JP2001515369A - 流体送出セット - Google Patents

流体送出セット

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オズボーン,ロバート・エス
ピオンテツク,カール・ジエイ
クレツグ,ロバート・デイー
バツク,ブラツドフオード・エル
フレミング,マシユー・エス
ウイルソン,グラント・アール
パツトン,ウイリアム・イー
アレクサンダー,キヤスリン・イー
ハリス,ジエレミー・アール
ライアン,ウイリアム・エフ
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Abstract

(57)【要約】 流体送出セットは、三つの可撓性管材の長さ部分を有する。可撓性管材の第一長さ部分は、その一端が、経腸流体あるいは腸管外流体の供給コンテナに接続可能であるか、または供給コンテナと一体化しており、もう一端が、ドリップチャンバの入口に接続されている。可撓性管材の第二長さ部分は、その一端が、ドリップチャンバの出口に接続されており、もう一端が、約90度の曲がりを有する保持/接続装置の入口に接続されている。可撓性管材の第三長さ部分は、その一端が、保持/接続装置の出口に接続されており、もう一端が、患者の体内に経腸流体または腸管外流体を導入する手段に接続可能であるか、またはこれと一体化している。張力感応ピンチ弁が、可撓性管材の第二長さ部分に作動的に結合されていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 流体送出セット 発明の分野 本発明は、投与セットまたは栄養補給セットと一般に呼ばれ、経腸流体または 腸管外流体を患者の体内に導入する流体送出セットに関する。 発明の背景 本発明は、経腸流体または腸管外流体を可撓性管材を介して患者に送出する、 ほとんどあらゆる場合に回転ぜん動ポンプとともに用いることができる流体送出 セットである。腸管外流体は患者の循環系に送出される。経腸流体は患者の胃腸 管に送出される。 回転ぜん動ポンプは周知のものであり、いくつかの米国特許、例えば、第52 50027号、第5057081号、第4913703号、4884013号、 第4832584号、第4722734号、第4720636号、第47086 04号、第4690673号、第4688595号、第4545783号、第4 513796号などに記載されている。回転ぜん動ポンプは一般に、ポンプハウ ジングの前壁を貫通して突出したシャフトに装着されたモ ータ駆動のぜん動ロータを有する。ぜん動ロータは、円周上に間隔をあけて、す なわちある角度を保って配置された二つ以上のローラのアレイを担持する。ぜん 動ロータは、栄養補給セットの可撓性管材の一部分をローラのアレイまわりに部 分的に張力の下で巻き付けるように設計されるか、またはこの部分を、ロータと これに対向する弧状面の間に挟み込むように設計される。ぜん動ロータが装着さ れたシャフトをポンプハウジング内のモーターが回転させると、モータのシャフ トが一回転するたびに、間隔をあけた個別のローラが可撓性管材と順番に接触し 、各ローラが管材の一部を次々に圧縮して、閉塞を起こさせる。ぜん動ロータが 回転し、ローラが管材に沿って前進するにつれて、閉塞は管材に沿って前進し、 管材が、ロータから接線方向に離れる地点で消滅する。連続する閉塞と閉塞との 間には所定量の流体が含まれ、そのため、所定量の流体が、ロータが一回転する ごとにぜん動するように管材の中を前進する。したがって、ぜん動ロータの回転 速度および流体送出し手順の継続時間を制御することによって患者に送出される 流体の量を調節することができる。 本明細書では栄養補給セットとも呼ぶ流体送出セットは一般 に、シリコーンゴム管などの弾性可撓性管材、または相互接続された可撓性管材 の長さ部分に接続された出口を有するドリップチャンバを備える。弾性可撓性管 材は、直接にまたはアダプタを介して、患者に流体を腸管外投与または経腸投与 するのに必要な針や管などの装置に接続される。ドリップチャンバの入口は、経 腸流体または腸管外流体を、直接にまたは接続用の可撓性管材の長さ部分を介し て、通常は吊り下げコンテナである供給コンテナから受け取るのに適合している 。ポンプを用いる場合には、可撓性管材の一部分がポンプと適当に結合される。 例えば、ポンプが回転ぜん動ポンプである場合は前述のように、通常、可撓性管 材はロータの周囲に部分的に、すなわち一回りせずに巻き付けられる。 流体送出セットは一般に毎日、取り換えられる。送出し量が、予め定めた量に 正確に制御され、どのセットでも同じように送り出されるように、流体送出セッ トは、かなり厳密な製造仕様に基づいて製造されることが重要である。ポンプに 装着され、ドリップチャンバとともに、流体送出セットすなわち栄養補給セット を構成する可撓性管材の部分は、たとえば、各セットで一貫した長さに切断され 、尿比重計検査によって決められた一 定で一貫した内径、一貫した柔軟性および弾性のルーメンすなわち内腔(lumen )を有し、ぜん動ポンプのロータのまわりに張力をうけて置かれたときに、各流 体送出セットのルーメンの内径が一致するものでなくてはならない。滴下センサ を使用する場合に、ドリップチャンバが、ポンプハウジング上の隣接する滴下セ ンサと適正に整列するように、ドリップチャンバの寸法、特に長さも一貫してい なければならない。 一般に、回転ぜん動ポンプのハウジングに組み付けられる流体送出セットの部 分は、ロータの周囲のエッジから接線方向上方のハウジング部分に形成された相 補的な保持凹部すなわちポケットに、ドリップチャンバを挿入することによって 、動作位置に置かれる。ドリップチャンバの底部から延びる可撓性管材は、ロー ラがぜん動動作を提供するように十分に引き伸ばされて、ぜん動ロータのローラ アレイに巻き付けられ、次いで、ポンプのハウジングに形成された、ロータの周 囲のエッジから接線方向上方に、ポンプのハウジングに形成された保持凹部すな わちポケットなどの支持手段まで延びた別のチャネルあるいはみぞに沿って上方 に引き上げられる。通常、保持凹部すなわち保持ポケットを画定するポンプハウ ジングの部分の上面とかみ 合うカラーすなわちフランジが可撓性管材に形成されるか、または可撓性管材の 周囲に取り付けられる。カラーすなわちフランジは、保持凹部にカラーを置くた めに可撓性管材が引っ張られるように可撓性管材に沿って直線位置に配置される 。先に概略を述べた種類の周知の装置のほとんどでは、可撓性管材は、ポンプハ ウジングの上方にほぼ垂直方向に外に向かって延び、また、ポンプハウジング上 をアーチを描いて、ポンプハウジングから栄養補給されているすなわち、治療さ れている患者の方へ向かって延びていくように配置されるのが一般的だが、ポン プハウジングに形成されたアーチ状のみぞに可撓性管材が配置され、保持凹部か らハウジングのエッジに向かって上方および側方に延び、そこから、ポンプハウ ジングを超えて、ポンプハウジングから患者に向かってアーチを描くように伸ば されることもある。アーチ形のみぞの半径は、可撓性管材にしわを寄せたり、ま たは折り曲げたりして、可撓性管材のルーメンの横断面を小さくし、管の中の液 の流れをあまり制限することがないよう、1インチ程度の十分な大きさとする。 ポンプハウジング上を上方へ延びる流体の送出し経路の配置の例が、米国特許第 5380173号、第5250027号、第5147312号、 第5133650号、第5057081号、第4913703号、第48367 52号、第4832584号、第4688595号、第4552516号、第4 515535号、第4513796号、第4231725号に記載されている。 ぜん動ロータから上方に延び、ハウジングのアーチ形みぞに沿って側方に外側に 延びる管材を通して流体を送り出す配置の例が、米国特許第4884013号に 記載されている。 ドリップチャンバの出口から流体を受け取る可撓性管材が、ぜん動ロータの曲 率に一致させた約180度のアーチ形の曲がりを描き、これが、ロータへ、さら にロータから水平に延び、ポンプハウジング上の保持手段またはロータの圧縮に よって可撓性管材が、張力を受けながら大きな角度までロータの周りに巻き付き 保持される他の構成が、米国特許第5082429号、第4886431号、第 4813855号、第4722734号、第4545783号に記載されている 。他の配置では、ドリップチャンバまたはその他の供給手段から延びる可撓性管 材が、ぜん動ポンプのぜん動ロータの下方から上方に伸ばされ、次いで、ロータ をまたいで、再び下方へ伸ばされ、患者に向かって側方に伸ばされる。この構成 が、米国特許第5266013 号、第5110270号、第4720636号、第4708604号、第425 6442号、第3963023号に記載されている。 これらの設計または構成のいくつかを使用すると、吊り下げコンテナを支持す るポールまたはその他の供給支持体あるいは、供給コンテナ自体が動くことによ って、可撓性管材がゆるんだり、または可撓性管材がぜん動ロータから外れたり することがあり、また、落ち着きがない患者が可撓性管材を引っ張って、ぜん動 ロータ下流側の保持凹部すなわちポケットから可撓性管材が偶発的に外れ、ぜん 動ロータによる圧縮から管が解放されることがある。このような状況では、ロー タのローラが、可撓住管材を適正に圧縮、すなわち閉塞させず、このため、栄養 補給セット内の流体の流れが所定の速度に制限されないため、速度が制御されな いまま、経腸流体または腸管外流体が重力によって患者に向かって流れることが ある。 発明の概要 本発明の一態様に従って流体送出セットが提供される。この流体送出セットは 、供給コンテナに接続可能であるか、または共給コンテナと一体化している第一 の端部および、患者の体内 に経腸流体または腸管外流体を導入する手段に接続可能であるか、またはこの手 段と一体化している第二の端部を有する流体連絡手段を含み、流体連絡手段が、 保持部品が結合したドリップチャンバと、保持/接続装置と、少なくとも、ドリ ップチャンバに接続され、かつ、供給コンテナに接続可能であるか、または供給 コンテナと一体化している可撓性管材の第一長さ部分と、ドリップチャンバおよ び保持/接続装置に接続された可撓性管材の第二長さ部分と、保持/接続装置に 接続され、かつ、患者の体内に流体を投与する装置に接続可能であるか、または 、これと一体化している可撓性管材の第三長さ部分とを含み、保持/接続器装置 の付近の流体連絡手段が、半径0.5インチ以下、角度約78度〜約102度の 曲がりの形状に成形されている。 本発明の第二の態様に従って、経腸流体用または腸管外流体用の流体送出セッ トが提供される。