JP2001522078A - Cnc工作機械の制御方法 - Google Patents

Cnc工作機械の制御方法

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JP2001522078A
JP2001522078A JP2000519337A JP2000519337A JP2001522078A JP 2001522078 A JP2001522078 A JP 2001522078A JP 2000519337 A JP2000519337 A JP 2000519337A JP 2000519337 A JP2000519337 A JP 2000519337A JP 2001522078 A JP2001522078 A JP 2001522078A
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ラルフ、アウバート
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Reishauer AG
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Reishauer AG
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/4155Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by programme execution, i.e. part programme or machine function execution, e.g. selection of a programme

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Abstract

(57)【要約】 本発明は周期的に繰り返し発生するシーケンスを有するCNC工作機械の制御システムに関する。制御システムは、データ入力および視覚化ユニット(1)、機械制御ユニット(2)、CNC工作機械の移動シーケンスを生成する少なくとも1つの記憶されたNCプログラムを有するNC制御ユニット(3)を備えている。特定の工作物の加工に必要であり、またデータ入力および視覚化ユニット(1)に送信または上記ユニットで選択された機能データ(10)は、データ入力および視覚化ユニット(1)からNC制御ユニット(3)に送られる。機械制御ユニット(2)は、選択された制御データ(11)に従い制御コードによってNC制御プログラム(30)の機能モジュール(35)を呼び出し、ツリー構造の階層位置に関係なく、部分プログラムを表す1つの機能モジュールから次のモジュールに進む。そうすることにおいて、機械制御ユニット(2)は、各機能モジュール(35)の保持コマンド(H)を制御コードによって無効にする。機械制御ユニット(2)は、1つの機能モジュール(35)から次のモジュールへ切り替えられる際に、それぞれの機能モジュール間の移行機能(UF)を考慮に入れる。上記移行機能(UF)は、CNC工作機械のデータを物理的に初期化またはロードするのに必要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求の範囲第1項のプリアンブルによる、周期的に繰り返し発生す
るシーケンスを有するCNC工作機械の制御方法、および請求の範囲第6項のプ
リアンブルによる、CNC機械の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
制御システムのもとで機械工学、電子工学および情報技術を組み合わせること
により、自動化技術において、作業手順が所定のプログラムに従って自動的に実
行できるものと理解されている。
【0003】 今日、例えばこのような制御システムの状態は、Manfred Weckの
テキスト”Werkzeugmaschinen, Fertigungssy
steme”,Volume 3.1,VDI publishing hou
se,Dusseldorf,1995およびDubbel,”Taschen
buch fur den Maschinenbau”,17th edit
ion,Springer publishing house,Berlin
1995に記載されている。
【0004】 一般に、今日の制御システムは3つのレベルまたはユニットに細分される。
【0005】 マンマシンインタフェース(MMI)とも呼ばれ、機械および運用データの獲
得、実行される機械モードの選択、その他の管理、処理の視覚化を可能にするデ
