JP2001521515A - キレート化剤 - Google Patents

キレート化剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明は式I: [式中、それぞれのnは同一または相異なることができ、整数の2、3または4好ましくは2)であり;それぞれのiは同一または相異なることができ、0または1であり;それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保護基、好ましくは保護基であり;XはO、S、N、NR4または置換されたリン(例えばオキソ置換されたリン)、好ましくはSまたはNであり;それぞれのR4は同一または相異なることができ、水素または場合により置換された有機基であり;それぞれのR2は同一または相異なることができ、水素または場合により置換された有機基であり;それぞれのR1は同一または相異なることができ、水素または場合により置換された有機基であり、またはCR1 2部分はカルボニル基であるかまたは2個の異なる炭素上の2、3または4個のR1はそれらの炭素およびいずれかの介在する原子と一緒になって、場合により置換された飽和または不飽和の同素環式環または複素環式環であることができ;かつ好ましくは少なくとも1個のCR1 2部分はCH2またはCH(CH3)以外である]で表される錯体形成性化合物またはその塩または錯体(ただし、ここで場合により、R1、R2、R3およびR4の部分の少なくとも1つはベクター部分に直接または間接的に結合している)を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 キレート化剤 発明の詳述 本発明は錯体形成性剤(complexant)およびその金属化された錯体並びに診断 、治療および予防用組成物におけるそれらの使用、特に診断用像形成剤および治 療剤として放射性核種で金属化される錯体形成性剤の使用に関する。 放射性核種を含有する薬物化合物の種類である放射性医薬は、種々の疾患状態 特にある種の癌の診断および治療に有用である。 このような放射性医薬中の放射性核種は、金属(例えば遷移金属またはランタ ニド)または非金属(例えばヨウ素または水素放射性核種)であることができる 。放射性核種が金属である場合、それはその金属のまたはその金属を含有する一 価もしくは多価の原子イオンと錯化剤(complexing agent)との錯体(通常はキ レート錯体)として慣用的に投与される。本発明は特に、錯化金属放射性核種お よび金属イオン放射性核種で金属化され得る錯体形成性剤に関する。 錯化金属放射性医薬の使用において、診断または治療上の性質はその金属放射 性核種の適切な選択により(例えばその崩壊パターンまたは半減期によって)選 択されるが、一方生体分布および生体脱離の性質は、錯化放射性核種が特定の身 体部位または組織型例えば癌組織を標的とするように錯体形成性剤および、所望 ならば錯体形成性剤に直接または間接的に結合するベクター部分を適切に選択す ることにより選択される。 治療または診断用組成物中で金属放射性核種とともに使用することが推奨され てきた錯体形成性剤の例としては、WO-A-92/08494およびWO-A-93/21957に開示さ れたターピリジン(terpyridine)キレート化剤お よびOhmomo et al.,J.Med.Chem.35:157-162(1992)およびKung et al.,J .Nucl.Med.25:326-332(1984)で議論されたBATキレート化剤を挙げることが できる。 それにもかかわらず、診断および治療用金属放射性核種と適切に錯化すること ができ、かつ好ましくはさらに錯化された放射性核種が患者の身体内の所望の標 的部位に向けられるのに有効なベクター部分に結合することもできるような錯体 形成性剤がなお必要とされている。 特に、診断上有効な金属放射性核種と治療上有効な金属放射性核種との双方を 錯化するのに使用することができる錯体形成性剤がなお必要とされている。この 方法では、錯体の生体分布パターンを決定する、金属と担体からなる錯体の担体 部分が診断剤と治療剤の双方において同一であることができるが故に、一つの疾 患部位を実質的に等しい生体分布を有する診断剤と治療剤を使用して像形成しか つ治療することができる。 本発明によれば、新規種類の錯体形成性剤は上記の点で適切な性質を有してい ることが見いだされた。 新規な錯体形成性剤は順番に、S、N、X、NおよびSのヘテロ原子(ここで XはO、S、NまたはPのヘテロ原子である)により中断される炭素鎖を含有し ているのでN2S2X錯体形成性剤と称される。これらのヘテロ原子の間には2、3 または4個の原子の長さをもつ炭素鎖が存在する。このような錯体形成性剤およ びそれらの塩および錯体例えば標的に向けられるそれらの錯体は、本発明の一つ の態様を形成する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は式I R3S(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nX(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nSR3 (I) (式中、それぞれのnは同一または相異なることができ、整数の2、3または4 (好ましくは2)であり; それぞれのiは同一または相異なることができ、0または1であり; それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保護基、好 ましくは保護基であり; XはO、S、N、NR4または置換されたリン(例えばオキソ置換されたリン) 、好ましくはSまたはNであり; それぞれのR4は同一または相異なることができ、水素または場合により置換さ れた有機基であり; それぞれのR2は同一または相異なることができ、水素または場合により置換さ れた有機基であり; それぞれのR1は同一または相異なることができ、水素または場合により置換さ れた有機基であり、または CR1 2部分はカルボニル基であるか、または2個の異なる炭素上の2、3または 