JP2001524016A - コアレッサー・エレメント - Google Patents

コアレッサー・エレメント

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Abstract

(57)【要約】 連続相流体を不連続相流体から分離できる凝集エレメントを提供する。凝集エレメントは、不連続相流体の小さな液滴を集合し、連続相流体中に再度導入されないような所定の大きさを備えた大きな液滴にすることによって、凝集プロセスを促す包囲構造を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 コアレッサー・エレメント 本願は、1996年9月30日に出願された米国仮特許出願第60/027, 129号に基づく優先権を主張し、同仮特許出願に開示されている全ての内容は 本明細書中に組入れられたものとする。発明の背景 1.発明の分野 本発明は、コアレッサー・エレメント(a coalescer element)に関し、更に詳 細には凝集能力を高めたコアレッサー・エレメントに関する。 2.関連技術の説明 コアレッサーは、場合によっては慣性セパレータ、沈降セパレータ、及び、セ パレータ・カートリッジを含むセパレータと関連し、一般的には、流体中に存在 する幾つかの相、気相、及び/又は、液相を分離する産業的プロセスで使用され る。場合によっては、このような流体は、二つ又はそれ以上の不混和液体、例え ばオイル及び水の分散系を構成する。その他の場合では、このような流体は、液 体及び/又は固体粒子の気体中での懸濁質を構成する。コアレッサーは、分離を 行うことに加え、流体中に存在する相のうちの一つの相の小さな部分を一緒にし 、即ち、集合する。 不連続相として周知の少量の第1相を、この相が懸濁した連続相として周知の 第2相から除去するのにコアレッサーを使用した様々な用途が広範な状況をカバ ーする。例えば、空気、ヘリウム、水素、窒素、二酸化炭素、及び天然ガス等の 圧縮ガス流から水分を除去するのにコアレッサーを使用できる。更に、コアレッ サーは、自然の水に含まれる漏出オイル等の汚染物を除去するのに使用できる。 更に、コアレッサーは、ガソリン、軽油、ケロシン等の航空用燃料を含む、石油 を基剤とした燃料から少量の水分、即ち水を分離するのに使用できる。 凝集プロセスでは、例えば、石油を基剤とした燃料からの水の凝集を行う場合 、水を含む燃料を凝集媒体を含むコアレッサーに通す。連続相流体である燃料は 、媒体を通過し、第1出口に向かって流れる。不連続相流体である水は、媒体を 通過する際に凝集媒体の表面上に集まり、小さな液滴を形成し、これらの液滴が 連続相流体によって媒体を強制的に通過される。凝集媒体は、液滴の形成を促し 且つこれらの小さな液滴を集合させて大きな液滴にする材料で形成されているか 、或いは、こうした材料によってコーティングされているのがよい。大きな水滴 は第2出口を介して除去するのが容易であり、燃料中に再同伴され難い。 不連続相流体の液滴が凝集媒体から出た後に連続相流体内に再同伴されること が、凝集プロセスの有効性及び効率における限定要因である。再同伴は、多くの 理由で生じる。再同伴が生じる一つの理由は、不連続相の液滴が小さ過ぎるため 、連続相流体の潜在的に速い流速によって連続相出口に容易に搬送されてしまう ことである。従って、液滴が小さければ小さい程、再同伴が起こり易い。更に、 液滴が小さければ小さい程、液滴は、セパレータカートリッジを通り抜けてしま い、セパレータが使用されている場合には任意の他のセパレータを通り抜けてし まう。同様に、液滴が大きければ大きい程、連続相流体によって連続相流体出口 に搬送され難く、セパレータを通り抜け難いため、再同伴の可能性が小さくなる 。 不連続相流体の液滴を大きくするために様々な機構が試されてきた。例えば、 液滴を大きくするため、ソックス、フォーム、ネット、ファジー織布材料又は不 織布材料、又はこれらの組み合わせを凝集媒体上に位置決めし、使用した。