ータ入力視覚化ユニットと、 中央制御ユニットとして機能し、SPSまたはPLC(プログラム可能論理コ
ントローラ)とも呼ばれ、従来の技術によって信号処理の全ての指示と了解を得
る制御プログラムを有する適応制御ユニットと、 NC制御プログラムの機能シーケンスが記憶されているNC制御ユニット(N
C=数値制御)である。これらのNC制御プログラムは、パス情報、切削速度な
どの技術データ、加工量、スピンドル回転速度の他に、ツール交換などの変更コ
マンド、部品の装着および取り外しに関する幾何学的データを含んでいる。繰り
返し発生する移動シーケンスは、繰り返しに応じてNCプログラムで複数回使用
されている。
【0006】 製造対象を定義するためにMMIユニットを介して入力されたデータはNC制
御ユニットでデコード化され、幾何学および技術データおよび切替コマンドに応
じて個別に処理される。切替コマンドはSPS制御ユニットに送信され、工作機
械のフィードバックに組み込まれ、また段階ごとに処理される制御プログラムに
従って幾つかの部分から成るNCプログラムに同期する制御コマンドに変換され
る。幾何学的データおよび技術データはNC制御ユニットを介して呼び出された
後、工作機械の対応する軸の移動コマンドを生成する。NCユニットおよびSP
Sユニットは視覚化を行うために実際の機械の状況をMMIユニットに知らせる
【0007】 このような制御システムについての重要な要求は、可能な限りシステムに柔軟
性があり、CNC機械の機構またはMMIの入力マスクに変更があっても、機械
を新たにプログラミングする必要をなくすことである。
【0008】 工作機械の機構を広げるため、欧州特許出願公開第553621号公報に開示
される制御システムの配列には、少なくとも2つのSPSモジュールが最初から
設けられており、そのうち第1SPSモジュールは機械制御を想定しており、ま
た第2SPSモジュールは予備として存在している。機械を拡張する場合、第2
SPSモジュールは、制御システムによって第1SPSモジュールに自動的に結
合される機械の移動を可能にする新たな機械的機能を有していなければならない
。新たなプログラミングや、すでに存在するプログラムされた第1SPSモジュ
ールの交換は必要ではない。
【0009】 欧州特許出願公開第642066号公報においては、対話式ガイダンスに柔軟
性を持たせるという目的が定められているので、マンマシンインタフェース(M
IM)をユーザの修正要求事項に簡素に適合させることができる。制御プログラ
ムを生成する対話指向プログラミングシステムは、プログラミングシステムにセ
ットアップされている各プログラムを、連鎖キーを有する部品制御データ「機械
制御データ」および「対話制御データ」に分けるデータ前方向−後方向アクセス
ユニットをその配列の中に有している。機械制御データは機械プログラムメモリ
に蓄積され、また対話制御データはバックグラウンドメモリに蓄積される。これ
らのデータを、論理キーによって制御プログラムに再び構成し、バックグラウン
ドメモリに保存することもできる。
【0010】 従来の技術によるCNC機械の制御システムは一般に、機械の動きを可能な限
り多く、また可能な限り多様に制御できるように作られているので、極めて精密
な中央制御ユニットをそのSPSモジュールで非常に柔軟に形成しようと試みる
。しかし、これによって制御システムが複雑になってしまい、これを前もって変
更できるのは権限が与えられた専門家のみである。
【0011】 しかしながら、注目に値する周期特性を有する工作機械もある。このような種
類の工作機械の一例は、歯車研削盤である。周期特性を有する機械が行おうとす
る動きは周期的に繰り返される。また、全ての対象物に対し、同一の対象形状が
使用される。得られる対象の形状が異なる制御システムの差は、オペレーティン
グパラメータまたは制御データにあり、それぞれの機械機能によって定義される
基本的な動きのシーケンスにあるわけではない。また、シーケンスおよび各機械
機能の階層は、明らかに一定であり、変更されることはない。機械の拡張や改良
がなされていても、とりわけその機械機能および階層が変更されることはないた
め、中央制御ユニットのSPSモジュールはCNCレベルに常に同一の制御コマ
ンドを送らなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、注目に値する周期特性を有するこのようなCNC機械、特に
歯車研削盤の制御方法を提供し、更にプログラムを簡単に変更でき、またこれに
よって高い柔軟性を可能にする制御システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1記載の特徴を有する方法と、請求項6記載の特徴を有す
