JP2001519489A - ハーフパイプ付設ユニット - Google Patents

ハーフパイプ付設ユニット

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JP2001519489A
JP2001519489A JP2000515070A JP2000515070A JP2001519489A JP 2001519489 A JP2001519489 A JP 2001519489A JP 2000515070 A JP2000515070 A JP 2000515070A JP 2000515070 A JP2000515070 A JP 2000515070A JP 2001519489 A JP2001519489 A JP 2001519489A
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frame
cleaning
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ヘルムート カンツラー
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ケースボーラー ゲレンデファールツォイク アーゲー
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01HSTREET CLEANING; CLEANING OF PERMANENT WAYS; CLEANING BEACHES; DISPERSING OR PREVENTING FOG IN GENERAL CLEANING STREET OR RAILWAY FURNITURE OR TUNNEL WALLS
    • E01H4/00Working on surfaces of snow or ice in order to make them suitable for traffic or sporting purposes, e.g. by compacting snow
    • E01H4/02Working on surfaces of snow or ice in order to make them suitable for traffic or sporting purposes, e.g. by compacting snow for sporting purposes, e.g. preparation of ski trails; Construction of artificial surfacings for snow or ice sports ; Trails specially adapted for on-the-snow vehicles, e.g. devices adapted for ski-trails
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ハーフパイプを作る及び/又は整えるハーフパイプ付設ユニットであって、整雪車に取り付け出来、該整雪車に対して枢軸旋回自在に支持される雪掃除又は雪かき手段を少なくとも一つ備え、該掃除手段がその使用位置を占めるとき、それをハーフパイプの側壁の少なくとも一つに付随係合させ得る構成のハーフパイプ付設ユニットに関する。本発明はかかるハーフパイプ付設ユニットを、ハーフパイプが迅速且つ容易に、また可能な最小の作業費で、且つその形状と断面の相違とは無関係に均一な輪郭で、容易に作れるように改良するもので、掃除手段が更に、整雪車の移動方向を横切る方向に変位自在であり、整雪車に対して、実質的垂直軸の周りに枢軸旋回自在に支持されるようにした構成を提案するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ハーフパイプを作る及び/又は整えるハーフパイプ付設ユニットで
あって、整雪車に取り付けられ、該整雪車に対して枢軸旋回自在に支持される雪
掃除又は雪かき手段を少なくとも一つ備え、該掃除手段がその使用位置を占める
とき、それがハーフパイプの側壁の少なくとも一つと連携するように構成される
ハーフパイプ付設ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるハーフパイプ付設装置は、DE29603461により公知である。
