JP2001518701A - 誘導制御電圧調整器 - Google Patents

誘導制御電圧調整器

Info

Publication number
JP2001518701A
JP2001518701A JP2000514291A JP2000514291A JP2001518701A JP 2001518701 A JP2001518701 A JP 2001518701A JP 2000514291 A JP2000514291 A JP 2000514291A JP 2000514291 A JP2000514291 A JP 2000514291A JP 2001518701 A JP2001518701 A JP 2001518701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
layer
legs
regulator
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000514291A
Other languages
English (en)
Inventor
フロン,ウド
サッセ,クリスチャン
シューテ,トルステン
レイヨン,マッツ
Original Assignee
アーベーベー アクティエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アーベーベー アクティエボラーグ filed Critical アーベーベー アクティエボラーグ
Publication of JP2001518701A publication Critical patent/JP2001518701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/288Shielding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/14Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with variable magnetic bias
    • H01F29/146Constructional details

Abstract

(57)【要約】 主に高電圧調整のための誘導制御電圧調整器であって、出力電圧(U)を供給する少なくとも1つの主巻線(3)を有する2つ以上の磁束通路または脚(2)を有する鉄心(1)に基づく磁気回路を含む。さらに、上記電圧調整器は減少透磁率区域(5)を有する少なくとも1つの磁化可能調整脚(4)を含む。この調整脚は可変コンデンサ(8)に接続されている調整巻線(6)によって囲まれている。前記巻線の少なくとも1つまたはそのの一部分が、半導電特性を有する第1の層、固体絶縁層、および半導電特性を有する第2の層とによって少なくとも周囲を囲まれている、少なくとも1つの電流搬送導体を含む高電圧ケーブルで巻かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、誘導制御電圧調整器に関し、特に、請求項1の前文に規定されてい
るような電気変圧器またはリアクトル手段による誘導調整に関する。本発明は、
さらに、請求項13に規定されているような誘導制御電圧調整器で使用される調
整器巻線と、請求項21で規定されているような送電線における電圧制御のため
方法またはプラントにおける無効電力制御のための方法に関する。 発明の背景 例えば、「Drehtransformator und Schubtra
nsformator,Die Wechselstromtechnik B
d.2,Die Transformatoren」、Verlag von
Julius Springer,Berlin,Germany,1936,
pages 586−598においてI.L.la CourおよびK.Fay
e−Hansenによる文献に記載されているように、より低い電圧範囲用の従
来の誘導制御電圧調整器は、互いに回転する、または互いにずらされたコイルを
有する誘導子を使用することによって構成されている。この解決策は機械的移動
も含む。さらに、そうした誘導制御は、高電圧の場合には妥当なコストで実現す
ることは不可能である。絶縁体の構造が厳しい設計上の制限となる。
【0002】 別の手法がUS−A−4,206,434号から公知であり、この特許では誘
導制御電圧調整器の各々の脚間の磁束が可変直流磁化によって再配分されると記
載されている。この目的のために可変直流源が必要とされている。 従って、殆どの場合には、高電圧の制御は変圧器鉄心の1つ以上の脚の上に巻
き付けられた1つ以上の巻線を含む電気変圧器によって実現される。この巻線は
、変圧器から様々な電圧レベルを供給することを可能にするためのタップを含む
。上記のような、そして電圧幹線で用いられる電源変圧器と配電変圧器は電圧調
整のためのタップ切換器を含む。こうしたタップ切換器は、機械的摩耗と、接点
