JP2001520723A - 精度を向上させた蠕動ポンプのためのチューブ復元バンパー - Google Patents

精度を向上させた蠕動ポンプのためのチューブ復元バンパー

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JP2001520723A JP54042499A JP54042499A JP2001520723A JP 2001520723 A JP2001520723 A JP 2001520723A JP 54042499 A JP54042499 A JP 54042499A JP 54042499 A JP54042499 A JP 54042499A JP 2001520723 A JP2001520723 A JP 2001520723A
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シー. ダンビー,ハル
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バクスター インターナショナル インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 圧縮および弛緩を受けて、弛緩された場合には実質的にその元の断面に戻る選択初期断面を有するチューブを偏倚させるための、医療用搬送デバイスの装置である。この装置は複数のバンパーを備え、バンパーはチューブの長手方向に配置され、チューブと作動可能に結合してチューブをその元の断面に偏倚させ、かつ、隣接するバンパーと関連して間隔を設けられて、チューブが圧縮を受けると、チューブの自由膨張を供与する。

Description

【発明の詳細な説明】 精度を向上させた蠕動ポンプのためのチューブ復元バンパー発明の背景 技術分野 本発明は液体貯蔵器からの液体の流れを制御するための液体搬送装置に関し、 より特定すると、精度を向上させた蠕動ポンプのためのチューブ復元バンパーに 関する。背景技術 蠕動ポンプは、薬物のような液体の正確な計量、および病院患者の体内への注 入に使用するのに、特に好適である。Heminwayの米国特許第4,893,991号は線形 型の蠕動ポンプを開示する。Natwickの米国特許第5,055,001号は、バルブ/プラ ンジャー型の蠕動ポンプを開示する。Galeaの米国特許第3,999,891号は、ロータ リー型の蠕動ポンプを開示する。これら蠕動ポンプの各々は、ポリ塩化ビニルな どのような可撓性のプラスチック材料から作成されるのが典型的である、弾性チ ューブを経由して液体を送るように作動する。このチューブは、チューブの限定 セクションに沿って、反復的、経時的に圧縮および膨張する。チューブは、典型 的にはその内部弾性により、膨張する、または「復元する」。この型のポンプに ついての公知の問題は、断続的に圧縮および膨張するチューブの一部が経時的に 疲労する傾向にあることである。結果として、チューブは、解放されたときに、 その元の断面まで復元する能力が衰え、臨界ポンプセグメントに沿ったチューブ の容積を低減し、それにより、ポンプ精度を低下させる。米国特許第4,893,991 号は、かかるポンプが24時間の期間のうちに、流量を10%ほども下落させたこと が分かっていることに注目している。 先行技術は蠕動ポンプのこの欠陥を認識し、問題解決に向けて少なくとも3種 類の方法を試みている。まず、Heminwayの米国特許第4,893,991号は、圧縮およ び膨張を受けている弾性チューブの一部が膨張時に円筒型配置をとることのない ようにすることにより、ポンプ精度を改良しようと試みている。すなわち、チュ ーブを圧縮および膨張させるプランジャーは、完全膨張時でさえ、チューブのセ グメントの断面を楕円形に維持するように設計される。Heminway特許に明示され た解決法についての主たる問題点は、ポンプを正確な速度および体積で動作させ るために、チューブが一貫した楕円形断面まで膨張するように、後退位置にある プランジャーに関して極めて正確な許容誤差を要求することである。それに加え て、チューブはその十分に円形の断面、従って最大体積をとることが不可能なの で、Heminway特許は、液体が汲み出され得る速度を過度に制限している。 Natwickの米国特許第5,055,001号は、蠕動ポンプの精度を向上させるために、 より複雑な解決法さえも提示している。