JP2001523937A - 増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路 - Google Patents
増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S3/00—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic
Landscapes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路が開示されている。デコード回路はステレオ音響電力増幅器に接続されて電力増幅されたステレオ音響信号を受信するいる端子と、左および右主スピーカと左および右副スピーカと中央スピーカとに接続された出力端子とを備えている。デコード回路は、左および右チャンネル信号をデコードして左および右副スピーカにそれぞれ供給する副チャンネルデコード回路と、中央チャンネル信号をデコードして中央スピーカに供給する中央チャンネルデコード回路とを備えている。中央チャンネルデコード回路は、左および右信号が組合わされて中央チャンネル信号を生成する前に電力増幅されたステレオ音響信号から左および右信号を減結合する2個の減結合キャパシタを備えている。この減結合作用はステレオ音響信号を劣化させる左および右信号のブリードを阻止する。
Description
【0001】
本発明は、ステレオ音響をサラウンドサウンドにデコードするステレオ音響サ
ラウンドサウンドデコード回路に関する。特に、本発明は、通常のステレオ音響
増幅器の出力と通常のスピーカとの間に設置される増幅後のステレオ音響サラウ
ンドサウンドデコード回路に関する。
ラウンドサウンドデコード回路に関する。特に、本発明は、通常のステレオ音響
増幅器の出力と通常のスピーカとの間に設置される増幅後のステレオ音響サラウ
ンドサウンドデコード回路に関する。
【0002】
モノラル音響は振幅変調(AM)ラジオおよび電話ネットワークで広く使用さ
れているが、ステレオ音響は今や高品質(Hi−Fi)用の標準と考えられ94
Iなっている。
れているが、ステレオ音響は今や高品質(Hi−Fi)用の標準と考えられ94
Iなっている。
【0003】 ステレオ音響システムは、聴取者の両耳に到達する音が聴取者に音響を記録 する位置にいるような印象を与えるように2つの異なった音響チャンネルでスピ
ーカを介して再生する。もちろん、この印象のリアリズムは例えば聴取者のスピ
ーカに対する相対的な位置や記録の品質のような多くの要因に依存している。
ーカを介して再生する。もちろん、この印象のリアリズムは例えば聴取者のスピ
ーカに対する相対的な位置や記録の品質のような多くの要因に依存している。
【0004】 サラウンドサウンドシステムは、聴取者が室内の離れた位置から来る異なっ た音を受けるとき現在ホームシアターと呼ばれている環境を生成するように消費
者の電子装置を動作させる。標準的なホームシアターサラウンドサウンドシステ
ムはそれぞれ異なった音響チャンネルを再生する5個のスピーカを備えている。
者の電子装置を動作させる。標準的なホームシアターサラウンドサウンドシステ
ムはそれぞれ異なった音響チャンネルを再生する5個のスピーカを備えている。
【0005】 サラウンドサウンドシステムで使用されるサラウンドサウンドデコード回路 は一般的に2つの主要な形式に分けることができる。すなわち、増幅前の(すな
わち増幅器の前に配置された)デコード回路と増幅後の(すなわち増幅器の後に
配置された)デコード回路である。
わち増幅器の前に配置された)デコード回路と増幅後の(すなわち増幅器の後に
配置された)デコード回路である。
【0006】 増幅前のデコード回路を使用するサラウンドサウンドシステムは通常の低い レベルの2チャンネルステレオ音響信号を受信し、それを5つのチャンネルのサ
ラウンドサウンドに拡張する。これらの5つのチャンネルはそれぞれ別々に増幅
され、その後予め定められたスピーカに供給される。5つのチャンネルは一般に
次のように決定される。: 主左チャンネルはステレオ音響信号の左チャンネルに対応し、前方左側のスピ
ーカによって再生される。 主右チャンネルはステレオ音響信号の右チャンネルに対応し、前方右側のスピ
ーカによって再生される。 副左チャンネル(また、左サラウンドチャンネルとも呼ばれる)は、主左チャ
ンネルから主右チャンネルを減算することによりデコードされ、後部左側のスピ
ーカによって再生される。 副右チャンネル(また、右サラウンドチャンネルとも呼ばれる)は、主右チャ
ンネルから主左チャンネルを減算することによりデコードされ、後部右側のスピ
ーカによって再生される。 中央チャンネルは主左チャンネルと主右チャンネルとを加算することによりデ
コードされ、通常テレビジョンスクリーンの上部に設置された中央スピーカによ
って再生される。
ラウンドサウンドに拡張する。これらの5つのチャンネルはそれぞれ別々に増幅
され、その後予め定められたスピーカに供給される。5つのチャンネルは一般に
次のように決定される。: 主左チャンネルはステレオ音響信号の左チャンネルに対応し、前方左側のスピ
ーカによって再生される。 主右チャンネルはステレオ音響信号の右チャンネルに対応し、前方右側のスピ
ーカによって再生される。 副左チャンネル(また、左サラウンドチャンネルとも呼ばれる)は、主左チャ
ンネルから主右チャンネルを減算することによりデコードされ、後部左側のスピ
ーカによって再生される。 副右チャンネル(また、右サラウンドチャンネルとも呼ばれる)は、主右チャ
ンネルから主左チャンネルを減算することによりデコードされ、後部右側のスピ
ーカによって再生される。 中央チャンネルは主左チャンネルと主右チャンネルとを加算することによりデ
コードされ、通常テレビジョンスクリーンの上部に設置された中央スピーカによ
って再生される。
【0007】 増幅前のデコーダを使用するサラウンドサウンドシステムの主要な欠点は、 電力増幅がステレオ音響からのサラウンドサウンドのデコード後に行われるから
、サラウンドサウンドを再生するために5チャンネルの増幅器が必要とされるこ
とである。それ故、この技術の使用者はシステム全体のコストを増加させる各チ
ャンネルに専用の増幅器を設けることが必要である。
、サラウンドサウンドを再生するために5チャンネルの増幅器が必要とされるこ
とである。それ故、この技術の使用者はシステム全体のコストを増加させる各チ
ャンネルに専用の増幅器を設けることが必要である。
【0008】 増幅後のサラウンドサウンドデコード回路は、通常のステレオ音響増幅器の 左および右の電力増幅されたステレオ音響信号出力と上述の5個のスピーカとの
間に設置される装置によって上述のような増幅前のサラウンドサウンドデコーダ
の上記欠点を解決する。ステレオ音響サラウンドサウンドデコードは電力増幅後
に行われ、それによって通常のステレオ音響増幅器の使用を可能にする。
間に設置される装置によって上述のような増幅前のサラウンドサウンドデコーダ
の上記欠点を解決する。ステレオ音響サラウンドサウンドデコードは電力増幅後
に行われ、それによって通常のステレオ音響増幅器の使用を可能にする。
【0009】 1993年11月23日発行のMadnick 等の米国特許第5,265,166 号明細書にはその ような増幅後サラウンドサウンドデコーダが記載されている。Madnick 等によっ