【0003】 この公知のハーフパイプ付設ユニットは、整雪車上で変位自在に支持される作
業ユニットに対して側方に配設され、整雪車の移動方向を実質的に横切る方向に
配向された掃除手段が設けられる。掃除手段が使用位置に有るときこれを、作ら
れる又は整えられるハーフパイプの側壁の少なくとも一つに連携するように構成
されている。
【0004】 この既知のハーフパイプ付設装置でも、掃除手段を画成する側構成部を、整雪
車の移動方向に交差する方向に延長することはできる。だが、ハーフパイプは通
常、直線に沿ってその全長が延びるものではなく、曲がり部が有り、特に側壁が
競技用輪郭であると、断面寸法を異にしてのみ具体化が可能であることから、こ
のようなハーフパイプを作るのは容易ではなく、公知のハーフパイプ付設ユニッ
トによっては作業費も高くなる。このことは特に、ハーフパイプの曲がり部や、
寸法の異なる断面の間の渡り部の成形に付いて云える。
【0005】
【発明により解決されるべき課題】
従って、本発明は、上記のハーフパイプ付設ユニットを改良して、ハーフパイ
プを迅速且つ容易に、また可能な最小の作業費で、且つその形状や断面の相違と
は無関係に均一な輪郭に作り得るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段、その作用・効果】
上記既知のハーフパイプ付設ユニットの場合、この目的は、掃除手段を更に、
整雪車の移動方向を横切る方向に変位自在にし、且つこれを整雪車に対し実質的
垂直軸の周りに枢軸旋回自在に支持するようにして達せられる。
【0007】 掃除手段と整雪車との間の上記二つの相対移動は、同時にしても、個別にして
も良い。移動方向を横切る方向に変位自在としたため、ハーフパイプの異なる断
面寸法を、整雪車の移動方向を変えずに、簡単な方法で考慮することが出来る。
掃除手段を実質的垂直軸の周りに枢軸旋回自在としたため、整雪車とハーフパイ
プの側壁に対する掃除手段の向きが変えられ、これが特にハーフパイプのコース
の曲がり部や、ハーフパイプの寸法の異なる断面部間の渡り部に付いて有利にな
る。更に、整雪車に対して掃除手段、即ちハーフパイプ付設ユニットがこれ等の
移動自由度を持つので、例えば整雪車が静止しているとき、或側壁の一点の処理
を目的通り行え、また整雪車に対しハーフパイプ付設ユニットを、整雪車の移動
方向の変更により行われる粗い調整とは対照的に、精密に調整することが出来る
【0008】 ハーフパイプ付設ユニットは、整雪車の前端又は後端で支持されて良い。また
、ハーフパイプ付設ユニットを、例えば整雪車に対して側方に配置して、そこで
変位自在に支持することも考えられる。整雪車の運転手が掃除手段をより容易に
監視できるようにするため、上記掃除手段を整雪車の一端、特に前端でそれが、
整雪車の移動方向を横切る方向に変位自在に支持されるようにしても良い。
【0009】 掃除手段の構造は種々の設計が可能である。一例は、ハーフパイプの側壁の輪
郭を成形するのに用いられる横ブレードを設けることである。掃除手段が使用位
置にあるとき、整雪車の移動方向を横切る方向に移動自在にして、ハーフパイプ
を作り得、側壁の面が堅くても、この側壁を処理し得、かなり多量の材料をハー
フパイプの側壁から同時に除去し得るようにした掃除ツールを掃除手段に設ける
ことが出来る。
【0010】 側壁を連続して処理出来るように、掃除手段の掃除フレームの周りを移動自在
に支持された回動チェーンに掃除ツールを設ける。回動チェーンは掃除フレーム
の周りを連続的に移動し、その外面に適切な掃除ツールが有って、側壁に面する
。かかる掃除ツールは、例えばチェーン上に取り外し自在に配設された交差棟(
ridge)で良い。回動チェーン及び掃除ツールの構造設計の詳細に付いては
、前記のDE29603461を参照されたい。
【0011】 掃除手段を有するハーフパイプ付設ユニットを、整雪車上に支持された更なる
作業ユニットに対し側方に配設することが出来る。この更なる作業ユニットは、
例えば整雪車部でハーフパイプを作ったり、整えたりするのに用い得る。だが、
ハーフパイプ付設ユニットを整雪車にだけ設けても良い。何れの場合にも、掃除
手段を支持するようにした枢軸旋回自在のフレームをハーフパイプ付設ユニット