4個のR1がそれらの炭素およびいずれかの介在する原子と一緒になって、場合に より置換された飽和または不飽和の同素環式環または複素環式環を表すことがで き;そして 好ましくは少なくとも1個のCR1 2部分はCH2もしくはCH(CH3)以外である) で表される錯体形成性化合物またはその塩または錯体[ただし、ここで場合によ りR1、R2、R3およびR4部分の少なくとも一つはベクター部分に直接または間接的 に結合している]を提供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は場合によりベクターに結合した式I の錯体形成性剤からなる錯体の有効量(例えばインビボ像形成で像コントラスト を増強するのに有効な量または所望の治療効果を達成するのに十分な量)を少な くとも一種の医薬的に有効な担体または賦形剤とともに含有する医薬組成物を提 供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は生きている被検者に造影剤を投与し 、その被検者の身体の少なくとも一部分の像を生成させることからなる診断方法 で用いる造影剤の製造における、場合によりベクターの結合した式Iの錯体形成 性剤からなる錯体の使用を提供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は例えば腫瘍治療用の治療剤、例えば 放射性医薬の製造における、場合によりベクターの結合した式Iの錯体形成性剤 からなる錯体の使用を提供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は生きているヒトまたはヒト以外の( 好ましくは哺乳類または鳥類)動物被験者に、例えば血管系または胃腸管系中に 造影剤を投与し、その造影剤が分布した被験者の身体の少なくとも一部分の像を 例えばX線、MR、超音波、シンチグラフィー、PET、SPET、電気インピーダンス 、光または磁気測定での像形成モダリティーにより被験者の像を形成させる方法 において、その造影剤として場合によりベクターの結合した式Iの錯体形成性剤 からなる錯体を使用することを特徴とする方法を提供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は生きているヒトまたはヒト以外の( 好ましくは哺乳類または鳥類)動物被験者に、例えば血管系または胃腸管系中に 治療剤を投与することからなる該被験者の治療方法において、その治療剤として 場合によりベクターの結合した式Iの錯体形成性剤からなる錯体を使用すること を特徴とする方法を提供する。 さらに別の態様から考察すれば、本発明は場合によりベクターの結合した式I の錯体形成性剤からなる錯体の製造方法を提供する。その方法は場合によりベク ターの結合した式Iの錯体形成性剤を診断上または治療上有効な金属イオンまた は金属含有錯イオンで金属化することからなる。 金属化は慣用の技術を使用して、例えば錯体形成性剤またはその塩を溶 液状態で所望金属の可溶性塩と反応させて実施することができる。 式Iの化合物中、各R1基が介在する原子と一緒になって環式基を形成する場合 には、これはN、SおよびOから選択される0、1、2または3個のヘテロ原子 を含有する5〜8員環であるのが特に好ましい。より好ましくは、1個のこのよ うなヘテロ原子は1個のN(R2)iまたはX基により提供されるのが好ましいが、さ らにより好ましくは、各R1基は隣接する2個の炭素原子上にあるが、しかしN(R2 )iまたはX基とは別の側にあるのが好ましい。式Iの化合物は、N(R2)i部分また はX部分から環の窒素、酸素または硫黄を混入させている0、1または3個のこ のような複素環、好ましくは不飽和で、特に好ましくは芳香族の複素環を含有す るのが好ましい。特に好ましくは、生成する複素環は不飽和のN1、N2、O1、N1O1 またはS1の複素環であり、チオフェン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、 モルホリン、ピラン、ピロール、イミダゾール、ピラジン、ピリミジン、イミダ ゾリジン、イミダゾリジノン、フランまたはピリジン環が好ましい。ピリジン、 チオフェンおよびフラン環、特にピリジン環が最も好ましい。 N(R2)i部分とX部分の間にある2個の(CR1 2)n基が(CH2)n基または(CR1 2)(CH2)n-1 基であるのも好ましいが、その際ここでXはSでありそしてそれらのCR1 2部 分はN(R2)iの窒素に結合している。さらに、環式基の一部分である1個の(CR1 2 )基に隣接する各(CR1 2)基は、環式基の一部分であるか、またはCH基もしくは CH2基であるのが好ましい。 さらに好ましくは、SR3基に隣接するCR1 2部分はCH2基またはCR5 2基(ここで各 R5基は独立していてアルキル基、好ましくはC1-3アルキル基である)であるが、 特に好ましくはCH2基またはC(CH3)2基である。このようなCR1 2部分はCR5 2基であ るのが好ましいが、ここで隣接する(CR1 2)n-1N(R2)i基は環式基の一部分を形成 しない。 1個のCR1 2基がカルボニル基である場合、これはN(R2)i基に隣接するのが好ま しい。このようなカルボニル基が存在する場合には、N(R2)i基に隣接するその他 のCR1 2基はアミンまたはカルボニル官能基を含有するのが好ましく、例えばこの ようなCR1 2基は基CH-CH2COOHまたはCH-CH2CH2NH2である。 2個のCR1 2基と介在する原子により形成されるいずれの環式基も、前述のよう に、例えば少なくとも1個のヒドロキシ、オキソ、ハロ、アルキル、アリール、 アミノ、CNS、カルボキシルまたはアシル基により、例えばヒドロキシ−アミノ −フェニル基により場合により置換されることができる。 式Iの化合物の置換基である有機基は、場合により1個以上の例えば6個まで のヘテロ原子(例えばハロ、N、S、PおよびO原子)を含有する一般的にはC1 -20 基、好ましくはC1-10基である。アルキル、アルケニル、アルキニルおよびア シル部分(アルキレン等の部分を包含する)は6個までの炭素原子を含有するの が好ましい。