JP2001515232A - 多数の発光体を有するディスプレイシステムおよび発光体用ホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 多数のランプホルダー（７）を有するディスプレイシステムであって、各ランプホルダーはローカル制御ユニット（６）を有し、ランプ（８）を保持しローカル制御ユニット（６）に接続するのに好適であり、種々のランプホルダー（７）の制御ユニット（６）が、共通の導体バンドル（３）に接続されており、該バンドルには、中央制御ユニット（４）および供給用ユニット（５）も接続されている。各ローカル制御ユニット（６）はアドレスを含む。ローカル制御ユニット（６）は、ローカル制御ユニット（６）のアドレスを含むメッセージを導体バンドルから受け取ると、メッセージのその他の内容に応じて応答する。該メッセージは、任意には結合されたランプ（８）を作動させるためのもの、任意にはアドレスを変更するためのもの、およびランプ（８）用接続部（１１）間の伝送状態を特定するメッセージを返送するためのものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本知見は、多数の発光体および中央制御ユニットを含むディスプレイシステム
に関し、該システムにおいては、各発光体はホルダー内にマウントされており、
また各発光体は中央制御ユニットによって選択的に作動させられるように、ホル
ダーの接続部と導体とを介して中央制御ユニットに接続されている。

【０００２】 本発明は、詳細には、たくさんの発光体を有する装置、例えば、ギャンブルマ
シンや電光ニューストレイラーで使用するためのディスプレイシステムに関する
。

【０００３】 上述したタイプのディスプレイシステムは、発光体が白熱電球であるギャンブ
ルマシンで実際に使用されることが知られている。

【０００４】 中央制御ユニットに発光体を接続するための、ある１つの公知の実行可能な手
段によれば、発光体の第一の接続部は、共通の供給用導体に接続されており、発
光体の第二の接続部はもう１つの供給用導体に、個々のスイッチ手段を介して接
続されている。この場合、中央制御ユニットが単純であっても、たくさんの接続
点、長い配線、および配線を変更し難いことが大きな欠点である。

【０００５】 発光体を中央制御ユニットに接続するための、もう１つの公知の実行可能な手
段によれば、各発光体はダイオードと直列に接続されており、発光体とダイオー
ドの各直列接続はマトリックスの行と列との間で同じ分極方向で接続されており
、行と列は個々のスイッチ手段を介して２つの供給用導体に接続されている。こ
の場合、接続点の数は限定されるが、行と列の選択的なコントロールが中央制御
ユニットを複雑にしている。さらに、ギャンブルマシンや電光ニューストレイラ
ーで使用される場合には、例えば、長い配線がやはり必要であり、これがマトリ
ックス同様、変更が困難である。もう１つの欠点は、他の発光体まで意図せずに
作動させることなく、発光体を同時に作動させ得るのは、限定された数の組み合
わせだけでしかないということである。その結果、システムを設計する際には、
種々の発光体の光出力や発光体のグループの光出力、および発光体の個々の作動
の光出力や発光体のグループごとの時間依存した作動の光出力を考慮しなければ
ならない。これが設計を煩雑かつ高価にし、設計を変更することに不利益を呈す
る。

【０００６】 上述したタイプのディスプレイシステムにおいては、ブレードコンタクトを有
する発光体用ホルダーを使用することが知られている。中央制御ユニットに接続
するための導体は該ブレードコンタクト内に圧入されることができ、その結果、
他の手段や操作無しで、必要な電気的コンタクトが有効となる。しかしながら、
未だ上述の不利益があてはまる。

