JP2001516929A - 注文処理装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
Description
よび方法に関する。
ソースからなる注文を行う非常に種々様々なシステムが現在使用されている。上
記一組のユーザは、他の数量の他のリソースとの交換を進んで行う。このような
システムとしては、ユーザまたはユーザが提出したジョブに、リソースを配分し
、計算する、コンピュータ・スケジューリング・システム;配電システムに、異
なるコストの異なる燃料で発電した電力を供給する発電プラント;異なる内部プ
ロセスまたはソフトウェア・アプリケーションに、メモリおよびI/D帯域幅の
ようなリソースを配分するコンピュータ・プロセッサ;および他の金融証書と引
き換えに、株式または通貨のようなリソースまたは金融証書を売買するための金
融取引装置等がある。
た。その第一例としては、特定の数量のあるリソースを、その量のそのリソース
を買いたいという他のユーザとの間で取引成立させる二元的取引きがある。コン
ピュータ・ジョブのスケジュールを作成する際の、その第二の例としては、順繰
りに、各ユーザに順次プロセッサの時間の一部を割り当てるプロセスがある。
分が最適に行われないという欠点を持っている。例えば、供給と需要が一致しな
いし、またコンピュータ内部において、CPUのサイクルが無駄に遊んでいるの
に、負荷のピーク時には、コンピュータの動作が、プロセッサ時間、メモリ、I
/O帯域幅のような使用できるリソースの一つにより制限を受けるという結果に
なる。スケジューリング・システムは、必ずしもジョブがリアルタイムで処理し
なければならないものなのか、またはバッチ処理できるものなのかというような
、ジョブの優先権を考慮にいれるとは限らないし、時間の一部をユーザに順次割
り当てるという方法は、単なる妥協案に過ぎない。この取引きを成立させるとい
う方法は、二元的取引成立システムの場合には、非常に大口の注文は、多数の小
口の注文に分割しない限り、決して取引きが成立することはないので、注文の量
を一致させなければならないという点で効率が悪い。また、二元的取引成立シス
テムは、二つの以上の金融証書を含む、二元的取引成立システムの取引成立の場
合には、一般的取引きの成立を発見することができず、そのため、最適な取引成
立を発見することができないので、これもこのひ取引成立方法を非効率なものに
している。金融市場においては、このことが、現金化できない原因になり、その
ため、ちょっと考えた場合にはそのようには思われないのだが、市場の不安定を
招きかねない。
。
ユーザが注文を入力することができ、また複数のターミナルに接続することがで
きる、中央サーバを備える。上記中央サーバは、ネットワークを通して、上記タ
ーミナルからユーザの注文を受注するための通信手段と;、特定のユーザが注文
した特定の第一リソースを指定する要素のアレーの形で受注したユーザの注文を
記憶するための、第一の記憶手段と;それぞれが、成立対象の特定の注文の割合
を表わす係数のアレーを記憶するための第二の記憶手段と;上記第一の記憶手段
から、上記注文を検索し、少なくとも一つの予め定めた調整可能な制約、および
少なくとも一つの予め定めた調整可能な基準に対して、上記係数の最適化した一
組の数値を計算し、上記第二の記憶手段内に、上記の最適化した係数を記憶する
ための処理手段とを備える。上記通信手段は、また、処理した注文およびその各
係数を送信するためのものでもある。
法を提供する。この方法は、下記のステップからなる。すなわち、それぞれ、特
定のユーザが注文した、特定の第一のリソースを指定している注文をユーザから
受注し、それらを第一の記憶手段内にアレーの形で記憶するステップと;それぞ
れが、成立対象の特定の注文の割合を表わす、一組の係数を計算するために、上
記第一の記憶手段から検索した上記注文を処理するステップと;少なくとも一つ
の特定の調整可能な制約、および少なくとも一つの予め定めた調整可能な基準に
対して、上記係数の数値を最適化するステップと;第二の記憶手段内に、上記の
最適化した係数の数値を記憶するステップと;処理した注文およびその各係数を
出力するステップとを含む。
適化した解決方法を入手することができる。この解決方法は、どんな数量の特定
の受注文にも適用することができる。この取引成立は、公平な方法で行うことが
でき、取引きが行われている特定のリソースに対して透明である。取引システム
の効率を改善する、本発明の実施形態を使用すれば、現金化できないという問題
を軽減することができる。
単に例示としてのものに過ぎない。
サーバ10と、ユーザが注文を入力する複数のターミナル12とを備える。ター
ミナル12は、適当なソフトウェアを実行している、従来のパソコン(PC)で
あってもいいし、専用の取引ターミナルであってもいい。各ターミナル12は、
ネットワーク16を通して、ターミナル12から中央サーバ10に注文を送信す
るための、インターフェースおよび/またはモデムのような、通信手段14を備
える。
ップまたは磁気テープのようなデバイスであってもいい。この異なる記憶手段は
、共通のチップまたはディスク内に異なる領域を含むこともできるか、いくつか
の異なる物理的デバイスの間で分散させることもできる。もっと詳細に説明する
と、中央サーバは、受注したユーザの注文を、その要素が、特定のユーザが注文
した特定の第一のリソースの数量を指定するアレーの形で記憶するための第一記
憶手段18と、それぞれが、成立対象の特定の注文の割合を示す係数のアレーを
記憶するための、第二の記憶手段20を備える。
ット(CPU)のような処理手段22を備える。処理手段22は、第一記憶手段
18から、注文を検索し、少なくとも一つの予め定めた調整可能な制約、および
少なくとも一つの予め定めた、調整可能な基準に対する、上記係数の最適化した
一組の数値を計算し、上記第二の記憶手段20に、上記の最適化した係数の数値
を記憶するための処理手段22とを備える。
注文およびその各係数を送信するために、中央サーバ10内に位置する。ネット
ワーク16を通しての、ターミナル12と中央サーバ10との間の通信は、好適
には、TCP/LPのような汎用規格およびプロトコルにより行い、例えば、イ
ンターネット・ブラウザのような、一般的使用されているインターフェースを使
用して行うことが好ましい。この通信は、インターネットのようなネットワーク
を通して、または仲介システムのすべてのユーザがリンクされ、中央サーバによ
り管理されるイントラネットを通して行うことができる。ユーザが入力した注文
は、自動的にリアルタイムで、サーバに送られ、本明細書で説明する最適な方法
で、(その長さおよび周波数が、サーバ内のソフトウェアにより制御される)バ
ッチの形で比較される。
形態は、同じ番号がついている、図1に示すすべての機能および追加の機能を含
む。追加の機能は、個々に、または組合せて、図1の装置により使用することが
できる。中央サーバ10は、さらに、各取引リソースと、少なくとも一つの他の
リソースとの間の、現在の為替相場を表わすデータのアレーを記憶するための第
三の記憶手段26を備える。上記為替相場は、上記処理手段22により検索する
ことができる。処理手段22は、また、以下に説明する成立した注文の流れに基
づいて、第三の記憶手段26内で、為替相場データを計算し、更新することもで
きる。上記記憶手段18に記憶された新しい注文は、さらに、上記第一の注文の
代わりの特定の第二のリソースを指定する。
中央サーバ10に送信する前に、それら注文を集計するサブサーバ28を通して
、中央サーバ10に接続される。一つ以上のサブサーバ28を設置することがで
きるが、これらサブサーバ28は、それぞれが、ある特定の領域内においてユー
ザからの注文を集計するように、地理的別々に設置することができる。
るために、もう一つの装置30に送信する。このもう一つの装置30は、成立し
た注文に基づいて、ユーザの銀行口座に借方および貸方に記入するというような
機能を行う。
ーザとの相手方の立場をとることにより、注文処理に参加する仲買業者を必要と
する。このようにして、仲買業者は、システム内で行われるすべての取引きの相
手方となる。
、またその条件に従って、以下に説明するある基準に対して、注文の比較を確実
に最適なものにする。
指し値注文を、可能な最適な範囲内で成立させるように、入手できる注文の流れ
