JP2001525124A - 集積化されたcmos回路装置およびその製造方法 - Google Patents
集積化されたcmos回路装置およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明によるCMOS回路装置は、第1のMOSトランジスタとこれに対して相補的な第2のMOSトランジスタを有している。この場合これらのMOSトランジスタのうちの一方がトレンチ底部に配設され、他方は半導体基板の主表面に配設されている。これらのMOSトランジスタは相互に次のように配設される。すなわちこれらのMOSトランジスタを通る電流通流がそれぞれ当該MOSトランジスタ間にあるトレンチの側壁に対して実質的に並行に生じるように、配設される。
Description
【発明の詳細な説明】
集積化されたCMOS回路装置およびその製造方法
CMOS回路においては、集積密度のさらなる増加のもとでも次のことが保証
されていなければならない。すなわちnチャネルMOSトランジスタとpチャネ
ルMOSトランジスタが論理ゲートによって相互に絶縁されていなければならな
い。特にラッチアップ作用は、すなわち第1の給電電圧と第2の給電電圧の間の
寄生サイリスタの導通接続は回避されなければならない。それに対してはnチャ
ネルないしpチャネルMOSトランジスタと、場合によっては相応にドーピング
されたウエルが配設され、絶縁領域によって囲繞される。ラッチアップ作用に対
する手段として、付加的なウエルまたは基板コンタクトを例えばガードリングの
形態で設けてもよい。
パッキング密度を高めるために、CMOS回路においてnチャネルMOSトラ
ンジスタとpチャネルMOSトランジスタをそれぞれグループに統合することが
提案されている(例えば公知文献“S.Saito et al.A1-Mbit CMOS DRAM with Fas
t Page Mode and Static Column Mode,IEEE J.sol.-State Circ,Vol.SC-20,P.90
3,1985”参照)。それにより、nドーピングウエルとnドーピングソース/ドレ
イン領域の間の所要の最小
間隔が個々のMOSトランジスタ間ではなく相応のグループ間で維持されるだけ
でよい。それによりトランジスタ毎の所要スペースも低減される。
その他にもCMOS回路を薄膜トランジスタに基づいて構築することも提案さ
れてきた(例えば公知文献“A,G.Lewis et al,Polysilicon TFT Circuit and Pe
rformance,IEEE J.Sol.-State Circ,vol.27,P.1833,1992”参照。この場合nチ
ャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの基板が相互に分離
して構成される。この構造形態のもとでは、nチャネルMOSトランジスタとp
チャネルMOSトランジスタのソース/ドレイン領域の間で装置全体の絶縁に対
して十分な間隔が維持されなければならない。
また、CMOS回路の製造のためにシリコン基板上に絶縁層を被着させること
も提案されてきた(例えば公知文献“IBM TDB,VOl.27,Nr.12,May 1985,P6968〜6
970”。絶縁層の表面に、ポリシリコン層を成長させ、横方向エピタキシャルに
よって局所的に単結晶層内へ変化させる。シリコン基板内ではnチャネルMOS
トランジスタが形成され、成長層内ではpチャネルMOSトランジスタが形成さ
れる。これらのトランジスタはそれぞれ、周辺の絶縁領域によって絶縁される。
完成した配置構成においては、nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMO
Sトランジスタが絶縁層と絶縁領域によって相互に完全に絶縁される。ラッチア
ッ
プは、この絶縁層のために基本的には起こらない。しかしながらこのCMOS回
路の所要スペースは、トランジスタを囲繞する絶縁領域のために比較的大きい。
本発明の課題は、パッキング密度の向上を伴って製造することのできる、集積
化されたCMOS回路装置とその製造方法を提供することである。
前記課題は、請求項1に記載された本発明による集積化されたCMOS回路装
置並びに請求項6に記載されたその製造方法によって解決される。本発明の別の
有利な実施例は、従属請求項に記載されている。
集積化されたCMOS回路装置においては、半導体基板の主表面に少なくとも