【０００７】 本発明の目的は、公知のディスプレイシステムの不利益を無くすことである。

【０００８】 この目的は、イントロダクションで言及したディスプレイシステムで達成され
る。該システムでは、各ホルダーはローカル制御ユニットを有し、該ユニットは
ホルダーの発光体に接続され、かつ、導体を介して、中央制御ユニットに接続さ
れており、該ローカル制御ユニットは書き込み可能なメモリを有し、該メモリに
はローカル制御ユニットに割り当てられたアドレスが格納されており、ローカル
制御ユニットは、発光体用接続部の間の導通状態を検出するのに適しており、中
央制御ユニットは、アドレスを含むメッセージを伝送することによりローカル制
御ユニットにアクセスするが、該メッセージは、任意にはメッセージの他のあら
ゆる内容に依存して発光体を作動させるためのものであり、任意にはメモリ上の
アドレスを変更するためのものであり、発光体接続部間の導通状態に関するメッ
セージを中央制御ユニットへ送り返すためのものである。この結果、システムの
導体の数が限定され得るので（例えば４に限定される）、システムの配線は非常
に単純であり、システムの設計の変更が容易である。導体の共通のバンドル（束
）は、例えば、ホルダーのブレードタイプのコンタクトに圧入できるフラットケ
ーブルである。

【０００９】 発光体は、中央制御ユニットによって、互いに独立して導通（作動）または非
導通（非作動）状態にセットされることが可能であり、かつ、発光体は、連携し
たローカル制御ユニットによって前述の状態に保たれることも可能である。この
結果、該ディスプレイシステムを、種々のディスプレイ状態のために種々の組み
合わせで時間配分された発光体の作動を考慮せずに設計することができる。

【００１０】 加えて、発光体の状態は、発光体用ホルダーの接続部間の導通状態を検出する
ことによって決定することができ、その結果、種々のローカル制御ユニットのア
ドレスのプログラミングを、状態に依存して中央制御ユニットから行うことがで
きる。さらに、中央制御ユニットにフィードバックされた状態を記録することは
システムのメンテナンスを単純にする。

【００１１】 本発明はまた、発光体用ホルダーに関する。該ホルダーは、保持手段と、２個
の第一の電気接点部と、該第一の接点部に接続された電気供給端子とを含み、該
保持手段は、第一の接点部が発光体の対応する第二の接続部にコンタクトするよ
うに発光体を固定するのに適しており、第一の接点部および端子に接続されてい
る制御ユニットにより特徴付けられる。該制御ユニットは書き込み可能なメモリ
を有し、該メモリには該制御ユニットに割り当てられたアドレスが格納されてお
り、該制御ユニットは、第二の接点部を介して第一の接点部間の導通状態を検出
するのに適しており、該制御ユニットは外部からのメッセージを受け取るのに適
しており、かつ、該制御ユニットは、該制御ユニットのアドレスを含むメッセー
ジを受け取って、メッセージの他の内容に依存して動作を行い、該メッセージは
、任意には発光体を作動させるためであり、任意にはアドレスを変更するための
ものであり、導通状態に関するメッセージを送り返すためのものである。

【００１２】 該ホルダーは総合（インテグレーテッド）制御ユニットを有するので、本発明
によるディスプレイシステムでの使用が特に適しており、該ディスプレイシステ
ムが、中央制御ユニット、供給ユニット、多数のホルダーおよび単純な共通配線
だけを含むものである。

【００１３】 用意されているホルダーは、同じイニシャルアドレスを有してよく、ディスプ
レイシステムへの設置の後、個々のアドレスによって個別化されてもよい。これ
が製造管理とそのコストを簡素化する。

【００１４】 本発明の他の利点および特性は、添付の図面の参照とともに下記の説明から明
らになるであろう。

【００１５】 図１に示す本発明のディスプレイシステムは、導体のバンドル３と、導体バン
ドル３に接続されている、中央制御ユニット４、供給ユニット５、多数のローカ
ル制御ユニット６とを含む。各ローカル制御ユニット６はランプホルダー７にマ
ウントされており、該ホルダー中にはランプ８もマウントされていてローカル制
御ユニット６に接続可能である。ランプホルダー７とランプ８とは、詳細には、
該ランプ８を該ホルダー７へ離脱可能に差し込むのに適しており、ローカル制御
ユニット６の接点部１１とランプ８の接点部１２とを介して、ローカル制御ユニ
ット６とランプ８の間の接続が行われる。

