JP2001521471A - ガラスを処理する方法および装置 - Google Patents

ガラスを処理する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 平らなガラスシートの一面に装飾を施す、自動化された方法である。この方法は、ガラスシートおよびデカールキャリア上の熱剥離デカールを積層ステーション(40)に連続的に供給するステップと、デカールキャリアに熱を加え、キャリアからデカールを熱剥離し、それと同時に積層ステーションを連続的に通過する各ガラスシートの露出した表面上にデカールを付着させるステップと、デカールの付着したガラスシートをデカール定着オーブン(60)に連続的に転送するステップと、ガラスシートを所定温度まで緩慢に加熱し、全ての結合剤をデカールから除去し、デカールをガラスシートに定着させ、それによりガラスシートに装飾を施すステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラスを処理する方法および装置 本発明は、ガラスを処理する方法、およびこの処理を実行する装置に関する。 本発明が関係するガラス処理のタイプは、必要な任意の可視(装飾)外観をガ ラスに与えるために、ガラス基板表面に装飾用コーティング材料を塗布するもの である。 したがって、ガラス基板は合成品(基板および装飾用コーティング)に必要な 強度を与え、装飾用コーティングに唯一必要とされるのは、この物品の必要な「 寿命」にわたってガラス基板表面に定着させたまま保つことができること、およ びそれが使用中にさらされる可能性のある、基板からコーティングを剥がす可能 性のある環境的要因に耐えることができることである。換言すれば、容易かつ信 頼できる方法でガラス基板に塗布することができ、かつ基板の構造的な完全さに 悪影響を及ぼさない、ガラス基板用の耐久性のある装飾用コーティングが必要と されている。 本発明は、主に、建築に使用するガラス基板のコーティングとの関連で、例え ば建築物やガラスの窓として開発されてきたものであり、その場合、コーティン グは通常は基板の内側面上にある。別法として、その他の用途、例えばシャワー スクリーンでは、コーティングは通常は基板の外側面上にある。その他の考えら れる用途としては、自動車産業での使用がある。 紙またはビニールをベースとする装飾用シートを適当な接着剤を使用してガラ ス基板に貼付することはもちろん周知であり、これは屋内での使用では許容でき るが、このようなシートは耐久性がなく、一時的にガラス基板に取り付けた状態 で保つことしかできない。 建築物の外部で使用する場合には、ガラスを製造する構成材料に適当な着色剤 を組み込む、コストのかかる「着色」手続きにより、構造ガラスシート上の装飾 効果を商業ベースで得ることができる。これには、ガラスをほぼ均一に着色する ために混合プロセスを慎重に制御することが必要とされ、またコスト高であるだ けでなく、これは、ガラス全体にわたって均一に着色する以外の装飾効果をもた らすことができるようにする柔軟性を与えない。別法として、セラミックまたは エナメルのインクで表刷りすることによって必要な装飾効果を達成することもで きる。しかし、見当合わせの問題により、複数の色での印刷は非常に困難である 。 スカッシュのコート(またはそれと同様のもの)の「一面または複数の壁面」 に組み込まれるガラスシートに、耐久性のあるコーティングを塗布することは既 知であり、その場合には、(1)コート内の競技者には壁面の内面が不透明に見 え、(2)コートの外にいて中を見ている見物人からは壁面が透明に見えるよう な方法で、離間したセラミックインクのドットをシート表面に塗布する。 透明/不透明ガラス壁面をスポーツコートで使用することは、商業的に非常に 成功することが分かっており、スポーツ活動を多数の見物人が見ることができる ようにしており、これは以前なら不可能であったことである。ボールの衝撃、お よび時には壁に衝突する競技者の重い衝撃にも繰り返しさらされることになるの で、コーティングは長持ちするようにガラス基板に塗布しなければならない。 必要とされる一連のドットは、セラミックインクドットを水性転写紙またはス ライド紙(water based transfer or slide p aper)に塗布する印刷技術によって塗布され、次いでガラス表面に転写され る。この紙を水に浸すと、「転写」と同様にインクドットを表面に写すことがで き、これは、完全に手作業で行う技術によって決定された必要な位置で、一時的 にガラスに接着したままとなる。 必要な透明/不透明特性を得るために、透明ドットおよび白色ドットが1mm ごとに交互になったパターンを印刷し、白色ドットの裏には黒色ドットも印刷す る。これは、明るい光が白色ドットに当たるコート内で、内側に向く表面を競技 者に対して不透明にしながら、ガラスの反対側では、暗い所から印刷された透明 ドットと白色ドットの黒色側とを通して明るいコート内を見ている見物人が壁面 を透明なものとして見るようにする効果を有する。 ドットをガラス表面上に転写し、一時的に位置決めした後で、強化ガラスを製 造するために使用されるタイプの、通常の「焼戻し」処理をガラス基板に施す。 ガラスを焼戻しする技術は、ガラス技術の当業者には周知であり、ここで詳細に 記述する必要はない。 この技術の成功(ガラス基板の耐久性のあるコーティング)の鍵となる要因は、 使用中に耐える必要がある荷重要因(load factor)を考慮すると、 基板に施す必要があるその後の焼戻し処理の間に、ガラス基板に転写されたセラ ミックインク「ドット」をガラスに融合させることである。 しかし、この技術は商業的に成功し、消費者の利益にもなることが分かってい るが、耐久性のあるコーティングをガラス基板に塗布する技術の幾分特殊な適用 分野であり、これは、特に焼戻しの前にセラミックインクドットをガラス基板に 転写する際に、相当な手作業の技能を必要とする。