JP2001522245A - 肉製品に流体を注射するための方法及び手段 - Google Patents

肉製品に流体を注射するための方法及び手段

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Abstract

(57)【要約】 肉製品に流体を注射するための注射機(10)。この注射機は、フレーム(12)とフレーム上に設けられた流体注射ステーションを有する。肉製品を注射ステーションに向かって搬送し、注射ステーションを通して搬送するための細長いコンベヤ(14)がフレーム上に設けられている。コンベヤ(14)を作動させるためのモータ(30)がフレーム上に設けられている。複数の下方に突出した流体注射針(56)を備えた注射針ヘッド(50)がフレーム上の注射ステーションに設けられている。流体貯留器(52)がフレーム上に設けられ、ポンプ(80)に接続され、ポンプ(80)は、注射針(56)にも接続されている。モータ(30)は、針(56)を、コンベヤによって注射ステーションを通して搬送されている肉製品内へ挿入し、肉製品から引き抜くために針を移動させるためのに駆動列に連結されている。針(56)が肉製品の外にあるとき、ポンプ(80)から針に向けて送給されている流体の流れを流体貯留器(52)へ偏向させるためのバイパス制御流路が、フレーム(12)上に設けられて、ポンプと流体貯留器に接続されている。又、肉製品を注射ステーションを通して長手方向に連続的に移動させ、肉製品を注射ステーションを通して長手方向に移動させながら、肉製品の上面の互いに離隔した複数の部位において肉製品内に流体を注射することから成る流体注射方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 肉製品に流体を注射するための方法及び手段技術分野 本発明は、肉製品に流体を注射するための方法及び手段に関する。背景技術 ベーコンを製造するために、豚の脇腹肉(以下、単に「豚肉」又は「脇腹豚」 又は「肉」とも称する)にピクルと称される硬化溶液が注射(注入)される。慣 用の注射機は、多数の注射針(以下、単に「針」とも称する)を備えた垂直方向 (上下)に往復動する針クロスヘッド(以下、単に「クロスヘッド」とも称する )又は注射針ヘッドを有している。クロスヘッドは、通常、クランクによって駆 動される。脇腹肉は、通常のコンベヤによって針の下を通して搬送される。コン ベヤは、針が肉から引き抜かれたときに間欠的に前進され、脇腹肉に所定のパタ ーンで注射される。かくして、針は、移動と移動の間で静止したときに流体を脇 腹肉に注射する。 針は、静止中のコンベヤ上に載っている脇腹肉に上から肉の底部にまで突入し 、方向転換して脇腹肉から上方へ抜け出る。針とクロスヘッドが肉の上方へ上向 きストローを続ける間にコンベヤは前進して肉を次の注射のための所定位置に位 置づけする。又、針が肉の頂部から離脱すると、肉を所定位置に保持しているス トリッパープレートがクロスヘッドによって持ち上げられて針の下で 脇腹肉が移動することができるようにする。 ピクルを供給するためのポンプは、容積式ポンプであり、ピクルを一定の流量 で針を通してポンプ送りする。針が肉から抜け出たときも、ピクルは、通常、針 から噴出し続けて肉の下に収集され、濾過された後、再使用のために貯留器へ戻 される。 肉製品のためのこの種の流体注射機は、古くから用いられているが、幾つかの 欠点を有しており、そのうちの1つは非常に有害である。脇腹肉全体に亘っての ピクルの分配は、できる限り均一にすべきである。換言すれば、脇腹肉全体に亘 って肉1cm3当りのピクルの量を同じにすべきである。クロスヘッドと針がク ランク機構によって昇降されるとき、針の速度は一定の割合でゼロから最大速度 へ変化し、再びゼロに戻る。その間に針は脇腹肉内を上下動する。ピクル供給ポ ンプが定流量ポンプである場合、針が肉に出入りするときの速度によって肉がそ の1cm3当りに受け取るピクルの量が増減する。 換言すれば、ピクルは、一般に、容積式ポンプによって一定流量で注射針ヘッ ド内へ供給されるのに対して、回転クランクによって駆動される針は、肉の全圧 を通して可変速度で昇降する。針は、上死点又は下死点に近づくと、その移動速 度がゼロに近くなり、上死点と下死点の中間のストローク(移動行程)において 最大速度で移動する。針が遅い速度で移動しているときは、その単位移動距離当 りのピクルの射出量は多くなり、反対に、針 が速い速度で移動しているときは、単位移動距離当りのピクルの射出量は少なく なる。これが従来の流体注射機の大きな欠点の1つである。従って、最善の注射 品質を達成するには肉の単位厚さ当りのピクルの射出量を一定にすることが極め て望ましい。 従来の流体注射機のもう1つの欠点は、コンベヤの始動時と停止時にコンベヤ に有害な慣性力が発生することである。肉を載せたコンベヤは、針が肉内へピク ルを射出しているときは停止していなければならない。