1つのトレンチが設けられる。この主表面には、第1のMOSトランジスタが配
設され、トレンチの底部には第2のMOSトランジスタが配設される。この第2
のMOSトランジスタは、第1のMOSトランジスタに対して相補的である。こ
の場合第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタは、次のように配
設される。すなわちMOSトランジスタを流れる電流の通流がそれぞれ実質的に
トレンチの一方の側壁に対して並列に行われるように配設される。第1のMOS
トランジスタと第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域間の絶縁は、
当該回路装置においては、トレンチの側壁によって保証される。それ故に第1の
MOSトランジスタと第2のMOSトランジスタの間の絶縁のために、主表面に
対
して並行な横方向の所要スペースは必要ない。主表面に対する投射においては、
第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタが相互に隣接してもよい
。このようにしてCMOSトランジスタにおいてもパッキング密度の向上が達成
される。
ラッチアップへの耐性の向上に対しては有利には、半導体基板において、第1
のMOSトランジスタ下方と第2のMOSトランジスタ上方に絶縁層が設けられ
る。このことは、主表面からの絶縁層の間隔がトレンチの深さよりも少ないこと
を意味する。この絶縁層は、それに伴ってトレンチにより中断される。この絶縁
層は、高濃度ドーピングされた相によって実現されてもよい。これは第1のMO
Sトランジスタのソース/ドレイン領域のように逆の導電タイプによってドーピ
ングされる。選択的に絶縁層を誘電材料、例えばSiO2またはSi3N4から形
成してもよい。
有利には、トレンチを横切って延在する線路が設けられる。この線路は、第1
のMOSトランジスタのための第1のゲート電極と、第2のMOSトランジスタ
のための第2のゲート電極を含んでいる。これにより、第1のゲート電極と第2
のゲート電極の間の付加的に調整される接続の形成なしでも第1のゲート電極と
第2のゲート電極の間で電気的な接続が形成される。
トレンチの底部に配設されている、第2のMOSトランジスタのソース/ドレ
イン領域のコンタクトに対
しては、有利には、第2のMOSトランジスタ下方の半導体基板において、埋込
ドーピング層が設けられる。第2のMOSトランジスタのコンタクトすべきソー
ス/ドレイン領域の垂直な部分領域は、埋込まれた層まで達する。この垂直な部
分領域は、イオン打ち込みによって形成される。埋込まれた層は1つまたは複数
のコンタクトを開して、それぞれの所要の電位に接続される。それにより、相応
のソース/ドレイン領域がそのつどの電位に接続可能である。
CMOS回路装置の製造のためには、有利には、半導体基板において、第1の
導電性タイプにドーピングされた領域が形成され、この領域が主表面に当接され
る。さらにトレンチが形成されその深さは第1の導電性タイプにドーピングされ
た領域の深さよりも深い。ゲート誘電体が形成され、これは少なくともトレンチ
の底部と主表面を覆っている。さらに導電層が析出され、これがトレンチを充填
する。マスクの使用のもとに(これは第1のMOSトランジスタ用の第1のゲー
ト電極と第2のMOSトランジスタ用の第2のゲート電極を規定する)、第1の
エッチングステップにおいて導電層が主表面の領域内にエッチングによって形成
される。その際トレンチの底部はこの導電層によって覆われる。この場合第1の
MOSトランジスタに対する第1のゲート電極が形成される。引続き第1のMO
Sトランジスタのためのソース/ドレイン領域が形成
される。トレンチの底部は、その際導電層によって覆われ、これはマスクとして
作用する。続いて第2のエッチングステップにおいて導電層がトレンチ底部にも
エッチングによって形成される。その際に第2のゲート電極が形成される。第2
のMOSトランジスタ用のソース/ドレイン領域の形成に対しては、露出された
トレンチ底部に拡散源が形成される。第2のMOSトランジスタのソース/ドレ
イン領域は、拡散によって形成される。
拡散源は、有利にはドーピングされたケイ酸塩ガラスの被着と流入によって形
成される。
有利には導電層から1つの線路が形成され、この線路は、第1のMOSトラン
ジスタと第2のMOSトランジスタを横切って延在し、第1のゲート電極と第2
のゲート電極を含んでいる。それにより、第1のゲート電極と第2のゲート電極
