JP2002526912A - 大電力静止電磁装置用の切り替え可能な磁束制御器 - Google Patents

大電力静止電磁装置用の切り替え可能な磁束制御器

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JP2002526912A
JP2002526912A JP2000572870A JP2000572870A JP2002526912A JP 2002526912 A JP2002526912 A JP 2002526912A JP 2000572870 A JP2000572870 A JP 2000572870A JP 2000572870 A JP2000572870 A JP 2000572870A JP 2002526912 A JP2002526912 A JP 2002526912A
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JP2000572870A
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クリスチャン、サッセ
ガナー、ラスバーグ
マッツ、レイヨン
ウド、フロム
パー、ホルムバーグ
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エービービー エービー
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/14Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with variable magnetic bias

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Abstract

(57)【要約】 磁路と、主巻線と、磁路部分を囲んでいる1つ又は複数の調整巻線とを有する大電力誘導装置。磁束を磁路中に選択的に通すために制御装置が磁路に結合されている。一実施形態では、調整巻線を回路に含めたり、回路から除去したりするために、多数の磁路が選択的にオンにされたり、オフにされたりする。巻線は透磁性のある、電界閉じ込め絶縁ケーブルで構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は選択的に制御できる大電力静止電磁装置に関するものであり、特に制
御可能な大電力変圧器、リアクトル、インダクタンス、又は選択的に切り替え可
能な階段機能を持つレギュレータに関するものである。ここで使用する大電力装
置には、定格電圧が3〜4kVから非常に高い送電電圧、すなわち、400kV
乃至800kV又はそれより高い範囲で、定格電力が数百kVAから1000M
VA以上までの範囲であるものが含まれる。
【0002】 電力の送電及び配電においては、変圧器、リアクトル、レギュレータ等の種々
の既知の静止誘導装置が用いられている。それらの装置の目的は電気装置におい
て、又は2台あるいはそれ以上の電気装置の間で、電力の交換又は制御を行える
ようにすることである。それらの装置は静止誘導装置として知られている電気的
製品群に属している。電力の伝送は電磁誘導により行われる。それらの装置及び
関連するシステムの理論、動作及び製造について記述している教科書、特許及び
文献は極めて多数存在するので詳細についての説明は不要である。
【0003】 従来の高電圧制御は、変圧器鉄心の1つ又は複数の脚に巻かれている1つ又は
複数の巻線を持つ変圧器により一般に達成されている。巻線は変圧器から種々の
電圧レベルを供給することを可能にするタップをしばしば含んでいる。高電圧送
電線で使用されている既知の電力変圧器及び配電用変圧器は、電圧調整のために
タップ切り替え器を含んでいる。それらは機械的に複雑であって、機械的磨耗に
さらされ、かつ接点の間の放電に起因する電気的な腐食を受ける。
【0004】発明の要約 本発明は、従来の電力装置に付随している諸欠点、諸問題及び諸制限を伴わず
、3〜4kVから、400kV乃至800kV又はそれより高いなどの、非常に
高い送電電圧の範囲の定格電圧で、定格電力が数百kVAから1000MVA以
上までの範囲である大電力静止電磁装置すなわち大電力誘導装置を提供するもの
である。
【0005】 本発明は、装置内の磁路の選択的に切り替え可能な制御により従来利用できな
かった広範な制御機能を可能にする、という発見を基にしているものである。
【0006】 特定の実施形態においては、本発明は磁束保持路と、主巻線と、それと作動的
な関係にある少なくとも1つの調整巻線とを有する大電力静止誘導装置を構成す
る。磁束保持領域との作動関係の制御によりその中へ磁束を選択的に入り込ませ
たり、入り込みを阻止したりする。制御は1つ又は複数の素巻線を有する切り替