を通して探索することができる、「無限に賢い」仲買業者をシミュレーションす
ることである。仲買業者の観点から見て、最適なものを決定する可能な基準はい
くつかあるが、このシステムが採用したアプローチは、「多数の最適化基準」を
「カスケード」状に配列するという方法である。このことは、ソフトウェア内で
制御することができる方法で行われる。すなわち、(システムを運用する)仲買
業者は、最も重要なものから最も重要でないものまで、最適化基準をランクづけ
ることができる。このランキングにより、上記アルゴリズムは、最初に、第一の
最適化基準の意味内で、最善の全体の比較を探索する。一組の最適な解決方法を
発見した場合には、上記アルゴリズムは、第二の基準に対して同様に最適である
、もっと小さい組を探索する。このシステムが勧める最も自然な設定は、最初に
、(成立させることができる注文の流れの最大の部分に対する)数量を最適化し
、その後で、仲買業者の儲けを最適化する方法である。仲買業者は、単に自分の
儲けを最も多くすることにより、手数料を手に入れるものと仮定する。しかし、
他の解決方法も使用することができ、オペレータまたは規レギュレータにより、
リアルタイムで選択することができる。
そのクレジットの限度を設定し、マージンを決定し、上記クレジットの限度を中
央コンピュータに送信し、それにより、注文がクレジットの限度を超えた場合に
は、その分だけ注文をカットする手形交換組合銀行のような、中間機関を通して
サインすることができる。
注文、例えば、二つ以上の金融証書を含む注文、指定の先物、未処理の金融証書
の指定の金額の支払い、または受取りに関する契約を含む注文、および将来の未
処理の金融証書を取引きするためのオプションを含む注文を処理することができ
る。「仲買業者にリスクを与えないという」制約は、用途に含まれる証券のタイ
プより種々の方法で定義される。
である。:バッチ内の仲買業者の全体の取引きは、マイナスの係数を含まない。
すなわち、仲買業者は、各未処理の金融証書内に個々のマイナスでない金額だけ
を保持する。
りを行う契約だけを含むすべての注文)。制約は下記のとおりである。すなわち
、バッチ内の仲買業者の全体の取引きに対して、いかなる時点においても、いか
なる未処理の金融証書内の(この取引きの前の任意のポジションを算入しない)
仲買業者の累積ポジションは、マイナスであってはならない。
ある。すなわち、市場内の他の参加者による取引成立の結果としての、保持して
いるオプションの実行または部分的実行のすべてのシナリオの下で、仲買業者は
、未処理の金融証書の結果としての流れが事例2の制約を満足させるように、(
同様に、取引成立の結果としての)自分自身のオプションを実行することができ
る。
ティブである場合、すなわち、注文が、用語解説のところで説明するように、用
語解説内に記載したような方法で処理される、リソース空間の有限な数の要素、
PF(+)xTにより表わされる、リソースの流れにより表わせれる事例につい
て説明する。上記注文は、(通貨、配当金またはマイナスの数値を含まない事実
上すべてのもののような)未処理の金融証書の、有限な数のポートフォリオによ
り表わされる。各ポートフォリオは決済を持つ。
リオ内の、ある種の相互に同意したリソースの流れを示す。取引き中、そのよう
な一つのポートフォリオが、もう一つのそのようなポートフォリオに対して提供
される。上記注文は、単一のデリバティブを定義する、上記一組の要素の定義内
に定義されている決済日に、現在購入が行われているポートフォリオに対して、
現在の売りにでているポートフォリオの構成要素を支払うために、取り消せない
確約に進んで入ることを表わしている。
日付を含む)および金融市場で現在取引きされているスワップ(任意の多くの決
済日を含む)がある。
つPF内の一点に対応する。これら二つの座標の数値は、現在の入手または「買
入れ」が行われている、他のリソースと交換に対して放棄または「売り」出され
ている、一つのリソースの数量を表わす。PF内の他のすべての座標はゼロであ
る。すなわち、その単一の注文に対しては、ただ二つのリソースだけが含まれる
。金融証書が未処理の状況は、単に注文が、通常は、現在である、同じ決済日を
持つことを意味する。
のところで定義するものに対応する制約である。これら制約は、下記のとおりで
ある。
書内のすべてのリソースの流れとして定義される、任意の決済日の仲買業者の儲
けは、すべてのの未処理の金融証書内においてマイナスであってはならない。こ
の「マイナスでない」という制約は、任意の将来の決済日において、仲買業者が
、任意のリソース金融証書内で、ショート・ポジションを持たないことを意味す
る。
るためのものである。この場合、j=1...Nであり、アルファ(j)は注文
jの受け入れの度合である。好適な設定内のこれら関数の最初のものは、マトリ
ックス・アルファ.Fの要素の絶対値の合計である。この場合、Fは、(アルフ
ァ.Fが、マトリックスの積ではなく、アルファの各行が掛けられたFのスカラ
掛け算の結果としてのマトリックスを指す場合、(すなわち、アルファ[j]に
行F(j、1),...,F(j、k)、j=1...N)を掛けらる場合)、
そして決済日が無視される場合に)、その(j、k)要素が、j番目の注文で買
われたか、または売られたk番目の未処理の金融証書の金額を示す)、注文マト
リックスである。
む注文は、他の単一のリソースに対して、ある単一のリソースが提供される特殊
な例である。
取引きのその部分は、その指定の決済日に、指定の未処理のリソースのポートフ
ォリオ内に組み入れられ、取引きの各参加者は、(注文の構成要素の符号に従っ
て)受取リまたは引渡しを行わなければならない。
も含む場合については以下に説明する。すでに説明したように、単一のデリバテ
ィブとオプションとの間の違いは、オプションの場合には、リソースの流れは、
オプション取引きの参加者の一人の判断で実現されることである(オプションの
ロング・ポジションの保持)。この場合、仲買業者は、他の参加者が、注文の流
れ内で発生する最後の決済日において何をしようと、その参加者は、エクスポー
ジャを持っていてはならない。すなわち、その参加者は、すべての金融証書内に
マイナスのポジションを持っていてはならない。その参加者は、そのオプション
内のロング・ポジション、およびショート・ポジションで発生する、決済日の数
に等しい多数のステップにより、帰納的に定義される戦略によりこのことを行う
。この帰納は、最近のオプションの決済日からスタートする。仲買業者は、単一
のデリバティブの場合のように、安全な領域の境界を計算し、それに従って引き
受けの係数を計算する。上記帰納により、上記参加者は、その後で、その参加者
が、最終的に、注文の流れの中で発生する最も早いオプションの日付に対する、
適当な領域(すなわち、係数)を発見するまで、すべての前の領域の境界、すな
わち、最も早い計算を持つオプション注文の引き受けの係数を選択する。
する。
られ、集計され、中央サーバに送信される。ステップS2においては、中央サー
バは、ユーザから直接注文を受注し、ステップS1においてサブサーバが集計し
た注文、および前のバッチからの未記入の注文を受注する。中央サーバは、受注
した注文をバッチの形にする。このバッチは、数量が域値、または前のバッチか
らの経過時間の固定の数値を超えた時に終わったと判断される。ステップS3に
おいては、上記の注文のバッチは、第一の記憶手段に記憶される。
為替相場データを検索し、第一記憶手段から注文のバッチを検索する。
ために、注文の処理が行われる。
は1より小さいかまたは等しく、また0より大きいかまたは等しくなければなら
ず、仲買業者は、決してどのようなリスクにも曝されないというような制約を受
ける。係数は、成立した注文の全数量を最大にし、仲買業者の儲けを最大にする
というような、特定の基準に対して最適化される。最適化は、ソフトウェア・モ
ジュールにより行われる。最適な解決方法が発見された場合には、システムは、
ステップS7に進む。最適な解決方法を発見されないまま、予め設定した時間が
経過した場合には、システムはステップS8に進む。
を出力する。ステップS8においては、最適化ルーチンは、一組の次に最適な係
数の数値を表わすデータを出力する。
すデータが、第二の記憶手段に記憶される。すべての最適化基準が適用された場
合には、システムはS10に行く。そうでない場合には、システムは、次の基準
