JP2001522563A - 選択呼出受信機におけるエネルギ節約方法および装置 - Google Patents

選択呼出受信機におけるエネルギ節約方法および装置

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JP2001522563A JP54699098A JP54699098A JP2001522563A JP 2001522563 A JP2001522563 A JP 2001522563A JP 54699098 A JP54699098 A JP 54699098A JP 54699098 A JP54699098 A JP 54699098A JP 2001522563 A JP2001522563 A JP 2001522563A
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Abstract

(57)【要約】 無線通信システム5は、少なくとも1つのコントローラ6に結合される送信ユニット1を備える。コントローラ6は、SCR(選択呼出受信機)2をSCRグループに細分し、SCRグループをスーパーグループに割り当て、選択された数のメッセージ・フレーム216とメッセージ間隔208とを各スーパーグループ内の各SCRグループに割り当てる機能に適応される。次に1つのスーパーグループが選択され、捕捉グループ・メッセージ内に入れられる。このスーパーグループは、捕捉グループ・メッセージ受信の目標とされるSCR2に対して、スーパーグループに従ってメッセージ受信間隔203の間、メッセージを監視することを命令するものである。次に、コントローラ6は、SCR2に向けて捕捉グループ・メッセージを送信するよう、送信ユニット1を起動する。特定のSCR2のメッセージ目標が生成され、選択されるスーパーグループに従い送信ユニット1を介して送信される。目標のSCR2は、受信されるスーパーグループに従いメッセージを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】 選択呼出受信機におけるエネルギ節約方法および装置 発明の分野 本発明は、一般に衛星通信システムに関し、特に、無線通信システムにおいて 動作する選択呼出受信機におけるエネルギを節約するための方法および装置に関 する。 発明の背景 携帯無線選択呼出ユニットやそれにメッセージを通信するための無線インフラ ストラクチャなどの新技術の出現により、国内に居る個人が、今や遠隔地に居る 他のユーザからカスタム・メッセージを受信することができるようになった。カ スタム無線通信の典型的な形式としては、電子メール・メッセージ,ページング ・メッセージおよびセルラ電話メッセージなどがある。現在では、多くのカスタ ム無線メッセージ通信システムは地上を基地としており、その地上カバレージ容 量には地理的な制約がある。 それに対して、衛星通信システムは、大きなカバレージ容量を有する。衛星通 信システムが世界的な情報の流布を革新する助けとなったのはこのためである。 これはテレビ ジョン信号の世界的放送に最も顕著である。衛星通信システムを用いる世界的通 信の可能性と、このようなシステムにおける現在の進歩により、産業界の指導者 たちはセルラ電話サービス,ページング・サービスさらにはより多くのものを提 供することのできる世界的衛星通信システムを開発することに力を結集してきた 。 このような事業者が直面する当面の問題は、導入するのに費用効果が優れ、保 守の費用効果に優れる衛星通信システムの開発である。通信産業に起こる別の問 題は、小型で、現在国内で用いられる既存の選択呼出ユニットと匹敵するバッテ リ寿命性能を有する選択呼出ユニットの使用に対応する衛星通信システムの開発 である。衛星準拠選択呼出ユニットの費用,小型性およびバッテリ効率に影響を 与える主要な要因は、世界的衛星通信システムに採用される通信プロトコルの種 類である。 従って、衛星と選択呼出ユニットの費用効果の優れた導入および保守を可能に する通信プロトコルが実質的に必要である。さらに、世界的衛星通信システムで 動作する選択呼出ユニットにおけるバッテリ資源を最適化する通信プロトコルが 必要である。 図面の簡単な説明 本発明は添付の請求項における独自性により明記される。 しかし、本発明の他の特徴は、以下の詳細説明を添付の図面と組み合わせて参照 することにより、より明らかになり良く理解頂けよう。 第1図は、本発明による無線通信システムの図である。 第2図は、本発明による衛星通信システムで用いられる通信プロトコルを示す タイミング図である。 第3図および第4図は、通信プロトコルを利用するSCRが本発明により、大量 のエネルギをどのように節約することができるかを示すタイミング図である。 第5図ないし第7図は、本発明によるSCR,コントローラおよび衛星の電気ブ ロック図をそれぞれ示す。 第8図および第9図は、本発明によるコントローラおよびSCRの動作をそれぞ れ示す流れ図である。 好適な実施例の説明 本発明に関して開示される信号化プロトコル,方法および装置は、本発明の譲 受人に譲渡され、本明細書に参考文献として含まれるOlds他による米国特許第5 ,613,194号「Satellite-Based Cellular Messaging System and Method of Operation Thereof」(1997年3月18日出願)に関する。 第1図は、本発明による無線通信システム5の概略図を示す。単純にするため に、無線通信システム5をここでは システム5と呼ぶ。好ましくは、システム5は、送信機を有する少なくとも1つ の衛星1を備える送信ユニットに結合される少なくとも1つのコントローラ6に よって構成される衛星通信システムである。しかし、言うまでもなく、本発明は 送信ユニットが少なくとも1つの地球に本拠を置く従来の無線送信機である地球 準拠通信システムにも適応可能である。いずれの実施例も本発明と実質的に類似 するので、以下の説明は衛星通信システムの実施例に焦点を当てる。 