これはつまり、製造時間が手 作業の技能によって決まり、コーティングの品質がこの技能を使用する人間が作 業に向ける注意力によって決まるということである。これはこの特殊な適用分野 では商業的に許容できるが、本発明に関連するタイプの、より大規模に装飾用コ ーティングをガラス基板に塗布する場合に実行できる技術ではない。 このように、水スライド転写紙(water slide transfer) を使用すると必然的に手作業が必要となり、これは小さな面積の図柄を繰り返し 転写する場合には許容できるが、大規模な商業プロセスでは許容できない。また 、現在の製造サイズは、約60×80cmの単一シートに限定される。 スクリーン印刷式水スライド転写紙を使用する技術も、陶器および陶磁器産業 では(その後物品に焼き付けられる転写紙を塗布するために)長年使用されてお り、必要とされる手作業の技能はこの産業では高品質の製品のために許容されて いる。実際に、セラミックインクドットをスカッシュコートのガラス壁面に塗布 する技術は、この産業から生まれたものであり、当時は強化ガラス製品に水スラ イド転写紙を塗布する点が独特であった。 しかし、セラミックインクドットを転写し、その後焼戻し処理中にガラス表面 に融合させる概念を広げようとする初期の試みとしては、ほぼ永久的な装飾用コ ーティングとして「カラー」印刷を効果的に窓に適用できるようにする既存の技 術があり、この技術では、水スライド転写紙または「デカール」、およびその後 の焼戻し処理を使用しており、まず最初に、べた図柄、すなわちガラス基板の完 全コーティングを印刷し、次いで同様の1mmの穴でこの図柄に穿孔する(これ らの窓を介して外側から見えるようにする)。その後、手作業で制御する水スラ イド技術により、穿孔した図柄を基板に転写する。印刷した概念全体がネガにな ることを除けば、これには、べた色の印刷をまず行い、その後で穿孔してそれを 通して見えるようにすることができるので、いくつかの色を互いに重ねて印刷す る見当合わせの問題がなくなるという利点がある。 しかし、このスカッシュコート技術の発展は主要なガラス製造業者に受け容れ られ、商業的に実現可能であるが、依然として水スライド転写紙またはデカール の使用、したがって手作業の技能に依拠しており、これにともなう製造時間およ び労働コストに関する欠点がある。 したがって、基板上の印刷図柄の配置の信頼性および確度を維持しながら、そ れにより耐久性のある装飾用コーティングを塗布することができる改善されたガ ラス処理方法を自動製造技術を利用できるようにする形で提供することが必要と されていることは明らかである。また、ウェブ印刷方式などにより、幅2.2メ ートル以下、ただしこれに制限されない大きさの図柄シートを連続ループとして 使用できるようにすることが望ましい。 本発明はこの要件に対処し、方法および装置の特徴の独自の組合せを利用して 必要な目的を達成する。 したがって、本発明では、この方法を自動化できるような方法でガラスを焼戻 しする前にガラス基板に塗布し、定着させることができる、必要な任意の図柄が 付いた様々なタイプの転写紙を利用し、熱処理プロセスによってガラス基板に転 写し、その後に接着した後でも十分な図柄の品質を維持しながら、製造速度を高 める。 本発明の第1の態様によれば、平らなガラスシートの一面に装飾を施すための 自動化された方法であって、 ガラスシートおよびデカールキャリア上の熱剥離デカールを積層ステーション に連続的に供給するステップと、 デカールキャリアに熱を加え、キャリアからデカールを剥離し、それと同時に 積層ステーションを連続的に通過する各ガラスシートの露出した表面上にデカー ルを付着させるステップと、 デカールの付着したガラスシートをデカール定着アキュムレータオーブンに連 続的に転送するステップと、 ガラスシートを所定温度まで緩慢に加熱し、全ての結合剤をデカールから除去 し、デカールをガラスシートに定着させ、それによりガラスシートに装飾を施す ステップと を含む方法が提供される。 所定温度は、デカールをガラスシートに定着させてデカールをガラスシートに 融合させ、デカールを硬化させてデカールの色に光沢を出すような温度であるこ とが好ましい。 この方法は、 装飾付きシートをデカール定着オーブン中で緩慢に冷却するステップと、 装飾付きガラスシートを焼戻し炉に連続的に供給し、装飾付きガラスシートを 急速に加熱および冷却し、装飾付きガラスシートを焼戻しし、デカールをガラス シートに融合させ、デカールを硬化させてデカールの色に光沢を出すステップと を含むことができる。 この方法は、デカールをガラスシートに付着させたときにガラスシートが所定 温度を有するようにガラスシートを予熱し、ガラスシートへのデカールの接着が 強化されるようにするステップを含むことが好ましい。 ガラスシートに付着したデカールは、装飾付きガラスが一方向から見たときに ほぼ透明になり、反対方向から見たときにほぼ不透明になるように穿孔すること ができる。 デカールキャリア上のデカールは穿孔することができる。デカールキャリア上 のデカールは穿孔されず、デカールがデカールキャリアから除去され、ガラスシ ート上に付着する際に穿孔されることが好ましい。 この方法は、熱剥離剤の断続層によって所定のパターンでガラスシートをコー ティングするステップを含むことができ、その上にデカールを付着させ、デカー ル定着アキュムレータオーブン中でガラスシートを加熱したときに、この熱剥離 剤によってデカールの一部がガラスシートと融合するのが妨げられ、一方向から 見たときにほぼ透明になり、反対方向から見たときにほぼ不透明になる装飾付き ガラスシートをもたらすようにする。 熱剥離剤を熱で活性化し、デカールが融合した後で融合したデカールを通して 蒸発させることによってデカールの一部を除去することが好ましい。