アリール部分はフェニル基であるか、または5〜7員のN、Sまた はO含有複素環であるのが好ましい。しかし、他の親水性置換基例えばポリアル キレンオキシド(すなわち((CH2)mO)p、ここでmは2または3であり、pは2〜 500の整数である)が所望により、生体分布調整剤として存在する場合もある。 2個のN(R2)i基が存在する場合には、少なくとも1個のR2にはアミン、カルボ キシル、または硫黄もしくはリンオキシ−酸で置換されたC1-6アルキル基、例え ばCH2CH2NH2または、より好ましくはCH2COOHが存在するのが好ましい。 式Iの化合物は式II R3-S-CR4 2(CH2)n-2(CR1 2)N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2(CR1 2)X(CR1 2)-(CH2)n-2(CR1 2 )N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2CR4 2SR3 (II) [式中、それぞれのCR1 2は同一または相異なることができ、CH2、CHまたは-Cで あり、後者の二つの場合には同一のヘテロ原子に隣接するCR1 2基に連結して、場 合により置換された飽和または不飽和の5または6員複素環を形成する。それぞ れのR2は存在するならば、Hであるかまたは官能化されたC1-6アルキル基(例え ばCH2COOH)であり、1個のR2はH以外であるのが好ましい]を有するのが好ま しい。 特に好ましいのは、それぞれのnが2であり、XがSまたはNおよびOであり 、1個または2個の縮合ピリジン基が本発明化合物中に存在する場合である。例 えば、特に好ましい化合物としては下記の式III〜VII: (式中、R5は水素または場合により置換されたアリキル、アリール、アルカリー ルまたはアラルキルであり;R4はHまたは好ましくはCH3であり;R6はHまたは 官能化されたアルキルであり、一方はHで、他方はCH2COOHであるのが好ましく ;そしてXはR5基で場合により置換された炭素結合ヘテロ芳香族環、例えば2,5 −チオフェン、2,6−ピリジン、2,5−フランまたは2,6−ピリミジン環である) を挙げることができる。 ベクター基への直接連結は(CR1 2)n部分の骨格炭素を介して、または2個の(C R1 2)基およびN(R2)iまたはXの介在ヘテロ原子1個により形成される環式基の 環炭素を介して、特に好ましくはそのような環原子に結合するフェニル基を介し て存在するのが好ましい。 チオール保護基R3は知られたチオール保護基のいずれかであることができる( 例えばGreene,“Protective groups in organic synthesis”,Wiley Interscie nce,1981およびMcOmie,“Protective groups in organic chemistry”,Plenu m,1973参照)。このような基の例としては、場合により置換されたC1-6アルキル 基、例えばメトキシベンジル(mBz)基がある。 本発明の錯体形成性剤は、例えばそれを特定の受容体、器官、組織または身体 区画の標的に向けるように、錯体形成性剤またはその錯体の生体分 布に影響する物質であるベクターに結合させることができる。このような結合は 直接であってもよいし、または錯体形成性剤およびベクターに結合する二官能性 化合物であるリンカーからなってもよい。適当なベクターの例としてはタンパク 質、抗体、抗体断片、オリゴペプチド、ホルモン、ポリアルキレンオキシドおよ び医薬を挙げることができる(例えばWO 92/08494を参照)。 本発明化合物は、常套の有機合成およびキレーター(chelator)金属化技法に よって製造することができる。図で示した合成スキームは下記のとおりである。 スキーム1.TMT-S2の合成 スキーム2.前駆体の合成 スキーム3.N2S2−ピリジンの合成 スキーム4.N2S2Xの合成 スキーム5.N2S2X−アミドの合成 式Iの錯体形成性化合物は、治療上または診断上有効な金属イオンまたは錯イ オン(例えば金属酸化物または金属スルフィドのイオン、例えばTcOまたはVO)で 金属化されることができる。一般的には、好ましい金属イオンは放射性核種、常 磁性イオン、蛍光性イオンまたは重金属イオン(例えば53より大きい原子数を有 する)またはクラスターイオンである。 適当な金属の例としてはAg、At、Au、Bi、Cu、Ga、Ho、In、Lu、Pb、Pd、Pm、 Pr、Rb、Re、Rh、Sc、Sr、Tc、Tl、YおよびYbを挙げることができる。 好ましい金属放射性核種の例としては90Y、99mTc、111In、47Sc、67Ga、51Cr 、177mSn、67Cu、167Tm、97Ru、188Re、177Lu、199Au、203Pbおよび141Ceを挙げ ることができる。 さらにγ−放射性の放射性核種、例えば99mTc、111In、67Gaおよび169Ybは既 に承認されており、診断用像形成のために調査されているが、一方β−エミッタ ーの錯体例えば67Cu、111Ag、186Reおよび90Yは腫瘍治療での適用に最も有望で ある。さらにβ−エミッター(例えば67Cu、111Ag、186Re、188Reおよび90Y)に対 する以外にもまたγ−エミッター(例えば99mTc、111In、67Gaおよび169Yb)並 びに興味深い他の放射性核種(211At、212Bi、177Lu、86Rb、105Rh、153Sm、198 Au、149Pm、85Sr、142Pr、214Pb、109Pd、166Ho、208Tlおよび11Sc)も有望であ る。硬い金属イオン例えばIn3+、Ga3+、Yb3+およびY3+との錯体は安定である。 さらに、それらは2個または3個の硫黄原子を含有しているのでそれらの軟らか い金属(Ag+、Cu2+、TcO3+およびReO3+)錯体もまた安定である。 好ましい常磁性金属イオンとしては遷移金属およびランタニド金属(例えば21 -29、42、43、44または57-71の原子数を有する金属)のイオン、特にCr、V、Mn 、Fe、Co、Ni、Cu、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、 Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuのイオン、好ましくはMn、Cr、Fe、GdおよびDyのイ オン、より好ましくはGdのイオンを挙げることができる。 