え可能な導電性リングの形を取ることができる。少なくとも1つの巻線が、透磁
性の、電界閉じ込め絶縁被覆により囲まれている1つ又は複数の導電性導体によ
り形成されている。
【0007】 特定の実施形態においては、被覆は、部分的に導電性であるか、半導電性を有
する外部及び内部の電位等化層により囲まれている中実絶縁体を含んでいる。導
電体は内部層内に配置されている。その結果、電界は巻線内に閉じ込められる。
導電体は、本発明に従って、内部半導電性層に導電性接触をするように配置され
ている。その結果、中実絶縁体の最も内側の部分と、導体の長さに沿う周囲の内
部半導電性部分との間の境界層内に有害な電位差は生じない。
【0008】 本発明の実施形態によれば、装置は磁束保持領域と、装置を調整するためにそ
の領域の中へ磁束を選択的に入り込ませたり、入り込みを阻止したりするように
その領域と作動的な関係にある制御器とを有する。磁束保持領域内に複数の脚す
なわち磁路を有する変圧器においては種々の電圧出力を達成できるように前記複
数の脚のおのおのに磁束を選択的に入り込ませたり、入り込みを阻止したりでき
る。リアクトルでは、鉄心中の磁束の選択的制御によりリアクトル中に切り替え
可能な磁束保持領域が生ずる結果となる。レギュレータでは、切り替え可能な電
圧制御が達成される。使用する制御の形式に応じて、調整は磁路の個別の選択的
な開放又は閉成に対応する個別過程におけることがある。
【0009】 本発明は、熱膨張率に関して中実絶縁体に類似する温度特性を示す半導電性層
を有する巻線を用いる。本発明の半導電性層及び隣接する中実絶縁体が、種々の
負荷で線内で起きる温度変化とは独立に良く接触するように、それらの層を中実
絶縁体に統合できる。温度勾配では、絶縁層と半導電性層は導通のためのモノリ
シック鉄心を形成し、絶縁層と周囲の層とにおける種々の熱膨張によりひき起こ
される諸欠陥は起きない。
【0010】 半導電性層は等電位面を形成し、絶縁部内の電界が絶縁体の厚さ全体にわたっ
てほぼ一様に分布されるので、材料にかかる電気的負荷は減少させられる。
【0011】 特に、外部半導電性層は、導体に沿う電位等化が達成されるような電気的特性
を示す。しかし、半導電性層は、誘導された電流が望ましくない熱負荷をかけな
いような導電性を示さない。更に、層の導電性は、その等電位面における十分な
結果である。それの例では、半導電性層の抵抗率,ρ、は最低値,ρmin=1
Ωcmと、最高値,ρmax=100kΩcmを一般に示し、更に、ケーブルの
軸線方向の単位長さ当りの半導電性層の抵抗値,R、は最低値、Rmin=50Ω
/mと、最高値、Rmax=50MΩ/mを一般に示す。
【0012】 内部半導電性層は、それが電位を等しくするように、したがって、内部層の外
側の電界に関して等しくするようにして機能させるために、十分な導電性を示す
。これに関連して、内部層は、導体の表面におけるどのような凹凸も等しくされ
、かつ内部層が中実絶縁体との境界層において高い表面仕上げを持つ等電位面を
形成するような特性を有する。したがって、層は厚さが変化するようにして形成
できるが、導体及び中実絶縁体に関して一様な表面であるようにするために、そ
れの厚さは全体として0.5mmと1mmの間である。しかし、内部層は誘起電
圧に寄与するような高い導電性は示さない。したがって、それの例として、内部
半導電性層のために、Pmin=10-6Ωcm、Rmin=50μΩ/m、及び対
応するやり方で、Pmax=100kΩcm、Rmax=5MΩ/mである。
【0013】 一実施形態では、本発明の変圧器は、選択できる漏れインダクタンス、すなわ
ち、選択できる漏れリアクタンスを持つ直列素子として動作する。そのような変
圧器は、一次側と二次側とに接続されているネットワークの間の有効分と無効分
の再分配により電力の流れを制御できる。そのような変圧器は短絡電流を制限で
き、かつ良好な過渡電圧安定性を持たせる。この変圧器は電力の振動を減衰し、
良好な電圧安定性を持たせる。
【0014】 本発明により、電力の流れを制御できるようにした、成分の制御を行う融通性
に富むAC送電システムが得られる。特定の実施形態では、電力の流れを制御す
なわち調整できる性能が他の目的のために通常必要とされる部品で実現される。
したがって、本発明によりコストを大幅に上昇させることなく二重の使用を行え
るようにできる。
【0015】 本発明の他の実施形態に従って、リアクトルは選択できるインダクタンス、す
なわち選択できるリアクタンスを持つ直列素子又は並列素子として切り替え可能
に動作できる。主電力回路にはパワーエレクトロニクスは不要である。更に、制
御機器は一般に低電圧機器であるのでより簡単で、より経済的である。この構成
は調波発生の問題も避ける。分路素子として、リアクトルは速い可変無効電力補
償を実行できる。直列素子として、リアクトルは、線の間で有効成分と無効成分