この流体送出セットは、入口および出口を有するドリップチャ ンバと、保持/接続装置と、それぞれが第一および第二の端部を有する少なくと も可撓性管材の第一、第二、第三長さ部分を含み、ドリップチャンバの入口が、 可撓性管材の第一長さ部分の第一の端部に接続し、可撓 性管材の第一長さ部分の第二の端部が供給コンテナに接続可能であるか、または 供給コンテナと一体化しており、ドリップチャンバの出口が、可撓性管材の第二 長さ部分の第一の端部に接続し、可撓性管材の第二長さ部分の第二の端部が保持 /接続装置に接続し、可撓性管材の第三長さ部分の第一の端部が保持/接続装置 に接続し、可撓性管材の第三長さ部分の第二の端部が、患者の体内に流体を投与 する装置に接続可能であるか、または、これと一体化しており、ドリップチャン バが、これの上部に結合した第一の保持部品を有し、第一の保持部品が、回転ぜ ん動ポンプのハウジングの第一の保持/支持レセプタクルにはまり込むように適 合され、形状が中空管状の保持/接続装置が、可撓性管材の第二および第三長さ 部分がそれぞれ接続した二つの管状脚部の連結により形成された保持/接続装置 を貫通する流体通路を有し、保持/接続装置が、回転ぜん動ポンプのハウジング の第二の保持レセプタクルにはまり込むように適合され、保持/接続装置の脚部 がほぼ直角の曲がりに接合され、曲がりの半径が、約0.5インチ以下のときに 、保持/接続装置のルーメンの横断面が実質的に狭まらない。 流体送出セットには、可撓性管材の部分と結合した張力感応 ピンチ弁がさらに提供されることが好ましい。このピンチ弁は、可撓性管材のこ の部分に効果的な張力が作用していないときに、可撓性管材中の流体の流れを実 質的に阻止するように十分に可撓性管材を締めつける。 図面の簡単な説明 第1図は、流体送出セットの入口端が、この図ではポール上の支持体から吊り 下げられている液体経腸栄養物の供給コンテナに接続され、流体送出セットの吐 出し端が、腹部の断面が部分的に図示されている患者の胃の内部に延びた栄養補 給管に接続された、本発明に基づくぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリ を示す正面図である。 第2図は、本発明に基づくぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリの透視 図である。 第3図は、組み付けられる相補的な流体送出セットを省いた第2図のぜん動ポ ンプの透視図である。 第3A図は、第3図で円で囲った部分の拡大図である。 第4図は、第2図のぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリの正面図であ る。 第4A図は、第4図の線4A−4Aに沿ってとった断面の部 分図である。 第5図は、第4図のぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリの側面図であ る。 第6図は、第4図のぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリの上面図であ る。円で囲った部分では、保持部品と第一の保持凹部の床のボスの一つとの関係 を示すために、キャップ状またはカラー状の第一の保持部品が部分的に破断され 取り去られている。 第6A図は、第6図の円で囲んだ部分の拡大図である。第一の保持凹部の床お よび下方へ延びる接続案内面の性質がより理解できるように、図示の目的から保 持部品は点線の輪郭でのみ示されている。 第7図は、第4図の線7−7に沿ってとった第4図のぜん動ポンプと流体送出 セットのアセンブリの垂直断面を示す部分拡大図である。 第8図は、第4図の線8−8に沿ってとった第4図のぜん動ポンプと流体送出 セットのアセンブリの水平断面を示す部分図である。 第8A図は、第8図の線8A−8Aに沿ってとった第4図の ぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリの垂直断面の拡大部分図である。 第9図は、第一および第三の可撓性管材部分の一部を切り詰め、短くした本発 明に基づく流体送出セットの透視図である。 第10図は、第9図の流体送出セットの正面図である。 第10A図は、第10図の線10A−10Aに沿ってとった断面図である。 第11図は、管材に張力が作用していないときに管材を部分的に曲げさせて弁 動作をおこなう新規なピンチ弁部品がはめ込まれた可撓性管材の第二長さ部分4 9などの、本発明の流体送出セットの可撓性管材の長さ部分の透視図である。 第12図は、弁動作を提供するために可撓性管材にはめ込まれる以前の第11 図のピンチ弁部品の拡大透視図である。 第13図は、ピンチ弁の構成部分の側面図である。 第14図は、第12図の新規なピンチ弁によって曲げられた可撓性管材の側断 面図である。 第15図は、ピンチ弁部品が、第二の保持部品の近くの可撓性管材にはめ込ま れた第9図に示したと同様の流体送出セットの透視図である。 第16図は、第15図の流体送出セットの正面図である。 第17図は、入口端が、液体経腸栄養物の吊り下げ供給コンテナのスクリュー キャップ開口部に接続可能で、出口端が、患者の胃の内部に延びる経鼻胃栄養管 に接続した本発明のぜん動ポンプ−流体送出セットアセンブリの一部正面、一部 部分断面図である。 第18図は、入口端が、液体経腸栄養物の吊り下げ供給コンテナの穿孔可能キ ャップに接続可能で、出口端が、患者の空腸の内部に延びる栄養補給管に接続し た本発明のぜん動ポンプ−流体送出セットアセンブリの一部正面、一部部分断面 図である。 第19図は、流体送出セットの出口端が、腹壁の小孔を貫通して患者の胃の内 部に延びた栄養補給管に接続された第18図と同様の一部正面、一部部分断面図 である。 第20図は、可撓性管材の第一長さ部分の入口端が、腸管外流体の吊り下げ供 給コンテナに接続し、可撓性管材の第三長さ部分の出口が、患者の上肢の静脈内 に延びた針に接続した本発明のぜん動ポンプ−流体送出セットアセンブリの一部 正面、一部部分図である。 第21図は、従来技術に基づくぜん動ポンプの透視図である。 第22図は、従来技術による流体送出セット−ぜん動ポンプアセンブリの入口 端に接続した経腸流体または腸管外流体の吊り下げ供給コンテナの部分透視図で ある。流体送出セットが第21図の従来技術のぜん動ポンプに組み付けられてい る。 第23図は、本発明の流体送出セットの可撓性管材の第二および第三の長さ部 分を接続するのに適した、直角の保持/接続部品の好ましい形態を示す透視図で ある。 第24図は、第23図の保持/接続部品の上面図である。 第25図は、第24図の線25−25に沿ってとった第23図の保持/接続部 品の垂直断面図である。 第26図は、第23図の保持/接続部品の側面図である。 第27図は、第23図の保持/接続部品の正面図である。 第28図は、第27図の矢印28で示した向きに見た第23図の保持/接続部 品の下面図である。 第29図ないし第34図は、各種形態の把持用タブを有する直角の保持/接続 部品の代替の実施形態を示す図である。ただし、第29図の保持/接続部品は保 持用タブのみを有する。 第35図ないし第37図は、各種形状の保持用タブを有するが、保持/接続部 品の通路が直角に形成されていない保持/接 続部品の他の代替の実施形態を示す透視図である。 第39図は、直角に曲げられた通路を提供し、ポンプハウジングの前方に可撓 性管材の第三長さ部分を支持する保持/接続部品の他の代替の実施形態を示す透 視図である。 第40図は、ポンプロータに隣接するポンプハウジングの前壁を貫通してとっ たほぼ垂直な断面を示す断片図である。本発明のぜん動ポンプに組み付けた第3 9図の保持/接続部品が示されている。 第41図は、凹部および保持/接続部品のフランジをより明瞭に示す第40図 の部分拡大図である。 第42図は、可撓性管材の長さ部分に組み付けられた代替のピンチ弁部品を示 す第11図と同様の透視図であり、第43図は、このピンチ弁部品を単独で示す 第12図と同様の透視図である。 第44図は、可撓性管材の長さ部分に形成された代替のピンチ弁を示す第11 図と同様の透視図であり、第45図は、ピンチ弁部品を単独で示す第12図と同 様の透視図である。 第46図は、可撓性管材の長さ部分に組む付けられた代替のピンチ弁部品を示 す第11図と同様の透視図であり、第47図 は、このピンチ弁部品を単独で示す第12図と同様の透視図である。 第47A図は、第47図のピンチ弁部品の背面図である。 第48図は、可撓性管材の長さ部分に組み付けられた代替のピンチ弁部品を示 す第11図と同様の透視図であり、第49図は、このピンチ弁部品を単独で示す 第12図と同様の透視図である。 第50図は、代替のピンチ弁部品を部分的に組み付けた可撓性管材の長さ部分 の透視図である。 第51図は、完全に組み立てられた第50図のピンチ弁の透視図であり、可撓 性管材に張力が作用していないときの状態を示す図である。 第52図は、十分な張力が管材にかかってピンチ弁が開いた第51図の可撓性 管材およびピンチ弁の透視図である。 第53図は、他の代替のピンチ弁部品の側面図である。 第54図は、第53図のピンチ弁部品と可撓性管材の長さ部分のアセンブリの 側面図であり、可撓性管材が弛緩状態にあるときを示す図である。 第55図は、十分な張力が可撓性管材にかかってピンチ弁が 開いた第54図のアセンブリの側面図である。 第56図および第57図はそれぞれ、湾曲したばね針金が可撓性管材のある区 間の壁に埋め込まれた張力感応ピンチ弁の他の形態の縦断面図および横断面図で ある。 第57A図は、第56図および第57図のピンチ弁と動作方式は同様だが、湾 曲したばね針金が、可撓性管材のある区間の壁の外側の長手方向に接合または接 着されている張力感応ピンチ弁の他の形態の横断面図である。 第58図は、他の形態の可撓性管材の長さ部分を備えたピンチ弁部品のアセン ブリで、アセンブリが張力に反応する弁である部分側面図である。 第59図は、ピンチ弁部品を管材の長さ部分に組み付けるのに使用する組立装 置の正面および側面を示す透視図である。 第60図は、第59図の組立装置の背面および側面を示す透視図である。 第61図は、第59図の組立装置の正面図である。 第62図は、第61図の破線で囲った部分の非常に大きくした拡大部分図であ る。 第63図は、第61図の線63−63に沿ってとった組立装 置の垂直断面図である。 第64図は、図示の目的からベースプレートのコーナを切断した組立装置の構 成部分を示す分解透視図である。 第65図は、第64図の参照番号330で識別されるサブアセンブリの一部と して使用することができる排出用ブロックの拡大透視図である。 第66図は、第64図の参照番号330で識別されるサブアセンブリの一変形 に使用することができる他の排出用ブロックの拡大透視図である。 第67図は、第64図の参照番号330で識別されるサブアセンブリの第65 図の排出用ブロックを含むいくつかの構成部分を示す拡大分解透視図である。 第68図は、第64図の参照番号330で識別されるサブアセンブリの全ての 構成部分を示す拡大分解透視図である。第67図に示した構成部分は既に一体に 組み立てられている。 第69図は、ガイドピンが脚部から側方に延びた「L」字形スプレッダフィン ガ部品の拡大透視図である。 第70図は、組立途中の、第64図の参照番号330によって識別されるサブ アセンブリの非常に大きくした拡大部分分解 透視図である。 第71図は、第64図の参照番号330によって識別されるサブアセンブリの 非常に大きくした拡大透視図である。 第72図は、カバープレートの裏面、すなわち内面を示す透視図である。 