JP2001525052A - 殺傷力のない銃器装置 - Google Patents
殺傷力のない銃器装置Info
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Abstract
(57)【要約】
弾丸の形態をなす固体発射物を慣用的に発射する殺傷力のある銃、ピストル(10)またはライフルを、催涙ガスまたはペッパーガス等の殺傷力のない薬液を用いた新規な缶ユニットを使用して、殺傷力のない護身武器(20)に変換できる有殺傷力/無殺傷力の組合せ銃器を開示する。殺傷力のない装置は、銃身(12)の下面に着脱可能に取り付けられる上部(24)と、銃器の用心金(18)に取り付けられる後方取付け部分(22)とを有している。薬剤分配器(28)の付勢は、用心金(18)の近くの力付与パッド(128)を押す新規な手段により達成される。力付与パッド(128)は、装置から薬剤を放出する缶(28)の付勢ボタン(32)に連結される枢動アーム(122)に取り付けられている。
Description
【発明の詳細な説明】
殺傷力のない銃器装置 発明の分野
本発明は、自衛器具、特に衰弱化薬剤(debilitating chemical agent)を放出
する器具に関し、より詳しくは、殺傷力のない種々の流体発射物および薬剤と、
瞬時にかつ容易に使用できる選択肢としての慣用的な殺傷力のある銃弾および固
体発射物とを放出できる、有殺傷力/無殺傷力の組合せ銃器(lethal and non-le
thal firearm device)に関する。従来技術の説明
現代社会の実際のまたは予想される暴力の脅威から、銃器は、未知の戦闘力の
脅威の結果として直ちに報復する用意のため武装しなければならない状況にある
警察官および公衆の両者にとって、選択される可能性の高い武器である。
現代の法の執行者(巡査、刑事、麻薬捜査官、SWAT、DEA、ATF、F
BIおよび他の部隊)は、日毎に増大する暴力の脅威に適応するようには配備さ
れていない。警察官は、脅威がなく殺傷力を必要としない環境と警察官、被害者
または罪のない傍観者にとって重大な身体的危害または死の直接的脅威の双方に
、迅速に対応できる種々の攻撃的および防御的機動力および武器を用いて応戦で
きることが必要である。
警察官の武器として、一般に、リボルバーまたはセミオート(半自動)ピスト
ル、ツーウェイ無線、警棒、手錠、弾薬、閃光発生器および薬剤放出器がある。
より高度に訓練された特殊武器および戦闘要員(SWAT)は、しばしば、リボ
ルバーまたはピストルの代わりにUziまたはMP-5のようなフルオート(全自動)
ピストルを使用する。しかしながら、責任を制限するあまり、これらの使用には
厳しい制限が課されている。敵地に入る警察官は、暴力に直面するまで、遭遇す
る暴力の度合いについて殆ど情報を受けていない。その状況についての完全かつ
正確な情報なくして、保安担当官が各状況に対応すべく事前に完全を期すことは
不可能である。
従って、法の執行者および公衆は、多くの状況で、直ちに使用できるようにし
た銃器に直面している。このような場合でも彼らは命に係わる武力の使用は正当
化されず、殺傷力のない活動をして怪我、逃亡および財産または証拠の破壊を防
止しなければならないことを理解している。
これらの状況に遭遇したとき、保安担当官は、通常、彼らのベルトに装着され
る衰弱化薬剤に頼るしかない。しかしながら、彼らの手が銃器または照明用閃光
に使用されている場合には、彼らの手をフリーにして他の用具へと移行すること
は不可能である。このため、保安担当官が支配的な手の中に銃器を持っている間
に、個人が物理的に係わるという不必要な危険が生じる。他の危険として、武器
を早期に皮ケースに再び納めること、または致死的な戦闘力の使用がある。両手
把持の出現および許容により、法の執行者は銃器から片手を離すこと、またはベ
ルト或いはエントリベストに付けられた薬剤スプレーに触れることを渋りがちで
ある。また、使用者は、脅威が増大したときに瞬時に反応するため、標的の視界