Natwick特許は、チューブの直径縮小範 囲が、プランジャーが後退した状態での約15%からプランジャーが膨張した状態 での約85%まで及ぶことを提示している。Natwick特許は、チューブは十分に圧 縮解除された状態まで回復する必要が全くないので、継続使用および反復圧縮の せいである、可撓性のあるチューブの弾性の変化がポンプの容積測定性能に及ぼ す影響は遥かに少ないと主張する。それに加えて、プランジャーはチューブの汲 み出し部分を十分に圧縮することがないので、チューブが受ける疲労は少ない。 Natwick特許は、プランジャーが後退してチューブを液体で再び満たすのときに 、チューブの汲み出し部分を復元するために膨張される、プランジャーの各側に 配置された機械式チューブ成形器を提供することを更に教示している。Natwick 特許は、汲み出しのために使用されるチューブの容積を制限し、それにより、ポ ンプ排出速度を制限するという点で、Heminway特許と同様の不足に悩んでいる。 それに加えて、チューブ成形器は、潜在的ポンプ欠陥について追加的手段を生む 、複雑な機械的構造である。さらに、Natwick特許で教示される機械的成形器は 、多数の潜在的にコスト高のパーツを必要とし、ポンプの組立を複雑にする。 Mannesの米国特許第4,585,442号は、1対の弾性バンドの間の窪みに載置され た弾性チューブによって作動する静脈注入速度制御器を開示する。弾性バンドは 圧縮状態にあるチューブの外径の対向する側で作用し、チューブを膨張時にその 元の断面まで回復させるのを助ける。この態様において、弾性バンドは、「平ら になろうとする」、および、速度制御器の精度を低下させる楕円形断面のみに復 元しようとするチューブの傾向を阻止する。不幸なことに、弾性バンドは、チュ ーブをその元の形状まで回復させようとして、2つの別々の点にのみ作用する。 更に、弾性バンドの間の空間は、両バンドが接近しすぎる場合には、弾性バンド がチューブを圧縮して楕円形断面になることを、または両バンドが離れすぎる場 合には、弾性バンドがチューブをその円形断面まで回復させ損なうことを回避す るためにかなり厳密な許容誤差で維持されなければならない。それに加えて、Ma nnes特許の構造は弾性バンドを必要とし、圧縮されたチューブの完全な置換と同 等の量を置換される。結果として、かなりのエネルギーが弾性バンドの回復力に 対してチューブを圧縮するために費やされなければならない。 本発明は、上述の1つ以上の問題点を克服することに関する。発明の要旨 本発明の第1の局面は、圧縮および弛緩を受けて、弛緩した際には実質的にそ の元の断面になる選択的な初期断面を有するチューブを偏倚させるための、医療 用液体搬送デバイスにおける装置である。この装置は、チューブの長手方向に配 置され、かつ、チューブと作動可能に結合してチューブをその元の断面まで偏倚 させる、複数のバンパーを備え、各バンパーは、チューブが圧縮を受けると、チ ューブの自由な膨張に備えるように、隣接する長手方向バンパーに関連して配置 される。チューブの自由膨張は、隣接するバンパーを長手方向に間隔設定し、そ の間のチューブ膨張間隔を規定することにより、供与されるのが好ましい。複数 のバンパーは、チューブの対向する側にバンパーを備える状態に配置されるのが 、更に好ましい。チューブの対向する側のバンパーは、チューブの元の断面の外 径相当距離に実質的に等しい距離だけ、互いから間隔を設けられる。チューブの 圧縮は、チューブの選択長手方向セグメントに作用するプランジャーにより供与 され得、プランジャーはチューブの長手方向セグメントに対応する圧縮表面を有 し得る。チューブ膨張空間はチューブの長手方向セグメントに隣接する。バンパ ーはエラストマーから作られるのが好ましい。 本発明の別な局面は、液体貯蔵器から選択位置へ液体を搬送するための蠕動ポ ンプである。蠕動ポンプは、流れチューブ腔を規定する壁を有する弾性チューブ を含み、この流れチューブ腔は貯蔵器と液体連絡状態にある。複数のバンパーは 、 チューブのポンプセグメントの長手方向に配置される。各バンパー対の各々のバ ンパーは、チューブの対向する側で他方バンパーとして配置され、かつ、チュー ブの外径相当距離に実質的に等しい距離だけ、間隔を設けられる。各隣接バンパ ー対は、チューブのポンピングセグメントの長手方向にある距離だけ間隔を設け られ、チューブ膨張空間を規定する。プランジャーは各チューブ膨張空間に対応 し、チューブのポンピングセグメントと作動可能に結合する。