に対する比較を最適化するためにS6に戻る。多数の(通常は、数量を最大にし
、仲買業者の儲けを最大にする二つの)最適化基準が順次適用される。
される。この出力は、ユーザおよび注文を成立させるための機構に送られる。
に基づいて、取引き中のリソースのための為替相場データを計算する。第三の記
憶手段内において、上記為替相場データを更新するために、新しい為替相場デー
タが使用される。為替相場データは、また、システムのユーザに送られる。
あり、それらを注文したユーザが撤回していない注文であって、注文後指定の時
間が経過していない注文が送り返され、次のバッチ内で、ステップS2において
ユーザから受け取った任意の新しい注文により処理される。
のアルゴリズムの参考文献は下記のとおりである。
ズム、コンビナトリカ 4:373−395ページ。
よびアルゴリズム、内部ポイント・アプローチ、J.ウイリ、1997年 B.ジャンセン C.ルース、T.タラキ著、最適化、理論および応用の対数
的バリヤ方法Jに基づく、リニア・プログラミングのためのJ−Ph Vial
Primal−Dualアルゴリズム 83:1−26ページ、1994年 R.セドゲビック著、C++内のアルゴリズム、アジソン・ウエズリ、199
2年 W.H.プレス等著、Cによる数字レシペ、2版、ケンブリッジ、1992年 非常に単一な状態の市場状況の中でも、本発明の中核である一致発見アルゴリ
ズムは、使用することができるこの装置の機能のいくつかの例は、二元的取引成
立の従来の方法と比較した場合優れたものである。
分である取引きにより説明する。もちろん、これは、実際の市場の状況を理想化
したものであり、その内部においては、為替相場が含まれれいて、商品の数は、
取引きの数とは異なっているが、このような場合でも一般的な方法を説明するこ
とができる。
の要素)として書き表される。市場の観点から見た場合、すべての順列は、所与
のリソース配分から最適なリソース配分の変化、すなわち、市場参加者の間の好
適な取引きを同じ可能性で表現する。しかし、従来の(電子または在来の)取引
き環境で行うことができるこれら取引きは、これら順列の間では非常にまれにし
か行われない。これらは、交換による位置の移動の結果得られるものである。一
般的にいって、任意に選択した順列が、交換による位置の移動のようになる確率
は、Nが無限大に近づくにつれて、指数的に0に向かって収束する。
、取引成立アルゴリズムが、非常に特殊な形の順列だけではなく、任意の形の順
列に対応する注文を成立させることができることである。このことは、従来の取
引装置によりそうする場合の確率と比較した場合、本発明により成立(取引成立
)を発見する確率の商で測定した場合、得られる効率は、取引きおよび金融証書
の数が、無限に近づくにつれて、無限に近づくことを意味する。
・ノイマン代数内のII(1)要素に関連する)ある無限次元幾何および連続幾何
に対して発明された(単一のリー・グループ)の関連から、本発明者の内の一人
が一般化した、建築理論の最近の発展により、強力なものとなった。建築理論は
、コクセタ理論と有意に関連していて、その内の最も簡単なものは、n個の文字
の上の対称なグループである。このグループから見た「コクセタ」の特性は、n
個の文字の対称的グループが、二つの要素Z/2Zの最も単一のアベリアン・グ
ループの本質的に融合したものであるという例外的な事実で表わされる。このグ
ループは、隣接置換えの結果できるものが、3:s(l)^2−1、(s(l)
*s(l+1)^3−1の次数を持つという関係とともに、n−1の置換えによ
り発生する。上記の対称的なグループのすべての特性は、これら二つのタイプの
関係の結果である。さらに、すべての単一のリー・グループは、上記のような類
似の関係により発生した有限の数のグループを持ち、リー・グループの表現およ
び分類の全理論は、これらの事実なしに存在しない。
アルゴリズムの見地からこれらアイデアを利用する。
般な種類の部分的交換、および連続交換のような個々の{組合せ}面、指し値注
文のベースとなっている注文の数量、および為替相場を持っている事実からの実
り多い結果である。最近の研究の潜在的なこの種の幾何学的群論の最も重要なア
イデアは、その構造が対称的グループ、および単一の置換えによる経路内の各ス
テップにより決定される、サブセット内に存在するペアの点の間に生成され経路
のアイデアであったので、本発明のアプローチは、取引成立の問題の解決方法が
、最初の割当てから、最後の割当て(部分的一致)への経路を生成により行われ
ると思われる。それ故、多次元取引成立問題は、従来の二元的取引成立問題に関
連する。何故なら、一般的なもっと高いランクのリー・グループは、グループG
L(2)に関連するからである。この場合、問題の連続している部分は、ランク
1にすでに現われていて、この場合、絵の個々の部分は、とるに足りない(Z/
2Z)ものである。
的に場合に解決方法を発見するには、他のもっと一般的に方法が必要になる。そ
のような解決方法は、今説明した簡単なタイプの状況内での、取引きの成立の発
見に限定することはできない。ある解決方法は、他のリソースに対して、一つの
特定のリソースを購入するための多数の注文が含まれているかもしれないし、ま
た異なる製品の間の為替相場が、異なる注文の間で非常に異なっている状況も、
解決することができるものでなければならない。
成立を発見することができない特定の簡単な例を以下に説明する、また同時に二
つの基準に基づいて、可能な取引成立の中から、システムがどのようにして最適
な取引成立を発見するのかを説明する。 N×Kのマトリックスによって与えられる、次の注文バッチの例を考える。但
し、Nは注文数(この場合、20)、およびKは生証書の数(この場合、10)
である。注文マトリックスの実例は、次の通り:
処理リソースの量を表す(符号は、未処理リソースを支払ったか、または受取っ
たかを示す)とする。従来の取引装置は、生証書の対の各組(45のそのような
対)を別々の市場と考える。それで、この実例が表す全注文の流れをこれらの4
5の市場の各々で‘1枚ずつ’調べる。この手元の例では、これらの市場の各々
が、買いだけか、または売りだけか、一つの注文しか調べず、従ってそのような
装置は、これらの注文のどれもどの様な程度にも全く取引をさせることが出来な
い。
、最適取引を見出す。第1に、それは、全取引に亘って総合価値(または量)を
最大にする取引を見出す。第2に、それは、これらの内、そのような量を最大に
する注文の中で仲買人の正味収益を最大にする取引、または指定された何か他の
適当な規準を最適化する取引を見出す。
第2最適化規準を最適化することによって行うか、または元の空間内で、単純に
第1の最適化問題の制約のリストに、最適点上の第1最適化規準の値を一つの更
なる制約として加えることによって同等に行うことが出来る。
‘整合程度’のベクトル、即ち、個々の注文が引受けられる程度のベクトルであ
る(αは、N次元である)。最適化の第1段階で、従属(目標)関数vol(α
)が全体の取引の総量(即ち、この注文に関連する全量の和)である。この最適
化問題に対する制約は、次の形を採る: 1.係数(αの要素)は、0と1の間にある(1は完全な引受けを、0は非引受
けを意味する)。 2.注文マトリックスのN行の各々に引受けの対応する係数を掛ける。出来たマ
トリックスN×kは、N係数{α[j],j=1,…N}の関数である要素を有
する。次に、制約は次の形を採る:このマトリックスの各列に対し、列和(これ
もやはりα[j]の関数である)を作る。この関数をCSj(α),j=1,…
k(kは生証書の数)と呼ぶ。次に、j番目の制約を条件CSj(α)<0によ
って表す。この制約は、もし、αが引受けを決めれば、仲買人(各個々の取引の
反対側に着く)が各証書の非負の量を保持することを意味する。
リックスに関する。この交換率は、先の整合した注文バッチから計算した交換率
でもよい。勿論、注文は、任意の交換率で入れることが出来る。この最適化問題
の最初の部分をこの形にしたので、それをαの式ではっきりと表すことが出来る
。そこで、最適解(記載したデータに関して)を見付けるために、制約付の最適
化の標準的手法を使うことができる。上の例に対するそのような最適解の一つは
、このベクトルによって与えられる: (i)α=(1,0,1,0,…1,0)。 もう一つの最適解は、このベクトルによって与えられる: (ii)α=(0,1,0,1,…0,1)。 言換えれば、この量最適化問題が縮重される。そこで、関数volの最適値の値
