1998-05-12 Blended dyes and process for dyeing polypropylene fibers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001526742A true JP2001526742A (ja) 2001-12-18

Family

ID=25329062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55043698A Pending JP2001526742A (ja) 1997-05-19 1998-05-12 ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6039767A (ja)
EP (1) EP0983398A4 (ja)
JP (1) JP2001526742A (ja)
KR (1) KR20010012768A (ja)
CN (1) CN1264443A (ja)
AU (1) AU736260B2 (ja)
BR (1) BR9811266A (ja)
CA (1) CA2290548A1 (ja)
WO (1) WO1998053133A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017531702A (ja) * 2014-09-30 2017-10-26 エルジー・ケム・リミテッド 繊維製造用ポリオレフィン重合体の製造方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60134154D1 (de) * 2000-09-05 2008-07-03 Fieldturf Tarkett Inc Gestaltung von umgebenden Oberflächen einer Landebahn
US6620482B2 (en) 2000-11-30 2003-09-16 Avturf Llc Safety system for airports and airfields
EP1348058B1 (en) * 2000-11-30 2014-05-21 Avturf L.L.C. Airports and airfields with artificial turf system
US6562081B2 (en) * 2001-03-27 2003-05-13 Equistar Chemicals, Lp Disperse dyed polyethylene and process
US20050217037A1 (en) * 2002-10-08 2005-10-06 Negola Edward J Dyed polyolefin yarn and textile fabrics using such yarns
US6869679B1 (en) * 2002-10-08 2005-03-22 Edward J. Negola Dyed olefin yarn and textile fabrics using such yarns
US6962609B2 (en) * 2003-10-15 2005-11-08 Milliken & Company Multi-colored fabrics made from a single dye formula, and methods of making same
US7901753B2 (en) * 2003-11-12 2011-03-08 Avturf L.L.C. Synthetic runway surface system
CN100393818C (zh) * 2006-06-09 2008-06-11 吴江市绿洲染料化工有限公司 一种基本三元色升华牢度平衡型分散灰染料混合物
CA2667360A1 (en) * 2006-10-23 2008-08-21 Fieldturf Tarkett Inc. Aircraft arrestor system and method of decelerating an aircraft
CN102443279A (zh) * 2011-09-28 2012-05-09 浙江山川轻纺科技有限公司 一种用于涤纶织物的染料及其生产工艺
CN102634234B (zh) * 2012-03-27 2013-11-27 河北永泰柯瑞特化工有限公司 用于毛皮染色的染料混合物
CN105504874A (zh) * 2015-12-28 2016-04-20 浙江工业大学上虞研究院有限公司 一种具有高日晒牢度的分散染料组合物及其制备方法和应用
CN115897269A (zh) * 2021-09-30 2023-04-04 天津市职业大学 基于传统手工蜡染程序的反向思维染整方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3989449A (en) * 1969-03-04 1976-11-02 L. B. Holliday & Co. Limited Dyestuff compositions
CA994333A (en) * 1972-04-07 1976-08-03 Kunihiko Imada Azo disperse dye mixtures
SE397692B (sv) * 1972-12-15 1977-11-14 Sandoz Ag Ler substratets cirkulationshastighet forfarande for styrning och reglering av fergningsprocesser medelst funktionen badurlakning henford till badets och/el
US3953168A (en) * 1973-07-20 1976-04-27 Sandoz Ltd. Dyeing process
US4218217A (en) * 1974-04-01 1980-08-19 Sandoz, Inc. Method of producing multicolor dyeings
DE2534562C3 (de) * 1975-08-02 1980-02-07 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zum isothermischen Hochtemperaturfärben von Textilgut aus hydrophoben synthetischen Fasern
JPS593594B2 (ja) * 1975-12-29 1984-01-25 住友化学工業株式会社 ブンサンセンリヨウニヨルソスイセイセンイザイリヨウノ キンイツセンシヨクホウ
CH619587B (de) * 1977-02-04 Sandoz Ag Verfahren zum faerben oder bedrucken von polyester/cellulosefaser mischungen.
US4255154A (en) * 1979-06-18 1981-03-10 Ciba-Geigy Corporation Process for the level dyeing of polyester material
CH658565GA3 (ja) * 1980-03-20 1986-11-28
US4351641A (en) * 1980-05-14 1982-09-28 Armstrong World Industries, Inc. Continuous dyeing of pile fabrics
IT1189325B (it) * 1981-08-07 1988-02-04 Sandoz Ag Preparazioni stabili di coloranti dispersi
CH666780GA3 (ja) * 1981-11-21 1988-08-31
US4516979A (en) * 1981-12-24 1985-05-14 Sandoz Ltd. Polybenzoates as disperse dyeing assistants
CH653068A5 (de) * 1982-01-02 1985-12-13 Sandoz Ag Hilfsmittel fuer das faerben mit dispersionsfarbstoffen.
DE3417782A1 (de) * 1983-05-23 1984-11-29 Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach Faerbereihilfsmittel
US4579561A (en) * 1984-01-31 1986-04-01 Crompton And Knowles Corporation Process for trichromatic dyeing polyamide fibers
FR2565266B1 (fr) * 1984-06-01 1987-01-02 Sandoz Sa Procede de teinture par epuisement de fibres cellulosiques avec des colorants reactifs
US4801303A (en) * 1987-06-01 1989-01-31 Sandoz Ltd. One-bath dyeing of polyester-cellulosic blends using disperse and sulfur dyes
US5196031A (en) * 1988-02-08 1993-03-23 Sandoz Ltd. Exhaust dyeing process for mixed fibre substrate in single bath: disperse dye, copper complex dye, complexing agent and oxidizing agent
US4840643A (en) * 1988-03-16 1989-06-20 Crompton & Knowles Corporation Trichromatic combination of dyes for nylon
GB2236542B (en) * 1989-10-06 1992-04-15 Sandoz Ltd Dye mixtures and their use in trichromatic dyeing processes
DE4241088A1 (ja) * 1991-12-14 1993-06-17 Sandoz Ag
FR2697026B1 (fr) * 1992-10-19 1997-06-27 Sandoz Sa Nouveaux composes azouiques, leur preparation et leur utilisation comme colorants de dispersion.
US5550192A (en) * 1992-12-07 1996-08-27 Lyondell Petrochemical Company Dyeable polyolefin compositions and dyeing polyolefin compositions
US5468259A (en) * 1992-12-07 1995-11-21 Sheth; Paresh J. Dyeable polyolefin compositions and dyeing polyolefin compositions
DE4404961A1 (de) * 1993-03-02 1994-11-10 Sandoz Ag Färbeverfahren
US5576366A (en) * 1995-02-03 1996-11-19 Lyondell Petrochemical Company Dyeable polyolefin compositions and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017531702A (ja) * 2014-09-30 2017-10-26 エルジー・ケム・リミテッド 繊維製造用ポリオレフィン重合体の製造方法
US10280239B2 (en) 2014-09-30 2019-05-07 Lg Chem, Ltd. Method for preparing polyolefin polymer for fiber production