しか しながら、界面活性剤が多い状態では、上掲の材料又は材料の組み合わせを使用 すると、凝集エレメントの大きさが大きくなる。発明の概要 本発明を具体化したコアレッサー・エレメントは、連続相流体内への不連続相 流体の再同伴をなくすか、或いは、かなり少なくすることによって従来技術の制 限の多くを解決する。 一つの特徴によれば、本発明は、流体の不連続相を連続相から分離するための コアレッサー・エレメントに関する。このコアレッサー・エレメントは、下流面 を有する凝集媒体と、この凝集媒体と協働的に関連した包囲構造とを有する。こ の包囲構造は、不連続相の小さな液滴を集合して大きな液滴にするように配置さ れた多数の穴を備えている。 別の特徴によれば、本発明は、流体の不連続相を連続相から凝集するための方 法に関する。この方法は、凝集媒体を通して流体を差し向ける工程と、不連続相 を多数の穴を通して差し向け、不連続相の液滴を集合して更に大きな液滴にし、 これらの液滴が流体の連続相部分に再同伴されないようにする工程とを含む。凝 集媒体は、流体の不連続相部分の液滴を形成し、流体の連続相を通過させる。 本発明のコアレッサー・エレメントは、様々な凝集の用途で使用でき、様々な 形体をとることができる。しかしながら、任意の所与の用途及び任意の所与の形 体について、コアレッサー・エレメントは、連続相流体内への不連続相流体の再 同伴を実質的になくすことによって凝集プロセスの効率を高めるように設計され ている。再同伴は、高い流速が存在する場合でも連続相流体の流れによる再同伴 を起こさないのに十分大きな実質的に均等な大きさの不連続相液滴の形成を促す ことによって、実質的に阻止される。本発明のコアレッサー・エレメントは、大 きな液滴を形成するための包囲構造を使用する。 本発明のコアレッサー・エレメントは、凝集媒体の大きさを大きくする必要な しに凝集プロセスの効率を高めるように設計されており、これによって、比較的 安価であり且つ小型であり、更にコンパクトな凝集システムを可能にする。更に 、本発明のコアレッサー・エレメントは、必要な場合に僅かな変更を施すだけで 現存のシステムで使用できる。従って、本コアレッサー・エレメントは、凝集プ ロセスが石油を基剤とした燃料及び水等の二つ又はそれ以上の不混和性液体、又 はエアロゾルの分散を必要とするかどうかに拘わらず、全凝集プロセスの効率を 高めるための安価であり且つ簡単な機構を提供する。図面の簡単な説明 第1図は、本発明によるコアレッサー・エレメントの概略断面図である。 第2図は、第1図の2−2線に沿ったコアレッサー・エレメントの横断面図で ある。 第3図は、本発明のコアレッサー・エレメントの包囲構造の概略図である。好ましい実施例の詳細な説明 コアレッサー・エレメントは、流体中の一つ又はそれ以上の相を分離するため の、即ち不連続相として周知の少量の第1相を、この相が懸濁した連続相として 周知の第2相から分離するための、上流面及び下流面を持つ凝集媒体を含む構造 である。凝集プロセスでは、流体は、ハウジング内に位置決めされたコアレッサ ー・エレメントの凝集媒体を通過する。流体の連続相が媒体を通過し、ハウジン グの第1出口に差し向けられ、この際、不連続相は凝集媒体の下流面上に小さな 液滴をなして集まる傾向がある。凝集媒体は、小さな液滴の形成を促し、これら の液滴を集合させてハウジングの第2出口を介して容易に取り出すことができる 大きな液滴にする材料で形成されているか或いはこうした材料によってコーティ ングされているのがよい。 コアレッサー・エレメントについて多くの様々な設計及び形体が存在するけれ ども、円筒形形状のコアレッサー・エレメントが最も頻繁に使用される。これは 、おそらくは、この設計が、所与の容積又は大きさのハウジングについて効率を 高めるためである。第1図及び第2図は、本発明による例示の円筒形コアレッサ ー・エレメントを示す。