間の放電による電気物理的腐食とを被る。また階段状に調整が行われることが可
能であるにすぎない。従って、個々のタップとの接続のために、階段状の電圧調
整と可動接点とが必要とされる。高電圧制御のための可動手段を含むことと、無
段の連続的な電圧供給を得るのができないことが不利であるかも知れない。 発明の概要 従来技術の電圧調整の欠点が本発明による誘導制御電圧調整器によって回避さ
れる。本発明の特有の特徴は、電圧調整器の磁気回路が、減少透磁率区域を有す
る少なくとも1つの磁化可能調整脚を含むことと、少なくとも1つの別の巻線が
上記調整脚の周囲に巻き付けられており、かつ、上記別の巻線が可変コンデンサ
に接続されていることとにある。
【0003】 こうした高電圧、すなわち、36kVから800kVの電圧調整を得ることを
可能にするための重要な条件は、上記巻線の少なくとも1つまたはその一部分が
、変圧器又はリアクトルにおいて、少なくとも1つの導体、半導電特性を有する
第1の層、固体絶縁層、および半導電特性を有する第2の層とを含む高電圧ケー
ブルで構成されていることである。従って、変圧器/リアクトルは、いわゆる「
乾式」タイプである。このように設計された高電圧ケーブルの使用が、ケーブル
絶縁体の内側に電界を「捕獲」することを可能にする。このことは、高電圧用途
のための誘導制御電圧調整器を設計することが可能であることを意味する。
【0004】 さらに別の利点は、そのケーブルが曲げられる時でも上記の各層が互いに接着
するように構成されていることである。これによって、そのケーブルの使用寿命
全体にわたって各層の相互間での良好な接触が実現される。 磁束を横切る減少透磁率区域を有する磁気回路の少なくとも1つの磁束通路(
「脚」とも呼ばれる)上に、可変静電容量が装荷されている少なくとも1つの巻
線を配置することにより、上記静電容量を変化させることによってこの脚の磁気
抵抗(reluctance)を変化させることができる。これは、磁気回路の
個々の脚の間の磁束の再配分のために使用することができる。従って、これらの
脚の周囲を囲む巻線の誘導電圧と、上記巻線のインダクタンスとが変化させられ
る。変圧器/リアクトルのタイプ、位相の数等に応じて、この原理を様々な幾何
学的構成で使用することができる。
【0005】 静電容量が装荷されている巻線の負の磁気抵抗の背後の理論は、主として次に
示す理想化された等式によって与えられる。静電容量が装荷されている巻線が負
の磁気抵抗Rc=−n2 2 Cを形成する。巻線の巻回数nとコンデンサ静電容
量Cの調整とが、正の磁気抵抗RL =l/Am1 0 の随意の部分に対応するよ
うに選択でき、前式中で、 lが磁束通路の長さであり、 Aが磁気コアの断面積であり、 m1 が磁束通路の透磁率であり、 m0 が空気の透磁率である。
【0006】 磁気コアの個々の脚の上への磁束Fの配分と、従って、これらの脚の上に巻き
付けられている巻線の電圧とが、静電容量Cの関数として変化することが可能で
ある。 使用される静電容量の調整のタイプに応じて、電圧/インダクタンス調整がそ
の回路の中に切り換えられる個々の静電容量に対応して連続的であるか、または
小さな段階の形にされる。巻回数と静電容量と磁気抵抗との間の関係のために、
可変静電容量のどの実現が最も実際的であるかに応じて、低電圧と組み合わされ
た小数の巻回数、高電圧と組み合わされた高電流と大きな静電容量または多数の
巻回数、低電流と小さな静電容量を選択することができる。さらに詳細に後述す
るケーブルのコンセプトを使用することによって、巻線が無電位なので、コンデ
ンサが変圧器/リアクトルハウジングの中に一体化されることが可能である。 発明の詳細な説明 以下では、幾つかの好ましい実施形態に関して本発明が詳細に説明され、本発
明の原理が添付図面に示されている。個々の図面で使用される同じ参照番号が、
対応する機能を有する類似のまたは他の装置を示している。図1から図3は、本
発明にとって重要である電圧調整器の一部分だけを示している。
【0007】 添付図面は、本発明による単相電圧調整器を示しているが、当業者は本発明の
原理が2相以上の多相の用途にも使用可能であることを十分に理解するであろう
。 図1は、変圧器またはリアクトルの磁気回路内に含まれている磁気鉄板パッケ
ージの形態であることが一般である変圧器またはリアクトルコアの一部分を示す
。この磁気回路が2つ以上の主磁束通路2(又は以下の説明では「脚」と呼ぶ)
を含む。主巻線3を有する主脚2の一方が図1に示されている。主脚2と平行に
、減少透磁率区域5を含む磁化可能な調整器脚4が示されている。区域5は、エ
アギャップ、複数のギャップ、コア内の空洞、もしくはコア材料の透磁率よりも
低い透磁率m1 を有する固体材料インサートであってもよく、または、例えばU
S−A−4,047,138に開示されているような他の任意の適切な手段によ
って得ることができる。