第73図は、組立装置を使用して組み立てられるピンチ弁の構成部分の関係が 分解図で示されている、組立装置の透視図である。 第74図は、ピンチ弁部品の管状端部が、スプレッダフィンガ部品のフィンガ 上、すなわちフィンガの周囲に置く方向に向いた組立装置の部分透視図である。 第75図は、ピンチ弁部品の管状端部がスプレッダフィンガ束上に滑り込み、 組立工程が開始されたときの第74図と同様の図である。 第76図は、管状セグメント、すなわちピンチ弁部品の管状端部が第75図の ようにスプレッダフィンガ上に置かれている第63図に示したものと同様の組立 装置の垂直断面図である。 第77図は、管材の長さ部分を受け取り、その上に弁部品にはめ込むために、 第75図に示したピンチ弁部品の管状端部が 径方向に延ばして拡げられている第75図と同様の部分透視図である。 第78図は、スプレッダフィンガ束の中を中央の案内棒上に管材の長さ部分が 組立装置に挿入された第77図に示した組立装置および拡げられたピンチ弁部品 の管状端部の部分断面図である。 第79図は、第77図および第78図に示した組立工程の時点におけるカバー プレートでおおわれた組立装置の部分を示す正面図である。 第80図は、ピンチ弁の管状セグメントが管材の長さ部分上に弛緩して置かれ 、排出用ピストンが前方に移動した組立装置の部分断面図である。 第81図は、第80図に示した組立工程の時点におけるカバープレートでおお われた組立装置の部分を示す正面図である。 第82図は、ピンチ弁部品の第二の管状端部をスプレッダフィンガ上、すなわ ちフィンガの周囲に置く方向に向け、管材の長さ部分の先端をわきに曲げてピン チ弁アセンブリを組み立てる次の段階のためのより長い排出用ブロックが装着さ れた、第74図の組立装置と非常に類似した組立装置の部分透視図であ る。 第83図は、第二の管状端部が管材の長さ部分上に取り付けられる、ピンチ弁 アセンブリを製造する次の段階の別のステップを示す第82図と同様の図である 。 第84図は、スプレッダフィンガ束の中を中央の案内棒上に管材の長さ部分が 組立装置に挿入された第83図に示した組立装置およびピンチ弁部品の拡げられ た第二の管状端部の部分断面図である。 第85図は、ピンチ弁の管状セグメントが管材の長さ部分上に弛緩して置かれ 、排出用ピストンが前方に移動した組立装置の部分断面図である。 発明の詳細な説明 本明細書および請求の範囲に使用される頂部、底部、上部、下部、上方、下方 などの説明のための用語は、流体送出セットおよび回転ぜん動ポンプが意図する 動作方式に一体として組み立てられ、ポンプのぜん動ロータが装着されるシャフ トが、実質的に水平な位置に向けられたときの流体送出セットおよび回転ぜん動 ポンプに関して理解すべきものである。 次に、図面について説明する。同様の部品には同様の参照番 号が付されている。第1図に、通常は番号40で示される回転ぜん動ポンプ、お よび本発明にしたがって回転ぜん動ポンプに組み付けられる通常は番号42で示 される流体送出セットを示す。 回転ぜん動ポンプ40は、経腸栄養物の供給コンテナ91と同様に従来の支持 ポール90に都合よく装着されて図示されている。適当な供給コンテナ91。ポ ンプハウジング41の背面に取り付けられた適当なポールクランプ92は、第6 図の上面図で最もよく見ることができる。 ぜん動ポンプと流体送出セットのアセンブリを、第2図、第4図、第4A図、 第5図、第6図、第6A図に示す。ぜん動ポンプを単独で、第3図および第3A 図に示す。流体送出セットを単独で、第9図、第10図、第15図、第16図に 示す。 流体送出セット42は、経腸流体または腸管外流体の供給コンテナ91から患 者の体内に流体を導入する管、針、またはその他の装置への連続する流体経路を 提供する。この第一の実施形態では、流体送出セットの第一の端部は供給コンテ ナと一体化しており、本明細書に記載する代替の実施形態では、流体送出セット の第一の端部は供給コンテナに接続可能であるが、ど ちらの選択肢も、本明細書に記載し権利を主張する発明の実施に用いることがで きることを理解されたい。例えば第17図に示すように、流体送出セットの第一 の端部を、ねじを切った閉蓋95を使用して供給コンテナ101に接続すること や、第18図および第19図に示すように、コンテナまたは閉蓋の膜にスパイク またはカニューレ103を突き刺して、流体送出セットの第一の端部を供給コン テナ104、105に接続することもできる。 流体送出セット42は、第1図および第4図に示す、ポンプハウジング41の 前壁45と頂壁46の接合部に形成された第一の保持凹部44に部分的に隠され たドリップチャンバ43を備える。ドリップチャンバ43はその入口のところで 、短縮して示した可撓性管材の第一長さ部分39に接続される。各可撓性管材の 長さ部分は、可撓性の弾性シリコーンゴムから成ることが好ましい。可撓性管材 の第一長さ部分39は、供給コンテナの出口に接続可能なものか、または一体化 されたものであり、任意選択で、第二のドリップチャンバ(図示せず)および/ または組み付けられた従来のローラクランプ97を備えることができる。ドリッ プチャンバ43の出口は、可撓性管材の第二長 さ部分49の第一の端部48に接続される。 ドリップチャンバ43には、好ましくは、第4A図に最も見やすく示されてい るチャンバの上部端43aのところでチャンバに、プレスばめまたは接着された カラー状すなわちフランジ状の第一の保持部品47がさらに提供される。可撓性 管材の第一長さ部分39は、保持部品47にはめ込みで取り付けられる。本明細 書ではドリップチャンバ保持部品とも呼ぶ図示の第一の保持部品47は、外形が 正方形に近い長方形であり、ポンプハウジングの第一の保持凹部44内に相補的 にはめ込まれる。ポンプハウジングの保持凹部が、ドリップチャンバ保持部品を 相補的に受けて保持するような形状でさえあれば、所望ならば、ドリップチャン バ保持部品47を、三角形、楕円形、台形などの他の幾何形状とすることもでき る。 ポンプハウジング41は、耐衝撃性のポリマーまたはABS(アクリレート− ブタジエン−スチレン)ブレンドまたはABSポリカーボネートブレンドなどの 耐衝撃性のポリマーブレンドから成形されることが好ましい。ポンプハウジング の前壁45に形成された実質的に垂直な案内面50が、ポンプハウジングの第一 の保持凹部44の底部、すなわち床44aから延びてい る。第5図の側面図から分かるように、ポンプハウジングの前壁45の上部は前 壁の下部の上に前方に突出し、ドリップチャンバ43およびチャンバから垂れ下 がった可撓性管材の第二長さ部分49を、ドリップチャンバ43の下方に配置さ れたポンプのぜん動ロータ52と垂直に整列させる働きをする。第4図から分か るように、案内面50は、ドリップチャンバ43を、第一の保持凹部44から、 ドリップチャンバ43の出口51と可撓性管材の第二長さ部分49の第一の端部 48との接続部まで下方に導く。 第3図に、ぜん動ポンプ40のポンプハウジング41の構成の好ましい一形態 を示す。この構成では、第一の保持凹部44が、案内面50の開口を取り囲む実 質的に平らな床44aを有する。直立した小さな二つのボス71が、床44aの 左後方および右後方(図示せず)のコーナから上方に延びている。第10図の線 10A−10Aに沿ってとった断面を「ボックス」の開いた側を見上げるように 示した第10A図から分かるように、ドリップチャンバを支持する第一の保持部 品47は、下側が開いた倒立中空ボックスとして製作することが好ましい。第1 0A図を、第一の保持部品47の横断面を示す第4A図とと もに見ると、この形態の保持部品は、長方形の上部壁72を有し中央に配置され た短管状の入口74を囲む懸架側壁73を伴い、供給コンテナに接続可能である か、または供給コンテナと一体化されている外部の可撓性管材の第一長さ部分3 9への接続を提供する、上部壁72を貫通して延びる短管状の入口74があるこ とが分かる。上部壁72と一体化して形成された短い円筒形の管部分75が、上 部壁72をわずかに貫通して延び、側壁73に囲まれた管状の入口74を同心で 取り囲んでいる。円筒状の管部分75はドリップチャンバ43の支持体として働 き、第4A図に示すように、ドリップチャンバ43の上端に円筒形の管部分75 がはめ込まれ、プレスばめまたは接着される。 フランジ状の小さなタブ77が、側壁73の前面側の下部エッジに提供される ことが好ましい。このようなフランジ状タブは、親指と人さし指で容易につまむ ことができ、ポンプハウジング41に栄養補給セット42を装着したり、取り外 したりするときに、第一の保持部品47、取り付けられたドリップチャンバ43 、可撓性管材の第二長さ部分49の位置を決めたりこれらを取りはずしたりする のに好都合である。 第3図および第5図に最も見やすく示されているぜん動ポン プロータ52は従来からのものであり、対向する円板状の端面部材57の間をロ ータの回転軸に平行に延び、ロータの回転軸のまわりの円周線に沿って等角に配 置された複数のローラ53を有する。ローラ53の数は、例えば二つから四つで あり、三つが実用的である。ローラ53はそれぞれが、端面部材57の間に延び る軸棒またはピン(図示せず)のまわりを回転できることが好ましい。所望なら ば、ローラ53を回転しないように固定してもよいが、固定した場合には、ぜん 動ポンプ動作を提供するために十分な張力でロータに保持されている可撓性管材 の第二長さ部分49に抗してロータを回転するのにより大きな動力が必要となり 、固定ローラの摩耗が増大することが予想される。端面部材57は、ポンプモー タ(図示せず)によって駆動されるシャフト(図示せず)の軸方向に支持される 。ポンプモータは、ポンプハウジング41の内部に装着され、シャフトは、ポン プハウジングの前壁を貫通して前方に延び、ぜん動ロータ52を支持し、これを 回転させる。従来の電気器具コード93を介してポンプモータに電力が供給され る。ポンプの速度を調整する速度調整つまみ94がポンプハウジングの前面に提 供される。 次に、第4図、第9図、第10図に関して説明する。可撓性管材の第二長さ部 分49が、ぜん動ロータ52に対してロータの下および周囲に巻き付けられ、可 撓性管材の第二長さ部分49が、ロータの反対側の、可撓性管材の第二長さ部分 49の第二の端部60と、以後、保持/接続部品と呼ぶ第二の保持部品56の第 一の脚61との接続部まで持ち上げられたときに、ロータ52のローラ53に張 力をかけて加圧するように保持される。ぜん動ポンプと流体送出セットが一体に 組み立てられたときには、保持/接続部品56はポンプハウジングの第二の保持 凹部55に保持される。保持/接続部品56の第二の脚62は、可撓性管材の第 三長さ部分64の第一の端部63に接続される。可撓性管材の第二長さ部分49 の各端部から保持/接続部品56およびドリップチャンバ43の出口への接続は 、一方に管材端部を、他方に保持/接続部品またはドリップチャンバの出口をお す/めす関係に置く、すなわちはめ込むか、または締まりばめすることによって 実施するが、所望であれば、以上のように実施した継目を接着剤、溶接等を使用 して堅固にすることもできる。 保持/接続部品56は、ポンプハウジング41の前壁45の 突出した上部に形成され、ドリップチャンバ43と整列した側とは反対側のぜん 動ロータ52の側部と実質的に垂直に整列した第二の保持凹部、すなわちレセプ タクル55に取り外し自在に保持される。