【発明の詳細な説明】
特に設備導管のような延長された管状製品
本発明は、その長さ方向の全長にわたって概して同じ断面を持ち、少なくとも
一種類のプラスチック材料から成る堅いチューブを備え、巻回され、また、巻き
解かれるのに十分な可撓性と、求心的及び遠心的な径方向の力に耐える剛性との
両方を備えた延長された管状製品に関する。
上記包括的定義から、同一概念の下で、本発明は、導管内に導入される一つ若
しくはそれ以上のケーブル又は一つ若しくはそれ以上のパイプ用の設備導管を含
み、また、前記設備導管は、例えば電力ケーブル等の一つ又はそれ以上のケーブ
ル用の保護鞘として用いられると理解するべきである。
さらに、「ケーブル」及び「パイプ」という用語から、本発明は、概して、流
体(例えば、水やガス)、エネルギ(例えば、電気)、情報若しくは信号(例え
ば、光ケーブルを介したビデオ信号)、又はアナログやデジタル等の電気信号の
データ等の流れるものの移送や輸送を可能にするあらゆる導管をカバーすると理
解されるべきである。
本発明を開示するために、本明細書では、設備導管及び/又は前記導管内に導
入されるケーブル若しくはパイ
プが実施例として参照される。
土木工学上の作業量を制限し、特に、連結チャンバの数を制限するために、設
備導管を形成する堅いチューブの内面及び/又は例えば、ケーブル用の保護鞘の
ような保護鞘の外面に相当する摩擦面を潤滑することは知られている。これによ
り、実際に、設置可能なチューブの長さは長くなる。
一般に、この潤滑は、その自由面が摩擦面を構成するチューブの内面及び/又
は外面の表面層により与えられる。
この目的のために様々な解決手段が提案されている。
WO93/14546号には、表面層を、潤滑フィルム又は固形又は液状の形
態の潤滑コーティングで構成することが開示されている。固形潤滑コーティング
の場合、このコーティングは、例えばグラファイト粒子などの固形粒子が分散さ
れ得るポリエチレン製のプラスチック母材であり得る。また、液状潤滑コーティ
ングの場合、このコーティングは、例えば、シリコンベースオイルであり得る。
EP−0,326,711号は、チューブの内層を外層と同時に押し出して、
固形表面層を形成する点では、上述の解決手段に匹敵する解決手段を開示してい
る。
DE−3,539,304号には、潤滑し、しかも粘着し、チューブの内側に
付加され、そこに残留するグリース又はペーストで構成される表面層が開示され
ている。
この潤滑ペースト又はグリースは、それ自体が、液状潤滑剤と固形潤滑剤の粒
子との混合で構成されている。
本発明の目的は、固体チューブの摩擦面又は表面を、永久的に乾式潤滑し、摩
擦力を低減させる上述の解決手段に匹敵する解決手段を含んだ延長された管状製
品を提供することにある。
この目的のために、本発明によれば、下記の二つの材料の間の相乗作用を見出
した。
−表面層のプラスチックマトリックス内に分配され、少なくとも部分的に表面
層の自由面に接触、又はフラッシュする固形式潤滑剤の粒子
−実質的に表面層の自由面を濡らすことなく表面層に分散されるプラスチック
マトリックスと両立可能な液状式潤滑剤
観察された相乗作用の効果は、表面に接触した固形潤滑剤の粒子が、それらを
濡らす順次液状潤滑剤によって順次潤滑されるという事実によって説明される。
本発明によって、設備導管は、他の変形なしに、例えば小さいケーブルを使用
する引張技術(pulling techniques)であろうと、例えばピグを使用する吹込み技
術であろうと、または、吹込み押出技術であろうと、既存の設備技術の全てに適
用可能である点で、一般目的の導管になる。
さらに、固形潤滑剤が導電体の場合には、本発明による潤滑システムは、ケー
ブルが導入される間に導管とケ
ーブルとの間の摩擦によって発生する静電気を、少なくとも部分的に取り除くこ
とができる。
従って、本発明は、以下の第2の特徴を有する。
即ち、
−固形潤滑剤が、例えば、グラファイトのような層状の構造を備え、また、例
えば、ポリテトラフルオロエチレンのような一方向に向けられた長い直線状の原
子連結を備えた重合体構造を備え、
−固形潤滑剤の粒子が、最大20μm、好ましくは1〜15μmの直径を有す
るミクロスフェア(microsphere)であり、
−液状潤滑剤が、好ましくは、限定的ではないが、室温で最大1000センチ
ストーク、例えば、10〜1000センチストークの粘性を有するシリコンであ
り、表面層の自由面上の液状潤滑剤のフィルムの厚さが1μmを越えず、
−固形潤滑剤が充填剤を構成し、
−表面層が、固体チューブの周囲にわたって不規則であり、例えば、長手方向
のリブや溝に相当するが、固体チューブの周囲にわたって連続し得る。
好ましくは、固体チューブは、一方で、乾式潤滑剤の粒子が分散され、これら