を計算するために、この量最適化問題への一つの最適解、例えば、解(i)を選
択し、次にこれらの解(i)および(ii)を捨てる。今度は、ベクトル変数αの
ための新しい最適化問題を解く: 収益(α)が最大、 但し、収益は、制約の組(上記の1および2)プラス追加の制約を受ける、その
注文バッチに対する交換率でのこの仲買人の総計取引の量であり: vol(α)=20。 次に、この問題を標準手法の一つによって解き、この最適化問題に対する独特の
最適点が点α=(0,1,0,1,…0,1)によって与えられ、それに対する
仲買人の収益が20*イプシロンに等しいことを見出す。
単な例では、3枚の異なる生証書を4人のユーザ(P,Q,R,S)間で取引き
する。
ナル12に入れ且つ中央サーバ10へ転送した注文の例を表す。第2ないし第4
列の係数は、ユーザが獲得したい(正号)または譲りたい(負号)と願う生証書
の量を指す。この例では、ユーザPが1単位の生証書(I)(第2列)(例えば
、通貨または株式インデックスの先物)を1単位の生証書(II)(第3列)の最
高価格に対して取得したいと願う。Fで表す根本的注文マトリックスは:
常の市場交換率(このシステムによって先のバッチから最適法によって計算し、
ユーザのターミナルにリアルタイムで配信する量)で注文するオプションを有す
る。他方、ユーザは、この通常の市場交換率を無視して、彼自身の交換率を定め
るオプションを有する。図示する例では、ユーザRおよびSが同量の生証書(II
I)を生証書(I)の異なる総額に対して注文し、それは、ユーザの注文が通常 の市場交換率に関係する必要のないことを示す。もし、注文を通常の市場交換率
でするならば、CPU22が第3記憶手段26から為替相場を得る。このシステ
ムは、後に説明するように、満足した注文だけを使って、最適法によって常にリ
アルタイムで通常の交換率を計算する。
システムは、今度は最適取引を作ることへ進む。注文マトリックスからこのシス
テムが作った取引は、第2記憶手段20に記録し、それは4行3列(一般的な場
合は、N行k列で、Nは注文数、kは生証書の数であり、kおよびNは常にこの
意味を有する)のアレイMATを含む:
た以上の生証書を得てはならないこと、およびユーザが注文した生証書の負の量
を受けることがないことに対応する。この第2の制約は、証券会社(市場から反
対の立場をとる)が非負の量の各生証書を有しなければならないことである。こ
れは、証券会社が、この証券会社の持つかも知れない以前の、または傑出した立
場を計算に入れずに、どの様な証書のリスクまたはエクスポージャ、即ち空売り
ポジションも持ってはならないと言う要件に対応する。第3列の記載項目は、以
下に議論するように、第2列の対応するものによって更に制約される。第1列は
、単に注文番号を表し、このシステムは、どのユーザがどの注文番号を提示した
かを絶えず監視する。
は、この注文の注文した量を整合できる程度を示し(この場合、注文1、2およ
び4は、完全に取引され、注文3は、完全に取引されないまゝである)、並びに
第3列は、支払に使われた生証書の量が支払で受取られた程度を示す。注文3は
全く満たされていないので、勿論注文3は支払を生じさせず、従って第3行第3
列の係数は0である。
ることが無いので、MAT[j,3]がMAT[j,2]以下でなければならな
いという制約がある。このシステムが“自然モード”で働くとき、MAT[j,
3]はMAT[j,2]に等しい、即ち、このシステムは、厳密にユーザが指定
した交換率で課金する。しかし、このシステムは、第2列と第3列の間の不等が
可能である“スプレッド制御モード”で動作することができ、整合から生ずる仲
買人の収入が与えられた閾値を超えることが出来ないことを保証できるのはこの
機構による。
リックスMATの第2列および第3列の係数を最適化するために計算を行う。こ
の計算は、Ap(i)で示す別の装置によって制御される最適化規準のカスケー
ドによって行う。各装置は、ソフトウェアのルーチンまたはモジュールでもよい
。これらのルーチンは、連続してAp(1),…,Ap(n)と配置しなければ
ならない。最初のルーチンAp(1)は、注文バッチFを取り、次に、全て第1
最適化規準を満たす、許容されるN×3の係数マトリックスの組を返し、これら
をルーチンAp(2)へ送り、等々Ap(n)が最適係数マトリックスMATを
示す特定の係数マトリックスを出力するまで行う。
さを修整できる)。最も重要な最適化規準は、流動性(即ち、この整合で実行し
た取引の総額)および仲買人の収入、即ち、払込まれたものと支払ったものの間
の開きまたは差である。これは、仲買人がこのシステムで如何にして金を稼ぐか
である。次に、本実例に関して特定の装置を詳細に説明する。
数をk、このバッチのユーザ注文の数をNで表す。 最初に、マトリックスD=[B;C]を作る。但し、Bは、8(一般的には、
2N)×4Nの次元で、Cは、単純に上のマトリックスFの転置行列である(C
の行は生証書指数に対応し、列はユーザ注文に対応する)。一般的に、Bの行は
、1×列jで1を有し他は0であるj番目の単位ベクトル(指数2j−1の行に
対して)および−1×j番目の単位ベクトル(指数2jの行に対して)から成る
。
である。 為替相場マトリックスEを定め、第3記憶手段26に記憶する。この例では、
それが長さkの1次元のアレイである: E=[1,u,v] Eの項目は、操作者のホーム生証書(常にラベルIの付いた生証書である)に 関する生証書I、IIおよびIII(一般的には、1,…,k)の1単位の価値を示 し、従ってEの最初の項目は常に1に等しい。現在の為替相場それ自体は、(j
,k)項目が生証書jとkの間の為替相場を表すように、正方形アレイで記憶す
る。
為替相場マトリックスEの関連する係数によって与えられる、長さNの1次元ア
レイを作るための装置がある。それをベクトルOPTと呼ぶ。それは、長さNの
ベクトルである。
は0と1の間の程度で満足できるということ、および仲買人の収益は全ての証書
で非負でなければならないということによって定められる制約によって定義され
る最適化問題によって定められる問題に対する回答群を返す既知のアルゴリズム
の一つ(例えば、多項式時間)を実行する装置である。
ン”)の以下の定義(この例に関して)によって与えられる。 第1最適化ルーチン:次のように定義されるN次元ベクトル引数xの実数値関
数を最適化する: f(x)=アレイOPTとxの内積 および制約は: Dx<転置行列(b) 但し、Dは、(11×4マトリックス)[B;C]、即ち、最初の8行がマト
リックスBのもの(上のように)であり且つ残りの3行がCのもの(上のように
)であるマトリックスである。
組を作る。この出力の形は、この例では上のMATとして与えられる形のマトリ
ックスであるが、第2列をこれらのパラメータの制約と共に、パラメータの線形
関数として表した転置ベクトルxによって置換え、第3列を第2列と等しく設定
する。
ある:
階1に対して説明したのと同じ装置を使い、こゝで G(t)=注文o(t)に対する仲買人の収入 G(t)は、各々仲買人の為替相場で評価した、マトリックスo(t)の各列
の項のの和のマイナスとして計算する。
って次のようにはっきり定義することが出来る。 最初に、この最適化の第2段階は、2*N変数の以下の線形関数の制約付き最 適条件を見付けるための装置を必要とし、こゝで、最初のN座標は、上のように
、注文が満足される程度に対する係数のコード化を示し、第2のN座標は、申出
た支払が受取られる程度を示す。こゝで説明するモードの目的では、これらの程
度が同じであるが、一般的モードでは同じでないかも知れない。
それらの係数には次のように到達する: 最初に、注文マトリックスを二つのマトリックスに分け、それらの和が注文マ
トリックスであり、第1マトリックスが非負の係数だけを有し、第2が非正のも
のだけを有するという特性によって特有に定義する。更に、これらのマトリック
スの各々に対し、および各行に対し、列全体に亘る和を取り、各項目に上のよう
に為替相場Eを掛け、正および負両方のマトリックスに対して、長さLのアレイ
に到達する。これら二つのアレイの並置がアレイOPT2を与える。この例で、
このアレイは次の通り:
和、プラス0.8×第4パラメータ、マイナス次の3パラメータ、マイナス1.