第3A図に最もよく示されているよう に、保持凹部55の床59を貫通して延び、ハウジングの壁45の前面に開いた 切欠きすなわちスロット58には、保持/接続部品56の垂直な第一の脚61が 通される。 第23図ないし第28図に詳細に示す好ましい一形態では、保持/接続部品5 6は、実質的に中空の管の形状に成形され、この中を通る連続する流体経路54 がほぼ直角の曲がりを形成する。保持/接続部品56は、ほぼ直角に接合された 第一の脚61および第二の脚62を有する。保持/接続部品56を通過する流体 の経路54は、直角の曲がりの周辺で流体の流れの狭窄が実質的に起こらないよ う、全体を通して接続される可撓性管材の長さ部分のルーメンとほぼ同一の断面 積を有することが好ましい。好ましい保持/接続部品の曲がりの半径は、凹部5 5にしっかりとはめ込むために、第25図に「R」で示した位置で、約0.95 25cm(0.375インチ)未満、好ましくは約0.635cm(0.25イ ンチ)未満である。 保持凹部55が、第5図の寸法「X」で示した垂直高さ約1.12cm(0. 44インチ)の開口を有する場合に、第二の保持凹部であるレセプタクル55に 保持/接続部品56を良好に保持して、ポンプハウジング41から流体送出セッ ト42が偶発的に完全にまたは部分的に外れることを困難にし、したがって起こ りにくくするためには、第27図の角度「β」で示した保持/接続部品56の曲 がりの角度を、直角からプラスまたはマイナス約11.8度未満、あるいは最大 でも変位約12度とする。したがって、曲がりの角度「β」を、約78度から約 102度の範囲とすることができるが、保持/接続部品56の挿入および取り外 しを容易にし、保持凹部55と保持/接続部品56とのかみ合わせを良好にする ためには、85度と95度の間とすることが好ましい。比較試験の結果、本明細 書に開示した流体送出セットの保持/接続部品56を本明細書に開示した回転ぜ ん動ポンプへの取り付けたものは、第21図および第22図に示した類似の従来 技術の保持装置を従来技術の回転ぜん動ポンプへ取り付けたものより堅固である ことが分かった。 保持/接続部品56の非常に好ましい特徴は、保持/接続部品56の直角の曲 がりとほぼ同じ高さから、水平の第二の脚 62と反対の方向へ側方に延びる短縮した保持タブ65である。第8図および第 8A図に最もよく示されているように、保持タブ65は、ポンプハウジングの第 二の保持凹部55に保持/接続部品56を保持するのを助ける働きをし、さらに 、第二の保持凹部の床58に保持/接続部品56を支持し、保持/接続部品56 が、床58の切欠き、すなわちスロット59を通ってすべり落ちないようにする のを助ける。さらに、保持/接続部品56には、保持/接続部品56を第二の保 持凹部55に挿入する際、または第二の保持凹部55から取り外す際に、親指と 人さし指で都合よく把持できる前方に延びた把持用のハンドルすなわちタブ66 が提供されることが好ましい。把持用のハンドルすなわちタブ66も、保持部品 56の直角の曲がりとほぼ同じ高さに配置され、第一の脚61および第二の脚6 2のそれぞれならびに保持タブ65に直角の方向に延びる。 第23図ないし第28図に示す保持/接続部品56では、第一の脚61は外径 が小さく、その上に可撓性管材の第二長さ部分49の第二の端部60が第9図、 第10図、第15図、第16図に示すように接続され、第二の脚62は内径が大 きく、その中に可撓性管材の第三長さ部分64の第一の端部63がは め込まれる。これは単に選択の問題であり、可撓性管材を接続の内側部材とする 接続も、外側部材とする接続も可能である。 本発明の実施に使用することができ、保持/接続部品に直角に曲がりを組み込 んだ保持/接続部品の代替の実施形態56a〜56fを第29図ないし第34図 に示す。これらの図には、タブ66に対応する各種形状、寸法、向きの接続要素 を把握するためのタブ66b〜66fが示され、対応するタブがない実施形態が 、第29図の実施形態56aに示されている。また、保持タブ65に対応する保 持タブの形状の変形が、第29図のタブ65aに示されている。 流体送出セットがぜん動ポンプに組み付けられているときには、可撓性管材の 第三長さ部分64が、可撓性管材の第三長さ部分64の第一の端部63と保持/ 接続部品56の第二の脚62との接続部から、ポンプハウジング41の前壁45 に形成された水平案内面67に沿って延びる。第3A図に最もよく示されている ように、案内面67は、第二の保持凹部55に接続し、この凹部から、ポンプハ ウジング41の前壁45の側面、この図では最も近い側面に達する。好ましい実 施形態では、可撓性管材の第三長さ部分64は、保持/接続部品からポンプハ ウジングの前壁の側面まで水平に延び、その後、可撓性管材の第三長さ部分の第 二の端部を、患者の体内に達する栄養補給管や針などの装置に接続するアダプタ すなわちコネクタ64aまで延びる。このような装置の例には、経腸投与用のも のとして、ともに胃造瘻70を通して胃74に延びる第1図に示した栄養補給管 69および第19図に示した栄養補給管69a、第17図に示すように食道を下 降して胃74に達する経鼻胃管71、第18図に示すように空腸造痩73を通し て空腸87に延びる空腸栄養補給管86があり、腸管外投与用として、第20図 に示すように、患者の静脈内に達する針やその他の管状入口88がある。すでに 述べたとおり、管材の第三の長さ部分を、患者の体内に挿入する適当な装置と一 体化することができることも理解されたい。 案内面67を水平に配置して、可撓性管材の第三長さ部分64をポンプハウジ ング41から水平に突出させることは、第21図および第22図に示す従来技術 に基づいたポンプハウジングから案内面に沿って可撓性管材を導き出すときのよ うに上向きのアーチ内に可撓性管材を配置するよりも治療者には好ましい。治療 者にとっては、特に落ち着きのない患者を治療する 場合に、この装置を、注意が不要な単純な作業順序で維持することが容易になる 。 本発明の実施に使用する保持/接続部品は、第35図ないし第38図に示す形 態56g〜56jのうちの一つの形態をとることもできる。各形態では、流体経 路の直角の曲がりが、保持/接続部品の内部ではなく、保持/接続部品のすぐ近 くに隣接した可撓性管材の第三長さ部分64のセグメント上で実施されている。 第35図ないし第37図の保持/接続部品56g〜56jを使用するときには、 可撓性管材の第三長さ部分64を水平案内面67の内部で湾曲させなければなら ないが、曲がりを通過する流体の流れを過度に制限するほどに鋭く曲げてはなら ない。第38図の保持/接続部品56jを使用するときには、可撓性管材の第三 長さ部分64は水平方向前方に導き出されるので、支持されていない管材が、管 材を通過する流体の流れを妨げるほどに下方に鋭く曲がることがないように特別 な注意を払わなければならない。保持/接続部品内部に直角の曲がりがある保持 /接続部品を使用するほうが好ましい。 しかし所望ならば、第39図に示す代替形態の保持/接続部品56kを有する 本発明のアセンブリを用いることができる。 保持/接続部品56kでは、保持/接続部品の直角の曲がりは、水平案内面67 の方向ではなく、第二の保持凹部55から水平方向前方に突出する。第40図お よび第41図の部分断面図に示すように、可撓性管材の第二長さ部分49の第二 の端部60は、保持/接続部品56kの下部脚61kに接続され、保持タブ65 kを備える保持/接続部品56kは、第二の保持凹部55にかみ合ってはめ込ま れる。保持/接続部品56kのもう一方の脚62kは、前方に突出し、くの字に 曲がって第二の直角の曲がりを形成し、第三の脚62kが上方に延びる。可撓性 管材の第三長さ部分64の第一の端部63は、これを第三の脚62Kにはめ込む ことによって、この形態の保持/接続部品56kに接続され、可撓性管材の第三 長さ部分64は、ここからアーチ状に上昇し、次いで患者との接続点に向けて下 降する。 流体送出セット42をぜん動ポンプ40に組み付ける際には、可撓性管材の第 二長さ部分49を、垂直に延びるスロット50a(第8図参照)を通して案内面 50に側方からすべり込ませ、次いで、ドリップチャンバ43を、ポンプハウジ ングの頂部から案内面にすベり入れ、第一の保持部品47を第一の保持凹部44 にはめ込み、第4A図の断面図のように、凹部の背面側の 側壁73の下部エッジが、第一の保持凹部44の背面とボス71の間に保持され るまですべらせる。 第4図に、ポンプハウジング41に組み付けられた流体送出セット42を示す 。可撓性管材の第二長さ部分49には、第一の保持凹部、すなわちレセプタクル 44と、第二の保持凹部すなわちレセプタクル55との間に十分な張力がかかり 、そのため、可撓性管材の第二長さ部分49は引っ張られて、ぜん動ロータ52 のローラを押しつけ、ぜん動ロータの回転時にぜん動ポンプ動作が容易になる。 第3図および第4A図から分かるように、保持凹部44の案内面50の側壁に は、ポンプハウジング41の内部に開いたスロット内に開口81aを有する実質 的に垂直なみぞ81が提供されることが非常に好ましい。同様のスロットおよび 開口(図示せず)が、案内面50の反対側に開口81aと整列して提供されるの で、ポンプハウジング41内の光源または信号源(図示せず)を、対向するスロ ットおよびスロットの間のドリップチャンバ45を通して、ドリップチャンバ4 3内を移動する流体の滴下を検出するフォトセル(図示せず)などの従来の検出 器に導くことが可能となる。流体の連続的な滴下が検出されな い場合にはポンプの運転を停止させるようにポンプハウジング内の電子手段をプ ログラムすることができる。予防措置としてのこのようなシステムの使用は非常 に好ましい。 第2図、第3図、および特に第3A図に戻り、加えて、第7図、第8図、第8 A図の断面図に参照する。第二の保持凹部55は、凹部の前部エッジにフランジ 78、78aを設けて形成することが好ましく、保持/接続部品56の保持を良 好にするために、スロットすなわち切欠き58の各側の前部エッジにこれらのフ ランジを一つずつ形成するとさらに好ましい。第8A図からより明確に分かるよ うに、保持/接続部品の保持タブ65はその下側に、ハウジング41の正面から 見てスロット58の左側のフランジ78の背後に相補的にはまり込むフランジ部 分79を設けて形成することが好ましい。第二の保持凹部55はまた、第8図に 示すように、フランジ78および凹部の壁面の背後に保持タブ65を収容するの に十分な側面方向の深さをスロット58の左側に有するように提供される。この 設定では、保持タブ65が、第二の保持凹部の単数または複数のフランジ78、 78aと確実にかみ合うことが非常に好ましい。 流体送出セット42がポンプハウジングから外れ、ぜん動ポ ンプロータ52のローラ53が流体の流れを制御しない場合に、意図しない無制 御の流体の流れに対する予防措置にピンチ弁80を、流体送出セットの一構成部 分として、用いることが好ましい。第2図ないし第5図および第12図ないし第 16図に関して、ぜん動ロータ52と第二の保持凹部55の間の可撓性管材の第 二長さ部分49に装着された第12図に示すようなピンチ弁80を示す。