て開示されたシステムは音響再生の品質の低下およびステレオ音響増幅器に課さ
れた負荷の複雑さの増加につながる大きい欠点を受ける。当業者に容易に理解さ
れるように、後部スピーカの負端子の接地への帰路は通常の8オームのスピーカ
インピーダンス以外のインピーダンスを電力出力に与える。さらに、インダクタ
ンスを介する中央スピーカの負端子の接地への帰路はまた電力増幅器の負荷の複
雑さを増加させ、それは必然的に音響歪みを増加させ、全体的に音響再生を減少
させる。また、中央チャンネルを生成するための抵抗を介する左右のチャンネル
の組合わせは、主右チャンネルおよび主左チャンネルの音響再生の明瞭度を減少
させる。それは左チャンネル中における右チャンネルの若干のブリード(抜取り
)或いはその反対のブリードを阻止する手段を備えていないからである。
て開示されたシステムは音響再生の品質の低下およびステレオ音響増幅器に課さ
れた負荷の複雑さの増加につながる大きい欠点を受ける。当業者に容易に理解さ
れるように、後部スピーカの負端子の接地への帰路は通常の8オームのスピーカ
インピーダンス以外のインピーダンスを電力出力に与える。さらに、インダクタ
ンスを介する中央スピーカの負端子の接地への帰路はまた電力増幅器の負荷の複
雑さを増加させ、それは必然的に音響歪みを増加させ、全体的に音響再生を減少
させる。また、中央チャンネルを生成するための抵抗を介する左右のチャンネル
の組合わせは、主右チャンネルおよび主左チャンネルの音響再生の明瞭度を減少
させる。それは左チャンネル中における右チャンネルの若干のブリード(抜取り
)或いはその反対のブリードを阻止する手段を備えていないからである。
【0010】 1996年 3月 5日発行のRobert.J.Rapoport の米国特許第5,497,425 号明細書 には増幅前および増幅後デコードの両方の特徴を備えたステレオ音響サラウンド
サウンドデコーダが記載されている。Robertによって提案されたシステムは、多
くの欠点を有している。例えば中央スピーカによって再生される前に中央チャン
ネルを増幅する補助電力増幅器が設けられなければならない。さらに、Madnick
等のシステムに対する前述の欠点はRobertのシステムにも適用される。それは設
計哲学が同じであるからである。
サウンドデコーダが記載されている。Robertによって提案されたシステムは、多
くの欠点を有している。例えば中央スピーカによって再生される前に中央チャン
ネルを増幅する補助電力増幅器が設けられなければならない。さらに、Madnick
等のシステムに対する前述の欠点はRobertのシステムにも適用される。それは設
計哲学が同じであるからである。
【0011】
それ故、本発明の目的は、上述のような従来技術の欠点のない、改良された増
幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード装置を提供することである。
幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード装置を提供することである。
【0012】
特に、本発明によれば、増幅後ステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路
が提供され、そのデコード回路は、 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅されたステレオ音響信
号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャンネ
ル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副チ
ャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを第3の
出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の前記減結合手段はもとの左チャンネル信号
および右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号
の左チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構
成されていることを特徴とする。
が提供され、そのデコード回路は、 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅されたステレオ音響信
号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャンネ
ル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副チ
ャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを第3の
出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の前記減結合手段はもとの左チャンネル信号
および右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号
の左チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構
成されていることを特徴とする。
【0013】 本発明の別の特徴によれば、本発明のデコード回路は、 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅されたステレオ音響信
号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 主左スピーカに接続されるように構成された第4の出力と、 主右スピーカに接続されるように構成された第5の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信
号から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャン
ネル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副
チャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、左チャンネル信号と右チャンネル信号を
それぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結され
たチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを前記第3の
出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段と、 (a) 左チャンネル信号から第4の出力に供給される左チャンネル信号と(b) 右
チャンネル信号から第5の出力に供給される右チャンネル信号の振幅を制御する
主チャンネル音量制御手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の減結合手段はもとの左チャンネル信号およ
び右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号の左
チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構成さ
れていることを特徴とする。
号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 主左スピーカに接続されるように構成された第4の出力と、 主右スピーカに接続されるように構成された第5の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信
号から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャン
ネル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副
チャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、左チャンネル信号と右チャンネル信号を
それぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結され
たチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを前記第3の
出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段と、 (a) 左チャンネル信号から第4の出力に供給される左チャンネル信号と(b) 右
チャンネル信号から第5の出力に供給される右チャンネル信号の振幅を制御する
主チャンネル音量制御手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の減結合手段はもとの左チャンネル信号およ
び右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号の左
チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0014】 本発明のさらに別の特徴によれば、本発明のデコード回路は、 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅されたステレオ音響信
号を受信する入力と、 中央スピーカに接続されるように構成された出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを出力に
供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の減結合手段はもとの左チャンネル信号およ
び右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号の左
チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構成さ
れていることを特徴とする。
号を受信する入力と、 中央スピーカに接続されるように構成された出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを出力に
供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の減結合手段はもとの左チャンネル信号およ
び右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号の左
チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0015】 本発明のその他の目的および利点は、添付図面を参照にした以下の好ましい 実施形態の説明から明らかになるであろう。なお、これらの説明は例示のための
ものであり、本発明を限定するものではない。
ものであり、本発明を限定するものではない。
【0016】
図1および2を参照すると、増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコー
ド回路10が示されている・ 図1に示されたデコード回路10はステレオ音響電力増幅器12に接続されている
。このデコード回路10は、ステレオ音響電力増幅器12の左出力端子20と、右出力
端子22と、接地接続端子24とにそれぞれ接続されている左入力端子14と、右入力
端子16と、接地接続端子18とを備えている。もちろん、電力増幅器12の端子20、
22、24は通常は2個である主左スピーカおよび主右スピーカに接続されている。
ド回路10が示されている・ 図1に示されたデコード回路10はステレオ音響電力増幅器12に接続されている
。このデコード回路10は、ステレオ音響電力増幅器12の左出力端子20と、右出力
端子22と、接地接続端子24とにそれぞれ接続されている左入力端子14と、右入力
端子16と、接地接続端子18とを備えている。もちろん、電力増幅器12の端子20、
22、24は通常は2個である主左スピーカおよび主右スピーカに接続されている。
【0017】 デコード回路10はまた、主左スピーカ28に接続されている2つの主左スピー カ出力端子26, 27と、主右スピーカ32に接続されている2つの主右スピーカ出力
端子30, 31と、副左スピーカ36に接続されている2つの副左スピーカ出力端子34
, 35と、副右スピーカ40に接続されている2つの副右スピーカ出力端子38, 39と
、中央スピーカ44に接続されている2つの中央スピーカ出力端子42, 43とを備え
ている。
端子30, 31と、副左スピーカ36に接続されている2つの副左スピーカ出力端子34
, 35と、副右スピーカ40に接続されている2つの副右スピーカ出力端子38, 39と
、中央スピーカ44に接続されている2つの中央スピーカ出力端子42, 43とを備え
ている。
【0018】 デコード回路10は、主チャンネル音量制御回路46と、副チャンネルデコード 回路48と、中央チャンネルデコード回路50とを含んでいる。 図1に示されるように、主チャンネル音量制御回路46は入力端子14, 16, およ
び18と主スピーカ出力端子26, 27, 30, 31とを接続し、副チャンネルデコード回
路48は入力端子14, 16と副スピーカ出力端子34, 35, 38, 39とを接続し、中央チ
ャンネルデコード回路50は入力端子14, 16, および18と中央スピーカ出力端子42
, 43とを接続している。
び18と主スピーカ出力端子26, 27, 30, 31とを接続し、副チャンネルデコード回
路48は入力端子14, 16と副スピーカ出力端子34, 35, 38, 39とを接続し、中央チ
ャンネルデコード回路50は入力端子14, 16, および18と中央スピーカ出力端子42
, 43とを接続している。
【0019】 次に、図2を参照すると、回路46、48、および50が詳細に示されている。
【0020】 主チャンネル音量制御回路46は左入力端子14と主左スピーカへの出力端子26 とに接続された可変抵抗52と、右入力端子16と主右スピーカへの出力端子30とに
接続された可変抵抗54とを備えている。抵抗52および54の値を変化させることに
よって主スピーカに供給される信号の振幅を変化させ、したがって、主スピーカ
によって再生される音の音量を変化させることができる。それは電力増幅された
信号の一部が抵抗中で熱として消費されて信号が変化するからである。図2に示