コアレッサー・エレメント100は、上流面及び下流面 を持つ凝集媒体10、この凝集媒体10の両端に取り付けられた第1及び第2の 端キャップ12及び14、及び包囲構造16を含む。端キャップの少なくとも一 方には、凝集を受ける流体を流す開口部が設けられている。コアレッサー・エレ メント100は、更に、支持コア18等の内支持構造及び最終分級器20を有す る。支持コア18は、凝集媒体10の内部に、凝集媒体10の内面と隣接して又 はこの内面と接触した状態で同軸に位置決めされているのがよい。最終分級器2 0は、凝集媒体10の下流面と接触するように凝集媒体の周囲に位置決めされて いるのがよい。包囲構造16は、最終分級器20の下流面の周囲に位置決めされ ているか或いは、最終分級器20が使用されていない場合には、凝集媒体10の 下流面の周囲で直接的に使用する。 凝集媒体10は、コアレッサー・エレメント100の使用用途に適した任意の 種類の媒体を含むのがよい。凝集媒体10は、繊維質のマス、繊維質のマット、 繊維質の織布シート又は不織布シート等の繊維質材料、又は支持された膜又は支 持されていない膜等の多孔質の膜であるのがよい。凝集媒体10の多孔質構造は 、均等であってもよいし徐々に変化してもよく、任意の適当な効果を提供する孔 径を備えているのがよい。凝集媒体10は、多孔質であることに加え、プリーツ なし又はプリーツ付きの構成で形成されているのがよく、プリーツを備えている 場合には、プリーツは、円筒形エレメント100の軸線から半径方向に延びる直 線状であるか或いは米国特許第5,543,047号に開示されているような重 なり形体で配置されているのがよい。例示の実施例では、凝集媒体10は、好ま しくは、ガラスファイバ、ポリエステル等のポリマーファイバ、又は他の表面改 質材料からなる。 例示の実施例では、第1端キャップ12が開放端キャップであり、第2端キャ ップ14が盲端キャップである。従って、凝集を受ける流体は第1端キャップ1 2の開口部を通って進入し、盲端キャップ14によって、凝集媒体10を通って 内側から外に流れるように拘束される。第1及び第2の端キャップ12、14は 、任意の適当な不透過性の金属、セラミックス、エラストマー、又はポリマー材 料でできているのがよい。更に、第1及び第2の端キャップは、任意の適当な方 法で凝集媒体10の端部に取り付けることができる。例えば、端キャップ12、 14は、熱結合でき、スピン溶接でき、超音波溶接でき、ポリキャップ可能であ り、又は接着剤又は溶剤で凝集媒体10の端部に結合できる。 第1図及び第2図に示す例示の実施例では、コアレッサー・エレメント100 は、凝集媒体10に構造的支持を提供する支持コア18を更に有する。凝集媒体 10の上流面即ち内面は、同軸に位置決めされた支持コア18と隣接しているか 或いはこれと接触している。支持コア18は、任意の適当な手段によって端キャ ップ12、14に永久的に取り付けることができ、又は単に端キャップ12、1 4間に位置決めできる。支持コア18は、凝集を受ける流体に関して化学的に適 合性の、非常に開放した孔を備えた材料即ち有孔材料から形成されているのがよ く、好ましくは、コアレッサー・エレメント100の前後の圧力差を実質的に変 化させない。更に、コアレッサー・エレメント100は、最終分級器20を備え ているのがよい。最終分級器20は、ケージ等の外支持構造と別体の構造であっ てもよいし、外支持構造の一部であってもよい。例示の実施例では、最終分級器 20は、凝集媒体10の下流面即ち外面が最終分級器20の上流面即ち内面とぴ ったりと接触するように凝集媒体10の周囲に位置決めされた別体の構造からな る。最終分級器20は、多孔質ドレン層として機能し、凝集媒体10が不連続相 流体の液滴を蓄積し、これらの液滴を集合して大きな液滴にするのを補助する。 不連続相の液滴のドレン及び蓄積を改善するため、最終分級器20は、液滴を形 成し、これらの液滴を集合し、大きな液滴にすることによって凝集を促す材料で コーティングされているか或いはこのような材料で形成されているのがよい。