熱剥離剤は 、デカールがガラスシート表面に直接接着するのを防止することによって、デカ ールが融合した後でデカールの一部を除去できるようにすることが好ましい。デ カールの一部は、熱剥離剤を分解することによって除去されることが好ましい。 熱剥離剤は、デカールの融合温度より高い溶融温度または蒸発温度を有するろ うであることが好ましい。 この方法は、デカールキャリアからデカールが熱剥離するときにデカールキャ リア上のデカール全体の一部だけがガラスシート上に付着し、この付着したデカ ールによってガラスシートが一方向から見たときにはほぼ透明になり、反対方向 から見たときにほぼ不透明になるようにする、所定パターンを有する熱剥離剤の 断続層を有するデカールを提供するステップを含むことができる。 本発明の第2の態様によれば、ガラスシートの一面に装飾を施すための、装飾 付きガラスシートの自動化された製造ラインであって、 ガラスシートを連続的に積層ステーションに供給するガラス供給手段と、 デカールキャリア上の熱剥離デカールを積層ステーションに供給するデカール 供給手段と、 前記積層ステーションに配列され、前記デカールキャリアおよび各ガラスシー トを受ける加熱装置であり、デカールキャリアからデカールを熱剥離し、それと 同時に各ガラスシートの露出面上にデカールを付着させるように動作することが できる加熱装置と、 デカールの付着したシートをデカール定着アキュムレータオーブンに供給する 中間ガラス供給手段と、 デカールの付着した各シートを所定温度まで緩慢に加熱して、全ての結合剤を デカールから除去し、各ガラスシートにデカールを定着させ、それによりシート に装飾を施すように動作することができる、前記デカール定着アキュムレータオ ーブン中の加熱手段と を含む製造ラインが提供される。 所定のガラス表面温度は、約520℃以下であるものとする。所定のガラス表 面温度は、デカールをガラスシートに融合させ、デカールの色に光沢を出すよう にデカールを硬化させるのに十分であることが好ましい。所定のガラス表面温度 は約570℃になることもある。 この製造ラインは、装飾付きガラスシートを焼戻し温度まで加熱し、装飾付き ガラスシートを焼戻しし、デカールをガラスシートに融合させ、デカールの色に 光沢が出るようにデカールを硬化させるための加熱手段を有する、前記デカール 定着アキュムレータオーブンの下流側に配列された焼戻し炉を有することができ る。 この製造ラインは、連続的にガラスシートを受け、これらを予熱温度まで加熱 し、予熱済みのガラスシートをガラス転送手段に放出する上流側予熱炉を有する ことができ、この予熱温度は、ガラスシートへのデカールの接着を強化するよう に選択される。ガラスシートの予熱温度は約120℃であることが好ましい。 ラミネータステーションに配列された加熱装置は、ローラにすることができる 。このローラは、シリコン被覆ローラにすることができる。 この製造ラインは、幅約2.2mのガラスシートに装飾を施すことができる。 好ましくは、デカール定着アキュムレータオーブンは複数の異なるレベルを有 し、この製造ラインは、デカール定着アキュムレータオーブンの前に、連続的に デカールの付着したガラスシートを受け、デカール定着アキュムレータオーブン 中の複数の様々なレベルの1つにこれらを転送するリフトを備えたリフティング 装置を有する。 次に、非限定的な例示のみを目的として、添付の図面に関連して本発明の好ま しい実施形態について記述する。 図1は、本発明による装飾付きガラスシート自動製造ラインの斜視図である。 図2は、本発明のガラス製造ラインの概略部分断面図である。 図3は、本発明で使用するデカールキャリア上の熱剥離デカールを示す、一定 の比率で示しているわけではない概略部分断面図である。 図4は、本発明によるガラスシートを装飾する自動方法を示す流れ図である。 図1および図2を参照すると、参照番号10によって全体が示される装飾付き ガラスシート自動製造ラインが表されている。この製造ライン10は、図1に示 すように右から左に稼働する。製造ラインは、幅2.2m以下、長さ4m以下の ガラスシートを処理するように構成されることが好ましい。異なる図においても 、同一部材は共通の参照番号を有する。 製造ラインは、装飾を施すガラスシートを受けるための、長さ約2〜4mのロ ーディングテーブル20の形態のガラス供給手段を有する。ローディングテーブ ルは、ガラスシートを正しく位置決めすることができるようにする位置決め手段 21を有する。位置決め手段は、図1ではローラが示してあるが、ガラスシート の位置決めを容易にするようにゴムボールキャスタの形態であることが好ましい 。ガラス供給手段は、動力付き移送手段(図示せず)を有し、ガラスシートを自 動的に製造ラインに供給することができる。 その後、製造ラインは長さ約4mの予熱炉30を有する。予熱炉は、赤外線加 熱手段および温度制御装置を有し、炉を出るガラスが所定の予熱温度を有するよ うに制御することができる。この予熱温度は、後述のように、それぞれのガラス シートの露出表面へのデカールの接着を強化するように選択される。 予熱炉の後に、ラミネータステーション40が続く。ラミネータステーション は長さ約0.5mであり、シリコン被覆加熱ローラの形態の加熱装置41を有す る。デカール供給手段50も設けられるが、分かりやすくするために図1には示 していない。デカール供給手段は、後に詳細に記述するように、デカールキャリ ア52上にデカール51を有する。長さ約2〜4mの動力付きローラテーブルの 形態の中間ガラス供給手段53は、ラミネータステーションから装飾付きガラス シートを受け取る。 中間ガラス供給手段の後に、デカール定着アキュムレータオーブン60が続く 。図1には示していないリフティング装置66が、中間ガラス供給手段53とデ カール定着アキュムレータオーブンの間に位置する。