JP2001524095A - Nmr画像形成化合物 - Google Patents

Nmr画像形成化合物

Info

Publication number
JP2001524095A
JP2001524095A JP54529598A JP54529598A JP2001524095A JP 2001524095 A JP2001524095 A JP 2001524095A JP 54529598 A JP54529598 A JP 54529598A JP 54529598 A JP54529598 A JP 54529598A JP 2001524095 A JP2001524095 A JP 2001524095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
agent
states
change
contrast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP54529598A
Other languages
English (en)
Inventor
ケラー,ケネス
Original Assignee
ニユコメド・イメージング・アクシエセルカペト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB9708108.7A external-priority patent/GB9708108D0/en
Application filed by ニユコメド・イメージング・アクシエセルカペト filed Critical ニユコメド・イメージング・アクシエセルカペト
Publication of JP2001524095A publication Critical patent/JP2001524095A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K41/00Medicinal preparations obtained by treating materials with wave energy or particle radiation ; Therapies using these preparations
    • A61K41/0057Photodynamic therapy with a photosensitizer, i.e. agent able to produce reactive oxygen species upon exposure to light or radiation, e.g. UV or visible light; photocleavage of nucleic acids with an agent
    • A61K41/0071PDT with porphyrins having exactly 20 ring atoms, i.e. based on the non-expanded tetrapyrrolic ring system, e.g. bacteriochlorin, chlorin-e6, or phthalocyanines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K49/00Preparations for testing in vivo
    • A61K49/06Nuclear magnetic resonance [NMR] contrast preparations; Magnetic resonance imaging [MRI] contrast preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明はMR造影剤として第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第一及び第二の状態において少なくとも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体内において前記第一から前記第二の状態へ変換可能であり、それにより前記第二の電子状態への変換が起こるか又は起こらない体領域においてコントラストが高められる物質を使用することに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 NMR画像形成化合物 本発明は磁気共鳴画像形成における造影剤として有用な化合物及びそのような 化合物を使用する画像形成の方法に関する。 磁気共鳴(MR)画像形成は十分に確立された画像形成様式であり、その画像は 検査される患者についてプロトン(通常水プロトン)からのnmr信号の強度か ら得られる。大部分の組織はおよそ80%の水含量を有するから、MR画像形成の コントラストは組織の緩和時間(T1及びT2)における差を現わすパルス系列を与 えることにより達成される。コンピューター断層撮影及び超音波のような他の診 断用画像形成様式におけるように、MR画像形成方法においては形成される画像 のコントラストを高めるため、例えば異なる種類の組織の間において又は健康な 組織と健康でない組織との間においてより明瞭な差異が得られるようにするため 造影剤を使用することができる。MR画像形成において、慣用される造影剤はキ レート化常磁性化学種(例えばGd DTPA、Gd DTPA-BMA及びGd HP-DO3Aがあり、マ グネビスト(Magnevist)、オムニスキャン(Omniscan)及びプロ−ハンス(Pro -Hance)の商品名で市販されている)であり、これらはその緩和性、その水プロ トンの緩和時間を短縮する能力によりコントラストの向上を達成する。 WO 96/38184において、「誘発された」常磁性金属イオン錯体がMR造影剤と して使用されることが述べられている。WO 96/38184の記述によれば、誘発機構 により造影剤と相互作用して常磁性金属イオンを内圏配位部位を遊離しそして完 全遊離された部位において水分子交換が生起することができるように錯化する標 的物質の存在により常磁性錯体はMR造影剤として作用するようになる。