JP2001515512A - 化粧品組成物 - Google Patents

化粧品組成物

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Abstract

(57)【要約】 少なくともひとつの水相、シクロデキストリン化合物およびサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体を含有し、5またはそれより低いpHを有する、皮膚への局所適用のための化粧品組成物を開示する。本発明の化粧品組成物は改良された抗にきび/抗炎症活性、穏和さおよび皮膚への刺激を減少した性質を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 化粧品組成物 発明の分野 本発明は化粧品組成物、そしてより特定すれば、顔料入りファンデーションメ ークアップ組成物および被覆剤に関するものである。 発明の背景 ファンデーション組成物は顔および身体の他の部分に、肌色および組織を均一 にしそして穴、傷、細かなしわおよび同様のものを隠すために適用されることが できる。ファンデーション組成物はまた、皮膚を湿潤化し、皮膚の油のレベルの バランスをとり、そして日光、風および厳しい環境による望ましくない効果に対 して保護するために適用される。メークアップ組成物は一般に、液体あるいはク リームの懸濁液、乳濁液、ゲル、圧縮粉末あるいは無水の油およびワックス組成 物の形で入手できる。このような化粧用メークアップ組成物はus-A-3,444,291、 US-A-4,486,405、US-A-4,804,532、US-A-3,978,207、US-A-4,659,562、US‐A‐5 ,143,722およびNakamura等による第14回I.F.S.C.C.Congress、Barcelonaの予講 集、1986、第工巻、51‐63(1986年)の中に記述されている。 ファンデーションメークアップ組成物はよく知られており、そして良好な被覆 性と良好な皮膚への感触、使用感および外観を与える。同時に、局所的な抗にき び活性を持つファンデーション組成物を提供することが望まれるであろう。皮膚 に対して緩和でありそしてほとんどあるいは全く皮膚への刺激を起さないファン デーション組成物を提供することがまた望まれるであろう。皮膚に局所的に適用 された時に抗にきび活性を示すことが知られている化合物は数多くある。抗にき び活性を持つ一般的に用いられる角質分解剤はサリチル酸である。 サリチル酸は事実上水に不溶であるので、水溶液のような水性の系あるいは乳濁 液組成物の水相中に組み入れることは困難である。サリチル酸は乳濁液状ファン デーション組成物の顔料を含む油相から送達されることができるけれども、これ はしかしながらサリチル酸と特に酸化鉄のような型の顔料との間の相互作用によ る組成物の脱色を招く可能性がある。それゆえ水相から溶解した形でサリチル酸 を送達することが望まれるであろう。 それに加えて、酸性のスキンケア剤は低いpH(高濃度の遊離の酸が溶液中に 存在する時)で最も活性であるので、それが有意にプロトン化された型で存在す るpHで水相から薬剤を送達することが望ましい。 水相中でのサリチル酸の溶解を改良する試みがなされてきている。これを行う ひとつの方法はエタノールのようなアルコール溶媒の使用を含む。しかしながら 、このような組成物は刺激性である可能性がありそして皮膚への刺激を起こす可 能性がある。水性の系中でサリチル酸を可溶化するのを助けるもうひとつの方法 はPVPのような可溶化剤の使用を含む。例えば、Wo95/04517は水相に溶解した 酸性の抗にきび活性剤および油相に分散した顔料あるいは顔料の混合物からなる 乳濁液の型のメークアップ組成物を開示している。PVPはサリチル酸の溶解を 助けるための複合剤として開示されている。更にサリチル酸を可溶化するのを助 けるもうひとつの方法はシクロデキストリン化合物を用いることによるものであ る。シクロデキストリン化合物は水性の系での可溶化を助けることのできるサリ チル酸との包接複合体を形成することで知られている。シクロデキストリン化合 物およびサリチル酸からなる軟膏型の組成物が以下の文献から知られている:“ 様々の軟膏基剤からのサリチル酸の放出へのシクロデキストリンおよび他の添加 剤の影響”、薬剤学、50(4)、341‐346(1990年)および“軟膏基剤からの薬剤の 放出への添加剤の影響”、薬剤学、42(1)、10‐16(1982年)。 上に述べられたような方法を用いて化粧品組成物の水相中でサリチル酸を可溶 化することが可能であるにもかかわらず、皮膚への緩和性/減少した皮膚への刺 激と共に、改良された抗にきび/抗炎症活性を持つ化粧品組成物に対する必 要が依然存在する。 少なくともひとつの水相を持ち、そしてここでその組成物が5あるいはそれよ り低いpHを持つ化粧品組成物中へサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体および シクロデキストリン化合物を組み入れることによって、減少した皮膚への刺激と 共に改良された抗にきび/抗バクテリア活性を持つ組成物が提供されるというこ とが驚くべきことに現在見出されている。 それゆえ改良された抗にきび活性を持つ化粧品組成物を提供することが本発明 の第一の目的である。 減少した皮膚への刺激を持つ化粧品組成物を提供することがまた発明の目的で ある。 発明の要約 本発明に関連して、シクロデキストリン化合物およびサリチル酸あるいはサリ チル酸誘導体を含有する少なくともひとつの水相を持ち、ここでその組成物が5 あるいはそれより低いpHを持つ化粧品組成物が提供される。 本発明の化粧品組成物は改良された抗にきび/抗炎症活性、緩和性および減少 した皮膚への刺激を提供する。 すべてのレベルおよび比率は特に指示されない限り総組成物の重量による。鎖 長およびアルコキシ化の度合もまた重量平均に基づいて特定される。 発明の詳細な説明 本発明による化粧品組成物は少なくともひとつの水相、シクロデキストリン化 合物およびサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体からなる。シクロデキストリン化合物 ここでの化粧品組成物の第一の必須の成分はシクロデキストリン化合物である 。ここで用いられる“シクロデキストリン”(CD)という語句は、サリチル酸あ るいはサリチル酸誘導体と包接複合体を形成することができる6個から12個の グルコース単位を含む非置換シクロデキストリン、特にアルファ‐、ベ ータ‐、ガンマ‐シクロデキストリンおよび/またはそれらの誘導体、およびそ れらの混合物含む。 既知のシクロデキストリンの多くの誘導体がある。代表的な誘導体はParmerte r等に1969年2月4日に発行されたUS-A-3,426,011;すべてParmerter等の名前で そしてすべて1969年7月1日に発行されたUS-A-3,453,257、US-A-3,453,258、US -A-3,453,259、US-A-3,453,260;Gramera等に1969年8月5日に発行されたUS-A-3 ,459,731;Parmerter等に1971年1月5日に発行されたUS-A-2,553,191;Parmerter 等に1971年2月23日に発行されたUS-A-3,565,887;Szejtli等に1985年8月13日に 発行されたUs-A-4,535,152;Hirai等に1986年10月7日に発行されたus-A-4,616,0 08;Brandt等に1987年1月20日に発行されたUS-A-4,638,058;Tsuchiyama等に1988 年5月24日に発行されたUS-A-4,746,734;およびogino等に1987年7月7日に発行 されたUS‐A‐4,678,598中に開示されているものであり、前記のすべての特許が ここに参照文献として引用される。ここでの使用のために適当なシクロデキスト リン誘導体の例は異なった置換度(DS)のメチル‐ベータ‐シクロデキストリ ン、ヒドロキシエチル‐ベータ‐シクロデキストリン、およびヒドロキシプロピ ル‐ベータ‐シクロデキストリンである。 個々のシクロデキストリンはまた、例えばオリゴマー、ポリマー等を形成する ための多官能基剤を用いて互いに結合されることができる。このような物質のひ とつの例はベータ‐シクロデキストリン/エピクロルヒドリンコポリマーである 。 複合体の混合物を提供するためにシクロデキストリンの混合物を用いることも また適当である。シクロデキストリンの混合物は、特許のすべてがここに参照文 献として引用されるが、Armbruster等に1969年2月4日に発行されたUS-A-3,425 ,910;Okada等に1974年5月21日に発行されたUS-A-3,812,011;Yagi等に1982年3 月2日に発行されたUS-A-4,317,881;Okada等に1983年11月29日に発行されたUS-A -4,418,144;およびAmmeraal 等に1988年4月19日に発行されたUS‐A‐4,738,923中に記述されている工程を含 むシクロデキストリンの製造のための既知の工程からの中間体製品を用いること によって簡便に得る事ができる。 