JP2001517299A - データ処理能力を有したトルクトランスジューサのためのシステム及び装置 - Google Patents

データ処理能力を有したトルクトランスジューサのためのシステム及び装置

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Abstract

(57)【要約】 トルクトランスジューサ(32)と共に使用する回路(31)を提供する。トルクトランスジューサ(32)は、加えられたトルクに応答して信号を生成する。トルクトランスジューサに結合されたデータプロセッサ(100)はその信号を受信する。データプロセッサ(100)及びトルクトランスジューサ(32)は共にトルクトランスジューサハウジング(15)に収納される。

Description

【発明の詳細な説明】 データ処理能力を有したトルクトランスジューサのためのシステム及び装置 発明の技術的分野 本発明は、一般にトルクトランスジューサに関し、特にトルクトランスジュー サと共に使用するデータ処理能力を有したシステム及び装置に関する。 発明の背景 トルクトランスジューサは当該技術分野において周知のものである。トルクト ランスジューサは典型的には、ネジ込み式締め具を打ち込む電動工具と共に使用 される。これらの動力工具は、空気圧ドライバ、電動ドライバ又はその他の適切 なドライバにより動力が与えられる。 作動中、トルクトランスジューサは、ネジ込み式締め具ドライバの駆動シャフ トに加わったトルクを測定できるように、ネジ込み式締め具ドライバ上に設置さ れる。ネジ込み式締め具は過度のトルクの付加により損傷を受ける可能性がある ことから、デバイスに付加される最大トルクを制限するためにトルクトランスジ ューサからの出力が使われる。例えば、トルクトランスジューサからの出力は、 ネジ込み式締め具ドライバの動力制御に使われる。そして、トルクトランスジュ ーサの出力が或るレベルを上回った場合に、ネジ込み式締め具ドライバに対する 動力を遮断するように動力制御が設定される。 トルクトランスジューサの出力がネジ込み式締め具ドライバによ って与えられる実際のトルクを確実に測定できるように、トルクトランスジュー サは、いわゆる「静荷重試験(dead weight testing)」というプロセスを通し て定期的に較正される必要がある。較正試験により、トルクトランスジューサが ネジ込み式締め具ドライバによって加えられている実際のトルクを正確に測定し ていることが保証される。それでも、工具修理及びトルクトランスジューサ較正 に関連する工具管理の問題が存在する。較正が有効とするには、各工具について 日付及び較正周期が追跡されなくてはならない。 効率を高めるため追跡を集中化することは可能であるが、工具の使用は一般に 分散している。従って、工具は製造施設内のその場所から専門の較正工場まで移 送されなくてはならない。従業員は、較正又は修理が必要な工具を見つけ出し、 それらを工場に移送し、修理するか又は較正処理を行ない、その結果を記録し、 そして工具を該当する現場へ戻す必要がある。この過程の間に、例えば工具を誤 った場所に戻したりすることにより、工具の誤設置が発生する可能性がありまた 誤りも見落しにより、不適切な較正又はその他の問題が生じ得る。 発明の要約 よって、トルクトランスジューサと共に使用するデータ処理能力を有したシス テム及び装置に対するニーズが生じる。 本発明の教示によれば、各工具に工具データ及び較正データを記憶可能なトル クトランスジューサと共に使用するデータ処理能力を有したシステム及び装置が 提供される。 本発明の1つの態様によれば、トルクトランスジューサと共に使用するデータ 処理能力を有した回路が提供される。データプロセッサは、加わったトルクに応 じてトルクトランスジューサで生成され た信号を受信する。データプロセッサ及びトルクトランスジューサは、トルクト ランスジューサハウジング内に収納される。 本発明は、数多くの重要な技術的利点を提供する。本発明の1つの重要な技術 的利点は、トルクトランスジューサハウジング内にデータ記憶能力を内含させる ことができるという点である。このデータには、工具の最後の較正年月日及び、 接続工具が点検を要するか又は組立てプロセスに対し不適切な定格容量をもつ場 合に工具制御機構が警報を提供可能とする工具定格情報が含まれる。 本発明のもう1つの重要な技術的利点は、各工具にサイクル計数データを記憶 できる点である。工具の較正は、サイクル数の時間−使用近似に基づくのではな く、工具が使われたサイクル数と正確に関係づけられる。 図面の簡単な説明 本発明及びその利点をより正確に理解するため以下の添付図面を参照する。こ こで、同じ参照番号は同じ特長を表わす。図面中、 図1は、本発明の概念を実施するネジ込み式締め具ドライバの例である。 図2は、トルクトランスジューサと共に使用するデータ処理及びデータメモリ 能力を有する回路の電気概略図である。 図3は、トルクトランスジューサと共に使用するデータ処理及びデータメモリ 回路のブロック図である;さらに 図4A〜4Cは、本発明の教示による工具サイクルを監視する方法のフロー図 である。 図面の詳細な説明 本発明の好ましい実施形態では、同じ番号が種々の図面で同じ対 応部品を指すのに用いられている。 図1は、本発明の概念を実施するネジ込み式締め具ドライバ10の一例である 。ネジ込み式締め具ドライバ10は、電動モータ12、トルクトランスジューサ アセンブリ14、シャフト16及びドライバヘッド18からなる。電動モータ1 2はシャフト16と結合し、シャフト16はドライバヘッド18に終結する。ト ルクトランスジューサアセンブリ14はシャフト16の一部分を囲んでシャフト 16と相互作用する。ネジ込み式締め具ドライバ10は、ネジ、ボルト及びナッ トに制限されることなくあらゆる機械式締め具を駆動するのに用いることができ る。 電動モータ12は、リード線20及び22をもつ直流モータでもよい。リード 線20及び22は、直流電源のような電源(明示的に示さず)に結合する。電動 モータ12はシャフト16と結合し、リード線20及び22に電力が印加された 時、シャフト16を回転させる。電動モータ12は、溶接、ボルト締め又はその 他適切な手段によりシャフト16と結合する。同様に、電動モータ12の回転子 が、シャフト16へ延びたものであってもよい。 電動モータ12は別に、サーボモータ、交流モータ、空気圧ドライバその他数 多くの適切なドライバからなる。これらの代替的ドライバは、リード線20及び 22とは異なる数のリード線を含んでもよい。さらに、電動モータ12は、ネジ 込み式締め具ドライバに制御可能な速度及びトルク範囲を与えるギヤボックス及 び、ドライバヘッド18の回転角度を測定するため単数又は複数の整流信号をモ ータ12の制御機構(明示的に示さず)に与えるレゾルバを含んでもよい。電動 モータ12は、ITD/INTOOL,7007 Pinemont,Houston,Texas 7 7040から入手可能なITD部品番号582071−7と類似のものであって もよい。 トルクトランスジューサアセンブリ14は、トルクトランスジューサハウジン グ15、励起リード線24、26及び信号リード線28、30からなる。