の粒子が、内側自由面又は外側自由面の少なくとも一方に部分的に接触され、乾
式摩擦面を構成し、他方で、液状潤滑剤が、実質的に、外側面又は内側面のどち
らも濡らすことなしに分散されるプラ
スチックマトリックスで構成される。
好ましい解決法によれば、固形潤滑剤は、その重量比が少なくともプラスチッ
クマトリックスの5%に等しい、特に同じマトリックスの5重量%乃至20重量
%の充填剤を構成する。
さらに、同じ好ましい解決法によれば、マトリックスは、拡散状態において、
添加物として、プラスチックマトリックスの0.02%に等しい、特に、同じプ
ラスチックマトリックスの0.02重量%〜0.08重量%の間の比率の液状潤
滑剤を含む。この場合、実施例では、固体潤滑剤/液状潤滑剤比は、少なくとも
、5%に等しく、特に、5%乃至20%の間である。
以下に、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
図1は、本発明による設備導管の軸方向断面図である。
図2は、本発明によるケーブル保護鞘の軸方向断面図である。
図3は、図2に示したケーブル保護鞘の別の実施例の横断面図である。
図1によれば、設備導管は堅い、即ち、剛性のチューブ1で構成されており、
このチューブ1は、巻回及び巻解きするのに十分な可撓性と、求心的及び遠心的
な径方向の力に耐えうるのに十分な剛性との両方を兼ね備えた充填剤入りプラス
チック材料(例えば、高密度ポリエチレン)で形成されている。この固体チュー
ブは、その対面に相当する乾式摩擦面を備えている。
本発明によれば、少なくとも一つの表面層3が固体チューブ1に形成され、こ
の表面層3の自由面が乾式摩擦面(内側面2)を構成する。この表面層は、堅い
チューブのそれに相当するプラスチックマトリックスから成っており、固形潤滑
剤の粒子4(ミクロスフェア)が分散されており、これらの粒子は自由面2に部
分的に接触している。
図3に示した本発明による他の設備導管の他の実施例は、選択的に各々異なる
プラスチック材料で形成される三つの同芯層6,7及び8を備え、即ち、外層7
と、表面層3が一体に形成される内層6と、他の中間層8とを備えている。表面
層3は堅いチューブ1の周囲にわたって不連続であり、例えば、長手方向リブ9
または対応する長手方向の近接溝を備える。
しかしながら、勿論、この同じ表面層3は堅いチューブ1の周囲にわたって連
続であってもよい。
表面層3は、押し出し成形後の粘弾性の状態の時に、微粒子の形態で、液状潤
滑剤と混合された固形潤滑剤をチューブ1の内面に噴霧又は拡散することによっ
て得られる。
この方法では、固形潤滑剤と液体状潤滑剤とは、少なくとも表面上で堅いチュ
ーブのプラスチックマトリックスと一体化される。
実施例 1
高密度ポリエチレン(HDPE)(フランスPCD社製
商品名DAPLEN 4610)のチューブ1は、Cincinatti社からのCMS60なる機械で、内
径27mm、厚さ3mmに押しだし成形される。
100センチストークの粘性を有するシリコン・オイル(Pennwhite社の商品名47
V100)内にに平均サイズ16μmの粒子を有するポリテトラフロウロエチレン(pol
ytetrafluoroethylene)(PTFE)粉末(Uniflon社製商品名UNILUB T3)の懸濁液が、
分離した状態で、チューブが粘弾性の間に、押し出しヘッドの出口に噴霧される
。PTFE粉末はオイルに関し重量(PTFE)において20%に相当する。
このようなチューブ内表面とHDPE(上記と同じ物)製の保護鞘との間の摩擦係
数は、0.075である。
他の如何なるものも同じであり、PTFE粉末とシリコンオイルとが下記の理由に
より摩擦係数を低下するよう共同作用する。
−チューブの内表面を処理することなく得られる摩擦係数が0.19であり、
−正常なシリコンオイルが噴霧されて得られる摩擦係数が0.102である。
実施例 2
高密度ポリエチレン(HDPE)製の内径26mm、厚さ2.2mmの2400mの設備ダ
クト内に、一本の8mmケーブルがピグと共に、吹き込みにより押し出される。最
初のケースでは、設備導管の内表面は実施例1と同じ液体状潤
滑剤(シリコン・オイル)で被覆されている。第2のケースでは、内表面は実施
例1と同じ固形潤滑剤粉末で被覆されている。
最初のケースでは、400mを越える長さのケーブルを装着することは不可能
であったが、第2のケースでは、700mを越えるケーブルまで格上げすること
が可能となった。すべての他のものも同じである。
実施例 3
外形17.6mmの設備ケーブルの為に、高密度ポリエチレン製の内径27m
m、厚さ3mmの設備導管が用いられ、この導管の内表面は、第1に粘度100
cPのシリコンオイルで被覆され、第2に粒子サイズが10μmのテフロン(商標