ここでの組成物中での使用のために望ましいシクロデキストリン化合物はヒド ロキシ(C1‐C4)アルキル‐シクロデキストリン、特にヒドロキシプロピル‐ ベータ‐シクロデキストリンである。 シクロデキストリン化合物は本発明の化粧品組成物中に組成物の重量で約0. 1%から約20%、望ましくは約0.8%から約15%、特に約0.8%から約1 2%のレベルで存在する。 ここでの組成物の第二の必須の成分はサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体で ある。ここで用いられるサリチル酸誘導体という語句は以下の式を持ついかなる 2,3あるいは4‐OR置換安息香酸化合物をも意味し: ここでRはC1‐C6アルキルあるいはC1‐C6アシルから選択され、望ましくは ここでRはC2‐C3アルキルあるいはC2‐C3アシルから選択される。ここで特 に望ましいものはサリチル酸である。 サリチル酸あるいはサリチル酸誘導体は抗にきび/抗炎症活性を提供するため の安全で効果的な量で、そして望ましくは組成物の重量で約0.1%から約10 %、より望ましくは約0.1%から約5%、そして特に約0.5%から約2%のレ ベルで存在する。 ここで用いられる“安全で効果的な量”は、熟練した人の確かな判定の範囲内 で、処置される状態の明確な修正を顕著に起すためにこの句によって述べられる 化合物、組成物あるいは他の物質の、充分でしかし望ましくない副作用(例、顕 著な皮膚刺激あるいは過敏)を避けるために充分少ない量を意味する。化合 物、組成物あるいは他の物質の安全で効果的な量は、処置される特定の皮膚、処 置される生物体の年令および身体の状態、状態の重篤度、処置の期間、併用して いる治療の性質、用いられる特定の化合物、組成物、あるいは他の物質、利用さ れる化粧品として許容できる局所用担体、および熟練した人の知識および専門的 技術の範囲内での要素によって変化するかもしれない。水相 本発明の化粧品組成物は少なくともひとつの水相からなる。少なくともひとつ の水相を持つ適当な製品の型は水溶液、水性分散物、油中水型乳濁液、水中油型 乳濁液、シリコーン中水型乳濁液、水性ゲル、クリーム、ローション、軟膏、お よび同様のものを含む。ここでの化粧品組成物は望ましくは乳濁液の型、望まし くは不連続の水相および連続した油相を持つ油中水型乳濁液である。 ここでの乳濁液組成物は望ましくは重量で約20%から約95%、より望まし くは約30%から約70%の油相、および重量で約5%から約80%、より望ま しくは約30%から約70%の水相からなる。水相は望ましくは水相の重量で約 40%から約90%、より望ましくは約60%から約80%の水からなる。ここ での組成物中での水の総レベルは組成物の重量で約10%から約60%、より望 ましくは約30%から約50%の範囲である。 本発明の化粧品組成物のpHは約5あるいはそれより低く、望ましくは約4あ るいはそれより低く、そして特に約3である。任意の成分 広い種類の任意の成分が組成物中に組み入れられることができる。以下のもの は用いることができる様々の成分の限定されない例である。油相 ここでの組成物が油中水型乳濁液の形で存在する時、組成物は連続した油相か らなる。油相はシリコーン油、非シリコーン有機油、あるいはそれらの混合 物からなることができる。 望ましい態様において、油相は揮発性シリコーンおよび非揮発性シリコーンの 混合物からなる。シリコーンはここでスキンコンディショニングの特性を提供す るために有用である。シリコーン液は重量で約1%から約50%の量で存在する 。適当な揮発性シリコーンは環状および直鎖の揮発性ポリ有機シロキサンを含む 。ここで用いられる“非揮発性”という語句は1気圧および25℃で0.1mm Hgより大きくない蒸気圧を持つ物質を意味する。ここで用いられる“揮発性” という語句は非揮発性でない、あるいは同じ条件で0.1mmHgより大きい蒸 気圧を持つ物質を意味する。 様々の揮発性シリコーンの記述はTodd等の“volatile Silicone Fluids for C osmetics”、91 Cosmetics and Toiletries 27‐32(1976年)中に見出される。 望ましい環状シリコーンは平均で約3個から約9個のケイ素原子、望ましくは 約4個から約5個のケイ素原子を含む環状ジメチルシロキサン鎖を含む。望まし い直鎖シリコーンは平均で約3個から約9個のケイ素原子を含むポリジメチルシ ロキサンを含む。直鎖揮発性シリコーンは一般的に25℃で約5センチストーク スより低い粘度を持ち、それに対して環状の物質は約10センチストークスより 低い粘度を持つ。本発明中で有用なシリコーン油の例は以下のものを含む:Dow Corning 344、Dow Corning 245、Dow Corning 345、およびDow Corning 200(Dow Corning Corporationにより製造される):Silicone 7207およびSilicone 7158( Union Carbide Corporationにより製造される)。SF:202(General Electricによ り製造される)およびSWS‐03314(Stauffer Chemicalにより製造される)。 非揮発性シリコーンは先に定義された蒸気圧を持ち、そして望ましくは25℃ で約10から約100,000cps、より望ましくは約100から約10,00 0cps、さらにより望ましくは約500から約6000cpsの平均粘度を持つ であろう。しかしながら、より低い粘度の非揮発性シリコーンコンディショニン グ剤もまた用いられることができる。粘度はDow Corning Corpora te Test Method CTM0004、7月20日、1970年中に述べられているようにガラスキ ャピラリー粘度計によって測定することができる。 ここでの使用のための適当な非揮発性シリコーン液はポリアルキルシロキサン 、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、アミノ基の置換 基を持つポリシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、およびそれらの 混合物を含む。本発明中で有用なシロキサンは、物質が局所用化粧品製品中での 使用に対して適当である限りにおいては、例えばメチル、ヒドロキシ、エチレン オキシド、プロピレンオキシド、アミノおよびカルボキシルを含む残基のいくつ かで置換および/または末端を保護されていてもよい。しかしながら、スキンコ ンディショニングの特性を持つ他のシリコーン液が用いられてもよい。用いられ てもよい非揮発性ポリアルキルシロキサン液は、例えばポリジメチルシロキサン を含む。これらのシロキサンは例えば、General Electric CompanyからViscasil (RTM)シリーズとしてそしてDow CorningからDow Corning 200シリーズとして入手可 能である。望ましくは、粘度は25℃で約10mm2.s-1から約100,000 mm2.s-1の範囲である。用いられてもよいポリアルキルアリールシロキサン 液はまた、例えばポリメチルフェニルシロキサンを含む。これらのシロキサンは 例えばGeneral Electric CompanyからSF 1075メチルフェニル液として、あるい はDow Corningから556 Cosmetic Grade Fluidとして入手可能である。用いられ てもよいポリエーテルシロキサンコポリマーは例えば、エチレンオキシドあるい はエチレンオキシドとプロピレンオキシドの混合物がまた用いられてもよいけれ ども、ポリプロピレンオキシドで修飾されたジメチルポリシロキサン(例、Dow Corning Dc-1248)を含む。 適当なシリコーン液を開示している文献はUS-A-2,826,551、Green;1976年6月 22日に発行されたUS-A-3,964,500、Drakoff;US-A-4,364,837、Pader;およびGB-A -849,433、Woolstonを含む。それに加えて、Petrarch Systems Inc.によって配 布されているSilicone Compounds、1984年、は適当なシリコーン液の広範囲な( 独占的ではないけれども)掲載を提供してい る。 ここでの使用のための望ましい非揮発性シリコーンは、少なくとも1種のポリ ジ有機シロキサン部分および少なくとも1種のポリオキシアルキレン部分を含む ポリジ有機シロキサン‐ポリオキシアルキレンコポリマーを含む。ポリジ有機シ ロキサン部分は以下の一般式を持ち: RbSiO(4-b)/2 ここでのシロキサン単位中でbは包括的に約0から約3の値を持ち、コポリマー 中の全シロキサン単位に対して1個のケイ素あたり平均値で約2個のR基が存在 し、そしてRはメチル、エチル、ビニル、フェニルおよびポリジ有機シロキサン 部分に前記のポリオキシアルキレン部分が結合している2価の基から選択される 基を表わす。