状況を常に維持しなければならない。また、保安担当官の他方の手は、捜索中、
必然的にドアの操作または物品の移動に占拠されることがある。
本発明は、衰弱化薬剤を放出させるのに、殺傷力のある武器から片手を離す必
要の無い装置である。本発明は、銃器に関連して使用できる装置である。本発明
は、銃器に両手を維持しながら銃身の方向に衰弱化薬剤を放出するための容易な
分配方法を提供する。また、本発明の装置は、容易かつ安価に交換または修理で
きる簡単な装置である。
殺傷力のある武器に殺傷力のない装置を取り付けるというこの改良は、法の執
行者または公衆の強く求めている要望を満足させる。この改良は、使用されたと
きに、或る状況を縮小するオプションを提供する。これらの状況のうちの主な一
例は、使用者が、引き出された銃器を有する場合であり、物理的係わりは回避さ
れかつ致死的な戦闘力は未だ正当化されていない。しかしながら、この状況は、
致死的な戦闘力のオプションが維持されている間に殺傷力のある戦闘力より小さ
い戦闘力を加えなければならない状況である。このような状況において殺傷力の
ない戦闘を行なうには、薬剤は、警察官が手の強さを変えることとは無関係に、
容易かつ迅速に放出できなくてはならない。
これを行なうため、本発明は、標準リボルバー、セミオートピストルまたはフ
ルオートピストル、またはショットガン等の銃器または銃器の一部に取り付けら
れる装置である。本発明は、人が、銃器に殆ど又は全く改造を加えることなく、
銃身と平行な方向に衰弱化薬剤を放出させることができる。衰弱化薬剤は、殺傷
力のない戦闘力を加えるのに必要な戦闘力の大きさを大幅に低減させるレバーを
押すことにより放出される。この取付けは、銃器の機能または操作に関して殆ど
または全く影響を与えない。
本発明は、平均的使用者が、状況を見定めている間に引き出された銃器による
殺傷作用より小さい作用を迅速かつ効率的にとることを可能にする。使用者が人
に対面するとき、使用者は、その人が武装しているか、銃器以外の武器で武装し
ているかを考え、直ちに脅威を無くすことができる。使用者は、必要ならば、銃
器の殺傷力のある戦闘力を使用する能力を決して放棄することなく、殺傷力のあ
る戦闘力より小さい戦闘力を用いてこれを行なう。
1977年以前に、催涙ガスおよび他の衰弱化薬剤が開発されており且つ多く
使用された。最終的に、組合せ式装置が発明された。例えば、Wildes等の米国特
許第3,124,172号は、警察官の警棒と組み合わされた催涙ガス銃を開示している
。これは、警察官の介入領域を、使用者の到達範囲を超えて拡大した。しかしな
がら、警棒と組み合わされたこの装置は、使用者を殺傷力のないオプションに制
限した。
催涙ガス放出器は多くの特許出願に開示されている。Eig.の米国特許第3,109,
253号では、ガス放出カートリッジがタバコライター内に隠されており、Adrian
の米国特許第3,208,125号では、爆発性ガス放出カートリッジが、引金開放機構
を備えたポケットペン形装置内に配置されている。これらは優れた隠蔽性を有す
るが、法の執行者により殆どまたは全く使用されていない。McNeillの米国特許
第3,706,151号には、より大形の銃またはライフル形流体放出武器が開示されて
おり、肩掛け式ライフルまたは銃が、サボット内の一定量の液体またはガスを放
出するように設計されている。Holtorの米国特許第3,707,793号には、必要とな
るまで、密かにポケットに入れられかつ隠蔽される、手すなわち掌形ガス放出装
置すなわち銃が開示されている。しかしながら、これらの装置は殺傷力のないオ
プションのみを提供するもので、生命の脅威を感じる状況では不充分である。
Haskinsの米国特許第3,841,526号には、ピストルまたは手の形をした銃器から
衰弱化薬剤を放出する装置が開示されている。しかしながら、この米国特許の発
明は、実際には殺傷力はないが、犯罪人に対し、殺傷力のある武器であると思わ
せるので危険である。この殺傷力のない武器は、殺傷力のある戦闘力が必要とさ
