JP2001522671A - ローラースケート - Google Patents

ローラースケート

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    • A63C17/24—Wheels for roller skates with ball-shaped or spherical running surfaces

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明のローラースケートは、フレーム、人の足をフレームに固定するための手段、及び凹面ローラによって回転自在に受けられる少なくとも２つのボールを具備する。ローラの回転軸は、水平にフレームの縦方向を横切る方向に設けられる。並置された２つのボール間にローラが設けられ、動作時にローラはその２つの両方のボールを受けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、フレームと、そのフレームを人の足に固定するための手段と、回転
軸が水平方向、すなわちフレームの長さ方向と交差する方向に延びている凹面ロ
ーラによって回転自在に担われた少なくとも２つのボールとを具備したローラー
スケートに関するものである。
【０００２】 米国特許第４,０７６,２６３号で周知の同様のローラースケートでは、各ボー
ルは、そのボールの垂直方向上方に設けられた１つローラとこの中心ローラの前
後にそれぞれ１つずつ設けられた２つのローラによって支持されている。それら
のローラは凹面である。ローラースケートはボールによって路面上に支持され、
この構成によればボールの存在によって、路面上を転がる従来の輪軸支持式樽形
ローラと比較して改善された対路面挙動が得られる。特に制動時には、ボールは
移動方向と交差する方向にも回転することができるから、ボールはより良い対路
面挙動を示す。凹面ローラがボールに力を作用させる結果、ボールは徐々に停止
させられる。公知のローラースケートの一つの欠点は、 ボールの両側に比較的 大きいローラが存在するために、フレーム下側に取り付けられるボール数が少数
に限定されるというである。このことは、ローラースケートの回転挙動にマイナ
スの効果をもたらす。
【０００３】 本発明の目的は、ボールを互いに比較的小さい距離だけ離間して配置すること
ができるローラースケートを提供することにある。
【０００４】 上記目的達成のため、本発明のローラースケートは、互いに並置された２つの
ボール間にローラが設けられ、動作時にそのローラがそれらの両方のボールを担
うことを特徴とするものである。
【０００５】 凹面ローラは、並置された２つのボールに対する担持部として機能するので、
ボールは離間距離を比較的短くして配置することができる。その結果、このよう
にしてフレーム下部に取り付けることができるボールの数は実際上もっぱらボー
ルの直径によって決まることになる。
【０００６】 本発明のローラースケートの一実施態様は、並置された２つのボール間の距離
がローラの直径より小さいことを特徴とする。
【０００７】 ローラの直径は並置された２つのボール間の距離とは実際上無関係に選択する
ことができるので、最適な設計の自由度が得られる。
【０００８】 本発明のローラースケートのもう一つの実施態様は、ローラ数からボール数を
減じた差が１に等しいことを特徴とする。
【０００９】 ローラ数がボール数より１しか大きくないので、比較的簡単で安価なローラー
スケート構造が得られる。
【００１０】 以下、本発明を添付図面を参照しつつより詳細に説明する。
【００１１】 図中、対応する構成部分は同じ参照符号で示されている。
【００１２】 図１は、本発明によるローラースケート１の側面図である。図示のローラース
ケートはフレーム２及びフレーム２に固定されたシュー３を具備する。フレーム
２は、フレーム２の縦方向、すなわち長手方向に延びる２つのフランジ３、４を
具備している。これらのフランジはフレームのベースプレート５に対してある角
度で結合されている。フランジ３と４との間には輪軸６が設けられている。その
輪軸は水平に、すなわち図１の平面と直角な方向に延びている。凹面ローラ８は
、一対の玉軸受７を介して輪軸６に取り付けられている。それらのローラ８の間
にボール９が配置されている。その際、並置された２つのボール９間にある１つ
のローラ８が２つのボール９の両方を担うようになっている。ボール９は半径Ｒ
１を有し、凹面ローラ８は曲率半径Ｒ２を有する。好ましくは、凹面ローラ８の
曲率半径Ｒ２をボール９の曲率半径Ｒ１より大きくし、点１０での点接触によっ
てのみローラ８がボール９を受ける、すなわち担うようにする。フレーム２は、
さらに、共にフランジ３、４と結合されたアーム１２に回転可能なように支持さ
れたいくつかの樽形ローラ１１を具備する。樽形ローラ１１は輪軸６と平行に延
びている。樽形ローラ１１は、ボール９の軸に対してローラ８とは異なった側に
配置されている。並置された２つのローラ１１間の距離はボール９の直径より小
さい。そのために、ローラ１１はボール９がフレーム２より脱落するのを阻止す
るように作用する。図１に明らかに示すように、ボール９は互いに比較的小さい
離間距離で配置されているため、比較的多くのボール９を使うことが可能である
。並置された２つのボール９の間に１つのローラ８が設けられ、そのローラはそ
れらの両方のボール９を担うので、ローラ８に関しては比較的大きい直径を選択
することが可能である。
【００１３】 次に、ローラースケート１の動作について説明する。ローラースケート１は、
その使用者によって矢印Ｐ１で示す方向に動かされ、その移動によってボール９
は矢印Ｐ２方向で示す方向に回転する。ボール９はローラ８と接触しているので
、ローラ８は矢印Ｐ３で示す方向に回転する。ローラ８の直径が比較的大きい結
果として、ローラ８の回転数は比較的少なくなる。ローラースケート１の使用者
がブレーキをかけたい場合は、足を図面の面に対して交差する方向に動かし、ボ
ール９をその方向に回転させる。すると、ローラ８は停止し、ローラ８がボール
９に摩擦力を働かせる結果、ボール９が徐々に停止する。
【００１４】 図４は、本発明によるローラースケート２０の第２の実施形態の側面図を示し