されるように、接地接続端子27および31は互いに接続されて接地入力端子18に接
続されている。
接続された可変抵抗54とを備えている。抵抗52および54の値を変化させることに
よって主スピーカに供給される信号の振幅を変化させ、したがって、主スピーカ
によって再生される音の音量を変化させることができる。それは電力増幅された
信号の一部が抵抗中で熱として消費されて信号が変化するからである。図2に示
されるように、接地接続端子27および31は互いに接続されて接地入力端子18に接
続されている。
【0021】 可変抵抗52および54は適切な電力定格を有し、ステレオ音響Lパッド(接地 接続なし)に共に構成されることが有効である。この場合には使用者は2つの主
スピーカに対してただ1つの音量制御だけで制御することができる。その代りに
、可変抵抗はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイッチ(図示
せず)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず)によって
構成されることができる。
スピーカに対してただ1つの音量制御だけで制御することができる。その代りに
、可変抵抗はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイッチ(図示
せず)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず)によって
構成されることができる。
【0022】 それ故、この明細書および請求の範囲に記載した用語「可変抵抗」は電気回 路の2点間の抵抗値の変化を許す任意の電子素子、或いは抵抗性および、または
その他の電子素子を意味することに注意すべきである。
その他の電子素子を意味することに注意すべきである。
【0023】 副チャンネルデコード回路48は左入力端子14と副左スピーカへの出力端子34 とに接続された第1のキャパシタ56と、右入力端子16と副右スピーカへの出力端
子38とに接続された第2のキャパシタ58と、副左スピーカへの出力接地接続端子
35と副右スピーカへの出力接地接続端子39とに接続された可変抵抗60とを備えて
いる。接地出力端子35および39は入力接地接続端子18に接続されていないことに
注意すべきである。
子38とに接続された第2のキャパシタ58と、副左スピーカへの出力接地接続端子
35と副右スピーカへの出力接地接続端子39とに接続された可変抵抗60とを備えて
いる。接地出力端子35および39は入力接地接続端子18に接続されていないことに
注意すべきである。
【0024】 当業者に明らかなように、接地接続端子35および39間の可変抵抗60の接続は 副スピーカに入力端子14および16に供給される信号の減算によって得られた各副
チャンネル信号を再生させる。さらに詳しく説明すると、副左スピーカにより再
生される副左チャンネル信号は、左入力端子14に供給される信号マイナス右入力
端子16に供給される信号である。同様に、副右スピーカにより再生される副右チ
ャンネル信号は、右入力端子16に供給される信号マイナス左入力端子14に供給さ
れる信号である。副チャンネルデコード回路48は接地へ接続されていないから、
副左チャンネルおよび右チャンネル信号は等しい。それは入力16から入力14の減
算は入力14から入力16の減算に等しいからである。さらに、キャパシタ56および
58はある意味で減結合キャパシタであり、副チャンネルデコード回路48は接地点
に接続されていないから、接地接続端子35と39は、主チャンネル音量制御回路46
および中央チャンネルデコード回路50へ供給される信号には何等影響しない。そ
れはキャパシタ56および58が入力端子14に供給される信号が入力端子16に供給さ
れる信号中にブリードし、或いはその反対に入力端子16に供給される信号が入力
端子14に供給される信号中にブリードすることが阻止されるためである。
チャンネル信号を再生させる。さらに詳しく説明すると、副左スピーカにより再
生される副左チャンネル信号は、左入力端子14に供給される信号マイナス右入力
端子16に供給される信号である。同様に、副右スピーカにより再生される副右チ
ャンネル信号は、右入力端子16に供給される信号マイナス左入力端子14に供給さ
れる信号である。副チャンネルデコード回路48は接地へ接続されていないから、
副左チャンネルおよび右チャンネル信号は等しい。それは入力16から入力14の減
算は入力14から入力16の減算に等しいからである。さらに、キャパシタ56および
58はある意味で減結合キャパシタであり、副チャンネルデコード回路48は接地点
に接続されていないから、接地接続端子35と39は、主チャンネル音量制御回路46
および中央チャンネルデコード回路50へ供給される信号には何等影響しない。そ
れはキャパシタ56および58が入力端子14に供給される信号が入力端子16に供給さ
れる信号中にブリードし、或いはその反対に入力端子16に供給される信号が入力
端子14に供給される信号中にブリードすることが阻止されるためである。
【0025】 抵抗60の値を変化することによって、副スピーカに供給される信号の振幅を 変化させ、それにより副スピーカにより再生される音響の音量を変化させること
ができる。それは電力増幅された信号の一部が抵抗中で熱として消費されて変化
するからである。
ができる。それは電力増幅された信号の一部が抵抗中で熱として消費されて変化
するからである。
【0026】 約100Hzのハイパスフィルタが副スピーカのインピーダンスに関して形 成されるようにキャパシタ56および58のキャパシタンスを選択することが有効で
あることが認められた。
あることが認められた。
【0027】 中央チャンネルデコード回路50は、左入力端子14に接続された第1の固定抵 抗62と、この第1の固定抵抗62に接続された第1のキャパシタ64と、右入力端子
16に接続された第2の固定抵抗66と、この第2の固定抵抗66に接続された第2の
キャパシタ68と、第1のキャパシタ64と第2のキャパシタ68の反対側の端部の互
いに接続された端子と中央スピーカへの出力端子42との間に接続された可変抵抗
70とを備えている。接地接続端子43は接地入力端子18に接続されている。 中央スピーカへの出力端子42に供給される信号は、それ故電力増幅器12によっ
て左および右入力端子14および16に供給される信号の加算されたものである。
16に接続された第2の固定抵抗66と、この第2の固定抵抗66に接続された第2の
キャパシタ68と、第1のキャパシタ64と第2のキャパシタ68の反対側の端部の互
いに接続された端子と中央スピーカへの出力端子42との間に接続された可変抵抗
70とを備えている。接地接続端子43は接地入力端子18に接続されている。 中央スピーカへの出力端子42に供給される信号は、それ故電力増幅器12によっ
て左および右入力端子14および16に供給される信号の加算されたものである。
【0028】 キャパシタ64および68はある意味で減結合キャパシタであるから、これらの キャパシタの出力の相互接続は左および右入力端子14および16に供給される信号
の加算を行わせ、主チャンネル音量制御回路46および副チャンネルデコード回路
48へ供給される信号には何等の影響も及ぼさない。