この位 置が、ピンチ弁の好ましい位置である。ただしピンチ弁を、ドリップチャンバの 出口とぜん動ロータの間に配置することもできることを理解されたい。可撓性管 材の第二長さ部分49にかかる張力は、ピンチ弁80の折り曲げを直す、すなわ ち締めつぶすのを直して、可撓性管材を通過する流体の流れを実質的に妨げるこ とのないような十分な大きさでなければならない。ピンチ弁はまた、ぜん動ロー タが適正に動作するのに十分な張力に感応するものでなければならない。 先に指摘したとおり、流体の経路に沿ったある地点で可撓性管材を締めつぶし て閉じるのに使用できるピンチ弁を本発明の流体送出セットとともに用いること が好ましく、そのピンチ弁は、張力、特に張力の不足に感応して、自動的に動作 することが好ましい。好ましいピンチ弁は、ピンチ弁が位置する場所の 可撓性管材に十分な張力がかかっていないときに、可撓性管材を締めつける、す なわち折り曲げて、可撓性管材中の流体の流れを十分に妨げる。したがって、流 体送出セットがポンプハウジングから外れているか、または流体送出セットがポ ンプハウジングに適正に組み付けられておらず、可撓性管材が、ぜん動ロータの ローラに押しつけられていない場合には、流体送出セット中の流体の流れがピン チ弁によって妨げられる。 第12図に示すピンチ弁部品の好ましい一形態は、流体送出セットの可撓性管 材の材料と同一または類似の弾力があって柔軟なポリマー材料で形成され、短い 円筒形の管状端部83を有する単一の部材80から構成される。動作の一実施形 態では、ピンチ弁部品80の内径は、栄養補給セット42の可撓性管材の外径よ り事実上小さく、そのため、それと一体に形成されたほぼ半円筒形のシャンク部 分84によって組み立てられ、接続されると、可撓性管材上の位置が良好に維持 される。この動作の実施形態では、ピンチ弁部品は、流体送出セットに用いられ るものと同じ種類の可撓性管材から打ち抜かれる。 第13図および第14図に関して説明する。ピンチ弁部品80は、第二の長さ 部分49のような可撓性管材に取り付けら れる。管状端部82と83は、可撓性管材49に沿って距離「C」だけ離れてい る。ところが、張力がかかっていないときにはシャンク部分84の長さは、長さ 「C」より十分に短い長さ「D」であるので、シャンク部分84を引き伸ばすの に十分な張力がかかっていないときには、管を折り曲げ、管を閉塞させる。一例 として、内径0.33cm(0.131インチ)、外径0.51cm(0.20 インチ)、壁厚約0.086cm(0.034インチ)のシリコーンゴム製可撓 性管材および、張力がかかっていない場合に長さが約0.51cm(0.20イ ンチ)であるシャンク部分によって隔てられている管状の端部82と83の内側 のエッジを有する同じ種類の管材から打ち抜かれた、ピンチ弁部品80では、可 撓性管材を締めつけて、すなわち折り曲げて流体の流れを妨げるのに所望の耐密 性を得るためには、可撓性管材の第二長さ部分49上にピンチ弁部品がはめ込み で取り付けられたときに、管状の端部82と83の内側のエッジは、約2.0c m(0.80インチ)の距離だけ離されていなければならない。所与の弾性可撓 性管材に対して、開口を良好にしたり、十分に確実に遮断したりといった所望の 弁動作を得るのには、寸法が非常に重要である。ピンチ弁部品 の管状端部と管状端部の間に挟まれる可撓性管材の長さは、鋭角に曲げて十分に 二つ折りするのには特に重要であるが、ゆるいループを形成にはそれ程重要では ない。所与の弾性係数を有する材料からできた所与の寸法の可撓性管材について 、この長さを試行錯誤によって決定するのは容易である。 可撓性管材から分離した状態および可撓性管材と組み合わせた状態で第42図 ないし第55図に示したピンチ弁部品80a〜80fなど、各種形状の端部およ びシャンク部分を有するピンチ弁部品のさまざまな代替の実施形態を本発明の実 施に使用することができる。これらの代替のピンチ弁部品はそれぞれ、シャンク 部分84a〜84fによって一体に接合された端部82a〜82fおよび83a 〜83fを有し、締まりばめおよび/または適当な接合(例えば、接着または熱 着)により、図面から容易に明白となる方法で可撓性管材の長さ部分に組み付け られ、張力感応ピンチ弁に製造される。 他の張力感応ピンチ弁を第56図および第57図に示す。第56図および第5 7図のピンチ弁80gは、管材に張力が作用していないときに管材の部分を折り 曲げて、締め閉じるように記憶させた湾曲したばね針金181を利用する。第5 6図および 第57図のピンチ弁は、弁として機能させる管材の部分182の壁に湾曲ばね針 金181を共に押し出すことによって製作される。第57A図のピンチ弁80h は、弁として機能させる管材の部分183の外側に沿って長手方向に湾曲ばね針 金181を接合、または接着することによって製作される。第56図ないし第5 7A図のピンチ弁は一般に、分離した断片として製作され、断片の各端には、流 体送出セットに直列に組み込むための接続手段が提供される。 次に、第58図に参照して他の実施形態のピンチ弁80iを示す。このピンチ 弁では、複数のシャンク部分84iが、半らせん形の軌道を描いて管状の端部8 2iと83iの間に延び、可撓性管材49に張力が作用するとまっすぐになり、 張力が開放されると、ねじるように管材を締めつけて閉じさせる。 第11図ないし第16図に示した種類の張力感応ピンチ弁は、多少なりとも弾 性を有する短いたわみ性の管状セグメントを、管状セグメントの内径と実質的に 同じか、またはそれより大きな外径を有する管材の長さ部分の一端の上および近 傍にはめ込むのに有効な本明細書に開示する組立装置を使用して、ピンチ弁部品 を可撓性管材の長さ部分に取り付けることによって組み 立てられる。本発明に開示する組立装置の非常に重要な特徴は、管材の長さ部分 の長手方向に沿って可撓性管状セグメントを移動させることなく、可撓性管状セ グメントと管材の長さ部分の組立てられた組合せを組立装置から取り出すことが できることである。 本明細書および請求の範囲の目的上、本明細書において第一の面とも呼ぶこの 装置の前側あるいは前面とは、可撓性管状セグメントを取り付けるために管材の 長さ部分を挿入する側あるいは面のことであり、後あるいは背側あるいは面とは 前側あるいは全面の反対側の面のことであることを理解されたい。前方移動とは 、本明細書に定義した前側あるいは前面に向かう移動であり、後方移動または後 方伸長とは反対方向のものを言う。 第59図ないし第61図および、第63図の断面図、第64図の分解図に示す 例示的な実施形態から分かるように、本発明の組立装置は、一般に参照番号34 1で示される本体部分から構成される。本体部分には所望ならば、支持台部分3 42を備えることができる。支持台部分は所望ならば、使用時の安定のためにボ ルト403などでベースプレート343に固定することができる。支持構造物は 適当であれば、どんな形状、向きで もよく、支持構造物の部分を、溶接、クランプ止めなど、適当であればどんな手 段で取り付けて一体化してもよいことを理解されたい。 第64図に示すように、例示的な組立装置はおもに、本体部分、適当なベース あるいは支持部分、一般に参照番号330で示されるサブアセンブリ、カバープ レート347、第一の保持リング352、制御リング357、第二の保持リング 366、後部支持部品374から構成される。組み上がった装置では、サブアセ ンブリ330は、第一の面、すなわち前面から第二の面、すなわち背面まで本体 部分341を貫通して延びる円筒形のボア344の内部に配置され、他の構成部 分は、ねじおよびボルト402、405、406、407、408またはその他 の適当な固定手段を使用して、図示の順序、位置に取り付けられる。 第68図に分解図を示すサブアセンブリ330は本体部分341に装着される と、カバープレート347、制御リング357とともに、管状セグメントと管材 の長さ部分を組み立てる機械的手段を提供し、組み立てのための機械的手段の内 部に往復自在に同心に配置されたサブアセンブリの一体部分は、管 状セグメントと管材の長さ部分のアセンブリを後に説明するように排出する手段 を構成する。 スプレッダフィンガ部分を拡げたり、すぼめたりする機械的手段を含む組立手 段を以下に説明する。この組立手段はおもに、(1)装置の本体部分341の円 筒形ボア344の内部で回転可能な実質的に円筒形のスリーブ149、(2)回 転可能スリーブ149を回転させる制御リング357、(3)径方向、すなわち らせん状に延びる貫通したらせん形案内面360を有し、回転可能スリーブ14 9の第一の端部の環状凹部に同軸に装着される円板状部材354、(4)円板状 部材354とカバープレート347で支持され、円板状部材およびスプレッダフ ィンガ部品を有するカバープレートの協動によって径方向に拡がったり、すぼん だりする一般に番号339で示される少くとも三つのスプレッダフィンガ部品か ら構成される。 排出手段は、(1)組立工程の異なる段階を示す第67図および第68図に組 立装置の一部として示された往復ピストン362、(2)排出用ブロック368 または368a、(3)排出用アーム371、ならびにその円筒形通路をピスト ン362が往復可能な回転可能スリープ149を含む。 第64図、第68図、第70図、第71図の参照番号330で識別されるサブ アセンブリは、実質的に円筒形の回転可能スリーブ149を含む。回転可能スリ ーブ149は、それを貫通して延びる円筒形の通路を有し、その中に、一般に番 号362で示される往復ピストンが同軸に配置される。往復ピストンはその一端 に凹部を有し、その中に、第65図および第66図に示す排出用ブロック368 などの排出用ブロックが同軸に配置される。排出用ブロックは、ブロックの長手 方向に延びるこの例では三つある複数のスロット370を有し、このスロットに は排出用アーム371が、ピン371aを使用して回動自在に、かつ、組立装置 が完全に組み上がったとき、本体部分341を貫通するボア344とピストンが 同軸となるように、ピストン362の縦軸に実質的に平行に装着される。 ピストン362の第一の端部365の凹部には、第65図に示した排出用ブロ ックなどの排出用ブロック368が適当な方法で装着される。第65図に示す排 出用ブロックは後方に延びる舌状部分338を有し、舌状部分338は、ピスト ン362の相補的なボアホールすなわち通路336にはめ込まれ、止めねじ33 7で固定される。組立装置に使用される排出用ブロッ クの縦方向の全長が、管材の長さ部分の端部から組立工程中に管材セグメントが 取り付けられるところまでの距離を決定する。二つの管状セグメントを端部とし て有するピンチ弁部品を組み付けるときには、組立装置には適当な長さを有する 排出用ブロックを使用する別々の操作でそれぞれの管状端部を所与の管材の長さ 部分に組み付けることが必要である。したがって、第一の管状セグメントたとえ ば82の取り付けには、第65図に示すような短い排出用ブロックを使用し、第 二の管状セグメントたとえば83を管材の長さ部分に組み付けるのには第66図 に示すような長い排出用ブロック368aを使用して、管状セグメントの適正な 位置、および管状セグメント間の適正な間隔を得る。