が備え、該枢軸旋回自在のフレームが、上記整雪車の移動方向を横切る方向に変
位自在で、且つ垂直軸の周りに枢軸旋回自在に、整雪車上に支持されるようにす
ることは有利と見做すことが出来る。このようにして、掃除手段、即ち掃除フレ
ーム整雪車上で関節接合されず、整雪車に対して直接変位自在、且つ枢軸旋回自
在であり、掃除手段の構造を対応する、より簡単なものとすることが出来る。
【0012】 ハーフパイプの輪郭を改良し、同時に掃除手段がその使用位置と、例えば運搬
位置との間を移動できるようにするには、掃除手段が枢軸旋回自在のフレームに
枢軸旋回自在に支持されるようにすれば良い。
【0013】 枢軸旋回自在フレームの構造をより簡単にし、掃除フレームの支持をより簡単
にするには、枢軸旋回自在フレームが実質的「U」字形構造を有し、掃除フレー
ムのU字脚部間を横切って延びる支持軸に、掃除フレームが枢軸旋回自在に支持
されるようにすれば良い。
【0014】 これに関連し、支持軸をU字脚部の自由端に配設することも、支持軸がより容
易に到達自在になり、掃除フレームがより容易に枢軸旋回自在になるから、有利
と見做されなければならない。
【0015】 掃除フレームを簡単な方法で枢軸旋回させるには、変位手段、特に油圧シリン
ダーを枢軸自在フレームと掃除フレームの間に設ければ良い。この油圧シリンダ
ーは例えば、旋回自在フレームに対して掃除手段を整雪車の運転席から枢軸旋回
するのに用いられる。
【0016】 掃除手段を垂直軸の周りに簡単に枢軸旋回させるため、枢軸旋回自在フレーム
が二つのU字形脚部を相互連結する基部にて、実質的垂直軸の周りに枢軸旋回自
在に整雪車に支持されるようにすることが出来る。尚、この実質垂直軸を整雪車
の更なる作業ユニットに対し横向きに配置することも出来る。
【0017】 通常、整雪車は前部に付設ブレードが設けられ、また要すれば後部に、雪プロ
ペラ、均し板等の多種の付設ユニットがこれ等の付設ブレードに着脱自在に取り
付けられるようになっている。付設ブレードを介した、付設ユニットの電力又は
油圧供給も同様に可能である。本発明によるハーフパイプ付設ユニットにおいて
、付設ブレードを支持するようにし、且つ整雪車の移動方向を横切る方向に変位
自在とした変位フレームを少なくとも一つハーフパイプ付設ユニットが備え、該
変位フレームに枢軸旋回自在フレームが垂直軸の周りに旋回自在に支持されるよ
うにすると有利と見做されなければならない。この場合、整雪車の移動方向を横
切る方向の変位は変位フレームを介して可能になり、枢軸旋回フレームと変位フ
レームの間で実質的垂直軸の周りの枢軸旋回が行われ、掃除手段の更なる枢軸旋
回が枢軸旋回自在フレームと掃除フレーム間で行われる。従って、これ等の移動
は大幅に切り離されているため整雪車の運転者により容易に、且つ別個に、実質
的に互いに独立して行われる。
【0018】 整雪車の移動方向を横切る方向に簡単に移動が出来るようにするため、上記変
位フレームに横方向ガイド手段を設けることが出来る。この横方向ガイド手段に
沿って、例えば調整装置により、特に油圧調整装置により変位が為される。別の
油圧調整装置が、枢軸旋回自在フレームに連携しており、このフレームを枢軸旋
回させる。枢軸旋回自在フレームを手で、枢軸旋回させるようにしても良い。
【0019】 横方向ガイド手段が整雪車の全作動幅に実質的に亘ると、例えば掃除手段のみ
のハーフパイプ付設ユニットでも、ハーフパイプの両側壁を作れ、及び/又は整
え得る。このために、変位手段はその両終点位置間で、整雪車の移動方向を横切
る方向に変位され、また掃除手段は枢軸旋回自在フレームにより夫々の側壁に連
携せしめられる。更に、ハーフパイプが、例えば曲がり部であるため側壁が一つ
だけの場合、ハーフパイプ付設ユニットの一方の掃除手段だけを用いても充分で
ある。
【0020】 一方の掃除手段のみをハーフパイプの両側壁に連携させるには、枢軸旋回自在
フレームを、一方の側壁に付随する使用位置から、他方の側壁に付随する使用位
置まで、実質的180度の角度を通して枢軸旋回自在に支持するようにしても有
利であろう。尚、例えば180度を越える枢軸旋回角度も可能であり、整雪掃除
手段が、例えば車に対して外側方向及び後方に傾いた両終点位置間で、枢軸旋回
されるようにすることも出来る。更に、枢軸旋回角度が180度、又は少なくと