れない状況を実際に悪化させることになろう。銃器に見えるものを用いると、殺
傷力があるように見える武器に脅威を抱いた敵からの殺傷力のある応答を引き起
こすことになろう。Litmanの米国特許第3,956,843号には、通常達成できるより
も大きい距離をカバーする発射管式催涙ガス発射装置が開示されているが、この
装置は、有殺傷力/無殺傷力の組合せ銃器を提供するものではない。
究極的には、1997年に、ピストルは、使用者が銃の端口から薬剤を放出で
きるように改良された。例えば、Masonの米国特許第4,058,92号を参照されたい
。薬剤の放出は、ピストルをその銃身が「安全」位置に向くように保持する間に
行なわれる。しかしながら、今日では、法の執行者は、「安全」であるためには
、銃器の銃身を使用者が見ている方向(より詳しくは、武装の可能性のある犯罪
人の方向)に照準を合わせなくてはならないと教示する。天井に向けられた銃器
は、もはや「安全」位置とは考えられていない。
この問題は、Ludaescherの米国特許第5,671,559号に開示された殺傷力のない
銃器装置により解決された。該米国特許には、銃身が向けられた方向と同じ方向
に殺傷力のない薬剤を放出するアタッチメントが開示されている。この装置は、
保安担当官/使用者が、武器を交換する必要なくかつ容疑者の方向に向けられた
銃器の両手をそのままにしながら、殺傷力のある戦闘力または殺傷力のない戦闘
力のうちの良い方を選択することを可能にする。しかしながら、この装置は、銃
の引金指で押さなくてはならない薬剤引金を付勢するのに非常に大きな力を必要
とするため、薬剤の放出が非常に困難であることが証明されている。また、上記
装置は非常に複雑で、かつ実際の使用を煩わしくかつ費用の嵩むものとする多数
の小部品を使用している。薬剤放出器の修理および交換は、適宜行なう必要があ
りかつ困難である。
この10年間、危険な事件および射撃を必要とする警察官の両者の多くの研究
および調査が行なわれている。現在の法の執行者は、今や、高度の危険な路地ま
たは抜かれた銃器を含む他の状況に携わる保安担当官が、彼らの武器を絶えず標
的に向けることを課している。これは、標的主体の「視界状況(sight picture)
」を維持すべく銃身を観察する間に行なわれる。
銃器が連続的に標的に向けられている間、保安担当官は、引金指が用心金の外
部にあるように銃器を保持するように指示されている。これにより、不意の反応
による突然の薬剤放出の可能性が低減される。大きな脅威が生じた場合、引金に
隣接する引金指は、そのまま直ちに対応できる。
用心金の外部にある引金指は、本発明の重要事項である。標的主体が、その銃
器による脅威を増大させない場合には、使用者は、瞬時に、殺傷力のない活動を
とることができる。使用者は、標的主体が、使用者に服従することを依然として
拒絶する場合には、行動を起こすことができる。使用者は、武器の両手把持を放
棄することなく衰弱化薬剤を容易に放出するか、または興奮した対決状態中に殺
傷力のない武器を手探りする貴重な時間を費やすことができる。保安担当官が入
手できるこれらの殺傷力のない武器は、通常、ユーティリティ・ベルトに取り付
けられ、常に手中に在るわけではないので、武器の使用には幾分かの遅れが生じ
る。
従って、要求されかつ本発明により与えられることは、殺傷力のある戦闘力を
正当化しない戦術的状況を縮小する実用的手段である。平均的使用者は、好まし
い両手でのピストル把持および標的の視界状況を維持しながら、容易かつ効率的
に、これらの状況での薬剤の放出を頼りにする。また、本発明は、広範囲の使用
に供するため、より強力で、簡単でかつ経済的な改良された装置構造を提供する
。発明の要約
本発明は、従来技術の欠点を解消する。本発明はハウジングユニットを有し、
該ハウジングユニット内には、衰弱化薬剤の缶(canister)が挿入され、該缶は、
着脱可能なキャップを取り付けることによりハウジングユニット内に保持される