励起リ ード線24、26は、トルクトランスジューサハウジング15内に収納されたブ リッジタイプのトルクトランスジューサに対し電力信号を与えるのに用いられ、 信号リード線28、30は、ブリッジタイプのトルクトランスジューサの出力端 における信号を検知するのに用いられる。励起リード線24、26及び信号リー ド線28、30のトルクトランスジューサアセンブリ14への接続については、 図2との関連でさらに詳細に述べる。データプロセッサ及びデータメモリ(明示 的に示さず)からなる回路もまたトルクトランスジューサハウジング15内に収 納される。トルクトランスジューサアセンブリ14は、ITD/INTOOL, 7007 Pinemont,Houston,Texas 77040から入手可能なITD部品番号2 02877−7に類似するものであってよい。 前述のとおり、シャフト16は、電動モータ12の回転子及びトルクトランス ジューサアセンブリ14を含む単一の回転コンポーネントであってもよい。代替 的には、シャフト16は、ギヤアセンブリ、ボルト留め又は溶接又はその他の適 切な手段により結合された複数の部分からなってもよい。シャフト16は、電動 モータ12及びトルクトランスジューサアセンブリ14と相互作用する磁気コン ポーネントを含んでいてもよい。シャフト16は、またボルト留め、溶接又はそ の他の適切な手段によりドライバヘッド18と結合する。 ドライバヘッド18は、ネジ込み式締め具と共に使用するように設計された工 具である。例えば、ドライバヘッド18は、六角ナット、ラグナット、平頭ネジ 、プラス頭ネジ又はその他の適切なネジ込み式締め具を締めつけることができる 。ドライバヘッド18はシ ャフト16の端部上に形成され得る。他には、ドライバヘッド18をシャフト1 6からとり外しその他のドライバヘッド18と交換できるようにドライバヘッド 18をシャフト16に結合してもよい。 実際には、さまざまな利用分野でネジ込み式締め具がネジ込み式締め具を打ち 込むために、用いられる。リード線20及び22に印加される電力により電動モ ータ12がシャフト16及びドライバヘッド18を回転させる。トルクトランス ジューサアセンブリ14は、そのブリッジの抵抗の変化によって誘導される信号 リード線28及び30の信号を測定することにより、シャフト16及びドライバ ヘッド18に対するトルクを測定する。信号リード線28及び30における出力 は、電動モータ12のリード線20及び22に与えられる電力を制御するために 用いられる。この仕方で、ネジ込み式締め具ドライバ10により打込まれるネジ 込み式締め具に与えられる最大トルクを最大トルクレベルに制限することができ る。 例えば、トルクトランスジューサアセンブリ14は、ボルトを締めつけるのに ネジ込み式締め具ドライバ10を使用するとき、信号リード線28及び30にお ける出力信号が10ミリボルトという所定の設定点を超えることがないように、 出力を生成することができる。ドライバヘッド18はこのときボルトの頭部上に 置かれ、電動モータ12に電力が加えられる。このとき、トルクトランスジュー サが10ミリボルトという信号リード線28及び30における出力信号を生成す るまで駆動され、その時点で、電動モータ12への電力が中断される。この手順 は、ネジ込み式締め具ドライバ10の1サイクルを構成し、トルクトランスジュ ーサアセンブリ14のメモリー記憶デバイス(明示的に図示せず)内に記憶され るサイクル数はこのとき1コインクリメントさせられる。 トルクトランスジューサアセンブリ14は、ITD/INTOO L,7007 Pinemont,Houston,Texas 77040から入手可能な、ITD型 式トルクトランスジューサ160−35シリーズNutrunners、トルクトランスジ ューサ160−235シリーズNutrunners、シリーズ35MTC7−R5 Nutru nners、45MT4−R6シリーズNutrunners又はその他のITD Nutrunnersと いった数多くの適切な工具と共に使用可能である。 図2は、本発明の教示による、トルクトランスジューサと共に使用するデータ 処理及びデータ記憶能力を有した回路31の電気的概略図である。回路31は、 トルクトランスジューサ抵抗器ブリッジ32、データプロセッサ34及び仮想ア ースレギュレータ36を含む。トルクトランスジューサ抵抗器ブリッジ32、デ ータプロセッサ34及び仮想アースレギュレータ36は、図1に示すトルクトラ ンスジューサハウジング15内に収納してもよいし、他に多くの適切な場所に設 置してもよい。 トルクトランスジューサ抵抗器ブリッジ32は、ギヤ又はその他の適切な手段 を介してシャフト16に結合する抵抗ひずみゲージ素子である抵抗器38、40 、42及び44を含む。抵抗器38、40、42及び44の抵抗値は、抵抗器を 形成する材料に機械的ひずみが与えられた時に、大きさが変化する。ブリッジ抵 抗器38及び42は励起リード線46に結合し、励起リード線46は図1に示す 励起リード線24に結合する。同様に、ブリッジ抵抗器40及び44は励起リー ド線48に結合し、励起リード線48は図1の励起リード線26に結合する。ブ リッジ抵抗器38及び40は信号リード線50に結合し、ブリッジ抵抗器44及 び42は信号リード線52に結合する。 シャフト16によりいかなるトルクも加えられない場合、抵抗器38、40、 42及び44は等しい値をもち、信号リード50及び 52を介して励起リード線46及び48における印加された励起電圧で生成され る電圧差はほぼゼロとなる。電動モータ12によりシャフト16にトルクが加え られた時、抵抗器38、40、42及び44は抵抗値を変え、信号リード線50 及び52を介した電圧も変化する。この電圧信号の変化は、シャフト16に加え られたトルクを決定するのに使用することができる。 図2に示すように、信号リード線50及び52は、計器増幅器54に結合する が、他に又は図1に示されている信号リード線28及び30にそれぞれ結合する 。励起リード線46及び48は、またそれぞれ入力端56及び58で仮想アース レギュレータ36に結合する。 仮想アースレギュレータ36は励起リード線46及び48から励起信号を受信 し、計器増幅器68で用いるため出力端60から中心基準電圧118を出力する 。仮想アースレギュレータ36のアース端子62は、励起リード線46に結合さ れうる基準共通部分91に結合する。 計器増幅器68は、正の入力端66で信号リード線50に、負の入力端70で 信号リード線52に結合し、又仮想アースレギュレータ36及び基準共通部分9 1に結合する。励起リード線46及び信号リード線50が正の直流極性であり、 励起リード線48及び信号リード線52が負の直流極性であるとき、図2に示す ような極性マーキングが使用できる。計器増幅器68の出力は信号入力74でプ ロセッサ72に結合する。プロセッサ72は、またクロック入力76を介したク ロック78からの入力、及びメモリ入力80でデータメモリ82からの入力を受 信する。 プロセッサ72は、計器増幅器68、データ送信電界効果トランジスタ(FE T)86、データメモリ82及びクロック78に結合 するデータ処理デバイスである。