ポリオキシアルキレン部分は少なくとも約500、望ましくは少な くとも約1000の平均分子量を持ち、そして約0から約50モルパーセントの ポリオキシプロピレン単位、および約50から約100モルパーセントのポリオ キシエチレン単位からなり、前記のポリオキシアルキレン部分の少なくともひと つの末端部分がポリジ有機シロキサン部分に直接あるいは間接的に重合するかあ るいは共有結合しており、前記のポリジ有機シロキサン部分に結合していない前 記のポリオキシアルキレン部分の末端部分は末端基によって満たされており;前 記のコポリマー中のポリオキシアルキレン部分に対するポリジ有機シロキサン部 分の重量比は望ましくは約2から約8の値を持つ。このようなポリマーはUS‐A ‐4,268,499中に記述されている。 ここでの使用のために望ましいものは以下の一般式を持つポリジ有機シロキサ ン‐ポリオキシアルキレンコポリマーであり: ここでR1はC1からC5のアルキル基から選択され、望ましくはメチルであり 、zは1から4の範囲であり、xおよびyはポリオキシアルキレン部分に対する ポリジ有機シロキサン部分の重量比が約2から約8であるように選択され、a: (a+b)のモル比が約0.5から約1であり、そしてRは鎖の末端基で、特に水 素;ヒドロキシ;メチル、エチル、プロビル、ブチル、ベンジルのようなアルキ ル;フェニルのようなアリール;メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシの ようなアルコキシ;ベンジルオキシ;フェノキシのようなアリールオキシ;ビニ ルオキシおよびアリルオキシのようなアルケニルオキシ;アセトキシ、アクリル オキシおよびプロピオンオキシのようなアシロキシおよびジメチルアミノのよう なアミノから選択される。 ここでの使用のためにより望ましいものは以下の式をもつポリジ有機シロキサ ン‐ポリオキシアルキレンコポリマーであり: ここでx、yおよびRは上で定義されたようなものである。 コポリマー中の各部分の数および平均分子量はコポリマー中のポリオキシアル キレン部分に対するポリジ有機シロキサン部分の重量比が望ましくは約2.5か ら約4.0であるようなものである。 適当なコポリマーはWacker-Chemie GmbH、Geschaftsbereich S、Postfach D-8 000 Munich 22からBelsil(RTM)およびTh.Goldschmidt Ltd.、Tego House、Vict oria Road、Ruislip、Middlesex、HA4 OYLからAbil(RTM)という商品名で購入可 能である。ここでの使用のために特に望ましいものはBelsil(RTM)6031、Abil(RT M)B88183、DC3225C、DC5200、Abil We09、Ab il EM90、BY22-008(DowCorning)およびSF1328(GF Silicones)である。ここでの 望ましいシリコーンはそのCTFA命名法によってジメチコンコポリオールとし て知られている。 本発明の組成物は望ましくは組成物の重量で約20%から約95%の油相から なる。油相は望ましくは油相の重量で約0.01%から約25%、より望ましく は約0.05%から約10%の非揮発性シリコーンからなる。油相は望ましくは 油相の重量で約75%から約99.99%、より望ましくは約90%から約99. 95%の揮発性シリコーンからなる。 本発明の油中水型乳濁液中の油相はまた、鉱油、植物油、および動物油、脂肪 およびワックス、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、脂肪酸およびそれらの混 合物から選択される天然あるいは合成の油のようなひとつあるいはそれ以上の非 シリコーン有機油を含むことができ、そしてその成分は柔軟化の化粧品の特性を 達成するために有用である。油相が、例えば約25%まで、望ましくは約10% 程度までの油相に可溶な乳化成分を含んでもよいということが理解されるであろ う。このような成分は油相のレベルを決定するという観点からの油相の成分とし ては考慮に入れられない。 ここでの使用のための適当な有機油は、例えば任意に水酸基で置換されたC8 ‐C50の不飽和脂肪酸およびそれらのエステル、イソプロピルミリステート、イ ソプロピルパルミテート、セチルパルミテートおよびオクチルドデシルミリステ ート(Wickenol142)のようなC8‐C30の飽和脂肪酸のC1‐C24のエステル、 ミツロウ、ベヘニルアルコールおよびセチルアルコールのような飽和および不飽 和脂肪族アルコール、鉱油、ペトロラタムおよびスクアランのような炭化水素、 脂肪族ソルビタンエステル(1976年10月26日発行のSeidenのUS‐A‐3988255を参 照)、ラノリンおよびラノリン誘導体、アーモンド油、ピーナッツ油、麦芽油、 亜麻仁油、ホホバ油、アンズ核、クルミ、ヤシ、ピスタチオ、ゴマ、菜種の油、 ケード油、コーン油、もも核油、けしの実油、松油、ひまし油、大豆油、アボガ ド油、紅花油、ココナツ油、ヘーゼルナッツ油、オリーブ油、ぶどう種油、シア バター、ショレアバター、およびヒ マワリ種子油のような動物および植物のトリグリセリドおよびジイソプロピルジ メレート、ジイソステアリルマレート、ジイソステアリルジメレートおよびトリ イソステアリルトリメレートのような二量体および三量体の酸のC1‐C24のエ ステルを含む。上記の中で非常に望ましいものは鉱油、ペトロラタム、不飽和脂 肪酸およびそれらのエステル、およびそれらの混合物である。酸性スキンケア活性剤 本発明の組成物はサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体に加えて、追加の酸性 スキンケア活性剤からなる。 適当な酸性スキンケア活性剤はヒドロキシカルボン酸から選択されることがで きる。ここで用いられる酸性スキンケア活性剤という語句は、酸性の官能基(例 、カルボキシ、スルホン)を含むいかなるスキンケア活性剤をも意味する。 適当なヒドロキシカルボン酸は以下の化学構造を持つヒドロキシモノカルボン 酸から選択されることができ: R1(CR2OH)m(CH2)nCOOH ここでR1、R2=H、1個から25個の炭素原子を持つ飽和あるいは不飽和、直 鎖あるいは分岐鎖あるいは環状の形のアルキル、アラルキルあるいはアリール基 ;m=1、2、3、4、5、6、7、8あるいは9;n=0あるいは23までの 数である。 ヒドロキシモノカルボン酸は遊離の酸、ラクトンあるいは塩の型として存在し てもよい。ラクトン型は分子間あるいは分子内ラクトンのどちらかであることが できるが、しかし最も一般的なものは水酸基とカルボキシル基との間でひとつあ るいはそれ以上の水分子の脱離によって形成された環構造を持つ分子内ラクトン である。ヒドロキシモノカルボン酸は本質的に有機物であるので、それらは水酸 化アンモニウム、水酸化ナトリウムあるいはカリウム、あるいはトリエタノール アミンのような無機あるいは有機の塩基と塩あるいは複合体を形成してもよい。 ヒドロキシモノカルボン酸およびその関連化合物はD、L、およびDL型の ような立体異性体として存在してもよい。 R1およびR2に対する典型的なアルキル、アラルキルおよびアリール基はメチ ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ベンジルおよびフェニルを含む。R1お よびR2および(CH2)nの水素原子はF、Cl、Br、I、Sのような非官能基 型の原子、あるいは1個から9個の炭素原子を持つ飽和あるいは不飽和の低級ア ルキルあるいはアルコキシのような基によって置換されてもよい。代表的なヒド ロキシモノカルボン酸は2‐ヒドロキシ酢酸(グリコール酸)、2‐ヒドロキシプ ロパン酸(乳酸)、2‐メチル2‐ヒドロキシプロパン酸(メチル乳酸)、2‐ヒド ロキシブタン酸、フェニル2‐ヒドロキシ酢酸(マンデル酸)、フェニル2‐メチ ル2‐ヒドロキシ酢酸、3‐フェニル2‐ヒドロキシプロパン酸(フェニル乳酸) 、2,3‐ジヒドロキシプロパン酸(グリセリン酸)、2,3,4‐トリヒドロキシ ブタン酸、2,3,4,5‐テトラヒドロキシペンタン酸、2,3,4,5,6‐ペン タヒドロキシヘキサン酸、2‐ヒドロキシドデカン酸(アルファヒドロキシラウ リル酸)、2,3,4,5,6,7‐ヘキサヒドロキシヘプタン酸、ジフェニル2‐ヒ ドロキシ酢酸(ベンジル酸)、4‐ヒドロキシマンデル酸、4‐クロロマンデル酸 、3‐ヒドロキシブタン酸、4‐ヒドロキシブタン酸、2‐ヒドロキシヘキサン 酸、5‐ヒドロキシドデカン酸、12‐ヒドロキシドデカン酸、10‐ヒドロキ シデカン酸、16‐ヒドロキシヘキサデカン酸、2‐ヒドロキシ‐3‐メチルブ タン酸、2‐ヒドロキシ‐4‐メチルペンタン酸、3‐ヒドロキシ‐4‐メトキ シマンデル酸、4‐ヒドロキシ‐3‐メトキシメンデル酸、2‐ヒドロキシ‐2 ‐メチルブタン酸、3‐(2‐ヒドロキシフェニル)乳酸、3‐(4‐ヒドロキシ フェニル)乳酸、ヘキサヒドロマンデル酸、3‐ヒドロキシ‐3‐メチルペンタ ン酸、4‐ヒドロキシデカン酸、5‐ヒドロキシデカン酸およびアレウリチン酸 である。 