は、自動的に調整されて電気的に相互に接続される。この第1のゲート電極と第
2のゲート電極の間の接続は、論理ゲートのために必要とされる。
この論理ゲートの形成に対しては有利には、第1のMOSトランジスタと第2
のMOSトランジスタが次のように配置される。すなわち第1のMOSトランジ
スタと第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域(これらはゲートにお
いて電気的に相互に接続させる必要がある)が主表面に対する投射において相互
に隣接するように配置される。これらのソース/ドレイン領域の接続に対しては
コンタクト孔部が開口される。この孔部は、接続すべき2つのソース/ドレイン
領域に重ねられる。これらのソース/ドレイン領域は、当該コンタクト孔部に充
填されるコンタクトを介して相互に接続される。
ラッチアップに対する耐性の向上のために、本発明の枠内では、半導体基板と
してSOI基板が使用される。この基板は積層されたシリコン層と単結晶シリコ
ン層を有するシリコンディスクである。この場合のトレンチは、単結晶シリコン
層と絶縁層がシリコンディスクまで達するような深さで形成される。絶縁層はこ
のような配置構成の中で第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタ
の間のラッチアップを回避する。
本発明の枠内では、1つ以上のトレンチが設けられてもよい。さらにこのトレ
ンチまたはこれらのトレンチの断面はストライプ状に選定されてもよい。それに
よりトレンチ底部と、隣接するトレンチ間の主表面に、それぞれ多数のMOSト
ランジスタが配設できる。CMOS回路のコンフィグレーションは、この場合M
OSトランジスタの配置構成を介してもゲート電極形成のための導電層の構造化
を介しても行われる。また本発明の枠内では、MOSトランジスタがトレンチの
底部もしくは主表面において隣接しており、直列に接
続されるべく、共通のソース/ドレイン領域を備え、それを介して直列に接続さ
れている。当該CMOS回路装置においては、種々異なるゲートコンフィグレー
ションもトランスファゲート回路または論理回路も実現可能である。
図面
以下では本発明を図面に示されている実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は、埋込ドーピング層、p形ドーピングウエル、チャネル阻止層、トレン
チマスクを備えた半導体基板の断面図である。
図2は、トレンチエッチングと、トレンチ側壁における絶縁スペーサの形成の
後の、半導体基板の断面図である。
図3は、トレンチマスクの除去と、ゲート誘電体の形成と、導電層の析出の後
の、半導体基板の断面図である。
図4は、導電層の構造化のための第1のエッチングステップの後の、半導体基
板の平面図である(この場合トレンチ底部は導電層によって覆われ続ける)。
図5は、図4のラインV−Vに沿った半導体基板の断面図である。
図6は、導電層の構造化のための第2のエッチングステップ(この場合はトレ
ンチ底部が露出される)と、トレンチ底部上の拡散源の形成と、トレンチ底部の
ソース/ドレイン領域形成の後の、半導体基板の平面図である。
図7は、拡散源の除去と、マスク形成の後の、半導体基板の断面図である(こ
の場合マスクはトレンチ底部のソース/ドレイン領域を覆わないようにされ、こ
の領域は打ち込みによる埋込ドーピング層と接続される)。
図8は、パッシベーション層の形成と、半導体基板の主表面のソース/ドレイ
ン領域と埋込ドーピング層に対するコンタクト孔部の開口と、コンタクト孔部に
充填されるコンタクトの形成の後の、半導体基板の断面図である。
図9は、主表面のソース/ドレイン領域とトレンチ底部のソース/ドレイン領域
に重なりこれらの2つのソース/ドレイン領域を相互接続させるコンタクトを備
えたパッシベーション層のコンタクト孔部の開口の後の、半導体基板の断面図で
ある。
図10は、図8および図9の断面図に示されているコンタクトの形成の後の、
半導体基板の平面図である(前記図8に示された断面図は、図10のラインVIII
−VIIIに沿ったものであり、図9に示されている断面図は図10のラインIX-IX
に沿ったものである)。
図11は、図8,図9,図10に基づいて説明される論理回路の補足回路図で
ある。
12は、絶縁層と単結晶シリコン層を背寄贈したシ
リコンディスクを有した半導体基板の断面図であり、この場合埋込ドーピング層
が形成され、トレンチがトレンチマスクを用いたエッチングにより形成されてい