プロセッサ72は、信号入力74を通して計器 増幅器68からデータを受信し、データメモリ82に記憶するためデータを処理 する。プロセッサ72は、また計器増幅器68を通してデジタルコード化指令を 受信し、これらの指令に応じてプロセッサ72内のメモリデバイス上で動作する ソフトウェアシステムに従ってデータを処理する。プロセッサ72は、またデー タメモリ82からデジタルコード化データを検索し、データメモリ82から検索 したデータをデジタルコード化するべくデータ送信FET86をオン及びオフす ることで信号リード線50及び52上へそのデータを伝送する。 データメモリ82は、データを記憶するのに電気的消去可能なプログラマブル 読取り専用メモリ(EEPROM)である。データメモリ82は、他には、ラン ダムアクセスメモリ(RAM)といった他の適切なメモリ記憶デバイスでもよい 。プロセッサ72は、データメモリ82にデータの読み書き可能なように結合す る。 プロセッサ72のデータ送信FET出力84は、抵抗器88を介してデータ送 信FET86に結合する。データ送信FET86のソース92は抵抗器90を介 して励起リード線46に結合する。データ送信FET86のドレーン94は信号 リード線50に結合する。 動作については、励起信号がトルクトランスジューサアセンブリ14の励起リ ード線46及び48に与えられる。ネジ込み式締め具ドライバ10はこの時点で ネジ込み式締め具にトルクを加えておらず、抵抗器38、40、42及び44を 形成する材料に対し機械的ひずみは全く加わらない。従って、抵抗器38、40 、42及び44は初期時は平衡化され、信号リード線50及び52を介して生成 される信号はほぼゼロである。 電動モータ12に電力を与えシャフト16を回転させる前に、ス イッチ98が閉じられ、これによりブリッジ抵抗器38を介して負荷抵抗器96 が配置される。負荷抵抗器96とブリッジ抵抗器38の並列接続により抵抗器ブ リッジ32を不平衡状態にさせ、その結果信号リード線50及び52を介して所 定の正味電圧が生じる。信号リード線50及び52を介して測定された電圧が所 定の正味電圧に等しくない場合、誤り信号が生成され、電動モータ12に対する 電力は無効化される。 ネジ込み式締め具ドライバ10がシャフト16及びドライバヘッド18を介し てネジ込み式締め具にトルクを加えた時、ブリッジ抵抗器38、40、42又は 44のうちの1つ又は複数の抵抗が与えられたトルクに比例して変化する。この 抵抗の変化は抵抗器ブリッジ32を非平衡化し、こうして信号リード線50及び 52を介して電圧が生成される。この電圧信号は、計器増幅器68の正の入力6 6及び負の入力70に与えられ、その電圧が増幅されてプロセッサ72の信号入 力74に与えられる。 プロセッサ72は、信号入力端74で受信された電圧信号に対するデータ処理 機能を実行し、信号がネジ込み式締め具ドライバ10のサイクル、較正サイクル 又はプロセッサ72に伝送されるデータのいずれかを決定する。プロセッサ72 で受信したデータを処理するための1つの方法が、図4で述べられており、これ には信号の立上り時間を測定することが含まれる。別に、プロセッサ72が、そ の他のデータ処理機能を実行してもよく励起リード線46及び48上の電流方向 を測定することで、信号がネジ込み式締め具10の1サイクルであるか否かを決 定してもよい。 プロセッサ72は、クロック入力76を介してクロック78からのクロック信 号を受信する。このクロック信号はプロセッサ72に対しタイミング基準を提供 する。同様に、プロセッサ72は、デー タメモリ82にデータを転送しデータメモリ82上に記憶されたデータを受信す るように動作する。 当業者であれば、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく回路31の電気 的概略図に対しさまざまな置換及び修正を行なうことができる、ということが認 識できるだろう。例えば、アースリード線が利用可能である場合、仮想アースレ ギュレータ36は省略できる。さらに、ブリッジ回路32を、圧力変換器又はひ ずみ変換器といった適切な変換器で置換することもできる。 図3は、トルクトランスジューサと組合せて使用する図2の回路31に類似し たデータ処理及びデータメモリ回路100のブロック図である。データ処理及び データメモリ回路100は、入力回路102(I/O)、増幅器104、マイク ロプロセッサ106、クロック回路108、EEPROM110、ランダムアク セスメモリ(RAM)112、仮想アース発生器114、データ送信FET86 及び電圧レギュレータ116を含む。データ処理及びデータメモリ回路100は 、個別コンポーネント又は単一モノリシックシリコンデバイスを含んでいてよく 、トルクトランスジューサハウジング15もモータハウジング12の内部、ネジ 込み締め具ドライバ10の外部又はその他の適切な場所に設置される。 データ処理及びデータメモリ回路100は、トルクトランスジューサと並列に 設置され、そのためトルクトランスジューサの機能は同様である。データ処理及 びデータメモリ回路100は、回路とインタフェースするように設計されていな い工具制御機構に対してトランスペアレントであってもトルク工具サイクルを計 数し記憶しつづける。 入力回路102は、励起リード線46、48及び信号リード線50、52に結 合し、また増幅器104、仮想アース発生器114、 電圧レギュレータ116、マイクロプロセッサ106及びデータ送信FET86 にも結合する。入力回路102は、データプロセッサ及びデータメモリ回路10 0を、誤まった極性の電圧を伴なう不注意による接続から保護する。例えば、入 力回路102は、励起リード線46、48及び信号リード線50、52に与えら れた電圧信号の極性が反転した場合に、データ処理及びデータメモリ回路100 の電子コンポーネントが損傷を受けないよう保護するダイオードブリッジを含む 。 入力回路102は、さらに信号リード線50及び52で受信した信号を増幅器 104に伝送し、そして信号リード線50上のコード化されたデータをデータ送 信FET86から受信する。入力回路102は、又励起リード線46及び48で 受信した信号を増幅器104、仮想アース発生器114、電圧調整器116及び マイクロプロセッサ106に伝送する。 増幅器104は、信号リード線50及び52から誘導される入力回路102か らの信号を受信し、その信号を増幅する。増幅器104は、またマイクロプロセ ッサ106及び仮想アース発生器114に結合する。増幅器104は、入力回路 102を介して信号リード線50及び52から受信した増幅信号をマイクロプロ セッサ106へ送出する。増幅器104は、図2の中の計器増幅器68に対応す る。 マイクロプロセッサ106は、増幅器104から信号を受信し、信号内にコー ド化されたデータを処理する。例えば、マイクロプロセッサ106は、図3に示 すように、データ処理及びデータメモリ回路100がトルクトランスジューサと 並列に設置された時にトルク工具が受けるトルクサイクルの数を決定することが できる。