【0008】 調整器脚4がさらに別の巻線6(以下調整巻線とも呼ぶ)によって囲まれてお
り、この巻線の導線7が可変コンデンサ8に接続されている。 静電容量が装荷された巻線の負の磁気抵抗の背後の理論によって、上記のよう
に、コンデンサ8の静電容量を変化させることによって、主巻線3の出力電圧U
を制御または調整することができる。
【0009】 本発明によるこうした誘導制御電圧調整器の別の実施形態が図2に示されてい
る。この場合には、主巻線3を有する主脚2が主巻線3の下方(下流)において
2つの副脚2A、2Bに分割されている。この副脚の一方、すなわち、副脚2A
が図1を参照して上記で説明した調整器脚4に相当する。従って、副脚2Aが減
少透磁率区域5と可変コンデンサ8に接続されている調整器巻線6とを含む。
【0010】 主巻線3からの出力電圧Uが、主巻線3に直列に接続されている2つの副巻線
3A、3Bを通して供給される。副巻線3A、3Bは副脚2A、2Bの各々によ
って保持されている。副巻線3A、3Bは互いに反対向きに巻かれている。従っ
て、副巻線3A、3Bは、磁束がその副巻線の一方から生じて他方の副巻線に入
る時、副巻線3A、3B中の電圧が主巻線3と同じ符号を得るように巻かれてい
る。従って、電圧調整範囲が2倍になる。
【0011】 図3は、図2に関して上述した実施形態を変形した実施形態を示す。従って、
図3の場合には副脚2A、2Bの両方が、減少透磁率区域5A、5Bと、別々の
可変コンデンサ8A、8Bに各々が接続されている調整巻線6A、6Bとを含む
。2つの調整脚を有することによって調整範囲を増大させることが可能である。 高電圧すなわち36kVから800kVの範囲内の調整を得ることを可能にす
るために、巻線3、3A、3B、6、6A、6Bの少なくとも1つ、またはその
いずれかの一部分が、例として図4に示されているタイプの高電圧ケーブル61
を使用することによって巻かれている。
【0012】 本発明で使用されるケーブルは可撓性であり、WO 97/45919および
WO 97/45847にさらに詳細に説明されている種類のケーブルである。
当該ケーブルの追加の説明を、WO 97/45918、WO 97/4593
0、WO 97/45931に見い出すことが可能である。 従って、本発明による構成では、巻線がXLPEケーブル、またはEPR絶縁
体を伴うケーブルのような、配電用に現在使用されているタイプの固体押出成形
絶縁体を含むケーブルに相当するタイプであることが好ましい。こうしたケーブ
ルは1つ以上の素線部分で構成されている内側導体と、この導体を取り囲む内側
半導電層と、これを取り囲む固体絶縁層と、この絶縁層を取り囲む外側半導電層
とを含む。こうしたケーブルは可撓性であり、本発明による構成のための技術が
アセンブリ中に曲げられるケーブルにより巻線が形成されている巻線システムに
基本的に基づいているので、本発明においてはケーブルが可撓性であることは重
要な特性である。XLPEケーブルの可撓性は、一般的に直径30mmのケーブ
ルの場合に約20cmの曲率半径に相当し、直径80mmのケーブルの場合に約
65cmの曲率半径に相当する。この用途において「可撓性である」との用語は
、ケーブル直径の約4倍の曲率半径にまで、好ましくはケーブル直径の約8倍か
ら12倍の曲率半径にまで湾曲することが可能であるということを意味する。
【0013】 巻線が曲げられる時と動作中に熱ストレスまたは機械的ストレスを被る時でも
、その巻線がその諸特性を保持するように構成されなければならない。この理由
から上記の各層が互いに対する接着状態を維持することが特に重要である。この
場合には、上記各層の材料特性が極めて重要であり、特に、各層の弾性と相対的
な熱膨張率とが特に重要である。例えば、XLPEケーブルの場合には、絶縁層
が架橋低密度ポリエチレンから成り、かつ、半導電層がすすと金属粒子とが混入
されているポリエチレンから成る。温度変動の結果としての体積変化がケーブル
の半径変化として完全に吸収され、さらにこれらの材料の弾性に関して各層の相
互間の熱膨張率の差が比較的わずかなので、半径方向の膨張が各層の間の接着が
失われることなしに生じることが可能である。
【0014】 上記の材料の組合せは単なる一例と見なされるべきである。当然のことながら
、上記の諸条件と半導体であるという条件、すなわち、10-1−106 Ωcmの
範囲の抵抗率例えば1−500Ωcmまたは10−200Ωcmを持つという条
件とを満たす他の組合せも本発明の範囲内に含まれる。 上記絶縁層が、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン
(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレン(PB)、ポリメチルペ
ンテン(「TPX」)のような固体熱可塑性材料や、架橋ポリエチレン(XLP
E)のような架橋材料や、エチレンプロピレンゴム(EPR)またはシリコンゴ
ムのようなゴムから成ってもよい。