標的物 質が存在しないと錯化常磁性金属イオン は水分子交換に利用される内圏配位部位を持たずそしてこの状態においては造影 剤は停止していると考えられる。 この誘発されたMR造影剤の考えは、しかしながら、その実際への応用を妨げ る大きな欠点を有する。すなわち停止している状態においては錯体がなおMR造 影剤としてかなり有効に機能することを述べており、これは内圏及び外圏水配位 の両方が薬品の緩和性に寄与するからである。WO 96/38184の発明者はかれらが MR信号の変化の程度につい慣用的に受け入れられている10%の閾値(例えばCh em.Rev.87巻:901-927ページ(1987年)参照)より十分に低い2〜5%の低さで も画像において十分に検出可能であることに言及している際この欠点を間接的に 認めている。WO 96/38184のガドリニウムキレートの緩和性は水の内圏配位が妨 げられる場合約1/2減少するであろう(除去されないが)。従ってWO 96/38184 の誘発剤は標的物質の除去により約1/2減少するほどには弱まらない。従って著 者の希望する選択性と感受性とは不可避の外圏寄与により可能ではない。 今回造影剤の誘発されたMR画像形成が造影剤をその緩和性(r1)が倍率5又 はそれを超え、好ましくは倍率10又はそれを超え、例えば倍率5〜20又はもっと 高い倍率(例えば倍率100まで)で異なる状態の間で変化させる「標的物質」を 使用することにより極めて効率よく達成され得ることが認識された。 これは緩和性がほとんどないかあるいは全くない低緩和性状態に切り換えるか 又は緩和性の外圏誘導成分より著しく高い(例えば5倍又はそれより高い)内圏 誘導緩和性をオンオフ切り換えすることにより達成することができる。これは下 記に説明するような幾つかの方法により達成することができる。 かくして一つの態様により本発明は人又は人以外の動物(好ましくは哺乳動物 )被検者のコントラストが向上した画像を形成する方法を提供するものであり、 この方法は前記被検者に磁気共鳴画像形成造影剤の有効量を投与しそして前記剤 を含む前記被検者の少なくとも一部の磁気共鳴画像を形成することからなり、そ の改良は前記剤として第一及び第二の(r1)緩和性状態を有し、前記第一及び第 二の状態において少なくとも倍率5、好ましくは少なくとも倍率10、例えば倍率 20まで又は更に倍率100まで異なる緩和性を有し、そして生体内において前記第 一から前記第二の状態へ変換可能であり、それにより前記第二の状態への変換が 起こるか又は起こらない体領域においてコントラストが高められる物質を使用す ることからなる。 造影剤について高い及び低いr1緩和性状態の間で変化させる一つの方法は造 影剤中で錯化金属の電子状態をより高い及びより低い緩和性状態の間で変化させ ることである。この点で変化を実行する手段は局部的な正常又は異常な生物活性 、投与される化学薬品又は適用される物理的手段(例えば光による照明)である 。最も簡単には、電子状態における変化は錯化金属イオンの酸化状態における変 化、例えば常磁性から反磁性状態へ、反磁性から常磁性状態へ、又は一つの常磁 性状態から他へ、例えば非球面対称電子基底状態から球面対称電子基底状態へ、 又は非球面対称電子基底状態から球面対称励起状態への変化として果たすことが できる。非球面対称状態は球面対称状態よりはるかに低い付随する緩和性を有し 、従って切り換え可能な薬品の「オン」及び「オフ」状態の間のコントラスト差 は大きい。 第一から第二の電子状態への変換は例えば酸化還元反応の結果としてであり、 例えばキレート化金属イオンの一つの酸化状態から他(常磁性であ る一つ又は両方)へ、又はより低い緩和性がより低い電子対称に起因する高緩和 性状態及び低緩和性状態の間の刺激された電子遷移の結果として(例えば四面体 Co(II)錯体の高緩和性状態(この場合3つの不対d電子はt2g状態にある)及び 低緩和性状態(この場合不対d電子の2つはt2g状態にありそして第三の電子は eg状態にある)の間における)、又は常磁性金属イオンを錯化する配位子の又 は係わる変化の結果として、又は永久遊離基造影剤の消光の結果として、又は一 つの電子状態から異なるスピン量子数を有する他へ変換する常磁性造影剤の電磁 波刺激の結果として(例えば蛍光又は燐光励起における)である。 高緩和性状態にある上述の四面体Co(II)錯体に関しては、t2g状態の3つの電 子は立方体対称である状態をつくる一対称の程度は本発明の目的にとって球面対 称に十分に近い。2つの不対電子がt2g状態及び1つがeg状態の場合、全対称 は球面から著しく掛け離れそして緩和性はより低くなる。関係する遷移はスピン 量子数の変化を含むことを必要としない。 酸化還元反応によるオン/オフ切り換えの一つの例は高スピンの平面正方形対 称配位子場を伴う4つの不対d電子を有する原子の場合に起こる。この場合出発 状態が非球面対称電子基底状態を有していても酸化又は還元のいずれも緩和性の 減少をもたらす(酸化効果が還元効果より大きい)。そのような系の一つの例は 高緩和性を有する化合物であるMn(III)ポルフィリンの類である。これらの化 合物においては、その対称性による電子波動関数の異方性(これは内圏水分子が D4回転軸に沿って位置するという事実を含む)はMn(III)イオンとそれに結 合する水分子のプロトンとの間の双極子相互作用を高める。Mn(IV)への酸化は 不対電子の喪失による緩和性の相当な損失を生ずる−Mn(IV)は磁気モーメント を下げる3つの不対d電子を有するのみでありそして好ましい異方性を破壊する 。Mn(II) への還元も同様に緩和性の低下を生ずるが、その量はわずかである。 高及び低r1緩和性状態の間で切り換える別の方法は高緩和性状態として極め て高い緩和性化合物(硬常磁性ポリキレートであるPCT/GB 96/01308のポリマ ーキレート、又は大基質結合常磁性キレート、例えばベクター標的化ランタニド キレート又はポリキレートのような)を有することそして低緩和性化合物として (i)酵素により除去可能な保護基により可逆的に封鎖された水配位部位を有する (WO96/38184に記述のような)及び/又は(ii)その状態ではその意図する基質 に結合していない標的ベクター(例えば抗体、抗体断片、又はオリゴペプチド結 合モティーフ(RGDのような))を有する同じ物質を有することである。 