マイクロプロセッサ106は、さらに信号リード線50及び52を介し てデータ処理及びデータメモリ回路100に伝送される工具識別及び記憶された サイクル計数情報を、EEPROM110のような第1のメモリデバイス及びR AM112のような第2のメモリデバイス上で記憶し検索する。マイクロプロセ ッサ106は、増幅器104、入力回路102、クロック回路108、EEPR OM110、RAM112、仮想アース発生器114、電圧レギュレータ116 及びデータ送信FET86に結合する。 クロック回路108は、マイクロプロセッサ106にタイミング信号を提供す る標準的な周期信号発生器である。例えば、クロック回路108は、タイミング 信号が水晶の振動周波数に基づいて電気的にシミュレーションされた振動水晶を 含む。クロック回路108はマイクロプロセッサ106に結合する。 EEPROM110は好ましくは、マイクロプロセッサ106からデータ及び 制御指令を受信する電気的消去可能なプログラマブル読取り専用メモリである。 マイクロプロセッサ106からの適当な信号を受信した時、EEPROM110 はデジタルコード化データを記憶するよう機能する。同様に、EEPROM11 0はマイクロプロセッサ106から適当な信号を受信した時に、デジタルコード 化データが読みとり可能である。EEPROM110は、好ましくはEEPRO M110への電力が中断された後もデータを記憶可能な不揮発性データメモリで ある。EEPROM110は、マイクロプロセッサ106及び電圧レギュレータ 116に結合する。 RAM112は、マイクロプロセッサ106から受信したデジタルコード化デ ータを記憶するランダムアクセスメモリである。RAM112は好ましくは揮発 性デジタルデータメモリであり、RAM112への電力が中断された後メモリへ の記憶はできない。RAM112上に記憶されたデータはマイクロプロセッサ1 06によって 読みとられる。RAM112は、マイクロプロセッサ106及び電圧レギュレー タ116に結合する。 仮想アース発生器114は、励起リード線46及び48の電圧信号に基づく仮 想アースを決定する。仮想アース発生器114は、実際のアースリード線に置換 わるが、かかるアースリード線のための付加的なケーブル布線が不用であるとい う利点がある。仮想アース発生器114は増幅器104及び入力回路102に結 合する。仮想アース発生器114は、入力回路102を介して励起リード線46 及び48から励起信号を受信し、仮想アース信号を増幅器104に出力する。仮 想アース発生器114は、図2の仮想アースレギュレータ36に対応する。 電圧レギュレータ116は、励起リード線46及び48から励起信号を受信し 、マイクロプロセッサ106、EEPROM110及びRAM112に5ボルト 信号を出力する。電圧レギュレータ116はマイクロプロセッサ116、入力回 路102、EEPROM110及びRAM112に結合する。 動作において、データ処理及びデータメモリ回路100は、信号リード線50 及び52からの信号を受信しその信号を処理する。例えば、データ処理及びデー タメモリ回路100は、その信号を処理して生成されたトルク工具サイクルの数 を決定し、このサイクル数をRAM112又はEEPROM110上に記憶する 。さらに、データ処理及びデータ記憶回路100のマイクロプロセッサ106は 、較正信号がすでに受信されているか否かを決定し、ユーザー送信FET86を 用いて信号リード線50上でデータをデジタルコード化する。 当業者であれば、本発明の精神又は範囲から逸脱することなくデータ処理及び データ記憶回路100に対しさまざまな置換及び修正 を加えることができるということを認識することだろう。例えば、データ処理及 びデータメモリ回路100へのアースリード線が利用可能である場合、仮想アー ス発生器114は省略できる。さらに、EEPROM110及びRAM112は 他の適切なメモリデバイスで置換することもできる。 図4A〜4Cは、本発明の教示による工具サイクルを監視するための方法14 0のフロー図である。方法140は、図1〜3中に示したこれらの図に関連して 記述された装置、又は本発明の教示によりその他の適切なデバイスと組合せて使 用可能である。ステップ142では、信号リード線50及び52上で受信された 信号は、トルクトランスジューサアセンブリ14のデータ処理及びデータメモリ 回路100によりサンプリングされる。サンプリングは、信号リード線50及び 52における信号が図3の増幅器104によって増幅された時点で起こる。増幅 器104は、マイクロプロセッサ106に対し増幅された信号を入力し、マイク ロプロセッサ106は、デジタルコード化データの特徴である論理1又は論理ゼ ロのいずれかとして信号を読取る。 ステップ144では、ステップ142で受信された信号はマイクロプロセッサ 106により、EEPROM110上に記憶された所定の第2の基準信号の大き さと比較される。ステップ42で信号リード線50及び52上で受信された信号 がこの所定の第2の基準信号の大きさより大きい場合、該方法はステップ146 に進む。そうでない場合、該方法はステップ142に戻り、ここで信号リード線 50及び52における信号が再びサンプリングされる。 ステップ146では、200マイクロセカンドタイマーが起動される。例えば 、マイクロプロセッサ106は、200マイクロセカンドの間隔中に経過するク ロックサイクル数を計数する動作命令を 有する。200マイクロセカンドのタイマーがタイムアウトした後、該方法はス テップ148へと進む。ステップ148では、信号リード線50及び52からの 信号が再びサンプリングされ、サンプリングされた電圧信号の大きさは、所定の 第2の基準信号の大きさと比較される。ステップ148で信号リード線50及び 52からサンプリングされた信号が所定の第2の基準信号の大きさよりも大きい 場合、該方法はステップ150へ進む。そうでなければ該方法はステップ142 に戻る。 ステップ150では、前述した200マイクロセカンドタイマーと同じ要領で 300マイクロセカンドのタイマーが起動する。300マイクロセカンドのタイ マーがタイムアウトした後、方法はステップ152へ進む。ステップ152では 、信号リード線50及び52からの電圧信号が再びサンプリングされる。ステッ プ152でサンプリングされた信号リード線50及び52から電圧信号の大きさ が所定の第1の基準信号の大きさよりも大きい場合、電圧信号の立上り時間が速 すぎることから、工具サイクルは発生していない。その代り、信号リード線50 及び52からサンプリングされた電圧信号は、コード化されたデジタルデータで あり得る。該方法はステップ154へと進み、ここで信号リード線50及び52 上のコード化されたデジタルデータの存在が判断される。 信号リード線50及び52で受信した信号がデジタルコード化データでない場 合、該方法は、ネジ込み式締め具ドライバ10が回転していることを信号リード 線50及び52で受理した信号が表わしているか否かを見極めるべくステップ1 56へ進む。ステップ156では、5ミリセカンドタイマーが動作する。5ミリ セカンドタイマーがタイムアウトした後、該方法はステップ158へ進む。