第1図により、いくつかの衛星1が地球4の回りの比較的低い軌道内に配置さ れる。これらの衛星1は、好ましくは、衛星1の配座全体が地球4全体に対して 連続するカバレージを提供するように軌道内に配置される。衛星1に加えて、シ ステム5は、地球4上に基地を置く1つ以上のコントローラ6を備える。各コン トローラ6は、中央交換オフィス6(または「ゲートウェイ」)の動作と機能的に 等しい。単純にするために、各コントローラ6をここではオフィス6と呼ぶ。オ フィス6は、地球4の表面にあり、RF通信リンク8を介して近隣の衛星1と通信 状態にある。衛星1は、データ通信リンク3を介して互いにも通信を行う。衛星 1の配座を通じて、オフィス6は地球4上のどのような寸法の領域にもカバレー ジ領域を提供することができる。オフィス6は、公衆電気通信交換網(図示せず )に結合し、この交換網を通じてシステム5の加入者への起呼に対する 要求が受信される。各オフィス6は、そのオフィス6と関連を持つ地球4の地域 にあると思われる加入者に対する起呼要求を受信する。第1図は、便宜上1つの オフィス6しか図示しない。 しかし、任意の数の地球4の領域に関して任意の数のオフィス6を採用するこ とができることは、当業者には明白であろう。さらに、すべてのオフィス6が分 布方式で動作することも、あるいはすべてのオフィス6からシステム5内の衛星 1配座にメッセージを中継する1つの指定されたオフィス6と集合的に通信状態 で動作することもできることは、言うまでもない。 システム5は、ページャまたは他の一方向携帯ユニットなどのSCR2(選択呼 出ユニット)も任意の数だけ、可能性としては数百万個備える。SCR2は、通信 リンク7を介して架空の衛星1から通信を受信するように構築される。好ましく は、リンク7は実質的に見通し線(line-of-sight)通信に対応するRF周波数を 利用し、リンク7は単信方式のリンクである。言い換えると、通信は衛星1から SCR2に向かって一方向にしか進まない。単信通信にすることで、SCR2を低量の 電力を消費する小型で安価のユニットとして製造することができる。リンク3ま たは8に関して、単信通信であるための制限は起こらない。むしろ、これらのリ ンクはそれぞれ、衛星間通信およびオフィス対衛星の通信用となる。 第2図は、システム5が本発明によりSCR2と通信するために利用する通信プ ロトコル200を示すタイミング図である。(好ましくは194.4秒の継続期 間を有する)通信サイクル202の間、通信プロトコル200は、9個のブロッ ク間隔204(各々が好ましくは21.6秒の継続期間を有する)によって構成 される。各ブロック間隔204は、捕捉グループ・メッセージ間隔206にさら に細分され、そのすぐ後に4つのメッセージ間隔208によって構成されるメッ セージ受信間隔203が続く。好ましくは、SCR2の各々は、メッセージ218 を監視するために9個のブロック間隔204の1つに割り当てられる。あるいは 、各SCR2が9個のブロック間隔204のうち1つ以上のブロックに割り当てら れることがあることも、言うまでもない。 一般に、オフィス6は、地球4上の大きな地域に対する通信を制御する。とり わけ、オフィス6は、複数のセル領域に対する衛星1の送信を制御する。各セル 領域は、オフィス6に接続する大きな地域を分割したものである。地球4上でSC R2の位置を追跡するために、SCR2のユーザはセル領域(たとえば都市)間を移 動するとき、あるいは異なるオフィス6に接続する大きな領域(たとえば国)間 を移動するときには、そのユニットを登録しなければならない。オフィス6に接 続するセル領域はかなり大きいので、SCR2のユーザ登録はユーザが特定の領域 に留まる間は頻 繁に必要とされるわけではない。 1つのブロック間隔204をSCR2に割り当てることによって、SCR2は割り当 てられたブロック間隔204の間だけ起動する。後で説明するように、これがシ ステム5内で動作するSCR2と衛星の集団に対し第1レベルのバッテリ節約機能 を階層的に提供する。捕捉グループ・メッセージ間隔206は、システム5が少 なくとも1つの捕捉グループ・メッセージ213を送信するために用いる。この 例では、システム5は、好ましくは複数の捕捉グループ・メッセージ213を、 各々、第2図に示される48個のフレーム210のうち選択された1つのフレー ムの間に送信する。各捕捉グループ・メッセージ213は、グループ階層情報フ ィールド212と巡回スケジュール・フィールド(visitation schedule field )214とによって構成される。これらのフィールドがSCR2に対して、メッセ ージ受信間隔203の間にメッセージを監視する方法を決定するために用いる情 報を与える。言うまでもなく、捕捉グループ・メッセージ間隔206には、たと えばSCR2に対して複数の可能な周波数チャネルから選択された特定の周波数チ ャネルを用いてメッセージ218を受信することを命令するフィールドなど、別 のフィールドが用いられることもある。また、言うまでもなくフィールド212 ,214の順序は関係がなく、通信プロトコル200の動作に影響を与えずに変 更することもできる。 同様に、複数のメッセージ間隔208の各々は、複数のメッセージ・フレーム 216(好ましくは48個)によって構成される。各メッセージ・フレーム21 6の間、1つ以上のメッセージ218がシステム5によって1つ以上の目標のSC R2に対して送信される。巡回スケジュール・フィールド214は、目標のSCR2 に対して、複数のメッセージ間隔208の各々の間に48個のメッセージ・フレ ーム216のうち選択された数のフレーム内にメッセージを監視することを命令 するデジタル・データによって構成される。 これを実現するために、巡回スケジュール・フィールド214は、48ビット のデータによって構成される。巡回スケジュール・フィールド214内の各ビッ ト位置は、メッセージ間隔208の各々に含まれる48個のメッセージ・フレー ム216と直接的な対応関係を有する。