を再分配するすることにより電力の流れの制御を行うことができる。リアクトル
は短絡電流を制限でき、過渡特性を安定させ、電力の振動を減衰し、電圧を安定
させる。それらの特徴は融通性に富むAC送電システムにとって重要である。
【0016】 レギュレータの磁気回路が、開放状態と閉成状態の間で切り替えることができ
る磁束保持領域を持つ少なくとも1つの調整脚を含み、その調整脚の周囲に巻か
れて、主巻線に接続されている少なくとも1つの調整巻線により、本発明の切り
替え可能な電圧レギュレータによって先行技術の電圧安定における諸欠点は避け
られる。磁束を横切って透磁性が低くされている領域を有する少なくとも1つの
磁路すなわち脚の上に可変容量を持つ少なくとも1つの巻線を置いて、インピー
ダンスを変化することにより脚の磁気抵抗を変化することが可能である。以下、
添付図面を参照して本発明を説明する。
【0017】発明の説明 本発明の基礎を構成する発明的概念は、電力変圧器と、リアクトルと、レギュ
レータとを含めた各種の静止誘導装置に応用できる。周知のように、ここで分類
されている装置は単相システム及び三相システムとして構成できる。また、空気
絶縁及び油絶縁された、自冷、油冷等の装置を使用できる。装置は1つ又は複数
の巻線(相ごとに)を持ち、有鉄心、又は無鉄心で構成できるが、以下では、選
択可能な可変高磁気抵抗領域を持つ有鉄心の装置について説明することにする。
【0018】 本発明は更に具体的には、種々の磁路のうちの少なくとも1つの磁路の磁気抵
抗を操作することにより、それらの磁路に沿って、又は磁路の間で磁束を選択的
に再分布させるようにした制御可能なインダクタンスに関するものである。リア
クトルでは本発明は選択可能な可変インダクタンスを持つ直列素子又は並列素子
として動作する。
【0019】 図1は巻線2と鉄心3を含んでいる、電力変圧器/リアクトル1などの従来の
静止誘導装置の巻線の周囲の電界分布の簡略化した基本的な図を示す。等電位線
の下側部分がアース電位にあると仮定している。鉄心3には窓4が設けられてい
る。
【0020】 電位分布は絶縁系の構成を決定する。その理由は、巻線の隣接する素巻線の間
、及び各素巻線とアースとの間を十分に絶縁する必要があるからである。図1で
、巻線の上側部分は最高の電気的ストレスを受ける。鉄心に対する巻線の構成及
び場所はこのようにして鉄心窓4内の電界分布によりほぼ決定される。
【0021】 図2は、本発明の大電力誘導装置に含まれている巻線に使用できるケーブル5
の例を示す。そのケーブル5は何本かの素線6Aを含んでいる少なくとも1つの
導体6を有し、その導体の周囲を被覆7が覆っている。被覆は素線の周囲に配置
されている内部半導電性層8を含んでいる。この内部半導電性層の外側はケーブ
ルの主絶縁層9であって、中実絶縁体の形をしており、この中実絶縁体の外側を
外部半導電性層10が囲んでいる。ケーブル5には特殊な目的のために、たとえ
ば、装置の他の領域に過大なストレスがかかることを防止するために、他の付加
層を設けることもできる。幾何学的な寸法の観点から、問題のケーブル5の全体
的な導体面積は約30mm2と3000mm2の間、ケーブル外径は約20mmと
250mmの間である。
【0022】 図3は本発明の単相鉄心型変圧器11の形の大電力誘導装置を示す。変圧器1
1は、主脚すなわち外部脚14,16と短い脚すなわち内部脚18,20と、そ
れぞれの下側アーム22と、中間アーム24と、上側アーム26とで構成されて
いる鉄心12を有する。鉄心12は主開口部すなわち大きな開口部すなわち窓2
8と、中間アーム24と上側アーム26の間に図示のように全体として配置され
ている調整領域32内の複数の小さい窓すなわち調整窓30‐1,30‐2及び
30‐mとを有する成層鉄板で製作できる。この実施形態ではm=3である。
【0023】 鉄心型変圧器を製作するために、一次巻線34が脚14の周囲に巻かれる。類
似のやり方で、二次巻線36を脚14又は他の脚の周囲に一次巻線34と同心状
に巻くことができる。一次巻線34と直列の1つ又は複数の調整副巻線すなわち
コイル38‐1…,38‐nで形成されている調整窓37を図示のようにそれぞ
れの内部脚18と20の周囲に巻くことができる。
【0024】 1つ又は複数の導電性短絡環40‐1…,40‐nの制御手段を図示のように
配置できる。たとえば、環40‐1,40‐2及び40‐3が中間アーム24を
囲んで、窓28と30‐1,30‐2及び30‐mをそれぞれ通って延長してい
る。同様のやり方で、環40‐4,40‐5及び40‐nがそれぞれ窓30‐1
,30‐2及び30‐m内の内側アーム26を囲んでいる。添数字1,2,3,
m及びnは対応する要素の位置を示すために用いられているが、位置が説明に関
連しない時はそれらの添数字は用いないことを理解すべきである。