も90度の場合、掃除手段の一方又は両方が整雪車の移動方向前方に枢軸旋回さ
れるようにすることも出来る。このような位置では、整雪車の前に有る部分を、
ここでも変位手段を使って処理することが出来、これは遊び場、ジャンプ丘等を
作るのに有用であろう。更に、ピステ付設ユニットが整雪車の移動方向に向いた
位置まで枢軸旋回されている場合、整雪車は、簡単に、また視界を大きく損なう
ことなく移送することが出来る。
【0021】 掃除手段を殆どどんな位置でも停止出来るようにするには、枢軸旋回フレーム
及び/又は変位フレームが夫々の位置で停止が可能なようにすれば良い。
【0022】 ハーフパイプの側面は凹面形状をもつことに鑑み、掃除フレームは実質弓形形
状を持つようにすることが出来る。回動チェーンを支持及び/又は駆動するロー
ルが掃除手段の両端で回転自在に支持され、これに連携することによって回動自
在チェーンが可動的に支持されるようにすることが出来る。
【0023】 必要なら、回動チェーンの張力を変更できる回動チェーンを緊張する緊張装置
が掃除フレームに枢軸自在に支持されるようにする。この緊張装置は掃除フレー
ムから外向きに枢軸旋回される。この緊張装置の支持は、この緊張装置が更に回
動チェーンの方向に伸長自在の構成として支持しても良い。
【0024】 更に、少なくとも一方のロールをモーターにより駆動される駆動ロールとして
構成すると、駆動手段を別に設けずに、回動チェーンを移動でき、その移動を容
易にするから有利である。
【0025】 回動チェーンが掃除フレーム部で多数のロールで支持され、掃除手段がその使
用位置にあるとき、ハーフパイプの一方の側壁に当接するようにすることも出来
る。掃除手段の構造を簡単にすると共に、ハーフパイプの側壁の良好な輪郭が得
られるようにするには、掃除フレームがその使用位置にあるとき、ハーフパイプ
の或側壁に連携せしめられる複数の輪郭機素を、それが回動チェーンを支持する
ようにして、掃除フレームの外面に設けると良く、有利である。複数の輪郭機素
を設ける代わりに、掃除フレームの外側全体を単一の連続した輪郭機素で構成す
るようにしても良い。
【0026】 地面方向に延伸が可能な支持機素をハーフパイプ付設ユニットに設け、必要の
ないときハーフパイプ付設ユニットが置かれるようにする。これ等の支持機素は
、支持脚部で構成しても良い。これらの支持機素を摺動機素とし、ハーフパイプ
付設ユニットが車に取り付けられ、使用されるときにも、用い得るようにしても
良い。
【0027】
【実 施 例】
図1は、整雪車3の前端に取り付けられたハーフパイプ付設ユニット1の前面
図である。ハーフパイプ付設ユニット1には、整雪車3から側方に突出して、ハ
ーフパイプ2の側壁6に係合する雪掃除又は雪かき手段4が設けられている。
【0028】 整雪車3には、軌道33及び付設ブレード又はボール(ロール)21が公知の
方法で備わっている。図2参照。
【0029】 ハーフパイプ付設ユニット1は掃除手段4に加えて、枢軸旋回自在フレーム1
3(図2参照)と、整雪車3の付設ブレードに保持された変位フレーム22を具
備する。
【0030】 図1において、掃除手段4は側方の使用位置に配置される。この使用位置でハ
ーフパイプ2の側壁6が作られ、又は整えられ、掃除ツール10を有する回動チ
ェーン10はこの整雪プロセス中、側壁6の少なくとも一部と接触している。回
動チェーン12は掃除フレーム11の周りを回動し、その端部25及び26にて
ロール27及び28が回転自在に支持され、これ等のロールの回りを回動チェー
ン12が巡るようになっている。少なくとも一方のロール27は、上記掃除フレ
ーム11にも設けられているモータに駆動のため連結された駆動ロールとして具
現される。
【0031】 掃除フレーム11の構成は、原理的に格子形式である。それは少なくとも一つ
の基部ガーダ(桁)34及び輪郭機素30と、該基部ガーダと輪郭機素間に配置
された複数の補剛部材35を備える。図1の例では、掃除フレーム11は略弓形
形状で、輪郭機素30により円弧状の輪郭線が画成される。回動チェーン12は
輪郭機素30の外面に沿って摺動する。輪郭機素30とは反対側に位置する掃除
フレーム11の側には、緊張装置29が基部ガーダ34上で枢軸旋回自在に支持
されている。この緊張装置29は回動チェーン12の内側に押圧されて、該チェ