る制御システムによって達成される。
【0014】 本発明は、周期的に繰り返し発生するシーケンスを有する機械によって、この
シーケンス内の機械の機能制御は変更されることがないため、マスタ−スレーブ
原理を使用できる認識に基づいている。これによって、中央制御ユニットとNC
制御ユニットとの間の階層は、既知のCNC制御システム以上に更に明確に一定
となる。
【0015】 本発明によると、NCプログラムは、それぞれの機械機能を含み、またその都
度自動的に実行される保持コマンドを有する複数の部分プログラムまたは機能モ
ジュールから構成される。それぞれの機能モジュールは機械制御ユニットの制御
コードによって呼び出され、またNCプログラムの階層位置とは関係なく1つの
機能モジュールを次の機能モジュールに変更することができる。制御コードは、
すぐさまMMIユニットで設定される。
【0016】 本発明によると、MMIユニットを介して入力されたデータは、機械機能の機
能データおよび機能モジュールを選択するための制御データに分離され、また機
能データはNC制御ユニットに送られて、NC制御ユニットに従って上記ユニッ
ト内で使用される。制御データは機械制御ユニットに転送され、中央制御プログ
ラムの制御コードまたは目標コードとして、NCプログラムの機能モジュールの
選択を行う。
【0017】 この機械制御ユニットは既知のSPS制御ユニットの全ての動作を想定してい
るので、既知のSPS制御ユニットに代わるものである。また、次に実行させる
べき機能モジュールを決定するので、CNC工作機械の効果的制御をかなり想定
している。これによって、最後に起動した機能モジュールから新たなNCプログ
ラムの送信先に至るプログラムツリー内のパスを固定するので、NCプログラム
をどの方向でも実行させることができる。従って、階層的処理が行われるだけで
なく、NCプログラムに含まれる移行機能によって次の機械機能を実行する機械
を物理的に用意できる機械制御ユニットにより、互いに相互接続されている周期
、同じレベルの変更、階層的に、より高い面への戻りが可能となる。
【0018】 NCプログラムの単一シーケンスの間にそれぞれの機能モジュールは複数回呼
び出されることがあるので、各処理機能をNCプログラムで1回のみ実行する必
要がある。従って、本発明のNCプログラムは簡素に構成されており、記憶スペ
ースは無くても良い。
【0019】 本発明によれば、NCプログラムの機能モジュールまたはメニューポイントは
、プログラムツリーにグループにまとめられている。プログラムツリーのどの枝
部分を実行するかは、機械制御ユニットが決定する。プログラムツリーの連鎖構
造が分かっているので、上記ユニットは1つの枝から次の枝に至るパスを決定す
ることもできる。一般に、単一のNCプログラムで十分であるが、単一のNC制
御ユニットに複数のNCプログラムを統合することは可能である。
【0020】 本発明によれば、MMIユニット、機械制御ユニットおよびNCユニットが協
同するために、既存の制御システムに変更または追加を簡単に行うことができる
。新たな機械機能を導入する場合、プログラムツリーへの新しい機能モジュール
の統合およびMMIユニットへの新しい制御コードの設定を行えば十分であり、
これらのモジュールや機能は機械制御ユニットに送られる。既存の機械機能に新
しい制御データを与え、このデータをMMIユニットに設定すれば十分である。
従って、ユーザは機械制御ユニットの中央制御プログラムを変更する必要なしに
、追加や変更を行うことができる。その例としては、加工手順を実行するのに必
要なデータの変更、新しい加工ツールや寸法が変わった歯車、あるいは新しい軸
の移動を実行するための新規データの追加が挙げられる。NCプログラムのツリ
ー構造は工作機械の動作誤りを防止するので、制御の変更や追加があっても、必
ずしも全ての総合関係を認識させる必要はない。何らかの方法でコピーが可能な
2つのプライマリファイルのうち、一方は制御用、他方は機能データ用である。
これらのファイルにより、新しい制御要素を迅速かつ確実に追加することができ
る。特に、MMIユニットの領域においては、純ASCII編集手順によってコ
ンパイルすることなく変更を実行することができる。
【0021】 また、MMIユニットでは、特に動作および選択面を柔軟に構成することがで
き、また機械制御ユニットの変更を必要とせずに簡単に変更することができる。
【0022】 さらに、本発明によれば、NCプログラムの制御によって対象物の加工手順の
望ましくない中断につながるプログラム呼出の危険性が回避される。
【0023】 添付図面において、本発明の制御システムの概略が示されており、本発明の方
