JP2001511500A5 - - Google Patents

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【曞類名】 明现曞
【発明の名称】 軞受メタルを備えた連接棒
【特蚱請求の範囲】
【請求項】 軞受局が、連接棒端郚内に配眮され、この軞受局が、軞受材料を溶射するこずによっお連接棒端郚に被芆圢成される連接棒を補䜜するための方法においお、
連接棒端郚が、溶射される軞受局を被芆圢成する前に、粒子噎流によっおざらざらに加工され、この堎合に少なくずも぀の異なる粒床曲線の粒子が、異なる噎射ステップで䜿甚されるこずを特城ずする方法。
【請求項】 より粗い粒子による噎射ステップが、现かい粒子による噎射ステップの埌に実斜されるこずを特城ずする請求項に蚘茉の方法。
【請求項】 少なくずも぀の異なる噎射ステップでそれぞれ玄65Όの粗い粒子が、䜿甚されるこずを特城ずする請求項に蚘茉の方法。
【請求項】 メッシュΌたたはそれよりも现かい、すなわち〜メッシュ〜Όの粒床曲線が、䜿甚されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 メッシュΌたたはそれよりも粗い、すなわち〜メッシュ〜Όの粒床曲線が、䜿甚されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 メッシュΌたたはそれよりも粗い、すなわち〜メッシュ〜1.18Όの粒床曲線が、䜿甚されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 溝およびたたは刻み目を有する連接棒端郚の範囲の少なくずも䞀郚が、メッシュΌたたはそれよりも现かい粒床曲線によっおざらざらに加工されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 粒子噎流が、Al2・O・3・,SiO2・およびたたはSiC を含んでいるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 熱溶射される軞受材料が、機械的に切削によっお埌加工されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 軞受材料が、プラズマ溶射によっお被芆されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 合金が、軞受材料ずしお被芆されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 連接棒端郚が、〜Ό又は〜Όの山ず谷の平均高さA にざらざらに加工されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 耇数の連接棒が、軞受材料でコヌティングされる連接棒端郚を互いに同心的に重ねお凊理されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 軞受材料が、埌加工の埌に〜Ό又は〜Όの厚さに圢成されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか䞀぀に蚘茉の方法。
【請求項】 連接棒端郚が、刻み目圢成ず砎断によっお開攟されるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 粒床曲線が、少なくずも぀のメッシュクラスだけ離れおいるこずを特城ずする請求項〜のいずれか項に蚘茉の方法。
【請求項】 軞受局が、連接棒端郚内に配眮され、この軞受局が、軞受局材料を溶射するこずによっお連接棒端郚に被芆圢成される連接棒においお、
連接棒端郚が、軞受局を被芆圢成する前に、粒子噎流によっおざらざらに加工され、粒子噎流が、異なる粒床曲線の粒子を含んでいるこず、及び、少なくずも本の加工されなかった溝が、軞受局に圢成されおいるこずを特城ずする連接棒。
【請求項】 溶射された軞受局が、切削加工されおいるこずを特城ずする請求項蚘茉の連接棒。
【発明の詳现な説明】
【】
本発明は、請求項の䞊䜍抂念に蚘茉した連接棒の補䜜方法に関する。
【】
今日䜿甚される、特に内燃機関甚の連接棒は、いわゆる切断型連接棒ずしおたたはクラック型連接棒ずしお圢成される。この堎合、クランク軞を取り囲む連接棒倧端郚が切断されるかたたはクラックを圢成される。連接棒小端郚は通垞は開攟されない。ずいうのは、真っ盎ぐなピンを介しおピストンに連結されるからである。
【】
軞受の荷重に応じお、連接棒端郚は異なる軞受ブッシュ滑り軞受を備えおいる。軞受ブッシュずしおは特に、支持シェル材料が䜿甚される。この支持シェル材料は通垞はたたはに埓っお鋌によっお圢成される。軞受ブッシュは圢状や甚途に応じお冷間硬化させるこずができる。この支持シェル材料には、本来の滑り軞受局、䟋えば軟質金属、銅ず鉛の合金、軜金属、スパッタリング局等が、予想される軞受荷重に応じお被芆圢成される。軞受ブッシュは成分軞受ブッシュ、成分軞受ブッシュたたは䞭実ブッシュ等ずしお圢成される。組み立おの埌で軞受ブッシュが申し分のないように固着されるようにするために、軞受ブッシュは初期応力を加えお取付けられる。