ここでの使用のために適当なもうひとつの型のヒドロキシ酸は以下の式を持つ ヒドロキシジカルボン酸で: HOOC(CHOH)m(CH2)nCOOH ここでm=1、2、3、4、5、6、7、8あるいは9;n=0あるいは23 までの整数である。 ヒドロキシジカルボン酸は遊離の酸、ラクトンあるいは塩の型として存在して もよい。ヒドロキシカルボン酸およびその関連化合物はまたD、L、DLおよび メソ型のような立体異性体として存在してもよい。 炭素原子に結合している水素はF、Cl、Br、I、Sのような非官能基型の 原子あるいは1個から9個の炭素原子を持つ低級飽和あるいは不飽和アルキルあ るいはアルコキシのような基によって置換されてもよい。 代表的なヒドロキシジカルボン酸は2‐ヒドロキシプロパンジオン酸(タルト ロン酸)、2‐ヒドロキシブタンジオイン酸(リンゴ酸)、エリスラリン酸および スレアリン酸(酒石酸)、アラビラリン酸、リバリン酸、キシラリン酸およびリキ サリン酸、グルカリン酸(サッカリン酸)、ガラクタリン酸(ムチン酸)、マンナリ ン酸、グラリン酸、アラリン酸、アルトラリン酸、イダリン酸およびタラリン酸 である。 ここでの使用のために適当な第三の型のヒドロキシ酸は上で述べられた第一の 型あるいは第二の型のいずれかの上記の一般式によっては簡単に示されない様々 の群の化合物である。第三の型のヒドロキシ酸に含まれるものは以下の式のヒド ロキシカルボン酸で: R(OH)m(COOH)n ここでm、n=1、2、3、4、5、6、7、8あるいは9;R=H、1個から 25個の炭素原子を持つ飽和あるいは不飽和、直鎖あるいは分岐鎖あるいは環状 の型のアルキル、アラルキルあるいはアリール基:クエン酸、イソクエン酸、シ トラマリン酸、アガリシン酸(n‐ヘキサデシルクエン酸)、キニン酸、グルクロ ン酸、グルクロノラクトン、ガラクツロン酸、ガラクツロノラクトンを含むウロ ン酸、ヒドロキシピルビン酸、ヒドロキシピルビン酸ホスフェート、アスコルビ ン酸、ジヒドロアスコルビン酸、ジヒドロキシ酒石酸、2‐ヒドロキシ‐2‐メ チルブタン酸、1‐ヒドロキシ‐1‐シクロプロパンカルボン酸、2‐ヒドロキ シヘキサンジアール、5‐ヒドロキシリジン、3‐ヒドロキシ‐2‐アミノペン タン酸、トロピン酸、4‐ヒドロキシ‐2,2‐ジフェニルブ タン酸、3‐ヒドロキシ‐3‐メチルグルタール酸、および4‐ヒドロキシ‐3 ‐ペンタン酸。 第三の型のヒドロキシ酸は遊離の酸、ラクトンあるいは塩の型として存在して もよく、そしてまたD、L、DLおよびメソ型のような立体異性体として存在し てもよい。 炭素原子に結合している水素はF、Cl、Br、I、Sのような非官能基型の 原子あるいは1個から9個の炭素原子を持つ低級飽和あるいは不飽和アルキルあ るいはアルコキシのような基によって置換されてもよい。 ヒドロキシ酸の混合物もまたここでの組成物中で用いることができる。ヒドロ キシ酸はここでしわを減少しそして皮膚の感触および外観を改良するという観点 から有用である。 ここで使用するための他の適当なヒドロキシ酸はレチノイン酸およびアゼライ ン酸を含む。 酸性スキンケア活性剤は組成物の重量で約0.1%から約10%、望ましくは 約0.1%から約5%、より望ましくは約0.5%から約3%のレベルで存在する ことができる。 酸性スキンケア活性剤は水あるいは例えばC2‐C6のアルコール、ジオールおよ びポリオールに基づく溶液のような水性アルコール溶媒中に溶解することができ 、望ましいアルコールはエタノール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコ ール、ヘキシレングリコール、およびそれらの混合物から選択される。 本発明の組成物はまたシクロデキストリン化合物に加えて、酸性スキンケア活 性剤および/またはサリチル酸あるいはサリチル酸誘導体を溶解するための可溶 化剤からなることができる。化粧品組成物中での使用のために適当ないかなる可 溶化剤も用いることができる。望ましくはここでの可溶化剤はC4からC22の アルコールのポリオキシエチレン‐ポリオキシプロピレンエーテル、ピロリドン を基にした可溶化剤、約15より大きい、望ましくは約18より大きいHLBを 持つポリエチレングリコールを基にした非イオン型界面活性剤、およびそれらの 混合物から選択される。 ここでの使用のために適当なピロリドンを基にした可溶化剤は、ポリビニルピ ロリドンあるいは約1500から約1,500,000、望ましくは約3000か ら約700,000、より望ましくは約5000から約100,000の範囲の分 子量(粘度平均)を持つC1‐C4アルキルポリビニルピロリドンを含む。ピロリ ドンを基にした可溶化剤の適当な例はポリビニルピロリドン(PVP)(あるい はポビドン)およびブチル化されたポリビニルピロリドンである。ここでの最も 望ましいピロリドンを基にした可溶化剤はポリビニルピロリドンである。PVP はBASFからLuviskol(RTM)という商品名で購入可能である。ここでの望まし いPVP可溶化剤は約9,000の粘度平均分子量を持つLuviskol K17である。 ここでの使用のための他のピロリドンを基にした可溶化剤はラウリルピロリドン のようなC1‐C18のアルキルあるいはヒドロキシアルキルピロリドンを含む。 ピロリドンを基にした可溶化剤はここでの組成物中に望ましくは組成物の重量 で約0.1%から約10%、より望ましくは約0.1%から約5%、特に約0.5 %から約2%のレベルで存在する。 発明の望ましい態様は、追加的に対応する酸、例えばクエン酸、ホウ酸、およ び塩、およびそれらの混合物から選択される酸のpKaより低いかあるいは等し いpH値で水に溶解する、重量で約0.01%から約5%の追加の酸あるいはそ れらの塩からなる。これらの物質はここで酸性スキンケア活性剤/サリチル酸あ るいはサリチル酸誘導体の溶解を助けるという観点からピロリドンを基にした錯 化剤との組合せで有用である。この観点からここで特に望ましいものはクエン酸 のナトリウム塩である。望ましい態様において、酸あるいはそれらの塩は25℃ で少なくとも5%w/wのレベルまで溶解する。 本発明の組成物中の特に望ましい可溶化剤はC4‐C22アルコールのポリオ キシエチレン‐ポリオキシプロピレンエーテル、およびそれらの混合物から選択 される非イオン型界面活性剤である。非イオン型界面活性剤はここで不連続水相 中の酸性スキンケア活性剤に対する可溶化剤として重要である。ここでの使用の ための適当なC4‐C22アルコールのポリオキシエチレン‐ポリオ キシプロピレンエーテルは以下の一般式を持つものを含み: ここでxは約1から約35、望ましくは約1から約10の範囲で、yは約1から 約45、望ましくは約1から約30の範囲で、そしてRは直鎖あるいは分岐鎖の C4からC22のアルキル基、あるいはそれらの混合物である。望ましい態様に おいて(x+y)は5より大きいか等しく、望ましくは10より大きいか等しく 、より望ましくは15より大きいか等しい。x:yの比は1:1から1:10の 範囲である。 上の式中の適当なR基の例はセチル、ブチル、ステアリル、セテアリル、デシ ル、ラウリルおよびミリスチルを含む。 適当なポリオキシエチレン‐ポリオキシプロピレンアルコールエーテルの例は PPG‐4‐セテス‐1、PPG‐4‐セテス‐5、PPG‐4‐セテス‐10 、PPG‐4‐セテス‐20、PPG‐5‐セテス‐20、PPG‐8‐セテス ‐1、PPG‐8‐セテス‐2、PPG‐8‐セテス‐5、PPG‐8‐セテス ‐10、PPG‐8‐セテス‐20、PPG‐2‐ブテス‐3、PPG‐2‐ブ テス‐5、PPG‐5‐ブテス‐7、PPG‐9‐ブテス‐12、PPG‐28 ‐ブテス‐35、PPG‐12‐ブテス‐16、PPG‐15‐ブテス‐20、 PPG‐20‐ブテス‐30、PPG‐24‐ブテス‐27、PPG‐26‐ブ テス‐26、PPG‐33‐ブテス‐45、PPG‐2‐セテアレス‐9、PP G‐4‐セテアレス‐12、PPG‐10‐セテアレス‐20、PPG‐2‐デ セス‐10、PPG‐4‐デセス‐4、PPG‐6‐デセス‐4、PPG‐6‐ デセス‐9、PPG‐8‐デセス‐6、PPG‐2‐イソデセス‐4、PPG‐ 2‐イソデセス‐6、PPG‐2‐イソデセス‐9、PPG‐2‐イソデセス‐ 12、PPG‐3‐イソデセス‐1、PPG‐4‐ラウレス‐5、PPG‐4‐ラ ウレス‐2、PPG‐4‐ラウレス‐7、PP G‐5‐ラウレス‐5、PPG‐25‐ラウレス‐25、PPG‐3‐ミレス‐ 11、PPG‐3‐ミレス‐3およびPPG‐9‐ステアレス‐3を含む(CT FA命名法を用いている)。 