例 えば、最終分級器20は、連続相流体からの不連続相流体分離を促し、凝集媒体 10内で形成された小さな液滴を集合して大きな液滴にする、分離を受ける相内 に存在する各成分に対して化学的に不活性の任意の材料で形成されているのがよ い。不連続相流体が水性流体であり、連続相流体が石油又は炭化水素を基剤とし た流体である用途では、最終分級器20は、好ましくは、不連続相によって濡ら されることがない材料からなるか或いはこのような材料でコーティングされてい る。例えば、最終分級器20の臨界表面エネルギは、不連続相流体の表面張力以 下であるのがよい。水が不連続相である用途では、使用される材料にはシリコー ン及びフルオロポリマー材料が含まれる。また、不連続相流体が石油又は炭化水 素を基剤とした流体であり、連続相流体が水性流体である用途では、最終分級器 20は、好ましくは、疎水性材料又は親水性材料で形成されており、或いはガラ スファイバ、ナイロン、綿、及び処理を施したポリマー等の疎水性材料又は親水 性材料でコーティングされている。 包囲構造16は、凝集媒体10の下流面の周囲に位置決めされており、最終分 級器20が設けられている場合には、最終分級器20の下流面の周囲に位置決め されている。第1図及び第2図に示す例示の実施例では、包囲構造16は、好ま しくは、最終分級器20の下流面の周囲に位置決めされている。上述のように、 最終分級器20は、凝集媒体10の下流面上の小さな液滴から、不連続相流体の 大きな液滴を形成することによって凝集を促す。包囲構造16は、最終分級器2 0によって形成された大きな液滴を集合し、更に大きな液滴にする機能を備えて いる。これは、以下に説明するように、液滴の再同伴を阻止するためである。 凝集の用途において、流量が高く、ハウジングが小さく、これと対応して流体 の流速が高い場合には、不連続相流体の液滴が連続相の流体中に再同伴されるこ とにより、凝集プロセスの効率が低下する。本質的には、凝集媒体10を通過す る連続相の半径方向流速が高ければ高い程、不連続相流体の小さな液滴を凝集媒 体10から剥離する傾向が大きくなる。不連続相流体の液滴が大きければ大きい 程、凝集媒体10からの不連続相流体の液滴の早期剥離、及び連続相中への再同 伴の可能性が小さくなる。包囲構造16は上文中に説明したように、最終分級器 20の下流面上に形成された液滴から大きな液滴を形成するのを促す。従って、 所与の流量及び流速について、凝集媒体の厚さ又は構造を増大する必要なしに凝 集効率を高めることができる。これは、凝集効率を高める方法の一つである。凝 集媒体10の厚さを大きくすることなく効率を高めることができるため、コアレ ッサー・エレメント用のハウジングを現在の大きさに維持でき、或いは、包囲構 造16を使用することによって凝集媒体10の大きさを小さくすることができる ために更に小型にすることができる。更に、包囲構造16を使用することによっ て、凝集効率を損なうことなく、高い流量及び流速を得ることができる。 本発明では、包囲構造16の様々な実施例を使用できる。例えば、包囲構造1 6は、最終分級器20の周囲に半径方向に又は螺旋状に巻き付けることができる 可撓性材料からなるのがよく、或いは、可撓性の小さい円筒形スリーブ型構造か らできていてもよい。特定の実施例に拘わらず、包囲構造16は最終分級器20 及び凝集媒体10を均等に圧縮し、空所容積を減少する。空所容積を減少するに あたり、滞留容積を減少できる。更に、包囲構造16が、好ましくは、最終分級 器20の周囲にぴったりと装着されるため、最終分級器20及び凝集媒体10を 圧縮し、コアレッサー・エレメント100の全体として必要とされる直径を減少 できる。かくして、小さなハウジングを使用でき、これにより費用が大幅に節約 される。しかしながら、凝集媒体10の圧縮量は、凝集プロセスに影響を及ぼす 。例えば、本発明の独特の包囲構造16による凝集媒体10及び最終分級器20 の圧縮を高めると、不連続相液滴の大きさが更に大きくなり且つ更に均等になる 。