【】
軞受ブッシュは材料的なコスト芁因であるだけでなく、補造コスト芁因を有し、か぀故障源でもある。䟋えば組み立お時に軞受ブッシュたたは軞受ブッシュ半郚の挿入を忘れるこずがあり、それによっお重倧な゚ンゞン故障に぀ながる。
【】
本発明の課題は、滑り局の匷床が倧きな連接棒軞受を補䜜するこずである。
【】
この課題は方法に関しおは請求項の手段によっお解決される。
【】
連接棒に関しおは、この課題は請求項の特城によっお解決される。
【】
埓属請求項は奜たしい実斜圢を瀺しおいる。
【】
本発明では、特に連接棒倧端郚であるかたたは堎合によっおは連接棒䞡端郚である連接棒端郚内に、軞受ブッシュはもはや挿入されず、軞受局が溶射によっお連接棒端郚に盎接的に被芆圢成される。溶射ずしおは特にプラズマ溶射が䜿甚される。連接棒は特に内燃機関の郚品である。軞受局の接着匕匵り匷床を高めるために、連接棒端郚の被芆すべき材料をざらざらにするこずができる。この堎合、異なる粒床曲線で溶射するず有利である。軞受局䞊の残留オむル量を増倧させるために、軞受局は溝を有し、およびたたは倚孔性である。
【】
本発明に埓っお䜿甚される異なる粒床曲線は、メッシュ分玚ずも呌ばれる。この堎合、本発明に埓っお、特に〜メッシュの等玚が䜿甚される。メッシュの数は、䜿甚される篩の平方むンチ6.45cm2 あたりの穎の数である。誀差および篩ワむダ倪さを含めた個々の粒床曲線は䟋えば、化孊ず物理のハンドブック(Handbook of Chemistry and Physics)版、幎、CRC Press Inc.フロリダ州、S.F-114 から掚察可胜である。
【】
連接棒の熱コヌティングの際、䟋えばアルミニりム青銅からなる䜿甚可胜な軞受局は、高い局内郚応力を有するこずが刀った。この局内郚応力は特に、倚孔率の䜎い材料を被芆圢成するこずによっお高められる。この堎合、軞受局の接着匷床を高めるための手段が必芁であるこずが刀った。これは本発明に埓い、連接棒端郚が少なくずも぀の现かい粒床曲線ず少なくずも぀の粗い粒床曲線によっおサンドブラスト粒子噎射されるこずによっお有利に達成される。
【】
連接棒軞受の信頌性のある圢成は、軞受力を確実にか぀蚱容枩床で䌝達するために、軞受の耐摩耗蚭蚈および構造を必芁ずする。耐摩耗性は、滑り面が耐荷重胜力のある最滑フィルムオむルフィルムによっお互いに分離されおいるずきに達成される。このような最滑フィルムは滑り軞受の堎合、やや偏心的な軞支承によっお生じる。これにより、回転軞はポンプ䜜甚を有し、このポンプ䜜甚は最滑剀゚ンゞンオむルを偏心した軞受隙間内に搬送する。この堎合、収斂する軞受隙間ではオむル圧力が高たる。すなわち、最滑剀は狭い暪断面内に抌される。この堎合、軞の回転運動が開始されるずきたたは非垞にゆっくり行われるずきに、“境界最滑”境界面摩擊−ゞャヌナル䞊の軞受材料の状態が生じる。回転運動が速くなるこずにより、぀ながるオむルフィルムがただ圢成されおいなくおも、オむルフィルムはゞャヌナルを支持する働きをする。これは“混合摩擊”、すなわち同時に行われる境界面摩擊ず浮動摩擊の状態である。この状態は䞻ずしお゚ンゞンの始動および停止時に生じる。回転速床が曎に䞊昇するず、軞受遊びの半分の厚さの、流䜓力孊的に支持する最滑フィルム局が圢成される。この状態は“浮動摩擊”である。この堎合、軞受遊びは通垞は〜Όである。
【】
特に滑り軞受局内の埮小孔およびたたは溝に関連しお、適圓な軞受材料によっお連接棒倧端郚を本発明に埓っおプラズマコヌティングするこずにより、連接棒軞受内に倧きなオむル保持容積オむル収容容積が圢成される。それによっお、盞察的に運動する郚品の摩擊ひいおは摩耗が、特に境界最滑および混合摩擊の際に䜎䞋する。オむル保持容積は少なくずも぀の溝を連接棒軞受に圢成するこずによっお倧幅に改善される。この溝は半埄方向溝ずしお圢成するず特に有利である。オむル保持胜力を曎に高めるために、この溝は加工しないでそのたたになっおいる。すなわち、補䜜䞊の原因でざらざらした衚面を有する。
【】
奜たしくは切削加工される滑り軞受面の倚孔性でか぀圧力に察しお安定しおいる衚面構造ず、非垞にざらざらした衚面構造を有する加工されおいない溝は、いかなる軞受状態でも、回転運動やオむル圧力に関係なく、䞀定量のオむルを軞受内に貯蔵する働きをする。これにより、䜎いクランク軞回転数のずきに既に境界面摩擊ず混合摩擊の状態を通過し、それによっおほずんど摩耗しない流䜓力孊的最滑状態を早く達成するこずができる。すなわち、゚ンゞン始動状態および゚ンゞン停止状態での緊急時回転特性が倧幅に改善される。それによっお、同じ軞受寞法で倧きな軞受荷重が可胜である。
【】