好ましい蛍光性金属イオンとしてはランタニド類があるが、特にLa、Ce、Pr、 Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuが挙げられる。Euが特に 好ましい。 好ましい重金属含有受容体としてはMo、Bi、SiおよびWの原子を含有するが、 特に好ましくはWO 91/14460、WO 92/17215、WO 96/40287およびWO 96/22914に記 載されている多原子クラスターイオン(例えばBi化合物並びにW酸化物およびMo 酸化物)が挙げられる。 本明細書中に述べられている刊行物の全ては参照によりここに組み入れられる 。 本発明化合物は、像形成のために特定の像形成技術を用いて所望のコントラス トを得るのに十分な量で患者に投与することができる。一般的には、患者の体重 1kg当たり0.001〜5.0mmol用量のキレート化された像形成金属イオンが、適当な コントラスト増強を達成するのに有効である。大抵のMRI適用の場合には、像形 成金属イオンの好ましい用量は0.02〜1.2mmol/kg体重であるが、一方X線適用 の場合には0.05〜2.0mmol/kgの用量が、X線を減弱させるのに一般的には有効 である。大抵のX線適用の場合の好ましい用量は、体重1kg当たり0.1〜1.2mmol のランタニドまたは重金属化合物である。キレート化された種が放射性核種であ る場合には、70kg体重当たり0.01〜100mCi好ましくは0.1〜50mCiの用量で通常は 十分である。 治療用としての本発明化合物の用量は治療状態に左右されるが、一般的には体 重1kg当たり1pmol〜1mmol程度である。 本発明化合物は、慣用の医薬または獣医薬用の助剤例えば乳化剤、脂肪酸エス テル、ゲル化剤、安定剤、抗酸化剤、浸透圧調整剤、緩衝剤、pH調 整剤等で処方され、非経口または腸溶投与用に適した形態、例えば注射もしくは 注入または外部排出口を有する体腔例えば胃腸管、膀胱または子宮中への直接投 与に適した形態で存在することができる。すなわち本発明化合物は慣用の医薬投 与形態、例えば錠剤、カプセル剤、粉剤、溶液、懸濁液、分散液、シロップ液、 坐薬等であることができる。しかし、生理学的に許容し得る担体媒体中の溶液、 懸濁液および分散液、例えば注射用水が一般的には好ましい。 従って、本発明化合物は十分に本技術分野で知られている技術手法で生理学的 に許容し得る担体または賦形剤を用いて投与用に処方され得る。例えば、場合に よっては製薬上許容し得る賦形剤を添加して、化合物を水性媒体中に懸濁または 溶解し、次いで得られた溶液または懸濁液を滅菌することができる。 身体のいくつかの部分の像形成について、最も好ましい造影剤投与法は非経口 投与、例えば静脈内投与である。非経口的に投与可能な形態例えば静脈内用溶液 は、滅菌性で、生理学的に許容し得ない剤を含有するべきではなく、投与時の刺 激またはその他の不利な作用を最小にするために低い浸透圧を有するべきであり 、従って造影剤は等張性または若干高張性であるのが好ましい。適当なビヒクル としては、非経口溶液の投与に慣用的に使用する水性ビヒクル例えば塩化ナトリ ウム注射液、リンガー注射液、デキストロース注射液、デキストロースと塩化ナ トリウムとの注射液、乳酸化リンガー注射液およびその他の溶液例えばRemingto n's Pharmaceutical Sciences,15th ed.,Easton:Mack Publishing Co.,pp.1 405-1412および1461-1487(1975)並びにThe National Formulary XIV,14th ed .Washington:American Pharmaceutical Association(1975)に記載されているよ うな溶液を挙げることができる。これらの溶液は非経口溶液に慣用 的に使用する保存剤、抗菌剤、緩衝剤および抗酸化剤、並びに賦形剤および前記 キレートと相溶性であって、生成物の製造、貯蔵または使用に有害でないような その他の添加剤を含有することができる。 以下に本発明を実施例によりさらに説明するが、これらは本発明を限定するも のではない。化合物の番号は上記の反応スキームに示したものである。 実施例 12の製造 :窒素下、10mlのDMF中に溶解した76mgのNaHの溶液に0.27mlの4−メト キシベンジルチオールを撹拌しながら加えた。次いで、0.48gのWIN63539の固形 物を加え、その混合物を一夜撹拌した。この混合物をCHCl3で希釈し、H2O、10% Na2CO3およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥した。溶媒を回転蒸発により除去 した後にそれをろ過して、2をオフホワイトの固形物として得た。収率は80%で 、2はTLCおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 23および4の製造 :3は知られた操作により、エチル2−ブロモ−2−メチルプ ロピオネートをナトリウムエトキシド/エタノール中でHS-MBzと反応させること により製造した。収率は60%〜80%であった。粗生成物をその後の反応系中での 4の生成に使用した。 実施例 35の製造 :0℃で150mlのCH2Cl2および21mlのトリフルオロ酢酸中に溶解した18. 2gの1−アミノ−2−メチル−2−プロパンチオール塩酸塩の溶液に、50mlのC H2Cl2中に溶解した20.1gの4−メトキシベンジルクロリドの冷溶液を滴加した 。その混合物を0℃で1時間次いで室温で3時間撹拌した。その混合物に30mlの MeOHを加えて反応を停止させ、全ての溶媒を回 転蒸発により除去した。残留物を400mlのCHCl3中に溶解し、飽和NaHCO3(3×30 0ml)、10%Na2CO3、H2Oおよびブラィンで洗浄し次いでNa2SO4で乾燥した。