JP2001511374A - 側面胸部放射線像の肺領域を分割する方法とシステム - Google Patents

側面胸部放射線像の肺領域を分割する方法とシステム

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JP2001511374A JP2000504545A JP2000504545A JP2001511374A JP 2001511374 A JP2001511374 A JP 2001511374A JP 2000504545 A JP2000504545 A JP 2000504545A JP 2000504545 A JP2000504545 A JP 2000504545A JP 2001511374 A JP2001511374 A JP 2001511374A
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アルマト、サミュエル・ジー・ザ・サード
ジガー、マリレン・エル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側面胸部放射線像の肺領域を分割する方法とシステム 【解決手段】 グレイレベル閾値分析に基づいて側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法とシステム。この画像中の肺領域の範囲上の概略の外側縁を識別して、さらに分析される領域を制限する。逐次グローバルグレイレベル閾値化法をグローバルグレイレベルヒストグラムの特徴に基づいて適応する。各逐次実行毎に構成された2値画像中の領域の特徴は識別されて修正分析を受け、これによって、肺領域に対して外部にある領域を排除する。個々の関心領域(ROI)を初期輪郭に沿って位置付けする。個々のROI内の画素に適応される単一のグレイレベル閾値が決定される。「オン」領域を包含する最終輪郭が構成される。ローリングボール方法を用いてスムージングを実行し、あてはめられた多項式曲線が最終輪郭に切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的には側面胸部放射線像の肺領域をコンピュータで自動的に分割
する改良型の方法、システム、装置等に関する。肺部位の分割における新規な技
法には適応ローカル閾値化がある。
【0002】 本発明は一般的には、例えば米国特許第4,839,807号;第4,841
,555号;第4,851,984号;第4,875,165号;第4,907
,156号;第4,918,534号;第5,072,384号;第5,133
,020号;第5,150,292号;第5,224,177号;第5,289
,374号;第5,319,549号;第5,343,390号;第5,359
,513号;第5,452,367号;第5,463,548号;第5,491
,627号;第5,537,485号;第5,598,481号;第5,622
,171号;第5,638,458号;第5,657,362号;第5,666
,434号;第5,673,332号;第5,668,888号;及び第5,7
40,268号;ならびに米国特許出願第08/158,388号;第08/1
73,935号;第08/220,917号;第08/398,307号;第0
8/428,867号;第08/523,210号;第08/536,149号
;第08/526,450号;第08/515,798号;第08/562,0
87号;第08/757,611号;第08/758,438号;第08/90
0,191号;第08/900,188号;第08/900,189号;及び第
08/900,192号;の内の1つ以上に開示されているようなデジタル画像
中の異常を自動的に検出するCAD技法に関する。
【0003】 本発明は、本書で参照され既述される様々な技法と、添付付録にリストアップ
されている参考資料に述べられ、本明細書全体にわたってかっこ内の参照番号で
クロスリファレンスされ、その全内容が、上記の関連特許及び出願並びに付録に
リストアップされている参考資料を含め、ここに参照して組み込まれる技法と、
を用いる。
【0004】
【従来の技術】
従来の放射線像胸部検査は、前後方向(PA)と側面の投影像の双方から成っ
ており、PA画像を現在のデジタル画像処理技法に用いることは理に適った方式
である。側面画像とは対照的に、PA画像は、特に肺尖や側面の縁や横隔膜の縁
や心臓の陰などのに沿った解剖学的な縁を良好に輪郭付けして示してくれる。縦
隔/肺の界面もまたPA画像で明瞭に輪郭付けされる。PA構成は各肺領域をフ
ィルムの判明な領域に投影し、一方、側面投影像は肺構造と縦隔構造の双方から
の情報をフィルムの実質的に同じ位置に重ね合わせる。したがって、PA放射線
像は一般的に、肺病理を検出するにはより感知性の高いものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの相違にも関わらず、側面放射線像を臨床的に利用する
方式は良好に確立されている[1〜7]。側面図はしばしば、臨床診断に寄与す
る重要な診断情報を提供する。コンピュータ支援診断(CAD)スキームは側面
画像に包含される臨床的に関連した放射線情報から恩典を受けやすい。側面胸部
画像を適切に分割することによって、現行のCADスキームに新たな次元を与え
ながらも新しいCADスペクトル法の開発に結びつ付くことは大いに考えられる
ことである。例えば、側面画像の胸骨後方の明瞭なスペースと心臓後方の領域の
放射線像に見える特徴を自動的に分析して、気腫、心臓肥大、胸膜滲出などの状
態を評価することができ、また、現行のPA画像に基づいた肺小節検出スキーム
によって選択された小節の候補者を側面画像中の対応する領域に対する分析に基
づいて確認することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、側面胸
部画像中の肺領域を分割する方法とシステムを提供することにある。また、本発
明の別の目的は画像の適応局所閾値化のための自動的な方向とシステムを提供す
ることにある。
【0007】 本発明は、以下に示す特徴を有する方法等である。
【0008】 請求項1に記載の発明は、側臥位の患者の胸郭から誘導された画像に基づいて
第1の画像データを発生するステップと、肺領域と識別された前記第1の画像デ
ータの1部分を包含する輪郭を構成するステップと、を含むことを特徴とする、
側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0009】 請求項2記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記第
1の画像データを前処理して第2の画像データを生成するステップと、前記第2
の画像データ中の前方と後方のおよその縁を描写して第3の画像データを生成す
るステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の側面胸部放射線
画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0010】 請求項3記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記第
3の画像データに対して逐次グローバルグレイレベル閾値化を実行して、第1の
初期肺分割輪郭を識別するステップと、前記第1の初期肺分割輪郭をスムージン
グして、第2と第3と第4の初期肺分割輪郭と生成するステップと、をさらに含
むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に
分割する方法である。
【0011】 請求項4記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記第
4の初期肺分割輪郭に沿って位置付けされた関心領域内において適応局所グレイ
レベル閾値化を実行し、第1の最終肺分割輪郭を識別するステップと、前記第1
の最終肺分割輪郭をスムージングして、第2と第3と第4と第5の最終肺分割輪
郭を生成するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面
胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0012】 請求項5記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記前