)粉末で被覆され、第3にオイルに対し重量比10%の粉末の混合物で被覆され
る。三つのケースにおいて、ケーブルの押し動かし/運搬時の摩擦係数はそれぞ
れ0.102、0.071,0。0061であった。
実施例 4
外形17.6mmの設備ケーブル用に、高密度ポリエチレン製の内径27mm、厚
さ3mmの設備ダクトが用いられ、このダクトの内表面は、粘度100cpの液体状潤滑
剤(シリコン)と固形潤滑剤(テフロン(商標)粉末)との混合潤滑剤で被覆さ
れ、このテフロン粉末は上述と同じ分子サイズを有し、重量比をそれぞれ5、1
0、15、20%に増やした。
上記した四つのケースにおいて、ケーブルの吹込み/運搬時の摩擦係数はそれ
ぞれ0.086、0.085、0.089、0.090であった。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Extended tubular products, especially equipment conduits
The present invention has generally the same cross-section over its entire length, at least
Equipped with a rigid tube made of one kind of plastic material, wound and wound
Flexibility sufficient to unravel and stiffness to resist centripetal and centrifugal radial forces
It relates to an elongated tubular product with both.
From the above generic definition, under the same concept, the present invention provides one
Or equipment conduits for more cables or one or more pipes
And the equipment conduit may include one or more cables, such as power cables.
It should be understood that it is used as a protective sheath for the
Further, from the terms "cable" and "pipe", the invention generally relates to flow
Body (eg, water or gas), energy (eg, electricity), information or signals (eg,
For example, video signals via optical cable) or analog or digital electrical signals
It would make sense to cover all conduits that enable the transport and transport of data and other flowing objects.
Should be understood.
For the purpose of disclosing the present invention, the present specification shall refer to equipment conduits and / or conduits therein.
Cable or pie to be inserted
Is referred to as an example.
In order to limit the amount of civil engineering work, and in particular to limit the number of connecting chambers,
Inner surface of a rigid tube forming a storage conduit and / or for example of a protective sheath for cables
It is known to lubricate a friction surface corresponding to the outer surface of such a protective sheath. This
In fact, the length of the tube that can be installed becomes longer.