ここでの使用のための望ましいポリオキシエチレン‐ポリオキシプロピレンエ ーテルは式(I)を持つC8からC16のアルコールのエーテルで、ここでxは 2から12そしてyは10から30であり、そしてそこでのx:yの比は約1: 2から約1:8の範囲である。 ここでの使用のための特に望ましいC4からC22アルコールのポリオキシエ チレン‐ポリオキシプロピレンエーテルは上の式(I)を持つものであり、ここ でRはセチルでありそしてここでxは約4から約8の範囲であり、そしてここで yは約15から約25の範囲であり、そしてx:yの比は約1:3から約1:5 の範囲である。酸性スキンケア活性剤の溶解を改良するという観点から特に望ま しいエーテルはProcetyl AWSという商品名で入手可能なPPG‐5‐セテス‐2 0である。 ここでの可溶化剤は望ましくは組成物の重量で約0.1%から約15%、より 望ましくは約1%から約10%、特に約2%から約8%のレベルで存在する。 ここでの望ましい態様は顔料あるいは顔料の混合物からなる。ここで用いられ る顔料は組成物中に存在する酸性スキンケア活性剤/サリチル酸/サリチル酸誘 導体と相溶性でなければならず、そして卓越した全体的な色の安定性を持たなけ ればならない。ここでの使用のための適当な顔料は無機および/または有機であ ることができる。顔料という語句にまた含まれるものはつや消し仕上剤、そして また光分散剤のような色あるいは光沢の少ない物質である。適当な顔料の例は、 酸化鉄、ルチル二酸化チタン、アナターゼ二酸化チタン、酸化第二鉄、酸化第一 鉄、酸化クロム、水酸化クロム、マンガン紫、アシルグルタメート酸化鉄、ウル トラマリンブルー、D&Cダイ、カルミン、およびそれらの混合物である。例え ば、ファンデーションあるいは頬紅のようなメークアップ組成物の型によって顔 料の混合物が通常用いられるであろう。 ファンデーション組成物はまた少なくともひとつのつや消し仕上剤を含むこ とができる。つや消し仕上剤の機能は皮膚の欠点を隠し、てかりを減少すること である。このような化粧品として許容できる無機の薬剤、すなわちケイ素、水和 化ケイ素、シリコーン処理ケイ素ビーズ、ミカ、タルク、ポリエチレン、二酸化 チタン、ベントナイト、ヘクトライト、カオリン、チョーク、珪藻土、アタパル ガイト酸化亜鉛および同様のものとしてCTFA Cosmetic Ingredient Dictionary )第3版中に含まれるものが利用されてよい。つや消し仕上剤として特に有用な ものは硫酸バリウムでコートされたチタン化ミカ(二酸化チタンでコートされた ミカ)のような低光沢顔料である。つや消し仕上剤として有用な無機の成分の中 で低光沢顔料、タルク、ポリエチレン、水和化ケイ素、カオリン、二酸化チタン およびそれらの混合物が特に望ましい。光分散剤としてここでの使用に適当な物 質は約100ミクロンまで、望ましくは約5から約50ミクロンの粒子サイズを 持つ、例えば球状ケイ素粒子のような球状の形の無機物質として一般的に述べる ことができる。 顔料の他の例は、FD&C Red No.7カルシウムレーキ、FD&C Yellow No.5アル ミニウムレーキ、D&C Red No.9バリウムレーキ、およびD&C Red No.30のよう な有機着色剤のレーキを含む。 湿潤化、皮膚の感触、皮膚の外観および乳濁液の相溶性の観点から、ここでの 使用のために望ましい顔料は処理された顔料である。顔料はリジンのようなアミ ノ酸、シリコーン、ラウロイル、コラーゲン、ポリエチレン、レシチンおよびエ ステル油のような化合物で処理されることができる。より望ましい顔料はシリコ ーン(ポリシロキサン)で処理された顔料である。 ここでの使用のために非常に望ましい顔料はポリ有機シロキサンあるいはシラ ンから選択される有機ケイ素成分でコートされた顔料であり、ここでコートされ た顔料がコートされた顔料lgあたり約2.0より少ない、望ましくは約1.0より 少ない、より望ましくは約0.5mlより少ない、そして特に約O.1mlH2より 少ない水素ポテンシャルを持つ。ここでの使用のために望ましい顔料は微粒子の 形である。顔料はここでの組成物中の連続した油相に組み入れられる。用いられ るコーティングは共有結合、物理的吸着あるいは接着によ って、望ましくは顔料の表面への共有結合によって顔料の表面に結合することが できる。ここでのコーティングの機能はシリコーン中水型の乳濁液の連続したシ リコーン相中でそれらが“湿り気をおびることができる”ように顔料を疎水的に 修飾することである。コートされた顔料はまたここで水素ガスの発生を減少し、 そして製品の安定性を改良するという観点から有用である。 理論によって限定されないが、顔料が油中水型乳濁液の油相中に存在するけれ ども、水相からの水素イオンが乳濁液の境界面を通って油相へ通過することがで き、そこで例えば水素ガスを遊離して顔料のコーティングと反応することに使わ れるということが信じられている。しかしながら、コートされた顔料1gあたり 約2mlH2より少ない水素ポテンシャルを持つ有機ケイ素でコートされた顔料 を用いることによって水素ガスの発生は減少される。 コートされた顔料の水素ポテンシャルはここで以下の試験方法を用いて測定さ れる: 20gのコートされた顔料を含むコートされた顔料の分散物がマグネティック スターラー上のフラスコに入れられそして常温で撹拌しながら100mlの水酸 化カリウムの2%エタノール溶液が加えられる。発生した水素ガスは常温および 常圧(25℃、1At)で第2のフラスコに集められる。遊離した水素ガスはそ れゆえ体積で測定されることができる。 広い種類の有機ケイ素成分がここでの顔料を処理するために用いることができ る。ここでの適当なポリ有機シロキサンは以下のものから選択され: (A)以下の式の物質: (R1)3SiO‐(Si(R23)O)p‐Si(R23)OA2 ここでpは1から1000、望ましくは1から100で、A2は水素あるいは 1個から30個の炭素原子を持つアルキル基で、R1はC1‐C30のアルキル、望 ましくはメチルで、R2およびR3はそれぞれ独立してC1‐C30のアルキルおよ びフェニルから選択され、望ましくはここでR2およびR3が両方ともメチルある いはR2がメチルでR3がフェニルであり;あるいは (B)以下の式の物質: (R1)3SiO(Si(R2)(H)‐O)i‐Si(R1)3 ここでiは1から1000、望ましくは1から100で、そしてR1およびR2 は上で式(A)に対して定義されたようなものである。 望ましい態様において有機ケイ素成分はシランから選択される。シランは以下 の式の物質から選択することができ: (C) A1SiX123 ここでAは1個から30個の炭素原子を持つアルキルあるいはアルケニル基、 そしてX1、X2およびX3はそれぞれ独立してC1‐C4のアルコキシ、望ましく はメトキシあるいはエトキシ、あるいはハロゲン、望ましくは塩素である。 ここでの顔料がここで上に述べられた式(C)を持つシラン物質で処理される 時、以下の式(1)を持つ顔料が生成され: P‐O‐Si(OH)(A)‐[‐O‐Si(OH)(A)‐]0-100‐OH ここでPは顔料表面中の原子でそしてそれそれのAは30個までの炭素原子を持 つアルキルあるいはアルケニル基である。式(1)に示される隣接したポリシロ キサン鎖のいくつかは顔料表面から離れて展延するポリシロキサン鎖に加えて酸 素原子を介して顔料の表面に添って展延している‐Si(‐OP)‐O-単位の1 00個までの繰り返しのポリシロキサン鎖を形成するために架橋結合しているこ とができる。直鎖あるいは分岐鎖のアルキル基の例は、メチル、エチル、プロピ ル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル等でオクタデシルまでで ある。“アルケニル”はひとつあるいはそれ以上の二重結合を持つ炭素鎖を含み ;このような基の例はエチレン、プロピレン、アクリリル、メタアクリリル、お よびオレイン(C1733‐)、リノレイン(C1731‐)、およびリノレニン(C17 29‐)のような不飽和脂肪酸の残基を含む。 ここでの顔料が上で述べられた式(A)を持つポリ有機シロキサン物質で処理 された時、以下の式(2)を持つ顔料が生成され: P‐O‐(Si(R23)O)p‐Si(R1)3 (2) ここでpは1‐1000、望ましくは1から100、R1、R2およびR3は上で 式(A)に対して定義されたもので、Pは顔料表面中の原子である。 ここでの顔料が上で述べられた式(B)を持つポリ有機シロキサン物質で処理 された時、以下の式(3)を持つ顔料が生成され: (R1)3SiO‐[Si(R2)(‐OP)‐O‐]p‐Si(R1)3 (3) ここでそれぞれのPは顔料表面中の原子で、pは1から1000、望ましくは1 から100であり、R1およびR2は上で式(B)中で定義されたようなもので, そしてその中でそれそれの100個までの繰り返しの(Si‐O)単位が酸素原 子を介して顔料表面に結合している。 顔料(あるいは2種あるいはそれ以上の顔料の混合物)はそれを乾燥した、細 かく砕かれた形でミキサー中に入れ、有機ケイ素成分を加え、そして混合するこ とによってコートされることができる。