処理ステップは、前記第1の画像データの底部照準領域を識別するステップと、
前記第1の画像データの前記側部照準領域を識別するステップと、前記照準領域
中の画素値にゼロを設定すステップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載
の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0013】 請求項6記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記底
部照準領域を識別するステップは、前記第1の画像データのN行分の初期画素と
最終画素とを前記第1の画像データの底部行から始まる第1の所定の一定値と比
較するステップと、前記前記第1の画像データの前記底部行中の第1の又は最後
の画素の値が前記第1の所定の一定値を越える場合に、前記第1の画像データの
前記底部行内のすべての画素の値にゼロを設定するステップと、を含むことを特
徴とする請求項5に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方
法である。
【0014】 請求項7記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記第
1の行中の前記初期画素の値も前記最終画素値も前記第1の所定の一定値を越え
ない最初の行に遭遇するまでは、先行する行に対して前記比較するステップと前
記ゼロ設定ステップとを繰り返すステップを含み、前記比較するステップは、前
記第1の画像データの前記第1の行に先行する行の最初の画素と最終の画素とを
第2の所定の一定値と比較するステップと、前記第1の画像データの前記第1の
行に先行する前記行中の前記初期画素又は最終画素の値が前記第2の所定の一定
値を越える場合に、前記第1の画像データの前記第1の行に先行する前記行内の
すべての画素にゼロを設定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求
項6に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0015】 請求項8記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、行中の
前記初期画素の値も前記最終画素の値も前記第2の所定の一定値を越えない第2
の行に遭遇するまでは、先行する行に対して前記比較ステップと前記ゼロ設定ス
テップを繰り返すステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の側面胸部放
射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0016】 請求項9記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記側
部照準領域を識別するステップは、前記第1の画像データの各行中の初期画素値
を所定の一定値と比較するステップと、前記初期画素が前記所定の一定値を越え
ると、前記初期画素の値にゼロを設定するステップと、を含むことを特徴とする
請求項5に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である
【0017】 請求項10記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記
所定の一定値を越えない第1の画素に遭遇するまでは後続の画素に対して前記比
較ステップと前記ゼロ設定ステップを繰り返すステップとを含み、前記比較する
ステップは、前記第1の画像データの各行中の最終画素の値を前記所定の一定値
と比較するステップと、前記最終画素が前記所定の一定値を越える場合に前記最
終画素の値をゼロに設定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項
9に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0018】 請求項11記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記
所定の一定値を越えない第2の画素に遭遇するまでは、先行する画素に対して前
記比較ステップと前記ゼロ設定ステップとを繰り返すステップをさらに含むこと
を特徴とする請求項10に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割
する方法である。
【0019】 請求項12記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
前処理ステップは、前記第1の画像データから直接露出領域と皮下領域とを抑圧
して識別するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部
放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0020】 請求項13記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
識別ステップは、前記第1の画素に遭遇して以来遭遇した、最小画素値の所定の
倍数値を越える値を持つ第3の画素に遭遇するまでは、前記第1の画素に続く画
素にゼロを設定するステップと、各行中の前記第3の画素に続くN個の画素の平
均値を計算するステップと、前記平均値を超える第4の画素に遭遇するまでは、
前記第3の画素に続く画素にゼロを設定するステップと、を含むことを特徴とす
る請求項12に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法で
ある。
【0021】 請求項14記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
識別ステップは、前記第2の画素に遭遇して以来遭遇した、前記最小画素値の所
定の倍数値を越える値を持つ第5の画素に遭遇するまでは、前記第2の画素に先
行する画素をゼロに設定するステップと、各行中の前記第5の画素に続くN個の
画素の平均値を計算するステップと、前記平均値を超える値を持つ第6の画素に
遭遇するまでは前記第5の画素に続く画素をゼロに設定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項12に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に
分割する方法である。
【0022】 請求項15記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
前処理ステップは、肺尖位置を前記第1の画像データ中に位置付けするステップ
をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域
を自動的に分割する方法である。
【0023】 請求項16記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
位置付けステップは、前記第2の画像データ中の所定の数の行の平均値に基づい
てN個の平均行を計算するステップと、前記N個の平均行からN個の水平方向グ
レイレベルプロファイルを構成するステップと、移動平均演算を実行して、前記
N個の水平方向グレイレベルプロファイルをスムージングするステップと、を含
むことを特徴とする請求項15に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的
に分割する方法である。
【0024】 請求項17記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
位置付けステップは、傾斜技法を実行して、前記N個の水平方向グレイレベルプ
ロファイル中のグレイレベル最大値とグレイレベル最小値との位置を決定するス
テップと、所定の複数個の前記グレイレベル最小値を越えるグレイレベルを持つ
2つのグレイレベル最大値同士間に位置付けされている最低のグレイレベル最小
値を持つ最上方の前記水平方向グレイレベルプロファイルを表す第1のプロファ
イルを求めて前記N個の水平方向グレイレベルプロファイルを探索するステップ