しかしながら、凝集媒体10及び最終分級器20を圧縮し過ぎると、空所容積 が減少し、不連続相の液滴が小さくなってしまう。圧縮の量は、凝集を受ける特 定の流体に従って変化させるのがよい。 第3図は、本発明の包囲構造16の例示の実施例を示す。この例示の実施例で は、包囲構造16は、内径が最終分級器20の外径よりも小さい実質的に円筒形 のスリーブからなり、そのため、包囲構造16を最終分級器20の周囲に位置決 めすると、最終分級器20及び凝集媒体10が上文中に説明したように圧縮され る。包囲構造16の長さは、端キャップ12、14内に装着される任意の長さで あるのがよい。例えば、包囲構造16の長さは、凝集媒体10の長さと等しいの がよく、或いは凝集媒体10よりも短く、例えば軸線方向長さの半分又はそれ以 上であるのがよい。例示の実施例では、包囲構造16の長さは凝集媒体10と実 質的に等しく、端キャップ12、14に取り付けられている。包囲構造16は、 好ましくは、多孔質材料でできている。包囲構造16は、更に、包囲構造16の 周囲に配置された多数の穴22を有する。これらの穴22は、包囲構造16に亘 ってランダムに配置されていてもよく、或いは、更に好ましくは、穴22は、半 径方向及び軸線方向の両方向で均等に配置されているのがよい。均等に配置され た穴22は、ランダムに配置された穴よりも好ましい。これは、均等に分配され た同じ大きさの穴22から、大きさが更に均等な不連続相の液滴が得られるため である。穴22は、例えば正方形、矩形、等の任意の形状及び大きさであるのが よいが、円形であり且つ大きさが実質的に等しいのが好ましい。 穴22の大きさ及び穴22間の間隔は、特定の凝集の用途に従って変化させる ことができる。例えば、穴20は、直径が約0.508mm(約20/1000 インチ)程度であり且つ中心間距離が約1.016mm(約40/1000イン チ)であるのがよい。例示の実施例では、穴22は、好ましくは、直径が約3. 175mm(約1/8インチ)であり、好ましくは、中心間距離が約6.35m m(約1/4インチ)である。しかしながら、穴22は、直径が約6.35mm (約1/4インチ)又はそれ以上であってもよく、中心間距離が約12.7mm (約1/2インチ)又はそれ以上であってもよい。包囲構造16の穴22は、均 等に分配された穴22に液滴を強制的に通すことによって、最終分級器20の下 流面上の不連続相流体の大きな液滴を集合するように機能する。包囲構造16は 、好ましくは、不連続相を撥くが連続相を通す多孔質材料からなる。例えば、包 囲構造16は、不連続相に関して液体を撥く性質(liquophobic)を備えている が、連続相に関して液体となじむ性質(liquophilic)を備えている。不連続相 が水であり、連続相流体が石油を基剤とした燃料である場合には、包囲構造16 は、連続相に関して液体を撥く性質を有する疎水性材料で形成されているのがよ い。別の態様では、包囲構造16は、その形成材料と異なる材料でコーティング されているのがよい。従って、不連続相の液滴は、主に穴22を通って流れるよ うに拘束され、この際、連続相は包囲構造16の材料の穴並びに穴22を通過で きる。不連続相の液滴が主に穴22を通って流れるため、最終分級器20の下流 面上の液滴は強制的に集合され、包囲構造16の穴22を通って流れ、これによ って不連続相流体の大きな液滴を形成する。 包囲構造16は、凝集を受ける特定の流体に関して適合性の任意の適当な多孔 質材料からなるのがよい。更に、包囲構造16は、好ましくは、不連続相流体が 包囲構造16の穴を通過するのを実質的に阻止すると同時に連続相の通過を許容 する材料でできている。換言すると、包囲構造16は、好ましくは、不連続相に 対して障壁となるが連続相に対して障壁とならない材料でできている。例示の実 施例では、包囲構造16は、リーメイ(Reemay)の商標で入手できるポリエステ ル材料等の繊維質材料でできた不織布シートからなり、第2図に示すように円筒 形シェル又はスリーブに形成される。