JP2001523828A - レーザ走査方法およびシステム - Google Patents
レーザ走査方法およびシステムInfo
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
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-
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Abstract
Description
一部継続出願である。
する。
大きな部品を高い寸法精度で作る工業行程はたくさんある。例えばコンピュータ
制御レーザ切断機やスタンピング機は、±0.004インチ(0.1mm)の寸
法精度で大きな金属板部品を製造できる。かかる大部品は、所定の寸法精度を有
するか否かを検査し確認しなければならない。
メラ技術を使った自動検査システムが使われてきた。しかしながら固体CCD撮
像技術を使って大部品の寸法精度を検査するシステムは、いくつかの欠点を持つ
。すなわち従来の検査システムは、高価であり時間を要する。
ている。このシステムは、基本的にCCDカメラのように動作する。
われている。しかしながらレーザは、部品の寸法輪郭を決定しその部品の寸法精
度を検査することには使われていない。
レーザビームを投射する。前記表面は、対象物とは異なってレーザビームを反射
するよう構成する。レーザビームは対象物と表面とで反射され、反射ビームは捕
捉される。制御器は、反射ビームが対象物からか表面からかを決定する。レーザ
ビームによって前記表面を連続的に走査することにより、対象物の輪郭を正確に
決定する。
輪郭を決定し、対象物の輪郭の開始点を決定する。次にその開始点から対象物の
概略輪郭に沿って精細走査を実行する。
透明支持体は、前記表面から所定距離に対象物を支持することにより、走査解像
度を上げ精度を向上する。
正確に特定できなければならない。実際の3次元位置と向きとを特定するには、
既知の方法を利用することができる。
郭を決定するために使用できる。部品が所定の寸法精度を有しているかを確認す
るための検査にも使用できる。
ステムは、部品または対象物22の輪郭を決定する。レーザ走査システム20は
、レーザ投射機24を含む。レーザ投射機24はレーザビーム26を投射する。
対象物22は、表面28に置く。表面28は、逆反射材料で被覆することが好ま
しい。逆反射材料は、例えば3Mスコッチライト「エンジニアリンググレード」
逆反射シート3290である。しかしながら当業者には明らかなように、表面2
8は、対象物22とは異なってレーザビーム26を反射できればどのような表面
でも構わない。レーザ投射機24は、安定した支持構造30に取り付ける。当業
者には明らかなように、レーザ投射機24の取り付けには、ずれが少なく強い振
動を生じない手段ならばどのようなものを用いても構わない。例えば天井からつ
り下げても良い。60度の走査角度を有するレーザ投射機24を6フィート(1
83cm)の高さからつり下げた場合、約7フィート×7フィート(213cm
×213cm)の走査領域と1走査ステップあたり約0.002インチ(約0.
05mm)の解像度を提供できる。
ム26によって対象物22と表面28とを走査する。制御器32は、反射センサ
34を含む。反射センサ34は、反射ビーム36を受光する。これら要素は当業
者に既知であるため、概略的に図示した。反射ビーム36を受光すると、制御器
32はそのビーム36が対象物22で反射したのか表面28で反射したのかを決
定する。レーザビーム26で表面28を連続的に走査すると、対象物22の輪郭
を正確に決定できる。
位置を反射ビームの種類に関係付けることにより、制御器は特定の位置が対象物
なのか表面なのかを特定できる。このようにして制御器は、対象物の輪郭を特定
する。
する場合、まず対象物22の概略輪郭を把握するように走査し、対象物22の輪
郭に開始点を決定する。次にその開始点から精細走査を開始する。この精細走査
は、対象物22の概略輪郭に沿ってのみ連続して行う。この方法は、対象物22
の正確な輪郭を決定するための走査時間を減らす。本発明の第1実施例は、対象
物22の輪郭に沿って1秒あたり数百カ所を測定できる。例えば対象物22の輪
郭に沿って0.010インチ(0.254mm)毎に測定する場合、1秒毎に約
5インチ(12.7cm)の輪郭を走査できる。
および向きを正確に計算する必要がある。実際の3次元位置および向きを計算す
るには、既知の方法を利用できる。このためレーザ走査システム20は、少なく
とも4個好ましくは8個の較正目標38を含む。図示の較正目標38は、フレー
ム40を表面28の外縁に沿って配置することにより形成する。フレーム40は
、複数の開口42を有する。他の較正技術を使っても良い。複数の開口42は、