【0025】 この実施形態では、図3Aに示されているように、環40は1つ又は複数の素
導体巻線42、たとえば、スイッチ44として終端されている銅、を有する。ス
イッチ44が閉じられると、対応する環が短絡する。他の実施形態では、制御器
は能動フィルタ又は受動フィルタ、電圧源又は電流源のリアクタンスとすること
ができる。
【0026】 巻線34,36及び38は磁束φを生ずる。その磁束は、脚14,16,18
,20及びアーム22,24及び26のおのおのの内に破線により示されている
ように1つ又は複数の可能な代わりの経路に沿って鉄心12内を伸びている。図
3Bに示されている装置46では、対応する脚40の任意のスイッチ44が開か
れると、環により囲まれている、場合に応じて鉄心の脚又はアームを通る、対応
する磁路が開かれる。同様に、スイッチ44が閉じられると、鉄心を通る磁路が
、その点で、阻止される。
【0027】 図4は図3に示されている変圧器11の調整領域32の断片部分であって、本
発明による階段状磁束調整を詳細に示す。図3の実施形態では、磁気的に調整さ
れる変圧器11は低電圧(LV)巻線34(NLV回巻)と、高電圧(HV)巻線
36(NHV回巻)と、LV巻線34と直列の少なくとも1つの追加の調整(R)
巻線37(NRO回巻)とを有する。そうすると電圧調整は変圧比NHV/(NLV
R)を変化することにより行われる。ここに、NRは調整素巻線の実効数である
。NRは、主磁束を調整巻線の種々の部分を通じて能動的に結合することにより
[−NR+NR]のいくらか狭いある範囲にわたって変更できる。結合は鉄心12
内の切り替え可能な磁性環40の配置により行われる。各環は鉄心の選択された
領域からできる限り完全に排除すべきであり、又はその領域内を最低の磁気抵抗
で通さなければならない。調整窓37では、鉄心12の調整部分すなわち上側部
分32の窓30‐1…,30‐m(m=3)を通じて、別々の補助コイル38‐
1…,38‐n(n=2)が直列に巻かれている。
【0028】 図4に示されている本発明の原理は、磁気切り替えが短絡環40により行われ
ることを示す。その短絡環は、閉じられると、対応する補助コイル38内を磁束
が通ることを阻止する。同様に、開かれると、環40は磁束φを鉄心部内に入れ
て、それを補助コイル内に向ける。配置に応じて、磁束制御がいく通りかのやり
方で行われる。おのおののやり方は調整領域32を通る単一の非循環路と、NR
の独特の値を表す。図4の例では、NR=1−3=−2である。調整領域32は
調整なしの従来の鉄心の寸法の最低2倍である。
【0029】 本発明の他の実施形態に従って、リアクトル60が図5に示されている。リア
クトル60は主磁路62と調整磁路64を有する。主磁路62内の主磁路66は
調整磁路64内の調整巻線68と直列である。磁気接触スイッチ70が図示のよ
うに調整磁路64内にある。閉じられると、磁気スイッチ70は調整磁路64を
阻止し、開かれると磁気スイッチ70は磁路を開く。リアクトル60のより複雑
な調整を行えるように、追加の巻線72と磁気スイッチ74を主磁路に付加でき
る。
【0030】 図6A,6B、図7A,7B、図8A,8Bは、用途に応じて変圧器、リアク
トル又はレギュレータである電磁装置の調整部分70を示す。NR=4回巻であ
る調整巻線72が、空間的に良く分離されていて、N1…n項、N1=3及びn
=1、を有する補助コイル74‐1…,74‐nに分離されている。調整は、磁
束をそのような補助コイル74のおのおのを通じて結合して、それの対応する数
の巻き数、ni、を除去し、それを調整素巻線の総数、NR、に加え、又はその総
数、NR、から差し引くことにより行われる。
【0031】 興味のある3つの調整巻線配置が特定されて、補助コイル巻き数比列1:2:
4、1:3:7及び1:3:9中の初めの3つの要素の後に名付けられている。
この配置は2×4個の磁気スイッチの構造に限定されている。それらの配置のお
のおのが図6A,6B、図7A,7B、図8A,8Bに次のようにしてそれぞれ
示されている。
【0032】 図6A,6Bは列1:2:4の配置を示す。上で図2を参照して説明したケー
ブルの形の巻線72が、主磁束φの向きに平行な共通軸Applの周囲に巻かれて
おり、補助コイル74‐n中の各補助コイル74‐1の内側に磁気スイッチ40
NA中の1つの磁気スイッチ40‐1Aと、各コイルの外側に磁気スイッチ40
NB中の1つの磁気スイッチ40‐1Bを有している。巻き数はその列中の各コ
イルについて2倍にされている、すなわち、ni=2i-11,i=1,2,3,
…,n1=1,2,3,…である。磁束はちょうど1回巻きのコイルを通ること
ができる。したがって、巻線を除去したり、付加したりできるが、差し引くこと
はできない。求められるスイッチの数は2mである。ここにmは補助コイルの数
で、可能な調整レベルの数は2mである。図2A、図6A,6BはNrの16の可