そして、針が肉から抜け 出たときは、コンベヤは、肉を針による次の注射のための所定位置に位置づけす るために前進しなければならない。この構成では、必然的に、脇腹肉という重い 荷重を載せたコンベヤの始動と停止を連続的に繰り返さなければならないが、そ れは非常に望ましくない。注射針ヘッドはほぼ垂直方向(上下方向)に移動する ので、コンベヤは、針が側方にぶれることなく豚の脇腹肉に侵入又は抜け出るこ とができるようにするために注射工程中に停止しなければならない。コンベヤの この間欠運動は、豚肉の移動速度を加速したり減速したりするので、慣性力を発 生させ、注射機全体を振動させることになる。従って、コンベヤを間欠運動では なく連続運動にすれば、注射作業から発生する騒音レベルを大幅に低下させるこ とができる。 従来の注射機の更に別の問題点は、針が肉から抜け出たときのピクルの流量で ある。ある種の注射機では、ピ クルを針から射出し続け、それを収集して貯留器に戻す。又他の注射機では、針 が豚肉に侵入し始めた後にピクルの射出を開始し、針が豚肉から抜け出るときに ピクルの射出を停止する。ピクルの射出のこの開始と停止は、慣性の問題を惹起 する。又、ピクルを連続的に流しておいて、それを補集して貯留器に戻すのも望 ましくない。 従って、本発明の主要な目的は、注射中も肉製品を停止させる必要なしに、流 体注射ステーションを通って連続的に移動する肉製品に流体を注射することを可 能にすることである。 本発明の他の目的は、流体を常時ポンプ送りし、注射針が肉製品内に侵入して いる間は流体を針内へ流入させ、針が肉製品の外に出ているときは流体を針をバ イパスして貯留器へ戻すことによって、肉製品に1組の注射針によって流体を注 射することを可能にすることである。 本発明の更に他の目的は、複動ピストンポンプを使用し、ポンプの吐出流量を 注射針の移動速度にマッチさせることによって豚の脇腹肉の全厚に亘って均一な ピクルの注射を可能にすることである。 本発明の更に他の目的は、連続的に移動するコンベアを用いて豚の脇腹肉を搬 送することにより、コンベヤ及びその上に載せられた豚の脇腹肉の間欠運動に起 因する慣性荷重を排除することである。 本発明の更に他の目的は、注射針ヘッドの側方(横方向)運動をコンベヤの直 線運動にマッチさせ、針が豚肉 から外に出ている間に注射針ヘッドを次のサイクルのための開始位置へ戻すよう にする駆動機構を提供することである。 本発明の更に他の目的は、注射工程中のみ注射針へのピクルの流量を制御し、 ピストンポンプ及びピクルの流れを開始又は停止することなく、ピクルの流れを 貯留器へ戻すことである。 本発明の更に他の目的は、ピストンポンプの吐出流量を調節し、所望の量のピ クルの注射を達成することである。発明の概要 本発明の注射機は、コンベヤを一定速度で連続的に移動させることを可能にす る機構を備えており、それによって、豚の脇腹肉を担持したコンベヤが、望まし くない慣性力を惹起する間欠運動ではなく一定速度で移動する。コンベヤ及びそ の上に載せられた肉は一定速度で移動するので、針を搭載したクロスヘッドも、 針を肉に突刺すときには常にコンベヤ及び肉と一緒に前進しなければならない。 このことは、又、クロスヘッド及び針は、針が肉から引き抜かれるときも常に肉 と一緒に肉と同じ速度で前進しなければならないことを意味する。針が肉から引 き抜かれた後、クロスヘッド及び針は肉の上方で上昇ストロークを続け、クロス ヘッドはその開始位置へ戻され、そこから針は再び肉に向けて下降する。クロス ヘッド及び針は、クランク動作によってそのストロークの上 死点におけるゼロ速度から移動し始めて、中間ストローク(上死点と下死点の間 の中間のストローク)の最高速度にまで漸次加速し、次いで、再びストロークの 下死点におけるゼロ速度にまで減速し、そこから再び加速して上昇し、次いで減 速してストロークの上死点に達する。この構成は、肉を載せたコンベヤを連続し て一定速度で移動させることを可能にする。針は、肉に挿入されつつあるときも 、肉から引き抜かれつつあるときも、挿入途中であれ、引き抜き途中であれ、肉 の中にある限りはピクルを射出する。 肉と針クロスヘッドとの協調即ち同調運動を可能にするために、クロスヘッド の両端に長いピットマンアーム(クランクアーム)が設けられ、該クランクから の往復動運動を受けて駆動されるようになされている。かくして、針を搭載した クロスヘッドが昇降する際、カムがクロスヘッドの両端のピットマンアームに当 接作用し、針が肉の中にある間は常に針の移動速度を肉の移動速度に対応させる ように必要に応じてクロスヘッドを上下に移動させる。クロスヘッドと針の組立 体は、クロスヘッドが昇降する際に往復動される質量を小さくするためにできる だけ軽量にされる。 脇腹肉は、脂肉と赤身肉の組み合わせであるが、脇腹肉の1cm3当りのピク ルの注射量を同じにすることが望ましい。これは、針が肉に侵入し肉から離脱す るために下降し上昇する際に一定速度で移動するようにしさえす れば簡単なことである。