ステ ップ158で、信号リード線50及び52上で受理された信号は、 再びサンプリングされる。ステップ158でサンプリングされた信号が所定の第 2の基準信号の大きさよりも大きい場合、その信号は、ネジ込み式締め具ドライ バ10がトルクサイクル下にあることを示すものであり、該方法はステップ16 0へ進む。そうでない場合、信号はランダムノイズ信号か又はその他のスプリア ス信号であり、該方法はステップ142へ戻る。 該方法がステップ160まで進んだならば、信号リード線50及び52で受信 した信号は5ミリセカンドより長い時間所定の第2の基準信号の大きさを上回っ たものの、500マイクロセカンド以下で所定の第1の基準信号の大きさには達 していない。この立上り時間は、受信された信号がネジ込み式締め具ドライバ1 0のトルクサイクルを表示するものであることを示している。図3のRAM11 2上に記憶されたサイクル計数は、図3のマイクロプロセッサ106により1だ けインクリメントされる。この記憶されたサイクル計数は次に、図3のRAM1 12上に記憶される。 ステップ162では、600ミリセカンドのタイマーが動作し、トルクトラン スジューサアセンブリ14により生成される信号を所定の第2の基準信号の大き さ以下に下降させる。600ミリセカンドのタイマーがタイムアウトした後、該 方法はステップ164へ進む。ステップ164では、信号リード線50及び52 で受信した信号がサンプリングされる。サンプリングされた信号が所定の第2の 基準信号の大きさよりも大きい場合には、ネジ込み式締め具ドライバ10の測定 サイクル中にトルクトランスジューサアセンブリ14によって生成される信号は まだ低減されておらず、該方法はステップ166まで進む。ステップ166では 、トルクトランスジューサアセンブリ14により生成された信号を低減させるた め、5ミリセカンドのような所定の期間中、タイマーが起動される。タイマーが タイムアウトした後、該方法はステップ164に戻る。 ステップ164で信号リード線50及び52でサンプリングされた信号が所定 の第2の基準信号の大きさよりも小さい場合、トルクトランスジューサアセンブ リ14により生成された信号は低減させられる。該方法はステップ142へ進み 、ここで信号リード線50及び52における信号は、別のネジ込み式締め具ドラ イバ10サイクルの開始又はデジタルコード化データの送出を検出するため監視 される。 ステップ152に戻って、ステップ152で信号リード線50及び52でサン プリングされた信号が所定の第1の基準信号の大きさよりも大きい場合、これは 、図3のマイクロプロセッサ106による処理のため、デジタルコード化された 指令が信号リード線50及び52を介して受信されたことを表わしている。該方 法はステップ154へ進み、ここで、信号リード線50及び52上で送信される 指令の存在を検査する。ステップ154はステップ168へと進み、4.167 ミリセカンドのタイマーが動作する。 コート化されたデジタルデータが送信されている場合、データは所定のデジタ ルデータ伝送速度で伝送される。例えば、データが300ボーというデジタルデ ータ伝送速度で伝送される場合、1つのデジタルデータビットは1/300つま り3.33ミリセカンド毎に伝送される。従って、この例では、ビット時間は3 .33ミリセカンドである。デジタルデータボー速度は、またデジタルコード化 データがビットの中心付近でサンプリングされる必要から、サンプリング周波数 を決定するその結果、300ボーの速度で伝送されるデジタルコード化データに 対し、データはスタートビットから1.5ビット時間すなわち5ミリセカンド後 にサンプリングされる。この例に適用される図4で示した方法については、0. 5ミリセカン ドに幾分かの付加的処理時間を加えた時間がすでに経過している。従って、第1 のデータビットは、該方法がステップ152に達してから約4.167ミリセカ ンド後にサンプリングされるべきである。 タイマーがタイムアウトした後、信号リード線50及び52で受信された信号 はステップ170でサンプリングされる。ステップ172では、サンプリングさ れたビット数が検査される。8ビットがサンプリングされたならば、該方法はス テップ176へ進む。8ビット未満しかサンプリングされなかった場合、該方法 はステップ174へ進む。 ステップ174では、この例において次のビット時間の中心に達するまでに経 過しなくてはならない時間長である3.33ミリセカンドのタイマーが動作させ られる。タイマーがタイムアウトした後、該方法は、ステップ170に戻り、デ ジタルコード化データの次のビットを測定する。 ステップ172で8ビットがサンプリングされた場合、1バイトのデジタルコ ード化データが受信されており、該方法は、ストップビットの存在を検査するた めステップ176に進む。ステップ176では、信号リード線50及び52で受 信された信号がサンプリングされる。サンプリングされた信号が、論理0又は論 理1のような所定のストップビットと等価の場合には、該方法はステップ178 へ進む。ストップビットがステップ176で検出されなかった場合には、フレー ミング誤りが発生しトルクトランスジューサアセンブリ14により検出された第 1のビットは伝送データバイトの第1のビットではない。該方法はステップ18 2へ進み、ここでフレーミング誤りメッセージが生成される。その後、該方法は ステップ142に戻る。 ステップ176でストップビットが検出された場合には、1つのデータバイト が正しく受信されており、該方法はステップ178に進む。それでも、次に続く データビットが所定のストップビットと同じでありうる確率は50%である。従 って以下に述べる付加的な方法が、データ品質確認のために用いられる。第1の 方法はステップ178で始まり、ここで信号リード線50及び52上で受信した 8ビットは、RAM112上に記憶された正常な指令リストと比較される。これ らの8ビットは、指令の最初の文字を表わす第1のデータバイトである。ステッ プ180で、この第1の文字は、いずれかの正常な指令がこの第1の文字で始ま るか否かを見極めるためにテストされる。いかなる正常な指令もこの第1の文字 で始まらない場合には、指令伝送又はデータ受信において誤りが発生しており、 該方法はステップ142へ戻る。1つ又は複数の指令が第1の文字によって定義 される場合、該方法はステップ184へ進む。 ステップ184では、53ミリセカンドのタイマーが始動し、その後該方法は 、53ミリセカンドのタイマーが動作してステップ186へ進む。ステップ18 6では、信号リード線50及び52上で受信された信号がサンプリングされる。 ステップ188では、ステップ186でサンプリングされた信号は、それがスタ ートビットであるか否かを見極めるためにテストされる。その信号がスタートビ ットである場合、該方法はステップ192へ進む。そうでなければ、該方法はス テップ190へ進む。 ステップ190では、53ミリセカンドのタイマーによりタイムアウトを検査 する。53ミリセカンドのタイマーがタイムアウトしている場合には、もう1つ のバイトのためのスタートビットが出現することなく53ミリセカンドが経過し ており、受信タイムアウトが生じている。