Generally, this lubrication is applied to the inner surface of the tube whose free surface forms the friction surface and / or
Is provided by the outer surface layer.
Various solutions have been proposed for this purpose.
WO 93/14546 discloses that a surface layer is formed of a lubricating film or a solid or liquid form.
It is disclosed to be composed of a lubricating coating in a state. Solid lubrication coating
In the case of this coating, solid particles such as graphite particles are dispersed
It can be a plastic base material made of polyethylene. In addition, liquid lubrication coating
For coatings, this coating can be, for example, a silicone-based oil.
EP-0,326,711 extrudes the inner layer of the tube simultaneously with the outer layer,
In terms of forming a solid surface layer, a solution comparable to the above solution is disclosed.
You.
DE-3,539,304 has a lubricating and sticky material inside the tube.
A surface layer comprising grease or paste applied thereto and remaining thereon is disclosed.
ing.
This lubricating paste or grease is itself a particle of liquid lubricant and solid lubricant.
It consists of a mixture with a child.
It is an object of the present invention to permanently dry lubricate the friction surface or surface of
Elongated tubular with a solution comparable to the solution described above for reducing friction
To provide goods.
To this end, according to the invention, a synergy between the following two materials has been found:
did.
-Distributed within the plastic matrix of the surface layer and at least partially
Solid lubricant particles that contact or flush the free surface of the layer
Plastics dispersed in the surface layer without substantially wetting the free surface of the surface layer
Liquid lubricant compatible with matrix
The observed synergistic effect is that solid lubricant particles in contact with the surface
It is explained by the fact that it is sequentially lubricated by a wetting sequential liquid lubricant.
According to the invention, the equipment conduit uses, for example, small cables without other deformations
Be a pulling technique, for example, using a pig
Technology, or blow-extrusion technology, is suitable for all existing equipment technologies.
It is a general purpose conduit in that it can be used.
Further, when the solid lubricant is a conductor, the lubrication system according to the present invention is
Conduit and cable
At least partially eliminate the static electricity generated by friction with the cable.
Can be.
Therefore, the present invention has the following second feature.
That is,
The solid lubricant comprises a layered structure, for example graphite, and
For example, a long linear source oriented in one direction, such as polytetrafluoroethylene.
Comprising a polymer structure with daughter connections,
The particles of the solid lubricant have a diameter of at most 20 μm, preferably 1 to 15 μm
Microspheres,
The liquid lubricant is preferably, but not limited to, up to 1000 cm at room temperature;
Stokes, for example, silicon having a viscosity of 10 to 1000 centistokes.
The thickness of the liquid lubricant film on the free surface of the surface layer does not exceed 1 μm,
The solid lubricant constitutes the filler,
The surface layer is irregular over the circumference of the solid tube, e.g.
But can be continuous around the circumference of the solid tube.
Preferably, the solid tube, on the other hand, is dispersed with particles of dry lubricant,
Particles partially contact at least one of the inner free surface or the outer free surface, and
A friction surface, on the other hand, the liquid lubricant is substantially separated from the outer surface or the inner surface.
Plastic that is dispersed without getting wet
Consists of a stick matrix.
According to a preferred solution, the solid lubricant has a weight ratio of at least plastic.
Equal to 5% of the matrix, especially 5% to 20% by weight of the same matrix
% Filler.
Furthermore, according to the same preferred solution, the matrix, in the diffuse state,
As an additive, equal to 0.02% of the plastic matrix, in particular the same
Liquid moisture in a ratio between 0.02% and 0.08% by weight of the plastic matrix
Contains lubricant. In this case, in the example, the solid lubricant / liquid lubricant ratio is at least
Equal to 5%, in particular between 5% and 20%.
The present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is an axial sectional view of a facility conduit according to the present invention.
FIG. 2 is an axial sectional view of a cable protective sheath according to the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of another embodiment of the cable protective sheath shown in FIG.
