JP2001513299A - 特殊マーカ記号を伝送するためのシステムおよび方法 - Google Patents

特殊マーカ記号を伝送するためのシステムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 円形信号空間配置における追加特殊マーカ記号の伝送用のシステムおよび方法は、円形信号空間配置に対する追加信号ポイント(7)の付加によって、追加記号を伝送するための追加電力を必要としなくても追加制御情報の通信を可能とし、追加信号ポイントは、付加特殊マーカ記号を伝送するために使用される。追加記号は、「メッセージ開始」、「ファイル終了」、「伝送終了」、「データレートの加速」、「データレートの減速」、「保存状態」または「クリア」、あるいは伝送されることが希望されている任意の追加コマンド信号を含むことがある。

Description

【発明の詳細な説明】 特殊マーカ記号を伝送するためのシステムおよび方法 関連出願に対するクロスリファレンス 本願は、その両方の仮出願の本文がここに参照して組み込まれている、連続番 号第60/039,851号を指定され、1997年3月5日に提出された符号 化されていない変調に対する円形配置(CIRCULAR CONSTELLA TIONS FOR UNCODED MODULATION)と題されている 同時係続出願および一般的に譲渡されている仮特許出願、ならびに連続番号第6 0/037,197号を指定され、1997年3月6日に提出された円形プレコ ーディングおよび非線形符号化(CIRCULAR PRECODING AN D NONLINEAR ENCODING)と題されている同時係続出願およ び一般的に譲渡されている仮特許出願の提出日に対する優先順位およびその利益 を請求する。 発明の分野 本発明は、概してデータ通信に関し、さらに特定すると、円形信号空間配置を 使用して特殊マーカ記号を通信するためのシステムおよび方法に関する。発明の背景 データ通信の分野は、典型的には、ある場所から別の場所へ情報を伝達するた めにモデムを使用する。デジタル加入者線(DSL)技術により、現在、モデム は、大量のデータを通信することができる。モデムは、デジタルデータを搬送し ているベースバンド信号を変調し、変調されたデジタルデータ信号をアナログ信 号に変換し、技術で既知である技法を使用して、アナログ信号を従来の銅線ペア 上で伝送することにより通信する。これらの既知の技法は、伝送される情報を多 次元信号空間配置にマッピングすることを含む。いくつかの例では、例えばパル ス振幅変調(PAM)の場合などで一次元信号スペース配置が利用できる。信号 配置は、アナログ情報とデジタル情報の両方、あるいはデジタル情報だけを含む ことがある。 前記通信システムにおいては、典型的にはデジタルデータとアナログ信号の両 方が伝送されることになる。伝送されるデータ信号は、データ記号のシーケンス により表され、その場合各データ記号が、信号空間上の特定のN次元の信号ポイ ント値に対応している。同様に、例えば音声信号により表すことができるアナロ グ信号は、それがN次元の信号空間にマッピングされ、音声信号ポイントを提供 するように処理される。この音声信号ポイントは、信号空間の原点に対しての音 声信号ベクタの大きさおよび角度を定める。それから、データ記号および音 声ベクタは、結果として生じるN次元の信号ポイントを選択するためにともに付 加される。これらのN次元の信号ポイントは、信号空間配置に分類されてから、 遠端モデムに伝送される。 伝送されたN次元の信号ポイントを受信すると、遠端モデムの受信機は埋め込 まれているデータ記号を検出し、データ記号を受信されたN次元の信号ポイント から控除し、音声信号ベクタを生成する。それから、この音声信号ベクタが音声 信号を再構成するために用いられる。 正方形の信号空間配置は典型的にはより高いピーク係数を有し、典型的には指 定された量の情報を伝送するために、円形の配置より多い電力を必要とする。正 方形の信号配置はまた高調波歪みも受けやすい。例えば、256ポイントの二次 元円形信号配置においては、最高の電力を伴う配置ポイント、つまり記号は、ピ ーク電力が172+52=314となるx座標、y座標17、5を有しているが、 正方形の配置における最高電力ポイントは、ピーク電力が152+152=450 となるx座標、y座標15,15を有している。ここから理解できるように、円 形配置のピーク電力は正方形の配置のピーク電力より1.6dB低い。 前記通信システムにおいては、追加特殊マーカ記号の信号空間配置における伝 送を可能にすることは有益となるだろう。これらの特殊マーカは、多くのコマン ドおよび制御機能をある通信装置から別の通信装置に伝達する ために使用することができる。正方形の配置は、2Nポイントのある配置におい て丁度Nビットを符号化する。しかしこのことが追加特殊マーカ記号を伝送する 可能性を制限している。このため、信号空間配置において追加特殊マーカ記号を 伝送する能力に対するニーズが存在する。 発明の要約 円形信号空間配置が組み込まれるため、本発明は、追加特殊マーカ記号の便利 かつ効率的な伝送を可能にする。本発明は、円形信号空間配置における複数の追 加記号を伝送するためのシステムおよび方法を提供する。本発明は、追加特殊マ ーカを追加記号に符号化するように構成されているマーカエンコーダを組み込む 。「メッセージ開始」、「ファイル終了」、「伝送終了」、「データ転送速度加 速」、「データ転送速度減速」、「状態保存」または「クリア」などの数多くの 追加コマンドの内の任意の1つを表しているこの追加記号は2Nという値に追加 されてから、1997年8月21日に提出された「符号化されていない変調によ る円形配置を使用するためのシステムおよび方法(SYSTEM AND ME THOD FOR USING CIRCULAR CONSTELLATIO NS WITH UNCODED MODULATION)と題されている、一 般的に譲渡されている、同時係続米国特許出願、出願番号第08/ 915,980号に開示されている技法に従って、円形信号空間配置で伝送され る。