ている。この実施形態では３つのボール９が並置して設けられ、これらのボール
９の間と列の端部とに配置された４つのローラがボールを担っている。ボール９
のローラ８と反対の側には、ボール９がフレーム２から脱落するのを防ぐための
樽形ローラ１１が設けられている。ローラ１１が取り外し可能なようにフレーム
２に結合され、そのローラ１１を取り外すことによって、ボール９をフレームか
ら取り出し、交換することができるようにすることが好ましい。
【００１５】 図５は、本発明によるローラースケート２１の第３の実施形態を示す側面図で
ある。図示の実施形態のローラースケートは、３つのローラ８によって受けられ
る２つのボール９を具備する。図示のローラースケート２１は、前部と後部に従
来のローラ２２をも具備している。これらのローラは水平方向に配置された輪軸
２３によってフレーム２に回転可能なように結合されている。
【００１６】 ローラ２２は地面から若干の距離を置いて配置され、これによってローラース
ケートを前後に傾けることによりローラ２２のどちらか１つが地面に接触させら
れるようになっている。
【００１７】 図６は、１箇所あるいは点接触位置１０でボール９に当接される凹面ローラ８
を示す。
【００１８】 図７は、円錐の頂点近傍で互いに結合された２つの円錐形状部材３１より成る
ローラ３０を示す。凹面ローラ３０は、２つの位置１０の近傍でボール９に当接
している。位置１０は、ボール９及びローラ３０の中心に対して対称位置に設け
られる。ボール９は２つの位置１０でローラ３０と接触するので、位置１０で作
用する力は、ボール９の力が１箇所あるいは１つの点接触位置１０のみを介して
ローラ８に伝達される図６に示す状況と比較して二分される。
【００１９】 図８は、２つの位置１０でボール９に当接しているもう一つの実施形態のロー
ラ３３を示す。ローラ３３は、中心３５の近傍で互いに接触する２つの凹面３４
を具備する。
【００２０】 図９は、両方端部が円錐形部材３８と結合されたブリッジ部３７を具備したも
う一つの実施形態の凹面ローラ３６を示す。各円錐形部材３８は位置１０におけ
る点接触を介してボール９に当接している。
【００２１】 好ましくは、ボールの直径はスタントライダーには５８ミリで、競走ライダー
の場合の８２ミリの間の範囲とする。ボールが大きいほど、それだけローラース
ケート１で得られる速度も大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のローラースケートの第１の実施形態の側面図である。
【図２】 図１の示すローラースケートの矢印 II‐IIの方向に見た断面矢視図である；
【図３】 図１に示すローラースケート矢印IIIの方向に見た断面矢視図である。
【図４】 本発明のローラースケートの第２の実施形態の側面図である。
【図５】 本発明のローラースケートの第３の実施形態の側面図である。
【図６】 ボールに接触支持された複数の凹面ローラの例を示す正面図である。
【図７】 ボールに接触支持された複数の凹面ローラの例を示す正面図である。
【図８】 ボールに接触支持された複数の凹面ローラの例を示す正面図である。
【図９】 ボールに接触支持された複数の凹面ローラの例を示す正面図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１１年９月２７日（１９９９．９．２７）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】 本発明は、フレームと、そのフレームを人の足に固定するための手段と、回転
軸が、フレームの長さ方向と交差する方向および使用時の回転面に平行に延びて
いる凹面ローラによって回転自在に担われた少なくとも２つのボールとを具備し
たローラースケートに関するものである。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】 上記目的達成のため、本発明のローラースケートは、互いにフレームの長手方
向に並置された２つのボール間にローラが設けられ、動作時にそのローラがそれ
らの両方のボールを担うことを特徴とするものである。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ， ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，Ｌ Ｕ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ， ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，Ｕ Ｇ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フレームと、人の足にフレームを固定するための手段と、回
    転軸がフレームの縦方向に交差する水平方向に延びる凹面ローラによって回転自
    在に支持された少なくとも２つのボールとを具備したローラースケートにおいて
    、互いに並置された２つのボール間にローラが設けられ、動作時にローラがそれ
    らの両方のボールを担うことを特徴とするローラースケート。
  2. 【請求項２】 互いに並置された２つのボール間の間隔がローラの直径より
    小さいことを特徴とする請求項１記載のローラースケート。
  3. 【請求項３】 上記凹面ローラの曲率半径がボールの曲率半径より大きいこ
    とを特徴とする請求項１または２のいずれか１項記載のローラースケート。
  4. 【請求項４】 ボールが、ローラに対して対称位置に設けられた２つの位置
    でローラ当接していることを特徴とする請求項１または２のいずれか１項記載の
    ローラースケート。
  5. 【請求項５】 フレームが、ボールのローラから遠い側に少なくとも１つの
    取り外し可能なボール支持部を具備することを特徴とする前記請求項１乃至４の
    いずれか１項記載のローラースケート。
  6. 【請求項６】 ローラ数からボール数を減じた差が１に等しいことを特徴と
    する前記請求項１乃至５のいずれか１項記載のローラースケート。
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