本発明は次の効果を奏する。連接棒の堎合䞀般的である、滑り軞受面を圢成する軞受ブッシュを省略可胜である。ずいうのは、本発明に埓い、軞受コヌティングが連接棒材料に圢成され、挿入される䜕らかの芁玠には圢成されないからである。これにより同時に、軞受ブッシュの組み立おが䞍芁である。軞受ブッシュの省略およびたたは本発明による滑り軞受局の埌切削加工により、誀差が小さくなる。普通の連接棒軞受の堎合には、぀の誀差がある。第の誀差はクランク軞の誀差であり、第の誀差は連接棒内の軞受ブッシュの滑り局によっお決定され、第の誀差は軞受ブッシュを挿入する連接棒端郚によっお決定される。本発明によるコヌティングず軞受局の埌加工によっお、第の誀差が無くなる。曎に、本発明に埓い、ボルト範囲に倧きな材料厚さを有する。ずいうのは、本発明に埓っお被芆圢成される軞受局は、軞受ブッシュよりも薄い厚さを有するからである。これにより、連接棒の倖圢寞法が同じ堎合に倧きな荷重が可胜である。第の誀差連接棒端郚の誀差は、本発明の堎合には、非垞に倧たかに定寞可胜である。ずいうのは、第の誀差寞法たで䟋えば粟密スピンドル粟密ホヌニングによっお切陀される埌続のコヌティングによっお、この第の誀差が盞殺可胜であるからである。
【】
本発明に埓い、軞受局は奜たしくは、少なくずも衚面に或る皋床の倚孔性を有するように溶着される。この倚孔性は、酞化物封じ蟌めによっお圢成される埮小孔を有する軞受局が圢成されるこずによっお埗られる。この酞化物は局衚面の埌加工時にブロヌチ加工されお露出した埮小孔を圢成する。倚孔率は軞受面においお奜たしくは玄0.2 〜、特に0.5 〜である。曎に、埮小孔が互いに接続しおおらず、埮小孔の孔容積が䞻ずしお閉じた孔によっお圢成されおいるず有利である。この埮小孔は流䜓力孊的埮小圧力宀最滑システムを圢成する。この堎合、埮小孔は䟋えば衚面加工䟋えば粟密スピンドル加工の切削加工工皋によっお開攟される。この堎合、滑り軞受面内の孔はオむル保持宀ずしおの働きをするので、゚ンゞンスタヌトたたぱンゞン停止の瞬間に、およびクランク軞の回転が開始されるずきたたは埐々に停止するずきに、䟋えば滑り軞受内のオむル圧力が既に䜎䞋しおいるかたたは䞊昇させなければならなくおも、埮小孔からの゚ンゞンオむルがクランク軞に付着するこずによっお、滑りフィルム圢成浮動摩擊のために充分なオむル量が䟛される。本発明による埮小圧力宀システムによっお、混合摩擊の範囲が倧幅に短くなる。これによっお、鉛合金、亜鉛合金たたはニッケル合金等のような付加的な滑り軞受物質を挿入しないで、軞受の緊急時回転特性が倧幅に改善される。孔の倧きさず孔の容積は奜たしくは、滑り衚面の軞受荷重に応じお溶射時に調節される。通垞は、孔容積の倧郚分は0.2 〜250 Ό、特に〜Όの倧きさの孔である。
【】
本発明による軞受局の補䜜時の普通の工皋は次の通りである。先ず最初に、被芆すべき基質衚面䟋えば連接棒倧端郚が掗浄され、特に脂肪が陀去される。これは䟋えば高枩蒞気によっお行われる。続いお、基質衚面が䟋えばAl2・O・3によっおサンドブラストされる。この堎合、SiO・2・たたはSiC を䜿甚しおもよい。噎射圧は奜たしくは〜バヌル、特に〜バヌルである。その際、異なる粒床で加工される。この堎合奜たしくは、増倧する粒床粗くなる粒床曲線が䜿甚される。すなわち、先ず最初に、现かい粒子が砂吹きされ、そしお粗い粒子が砂吹きされる。少なくずもの異なる粒床粗くなる粒床曲線が䜿甚されるず特に有利である。この堎合、粒床は普通のメッシュ範囲内にある。现かい粒床のためには奜たしくはメッシュ以䞋、特にメッシュ〜が䜿甚される。䞭間の粒床のためには奜たしくはメッシュ〜、特にメッシュ〜の粒子の倧きさが䜿甚される。粗い粒床のためには奜たしくはメッシュ、特にメッシュから特にメッシュ暙準粒床600Ό〜1.18たでが䜿甚される。
【】
サンドブラストの際の異なる粒床によっお、刻み目、䟋えば砎断刻み目たたは溝の範囲においおも、良奜な衚面粗さが埗られる。この堎合、滑らかな範囲においおは、山ず谷の平均高さが玄〜Ό、特に6.5 〜Όの衚面構造が埗られ、の堎合玄〜Ό、特に〜Όである。このようなサンドブラストによるざらざらによっお、連接棒䞊の溶射局の接着匷床がきわめお良奜である。
【】
続いお、AlCuFe合金アルミニりム青銅によるプラズマコヌティングが行われる。奜たしくは倚孔率が増倧する溶射軞受局が䜜られる。この堎合、第の局ずしお、小さな倚孔率以䞋、特に以䞋を有する局が䜜られる。そのためには䟋えば玄Όメッシュの粉末粒床が適しおいる。この䞋偎のコヌティングは玄〜Ό、特に〜Όの局厚で䜜られる。この局の倚孔率は玄〜、特に2.5 〜である。この堎合䟋えば、玄Όメッシュの倧きさの粉末粒子が䜿甚される。この堎合、粉末粒床は、粉末の少なくずも重量、特に少なくずも重量が暙準粒床以䞋であり、奜たしくは少なくずも重量、特に少なくずも重量が最も近い等玚内にあり、少なくずも重量がダブル盎埄ハヌフメッシュ倧きさ内にあるように遞定される。
【】
この堎合、局厚は䞋偎のコヌティングのために蚘茉した範囲内で遞択される。぀だけの局を圢成するずきには、この局の厚さは奜たしくは〜Ό、特に〜Όである。
【】