かくして低及び高緩和性状態の間の切り換えは標的ベクターの結合又は保護基 の置換又は別法として標的部位において高緩和性立体配座を低緩和性立体配座に 、又はその逆に変える相互作用により達成することができる。そのような立体配 座変化はPCT/GB 96/01308の化合物をそれらの直接の環境の化学的性質を変え ることにより(例えば尿素の存在又は添加による)達成することができる。 高及び低r1緩和性状態の間で切り換える他の方法は高緩和性状態として非中 性pHにおいて極めて高い緩和性化合物を有することそして低緩和性化合物とし て実質的に中性pHにおいて同じ物質を有することである。かくして、低及び高 緩和性状態の間の切り換えは標的部位におけるpHの増加又は減少により、例え ば生物学的過程の結果として達成することができる。本発明のこの態様における 使用に特に適する錯体はFe(III)錯体を含む。 Fe(III)(S=5/2)の高スピン酸化状態は比較的良好な緩和剤である可能 性を与える。しかしながら、その緩和性は幾つかの理由により期待さ れたよりはるかに低いことがあり得る(例えば生物学的系における金属イオン( Metal Ions in Biological Systems),Helmut Sigel編集、21巻、常磁性種に対 する核磁気共鳴の適用(Applications of Nuclear Magnetic Resonance to Param agnetic Species),Marcel Dekker,Inc,New York,229-270ページ(1987年) に所載のS.H.Koenig等、「組織における常磁性イオンの緩和測定(Relaxometr y of Paramagnetic Ions in Tissue)」参照)。一つの理由はFe(III)イオン がキレート化され少なくとも一つの開放部位が交換可能な水分子と結合するため に残されている場合でさえFe(III)イオンの内配位圏とバルクとの間で水分子 の交換が緩慢なことである。一般に、内配位圏とバルクとの間の水分子の交換は 緩慢である。高いプロトン緩和性のために、必要なすべては水分子のプロトンが 内配位圏とバルクとの間で交換されることである。生理的pHにおいては、この プロトン交換は遅すぎて高い緩和性が得られない。しかしながら、より低いpH 値においてはプロトン交換は酸で触媒されるようになり、プロトン交換速度、従 って緩和性が増加する。同様に、より高いpH値においてはプロトン交換は塩基 で触媒されるようになり、プロトン交換速度、従って緩和性が増加する。この結 果、MR画像形成のためのオンオフ切り換えが生ずる。中性pHにおいては、緩 和性が低くそして画像明暗度が低い。中性より低いか又は高いpH値においては 、緩和性がより高くそして画像明暗度がより高くなる。 個々の分子、例えばポルフィリン錯体の会合もpHにより影響される。この影 響はFe(III)ポルフィリンに関連して記述されている(S.H.Koenig等、医療 における磁気共鳴(Magnetic Resonance in Medicine),4巻:252-260ページ(1987 年)参照)。会合した場合、そのような化合物の緩和性はFe(III)イオンの内 配位圏から水分子の排除により、又は Mn(III)ポルフィリンが凝集してくると起こる(K.E.Keller等、Inorganic C hemistry,31巻、1353-1359ページ(1992年)参照)のと同様に、近接するFe( III)イオンの間の磁気相互作用により減少することがある。会合はより高いpH 値で起こるようであり、従ってここでも再びpHに感受性である緩和性に関する オンオフ切り換えが生ずる。 好ましくは、本発明のこの態様により使用される造影剤、例えばFe(III)キ レートはさらに巨大分子と共役させることができる。このようにして造影剤の緩 和性はさらに増加し、それにより緩和性状態の間のオンオフ切り換えの感受性が 向上する。 一つの状態から他への変換を達成し得る手段は生物学的過程又は機能不全、例 えば酸素又は酸化もしくは還元促進剤又は天然遊離基又は遊離基捕捉剤の存在又 は欠如によって生ずるそれであろう。別の変換の手段としては被検者に投与され る化学薬品、例えば体内の所望の目標部位へ送達され又は蓄積することが可能で あり、又はそのような部位例えば腫瘍又は浮腫において遊離するように計画され た遊離基捕捉剤又は酸化還元試薬であろう。場合により、体による吸収を最小に するため薬品の活性化に光、好ましくは600〜1300nmの波長の光を使用すること が含まれるであろう。 すなわち、例を挙げればその薬品は鉄又はマンガン化合物、好ましくはキレー ト錯体であり、これらは生物活性又は酸化還元試薬によりII及びIII酸化状態の 間で切り換えることができる。Fe(III)及びMn(II)は球面対称状態であるが 、一方Fe(II)及びMn(III)は非球面対称電子状態である。II及びIII状態の両 方が常磁性であるが、球面対称状態が上述のMn(III)ポルフィリンの場合を除 いてより高い緩和性を有する。 上で述べたように、本発明の一つの態様において造影剤の緩和性はpHの変化 の結果として切り換えることができる。従って本発明の方法に使用 する造影剤は生理的又は病的過程により酸性又は塩基性である体の部分を検出す るために使用することができる。一般に、それらは体内の約4から〜5.5のpH の領域を検出するため予測可能な閾値より上又は下のpKa値を有する物質を造 影剤として適当に選ぶことにより使用することができる。 例えば、多くの腫瘍は低い細胞外pH、例えば5.5、典型的には〜5.5及び〜7. 7の間の低い値を示す。これは減少した血液灌流により生じた慢性低酸素症及び 増加した乳酸濃度が癌細胞の一般に高い代謝速度により悪化した結果である。