と、を含むことを特徴とする請求項15に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域
を自動的に分割する方法である。
【0025】 請求項18記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
位置付けステップは、前記第1のプロファイルを肺尖y座標位置と識別するステ
ップと、前記第1のプロファイルの前期最低のグレイレベル最小値に対応する列
を肺尖x座標位置と識別するステップと、を含むことを特徴とする請求項15に
記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0026】 請求項19記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
描写ステップは、前記第1の画像データの底部半分にソベルフィルタを適応して
、ソベルフィルタリングされた画像データを作成するステップと、前記ソベルフ
ィルタリングされた画像データ中の対応する画素が第2の所定の一定値を越える
場合に、前記第2の画像データ中の画素の値を第1の所定の一定値に設定するス
テップと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺
領域を自動的に分割する方法である。
【0027】 請求項20記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
描写ステップは、前記肺尖y座標位置の下方にある前記第2の画像データ中の初
期行に対する水平方向プロファイルを構成するステップと、前記水平方向グレイ
レベルプロファイルの前方側から遭遇した所定の数の最大画素値未満の値と遭遇
した前記水平方向グレイレベルプロファイルの前方側からの第1の画素を前記水
平方向グレイレベルプロフールと識別するステップと、前記水平方向グレイレベ
ルプロファイルの後方側から遭遇した所定の数の最大の画素値未満の値と遭遇し
た前記水平方向グレイレベルプロファイルの後方側からの第1の画素を前記水平
方向グレイレベルプロファイル中の第1の後方縁ポイントとして識別するステッ
プと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域
を自動的に分割する方法である。
【0028】 請求項21記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記
第1の前方縁ポイントと前記第1の後方縁ポイントとの集合が得られるまで、前
記第2の画像データ中の後続の行に対して前記構成ステップと前記各識別ステッ
プとを繰り返すステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の側面胸部放
射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0029】 請求項22記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
描写ステップは、前記第1の前方縁ポイントと前記第1の後方縁ポイントとを互
いに独立に移動平均技法を用いてスムージングして、第2の前方縁ポイントと第
2の後方縁ポイントとを得るステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に
記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0030】 請求項23記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングステップは、前記第1の縁ポイントと前記第1の縁ポイントの内の
4つの隣接し合ったポイントとの平均値で、前記第1の縁ポイントの各々の位置
を置き換えて、第2の前方縁ポイントと第2の後方縁ポイントとを識別するステ
ップを含むことを特徴とする請求項22に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域
を自動的に分割する方法である。
【0031】 請求項24記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
第2の縁ポイントのセクションは、所定の一定値を越える長さを持つセグメント
であって連続した縦方向の又は連続して傾斜したポイントのセグメントから成る
まで、前記置き換えステップを逐次実行するステップを含むことを特徴とする請
求項23に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である
【0032】 請求項25記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
前処理ステップは、前記第2の前方縁ポイントと前記第2の後方縁ポイントの外
側に存在する前記第2の画像データ中のすべての画素にゼロを設定するステップ
をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域
を自動的に分割する方法である。
【0033】 請求項26記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記
発生ステップがグレイレベル閾値の範囲を識別するステップを含むことを特徴と
する請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法で
ある。
【0034】 請求項27記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
識別ステップは、所定のディメンションを持つ広い関心領域内にグレイレベルの
閾値範囲を包含する画素からグローバルグレイレベルヒストグラムを構成するス
テップと、前記グローバルグレイレベルヒストグラムの傾斜を分析して、主に肺
に属する画素から成る肺ピークと、前記肺ピークと主に脊椎、胸骨、肩及び横隔
膜下領域に属する画祖から成るピークとの間の最小値と、を識別するステップと
、前記肺ピークが前記グローバルグレイレベルヒストグラム中で発生するグレイ
レベルを前記グレイレベル閾値範囲の最小値として選択するステップと、前記最
小値が前記グローバルグレイレベルヒストグラム中で発生するグレイレベルを前
記グローバルグレイレベル閾値範囲の最大値として選択するステップと、前記グ
レイレベル閾値範囲からN個の肺入りレベル閾値を選択するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項26に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に
分割する方法である。
【0035】 請求項28記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
発生ステップは、前記N個のグレイレベル閾値の第1の閾値未満であって、且つ
、所定の下限値より大きい値を持つ第2の画像データ中の対応する画素を有する
画像中の画素を「オン」することによって第1の2値画像を生成するステップと
、接在する「オン」画素の領域を識別するステップと、質量中心、周辺長及び面
積を含む前記接在する「オン」画素領域の幾何学的特性を計算するステップと、
肺領域外部に存在する前記接在する「オン」画素範囲を抑圧するステップと、を
さらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
自動的に分割する方法である。
【0036】 請求項29記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
抑圧ステップは、前記接在する「オン」画素範囲の各々の質量中心に基づいて水
平方向グレイレベルプロファイルを構成するステップと、傾斜技法を用いて前記
グレイレベルプロファイル中の最大値と最小値とを識別するステップと、肺領域
の外部に存在する前記接在する「オン」画素範囲の値を決定するために、前記質
量中心の位置における前記水平方向グレイレベルプロファイルのグレイレベル値
を前記最大値及び最小値と比較するステップと、肺領域外部に存在すると判断さ
れた前記2値画像中の前記接在する「オン」画素範囲内の画素に対応する前記第
2の画像データの画素をゼロに設定するステップと、を含むことを特徴とする請