本発明では、倚孔率が䜎䞋するに぀れお局内郚応力が増倧するこずが刀った。これによっお、連接棒端郚から局が剥離する危険がある。本発明は、連接棒端郚における局のきわめお高い接着匷床が達成される特別なサンドブラストステップによっお、この危険に察凊する。本発明に埓っお他方では、局の被芆圢成枩床を高めるこずによっお、倧きすぎる局内郚応力による局の剥離が防止される。これは䟋えばプラズマバヌナヌの電圧たたは電流を高めるこずによっお行われる。これにより、局は基質連接棒端郚に良奜に分配され、良奜な接着が達成される。これは奜たしくは、被芆局が䞊蚘のように或る皋床小さな倚孔率を有するような皋床でのみ行われる。他方では、被芆圢成枩床の増倧は基板の灌熱の危険をもたらす。すなわち、基板が過熱され埗る。これは特に鉄材料の堎合に問題である。本発明ではこれに察凊するために、䞋局だけが高い被芆圢成枩床で溶着される。他の局圢成は䜎枩でか぀高い倚孔率で行われる。この高い倚孔率が所望な滑り軞受に適しおいないずきには、この高い倚孔率の局を埌続の加工の際に切陀するず、本発明にずっお問題ではなくなる。この堎合、高い倚孔率の局たたは䜎枩で被芆された局は、機械的な埌加工のための基質圢成のためにのみ圹立぀。 軞受局の被芆圢成は奜たしくは回の䜜業工皋で行われる。すなわち、コヌティングは䞭断されない。異なる孔率を達成するために、自動粉末適合およびたたはパラメヌタ適合が行われるず有利である。
【】
䞋偎の軞受局は奜たしくは、䟋えば軞受ブッシュの砎断の際に連接棒のクラック圢成によっお生じる非円圢郚代衚的な非円圢郚は〜Όを芆い、埌加工のために所望される厚さを埗るために、連接棒の軞受材料䞊に方法技術的に簡単に被芆圢成可胜な特に倚孔性の他の局によっお芆うこずができる。この局は本来の滑り軞受局小さな倚孔性局内たで倧きな問題なく切陀可胜である。この方法により、局内郚応力の調敎、連接棒の灌熱防止たたは少しだけの灌熱および滑り軞受局の倧きな接着匕匵り匷床が達成される。この接着匕匵り匷床は通垞は2 以䞊、特に2 以䞊である。2 以䞊の接着匕匵り匷床が可胜である。アルミニりム青銅によっお䟋えば玄0.3 以䞊の局硬さが埗られる。
【】
䞻ずしおディヌれル゚ンゞンにおいお蚭けられるような、連接棒、特に連接棒倧端郚の高荷重滑り軞受局のために、滑り軞受局内の残留オむル量を増倧させるず有利である。これは本発明に埓い、滑り軞受局内に぀たたは耇数の最滑溝を圢成するこずにより、゚ンゞン停止時たたはアむドリング回転数以䞋の゚ンゞン回転数においおオむル保持容積を増倧させるこずによっお達成される。これによっお、゚ンゞン始動たたぱンゞン停止時に、混合摩擊の範囲を短時間で通過する。この短い時間は滑りフィルムの長い維持たたは迅速な圢成の結果である。この滑りフィルムは、埮小孔たたは溝からの゚ンゞンオむルがクランク軞に付着するこずによっお生じる。特に倚孔性衚面ず共に、軞受局に少なくずも本の溝を圢成するこずによっお、ポンプのオむル圧力が既に䜎䞋したり、䞊昇し始めるずきでも、最滑フィルムは“長く”維持される。溝が䞻ずしお半埄方向に、すなわち呚方向に延びおいるず、溝効果が特に有利である。その際、溝が閉じおいるず、すなわち無端溝、特にリング状の無端溝であるず特に有利である。溝は奜たしくは字圢たたは台圢に圢成される。この堎合、溝の偎面は互いに特に〜°、特に〜°をなしおいる。溝の深さは0.2 〜、特に0.4 〜0.6 が適しおいる。溝の数は特に、滑り軞受の幅、滑り軞受の接觊面積の割合および必芁な付加的なオむル保持容積に䟝存する。䞊蚘の溝圢状ず溝深さは、溶射コヌティング前の状態である。溶射コヌティングずしおプラズマ溶射を䜿甚するず特に有利である。
【】
぀たたは耇数の溝を圢成した埌で、基質衚面は奜たしくは、滑り局、特に䞊蚘の異なる倚孔率の耇合軞受局で被芆される。それに続く軞受面の埌加工の際、特に溝が埌加工されないかたたは少しだけしか埌加工されないので、ざらざらしたプラズマ局構造がきわめお良奜なオむル保持を生じる。
【】
軞受局の溶射の際に、金属が溶射されるず有利である。この堎合、奜たしくは金属合金が䜿甚される。曎に、奜たしくはいろいろな金属の混合物特に金属合金が䜿甚される。このような混合物は䟋えばアルミニりムず亜鉛の混合物である。この堎合、個々の成分を粉末圢態で混合するこずによっお、混合物が特に有利に埗られる。金属粉末の分玚は特に個々の溶射パラメヌタに䟝存し、専門家による䞀連の実隓で容易に怜出可胜である。軞受材料ずしおは、青銅、特にアルミニりム青銅アルミニりム亜鉛が奜たしいがしかし、銅の青銅や金属−軟質物質−局およびたたは金属−固䜓最滑物質−局を䜿甚するこずができる。軟質物質ずしおは、䟋えば亜鉛のような軟質金属が䜿甚され、この軟質物質は䟋えばアルミニりム合金アルミニりム銅マグネシりムクロムのような硬い金属内に分配される。しかし、軟質物質ずしお、䟋えばフルオロポリマヌ䟋えばポリテトラフルオロ゚チレンのような他の材料を䜿甚するこずができる。固䜓最滑物質ずしおは、二硫化モリブデン、窒化ホり玠たたはグラファむトのような化合物が適しおいる。
【】
軞受材料を過剰に溶射するず有利である。この軞受材料は続いお埌加工される。埌加工のために、䟋えばホヌニング、特に粟密スピンドル加工が適しおいる。ホヌニングの際に奜たしくは、軞受材料の〜Ό、特に〜Όが切陀される。粟密スピンドル加工の際に、過剰量は奜たしくは〜Ό、特に〜Όである。
【】
䜙剰量の陀去の埌の完成した軞受局は特に、〜Ό、特に〜Όである。このような局は、2.5 の範囲内の厚さの普通の軞受ブッシュよりも非垞に薄い。これは、倚くの材料が連接棒に残ったたたであるこず高荷重に耐えるあるいは軜量の連接棒を補䜜するこずができるこずを意味する。
【】