本発明は、円形信号空間配置で追加記号を伝送するように構成されている送 信機、および追加特殊信号を含んでいる円形信号空間配置を受信するように構成 されている受信機を含む。追加記号を復号するために受信された信号から値2N を控除するように構成されている減算器も受信機内に含まれる。追加記号を追加 特殊マーカに復号するためのマーカデコーダも含まれる。任意の数の追加特殊マ ーカ記号が伝送されてよい。 本発明の好ましい実施態様においては、マーカエンコーダは、「ファイル終了 」、「メッセージ開始」、「伝送終了」、「データレート増加」、「データレー ト減少」または「クリア」などの特殊マーカ記号を受信し、それらを、値2Nに 追加され、N+1ビットワードとしてNビットワードを用いて代わりにレジスタ に供給される、符号化されている記号「b」の形でそれらを供給する。Nビット ワードは、ISAバスから、NビットワードをN−1最上位ビット(msb)お よび2個の最下位ビット(lsb)に分離するにN+1ビットレジスタに供給さ れる。2個の追加ビットは、さらに多くのビットが最上位ビット位置に容易に収 容されるように、最下位ビットである。国際規格アーキテクチャ(Intern ational Standards Architecture)(ISA) バスは、信号インタフェースに 対するニーズを排除する業界規格であり、技術ではよく知られている。チャネル のデータレート容量に基づき、16ビットワードまたは32ビットワードのグル ープがNビットワードのフレームに変換される。ここでNはチャネルのデータレ ート容量により決定される。データ通信の技術において知られているような端数 ビット伝送速度の伝送を可能にするためには、レジスタは、オプションで、係数 変換器あるいは端数ビット伝送速度の伝送を可能にするための配置切替えまたは シェルマッピングなどのそれ以外の手段を含むことがある。N−1のmsbは、 次に、信号を多次元円形信号空間配置にマッピングするマッパーに供給される。 オプションで、Nビットワードは、最初にスクランブラに供給される。スクラン ブラは、Nビットワード上で、スクランブルされたNビットワードを生じさせる 動作を実行する。好ましい実施態様においては特殊マーカ記号はスクランブルさ れていないが、それらはスクランブルすることができる。 次に、信号は、レジスタにより供給されている2個のlsbを使用して回転ベ クタを作成するように設計されている位相エンコーダにより作用される。この回 転ベクタは、ロテータの中で、本発明の円形信号空間配置を形成するために、m sbを表しているN−1マッピングされたN−1ビットベクタと組み合わされ、 位相回転済み信号を作成する。オプションで、位相エンコーダは、Nビットワー ドの2個のlsbを符号化し、2個の差分ビ ットを作成する差分エンコーダを含む。これらの2個の差分ビットは、レジスタ から供給されている2個のlsbに付加され、回転ベクタの一部になる。 それから、位相回転済み信号は、キャリアレス(carrierless.) 振幅/位相(CAP)変調、あるいはトレリス(trellis)コーディング 、直交振幅変調(QAM)、またはパルス振幅変調(PAM)などの任意のコー ド化または未コード化(uncoded)変調方式を使用して変調されてから、 従来のワイヤペアを構成している通信チャネルで伝送される。PAM変調の場合 、信号空間は、QAMでの様に多次元である代わりに一次元であるが、本発明の 概念はそれに等しく適用される。受信機において、伝送された位相回転済み信号 が受信され、モデム通信の技術において既知である技法に従って復調される。位 相スライサを含む位相検波器が受信された信号に作用し、デローテーション(d erotation)ベクタを提供するベクタ回転演算子に信号を供給する。デ ローテーションベクタは、N−1のmsbを表しているマッピング済みのN−1 ビットベクタを回復するロテータ内の円形信号空間配置と組み合わされる。オプ ションで、位相スライサの出力が、Nビットワードの2個のlsbを回復するた めに2個の差分ビットを作成する差分デコーダに供給される。2個の差分ビット は、位相スライサの出力から控除され、レジスタに入力される。送信機内でのよ うに、レジスタは、係 数変換器などのデバイス、あるいは端数ビット伝送速度の伝送を可能とするため の配置切替えまたはシェルマッピングなどのそれ以外の手段を含むことがある。 それから、信号空間配置は、マッピング済みのN−1のmsbを回復するため に、技術で既知であるようにスライスされる。最後に、N−1のmsbが、2個 のlsbと組み合わされ、スクランブルされている場合には、Nビットワードが 、スクランブルされていない(unscrambled)Nビットワードを出力 するために逆スクランブルされる。 レジスタは、N+1ビットワードを、2Nという値がN+1ビットワードから 控除される減算器に供給する。それから、この出力は、受信されたNビットワー ドから特殊マーカ記号を分離するマーカデコーダに供給される。 多様な変調技法が、本発明の概念および特徴から利益を得る可能性がある。例 えば、本発明は、キャリアレス振幅/位相(CAP)変調、あるいはトレリスコ ーディング、QAMまたはPAMなどの任意のコード化または未コード化変調を 使用すると同等によく機能するだろう。 本発明は、そのいくつかが以下に、単なる例として詳細に叙述される多数の優 位点を有している。 本発明の優位点とは、それが、円形信号空間配置の周辺に付加されている記号 としての特殊マーカ信号の伝送を可能にするという点である。 