フレーム40の下にある表面28を露出することにより較正目標38を形成する
。
場合、該表面からの反射ビームの輝度は、対象物からの反射ビームの輝度に比べ
、はるかに大きい。従ってセンサは、反射を特定するための最小値を設定できる
。かかるシステムにおけるセンサは、ON/OFFスイッチを含むことができる
。対象物からの反射はOFFであり、表面からの反射はONである。他の応用例
として、反射ビームの階調を特定できるような複雑なセンサを使ってもよい。か
かるシステムの場合、表面の反射特性と対象物の反射特性とを大きく異ならせる
必要はない。単なる白紙を表面に使用しても、その反射量は対象物の反射量に対
して十分な差異を提供できるので、本発明は動作する。
施例のシステム20とは異なり、対象物22は透明支持体72の上に置く。透明
支持体72は、例えばガラス板であり反射表面28から所定距離を置いて設ける
。本実施例は、高解像度走査を実現できる。すなわち本実施例は、各走査ステッ
プあたり0.001インチ(0.0254mm)以上の走査解像度が必要な場合
に採用する。本実施例は、レーザビーム26の反射74を対象物22の縁部から
拡散させ、反射センサ34がその反射74を捕捉することを防止する。
粒子逆反射材料は、微小球状ビーズのシートから形成する。例えば3Mスコッチ
ライト「エンジニアリンググレード」等の高品質材料の逆反射シート3290に
おいては、各ビーズの直径は0.002〜0.004インチ(0.05〜0.1
mm)の範囲である。投射したレーザビーム26は、そのビーズの内面で反射し
、その反射は反射センサ34によって捕捉される。高解像度走査の場合、ビーズ
の直径が大きく影響する。そしてビーズ間の状態や空隙は大きなエラーの原因と
なりうる。プリズム形など他の形状の反射材料も利用可能だが、そのサイズは一
般に大きい。また第1実施例においては、対象物22の縁部におけるレーザビー
ム26の反射は、さらに表面28によって反射されて反射センサ34に捕捉され
るため、レーザ走査システム20の精度が低下する。
72の焦点76に集束する。このためレーザビーム26は、反射表面28では焦
点がぼけ、多くの反射ビーズによって反射される。これは光学的に各ビーズの有
効サイズを小さくする。レーザ投射機24と透明支持体72間の距離と、透明支
持体72と反射表面28間の距離とは、それらを変化させることによりシステム
70の走査解像度を調整できる。例えばレーザ投射機から5mmのレーザビーム
を投射しそれを対象物に集束させる。この対象物は、レーザ投射機から5フィー
ト(152cm)下方に置く。そして反射表面は対象物から1フィート(30c
m)下方に置く。この場合レーザビームは反射表面において1mm以上の直径に
焦点がぼける。このためレーザビームは、15〜20個のビーズに渡って広がる
ため走査解像度が向上する。さらに本実施例では、対象物22の縁部におけるレ
ーザビーム26の反射74は反射センサ34から離れて拡散し、システム70の
精度が向上する。
た部品の輪郭を表示している。オペレータは、コンピュータのマウス等の移動ま
たは特定装置を使用し、輪郭上に点54および56等の2点を特定する。既知の
数学的技術を使うことにより、システムは、2点54および56間の寸法を提供
する。さらに当該部品の全寸法も既知の数学的技術を利用して決定できる。
ムを示す。これら長辺は、距離dだけ離れている。本システムは、両辺62およ
び64間の距離dを決定し、それを66で示すように表示できる。これによりオ
ペレータは、コンピュータへ行くことなく、現場で正確な寸法を確認できる。同
様の検査を対象部品の各位置で連続的に行うことにより、作業員は現場で容易に
品質制御検査を実行できる。
2次元部品に対して品質制御検査を行うことである。1つの応用例は、寸法を測
定した後、それらと記憶したCADシステムデータとを比較する。他の応用例は
、部品の形状および寸法のリバースエンジニアリングを行う。さらに他の応用例
は、寸法が不明な部品の寸法を決定する。
ルの解像度で決定できる。当業者には明らかなように、レーザ投射機24は、他
の有用な情報を表示するためにも利用できる。例えばレーザビーム26は、対象
物22上のバリにハイライトを当てることができる。すなわち走査によって部品
に欠陥を見つけると、レーザはその欠陥に光を当ててその欠陥の特定を助ける。
CADファイルが利用可能であれば、レーザビーム26は、対象物22と比較す
べく実際のCADデータを投影し、あるいは対象物22の許容値を超えている部
分にハイライトを当てる。当業者には明らかなように、アナログ電圧をサンプル
することにより階調画像を捕捉できるため、紙、青焼き、写真画像等の表面を効
果的に走査できる。
範囲を逸脱せずに変更が可能である。従って本発明の実際の範囲および内容は、
請求の範囲に基づき決定されるものである。