。ハウジングユニットは、該ハウジングユニットの上側に設けられた座部を介し
て銃器の銃身に取り付けられる。ハウジングユニットの後側には取付けアームが
設
けられており、該取付けアームは銃器の用心金に対して着脱可能に取り付けられ
る。上記取付け構造は、ハウジングユニットを、銃身に対して実質的に平行な整
合関係に維持する。
銃器の用心金の近くには、一端に少なくとも1つの力付与パッドが設けられた
レバーが配置されている。レバーの他端は缶に連結され、缶内に収納された加圧
薬剤の放出に必要な付勢力を供給する。力パッドに力を加えると、レバーが前方
に押されて前向きの力が缶に伝達され、これにより、缶の前端部に設けられた付
勢ボタンがキャップの付勢隆起部と係合する。付勢ボタンと付勢隆起部との係合
により、缶と連通しているノズルを通って薬剤が放出され、該薬剤は、キャップ
の孔を通ってハウジングユニットから放出される。発明の目的および長所
本発明の主目的は、引き抜かれた銃器を使用する状況に対処しなければならな
い平均的な手の強さをもつ使用者に、殺傷力のない薬剤を迅速かつ容易に放出す
る安全な方法を提供することにある。これは、付勢ボタンを押すのに予め必要と
される力の大きさを低減させることにより、殺傷力のない薬剤(メース、催涙ガ
ス、ペッパスプレー等)の放出を容易にすることによって行なわれる。
本発明の他の目的は、殺傷力のないアタッチメント装置を強力にすると同時に
、その修理または交換をより容易かつ経済的にすることにある。これは、従来技
術の多くの部品のうちの幾つかを1つの成形部片内に組み込む簡単な缶ハウジン
グユニットを創出することにより達成される。
本発明の他の目的は、殺傷力のある態様または殺傷力のない態様で容易かつ迅
速に使用できる二重目的武器を提供することにある。
本発明の他の目的は、既存の銃器へのアタッチメントすなわち適合体を提供し
て、引き抜かれた銃器を正当化する種々の戦術的な状況に適した二重目的武器を
提供することにある。
本発明の更に別の目的は、保安担当官が、脅威が増大した最終的状況に対応で
きるようにするため、標的主体の視界状況を絶えず保持しながら、メース、催涙
ガスまたはペッパスプレー等の薬剤の使用により、脅威を与える主体の活動を不
能にする、容易にアクセス可能な装置および方法を提供することにある。
本発明の主要な長所は、このような装備をもつ法の執行者である警察官が、警
察当局の政策および手続きに従って銃器を表に出すとき、警察官の瞬時の処置に
より、殺傷力のある戦闘力または殺傷力のない戦闘力を使用できる能力を有する
ことである。
本願で説明する実施形態の他の長所は、武器を殆どまたは全く改造することな
く、今日使用されている既存の銃器を改造することに容易に適合できることであ
る。
本発明の更に別の長所は、従来技術で必要とされる多数かつ細かい部品を省略
できることである。図面の簡単な説明
第1図は、本発明の概念を具現する衰弱化薬剤放出装置が取り付けられた標準
半自動ピストルを示す側面図である。
第2図は、殺傷力のない装置の分解斜視図であり、付勢レバーが取り外された
位置にあるところを示すものである。
第3図は、第2図の3−3線に沿うキャップ部分の斜視断面図である。
第4図は、第1図の4−4線に沿う殺傷力のない装置の断面図である。
第5図は、第2図の5−5線に沿う殺傷力のない装置の右側部分を示す側断面
図である。
第5A図は、殺傷力のない装置の右側部分の平面図である。
第5B図は、第2図の5B−5B線に沿う殺傷力のない装置の斜視断面図であ
る。
第6図は、第2図の6−6線に沿う殺傷力のない装置の左側部分を示す側断面
図である。
第6A図は、殺傷力のない装置の右側を右側部分の平面図である。
第6B図は、第2図の6B−6B線に沿う殺傷力のない装置の斜視断面図であ
る。
第7図は、殺傷力のない装置の後方斜視図である。
第8図は、取り外された付勢レバーを示す上方斜視図である。
第8A図は、取り外された付勢レバーを示す後方斜視図である。好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の概念を実施する最良の形態を以下に説明する。この説明は、本発明の