アキュムレータオーブンの 長さは約4〜16mである。デカール定着オーブンは、入口ドア61および出口 ドア62、ならびにデカール定着動作中に発生するガスを排出する排気手段63 を有する。アキュムレータオーブンは、それぞれ異なる周囲温度をそれぞれ有す る、 連続した4つのゾーンを有する。各ゾーンは加熱手段および連動する温度制御装 置を有し、各ゾーンの周囲温度をそれぞれの所定温度に制御し、ガラスシート表 面を所定温度に加熱する。4つの各ゾーンは、それぞれデカールの付着したガラ スシートを受けることができる動力付きローラの表面からなる6つのレベルをそ の上に有するラックを有する。第1、第2、および第4のゾーンのローラはクロ ムメッキされることが好ましく、第3のゾーンのローラはセラミック材料から作 成されることが好ましい。アキュムレータオーブンの4つのゾーンをモジュール 方式にし、ゾーンを除去または追加して特定の目的および/またはガラスシート の長さに合わせて設計できるようにすることもできる。 通常は、ガラス処理の破損レベルは2〜3%程度である。破損したガラスシー トをアキュムレータオーブンから除去するために、各ゾーンの各レベルはトレイ として設けられ、各ゾーンの各レベルを独立してオーブンの側面から移動させ、 製造ラインで処理されているその他のガラスシートを移動させるまたは妨害する 必要なく、破損したガラスシートをオーブンから除去することができるようにな っている。 リフティング装置66は、アキュムレータオーブンのレベルと同様の、動力付 きローラの6つのレベルを有するリフト67を有する。リフティング装置内のリ フトの位置を適当に制御し、ゾーンの様々なレベルにある動力付きローラを制御 することにより、デカール装飾付きガラスシートを中間ガラス供給手段から受け 、それらがアキュムレータオーブンを通過する際に所望の加熱サイクルで処理す ることができる。このようにして、アキュムレータオーブンは緩衝器の働きをし 、このデカール定着オーブンを通して、非バッチ処理方式でデカールの付着した ガラスシートを連続して受け、供給することができる。 装飾付きガラスシートは、デカール定着オーブンから、アキュムレータオーブ ンの様々なレベルから装飾付きガラスシートを受けるように高さを調節できる、 長さ約1.5〜4mの中間テーブル65に出る。長さ約1.5〜4mのさらに別 のガラス供給手段70が、デカール定着オーブンの下流側に設けられる。次に製 造ラインは、デカール定着アキュムレータオーブンの下流側に、このガラス供給 手段から装飾付きガラスシートが自動的に供給される焼戻し炉80を有する。焼 戻し炉は、加熱手段および温度制御装置(図示せず)を有し、焼戻し炉を通過す るガラスシートの温度を制御する。焼戻し炉の後には焼入れセクション90が続 き、これは、装飾付きガラスシートが焼戻し炉を出た後でこれを焼入れする送風 機の形態の冷却手段91を有する。最後に、アンローディングテーブル100が 設けられ、装飾付き強化ガラスシートを最終検査する。 製造ライン全体は、装飾および焼戻し処理全体が自動化され、連続的に行われ るように、それと連動する制御装置(図示せず)を有する。ローディングテーブ ル20から中間テーブル65までは全て、動力付きガラス移送手段を有し、ガラ スがこれらのステージを通って毎分約3m(毎秒0.05m)の速度で進行する ようになっている。製造ラインの装飾セクションの全長は約14〜40mである 。さらに別のガラス転送手段70からアンローディングテーブル100までの焼 戻しセクションの全長は約20mである。デカール定着オーブン中でガラスシー トを積み重ねることで、毎分3mの平均速度で製造ラインの装飾セクションを通 る連続的な流れを維持しながら、デカール定着オーブン中では個々のガラスシー トを静止させることができるようにする緩衝効果がもたらされることが理解され るであろう。 ガラスシートに装飾を施す自動化方法について記述する前に、図3に関連して 、デカールおよびデカールキャリアについて記述する。デカールキャリアのウェ ブは図2に示してあるが、1つまたは複数のデカールが付いたデカールキャリア の個別のシートも別法として考える。デカールキャリアの個別のシートを突合せ 接合して、デカールキャリアのウェブを形成することができる。どのようにして デカールキャリアの一枚用紙に適するように図示のデカール供給手段を適合させ るかは、当業者の知識の範囲内で考慮される。 デカールキャリア302上のデカール301を図3に断面図で概略的に示し、 これを一般に参照番号300で示す。デカールキャリア302は剥離性裏当て( releasable backing)であり、3つの構成層を有する。底部 紙層303は、適当な特性を有するように選択され、例えば熱を通すことができ るのに適した厚さを有し、適当な寸法安定性を有する。この紙の上の下塗り30 4すなわちバリヤ層、および熱剥離剤の層305がある。バリヤ層により、紙の こ の側面は多孔性でなくなり、熱剥離剤をほとんど通さなくなる。バリヤ層は、デ ンプンカセイン(starch casein)やにかわ、アルカリ金属ケイ酸 塩(alkali metal silicate)、水ガラス、その中に分散 した填料を有するその他のアルカリ金属ケイ酸塩などの、密封コーティングの形 にすることができる。バリヤ層材料は、安定であり、かつ温度の影響を比較的受 けないものでなければならない。バリヤ層はまた、より滑らかかつ均一な熱剥離 剤層をもたらす。 熱剥離剤は、比較的融点の高い植物ろうまたは鉱物ろうであることが好ましい 。より適したろうは、少なくとも1000の大きな分子量を有するポリエチレン グリコール(PEG)、例えば分子量4000および6000の化合物であるC ARBOWAX(商標)である。適当なろうは、比較的低い溶解度および石油炭 化水素の浸透に対する耐性を有する。