According to FIG. 1, the equipment conduit is constituted by a rigid, ie rigid, tube 1;
This tube 1 is flexible enough to wind and unwind, centripetal and centrifugal
Filler that has both sufficient rigidity to withstand various radial forces
Tick material (for example, high-density polyethylene). This solid chew
The tire has a dry friction surface corresponding to the opposite surface.
According to the present invention, at least one surface layer 3 is formed on the solid tube 1,
The free surface of the surface layer 3 constitutes a dry friction surface (inner surface 2). This surface layer is hard
Consisting of a plastic matrix equivalent to that of a tube, solid lubrication
Agent particles 4 (microspheres) are dispersed, and these particles
Partial contact.
The other embodiments of the other equipment conduit according to the invention shown in FIG.
It comprises three concentric layers 6, 7 and 8 formed of a plastic material, ie an outer layer 7
And an inner layer 6 on which the surface layer 3 is integrally formed, and another intermediate layer 8. surface
The layer 3 is discontinuous around the circumference of the rigid tube 1, for example a longitudinal rib 9
Or it has a corresponding longitudinal proximity groove.
However, of course, this same surface layer 3 extends around the circumference of the rigid tube 1.
It may be continued.
When the surface layer 3 is in a viscoelastic state after extrusion molding, it is in the form of fine particles,
By spraying or diffusing a solid lubricant mixed with a lubricant on the inner surface of the tube 1,
Obtained.
In this method, the solid lubricant and the liquid lubricant are hard tubing, at least on the surface.
Integrated with the plastic matrix of the probe.
Example 1
High-density polyethylene (HDPE) (PCD, France)
Tube 1 (brand name DAPLEN 4610) is a CMS60 machine from Cincinatti.
It is extruded to a diameter of 27 mm and a thickness of 3 mm.
100 centistoke viscous silicone oil (Pennwhite brand name 47)
V100) with polytetrafluoroethylene (pol
ytetrafluoroethylene) (PTFE) powder (Uniflon company name UNILUB T3) suspension,
While separated, the tube is sprayed at the exit of the extrusion head while viscoelastic
. PTFE powder represents 20% by weight (PTFE) with respect to oil.
Friction between the inner surface of such a tube and a protective sheath made of HDPE (same as above)
The number is 0.075.
Everything else is the same, with PTFE powder and silicone oil for the following reasons:
They work together to lower the coefficient of friction.
The coefficient of friction obtained without treating the inner surface of the tube is 0.19,
-Friction coefficient obtained by spraying normal silicone oil is 0.102.
Example 2
2400m equipment made of high density polyethylene (HDPE) 26mm inside diameter and 2.2mm thick
One 8mm cable, along with a pig, is extruded into the container by blowing. Most
In the first case, the inner surface of the equipment conduit was in the same liquid state as in Example 1.
Coated with lubricant (silicone oil). In the second case, the inner surface is implemented
It is coated with the same solid lubricant powder as in Example 1.
In the first case, it is not possible to install cables longer than 400m
However, in the second case, upgrading to a cable longer than 700 m
Became possible. All others are the same.
Example 3
27m inner diameter made of high-density polyethylene for equipment cable of 17.6mm outer shape
m, a 3 mm thick equipment conduit whose inner surface has a viscosity of 100
Second, Teflon (trademark) coated with cP silicone oil and having a particle size of 10 μm
3) coated with a powder, and thirdly coated with a mixture of powder at 10% by weight with respect to the oil.
You. In the three cases, the coefficient of friction for pushing / moving the cable is
0.102, 0.071, 0.0061.
Example 4
For equipment cable of 17.6mm outer diameter, 27mm inner diameter and thickness of high density polyethylene
3mm equipment duct is used, and the inner surface of this duct is 100cp viscosity liquid lubrication.
Lubricant (silicone) and solid lubricant (Teflon (trademark) powder)
This Teflon powder has the same molecular size as above, and the weight ratio is 5, 1 respectively.
Increased to 0, 15, and 20%.
In the above four cases, the coefficient of friction when blowing / transporting the cable is
They were 0.086, 0.085, 0.089, and 0.090, respectively.