Claims (14)
- 【請求項1】 (1)レーザビームを投射するレーザ投射機を提供する段階
と、 (2)対象物の下に表面を提供する段階と、 (3)前記レーザビームによって前記対象物と表面とを走査する段階と、 (4)反射ビームを受け取る段階と、 (5)前記反射ビームが前記表面から反射されたのか前記対象物から反射され
たのかを決定する段階と、 (6)前記段階(5)の決定に基づき前記対象物の輪郭を決定する段階と を備えることを特徴とする2次元対象物の輪郭を決定する方法。 - 【請求項2】 前記段階(3)が、前記レーザビームによって前記対象物と
表面とを粗走査して前記対象物の輪郭上に開始点を決定する段階を備えることを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記段階(3)が、前記レーザビームによって前記開始点か
ら前記対象物の輪郭に沿って連続的に精細走査を実行する段階を備えることを特
徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記表面が逆反射表面であることを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項5】 制御手段を用いることにより、前記対象物と表面とからの反
射ビームの特性を検出し、特定の反射ビームが前記対象物からか前記表面からか
を決定し、前記反射ビームの特性を前記投射したレーザビームの特定の位置に結
び付け、特定の場所が対象物であるか表面であるかを特定することを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記対象物を前記表面の上に所定距離だけ離して支持するた
めの透明支持体を提供する段階を前記段階(3)の前に備えることを特徴とする
請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 (1)レーザビームを投射するレーザ投射機を提供する段階
と、 (2)対象物を支持する透明支持体を提供する段階と、 (3)前記透明支持体と対象物の下に表面を提供する段階と、 (4)前記レーザビームによって前記対象物と表面とを走査する段階と、 (5)反射ビームを受け取る段階と、 (6)前記反射ビームが前記表面から反射されたのか前記対象物から反射され
たのかを決定する段階と、 (7)前記段階(6)の決定に基づき前記対象物の輪郭を決定する段階と を備えることを特徴とする2次元対象物の輪郭を決定する方法。 - 【請求項8】 前記段階(4)が、前記レーザビームによって前記対象物と
表面とを粗走査して前記対象物の輪郭上に開始点を決定する段階を備えることを
特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 前記段階(4)が、前記レーザビームによって前記開始点か
ら前記対象物の輪郭に沿って連続的に精細走査を実行する段階を備えることを特
徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 前記表面が逆反射表面であることを特徴とする請求項7に
記載の方法。 - 【請求項11】 制御手段を用いることにより、前記対象物と表面とからの
反射ビームの特性を検出し、特定の反射ビームが前記対象物からか前記表面から
かを決定し、前記反射ビームの特性を前記投射したレーザビームの特定の位置に
結び付け、特定の場所が対象物であるか表面であるかを特定することを特徴とす
る請求項7に記載の方法。 - 【請求項12】 レーザビームを投射するレーザ投射機と、 前記対象物を支持する透明支持体と、 前記支持の下に配置され、前記レーザビームを前記対象物とは異なって反射す
るよう構成された表面と、 前記レーザビームによって前記対象物と表面とを走査し、前記レーザビームが
前記表面から反射されたか前記対象物から反射されたかに基づいて前記対象物の
輪郭を決定する制御手段とを備えることを特徴とするレーザ走査システム。 - 【請求項13】 前記制御手段が、反射レーザビームを受け取るための反射
センサを含むことを特徴とする請求項12に記載のレーザ走査システム。 - 【請求項14】 前記レーザ走査システムを較正するための複数の較正目標
をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のレーザ走査システム。
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- 1998-11-06 EP EP98957689A patent/EP1031057B1/en not_active Expired - Lifetime
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