巡回スケジュール・フィールド214内 の48個のビット位置のうち任意の位置にある論理「1」は、SCR2に対して、S CR2が4つのメッセージ間隔208の各々の間に48のメッセージ・フレーム2 16のうち特定の1つの間にメッセージを監視しなければならないことを知らせ る。たとえば、ビット位置16,19,40,43に論理「1」があり、他のす べてのビット位置には論理「0」があるとすると、それはSCR2に対して、SCR2 が4つのメッセージ間隔208の各々の間に、16,19,40,43(第2図 に図 示)と番号を振られたメッセージ・フレーム216の間はメッセージを監視しな ければならないことを示す。他のメッセージ・フレーム216の間(すなわちフ レーム1〜15,17〜18,20〜39,41〜42,44〜48の間)は、 SCR2は4つのメッセージ間隔208の各々の間に電力が低減する。 この説明から明らかになるように、巡回スケジュール・フィールド214はさ らに第2レベルのバッテリ節約機能をSCR2に与える。巡回スケジュール・フィ ールド214によるブロック間隔204の割当と1つ以上のメッセージ・フレー ム216の動的な割当の階層的な組み合わせが結果として実質的なバッテリ節約 機能をSCR2に提供するが、追加のバッテリ節約機能が望ましい。 このような融通性を得るために、通信プロトコル200は、第2図に示すグル ープ階層情報フィールド212を利用する。巡回スケジュール・フィールド21 4と同様に、グループ階層情報フィールド212は、目標のSCR2に対して、複 数のメッセージ・フレーム216およびメッセージ間隔208のうちから選択さ れた数の間だけ、メッセージを監視することを命ずるデジタル・データを含む。 以下の表1,2は、例として、グループ階層情報フィールド212の2つの代替 実施例の動作を説明する。便宜上、グループ階層情報フィールド212を「GHフ ィールド」と略する。 表1は、グループ階層情報フィールド212の第1実施例を示す。表1の第1 列は、グループ階層情報フィールド212に対応し、この例では2ビット・コー ドからなるので、4つの可能な命令のうちの1つをSCR2に与える(そのうちの1 つはこの例では用いられない)。次の4つの列は、1つ以上のSCRグループに割り 当てられた選択された数のメッセージ・フレーム216によって構成される。こ の例では、4つのSCRグループ(例としてSCRグループA,B,D,D)がある。 SCRグループは、衛星通信システム5内の世界中のSCR2の1つの小区分によって 構成される。好ましくは、SCR2は、SCR2の複数のアドレス範囲に基づきSCRグ ループに細分される。 たとえば、世界中に100万個のSCR2があるとし、そのSCRに連続番号が振ら れているとする。このような場合、アドレス範囲1〜250,000のSCR2はSC RグループAに、アドレス範囲250,001〜500,000のSCR2はSCRグ ループBに、アドレス範囲500,001〜750,000のSCR2はSCRグルー プCに、アドレス範囲750,001〜1,000,000のSCR2はSCRグルー プDに割り当てられることになる。世界中のSCR2を個別集合のSCRグループに分 割するために、無限数の割当方法を採用することができることは、当業者には明 白であろう。表1は、4つのSCRグループからなる例に関するが、SCR全体を本発 明の動作を変更せずにそれより多いSCRグループに、あるいはそれよりも少ないS CRグループに細分することができることは言うまでもない。 表1の説明を続けて、この表の各行はスーパーグループを表す。本実施例に関 しては、各スーパーグループにはSCRグループが割り当てられ、これがメッセー ジ・フレーム216の独自の集合に割り当てられる。たとえば、バイナリ・コー ド「00」は、SCRグループA,Bが1〜24までのメッセージ・フレーム21 6に割り当てられ、SCRグループC,Dが25〜48までのメッセージ・フレー ム216に割り当てられるスーパーグループを表す。バイナリ・コード「01」 は、SCRグループAが1〜12までのメッセージ・フレーム216に割り当てら れ、SCRグループBが 13〜24までのメッセージ・フレーム216に割り当てられ、SCRグループC が25〜36までのメッセージ・フレーム216に割り当てられ、SCRグループ Dが37〜48までのメッセージ・フレーム216に割り当てられる別のスーパ ーグループを表す。第3スーパーグループは、バイナリ・コード「10」によっ て表され、この場合はSCRグループA〜Dが48個すべてのメッセージ・フレー ム216に割り当てられる。 表1に表される実施例については、SCRグループA〜Dが、メッセージ受信間 隔203の間に4つすべてのメッセージ間隔208に割り当てられる。この実施 例の動作を下記の表2の説明の後で簡単に説明する。 表1とは対照的に、表2はメッセージ間隔208の組み合わせを各スーパーグ ループに関してSCRグループA〜Dに割り当てる。たとえば、バイナリ・コード 「00」は、SCRグループA,Bが第1および第2メッセージ間隔208に割り 当てられ、SCRグループC,Dが第3および第4メッセージ間隔208に割り当 てられるスーパーグループを表す。バイナリ・コード「01」は、SCRグループ Aが第1メッセージ間隔208に、SCRグループBが第2メッセージ間隔208 に、SCRグループCが第3メッセージ間隔208に、そしてSCRグループDが第4 メッセージ間隔208に割り当てられる別のスーパーグループを表す。第3スー パーグループは、バイナリ・コード「10」によっ て表され、この場合はSCRグループA〜Dが4つすべてのメッセージ間隔208 に割り当てられる。表2の実施例に関しては、SCRグループA〜Dは選択された 数のメッセージ間隔208の48個のメッセージ・フレーム216すべてに割り 当てられることに注目されたい。 各表について、それより多くのあるいは少ないスーパーグループを用いること ができることは当業者には自明であろう。