クランク動作はこのような往復動運動にとっては好適で あるが、その場合は、針の昇降速度を常に変化させることになる。針速度の常時 変化とは、針が肉を垂直方向(厚さ方向)に通過する肉の単位長さ(単位厚さ) 当りの時間は高速から低速へ、そして低速から高速へ常に変化することを意味す る。従って、それに応じてピクルの流量も変化させるべきである。この目的を達 成するために、本発明は、複動ピストンポンプを使用し、針のための駆動機構と 同じ駆動機構によってポンプのピストンを制御し、針と同期させる。即ち、ピス トンポンプの動作を針を駆動するクランク動作のタイミングに一致させるように 、ピストンポンプを針クランクと正確に同期させる。それによって、どの時点に おけるポンプからのピクルの流量も、その同じ時点における針の速度に対応する ことになる。従って、肉のどの部分に注射されるピクルの量も、一定になり、ク ランク動作により針の昇降速度に変化が生じるにも拘わらず、ピクルの注射量は 肉全体に亘って均一になる。このことは、針を往復動させる手段としてクランク 動作を有効に利用することを可能にし、しかも、ピクルの流量(射出量)を常に 針の速度に対応させることができるので、非常に重要な特徴である。 ポンプは、一定流量ポンプではなく、クランク機構に宇よって駆動されるピス トンポンプである。このピストンクランク機構は、針が速い速度で肉内を移動し ている ときは、それに応じてポンプのピストンを速い速度で移動させるように針クラン ク機構と同期される。それによって、針を通って流れるピクルの量は、常に針の 速度に対応した量となり、従って、針の速度が変化してもピクルは肉全体に亘っ て均一に分配される。本発明のこの特徴は、上述した従来の注射機の最大の欠点 を克服するものである。 本発明の注射機は、ストリッパープレートによって制御される切換弁を有して おり、針が肉から抜け出て、ストリッパープレートが肉から離脱して上昇し始め たとき、ポンプからのピクルの流れがストリッパープレートによってクロスヘッ ド及び針からピクル貯留器へ切換えられ、針が再び肉に侵入し始め、ピクルを肉 内へ注射することができる状態になるまでピクルは貯留器へ送られる。針が再び 肉に侵入し始めた時点で切換弁は、ピクルの流れを貯留器ではなく針へ切換える 。ポンプからのピクルの流れを針と貯留器との間で交互に切換えることにより、 ポンプからのピクルの流れを止めることなく連続させることができ、ポンプと針 速度の間のピクルの流量関係を維持する。 要約すれば、本発明の注射機は、 1.豚の脇腹肉を注射工程中搬送する間慣性荷重を排除するために常時一定の 速度で走行するコンベヤと、 2.肉の厚み全体に亘って均一なピクルの注射量を達成するためにポンプのピ クル吐出流量を注射針の運動に マッチさせるように注射針ヘッドのためのクランク機構と同じ駆動機構によって 注射針ヘッドと同期して駆動される複動ピストンポンプと、 3.注射針ヘッドを垂直方向と側方(横方向)の両方に同時に移動させるため のクランク駆動機構とカム−ばね制御機構と、 4.ピクルの流れを注射針と貯留器の間で制御するための方向切換弁と、 を含む。 前記注射針ヘッドの上下運動は、針を肉に突き通し、肉から引き抜く動作をし て注射行程を実施し、注射針ヘッドの側方(横方向)運動は、注射工程中コンベ ヤの前進運動にマッチし、針が肉の外にある間に注射針ヘッドをその開始位置へ 戻す。 注射工程中、針の尖端に対するストリッパープレートの移動によってピクルの 流れを注射針内へ差し向ける。針が肉から抜け出たとき、ストリッパープレート は、切換弁を作動させてピクルの流れを貯留器へ差し向ける。図面の簡単な説明 図1は、本発明の注射機の縦断面図である。 図1Aは、図1と同様の図であるが、注射機の駆動列を詳細に示す。 図1Bは、図1の上方部分の拡大図である。 図2は、注射針ヘッドの拡大側面図である。 図3は、図2の右側からみた注射機の端面図である。 図4は、注射機の液体ブラインの流れを制御する流体弁の拡大分解図である。 図5は、図4の弁の構成部品の縮小分解透視図である。 図6は、図7の線6−6に沿ってみた図4の弁の拡大縦断面図である。 図7は、組み立てられた図4の弁の側面図である。 図8は、注射針ヘッドと弁の側面図であり、針が肉スラブ(肉の厚板)に突通 され、弁が流体を圧力下で注射針ヘッドへ供給しているときの注射針及び弁制御 アームの位置を示す。 図9は、図8と同様の図であるが、注射針ヘッドと弁の側面図であり、針が肉 スラブ(肉の厚板)から外に出ており、弁がブラインを流体貯留器へ戻している ときの注射針及び弁制御アームの位置を示す。 図10は、注射機の流体回路を示す概略図である。 図11は、図1Bと同様の図であるが、僅かに改変された弁を示す。 図12〜16は、図11と同様の図であるが、弁が順次の異なる作動位置にあ るところを示す。好ましい実施形態の説明 図1及び1Aを参照して説明すると、本発明の注射機10は、フレーム12を 有し、注射機10の頂部に水平コンベヤ14が装着されている。コンベヤ14は 、プーリ18と20の周りに通された適当な構造の無端ベルト16から成る。