本発明の第2の優位点とは、それが指定されている特 殊記号による円滑な(seamless)データレート変化に備えるという点である。デ ータレートが増加するにつれ、Nは増加し、唯一の特殊マーカ記号は2Nを付加 することにより保持される。 本発明の第3の優位点とは、新規メッセージの到着を知らせるために、簡略な 指定されている特殊なメッセージ開始「SOM」マーカを使用することにより非 常に高速なマルチポイント同期に備えるという点である。特殊マーカ記号は、2N を電力指標付き(power indexed)信号配置に付加することによ って作成される高電力記号である。それらは、各マルチポイント伝送に先行する アイドルチャネル信号からそれらを区別し、このようにしてそれらを区別が容易 にするための最大マージンを有している。 本発明の第4の優位点とは、それが、設計において簡略であり、動作において 信頼でき、その設計がそれ自体モデムにおける経済的な大量生産につながるとい う点である。 本発明のそれ以外の特徴および優位点は、以下の図面および詳細な説明を調べ れば、当業者には明らかになるだろう。すべてのこのような追加の特徴および優 位点が、添付請求項に定められているように、本発明の範囲内でここに含まれる ことが意図される。 図面の簡単な説明 本発明は、請求項に定められているように、以下の図面に関してさらによく理 解することができる。図面は、必ずしも、拡大縮小するためではなく、代わりに 本発明の原理を明確に示すことに重点が置かれている。 図1Aは、64ポイントのCAP正方形信号空間配置図による表記である。 図1Bは、特殊マーカ記号を含んでいる64ポイントCAP円形信号空間配置 図による表記である。 図2は、本発明の概念および特徴を利用しているモデムを含んでいるマルチポ イント通信チャネルの概略図である。 図3は、本発明の概念および特徴を利用している図2のモデムを図解する概略 図である。 図4は、本発明を含んでいる、図3のモデムの送信機セクションの概略図であ る。 図5および図5Aは、本発明を含んでいる、図3のモデムの受信機セクション の概略図を集合的に示す。 好ましい実施態様の詳細な説明 本発明は、ソフトウェア、ハードウェア、またはその組み合わせで実現するこ とができる。好ましい実施態様においては、本発明の要素が、メモリ内に記憶さ れており、それぞれのモデム内に位置している適切なデジタル信号プロセッサ( DSP)を構成し、駆動するソフトウェアで実現されている。しかしながら、前 記ソフトウェ アは、任意の適切なコンピュータ関連システムまたは方法によって使用されるた めの、あるいはそれと関係する任意のコンピュータ読取り可能媒体で記憶するこ とができる。本書の文脈においては、コンピュータ読取り媒体とは、電子、磁気 、光学、またはそれ以外の物理デバイス、あるいはコンピュータ関連システムま たは方法によって使用されるための、あるいはそれと関係するコンピュータプロ グラムを格納または記憶することができる手段である。 図1Aを参照すると、64ポイントの未コード化CAP正方形信号空間配置図 2による表記が示されている。技術で既知であるように、CAP変調方式によっ て作成されている同相のサンプルおよび直角位相サンプルが、図1Aの信号空間 内で位置3を指定する。CAP変調器が作り出すことができる考えられるサンプ ルのセットは、サンプルポイントのセット、またはポイントの配置に一致する。 簡略にするために、64ポイントの配置が説明されているが、技術において既知 であるように、さらに多くの数の信号ポイントを含む配置が考えられる。 図1Bを参照すると、64ポイントの未コード化CAP円形信号空間配置4の 図による表記が示されている。正方形配置でのように、CAP変調方式により作 成されている同相のサンプルおよび直角位相サンプルが、図1Bの信号空間内の 位置6を指定する。簡略にするために、図1Bに描かれている円形配置は、4個 の特殊マーカ記 号を含む68の信号ポイントを含んでいるが、それ以外の多くの構成が考えられ る。以下の好ましい実施態様は、未コード化キャリアレス振幅/位相(CAP) 変調、QAM変調などのそれ以外の変調技法を使用する信号空間配置の生成を説 明するか、あるいはPAM変調も、本発明の概念および特徴を使用することがで きる。事実上、トレリスコーディングを使用する技法を含む、任意の変調技法が 使用できる。 図2を参照すると、本発明の概念および特徴を利用しているモデム18および 13が使用されているマルチポイント通信チャネルを示している図が図示されて いる。リモート位置16は、通信チャネル14を介して電話局位置12および制 御モデム13に接続されている。チャネル14は、典型的には、電話会社の電話 局と遠隔の住居、企業、またはそれ以外の位置の間を通る銅線ペアである。リモ ート位置16は、複数のユーザデバイス17を通信チャネル14に接続する複数 のモデム18を具備する。リモート位置16は、従来の銅線ペアによりサービス を受けている住宅、企業またはそれ以外の位置である場合がある。本発明の概念 および特徴を利用しているモデム18および13を使用することにより、円形信 号空間配置の周辺に付加されている点として、追加特殊マーカ記号を伝送、受信 することができる。以下の好ましい実施態様は、リモートモデム18に関して説 明されているが、本発明の概念および特徴は、制御モデム13に も同等に適用できる。 今度は図3を参照すると、図2のモデム18を示している概略図が図示されて いる。モデム18は、データ通信の技術で知られているように、従来の構成部品 を具備する。中央演算処理装置21は、論理インタフェース23を通してモデム の送信機24と受信機25の動作を制御し、送信機24と受信機25が、追加特 殊マーカ記号通信できるように構成されている論理回路20を具備する。