排出用ブロック368aに は、前方に突出した軸延長部分338bが提供される。軸延長部分338bは、 管材の長さ部分止めとして機能するのに十分な大きさの横断面を有するが、排出 階段後にピストン362をはね返すコイルばね363の使用を困難にするほどに は大きくない。 本発明の装置の組立てにおいては、第64図に示すサブアセンブリ330は、 第65図に示す排出用ブロックなどの適当な寸法の排出用ブロック368(また は、第66図に示す代替の 排出用ブロック368a)を選択し、回動自在の複数の排出用アーム371を、 排出用ブロック368の側面に形成されたそれぞれのスロット370に配置する ことによって組み立てられる。この排出用アームは、スロットの壁および各排出 用アームの第一の端部333の近くを貫通して通されるピン371aによって回 動自在に保持される。用いられる排出用アーム371および相補的なスロット3 70の数は、スプレッダフィンガ部品339の数と一致させ、少なくとも三つで あることが好ましい。排出用アーム371は、排出用ピストン362の軸と実質 的に平行な向きに配置される。後方に突出した排出用ブロック368の舌状部分 338は、ピストン362の端部365の軸方向のボアホール336に挿入され 、第63図に示すように固定される。 先のサブアセンブリが330aで識別される第63図および第68図に関して 説明する。細長い中央案内棒369がさらに、排出用ブロック368の自由端の 長軸方向のボアホール334、または、長い方の延長ブロックがサブアセンブリ の一部として用いられる場合には、排出用ブロック368aの軸延長部分338 bの長軸方向のボアホール334aに挿入され、適当な 方法で固定される。 第67図および第68図に戻る。従来の「O」リングでよい弾性環状部材37 2が、例えばアームの切欠き335などの排出用アーム371のほぼ中央部の周 囲に配置され、最終アセンブリの中で、排出用アーム371がスプレッダフィン ガ358の周囲にまとめて保持される。 各排出用アーム371の第二の端部332に隣接して縦に伸びている細長いス ロット373が、排出用アーム371を貫通して形成される。各スロット373 を通して、スプレッダフィンガ部品339のそれぞれの脚部356がピストン3 62の軸線から外側に径方向に延びる。第68図、第69図、第71図に示すよ うに、各スプレッダフィンガ部品39は、脚部356と細いフィンガすなわちフ ィンガ部分358が「L」字形状を形成する。スプレッダフィンガ部品339の 通常の機能を妨げることなく、排出階段時の軸線に沿った排出用アーム371の 往復運動を収容するために、各部品のフィンガ部分358を脚部356につなぐ 脚部356aは、スロット373の両側が脚部356aと結合しないように十分 に細く製作することが好ましい。 管状セグメントを管材の長さ部分にはめ込みで組み付ける手段は、スプレッダ フィンガ部品339を含むサブアセンブリ330の一部を構成する。スプレッダ フィンガ部分を径方向に拡げる機械的手段は、円板状部材354ならびに、円板 状部材354が装着される回転可能スリーブ149を含む。サブアセンブリ33 0の一部ではないが、カバープレート347およびその径方向チャネル355も 、円板状部材354およびそのらせん形案内面360と協動してスプレッダフィ ンガ部分を拡げたり、すぼめたりする機械的手段の必須部分である。 第69図に最もよく示されているように、各スプレッダフィンガ部品339に は、脚部356のほぼ中央から側方に延び、直近の円板状部材354のらせん形 案内面360の内部に達するガイドピン359が提供される。スプレッダフィン ガ部品339が、カバープレート347の径方向チャネル355によって拘束さ れるため、スプレッダフィンガ部品339は回転することができないので、円板 状部材354の回転がカムのような作用を提供し、ガイドピン359が強制的に 、それぞれのらせん形案内面360に沿って滑らされ、スプレッダフィンガ部品 339およびフィンガ358が回転の向きに応じて外側また は内側に径方向に移動する。 第64図のサブアセンブリ330を第70図に示すようにさらに組み立てる際 には、コイルばね363、次いで円板状部材354を排出用アーム371の束の 上にすべり入れ、回転可能スリーブ149の通路にピストン362をすべり込ま せた後で、第71図に示すように、回転可能スリーブ149の環状端面に円板状 部材354をねじ切り締め具401で予備的に取り付ける。第71図にはまた、 排出用アーム371の束の内側、中央案内棒369の周囲にフィンガ部分358 が同心に集合したスプレッダフィンガ部品339の配置が示されている。 次に、回転可能スリーブ149内に大部分が収容された第64図に示すサブア センブリ330を本体部分341に挿入する。サブアセンブリ330は、本体部 分341の第一の面、すなわち前面345からボア344内に挿入され、本体部 分341の第二の面すなわち背面346を部分的に越えて、第63図に示すよう に配置され、その結果、カバープレート347をねじ切り締め具402で、好ま しくは、位置決めピン404を使用して、カバープレートの背面のみぞ(後述) に必要な向きに合わせて、取り付けることができるようになる。第72図に示す ように、カバープレート347の内面には、径方向のチャネル355が形成され ており、カバープレートが、その内面を円板状部材354に向けて取り付けられ て、スプレッダフィンガ部品339のそれぞれの脚部356がチャネル355の 中に配置されると、スプレッダフィンガ部品339のそれぞれの脚部356は往 復運動が可能となる。カバープレート347の内面に形成され、スプレッダフィ ンガ部品の脚部がその中に収容される径方向のチャネル355は必然的に、円板 状部材354の方を向いている。 第63図および第64図に関してさらに詳細に説明する。本体部分341は、 本体部分と比較すると比較的に直径が大きく、本体部分の第一の面あるいは側3 45から第二の面あるいは側346に延びる円筒形のボア344を取り囲んでい る。図示の組立装置は、実質的に水平に配置された管材の長さ部分の端部を組立 手順中に受け取る方向を向いてベースに支持されているが、所望であれば、実質 的に垂直上向きに向けることを含め、ボアがある角度だけ上方に傾斜して管材の 長さ部分を受け取るような装置を支持するために、本発明の範囲から逸脱するこ となくベースを変更することが出来ることを理解されたい。この 場合、本明細書に記載した装置の第一の面すなわち前面は上側あるいは上面とな り、第二の面すなわち背あるいは後側は組立装置の下側あるいは底面となる。 本体部分341の第一の面345は、中央に開口347aを有する円形のカバ ープレート347で実質的におおわれ、本体部分341の第二の面346は、円 筒形のボア344の直径よりわずかに小さい内径を有する第一の保持リング35 2に面する。カバープレート347および第一の保持リング352は例えばねじ 402、405で本体部分341に固定されるが、これらの構成部分を動作可能 な相対位置に保持するのに適当であれば、どんな手段を用いてもよいことを理解 されたい。 第63図および第64図に最もよく示されているように、円筒形のボア344 の内部には先に指摘したとおり、第一の端部350およびこれより小さな第二の 端部351を有する回転可能な実質的に円筒形のスリーブまたは管149が置か れる。回転可能スリーブ149は、本体部分341の第二の面346に隣接する 第一の保持リング352の半径方向内側の部分とつがう、すなわちこれとはめ合 う回転可能スリーブのフランジすなわち肩353によって円筒形のボア344の 内部に保持され、 回転可能スリーブの第一の端部の半径方向外側の前方に突出したフランジ部分3 50aは、カバープレート347によって保持される。回転可能スリーブ149 の第一の端部350、第二の端部351より大きな外径を有するが、したがって フランジすなわち肩353は、回転可能スリーブを貫通する通路の内径は均一で ある。そこで、本明細書では、回転可能スリーブを実質的に円筒形と記述する。 回転可能スリーブ149の第二の端部351は、円筒形のボア344および第一 の保持リング352の外側に配置され、回転可能な制御リング357によって同 心に取り囲まれる。制御リング357は、第一の保持リング352より直径がわ ずかに大きいことが好ましく、操作を容易にするために、ローレット切りした外 周および/または外周から延びるレバー361を有することが好ましい。制御リ ング357は、回転可能スリーブ149にボルト締めされるか、または適当な他 の方法で取り付けられる。 前述のとおり、回転可能スリーブ149の第一の端部350は、外周フランジ 350aを備えたくぼんだ環状端面を有する。フランジ350aの半径方向内側 の環状の凹部には、端面にボルト締め、またはその他の方法で固着された円板状 部材354 がはめ込まれる。円板状部材354の中央の開口354aは、直径が、カバープ レート347の中央の開口347aに等しく、回転可能スリーブ149を貫通す る通路の内径よりわずかに小さい。回転可能な円板状部材354は、その一面が 、この部材が取り付けられた回転可能スリーブ149のくぼんだ環状端部の表面 と接触し、反対側の面は、本体部分341に取り付けられ回転不可能な前部カバ ープレート347の内面と向き合い、これに対して回転することができる。 第79図および第81図の点線の輪郭線および第72図の透視図に示すように 、カバープレート347の背面には、円板状部材354に向かって開き、カバー プレートの中央の開口347aから径方向に外側に延びる等角に間隔をあけた三 つのチャネル355が提供される。中央の開口347aから径方向に延びるそれ ぞれのチャネル355には、一般に参照番号339で示される「L」字形のスプ レッダフィンガ部品の脚部356が往復自在に挿入される。スプレッダフィンガ 部分358は、前部カバープレート347の中央の開口347aから外部に、ボ ア344の軸と実質的に平行に延び、束を形成する。この束が、径方向に離れる ように操作されて、ピンチ弁部品の管状端部な どの管状セグメントを拡げ、管状セグメントを管材の長さ部分上に、すなわち管 材の長さ部分と同心にはめ込みで組み付けることが可能となる。可撓性管状セグ メントを管材の長さ部分にはめ込みで組み付ける際に、本発明にしたがって、横 断面の開きを拡げるすなわち引き伸ばすために管状セグメントが置かれるスプレ ッダフィンガ358は、組み上がった管状セグメントと管材のアセンブリを組立 装置から取りはずすのを容易にするために相当に薄いことが好ましい。 第68図、第70図、第71図では、円板状部材354に、径方向すなわちら せん状に外側に延び、カバープレート347の側が開いた三つの平行ならせん形 の案内面360が形成されている。それぞれのらせん形の案内面は、円板状部材 354の中央の開口354aかららせん状に、回転の向きと同じ向きに外側に延 びる。各「L」字形スプレッダフィンガ部品339のそれぞれの脚部356には 、脚部356に固着されたガイドピン359が提供される。