一 方で、腫瘍の中の壊死部分はより高い、より塩基性のpHを示すことがある。本 発明の方法を試用して検出することができる酸性腫瘍の類は悪性黒色腫、扁平上 皮細胞癌、肉腫及び腺癌を含む(Thistlewaite等、Int.J.Radiation Oncology Biol.Phys.11巻、1647-1652ページ(1985年)参照)。 骨粗鬆症は変性骨疾患である。骨吸収の生理的過程の間に破骨細胞が骨を貫通 する小孔を掘り、破骨細胞と骨組織との間で低下したpHの帯域を形成する。4. 0の低いpH値が活発な侵食域で測定されている(Silver等、Cell Res.175巻、 266-267ページ(1988年)参照)。本発明の方法を使用するこの侵食域の効果的 な画像形成は骨粗鬆症の治療に使用する療法の有効性に関する重要な情報を得る ために使用することができる。このようにして、臨床医は容易に所定の薬物の治 療効果を測定しそしてその情報を治療を続行するか又は治療を変更すべきかを決 定するために使用することができる。 本発明の方法を使用する局所破骨細胞活性の測定は骨折の修復のような他の骨 改造活性、パジェット膿腫治療を評価するため又はその障害部と接触する骨表面 で吸収が起こり得る腫瘍のような骨において拡大する障害の 程度を評価するために使用することもできる。 本発明の方法においては、第一から第二の状態への変換が起こる領域の確認は 、例えば変換のための手段が投与又は活性化されていない収集試料中の「本来」 の画像との比較、又は変換に応答する生物学的過程が起こっていない対照体部位 との比較によってなされるのが好ましい。 本発明の方法に使用する造影剤は例えば常磁性状態にある又はそれに変換する ことができる金属イオンの錯体である(例えば二つの常磁性状態の間又は常磁性 及び反磁性状態の間で酸化還元変換が可能なもの)。適当な候補は遷移金属、ラ ンタニド及びアクチニドに見いだされ、特にMn及びFeである。この場合にお いては錯化剤は生物学的許容性のある形体で金属を与えるものが適当であり、例 えばMR剤及び放射性医薬品としてよく知られた類のポリアミノポリ酸キレート 化剤であり、例えばDTPA、EDTA、DTPA-BMA、DO3A、DOTA、HP-DO3A、TMT、DPDPな どである。これに関しては読者はSchering、Nycomed、Salutar、Bracco、Mallin ckrodt、Guerbet、Sterling Winthropなどからの金属キレートの特許刊行物を参 照することができる。その例はUS-A-4647447、US-A-5362475、US-A-5534241、US -A-5358704、US-A-5198208、US-A-4963344、EP-A-230893、EP-A-130934、EP-A-6 06683、EP-A-438206、EP-A-434345、WO 97/00087、WO 96/40274、WO 96/3037 7、WO 96/28420、WO 96/16678、WO 96/11023、WO 95/32741、WO 95/27705 、WO 95/26754、WO 95/28967、WO 95/28392、WO 95/24225、WO 95/17920、 WO 95/15319、WO 95/09848、WO 94/27644、WO 94/22368、WO 94/08624、WO 93/16375、WO 93/06868、WO 92/11232、WO 92/09884、WO 92/08707、WO 9 1/15467、WO 91/10669、WO 91/10645、WO 91/07191、WO 91/05762、WO 90 /12050、WO 90/03804、WO 89/00052、WO 89/00557、WO 88/01178、WO 86/ 02841及びWO 86/02005を含む。 その上、この薬品はPCT/GB96/01308に記述されているような高い緩和性剤で あり、WO 96/38184に記述されたような置換可能な保護部分で封鎖された水配位 部位を持ち、又は任意の他の比較的硬い構造の常磁性ポリキレート、例えば樹状 側鎖部位の間に短い結合又は疎水性結合を有するWO 93/06868に記述の樹状体で あることができる。 そのようなキレート化剤は所望により体の希望する領域を能動的又は受動的に 目標とするように生物学的ベクターと共役させることができる。金属キレートの 標的ベクターとの共役は例えばWO 93/21957及びUS-A-5595725(Schering)にお いて論じられている。 標的ベクターが例えば薬品の目標部位への結合を目的とする場合、緩和性がそ の結果増加しそして本発明の一つの態様においては向上した緩和性の誘発をWO 9 6/38184による配位部位の完全遊離そしてWO 96/38184による化合物に共役させ たベクター(例えば抗体、抗体断片、又はオリゴペプチド結合モティーフ(RGDの ような))を使用してより大きな構造、例えば細胞壁又は体内導管の壁への結合 の組合せにより達成することができる。 本発明の方法に使用する造影剤は例えば水分子の交換のための少なくとも一つ の開放配位部位を有する金属イオンの錯体であることができる。そのような薬品 はpHにおける変化の結果として第一及び第二の緩和性状態の間で切り換えが可 能である。適当なキレート化剤は水のための開放配位部位を有する大環状キレー ト化剤を含み、例えばポルフィリン様分子及びZhang等のペンタアザ大環状配位 子(Inorg.Chem.37巻(5号):956-963ページ(1998年))、フタロシアニン、ク ラウンエーテル例えばセプルクレート、クリプテートなどのような窒素クラウン エーテル、ヘミン(プロトポルフィリンIXクロリド)及びヘム(Logan,Utah,U SAに所在のPorphyrin Products,Inc.から入手可能)及び平面正方形対称を有するキレート化剤である 。もしくは、錯化剤は配位基をプロトン化する能力がありそれにより特定のpH において水分子のための配位部位を完全に開放するポリ酸配位子からなることが ある。