プ ーリ20は、水平軸線の周りに回転自 在に取り付けられた歯車22と噛合する歯車を一端に有している。チェーン24 が、プーリ20に取り付けられた歯車と噛合している歯車22と、モータ30の 出力軸26に取り付けられた適当な二重歯車28,29の周りに掛け渡されてい る。歯車28,29から別のチェーン32がフレーム12に水平方向に取り付け られた軸35の三重歯車33,34,35に掛け渡されている。歯車33にそれ とともに回転するようにカムプレート36が固定されている。二重歯車34から 更に別のチェーン38が延長され、やはりフレーム12に取り付けられた水平軸 41の歯車40に掛け渡されている。歯車40には、それとともに回転するよう にカムプレート42が固定されている。 1対のピットマンロッド又はアーム44(クランク軸)が設けられ、その下端 46がカムプレート36に枢動自在に取り付けられ、上端48がクロスヘッド又 は注射針ヘッド50にベルト51によって固定的に連結されている。 流体貯留器52(図1)が、フレーム12に任意の慣用の態様で取り付けられ ている。図3を参照して説明すると、注射針ヘッド50は、中空注射針56を摺 動自在に受容する複数の垂直方向の流体針受容孔54を有する。注射針ヘッド5 0は、複数の案内支柱58に摺動自在に取り付けられている。圧縮ばね60(図 1)が各支柱58の下端の周りに嵌められ、注射針ヘッド50の下面と ストリッパープレート62の上面の間に介設されている。ばね60は、常態では ストリッパープレート62をクロスヘッド50から下向きに押圧している。スト リッパープレート62は、肉製品に流体(ピクル即ち硬化溶液)を注射するとき 針56を通すための複数の孔64(図3参照)を有している。 図8及び9を参照して説明すると、弁66が、フレーム12によって支持され た弁ブラケット67に取り付けられている。弁66は、該弁を後述するようにい ろいろな作動位置に移動させるようになされた駆動アーム68を有する。駆動ア ーム68は、垂直方向の連結ロッド70の上端に枢動自在に連結されている。ロ ッド70の下端は、ピボット部材72によってストリッパープレート62に枢動 自在に連結されている。 図1を参照して説明すると、ピストンロッド74の下端がピボット部材76に よってカムプレート42に連結されている。ピストン78(図1及び10参照) は、ピストンポンプ80内でピストンロッド74の上端に取り付けられている。 貯留器52から出口導管82が延長され、ポンプ80に導管84A及び84Bに よってそれぞれピストン78の上方と下方で接続されている。貯留器52内の流 体をポンプ80内へ内方へのみ流入させるために導管84A及び84Bに逆止弁 86が配設されている。逆止弁86は、流体がポンプ80から導管82及び貯留 器52に向けて外方に流れるのを防止する。 ポンプ80から弁66へポンプ高圧導管88が延長しており、一方の高圧導管 (図10)は、ポンプ80にピストン78の上方において接続され、他方の高圧 導管は、ポンプ80にピストン78の下方において接続されている。流体がポン プ80から流出する方向にのみ流れ、ポンプ内へ逆流するのを防止するために各 高圧導管88に逆止弁90が配設されている。図1及び10を参照して説明する と、戻り導管92が弁66から貯留器52に延長しており、弁66が後述するよ うに1つの作動位置におかれたとき、弁66を貯留器52に連通させる。 弁66は、細長い流体入口スロット96を有する弁ハウジング94(図4参照 )から成る。スロット96に連通する1対の流体入口ポート102を有するブロ ック98がボルト100によってハウジング94に固定されている。ポート10 2は、高圧導管88の上端を受容するようになされている。 図6を参照して説明すると、弁ハウジング94は、導管104A(図8及び9 )によって注射針ヘッド50の流体マニホールド104Bに接続された2つの高 圧出口ポート104を有する。ポート104は、ブロック98Aに形成されてお り、ハウジング94のスロット96Aに整合している。 弁ハウジング94は、流体を貯留器52に戻すための導管92を受容する流体 出口ポート105(図4、5及び6参照)を有している。 弁66及び弁ハウジング94は、中心孔106を有し中心孔106に制御軸1 07が挿通され側方に突出されている。軸107の内端に弁スプール108が固 定されている。弁スプール108は、円のほぼ160°に亙って延長した円弧状 表面110(図5参照)を有する。表面110は、弁表面110Aと軸107の 内端を受容する中心軸孔112を有する。スプール108には、長手方向のスロ ット114が切り込まれている。 図8及び9を参照して説明すると、図8に点線で示されるスプール108の位 置は、ポート102に流入した流体をスロット114を通して出口ポート104 へ自由に流動させることができる位置であり、スプール108がこの位置にある ときは、ポンプ80からの高圧流体は注射針ヘッド50の流体マニホールド10 4に流入することができる。