2×最後のパラメータ(4ユーザの注文に関連する支払が受取られる程度を示す
)である。この特別の関数形式の係数は、マトリックスFの正と負の成分から明
白な方法で来る。これは、この装置が、注文の流れからマトリックスが出て来る
ときにそれを使って最適化しようとする関数である。
ならないという(スプレッド制御の一般的場合には、この制約が緩められるだろ
う)、および第1Nパラメータによる第1N制約が前と同じであるという制約、
プラスOPTがこれらの第1Nパラメータで最適化工程1の結果と同じ最適値を
取るという新しい制約を含む装置でコード化する。
ータが、説明した制約を与える関数OPTの値であることが分るだろう。 この例で、カスケード式最適化ルーチンに対する最終回答がこのマトリックス
である。
適化規準1(選択した操作者交換率での量)に関する限り、RとSの混合(0と
1の間のパラメータによって与えられる)が可能であることが確立したので、第
2最適化規準は、操作者が生証書Iの1単位に対する最高価格を受取り、それに
よって彼の収入を最高にする解を選び出す。
相場への最高取引を作るために、最近満足した注文の記憶を維持する。 2値注文の場合の最適アルゴリズムの例は、次の通り: 満足した注文の各バッチに対し、次の工程を行う: 1.満足した注文を記憶装置に加える。各注文は、“注文ネットワーク”に辺を
つくり、そのノードが発効日時での生証書に対応する。 2.この注文ネットワークを切離さずに取除ける注文の組を識別する(ネットワ
ークを接続したかどうかを決めるための標準アルゴリズムがあり、例えば、セッ
ジウイック、第29章参照)。もし、この組が非空であれば、その最も古い要素
を除いて、工程2を繰返す。 3.要素が注文グラフの頂点に相当する1次元アレイLを、関数DF(L)を最
少にするものとして決め、但し、DF(L)は、注文の値と、この注文の為替相
場の対数とこの注文の生証書に対応するLの要素の間の差との間の差の自乗との
積の、記憶した注文に亘る和である(そのような最小自乗最適化を行うための標
準アルゴリズムがある、例えば、プレス外の第15章参照)。
)として計算してもよく、但し、L[i]およびL[j]は、二つの生証書発効
日時対に対応するLの要素であり、これを使って上記記憶手段26の為替相場日
付を更新する。従来のシステムと違って、満足されなかった申込みおよび入札は
、為替相場の計算に関する限り、完全に無視する。
い注文の既存のバッチに加える。ユーザが一組のバッチ規準を、最も重要なこと
は、単純にこのバッチを含む注文の、証券会社の通貨によって計算した総量で決
めることが出来る。この規準に合ったとき、このサーバは、そのコアで線形計画
問題を解くためのルーチンを使って、最適取引を計算し、取引の結果(即ち、部
分的満足のベクトル)を証券会社とユーザの両方に伝える。
計画ルーチンのメニューに余裕を見ておく。このプログラムは、指定された最大
限の期間でそれらの各々を試みる。もし、この最適化ルーチンがその時間内に終
れば、それはその最適値を返す。次に、このプログラムは、採用した最適化規準
の組に関して、辞書式順序で、即ち、主最適化規準(デフォルト設定では、これ
が大量である)から出発して採用した全ての規準を一つずつ調べて最良解を選択
する。次に、この最良解を採用し、この取引を記録して関係者に伝える。
は、各バッチに別々に真である。注文のバッチを処理して解を見付けたとき、仲
買人の口座と顧客の口座が注文取引の開始でゼロだとすると、注文を実行した後
の状態は、顧客口座の合計がマイナス仲買人口座に等しいということになるだろ
う。‘市場リスクなし’の制約は、取引した注文の何れかのバッチの結果として
、顧客から仲買人へ移された、関連する各リソースの総計が常に非負であること
を意味する。言換えれば、このシステム操作者または仲買人/手形交換所は、顧
客のポートフォリオの合計に対して負のポートフォリオを保持する。バッチ取引
の結果としての顧客ポートフォリオ口座の合計は、リソース空間で非正のベクト
ルである。このベクトルをスプレッドベクトルと呼ぶ。何れかの厳密に負の係数
は、仲買人がこの取引で稼いだ“スプレッド”と呼ぶ。従って、このスプレッド
は、どの為替相場にも関係なくはっきりと定められる(取引は、どの為替相場マ
トリックスにも依存せず、個々の取引は、互いから異なる為替相場で起るかも知
れない)。
によって、または両者の組合せによって収入を稼ぐことが出来る。このシステム
操作者/仲買人に最大限の柔軟性を与えるために、多種多様な異なるスプレッド
制御および課金モデルを本発明で使うことができる。以下に二つの例を挙げる。
のリベートの方法によってスプレッド制御の問題を解決する。このリベートは、
スプレッドを払戻す程度を示す、0と1の間のパラメータrbによって定義する
: 1は、このスプレッドを最大に可能な程度に払戻すことを意味し、0は、全く
払戻さないことを意味する。
方法または何か適当な他の方法で計算してもよい。このアプローチで、通常の為
替相場以下で注文を出し、それが取引した顧客は、“支払不十分”に対してどの
様にも罰せられないことに注目すべきである。
これらの注文の幾つかは正の価値を有し、他は負の価値を有するかも知れない。
負の価値の注文(の引受けた部分)を‘過払い注文’と呼ぶ。スプレッド制御は
、全スプレッドの一部rbを、過払い注文を引受けた取引業者に再配分する仕組
みである。
の合計価値で割った値として計算する。これらの係数は、単一性の分割を表す。
次に、このスプレッド制御の仕組を、全ての過払い注文に対応するユーザ口座に
、この計算に使用した為替相場で、全スプレッド掛ける過払い係数掛けるrbに
等しい金額だけ払込むことによって実行する。
に分配する。仲買人は、(価値の)最大保有に始って、過払い注文に関して顧客
に払込むのに必要なだけ速く降りて、スプレッドを保有する通貨でスプレッドを
支払うだろう。各注文に対するリベートは、その注文に関してこの取引に伴う金
額が決る前に証券会社へ支払うべき金額から引く。
社が支払い可能な金額をこのリベートに従って調整する。
説明した取引アルゴリズムを、与えられた注文流れに対して最大量を得るという
原理を犠牲にすることによって修整する点で更に過激である。
引量の部分として制限する(または随意に決める)。 次に、各バッチを次のように処理する: 1.このバッチに対する中央為替相場を決める。これをするために種々の可能な
方法がある;その二つを以下に説明する。 2.注文の派生するバッチを次のように作る: 各注文を、この注文の為替相場の対応する中央為替相場に対する比率として決め
る、その“寛大さ”gに従って処理する。このために、注文の為替相場を、為替
で申込まれた生証書発効日時対の量に対する注文した生証書発効日時対の量の比
の逆数と定義する。三つの場合がある: i)g>1+θ:この注文を新しいバッチに加え、その為替相場をg=1+θで
あるように調整する。 ii)1<g<1+θ:この注文は、最少スプレッド支払を強制することを望まな
い場合、随意にその元の為替相場に含めてもよい。 iii)g<1:この注文は新しいバッチから排除する。 3.次に、派生したバッチを通常通り取引し、各注文の満足した係数をこの注文
の指定主成分の取引量に従って更新する。
取引を実施し、次にこの試行取引の結果を使って通常の方法で為替相場を計算す
ることである。計算上より高価であるが、固定相場の好適な決定は、上のアルゴ
リズムが最大取引量に繋がるようなものである。これは、非線形最適化ルーチン
を使う必要がある(例えば、プレス外、第10章参照)。この場合、最適化の目
標関数は、仮定した固定為替相場に対する試験取引を行うことによって計算して
もよい。
する。この場合、派生した注文は、注文空間の“シータ超平面”上への射影によ
って作り、固定相場より1+θ倍だけ寛大な注文から成り、一方指定した相場が
これより寛大でないものは排除する。この射影は、この注文の正成分と負成分の
内、ユーザが喜んで変動させる方に沿って行ってもよい。
る全ての注文がやはり満足される。単一為替相場アルゴリズムでは、これはもは
や真ではない。
、ユーザに広範囲に異なるサイズの注文を入力可能にする。これは、数学的観点
から、最適化問題が明確に定義され、実際非常に大きな注文を多くの小さな注文