ガイドピン359は 、脚部356がこの中を往復運動する径方向のチャネル355から、このピンが これに沿って滑動可能ならせん形の案内面360の一つの内部に向かって側方に 延びる。円板状部材354を貫通して切られ たらせん形の案内面の代わりに、案内面360を、同じパターンで切ったみぞと することができる。ただし、これらのみぞは、円板状部材354の回転中に、ガ イドピン359を容易に受け止め、これを滑動自在に案内するのに十分な深さを それぞれが有し、カバープレート347側に開いている必要がある。 円板状部材354が取り付けられた回転可能スリーブ149を回転させるロー レット切りした制御リング357またはレバー361を使用して、円板状部材3 54を回転させると、カムのような動作が得られ、らせん形のみぞ360内を滑 動するガイドピン359がそれぞれの脚部356を径方向に移動させるにつれて 、スプレッダフィンガ358が、共通軸から離れて径方向に拡げられるか、また は、共通軸に向かってすぼめられる。所望ならば、第60図に示すようにレバー 361を制御リング357に取り付け、これを使用して、スプレッダフィンガ3 58を望むとおりに拡げたり、すぼめたりするのに十分な円弧を介して制御リン グ357を回転させることもできる。 往復可能ピストン362が、回転可能スリーブ149の円筒形通路に配置され 、回転可能スリーブ149の後方に延びる。往復可能ピストン362は、回転可 能スリーブ149の円筒形 の通路内を短い行程で往復運動し、非常に重要な排出手順を実行する。回転可能 スリーブ149の中央の開口から半径方向に内側に延びる円板状部材354の表 面の環状部分をその一端で押圧し、もう一端で、ピストン362の第一の端部3 65を押圧するコイルばね363によって、ピストン362は、弾力的に、回転 可能スリーブ149の通路の外に追いやられる。ピストンの第二の端部である後 部364は、直径が、第一の部分365よりもわずかに小さく、また、直径が大 きい部分の後部端が、ピストンの肩を構成する。制御リング357に取り付けら れた第二の保持リング366は、直径が大きいピストンの第一の部分365より も十分に小さい中央の開口を有し、これがピストンの肩を捕え、ピストン362 の後方への往復運動を制限する。 ピストン362の第一の端部365の表面の凹部336には、ピンチ弁部品な どの管状セグメントを取り付ける管材の長さ部分を挿入する深さを正確に制限す る止め具として機能するように縦方向の寸法が決められた排出用ブロック368 が装着される。 ピンチ弁の組立行程の第二の段階としてピンチ弁部品の第二 の端部を組み立てるため、装置に挿入された管材を浅い位置に止める、軸方向の 寸法が長い排出用ブロック368aを装着した組立装置を第84図および第85 図に示す。 中央の案内棒369は軸方向に、排出用ブロック368または368aから回 転可能スリーブ149の通路を通って実質的にスプレッダフィンガ358の外端 まで延びる。そこでは案内棒369は、スプレッダフィンガ358間の中央に置 かれる。案内棒369は、可撓性管材がこれに沿って組立装置に挿入される案内 の働きをする。さらに、排出用アーム371が回動自在に装着される。排出用ア ーム371は、回転可能スリーブ149の通路の内側に沿って、共通軸とほぼ平 行に前方に延び、円板状部材354の開口354aおよびカバープレート347 の開口347aを通って外部に延び、スプレッダフィンガ358の半径方向外側 の面に寄りかかり、「O」リングなどのばねのように弾力のある環状部材372 によってそれぞれのスプレッダフィンガに弾力的、集合的に押さえつけられる。 排出操作中に、可撓性管材の長手方向に管状端部が移動しあるいは位置を変える のを避けるために、排出用アーム371は、装置内に延びた可撓性管材の長さ部 分の上に取り付けられたばかりのピン チ弁部品の管状端部部分などの可撓性管状セグメントのエッジに接触しこれを圧 し、同時に、排出用ブロックと装置内の可撓性管材の内側の端部とが接触し圧力 をかけ合うような適当な長さとなるように選択しなければならない。管状セグメ ントの内径と同じか、またはこれより大きな外径を有する可撓性管材に作用する 、ピンチ弁部品の管状端部の半径方向内側への弾性張力のため、この装置の排出 構成部分を使用しない限り、ピンチ弁部品の管状セグメント端部の位置が変わる 危険性なしに組み上がったピンチ弁をスプレッダフィンガから取り外すことは実 用上、不可能である。 第60図および第63図では、往復可能排出ピストン362の第二の部分36 4が、支持部品374によって支持されている。支持部品374は、組立装置の ベース部分342の背面に取り付けられた下部セクション375および上方に延 びてピストンの後部364に接触する直立した脚部376を有する。ピストンは 、脚部376のフランジ付き上端377上を滑動することができる。ピストン3 62の後部364の下側セクション378は、ピストン362の第二の端部の近 くから直径の大きな前方部分365までの部分が平坦に研削されており、この平 坦なセクションが、支持部品374の脚部376のフランジ付き上端377上に 載置される。下側セクション378の平坦な性状が、使用中に、ピストン362 が回転するのを防ぐ働きをし、平坦セクション378の各端に形成された肩が、 支持部品374のフランジ付き上端377および第二の保持リング366にそれ ぞれ引っ掛かり、ピストン362の往復運動の止め具動作を提供する。 組立装置のベースおよび本体部分、ならびに円筒形スリーブ、往復可能ピスト ン、制御リング、二つの保持リング、カバープレート、円板状部材などの部品は 、軟鋼または、所望ならば、アルミニウム合金などの機械加工の容易な金属で製 作することができるが、工具鋼またはステンレス鋼で製作することが好ましい。 スプレッダフィンガおよび排出用アームは、工具鋼またはステンレス鋼で製作し 、これらの薄い部材の強度および耐久性を高めることが好ましい。 本明細書に定義したような種類の張力感応ピンチ弁の製造においては、ピンチ 弁の適正な弁動作のために、ピンチ弁部品の管状セグメント端部が、長手方向に 相当に短い線形の間隔をあけてある程度正確に管材の長さ部分上に配置されるこ とが不可 欠である。この間隔の大きさは、ピンチ弁部品のシャンクの長さより実質的に大 きくする。このように管材に沿って線形に大きい間隔をとることが、管材を折り 曲げるために不可欠である。ピンチ弁の自体を含む管材の長さ部分の部分に張力 が作用せず、ピンチ弁部品のシャンクが弾性的にほぼ正規の長さに戻ろうとして 、取り付けられた管状セグメント端部が相互に引き寄せ合って管が折れ曲がると 、管材のピンチ弁部品でおおわれた部分が締めつけられて閉塞される。はめ込み による組立時に、それぞれの管状セグメントを組み付けるのに適当な長さを有す る異なる排出用ブロックを有することがおもに異なる、本明細書に記載したほぼ 同一の二つの実施形態の組立装置を使用する便利で効果的な方法によって、適正 な間隔は容易に得ることができる。それぞれの排出用ブロックは、ピンチ弁部品 の端部を管材の長さ部分上に置いてそれぞれの管状セグメントを組付ける間、管 材の長さ部分の端部が、組立装置内部に延びることができる長さを割出す際の止 め具として働き、したがってこれが、管状セグメント端部の位置を制御する。 利用される組立装置の第一の実施形態は、第63図および第67図の参照番号 368で識別され、第65図の透視図に示さ れるような比較的短い排出用ブロックを有し、そのため、管材の長さ部分の端部 が、組立装置中の比較的深いところまで延び、第二の管状セグメント端部を取り 付けるための余地を残すために、ピンチ弁部品の第一の管状セグメント端部が、 可撓性管材の挿入された側の端部から十分に離れて取り付けられる。組立装置を 使用した第二の管状セグメント端部のはめ込みによる組み付けは、第一の管状セ グメント端部が取り付けられた位置よりも、管材の長さ部分の挿入された側の端 部に近い位置にのみ実施できる。 第二の管状セグメント端部をはめ込みによって組み付けるのに使用する第二の 実施形態の組立装置は、第84図および第85図の参照番号368aで識別され 、第66図の透視図に示されるようなより長い排出用ブロックを備えていなけれ ばならず、その結果、可撓性管材は、より浅い位置に止められ、第一の管状セグ メント端部より可撓性管材の長さ部分の端部に近い位置に第二のピンチ弁管状セ グメント端部が組み付けられる。第66図に示す排出用ブロック368aは、組 立装置内で、組立工程のあいだ挿入される管材の長さ部分の端部の事実上の止め 具として働く直径がより小さい延長部分338bを有する。 延長部分338bは、回転可能スリーブ149の内部にコイルばね363のため の環状のすきまをその周囲に残すために排出用ブロック368aより小さな直径 を有する。 第73図に、組立装置の一実施形態を、分解図と同じ直径の可撓性ピンチ弁部 品80および可撓性管材の長さ部分49とともに示す。第一および第二の短い管 状セグメント端部82、83を端部とし、端部とほぼ同じ長さの短いシャンク部 分84で結合されたピンチ弁部品80が、可撓性管材の長さ部分49の一端近く にはめ込みで組み付けられようとしている。第73図に示す組立装置の実施形態 には、ピンチ弁部品80の第一の管状セグメント82を配置するのに適当な長さ の排出用ブロック68が装備されていることを理解されたい。 第74図には、可撓性管材の長さ部分49の上に組み付けられようとしている ピンチ弁部品80が示されている。このピンチ弁部品は、第二の管状セグメント 端部83が邪魔にならないようにピンチ弁部品のシャンク部分84がわきに曲げ られており、第一の管状セグメント端部82を第75図に示すように、すぼまっ て束のようにまとまったスプレッダフィンガ部分358上にすベり込ませること ができる。第76図の断面図にも、ス プレッダフィンガ部分358上にすベり込ませた管状セグメント端部82が示さ れている。第76図には、この装置の排出用ピストン362の端部の内部に、か なり短い排出用ブロック368が装備されていることも示されている。 回転可能スリーブ149の端部を同心で取り囲み、これに取り付けられた制御 リング357を回転させることによって、回転可能スリーブおよびこの回転可能 スリーブの前端350に装着された円板状部材354が回転する。回転する円板 状部材354が、スプレッダフィンガ部品339のそれぞれの脚部356に取り 付けられたガイドピン359を円板状部材のらせん形の案内面に沿って滑動させ 、これによって脚部356を、カバープレート347の径方向のチャネル中を半 径方向に移動させるカムのような動作が生じ、その結果、所望の動作である、ス プレッダフィンガ部品339のスプレッダフィンガ部分358の半径方向への移 動も起きる。円板状部材354の回転の向きおよびその大きさが、スプレッダフ ィンガ部分358の半径方向の移動の向きおよびその大きさを決める。 次の組立階段において、制御リング357をつかんでこれを手動で回転させる か、またはレバー361を使用するかして、 スプレッダフィンガ部分358を拡げ、第一の管状セグメント端部82を第77 図、第78図、第79図に示すように引き伸ばして開かせるのに十分な円弧を描 き適当な方向に制御リング357を回転させる。