【0015】 内側および外側半導電層が、すすまたは金属粉末のような導電材料粒子が混入
されていることを除いて上記材料と同じ基礎材料であってよい。 すすまたは金属粉末が混入されているか否かということによってこれらの材料
の機械的特性、特にその熱膨張率が受ける影響は、少なくとも本発明において必
要とされる導電性を実現するために必要とされるすすまたは金属粉末の割合では
比較的わずかであるにすぎない。従って、上記絶縁層と半導電層とが、概ね同一
の熱膨張率を有する。
【0016】 エチレン−酢酸ビニルコポリマー/ニトリルゴム(EVA/NBR)、ブチル
グラフトポリエチレン、エチレン−アクリル酸ブチルコポリマー(EBA)、お
よび、エチレン−アクリル酸エチルコポリマー(EEA)も、上記半導電層に適
したポリマーを構成することが可能である。 上記各層の基礎材料として異なったタイプの材料が使用される時には、それら
の材料の熱膨張率が概ね同一であることが望ましい。これは、上記材料の組合せ
にも当てはまる。
【0017】 上記材料は比較的大きい弾性を有し、E<500MPa、好ましくはE<20
0MPaである弾性率Eを有する。この弾性は上記各層の材料の熱膨張率の間の
わずかな相違が半径方向の弾性において吸収されるのに十分な大きさであり、従
って亀裂や他の損傷が出現することがなく、かつ各層が互いに分離させられるこ
とがない。各層の材料が弾性であり、各層の間の接着が少なくとも各層の材料の
中の最も脆弱な材料の場合と同じ大きさである。
【0018】 2つの半導電層の導電性は、各層に沿った電位を実質的に等化するのに十分な
大きさである。外側半導電層の導電性は、ケーブル内に電界を閉じ込めるのに十
分なだけ高いと同時に、その層の縦方向に誘導される電流に起因する大きな損失
を生じさせることがないように十分に低い。 従って、2つの半導電層の各々が実質的に1つの等電位表面を構成し、それら
の間に電界を実質的に閉じ込めることになる。
【0019】 当然のことながら、上記絶縁層内に1つ以上の追加の半導電層が配置されるこ
とを妨げるものは何もない。 こうした高電圧ケーブル61は1つ以上の導電体631を含んでもよい。図4
に示されているケーブルの実施形態は絶縁体を含み、導体631が半導電特性を
有する第1の層632に直接接続されている。一方、第1の層632は固体絶縁
層633によって取り囲まれており、この固体絶縁層633は、半導電特性を有
する第2の層634によって取り囲まれている。
【0020】 上記ケーブルに関連する本発明の詳細を示す図4では、3つの層632、63
3、634が、ケーブルが曲げられる時でも互いに接着するように配置されてい
る。図に示されているケーブルは可撓性であり、この特性がケーブル使用寿命全
体にわたって維持される。 層632、633、634が、同一の熱膨張率を有する同一のプラスチック材
料または別の材料で形成されることが好ましい。それによって、巻線における熱
運動時に欠陥や亀裂等が回避されるという重要な利点が得られる。2つの半導電
層632、634のプラスチック材料が、それに付加されている導電性材料を有
する。
【0021】 上記では本発明を単相の変圧器/リアクトルとの関連で説明したが、様々な用
途が本発明の範囲に含まれるということが当業者には明らかである。従って、例
えば、本発明を単相の誘導制御電圧調整器に適用することが可能である。さらに
、オンロードタップ切換器(on-load-tap-changer) 装置、すなわち、変圧器内に
一体化された単相誘導制御電圧調整器に適用可能である。さらに、多相誘導制御
電圧調整器を個別位相制御と共通位相制御とを伴う形で実現することが可能であ
る。従って、本発明は2つ以上の位相を有するこうした装置に適用することがで
きる。こうした多相変圧器では、各々の位相に、別々の調整脚4または脚2A、
2Bを備えることができる。そうすることによって、各々の位相が互いに独立し
た調整を有することができ、または調整巻線6、6Aおよび/または6Bが、共
同制御を有するように接続することができる。
【0022】 本発明の考えは、同様に単巻変圧器とブースタ変圧器とに適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの脚とエアギャップと調整巻線とを有する本発明による変圧器コアの一部
分の原理図である。
【図2】 主脚の一方が2つの副脚に分割され、その副脚の一方がエアギャップと調整巻
線とを含む、本発明による変圧器コアの一部分の原理図である。
【図3】 前記2つの副脚の両方がエアギャップと調整巻線とを含む、図2に示されてい
る変圧器コア部分の変形例である。
【図4】 本発明による調整巻線で使用される高電圧ケーブルの断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 レイヨン,マッツ スウェーデン国,エス−723 35 ベース テロース,ヒュブラルガタン 5