ーンを締めるようになっている。
【0032】 掃除フレーム11、従って掃除手段4は枢軸旋回自在フレーム13上で、支持
軸16の回りに旋回自在に支持され、油圧シリンダーが枢軸旋回自在フレーム1
3と基部ガーダ34の間に変位手段19として設けられている。変位フレーム2
2上に設けられているのは、地面32の方向に延伸が可能で、図1における地面
と離間して配置された支持機素31である。
【0033】 図2は、ハーフパイプ付設ユニット1が設られた図1の整雪車3の上面図であ
る。図2では、図1の位置の掃除手段4が右側に配置され、左側には枢軸旋回角
度37で枢軸旋回された位置での掃除手段4が示されている。図2に示された掃
除手段4のこれ等二つの位置は両端位置であり、枢軸旋回角度は180度である
。角度37での枢軸旋回は、枢軸旋回自在フレーム13を垂直軸8の回りに枢軸
旋回することにより行われる。図2の上面図では、枢軸旋回自在フレーム13は
略U字形上で、二つのU脚部14及び15と、これ等を相互連結する基部20を
有する。基部20は略V字形状で、この基部20のV字上部は垂直軸に枢軸旋回
自在に支持されている。
【0034】 二つのU字脚部14及び15の間には、掃除手段4、従って掃除フレーム11
が支持されている。図1参照。U字脚部14及び15の自由端17及び18には
、支持軸16(図1参照)が支持されて掃除フレーム11を支持し、該支持軸が
枢軸旋回自在フレーム13に対して、変位手段19により枢軸旋回自在に支持さ
れている。支持軸16は図2に示された図の面に延伸している。
【0035】 垂直軸8は、整雪車の移動方向7で見たとき上記フレームの前部に有る変位フ
レーム22上に保持されている。図2では、変位フレーム22が右側に示され、
該変位フレーム22は移動方向7を横切る方向に、取り付けブレード21に対し
て変位方向36に変位されるようになっている。変位フレーム22の変位は、変
位方向36に延伸する横方向ガイド手段23を用いて行われる。
【0036】 付設ブレード21は、整雪車3の前端9に公知の方法で保持されている。
【0037】 変位フレーム22を変位させるため、このフレーム22には原理的に示されて
いる調整装置24が連携している。枢軸旋回自在フレーム13を枢軸旋回角度3
7で枢軸旋回させる方の調整装置は図示されていない。これ等二つの調整装置は
、例えば油圧作動のものが良い。だが、枢軸旋回自在フレーム13は、手で枢軸
旋回せしむるものでも良い。
【0038】 ここで言及すべきは、図2に図示の掃除手段4の両終端位置の間にあれば、ど
んな位置でも良く、特に整雪車の移動方向前方に掃除手段4が枢軸旋回される位
置でも良い。図4参照。
【0039】 図3において、図1の整雪車3が、掃除手段4を支持軸16の周りに運搬位置
まで枢軸旋回させた状態で示されている。同一参照番号は同一部分を表し、これ
等の参照番号の中一部のみに付いて再度言及する。
【0040】 この運搬位置では、掃除手段4が変位手段19により支持軸16の周りに枢軸
旋回方向(図1参照)に最大限度、整雪車3の前部位置まで枢軸旋回されている
。この位置では、掃除手段4は未だ、整雪車の移動方向7(図2参照)を横切る
方向に向いている。掃除ツール10を備えた回動チェーン12は、地面32とハ
ーフパイプ2の側壁6とは離間関係にあり、それによって整雪車3はハーフパイ
プ付設ユニット1を撤去運搬、又は他の場所に運搬するため、移動が可能である
【0041】 図4は図3の整雪車の側面図を、掃除手段4が整雪車の移動方向7(図2参照
)前方に枢軸旋回された状態で示す。同一部品はここでも同一参照番号で示され
、これ等の部品の一部のみに付いて、再度言及する。
【0042】 図4では移動方向7に配置された枢軸旋回自在フレーム13により、掃除手段
4はその使用位置、例えばスキーヤー又はスノーボーダーのスキー・ジャンプヒ
ルを作れる、又は積み上げ得る位置に配置される。掃除ツール10を有する回動
チェーン12により、スキー・ジャンプヒル40の傾斜路の輪郭が成形される。
【0043】 図4のように、掃除手段4を整雪車3のトラックの前部(図における変位フレ
ーム22の位置参照)、並びに整雪車3の前部中央位置(図3における変位フレ
ームの位置参照)に配置することが出来る。これ等の何れの位置でも、掃除手段