の加算を行わせ、主チャンネル音量制御回路46および副チャンネルデコード回路
48へ供給される信号には何等の影響も及ぼさない。
【0029】 固定抵抗62および66の抵抗値をそれぞれ主スピーカの公称インピーダンスの 半分に等しくなるように選択することが有効であることが発見された。キャパシ
タ64と68のキャパシタンスを約100Hzのハイパスフィルタが中央スピーカの
インピーダンスに関して形成されるように選択することが有効であることが発見
された。
タ64と68のキャパシタンスを約100Hzのハイパスフィルタが中央スピーカの
インピーダンスに関して形成されるように選択することが有効であることが発見
された。
【0030】 この場合にも、抵抗70の抵抗値を変化させることによって、中央スピーカに 供給される信号の振幅を変化させ、それにより中央スピーカによって再生される
音響の音量を変化させることができる、それは電力増幅された信号の一部が抵抗
中で熱として消費されて変化するからである。
音響の音量を変化させることができる、それは電力増幅された信号の一部が抵抗
中で熱として消費されて変化するからである。
【0031】 可変抵抗60および70は適切な電力定格を有し、別々のモノラル音響Lパッド (接地接続なし)で構成されることが有効である。その代りに、可変抵抗60お
よび70はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイッチ(図示せず
)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず)によって構成
されることもできる。
よび70はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイッチ(図示せず
)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず)によって構成
されることもできる。
【0032】 次に、図3を参照すると、別の中央チャンネルデコード回路150 が簡単に記 載されている。このデコード回路150 と図2のデコード回路50との主要な相違は
、左および右入力の相互接続部の下流に設けられた可変抵抗70の代りに、固定抵
抗62,66とキャパシタ64, 68との間に、すなわち、左および右入力の相互接続部
の上流に1対の可変抵抗170 および170'がそれぞれ設けられていることである。
このデコード回路150 はインピーダンスおよび周波数安定性を改善し、また中央
スピーカに供給される有効電力を増加させることを可能にする。
、左および右入力の相互接続部の下流に設けられた可変抵抗70の代りに、固定抵
抗62,66とキャパシタ64, 68との間に、すなわち、左および右入力の相互接続部
の上流に1対の可変抵抗170 および170'がそれぞれ設けられていることである。
このデコード回路150 はインピーダンスおよび周波数安定性を改善し、また中央
スピーカに供給される有効電力を増加させることを可能にする。
【0033】 この場合にも、可変抵抗170 および170'は適切な電力定格を有し、ステレオ 音響Lパッド(接地接続なし)中に一緒に構成できることに注意すべきである。
その代りに、可変抵抗はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイ
ッチ(図示せず)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず
)によって構成されることもできる。
その代りに、可変抵抗はまた複数の個別の高品質の抵抗(図示せず)およびスイ
ッチ(図示せず)によって、または高電力レベルの可変抵抗集積回路(図示せず
)によって構成されることもできる。
【0034】 再び図2に戻ると、増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路1
0の電力増幅器12の出力端子20, 22, 24から見たインピーダンスは本質的に主ス ピーカのインピーダンスに類似していることに注意すべきである。その理由は、
デコード回路48および50は減結合キャパシタを使用し、それ故、インピーダンス
に関してはバーチャルに“不可視”である。事実、デコード回路48および50のイ
ンピーダンスは主スピーカ28および32のインピーダンスよりもはるかに高く、通
常並列接続であるデコード回路48および50の接続は電力増幅器12の出力端子20,
22, 24から見たインピーダンスを著しく変化させることはない。
0の電力増幅器12の出力端子20, 22, 24から見たインピーダンスは本質的に主ス ピーカのインピーダンスに類似していることに注意すべきである。その理由は、
デコード回路48および50は減結合キャパシタを使用し、それ故、インピーダンス
に関してはバーチャルに“不可視”である。事実、デコード回路48および50のイ
ンピーダンスは主スピーカ28および32のインピーダンスよりもはるかに高く、通
常並列接続であるデコード回路48および50の接続は電力増幅器12の出力端子20,
22, 24から見たインピーダンスを著しく変化させることはない。
【0035】 図2に示されているように、ヒューズ72, 74, 76が入力端子14, 16,18と回 路48,50の間に保護のために設けられている。また、使用者が主スピーカだけを
使用してサラウンドサウンドを聞きたくない場合にオンオフスイッチ(図示せず
)が回路48,50を入力端子14, 16,18から遮断するために設けられることができ
ることに注意すべきである。
使用してサラウンドサウンドを聞きたくない場合にオンオフスイッチ(図示せず
)が回路48,50を入力端子14, 16,18から遮断するために設けられることができ
ることに注意すべきである。
【0036】 本発明のデコード回路には無極性のキャパシタが必要であることが認められ る。もちろん、整合した1対の有極性キャパシタで置換可能であることは当業者
には明らかであろう。
には明らかであろう。
【0037】 回路46,48,50は別々の回路として説明したが、これらの回路は印刷配線板 上に一緒に形成されることが有効である場合もある(図示せず)。
【0038】 当業者に明らかなように、図2に示され、上述された回路46,48,50は単に 例示として示されたものであって、本発明の技術的範囲を逸脱することなく変形
、変更が可能である。各回路は、3つのグループのスピーカ、すなわち、主スピ
ーカ,副スピーカ、および中央スピーカのそれぞれの音量を変更するために使用
者がアクセスすることのできる音量制御手段を備えている。事実、使用者によっ
てはサラウンドサウンドチャンネル(副スピーカによって再生される)と中央チ
ャンネル(中央スピーカによって再生される)とを最適と考えられるよりも大き
い、或いは小さい比率の音量で聞くことを好むことが発見されている。さらに、
デコード回路10は多数の異なったステレオ音響電力増幅器および多数の異なった
スピーカに接続される可能性があるから、別々の音量制御はこれらの差を補償す
るのに役立つ。しかしながら、簡単で廉価な増幅後のステレオ音響サラウンドサ
ウンドデコード回路は可変抵抗52, 54, 60, および70(または170, 170' )を除
去することによって得られることができる。同様に、ヒューズ72,74,76は回路