モデム の構成要素は、回線インタフェース22を通して通信チャネル14に接続する。 本発明の概念および特徴を利用することにより、円形信号空間配置を使用してい る追加特殊マーカ記号の伝送が可能である。 図4に関しては、本発明の概念および特徴を利用しているモデム18の送信機 24の好ましい実施態様が示されている。インタフェースに対するニーズを排除 する標準コンピュータバスである、ISAバスが、好ましい実施態様の場合16 ビットまたは32ビットのどちらかとなることがあるデータワードの形式で、デ ータを回線33上でレジスタ122に供給する。このデータワードは、ビットを カウントし、さらに小さい数のビットに到達するためにシフトすることによって Nビットワードに変換され、この例では、Nビットデータワードは2個のlsb とN−1の追加ビットにセグメント化される。円形配置を利用することによりN は任意の数字となりうる。オプションで、データ通信の技術で知られているよう に、 端数ビット転送速度の伝送を可能にするために、レジスタ122が、係数変換器 、または配置切替えやシェルマッピングなどのそれ以外の手段を含むことがある 。係数変換は、端数ビット転送速度の伝送を可能とするための通信の技術でよく 知られている技法であり、米国特許第5,103,227号に説明されている。 配置切替えは、例えば、最初に1つの記号内の6ビット、および61/2ビットを 伝送することが希望されている場合には、次の記号内の7ビットを伝送すること により、端数ビット転送速度の伝送を可能にする。63/4ビットの場合、3回の 記号サイクルの間に記号あたり7ビットを伝送し、4回目の記号サイクルの間に 記号あたり6ビットを伝送するだろう。シェルマッピングは、データをフレーム の中にブロック化し、V.34仕様に説明されているようなシェルマッピングア ルゴリズムが、データのフレームを所定のサイズの配置にマッピングするために 使用される。 オプションとして、Nビットワードは、最初に、回線31上でスクランブラ3 2に入力される。スクランブラ32は、技術で知られているように、自動同期ス クランブラまたは事前設定不要動作スクランブラのどちらかである場合がある。 用途によっては、事前設定スクランブラが、リードソロモンコーディングを使用 するケースでのようにある程度の優位点を有していることがある。スクランブラ 32が利用される場合、スクランブルされているNビットワードが回線33上に 出力される。 特殊マーカ論理回路20は、本発明の円形信号空間配置での特殊マーカ記号の 容易かつ信頼できる伝送を可能にする。特殊マーカ記号を伝送するために、マー カエンコーダ127は、「ファイル終了」(EOF)、「メッセージ開始」(S OM)、「伝送終了」(EOT)、またはそれ以外の送信するのが望ましい任意 の特殊マーカなどの特殊マーカ記号を、回線131上の符号化されている記号「 b」の形で供給する。マーカエンコーダ127の出力の例が、テーブル1に示さ れている。「SOM」の前にはアイドルチャネルが先行し、「EOF」の前には 通常データ伝送が先行するため、「SOM」および「EOM」特殊記号が、同じ マーカを使用してよいことに注意する。N+1ビットワードが、例N=6に関し て示されている。 符号化されている記号は、回線132で値2Nに加算機28内で付加され、ス イッチ121を通してスクラン ブラ32の出力と交替で回線36でレジスタ122に供給される。スイッチ12 1は、レジスタ122入力に対するN+1ビットを生じさせる回線35への入力 として特殊マーカ記号を含むように論理的に制御される。サイズ4Mの配置への 係数変換のケースでは、加算機128が、2Nの代わりに、符号化されている記 号「b」に対して回線132上で4Mを加算するだろう。 回線123上での結果として生じるN−1のmsbは、N−1のmsbを多次 元円形信号空間配置にマッピングするマッパー34に供給され、ロテータ41へ 回線38で供給されている、2次元ベクタにより表されているマッピング済みの N−1のmsbを生じさせる。N−1のmsbは、2N-2によって拡大され、「 b」が伝送される場合にN−2ビットより大きいワードの可能性を生じさせる。 単一マッパーを使用することにより、N−1のmsbは、テーブル1に示されて いるように、依然として単一マッパーテーブルの使用を可能にしつつ拡大できる 。 次に、回線111の2個のlsbは、位相エンコーダ37により作用される。 位相エンコーダ37は、レジスタ122により供給されている2個のlsbを使 用して回転ベクタ114を作成するように設計される。この回転ベクタは、回線 116で出力され、ロテータ41内で、回線38のマッピング済みのN−1のm sbと組み合わされ、位相回転済み信号を形成し、このようにして本発 明の対称円形信号空間配置を作成する。オプションで、位相エンコーダ37は、 2個の差分ビットを作成するためにNビットワードの2個のlsbを符号化する 差分位相エンコーダ118を含む。これらの2つの過去の差分ビットは、回線1 19に出力され、加算器112内でレジスタ122からの2個のlsbと組み合 わされ、回転ベクタ114の一部になる。 ロテータ41は、回線116での回転ベクタおよび回線38でのマッピング済 みN−1のmsbベクタワードに対するベクタ乗算を実行し、位相回転を引き起 こし、このようにして回線42で本発明の追加特殊マーカ記号を含む情報を伝送 するために使用されている最終的な四分円対称円形信号空間配置を作り出す。回 線42での円形配置は、スケーラ43に供給される。スケーラ43は、データレ ートのスケール関数で円形配置を乗算し、回線47でX値とY値とから構成され る複素数をTXヒルバート(Hilbert)フィルタ46に供給する。スケー ル関数は、すべてのデータレートでマッパーを実現するために単一のテーブルを 使用できるようにする。