さらに、グループ階層情報フィールド 212が用いるビット・コードを、捕捉グループ・メッセージ間隔206の間に 他のフィールドから送信される未使用のビット状態を用いて通信することができ る。 グループ階層情報フィールド212と巡回スケジュール・フィールド214の 機能を統合することにより、SCR2においてエネルギを節約する有利な方法が得 られる。第3図および第4図は2つの代替実施例のもとでグループ階層情報フィ ールド212および巡回スケジュール・フィールド214を統合して用いる場合 の実例を示す。 第3図に示す3つの例は、表1に提示される例によるグループ階層情報フィー ルド212の実施例を表す。便宜上、第1例を2つのタイミング部分(例1Aお よび1B)に細分する。この例では、巡回スケジュール・フィールド214がS CR2に対して、16,19,40,43と番号を振ったメッセージ・フレーム 216内のデータを監視することを命ずる。この例は、捕捉グループ・メッセー ジ213 がSCR2により(システム5により送信される48個の捕捉グループ・メッセー ジ213から−−タイミング部分324で示す)受信されると始まる。捕捉グル ープ・メッセージ213は、バイナリ・コード「00」を有するグループ階層情 報フィールド212を含む。 このコードは、SCRグループA,Bに対して、1〜24と番号を振ったメッセ ージ・フレーム216のうちいずれか1つのメッセージ・フレームの間と、すべ てのメッセージ間隔208の間にメッセージを監視することを命ずる。さらに、 このコードはSCRグループC,Dに対して、25〜48と番号を振ったメッセー ジ・フレーム216のいずれか1つのメッセージ・フレームの間と、すべてのメ ッセージ間隔208の間にメッセージを監視することを命ずる。SCRグループA ,Bは1〜24までのメッセージ・フレーム216しか監視しないので、巡回ス ケジュール・フィールド214により40,43と番号を振られたメッセージ・ フレーム216の割当は無視される。同様に、SCRグループC,Dは25〜48 までのメッセージ・フレーム216しか監視しないので、16,19と番号を振 られたメッセージ・フレーム216の割当は無視される。これらの割当は、タイ ミング部分326,328によって図示される。 例1は、SCRグループA,BおよびSCRグループC,Dが、各メッセージ間隔2 08の2つのメッセージ・フレー ム216間で量的に分配することのできるメッセージを有する場合に適している 。このようにメッセージを分配することにより、すべてのSCR2が巡回スケジュ ール・フィールド214により指定される全メッセージ間隔208および全メッ セージ・フレーム216の間、「常に」メッセージを監視する場合と比較すると 、各SCRグループ内のSCR2のバッテリ寿命性能が実質的に最適化される。 例2では、捕捉グループ・メッセージ213がSCR2により(システム5が送 信した48個の捕捉グループ・メッセージ213から−−タイミング部分331 により図示)受信される。捕捉グループ・メッセージ213は、SCR2に対して 、16と19と番号を振ったメッセージ・フレーム216の間だけ、メッセージ を監視することを命ずる巡回スケジュール・フィールド214によって構成され る。また、グループ階層情報フィールド212はバイナリ・コード「01」を有 する。このコードは、SCRグループAが1〜12までのメッセージ・フレーム2 16のうちの1つのメッセージ・フレームの間メッセージを監視し、SCRグルー プBが13〜24までのメッセージ・フレーム216のうち1つのメッセージ・ フレームの間メッセージを監視し、SCRグループCが25〜36までのメッセー ジ・フレーム216のうち1つのメッセージ・フレームの間メッセージを監視し 、SCRグループDが37〜38までのメッセージ・フレーム216のうち1つの メッセージ・フレーム の間メッセージを監視することを命令する。この割当をタイミング部分330に よって示す。 巡回スケジュール・フィールド214は、SCRグループに対して、16,19 と番号を振ったメッセージ・フレーム216のみを監視することを命ずるので、 SCRグループA,C,Dはこの命令を無視して、全メッセージ・フレーム216 とメッセージ間隔208の間は電力を低減することになり、それによってかなり の量のエネルギが節約される。SCRグループBのみが、全メッセージ間隔208 の間の16,19と番号を振ったメッセージ・フレーム216の間、メッセージ を監視する。例2は、メッセージが1つのSCRグループにのみ宛てられる場合を 示す。重ね合わせることにより、全SCRグループA,B,C,Dがメッセージ受 信の目標となることができ、各SCRグループが特定のSCRグループに宛てられるメ ッセージのみを監視することは当業者には明らかであろう。 最後に、例3において、捕捉グループ・メッセージ213がSCR2により(シ ステム5が送信した48個の捕捉グループ・メッセージから−−タイミング部分 333により図示)受信される。捕捉グループ・メッセージ213は、SCR2 に対して16,19,40,43と番号を振ったメッセージ・フレーム216の 間メッセージを監視することを命ずる巡回スケジュール・フィールド214によ って構成される。さらに、グループ階層情報フィールド212は バイナリ・コード「10」を有する。このコードは、SCRグループA〜Dに対し て、1〜48までのメッセージ・フレーム216のうち任意の1つのメッセージ ・フレームにおいてメッセージを監視することを命ずる。このため、SCRグルー プA〜Dは、巡回スケジュール・フィールド214の命令下で、各メッセージ間 隔208の間に16,19,40,43と番号を振ったメッセージ・フレーム2 16内のメッセージを監視する。例3は、フレームおよびSCRグループにメッセ ージを割り振る際に最大の融通性が必要とされる場合に対応する。 第4図に示される3つの例は、表2に示される例によるグループ階層情報フィ ールド212の代替実施例を表す。