本発明では、溶射によっお軞受材料で被芆される連接棒端郚は奜たしくは、軞受材料を被芆圢成した埌で初めお開攟される。この方法は、連接棒端郚が砎断されるクラックを圢成されるずきに䜿甚される。この方法の堎合には、連接棒端郚は内偎に所望な砎断個所に各々぀の刻み目を備えおいる。この刻み目にレヌザによっお圢成されるず有利である。この堎合䟋えば、レヌザが玄°で連接棒端郚に䜜甚する。レヌザ出力ずしお特に〜が䜿甚される。刻み目は奜たしくは幅が0.3 〜0.8mm であり、深さが0.2 〜0.7mm に圢成される。砎断個所は通垞は連接棒端郚のほが䞭倮に圢成される。その代わりに、゚ロヌゞョンによっおたたはブロヌチ工具を甚いお䟋えば突くこずによっお刻み目が圢成される。
【】
連接棒端郚に刻み目を圢成し砎断する際に、先ず最初に連接棒に刻み目を入れ䟋えば工具、レヌザたたぱロヌゞョンによっお、そしお溶射によっお軞受材料を被芆し、続いお砎断するず有利である。この方法によらない堎合に砎断個所たたは個々の軞受ブッシュの間に存圚する隙間が、この方法では無くなるかたたは最小ずなる。このような隙間ぱンゞン高負荷の堎合に、オむルフィルムの亀裂を促進する。軞受材料のコヌティングの前に刻み目を蚭けるこずにより、良奜な最滑特性が達成される。事情によっおは、軞受材料のコヌティングの前に砎断しおもよい。それに続いお、軞受材料はもう䞀床奜たしくは刻み目なしで砎断される。
【】
連接棒端郚が切断によっお開攟される堎合、これは奜たしくは、溶射による軞受材料の被芆の前に行われる。この方法の堎合、連接棒端郚が切断され、連接棒本䜓ず連接棒キャップの合わせ面が個別的に滑らかにブロヌチ削りされる。この郚品は続いお組み立おられ、穎ずねじが圢成されおボルト止めされる。再びボルト止めされた連接棒端郚には奜たしくは、特に軞受材料にコヌティングの前に、分離個所に刻み目が圢成される。続いお、軞受局を分離するために、連接棒端郚が再び砎断される。この堎合、砎断が䞍均䞀に行われるずきには、軞受局自䜓に刻み目を入れなければならない。
【】
軞受局の䞊蚘加工ホヌニングたたはスピンドル加工は奜たしくは、連接棒端郚の開攟の埌で初めお行われる。これによっお、堎合によっお軞受局の砎断時に発生する砎断゚ッゞのたくれが、過剰量の陀去ず同時に陀去される。
【】
本発明に埓っお補䜜された連接棒には、オむル通路を連接棒端郚に穿蚭するこずができる。このオむル通路は奜たしくは、軞受局を被芆圢成した埌で初めお、特にその埌加工の埌で初めお、連接棒端郚に穿孔される。この堎合、オむル通路は連接棒本䜓を通っお反察偎の連接棒端郚たで穿孔するこずができる。
【】
本発明に埓っお、軞受局を被芆した埌で初めお、連接棒の端面倧きな偎面を埌加工するず有利である。埌加工は奜たしくは端面の研削によっお行われる。
【】
本発明による方法の堎合、コヌティングの前に、連接棒端郚をざらざらにする加工ステップが蚭けられる。サンドブラストによっおざらざらにするず特に有利である。しかし、高圧の液䜓を噎射しおもよい。この堎合、連接棒端郚の材料、特に鋌は、山から谷たでの平均高さa が〜Ό、特に〜Όになるようにざらざらにされる。このようなざらざらの平均高さの堎合、連接棒端郚の材料䞊での軞受材料のきわめお良奜な接着が達成される。
【】
連接棒端郚における軞受局のきわめお有利な補䜜のために、連接棒端郚の少なくずも䞀方の端面が型で被芆される。この型は連接棒端郚の範囲に穎を備えおいる。この穎は連接簿端郚の穎ずほが同じ倧きさであるので、コヌティングは型によっお劚害されるこずがなく、連接棒端郚の範囲における端面のコヌティングが避けられる。䞀方の端面だけが型で被芆されるず、他方の端面は奜たしくはパレット䞊に茉せられる。このパレットは連接棒の範囲に同様に、型のような穎を備えおいる。
【】
本発明に埓っお、個々の連接棒の端郚が回の䜜業工皋でコヌティングされるず有利である。そのために、耇数の連接棒、奜たしくは〜個、特に〜個の連接棒は、コヌティングすべき連接棒端郚が円筒を圢成するように重ねられる。そのために、連接棒を䜍眮決めするホルダヌを特殊パレット䞊に蚭けるこずができる。このホルダヌ内に連接棒が挿入される。この方法の堎合、同時に被芆される連接棒は、それに続いお内燃機関に䞀緒に取付けるために、グルヌプずしお持続的に取り扱われる。内燃機関のすべおの同じような連接棒は重ねるこずによっお䞀緒にコヌティングされる。シリンダの数䟋えばシリンダのためにこれが䞍可胜であるずきには、少なくずも぀のシリンダバンクの連接棒゚ンゞンの堎合には個が重ねおコヌティングされる。この方法により、同じ品質の連接棒を内燃機関に取付けるこずができる。
【】
特に耇数の連接棒を重ねおコヌティングするずきに、溶射䞭、ガス流が連接棒端郚を通過するず特に有利である。ガス流ずしおは特に、調和され浄化された空気が適しおいる。特に、空気は脂肪や氎分を含たないようにすべきであり、か぀できるだけ所定の枩床範囲玄°内にあるようにすべきである。空気流は奜たしくは、〜、特に〜の流速空気䞋降速床を有する。ガス流によっお、溶射時に発生するスプレヌしぶきが吹き飛ばされる。
【】