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年2月23日(1999.2.23)
【補正内容】
製品。
5.前記堅いチューブ(1)が、乾式潤滑剤の粒子が分散され、これら粒子が
、乾式摩擦面を構成する内側又は外側の自由面(2)の少なくとも一方に部分的
に接触するプラスチックマトリックスで構成されていることを特徴とする請求の
範囲1に記載の管状製品。
6.前記液体状潤滑剤が、実質的に液体状であり、前記マトリックスの外面及
び内面のいずれも実質的に濡らす事なく拡散されていることを特徴とする請求の
範囲5に記載の管状製品。
7.前記液体状潤滑剤が、添加剤を構成し、
その比率が、少なくともプラスチックマトリックスの0.02重量%に等しく
、特に同じプラスチックマトリックスの0.02乃至0.08重量%の間である
ことを特徴とする請求の範囲6に記載の管状製品。
8.前記の固形潤滑剤/液体状潤滑剤の比率が、少なくとも5%に等しく、特
に、5〜20%の間であり、例えば、10%である
ことを特徴とする請求の範囲7に記載の管状製品。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年6月18日(1999.6.18)
【補正内容】
プが実施例として参照される。
土木工学上の作業量を制限し、特に、連結チャンバの数を制限するために、設
備導管を形成する堅いチューブの内面及び/又は例えば、ケーブル用の保護鞘の
ような保護鞘の外面に相当する摩擦面を潤滑することは知られている。これによ
り、実際に、設置可能なチューブの長さは長くなる。
一般に、この潤滑は、その自由面が摩擦面を構成するチューブの内面及び/又
は外面の表面層により与えられる。
この目的のために様々な解決手段が提案されている。
WO93/14546号には、表面層を、潤滑フィルム又は固形又は液状の形
態の潤滑コーティングで構成することが開示されている。固形潤滑コーティング
の場合、このコーティングは、例えばグラファイト粒子などの固形粒子が分散さ
れ得るポリエチレン製のプラスチック母材であり得る。また、液状潤滑コーティ
ングの場合、このコーティングは、例えば、シリコンベースオイルであり得る。
EP−0,326,711号は、チューブの内層を外層と同時に押し出して、
固形表面層を形成する点では、上述の解決手段に匹敵する解決手段を開示してい
る。
DE−3,539,304号には、潤滑し、しかも粘着し、チューブの内側に
付加され、そこに残留するグリース又はペーストで構成される表面層が開示され
ている。
この潤滑ペースト又はグリースは、それ自体が、液状潤滑剤と粒子との混合で
構成されている。
本発明の目的は、固体チューブの摩擦面又は表面を、永久的に乾式潤滑し、摩
擦力を低減させる上述の解決手段に匹敵する解決手段を含んだ延長された管状製
品を提供することにある。
この目的のために、本発明によれば、下記の二つの材料の間の相乗作用を見出
した。
−表面層のプラスチックマトリックス内に分配され、少なくとも部分的に表面
層の自由面に接触、又はフラッシュする固形式潤滑剤の粒子
−実質的に表面層の自由面を濡らすことなく表面層に分散されるプラスチック
マトリックスと両立可能な液状式潤滑剤
観察された相乗作用の効果は、表面に接触した固形潤滑剤の粒子が、それらを
濡らす順次液状潤滑剤によって順次潤滑されるという事実によって説明される。
本発明によって、設備導管は、他の変形なしに、例えば小さいケーブルを使用
する引張技術(pulling techniques)であろうと、例えばピグを使用する吹込み技
術であろうと、または、吹込み押出技術であろうと、既存の設備技術の全てに適
用可能である点で、一般目的の導管になる。
さらに、固形潤滑剤が導電体の場合には、本発明による潤滑システムは、ケー
ブルが導入される間に導管とケ[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] February 23, 1999 (Feb. 23, 1999)
[Correction contents]
Product.
5. The rigid tube (1) contains dry lubricant particles dispersed therein,
At least one of the inner or outer free surface (2) constituting the dry friction surface
Characterized in that it comprises a plastic matrix that contacts the
A tubular article according to range 1.