溶媒 を回転蒸発により除去した後にそれをろ過して、5を無色の油状物として得た。 収率は95%で、5はTLCおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 46の製造 :これは5と同じ操作により、L−システインエチルエステル塩酸塩を 使用して製造された。収率は95%で、6はTLCおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 57の製造 :MeCN中に溶解した2,6−ビス(ブロモメチル)ピリジンの溶液にジイソ プロピルエチルアミンおよび5を加えた。その混合物を3日間加熱還流し、放置 して室温に冷却した。抽出法およびシリカクロマトグラフィーにより7を得た。 実施例 68の製造 :MeCN中に溶解した7の溶液に、ジイソプロピルエチルアミンおよびブ ロモ酢酸エチルを加え、その混合物を一夜加熱還流し、次いで通常の抽出法およ びシリカクロマトグラフィーにより8を得た。 実施例 79の製造 :CHCl3中に溶解した3(5g)の溶液に、6.6mlのS0Cl2を滴加し、次い でその混合物を3時間還流した。溶媒を回転蒸発により除去し、残留物に0℃で 50mlのCH2Cl2を加えた。3.4mlのEt3Nを徐々に加え、次いで10mlのCH2Cl2中に溶 解した1.1gの2,2'−ビスアミノエチルチオエーテルを滴加した。その混合物を 放置して室温に加温し、次いで3時間加熱還流した。それを放置して室温に冷却 させ、分液漏斗に移し、飽和NaHCO3、10 %Na2CO3、H2O、1N HCl、H2Oおよびブラインで洗浄し次いでNa2SO4で乾燥した。 溶媒を回転蒸発により除去した後にそれをろ過して、粗生成物を得た。それをシ リカクロマトグラフィー(50%:50%/酢酸エチル:ヘキサン)により精製して 、9を無色の油状物として得た。収率は50%で、9はTLCおよびNMRにより特性付 けられた。 実施例 810 の製造 :これは9の場合と同様の操作で、ジエチレントリアミンを使用して製 造し、単離した。通常の単離および精製操作により純粋な生成物が得られた。 実施例 911 の製造 :40mlのTHF中に溶解した5.3gの9の溶液に40mlの1N BH3・THFを加え た。その混合物を48時間加熱還流し、放置して室温に冷却した。約10mlの6N NaO Hを加えて過剰のBH3を分解し、混合物を30分間還流した。2N HClを加えてpHを酸 性に調整し、全ての溶媒を回転蒸発により除去した。残留物をCHCl3中に溶解し 、H2O、飽和NaHCO3、H2Oおよびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥した。それをろ 過し、粗生成物をシリカクロマトグラフィー(90%:10%/酢酸エチル:MeOH) により精製して、11を無色の油状物として得た。収率は約50%で、11はTLCおよ びNMRにより特性付けられた。 実施例 1012 の製造 :これは11の場合と同様の操作で、出発物質として10を使用して製造し 、単離した。通常の単離および精製操作により純粋な生成物が得られた。 実施例 1113 の製造 :100mlのMeCN中に溶解した2.9gの11の溶液に、0.79gのジイソ プロピルエチルアミンおよび0.94gのブロモ酢酸エチルを加えた。その混合物を 24時間加熱還流し、放置して室温に冷却した。溶媒を回転蒸発により除去し、残 留物をCHCl3中に溶解し、H2O、飽和NaHCO3、H2Oおよびブラインで洗浄し、Na2SO4 で乾燥した。それをろ過して、粗生成物をシリカクロマトグラフィー(90%:1 0%/酢酸エチル:ヘキサン)により精製した。 それを20mlのTHFと20mlの5N NaOHとの混合物中に溶解した。混合物を1時間還流 し、放置して室温に冷却した。その溶液のpHを1N HClで約10に調整し、それをCH2 Cl2で抽出した。有機相をH2O、10%Na2CO3、H2Oおよびブラインで洗浄し次いで Na2SO4で乾燥した。それをろ過して、13を白色の固形物として得た。最終収率は 約40%で、13はTLCおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 1214 の製造 :これは13の場合と同様の操作で、出発物質として12を使用して製造し 、単離した。通常の単離および精製操作により純粋な生成物が得られた。 実施例 1315 の製造 :0℃で150mlのCH2Cl2中に溶解した8.6gの5の溶液に、5.3gのチオ グリコール酸無水物の固形物を徐々に加え、その混合物を4時間撹拌した。それ を分液漏斗に移し、H2O、10%Na2CO3、H2Oおよびブラインで洗浄し次いでNa2SO4 で乾燥した。溶媒を回転蒸発により除去した後にそれをろ過してて、15を無色の 油状物として得た。収率は90%で、15はTLCおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 1416 の製造 :これは15の場合と同様の操作で、出発物質としてアミン保護された無 水イミノ二酢酸を使用して製造し、単離した。通常の単離および精 製操作により純粋な生成物が得られた。 実施例 1517 の製造 :150mlのCHCl3中に溶解した6.5gの15の溶液に、4.4gのカルボニルジ イミダゾール固形物を徐々に加え、その混合物を30分間撹拌した。次いで50mlの CHCl3中に溶解した5.7gの6の溶液を加え、その混合物を一夜撹拌した。それを 分液漏斗に移し、H2O、1N HCl、H2O、10%Na2CO3、H2Oおよびブラインで洗浄し 次いでNa2SO4で乾燥した。それをろ過し、粗生成物をシリカクロマトグラフィー (90%:10%/酢酸エチル:ヘキサン)により精製した。収率は60%で、17はTL CおよびNMRにより特性付けられた。 実施例 1618 の製造 :これは17の場合と同様の操作で、出発物質として16を使用して製造し 、単離した。