能な値を示すものである。
【0033】 0,1,2,3(=2+1),4,5(=4+1),…,15(=8+4+2
+1). 図7A,7Bは1:3:9の配置を示す。ケーブルは、主磁束の向きに垂直な
軸APを持つ1つおきの脚90‐1…,90‐nに巻かれている。2つおきの脚
50‐2…,50‐(N−1)は鉄心の上側と下側の水平な部分の間にブリッジ
として巻かれないままにされている。巻き数はその列中の各補助コイル74‐1
…,74‐nについて3倍にされて、ni=3i-11である。磁束を補助コイル
38‐1…,38‐nを通って、又はそれらを通じて両方向に結合できるように
、スイッチ40‐1A,40‐1B…40‐NA,40‐NBは各脚の両側に配
置されている。求められるスイッチの数は4mで、可能な調整レベルの数は3m
である。図7A,7BはNRの9つの可能な値を持つ例を示す。
【0034】 −4(=−3−1),−3,−2(=−3+1),−1,0,1,2(=3−
1),3,4(=3+1). 図8A,8Bは1:3:7の配置を示す。ケーブルは、主磁束の向きに垂直な
軸APを持つ1つおきの脚94‐1…,94‐nに巻かれている。上の1:3:
9の配置とは対照的に全ての脚94‐1…94‐nに巻かれている。巻き数は列
中の各補助コイルごとにおよそ2倍にされていて、ni=(2i−1)n1である
。補助コイル574‐1…,74‐nを通って、又はそれらを通じて磁束を両方
向に結合できるように、スイッチ40‐1A,40‐1B…40‐NA,40‐
NBは各脚の両側に配置されており、組み込まれているコイルの列とは異なる制
約が課されており、交番する符号が巻線に付けられている。求められるスイッチ
の数は2m+1で、可能な調整レベルの数は2m+1−1である。図8A,8Bは
Rの15個の可能な値を持つ例を示す。
【0035】 −7,−6(=−7+1),−5(=−7+3−1),−4(=−7+3),
−3,−2(=−3+1),−1,0,1,2(3−1),3,4(7−3),
5(7−3+1),6(7−1),7. このように、本発明に従って、内部の磁路を1つ又は複数の磁気スイッチが選
択的に開閉するようにした選択可能な静止誘導装置が得られた。説明した短絡環
に加えて、階段状機能に似た磁束応答を持たせるならば、各種の可変インピーダ
ンスを使用できることを理解すべきである。たとえば、環40に負荷するために
可変インダクタが用いられたとすると、磁気抵抗はインダクタンスとは逆に変化
する。そすると、大きな誘導負荷をかけると脚内には対応して大きな磁束分布が
行われる結果となる。可変容量が用いられたとすると、磁気抵抗は直接に変化す
る。可変抵抗又は高抵抗が環40のための負荷として用いられたとすると、脚内
の磁束分布は可変となったり、高くなったりする。環が短絡されたとすると、そ
の効果は前記したように磁束が阻止されることになる。固定負荷、可変負荷、実
負荷、無効負荷の種々の組合わせも使用できる。更に、能動素子、たとえば能動
フィルタにより負荷をかけたり、起動したりできる。そのようなフィルタはプロ
グラムできる。
【0036】 可変電源、たとえば、脚内の磁束を変調するようにされている環に入力をもた
らす電圧源又は電流源を設けることも可能である。変調は振幅、位相及び周波数
に関して行うことができる。環に負荷をかけることにより環の性能を変化させて
、装置の出力を変調するために能動フィルタを設けることも可能である。
【0037】 図9は本発明の他の実施形態を示すものであって、鉄心106に巻かれた主巻
線102と、調整巻線104とを各相ごとに有する、外鉄型又は鉄心型の三相変
圧器100を示している。脚108、110及び112とヨーク114、116
及び118内に種々の磁路が破線で示されている。本発明に従って、1つ又は複
数の磁気スイッチ120を上記のようにして採用できる。図示の実施形態では、
スイッチ120はヨーク114と116内に配置されて、調整巻線104を通る
磁束を制御する。巻線は、磁束保持路のようにして直列又は並列にできる。
【0038】 本発明の実施形態と考えられるものについて説明してきたが、本発明から逸脱
することなくその実施形態を種々変更、修正できることが当業者には明らかであ
ろう。かつ、添付した特許請求の範囲においては、それらの変更及び修正を本発
明の要旨及び範囲内に含まれるものとして包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電力変圧器及び電力リアクトルなどの従来の誘導装置の巻線の周囲における電
界分布を示す。
【図2】 本発明の大電力誘導装置におけるケーブルの形の巻線の実施形態を示す。
【図3】 本発明の電力変圧器の実施形態を示す。
【図3A】 本発明の磁気スイッチを示す。
【図3B】 開かれている磁気スイッチ及び閉じられている磁気スイッチに対応する開かれ