法と併せて以下に詳細に説明されている。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明による歯車研削盤の簡素化された制御システムが示されてお
り、本発明には重要でない補助機能制御および制御機構および照会は図示してい
ない。
【0025】 制御システムは、本質的にはMMIユニット1とよばれるデータ入力および視
覚化ユニット、中央制御ユニットすなわち機械制御ユニット2、およびNC制御
ユニット3の3個のユニットからなる。
【0026】 MMIユニット1によりユーザは操作および選択面を使用できるようになり、
操作パラメータ(制御データ10)および機械モード(機能データ11)の選択
と入力を行う。この操作および選択面はマトリクス(マトリクス選択ガイド)と
して構成するか、あるいは図1に示すようにツリー(ツリー選択ガイド)にして
もよい。必ずというわけではないが、このツリーは少なくともほぼNCプログラ
ム構造に対応する。好適には、同一のMMIユニットにおいてマトリクスとツリ
ーが与えられて、ユーザは操作および選択面の各段階において1つのものから次
のものへと変更を行うことができる。
【0027】 MMIユニットは少なくとも2つのプライマリファイルを有しており、そのう
ち第1プライマリファイルはNCの全機能性に必要な全ての方法−特性データを
、また第2プライマリファイルはデータ入力に必要なデータ全てを含んでいる。
両プライマリファイルから複数のコピーを生成して、各ファイルをそれぞれ編集
することもできる。第1プライマリファイルには対象の特定の加工に必要な機能
データ10がリンクされており、また第2プライマリファイルには機械機能を定
義する制御データ11がリンクされている。
【0028】 機能データ10は好適にはデータブロック10’にグループ分けされており、
これを図1に概略的に示す。各データブロック10’は例えば図2に示すように
CNC工作機械の一部の領域を備えており、機械データ、ドレッサや研削盤など
の使用する工具、また歯車などの製造対象物のデータブロックが存在している。
ユーザは例えば別の歯車に関するすでに記憶されている既存のデータブロック、
または細部の新しい生成されたデータブロックから選択を行う。新たに入力され
たデータは妥当性がチェックされる。
【0029】 制御データ11は、輪郭削り、研削、直径旋削などの様々な機械モードを実行
するが、一般的には機械のセットアップモード、手動操作、半自動または自動操
作を選択することができる。制御データ11自体はNCプログラムの制御に必要
な制御コードを直接構成するか、あるいはこのコードに確実に送信することもで
きる。
【0030】 図1による機械制御ユニット2は、少なくとも1つの、好適には機能実行中に
階層状に好適に構成される複数の制御モジュール20から成り立っている。例え
ば、上部の制御モジュールはユーザシーケンスを制御し、その下にある制御モジ
ュールは周辺構成に関連しており、またその次の制御モジュールは駆動部を管理
する。
【0031】 NCユニット3には、機械を動作させる少なくとも1つのNC制御プログラム
30が記憶されている。NC制御プログラム30は、好適にはNCプログラムの
フォームで構成される。しかしながら、NCユニットの何れの種類の非翻訳プロ
グラムで構成してもよい。NC制御プログラム30は、図3および4を参考にし
て以下に説明するツリー構造から成っている。
【0032】 MMIユニットにおいて、ユーザが特定の加工手順のための機能データ10お
よび制御データ11を入力または選択すると、選択された機能データ10はNC
制御ユニット3に直接送られ(13)、また制御データ11は機械制御ユニット
2に転送される(12)。
【0033】 制御データ11は機械制御ユニット2において、制御コードを協調的かつ周期
的に連続してNC制御ユニット2に順に送る中央制御プログラムを起動する。制
御コードはコードアドレスを使用して、CNC機械の駆動部との接続を活性化さ
せ、CNC機械の駆動部を動作させるNCユニット3の各機能モジュールを起動
させる。加工処理の前、加工処理の間および加工処理の後にNC制御ユニット3
は、図示されていない手段によって機械の状態をチェックし、これ(32)を更
にMMIユニット1に直接または機械制御ユニット2を介して送る。
【0034】 図3には、本発明によるNCプログラムがプログラムツリーの形式で示されて
いる。ツリーの最上部の分岐部は、歯車研削盤の特にセットアップ、手動、部分
自動および自動操作の基本モード31を区別する。これらの基本モードを別のN
Cプログラムに分離してもよい。各モードは、目立て、装備、研削、測定などの
特定の加工タイプ31’に関連する別の面に分岐する。次に、加工タイプ31’