各プランジャーは 、伸張位置と後退位置との間のポンピングセグメントの長手方向セグメントに関 連して、選択的に伸張および後退させられ、伸張位置にあるプランジャーは流れ チューブ腔を圧潰状態に潰し、後退位置にあるプランジャーはチューブ壁が非圧 潰状態まで回復されるのを可能にする。駆動装置は、流れチューブ腔を通る液体 を貯蔵器から選択位置まで移動させるように、伸張位置と後退位置との間でプラ ンジャーを連続的に移動させる。バンパーはエラストマーから作られるのが好ま しい。蠕動ポンプは、チューブのポンピングセグメントを受容する寸法にされた 支持ブロックの対向する壁の間に規定される溝(trough)を更に含み得る。バンパ ーは、支持ブロックの対向する壁と弾性チューブの壁との間に配置される。支持 ブロックおよびバンパーは、エラストマーの単一片から一体的に形成されるのが 好ましい。 本発明の別な局面は、液体貯蔵器からの液体の流れを制御するための、液体搬 送デバイスである。液体搬送デバイスは、流れチューブ腔を規定する壁を有する 弾性チューブを含み、流れチューブ腔は貯蔵器と液体連絡状態にある。2つのバ ンパー対は、チューブの制御セグメントの長手方向に配置される。各バンパー対 の各々のバンパーは、他方のバンパーとしてチューブの対向する側に配置され、 チューブの外径相当距離に実質的に等しい距離だけ、間隔を設けられる。バンパ ー対は、チューブの制御セグメントの長手方向にある距離だけ間隔を設けられて 、チューブ膨張空間を規定する。チューブ膨張空間に対応するプランジャーは、 チューブの制御セグメントと作動可能に結合する。プランジャーは、伸張位置と 後退位置との間で、チューブの制御セグメントの長手方向セグメントに関連して 、選択的に伸張および後退させられ、伸張位置にあるプランジャーは流れチュー ブ腔を圧潰状態に潰し、後退位置にあるプランジャーは非圧潰状態まで流れチュ ー ブ腔が回復されるのを可能にする。この態様で、流れチューブ腔の有効断面領域 は、流れチューブ腔の液体流れ容量を変化させるために変更される。液体搬送デ バイスは、チューブのポンピングセグメントを受容するような寸法にされた溝を 有する支持ブロックを更に含むのが好ましい。溝は支持ブロックの対向壁の間に 規定され、バンパーは、支持ブロックの対向壁と弾性チューブとの間に配置され る。支持ブロックおよびバンパーは、エラストマーの単一片から一体形成される のが好ましい。 チューブのポンピングセグメントに関連して作動可能に配置された複数のバン パーは、チューブのポンピングセグメントをその円筒型配置へと偏倚させる。プ ランジャーに対応する膨張空間は、変位されたチューブ壁の一部を受容し、バン パー自体を変位させる必要性を打ち消す。この態様で、チューブを潰すのに要す るエネルギーの量は、チューブの変形した部分がバンパーを変位させるのに必要 とされる場合に、チューブを圧縮させるのに必要とされるエネルギーの量よりは 低減されている。バンパーの緊密な長手方向間隔設定は、プランジャーが予期し ない位置まで移動させられた場合に、バンパーがチューブをその元の非圧縮断面 配置まで十分に回復させるのを助けるのを可能にする。従って、蠕動ポンプの改 良された精度は、プランジャーがその予期しない位置にある場合に、チューブを その非圧縮配置まで偏倚させることにより提供されるが、最小量のエネルギーが 、プランジャーが伸張されるにつれてチューブを圧縮させるのに必要となる。エ ネルギー消費の最小化は、特に、蠕動ポンプが歩行できる患者で使用され、そし て電池で駆動される場合は、極めて重要となり得る。低減された電力要件は、電 池の寿命を著しく延ばし得る。更に、チューブを圧縮するのに必要なエネルギー がより少なくなるので、より小さい駆動モータが採用でき、更に、エネルギー要 求を減らし、より効率的で、より小型で、より軽量の蠕動ポンプの製造を可能に する。図面の簡単な説明 図1は、本発明に従った蠕動ポンプのポンピング機構の、プラテンの一部とポ ンプ駆動装置が明瞭にするために取り除かれた状態の斜視図である。 図2は、図1の線2−2に沿った断面立面図である。 図3は、図2の線3−3に沿った断面平面図である。および、 図4は、本発明の代替の実施態様の、図3と同一様式の斜視図である。好ましい実施態様の詳細な説明 精度を向上させた蠕動ポンプのポンピング機構10が、図1の斜視図に示される 。ポンピング機構は、弾性の円筒型チューブ12を含む。円筒型チューブ12は、ポ リ塩化ビニルのような可撓性可塑性材料から作られ、当該技術分野で周知である 。