【００１６】 導体バンドル３は、第一の供給用導体１４と、低い方の供給電圧のための第二
の供給用導体１５と、伝送用導体１６とを含み、該伝送用導体１６は、中央制御
ユニット４とローカル制御ユニット６との間でのメッセージの伝送用である。バ
ンドル３の導体１４、１５、１６は、それぞれ、各ローカル制御ユニット６の端
子１７、１８、１９（図２）に接続されている。端子１７、１８、１９は、詳細
には、自体公知のナイフコンタクトであり、導体１４、１５、１６は、該ナイフ
コンタクトに容易に圧入できてローカル制御ユニット６への電気的な接続を行う
ことができる。この結果、制御ユニット４、６およびそれらに電気的に接続され
ているもの全ての間に、導体バンドル３は容易に素早くマウントされることがで
きる。

【００１７】 図２に示されるように、ローカル制御ユニット６は、供給用端子Ｐ＋とＰ−を
有するマイクロコントローラー２１を有しており、該供給用端子は電圧調整器２
２を介して供給用端子１７、１８に接続されている。クロック２３は、マイクロ
コントローラー２１のクロック入力Ｃｌに接続されている。ホルダー７の接点部
１１のうちの１つは、測定用抵抗器２５を介して第一の供給用接続部１７に接続
され、また、ローパスフィルター２６と増幅器２７との直列接続を介してマイク
ロコントローラー２１の測定用入力Ｍｓｒに接続されている。ホルダー７の他方
の接点部１１は、短絡電流制限用抵抗器２８を介して第二の供給用端子１８に接
続され、また、駆動回路(「ドライバー」)を介してマイクロコントローラー２１
の端子Ｄｒｖに接続されている。

【００１８】 メッセージ伝送端子１９は、ローパスフィルター３１と増幅器３２との直列回
路を介してマイクロコントローラー２１のシリアルデータ入力Ｉ１に接続されて
いる。マイクロコントローラー２１のシリアルデータ出力Ｏは、増幅器３５とロ
ーパスフィルター３６との直列回路を介して接続部１９に接続されている。

【００１９】 ランプホルダー７の外側から電気的にコンタクトされ得る接点部３７は、ロー
パスフィルター３８を介してマイクロコントローラー２１の二番目のシリアルデ
ータ入力Ｉ２に接続されている。

【００２０】 マイクロコントローラー２１はメモリ（図示せず）を有しており、該メモリに
は、ローカル制御ユニット６に割り当てられたアドレスが格納されている。

【００２１】 中央制御ユニット４が、導体バンドル３を介して、ローカル制御ユニット６の
アドレスを含むメッセージを伝送すれば、該ローカル制御ユニット６は、受け取
った該メッセージ中のあらゆるコマンドおよびさらなるデータに対応して該メッ
セージに応答するが、それ以外の状況では応答しない。

【００２２】 もし、ローカル制御ユニット６が受け取りかつ応答するメッセージが「作動」
コマンドを含むならば、ドライバー回路２９は、抵抗器２５と存在するランプ８
と該回路２９とを通して第一の供給用端子１７からの電流を伝送するようマイク
ロコントローラー２１によってコントロールされるので、ランプ８は点燈する。
この結果、抵抗器２５を渡って電圧降下が生じるので、マイクロコントローラー
２１の測定用入力Ｍｓｒにおける電圧は、ランプ８が存在しなかった場合、また
は回路２９が電流を伝送するようにセットされていなかった場合よりも低くなる
。回路２９が伝送可能であるにもかかわらず測定された電圧が高い場合は、ラン
プ８が存在しないか、または不良であることを意味する。

【００２３】 一方、接点部１１間に短絡がある場合、詳細には、ランプ８が不良で短絡を形
成する場合、マイクロコントローラー２１の測定用入力Ｍｓｒにおいて測定され
た電圧は、ランプ８を正しく稼動させるための参照電圧（該電圧は、任意に回路
２９を通して電流を流す）から外れる。