包囲構造16の厚さは、使用された材料の 種類を含む多くの要因で決まる。例えば、穴22が均等に分配されており且つ適 正な位置にある状態を保持するように所定の丈夫さを備えているのがよい。更に 、包囲構造16は、好ましくは、最終分級器20及び凝集媒体10を圧縮し、及 びかくしてこれらとぴったりと接触している。従って、包囲構造16の材料及び 厚さは、好ましくは、凝集中に発生する動的な流体力に対抗する。例示の実施例 では、包囲構造の厚さは、約0.127mm(約5/1000インチ)乃至約0 .762mm(約30/1000インチ)の範囲内にある。 包囲構造16は、この構造を最終分級器20上で摺動させることによって、又 は最終分級器20及び凝集媒体10を包囲構造16の内径よりも小さな直径まで 圧縮するテーパした工具を使用し、端キャップ12、14を媒体10に取り付け る前に包囲構造16を工具のテーパした区分に沿って摺動させることによって、 最終分級器20上に位置決めできる。包囲構造16は、摩擦係合によって所定位 置に保持でき、流体のバイパスを阻止するシールを端キャップ12、14と包囲 構造16との間に形成できる。変形例では、包囲構造16は、好ましくは、端キ ャップ12、14に永久的に固定されるのがよい。包囲構造16は、様々な結合 技術及び溶接技術等の任意の適当な手段によって端キャップ12及び14に永久 的に取り付けることができる。包囲構造16が端キャップ12、14に永久的に 取り付けられている場合には、シールは全く必要とされない。別の態様では、包 囲構造16を最終分級器20に螺旋状に又は半径方向に巻き付けることができる 。 包囲構造16は様々な方法で製造できる。例えば、スリーブを形成する材料に 、円筒形形状に形成する前に又は円筒形形状に形成した後に、穴を設けることが できる。更に、穴22は様々な方法で形成できる。しかしながら、穴22の縁部 には、不連続相の液滴の流れを妨げるほつれ等の欠陥が実質的にないのが好まし い。例示の実施例では、実質的に平らな2枚のプレート間にポリエステル材料を 置く。 各プレートには、包囲構造の所望の穴配置、例えば第3図に示す包囲構造16に 設けられた穴配置と対応する多数の穴が設けられている。好ましくは融点がポリ エステル材料よりもかなり高い材料、例えば金属材料で形成されたプレート間に ポリエステル材料を置いた後、各プレートの穴を整合させ、トーチ又は他の装置 を使用して金属製プレートの穴の領域にある材料を溶融し、ポリエステル材料に 穴を形成する。この技術を使用すると、一般的には、実質的に滑らかな縁部を持 つ均等な大きさの穴22が形成される。穴22が形成された後、ポリエステル材 料を所定の大きさに切断し、丸めて円筒形形状にし、溶接又は結合等の任意の適 当な技術を使用して側シームを形成する。 作動にあたっては、凝集を受けるべき流体、例えば航空用燃料及び水の不混和 混合物をコアレッサー・エレメント100に差し向ける。流体は最初に開放端キ ャップ12に進入し、コアレッサー・エレメント100の中央領域に流入する。 様々な固体汚染物を不混和混合物から除去するため、流体流路にフィルタを配置 するのがよい。フィルタは、例えば、コアレッサー・エレメント100内に配置 できる。第2端キャップ即ち盲端キャップ14が、流体を支持コア18、凝集媒 体10、最終分級器20、及び包囲構造16を通して流すように拘束する。支持 コア18は有孔であり、流体の流れと実質的に干渉しない。凝集媒体10は、上 文中に説明したように、連続相流体例えば航空用燃料を通過させるが、不連続相 即ち水は、凝集媒体10内で液滴を形成する傾向がある。最終分級器20もまた 、連続相流体を通過させるが、液滴を更に集合させて最終分級器20内で更に大 きな液滴になるのを促す。最後に、包囲構造16は連続相流体を通過させるが、 不連続相流体を拘束し、包囲構造16の穴に通し、不連続相流体の大きな液滴を 形成する。