TXヒルバートフィルタ46は、信号に作用し、回線4 9上でのキャリアレス振幅/位相変調(CAP)変調信号をデジタルアナログ変 換器(DAC)52に提供する。本発明の代替実施態様においては、回線47上 でスケーリングされた円形配置が、未コード化直交振幅変調(QAM)などの既 知の技法を使用する未コード化変調器48 を使用して変調される。未コード化変調機48は、搬送波周波数の正弦構成要素 および余弦構成要素、つまり、技術において既知であるように搬送波周波数のX 値およびY値を、回線51で乗算器126に提供する。乗算器126は、一定の 周波数範囲で帯域幅出力を提供するTXヒルバートフィルタ46への入力のため に、X構成要素およびY構成要素をスケーラ43の出力と結合する。請求されて いるように本発明の概念および特徴は、CAP変調またはトレリスコーディング 、QAMまたはPAMなどの任意のコード化または未コード化変調技法のいずれ かを使用して実施することができる。 回線49での変調されている信号は、技術において既知であるように通信チャ ネル14上で多様な速度で従来伝送できるアナログ信号への変換のために、デジ タルアナログ変換器52に供給される。 これまで、つまりTXヒルバートフィルタ46まで開示されてきた通信システ ムの動作は、モデムの帯域幅に等しいモデムの記号速度で動作し、したがって費 用が削減された構成要素の使用を可能にする。TXヒルバートフィルタ46およ びDAC52の出力は、典型的には、記号速度の速度の3倍のサンプル速度で計 算される。 図5を参照すると、図3のモデムの受信機セクション25の概略図が図示され ている。受信された信号は、技術において既知であるように、デジタル領域への 変換のためにアナログデジタル変換器(ADC)62に、回線 61で通信チャネル14から入力される。デジタル受信された信号は、回線63 でRXヒルバートフィルタ64に供給される。フィルタリング済みの信号は、回 線69でRXヒルバートフィルタ64から出力される。未コード化変調の場合に は、未コード化復調器67が、RXヒルバートフィルタ64の出力と組み合わせ るために、回線68で搬送波周波数の正弦構成要素および余弦構成要素を乗算器 157に提供する。復調された出力は、回線69で自動利得制御(AGC)回路 72に提供される。AGC回路72は、復調されている受信済み信号を利得係数 74で乗算する。それから、AGC補償済み信号が回線76で等化器78に供給 される。等化器78は、技術で知られている、適応係数を含む有限インパルス応 答(FIR)フィルタである。 等化された復号信号は、回線79で、(1/スケール係数)で受信された信号 に作用する、スケーラ81に供給される。1/スケール係数は、信号配置内の点 の数に応じたデータレートの関数である。スケーラ81の出力は、円形信号空間 配置内の記号の値を表す正規化されたX要素およびY要素である。 スケーラ81の正規化されている出力は、技術において既知であるように理想 的な基準ベクタを生成するスライサ84に供給される。信号は正規化されている ため、1つのスライサがすべてのデータレートに使用できる。 スケーラ81の出力は、スライサ84の出力とともに 加算器93にも供給される。加算器93は、スライサ84の出力から1/スケー ル係数の出力を控除し、回線88で等化器78の有限インパルス応答(FIR) フィルタタップ係数を更新するために供給されるエラー信号を得る。 スケーラ81の出力は、回線87で位相デコーダ149にも供給される。位相 スライサ94は、円形信号空間配置をスライスし、デローテーションベクタ演算 子141への回線142での入力のために、2個のlsbを分離する。デローテ ーションベクタ演算子141は、ロテータ92での円形配置と組み合わされる回 線96でのデローテーションベクタを出力する。送信機の場合と同様に、位相デ コーダ149は、オプションで、2個のlsbを、それらが送信機内で差分的に 符号化されているならば復号化するための差分位相デコーダ147を含む。 差分位相デコーダ147は、Nビットワードの2個のlsbを回復するために 2個の差分ビットを作成する。2個の差分ビットは、減算器144内で、回線1 43の位相スライサ94の出力から控除され、レジスタ151に入力される。 差分位相デコーダ147は、トレリスデコーダに対するニーズを排除し、この ようにしてプロセッササイクルを削減する。差分位相デコーダ147が不在の場 合、2個の追加ビットは、それらからは何も控除されない状態で、回線143で 加算器144を通して渡され、実質的 にはそれらを直接的にレジスタ151に渡す。未コード化変調は(約3dB分) 誤差を受けやすいが、トレリスコーダの排除により使用可能になった帯域幅は、 3dBの補償以上のものである。例えば、記号あたり多くのビットが伝送される 必要がある帯域幅の1/2だけ二倍にすることにより、帯域幅の二倍で同じデー タレートを伝送するためには、このようにしてNは実際にはN/2である。信号 空間配置でのポイント数(4という桁)の半分を下回る、N/2を使用すると、 つまり、Nから2ビットを削除すると、配置は4という係数分削減され、6dB の雑音の改善を生じさせる。Nを1減少することにより3dBの雑音が改善され る。帯域幅の増大により実現される改善は、3N/2dBである。 ロテータ92は、回線82でスケーラ81の出力を、回線96でデローテーシ ョンベクタ演算子141の出力を受け取る。ロテータ92は、回線93でのスラ イサへの入力のための基礎配置サブセットへの回転のために、回線96のデロー テーションベクタでスケーラ81からのX値およびY値を乗算する。 スライサ97は、軸をスライスするためにそれが各軸をマスクすると言う点で 数学演算を実行する。