通常の単離および精製操作により純粋な生成物が得られた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月21日(1999.6.21) 【補正内容】 2個のN(R2)i基が存在する場合には、少なくとも1個のR2にはアミン、カルボ キシル、または硫黄もしくはリンオキシ−酸で置換されたC1-6アルキル基、例え ばCH2CH2NH2または、より好ましくはCH2COOHが存在するのが好ましい。 式Iの化合物は式II R3-S-CR4 2(CH2)n-2(CR1 2)N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2(CR1 2)X(CR1 2)-(CH2)n-2(CR1 2 )N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2CR42SR3 (II) [式中、それぞれのCR1 2は同一または相異なることができ、CH2、CHまたはCで あり、後者の二つの場合には同一のヘテロ原子に隣接するCR1 2基に連結して、場 合により置換された飽和または不飽和の5または6員複素環を形成する。それぞ れのR2は存在するならば、Hであるかまたは官能化されたC1-6アルキル基(例え ばCH2COOH)であり、1個のR2はH以外であるのが好ましい]を有するのが好まし い。 特に好ましいのは、それぞれのnが2であり、XがSまたはNおよびOであり 、1個または2個の縮合ピリジン基が本発明化合物中に存在する場合である。例 えば、特に好ましい化合物としては下記の式III〜VII: さらにγ−放射性の放射性核種、例えば99mTc、111In、67Gaおよび169Ybは既 に承認されており、診断用像形成のために調査されているが、一方β−エミッタ ーの錯体例えば67Cu、111Ag、186Reおよび90Yは腫瘍治療での適用に最も有望で ある。さらにβ−エミッター(例えば67Cu、111Ag、186Re、188Reおよび90Y)に対 する以外にもまたγ−エミッター(例えば99mTc、111In、67Gaおよび169Yb)並 びに興味深い他の放射性核種(211At、212Bi、177Lu、86Rb、105Rh、153Sm、198 Au、149Pm、85Sr、142Pr、214Pb、109Pd、166Ho、208Tlおよび44Sc)も有望であ る。硬い金属イオン例えばIn3+、Ga3+、Yb3+およびY3+との錯体は安定である。 さらに、それらは2個または3個の硫黄原子を含有しているのでそれらの軟らか い金属(Ag+、Cu2+、TcO3+およびReO3+)錯体もまた安定である。 好ましい常磁性金属イオンとしては遷移金属およびランタニド金属(例えば21 -29、42、43、44または57-71の原子数を有する金属)のイオン、特にCr、V、Mn 、Fe、Co、Ni、Cu、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb およびLuのイオン、好ましくはMn、Cr、Fe、GdおよびDyのイオン、より好ましく はGdのイオンを挙げることができる。 好ましい蛍光性金属イオンとしてはランタニド類があるが、特にLa、Ce、Pr、 Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuが挙げられる。Euが特に 好ましい。 好ましい重金属含有受容体としてはMo、Bi、SiおよびWの原子を含有するが、 特に好ましくはWO 91/14460、WO 92/17215、WO 96/40287およびWO 96/22914に記 載されている多原子クラスターイオン(例えばBi化合物並びにW酸化物およびMo 酸化物)が挙げられる。 本明細書中に述べられている刊行物の全ては参照によりここに組み入れられる 。 請求の範囲 1.式III、V、VIまたはVII (式中、それぞれのnは同一または相異なることができ、整数の2、3または 4であり; それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保護基で あり; XはO、S、NR4または置換されたリンであり; X*はR5基で場合により置換された炭素結合ヘテロ芳香族環であり; それぞれのR4は同一または相異なることができ、HまたはCH3であり; R5は水素または場合により置換されたアルキル、アリール、アルカリールま たはアラルキルであり;そして R6はHまたは官能化されたアルキルである) で表される化合物またはその塩または錯体。 2.式I R3S(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nX(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nSR3 (I) (式中、それぞれのnは同一または相異なることができ、整数の2、3または 4であり; それぞれのiは同一または相異なることができ、0または1であり; それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保護基で あり; XはSであり; それぞれのR2は同一または相異なることができ、水素または場合により置換 された有機基であり; それぞれのR1は同一または相異なることができ、水素または場合により置換 された有機基であり、または CR1 2部分はカルボニル基であるか、または2個の異なる炭素上の2、3また は4個のR1はそれらの炭素およびいずれかの介在する原子と一緒になって、場合 により置換された飽和または不飽和の同素環式環または複素環式環であることが できる) で表される錯体形成性化合物またはその塩または錯体[ただし、ここで 場合により、R1、R2およびR3の部分の少なくとも一つはベクター部分に直接また は間接的に結合している;および N(R2)i部分とX部分との間の2個の(CR1 2)n基は(CH2)n基であるかまたは(CR1 2 )(CH2)n-1基であり、ここでCR1 2部分はN(R2)iの窒素に結合している]。 3.少なくとも1個のCR1 2部分はCH2またはCH(CH3)以外である請求項2記載の化 合物またはその塩または錯体。 4.nは2であり、それぞれのR3は独立してチオール保護基である請求項2また は3記載の化合物またはその塩または錯体。 