軞受材料の溶射は特に、回転する噎射ノズルによっお行われる。この噎射ノズルは特に、連接棒端郚の䞊方で回転しお連接棒端郚内に入れられる。このような噎射ノズルによっお、連接棒端郚内にきわめお均䞀なコヌティングが行われる。噎射ノズルは本発明による連接棒のコヌティングの際に、連接棒内ぞの特に0.5 〜20、特に〜の送りによっお連接棒端郚に通される。
【】
溶射の際に、軞受材料の耇数の局が連接棒端郚に被芆されるず特に有利である。この堎合、〜個の局を連接棒端郚に圢成するこずができる。その際、この局は奜たしくは異なる方向に被芆される。これは、局品質を改善する働きをする。これは連接棒端郚の堎合、噎射ノズルが内郚に挿入されるずきず倖に出されるずきに連接棒端郚をコヌティングする。この堎合、回転する噎射ノズルは特にその回転方向を維持する。
【】
本発明では、連接棒が倧量生産で軞受材料によっお被芆される。この堎合、䞀連の個々の連接棒を枬定するず有利である。この堎合、特に山ず谷の平均高さa およびたたは軞受材料自䜓䟋えば混合物を䜿甚する際の軞受材料の分垃の均䞀性が枬定される。連接棒の枬定が砎壊せずに行われるず特に有利である。
【】
䞊蚘の特城ず手段および次に説明する特城ず手段は、連接棒のような本発明による方法のために同じように適甚される。
【】
次に、図ず実斜の圢態に基づいお本発明を詳しく説明する。
【】
䞊述の方法ステップは䞀郚だけが必須である。基本的には個々の方法ステップを省略、補足、代替的実斜およびたたは他の方法ステップず亀換可胜である。
クラック型連接棒の補䜜工皋
今かで䟋えば鋌補の軞受ブッシュを備えおいたような普通の連接棒図が、補䜜ラむンに眮かれる。これに続いお、偎面の粗研削が行われる。続いお、連接棒倧端郚ず小端郚が予備加工される。すなわち、寞法が合わせられる。曎に、連接棒キャップのためのねじ穎加工が偎面で行われる。すなわち、穎ずねじが圢成される。
【】
クラッキングの準備のために、レヌザが°の角床で連接棒倧端郚に向けられる。このレヌザによっお、連接棒倧端郚の䞡偎ず䞭倮にそれぞれ、幅が玄0.5mm で深さが玄0.3 〜0.5mm の刻み目が圢成される。その代わりに、ブロヌチ工具によっお刻み目を圢成しおもよい。
【】
刻み目が圢成された埌で、連接棒倧端郚は、埌述するように、プラズマコヌティングされる。プラズマ局を圢成した埌で、連接棒倧端郚はプラズマ局ず共に、玄の砎壊力を有する砎断装眮によっおクラック亀裂を入れられる。砎断個所は掗浄され圧瞮空気を吹き付けられ、砎断した連接棒キャップはボルトによっお、所定のトルクで組み立おられる。連接棒小端郚も、ブッシュを圧入するこずによっお組み立おられる。その埌で、端面が仕䞊げ研削される。
【】
今や、倧端郚ず堎合によっおは小端郚は寞法図ずなる。これは、粟密ドリルすなわち粟密スピンドルによっお行われる。続いお、連接棒は仕䞊げ掗浄、枬定および分玚される。
切断型連接棒の補䜜工皋
切断型連接棒の補䜜過皋は䞊蚘の過皋ず実質的に同じであるがしかし、連接棒端郚は偎面、ヘッド面およびボルト座をブロヌチ削りした埌で、切断によっお分離される。切断の埌で、連接棒本䜓の合わせ面ず連接棒キャップの合わせ面は別々にブロヌチ加工される。これに掗浄ステップが続く。この掗浄ステップの埌で、連接棒小端郚が粗加工および仕䞊げ加工される。今や、偎面に穎ずねじを圢成するこずによっお、キャップボルトが挿入される。連接棒本䜓ず連接棒キャップの合わせ面が仕䞊げ研削され、もう䞀床掗浄され、連接棒キャップが連接棒本䜓に取付けられる。切断面に再びレヌザによっお刻み目が圢成され、続いお連接棒倧端郚が軞受局を備える。この軞受局は続いお再び砎断される。
【】
䟋えば連接棒小端郚ぞの圧入のような軞受ブッシュの個々の補䜜ステップは、工皋党䜓の異なる個所で行うこずができ、䟋えばプラズマコヌティングの前に行うこずができる。
連接棒倧端郚の補䜜工皋のプラズマコヌティング
プラズマコヌティングのために、連接棒は掗浄され、連接棒倧端郚は高枩蒞気で脱脂され、その埌残留氎分が也燥陀去される。このようにしお前凊理された連接棒は〜本䞊䞋に重ねられるので、連接棒倧端郚が特殊パレットの穎䞊に同心的に䜍眮する。その際、連接棒は奜たしくは、予備加工された連接棒小端郚ず連接棒本䜓たたは偎面によっお方向づけられお固定される。連接棒を茉せた特殊パレットは、準備領域を経おサンドブラストナニット内に達する。このサンドブラストナニット内では、連接棒倧端郚は砂噎射によっおざらざらの凹凞の山から谷たでの平均高さが玄〜Όずなる。続いお、連接棒は掗浄ステヌションに移動し、噎射された衚面に圧瞮空気が吹き付けられお枅掃される。前凊理された連接棒は最埌に、プラズマステヌションに移動する。このプラズマステヌションでは、連接棒倧端郚が回転するプラズマバヌナヌによっお、玄0.5mm の局厚でアルミニりム青銅が被芆される図。被芆された連接棒はその埌で、冷华領域に達し、そこから、冷华された連接棒は特殊パレットによっお取り出され、䞊述の再加工郚に䟛絊される。
【】
本発明に埓っお補䜜された連接棒は、連接棒倧端郚に軞受ブッシュを含んでいないので、軞受ブッシュの組み立おず、軞受ブッシュの保持溝たたはデバリングが省略されるずいう利点がわる。これにより、プラズマ局の圢成が、コスト的に競争力が぀く。曎に、軞受ブッシュの組み立おが省略できるので、プラズマコヌティングされた連接棒は、組み立お信頌性が高たる。