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上の主磁束通路または主脚(2)を有する磁化可能な
    コア(1)を含む磁気回路を有し、かつ前記主脚の少なくとも1つが主巻線(3
    )によって囲まれている誘導制御電圧調整器、特に変圧器またはリアクトル手段
    において、前記調整器が、少なくとも1つの磁化可能調整脚(4、2A、2B)
    が減少透磁率区域(5、5A、5B)を有し、少なくとも1つの別の巻線(6、
    6A、6B)が前記調整脚の周囲に巻き付けられており、かつ前記別の巻線が可
    変コンデンサ(8、8A、8B)に接続されており、前記主巻線(3)の少なく
    とも1つの巻回が、導体(631)、半導電特性を有する第1の層(632)、
    前記第1の層(632)の周囲に設けられている固体絶縁層(633)、および
    前記絶縁層(633)の周囲に設けられている半導電特性を有する第2の層(6
    34)とを含む高電圧ケーブル(61)を有していることを特徴とする調整器。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの別の巻線(6、6A、6B)が、導体
    (631)、半導電特性を有する第1の層(632)、前記第1の層(632)
    の周囲に設けられている固体絶縁層(633)、前記絶縁層(633)の周囲に
    設けられている半導電特性を有する第2の層(634)とを含む高電圧ケーブル
    (61)を有していることを特徴とする請求項1に記載の調整器。
  3. 【請求項3】 前記減少透磁率区域(5、5A、5B)がエアギャップタイ
    プであることを特徴とする請求項1または2に記載の調整器。
  4. 【請求項4】 前記調整脚(4、2A、2B)の各々が1つ以上のエアギャ
    ップ(5、5A、5B)を含むことを特徴とする請求項3に記載の調整器。
  5. 【請求項5】 前記減少透磁率区域(5、5A、5B)が、前記調整脚(4
    、2A、2B)の各々の中に形成されている空洞によって得られていることを特
    徴とする請求項3に記載の調整器。
  6. 【請求項6】 前記減少透磁率区域(5、5A、5B)が、低透磁率材料の
    固体インサートによって得られていることを特徴とする請求項3に記載の調整器
  7. 【請求項7】 前記主脚(2)が2つの副脚(2A、2B)に分割されてお
    り、前記副脚の一方が前記別の巻線(6A)を有する前記調整脚(2A)を形成
    していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の調整器。
  8. 【請求項8】 前記主脚(2)が2つの副脚(2A、2B)に分割されてお
    り、前記副脚の各々が、可変コンデンサ(8A、8B)に接続されている別の巻
    線(6A、6B)を有する調整脚を形成していることをさらに特徴とする請求項
    1から6のいずれか1項に記載の調整器。
  9. 【請求項9】 前記主巻線(3)の少なくとも一部分が互いに直列に接続さ
    れている2つの副巻線(3A、3B)によって形成されており、前記副巻線の各
    々がそれに属する前記副脚(2A、2B)の周囲に巻き付けられていることを特
    徴とする請求項7または8に記載の調整器。
  10. 【請求項10】 前記調整器が、各位相の独立した調整のために各位相に調
    整脚(4、2A、2B)を有する多相変圧器であることを特徴とする請求項1か
    ら9のいずれか1項に記載の調整器。
  11. 【請求項11】 前記調整器が、各位相に調整脚(4、2A、2B)を有す
    る多相変圧器であり、前記調整脚の前記別の巻線(6、6A、6B)が共同調整
    を得るために接続されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に
    記載の調整器。
  12. 【請求項12】 前記調整器が単巻変圧器またはブースタ変圧器であること
    を特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の調整器。