る。
実施例
半導体基板1、例えば約1015cm-3の基準ドーピングによる単結晶n形ドー
ピングシリコンディスクにおいて、1015cm-3の量のホウ素と約400keV
のエネルギによる打ち込みによって、埋込ドーピング層2が形成される。この埋
込ドーピング層2は、埋込まれた接続線路として適するようなレベルでドーピン
グされなければならない。
続いてフォトレジストを用いた、120keVのエネルギと約1013cm-2の
量のホウ素による打ち込み(注入)によってp形ドーピングウエル3が形成され
る。このp形ドーピングウエルは、例えば0.3μmの深さを有している。約1
00keVのエネルギで約4×1013cm-2の量のホウ素のさらなる打ち込みに
よって、チャネル阻止層4が形成される。この層は、p形ドーピングウエル3内
にまたは下方に存在している。このp形ドーピングウエル3は、半導体基板1の
主表面に接している。
例えばTEOS手法による50nm〜150nmの厚さのSiO2層の析出と
、フォトリソグラフィプロセスステップを用いたSiO2の構造化によってトレ
ン
チマスク5が形成される(図1参照)。このトレンチマスク5は、硬化マスクと
して後続のトレンチエッチングに用いられる。例えばHBr/Cl2/Heを用い
た異方性エッチング手法で、後続のトレンチエッチングが実施される。その際例
えば2つのトレンチ6が形成される。これらのトレンチ6はそれぞれp形ドーピ
ングウエル3下方の半導体基板1内まで達する。それによりこれらのトレンチは
p形ウエル3とチャネル阻止層4を横断する(図2参照)。これらのトレンチ6
は、例えば0.5μmの深さを有する。またこれらのトレンチ6は例えば、約0.
5μmの幅と10μmの長さの矩形断面を有する。
例えば厚さ40nmと80nmの実質的にコンフォーマなエッジカバーによる
TEOS手法でのSiO2層の析出と、それに続く異方性バックエッチングによ
って、トレンチ6の側壁には絶縁スペーサ7が形成される。この絶縁スペーサ7
は、p形ドーピングウエル3とチャネル阻止層4の露出した表面を覆う。
引続き例えば25keVのエネルギのもとに例えば1.5×1012cm-2の量
のホウ素を用いたイオン打ち込みが実施され、これは後続のトレンチ6の底部に
製造すべきMOSトランジスタのためのチャネル打ち込みとして用いられる。続
いてウエット化学エッチングにより例えばHFを用いてトレンチ6の側壁の絶縁
スペーサ7が除去される。同時にトレンチマスク5も
除去される。
それに続いて、例えば80μmの層厚さの実質的にコンフォーマなエッジカバ
を伴うTEOS手法のさらなるSiO2が析出され、異方性バックエッチングさ
れる。その際トレンチ6のエッジにおいて絶縁性の新たなスペーサ8が形成され
る(図3参照)。熱的な酸化によってトレンチ6の底部と主表面の底部にはゲー
ト誘電体9が形成される。ゲート誘電体9は例えば5〜10nmの厚さで形成さ
れる。
これによって完全に扁平的な導電層10が析出される。この導電層10は次の
ような厚さで析出される。すなわちそれに伴ってトレンチ6が充填されるように
析出される(図3参照)。例えば0.6μmの幅のトレンチ6の場合には、この
導電層10は例えば500nmの厚さで形成される。この導電層10に対しては
、ゲート電極の製造に適する全ての材料が適している。例えばこの導電層10は
金属珪素を有するドーピングされたポリシリコンか金属珪素を有する非晶質シリ
コンから形成される。この導電層は例えば多結晶シリコンかまたは非晶質シリコ
ンの析出と、それに続く打ち込みもしくは拡散によって形成される。
導電層10の構造化に対しては引続きフォトレジストマスクが形成される。こ
のフォトレジストマスクのもとでは、例えば非晶質珪素と非晶質窒化珪素からな
る非反射層が被着されてもよい。例えばHBr/NF3
によるドライエッチングの第1のエッチングステップで、導電層10が次のよう
に構造化される。すなわち主表面領域において第1のゲート電極101が生じる
ように構造化される(図4参照)。この第1のゲート電極101の側方では、主
表面におけるゲート誘電体9表面が露出する。トレンチ6底部のゲート誘電体9
は、それに対して導電層10によって覆われ続ける(図5参照、これは図4のラ
インV−Vに沿った断面図である)。それに続いて例えば砒素を用いたイオン打
ち込みが実施され、その際主表面において第1のゲート電極101に対して自動
調整されて第1のMOSトランジスタに対するソース/ドレイン領域11が形成