このとき、該方法はステップ142へ 戻って、デー タの伝送又はネジ込み式締め具ドライバ10のトルクサイクルの出現を待機する 。53ミリセカンドのタイマーがタイムアウトしていなかった場合には、受信タ イムアウトは起こっておらず、該方法はステップ186に戻る。 ステップ188でスタートビットが検出された場合、第1のデータビットの存 在についてテストできるよう、ステップ192で4.167ミリセカンドのタイ マーが動作させられる。4.167ミリセカンドのタイマーがタイムアウトした 後、該方法はステップ194まで進む。ステップ194において、信号リード線 50及び52で受信した信号がサンプリングされる。次のバイトの8ビット全て がステップ196でサンプリングされたなら、該方法はステップ200へ進む。 そうでなければ、該方法はステップ198へ進む。ステップ198では、次のビ ットについてテストできるよう3.33ミリセカンドのタイマーが動作させられ る。3.33ミリセカンドのタイマーがタイムアウトした後、該方法はステップ 194へ戻る。 ステップ200において、信号リード線50及び52で受信された信号は、ス トップビットの出現についてテストするためサンプリングされる。サンプリング された信号がストップビットである場合、該方法はステップ204へ進む。サン プル信号がストップビットでない場合には、フレーミング誤りが発生しており、 該方法はステップ202へ進む。ステップ202では、フレーミング誤りが宣言 され、該方法はステップ142に戻る。 ステップ204では、現データバイト及び以前に受理したバイトの8つのビッ トは、図3のマイクロプロセッサ106により、RAM112上に記憶された正 常な指令リストと比較される。ステップ206で、受信したバイトが正常な指令 と相関関係をもつことがわ かった場合、該方法はステップ208まで進む。そうでなければ、データ生成又 は伝送誤りが発生しており、該方法はステップ142まで戻る。ステップ208 では、完全な指令が受信されたか否かが見極められる。完全な指令が受信された 場合、該方法はステップ210へ進む。そうでなければ、該方法は転送を完了す るためのステップ192に戻る。 ステップ210では、完全な指令がすでに受信されている。次に、受信したメ ッセージの制御レコード検査ビット(CRC)が正しいか否かが見極められる。 CRCは、メッセージから受信したデータから誘導される数値であり、伝送から 受信されたデータの品質を確認するのに使用される。伝送されたCRCが、受信 したデータから決定されたCRCと等しい場合、CRCは、正であり、該方法は ステップ214まで進む。伝送されたCRCが、受信したデータから決定された CRCと等しくない場合、CRCは負である。負のCRCは、データ伝送内で誤 りが起こったことを表わしており、該方法はステップ212へ進み、ここでCR Cの誤りが宣言される。次に、該方法はステップ142へ戻って、データの伝送 又はネジ込み式締め具ドライバのトルクサイクルの出現を待つ。 伝送されたCRC値が、ステップ210でデータから誘導されたCRC値に等 しいことが決定された場合、該方法はステップ214へ進み、ここで指令は図3 のマイクロプロセッサ106によって処理される。例えば、1つの指令によって 、信号リード線50及び52上でRAM112又はEEPROM110内に記憶 されたデータをマイクロプロセッサ106に伝送することが可能である。ステッ プ214でマイクロプロセッサ106により指令が処理された後、該方法はステ ップ142に戻って、さらなるデータの伝送又はネジ込み式締め具ドライバ10 のトルクサイクルの出現を待つ。 動作においてトルクトランスジューサアセンブリ14は、当初おもり試験によ り較正されている。較正試験中、較正データ、工具速度データ、工具トルク能力 データ及びその他の適切なデータがEEPROM110に記憶され、そこから検 索される。このデータをトルクトランスジューサアセンブリ14のEEPROM 110上に記憶し、ここからこれを検索する。これにより、較正機器に工具が接 続されたときにデータを容易に読取ることができるため、通常工具の較正に付随 する工具の追跡及び取扱いが緩和される。 工具が較正された後、信号リード線50及び52上でトルクトランスジューサ アセンブリ14のマイクロプロセッサ106に対し、デジタルコード化データが 転送される。このデータには、マイクロプロセッサ106がEEPROM110 又はRAM112に信号リード線50及び52の上で転送されたデジタルコード 化データを記憶し、EEPROM110又はRAM112からデジタルコード化 データを検索するか、又はその他の適切な指令を処理するようにさせる、マイク ロプロセッサ106のための動作命令を含む可能性がある。較正手順が完了した 後、将来の使用のためにセーブされなくてはならないRAM112上に記憶され たデータは全て、トルクトランスジューサアセンブリ14に対する電力の中断に 先立ちEEPROM110上に記憶されなくてはならない。 工具が使用のため工場から現場に戻された後、トルクトランスジューサアセン ブリ14は、工具が受けるトルクサイクルの数を監視する。信号リード線50及 び52上で受信された信号が、所定の第2の基準信号の大きさを上回る場合、マ イクロプロセッサ106は、信号が、トルクサイクルとしてそれを識別するよう な波形を有するか否かを決定するべく、信号をサンプリングし続ける。一定の期 間内で信号が所定の第1の基準信号の大きさを上回った場合には、 信号は過度に速く立上り、1つのトルクサイクルによって生成され得ない。一方 、信号が適切な速度で立上り、所定の第2の基準信号の大きさより上であるが所 定の第1の基準信号の大きさよりも下に充分な期間とどまる場合、信号はそれを ネジ込み式締め具ドライバ10のトルクサイクルとして識別するような波形をも つ。マイクロプロセッサ106は、このときRAM112上に記憶されたトルク サイクルの数を増分する。 前述のとおり、RAM112上に記憶されたあらゆるデータは、電力の中断に 先立ちEEPROM110へと移送されなくてはならず、そうでなければデータ は失なわれることになる。従って、トルクトランスジューサアセンブリ14によ って測定されたトルクサイクルの以前に記憶されたサイクル計数は、トルクトラ ンスジューサアセンブリ14に最初電力が印加された後EEPROM110から 検索され、RAM112上に記憶されなくてはならない。記憶されたサイクル計 数を、その後、ネジ込み式締め具ドライバ10が使用されている間に、更新し、 RAM112上に記憶させることができる。電力の中断に先立ち、RAM112 上に記憶されたトルクサイクル計数を次にEEPROM110上に記憶させるこ とができ、かくしてEEPROM110へ書込むべき回数は減少し、EEPRO M110の寿命は延びる。 当業者であれば、当該方法の各ステップを、本発明の精神又は範囲から逸脱す ることなく変更又は削除できるということが認識できるだろう。例えば、一定期 間についてのタイマーの実行を内含するいずれかのステップを変更して、適切な 任意の期間のタイマーを動作させることも可能である。