有機ケイ素コーティングは望ましくは有 機ケイ素でコートされた顔料の重量で約0.01%から約5%、より望ましくは 約0.1%から約4%、そして特に約0.5%から約2%のレベルで存在する。 水素ガスの発生を減少しそして製品の安定性を改良する観点から最も望ましい コートされた顔料はCardre 70429である。 コートされた顔料の総濃度は重量で約0.1から約25%、そして望ましくは 総組成物の重量で約1から約15%、より望ましくは約8%から約12%であっ てよく、正確な濃度はある程度ファンデーションメークアップあるいは望まれる 陰影を作るための頬紅中での使用のために選択された顔料の特定の混合物による 。望ましい組成物は重量で約2%から約20%の二酸化チタン、そして最も望ま しくは重量で約5%から約10%の二酸化チタンを含む。 ここでの組成物の非常に望ましい成分は保湿剤あるいは保湿剤の混合物である 。ここでの保湿剤あるいは保湿剤の混合物は組成物の重量で約0.1%から約3 0%、望ましくは約1%から約25%、そしてより望ましくは約1%から約10 %の量で存在する。適当な保湿剤は25℃で300,000から1,100,00 0cpsの粘度;25℃で1から1.2g/mlの比重、5.0から5.5のpH ;33から58%の結合水含量;および5から20%の遊離水含量を持つグリセ リンおよびポリグリセリルメタアクリレート潤滑油から選択される。 保湿剤は少なくとも部分的に油中水型乳濁液の油相に組み入れられることがで きる。油相は望ましくは組成物を基にして、重量で約0.1%から約10%、よ り望ましくは約0.1%から約3%の保湿剤を含む。保湿剤は微粒子状の親油性 あるいは疎水性担体物質と共に、あるいはその中に組み入れられた混合物の形で 油相中に取り入れられることができる。 望ましい特性を持つポリグリセリルメタアクリレートの潤滑剤は“Lubraje1” という商標でGuardian Chemical Corporationから市販されている。“Lubrajel DV”、“Lubrajel MS”、および“Lubrajel CG”として特定される“Lubrajels ”が本発明中で望ましい。これらの商標で販売されているゲル化剤は約1%のプ ロピレングリコールを含む。 他の適当な保湿剤はソルビトール、パンテノール、プロピレングリコール、ジ プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、Glucam(R TM)E-20、ヘキサントリオール、およびグルコースエーテルのようなアルコキシ 化されたグルコース誘導体およびそれらの混合物を含む。 パンテノール湿潤剤はD‐パンテノール([R]‐2,4‐ジヒドロキシ‐N‐[ 3‐ヒドロキシプロピル)]‐3,3‐ジメチルブタミド)、DL‐パンテノール、 パントテン酸カルシウム、ロイヤルゼリー、パンテチン、パントテイン、パンテ ニルエチルエーテル、パンガミン酸、ピリドキシン、パントイルラクトースおよ びビタミンB複合体から選択されることができる。 ここでの望ましい保湿剤はグリセリンである。化学的にはグリセリンは1,2, 3‐プロパントリオールでありそして市販の製品である。 ここでの組成物の望ましい成分は有機の両親媒性界面活性剤に加えてポリオー ルエステル皮膚コンディショニング剤である。 本発明の組成物は重量で望ましくは約0.01%から約20%、より望ましく は約0.1%から約15%、そして特に約1%から約10%のポリオールエステ ルからなる。組成物中の油の重量でのポリオールエステルのレベルは望ましくは 約1%から約30%、より望ましくは約5%から約20%である。 ここで使用するために望ましいポリオールエステルは非閉塞型液体あるいは 液化ポリオールカルボン酸エステルである。これらのポリオールエステルはポリ オール基あるいは残基、およびひとつあるいはそれ以上のカルボン酸基あるいは 残基に由来する。換言すれば、これらのエステルはポリオールから由来するひと つの残基とカルボン酸から由来するひとつあるいはそれ以上の残基を含む。これ らのカルボン酸エステルはまたカルボン酸から由来することができる。これらの カルボン酸エステルはまた、カルボン酸および脂肪酸という語句はしばしば業界 において互換的に用いられるので、液体ポリオール脂肪酸エステルと記述されて もよい。 本発明で用いられる望ましい液体ポリオールポリエステルは、少なくとも4個 の脂肪酸基でエステル化された特定のポリオール、特に糖あるいは糖アルコール からなる。従って、原料のポリオールは少なくとも4個のエステル化できる水酸 基を持たなければならない。望ましいポリオールの例はモノサッカライドおよび ジサッカライド、および糖アルコールを含む糖類である。4個の水酸基を含むモ ノサッカライドの例はキシロースおよびアラビノースおよび5個の水酸基を持つ 、すなわちキシリトールのようなキシロースから由来する糖アルコールである。 モノサッカライドのエリスロースは水酸基を3個だけ含むので、本発明の実施に は適当ではないが、しかしエリスロース由来の糖アルコール、すなわちエリスリ トールは4個の水酸基を含み、そして従って用いることができる。適当な5個の 水酸基を含むモノサッカライドはガラクトース、フルクトース、およびソルボー スである。グルコースおよびソルボースと同様に蔗糖の加水分解生成物に由来す る6個のOH基を含む糖アルコール、例えばソルビトール、もまた適当である。 用いることのできるジサッカライドポリオールの例はマルトース、乳糖、および 蔗糖を含み、そしてそれらのすべてが8個の水酸基を含む。 本発明中で使用するためのポリエステルを製造するために望ましいポリオール はエリスリトール、キシリトール、ソルビトール、グルコース、および蔗糖から なる群から選択される。蔗糖が特に望ましい。 少なくとも4個の水酸基を持つ原料のポリオールは、‐OH基のうちの少な くとも4個が約8個から約22個の炭素原子を含む脂肪酸でエステル化される。 このような脂肪酸の例はカプリリン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸 、ミリストレイン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイ ン酸、リシノレイン酸、リノレイン酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラ キジン酸、アラキドン酸、ベヘニン酸、およびエルシン酸を含む。脂肪酸は天然 由来あるいは合成の脂肪酸から由来することができ;それらは位置および幾何異 性体を含む飽和あるいは不飽和のものであることができる。しかしながら、ここ での使用のために望ましい液体ポリエステルを提供するために、ポリエステル分 子に組み入れられる脂肪酸の少なくとも重量で約50%が不飽和であるべきであ る。オレイン酸およびリノレイン酸、およびそれらの混合物が特に望ましい。 本発明中で有用なポリオール脂肪酸ポリエステルは少なくとも4個の脂肪酸エ ステル基を含むべきである。ポリオールのすべての水酸基が脂肪酸でエステル化 されている必要はないが、しかしポリエステルが2個より多くないエステル化さ れない水酸基を含むことが望ましい。最も望ましくは、実質的にポリオールのす べての水酸基が脂肪酸でエステル化されている、すなわちポリオール残基が実質 的に完全にエステル化されている。ポリオール分子にエステル化される脂肪酸は 同じでも混じっているものであることもできるが、しかし上で指摘されたように 、充分な量の不飽和の酸のエステル基が液体の状態を提供するために存在しなけ ればならない。 上記の点を例示するために、蔗糖の脂肪酸トリエステルは必要とされる4個の 脂肪酸エステル基を含まないので、ここでの使用のために適当ではない。蔗糖の テトラ脂肪酸エステルは適当であるが、しかし2個より多いエステル化されてい ない水酸基を持つので望ましくない。蔗糖のヘキサ脂肪酸エステルは2個より多 くないエステル化されていない水酸基を持つので望ましい。すべての水酸基が脂 肪酸でエステル化されている非常に望ましい化合物は液体の蔗糖の8置換脂肪酸 エステルを含む。 以下のものは本発明中での使用のために適当な少なくとも4個の脂肪酸エス テル基を含む特定のポリオールの脂肪酸ポリエステルの限定されない例である: グルコーステトラオレエート、大豆油脂肪酸(不飽和)のグルコーステトラエス テル、混合大豆油脂肪酸のマンノーステトラエステル、オレイン酸のガラクトー ステトラエステル、リノレイン酸のアラビノーステトラエステル、キシローステ トラリノレエート、ガラクトースペンタオレエート、ソルビトールテトラオレエ ート、不飽和大豆油脂肪酸のソルビトールヘキサエステル、キシリトールペンタ オレエート、蔗糖テトラオレエート、蔗糖ペンタオレエート、蔗糖ヘキサオレエ ート、蔗糖ヘプタオレエート、蔗糖オクタオレエート、およびそれらの混合物。 