される。このソース/ドレイン領域11は、チャネル阻止層4の上方で完全にp
形ドーピングウエル3内に配設される(図5参照)。これは例えば1020cm-3 n
のドーピング濃度を有している。主表面にあるゲート誘電体9は、打ち込みの
際に漂遊酸化物として作用する。トレンチ底部は、打ち込みの際に、そこに存在
する導電層10部分によってマスキングされる。
続いて例えばHBr/Cl2/HeO2によるウエットエッチング手法による第
2のエッチングステップにおいて、導電層10がさらに構造化され、この場合ト
レンチ6の底部におけるゲート誘電体9が部分的に露出される。その際第2のゲ
ート電極102が形成される(図10参照)。第1のゲート電極101と第2のゲ
ー
ト電極102は、線路10’の構成部分であり、この線路は第1のエッチングス
テップと第2のエッチングステップにおいて導電層10の構造化によって形成さ
れたものであり、トレンチ6を横切って延在している(図4参照)。
その後でホウケイ酸ガラスが析出され、そこから僅かな流入とバックエッチン
グによって拡散源が形成される。これはトレンチ6内部にのみ配設される(図6
参照)。高温ステップにおいては拡散源13からのホウ素の拡散によってトレン
チ6底部に第2のMOSトランジスタのためのソースドレイン領域13が形成さ
れる。これはトレンチ6の1つの底部に配置されている。
例えばCHF3による拡散源12の除去の後では、例えばフォトレジストから
なるマスク14が形成される。これは後で埋込ドーピング層2と電気的に接続さ
れるトレンチ6のうちの1つの底部の第2のMOSトランジスタのためのソース
/ドレイン領域13のうちの1つの領域に開口部を有している。それに対しては
、p形ドーピングイオンによる打ち込みが、例えば1015cm-2の量のホウ素を
用いた100/180/280keVのエネルギのもとで実施される。この場合そ
れぞれのソース/ドレイン領域13からは深いソース/ドレイン領域13’が形成
される(図7参照)。この深いソース/ドレイン領域13’は埋込みドーピング
層
2まで達している。
チャネル阻止層4は、絶縁層として、第1のMOSトランジスタと第2のMO
Sトランジスタの間で作用する。
例えばフォトレジスト剥離によるマスク14の除去の後では、中間酸化膜15
が析出される。この中間酸化膜15においては、第1のMOSトランジスタに対
する一方のソース/ドレイン領域11と、埋込ドーピング領域2と、第2のMO
Sトランジスタの他方のソース/ドレイン領域11と、第2のMOSトランジス
タのソース/ドレイン領域13に対してコンタクト孔部が開口されている。これ
らのコンタクト孔部には、例えばSiO2膜のコンフォーマな析出とバックエッ
チングによってエッジ絶縁部16が設けられる。このエッジ絶縁部16は、一方
では当該コンタクト孔部の横断面を狭幅にさせ、それによって調整制度を補償し
それに伴う短絡を回避させており、また他方では埋込ドーピング層2にまで達す
るコンタクト孔部領域において、p形ドーピングウエル3,チャネル阻止層4,
半導体基板1の露出エッジの絶縁に作用している(図8および図9参照)。これ
らのコンタクト孔部は、コンタクトを備える。第1のMOSトランジスタのソー
ス/ドレイン領域11の1つに対して第1のコンタクト171が形成される(図8
参照)。第2のコンタクト172は埋込ドーピング層2に対して形成される。第
3のコ
ンタクト173は第1のMOSトランジスタの別のソース/ドレイン領域11と第
2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域の1つに対して形成される(図
9参照)。この第3のコンタクト173は、これらの2つのソース/ドレイン領域
11,13を電気的に接続する。これらのコンタクト171,172,173のレイ
アウトは図10に示されている。この図10の破線VIII-VIIIないし破線IX-IXに
沿った断面はそれぞれ図8ないし図9に示したものとなる。
図11には、第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタによって
形成される論理ゲートが示されている。第1のコンタクト171と第2のコンタ
クト172は、それぞれ第1の給電部と第2の給電部に接続される。第1のゲー
ト電極101と第2のゲート電極102を含んでいる線路10’は、この論理ゲー
トの入力側を示している。第3のコンタクト173は、当該論理ゲートの出力側
を示している。