求項28に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である
【0037】 請求項30記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法であって、前記
2値画像中の前記接在する「オン」画素範囲に対して前記構成ステップと前記識
別ステップと前記比較ステップとを繰り返すステップを含むことを特徴とする請
求項29に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である
【0038】 請求項31記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
ステップは、前記N個のグレイレベル閾値の各々に対して繰り返されることを特
徴とする請求項28、29又は30に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
動的に分割する方法である。
【0039】 請求項32記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
発生ステップは、グローバルグレイレベル閾値化をN回反復し、第1の初期肺分
割輪郭を生成することによって得られる輪郭を接在する「オン」画素の領域の周
りに構成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部
放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0040】 請求項33記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングステップは、前記第1の初期肺分割輪郭にローリングボールを適用
して、前記第1の初期肺分割輪郭の形状中の大きなくぼみを削除するステップを
含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的
に分割する方法である。
【0041】 請求項34記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
適用ステップは、所定の一定半径値を持つ円形フィルタを構成するステップと、
前記第1の肺分割輪郭の各ポイントにおける接線の傾きを計算するステップと、
前記円形の周辺部に接する直線の傾斜が、前記第1の肺分割輪郭の前記ポイント
における接線の傾きと整合するように、前記円形フィルタを連続的に前記初期肺
分割輪郭の各ポイントに位置付けするステップと、前記ボールフィルタが前記第
1の初期肺分割輪郭と2つ以上のポイントで接触する場合、識別されたブリッジ
のくぼみを埋める線形補間法を適用するステップと、を含むことを特徴とする請
求項33に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である
【0042】 請求項35記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングステップは、前記第2の初期肺分割輪郭の各ポイントの位置を隣接
輪郭ポイントの所定の一定数の平均位置と置き換え、これによって第3の初期肺
分割輪郭を構成する移動平均演算を実行するステップと、8ポイント連結判断に
おいて余分な前記第3の初期肺分割輪郭中のポイントを消去して、第4の初期肺
分割輪郭を構成するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載
の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0043】 請求項36記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
発生ステップは、ポイントの所定の一定値によって分離された前記第4の初期肺
分割輪郭に沿ったポイントにおいて集中された所定の平方ディメンションを持つ
N個の局所関心領域に位置付けするステップと、前記N個の局所関心領域をM個
の解剖学的位置カテゴリの内の1つとして分類するステップと、前記N個の局所
関心領域の各々のディメンションを前記M個の解剖学的位置カテゴリの内の対応
するカテゴリによって調整するステップと、複合2値画像を生成するステップと
、を含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
動的に分割する方法である。
【0044】 請求項37記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
複合2値画像生成ステップは、前記N個の局所関心領域に対するN個の局所グレ
イレベル閾値を前記M個の解剖学的位置カテゴリの内の対応するカテゴリによっ
て計算するステップと、前記N個の局所グレイ閾値の内の対応する閾値を越える
値を持つ前記第2の画像データ中の前記N個の局所関心領域の各々中の対応する
画素を有する前記複合2値画像中の画素を「オン」するステップと、をさらに含
むことを特徴とする請求項36に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的
に分割する方法である。
【0045】 請求項38記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
発生ステップは、前記複合2値画像中の接在する前部画素の領域の周りに第1の
最終肺分割輪郭を構成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記
載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0046】 請求項39記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングステップは、前記第1の最終肺分割輪郭にローリングボールフィル
タを適用して、前記第1の最終肺分割輪郭の形状中の大きなくぼみを消去して第
2の最終肺分割輪郭を発生するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載
の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0047】 請求項40記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
適用するステップは、所定の一定半径値を持つ円形フィルタを構成するステップ
と、前記第1の初期肺分割輪郭の各ポイントにおける接線の傾きを計算するステ
ップと、前記円形の周辺に接する直線の傾斜が前記第1の最終肺分割輪郭の前記
ポイントに接する直線の傾斜と整合するように、前記円形フィルタを前記第1の
最終肺分割輪郭の各ポイントに位置付けするステップと、前記ボールフィルタが
前記第1の最終肺分割輪郭と2回以上接触するときに識別されるくぼみを埋める
ように線形補間法を適用するステップと、を含むことを特徴とする請求項39に
記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0048】 請求項41記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングを行うステップは、前記第2の最終肺分割輪郭の各ポイントの位置
を所定の一定数の隣接する輪郭ポイントの平均位置と置き換える移動平均演算を
実行して、第3の最終肺分割輪郭を構成するステップと、8ポイント連結判断に
おいて余分な前記第3の最終肺分割輪郭中のポイントを消去するステップと、を
さらに含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
自動的に分割する方法である。
【0049】 請求項42記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
スムージングを行うステップは、分離多項式関数を前記第4の最終肺分割輪郭の
前方局面と前記第4の最終肺分割輪郭の後方局面とにあてはめを行うステップを
さらに含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
自動的に分割する方法である。
【0050】 請求項43記載の発明は、前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記