この状態にあるときは、針56は、肉スラブ115 に突入している。 スプール108が図9に点線で示される位置にあるときは、円弧状表面110 が出口ポート104を閉鎖する位置へ移動されており、ポート102に流入した ポンプ80からの高圧流体は、スロット114を通して導かれ、ポート105か ら流出して流体貯留器52へ戻ることができる。この状態にあるときは、針56 は、肉スラブ115から抜け出ている。 弁ハウジング94は、その一端にねじ118によって固定された端板116( 図5)を有する。同様に、弁ハ ウジング94の他端には、ねじ118A(図5及び6)によって端板116Aが 固定されている。端板116は、制御軸107を通すための孔122を備えた中 心ハブ120を有する。 図1及び10を参照して説明すると、水平配置のばね124の一端がピットマ ンロッド44に固定され、他端がフレーム12に固定されている。カムプレート 126が、フレーム12によって支持された水平軸128(図1A参照)に回転 自在に取り付けられている。軸128には、歯車130も取り付けられ、カムプ レート126と固定関係になされている。チェーン132が歯車130と、軸3 5上の歯車34’の周りに掛け渡され、カムプレート126を回転させるように なされている。カムプレート126は、ばね124によってロッド44に圧接さ れているので、カムプレート126が回転すると、ロッド44をその下端46の 周りに前後に交互に枢動又は揺動させ、それによって、ロッド44の上端と共に 注射針ヘッド50を長手方向に前後に移動させる。ここで、ロッド44の下端4 6はカムプレート36に枢動自在に連結されているので、注射針ヘッド50は、 ロッド44の下端46がカムプレート36に対して6時の位置から12時の位置 へ移動する間に上下にも移動する、即ち昇降することにも留意されたい。 以上の運動は、針56の尖端を図2に点線で示される楕円経路又は軌道134 に沿って移動させる。線134 は、針56がカムプレート36の回転の1サイクルを通して移動する間の針56 の尖端の点軌跡である。点134A(図2)は、肉スラブ115に侵入し始めた ときの針の尖端の位置を示し、点134Bは、針56がその突き刺しサイクル( 下降運動)の途中にあるとき(突き刺されつつあるとき)の針の尖端の位置を示 す。点134Cは、針56がその引く抜きサイクル(上昇運動)の途中にあると き(引き抜かれつつあるとき)の針の尖端の位置を示す。点134Dは、針56 が肉スラブ115から引き抜かれたときの針の尖端の位置を示す。 作動において、まず、カムプレート36,42はそれらに固定されている歯車 34,40とそれぞれ同じサイズ(直径)であることに留意されたい。カムプレ ート36及び42が回転されると、ピットマンロッド44とピストンロッド74 とが一緒に移動せしめられ、その結果、ストローク調節自在の複動ポンプ80が 、クランク駆動されることにより、常に、クランク即ちピットマンアーム44に よって決定される針速度に比例した流量の流体を供給する。この現象の結果とし て、ポンプ80の流体容量出力は、針56の速度に対応するようにプログラムさ れ、従って、肉スラブ115内に注射される流体の容量が、針速度の変化に関わ りなく、肉スラブ全体に亘って均一になる。 更に、コンベヤベルト16は連続的に移動しており、従って、肉スラブ115 が連続的に移動しているので、 従来の注射機のように肉スラブの間欠的な移動が回避され、慣性力が排除されて 注射機の作動を極めて円滑にする。コンベヤベルト16及び肉スラブ115は一 定速度で移動しているので、ピットマンロッド44の作動は、先に述べたように 、注射針ヘッド50及び注射針56をベルト16及び肉スラブ115と共に前進 させる。この構成により、先に述べたように、注射針ヘッド50と注射針56を 、針56が肉スラブ115に挿入又はそれから引き抜かれるとき同じ速度で肉ス ラブ115と一緒に意前進させる。次いで、注射針ヘッド50及び注射針56が 肉スラブ115の上方で上昇ストロークを続け、注射針ヘッド50はその開始位 置へ戻され、針56は再び肉スラブ115に向けて下降し始める。注射針ヘッド 50及び注射針56は、ストロークの上死点におけるゼロ速度から移動し始めて 、中間ストロークの最高速度にまで漸次加速し、次いで、再びストロークの下死 点におけるゼロ速度にまで減速し、そこから再び最高速度にまで加速した後、ス トロークの上死点におけるゼロ速度に減速する上述したクランク動作によって移 動し続ける。この構成は、コンベヤベルト16及び肉スラブ115を連続的に一 定速度で移動させることを可能にする。針56は、肉スラブ115に侵入する途 中でも、又、肉スラブ115から抜け出る途中でも流体を射出するが、あくまで 針56が肉スラブ115内にある間だけである。 図8及び9を参照して説明すると、ストリッパープレ ート62は、ロッド70及び駆動アーム68を介して駆動アーム68のストロー クの下死点において弁66を図8の位置へ移動させ、加圧流体を注射針ヘッド5 0へ供給して高圧流体を肉スラブ115に侵入しつつある針56を通して肉スラ ブ115内に注入する。