  13. 【請求項13】 前記層(632、633、634)が、前記ケーブルが曲
    げられる時でも互いに接着し合うように構成されていることをさらに特徴とする
    請求項1から12のいずれか1項に記載の調整器。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記載の、主巻線(3)
    を含む誘導制御電圧調整器、特に変圧器/リアクトル手段のための調整器巻線(
    6、6A、6B)であって、前記巻線(3、6、6A、6B)の少なくとも1つ
    、またはそのいずれかの一部分が、少なくとも1つの電流搬送導体(631)、
    前記導体(631)の周囲に設けられている半導電特性を有する第1の層(63
    2)、前記第1の層(632)の周囲に設けられている固体絶縁層(633)、
    および前記絶縁層(633)の周囲に設けられている半導電特性を有する第2の
    層(634)とを含むケーブル(61)を有していることを特徴とする巻線。
  15. 【請求項15】 前記第1の層(632)の電位が前記導体(631)の電
    位に概ね等しいことを特徴とする請求項14に記載の巻線。
  16. 【請求項16】 前記第2の層(634)が、前記導体(631)を囲む等
    電位表面を実質的に構成するように配置されていることを特徴とする請求項14
    または15に記載の巻線。
  17. 【請求項17】 前記第2の層(634)が特定の電位に接続されているこ
    とを特徴とする請求項16に記載の巻線。
  18. 【請求項18】 前記特定の電位が接地電位であることを特徴とする請求項
    17に記載の巻線。
  19. 【請求項19】 前記層(632−634)の少なくとも2つが概ね等しい
    熱膨張率を有することを特徴とする請求項14から18のいずれか1項に記載の
    巻線。
  20. 【請求項20】 前記3つの層(632−634)の各々が、概ね接続表面
    全体に沿って隣接層に固定接続されていることを特徴とする請求項14から19
    のいずれか1項に記載の巻線。
  21. 【請求項21】 前記層(632、633、634)が同じプラスチック材
    料で作られており、前記第1の層(632)と前記第2の層(634)とのプラ
    スチック材料に導電性材料が付加されていることを特徴とする請求項14から2
    0のいずれか1項に記載の巻線。
  22. 【請求項22】 請求項1から21のいずれか1項に記載の高電圧ケーブル
    タイプであって、その巻線の少なくとも1つまたはそのいずれか1つの一部分を
    有する、少なくとも変圧器またはリアクトルを含む、送電線における電圧制御お
    よび/またはプラント内での無効電力制御のための方法であって、誘導調整によ
    って電圧制御が行なわれる方法。
  23. 【請求項23】 前記誘導制御が、前記変圧器または前記リアクトルの調整
    脚の周囲に巻き付けられている巻線に供給される調整電圧の変化によって得られ
    ることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記調整電圧の変化が、制御可能な静電容量を有するコン
    デンサの制御によって得られることを特徴とする請求項23に記載の方法。
JP2000514291A 1997-09-30 1998-09-29 誘導制御電圧調整器 Pending JP2001518701A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9703560A SE9703560D0 (sv) 1997-09-30 1997-09-30 Induktionsstyrd spänningsreglering
SE9703560-4 1997-09-30
PCT/SE1998/001746 WO1999017316A2 (en) 1997-09-30 1998-09-29 Induction controlled voltage regulator