上で示されたように、非常に望ましいポリオール脂肪酸エステルは、ここで脂 肪酸が約14個から約18個の炭素原子を含むものである。 ここでの使用のために好まれる望ましい液体ポリオールポリエステルは約30 ℃より低い、望ましくは約27.5℃より低い、より望ましくは約25℃より低 い完全な融点を持つ。ここで報告される完全な融点は示差走査型熱量計(DSC )によって測定される。 ここでの使用のために適当なポリオールの脂肪酸ポリエステルは当業界によく 知られている様々の方法によって製造されることができる。これらの方法は以下 のものを含む:本質的に様々の触媒を用いるポリオールのメチル、エチルあるい はグリセロール脂肪酸エステルとのエステル交換;脂肪酸塩化物によるポリオー ルのアシル化;脂肪酸無水物によるポリオールのアシル化;および脂肪酸による ポリオールのアシル化である。参照米国特許第2,831,854号:1977年、1月25日に Jandacekに発行された米国特許第4,005,196号;1977年、1月25日にJandacekに発 行された米国特許第4,005,196号。 本発明のメークアップ組成物はまた微粒子状の架橋結合した疎水性のアクリレ ートあるいはメタアクリレートコポリマーからなることができる。このコポリマ ーは効果的な湿潤化の利点を提供するのを助けるのと同時に、てかりを減少しそ して油分を調節するのに特に有用である。架橋結合した疎水性ポリマーは望まし くは、少なくともひとつの活性成分がコポリマーの格子全体に均一に 分散しそして中に取り込まれたコポリマー格子の形である。それとは別に、疎水 性のポリマーは約50から500、望ましくは100から300m2/gの範囲 の表面積(N2‐BET)およびそこに吸着された活性成分を持つ多孔性の粒子 の形をとることができる。 架橋結合した疎水性ポリマーはここで用いられる時、重量で約0.1%から約 10%の量であり、そして望ましくは外部のシリコーン含有油相の中に取り込ま れる。活性成分は皮膚相溶性油、皮膚相溶性保湿剤、柔軟化剤、湿潤化剤および 日光遮断剤のうちのひとつあるいはそれ以上あるいは混合物であることができる 。ポリマー物質は粉末の形であり、粉末は粒子の組み合わされた系である。粉末 粒子の系は平均直径が約1ミクロンより小さい単位粒子、平均直径が約20から 100ミクロンの範囲のサイズの融和した単位粒子の集合体、および平均直径が 約200から1,200ミクロンの範囲のサイズの融和した集合体の集まった凝 集体を含む格子を形成する。 活性成分の担体として用いることのできる本発明の粉末物質は架橋結合した“ 後吸着”疎水性ポリマー格子として広範囲に述べられることができる。粉末は望 ましくは固体、液体あるいは気体の形である活性物質をその中に閉じ込めそして 分散している。格子は微粒子の形でそして活性物質を含んだ時に自由に流動する 隔離した固体の粒子を構成する。格子は活性物質のあらかじめ決められた量を含 んでもよい。ポリマーは以下の構造式を持ち: ここでyに対するxの比は80:20であり、R'は‐CH2CH2‐およびR"は ‐(CH2)11CH3である。 ここでの使用のための適当な疎水性ポリマーは高度に架橋結合したポリマーで 、より特定すればDow Corning Corporation、Mid1and、Michigan、USAによって 製造され、そしてPOLYTRAP(RTM)という商標で販売されているもののような高度 に架橋結合したポリメタアクリレートコポリマーである。それは極めて軽い自由 に流動する白色の粉末で、そしてその粒子は自由に流動する粉末の特性を保つと 同時に高いレベルの親油性液体およびいくらかの親水性液体を吸着する能力があ る。粉末構造は20から100ミクロンの集合体に融合しそしてその集合体が緩 やかに約200から約1200ミクロンのサイズのマクロ粒子あるいは凝集体へ と集合する、1ミクロンより小さい単位粒子の格子からなる。ポリマー粉末はそ の重量の4倍の液体、乳濁液、分散物あるいは溶解した固体を含む能力がある。 ポリマー粉末上への活性剤の吸着はステンレスの撹拌槽とスプーンを用いて行 うことができ、ここで活性剤が粉末へと加えられそしてスプーンがポリマー粉末 へ活性剤を穏やかに包含するために用いられる。低粘度の液体はポリマーを含む 密閉できる容器に液体を加えそして次いで均一になるまで物質を上下に振ること によって吸着されてよい。リボンあるいは2重コーンブレンダーのようなより精 密な混合装置がまた用いられることができる。ここでの使用のための望ましい活 性成分はグリセリンである。望ましくは、保湿剤:担体の重量比は約1:4から 約3:1である。 高度に架橋結合したポリメタアクリレートコポリマーとしてまた適当なものは Microsponges 5640である。これは一般に約0.01から約0.05μmの孔のサ イズ、そして200‐300m2/gの表面積を持つ球状の粒子の形の架橋結合 した疎水性ポリマーの形をとる。また、望ましくはそれは上に述べられたレベル で保湿剤と共に加えられる。 発明の組成物はまた、望ましくは約0.01%から約10%、より望ましくは 約0.02%から約2%、そして特に約0.02%から約0.5%のレベルで 親水性ゲル化剤を含むことができる。ゲル化剤は望ましくは少なくとも約400 0mpa.s、より望ましくは少なくとも約10,000mPa.sそして特に少 なくとも50,000mPa.sの粘度(1%水溶液、20℃、Brookfield RVT) を持つ。 適当な親水性ゲル化剤は一般に水溶性あるいはコロイド状に水溶性のポリマー として記述されることができ、そしてセルロースエーテル(例、ヒドロキシエチ ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、ポ リビニルアルコール、ポリクォータニウム‐10、グアガム、ヒドロキシプロピ ルグアガムおよびキサンタンガムを含む。 適当な親水性ゲル化剤はアクリル酸/アルキルアクリレートコポリマーおよび Carbopolレジンという商標でB.F.Goodrich Companyによって販売されているカ ルボキシビニルポリマーである。これらのレジンは本質的に例えばポリアリル蔗 糖あるいはポリアリルペンタエリスリトールのような架橋剤の0.75%から2. 00%と架橋結合しているアクリル酸のコロイド状に水溶性のポリアルケニルポ リエーテル架橋結合ポリマーからなる。その例はCarbopol 934、Carbopol 940、 Carbopol 950、Carbopol 980、Carbopol 951およびCarbopol 981を含む。Carbop ol 934はそれそれの蔗糖分子あたり平均して約5.8個のアリル基を持つ蔗糖の ポリアリルエーテルの約1%と架橋結合したアクリル酸の水溶性ポリマーである 。ここでの使用のためにまた適当なものは、Carbopol 1382、Carbopol 1342およ びPemulen TR-1(CTFA命名法:アクリレート/10‐30アルキルアクリレ ートクロスポリマー)の商品名で入手可能な両親媒性の特性を持つ疎水的に修飾 されたアクリル酸の架橋結合ポリマーである。ポリアルケニルポリエーテル架橋 結合アクリル酸ポリマーおよび疎水的に修飾された架橋結合アクリル酸ポリマー の組合せはまたここでの使用のために適当である。ここでの使用のために適当な 他の適当なゲル化剤はトリヒドロキシステアリンおよびアルミニウムマグネシウ ムヒドロキシステアレートのようなオレオゲルである。ここでのゲル化剤は常温 および高温の両方での優れた安定性の特徴を与えるために特に価値がある。 望ましくは親水性ゲル化剤を含む酸性基は中和されている。ここでの親水性ゲ ル化剤を含む酸性の基の中和に使用するために適当な中和剤は水酸化ナトリウム 、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノール アミンおよびトリエタノールアミンを含む。 ここでのメークアップ組成物は追加的に柔軟化剤を含むことができる。本発明 の組成物のために適当な柔軟化剤は鉱油、植物油および動物油、脂肪およびワッ クス、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、アルキレングリコールおよびポリア ルキレングリコールエーテルおよびエステル、脂肪酸およびそれらの混合物から 選択される天然および合成の油を含む。 