同様にして、サンプリン グ、サンプリングされた信号の試験、指令の処理、データの記憶又は検索或いは その他の類似の機能の順序を、本発明の精神又は範囲から逸脱する ことなく変えることも可能である。 本発明を詳述してきたが、添付のクレームにより定義されるとおりの本発明の 精神及び範囲から逸脱することなく、さまざまな変更、置換及び修正をこれに加 えることができるということを理解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月7日(1998.12.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.工具上に設置されたトルクトランスジューサと共に使用される回路を用い てデータを処理する方法であって、 − トルクトランスジューサの少なくとも1つのリード線からの信号をサンプ リングすること;及び − 前記信号がデジタルデータ信号又はアナログ信号のいずれであるかを決定 するため信号オーバタイムの大きさをサンプリングすること; から成る方法。 2.さらに、工具のトルクサイクル又はその較正サイクルのいずれが生じたか をアナログ信号から見分けることを含む 請求項1に記載の方法。 3.さらに、メモリ内にデジタルデータを記憶することを含む請求項1に記載 の方法。 4.デジタルデータはトルクトランスジューサと共に使用される工具の状態デ ータ、トルクトランスジューサと共に使用される工具の較正データ、及びトルク トランスジューサと共に使用される工具の工具識別データのうちの1つを含む、 請求項1に記載の方法。 5.さらに、工具のトルクサイクルが生じたか否かを前記信号から決定するこ とを含む請求項1に記載の方法。 6.さらに、トルクサイクルが生じた場合、回路のデータメモリデバイス上に 記憶されたサイクル計数をインクリメントすることを含む請求項5に記載の方法 。 7.さらに、メモリからサイクル計数を読取ることを含む請求項6に記載の方 法。 8.少なくとも1本のリード線上に読取りサイクル計数を送出す ることを含む請求項7に記載の方法。 9.信号オーバタイムの大きさのサンプリングは、サンプリングされた信号を 第1の基準電圧と比較すること、サンプリングされた信号が第1の基準電圧を上 回った場合、コード化されたデジタルデータに対する信号をチェックすること、 及びサンプリングされた信号を第2の基準電圧と比較することを含み、さらに信 号が所定の時間第2の基準電圧より上にある場合、回路のデータメモリデバイス 上の記憶されたサイクル計数をインクリメントすることを含む請求項1に記載の 方法。 10.− デジタルコード化データの1つ又は複数のビットを受信すること; − デジタルコード化データの1つ又は複数のビットからバイトを形成するこ と; − データメモリデバイス内に記憶された指令リスト内の各指令の第1のバイ トと受信した第1のバイトを比較すること;及び − 受信した第1のバイトが指令リスト内の少なくとも1つの指令の第1のバ イトと整合する場合、次のバイトを受信すること; をさらに含む請求項1に記載の方法。 11.工具上に設置されたトルクトランスジューサと共に使用される回路を用い てデータを処理する方法であって、 − トルクトランスジューサからの信号をサンプリングすること; − 信号オーバタイムの大きさをサンプリングすることにより、工具のトルク サイクル又はもう1つのサイクルのいずれが起こったかを前記信号から決定する こと;及び − トルクサイクルが生じた場合、回路のデータメモリデバイス上に記憶され たサイクル計数をインクリメントすること; を含むことからなる方法。 12.さらに、回路のデータプロセッサを用いてコード化されたデジタルデータ を受信することを含む請求項11に記載の方法。 13.さらに、回路のデータプロセッサを用いてコード化されたデジタルデータ を送出することを含む請求項11に記載の方法。 14.もう1つのサイクルは、工具の較正サイクルである請求項11に記載の方 法。 15.− 少なくとも1つの信号リードを有し、加えられたトルクに応答して信 号リード線を介して転送されるトルク信号を生成するトルクトランスジューサ; − トルクトランスジューサに結合され、トルク信号を転送する信号リード線 を介してデジタルコード化データを送受信し、そしてアナログ信号から信号リー ド線に沿って転送されるデジタルデータを見分けるプロセッサ;及び − デジタルコード化データを記憶し、プロセッサに結合されたデータメモリ; を含む回路アセンブリ。 16.さらに、データメモリ、プロセッサ及びトルクトランスジューサが中に収 納されるトルクトランスジューサハウジングを含む請求項15に記載の回路アセ ンブリ。 17.デジタルコード化データは、トルクトランスジューサと共に使用される工 具の状態データ、トルクトランスジューサと共に使用される工具の較正データ又 は工具識別情報が含まれる請求項15に記載の回路アセンブリ。 18.さらに、プロセッサに結合され、励起信号を受信し中心基準信号を出力す る仮想グランド発生器を含む請求項15に記載の回路アセンブリ。 19.プロセッサは、さらに工具の較正サイクルからトルクトランスジューサと 共に使用される工具のトルクサイクルを自動的に見分けるため、信号リード線に 沿って転送されたアナログ信号を評価する請求項15に記載の回路アセンブリ。 20.プロセッサは、アナログ信号オーバタイムの大きさをサンプリングするこ とにより、トルクサイクルを較正サイクルから見分ける請求項19に記載の回路 アセンブリ。 21.デジタルコード化データは、プロセッサのための動作命令が含まれる請求 項15に記載の回路アセンブリ。 22.少なくとも1つの信号リード線は、トルクトランスジューサに電圧を印加 するための2本の励起リード線を含む請求項15に記載の回路アセンブリ。 23.プロセッサは、トルクサイクルが生じた時を見極める請求項15に記載の 回路アセンブリ。 24.プロセッサは、トルクサイクルが起こったことを見極めた時、記憶された サイクル計数をインクリメントする請求項23に記載の回路アセンブリ。 25.さらに、サイクル計数を記憶する手段を含む請求項24に記載の回路アセ ンブリ。 26.アナログ信号は、トルク信号を含む請求項15に記載の回路アセンブリ。 27.プロセッサは、デジタルコード化データを入力し検索するためにデータメ モリにアクセスする請求項15に記載の回路アセンブリ。 28.プロセッサは、信号オーバタイムの大きさをサンプリングすることにより 、信号リード線に沿って伝送されたデジタルデータをアナログ信号から見分ける 請求項15に記載の回路アセンブリ。 29.プロセッサは、信号リード線から動作命令を受信する請求項15に記載の 回路アセンブリ。 30.プロセッサに結合されたデータ送信スイッチ及び信号リード線をさらに含 み、データプロセッサは、信号リード線上にデジタルデータをコード化するため データ送信スイッチをオン及びオフに切換える請求項15に記載の回路アセンブ リ。 31.