6. The liquid lubricant is substantially in a liquid state, and is provided on an outer surface of the matrix.
And the inner surface is diffused without substantially wetting.
6. A tubular article according to range 5.
7. The liquid lubricant constitutes an additive,
That ratio is at least equal to 0.02% by weight of the plastic matrix
Especially between 0.02 and 0.08% by weight of the same plastic matrix
A tubular product according to claim 6, characterized in that:
8. The ratio of solid lubricant / liquid lubricant is at least equal to 5%,
Between 5 and 20%, for example 10%
A tubular product according to claim 7, characterized in that:
[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] June 18, 1999 (June 18, 1999)
[Correction contents]
Is referred to as an example.
In order to limit the amount of civil engineering work, and in particular to limit the number of connecting chambers,
Inner surface of a rigid tube forming a storage conduit and / or for example of a protective sheath for cables
It is known to lubricate a friction surface corresponding to the outer surface of such a protective sheath. This
In fact, the length of the tube that can be installed becomes longer.
Generally, this lubrication is applied to the inner surface of the tube whose free surface forms the friction surface and / or
Is provided by the outer surface layer.
Various solutions have been proposed for this purpose.
WO 93/14546 discloses that a surface layer is formed of a lubricating film or a solid or liquid form.
It is disclosed to be composed of a lubricating coating in a state. Solid lubrication coating
In the case of this coating, solid particles such as graphite particles are dispersed
It can be a plastic base material made of polyethylene. In addition, liquid lubrication coating
For coatings, this coating can be, for example, a silicone-based oil.
EP-0,326,711 extrudes the inner layer of the tube simultaneously with the outer layer,
In terms of forming a solid surface layer, a solution comparable to the above solution is disclosed.
You.
DE-3,539,304 has a lubricating and sticky material inside the tube.
A surface layer comprising grease or paste applied thereto and remaining thereon is disclosed.
ing.
This lubricating paste or grease is itself a mixture of liquid lubricant and particles.
It is configured.
It is an object of the present invention to permanently dry lubricate the friction surface or surface of
Elongated tubular with a solution comparable to the solution described above for reducing friction
To provide goods.
To this end, according to the invention, a synergy between the following two materials has been found:
did.
-Distributed within the plastic matrix of the surface layer and at least partially
Solid lubricant particles that contact or flush the free surface of the layer
Plastics dispersed in the surface layer without substantially wetting the free surface of the surface layer
Liquid lubricant compatible with matrix
The observed synergistic effect is that solid lubricant particles in contact with the surface
It is explained by the fact that it is sequentially lubricated by a wetting sequential liquid lubricant.
According to the invention, the equipment conduit uses, for example, small cables without other deformations
Be a pulling technique, for example, using a pig
Technology, or blow-extrusion technology, is suitable for all existing equipment technologies.
It is a general purpose conduit in that it can be used.
Further, when the solid lubricant is a conductor, the lubrication system according to the present invention is
Conduit and cable
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M
W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY
,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM
,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E
S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID
,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M
G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT
,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,
TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V
N,YU,ZW
(72)発明者 トリシヤル クロード
フランス国 エフ―60480 サン―アンド
レ フアリヴィレ,リュ ド カルモン,
10────────────────────────────────────────────────── ───
Continuation of front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, L
U, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF)
, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE,
SN, TD, TG), AP (GH, GM, KE, LS, M
W, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ, BY)
, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM), AL, AM
, AT, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY,
CA, CH, CN, CU, CZ, DE, DK, EE, E
S, FI, GB, GE, GH, GM, GW, HU, ID
, IL, IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ,
LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, MD, M
G, MK, MN, MW, MX, NO, NZ, PL, PT
, RO, RU, SD, SE, SG, SI, SK, SL,
TJ, TM, TR, TT, UA, UG, US, UZ, V
N, YU, ZW
(72) Inventor Tricial Claude
France F-60480 Sun-and
Le Huarivile, Ryu de Carmon,
Ten