一般的な原理を示すためのものに過ぎず、本発明の範囲を制限するためのもので
はない。本発明の真の範囲およびこれを超える範囲は、請求の範囲の記載を読む
ことによってのみ確認されるであろう。
先ず第1図および第2図を参照すると、殺傷力のない装置20が取り付けられ
た殺傷力のある半自動ピストル10が示されている。慣用のピストル10は、一
般に、銃身部分12と、把持部分14と、引金16と、用心金18とを有してい
る。用心金18は、装置20の後方取付け部分22内に保持される前方部分19
を有している。装置20はまた、銃身12の下面13を受け入れかつ該下部と着
脱可能に係合する座部24を有している。
装置20は、一般に、銃身部分12と平行に整列されることを理解されたい。
装置20はハウジングユニット26を有しており、該ハウジングユニット26は
、加圧状態の衰弱化薬剤を収容する薬剤分配缶28を受け入れる。ハウジングユ
ニット26内には、銃身12に沿って平行且つ前方に衰弱化物質の放出がなされ
るように、缶28内のペッパスプレーまたはメースのような物質が装填される。
缶28は遠位端30と、近位端31とを有し、近位端31には付勢ボタン32
が設けられている。付勢ボタン32からはノズルチューブ34が突出しており、
該ノズルチューブ34は缶28と連通している。缶28は、着脱可能な連結キャ
ップ部分36および装置の後壁38によりハウジングユニット26内に着脱可能
に収容される。
ここで第2図、第3図および第4図に示すように、キャップ部分36は、ノズ
ルチューブ34を受け入れる孔40と、付勢ボタン32と接触する付勢隆起部4
2とを有している。付勢隆起部42の後方には缶隆起部44が配置されており、
該缶隆起部44は缶28の近位端31と接触する。缶隆起部44と近位端31と
の常時接触は、ハウジングユニット26内での缶28の安定を補助するだけでな
く、付勢隆起部42による付勢ボタン32の意図しない関節運動をも防止する。
缶隆起部44より遠位側でかつ缶隆起部44に対して垂直に、キャップ部分36
はねじ壁48を有し、該ねじ壁48は、装置20のねじ部分50と係合してキャ
ップ部分36を装置20に対して着脱可能に固定する。
ここで第5図、第5A図、第5B図、第6図、第6A図および第6B図を参照
すると、装置の右側ハーフ52および左側ハーフ60がより明瞭に示されている
。各ハーフ52、60は、ハウジングユニット26の一方のハーフおよび後方取
付け部分22の一方のハーフを形成する。右側ハーフ52は上方隆起部54およ
び下方隆起部56を有し、これらの隆起部54、56は、それぞれ、左側ハーフ
60の上方キャビティ62および下方キャビティ64内に挿入される。また、右
側ハーフ52は上方突出部57および下方突出部58を有し、これらの突出部5
7、58は、それぞれ、左側ハーフ60の上方凹部66および下方凹部68内に
挿入される。更に右側ハーフ52は後方突出部59を有し、該後方突出部59は
左側ハーフ60の後方凹部70内に受け入れられる。これらの多数の相互連結部
は、装置20の両ハーフ52、60を安定位置に保持する。
各ハーフ52、60は、缶28の遠位端30と当接する後壁38の一方のハー
フを形成する。両ハーフ52、60の後壁38は、それぞれ傾斜部分72、74
を有し、このため、両ハーフ52、60が結合されたときに、傾斜部分72、7
4はオリフィス76を形成する。右側傾斜部分72は右側アキシャルキャビティ
78を有し、左側傾斜部分74は左側アキシャルキャビティ80を有している。
オリフィス76の上方で、後壁38には右側取付けアーム82および左側取付け
アーム84が取り付けられており、これらの取付けアームは、用心金18の前方
部分19を収容できるように湾曲している。両取付けアーム82、84は複数の
ハニカム構造86を有し、両アーム82、84に剛性および強度を付与している
。右側アーム82は第1突出部88および第2突出部90を有し、これらの両突