ここでの使用のための適当な柔軟化剤は、例えば任意に水酸基で置換されたC8 ‐C50の不飽和脂肪酸およびそれらのエステル、イソプロピルミリステート、 セチルパルミテートおよびオクチルドデシルミリステート(Wickenol 142)のよ うなC8‐C30飽和脂肪酸のC1‐C24エステル、ミツロウ、ベヘニルアルコール およびセチルアルコールのような飽和および不飽和脂肪族アルコール、鉱油、ペ トロラタムおよびスクアランのような炭化水素、脂肪族ソルビタンエステル(197 6年、10月26日に発行されたSeidenのUS-A-3988255を参照)、ラノリンおよびエト キシ化されたラノリンアルコール、水酸基化およびアセチル化されたラノリンの ようなラノリン誘導体、コレステロールおよびそれらの誘導体、アーモンド油、 ピーナッツ油、麦芽油、亜麻仁油、ホホバ油、アンズ核、クルミ、ヤシ、ピスタ チオ、ゴマ、菜種の油、ケード油、コーン油、もも核油、けしの実油、松油、ひ まし油、大豆油、アボガド油、紅花油、ココナツ油、ヘーゼルナッツ油、オリー ブ油、ぶどう種油、およびヒマワリ種子油のような動物および植物のトリグリセ リドおよびジイソプロピルジメレート、ジイソステアリルマレート、ジイソステ アリルジメレートおよびトリイソステアリルトリメレートのような二量体および 三量体の酸のC1‐C24エステルを含む。 望ましい柔軟化剤はイソヘキサデカン、鉱油、ペトロラタムおよびスクアラン 、ラノリンアルコール、およびステアリルアルコールのような炭化水素から 選択される。これらの柔軟化剤は独立してあるいは混合物として用られてよく、 そして本発明の組成物中に重量で約1%から約30%の量で存在してよく、そし て望ましくは総組成物の重量で約5%から約15%の量で存在する。 組成物はまた適当なものとして、例えば芳香剤、日光遮断剤、保存剤、塩化ナ トリウムのような電解質、タンパク、抗酸化剤、キレート剤および油中水型乳濁 化剤のような追加の物質を含んでもよい。 メークアップ組成物のもうひとつの任意の成分はひとつあるいはそれ以上の紫 外線吸収剤である。紫外線吸収剤は、しばしば日光遮断剤として記述されるが、 組成物の総重量に基づいて、重量で約1%と約12%の間の範囲の濃度で存在す ることができる。望ましくは、UV吸収剤は重量で約2%と8%の間からなる。 より望ましくは、UV吸収剤は組成物中に重量で約4%と約6%の間の範囲の濃 度で存在することができる。ここでの使用のために適当な紫外線吸収剤のうち、 ベンゾフェノン‐3、オクチルジメチルPABA(Padimate o)、Parsol MCX、お よびそれらの混合物が特に望ましい。 ここでのもうひとつの任意のしかし望ましい成分は、望ましくは組成物の総重 量に基づいて重量で約0.02%から約0.10%の範囲の、ひとつあるいはそれ 以上の追加のキレート剤である。望ましくはキレート剤は組成物の総重量に基づ いて、重量で約0.03%と約0.07%の間の範囲の濃度で存在する。組成物中 に含まれてもよいキレート剤はEDTA4ナトリウムである。 ファンデーション組成物のもうひとつの任意のしかし望ましい成分は、ひとつ あるいはそれ以上の保存剤である。ファンデーション組成物中の保存剤の濃度は 、組成物の総重量に基づいて、重量で約0.05%と約0.8%の間、望ましくは 重量で約0.1%と約0.3%の間の範囲である。ここでの使用のための適当な保 存剤は安息香酸ナトリウムおよびプロピルパラベン、およびそれらの混合物を含 む。 もうひとつの任意のしかし望ましい成分はDow Corning Ltd、Avco House、Cas tle Street、Reading RGl7DZ、UKによって供給されるDryFlow である。 本発明の化粧品組成物はファンデーション、頬紅、被覆剤、コンパクト粉末、 湿潤化クリームおよびローション、着色した湿潤化クリームおよびローション、 および同様のものの形で、望ましくはファンデーシヨンおよび被覆剤であること ができる。 実施例 以下の表は本発明の化粧品組成物の実施例を示す 1.Procter & Gambleによって供給される。 2.Dow Corning Ltd,Avco House,Castle Street,Reading RGl 7DZ,Kによ って供給される。 3.Cardre Incorporated,70 Tyler Pl.,South Plainfield,NJ07090,USA によって供給される。 4.Dow Corning Ltd,Avco House,Castle Street,Reading RGl 7DZ,UKに よって供給される。 5.Astor-Stag Ltd.,Tavistock Road,Wets Drayton,Middlesex UB7 7 RA,UKによって供給される。 6.Caschem Inc.,40 Avenue A,Bayonne,NJ07002,USAによって供給さ れる。 7.Rheox Ltd,Barons Court,Manchester Road,Wilmslow,SK9 1BQ,U Kによって供給されるトリヒドロキシステアリン。 8.BASF,Earl Road,Cheadle Hulme,Cheadle,Cheshire,SK8 6QBによって 供給される。 9.Union Carbide,39 Old Ridgebury Road,Danburyによって供給され る。 10.Cerestar USA Inc.,1100 Indianapolis Boulevard,Hammond,India na,USA46320によって供給される。 11.Croda Chemicals Ltd.,Cowick Hall,Snaith,Goole,North Humber side,DN14 9AAによって供給される。 12.Degussa Ltd,Winterton Way,Macclesfield,Cheshire SK11 OLPに よって供給される。 実施例IからVIの配合は以下のように製造される。表に掲げられた様々の成 分はグループ別に分けられており、各グループの構成分は以下に説明する方法に 従って、残っているグループの成分へ加えられる前に一緒に混合される。 最初の段階で、A相の成分の混合物は約15分間均一になるまで剪断混合で撹 拌される。高速の剪断混合をしながら、B相の物質が徐々にAに加えられ、そし てそのバッチは約30分間混合される。C相が加えられ、そして生成した混合物 は約15分間すりつぶされる。 次いでD相からの成分が加えられ、そして生成した混合物は完全に分散する まですりつぶされる。 ワックス状のE相が次いでバッチに加えられそしてそのバッチはワックスが溶 けるまで混合しながら85℃に加熱され、そして次いで撹拌しながら50℃に冷 却される。F相の予備混合物が次いでバッチに加えられそして10分間均一にさ れる。バッチは撹拌しながら室温に冷却される。G相がバッチに加えられそして 10分間均一にされる。 水相は以下のようにして調製される。I相の成分が溶解するまで混合される。 H相の成分が溶解するまで高速剪断のもとで混合される。溶液が透明になるまで 混合される。I相がH相に加えられそして混合され、続いて混合しながらJ相が 加えられる。 最後に低速で撹拌下、均一にしながら水相が油相にゆっくりと加えられる。水 相のすべてが加えられた時、高剪断が最終製品の粘度を増すために約5分間バッ チへ適用される。 生成したメークアップ組成物は包装のために準備される。 実施例の化粧品組成物は改良された抗にきび/抗炎症活性および減少した皮膚 刺激を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくともひとつの水相、シクロデキストリン化合物およびサリチル酸ある いはサリチル酸誘導体を含有し、5またはそれより低いpHを有する、皮膚への 局所適用のための化粧品組成物。 2.組成物が4またはそれより低いpHを持つ請求の範囲1による化粧品組成物 。 3.シクロデキストリン化合物がアルファ‐シクロデキストリン、ベータ‐シク ロデキストリン、ガンマ‐シクロデキストリン、ヒドロキシC1‐C4アルキル ‐ベータ‐シクロデキストリン、およびそれらの混合物から選択される、請求の 範囲1または2による化粧品組成物。 4.シクロデキストリン化合物がヒドロキシプロピル‐ベータ‐シクロデキスト リンである、請求の範囲1乃至3のいずれか1項による化粧品組成物。 5.組成物がサリチル酸を含有する、請求の範囲1乃至4のいずれか1項による 化粧品組成物。 6.重量で約0.1%から約10%、望ましくは約0.1%から約5%のサリチ ル酸あるいはサリチル酸誘導体を含有する、請求の範囲1乃至5のいずれか1項 による化粧品組成物。 7.重量で約0.1%から約20%、望ましくは約0.8%から約15%のシクロ デキストリン化合物を含有する、請求の範囲1乃至6のいずれか1項による化粧 品組成物。 8.追加的に重量で約0.1%から約30%、望ましくは約0.1%から約25% 、より望ましくは約1%から約15%の顔料を含有する、請求の範囲1乃至7の いずれか1項による化粧品組成物。 9.組成物が乳濁液の形、望ましくは油中水型乳濁液である、請求の範囲1乃至 8のいずれか1項による化粧品組成物。 10.サリチル酸あるいはサリチル酸誘導体が乳濁液の水相中に可溶化されてい る、請求の範囲9による化粧品組成物。 11.油相が、油相の重量で約0.01%から約25%の非揮発性シリコーンお よび油相の重量で約75%から約99.99%の揮発性シリコーンを含有する、 請求の範囲9または10による化粧品組成物。
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