あてはめを行うステップは、前記第4の最終肺分割輪郭の最上方ポイントから時
計回り方向に、画像の底部前方までの最小の幾何学的距離を有する前記第4の肺
分割輪郭までの前記第4の最終肺分割輪郭に沿ったポイントを前方局面として識
別するステップと、前方最小自乗多項式関数を前記前方局面ポイントにあてはめ
を行うステップと、前記前方局面を、前記第4の肺分割輪郭の最上方ポイントと
最下方ポイント間の前記前方最小自乗多項式関数と前記前方最小自乗多項式関数
とで置換するステップと、前記第4の最終肺分割輪郭の最上方ポイントから時計
回り方向に、画像の底部後方までの最小の幾何学的距離を有する前記第4の肺分
割輪郭のポイントまでの前記第4の最終肺分割輪郭に沿ったポイントを後方対応
ポイントとして識別するステップと、後方最小自乗多項式関数を前記後方局面ポ
イントにあてはめるステップと、前記後方局面ポイントを、前記第4の肺分割輪
郭の最上方交差ポイントと最下方交差ポイント間の前記後方最小自乗多項式関数
と前記後方最小自乗多項式関数とで置換し、これによって第5の肺分割輪郭を構
成するステップと、を含むことを特徴とする請求項42に記載の側面胸部放射線
画像中の肺領域を自動的に分割する方法である。
【0051】 請求項44記載の発明は、適応グレイレベル閾値を用いるステップを含む、分
割輪郭を生じるために関心領域内で適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法
である。
【0052】 請求項45記載の発明は、前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法で
あって、解剖的構造内で関心領域の位置に基づいてグレイレベル閾値を適応する
ステップをさらに含むことを特徴とする請求項44に記載の適応局所グレイレベ
ル閾値化を実行する方法である。
【0053】 請求項46記載の発明は、前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法で
あって、グレイレベル閾値化を実行して部分的輪郭を得るステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項45に記載の適応局所グレイレベル閾値化を実行する方
法である。
【0054】 請求項47記載の発明は、前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法で
あって、関心領域を再位置付けするステップと、前記関心領域の新しい位置に基
づいてグレイレベル閾値を再適応するステップと、をさらに含むことを特徴とす
る請求項46に記載の適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法である。
【0055】 請求項48記載の発明は、前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法で
あって、前記再位置付けステップと前記再適応ステップとを繰り返すステップと
、関心の解剖的部分を範囲に収める輪郭を形成するステップと、をさらに含むこ
とを特徴とする請求項47に記載の適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法
である。
【0056】 請求項49記載の発明は、側面に位置付けされた患者の胸郭から誘導された画
像に基づいて画像データを発生する手段と、肺領域と識別された画像データの部
分を範囲に収める輪郭を構成する手段と、グレイレベル閾値を解剖的構造内の後
出の関心領域の位置に適応して肺分割輪郭を得る関心領域内で適応局所グレイレ
ベル閾値化を実行する手段と、前記肺分割輪郭をスムージングする手段と、側面
胸部画像上の最終肺輪郭を示す手段と、を備えることを特徴とする、側面胸部放
射線画像中の肺領域を自動的に分割するシステムである。
【0057】 請求項50記載の発明は、請求項1〜48のいずれかに記載のステップを実行
するように構成された画像処理装置である。
【0058】 請求項51記載の発明は、請求項1〜48のいずれかに記載のステップを実行
するプログラムを記憶する記憶媒体である。
【0059】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
【0060】 以下に示す本発明に係る実施形態は、側面胸部画像内の肺領域が分割される改
良型の自動的な方法とシステムを提供することによって遂行される。
【0061】 ここで、同様の参照番号が同一または対応する部品を複数の図面、特に図1で
中で示す図面を参照すると、胸の画像中の塊を検出して分類する自動式方法の略
図が示されている。全体的なスキームには、側面放射線画像の初期取得(ステッ
プ10)とフィルムの読み込み(ディジタイズ)(ステップ12)が含まれる。
次に、肺尖の位置が決定される(ステップ14)。直接露出画素と皮下画素は抑
圧されて、初期の前方と後方の縁が決定される(ステップ16)。ソベルフィル
タ(sobel filter)を最終的な前処理ステップとして適応する(ス
テップ18)。グローバルグレイレベル閾値化を実行し(ステップ20)、結果
得られる初期輪郭を、移動平均技法とローリングボール技法とを伴うスムージン
グプロセスに掛ける(ステップ22)。適応局所グレイ閾値化を次に実行する(
ステップ24)。スムージングプロセスを結果得られる輪郭に適応する(ステッ
プ26)。3次最小自乗多項式を輪郭の前方局面と後方局面に対して互いに独立
に構成する(ステップ28)。計算された曲線を最終的な輪郭に切断し(ステッ
プ30)、これによって肺を分割する。
【0062】 図2に、画像中の肺尖の位置をどのようにして最初に決定するかを示す。連続
する5行の3セットに基づいた行平均水平グレイレベルプロファイルが図2に示
すように通常の側面画像に対して誘導される。前後(水平方向)方向と頭蓋尾(
縦方向)方向との双方の方向における尖の位置がスキームに組み込まれる。一方
、縦方向位置はより重要である。その理由は、この縦方向位置によって、肺を表
す画像の領域に対する上方縁が確立されるからである。水平方向位置は後で局所
閾値化の際に用いられて、肺尖に重なっている関心領域(ROI)を識別する。
そのうえ、肺尖は側面放射線像にはあまり肉眼に対して判明には顕れないので、
尖の位置を決定するこよによって、その領域が分割スキームによって所与の適切
な関心領域であることがはっきりする。コンピュータで決定された肺尖位置は「
+」記号で示される。
【0063】 注記したように、1連の行平均水平グレイレベルプロファイルは、図2に示す
ように、行の群を1時に5つだけ考慮することによって画像の上方1/3に付い
て構成される。次の、これらのプロファイルはグレイレベルの最大値と最小値を
求めるように分析される。この尖のy軸方向位置は2つの最大値間の最小値を持
つプロファイルを生じる最上級の行として識別されるが、ただし、この最小値の
グレイレベルがこの2つの最大値の小さい方のグレイレベルの97%未満である
場合に限られる。この尖のx軸方向位置はこの最小値の水平方向位置と解釈され
る。
【0064】 初期分割は、このステップの意図した粗雑性を十分見込んだ精度を持つ直接露
出画素と皮下領域を抑圧することから始まる。これらの領域は最初に次ぎのよう
に識別され抑圧される。画像に沿うように照準されたかは、エッジ画素が800
を越える値を有する下方行によって識別されるが;画素はすべてこれらの行中で
は0に設定されている。上方を伸張する追加の行は、40未満のエッジ画素値を
持つ行に遭遇するまで0に設定され続ける。側部照準化は、100を越えるエッ
ジ画素値を持つ行とさらに、エッジ画40未満の値に下がる行によって識別され
るが;このような行の各々において、エッジから伸張する画素は、40未満の値
を持つ画素に達するまで0に設定される。
【0065】 画像中の各行の直接露出部分を識別するために、次のルールを用いる。画像の
前方エッジから後方に伸張する画素(照準化によって前もって0に設定されてい
る画素は除く)は、行中で先行して遭遇した内で最小のグレイレベルの2内を越
える値を持つ画素に達するまでチェックされる。この画素の前方にあるすべての
画素は0に設定される。次に、行の皮下部分を抑圧するために、次の40個の画
素の平均値を計算し、後方を伸張する画素を、この平均値を超える値を持つ画素