本発明の使用に特に好適なのは鉄、特に鉄(III)のキレート錯体である。 適当な鉄(III)錯体はJ.Chem.Physics 102巻(1号):427-431ページ(1995年)概 略が記述されたRustad等の方法を使用して確認することができる。 そのようなキレート化剤は緩和性状態の間のオンオフ切り換えの感受性を高め る必要がある場合所望により巨大分子に結合させることができる。適当な巨大分 子の例はタンパク質及びポリマー、例えばWO 98/10797の実施例2により製造さ れるもの、及びキレートが外側表面に結合しているリポゾームのような巨大構造 物質を含む。 胃腸管に投与するため、金属をキレート化する必要はなく、従ってこの経路に は簡単な塩、例えばMn又はFe塩化物を使用することができる。 別法として、造影剤は遊離基、例えばEP-A-133674(Schering)又はUS-A-5530 140(Nycomed)で論じられている遊離基とすることができる。この場合、造影剤 のための「オン/オフ切り換え」はその常磁性を破壊する遊離基を捕捉又は消光 しそしてそれにより高緩和性から極めて低いか又は緩和性がなくなるまで切り換 える天然に存在する又は投与された物質によりもたらされる。 造影剤は任意の都合のよい経路で投与することができ、例えば局所、経皮、鼻 内、舌下、経口、直腸、外部放出する体腔(例えば肺、子宮、胃腸管及び膀胱) 内への直接点滴注入、又は皮下、筋肉内、間質内又は血管内に、例えば注射又は 点滴による。一般に血管内又は胃腸管内への投与が好ましい経路である。 投与には、造影剤を適当な慣用的な医薬的に許容される担体又は賦形剤、例え ば液体担体(例えば注射用食塩水又は水)、pH及び浸透圧調節剤、安定剤、粘 度調節剤、界面活性剤、増量剤、皮膚浸透剤、着香料、固体又は半固体担体(例 えば親水性ゲル)、エーロゾル分散剤などと一緒に処方することができる。 必要とする造影剤の用量は検査される種及び症状、選択された造影剤、及び投 与経路に依る。しかしながら一般に静脈内投与のための用量は正常には体重kg当 たり常磁性中心0.001〜5.0mmolの範囲である(この場合常磁性中心とは常磁性で あるか又は常磁性になる金属原子、又は遊離基電子を意味する)。 化学物質(「誘発剤」、例えば酵素、酸化還元剤又は遊離基捕捉剤)を異なる 緩和性の状態の間の変換を誘発するために投与する場合、これは造影剤と一緒に 又は別々に、例えば前に又は後に又は投与部位が異なる場合同時に投与すること さえ可能である。同時投与する場合、誘発剤は造影剤と送達後にのみ又は目標部 位に到達した後に接触するように処方することができる。かくして例えばそれは 所望の目標部位において破壊される又は既に破壊されている母材又は膜(例えば 小嚢膜)に封入することができる。本発明の方法を、例えば特定の組織又は器官 に対する障害を目立たせるため又は除去するべき塊の輪郭を明確にするため手術 中に使用する場合、誘発剤を手術の間に手術部位に適用して、切除部分において 造影剤の切り換えが動き出すようにすることができる。この場合には誘発剤は上 述の化学物質、空気、又は適用される物理的刺激である。 造影剤及び化学的誘発剤の両方を含む組成物はそれ自体新規でありそして本発 明のさらに別の態様をなすものである。この態様に基づいて本発明はMR造影剤 として第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第一及び第二 の電子状態において少なくとも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体内にお いて前記第一から前記第二の状態へ変換可能でありそれにより前記第二の状態へ の変換が起こるか又は起こらない体領域でコントラストが高められる生理的に許 容される物質を、前記第一及び第二の状態の間で前記造影剤を変換することが可 能な、場合により封入された生理的に許容される誘発剤物質と一緒にしてなるM R造影剤組成物が提供される。 さらに別の態様に基づいて本発明は第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第 一及び第二の状態において少なくとも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体 内において前記第一から前記第二の状態へ変換可能でありそれにより前記第二の 状態への変換が起こるか又は起こらない体領域でコントラストが高められる生理 的に許容されるMR造影剤物質の、本発明の方法による画像形成を包含する診断 方法に使用するための診断用コントラスト媒質の製造のための使用が提供される 。 本明細書中で言及されたすべての文献は参照により本明細書に組み入れる。 本発明はここでさらに添付の非限定的な実施例を参照して説明する。 実施例1 ヘマトポルフィリン誘導体HPDは癌性腫瘍により選択的に保持されることが 知られている。保持されたHPDを色素の最大吸収の一つの光で照射すると腫瘍 細胞は死に至る。一重項酸素及びヒドロキシル基の両者はミクロソームの損傷に 影響を与えることが知られている(Das等「ラットにおけるヘマトポルフィリン 誘導体によるミクロソームのチトクロームP-450及び関連するモノオキシゲナー ゼの光破壊における活性酸素種の役割(Role of Active Oxygen Species in the Photodestruction of Microsomal Cytochrome P-450 and Associated Monooxyge nases by Hematoporphyrin Derivative in Rats)」,Cancer Res.(1985年)45巻、608ペー ジ参照)。ヒドロキシル基の製造はフェントン反応を含むことができる。 H22+Fe2+ → OH+OH-+Fe3+ 腫瘍を光力学的治療に先立つ24時間に後肢の一つの外側に誘発したウィスター ラットにHPBを体重kg当たり5mgの濃度で腹腔内に注射する。