第4図の各例について、巡回スケジュール・ フィールド214は、SCR2に対して16,19,40,43と番号を振ったメ ッセージ・フレーム216においてデータを監視することを命ずる。 第4図の第1例では、SCR2により(システム5が送信した48個の捕捉グル ープ・メッセージから−−タイミング部分304により図示)受信される捕捉グ ループ・メッセージ213は、バイナリ・コード「00」を有するグループ階層 情報フィールド212を備える。このコードは、SCRグループA,Bに対して、 最初の2つのメッセージ間隔208のうちいずれか一方のメッセージ間隔の間と 、16,19,40,43と番号を振ったメッセージ・フレー ム216の間にメッセージを監視することを命ずる。このコードは、SCRグルー プC,Dに対しても、最後の2つのメッセージ間隔208のうちいずれか一方の メッセージ間隔の間と、16,19,40,43と番号を振ったメッセージ・フ レーム216の間にメッセージを監視することを命ずる。SCRグループA,Bに 関する割当はタイミング部分306によって図示される。同様に、SCRグループ C,Dに関する割当はタイミング部分308によって図示される。 このスーパーグループは、SCRグループA,BとSCRグループC,Dとが2つの メッセージ間隔208の間でのみ量的に分配することができるメッセージを有す る場合に適している。このようにメッセージを分配することによって、すべての SCR2が巡回スケジュール・フィールド214に指定される全メッセージ間隔2 08および全メッセージ・フレーム216の間、「常に」メッセージを監視する 場合と比較すると、各SCRグループ内のSCR2のバッテリ寿命性能が実質的に最適 化される。 例2に示されるスーパーグループは、SCR2のバッテリ寿命性能が例1のスー パーグループにより行われる最適化よりもさらに最適化される様子を示す。この 例では、SCR2により(システム5が送信した48個の捕捉グループ・メッセー ジから−−タイミング部分310により図示)受信される捕捉グループ・メッセ ージ213は、バイナリ・ コード「01」を有するグループ階層情報フィールド212を備える。このコー ドは、SCRグループAが第1メッセージ間隔208の間メッセージを監視し、SCR グループBが第2メッセージ間隔208の間メッセージを監視し、SCRグループ Cが第3メッセージ間隔208の間メッセージを監視し、SCRグループDが第4 メッセージ間隔208の間にメッセージを監視することを命ずる。SCRグループ A〜Dは、それらが割り当てられたメッセージ間隔208の間、16,19,4 0,43と番号を振ったメッセージ・フレーム216を監視する。これらの割当 はタイミング部分312〜318によって示される。 言うまでもなく、このスーパーグループはSCR2による最小量のエネルギ放出 を必要とする。これは、各SCR2に関して1つのメッセージ間隔208の間しか 活動が起こらないためである。 最後に、例3において、SCR2により(システム5が送信した48個の捕捉グ ループ・メッセージから−−タイミング部分320により図示)受信される捕捉 グループ・メッセージ213は、バイナリ・コード「10」を有するグループ階 層情報フィールド212を備える。このコードは、SCRグループA〜Dに対して 、全メッセージ間隔208の間と、16,19,40,43と番号を振ったメッ セージ・フレーム216の間メッセージを監視することを命ずる。この割当はタ イミング部分322により示される。このス ーパーグループは、メッセージ・フレーム216およびSCRグループに対してメ ッセージを割り振る際に最大の融通性が望まれる場合に有用である。 この時点で、表1,2に例示されるグループ階層情報フィールド212の実施 例が、システム5内の各オフィス6がSCR2のバッテリ寿命性能を最適化するた めに利用することのできる融通性のある手段となることが読者には明白であろう 。グループ階層情報フィールド212に関して提示される実施例を組み合わせて 、より複雑なバッテリ節約スキームを形成することができることも当業者には理 解頂けよう。 第5図ないし第7図は、本発明によるSCR2,コントローラ6および衛星1の 電気ブロック図をそれぞれ示す。 第5図を参照して、SCR2は、従来のアンテナ402に結合される受信機40 4と、電源スイッチ408と、プロセッサ410と、ユーザ・インタフェース4 21とによって構成される。受信機404およびアンテナ402は(これを通じ て通信リンク7が開設される)は、衛星通信システム5により送信されるメッセ ージを含む無線信号を受信するために利用される。受信機404は、好ましくは 、リンク7からの送信に含まれる二相偏移変調(BPSK:bi-phase shift keying) および直角位相偏移変調(QPSK:quadrature phase shift keying)エンコード済 みデータを回復する。受信機404がデジタル・データを回復し、 これは次にプロセッサ410により処理される。受信機404により提供される デジタル・データに基づき、プロセッサ410は受信される無線信号を拒否また は受諾するようにプログラミングされる。 電源スイッチ408はプロセッサ410の命令下で、受信機404に対する電 力を制御し、それによりバッテリ節約機能を提供するための、MOS(金属酸化物 半導体)スイッチなどの従来のスイッチである。 プロセッサ410は、SCR2の動作を制御するために用いられる。一般に、プ ロセッサ410の主な機能は、受信機404により提供される被復調メッセージ を解読および処理し、それを格納して、ユーザにメッセージが受信されたことを 知らせる。被復調メッセージは、好ましくは、第2図に提示される通信プロトコ ル200によりプロセッサ410によって解読される。解読機能を実行するため に、プロセッサ410は、ROM(読み取り専用メモリ)およびRAM(ランダム・ア クセス・メモリ)などの不揮発性メモリ部分と揮発性メモリ部分とを有する従来 のメモリ418に結合される従来のマイクロプロセッサ416によって構成され る。