に遭遇するまで0に設定する。直接露出画素と皮下画素は同じように画像の後方
側から抑圧される。
【0066】 グレイレベルプロファイル分析を各行中の残余の非ゼロ画素に対して実行して
、前方と後方の縁をさらに描写する。前方縁に対しては、画素のグレイレベルの
減少に先立って後方に最大グレイレベルで伸張する画素が初期縁ポイントとして
選択される。この操作は、前もって決定済みの尖ポイントの下方にあるすべての
行に対して実行される。図3Aに、図2の画像に重ねられたこれらの初期縁ポイ
ントを示す。演算行の上方と下方を伸張する2つの行に対する移動平均値を出す
演算は、連続縁が形成されるまでこのポイント集合物に対して繰り返し実行され
る。この結果は、肺の縁の粗描写に収束する傾向がある輪郭となる。後方の縁も
同様に決定される。次に、これらの縁の外部の画素は0に設定され(図3B)、
このスキームのこの後のステップは単に、これらの縁内にある画素に対して実行
されるだけである。
【0067】 最終的前処理ステップはソベルフィルタ[8]を画像の下半分に適応するステ
ップである。150という閾値を越えるソベルフィルタの水平方向成分値を生じ
る画素が高画素値として割り当てられる。これによって、人工的に協調された横
隔膜の縁が発生するが、これによって肺の輪郭が腸ガスと合併することを防止す
る助けとなる。ソベルフィルタリングプロセスの結果、様々な構造体が協調され
るが、この横隔膜の1部はこれらの構造体の内で最も首尾一貫して協調される傾
向がある。
【0068】 グローバルグレイレベルヒストグラムは、画像の中心部分近傍に位置する大き
な矩形のROI内の画素から形成される[9]。
【0069】 図4に、図2に示す画像のグローバルグレイレベルヒストグラムを示す。図4
は、このヒストグラムが、肺内部にある尖に優越的に対応する低グレイレベル(
すなわち、高光密度)に中心位置付けされるピークと、横隔膜下方にある肩や脊
椎や胸骨などの領域中の画素に主として対応する高グレイレベル(すなわち、低
光密度)に中心位置付けされるピークと、の双方に分布しやすいことを示してい
る。グローバルグレイレベル閾値化技法を反復して実行するために、このような
閾値の範囲は最初に識別しなければならない。逐次的(反復)閾値化に用いられ
るこの閾値範囲は、肺のピークとピーク同士間の最小値とが発生するグレイレベ
ルによって定義される。特に、肺ピークがヒストグラム中で中心位置付けされる
グレイレベルは、最小閾値として選択され、最大閾値は2つのヒストグラムピー
ク同士間の最小値に対応するグレイレベルとして選択される(図4)。
【0070】 グレイレベル閾値化は、識別された閾値範囲から進行的に増加する7つの閾値
に対応して7回逐次実行される[9]。各実行毎に、この閾値未満の対応する画
素グレイレベルを持つ2値画像中の画素は「オン」され、一方、その閾値を越え
る対応する画像画素グレイレベルを持つ画素は「オフ」のままである。8ポイン
ト連結度スキームを用いて、接在する「オン」画素の領域の周りに輪郭を構成す
る[1]。重心に基づいて構成された水平方向グレイレベルプロファイルのピー
クに対する各領域の重心(質量の中心)の位置を用いて、その領域が、図5を参
照すれば理解されるように、肺の内部に存在するかどうかが決定される。
【0071】 図5に、図2に示す画像に中間閾値を適応した結果得られる2値画像を示す。
2つの「オン」領域の重心を横断する水平方向プロファイルを示す。矢印は重心
位置を示す。下方の領域は肺の外部にあると判断され;それに対応する画像画素
はこの結果0に設定される。この領域が肺の外部にあると判断されると、その領
域内にある画像画素は0に設定されて、これらの画素が後の反復の際、輪郭に寄
与しないようにする。最終の3回の反復の各々においては、2値画像に対して形
態的開放演算を実行して、重心チェックを実行する。この操作は、最小小型化[
11]の要件と共に実行されて、初期の反復動作で領域を「オフ」にすることに
よって発生する2値画像中の細長い人工産物を削除させる。グローバルグレイ閾
値化プロセスの最終反復の際に構成された輪郭は「初期肺領域輪郭」である。
【0072】 初期側面輪郭は真の肺領域を完全に獲得しているわけではない。肺尖や心臓の
陰などの重要な領域は輪郭から排除される傾向があり、一方、他の領域は含まれ
るが不正確である。このような状況を補正するために、適応局所グレイレベル閾
値化を実行する。実験的に決定されたベースサイズである31×31画素(38
.0mm×38.0mm)を持つ小さいROIを初期輪郭に沿って30番目の画
素毎に中心位置付けする。グレイレベル分析を、直接露出画素や皮下画素が識別
されなかった各ROI内の画素に対して実行して、グレイレベル閾値を個々のR
OIに対して個別に決定する。複合した2値画像を、そのROIに対して選択さ
れた閾値に基づいて各ROI中の画素を閾値化することによって構成する。次に
、この2値画像を用いて最終的な輪郭を構成する。
【0073】 各ベースROI(31画度×31画素)の範囲に含まれる解剖的領域は最初に
初期輪郭に沿った自身の位置に基づいて決定される。この位置カテゴリを用いて
(1)ROIの最終ディメンションと(2)このROIの対応するグレイレベル
閾値を計算する方法とを決定する。5つの主要な位置カテゴリ、すなわち尖、胸
骨、心臓の陰、横隔膜及び脊椎が用いられる。2つの追加カテゴリが、このスキ
ームの最初で決定された肺尖ポイントを含むROIと肋骨横隔膜角度に重なるよ
うに特定的に位置付けされた補足ROIとのために留保されている。「胸骨」カ
テゴリと「脊椎」カテゴリ中の最上方のROIにはこれらのROI中における画
素のグレイレベルの分布によって新しいカテゴリ(合計9のカテゴリが考えられ
る)を割り当てられ得る。この割り当てられたカテゴリに基づいて、ROIのサ
イズが変更され、閾値を計算する方法が要約されるように決定される。図6にR
OI局所閾値化の位置カテゴリによるディメンションと閾値の計算値の要約を示
す。図7には、逐次的グローバルグレイレベル閾値化手順によって得られた図2
に示す画像の初期輪郭に沿った局所閾値化ROIの位置付けを示す。様々な解剖
的領域にROIが存在することに注意されたい。各ROIは図6に要約するよう
なコンピュータ決定された解剖的カテゴリで示される。図7の各ROIは自身に
割り当てられた位置カテゴリに従った最終的なディメンションを示している。
【0074】 一般に、初期輪郭は肺尖を完全に獲得することはない。最終輪郭をより優れて
尖に伸張するために、尖端領域にある局所閾値化ROIは縦方向に引き延ばされ
る(図6)。尖ROIは、最初に水平方向縁として初期輪郭の最上方ポイントを
包含する画像行を定めることによって識別される。この行の1のベースROIデ
ィメンション(31画素)内にある初期輪郭ポイント上に中心位置付けされたR
OIはすべて尖ROIと定められ、このROIの上方エッジは1ベースディメン
ションだけ高く伸張され、これによって、ROIの縦方向ディメンションが効果
的に2倍となる。次に、尖ROIに対する計算されたグレイレベル閾値はROI
内にあるが初期輪郭の外部にある画素の平均グレイレベルと解釈される。この計
算は必然的により高い閾値を生じ、これによって、最終輪郭は密度の高い尖領域
のより大きな部分を含むことを余儀なくされる。特殊な位置カテゴリが肺尖ポイ
ントとして前もって識別された画素を包含するその尖ROIに割り当てられる。
このROIに適応されたグレイレベルは肺尖ポイントのグレイレベルである。
【0075】 ROI位置付けは初期輪郭中の最上方輪郭ポイントから始めて時計回り方向に
進行する。したがって、尖ROIに続くROIは胸骨ROIと識別される。これ
らのROIはベースディメンションを維持し、用いられるグレイレベル閾値はR
OI画素の平均画素値である。胸骨ROIを単純に用いて全体閾値スキームが失
敗する可能性をチェックする。胸骨ROIの底部エッジが最後の行から40行以
内にあれば、全体閾値化に用いられる閾値は高すぎると推測される。これらの閾
値はしたがって下げられ、全体閾値化スキームが繰り返される。
【0076】 横隔膜ROIと識別された最初のROIは2つ前のROIの後方エッジの後方
にある前方エッジを有する。このルールは、前方の局面から横隔膜に進行するに
連れて肺縁が後方に行くという傾向に由来する。引き続くROIは、最下方初期
輪郭ポイントに達するまで横隔膜ROIと指定される。横隔膜ROIの縦方向デ
ィメンションは、ROIの下方エッジを下げることによってベースサイズの1.