から除去することができる。その理由は、それらは過負荷の保護のためだけに設
けられるものであるからである。そのように簡単化した回路(図示せず)は多能
性で劣っている。それは3つのグループのスピーカを使用者が独立に制御できな
いからである。
、変更が可能である。各回路は、3つのグループのスピーカ、すなわち、主スピ
ーカ,副スピーカ、および中央スピーカのそれぞれの音量を変更するために使用
者がアクセスすることのできる音量制御手段を備えている。事実、使用者によっ
てはサラウンドサウンドチャンネル(副スピーカによって再生される)と中央チ
ャンネル(中央スピーカによって再生される)とを最適と考えられるよりも大き
い、或いは小さい比率の音量で聞くことを好むことが発見されている。さらに、
デコード回路10は多数の異なったステレオ音響電力増幅器および多数の異なった
スピーカに接続される可能性があるから、別々の音量制御はこれらの差を補償す
るのに役立つ。しかしながら、簡単で廉価な増幅後のステレオ音響サラウンドサ
ウンドデコード回路は可変抵抗52, 54, 60, および70(または170, 170' )を除
去することによって得られることができる。同様に、ヒューズ72,74,76は回路
から除去することができる。その理由は、それらは過負荷の保護のためだけに設
けられるものであるからである。そのように簡単化した回路(図示せず)は多能
性で劣っている。それは3つのグループのスピーカを使用者が独立に制御できな
いからである。
【0039】 上述のような増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路は主左 および主右スピーカへの出力を含んでいるが、当業者は、デコーダが2対の左右
出力を設けられた電力増幅器を使用するように意図されている場合には、これら
の出力を含まないデコード装置(図示せず)を設計することが可能である。事実
、1対の出力は直接主左および主右スピーカへ接続され、一方、他方の対の出力
はデコード装置に供給されて副左および副右および中央出力を上記したように生
成することができる。もちろん、そのようなデコード装置は多能性で劣るもので
あり、それは主スピーカへ供給される信号に対して独立した制御手段が設けられ
ないからであり、回路は上述の形式の電力増幅器または共通の浮遊設置電位を与
えられた多数の集積された増幅器を有する場合にのみ使用されるからである。
出力を設けられた電力増幅器を使用するように意図されている場合には、これら
の出力を含まないデコード装置(図示せず)を設計することが可能である。事実
、1対の出力は直接主左および主右スピーカへ接続され、一方、他方の対の出力
はデコード装置に供給されて副左および副右および中央出力を上記したように生
成することができる。もちろん、そのようなデコード装置は多能性で劣るもので
あり、それは主スピーカへ供給される信号に対して独立した制御手段が設けられ
ないからであり、回路は上述の形式の電力増幅器または共通の浮遊設置電位を与
えられた多数の集積された増幅器を有する場合にのみ使用されるからである。
【0040】 増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路10は、回路10の入力 および出力に対して適切なコネクタを設けられた容器中に収容され、増幅後ステ
レオ音響サラウンドサウンドデコード装置を形成する。可変抵抗52, 54, 60, 70
のアクチュエータは使用者に容易にアクセス可能なように配置される。その代り
にデコード回路10は通常の電力増幅器中に設置されて5つの増幅チャンネルを必
要とすることなくサラウンドサウンド電力増幅器を形成することができる。
レオ音響サラウンドサウンドデコード装置を形成する。可変抵抗52, 54, 60, 70
のアクチュエータは使用者に容易にアクセス可能なように配置される。その代り
にデコード回路10は通常の電力増幅器中に設置されて5つの増幅チャンネルを必
要とすることなくサラウンドサウンド電力増幅器を形成することができる。
【0041】 最後に、出力対34, 35; 38, 39; 42, 43はこれらの出力対の極性を反転させ ることができるように適当なスイッチング素子(図示せず)を設けられることが
できる。事実、これらの出力対の選択的な反転は聴取者がサラウンドサウンド再
生を調整することを可能にする。
できる。事実、これらの出力対の選択的な反転は聴取者がサラウンドサウンド再
生を調整することを可能にする。
【0042】 当業者に明らかなように、本発明の増幅後のステレオ音響サラウンドサウン ドデコード回路は、以下のような従来技術のステレオ音響サラウンドサウンドデ
コード回路にまさる多くの利点を有する。すなわち、 デコードは電力増幅器から下流で行われ、使用者は自分の通常の電力増幅器を
そのまま使用することができる。 デコード回路は、あらゆる通常の消費者用およびプロフェッショナル用スピー
カに適合できる。 デコード回路は、あらゆる通常の消費者用およびプロフェッショナル用オーデ
ィオ電力増幅器に適合できる。 デコード回路は、3つのグループのスピーカの音量を独立に変化させることに
よって使用者が自分の聴取経験を制御することができる。 デコード回路は、例えばドルビー研究所によって開発されたホームシアターサ
ラウンドサウンド,Pro- Logic(商標名)技術およびルーカス・アート
・エンターティメント社により開発されたTHX(商標名)技術のような全ての
既知の2チャンネル混合エンコード標準方式と適合する。 デコード回路は、付加的な電源を必要としない。 デコード回路は、中央およびサラウンドサウンドチャンネルに対して広い帯域
幅を提供する。 デコード回路は、通常のおよび複雑なスピーカインピーダンス負荷が可能にな
るように容易に設計することができる。 デコード回路は、適切な電力定格を有する部品を提供することによって、高電
力信号を処理するように設計することができる。 デコード回路は、例えばマルチメディアコンピュータ処理、自動車音響システ
ム、バーチャルリアリティ応用等の種々の異なった応用に対して容易に設計する
ことができる。 デコード回路は、例えば特定のデコード回路がコンピュータ制御応用により使
用されるように意図される場合には別々の音量を制御するためにコンピュータ制
御インターフェースにより容易に設計されることができる。
コード回路にまさる多くの利点を有する。すなわち、 デコードは電力増幅器から下流で行われ、使用者は自分の通常の電力増幅器を
そのまま使用することができる。 デコード回路は、あらゆる通常の消費者用およびプロフェッショナル用スピー
カに適合できる。 デコード回路は、あらゆる通常の消費者用およびプロフェッショナル用オーデ
ィオ電力増幅器に適合できる。 デコード回路は、3つのグループのスピーカの音量を独立に変化させることに
よって使用者が自分の聴取経験を制御することができる。 デコード回路は、例えばドルビー研究所によって開発されたホームシアターサ
ラウンドサウンド,Pro- Logic(商標名)技術およびルーカス・アート
・エンターティメント社により開発されたTHX(商標名)技術のような全ての
既知の2チャンネル混合エンコード標準方式と適合する。 デコード回路は、付加的な電源を必要としない。 デコード回路は、中央およびサラウンドサウンドチャンネルに対して広い帯域