ている磁路及び閉じられている磁路を示す。
【図4】 図3の変圧器の調整脚部分の略図である。
【図5】 本発明のリアクトルの略図である。
【図6A】 本発明の実施形態の装置の斜視図である。
【図6B】 本発明の実施形態の装置の断面図である。
【図7A】 本発明の他の実施形態の装置の斜視図である。
【図7B】 本発明の他の実施形態の装置の概略断面図である。
【図8A】 本発明の更に他の実施形態の装置の斜視図である。
【図8B】 本発明の更に他の実施形態の装置の概略断面図である。
【図9】 本発明の三相変圧器の略図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ウド、フロム スエーデン国ベステロウス、リーガタン、 33 (72)発明者 パー、ホルムバーグ スエーデン国ベステロウス、ハガ、パーク ゲイト、6シー

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの導電導体と、この導体を囲んでいる、磁気を透過でき、かつ
    電界を閉じ込める絶縁被覆とを備え、励磁されたときに磁束を生ずる少なくとも
    1つの主巻線と、 主巻線と作動的な関係にある少なくとも1つの調整巻線と、 主巻線と少なくとも1つの調整巻線とのための磁束保持領域と、 磁束保持領域内に磁束を選択的に入れるための磁束保持領域と作動的な関係に
    ある制御手段と、 を備える静止大電力電磁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁装置において、制御手段は第1の状態及び第2の状態で動
    作でき、前記第1の状態は磁束保持領域内に磁束を入れるために動作し、第2の
    状態は磁束保持領域内に入る磁束を阻止するために動作する電磁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電磁装置において、制御手段はこの制御手段を第1の状態及び
    第2の状態で動作させるための切り替え手段を含む電磁装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電磁装置において、制御手段は、端子と磁束保持領域を囲む少
    なくとも1つの素巻線を有する巻線と、この巻線を開閉するために端子に結合さ
    れているスイッチとを備える電磁装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電磁装置において、制御手段は、磁束保持領域を囲んでいる少
    なくとも1つの導電性手段と、磁束が磁束保持領域内に入ったり、環内に入るこ
    とを阻止することを選択的に行うために環を磁束保持領域との作動関係に入れた
    り、作動関係から外すように切り替える手段とを備える電磁装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電磁装置において、磁束保持領域は少なくとも2つの選択可能
    な磁路を備える電磁装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の電磁装置において、磁束保持領域は主巻線のための主磁路と、
    前記少なくとも1つの調整巻線と作動関係にある少なくとも1つの選択可能な磁
    路とを備える電磁装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電磁装置において、磁束保持領域は主巻線のための主磁路と、
    各調整巻線のための選択可能な磁路とを備える電磁装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の電磁装置において、少なくとも1つの調整巻線は複数の副巻線
    を含み、磁束保持領域は主巻線のための主磁路と各副巻線のための選択可能な磁
    路とを含む電磁装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電磁装置において、副巻線は1:2:4、1:3:7、及び1
    :3:9の比の少なくとも1つにある素巻線を有する巻線を備える電磁装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の電磁装置において、磁束保持領域は主磁束の向きを持つ主巻線
    のための主磁路を含み、少なくとも1つの選択可能な磁路は主磁路に垂直な向き
    及び平行な向きのうちの少なくとも1つを持つ向きを有する電磁装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電磁装置において、少なくとも1つの磁路は選択可能な向き