5倍に増大され、これによって、ROIがより高いグレイレベルを持つ画像を獲
得できるようにする。閾値はROI内の画素の平均グレイレベルと定められる。
これらの閾値が計算されると、特定の横隔膜ROIの閾値が、そのROIのオリ
ジナルの閾値とそのROIの平均閾値と2つの隣接するROIとのうち、最大の
値に設定される。
【0077】 最下方の初期輪郭ポイントを含むROIは最初の脊椎ROIと識別される。こ
のROIから見て時計回り方向にあるすべてのROIは、尖ROIに遭遇するま
でそのように指定される。最上方にある脊椎ROI(この上方エッジはベースデ
ィメンションだけ隆起し、これによって肩領域の大半の領域を含むようになって
いる)を例外として、これらのROIはベースサイズのままである。用いられる
閾値はROI中の画素の平均グレイレベルを越える1つの標準偏差であるが、こ
れは、この値が隣接する双方のROIの閾値の計算値を40以上下回る場合に限
られる。別の位置カテゴリを割り当てられたROI同士間の遷移領域はさらに考
慮しなければならない。例えば尖ROI中の画素の1/3を越える画素が直接露
出領域または皮下領域にある場合、このROIは胸骨ROIと再分類される。尖
ROIのディメンションは比較的放射線に対して不透明な尖中のより多くの画素
を範囲に含むように伸張されるので、かなりの数の直接露出画素又は皮下画素を
包含する尖ROIは、それを胸骨として間違いなく分類するために必然的に肺尖
から十分遠隔に位置付けしなければならない。尖ROIが再分類されるかどうか
とは無関係に、最初の(すなわち、最上方の)胸骨ROIが自身の位置カテゴリ
を割り当てられ、閾値がすぐ隣のROI中の重み付けされた平均閾値から計算さ
れる。これ以上の重みが、自身の尖指定によってより高い閾値を有すると推測さ
れる直前のROIに対して与えられる。
【0078】 同様に、患者の上方胸郭脊椎が、上方に位置する脊椎ROIが前方にずれるよ
うに湾曲している場合、これらのROIは肩ROIと指定され;その上方エッジ
はベースディメンションの1.45倍に伸張し、その後方エッジは後方にベース
ディメンションの0.5倍だけ伸張し、割り当てられた閾値はROI画素の平均
グレイレベルに標準偏差の0.5倍を加算した値となる。この手順は、肺尖の後
方局面に沿って領域の濃い放射線画像を得るために必要である。
【0079】 最も精密な検査を受ける遷移領域は、胸骨と横隔膜との間にある。これは心臓
の陰が占める側面画像の部分であり、しばしば、初期の肺輪郭から排除されるに
十分なほど濃い。初期の肺輪郭が心臓領域の周りに凸形状があって、この心臓の
陰が輪郭から排除されていることを示す場合、この初期輪郭の部分に沿ったRO
Iは、心臓ROIと分類される。
【0080】 心臓ROIの前方エッジは、その下方のエッジが皮下領域と整合するまで前方
に伸張する。ROI中の各行が検査される。前方エッジから始めて、画素は、関
連の行で直前に遭遇した最大画素グレイレベル値の97%以下のグレイレベルを
持つ画素に達するまでチェックされる。この画素の後方にある画素だけが複合2
値画像中で「オン」される。
【0081】 最終位置カテゴリは、CP角度と重なるROIに属する。最下方初期輪郭ポイ
ント(前に「脊椎」と指定されている)のROIはCP角度ROIと分類される
。前方エッジと後方エッジは、双方とも外向きに伸張してベースディメンション
の1.5倍の水平方向ディメンションを生じる。一方、上方エッジと下方エッジ
は、ベースディメンションの2倍の縦方向ディメンションを生じるように伸張し
ている。CP角度ROIに適応される閾値はROI画素の平均グレイレベルと、
効果的にCP角度ROIによって置き換えられた脊椎ROIに対して前に計算さ
れた閾値と、の大きい方である。
【0082】 次に、計算済みグレイレベル閾値は、その閾値未満のグレイレベルを持つ画素
が「オン」されて複合2値画像を形成するように、個々のROI内の画素に対し
て適応される。次に、この複合2値画像の「on」領域の周りに輪郭を形成して
最終輪郭とする。
【0083】 この輪郭はいくぶん不規則なものと見えやすいので、移動平均アルゴリズムを
利用したスムージングスキームを適応する。これによって、各輪郭ポイントのx
座標位置とy座標位置の代わりに、先行する11個の輪郭ポイントと後続する1
1個の輪郭ポイントの平均のx座標位置とy座標位置が用いられることになる。
加えて、8ポイント連結度判断において余分なポイントは消去される。
【0084】 初期スムージング以後も残っている大型のくぼみは、ローリングボールアルゴ
リズムを用いて埋められる[12]。29画素分の長さの半径を持つボールフィ
ルタは最終側面輪郭の外部局面にだけ適応される。このボールは輪郭のすべての
輪郭ポイントに接するように位置付けされる。適切な尺度のくぼみに遭遇すると
、輪郭は、ボールと輪郭の間の接触ポイントを超えるある輪郭ポイントのところ
でボールと重なる。初期輪郭のくぼみを埋めるローリングボール技法を示す図8
に示すように線形内挿を用いて輪郭を埋めてくぼみを削除する。移動平均アルゴ
リズムとローリングボールアルゴリズムとは分割の際に2回適応されるが、一回
目は局所閾値化に先立って初期輪郭に対して実行され、2回目は最終輪郭に対し