出部88、90は、それぞれ、左側アーム84の第1ボア92および第2ボア9
4内に挿入されて、両アーム82、84が連結されたときに安定性を付与する。
ここで、第5図、第5A図、第5B図、第6図、第6A図、第6B図に加えて
第7図を参照すると、右側アーム82から右側外壁96が延びており、かつ左側
アーム84から左側外壁98が延びている。右側外壁96は右側保持壁100を
形成し、かつ左側外壁98は左側保持壁102を形成しており、両保持壁100
、102はそれぞれの外壁96、98に対して垂直である。両保持壁100、1
02も用心金18の前方部分19を収容できるように湾曲している。これにより
、右側ハーフ52および左側ハーフ60が結合されると、両アーム82、84、
外壁96、98および保持壁100、102がチャンバ104を形成し、該チャ
ンバ104は、用心金18の前方部分19を固定するように包囲する。チャンバ
104内に用心金18を確実にしかも着脱可能に包囲するため、アーム82、8
4を横切る方向に少なくとも1つの取付け孔105が設けられており、該取付け
孔105は、ねじまたはボルトのような結合機構を受け入れることができる。
装置20を銃身部分12の下面13に取り付ける座部24は、右側ハーフ52
の頂部に取り付けられた右側湾曲壁106と、左側ハーフ60の頂部に取り付け
られた左側湾曲壁108とにより形成されており、これにより、両ハーフ52、
60が連結されたときに、銃身部分12を受け入れる谷部が形成される。
ここで第2図、第7図、第8図および第8A図に示すように、殺傷力のない装
置20を付勢するのに必要な力の大きさを低減させるため、付勢レバー110が
トルクの物理的概念に従って使用され、この場合、一軸線に沿って回転するレバ
ーが、公式τ=Fdに矛盾しないトルクを発生する。ここで、τは基準軸線で発
生するトルク、Fは加えられる力、dは力が加えられる軸線からの距離を表す。
この式から、距離dが大きいほど、必要な力は小さくなる。
付勢レバー110は、右側端部114および左側端部116を備えたアキシャ
ルロッド112を有し、両端部114、116は、軸線方向移動を制限すること
なく、それぞれ、右側アキシャルキャビティ78および左側アキシャルキャビテ
ィ80内に受け入れられる。バー118は、その一端がアキシャルロッド112
に対して垂直に取り付けられ、反対側の端部がブーム120に対して垂直に取り
付けられている。ブーム120には、前方を向いた湾曲突出部122が、ブーム
120およびバー118の取付け平面から突出するようにして取り付けられてい
る。突出部122は、装置20の後壁38のオリフィス76内に挿入されかつ缶
28の遠位端30と接触される。ブーム120の両端部には、右側軸124およ
び左側軸126が取り付けられている。ブーム120および両軸124、126
は取付けアーム82、84に跨がり、かつ取付けアーム82または84の少なく
とも一方のストッパ隆起部127により発射位置に維持される。装置20を取り
外すとき、軸124、126をストッパ隆起部127上で引っ張り、付勢レバー
110を取り外す。
軸124、126はバー118と実質的に平行に整合しており、このため、公
式τ=Fdにおける距離dを増大させている。軸124、126には、それぞれ
右側の力付与パッド128および左側の力付与パッド130が取り付けられてい
る。これにより、いずれか一方のパッド128または130に力を加えると、ア
キシャルロッド112が前方に回転され、これにより力が突出部122に伝達さ
れ、該突出部122が缶28の遠位端30を押し、これにより付勢ボタン32と
係合して、ノズルチューブ34から衰弱化物質が放出される。
殺傷力のない装置20は、プラスチック、金属または木材等の実質的に剛性を
有する任意の材料で形成できるが、これらに限定されるものではない。装置20
は透明に形成するか、薬剤放出缶28の内容物を確認する覗き窓132を設ける
こともできる。
以上、本発明の特定実施形態およびその用途について本発明を説明したが、当