反対に、注射針ヘッド50が上昇して針が肉スラブから 抜け出るとき(図9)は、ロッド70が駆動アーム68を引張りき下げて弁66 を第2作動位置へ移動させ、それによって、注射針ヘッド50への流体流が停止 され、加圧流体の流れが再び貯留器52へ向けられる。 図11は、変型実施形態の弁66Aを示し、ピクル(流体)を針内に流入させ るときの弁66Aの位置を示す。図12は、ピクルを貯留器52内へ戻すときの 弁66Aの位置を示す。 図13〜16は、弁66Aのそれぞれ異なる作動段階の位置を示す。図13は 、戻り状態であり、針が豚の脇腹肉の外にあり、ストリッパープレート62が降 下位置にあり、ピクルが貯留器52へ戻されているところを示す。図14は、遷 移状態であり、豚の脇腹肉がストリッパープレート62を上方へ押し上げ始めた ところを示す。この時点では、ピクルは針56と貯留器52と両方向に流れ得る 状態にある。図15は、流体注射状態であり、針が豚の脇腹肉内に侵入し、ピク ルが針内へのみ向けられているところを示す。図16も、流体注射状態であり、 針が豚の脇腹肉内深くに侵入し、ストリッパープレート 62が上昇位置にあって、ピクルが針内へのみ向けられているところを示す。 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実 施形態の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸 脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を 加えることができることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW 【要約の続き】 続されている。又、肉製品を注射ステーションを通して 長手方向に連続的に移動させ、肉製品を注射ステーショ ンを通して長手方向に移動させながら、肉製品の上面の 互いに離隔した複数の部位において肉製品内に流体を注 射することから成る流体注射方法を提供する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.肉製品に流体を注射する方法であって、 肉製品を流体注射ステーションを通して長手方向に移動させ、該肉製品を該流 体注射ステーションを通して長手方向に移動させながら、1組の流体注射針を該 肉製品内へ長手方向に挿入し、次いで肉製品内から長手方向に引き抜くことによ って該肉製品の上面の互いに離隔した複数の部位において該肉製品内に流体を注 射することを特徴とする流体注射方法。 2.肉製品に流体を注射する方法であって、 1組の流体注射針を該肉製品内へ挿入し、次いで肉製品内から引き抜く工程と 、高圧流体を該針に供給するために該針を流体貯留器に接続された流体ポンプに 接続する工程と、前記針が該肉製品内に挿入されているとき前記ポンプから該針 へ流体を供給する工程と、該流体を該肉製品内に注射しながら、該肉製品及び針 を長手方向に移動させる工程から成る流体注射方法。 3.前記針を前記肉製品内に挿入したまま該針を該肉製品の移動方向に長手 方向に移動させることができるように該針を側方運動成分を有する移動経路に沿 って一定速度で該肉製品内へ下降させ、該肉製品から上昇させることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の流体注射方法。 4.前記針を前記肉製品内に挿入したまま該針を該肉製品の移動方向に長手 方向に移動させることができる ように該針を側方運動成分を有する移動経路に沿って一定速度で該肉製品内へ下 降させ、該肉製品から上昇させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の流 体注射方法。 5.前記流体をピストンポンプによって供給し、該流体を肉製品内に注射す るために前記針を該肉製品内へ降下させ、次いで、該針を該肉製品から引き抜き 、該針の速度の変化に関わりなく該流体が該肉製品全体に亘って均一に分配され るように、該肉製品の内外への該針の移動速度を前記ポンプの該針内への流体の 供給と同期させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の流体注射方法。 6.