また、炭素を過剰に析出させることなく、 燃焼させることができることが好ましい。通常は固体のポリエチレングリコール は、約65〜180℃の範囲に軟化点を有し、必要な熱剥離特性を提供すること ができる。 デカールキャリア302は、大まかに紙と呼ぶこともある。 ガラスシートに装飾しようとする図柄に対応するデカール301は、セラミッ クインクでこの紙に逆に印刷される。透明な樹脂フィルムを含むダウンコート( down coat)、ラフトコート(raft coat)、すなわち同義の 基部コート306を、まず熱剥離剤の上に付着させ、次いで図柄307を基部コ ート上に逆に印刷する。基部コートは、セラミックインクのための、インプリン トを受ける支持体の働きをする。基部コートは、印刷された図柄の本体部分また は結合剤を提供する同一の有機媒体から形成されることが好ましい。基部コート は、可塑化アクリル樹脂、例えば重合アクリル樹脂やポリメタクリル酸メチル樹 脂などを含むことができる。 図柄は、シルクスクリーン印刷されることが好ましい。別法として、平版オフ セット印刷を使用することもできる。図柄307は、4色印刷、各スポットカラ ー印刷、またはこの2つの組合せである増強(augmented)4色印刷を 使用して印刷することができる。印刷されるデザインは、通常は、所望の図柄を 形成するように配列された複数の様々なセラミックカラー組成を含む化合物また は合成層を含むことは理解されるであろう。 最後に、熱可塑性または加熱活性化接着剤308の層を、印刷された図柄の上 に付着させ、ガラスシートへの一時的な結合剤の働きをするようにする。加熱活 性化接着剤は、通常は、メタクリル酸樹脂、またはセルロース誘導体を含み、加 熱活性化可塑剤を含む。適当な熱可塑性または加熱活性化接着剤は、マレイン酸 樹脂およびポリビニルメチルエーテルを含む。 デカールの印刷に使用されるセラミックインクは、例えば使用する印刷プロセ スおよび紙に応じて、通常は結合剤40%、溶剤60%となる。使用される代表 的な結合剤は、メタクリル酸樹脂などのアクリル樹脂、またはセルロースエステ ルやセルロースエーテルなどのセルロース誘導体である。使用される代表的な溶 剤は、適当な可塑剤を含むエチレングリコールモノブチルエーテル(ethyl ene glycol monobutyl ether)など、蒸気圧の低い 有機溶剤である。 溶剤が蒸発したときに紙に付着した結合剤は、セラミックカラー2に対して結 合剤1の代表的な組成を有する。結合剤、またはセラミックカラーのビヒタルは 、熱剥離剤より十分に高い軟化点を有し、長い(extended)液相を経ず に急速に分解すなわち蒸発するものが選択されることが好ましい。さらに、結合 剤は、セラミックカラーのガラス化する成分が軟化または溶融を開始する前に、 完全に揮発する、すなわち熱せられて除去される。セラミックカラーは、ガラス フリット9に対して顔料1の代表的な組成を有する。通常は、顔料としては金属 酸化物を使用し、ガラスフリットは基本的に微細に粉砕したガラスである。 ガラスシート上の図柄中に適当な穿孔を形成することにより、装飾付きガラス シートは、一方向にはほぼ透明に、その反対方向からはほぼ透明にすることがで きる。これは、小さなシートについては以前から行われていたが、建築および自 動車産業で使用するのに適した大きな強化ガラスシートについては行われていな かった。図柄の側の反射部分、例えば白色部分で見ている人に対して光が反射さ れるので、一方向から見たときにはガラスシートは不透明に見え、したがって、 見ている人は図柄に穴があいていることを認識しない。図柄の反対側には反射の 弱い部分、例えば黒色部分があり、したがって反対方向から見たときには見てい る人に対して反射される光は少ない。見ている人に対して光が反射されないので 、見ている人には図柄中の穿孔を通って透過した光しか見えず、したがって装飾 付きガラスシートはほぼ透明に見える。この製造ラインを一方向に透明な装飾付 きガラスの製造に使用する方法について以下で論じる。 次に、本発明による装飾付きガラスシートを製造する方法について、図2およ び図4に関連して記述する。図4は、参照番号400で全体が示されるこの方法 を表す流れ図である。 幅約2.2mのガラスのシートを洗浄して乾燥させ、ローディングテーブル2 0上に正確に位置決めする。ゴムボールキャスタは、ガラスシートを正確に位置 決めするのに役立つ。製造ラインが始動すると、ガラスシートは毎分3m(毎秒 0.05m)の速度で自動的に予熱炉30に転送される。予熱炉は、約120℃ の予熱温度までガラス表面を加熱するように制御される。この予熱温度は、デカ ールのガラスシートへの接着を強化するように選択される。 次いで、予熱済みのガラスシートは積層ステーション40に移る。デカール供 給手段50は、デカールキャリア52上のデカール51を積層ステーションに供 給する。デカールキャリア上のデカールはシリコン被覆ローラ41の下を通り、 これがデカールキャリアからデカールを熱剥離し、それと同時にデカールをガラ スシートの露出表面上に直接付着させる。加熱されたローラは熱剥離剤305を 軟化させ、それによりデカールを紙から剥離する。予熱済みガラスシートは、デ カール図柄をガラスシートの露出表面上に接着するのに役立つ、セラミックイン ク図柄307の上の加熱活性化接着剤層308を活性化する。過熱されたローラ だけでも、加熱されたローラからデカールキャリア302およびデカール301 を通る熱によって、加熱活性化接着剤層を活性化するのに十分であることもある 。図柄は紙に逆に印刷されるので、ガラスシートに付着した図柄は正しい向きに なっている。 次いで、ガラスシートに付着したデカールは、中間ガラス供給手段53によっ て自動的に、リフティング装置66に転送され、さらにデカール定着アキュムレ ータオーブン60上に転送され、緩慢に加熱処理される。