業者ならば、本発明の精神および範囲を逸脱することなく種々の変更をなし得る
であろう。従って、本発明の範囲は例示の実施形態により定められるものではな
く、請求の範囲の記載およびその法律的均等物により定められるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.銃器の用心金取付け部分を有し、該部分からは取付けアームが延びており、 前記取付け部分とは反対側の端部で取付けアームに取り付けられたハウジン グユニットと、 該ハウジングユニットに取り付けられたカップリング部分とを有し、該カッ プリング部分は、銃身を受け入れかつカップリング部分を銃身と実質的に整合 させて確実に保持し、 ハウジングユニット内に配置される薬剤の缶を有し、該缶は、銃身と実質的 に整合する付勢ボタンおよびノズルチューブを備え、 前記ノズルチューブを受け入れる孔と、前記付勢ボタンを受け入れる付勢隆 起部とを備えたキャップ部分と、 前記付勢ボタンに連結される付勢レバーとを更に有し、該付勢レバーに力を 付与すると、一軸線に沿うトルクが発生して、前記付勢ボタンの付勢および薬 剤の放出が行なわれるように構成したことを特徴とする着脱可能な銃器連結形 の殺傷力のない薬剤分配装置。 2.前記付勢レバーは、少なくとも単一の一体材料部片で形成されていることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3.前記付勢レバーは、その第1端部がハウジングユニット内で回転可能に保持 され、付勢レバーの第2端部に力を加えると第1端部の軸線に沿うトルクが発 生して、より大きいトルクが前記レバーから缶に伝達され、これにより、付勢 ボタンが付勢されて、前記第2端部での小さい力条件により前記薬剤の放出が 達成されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 4.前記付勢レバーは、前記缶の前記ノズルとは反対側の端部後部と接触する湾 曲突出部を有し、前記付勢レバーの第2端部に加えられる力は、湾曲突出部に より、前記ノズルに対して実質的に平行な軸線に沿うリニアな力に変換され、 前記第2端部での小さい力条件により前記薬剤の放出が達成されることを特徴 とする請求の範囲第3項に記載の装置。 5.前記付勢レバーはフォーク形をなしかつ前記取付けアームに跨がっており、 左利きおよび右利きのいずれの人でも前記レバーに力を加えることができるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 6.前記取付けアーム、前記ハウジングユニットおよび前記カップリング部分は 単一材料部片として作られていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 装置。 7.前記取付け部分、取付けアーム、前記ハウジングユニットおよび前記カップ リング部分は、少なくとも2つの材料部片として作られていることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の装置。 8.前記ハウジングユニットは、前記キャップ部分とは反対側の端部に位置する キャビティを有し、該キャビティは、レバーと、缶と、付勢ボタンとを連結で きるように付勢レバーの一部を受け入れることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の装置。 9.構成部品が小形化されており、より容易かつ経済的に構成し、使用しかつ修 理できることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 10.前記銃器の用心金取付け部分および取付けアームは、それぞれ左側および右 側を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 11.