制御リング357を回して、管 材の長さ部分49の端部が通るように管状セグメント82を十分に引き伸ばし、 次いで、管状セグメントに管材の長さ部分49をあまり触れないように通し、管 状セグメント端部82を管材の長さ部分49上の適正な位置に置くための止め具 として働く排出用ブロック368に管材の長さ部分の端部が当たるまで中央の案 内棒369上をすべらせる。 次に、レバー361をスタート位置に向かって戻しながら制御リング357を 回転させて、第一の管状セグメント端部82に作用している張力を解放する。こ れで、第一の管状セグメント端部を組み付ける段階は完了である。 排出操作を実行するためには、排出用ピストン362を前方(本体部分345 の第一の面に向かう方向)に、コイルばね363に逆らって排出用ピストンを、 第二の端部すなわち後部端364が支持部品374より後方に突出した位置から 、第80図に示すように排出用ピストン362が予め設定した止め 位置に達するまで、短い距離あるいは間隔を移動させるような適当な手段で移動 させる。このとき、ピストンの後部364の平坦な下面378の後部エッジ37 8aは、支持部品374の垂直な脚部セクション376の直立したフランジ付き 上端377に係止されている。ピストン362は、排出用ブロック368および 排出用アーム371を前方に運び、これらは、第80図および第81図に示すよ うに、管材の長さ部分49の端部および、排出用アームの端部371aが接触し た取り付けられた管状セグメント82の最も近いエッジに接触し、それと同時に これらを排出する。予め設定した止め位置で、排出用アーム371および排出用 ブロック368は、管材の長さ部分49およびピンチ弁部品の取り付けられた第 一の管状端部82を同時に押圧して同等に機械的に排出させる。 適当なばね張力のコイルばねが選択されている場合は、ピストン362を手動 で容易に、カバープレート347へ向かって前方に滑動させることができるが、 所望ならば、ピストン362を、油圧または電磁力で往復運動するように装備し てもよい。 第82図には、第80図に示した部分的に組み立てられたピンチ弁を、延長部 分338bを有するより長い排出用ブロック 368aの形態を有する異なる止め具、すなわちより浅い深さの止め具を用いた 組立装置の第二の実施形態を使用してさらに組み立てようとしているところが示 されている。取り付け済みのピンチ弁部品80の第一の管状セグメント端部82 と可撓性管材の長さ部分349の先頭端の間の可撓性管材の長さ部分の短い端部 セクション85は、組立装置のすぼまったスプレッダフィンガ部分358の上へ 第二の管状セグメント端部83をすベらせるのを妨げないようにわきに曲げられ ている。ピンチ弁部品80のシャンク部分84は、管状セグメント82および8 3が組み付けられたすなわち配置されたときのこれらのあいだの管材に沿った意 図する線形の間隔よりもはるかに短く、当然、管材の長さ部分349の短い端部 セクション85よりも短い。 次いで、ピンチ弁部品の第二の管状セグメント端部83を、スプレッダフィン ガ部分358上にすべらせ、制御リング357を回転させて、スプレッダフィン ガ部分358を拡げ、第77図に示したものと同様に、ピンチ弁部品80の第二 の管状セグメント端部83を引き伸ばし、可撓性管材の長さ部分49の短い端部 セクション85を鋭角に折り曲げ、その先端を、第83 図および第84図に示すように、スプレッダフィンガ部分358および引き伸ば された第二の管状セグメント端部83の内側、かつ、中央の案内棒369の外側 にすベり入れ、排出用ブロック368aに当たるまですべらせる。 先に指摘したように、延長部分338bを有するより長い排出用ブロック36 8aは、管材の長さ部分49の端部の装置内部への進入を浅い位置で止める止め 具となる。第二の管状セグメント端部83の適正な配置を得るために、排出用ブ ロック368aは、管材の長さ部分49の端部の選択された所望の進入深さの割 り出しに適当な長さの延長部分379を有するように選択される。 ピンチ弁部品の第二の管状セグメント端部83の組み付けを完了するためには 、スプレッダフィンガ部分358がすぼまってまとまるように制御リング357 を回し戻して、第二の管状セグメント端部83に作用している張力を解放する。 取り付けられた第一の管状セグメント端部に対して説明したと実質的に同じ方法 で排出操作を実行するため、コイルばね363の作用に逆らって排出用ピストン 362を、排出用ピストン362の後部364の平坦な下面378の後部エッジ 378aが、支持 部品374の直立した脚部376のフランジ付き上端377で止められるまで押 す。可撓性管材の長さ部分49およびこれに取り付けられたピンチ弁部品の第二 の管状セグメント端部83が単体として排出され、可撓性ピンチ弁の製造は完了 となる。 最後に、室温加硫シリコーン接着剤などの接着剤をピンチ弁部品の管状端部の 縁に沿って少量挿入して、ピンチ弁の製造を完了することが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレツグ,ロバート・デイー アメリカ合衆国、オハイオ・43147、ピカ リントン、シヤトウ・ドライブ・8790 (72)発明者 バツク,ブラツドフオード・エル アメリカ合衆国、オハイオ・43230、ガハ ナ、ピーク・リツジ・ドライブ・3710 (72)発明者 フレミング,マシユー・エス アメリカ合衆国、オハイオ・43220、コラ ンバス、マウントビユー・ロード・3970 (72)発明者 ウイルソン,グラント・アール アメリカ合衆国、オハイオ・43201、コラ ンバス、ウエスト・セカンド・アベニユ ー・308 (72)発明者 パツトン,ウイリアム・イー アメリカ合衆国、オハイオ・43017、ダブ リン、アトリン・コート・6767 (72)発明者 アレクサンダー,キヤスリン・イー アメリカ合衆国、オハイオ・43214、コラ ンバス、オークランド・パーク・ドライ ブ・265 (72)発明者 ハリス,ジエレミー・アール アメリカ合衆国、オハイオ・43201、ワー シントン、パーク・オーバールツク・476 (72)発明者 ライアン,ウイリアム・エフ アメリカ合衆国、オハイオ・43334、マレ ンゴ、ステイト・ルート・61・1449

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.供給コンテナに接続可能であるか、または供給コンテナと一体化している第 一の端部と、患者の体内に経腸流体または腸管外流体を導入する手段に接続可能 であるか、またはこの手段と一体化している第二の端部とを有する流体連絡手段 を含む流体送出セットにおいて、 流体連絡手段が、保持部品が取り付けられたドリップチャンバと、保持/接続装 置と、少なくとも可撓性管材の第一の長さ部分と第二の長さ部分と第三の長さ部 分とを備え、可撓性管材の第一の長さ部分が、ドリップチャンバに接続され、か つ、供給コンテナに接続可能であるか、または供給コンテナと一体化しており、 可撓性管材の第二の長さ部分が、ドリップチャンバおよび保持/接続装置に接続 されており、可撓性管材の第三の長さ部分が保持/接続装置に接続され、かつ、 患者の体内に流体を投与する装置に接続可能であるか、または、これと一体化し ており、保持/接続装置の付近の流体連絡手段が、半径0.5インチ以下、角度 約78度〜約102度の曲がりの形状に成形されている流体送出セット。 2.曲がりの半径が、約0.375インチを超えない請求の範囲第1項に記載の 流体送出セット。 3.曲がりの角度が、約85度〜約95度の範囲にある請求の範囲第1項に記載 の流体送出セット。 4.連絡手段の曲がりが、保持/接続部品内にある請求の範囲第1項に記載の流 体送出セット。 5.保持/接続部品に把持用のタブが設けられる請求の範囲第1項に記載の流体 送出セット。 6.保持/接続装置が、これから側方に延び、ポンプハウジングのレセプタクル とかみ合うように適合された保持タブを有する請求の範囲第1項に記載の流体送 出セット。 7.ドリップチャンバに取り付けられた保持部品が、ドリップチャンバの上部の 周囲に取り付けられており、ポンプハウジングの保持レセプタクルとはめ合うよ うに適合された下部面を有する請求の範囲第1項に記載の流体送出セット。 8.可撓性管材部分と作動的に結合した張力感応ピンチ弁をさらに有する請求の 範囲第1項に記載の流体送出セット。 9.入口および出口を有するドリップチャンバと、保持/接続装置と、それぞれ が第一および第二の端部を有する少なくとも 可撓性管材の第一、第二、第三長さ部分を含む経腸流体用または腸管外流体用の 流体送出セットにおいて、 ドリップチャンバの入口が、可撓性管材の第一長さ部分の第一の端部に接続し 、可撓性管材の第一長さ部分の第二の端部が供給コンテナに接続可能であるか、 または供給コンテナと一体化しており、 ドリップチャンバの出口が、可撓性管材の第二長さ部分の第一の端部に接続し 、可撓性管材の第二長さ部分の第二の端部が保持/接続装置に接続し、可撓性管 材の第三長さ部分の第一の端部が保持/接続装置に接続し、可撓性管材の第三長 さ部分の第二の端部が、患者の体内に流体を投与する装置に接続可能であるか、 または、これと一体化しており、 ドリップチャンバが、これの上部に結合した第一の保持部品を有し、第一の保 持部品が、回転ぜん動ポンプのハウジングの第一の保持および支持レセプタクル にはまり込むように適合され、 形状が中空管状の保持/接続装置が、第二および可撓性管材の第三長さ部分が それぞれ接続した二つの管状脚部の連結により形成された保持/接続装置を貫通 する流体通路を有し、保持 /接続装置が、回転ぜん動ポンプのハウジングの第二の保持レセプタクルにはま り込むように適合され、保持/接続装置の脚部がほぼ直角の曲がりに接合され、 曲がりの半径が、約0.5インチ以下のときに、保持/接続装置のルーメンの横 断面が実質的に狭まらない流体送出セット。 10.保持/接続装置が、第二の保持レセプタクルにはまり込むように適合され た、保持/接続装置の曲がりの付近から側方に延びる保持タブを有する請求の範 囲第9項に記載の流体送出セット。 11.ドリップチャンバと保持/接続装置との間に延びる可撓性管材の第二長さ 部分が、ドリップチャンバの出口からぜん動ロータを巻いて第二の保持レセプタ クル中の保持/接続装置まで可撓性管材の第二長さ部分が延びて、流体送出セッ トが前記ぜん動ポンプに動作可能に組み付けられたときに、相補的なぜん動ポン プのぜん動ロータのローラから可撓性管材の第二長さ部分が効果的な閉塞性の圧 力を受けるのに必要な長さを有する請求の範囲第9項に記載の流体送出セット。 12.保持/接続装置の二つの脚部が接続して、ほぼ直角の曲がりを形成し、保 持タブが、可撓性管材の第三長さ部分の第一 の端部が接続する脚部から約180度の角度の曲がりの付近から側方へ延びる請 求の範囲第9項に記載の流体送出セット。 13.可撓性管材の第二長さ部分と作動的に結合した張力感応ピンチ弁をさらに 有する請求の範囲第9項に記載の流体送出セット。
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