【００２４】 ローカル制御ユニット６が、マイクロコントローラー２１の入力Ｉ１を通して
、ローカル制御ユニット６のアドレスを含むメッセージを受け取ると、ローカル
制御ユニット６はメッセージ中に存在するあらゆるコマンドを実行し、マイクロ
コントローラー２１のアウトプットＯからメッセージを送り返す。送り返された
メッセージは、ランプ８の、またはより広くはランプホルダー７の、接点部１１
間の状態や導通状態を含んでいる。

【００２５】 中央制御ユニット４によって受け取られたメッセージ内に存在するランプホル
ダー７の状態に依存して、中央制御ユニット４は前記状態を記録し、必要であれ
ば警告メッセージを発する。中央制御ユニット４によって伝送されたラストメッ
セージのアドレスがイニシャルアドレスであった場合、および、中央制御ユニッ
ト４がそれに応答して帰ってきたメッセージを受け取る場合、中央制御ユニット
４は新しいアドレスとコマンドとを含む新しいメッセージを伝送し、該コマンド
は、イニシャルアドレスを有するローカル制御ユニット６によって、該イニシャ
ルアドレスを新しいアドレスに変更するために使用される。

【００２６】 ローカル制御ユニット６は、不変的に構成されてよく、あるいは、次のように
セントラルコントロールニット４から受け取ったコマンドに依存する構成として
よい。即ち、実際に回路２９が伝送可能とされた間に接点部１１間に電流が流れ
なければ、ローカル制御ユニット６がメッセージを送り返さないように、少なく
ともそのアドレスがイニシャルアドレスならば送り返さないようにである。中央
制御ユニット４によって伝送されたイニシャルアドレスを有するメッセージに対
する応答として再び受け取られたメッセージに、中央制御ユニット４が応答する
という方法と共に、本発明によるディスプレイシステムは、結果として特に容易
にプログラムされることが可能である。

【００２７】 つまり、ディスプレイシステムの全てのランプホルダー７が設置されており、
導体バンドル３が供給ユニット５と制御ユニット４、６との間にマウントされて
おり、ローカル制御ユニット６のアドレスがイニシャルアドレスであり、ランプ
ホルダー７にランプ８が１つも存在しない場合、中央制御ユニット４は、イニシ
ャルアドレスを含むメッセージを繰り返し発することによって、および帰ってき
たメッセージを受け取った後に新しいアドレスとアドレス変更コマンドを含む続
きのメッセージを伝送することによって、種々のローカル制御ユニット６の個々
のアドレスをプログラムすることができるのである。つまり、はめ込まれて正常
に作動しているランプ８を含むランプホルダー７が応答した場合である。従って
、全てのランプホルダー７のローカル制御ユニット６は、連続して新しいアドレ
スでプログラムされることができ、また、連続してランプをはめ込むことによっ
て個別化されることもできる。

【００２８】 たとえディスプレイシステムが作動中であっても、中央制御ユニット４は、他
のメッセージの間に、イニシャルアドレスを含むメッセージの定期的な伝送を続
けることができる。この結果、ランプホルダー７を替えること、およびローカル
制御ユニット６のイニシャルアドレスを新しいアドレスに替えることが可能であ
る。同様に、追加のランプホルダー７をマウントすることが可能である。

【００２９】 全てのランプ８が最初にはめ込まれており、種々のローカル制御ユニット６の
アドレスがイニシャルアドレスであり、かつ、メッセージ伝送用導体１６が種々
のランプホルダー７のローカル制御ユニット６に連続して接続されている場合、
類似タイプのメッセージ交換を、中央制御ユニット４とローカル制御ユニット６
との間で行うことができる。

【００３０】 上記で説明した２つのプログラミング例では、種々のランプホルダー７のロー
カル制御ユニット６は、迅速にかつ容易にプログラムされることが可能であり、
その場合、ランプ８をはめ込む特定の順序、または種々のローカル制御ユニット ６をメッセージトランスミッション導体１６に接続する順序に注意することだけ
が必要である。