4は枢軸旋回方向38の運搬位置に枢軸旋回されるようになる。掃除手段4のこ
の運搬位置は、図3における枢軸旋回自在フレーム13に対する掃除手段4の位
置に対応する。
【0044】 図4において、枢軸旋回自在フレーム13がピローブロック(軸台)39上に
あり、その上側で変位手段19が枢軸旋回自在に支持されているのが分かる。変
位手段19の他端は掃除フレーム11の側面で、軸受け手段41の周りに枢軸旋
回自在に支持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 掃除手段が側方使用位置を占めるようにして、整雪車に取り付けられたハーフ
パイプ付設ユニットの上面図である。
【図2】 図1のハーフパイプ付設ユニットと整雪車の上面図であり、掃除手段をその二
つの異なる位置で示す。
【図3】 図1の整雪車の前面図であり、掃除手段が運搬位置に有るのを示す。
【図4】 図1の整雪車の側面図であり、掃除手段が整雪車の移動方向の使用位置に有る
のを示す。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハーフパイプ(2)を作る及び/又は整えるハーフパイプ付
    設ユニット(1)であって、整雪車(3)に取り付け出来、該整雪車に対して枢
    軸旋回自在に支持される雪掃除又は雪かき手段(4)を少なくとも一つ備え、該
    掃除手段(4)がその使用位置を占めるとき、それをハーフパイプ(2)の側壁
    の少なくとも一つに連携させ得る構成のハーフパイプ付設ユニットであって、掃
    除手段(4)は更に、整雪車(3)の移動方向(7)を横切る方向に変位自在で
    あり、整雪車(3)に対して、実質的垂直軸の周りに枢軸旋回自在に支持される
    構成を特徴とするハーフパイプ付設ユニット。
  2. 【請求項2】 掃除手段(4)が整雪車(3)の一端(9)で、前記車の移
    動方向(7)を横切る方向に変位自在に支持される構成を特徴とする請求項1に
    記載のハーフパイプ付設ユニット。
  3. 【請求項3】 掃除手段(4)に、該掃除手段がその使用位置に有るとき、
    整雪車(3)の移動方向(7)を横切る方向に移動可能な掃除ツール(10)を
    設けて成る構成を特徴とする請求項1又は2に記載のハーフパイプ付設ユニット
  4. 【請求項4】 掃除手段(4)の掃除フレーム(11)の周りに移動自在に
    支持された回動チェーン(12)に掃除ツール(10)が配置される構成を特徴
    とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  5. 【請求項5】 掃除手段(4)が支持される枢軸旋回自在なフレーム(13
    )をハーフパイプ付設ユニット(1)が備え、該枢軸旋回自在フレーム(13)
    は整雪車(13)に、該整雪車の移動方向を横切る方向に変位自在に、且つ垂直
    軸(8)の周りに枢軸旋回自在に支持される構成を特徴とする前記請求項の何れ
    か一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  6. 【請求項6】 掃除手段(4)が枢軸旋回自在フレーム(13)に枢軸旋回
    自在に支持される構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイ
    プ付設ユニット。
  7. 【請求項7】 枢軸旋回自在フレーム(13)が実質的U字形状構造を有し
    、掃除手段(4)が枢軸旋回自在フレーム(13)のU字形状脚(14、15)
    の間を延びる支持軸(16)で枢軸旋回自在に支持される構成を特徴とする前記
    請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  8. 【請求項8】 支持軸(16)がU字形状脚(14、15)の自由端(17
    、18)に配置される構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフ
    パイプ付設ユニット。
  9. 【請求項9】 変位手段(19)、特に油圧シリンダーが枢軸旋回自在フレ
    ーム(13)と掃除フレーム(11)との間に設けられ、該掃除フレームを該枢