    を有する電磁装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の装置において、被覆は導体を囲む少なくとも1つの中実絶縁層
    と、導体を囲む少なくとも1つの部分的に導電性の層とを備える装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の装置において、磁束保持領域は磁化可能において、主巻線及び
    調整巻線と作動関係にある装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の装置において、主巻線及び調整巻線と作動関係にある磁化可能
    な磁束保持領域は外鉄及び鉄心のうちの少なくとも1つを含む装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の装置において、主巻線及び調整巻線のうちの少なくとも1つと
    作動関係にある、磁束保持領域中の比較的高い磁気抵抗の選択可能な領域を更に
    含む装置。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の装置において、主巻線及び少なくとも1つの調整巻線は並列関
    係及び直列関係のうちの少なくとも1つにある装置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の装置において、直列路と並列路との少なくとも1つを有する磁
    気回路を含み、少なくとも1つの調整巻線が前記直列路と前記並列路との少なく
    とも1つに配置されている装置。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の装置において、制御手段は能動インピーダンス及び受動インピ
    ーダンスの少なくとも1つを備えている装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の装置において、インピーダンスはリアクタンス性インピーダ
    ンスである装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の装置において、インピーダンスは、開放回路と、短絡回路と
    、少なくとも1つの調整巻線に作動的な関係にある抵抗との少なくとも1つを含
    む実インピーダンスを備えている装置。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の装置において、主巻線は可撓性ケーブルを備えている装置。
  23. 【請求項23】 請求項1記載の装置において、被覆は、半導電性を持つ導体を囲んでいる内部
    層と、この内部層を囲んでいる中実絶縁層と、この絶縁層を囲んでいる半導電性
    を持つ外部層とを備えてる装置。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の装置において、内部層は導体に電気的に接触して、それと同
    じ電位で動作する装置。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の装置において、外部層は絶縁層を囲んでいる等電位面を備え
    ている装置。
  26. 【請求項26】 請求項23記載の装置において、外部層は少なくとも1つの選択可能な電位に
    接続できる装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の装置において、選択された電位は大地である装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の装置において、前記半導電性層の少なくとも1つは絶縁層の
    熱膨張率と同じ熱膨張率を持つ装置。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の装置において、被覆には空所がほとんど無い装置。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の装置において、各半導電性層は絶縁層の対応する面に向き合
    う関係にある接触面を有し、それらの面はそれに沿って結合されている装置。
  31. 【請求項31】 請求項26記載の装置において、被覆は少なくとも1つのポリマー材料で形成
    されている装置。
  32. 【請求項32】 請求項1記載の装置において、主巻線は伝送線コールを備えている装置。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の装置において、ケーブルは、約30mm2と300mm2の間
    の導体面積で製作され、外部ケーブルの外径は約20mmと250mmの間であ
    る装置。
  34. 【請求項34】 請求項1記載の装置において、被覆は押し出された中実絶縁体を備えている装