【００３１】 代替態様として、替えられまたは加えられたランプホルダー７のローカル制御
ユニット６をプログラムするために、プログラムされるべきローカル制御ユニッ
ト６の接点部３７と中央制御ユニット４の接点部３９との間で、一時的な接続が
なされることが可能であり、その目的は、前述の一時的な接続を介して、プログ
ラミングコマンドおよびローカル制御ユニット６の新しいアドレスを、ローカル
制御ユニット６のマイクロコントローラー２１のシリアルデータ入力Ｉ２へ供給
することである。

【００３２】 リセット装置４０は、とりわけスイッチは、マイクロコントローラー２１のリ
セット入力Ｒｅｓに接続されており、マイクロコントローラー２１が最初の状態
にリセットされることができるようにしている。

【００３３】 本発明を、３個の導体を含む導体バンドルを有する態様について説明してきた
が、本発明の範囲内で、種々の代替態様が可能である。例えば、分離した導体の
ペアを介して、または、導体のペア１４、１５にかかる供給電圧に重ね合わされ
た高周波交流電圧の変調によってメッセージ交換を行うことができる。

【００３４】 さらに、ランプ８は、本発明の範囲内で、発光ダイオードのような他のタイプ
の発光体に置き換えることも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は、本発明によるディスプレイシステムの電気的なダイアグラムを示す。

【図２】 図２は、本発明によるホルダーの電気的なダイアグラムを示す。

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１２年２月１５日（２０００．２．１５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】発明の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【発明の名称】 多数の発光体を有する発光体システムおよび発光体用
ホルダー

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００１

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００１】 本発明は、請求項１の前提部分による発光体システム、および請求項４の前提
部分による発光体用ホルダーに関する。 上記タイプのシステムおよびホルダー、とりわけ照明装置は、ＵＳ−Ａ−５３
５２９５７に開示されている。 先行技術のシステムは、数多くの器具、例えば、モーターおよびいくつかのタ
イプの照明装置（例えば、ガス放電ランプ、ハロゲンラジエーター、アークラン
プ、または普通の白熱電球）を有する。各器具にはそれぞれ、個々のローカル制
御ユニットが付けられており、該ローカル制御ユニットは、バスコントローラー
と、メモリーと、２２０Ｖ主電源供給に接続されかつバスを介して中央コマンド
ジェネレーター（以下、中央制御ユニットと呼ぶ）に接続されたコントロールス
イッチとを有する。 物理的な設置より先に、そこにマウントされるべき器具は、それぞれ、製造番
号によって形成されたオリジナルアドレスを含んでおり、それは器具の受け側に
とって特定のものである。従って、元々は全てのローカル制御ユニットは、異な
るオリジナルアドレスを持っている。システムの物理的な設置の後、該システム
はテストされる。その後、中央制御ユニットは、全てのローカル制御ユニットに
、それらのオリジナルアドレスをポーリングするためのシングルコマンドを伝送
する。正しいオリジナルアドレスを返事として受け取ると、オペレーショナルア
ドレスが所定のプランに基づいて選択され、中央制御ユニットは、前記オリジナ
ルアドレスを持つローカル制御ユニットへのコマンドを含むメッセージを伝送し
て、選択されたオペレーショナルアドレスをローカル制御ユニットのメモリーに
格納する。ローカル制御ユニットは、特定のメッセージを中央制御ユニットから
返事として受け取るまで、そのオリジナルアドレスを伝送し続ける。先行技術の
システムの中央制御ユニットによるポーリングコマンドの伝送によれば、異なる
ローカル制御ユニットから返ってきたメッセージの衝突が起こりやすい。このこ
とは、ローカル制御ユニットによるそのようなリターンメッセージの伝送をエン
ドレスに繰り返すことにさえなってしまうかもしれない。この場合には、システ
ムの器具にオペレーショナルアドレスを割り当てるステップが終わらないかもし
れず、そのことによって、システムは稼動状態になることが出来ない。 先行技術のシステムでは、特定のオペレーショナルアドレスを特定の器具に割
り当てるべく前記の所望のプランを用い得るようにするためには、マウントされ
た器具の特定の位置と関連したそれら器具の異なるオリジナルアドレスを書きと
める必要がある。システムが正常に作動している間は、それらが要求に応じてそ
れぞれ個々にコントロールされ得るようにである。 従って、システムの器具のオリジナルアドレスを全て含めて書きとめ、かつ先
行技術のシステムによって器具にオペレーショナルアドレスを割り当てることを
行う、システムの物理的な設置のステップは、時間がかかるため高価となる。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００７