選択的に単結晶シリコンからなる半導体基板1の代わりにSOI基板1’にお
いてCMOS回路装置が形成されてもよい(図12参照)。このSOI基板1’
は、単結晶シリコンディスク11’を含んでおり、このディスク上に例えばSi
O2からなる絶縁層12”と単結晶シリコン膜13’が配設されている。この単
結晶シリコン膜13’は、例えばp形にドーピングされ、シリコンディスク11
’は、例えばn形にドーピ
ングされる。打ち込みによってシリコンディスク11’には埋込p形ドーピング
層2’が形成される。
単結晶シリコンディスク13’の表面には、トレンチマスク4’が被着される
。このトレンチマスク4’は、図1に基づいて説明したトレンチマスク5に類似
して形成される。
例えばHBrやCHF3を用いた異方性エッチングによってトレンチ5’が形
成される。これはシリコンディスク11’内部に達する。このトレンチ5’のエ
ッジには、単結晶シリコン膜13’と絶縁層12’の表面が露出する。TEOS
−SiO2層のコンフォーマな析出と異方性バックエッチングによってトレンチ
5’のエッジにはスペーサ6’が形成される。この構造は図2に示したものに相
応しており、この場合p形ドーピングされた単結晶シリコン膜13’がp形ドー
ピングウエル3の役目を担い、絶縁層12’がチャネル阻止層4の役目を担って
いる。当該CMOS回路装置のさらなる製造ステップは、前記図3〜図11に基
づいて説明してきた実施例に沿って行われる。完成された当該CMOS回路装置
は、第1のMOSトランジスタの絶縁層12’によって第2のMOSトランジス
タに対して誘電的に絶縁される。それによりパンチスルーやラッチアップの作用
が効果的に阻止される。
本発明の枠内では、トレンチ底部にnチャネルMOSトランジスタを配置し主
表面にpチャネルMOSト
ランジスタを配置させるような実施例の変更も可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年6月10日(1999.6.10)
【補正内容】
請求の範囲
1. 半導体基板(1)の主表面に少なくとも1つのトレンチ(6)が設けられ
、
前記主表面には第1のMOSトランジスタが配設され、前記トレンチ(6)の
底部には、第1のMOSトランジスタに対して相補的な第2のMOSトランジス
タが配設されており、
前記第1のMOSトランジスタは、第1の導電タイプにドーピングされた領域
(3)に配設され、前記第2のMOSトランジスタは、前記第1の導電タイプと
は反対の導電タイプにドーピングされた第2の領域(1)に配設されており、
前記第1と第2のMOSトランジスタは、これらのMOSトランジスタを流れ
る電流の通流が、前記第1と第2のMOSトランジスタの間に配設されたトレン
チ側壁に対して実質的に並行に生じるように配設されており、
前記半導体基板(1)において第2のMOSトランジスタの下方に埋込ドーピ
ング層(2)が配設され、
前記前記第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域(13’)を埋込
み層(2)まで到達させ、
前記埋込層(2)に対するコンタクト(172)が設けられていることを特徴
とする、集積化されたCMOS回路装置。
2. 前記半導体基板(1)において、前記第1のMOSトランジスタの下方で
前記第2のMOSトランジスタの上方に、第1の導電タイプでドーピングされた
層(4)が配設されており、この層(4)は第1の導電タイプでドーピングされ
た領域(3)よりも高いドーピング濃度を有している、請求項1記載の回路装置
。
3. 半導体基板(1’)において、第1のMOSトランジスタの下方で第2の
MOSトランジスタの上方に、絶縁層(12’)が配設されている、請求項1記
載の回路装置。
4. 前記トレンチ(6)に対して横切る方向に延在する線路(10’)が設け
られている、請求項1〜3いずれか1項記載の回路装置。
5. 集積化されたCMOS回路装置を製造するための方法において、
半導体基板の主表面に、トレンチ(6)を形成し、
前記半導体基板(1)の主表面に、第1のMOSトランジスタを形成し、
前記トレンチ(6)の底部に、前記第1のMOSトランジスタに対して相補的
な第2のMOSトランジスタを形成し、
前記半導体基板(1)において、第2のMOSトランジスタの下方に、埋込ド
ーピング層(2)を形成し、
ソース/ドレイン領域(13)の1つを、前記埋込層(2)に接続するような
深さで形成し、
前記埋込層(2)に対するコンタクト(172)を形成することを特徴とする