この緩慢な加熱処理は 、 全体で約20分続くことがある。しかし、緩慢な加熱処理の持続時間は、各ゾー ンで焼成するシートが所望のデカールの状態に達するのにかかる時間によって決 まる。 デカールの付着したガラスシートは、リフティング装置におけるあるレベルで 受けられる。次いで、ガラスシートは、デカール定着アキュムレータオーブンの 第1のゾーンの空のレベルに対応する高さまで持ち上げられる。オーブンのドア が開き、デカールの付着したガラスシートはデカール定着アキュムレータオーブ ンの第1のゾーンのそのレベルに供給される。このシートは、オーブンの4つの ゾーンを通過する際に、このレベルのまま保たれることになる。 リフティング装置はオーブンと同数のレベルを有するので、リフティング装置 の空きレベルは常に、中間ガラス供給手段からシートを受け、これを第1のゾー ンの空きレベルの高さまで持ち上げる、または降下させるために利用することが できる。ガラスシートは、必要な時間だけ必要な温度に加熱された後で、オーブ ンの次のゾーンに自動的に移送される。したがって、ゾーン1のレベルは定期的 に空になり、リフティング装置は最も好都合なゾーン1の空のレベルにガラスシ ートを移送する。製造ライン上のシートの分離、オーブンおよびリフティング装 置のレベル数(必ずしも同数ではない)、ならびにデカール定着加熱処理にかか る時間は、この方法が自動化され連続的に行われる、すなわち非バッチプロセス になるように決定することができることを理解されたい。 デカール定着オーブンの第1のゾーンは、約300℃の周囲温度を有するよう に制御される。デカール定着オーブン全体を通じてのガラスシートの実際の表面 温度は、実際には各ゾーンの周囲温度より約30〜70℃低い。第1のゾーンで は、ガラス温度が200℃に近づくと、デカール上の熱剥離剤のろうが沸騰し始 め、付着したデカールから除去される。200〜250℃の間で、結合剤および 加熱活性化接着剤に使用された樹脂は分解し始める。これらの樹脂は、分解して 単量体となり、これらの単量体がデカールを通過して蒸発する際に付着した図柄 を乱さないように選択される。ガラスシートは、第1のゾーン中で熱処理された 後で、自動的に第2のゾーンに移送される。 第2のゾーンは、約450℃の周囲温度を有する。第2のゾーンは、デカール の全ての結合剤、例えば有機成分の分解および蒸発を完了し、セラミックカラー 、すなわちガラスフリットおよび着色剤のみが残るようにする。排気手段63は オーブンから有機ガス、有機材料を自動的に除去する。 次いで、デカールの付着したガラスシートは、約600℃の周囲温度を有する 第3のゾーンに転送される。このステージでは、デカール図柄はガラスフリット および金属酸化物の顔料のみからなる。ガラス表面温度が約570℃を超えると 、デカールはガラスシートに融合し始め、また完成した製品のデカール図柄の色 が光沢のある外観となるように、すなわち光沢が出るように、硬化し始める。デ カールが硬化しない場合には、装飾付きシートの色は必要な光沢を帯びた外観に ならない。しかし、ガラスシートのガラスのタイプによって変わるが約520℃ の表面温度で、ガラスシートは塑性になり、変形する。したがって、その後にガ ラスシートを焼戻しする予定がなく、デカールを融合および硬化させる必要があ る場合には、その平坦さを維持するために、ガラスシートをセラミックローラ上 で前後に振動させることができる。ローラを振動させてガラスシートを前後に動 かすことは、ガラスシートの底部表面全体がローラによって効果的に支持され、 したがってガラスシートの変形が防止されることを意味する。こうして、オーブ ンのこのゾーンでガラスシートを保持することができ、またガラスシートの温度 を、ガラスフリットをガラスシートに融合させ、顔料をガラスシートに結合させ てデカール図柄がガラスシートに安定して永久的に融合されるようにし、またデ カールを硬化させてその結果生じる色が光沢を帯びるようにするのに十分となる ように制御することができる。 焼戻しを実行する場合には、図柄を融合させる、またはデカールを硬化させず に、第3のゾーン中では単に図柄をガラスシートに定着させるだけでよく、図柄 は、装飾付きガラスシートを最終的に焼戻しするときに、最後にガラスシートに 融合する。次いで、装飾付きシートは、ガラスシートの表面温度が約300℃ま で緩慢に冷却されるようにその周囲温度が制御された第4のゾーンに転送される 。結合剤の有機成分を排出できるようにするためのオーブンの通気孔(vent ing)は、装飾付きガラスシートを緩慢に冷却するように周囲温度を制御する 手段を提供する。装飾付きガラスシートがオーブンを出る際に熱衝撃が装飾付き シ ートを破損させるのを防止するために、装飾付きガラスシートを冷却する必要が ある。 オーブンの出口ドア62が開き、装飾付きガラスシートは、高さが調節できる 中間テーブル65上に転送され、その後、さらに別のガラス転送手段70によっ て焼戻し炉80に自動的に転送される。焼戻し炉は、約670〜700℃の温度 に装飾付きガラスシートを加熱するように制御される。焼戻しは、ガラス表面の 温度が約620〜625℃になると開始する。 焼戻し炉内部の放射エネルギーは、通常は650℃から705℃程度になるこ とができ、特殊な設計の焼戻し炉の場合には735℃になることもある。焼戻し 炉から出る装飾付きガラスシートの厚さに応じて、許容できる結果を与える以下 の代表的な値を得ることができる。 デカール定着炉内でデカール図柄を単に定着させただけである場合には、次に 、焼戻し炉中でデカールをガラスシートに融合させ、デカールを硬化させて色に 光沢を出す。ガラスシートは、ガラスシートの厚さ1ミリメートルにつき約40 秒間この温度に保たれ、次いで焼戻し炉から焼入れセクション90に移って焼入 れされる。