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００７】 本発明の目的は、上述の不利益を無くすことである。

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００８

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００８】 この目的は、請求項１記載の発光体システムによって、および請求項４記載の
発光体用ホルダーによって達成される。

【手続補正６】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００９

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００９】 オペレーショナルアドレスの割り当ては、発光体を特定の順番でシステムのホ
ルダーに挿入することによって素早く行うことができる。代替態様として、特定
の順番を何ら注意することなく発光体をホルダーに配置することが出来る。しか
し、ローカル制御ユニットへの供給用配線を形成する前に、かつ、続いてローカ
ル制御ユニットの特定の順番で該配線をする前にである。加えて、中央制御ユニ
ットは、特定の発光体ホルダーにむけて中央制御ユニットが伝送したメッセージ
に対して応答したメッセージの有無をモニターすることによって、発光体の状態
を容易にモニターすることが出来る。

【手続補正７】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１０

【補正方法】削除

【手続補正８】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１１

【補正方法】削除

【手続補正９】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１２

【補正方法】削除

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 多数の発光体（８）と中央制御ユニット（４）とを含み、該
   ディスプレイシステムには各発光体（８）がホルダー（７）にマウントされてお
   り、各発光体（８）は、中央制御ユニット（４）によって選択的に作動させられ
   るように、ホルダー（７）の接続部（１１）と導体（１４、１５、１６）とを介
   して中央制御ユニット（４）に接続されているディスプレイシステムであって、
   各ホルダー（７）はローカル制御ユニット（６）を有し、該ローカル制御ユニッ
   ト（６）はホルダー（７）の発光体（８）に接続され、かつ、導体を介して中央
   制御ユニット（４）に接続されており、ローカル制御ユニット（６）は書き込み
   可能なメモリを有し、該メモリにはローカル制御ユニット（６）に割り当てられ
   たアドレスが格納されており、ローカル制御ユニット（６）は、発光体（８）用
   の接続部（１１）間の導通状態を検出するのに適しており、かつ、中央制御ユニ
   ット（４）は、アドレスを含むメッセージを伝送することによってローカル制御
   ユニット（６）にアクセスし、該メッセージは、任意には該メッセージの他の内
   容に依存して発光体（８）を作動させるためのものであり、任意にはメモリ内の
   アドレスを変更するためのものであり、発光体の接続部間の導通状態に関するメ
   ッセージを中央制御ユニット（４）に送り返すためのものであることを特徴とす
   るディスプレイシステム。
2. 【請求項２】 導体が、供給用導体（１４、１５）を含み、そのうちの１つ
   （１４）が、発光体（８）用の接続部（１１）およびローカル制御ユニット（６
   ）の測定用入力（Ｍｓｒ）に、測定用抵抗器（２５）を介して接続されており、
   ローカル制御ユニット（６）は１つの接続部における電圧を測定し、かつローカ
   ル制御ユニット（６）は、発光体の接続部間の導通状態を決定するために、その
   測定された電圧を１以上の参照電圧と比較するものであることを特徴とする請求
   項１記載のシステム。
3. 【請求項３】 もう１つの供給用導体（１５）が、短絡電流制限用抵抗器（
   ２８）を介して、もう１つの発光体（８）用の接続部、およびローカル制御ユニ