5.N(R2)i部分およびX部分から環の窒素、酸素または硫黄を混入させている0 、1または2個の複素環式環を含有する請求項2〜4のいずれか一項に記載の化 合物。 6.環式基の一部分である1個の(CR1 2)基に隣接する(CR1 2)基がそれ自体で環式 基の一部分を形成するか、またはCHもしくはCH2基である請求項2〜5のいずれ か一項記載の化合物。 7.SR3基に隣接するCR1 2部分がCH2またはCR5 2基(ここで、それぞれのR5は独立 していてアルキル基である)である請求項2〜6のいずれか一項に記載の化合物 。 8.少なくとも1個の金属イオンまたは錯イオンにより金属化される請求項1〜 7のいずれか一項記載の化合物。 9.金属イオンが放射性核種、常磁性イオン、蛍光性イオン、重金属イオンおよ びクラスターイオンから選択される請求項8記載の化合物。 10.金属イオンがAg、At、Au、Bi、Cu、Ga、Ho、In、Lu、Pb、Pd、Pm、Pr、Rb、 Re、Rh、Sc、Sr、Tc、Tl、YおよびYbの金属イオンから選択される請求項8記載 の化合物。 11.放射性核種が90Y、99mTc、111In、47Sc、67Ga、51Cr、177mSn、67Cu、167Tm 、97Ru、188Re、177Lu、199Au、203Pbおよび141Ceから選択される請求項9記載 の化合物。 12.常磁性金属イオンが遷移金属およびランタニド金属、好ましくは21−29、42 、43、44または57−71の原子数を有する金属のイオンから選択される請求項9記 載の化合物。 13.特定の受容体、器官、組織または身体区画を標的とすることができるベクタ ー部分に直接または間接的に結合する請求項1〜12のいずれか一項記載の化合物 。 14.ベクター部分がタンパク質、抗体、抗体断片、オリゴペプチド、ホルモン、 ポリアルキレンオキシドおよび医薬から選択される請求項13記載の化合物。 15.請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物またはその塩または錯体の有効量 を少なくとも一種の医薬的に有効な担体または賦形剤とともに含有する医薬組成 物。 16.生きている被検者に造影剤を投与し、被検者の身体の少なくとも一部分の像 を形成させることからなる診断方法で用いる造影剤の製造における請求項1〜14 のいずれか一項記載の化合物またはその塩または錯体の使用。 17.治療剤好ましくは放射性医薬の製造における請求項1〜14のいずれか一項記 載の化合物またはその塩または錯体の使用。 18.腫瘍治療用治療剤の製造おける請求項17記載の使用。 19.生きているヒトまたはヒト以外の動物の被検者に造影剤を投与し、次いでそ の造影剤が分布した被検者の身体の少なくとも一部分の像を好ましくはX線、M R、超音波、シンチグラフィー、PET、SPECT、電気イン ピーダンス、光または磁気測定による像形成モダリティーによって形成させるこ とからなる被検者の像の形成方法において、造影剤として請求項1〜14のいずれ か一項記載の化合物またはその塩または錯体を使用することを特徴とする方法。 20.生きているヒトまたはヒト以外の動物の被検者に治療剤を投与することから なる被検者の治療方法において、治療剤として請求項1〜14のいずれか一項記載 の化合物またはその塩または錯体を使用することを特徴とする方法。 21.場合によりベクターの結合する請求項1〜7のいずれか一項記載の錯体形成 性剤からなる錯体の製造方法において、その方法が場合によりベクターの結合す る請求項1〜7のいずれか一項記載の錯体形成性剤を診断上または治療上有効な 金属イオンまたは金属含有錯イオンで金属化することからなる方法。 22.生きている被検者に造影剤を投与し、次いで被検者の身体の少なくとも一部 分の像を形成させることからなる診断方法で用いる造影剤の製造における式IV (式中、それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保 護基であり; それぞれのR4は同一または相異なることができ、HまたはCH3であり; R5は水素または場合により置換されたアルキル、アリール、アルカリールま たはアラルキルであり;そして R6はHまたは官能化されたアルキルである) で表される化合物またはその塩または錯体の使用。 23.生きているヒトまたはヒト以外の動物の被検者に造影剤を投与し、次いでそ の造影剤が分布した被検者の身体の少なくとも一部分の像を好ましくはX線、MR 、超音波、シンチグラフィー、PET、SPECT、電気インピーダンス、光または磁気 測定による像形成モダリティーによって形成させることからなる被検者の像の形 成方法において、造影剤として請求項22記載の式IVの化合物またはその塩または 錯体を使用することを特徴とする方法。 24.腫瘍治療用の治療剤、好ましくは放射性医薬の製造における請求項22記載の 式IVの化合物またはその塩または錯体の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 323/60 C07D 213/52 C07D 213/52 213/53 213/53 233/14 233/14 C09K 3/00 108C // C09K 3/00 108 A61K 49/02 A 43/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I R3S(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nX(CR1 2)nN(R2)i(CR1 2)nSR3 (I) (式中、それぞれのnは同一または相異なることができ、整数の2、3または 4であり; それぞれのiは同一または相異なることができ、0または1であり; それぞれのR3は同一または相異なることができ、Hまたはチオール保護基で あり; XはO、S、N、NR4または置換されたリンであり; それぞれのR4は同一または相異なることができ、水素または場合により置換 された有機基であり; それぞれのR2は同一または相異なることができ、水素または場合により置換 された有機基であり; それぞれのR1は同一または相異なることができ、水素または場合により置換 された有機基であり、または CR1 2部分はカルボニル基であるか、または2個の異なる炭素上の2、3また は4個のR1はそれらの炭素およびいずれかの介在する原子と一緒になって、場合 により置換された飽和または不飽和の同素環式環または複素環式環であることが できる) で表される錯体形成性化合物またはその塩または錯体(ただし、ここで場合によ り、R1、R2、R3およびR4の部分の少なくとも一つはベクター部分に直接または間 接的に結合している)。 