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001518701A true JP2001518701A (ja) 2001-10-16

Family

ID=20408456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000514291A Pending JP2001518701A (ja) 1997-09-30 1998-09-29 誘導制御電圧調整器

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1019923A2 (ja)
JP (1) JP2001518701A (ja)
CN (1) CN1272217A (ja)
AU (1) AU9371198A (ja)
CA (1) CA2305426A1 (ja)
RU (1) RU2000110748A (ja)
SE (1) SE9703560D0 (ja)
WO (1) WO1999017316A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011146526A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Tohoku Electric Power Co Inc 磁束制御型可変変圧器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE383651T1 (de) * 2002-10-30 2008-01-15 Pyongyang Technical Trading Ct Transformator

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1095601A (en) * 1978-08-28 1981-02-10 Alfred M. Hase Regulating transformer with magnetic shunt
US5036165A (en) * 1984-08-23 1991-07-30 General Electric Co. Semi-conducting layer for insulated electrical conductors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011146526A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Tohoku Electric Power Co Inc 磁束制御型可変変圧器

Also Published As

Publication number Publication date
AU9371198A (en) 1999-04-23
EP1019923A2 (en) 2000-07-19
SE9703560D0 (sv) 1997-09-30
RU2000110748A (ru) 2002-04-10
CA2305426A1 (en) 1999-04-08
WO1999017316A3 (en) 1999-06-17
WO1999017316A2 (en) 1999-04-08
CN1272217A (zh) 2000-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001509955A (ja) 電圧調整手段を持つ変圧器
JP2001525607A (ja) 変圧器
JP2001509958A (ja) 電力変圧器/誘導器
JP2001525611A (ja) 高電力静電電磁装置用の磁束制御
US6801421B1 (en) Switchable flux control for high power static electromagnetic devices
AU5890498A (en) Power transformer/inductor
JP2001518700A (ja) 変圧器/リアクトルを調整するための方法及び装置並びに変圧器/リアクトル
JP2001518701A (ja) 誘導制御電圧調整器
JP2001518699A (ja) 磁気タップ切換器
MXPA00003039A (en) Magnetic tap changer
JP2001518698A (ja) 電力変圧器/リアクトルと、高電圧ケーブルを適合させる方法
CZ20001140A3 (cs) Poháněči a nosný systémje pro spodní prací desku (50), uspořádanou ve dně pracího koše (26) u automatické pračky (20). Spodní prací deska (50) je poháněna výstupním hřídelem (62) tak, aby v radiálním směru kroužila nebo se otočně kývala v prostoru pracího koše (26). Výstupní hřídel (62) prochází směrem vzhůru dnem a je otočný v prvním a druhém směru. Otočná trubka (60) je uspořádaná souosee kolem výstupního hřídele (62), přičemž její horní konec zabírá se dnem pracího koše (26. Otočná trubka (60) se může současně otáčet v druhém směru spolu s výstupním hřídelem (62). Univerzální spoj otočně nese prací desku (50), kolem horního konce otočné trubky (60). Poháněči prostředky připojují prací desku (50) k hornímu konci výstupního hřídele (62) tak, že prací deska (50)je umístěna ve skloněné poloze, pokud je výstupní hřídel (62) poháněn v prvním směru, zatímco je prací deska (50) umístěna ve vodorovné poloze, pokud je výstupní hřídel (62) poháněn v druhém směru. Tímto způsobemje spodní prací deska (50) nesena pro účely kývavého pohybu v průběhu prací části pracího cyklu, přičemž je nesena ve vodorovné poloze v průběhu otáčivé odstředivé části pracího cyklu.
WO1999017314A2 (en) A step-free induction controlled voltage regulator
JP2002526912A (ja) 大電力静止電磁装置用の切り替え可能な磁束制御器
EP1019922B1 (en) Transformer/reactor
CZ20001950A3 (cs) Statické elektromagnetické zařízení s vysokým výkonem
MXPA00003029A (es) Metodo y arreglo parala regulacion de un transformador/reactor y un trnasformador/reactor
CZ20001139A3 (cs) Způsob a zařízení pro regulaci transformátoru/tlumivky a transformátor/tlumivka
WO2000072337A1 (en) A variable transformer