【】
本発明による連接棒は倧端郚においお、軞受抌えの範囲内に倧きなりェブ幅を有する。ずいうのは、埌加工の埌で、プラズマ局がたったの玄0.3mm の厚さであり、軞受ブッシュの厚さが2.5mm に増倧するからである。これにより、高負荷゚ンゞンのための連接棒高負荷およびたたは重量の䜎枛が可胜である。曎に、個の軞受ブッシュ半郚の間の隙間がなくなる。高負荷の堎合、この隙間のずころでオむルフィルムが途切れ始める。それによっお、本発明に埓っお補䜜された連接棒は良奜な最滑特性を有する。
被芆圢成工皋
䞊述の補䜜工皋で述べたように、半埄方向の溝を有するコヌティングすべき衚面の掗浄は高枩蒞気によっお行われる。この堎合、実際にの脂肪陀去が達成される。基質衚面鉄材料、䟋えばをざらざらにするこずは、玄〜バヌルの噎射圧力でか぀粒の倧きさを高めお、Al2・O・3による耇数回のサンドブラスト凊理を行うこずによっお達成される。クラック型連接棒たたはコヌティング型連接棒における、䟵食される砎断刻み目のための第回目の噎射䜜業は、0.063 〜0.15mmφ〜メッシュの粒埄で行われる。基質衚面ず半埄方向溝のための第回目の噎射䜜業は0.18〜0.35mmφ〜メッシュの粒埄で行われ、基質衚面ず半埄方向溝のための第回目の噎射䜜業は0.6 〜1.1mm φ〜メッシュの粒埄で行われる。他の䜜業ステップずしお、続いおアルミニりム−銅−鉄−合金によるプラズマコヌティングが行われる。この堎合、䟋えばアルミニりムを〜、鉄を〜、コバルトを〜そしおマンガンを0.5 〜含むアルミニりム青銅、特にアルミニりムを〜、マンガンを玄、コバルトを玄〜2.5 そしお鉄を玄〜含むアルミニりム青銅を䜿甚するこずができる。第回目のプラズマコヌティングは玄〜Όの局厚でそしお平均で玄Όのコヌティング材料の粉末粒床で行われる。この堎合、その郜床䜿甚されるバヌナヌに関連する被芆パラメヌタによっお、局内に以䞋の倚孔率が生じる。幟分粗い粉末粒玄Όφによっお䞭断しないで曎にコヌティングが行われる。この堎合、〜Όの局厚が圢成される。この堎合、装眮パラメヌタは1.5 〜3.5 の倚孔率が達成されるように調節される。
【】
このようなコヌティングは半埄方向溝なしの軞受においおも行うこずができる。
半埄方向溝を備えた切断型連接棒の補䜜工皋
次に、党䜓の補䜜工皋に぀いお説明する。個々の䜜業ステップは既述のように、䜜業蚈画に応じお省略、亀換、補足たたは他の䜜業ステップず眮換可胜である。
【】
連接棒未加工品を玍品した埌で、この連接棒未加工品は補造ラむン䞊に眮かれる。この補造ラむンでは、端面の予備研削粗研削ずブロヌチ加工が行われる。続いお、偎面、ヘッド面およびボルト座がブロヌチ加工され、連接棒倧端郚が分離される。その埌で、合わせ面ず連接棒倧端郚のブロヌチ加工が行われる。この堎合、連接棒本䜓ず連接棒キャップは個別的に加工される。郚品を掗浄した埌で、連接棒小端郚が粗加工および仕䞊げ加工され、連接棒キャップボルトのために穎ずねじが加工される。連接棒小端郚に軞受ブッシュが圧入され、抌圧され、面取りされる。連接棒本䜓ず連接棒キャップの合わせ面は仕䞊げ研削され、党䜓がもう䞀床掗浄される。
【】
その埌で、連接棒キャップは所定のトルクで連接棒本䜓に締結され、そしお半埄方向溝を圢成する堎合には、溝が䟋えばフラむス加工たたは旋盀加工によっお連接棒倧端郚に圢成される。
【】
プラズマ局を埌で開攟するために、砎断刻み目が䟋えば゚ロヌゞョンたたはレヌザによっお連接棒倧端郚に圢成される。それに続いお、連接棒倧端郚のプラズマコヌティングが行われる。
【】
必芁な堎合には、連接棒の皮類の応じお、オむル通路を連接棒倧端郚から連接棒本䜓を通っお連接棒小端郚たで穿孔するこずができる。これはガ゜リン゚ンゞンの堎合に行うこずができ、たいおいの堎合ディヌれル゚ンゞンで行われる。
【】
被芆されたプラズマ局は連接棒キャップボルトを匛めるこずによっおクラックが入れられる。これはプラズマコヌティングに応じお、しばしばプラズマ局の内郚応力によっお行われる。連接棒キャップが取り倖され、砎断個所が吹き飛ばしによっお掗浄される。続いお、連接棒キャップが再び取付けられ、連接棒キャップボルトが所定のトルクで締付けられる。連接棒倧端郚が䞡偎を面取りされ、そしお代替物に応じお半埄方向溝の゚ッゞが砎断される䞞められる。
【】
その埌で、端面が仕䞊げ研削され、連接棒小端郚が仕䞊げ穿孔され、連接棒倧端郚が軞受局䞊に固有の軞受面を圢成し埮小孔を露出させるために、仕䞊げスピンドル加工される。その埌の掗浄の埌で、連接棒が定寞され、分玚される。この堎合奜たしくは、぀の誀差等玚が遞択される。
【】
このようにしお補䜜された連接棒は組み立おラむンで分解され、組み立おラむンで内燃機関のクランク軞に取付けられる。
【】
連接棒倧端郚をプラズマコヌティングし、堎合によっおはオむル通路を穿孔した埌で、連接棒倧端郚の䞡偎を面取りし、代替物に応じお半埄方向の溝゚ッゞを䞞めるこずができる。これに続いお、端面の仕䞊げ研削が行われ、連接棒小端郚が仕䞊げ穿孔され、連接棒倧端郚が仕䞊げスピンドル加工される。連接棒を掗浄、定寞および分玚した埌で、特に組み立おラむンで盎に、連接棒キャップボルトを匛めるこずによっおプラズマ局にクラックが圢成される。連接棒キャップが取り倖され、砎断個所が䟋えば吹き飛ばしによっお枅掃される。そしお、連接棒は内燃機関のクランク軞に取付けられる。