方法。
6. 前記主表面に接する、第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)を
形成し、
前記第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)の深さよりも深い深さの
トレンチ(6)を形成し、
少なくとも前記トレンチ(6)の底部と主表面を覆うゲート誘電体(9)を形
成し、
前記トレンチ(6)を充填する導電層(10)を析出し、
前記第1のMOSトランジスタの第1のゲート電極(101)と第2のMOS
トランジスタの第2のゲート電極(102)を規定するマスクを形成し、
第1のエッチングステップにおいて、前記導電層(10)を主表面領域におい
てエッチング処理し、それに対して前記トレンチ(6)の底部は当該導電層(1
0)で覆ったままに維持して第1のゲート電極(101)を形成し、
第1のMOSトランジスタに対するソース/ドレイン領域(11)を形成し、
第2のエッチングステップにおいて、前記導電層(10)をトレンチ(6)底
部の領域においてもエッチング処理して第2のゲート電極(102)を形成し、
第2のMOSトランジスタに対するソース/ドレイン領域(13)の形成のた
めに、トレンチ(6)の底部に拡散源を形成し、
第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域(13)を拡散によって形
成する、請求項5記載の方法。
7. 前記拡散源(12)を、ドーピングされるケイ酸塩ガラスの被着、流入、
バックエッチングによって形成する、請求項6記載の方法。
8. 前記導電層(10)から、第1のゲート電極(101)と第2のゲート電
極(102)を含んだ線路(10’)を形成する、請求項6または7記載の方法
。
9. 前記第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタを、第1のM
OSトランジスタのソース/ドレイン領域(11)の1つと第2のMOSトラン
ジスタのソース/ドレイン領域(13)の1つが主表面に対する投射において相
互に隣接するように配設し、
前記2つのソース/ドレイン領域(11,13)を相互に接続させるコンタクト
(173)を形成する、請求項5〜8いずれか1項記載の方法。
10. 半導体基板(1)において第1のMOSトランジスタの下方で第2のM
OSトランジスタの上方に、第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)よ
りも高いドーピング濃度を有する、第1の導電タイプのドーピング層(4)を形
成する、請求項5〜9いずれ
か1項記載の方法。
11. 前記半導体基板として、シリコンディスク(11’)を備えたSOI基
板(1’)を使用し、該シリコンディスク(11’)の上方には絶縁層(12’
)と単結晶シリコン膜(13’)が配設され、
トレンチ(5’)が前記単結晶シリコン膜(13’)と絶縁層(12’)を通
ってシリコンディスク(11’)内まで達している、請求項5〜9いずれか1項
記載の方法。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 半導体基板(1)の主表面に少なくとも1つのトレンチ(6)が設けられ 、 前記主表面には第1のMOSトランジスタが配設され、前記トレンチ(6)の 底部には、第1のMOSトランジスタに対して相補的な第2のMOSトランジス タが配設されており、 前記第1のMOSトランジスタは、第1の導電タイプにドーピングされた領域 (3)に配設され、前記第2のMOSトランジスタは、前記第1の導電タイプと は反対の導電タイプにドーピングされた第2の領域(1)に配設されており、 前記第1と第2のMOSトランジスタは、これらのMOSトランジスタを流れ る電流の通流が、前記第1と第2のMOSトランジスタの間に配設されたトレン チ側壁に対して実質的に並行に生じるように配設されていることを特徴とする、 集積化されたCMOS回路装置。 2. 前記半導体基板(1)において、前記第1のMOSトランジスタの下方で 前記第2のMOSトランジスタの上方に、第1の導電タイプでドーピングされた 層(4)が配設されており、この層(4)は第1の導電タイプでドーピングされ た領域(3)よりも高いドーピング濃度を有している、請求項1記載の回路装置 。 3. 半導体基板(1’)において、第1のMOSトランジスタの下方で第2の MOSトランジスタの上方に、絶縁層(12’)が配設されている、請求項1記 載の回路装置。 