前記銃器の用心金取付け部分は、凹みを、前記左側および右側の少なくとも 一方の内部に挿入することにより取付けアームから形成され、前記凹みは用心 金を受け入れ、この後に取付けアームの他方の側が用心金を包囲することを特 徴とする請求の範囲第10項に記載の装置。 12.少なくとも1つの取付け手段が、前記取付けアームの左側を右側に固定する ことを特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置。 13.前記取付けアームに跨がる前記フォーク状付勢レバーは、前記取付けアーム の第1側および第2側を用心金の回りで固定状態に維持する機能を有すること を特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置。 14.孔が設けられた着脱可能なキャップを備えたハウジングユニットを有し、該 ハウジングユニットおよびキャップは缶を着脱可能に包囲し、 前記缶は、付勢ボタンと、缶と連通しているノズルとを備え、該ノズルから 薬剤が放出され、 前記付勢ボタンと連結される付勢レバーと、 銃器の用心金に取り付ける取付け部分とを有し、該取付け部分もハウジング ユニットに取り付けられ、 銃身を受け入れる結合部分を更に有し、該結合部分はハウジングユニットに 取り付けられていることを特徴とする銃器連結形の殺傷力のない薬剤分配機構 。 15.前記付勢レバーは、前記用心金より近位側に位置する少なくとも1つの力パ ッドを有していることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の薬剤分配機構 。 16.前記付勢レバーは前記ハウジングユニットにヒンジ連結されることを特徴と する請求の範囲第14項に記載の薬剤分配機構。 17.前記付勢レバーへの小さな力の付与により、前記缶および付勢ボタンに対し て平行な軸線に大きな第2力が発生され、これにより前記薬剤の放出が行なわ れることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の薬剤分配機構。 18.前記付勢レバーはフォーク状であり、かつ少なくとも第1および第2の力付 与パッドを有していることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の薬剤分配 機構。 19.前記ハウジングユニット、取付け部分および結合部分は、少なくとも第1ハ ーフおよびこれに対向する第2ハーフからなり、前記第1ハーフおよび第2ハ ーフが結合されると、前記結合部分は銃身を包囲し、結合部分は用心金を包囲 し、ハウジングユニットは付勢レバーを回転可能に収容することを特徴とする 請求の範囲第14項に記載の薬剤分配機構。 20.任意の慣用銃器と係合できる、着脱可能な薬剤分配ハウジングユニットにお いて、 第1取付け部分および第2取付け部分を有し、該取付け部分は銃器の用心金 を包囲し、 第1取付け部分に連結される第1ハウジングユニットおよび第2取付け部分 に連結される第2ハウジングユニットを有し、これらのハウジングユニット内 には缶が収容され、 前記第1ハウジングユニットに連結される第1固定要素および第2ハウジン グユニットに連結される第2固定要素を有し、これらの固定要素は銃身を受け 入れ、 前記第1および第2ハウジングユニットに取り付けられる、孔を備えたキャ ップを有し、該キャップは缶の付勢ボタンを受け入れる付勢隆起部を備え、缶 はキャップの孔内に受け入れられるノズルを備え、該ノズルを通って薬剤が放 出され、 前記第1および第2ハウジングユニットに対して回転可能に取り付けられた 付勢レバーを有し、該付勢レバーは前記缶に連結される接触隆起部を備え、 回転可能な取付け位置より遠位側の位置で付勢レバーに設けられた少なくと も1つの力付与パッドを更に有し、該力付与パッドに加えられる小さい力は、 前記接触隆起部に大きな力を伝達して付勢ボタンの付勢および薬剤の放出を行 なうことを特徴とする薬剤分配ハウジングユニット。
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