の少なくとも一部は、直径旋削、輪郭形成、などのそれぞれの加工サブタイプ3
3’に分岐し、更に単一または複数の分岐を経て有効機械制御コマンド34で終
了する。分岐部分には、少なくとも部分的移行機能モジュールTFが存在する。
このような移行機能は、例えば手順移動、三角関数、アルゴリズム、対話、切替
機能などである。
【0035】 プログラムツリー30の各レベルは、本質的には同一となるように構成され、
単一または複数の部分プログラムまたは機能モジュール35から成っている。こ
のような機能モジュールを図4に示す。これは準備部分36および後続実行部分
37で構成されている。準備部分36の先頭には、保持コマンドHが存在する。
その後、次に高いレベルに選択的に送るか、または機能準備部FVまで階層的に
送る逆分配部V1が続く。そして、エラー通知E1が生じた場合、次に高いレベ
ルに入る機能逆分配部V2が続く。あるいは、機能モジュール内で、例えばX点
からY点への軸移動などの機械機能Fが機能分配部V3を介して呼び出される実
行部分37に送られる。エラー通知E2でこの機能が実行された後、機能逆分配
部V4を介して上位レベルへのフィードバックが行われる。あるいは、機能逆分
配部V4は、対象物から加工工具を持ち上げるなどの逆機械機能FNを開始する
。完了後、逆機械機能FNは保持コマンドHに戻る。
【0036】 各機能モジュール35またはその保持コマンドHは、目標コードとも呼ばれる
識別番号を備えている。この目標コードは、各面がその配置で番号セットを有し
、また次に高いレベルの番号セットがこの番号セットを前に置くように好適に選
択される。例えば、図3に示す「輪郭形成」機能は目標コード「112」を有し
ている。この目標コードは、機械制御ユニット2を介してMMIユニットへのユ
ーザ入力に応じて、制御コードを通じて選択され、また保持コマンドは無効とな
り、更に対応する機能モジュール35が実行される。目標コードおよび制御コー
ドは好適には同一である。
【0037】 このような機能モジュール35を制御コードによって開始することは当業者に
よって理解されるので、以下に詳細に説明しない。一方、機能モジュール35か
ら別のモジュールへの変化がある。これは、機械制御ユニットに統合され、また
工程連鎖として組まれているステートマシン、すなわちプログラムツリーの連鎖
構造を認識するNC対話可能自動機械によりMMIユニットを介して目標コード
が選択された後に行われる。従って、機械制御ユニットは、移行機能TFを必然
的に実行しなければならないツリー構造について決定を行い、プログラムツリー
の一時的な位置から実行される新規機能の新しい開始位置まで工作機械を物理的
に移動させる。そのため、移行機能TFによって、加工工具は所望の位置まで旋
回し、機械は次の操作機能を実行するよう準備されるか、あるいは次の動作に必
要な対話または計算が実行され、必要なデータが用意されるようになる。
【0038】 図に示すように、移行機能はそれぞれの機能モジュールの間に介在する。他の
変形例においては、移行機能は機能モジュールに統合されており、例えば、機能
準備FVに統合されている。同様に、機能モジュールに、複数の機能準備FVお
よび複数の逆機械機能FNを存在させることができる。たとえば、機能準備FV
は停止コマンドの前に配置される。同様に、モジュールが残っていない場合に第
1逆機械機能が実行され、またモジュールが残っていれば第2逆機械機能が実行
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ流れの詳細を単純化して示す制御システムのユニットの概略図である。
【図2】 MMIユニットのデータブロックの概略図である。
【図3】 プログラムツリーの概略図である。
【図4】 機能モジュールの概略図である。
【符号の説明】 1 データ入力および視覚化ユニット 2 機械制御ユニット 3 NC制御ユニット 10 機能データ 11 制御データ 35 機能モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H269 AB07 BB08 EE11 EE16 EE25 QB15 QE22 【要約の続き】 それぞれの機能モジュール間の移行機能(UF)を考慮 に入れる。上記移行機能(UF)は、CNC工作機械の データを物理的に初期化またはロードするのに必要であ る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力および視覚化ユニット(1)と、機械制御ユニット(2)と、CN
    C機械の移動コマンドを生成する少なくとも1つの記憶されたNC制御プログラ