Also Published As

Publication number Publication date
BR9811266A (pt) 2000-07-18
WO1998053133A1 (en) 1998-11-26
EP0983398A1 (en) 2000-03-08
AU736260B2 (en) 2001-07-26
KR20010012768A (ko) 2001-02-26
CN1264443A (zh) 2000-08-23
AU7571598A (en) 1998-12-11
CA2290548A1 (en) 1998-11-26
US6039767A (en) 2000-03-21
EP0983398A4 (en) 2002-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001526742A (ja) ブレンドされた染料及びポリプロピレン繊維の染色方法
Burkinshaw Chemical principles of synthetic fibre dyeing
US3652198A (en) Mixture of filaments capable of being dyed to a multicolor pattern with anionic disperse dyes
US5085667A (en) Stain resistance of nylon carpet: cationic-dyeable nylon fibers dyed with acid dye
AU670414B2 (en) Process and composition for dyeing polymeric fibers
US5466527A (en) Stain resistance of nylon carpet
Choi et al. Coloration of poly (lactic acid) with disperse dyes. 1. Comparison to poly (ethylene terephthalate) of dyeability, shade and fastness
Choudhury Dyeing of synthetic fibres
JP2005023254A (ja) 高耐光堅牢度を有する分散染料混合物
JPH01223908A (ja) 防汚性ポリアミドカーペット
KR101871556B1 (ko) 산성 염료 조성물 및 그것을 이용하는 염색법
CN101142358B (zh) 双组分纤维耐光染色
US3744967A (en) Process for dyeing napped fabrics of water swellable cellulose fibers
US4622045A (en) Method of dyeing wool with acid dyestuffs
US5912409A (en) Stain resistance of nylon carpet
US5571290A (en) Stain resistance of nylon carpet
Afifi et al. One–bath dyeing of polyester/wool blend with disperse dyes
Millington Colorfastness
Gutjahr et al. Direct print coloration
US4496364A (en) Method of dyeing voluminous substrates with anionic dyes
JP2021042514A (ja) 植物性繊維を含む繊維製品の転写捺染方法
US3576588A (en) Process for dyeing synthetic fibers and blends in dye baths containing ammonium thiocyanate and ammonium citrate
MXPA99010647A (en) Blended dyes and process for dyeing polypropylene fibers
US4410330A (en) Method of producing multi-colored dyeings
JP3257158B2 (ja) ポリエステル系繊維構造物の染色方法