治療前15分に0. 1M塩化第一鉄の溶液を静脈内に注射する。腫瘍の照射は色素ポンピングアルゴ ンイオンレーザーにより放射される630nmの光を使用して行う。この光は細胞破 壊及びMRI緩和試薬として作用する第二鉄イオンの形成を引き起こす。次いで MRIは細胞破壊が進むにつれて光力学的治療の経過を監視するために使用され る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.人又は人以外の動物被検者のコントラストが向上した画像を形成する方法で あって、この方法は前記被検者に磁気共鳴画像形成造影剤の有効量を投与しそし て前記剤を含む前記被検者の少なくとも一部の磁気共鳴画像を形成することから なり、その改良は前記剤として第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第一及び 第二の状態において少なくとも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体内にお いて前記第一から前記第二の状態へ変換可能であり、それにより前記第二の緩和 性状態への変換が起こるか又は起こらない体領域においてコントラストが高めら れる物質を使用することからなる前記方法。 2.前記剤が緩和性において少なくとも倍率10で異なる第一及び第二の緩和性状 態を有する物質からなる請求項1に記載の方法。 3.前記剤が緩和性において少なくとも20までの倍率で異なる第一及び第二の緩 和性状態を有する物質からなる請求項1又は請求項2に記載の方法。 4.前記剤が緩和性において100までの倍率で異なる第一及び第二の緩和性状態 を有する物質からなる請求項1又は請求項2に記載の方法。 5.前記剤が金属イオンのキレート錯体、又はその生理的に許容される塩からな り、前記第一及び第二の緩和性状態の間の変化は錯化金属イオンの電子状態にお ける変化により果たされる請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 6.電子状態における前記変化が錯化金属イオンの酸化状態における変化として 果たされる請求項5に記載の方法。 7.酸化状態における前記変化が錯化金属イオンの常磁性から反磁性状態への変 化として、反磁性から常磁性状態への変化として、又は二つの常 磁性状態の間の変化として果たされる請求項6に記載の方法。 8.二つの常磁性状態の間の前記変化が非球面対称電子基底状態から球面対称電 子基底状態への変化として、又は非球面対称電子基底状態から球面対称電子励起 状態への変化としてのいずれかにより果たされる請求項7に記載の方法。 9.前記剤が遷移金属、ランタニド金属又はアクチニド金属イオンの生理的に許 容される錯体、又はそのようなキレートの生理的に許容される塩からなる請求項 5〜8のいずれか一項に記載の方法。 10.前記剤が鉄又はマンガンの常磁性イオンのキレート錯体、又はその生理的に 許容される塩である請求項9に記載の方法。 11.前記キレート錯体がDTPA、EDTA、DTPA-BMA、DO3A、DOTA、HP-DO3A、TMT及び DPDPからなる群より選ばれるキレート化剤の錯体である請求項5〜10のいずれか 一項に記載の方法。 12.前記剤が除去可能な保護基により可逆的に封鎖された水配位部位を有する物 質からなる請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。 13.前記剤を前記剤が体内の所望の領域を目標にすることが可能な生物学的ベク ターと共役させる請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。 14.前記生物学的ベクターが抗体、抗体断片及びオリゴペプチド結合モティーフ からなる群より選ばれる請求項13に記載の方法。 15.前記剤が水の交換の可能な少なくとも一つの配位部位を有する金属イオンの キレート錯体、又はその生理的に許容される塩からなる請求項1〜4のいずれか 一項に記載の方法。 16.前記剤が鉄の生理的に許容される錯体、又はそのようなキレートの生理的に 許容される塩からなる請求項15に記載の方法。 17.前記キレート錯体がポルフィリン及びポルフィリン様分子、フタロシ アニン、クラウンエーテル及び平面正方形対称を有するキレート化剤からなる群 より選ばれるキレート化剤の錯体である請求項15又は請求項16に記載の方法。 18.前記第一及び第二の緩和性状態の間の変換が生体内において局部的な正常又 は異常な生物学的過程により、投与された化学薬品により又は前記薬品の光によ る照明により果たされる請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。 19.前記第一及び第二の緩和性状態の間の変換が生体内において酸素又は酸化も しくは還元促進剤の又は天然遊離基もしくは遊離基捕捉剤の存在又は欠如により 果たされる請求項18に記載の方法。 20.前記化学薬品が基捕捉剤又は酸化還元試薬である請求項18に記載の方法。 21.前記第一及び第二の緩和性状態の間の変換が600〜1300nmの波長を有する光 の照明により果たされる請求項18に記載の方法。 22.第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第一及び第二の状態において少なく とも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体内において前記第一から前記第二 の状態へ変換可能でありそれにより前記第二の電子状態への変換が起こるか又は 起こらない体領域でコントラストが高められる生理的に許容される物質を、前記 第一及び第二の電子状態の間で前記造影剤を変換することが可能な、場合により 封入された生理的に許容される誘発剤物質と一緒に含有するMR造影剤組成物。 23.前記誘発物質が酵素、酸化還元剤又は遊離基捕捉剤である請求項22に記載の 組成物。 24.第一及び第二の緩和性状態を有し、前記第一及び第二の状態において少なく とも倍率5で異なる緩和性を有し、そして生体内において前記第 一から前記第二の状態へ変換可能でありそれにより前記第二の電子状態への変換 が起こるか又は起こらない体領域でコントラストが高められる生理的に許容され るMR造影剤物質の、本発明の方法による画像形成を包含する診断方法に使用す るための診断用コントラスト媒質の製造のための使用。