− 加えられたトルクに応答してアナログトルク信号を生成するトルクト ランスジューサ; − アナログトルク信号を伝送するためのリード線;及び − トルクトランスジューサに結合され、リード線を介してデジタルデータを 送受信し、デジタル信号をアナログトルク信号と見分けるプロセッサ; を含んで成る回路アセンブリ。 32.プロセッサは、工具のトルクサイクルが生じたか否かをアナログトルク信 号から決定する請求項31に記載の回路アセンブリ。 33.プロセッサは、トルクサイクルが生じた場合に、データメモリデバイス上 に記憶されたサイクル計数をインクリメントする請求項32に記載の回路アセン ブリ。 34.− 加えられたトルクに応答してアナログトルク信号を生成するトルクト ランスジューサ; − アナログトルク信号を伝送するためのリード線;及び − トルクトランスジューサに結合され、アナログトルク信号がトルクトラン スジューサと共に用いられる工具のトルクサイクルか工具の較正サイクルのいず れであるかを決定するプロセッサからなる回路アセンブリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スコール,エドウィン シー. アメリカ合衆国,ミシガン 48340,ポン ティアク,ギャンブレル 1397,アパート メント 204 (72)発明者 リッチー,マイケル アメリカ合衆国,ミシガン 48340,フェ ントン,アルコイ ドライブ 12197 (72)発明者 ウィッパーマン,ロイド エイチ. アメリカ合衆国,ミシガン 48306,ロチ ェスター ヒルズ,セイレム コート 3313

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トルクトランスジューサと共に使用する回路であって、 − 加えられたトルクに応答して信号を生成するべく動作可能なトルクトラン スジューサ − トルクトランスジューサによって生成される信号を受信する、トルクトラ ンスジューサに結合されたデータプロセッサ;及び − その中にデータプロセッサ及びトルクトランスジューサを収納するトルク トランスジューサハウジング; から成る回路。 2.励起信号を受信し、そして中心基準信号を出力する、データプロセッサに 結合された仮想アース発生器をさらに含む、請求項1に記載の回路。 3.データプロセッサに結合されたデータ送信スイッチ及び信号リード線をさ らに含み、データプロセッサは、信号リード線上のデジタルデータをコード化す るべくデータ送信スイッチをオン及びオフに切換える、請求項1に記載の回路。 4.データ送信スイッチは、電界効果トランジスタである請求項3に記載の回 路。 5.− トルクトランスジューサハウジング内に収納され、データプロセッサ からデジタルコード化されたデータを受信しデジタルコード化されたデータを記 憶する、データプロセッサに結合されたデータメモリ; − 及びデータメモリからデジタルコード化されたデータを読みとるデータプ ロセッサ; をさらに含む、請求項1に記載の回路。 6.データメモリは電気的消去可能なプログラマブル読取り専用 メモリであり、データプロセッサはさらに前記電気的消去可能なプログラマブル 読取り専用メモリにデータを記憶する請求項5に記載の回路。 7.データメモリは、ランダムアクセスメモリである請求項5に記載の回路。 8.データメモリは電気的消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ及びラ ンダムアクセスメモリであり、データプロセッサはさらにデータを電気的消去可 能なプログラマブル読取り専用メモリ及びランダムアクセスメモリにデータを記 憶する請求項1に記載の回路。 9.トルクトランスジューサは、抵抗ひずみゲージ素子ブリッジである請求項 1に記載の回路。 10.トルクトランスジューサと共に使用するための回路であって、 − 加えられたトルクに応答して信号を生成するトルクトランスジューサ; − トルクトランスジューサにより生成された信号を受信するデータプロセッ サ; − データプロセッサに結合された第1のデータメモリデバイス; − データプロセッサに結合された第2のデータメモリデバイス; を含み、第1のデータメモリ及び第2のデータメモリは、データプロセッサから デジタルコード化データを受信し、そのデジタルコード化データを記憶し、そし てデータプロセッサは第1のデータメモリと第2のデータメモリからデジタルコ ード化データを読取ることから成る回路。 11.データプロセッサ、第1のデータメモリデバイス、及び第2のデータメモ リデバイスが中に収納されてたトルクトランスジューサハウジングをさらに含む 請求項10に記載の回路。 12.第1のデータメモリデバイスは電気的消去可能なプログラマブル読取り専 用メモリであり、第2のデータメモリデバイスはランダムアクセスメモリである 請求項10に記載の回路。 13.データプロセッサに結合されたデータ送信スイッチ及び信号リード線をさ らに含み、データプロセッサは、信号リード線上にデジタルデータをコード化す べくデータ送信スイッチをオン及びオフに切換える請求項10に記載の回路。 14.データ送信スイッチは、電界効果トランジスタである請求項13に記載の 回路。 15.トルクトランスジューサは、ひずみゲージである請求項10に記載の回路 。 16.データメモリを伴うトルクトランスジューサであって、 − 加えられたトルクに応答して信号を生成するトルクトランスジューサ; − トルクトランスジューサに結合され、デジタルコード化データを記憶する データメモリ;及び − データメモリ及びトルクトランスジューサが中に収納されたトルクトラン スジューサハウジング; を含むことから成る、データメモリを伴うトルクトランスジューサ。 17.データメモリは、電気的消去可能なプログラマブル読取り専用メモリから なる請求項16に記載のトルクトランスジューサ。 18.データメモリは、ランダムアクセスメモリからなる請求項16に記載のト ルクトランスジューサ。 19.データメモリは、電気的消去可能なプログラマブル読取り専用メモリ及び ランダムアクセスメモリからなる請求項16に記載のトルクトランスジューサ。 20.データ処理能力を有するトルクトランスジューサを含むシャフトに加えら れたトルク量を測定し記録するためのシステムであって、 − シャフトに加えられたトルクを電気信号に変換するトルクトランスジュー サ; − その電気信号を受信するデータプロセッサ; − データプロセッサから受信したデジタルコード化データを記憶するデータ メモリ;及び − トルクトランスジューサ、データプロセッサ及びデータメモリを内含する トルクトランスジューサハウジング; から成るシステム。 21.データプロセッサは、電気信号がトルクサイクルを表示した時を検出し、 さらに各々のトルクサイクルが検出された時にデータメモリに記憶されたトルク サイクルの数をインクリメントする請求項20に記載のシステム。 22.データプロセッサは、電気信号がトルクサイクル及び較正サイクルを表示 した時それを検出し、さらに各トルクサイクルが検出された時にデータメモリに 記憶されたトルクサイクル数をインクリメントする請求項20に記載のシステム 。
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