に分割し、または有限数の小さな注文を一つの大きな注文に集めるという操作の
下で不変であるという事実による。更に、この最適化問題に対する解を実際的に
実行できる、最適化の有効な数値方法がある。発生する大抵の自然最適化問題(
上に挙げたような)の構造が線形であるので、線形最適化問題を解くための多く
の数値スキームのどれでもこの仕事をする。本発明は、本当に非2値である取引
:二人の当事者間の交換でなく、n取引業者間のk商品の“n値交換”を可能に
するという利点がある。取引が3ユーザ、P、QおよびR間に、仮令、PとQ、
QとR、およびPとRがユーザの孤立した対で、取引きする立場になくても、起
り得る。例えば、もし、P、Q、Rが、それぞれ、1単位の三つの商品p、q、
r(株、オプションまたは通貨)を持っているが、(それぞれ)全て1に等しい
為替相場でq、r、pを買いたいとしたら、このシステムは、qをPに、rをQ
に、およびpをRに割当てることによって自動的に取引を作り出す。
範囲の利益を利用する、整合を作り出すためのこのシステムの一般的性能を示す
、類似の例を構成することが出来る。議論のために、任意の与えられた時間に、
このシステム内のユーザが500,000の金融証書を伴う注文を出したとする
。整合が可能であることを示す例を構成することが可能であり、実際、充足可能
な注文が何もなく、即ち、499,999のユーザの間で499,999の異な
る金融証書を取引きすることが不可能なアルゴリズムによって構成されるだろう
。言換えれば、この取引アルゴリズムは、ユーザの下位集団が彼ら自身の間で取
引しようとしても出来ない、大きい次元の証書市場でのユーザ全体のグローバル
な処理を可能にする。
業者間のリソース配分を行う数値的手続に基づき、この数値的手続は、中央で計
算し、意識によっては到達せず、従って特別に知らされたプロセスに個々の取引
業者が関係する。個々のユーザがこのシステムの他の注文を知っている必要があ
るのはこのためである。それで匿名を維持することができ、それは、市場への参
入が市場を自分の関心と反対方向に混乱させることを恐れずに注文を出すことが
出来るユーザにとって重要な利点である。
うオプションも有する。するとこれらの注文は、次の方法で市場の深さ情報に貢
献するかも知れない。本発明の更なる動作モードは、仮注文を見えるようにマー
クした注文に対して取引させるために提出できるようにする。これらの注文は、
その注文とそれらそれぞれの満足係数を決済当事者には送らず、これらの係数ま
たは係数から派生した情報をユーザに戻すので仮である。この市場の深さ情報を
得るための二つの例は次の通り: (a)ユーザがどんな為替相場で特定のサイズの注文を満足できるかを知りた
い、例えば、ユーザが1,000、2,000または3,000万USドルを円
にできる為替相場を知りたい。これをするために、このシステムは、3,000
万USドル(このユーザが市場深さ情報を得たいと思う最大金額)の仮注文を1
組の値段、例えば、120円/USドル(非常に安い為替相場)、121円/U
Sドル等々140円/USドル(非常に寛大な為替相場率)までで対話形式に提
出する。次に、このシステムは、それぞれの係数、即ち、取引できるこれらの注
文の量を戻す。例えば、与えられた例では、これらの係数が0、0、0.2、0
.4、0.6、0.8、1.0、1.0…かも知れず、それは3,000万US
ドルの注文に対して満足できる注文の以下の量に対応する:120円/USドル
で0、121円/USドルで0、122円/USドルで600万ドル、123円
/USドルで1,200万ドル、123円/USドルで1,800万ドル、12
5円/USドルで2,400万ドル、126円/USドルで3,000万ドル等
々。この場合、ユーザは1,000万USドルの注文は、123円/USドルの
為替相場で満足でき、2,000万USドルの注文は、125円/USドルの交
換率で満足でき、および3,000万USドルの注文は、126円/USドルの
為替相場で満足できることを知らされるだろう。 (b)代って、ユーザが特定の為替相場に出来るリソースの最大量を知りたい
とする。例えば、ユーザが、例えば、幾らのUSドルが130、131および1
32円/USドルの為替相場にできるかを知りたいとする。この場合、このシス
テムは、大量(実際には、注文/証書対のこの特定のクラスでこのシステムに提
出したと記録される最大量に等しい)、例えば2億ドルの仮注文を、ユーザが提
示する価格の各々で対話形式に提出する。これらの注文を通常の方法で処理し、
部分的満足係数を戻す。上の例で、これらは、0.25、0.3および0.6か
も知れない。するとこのユーザは、5,000万USドルの注文を130円/U
Sドルで、6,000万USドを131円/USドルでおよび1億2千万USド
ルを132円/USドルで満足できることを知ることが出来る(注文のサイズは
、係数と提示された2億ドルの仮注文の積によって与えられる)。
限定することを意図しない。例えば、この発明は、コンピュータ時間、電気通信
周波数および帯域幅、発電および配電容量等の配分をするためのシステムに適用
可能である。この発明は、コンピュータによって実施可能である、従ってこの発
明は、コード成分を含むプログラムが記録されている、コンピュータ読取り可能
記憶媒体を含み、それをコンピュータに装填すると、このコンピュータにこの発
明の方法に従って動作させる。
本発明は制限しない。 生証書:時間成分のない通貨、株式等。 単純リソース:生証書の数量。 ポートフォリオ空間(PF):基底が生証書の集合によって指標付けされるベク
トル空間。 PF(+):非負の成分を有するPFでの位置ベクトルの集合。単純リソースは
、この集合の特定の要素である。 リソース空間=PF(+)の有限部分集合×Tで、何れかの二つの要素は、異な
る時間成分(T)を有する。Tは、正の時間軸で、この空間の点のT座標は、発
効日時として知られる。PF(+)は、この形(今はpf)の一つだけの要素か
ら成る部分集合で識別される。 複合リソース:リソース空間に於ける点。 リソース流れ:注文によって指定される、複合リソースの対の集合。注文の形:
ある複合リソースを他の複合リソースに対して買う。 単純デリバティブ:もし、注文を満足すれば、取引業者は、各単純リソースの指
定された量をその指定する発効日時に引取るか送出する(この量の価値が正か負
かによって)必要があるという規則でのリソースの流れ(即ち、注文)。 オプション:ある市場参加者に(全ての当事者に単純リソースの将来の移転が義
務である単純デリバティブと違って)ある将来の日時にリソースを交換する権利
(義務ではない)を与える証書。
ソースからなる注文を行う非常に種々様々なシステムが現在使用されている。上
記一組のユーザは、他のリソースとの交換を進んで行う。このようなシステムと
しては、ユーザまたはユーザが提出したジョブに、リソースを配分し、計算する
、コンピュータ・スケジューリング・システム;配電システムに、異なるコスト
の異なる燃料で発電した電力を供給する発電プラント;異なる内部プロセスまた
はソフトウェア・アプリケーションに、メモリおよびI/D帯域幅のようなリソ
ースを配分するコンピュータ・プロセッサ;および他の金融証書と引き換えに、
株式または通貨のようなリソースまたは金融証書を売買するための金融取引装置
等がある。
た。その第一例としては、特定の数量のある証書を、その量のそのリソースを買
いたいという他のユーザとの間で取引成立させる二元的取引きがある。コンピュ
ータ・ジョブのスケジュールを作成する際の、その第二の例としては、順繰りに
、各ユーザに順次プロセッサの時間の一部を割り当てるプロセスがある。
来の取引装置は、生証書の対の各組(45のそのような対)を別々の市場と考え
る。それで、この実例が表す全注文の流れをこれらの45の市場の各々で‘1枚
ずつ’調べる。この手元の例では、これらの市場の各々が、買いだけか、または
売りだけか、一つの注文しか調べず、従ってそのような装置は、これらの注文の
どれもどの様な程度にも全く取引をさせることが出来ない。
Claims (58)
- 【請求項1】 ユーザが注文を入力することができる複数のターミナルに接