それから、スライサ97は、配置の軸の内の1つをスケー ル係数で乗算してから、それ以外のマスクされている軸値を結果に付加し、この ようにしてeye_slicerテーブルとして知られているテーブルの中への アドレスとして 使用されている指標を形成する。テーブルの出力は、mより小さい整数であり、 非端数ビット符号化の場合、m=2N-2であり、整数は最初に伝送されたN−2 のmsbデータであり、それから、レジスタ151内で位相デコーダ149から 復号化された2個のlsbと組み合わされ、復号化されたNビットワードを形成 する。端数速度コーディングが使用される場合には、係数変換器あるいは配置切 替えまたはシェルマッピングなどのそれ以外の方法が使用され、M個の整数を、 最初に符号化されたK(N−1)ビットデータに変換する。 伝送に含まれている、特殊マーカ記号を表している追加記号は、回線152で レジスタ151によりN+1ビットワードという形で、回線154での2Nとい う値がN+1ビットワードから控除される減算器153に供給される。それから 、回線158でのこの出力は、受信された追加記号から特殊マーカ記号を復号す るマーカデコーダ156に供給される。特殊マーカ記号の検出は、回線158で の値がゼロに等しいとき、あるいはゼロより大きいときに知らせられる。 図5を参照すると、スクランブラ32が送信機24内で利用された場合、依然 としてスクランブルされているN−1のmsbおよび2個のlsbは、逆スクラ ンブラ99に供給され、技術において既知であるように、回線161での逆スク ランブルされているNビットワードをデータ端末装置103に提供するために作 用される。逆 スクランブラ99は、送信機24内のスクランブラ32に類似した、技術におい て既知であるように自己同期スクランブラまたは事前設定不要動作スクランブラ のどちらかとなる場合がある。逆スクランブラ99は、回線158での値がゼロ より小さいとき、つまり特殊マーカ記号が検出されなかったときだけ動作する。 図1に戻って参照すると、図1Aに示されている配置のような正方形配置は、 2Nポイントのある信号配置でN個のビットを正確に符号化する。これにより、 あらゆる追加記号を伝送するための可能性が排除される。例えば、CAP変調で 使用されているトムリンソンプリコーダは、正方形配置が、プリコーダモジュロ 動作を達成することを必要とする。(1+2N)記号の伝送は、さらに大きなモ ジュロを必要とし、このようにしてピーク係数およびディザー電力損を増加する 。 ここに開示され、図1Bに示されているように、B追加特殊マーカ記号を伝送 するために円形配置を使用するには、正確に(B+2N)ポイントを含む信号配 置が必要になる。特殊マーカ記号7は、ファイル終了記号として図1Bで示され ているが、任意の特殊マーカ記号が伝送できる。 通常のデータ符号化の場合、エンコーダは、下文に、付録Aに詳細に述べられ ているプログラムに示されているエンコーダテーブルtxencodの中への指 標として、回線123でN−2−ビットデータワードを使用す る。特殊マーカ記号の場合、同じテーブルが使用され、記号「b」が、bが0と (B−1)の間の任意の整数であり、正確にBの特殊マーカ記号を可能にする指 標(b+2N)を使用して符号化される。差分位相エンコーダ118による差分 符号化の場合、Nビットデータワードはサブセット配置ポイントの座標のテーブ ルの中への(N−2)ビット指標に区分され、2個の最下位ビットは差分で符号 化され、サブセット配置に適用される回転0度、90度、180度、または27 0度を定める。それから、任意の特殊マーカ記号bの場合、テーブルの中への指 標は(b/4+2(N-2))であり、それからbの2個のlsbを位相符号化する ことにより回転されるサブセットポイントを特定する。特殊マーカ記号は、位相 エンコーダ37を駆動するために使用される。4個またはそれより少ない特殊マ ーカ記号のセットごとに、サブセット指標は2(N-2)であり、この場合kは回転 を定め、任意の整数0、1、2、または3である。 受信機においては、特殊マーカ記号は、スライサ97の出力から値2Nを控除 することにより検出される。結果がゼロに等しい場合、あるいはゼロより大きい 場合、特殊マーカ記号は受信されており、結果は特殊マーカ記号の指標である。 特殊マーカ記号は、発生の頻度の降順に関して選択されなければならない。も っとも一般的な特殊マーカ記号は、やはり最低の電力を有している最低の指標を 使用す るだろう。この方法は、有益に総体的な伝送電力を削減する。例えば、伝送を終 了する前に、複数のファイルが送信される。このケースでは、ファイル終了マー カには指標0(最低電力)が割り当てられ、伝送終了には指標3(潜在的には最 高の電力指標)が割り当てられるだろう。伝送に先行するメッセージ開始は、指 標0を共用することができる。これらの特殊マーカ記号は、最初の4個のマーカ がすべて同じ電力を有するように、差分エンコーダまたは位相ビットを通して渡 される。 図1Bに戻って参照すると、特殊マーカ記号を含んでいる円形配置が図示され ている。4個の特殊マーカ記号7が含まれている。理解できるように、これらの 特殊マーカ記号は、既存の円形配置で余分な記号として伝送される。 本発明の動作を定義するプログラムが、下文に付録Aに詳細に述べられている 。 多くの修正および変化が、本発明の原理から実質的には逸脱することなく、前 記に説明されるように、本発明の好ましい実施態様に加えられることは当業者に とって明らかだろう。例えば、本発明の円形配置および特殊マーカ記号は、トレ リスコーディングを使用するシステムで有効であり、別の代替策では、本発明の 等化器は決定フィードバック等化器を含むことができる。 このようなすべての修正および変化は、以降の請求項に定められているように 、本発明の範囲内でここに含ま れることが意図される。 