幅を提供する。 デコード回路は、通常のおよび複雑なスピーカインピーダンス負荷が可能にな
るように容易に設計することができる。 デコード回路は、適切な電力定格を有する部品を提供することによって、高電
力信号を処理するように設計することができる。 デコード回路は、例えばマルチメディアコンピュータ処理、自動車音響システ
ム、バーチャルリアリティ応用等の種々の異なった応用に対して容易に設計する
ことができる。 デコード回路は、例えば特定のデコード回路がコンピュータ制御応用により使
用されるように意図される場合には別々の音量を制御するためにコンピュータ制
御インターフェースにより容易に設計されることができる。
【0043】 本発明は、好ましい実施形態によって説明されたが、特許請求の範囲に記載 された本発明の技術的範囲を逸脱することなく変形、変更が可能である。
【図1】 本発明の1実施形態の増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路
のブロック図であり、デコード回路はサラウンドサウンド電力増幅器および5個
のスピーカに接続されている。
のブロック図であり、デコード回路はサラウンドサウンド電力増幅器および5個
のスピーカに接続されている。
【図2】 図1の増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路の概略図。
【図3】 図2に示された中央チャンネルデコード回路の別の実施形態の概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN
Claims (25)
- 【請求項1】 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅され
たステレオ音響信号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャンネ
ル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副チ
ャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号および右チャンネ
ル信号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の
減結されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを前
記第3の出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具
備し、 この中央チャンネルデコード手段の前記減結合手段はもとの左チャンネル信号
および右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号
の左チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構
成されていることを特徴とする増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコー
ド回路。 - 【請求項2】 前記中央チャンネルデコード手段はさらに中央チャンネル信
号の振幅を制御する手段を具備している請求項1記載のステレオ音響サラウンド
サウンドデコード回路。 - 【請求項3】 前記振幅を制御する手段は、少なくとも1つの可変抵抗を具
備している請求項2記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項4】 前記中央チャンネルデコード手段の前記第1および第2の減
結合手段は、それぞれ第1および第2のキャパシタを具備している請求項1記載
のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項5】 前記第1の減結合手段は前記第1のキャパシタと直列に接続
され、前記左チャンネル信号を受信する入力に接続されている第1の抵抗を含み
、前記第2の減結合手段は前記第2のキャパシタと直列に接続され、前記右チャ
ンネル信号を受信する入力に接続されている第2の抵抗を含み、前記第1および
第2のキャパシタは、減結合された左チャンネル信号と減結合された右チャンネ
ル信号とを組合わせて前記中央チャンネル信号を生成するように相互接続されて
いる請求項4記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項6】 前記副チャンネルデコード手段は、前記左および右チャンネ
ル信号をそれぞれ減結する第1および第2の減結合手段を具備している請求項1
記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項7】 前記副チャンネルデコード手段の前記第1および第2の減結
合手段は、それぞれ第1および第2のキャパシタを具備し、その第1のキャパシ
タは前記入力と前記第1の出力との間に接続され、第2のキャパシタは前記入力
と前記第2の出力との間に接続されている請求項6記載のステレオ音響サラウン
ドサウンドデコード回路。 - 【請求項8】 前記第1および第2の出力はそれぞれ接地接続部を含み、前
記副チャンネルデコード手段はさらに前記第1および第2の出力の前記接地接続
部間に直列に接続された可変抵抗を具備している請求項6記載のステレオ音響サ
ラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項9】 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅され
たステレオ音響信号を受信する入力と、 副左スピーカに接続されるように構成された第1の出力と、 副右スピーカに接続されるように構成された第2の出力と、 中央スピーカに接続されるように構成された第3の出力と、 主左スピーカに接続されるように構成された第4の出力と、 主右スピーカに接続されるように構成された第5の出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信
号から副左チャンネル信号および副右チャンネル信号をデコードし、副左チャン
ネル信号を第1の出力に供給し、副右チャンネル信号を第2の出力に供給する副
チャンネルデコード手段と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを前記第
3の出力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段と、 (a) 左チャンネル信号から第4の出力に供給される左チャンネル信号と、(b)
右チャンネル信号から第5の出力に供給される右チャンネル信号の振幅を制御す
る主チャンネル音量制御手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の前記減結合手段はもとの左チャンネル信号
および右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号
の左チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構
成されていることを特徴とする増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコー
ド回路。 - 【請求項10】 前記中央チャンネルデコード手段はさらに中央チャンネル
信号の振幅を制御する手段を具備している請求項9記載のステレオ音響サラウン
ドサウンドデコード回路。 - 【請求項11】 前記振幅を制御する手段は、1以上の可変抵抗を具備して
いる請求項10記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項12】 前記中央チャンネルデコード手段の前記第1および第2の
減結合手段は、それぞれ第1および第2のキャパシタを具備している請求項9記
載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項13】 前記第1の減結合手段は前記第1のキャパシタと直列に接
続され、前記左チャンネル信号を受信する入力に接続されている第1の抵抗を含
み、前記第2の減結合手段は前記第2のキャパシタと直列に接続され、前記右チ
ャンネル信号を受信する入力に接続されている第2の抵抗を含み、前記第1およ
び第2のキャパシタは、減結合された左チャンネル信号と減結合された右チャン
ネル信号とを組合わせて前記中央チャンネル信号を生成するように相互接続され
ている請求項12記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項14】 前記副チャンネルデコード手段は、前記左および右チャン
ネル信号をそれぞれ減結する第1および第2の減結合手段を具備している請求項
9記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項15】 前記副チャンネルデコード手段の前記第1および第2の減
結合手段は、それぞれ第1および第2のキャパシタを具備し、その第1のキャパ
シタは前記入力と前記第1の出力との間に接続され、第2のキャパシタは前記入
力と前記第2の出力との間に接続されている請求項14記載のステレオ音響サラ
ウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項16】 前記第1および第2の出力はそれぞれ接地接続部を含み、
前記副チャンネルデコード手段はさらに前記第1および第2の出力の前記接地接
続部間に直列に接続された可変抵抗を具備している請求項14記載のステレオ音
響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項17】 前記主チャンネル音量制御手段は、(a) 前記第4の出力お
よび前記入力の両者に接続されて前記左チャンネル信号を前記第4の出力に供給
する第1の可変抵抗および (b)前記第5の出力および前記入力の両者に接続され
て前記右チャンネル信号を前記第5の出力に供給する第2の可変抵抗を具備して
いる請求項9記載の増幅後ステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項18】 左チャンネル信号と右チャンネル信号とを含む電力増幅さ
れたステレオ音響信号を受信する入力と、 中央スピーカに接続されるように構成された出力と、 電力増幅されたステレオ音響信号の左チャンネル信号および右チャンネル信号
から中央チャンネル信号をデコードし、前記左チャンネル信号と右チャンネル信
号をそれぞれ減結合する第1および第2の減結合手段と、前記左および右の減結
されたチャンネル信号を組合わせて中央チャンネル信号を生成してそれを前記出
力に供給する手段とを備えている中央チャンネルデコード手段とを具備し、 この中央チャンネルデコード手段の前記減結合手段はもとの左チャンネル信号
および右チャンネル信号を変形させることなく電力増幅されたステレオ音響信号
の左チャンネル信号および右チャンネル信号を組合わせることができるように構
成されていることを特徴とする増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコー
ド回路。 - 【請求項19】 さらに中央チャンネル信号の振幅を制御する手段を具備し
ている請求項18記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項20】 前記振幅を制御する手段は少なくとも1つの可変抵抗を具
備している請求項19記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項21】 前記第1および第2の減結合手段は、それぞれ第1および
第2のキャパシタを具備している請求項18記載のステレオ音響サラウンドサウ
ンドデコード回路。 - 【請求項22】 前記第1の減結合手段は前記第1のキャパシタと直列に接
続され、前記左チャンネル信号を受信する入力に接続されている第1の抵抗を含
み、前記第2の減結合手段は前記第2のキャパシタと直列に接続され、前記右チ
ャンネル信号を受信する入力に接続されている第2の抵抗を含み、前記第1およ
び第2のキャパシタは、減結合された左チャンネル信号と減結合された右チャン
ネル信号とを組合わせて前記中央チャンネル信号を生成するように相互接続され
ている請求項21記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項23】 さらに前記中央信号の振幅を制御する手段を備え、この振
幅を制御する手段は少なくとも1つの可変抵抗を具備している請求項22記載の
ステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項24】 前記少なくとも1つの可変抵抗は、前記第1および第2の
キャパシタの相互接続部と前記出力との間に設けられている可変抵抗を含んでい
る請求項23記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。 - 【請求項25】 前記少なくとも1つの可変抵抗は、(a) 前記第1の抵抗と
前記第1のキャパシタとの間に直列に接続された第1の可変抵抗および (b)前記
第2の抵抗と前記第2のキャパシタとの間に直列に接続された第2の可変抵抗を
具備している請求項23記載のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/CA1997/000882 WO1999026455A1 (en) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Post-amplification stereophonic to surround sound decoding circuit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001523937A true JP2001523937A (ja) | 2001-11-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000521683A Pending JP2001523937A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 増幅後のステレオ音響サラウンドサウンドデコード回路 |
Country Status (9)
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