    置。
  35. 【請求項35】 請求項1記載の装置において、少なくとも1つの導電導体は少なくとも1つの
    絶縁されているより線と少なくとも1つの絶縁されていないより線を備えている
    装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の装置において、少なくとも1つの絶縁されていないより線は
    被覆と電気的に接触して配置されている装置。
  37. 【請求項37】 請求項1記載の装置において、磁束保持領域は、空隙と導電性素子及び低透磁
    率の物質の中実インサートとのうちの少なくとも1つを備える、透磁率が低くさ
    れている領域を含んでいる装置。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の装置において、透磁率が低くされている前記領域は前記導電
    性素子内に形成されている空所を備えている装置。
  39. 【請求項39】 請求項1記載の装置において、主脚と、少なくとも2つの副脚とを備えている
    鉄心を含み、副脚の少なくとも1つは調整巻線のための脚を形成している装置。
  40. 【請求項40】 請求項1記載の装置において、主脚と、少なくとも2つの副脚とを備えている
    鉄心を含む装置。
  41. 【請求項41】 請求項1記載の装置において、前記装置は各相に調整脚を有する多相変圧器を
    備え、少なくとも1つの調整巻線は各調整脚のための少なくとも1つの巻線を含
    んで、ジョイント調整を有するために接続されている装置。
  42. 【請求項42】 請求項1記載の装置において、前記装置は単巻変圧器とブースタ変圧器との少
    なくとも1つを備えている装置。
  43. 【請求項43】 磁路を含んでいる磁気回路と、 磁路を囲んでいる主巻線と、 磁路を囲んでいる少なくとも1つの調整巻線と、 開放状態と閉じられている状態との間で磁路中の磁束を選択的に変化するため
    に、付勢された時に動作する磁路と作動関係にある磁気切り替え手段と、 を備えている大電力可変インダクタンス装置。
  44. 【請求項44】 請求項43記載の装置において、切り替え手段は、磁路を囲んでいる少なくと
    も1つの導電性素巻線と、この素巻線を開閉するためのスイッチとを備えている
    装置。
  45. 【請求項45】 請求項44記載の装置において、制御手段はリアクタンス性インピーダンスと
    実インピーダンスとの少なくとも1つを含んでいる装置。
  46. 【請求項46】 請求項45記載の装置において、リアクタンス性インピーダンスは容量性負荷
    と誘導性負荷の少なくとも1つを含んでいる装置。
  47. 【請求項47】 請求項45記載の装置において、インピーダンスは可変である装置。
  48. 【請求項48】 請求項45記載の装置において、インピーダンスは短絡回路である装置。
  49. 【請求項49】 請求項43記載の装置において、切り替え手段は能動フィルタと受動フィルタ
    との少なくとも1つを含んでいる装置。
  50. 【請求項50】 請求項43記載の装置において、切り替え手段は、磁路中の磁束の振幅と、周
    波数と、位相との少なくとも1つを変化する手段を備えている装置。
  51. 【請求項51】 選択的に変化できる磁束保持特性を有する磁路を含んでいる磁気回路と、 磁路と作動的な関係にある少なくとも1つの主巻線と、 磁路を囲んでいる少なくとも1つの調整巻線と、 磁路領域内の磁束を選択的に変化するために、起動させられた時に動作できる
    磁路に結合されている制御手段と、 を備えている大電力可変インダクタンス装置。
  52. 【請求項52】 請求項51記載の装置において、巻線の少なくとも1つが導電性導体と、透磁
    性磁界閉じ込め絶縁被覆とを備えている装置。
  53. 【請求項53】 請求項51記載の装置において、磁路は磁路内にスペーサー手段を含んでいる
    装置。
  54. 【請求項54】 請求項51記載の装置において、制御手段は調整巻線のための振幅変調と、位
    相変調と、周波数変調との少なくとも1つを行うための電源を備えている装置。
  55. 【請求項55】 請求項51記載の装置において、磁路は複数の選択可能な磁束保持領域を備え
    ている装置。
  56. 【請求項56】 請求項55記載の装置において、制御手段はそれぞれのオン状態とオフ状態と
    の間で磁束を選択的に変化するための切り替え手段を含んでいる装置。
  57. 【請求項57】 請求項55記載の装置において、切り替え手段は各調整巻線内の磁束を制御す
    るためのスイッチを含んでいる装置。
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