    ムを有するNC制御ユニット(3)とを備え、 データ入力および視覚化ユニット(1)において、機械モードを決定する選択
    された制御データ(11)を機械制御ユニット(2)に送り、 データ入力および視覚化ユニット(1)に入力またはこのユニットで選択され
    、且つ特定の対象の機械加工に必要な機能データ(10)をデータ入力および視
    覚化ユニット(1)からNC制御ユニット(3)に送る、特に歯車研削盤の周期
    的に繰り返し発生するシーケンスを有するCNC工作機械の制御方法において、 機械制御ユニットは、選択された制御データ(11)に応じて、制御コードを
    介して機能モジュール(35)を呼び出し、および部分プログラムを表すNC制
    御プログラムを介し、且つNC制御プログラムの階層位置とは独立に、1つの機
    能モジュール(35)から次の機能モジュールに上記データを送り、 各機能モジュール(35)に存在する保持コマンド(H)は、制御コードを介
    して無効化され、更に1つの機能モジュール(35)から次の機能モジュールへ
    移動すると、機械制御ユニットがCNC工作機械の物理的準備および/またはデ
    ータ準備のための移行機能(TF)を考慮することを特徴とするCNC工作機械
    の制御方法。
  2. 【請求項2】 機能モジュール(35)の処理後、各機能モジュール(35)の先頭にある保
    持コマンド(H)の初期化を行うことを特徴とする請求項1記載のCNC工作機
    械の制御方法。
  3. 【請求項3】 機能モジュール(35)の処理後および保持コマンド(H)の初期化前に、逆
    機械機能(FN)が呼び出されることを特徴とする請求項2記載のCNC工作機
    械の制御方法。
  4. 【請求項4】 活性化した機能モジュール(35)において、上記モジュールに相互接続され
    ている少なくとも1つの別の機能モジュールが呼び出されることを特徴とする請
    求項1記載のCNC工作機械の制御方法。
  5. 【請求項5】 機能データ(10)は第1プライマリファイルをコピーすることによって、お
    よび制御データ(11)は第2プライマリファイルをコピーすることによってデ
    ータ入力および視覚化ユニット(1)に記憶されることを特徴とする請求項1記
    載のCNC工作機械の制御方法。
  6. 【請求項6】 特定の対象の機械加工に必要な機能データ(10)および機械モードを決定す
    る制御データ(11)を入力または選択するデータ入力および視覚化ユニット(
    1)と、CNC工作機械を制御する機械制御ユニット(2)と、CNC機械の移
    動コマンドを生成する少なくとも1つの記憶されたNCプログラムを有するNC
    制御ユニット(3)とを備え、特に歯車研削盤用の周期的に繰り返し発生するシ
    ーケンスを有するCNC工作機械の制御システムにおいて、 少なくとも1つのNCプログラムは、部分プログラムを表す数個の機能モジュ
    ール(35)によって形成されるツリー構造を含み、 各機能モジュール(35)は、選択された機能データ(11)に応じて、機械
    制御ユニット(2)から送信可能な制御コードを介して非活性化する保持コマン
    ド(H)を備え、 各機能モジュール(35)は、ツリー構造の位置に関係なく機械制御ユニット
    によって呼び出され、 且つ機能モジュール(35)間のNCプログラムにおいて、CNC工作機械の
    物理的準備および/またはデータ準備のための移行機能(TF)が少なくとも部
    分的に存在することを特徴とする制御システム。
  7. 【請求項7】 それぞれの機能モジュール(35)の構造が同一であることを特徴とする請求
    項6記載の制御システム。
  8. 【請求項8】 保持コマンド(H)は機能モジュール(35)の先頭に配列され、また機能モ
    ジュール(35)の終わりからのループは保持コマンド(H)に戻ることを特徴
    とする請求項7記載の制御システム。
  9. 【請求項9】 ツリー構造の1つの枝に、数個の機能モジュール(35)が存在することを特
    徴とする請求項6記載の制御システム。
  10. 【請求項10】 機能データ(10)は第1プライマリファイルのコピーでおよび制御データ(
    11)は第2プライマリファイルのコピーで記憶可能であることを特徴とする請
    求項6記載の制御システム。
  11. 【請求項11】 プライマリファイルがASCIIフォーマットを有していることを特徴とする
    請求項10記載の制御システム。
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