ここでは、送風機が装飾付きガラスシートに空気を吹き付けて、これ を焼入れし、焼戻しサイクルを完了する。次いで、装飾付き強化ガラスシートは 、装飾付きガラスシートを検査するためのアンローディングテーブル100に転 送される。 前述のように、適当に穿孔した図柄をガラスシート上に提供することによって 、一方向に透明なガラスシートを製造することができる。本発明の製造ラインお よび製造方法とともに、いくつかの方法を使用することができる。 穿孔したデカール図柄は、デカールおよびデカールホルダの製造中にデカール ホルダ上に印刷することができる。所望の図柄は、走査してコンピュータに入れ 、データとして記憶する。次いで、このデータを処理して、記憶された適当に穿 孔した図柄に対応するデータを提供する。次いで、この穿孔した図柄のデータを 使用して、シルクスクリーンや平版オフセット印刷、あるいはセラミックインク を用いた4色印刷、スポットカラー印刷、または増強4色印刷などの技術を使用 した、穿孔したデカールの印刷を制御する。このようにして、デカールはデカー ルホルダ上で事前に穿孔され、穿孔された図柄はデカールホルダからガラスシー ト上に転写される。 図柄を事前に穿孔するのではなく、事前コーティングステージを使用すること によって装飾プロセス中に図柄を穿孔することもできる。融合した図柄に規則的 な穴のパターンを形成する必要がある場合には、ガラスシートは、例えば1.5 mm離間して配列された熱剥離材料、例えばろうやグリースのドットパターンを 有する。この事前コーティングされた熱剥離材料の断続層は、デカールの一部分 がガラスシートの表面上に直接付着するのを防止する。熱剥離材料は、後述のよ うに、特定温度依存特性を有するように選択される。デカールは、熱剥離材料の 断続層上に付着し、プロセスは前述と同様に進行する。 少なくとも2つの穿孔方法を使用することができる。第1の方法では、熱剥離 材料が蒸発する温度は、デカールの融合温度より高くなるように選択される。デ カールは、デカール定着オーブン中でガラスシートに融合し、融合した図柄とガ ラスシートの上面の間には熱剥離材料のドットが閉じ込められる。ガラスシート の温度が上がるにつれて、剥離剤は蒸発し、融合したセラミックス図柄に入り込 み、ガラスシート上に印刷されたドットのパターンに対応する図柄中に穴を形成 する。 第1の方法に類似した第2の方法では、ガラスシートを熱剥離剤の蒸発温度よ り高い温度に加熱するのではなく、セラミック図柄の一部がガラスシートの表面 に直接融合または定着されないことを使用する。熱剥離剤は、セラミック図柄の 融合または定着温度ではべたになるように選択される。熱剥離剤のドットの上に あるセラミック図柄の部分は、ガラスシートの表面に融合または定着しない。ガ ラスシートはデカール定着オーブンを通り、デカール図柄は融合または定着する 。次いで、装飾付きシートは洗浄処理を受け、熱剥離剤ドットの上に付着した部 分の図柄はガラスシートから除去される。洗浄処理を機械的にし、セラミック図 柄の熱剥離剤の上の部分をガラスシートから削り落とすことも、あるいは適当な 溶剤を使用して熱剥離剤を溶解し、図柄の対応する部分を除去することもできる 。 デカールを事前に穿孔する、またはシートを事前にコーティングするのではな く、デカールがデカールキャリアから剥離し、ガラスシートに付着する際にこれ らを穿孔することもできる。この付着穿孔方式では、デカールキャリアは特別に 準備される。図3に関して、熱剥離剤の連続層305の代わりに、熱剥離剤の断 続層をデカールキャリア上に設ける。ガラス上に付着させようとするセラミック インクのパターンに対応する熱剥離剤のパターンを、デカールキャリア上に形成 する。次いで、前述の場合と同様に、熱剥離剤の断続層の上にデカールを印刷す る。次いで、ラミネータステーションでデカールをガラスシートの表面に載せた ときに、熱剥離剤の上に付着した部分のデカールだけがガラスシートに転写され 、残りのデカールは、熱によってデカールキャリアから剥離しないのでデカール キャリア上に残る。 任意のパターンの熱剥離剤をデカールキャリア上に形成することができること を理解されたい。穿孔したセラミック図柄を形成するには、穿孔した熱剥離剤の 層を提供するものとする。熱剥離剤層の穿孔上に印刷されたデカールの部分はデ カールキャリア上に残るので、ラミネータでデカールは穿孔され、同時にガラス シートに付着することになる。ドットのアレイの形をしたセラミック図柄を形成 するには、ドットのアレイの形をした熱剥離剤の断続層をデカールキャリア上に 形成し、デカールの付着した部分だけがドットのアレイの部分となるようにする 。 この処理方法のさらに別の特徴は、湾曲した装飾付きガラス物品を製造するこ とができる点である。デカールは平らなガラスシートに付着させ、定着させる。 次いで、焼戻し炉中で、それに定着させた図柄を歪ませることなくこの平らなガ ラスシートを成形することができる。このようにして、特定の形状の焼戻しして 装飾を施したガラスシート、例えばオフィス用の角の湾曲した窓や自動車の湾曲 したフロントガラスなどを製造することができる。平らなシート上に図柄を付着 させ定着させるので、シートを所望の形状に変形させたときに図柄が歪まず、し たがって図柄の品質が維持される。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.平らなガラスシートの一面に装飾を施すための自動化された方法であって、 ガラスシートおよびデカールキャリア上の熱剥離デカールを積層ステーション に連続的に供給するステップと、 デカールキャリアに熱を加え、キャリアからデカールを剥離し、それと同時に 積層ステーションを連続的に通過する各ガラスシートの露出した表面上にデカー ルを付着させるステップと、 デカールの付着したガラスシートをデカール定着オーブンに連続的に転送する ステップと、 ガラスシートを所定温度まで緩慢に加熱し、全ての結合剤をデカールから除去 し、デカールをガラスシートに定着させ、それによりガラスシートに装飾を施す ステップと を含む方法。 