続することができる中央サーバを備える取引注文を処理するための装置であって
、前記中央サーバは、 ネットワークを通して前記ターミナルからユーザの注文を受注するための通信
手段と、 特定のユーザが注文した特定の第一リソースを指定する要素のアレーとして、
受注したユーザの注文を記憶するための、第一の記憶手段と、 それぞれが、成立対象の特定の注文の割合を表わす係数のアレーを記憶するた
めの第二の記憶手段と、 前記第一の記憶手段から前記注文を検索し、少なくとも一つの予め定めた調整
可能な制約、および少なくとも一つの予め定めた調整可能な基準に関する前記係
数の最適化した一組の数値を計算し、前記第二の記憶手段内に前記最適化した係
数を記憶するための処理手段とを備える装置と を備え、前記通信手段が、また、処理した注文およびその各係数を送信するた
めのものでもある装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置のおいて、前記少なくとも一つの制約
が、前記各係数の数値が1より小さいかまたは等しく、また0より大きいかまた
は等しい装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の装置において、前記処理手
段が、指定のユーザが、第二のリソースのために注文した第一のリソースのある
部分を交換することに同意することによって、他の各ユーザの注文に対して反対
のポジションを取ることができるように注文を処理することができ、その場合、
前記部分がその注文の最適化した係数に対応する装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、前記少なくとも一つの制約
が、その各係数に比例して、すべての注文を完了しなければならない場合に、処
理した注文による指定のユーザの持ち分が、将来の取引リソースに対するすべて
の単一のデリバティブおよびオプションの満期後を含む、各リソースのマイナス
でない金額だけである装置。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の装置において、前記少なく
とも一つの基準が、為替相場に基づいて、特定の単一のリソースによる前記指定
のユーザの収入を最大にすることを含む装置。 - 【請求項6】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記中央サ
ーバが、さらに、各リソースと、少なくとも一つの他のリソースとの間の、現在
の為替相場を表わすデータのアレーを記憶するための第三の記憶手段を備え、前
記処理手段が、さらに、前記第三の記憶手段から為替相場を検索するためのもの
である装置。 - 【請求項7】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記少なく
とも一つの基準が、所与の為替相場での特定の単一のリソースによる、部分的に
または完全に成立するすべての注文の構成要素の絶対値の合計により与えられる
数量を最大にすることを含む装置。 - 【請求項8】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記処理手
段が、カスケードの形で各基準を連続的に適用することにより、前記係数の数値
を最適化することができる装置。 - 【請求項9】 請求項6に記載の装置において、さらに、前記カスケード状
の基準のシーケンスを指定する手段を備える装置。 - 【請求項10】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記処理
手段が、下記のイベントの、すなわち、 指定の最大経過時間、 最適な解決方法の発見、 の中の一つが発生するまで、前記係数を最適化するために、複数の予め定めたリ
ニア・プログラミングの中の一つ、または凸形プログラミング・ルーチン、また
は標準組合せ最適化技術をシーケンシャルに適用することができる装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、最適な解決方法を発見
する前に、指定の最長時間が経過した場合には、係数の数値の最適化した組を入
手するために、一貫した次の最適な解決方法を使用する装置。 - 【請求項12】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記処理
手段が、受注した注文のバッチに対する前記係数を最適化することができる装置
。 - 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、前記処理手段が、バッ
チのスタート時から経過した時間の長さにより、前記バッチの終わりを判断する
ことができる装置。 - 【請求項14】 請求項12に記載の装置において、前記処理手段が、全部
の注文の数値が域値を超えたことにより、バッチの終わりを判断することができ
る装置。 - 【請求項15】 請求項12から請求項14の何れか1項に記載の装置にお
いて、あるバッチ内の完全に成立しなかったか、または部分的に成立しなかった
注文を次のバッチに送ることができる装置。 - 【請求項16】 請求項12から請求項15の何れか1項に記載の装置にお
いて、これらの注文を発注してから予め定めた時間が経過した後で、前記第一の
記憶手段から、完全に成立しなかったか、または部分的に成立しなかった注文を
除去することができる装置。 - 【請求項17】 請求項16に記載の装置において、各注文に対する前記予
め定めた時間の長さが、関連ユーザにより指定される装置。 - 【請求項18】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、ユーザか
ら要求があった場合、成立しなかった注文が、前記第一の記憶手段から除去され
る装置。 - 【請求項19】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記第一
の記憶手段に記憶している、少なくとも一つのユーザの注文が、リソースの流れ
を指定するために、前記第一のリソースの代わりに提供された特定の第二のリソ
ースを指定する装置。 - 【請求項20】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記第一
の記憶手段に記憶している少なくとも一つのユーザの注文が、現在の市場の為替
相場で前記第一のリソースを発注する装置。 - 【請求項21】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、少なくと
も一つの注文内のリソースが、複合リソースである装置。 - 【請求項22】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記ター
ミナルの中の少なくとも一つが、ユーザからの注文を集計するサブサーバを通し
て、前記中央サーバに接続している装置。 - 【請求項23】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記通信
手段が、TCP/IPを使用して、注文を送信することができる装置。 - 【請求項24】 請求項8または前記請求項6までの請求項の中の何れか1
項に記載の装置であって、前記処理手段が、成立注文の流れに基づいて、上第三
の記憶手段内の為替相場を計算し、更新する装置。 - 【請求項25】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、取引き中
の証書が、通貨、有価証券、および商品価格による先物のような金融証書である
装置。 - 【請求項26】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、前記通信
手段が、前記処理した注文およびその係数を、前記注文を成立させるための他の
装置に送信する装置。 - 【請求項27】 コンピュータ・ターミナルであって、 請求項1から請求項25の何れか1項に記載の装置から、前記処理済みの注文
およびその各係数を受信するための通信手段と、 各係数が指定する各注文の記入された部分に従って、リソースの移送をトリガ