メモリ418の用途の1つは、システム5から受信されるメッセージを格納 することである。別の用途は、SCR2が受信する着信パーソナル・メッセージま たはグループ・メッセージを識別するために利用される1つ以上の選択呼出アド レスを格納することである。 メッセージが解読されメモリ418に格納されると、プロセッサ410は警告 装置422(ユーザ・インタフェース421に含まれる)を起動し、警告装置4 22がユーザに対し触覚および/または可聴警告信号を発する。たとえば従来の LCDディスプレイ424および従来のユーザ制御部420をさらに備えるユーザ ・インタフェース421は、ユーザが被受信メッセージを処理するために利用さ れる。このインタフェースは、メッセージの読み取り,削除および凍結などのオ プションを提供する。 あるいは、本発明の機能や、メッセージ処理などの他の一般的動作機能および ユーザ・メッセージ・インタフェース機能を実行するためにさらに処理能力が必 要とされる場合は、2つ以上のプロセッサ410を用いてもよいことは言うまで もない。 第6図は、本発明によるコントローラ6(中央交換オフィスまたはゲートウェ イとも呼ばれる)のブロック図である。コントローラ6は、プロセッサ432を 備え、これは単独のプロセッサとしてもプロセッサ網として構築されてもよい。 プロセッサ432は、変調/復調セクション428を介してアンテナ426に結 合する。アンテナ426は、通信リンク8を開設する際に用いられる。セクショ ン428は、プロセッサ432が生成(または使用)したデジタル・データをリ ンク8と互換性のある被変調RF通信に(あるいはそれから)変換する。 コントローラ6は、恒久的データおよび一時的データを格納するメモリ434 も備える。このような恒久的および一時的データとは、コンピュータ・プログラ ム,コントローラ6の動作を通じて変化しないデータおよびコントローラ6の動 作を通じて変化するデータを含む。タイマ433もプロセッサ432に結合する 。タイマ433は、コントローラ6が現在のシステム時刻を追跡して、送信が実 時間需要に応じてコントローラ6から送られるように動作することを可能にする 。公衆電話通信交換網(PSTN:public switched telecommunications network) インタフェース430を介して、プロセッサ432はPSTN436に結合する。SC R2に対する起呼要求はPSTN436およびインタフェース430を介して受信さ れる。また、SCR2に対する起呼要求は衛星網1(第1図参照)とリンク8を介 して受信される。 第7図は、本発明による衛星1のブロック図である。システム5(第1図参照 )内のすべての衛星1は、好ましくは第7図のブロック図により実質的に説明さ れる。衛星1は、クロスリンク・トランシーバ440とクロスリンク・アンテナ 438とを備える。トランシーバ440およびアンテナ438は、他の近隣衛星 1に対するクロスリンク3(第1図)を支援する。ゲートウェイ・リンク・トラ ンシーバ444とゲートウェイ・リンク・アンテナ442は、ゲートウェイ6と 通信するためにゲートウェイ・リンク8 (第1図)を支援する。 さらに、加入者ユニット・トランシーバ448および加入者ユニット・リンク ・アンテナ446は、SCR2(第1図)を支援する。好ましくは、各衛星1は、 最大で1000個以上のSCR2(第1図)を同時に支援する。もちろん、アンテ ナ438,442,446は単独の多方向アンテナとしても個別のアンテナ群と しても実現できることは、当業者には明白であろう。加入者ユニット・アンテナ 446は、多くのセル領域に同時にアクセスすることのできる同相アレイ・アン テナとすることが望ましい。好適な実施例においては、最大48個の個別のスポ ット・ビームが同数のセル領域に同時にアクセスする。 プロセッサ452は、各トランシーバ440,444,448と、メモリ45 4およびタイマ450にも結合する。プロセッサ452は、1つ以上のマイクロ プロセッサを用いて構築することができる。プロセッサ452は、タイマ450 を用いて、現在日時を維持する。メモリ454は、プロセッサ452に対する命 令として機能し、またプロセッサ452によって実行されると、下記のコントロ ーラ6の流れ図(第8図参照)に説明される手順を、衛星1に実行させるデータ を格納する。さらに、メモリ454は、衛星1の動作により処理される変数,表 およびデータベースを含む。 加入者ユニット・トランシーバ448は、望ましくは、 プロセッサ452の命令に応じて特定の選択可能な時間スロット中にすべての異 なる選択可能な周波数上で送受信を行うことのできる多チャネルFDMA/TDMA(周 波数分割多重接続/時分割多重接続)トランシーバである。加入者ユニット・ト ランシーバ448は、通信のために望ましい数の送信および受信周波数を提供す るのに充分な数のチャネルを有する。加入者ユニット・トランシーバ448は、 望ましくは、任意の周波数チャネル集合上での送信および受信を可能にし、各加 入者ユニット・トランシーバ448が、必要な場合は全周波数および時間スロッ ト割当を処理する能力を持つことによって、全周波数チャネル集合の全スペクト ル容量を利用することができるようにする。 加入者ユニット・トランシーバ448は、通常のトラフィック二重搬送波より 高い電力においてSCR信号を送信する。この追加の電力が通常のトラフィック・ チャネルよりも改善されたリンク・マージンを提供する。この追加のリンク・マ ージンにより、自動車および建造物などの障害物にSCR信号が侵入する能力が強 化される。また、これにより感度の低い、従って値段が安いSCR2をシステム5 と共に用いることもできる。 第8図および第9図は、本発明によるコントローラ6とSCR2の動作をそれぞ れ示す流れ図500,600である。流れ図500,600は、それぞれのメモ リ434,418に格納されるコントローラ6およびSCR2のプログラミ ングされた命令を示す。 流れ図500の段階は、1つのブロック間隔204に関するコントローラ6の 動作に関する。