2.所定温度が、デカールをガラスシートに定着させてデカールをガラスシート に融合させ、デカールを硬化させてデカールの色に光沢を出すような温度である 、請求項1に記載の方法。 3.装飾付きシートをデカール定着オーブン中で緩慢に冷却するステップと、 装飾付きガラスシートを焼戻し炉に連続的に供給し、装飾付きガラスシートを 急速に加熱および冷却して、装飾付きガラスシートを焼戻しし、デカールをガラ スシートに融合させ、デカールを硬化させてデカールの色に光沢を出すステップ と を含む、請求項1に記載の方法。 4.デカールをガラスシートに付着させたときにガラスシートが所定温度を有す るようにガラスシートを予熱し、ガラスシートへのデカールの接着が強化される ようにするステップを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 5.ガラスシートに付着したデカールが、装飾付きガラスが一方向から見たとき にほぼ透明になり、反対方向から見たときにほぼ不透明になるように穿孔される 、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 6.デカールキャリア上のデカールが穿孔される、請求項5に記載の方法。 7.デカールが、デカールキャリアから除去され、ガラスシート上に付着する際 に穿孔される、請求項5に記載の方法。 8.熱剥離剤の断続層によって所定のパターンでガラスシートをコーティングす るステップを含み、その上にデカールを付着させ、デカール定着オーブン中でガ ラスシートを加熱したときに、この熱剥離剤によってデカールの一部がガラスシ ートと融合するのが妨げられ、一方向から見たときにほぼ透明になり、反対方向 から見たときにほぼ不透明になる装飾付きガラスシートをもたらすようにする、 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 9.熱剥離剤を熱で活性化し、デカールが融合した後で融合したデカールを通し て蒸発させることによってデカールの一部を除去する、請求項8に記載の方法。 10.熱剥離剤が、デカールがガラスシート表面に直接接着するのを防止するこ とによって、デカールが融合した後でデカールの一部を除去できるようにする、 請求項8に記載の方法。 11.デカールの一部が、熱剥離剤を分解することによって除去される、請求項 10に記載の方法。 12.熱剥離剤が、デカールの融合温度より高い溶融温度または蒸発温度を有す るろうである、請求項8から11のいずれか一項に記載の方法。 13.デカールキャリアからデカールが熱剥離するときにデカールキャリア上の デカール全体の一部だけがガラスシート上に付着し、この付着したデカールによ ってガラスシートが一方向から見たときにはほぼ透明になり、反対方向から見た ときにほぼ不透明になるようにする、所定パターンを有する熱剥離剤の断続層を 有するデカールを提供するステップを含む、請求項1から4のいずれか一項に記 載の方法。 14.ガラスシートの一面に装飾を施すための、装飾付きガラスシートの自動化 された製造ラインであって、 ガラスシートを連続的に積層ステーションに供給するガラス供給手段と、 デカールキャリア上の熱剥離デカールを積層ステーションに供給するデカール 供給手段と、 前記積層ステーションに配列され、前記デカールキャリアおよび各ガラスシー トを受ける加熱装置であり、デカールキャリアからデカールを熱剥離し、それと 同時に各ガラスシートの露出面上にデカールを付着させるように動作することが できる加熱装置と、 デカールの付着したシートをデカール定着オーブンに供給する中間ガラス供給 手段と、 デカールの付着した各シートを所定温度まで緩慢に加熱して、全ての結合剤を デカールから除去し、各ガラスシートにデカールを定着させ、それによりシート に装飾を施すように動作することができる、前記デカール定着オーブン中の加熱 手段と を含む製造ライン。 15.所定温度が約520℃以下である、請求項14に記載の製造ライン。 16.所定温度が、デカールをガラスシートに融合させ、デカールの色に光沢を 出すようにデカールを硬化させるのに十分である、請求項14に記載の製造ライ ン。 17.装飾付きガラスシートを焼戻し温度まで加熱し、装飾付きガラスシートを 焼戻しし、デカールをガラスシートに融合させ、デカールの色に光沢が出るよう にデカールを硬化させるための加熱手段を有する、前記デカール定着オーブンの 下流側に配列された焼戻し炉を有する、請求項15または16に記載の製造ライ ン。 18.連続的にガラスシートを受け、これらを予熱温度まで加熱し、予熱済みの ガラスシートをガラス転送手段に放出する上流側予熱炉を有し、この予熱温度が ガラスシートへのデカールの接着を強化するように選択される、請求項14から 17のいずれか一項に記載の製造ライン。 19.この予熱温度が約120℃である、請求項18に記載の製造ライン。 20.加熱装置がローラである、請求項14から19のいずれか一項に記載の製 造ライン。 21.幅約2.2mのガラスシートに装飾を施す、請求項14から20のいずれ か一項に記載の製造ライン。 22.デカール定着オーブンが複数の異なるレベルを有する製造ラインであって 、デカール定着オーブンの前に、デカールの付着したガラスシートを連続的に受 け、デカール定着オーブン中の複数の様々なレベルの1つにこれらを転送するリ フティング装置を有する、請求項14から21のいずれか一項に記載の製造ライ ン。
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