下文に述べられている請求項においては、すべての「手段」要素および「論理 」要素の構造、材料、動作、および同等なものは、前記要素に関連して指定され ている機能を実行するためのあらゆる構造、材料および動作を含むことが意図さ れる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年9月7日(1999.9.7) 【補正内容】 請求の範囲 1.追加特殊マーカを追加記号に符号化するように構成されているマーカエンコ ーダと、 前記追加記号を値2Nに付加するように構成されている加算器と、 円形信号空間配置で前記追加記号を伝送するように構成されている送信機と、 前記円形信号空間配置を受信し、受信した記号を出力するように構成されてい る受信機と、 前記受信した記号から前記値2Nを控除し、受信した追加記号を出力するよう に構成されている減算器と、 前記追加記号を前記追加特殊マーカに復号化するように構成されているマーカ デコーダと、 を備える、モデム内の通信用システム。 2.前記送信機が、キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用することを特 徴とする請求項1に記載のシステム。 3.前記送信機が未コード化直交振幅変調(QAM)を使用することを特徴とす る請求項1に記載のシステム。4. 特殊マーカ記号を追加記号に符号化するためのマーカエンコーダであって、 前記追加記号が円形信号空間配置で追加記号として発生するものと、 前記追加記号を値2Nに付加するように構成されている加算器であって、2N Nビットを有する信号空間配 置のポイントの数を表わすもの と、 を備えることを特徴とするモデム内で追加記号を送信するためのシステム。5. 前記追加記号が、キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用して送信さ れることを特徴とする請求項に記載のシステム。6. 前記追加記号が、未コード化直交振幅変調(QAM)を使用して送信される ことを特徴とする請求項に記載のシステム。7. 追加記号を特殊マーカ記号に復号するためのマーカデコーダであって、前記 追加記号が円形信号空間配置で追加記号として発生するものと、 前記円形信号空間配置から値2Nを控除するように構成されている減算器であ って、2NはNビットの信号空間配置内のポイントの数を表すもの と、 を備えることを特徴とするモデム内で追加記号を受信するためのシステム。8. 追加特殊マーカを追加記号に符号化するステップと、前記追加記号を値2N に付加するステップであって、2NはNビットの信号空間配置内のポイントの数 を表わすもの と、 円形信号空間配置で前記付加するステップの結果を伝送するステップと、 前記円形信号空間配置から記号を受信するステップと、 前記受信した記号から値2Nを控除して、追加記号を出 力する ステップと、 前記追加記号を前記追加特殊マーカに復号化するステップと、 を含むことを特徴とするモデム内の通信用の方法。9. 特殊マーカ記号を追加記号に符号化するステップであって、前記追加記号が 円形信号空間配置での追加記号として発生するステップと、 前記追加記号を値2Nに付加するステップであって、2NはNビットの信号空間配 置内のポイントの数を表わもの と、 を含むことを特徴とするモデム内で追加記号を送信するための方法。10. 追加記号を特殊マーカ記号に復号化するステップであって、前記追加記号 が円形信号空間配置での追加記号として発生するステップと、前記追加記号を前記特殊マーカ記号に復号化する前の前記追加記号 から値2Nを 控除するステップであって、2NはNビットの信号空間配置内のポイントの数を 表わすもの と、 を含むことを特徴とするモデム内で追加記号を受信するための方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/979,455 (32)優先日 平成9年11月26日(1997.11.26) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.追加特殊マーカを追加記号に符号化するように構成されているマーカエンコ ーダと、 前記追加記号を値2Nに付加するように構成されている加算器と、 円形信号空間配置で前記追加記号を伝送するように構成されている送信機と、 前記円形信号空間配置を受信するように構成されている受信機と、 前記円形信号空間配置から前記値2Nを控除するように構成されている減算器と 、 前記追加記号を前記追加特殊マーカに復号化するように構成されているマーカデ コーダと、 を備える、モデム内の通信用システム。 2.前記送信機が、キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用することを特 徴とする請求項1に記載のシステム。 3.前記送信機が未コード化直交振幅変調(QAM)を使用することを特徴とす る請求項1に記載のシステム。 4.前記送信機が未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用することを特徴と する請求項1に記載のシステム。 5.特殊マーカ記号を追加記号に符号化するためのマーカエンコーダであって、 前記追加記号が円形信号空間配置で追加記号として発生しているものと、 前記追加記号を値2Nに付加するように構成されている加算器と、 を備えることを特徴とするモデム内で追加記号を送信するためのシステム。 6.前記円形信号空間配置が、キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用し て送信されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。 7.前記円形信号空間配置が、未コード化直交振幅変調(QAM)を使用して送 信されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。 