   ット（６）の制御された供給用ポート（２９）に接続されていることを特徴とす
   る請求項２記載のシステム。
4. 【請求項４】 アドレスがイニシャルアドレスである場合には、および導通
   状態が、発光体の接続部間に発光体（８）がマウントされていない場合の導通状
   態と一致する場合には、ローカル制御ユニット（６）はメッセージを送り返さな
   いことを特徴とする上記請求項のいずれかに記載のシステム。
5. 【請求項５】 複数のローカル制御ユニット（６）のアドレスが、最初に同
   一のイニシャルアドレスであって、中央制御ユニット（４）は、少なくとも最初
   はイニシャルアドレスを含むメッセージを繰り返し発し、作動状態にあるマウン
   トされた発光体（８）のための導通状態を特定するメッセージが帰ってきたのを
   受け取って、中央制御ユニット（４）は、イニシャルアドレスと、新しいアドレ
   スと、イニシャルアドレスを新しいアドレスに交換するためのコマンドとを含む
   、続きのメッセージを発することを特徴とする前出の請求項のいずれかに記載の
   システム。
6. 【請求項６】 ローカル制御ユニット（６）が、外部からコンタクト可能な
   プログラミング接点部（３７）を有し、それが、中央制御ユニット（４）と該プ
   ログラミング接点部（３７）との間の一時的な導体を介して、ローカル制御ユニ
   ット（６）のアドレスを変更するためのものであることを特徴とする前出の請求
   項のいずれかに記載のシステム。
7. 【請求項７】 保持手段と、２つの第一の電気接点部（１１）と、該第一の
   接点部に接続された電気供給用端子（１７、１８）とを含み、第一の接点部（１
   １）が発光体（８）の対応する第二の接点部（１２）とコンタクトできるように
   、保持手段が発光体（８）を保持するのに適している、発光体（８）用のホルダ
   ー（７）であって、 制御ユニット（６）が、第一の接点部（１１）および端子（１７、１８、１９
   ）に接続されており、該制御ユニット（６）は書き込み可能なメモリを有し、該
   メモリには制御ユニット（６）に割り当てられたアドレスが格納されており、制
   御ユニット（６）は、第二の接点部（１２）を介して第一の接点部（１１）間の
   導通状態を検出するのに適しており、制御ユニット（６）は、外部からのメッセ
   ージを受け取るのに適しており、制御ユニット（６）は、制御ユニット（６）の
   アドレスを含むメッセージを受け取って該メッセージの他のあらゆる内容に依存
   して動作し、該メッセージは、任意には発光体（８）を作動させるためのもので
   あり、任意にはアドレスを変更するためのものであり、導通状態に関するメッセ
   ージを送り返すためのものであることを特徴とする、発光体用のホルダー。
8. 【請求項８】 第一の接点部（１１）が、測定用入力（Ｍｓｒ）に接続され
   、かつ、抵抗器（２５）を介して供給用端子（１７）に接続されていることを特
   徴とする請求項７記載のホルダー（７）。
9. 【請求項９】 もう一つの第一の接点部（１１）が、制御された供給用ポー
   ト（２９）に接続され、かつ、抵抗器（２８）を介してもう一つの供給端子（１
   ８）に接続されていることを特徴とする請求項７または８記載のホルダー（７）
   。
10. 【請求項１０】 アドレスがイニシャルアドレスである場合に、および導通
    状態が発光体接続部間に発光体（８）が据え付けられていない場合の導通状態に
    一致する場合に、制御ユニット（６）がメッセージを送り返さないことを特徴と
    する請求項７〜９のいずれかに記載のホルダー（７）。
11. 【請求項１１】 アドレスが、最初には、複数の制御ユニット（６）に割り
    当てられた同一のイニシャルアドレスであることを特徴とする請求項７〜１０の
    いずれかに記載のホルダー（７）。
12. 【請求項１２】 外部からコンタクト可能なプログラミング接点部（３７）
    が、該プログラミング接点部（３７）とプログラミング装置との間の一時的な接
    続部を介して、制御ユニット（６）のアドレスを変更するために設けられている
    ことを特徴とする請求項７〜１１のいずれかに記載のホルダー（７）。