【】
䟋えば連接棒キャップボルト甚穎をややずらすこずによっお、連接棒におけるキャップのねじれ防止が有利に行われる。それによっお、プラズマ局にクラックを圢成する際に生じるぎざぎざが再び互いに同䞀に配向される。
クラック型連接棒の補䜜工皋
連接棒未加工品材料は䟋えばが補䜜ラむン䞊に眮かれ、粗研削される。この堎合、偎郚が平らに研削される。連接棒倧端郚ず小端郚の粗加工ず、軞受キャップのためのボルト穎加工穿孔ずねじ切りが行われる。軞受の皮類に応じお、䟋えばフラむス加工たたは旋盀加工によっお、぀たたは耇数の半埄方向溝が連接棒倧端郚に圢成される。続いお、連接棒倧端郚に䟋えばレヌザによっお刻み目が圢成される。このレヌザは連接棒倧端郚に°で向けられる。レヌザ出力は玄である。この堎合、䞡偎においお、玄すれすれの幅ず0.5 すれすれの深さの刻み目が倧端郚の䞭倮に圢成される。この刻み目はブロヌチ工具によっおあるいぱロヌゞョンによっお圢成するこずができる。玄の砎断力を有する砎断装眮によっお、連接棒倧端郚にクラックが圢成される。連接棒軞受キャップが取り倖され、砎断個所が䟋えば圧瞮空気によっお枅掃される。続いお、連接棒軞受キャップが再び取付けられ、連接棒軞受キャップボルトが所定のトルクで締付けられる。その埌、連接棒倧端郚がプラズマコヌティングされ、軞受ブッシュが連接棒小端郚に圧入される。連接棒倧端郚の䞡偎が面取りされ、連接棒偎郚が仕䞊げ研削され、連接棒倧端郚ず連接棒小端郚が粟密穿孔たたは粟密スピンドル加工される。続いお、連接棒の完党な枅掃掗浄ず定寞ず分玚が行われる。組み立おラむン䞊で連接棒が分解され、内燃機関のためのクランク軞に取付けられる。
【】
特に連接棒キャップボルトを匛めるこずによるプラズマ局のクラック圢成は、組み立おラむン䞊で盎接的にあるいはその前の時点で行うこずができる。プラズマ局のクラック圢成の埌で、連接棒キャップ砎断個所を枅掃吹き飛ばしするこずが掚奚される。
プラズマコヌティングの補䜜工皋
連接棒が掗浄され、少なくずも連接棒倧端郚が高枩蒞気によっお脱脂され、続いおできるだけ䜎い残留氎分含有量たで也燥される。耇数の連接棒が連接棒倧端郚に察しお同心的に重ねお特殊パレット䞊に積局される通垞は〜個の連接棒。この堎合、固定は連接棒小端郚ず連接棒本䜓たたは偎面を介しお行うこずができる。積荷された特殊パレットはニュヌトラルゟヌンを経おサンドブラストナニットに入れられ、䜍眮決めされる。連接棒倧端郚は䞊蚘の砂分玚によっお玄6.5 〜Όの平均凹凞深さにサンドブラスト加工される。続いお、特殊パレットはサンドブラスト加工した連接棒ず共に枅掃ステヌションに移動する。この枅掃ステヌションでは、サンドブラスト加工された衚面に圧瞮空気が吹き付けられる。曎に、特殊パレットはプラズマステヌションに移動する。このプラズマステヌションでは、連接棒倧端郚が先ず最初に、アルミニりム青銅性の小孔の少ない局で、続いお小孔が幟分倚い局で、党䜓厚さが0.5mm になるたでプラズマコヌティングされる。コヌティングされた連接棒は冷华領域に移動させられ、パレットを冷华した埌で再加工のためにパレットから取り倖される。
【】
本発明は軞受ブッシュずその組み立おず保持溝ずそのためのデバリングを省略するこずができるずいう効果がある。これによっお、組み立お信頌性が高たる。プラズマコヌティグによっお、軞受キャップ固定郚の範囲においお倧きなりェブ幅小さな連接棒穎盎埄が埗られる。なぜなら、玄2.5 の軞受ブッシュ厚さの代わりに、0.5 よりも薄いプラズマ局が䜿甚されるからである。これによっお、高負荷゚ンゞンにおける連接棒高負荷たたは或る皋床の重量䜎枛が可胜である。曎に、構造的な原因により事情によっおはオむルフィルムを砎断するこずになる、個の軞受ブッシュ半郚の間の隙間が無くなる。プラズマコヌティングによっお、良奜な最滑特性が達成される。同時に、誀差が小さくなる。なぜなら、プラズマコヌティングによっお誀差等玚が無くなるからである。小さな補䜜誀差によっお良奜な゚ンゞン回転が達成される。プラズマコヌティングにおいお半埄方向溝を䜿甚するこずにより、軞受の高荷重ず、混合摩擊時間の䜎枛が達成される。埮小圧力宀システムは、぀たたは耇数の溝ず組み合わせお、摩擊係数を改善する。これらの溝は、他の滑り軞受材料で被芆しおもよい。この滑り摩擊材料は、コヌティングを切削加工した埌にこれらの溝内に存圚する。このような軞受材料は鉛、亜鉛たたはニッケルをベヌスずするものであっおもよい。これによっおも、軞受のより高い荷重぀たりより長い耐甚幎数が可胜になる。
【図面の簡単な説明】
【図】
連接棒の正面図である。
【図】
連接棒の偎面図である。
【図】
連接棒倧端郚の局構造を瀺す図である。
【図】
クランク軞ゞャヌナルず埮小孔の軞受局を備えた連接棒キャップを瀺す図である。
【図】
半埄方向最滑溝を備えた図の連接棒キャップを瀺す図である。
【図】
耇数の半埄方向最滑溝を備えた連接棒キャップを瀺す図である。
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