このため、以下の説明は、残りのブロック間隔204の各々につ いてコントローラ6によって繰り返される。 流れ図500は、段階502で始まる。ここではコントローラ6が複数のスー パーグループを生成する。これを実行するために、コントローラ6はSCRを複数 のSCRグループに細分し、SCRグループを複数のスーパーグループに割り当てる。 コントローラ6は、さらに選択された数のメッセージ・フレーム216とメッセ ージ間隔208を各スーパーグループ内の各SCRグループに割り当てる。この割 当の例は表1,2に示される(上記)。段階506において、コントローラ6は複 数の捕捉グループ・メッセージ213(好ましくは48個のメッセージ−−第2 図ないし第5図参照)を生成する。各捕捉グループ・メッセージ213は、捕捉 グループ・メッセージ間隔206の複数のフレーム210のうち選択された1つ のフレームの間に送信されるよう指定される。 捕捉グループ・メッセージ213を生成するために、コントローラ6は複数の スーパーグループから1つのスーパーグループを選択し、捕捉グループ・メッセ ージ213内に、スーパーグループに対応するグループ階層情報を含める。グル ープ階層情報は、グループ階層情報フィールド2 12内に含まれる。スーパーグループは、選択された捕捉グループ・メッセージ 213の受信を目標とされる複数のSCR2に対して、スーパーグループに含まれ る選択された数のメッセージ・フレーム216およびメッセージ間隔208に従 って、メッセージ受信間隔203の間に1つ以上のメッセージを監視することを 命ずるために用いられる。 複数の捕捉グループ・メッセージ213が生成されると、コントローラ6は段 階508に進む。ここで、コントローラ6は、衛星1にトランシーバ448を起 動させて、捕捉グループ・メッセージ間隔206の間に複数の捕捉グループ・メ ッセージ213を送信させる。段階510において、コントローラ6は、現在の ブロック間隔204に割り当てられた1つ以上のSCR2に対応する1つ以上のメ ッセージを生成する。SCRメッセージが生成されると、コントローラ6は段階5 14に進み、そこで衛星1にトランシーバ448を起動させ、1つ以上のSCR2 の各々に関して選択されたスーパーグループに従って、メッセージ受信間隔20 3の間に1つ以上のメッセージを送信させる。コントローラ6と衛星1との間の 通信はすべて、通信リンク8を介して行われることに注目されたい。 第9図を参照して、流れ図600は段階602で始まる。この段階では、SCR 2は受信機404を起動して、衛星1が送信する捕捉グループ・メッセージ21 3を監視させる。上記のように、捕捉グループ・メッセージ213は、SCR 2を選択された数のメッセージ・フレーム216およびメッセージ間隔208に 向けるグループ階層情報によって構成される。段階604において、SCR2は、 受信されるグループ階層情報(選択されるスーパーグループに対応する)とSCR 2が属するスーパーグループとに応じてメッセージ受信間隔203の間、1つ以 上のメッセージを受信機404に監視させる。段階606でメッセージ受信間隔 203の間に1つ以上のメッセージが検出されると、SCR2はメッセージを第5 図に関して上述されたように処理し、段階608に進む。段階608において、 SCR2はそのユーザに対して、保留中のメッセージが受信されたことを知らせる 。 第8図には図示されないが、SCR2のプロセッサ410は、捕捉グループ・メ ッセージ213により命じられた選択された数のメッセージ間隔208およびメ ッセージ・フレーム216に従って、メッセージ受信間隔203の間は、受信機 404とプロセッサ410の部分の電力を低減するようプログラミングされる。 この動作は、SCR2のバッテリ節約モードに対応し、これは捕捉グループ・メッ セージ213と共に送付される選択されたスーパーグループに基づいて決まる。 グループ階層情報フィールド212と巡回スケジュール・フィールド214から 受信される統合された命令は、可変するメッセージ・トラフィック条件下で、SC R2のバッテリ寿命を最適化する柔軟性のある手段とな る。 要するに、本発明は衛星1およびSCR2の両方のバッテリ寿命性能を最適化す るという利点を有する方法および装置を提供する。これは、グループ階層情報フ ィールド212と巡回スケジュール・フィールド214を組み合わせて用いるこ とにより実現される。これらのフィールドが共に、コントローラ6に対して、既 存のメッセージ・トラフィック条件により衛星1とSCR2のバッテリ寿命性能を 最適にする能力を与える。 本発明は好適な実施例に関して説明されたが、本発明から逸脱せずに多くの変 更および変形が可能であることは当業者には明白であろう。従って、これらすべ ての変更および変形は、添付の請求項に定義される本発明の精神および範囲内に あると見なされるものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.メッセージ受信間隔の間、複数のSCR(選択呼出受信機)にメッセージを 送信する送信ユニットであって、前記メッセージ受信間隔は、各々が複数のメッ セージ・フレームによって構成される複数のメッセージ間隔によって構成される 送信ユニット;および 前記送信ユニットに結合される少なくとも1つのコントローラであって、前記 コントローラが: 前記SCRを複数のSCRグループに細分する機能; 前記SCRグループを複数のスーパーグループに割り当てる機能; 選択された数のメッセージ・フレームおよびメッセージ間隔を各スーパーグ ループ内の各SCRグループに割り当てる機能; 前記複数のスーパーグループから1つのスーパーグループを選択する機能; 捕捉グループ・メッセージを生成する機能; 前記捕捉グループ・メッセージ内に、前記被選択スーパーグループに対応す るグループ階層情報を含め、前記スーパーグループが前記捕捉グループ・メッセ ージの受信の目標とされる複数のSCRに対して、前記スーパーグループに含まれ る前記選択された数のメッセージ・フレームおよびメッセージ間隔に従い、前記 メッセージ受信間隔の間、 1つ以上のメッセージを監視することを命ずる機能; 前記送信ユニットをして、捕捉グループ・メッセージを前記SCRに対して送 信させる機能; 1つ以上のSCRに対応する1つ以上のメッセージを生成する機能;および 前記送信ユニットをして、前記被選択スーパーグループに従い前記メッセー ジ受信間隔の間に、前記1つ以上のメッセージを送信させる機能; に適応される少なくとも1つのコントローラ; によって構成されることを特徴とする無線通信システム。 