するためのデバイスとを備えるコンピュータ・ターミナル。 - 【請求項28】 取引注文を処理するための方法であって、 それぞれが、ユーザから、特定のユーザが注文した特定の第一のリソースを指
定している注文を受信し、それらを第一の記憶手段内にアレーの形で記憶するス
テップと、 それぞれが、成立対象の特定の注文の割合を表わす、一組の係数を計算するた
めに、前記第一の記憶手段から検索した前記注文を処理するステップと、 少なくとも一つの特定の調整可能な制約、および少なくとも一つの予め定めた
調整可能な基準に対して、前記係数の数値を最適化するステップと、 第二の記憶手段内に、前記最適化した係数の数値を記憶するステップと、 処理した注文およびその各係数を出力するステップとを含む方法。 - 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、前記少なくとも一つの
制約が、前記各係数の数値が1より小さいかまたは等しく、また0より大きいか
または等しい方法。 - 【請求項30】 請求項28または請求項29に記載の方法において、第二
のリソースに対して、注文した第一のリソースのある部分を交換することに同意
することによって、前記ユーザの中の指定された一人が、他の各ユーザの注文に
対して反対のポジションを取り、その場合、前記部分がその注文の最適化した係
数に対応する方法。 - 【請求項31】 請求項30に記載の方法において、前記少なくとも一つの
制約が、その各係数に比例して、すべての注文を完了しなければならない場合に
、処理した注文による指定のユーザの持ち分が、将来のリソースに対するすべて
の、単一のデリバティブおよびオプションの満期後を含む、各リソースのマイナ
スでない数値だけである方法。 - 【請求項32】 請求項30または請求項31に記載の方法において、前記
最適化するステップが、為替相場に基づいて、特定の単一のリソースによる前記
指定されたユーザの収入を最大にすることを含む方法。 - 【請求項33】 請求項28から請求項32の何れか1項に記載の方法にお
いて、第三の記憶手段が、各リソースと、少なくとも一つの他のリソースとの間
の、現在の為替相場を表わすデータのアレーを記憶するためのものであって、前
記方法が、さらに、第三の記憶手段から前記係数を最適化する際に使用するため
の為替相場を検索するステップを含む方法。 - 【請求項34】 請求項28から請求項33の何れか1項に記載の方法にお
いて、前記最適化するステップが、所与の為替相場での特定の単一のリソースに
よる、部分的にまたは完全に成立するすべての注文の構成要素の絶対値の合計に
より与えられる数量を最大にすることを含む方法。 - 【請求項35】 請求項28から請求項34の何れか1項に記載の方法にお
いて、前記最適化するステップが、さらに、前記係数の数値を最適化した数値を
入手するために、カスケードの形での各基準を連続的な適用を含む方法。 - 【請求項36】 請求項35に記載の方法において、さらに、前記カスケー
ド状の基準のシーケンスを指定するステップを含む方法。 - 【請求項37】 請求項28−請求項36の何れか1項に記載の方法におい
て、前記最適化するステップが、下記のイベント、すなわち、 指定の最長時間の経過、 最適な解決方法の発見、 の中の一つが発生するまで、前記係数を最適化するために、複数の予め定めたリ
ニア・プログラミングの中の一つ、または凸形プログラミング・ルーチン、また
は標準組合せ最適化技術のシーケンシャルな適用を含む方法。 - 【請求項38】 請求項37に記載の方法において、最適な解決方法を発見
する前に、指定の最長時間が経過した場合には、係数の数値の最適化した組を入
手するために、一貫した次の最適な解決方法を使用する方法。 - 【請求項39】 請求項26から請求項38の何れか1項に記載の方法にお
いて、前記処理ステップが、さらに、バッチ内の前記第二の記憶手段からの前記
注文の検索を含み、その後で、注文の前記バッチに対する最適化した係数を入手
するために、前記最適化ステップが行われる方法。 - 【請求項40】 請求項39に記載の方法において、一つのバッチの終わり
が、前記バッチのスタート時から経過した時間の長さにより判断される方法。 - 【請求項41】 請求項39に記載の方法において、一つのバッチの終わり
が、全部の注文の数値が域値を超えたことにより判断される方法。 - 【請求項42】 請求項39から請求項41の何れか1項に記載の方法にお
いて、さらに、次のバッチ内で処理するために、前記最適化ステップの後で、完
全に成立しなかったか、または部分的に成立しなかった注文を送信するステップ
を含む方法。 - 【請求項43】 請求項39から請求項42の何れか1項に記載の方法にお
いて、さらに、これらの注文を発注してから予め定めた時間が経過した後で、前
記第二の記憶手段から、完全に成立しなかったか、または部分的に成立しなかっ
た注文を除去するステップを含む方法。 - 【請求項44】 請求項43に記載の方法において、各注文に対する前記予
め定めた時間の長さが、関連ユーザにより指定される方法。 - 【請求項45】 請求項28から請求項43の何れか1項に記載の方法にお
いて、さらに、ユーザから要求があった場合、成立しなかった注文を、前記第二
の記憶手段から削除するステップを含む方法。 - 【請求項46】 請求項28から請求項45の何れか1項に記載の方法にお
いて、前記第一の記憶手段に記憶している、少なくとも一つのユーザの注文が、
リソースの流れを指定するために、前記第一のリソースの代わりに提供された、
特定の第二のリソースを指定する方法。 - 【請求項47】 請求項28から請求項46の何れか1項に記載の方法にお
いて、前記第一の記憶手段に記憶している少なくとも一つのユーザの注文が、現
在の市場の為替相場で前記第一のリソースを発注する方法。 - 【請求項48】 請求項28−請求項47の何れか1項に記載の方法におい
て、少なくとも一つの注文内のリソースが、複合リソースである方法。 - 【請求項49】 請求項28から請求項48の何れか1項に記載の方法にお
いて、さらに、複数のターミナルに入力された注文を、ネットワークを通して、
前記注文を処理するために、中央サーバに送信するステップを含む方法。 - 【請求項50】 請求項49に記載の方法において、さらに、前記中央サー
バに送信する前に、サブサーバにおいて、ユーザからの注文を集計するステップ
を含む方法。 - 【請求項51】 前記請求項49または請求項50に記載の方法において、
前記通信が、TCP/IPにより行われる方法。 - 【請求項52】 請求項28から請求項51の何れか1項に記載の方法であ
って、さらに、成立した注文の流れに基づいて、更新された為替相場を計算し、
前記第三の記憶手段内に前記更新した為替相場を記憶するステップを含む方法。
。 - 【請求項53】 請求項28−請求項52の何れか1項に記載の方法におい
て、取引き中の前記証書が、通貨、有価証券、および商品価格による先物のよう
な金融証書である方法。 - 【請求項54】 請求項28から請求項53の何れか1項に記載の方法にお
いて、さらに、前記出力ステップの結果を、前記注文を成立するための手段に送
信するステップを含む方法。 - 【請求項55】 請求項28から請求項54の何れか1項に記載の方法にお
いて、現在の為替相場より高い値段で引き受けた注文の金額の一部が、各ユーザ
に返済される方法。 - 【請求項56】 請求項28から請求項54の何れか1項に記載の方法にお
いて、指定されたユーザが、全取引額の一部により制限された、または予め定め
られた収益を受け取る方法。 - 【請求項57】 請求項28ら請求項56の何れか1項に記載の方法におい
て、前記出力ステップにおける、処理済み注文またはその係数の出力を使用して
、処理を制御するステップを含む方法。 - 【請求項58】 コンピュータにロードし、実行した場合に、前記請求項に
記載の方法の中のどれか一つの方法により、コンピュータを動作させる、コード
構成要素を含むプログラムを記録している、コンピュータに常駐させることがで
きる記憶媒体。
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