支持ブロック14は、対向壁18の間に規定される溝16がそこに形成される。多数 のバンパー20は、対向壁18から溝内へと延びる。バンパー20は、対向壁18から互 いに向けて延びるバンパー対22に配置される。各バンパー対22の各々のバンパー 20は、それらの間に受容される円筒型チューブ12の外径に実質的に等しい距離だ け、互いから間隔を設けられる。バンパー対22は溝16に沿って長手方向に間隔を 設けられ、チューブが圧縮を受けた時には、チューブの自由膨張のための膨張空 間24を規定する。ブリッジ26はバンパー対22の間で延びる。隣接するブリッジの 間には、経路28が規定される。図3でより良くわかるように、経路28はプランジ ャー32を受容する。図1に例示された実施態様においては、支持ブロック14、バ ンパー20、およびブリッジ26は、エラストマーの単一ブロックから一体形成され る。代替例として、バンパー20はエラストマーから形成され得るが、支持体14は 、金属または剛性熱可塑材のような剛性材から作られる。更に、ブリッジ26は、 以下に更に論じられるように、バンパーが意図した機能を実施するのを阻止する こと無く、除去され得る。 ポンピング機構10は、支持ブロック14を受容するよう構成された空洞36を含む ハウジング34を更に備える。ハウジング34は、金属のような剛性材から作られ、 支持ブロック14を閉じこめるのが好ましい。プラテン38は溝16の口を横断して嵌 合し、図2に関して例示および解説されるように、表面を設け、この表面に対し てチューブ12はプランジャー32により圧潰される。例示されていないが、プラテ ンは、チューブ12を溝の中へ装填するために溝に接近するのを許容するように旋 回して開放され得る、ドアの一部であるのが好ましい。 ポンピング機構10は、図2に示されるように、ポンプ駆動装置42を更に含む。 ポンプ駆動装置42は、駆動シャフト46に偏心的に接続される、多数のカム44から 構成される。次に、駆動シャフト46は、図示されていない駆動モータと作動可能 に結合する。プランジャー32は、圧縮表面を規定するチューブのポンピングセグ メント48と作動可能に結合する一方端47と、カム44と関連する第2端49とを有す る。当該技術分野で周知のように、ポンプ駆動装置42は、伸張位置と後退位置と の間でチューブのポンピングセグメントの長手方向セグメントに関連してプラン ジャー32を連続的に伸張および後退させるように構成される。伸張位置にプラン ジャーがある場合、チューブ12の流れチューブ腔52は圧潰状態53へと潰され、プ ランジャーが後退位置にある場合は、流れチューブ腔は非圧潰状態54へ回復され る。 図3はバンパー20の機能を例示する。プランジャー32が伸張位置にある場合は 、チューブ壁55のポンピング部の長手方向セグメントは膨張または変形されて、 隣接するバンパー20間の膨張空間24へと押し込まれる。これが起こると、バンパ ー20の角部56は、支持ブロック14の連続部のように、図3に例示されるように圧 縮される。プランジャーがその後退位置に戻ると、圧縮されたエラストマーバン パーと支持ブロック41の連続部とが、チューブの弾性壁と共に機能し、参照番号 58でわかるように、チューブをその元の配置に回復させる。膨張空間24の主要な 利点は、チューブ壁55の変形部が、バンパー20の対応セクションを変形させる必 要無しに、この膨張空間を充満させる。この態様で、チューブ壁55を圧縮させる のに必要とされるエネルギーは最小限にされる。しかし、バンパーは、チューブ をその元の断面に回復させる際に実質的な支援を提供するのに十分なだけ近接し ている。図3に例示されるように、プランジャー32の圧縮表面は、膨張空間24の 断面を実質的に充満させるのが好ましい。 図4は、本発明の代替の実施態様を例示する。この実施態様において、バンパ ー20’と支持ブロック14’は、剛性材料から形成される。変形されたチューブ54 に好適な容積を設けるために、膨張空間24’はプランジャー32’よりも広い。さ らに、バンパー20’の相対的な緊密な接近は、プランジャー32’がその後退位置 へ戻った時に、チューブをその元の断面へと回復させるのを助ける。 本発明の蠕動ポンプの改良されたポンピング機構は、プランジャーにより圧縮 された後で、チューブをその元の断面に回復させる際に弾性チューブを助ける一 方で、プランジャーが流れチューブ腔を潰すのに要するエネルギーを最小限にす る。