    軸旋回自在フレームに対して枢軸旋回させる構成を特徴とする前記請求項の何れ
    か一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  10. 【請求項10】 枢軸旋回自在フレーム(13)の二つのU字形状脚(14
    、15)を相互連結する基部(20)で、上記枢軸旋回自在フレーム(13)が
    整雪車(3)に、実質的垂直軸の周りに枢軸旋回自在に支持される構成を特徴と
    する前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  11. 【請求項11】 整雪車(3)に、雪プロペラ等の複数の付設ユニットを支
    持する前部付設ブレード(21)が設けられる場合の前記請求項の何れか一つに
    記載のハーフパイプ付設ユニットであって、付設ブレード(21)に支持され、
    且つ移動方向を横切る方向に変位自在な変位フレームをハーフパイプ付設ユニッ
    ト(1)が少なくとも一つ備え、枢軸旋回自在フレーム(13)が上記変位フレ
    ームで垂直軸(8)の周りに枢軸旋回自在に支持される構成を特徴とするハーフ
    パイプ付設ユニット。
  12. 【請求項12】 変位フレーム(22)に、整雪車の移動方向を横切る方向
    に変位自在に上記変位フレームを支持する横方向ガイド手段(23)が設けられ
    る構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設ユニット
  13. 【請求項13】 変位フレーム(13)及び/又は枢軸旋回自在フレーム(
    13)が、特に油圧作動調整装置である調整装置(24)により夫々、変位及び
    /又は枢軸旋回自在である構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハ
    ーフパイプ付設ユニット。
  14. 【請求項14】 枢軸旋回自在フレーム(13)及び/又は変位フレーム(
    22)が夫々の位置で停止されるようにした構成を特徴とする前記請求項の何れ
    か一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  15. 【請求項15】 掃除フレーム(11)が実質的弓形形状を有し、回動チェ
    ーン(12)を支持するロール(27、28)が掃除フレーム(11)の両端(
    25、26)で回転自在に支持される構成を特徴とする前記請求項の何れか一つ
    に記載のハーフパイプ付設ユニット。
  16. 【請求項16】 回動チェーン(12)を緊張するための少なくとも一つの
    緊張装置(29)が掃除フレーム(11)に枢軸旋回自在に支持される構成を特
    徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設ユニット。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つのロール(27)が、モーターにより駆動
    される駆動ロールとして具現される構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに
    記載のハーフパイプ付設ユニット。
  18. 【請求項18】 掃除フレーム(11)に、該掃除フレームがその使用位置
    を占めるときハーフパイプ(2)の側壁(6)に連携する外面が少なくとも一つ
    有る輪郭機素(30)が設けられ、該輪郭機素(30)が回動チェーン(12)
    を支持する構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに記載のハーフパイプ付設
    ユニット。
  19. 【請求項19】 ハーフパイプ付設ユニット(1)に、地面(32)の方向
    に延伸自在な支持機素が設けられる構成を特徴とする前記請求項の何れか一つに
    記載のハーフパイプ付設ユニット。
JP2000515070A 1997-10-06 1998-10-06 ハーフパイプ付設ユニット Pending JP2001519489A (ja)

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