JP54529598A 1997-04-22 1998-04-22 Nmr画像形成化合物 Pending JP2001524095A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9708108.7A GB9708108D0 (en) 1997-04-22 1997-04-22 Compound
US5028397P 1997-06-20 1997-06-20
US60/050,283 1997-06-20
US9708108.7 1997-06-20
PCT/GB1998/001173 WO1998047539A1 (en) 1997-04-22 1998-04-22 Nmr image compounds

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001524095A true JP2001524095A (ja) 2001-11-27

Family

ID=26311423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54529598A Pending JP2001524095A (ja) 1997-04-22 1998-04-22 Nmr画像形成化合物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0977598A1 (ja)
JP (1) JP2001524095A (ja)
AU (1) AU7066698A (ja)
WO (1) WO1998047539A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002511312A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 ナイコムド イメージング エーエス 生理学的パラメータを調べるための診断撮像における粒子状造影剤の使用
JP2004026828A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Health Res Inc Mr造影剤および放射性医薬品のためのクロリンおよびバクテリオクロリンベースの二官能基性アミノフェニルdtpaおよびn2s2結合体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9823175D0 (en) * 1998-10-22 1998-12-16 Nycomed Imaging As Compound
WO2002032291A2 (en) * 2000-10-19 2002-04-25 The General Hospital Corporation Imaging of enzymatic activity
EP3630203A4 (en) * 2017-05-22 2021-03-10 University of Massachusetts HEMIN-BASED BIOGENIC MRI CONTRAST AGENTS AND COMPOSITIONS AND METHODS FOR THEREFORE

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877872A (en) * 1986-06-24 1989-10-31 The University Of Toledo Production and use of dimers of hematoporophyrin, purpurins, chlorines and purpurin- and chlorin-complexes
DE4001655A1 (de) * 1990-01-18 1991-07-25 Schering Ag 6-ring enthaltende makrocyclische tetraaza-verbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel
US5599923A (en) * 1989-03-06 1997-02-04 Board Of Regents, University Of Tx Texaphyrin metal complexes having improved functionalization
US5707605A (en) * 1995-06-02 1998-01-13 Research Corporation Technologies Magnetic resonance imaging agents for the detection of physiological agents
US5801228A (en) * 1995-06-07 1998-09-01 Nycomed Imaging As Polymeric contrast agents for medical imaging

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002511312A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 ナイコムド イメージング エーエス 生理学的パラメータを調べるための診断撮像における粒子状造影剤の使用
JP2004026828A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Health Res Inc Mr造影剤および放射性医薬品のためのクロリンおよびバクテリオクロリンベースの二官能基性アミノフェニルdtpaおよびn2s2結合体