チューブを潰すのに必要なエネルギーの量を最小にすることにより、より少 量の電力供給が利用できるようになり、かつ、より小型で、より軽量のモータが ポンプを駆動するのに使用され得る。更に、より小型でより軽量の駆動機構が使 用され得、これが全く、より小型で、より軽量で、より効率の良い蠕動ポンプに 寄与する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.圧縮および弛緩を受けて、弛緩した場合は実質的にその元の断面に戻るチュ ーブセグメントを備えた、選択初期断面を有するチューブを偏倚させるための医 療用液体搬送デバイスの装置であって、該装置は、 該チューブの長手方向に配置され、かつ、該チューブと作動可能に結合して、 該チューブセグメントをその元の断面へと偏倚させる、複数の弾性バンパーを備 え、該バンパーは、隣接する長手方向バンパーに関連して配置されて、該チュー ブセグメントが圧縮を受けた時に、該チューブセグメントの自由膨張を供与する 、装置。 2.前記チューブセグメントの前記自由膨張は、隣接するバンパーを長手方向に 間隔設定して、それらの間でチューブ膨張空間を規定することにより供与される 、請求項1に記載の装置。 3.前記複数のバンパーは、前記チューブの対向する側のバンパーが、前記チュ ーブの前記元の断面の外径相当距離に実質的に等しい距離だけ、互いから間隔を 設けられて、更に配置される、請求項1に記載の装置。 4.前記バンパーは前記チューブの長手方向のバンパー対に配置され、各バンパ ー対の各々のバンパーは、前記チューブの対向する側に配置され、かつ、前記チ ューブの前記元の断面の外径相当距離に実質的に等しい距離だけ、間隔が設けら れる、請求項1に記載の装置。 5.前記チューブセグメントの前記自由膨張は、隣接するバンパーを長手方向に 間隔設定して、それらの間でチューブ膨張空間を規定することにより、供与され る、請求項4に記載の装置。 6.前記チューブセグメントは、前記チューブセグメントに対応する圧縮表面 を有するプランジャーにより圧縮を受け、前記チューブ膨張空間は前記チューブ セグメントに隣接する、請求項2に記載の装置。 7.前記プランジャーの前記圧縮表面は、前記チューブ膨張空間の断面を実質的 に充満させる、請求項6に記載の装置。 8.前記チューブを長手方向に受容するよう寸法決めされた溝を内部に有する支 持ブロックを更に備え、該溝は前記支持ブロックの対向壁の間に規定され、そし て前記バンパーは前記支持ブロックの対向壁と前記チューブとの間に配置される 、請求項1に記載の装置。 9.前記バンパーおよび前記支持ブロックは、エラストマーの単一片から一体形 成される、請求項8に記載の装置。 10.液体貯蔵器から選択位置へ液体を搬送するための蠕動ポンプであって、該蠕 動ポンプは、 流れチューブ腔を規定する壁を有する弾性チューブであって、該流れチューブ 腔は該貯蔵器と液体連絡状態にある、チューブと、 該チューブのポンピングセグメントと各プランジャーが作動可能に結合し、か つ、その長手方向に間隔を設けられた、複数のプランジャーであって、各プラン ジャーは、伸張位置と後退位置との間で該ポンピングセグメントの長手方向チュ ーブセグメントに関連して、選択的に伸張および後退させられ、該プランジャー が伸張位置にある場合は、長手方向チューブセグメントの該流れチューブ腔を圧 潰状態へと潰し、該プランジャーが後退位置にある場合は、該長手方向チューブ セグメントの該流れチューブ腔が非圧潰状態へと回復させられ得るようにする、 プランジャーと、 該チューブの該ポンピングセグメントの長手方向に配置される、複数のエラス トマーバンパー対であって、各バンパー対の各々のバンパーは、他方バンパーと して該チューブの対向する側に配置され、かつ、該チューブの外径相当距離に実 質的に等しい距離だけ間隔を設けられ、各隣接するバンパー対は、該チューブの 該ポンピングセグメントの長手方向距離だけ間隔を設けられて、それらの間で各 プランジャーに対応して、別個のチューブ膨張空間を規定する、バンパー対と、 該流れチューブ腔を通る該液体を、該貯蔵器から該選択位置へ移動させるよう に、該伸張位置と該後退位置との間で連続的に該プランジャーを移動させる駆動 装置とを備える、蠕動ポンプ。 11.前記バンパーは、エラストマーから作られる、請求項10に記載の蠕動ポンプ 。 12.前記プランジャーは、前記膨張空間を実質的に充満させるように構成される 、請求項10に記載の蠕動ポンプ。 13.