4. 前記トレンチ(6)に対して横切る方向に延在する線路(10’)が設け られている、請求項1〜3いずれか1項記載の回路装置。 5. 前記半導体基板(1)において、第2のMOSトランジスタの下方に、埋 込ドーピング層(2)が設けられており、 前記第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域(13’)が埋込みド ーピング層(2)まで達しており、 前記埋込ドーピング層(2)に対してコンタクト(172)が設けられている 、請求項1〜4いずれか1項記載の回路装置。 6. 集積化されたCMOS回路装置を製造するための方法において、 半導体基板の主表面に、トレンチ(6)を形成し、 前記半導体基板(1)の主表面に、第1のMOSトランジスタを形成し、 前記トレンチ(6)の底部に、前記第1のMOSトランジスタに対して相補的 な第2のMOSトランジスタを形成することを特徴とする方法。 7. 前記主表面に接する、第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)を 形成し、 前記第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)の深さよりも深い深さの トレンチ(6)を形成し、 少なくとも前記トレンチ(6)の底部と主表面を覆うゲート誘電体(9)を形 成し、 前記トレンチ(6)を充填する導電層(10)を析出し、 前記第1のMOSトランジスタの第1のゲート電極(101)と第2のMOS トランジスタの第2のゲート電極(102)を規定するマスクを形成し、 第1のエッチングステップにおいて、前記導電層(10)を主表面領域におい てエッチング処理し、それに対して前記トレンチ(6)の底部は当該導電層(1 0)で覆ったままに維持して第1のゲート電極(101)を形成し、 第1のMOSトランジスタに対するソース/ドレイン領域(11)を形成し、 第2のエッチングステップにおいて、前記導電層(10)をトレンチ(6)底 部の領域においてもエッチング処理して第2のゲート電極(102)を形成し、 第2のMOSトランジスタに対するソース/ドレイン領域(13)の形成のた めに、トレンチ(6)の底部に拡散源を形成し、 第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域 (13)を拡散によって形成する、請求項6記載の方法。 8. 前記拡散源(12)を、ドーピングされるケイ酸塩ガラスの被着、流入、 バックエッチングによって形成する、請求項7記載の方法。 9. 前記導電層(10)から、第1のゲート電極(101)と第2のゲート電 極(102)を含んだ線路(10’)を形成する、請求項7または8記載の方法 。 10. 半導体基板(1)において第2のMOSトランジスタの下方に埋込ドー ピング層(2)を形成し、 前記前記埋込層(2)に接続する深さのソース/ドレイン領域(13)の1つ を形成し、 前記埋込層(2)に対するコンタクト(172)を形成する、請求項6〜9い ずれか1項記載の方法。 11. 前記第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタを、第1の MOSトランジスタのソース/ドレイン領域(11)の1つと第2のMOSトラ ンジスタのソース/ドレイン領域(13)の1つが主表面に対する投射において 相互に隣接するように配設し、 前記2つのソース/ドレイン領域(11,13)を相互に接続させるコンタクト (173)を形成する、請求項6〜10いずれか1項記載の方法。 12. 半導体基板(1)において第1のMOSトランジスタの下方で第2のM OSトランジスタの上方に、第1の導電タイプでドーピングされた領域(3)よ り も高いドーピング濃度を有する、第1の導電タイプのドーピング層(4)を形成 する、請求項6〜11いずれか1項記載の方法。 13. 前記半導体基板として、シリコンディスク(11’)を備えたSOI基 板(1’)を使用し、該シリコンディスク(11’)の上方には絶縁層(12’ )と単結晶シリコン膜(13’)が配設され、 トレンチ(5’)が前記単結晶シリコン膜(13’)と絶縁層(12’)を通 ってシリコンディスク(11’)内まで達している、請求項6〜11いずれか1 項記載の方法。
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