Also Published As

Publication number Publication date
AU7066698A (en) 1998-11-13
WO1998047539A1 (en) 1998-10-29
EP0977598A1 (en) 2000-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Porret et al. Gold nanoclusters for biomedical applications: toward in vivo studies
Frullano et al. Multimodal MRI contrast agents
Brücher Kinetic stabilities of gadolinium (III) chelates used as MRI contrast agents
Rashid et al. Cyclen-based Gd3+ complexes as MRI contrast agents: Relaxivity enhancement and ligand design
US20060204443A1 (en) Methods for tumor treatment using dendrimer conjugates
Kong et al. Recent advances of polyoxometalates in multi-functional imaging and photothermal therapy
US20080118439A1 (en) Systems and methods for high-resolution in vivo imaging of biochemical activity in a living organism
EP1401430A1 (en) Substituted porphyrin and azaporphyrin derivatives and their use in photodynamic therapy, radioimaging and mri diagnosis
HUT74435A (en) Contrast-materials containing melanin-derivatives
Li et al. uPAR targeted phototheranostic metal-organic framework nanoprobes for MR/NIR-II imaging-guided therapy and surgical resection of glioblastoma
JP2011505896A (ja) 画像誘導送達のための高分子薬剤キャリア
Place et al. MRI contrast-dose relationship of manganese (III) tetra (4-sulfonatophenyl) porphyrin with human xenograft tumors in nude mice at 2.0 T
KR20070086803A (ko) Mri 유도 광역학 암 치료
US5169944A (en) Methods and compositions for the enteral administration of hepatobiliary MRI contrast agents
Xu et al. Multifunctional nanoparticle PEG‑Ce6‑Gd for MRI‑guided photodynamic therapy
JP4020784B2 (ja) 常磁性金属−フタロシアニン錯化合物及びこれを利用した映像化用造影剤
Shang et al. Synergistic effect of oxygen-and nitrogen-containing groups in graphene quantum dots: Red emitted dual-mode magnetic resonance imaging contrast agents with high relaxivity
Zhang et al. Versatile gadolinium (III)-phthalocyaninate photoagent for MR/PA imaging-guided parallel photocavitation and photodynamic oxidation at single-laser irradiation
WO2005067982A2 (en) Methods for imaging the lymphatic system using dendrimer-based contrast agents
JP2001524095A (ja) Nmr画像形成化合物
JP2004026828A (ja) Mr造影剤および放射性医薬品のためのクロリンおよびバクテリオクロリンベースの二官能基性アミノフェニルdtpaおよびn2s2結合体
Wang et al. Multifunctional nanomicelles constructed via an aggregation and de-aggregation strategy for magnetic resonance/NIR II fluorescence imaging-guided type I photodynamic therapy
US20200215208A1 (en) Compositions comprising melanin, and methods of preparing and uses thereof
CN110935038B (zh) 长余辉纳米复合物及其在肿瘤多模态成像和协同治疗中的应用
Takehara et al. Tumour enhancement with newly developed Mn-metalloporphyrin (HOP-9P) in magnetic resonance imaging of mice