2.前記複数のSCRが前記SCRの複数のアドレス範囲に基づいてSCRグループに 細分されることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。 3.前記捕捉グループ・メッセージが、前記複数のメッセージ間隔の各々に関 して、選択された数の前記複数のメッセージ間隔の間にメッセージを監視するこ とをSCRに命ずる巡回スケジュールによってさらに構成されることを特徴とする 請求項1記載の無線通信システム。 4.前記送信ユニットが送信機を有する少なくとも1つの衛星によって構成さ れることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。 5.捕捉グループ・メッセージを送信し、複数のSCR(選択呼出受信機)にメッ セージを送信する送信ユニットであって、各SCRが複数のブロック間隔のうち選 択された1つ のブロック間隔に割り当てられ、各ブロック間隔は捕捉グループ・メッセージ間 隔とメッセージ受信間隔とによって構成され、前記捕捉グループ・メッセージ間 隔が複数のフレームによって構成され、前記メッセージ受信間隔が各々が複数の メッセージ・フレームによって構成される複数のメッセージ間隔によって構成さ れる送信ユニット;および 前記送信ユニットに結合される少なくとも1つのコントローラであって、前記 コントローラが: 前記複数のブロック間隔のうち選択された1つのブロック間隔に関して、前 記SCRを複数のSCRグループに細分する機能; 前記SCRグループを複数のスーパーグループに割り当てる機能; 選択された数のメッセージ・フレームおよびメッセージ間隔を各スーパーグ ループ内の各SCRグループに割り当てる機能; 少なくとも1つの捕捉グループ・メッセージを生成し、各捕捉グループ・メ ッセージが前記複数のフレームのうち選択された1つのフレームの間に送信され ることを指定され、選択された捕捉グループ・メッセージを生成する段階が: 前記複数のスーパーグループから1つのスーパーグループを選択する段階 ;および 前記捕捉グループ・メッセージ内に、前記被選択ス ーパーグループに対応するグループ階層情報を含め、前記スーパーグループが前 記捕捉グループ・メッセージの受信の目標とされる複数のSCRに対して、前記ス ーパーグループに含まれる前記選択された数のメッセージ・フレームおよびメッ セージ間隔に従い、前記メッセージ受信間隔の間、1つ以上のメッセージを監視 することを命ずる段階によって構成される段階; によって構成される機能; 前記送信ユニットをして、前記少なくとも1つの捕捉グループ・メッセージ を前記前記捕捉グループ・メッセージ間隔の間に送信させる機能; 前記複数のブロック間隔のうち選択された1つのブロック間隔に割り当てら れる1つ以上のSCRに対応する1つ以上のメッセージを生成する機能;および 前記送信ユニットをして、前記被選択スーパーグループに従い前記メッセー ジ受信間隔の間に、前記1つ以上のメッセージを送信させる機能; に適応される少なくとも1つのコントローラ; によって構成されることを特徴とする無線通信システム。 6.前記複数のSCRが前記SCRの複数のアドレス範囲に基づいてSCRグループに 細分されることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。 7.各捕捉グループ・メッセージが、前記複数のメッセージ間隔の各々に関し て、選択された数の前記複数のメッ セージ間隔の間にメッセージを監視することをSCRに命ずる巡回スケジュールに よってさらに構成されることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。 8.メッセージ受信間隔の間に、送信ユニットによって送信されるメッセージ を受信する受信機であって、前記メッセージ受信間隔が複数のメッセージ間隔に よって構成される受信機;および 前記受信機に結合されるプロセッサであって、前記プロセッサが: 前記受信機をして、前記送信ユニットにより送信される捕捉グループ・メッ セージを監視させ、前記捕捉グループ・メッセージが前記複数のスーパーグルー プのうち選択された1つのスーパーグループに対応するグループ階層情報によっ て構成され、各スーパーグループが複数のSCRグループによって構成され、各SCR グループが無線通信システム内の選択された数のSCRを備え、さらに各SCRグルー プには前記無線通信システムによって、各SCRグループのスーパーグループに従 い、選択された数のメッセージ・フレームおよびメッセージ間隔が割り当てられ る機能;および 前記受信機をして、前記被受信スーパーグループと、前記SCRが属する前記S CRグループとに従って、前記メッセージ受信間隔の間に1つ以上のメッセージを 監視させる機能; に適応するプロセッサ; によって構成されることを特徴とする選択呼出受信機(SCR)。 9.前記プロセッサが、前記被受信スーパーグループに従い、前記メッセージ 受信間隔の間、前記受信機と前記プロセッサの部分の電力を削減する機能にさら に適応されることを特徴とする請求項8記載のSCR。 10.前記無線通信システムが衛星通信システムによって構成され、前記送信 ユニットが送信機を有する少なくとも1つの衛星によって構成されることを特徴 とする請求項8記載のSCR。
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