肉製品に流体を注射するための注射機であって、 フレームと、 該フレーム上に設けられた流体注射ステーションと、 肉製品を該注射ステーションに向かって搬送し、該注射ステーションを通して 搬送するための、前記フレーム上に設けられた細長いコンベヤと、 作動モードにおいて該コンベヤを作動させるための、前記フレーム上に設けら れた駆動手段と、 前記フレーム上の前記注射ステーションに設けられており、複数の下方に突出 した流体注射針を備えた注射針ヘッドと、 前記フレーム上に設けられた流体貯留器と、 前記フレーム上に設けられており、前記流体貯留器及 び前記針に接続されたポンプと、 前記コンベヤが前記作動モードにあるとき、前記針を、該コンベヤによって前 記注射ステーションを通して搬送されている前記肉製品内へ挿入し、該肉製品か ら引き抜くために該針を移動させるための、前記フレーム上に設けられた駆動手 段と、 前記針が前記肉製品の外にあるとき、前記ポンプから該針に向けて送給されて いる流体の流れを前記流体貯留器へ偏向させるために前記フレーム上に設けられ ており、該ポンプと流体貯留器に接続されているバイパス制御流路と、 から成る注射機。 7.前記ポンプは、複動ピストンポンプであることを特徴とする請求の範囲 第6項に記載の注射機。 8.肉製品に流体を注射するための注射機であって、 フレームと、 該フレーム上に設けられた流体注射ステーションと、 肉製品を該注射ステーションに向かって搬送し、該注射ステーションを通して 搬送するための、前記フレーム上に設けられた細長いコンベヤと、 作動モードにおいて該コンベヤを連続的に作動させるための、前記フレーム上 に設けられた駆動手段と、 前記フレーム上の前記注射ステーションに設けられており、複数の下方に突出 した流体注射針を備えた注射針ヘッドと、 前記フレーム上に設けられており、前記針に接続されたポンプと、 前記コンベヤが前記作動モードにあるとき、前記針を、該コンベヤによって前 記注射ステーションを通して搬送されている前記肉製品内へ挿入し、該肉製品か ら引き抜くために該針を移動させるための、前記フレーム上に設けられた駆動手 段と、 から成る注射機。 9.前記駆動手段は、前記針を前記コンベヤによって前記注射ステーション を通して搬送されている前記肉製品内へ挿入し、該肉製品から引き抜く操作を反 復して行うことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の注射機。 10.前記コンベヤを作動させるための前記駆動手段と、前記針を移動させる ための前記駆動手段は、該コンベヤと針に連結された単一のモータであることを 特徴とする請求の範囲第6項に記載の注射機。 11.前記ポンプも、前記モータに連結されていることを特徴とする請求の範 囲第6項に記載の注射機。 12.前記ポンプは、ピストンロッドを有するピストンポンプであり、前記モ ータは、1対のクランクアームに連結されており、該1対のクランクアームは、 前記針を収容した注射針ヘッドに連結されており、前記ポンプによって前記針へ 送られる流体の量が前記肉製品内へ出入りする該針の運動と常に同調するように 該クランクアームによる該針の運動を該ピストンロッドの運動と同調 させるために、該モータと、クランクアームと、ピストンロッドとは、該クラン クアームとピストンロッドを一緒に移動させるように駆動列によって互いに連結 されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の注射機。 13.流体貯留器が前記フレーム上に設置されて前記ポンプに接続されており 、前記針が前記肉製品の外にあるとき、前記ポンプから該針に向けて送給されて いる流体の流れを前記流体貯留器へ偏向させるために制御弁が前記フレーム上に 設置されて前記ポンプ及び前記注射針ヘッドに接続されていることを特徴とする 請求の範囲第6項に記載の注射機。 14.前記針を移動自在に通す孔を備えたストリッパープレートが該注射針ヘ ッドに取り付けられており、該ストリッパープレートは、前記肉製品が前記注射 ステーションを通って移動中であり、該針が該肉製品内にあるとき該肉製品に係 合するようになされており、該針が該肉製品内にあるときは前記制御弁を介して 前記ポンプからの流体の流れを前記注射針ヘッドへ差し向け、該針が該肉製品の 外にあるときは該制御弁を介して該ポンプからの流体の流れを前記流体貯留器へ 差し向けるように該制御弁に接続されていることを特徴とする請求の範囲第13 項に記載の注射機。 15.前記ストリッパープレートは、前記注射針ヘッドに移動自在に取り付け られており、前記針が前記肉製 品の外にある常態においては、該注射針ヘッドから離れたいちに張り出している ことを特徴とする請求の範囲第14項に記載の注射機。 16.前記駆動列は、前記クランクアーム及び前記ピストンロッドにそれぞれ 固定された回転自在の軸にそれぞれ取り付けられたカムプレートを含み、該カム プレートは、該駆動列によって回転されたとき、該クランクアームとピストンロ ッドを一緒に上下動させるようになされていることを特徴とする請求の範囲第1 2項に記載の注射機。 17.前記クランクアームに係合するカム部材が、前記フレームに取り付けら れた軸に固定されており、該カム部材は、前記針が前記肉製品内にあるとき、前 記注射針ヘッドを該肉製品と一緒に始点から長手方向に移動させ、該針が該肉製 品の外にあるときは、該注射針ヘッドを長手方向に移動させて前記始点へ戻すた めに、前記クランクアームを円弧状軌道に沿って往復枢動させるように前記駆動 列に連結されていることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の注射機。