8.前記円形信号空間配置が、未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用して 送信されることを特徴とする請求項5に記載のシステム。 9.追加記号を特殊マーカ記号に復号するためのマーカデコーダであって、前記 追加記号が円形信号空間配置で追加記号として発生しているものと、 前記円形信号空間配置から値2Nを控除するように構成されている減算器と、 を備えることを特徴とするモデム内で追加記号を受信するためのシステム。 10.追加特殊マーカを追加記号に符号化するステップと、 前記追加記号を値2Nに付加するステップと、 円形信号空間配置で前記追加記号を伝送するステップと、 前記円形信号空間配置を受信するステップと、 前記円形信号空間配置から値2Nを控除するステップと、 前記追加記号を前記追加特殊マーカに復号化するステップと、 を含むことを特徴とするモデム内の通信用の方法。 11.前記伝送するステップがキャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用す ることを特徴とする請求項10に記載の方法。 12.前記伝送するステップが未コード化直交振幅変調(QAM)を使用するこ とを特徴とする請求項10に記載の方法。 13.前記伝送するステップが未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用する ことを特徴とする請求項10に記載の方法。 14.特殊マーカ記号を追加記号に符号化するステップであって、前記追加記号 が円形信号空間配置での追加記号として発生するステップと、 前記追加記号を値2Nに付加するステップと、 を含むことを特徴とするモデム内で追加記号を送信するための方法。 15.キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用して前記円形信号空間配置 を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 16.未コード化直交振幅変調(QAM)を使用して前記円形信号空間配置を送 信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 17.未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用して前記円形信号空間配置を 送信するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 18.追加記号を特殊マーカ記号に復号化するステップであって、前記追加記号 が円形信号空間配置での追加記号として発生するステップと、 前記円形信号空間配置から値2Nを控除するステップと、 を含むことを特徴とするモデム内で追加記号を受信するための方法。 19.モデム内での通信用プログラムを有するコンピュータ読み取り可能媒体で あって、前記プログラムが、追加特殊マーカを追加記号に符号化するステップと 、 前記追加記号を値2Nに付加するステップと、 前記追加記号を円形信号空間配置内で伝送するステップと、 前記円形信号空間配置を受信するステップと、 前記円形信号空間配置から前記値2Nを控除するステップと、 前記追加記号を前記追加特殊マーカに復号化するステップと、 を実行する論理を具備していることを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体。 20.前記伝送するステップがキャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用す ることを特徴とする請求項19に記載の媒体。 21.前記伝送するステップが未コード化直交振幅変調(QAM)を使用するこ とを特徴とする請求項19に記載の媒体。 22.伝送する前記ステップが未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用する ことを特徴とする請求項19に記載の媒体。 23.モデム内で追加記号を送信するためのプログラムを有するコンピュータ読 み取り可能媒体であって、前記プログラムが、 特殊マーカ記号を追加記号に符号化し、前記追加記号が、円形信号空間配置で 追加記号として発生するステップと、 前記追加記号を値2Nに付加するステップと、 を実行するための論理を具備することを特徴とするコンピュータ読取り可能媒体 。 24.キャリアレス振幅/位相(CAP)変調を使用して、前記円形信号空間配 置を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項23に記載の媒体。 25.未コード化直交振幅変調(QAM)を使用して、前記円形信号空間配置を 送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項23に記載の媒体。 26.未コード化パルス振幅変調(PAM)を使用して、前記円形信号空間配置 を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項23に記載のプログラ ム。 27.モデム内で追加記号を受信するためのプログラム を有するコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記プログラムが、 追加記号を特殊マーカ記号に復号化し、前記追加記号が円形信号空間配置で追 加記号として発生するステップと、 前記円形信号空間配置から値2Nを控除するステップと、 を実行するための論理を具備していることを特徴とするコンピュータ読取り可能 媒体。
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