2.少なくとも1個のCR1 2部分はCH2またはCH(CH3)以外である請求項1記載の化 合物またはその塩または錯体。 3.nは2であり、それぞれのR3は独立してチオール保護基であり、そし てXはSまたはNである請求項1または2記載の化合物またはその塩または錯体 。 4.N(R2)i部分およびX部分から環の窒素、酸素または硫黄を混入させている0 、1、2または3個の複素環式環を含有する請求項1〜3のいずれか一項記載の 化合物。 5.N(R2)i部分とX部分との間にある2個の(CR1 2)n基は(CH2)nまたは(CR1 2)(CH2 )n-1基であり、その際XはSであり、そして各CR1 2部分はN(R2)iの窒素に結合 している請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。 6.環式基の一部分である1個の(CR1 2)基に隣接する(CR1 2)基がそれ自体で 環式基の一部分を形成するか、またはCHもしくはCH2基である請求項1〜5のい ずれか一項記載の化合物。 7.SR3基に隣接するCR1 2部分がCH2またはCR5 2基(ここで、それぞれのR5は独立 してアルキル基である)である請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。 8.式II R3-S-CR4 2(CH2)n-2(CR1 2)N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2(CR1 2)X(CR1 2)-(CH2)n-2( CR1 2)N(R2)i(CR1 2)(CH2)n-2CR4 2SR3 (II) (式中、それぞれのCR1 2は同一または相異なることができ、CH2、CHまたはC であり、後者の二つの場合には同一のヘテロ原子に隣接するCR1 2基に連結して、 場合により置換された飽和または不飽和の5または6員複素環を形成する。それ ぞれのR2は存在するならば、Hであるかまたは官能化されたC1-6アルキル基であ る) で表される請求項1記載の化合物またはその塩または錯体。 9.式III〜VII (式中、R5は水素または場合により置換されたアルキル、アリール、アルカリ ールまたはアラルキルであり; R4はHまたはCH3であり; R6はHまたは官能化されたアルキルであり;そして X*はR5基で場合により置換された炭素結合ヘテロ芳香族環である) で表される請求項1記載の化合物またはその塩または錯体。 10.少なくとも1個の金属イオンまたは錯イオンにより金属化される請求項1〜 9のいずれか一項記載の化合物。 11.金属イオンが放射性核種、常磁性イオン、蛍光性イオン、重金属イオンおよ びクラスターイオンから選択される請求項10記載の化合物。 12.金属イオンがAg、At、Au、Bi、Cu、Ga、Ho、In、Lu、Pb、Pd、Pm、Pr、Rb、 Re、Rh、Sc、Sr、Tc、Tl、YおよびYbである請求項10記載の化合物。 13.放射性核種が90Y、99mTc、111In、47Sc、67Ga、51Cr、177mSn、67Cu、167Tm 、97Ru、188Re、177Lu、199Au、203Pbおよび141Ceから選択される請求項11記載 の化合物。 14.常磁性金属イオンが遷移金属およびランタニド金属、好ましくは6−9、21 −29、42、43、44または57−71の原子数を有する金属から選択される請求項11記 載の化合物。 15.特定の受容体、器官、組織または身体区画を標的とすることができるベクタ ー部分に直接または間接的に結合する請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物 。 16.ベクター部分がタンパク質、抗体、抗体断片、オリゴペプチド、ホルモン、 ポリアルキレンオキシドおよび医薬から選択される請求項15記載の化合物。 17.請求項1〜16のいずれか一項記載の化合物またはその塩または錯体の有効量 を少なくとも一種の医薬的に有効な担体または賦形剤とともに含有する医薬組成 物。 18.生きている被検者に造影剤を投与し、被検者の身体の少なくとも一部分の像 を形成させることからなる診断方法で用いる造影剤の製造における請求項1〜16 のいずれか一項記載の化合物またはその塩または錯体の使用。 19.治療剤好ましくは放射性医薬の製造における請求項1〜16のいずれか一項記 載の化合物またはその塩または錯体の使用。 20.腫瘍治療用治療剤の製造おける請求項19記載の使用。 21.生きているヒトまたはヒト以外の動物の被検者に造影剤を投与し、次いでそ の造影剤が分布した被検者の身体の少なくとも一部分の像を好ましくはX線、MR 、超音波、シンチグラフィー、PET、SPECT、電気インピーダンス、光または磁気 測定による像形成モダリティーによって形成させることからなる被検者の像の形 成方法において、造影剤として請求項1〜16のいずれか一項記載の化合物または その塩または錯体を使用することを特徴とする方法。 22.生きているヒトまたはヒト以外の動物の被検者に治療剤を投与することから なる被検者の治療方法において、治療剤として請求項1〜16のいずれか一項記載 の化合物またはその塩または錯体を使用することを特徴とする方法。 23.場合によりベクターの結合する請求項1記載の式Iで表される錯体形成性剤 からなる錯体の製造方法において、その方法が場合によりベクターの結合する式 Iの錯体形成性剤を診断上または治療上有効な金属イオンまたは金属含有錯イオ ンで金属化することからなる方法。
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