* 18.前記カム部材を前記クランクアームに接触させた状態に維持するための 弾性部材が前記フレームに取り付けられ、該カム部材に固定されていることを特 徴とする請求の範囲第17項に記載の注射機。 19.肉製品に流体を注射するための注射機であって、 フレームと、 該フレーム上に設けられた流体注射ステーションと、 肉製品を該注射ステーションに向かって搬送し、該注射ステーションを通して 搬送するための、前記フレーム上に設けられた細長いコンベヤと、 作動モードにおいて該コンベヤを連続的に作動させるための、前記フレーム上 に設けられた駆動手段と、 前記フレーム上の前記注射ステーションに設けられており、複数の下方に突出 した流体注射針を備えた注射針ヘッドと、 前記フレーム上に設けられた流体貯留器と、 前記フレーム上に設けられており、前記流体貯留器及び前記針に接続されたポ ンプと、 前記コンベヤが前記作動モードにあるとき、前記針を、該コンベヤによって前 記注射ステーションを通して搬送されている前記肉製品内へ挿入し、該肉製品か ら引き抜くために該針を移動させるための、前記フレーム上に設けられた駆動手 段と、 から成り、前記ポンプは、ピストンロッドを有するピストンポンプであり、前記 駆動手段は、前記フレーム取り付けられた1対のクランクアームに連結されてお り、該1対のクランクアームは、前記針を収容した注射針ヘッドに連結されてお り、 前記流体が前記針の移動速度の変化に関わりなく該肉製品全体に亘って均一に 分配されるようにするために、前記駆動手段と、クランクアームと、ピストンロ ッドと は、前記ポンプによって前記針へ送られる流体の量が前記肉製品内へ出入りする 該針の運動速度と常に同調するように該クランクアームによる該針の運動を該ピ ストンロッドの運動と同調させるために、該クランクアームとピストンロッドを 一緒に移動させるように駆動列によって互いに連結されていることを特徴とする 注射機。 20.前記フレーム上の前記コンベヤは、前記針が該コンベヤ上の肉製品に侵 入し、肉製品から抜け出る際も該肉製品を前記注射ステーションを通して移動さ せるように該注射ステーションを通って移動することを特徴とする請求の範囲第 19項に記載の注射機。 21.肉製品に流体を注射する方法であって、 肉製品を流体注射ステーションを通して長手方向に移動させ、該肉製品が流体 注射ステーション上にある間に該肉製品の上面の互いに離隔した複数の部位にお いて該肉製品内に流体を注射し、流体源に接続された1組の流体注射針を可変速 度で該流体注射ステーション上の肉製品内へ長手方向に挿入し、次いで肉製品内 から長手方向に引き抜き、該注射針が可変速度で移動するにも拘わらず、流体が 該針から該流体注射ステーション上の肉製品内へ均一に注射されるように該針を 通して射出される流体の容量を該針の可変速度に同調させることを特徴とする流 体注射方法。 22.流体が前記針から前記肉製品内へ注射されている間該肉製品を前記注射 ステーションを通して長手方向 に移動させることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の流体注射方法。 23.前記針を円形経路に沿って前記注射ステーションに向けて、次いで、該 注射ステーションから離れる方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第2 1項に記載の流体注射方法。 24.流体が前記針から前記肉製品内へ注射されている間該肉製品を前記注射 ステーションを通して長手方向に移動させることを特徴とする請求の範囲第23 項に記載の注射機。 25.肉製品に流体を注射するための注射機であって、 フレームと、 該フレーム上に設けられた流体注射ステーションと、 肉製品を該注射ステーションに向かって搬送し、該注射ステーションを通して 搬送するための、前記フレーム上に設けられた細長いコンベヤと、 作動モードにおいて該コンベヤを作動させるための、前記フレーム上に設けら れた駆動手段と、 前記フレーム上の前記注射ステーションに設けられており、複数の下方に突出 した流体注射針を備えた注射針ヘッドと、 前記フレーム上に設けられた流体貯留器と、 前記フレーム上に設けられており、前記流体貯留器及び前記針に接続されたポ ンプと、 前記針を前記注射ステーション上の前記肉製品内へ挿 入し、該肉製品から引き抜くために該針を移動させるための、前記フレーム上に 設けられた駆動手段と、 から成り、該駆動手段は、前記流体が前記針の移動速度の変化に関わりなく該肉 製品全体に亘って均一に分配されるようにするために、流体の容量を常に該針の 移動速度に同調させるように前記針の前記注射針ヘッドを通しての移動を該針内 を通る前記流体の容量と同調させることを特徴とする注射機。
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