これらの大きな液滴は、好ましくは、コアレッサー・エレメント10 0を通過する半径方向流量がどれ程大きくても、又はコアレッサー・エレメント 100に沿った軸線方向流れがどれ程大きくても、連続相流体の流れに再同伴さ れない程大きい。 以上の説明は、内側から外側に流れるように設計された、即ち凝集を受ける流 体が凝集媒体の内側領域に進入し、外方に流れるコアレッサー・エレメントに関 するが、本発明によるコアレッサー・エレメントは、外側から内側に流れるよう に設計できる。例えば、コアレッサー・エレメントは、円筒形形状の凝集媒体の 内側又は内側領域に位置決めできる最終分級器及び包囲構造を有してもよい。こ の場合、コアレッサー・エレメントは、凝集媒体、凝集媒体の端部に取り付けら れた二つの端キャップ、凝集媒体内に同軸に配置された最終分級器、及びこの最 終分級器内に位置決めされた包囲構造を含む。しかしながら、内側支持構造及び 外側支持構造も使用できる。作動原理は上文中に説明したのと同じである。 以上、最も実際的であり且つ好ましいと考えられる実施例を図示し且つ説明し たが、ここに説明し且つ示した特定の方法及び設計からの発展は当業者に明らか であり、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく使用できる。本発明は、こ こに説明し且つ図示した特定の構造に限定されず、添付の請求の範囲の範疇の全 ての変更を含むものと解釈されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレンデニング,マイケル・エイ アメリカ合衆国ニューヨーク州13045,コ ートランド,ポート・ワトソン・ストリー ト 185 (72)発明者 ヒブバード,ジェームズ・アール アメリカ合衆国ニューヨーク州13862,ホ イットニー・ポイント,エッグレストン・ ロード 89 (72)発明者 グリフィン,アンジェラ・エム アメリカ合衆国ニューヨーク州13077,ホ ーマー,コートランド・ストリート 53

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体の不連続相を連続相から分離するためのコアレッサーエレメントにおい て、 下流面を有する凝集媒体と、 前記凝集媒体と協働的に関連した包囲構造とを有し、前記包囲構造は、不連続 相の小さな液滴を集合して大きな液滴にするように配置された多数の穴を備えて いることを特徴とする、コアレッサー・エレメント。 2.前記包囲構造は多孔質である、請求項1に記載のコアレッサー・エレメント 。 3.前記包囲構造はポリエステルからなる、請求項1又は2に記載のコアレッサ ー・エレメント。 4.前記多数の穴は均等に分配されている、請求項1、2、又は3に記載のコア レッサー・エレメント。 5.前記凝集媒体と前記包囲構造との間に配置された最終分級器を更に有する、 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のコアレッサー・エレメント。 6.前記包囲構造は不連続相に関して液体を撥く性質を備え、連続相に関して液 体に親和性を有する、請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のコアレッサ ー・エレメント。 7.流体の不連続相を連続相から凝集するための方法において、 流体の不連続相部分の液滴を形成し、流体の連続相を通過させる凝集媒体を通 して流体を向ける工程と、 不連続相を多数の穴を通して向け、不連続相の液滴を集合して更に大きな液滴 にし、これらの液滴が流体の連続相部分に再度導入されないようにする工程と、 を有することを特徴とする方法。 8.前記多数の穴は前記多孔質包囲構造に配置され、前記包囲構造は前記凝集媒 体と協働するように配置されている、請求項7に記載の方法。 9.前記多孔質包囲構造を通して連続相を差し向ける工程を更に有する、請求項 8に記載の方法。
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