前記チューブの前記ポンピングセグメントを受容するよう寸法決めされた溝 を内部に有する支持ブロックを更に備え、該溝は該支持ブロックの対向壁の間に 規定され、該バンパーは、該支持ブロックの該対向壁と該弾性チューブの該壁と の間に配置される、請求項10に記載の蠕動ポンプ。 14.前記支持ブロックは、エラストマーから作られる、請求項13に記載の蠕動ポ ンプ。 15.前記支持ブロックおよび前記バンパーは、エラストマーの単一片から一体形 成される、請求項13に記載の蠕動ポンプ。 16.前記バンパーおよび前記支持ブロックと一体形成されて、各バンパー対の各 々のバンパーの間に延在するブリッジを更に備え、隣接するブリッジはそれぞれ の間で前記プランジャーを前記溝に導き入れる経路を規定する、請求項15に記載 の蠕動ポンプ。 17.液体貯蔵器からの液体の流れを制御するための液体搬送デバイスであって、 該液体搬送デバイスは、 流れチューブ腔を規定する壁を有する弾性チューブであって、該流れチューブ 腔は該貯蔵器と液体連絡状態にある、チューブと、 該チューブの制御セグメントの長手方向に配置される、2対のエラストマーバ ンパーであって、各バンパー対の各々のバンパーは、他方バンパーとして該チュ ーブの対向する側に配置され、かつ、該チューブの外径相当距離に実質的に等し い距離だけ、間隔を設けられ、該バンパー対は、チューブ膨張空間をそれらの間 に規定するように、該チューブの該制御セグメントの長手方向にある距離だけ間 隔を設けられる、バンパー対と、 該チューブ膨張空間に対応し、該チューブの該制御セグメントと作動可能に結 合するプランジャーであって、該プランジャーは、伸張位置と後退位置との間で 該制御セグメントの長手方向セグメントに関連して、選択的に伸張および後退さ せられ、該プランジャーが伸張位置にある場合は、該流れチューブ腔を圧潰状態 に潰し、該プランジャーが後退位置にある場合は、該流れチューブ腔を非圧潰状 態に回復させ得て、これにより、該流れチューブ腔の有効断面領域は、該流れチ ューブ腔の流れ容量を変化させるように変えられ得る、液体搬送デバイス。 18.液体貯蔵器から選択位置へ液体を搬送するための蠕動ポンプであって、該蠕 動ポンプは、 流れチューブ腔を規定する壁を有する、弾性の円筒型チューブであって、該流 れチューブ腔は該貯蔵器と液体連絡状態にある、チューブと、 該チューブのポンピングセグメントを受容する溝を内部に有する支持ブロック であって、該溝は該支持ブロックの対向壁の間に規定され、該支持ブロックは、 該対向壁から該溝内に延び、かつ、該チューブの該ポンピングセグメントの長手 方向に配置される、複数のエラストマーバンパー対を更に備え、各バンパー対の 各々のバンパーは、他方バンパーとして該チューブの対向する側に配置され、か つ、該チューブをその円筒型配置へと偏倚させるように、該チューブの外径に実 質的に等しい距離だけ間隔を設けられ、各隣接バンパー対は、それらの間にチュ ーブ膨張空間を規定するように、該チューブの該ポンピングセグメントの長手方 向にある距離だけ間隔を設けられる、支持ブロックと、 各チューブ膨張空間に対応し、該チューブの該ポンピングセグメントと作動可 能に結合するプランジャーであって、各プランジャーは、伸張位置と後退位置と の間で該ポンピングセグメントの長手方向セグメントに関連して、選択的に伸張 および後退させられ、該プランジャーが該伸張位置にある場合は、該流れチュー ブ腔を圧潰状態に潰し、該プランジャーが該後退位置にある場合は、該チューブ 壁および該隣接バンパーが該流れチューブ腔を非圧潰状態に回復させ得るように する、プランジャーと、および、 該流れチューブ腔を通る該液体が該貯蔵器から該選択位置へ移動させられるよ うに、該伸張位置と該後退位置との間で該プランジャーを連続的に移動させる駆 動装置とを備える、蠕動ポンプ。 19.前記バンパーは、エラストマーから作られる、請求項18に記載の蠕動ポンプ 。 20.前記プランジャーは、前記膨張空間を実質的に充満させるように構成される 、請求項18に記載の蠕動ポンプ。 21.前記支持ブロックおよび前記バンパーは、エラストマーの単一片から一体形 成される、請求項18に記載の蠕動ポンプ。 22.前記バンパーおよび前記支持ブロックと一体形成され、各バンパー対の各々 のバンパーの間で延在するブリッジを更に備え、隣接するブリッジは、それらの 間に、前記プランジャーを前記溝内に導き入れる経路を規定する、請求項18に記 載の蠕動ポンプ。
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