て実行される。
【0085】 最後に、多項式曲線のあてはめが最終輪郭の前方対応と後方対応の双方に対し
て適応される。肺尖と横隔膜は、曲線あてはめを受けることはない。3次多項式
y=ax+bx+cx+dを用いる[13]。前方と後方の最小自乗多項式
の計算では、最上方輪郭ポイントから画像のそれぞれ左底部と右底部の輪郭ポイ
ントに最も近い輪郭ポイントにまで伸張する輪郭ポイントが利用される。これら
のエンドポイント同士間にある輪郭ポイントの内の4つ目のポイントだけが、計
算時間を減少させるために用いられる。次に、この2つの曲線が肺輪郭に切断さ
れる。肺輪郭と曲線間の交点の最上方ポイントと最下方のポイントとは、切断ポ
イントと定義され、多項式の曲線はこれらの切断ポイント間の輪郭ポイントの代
わりに用いられる。一方、これらの切断ポイント外部の輪郭ポイントは影響され
ないままである。図9では、前方と後方の3次最小自乗多項式が図2に示す画像
に対して得られる最終肺輪郭に重ねられたところが示されている。多項式によっ
て置き換えられている最終輪郭を挟んでいる切断ポイントが、2対の点で示され
ている。これで側面肺分割が完了である。図10に(A)正常の場合と(B)両
方の肺の下方小葉に大きな混濁を持つ右側の半胸郭中への胸膜滲出を示す異常の
場合の最終的な側面肺輪郭を示す。
【0086】 図11に、上記の機能性を実現する本発明によるシステムの例を示す。図11
に示すように、物体の側面放射線画像は、画像取得デバイスによって得られてシ
ステム1000に入力される。各画像は読み込まれて(デジタイズされて)メモ
リー(1001)に入力される。画像画直接デジタルデバイスによって得られる
場合、デジタイズの必要はない。画像データは最初に肺尖決定回路(1002)
を介して通過し、次に、前方/後方縁描写回路(1003と1004)とさらに
ソベルフィルタ回路(1005)に送られる。データは逐次グローバルグレイレ
ベル閾値化回路(1006)に送られる。逐次グローバルグレイレベル閾値化回
路からの輪郭データはスムージング回路(1007)とさらに適応局所グレイレ
ベル閾値化回路(1009)に送られる。適応局所グレイレベル閾値化回路から
のデータは次にスムージング回路(1010)と前方/後方多項式曲線あてはめ
回路(1011)に送られる。その結果は重ね合わせ回路(1012)で画像に
重ね合わされ、ファイルフォーマットすなわちテキストフォーマットで記憶され
る。次に、その結果はデジタル/アナログ変換器(1030)を通過してから表
示システム(1020)上で表示される。本発明によるこのシステムは、上記で
参照された特許と特許出願の内の1つ以上で開示されるように、適切にプログラ
ムされたデジタルコンピュータで実現することが可能である。
【0087】 本発明に対する多くの修正例や変更例が上記の教示に照らし合わせて可能であ
ることが明らかである。したがって、添付の請求の範囲内で本発明が本書に具体
的に述べるのとは別様に実行可能であることが理解されよう。 添付付録 参考資料: 1. R.D.Kittredge,B.Gamboa.and H.G.Ke
mp,“Radiographic visualization of le
ft ventricular aneurysms on lateral
chest film,”AJR 126,1140−1146(1976).
2. G.Hillerdal,“Value of the lateral view in diagnosing pleural plaques,
”Arch.Environ.Health 4 1,391−392(198
6). 3. G.J.Harris,P.K.Harman,J.K.Trinkle
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r mathematics,science,and engineerin
g(Prentice Hall,Englewood Ciffs,JNJ,
1992).
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、側面胸部画像中の肺領域の分割のための自動的方法を示す概略図であ
る。
【図2】 図2は、行平均水平グレイレベルプロファイルを連続する5つの行の3つのセ
ットに対して示す、肺尖の判断を示す図である。
【図3】 図3(A)は初期縁ポイントを示した前方向と後方向の縁の表示を示す図であ
り、図3(B)はスムージングされた輪郭を示す前方向と後方向の縁の表示を示
す図である。
【図4】 図4は、グローバルグレイレベル閾値化の繰り返し中に用いられたグレイレベ
ルの範囲を識別する、側面胸部画像に対する一般的なグローバルグレイレベルヒ
ストグラムを示す図である。
【図5】 図5は、2つの「on」領域の重心の断面の水平グレイレベルプロファイルを
示す、図2に示す画像に対して中間閾値を適用した結果得られる2値画像を示す
図である。
【図6】 図6は、適応局所閾値化ROIに対する位置カテゴリによるディメンションと
閾値の計算値を要約する表を示した図である。
【図7】 図7は、ROIディメンションが図6に要約されるようなROIによって重ね
合わされる解剖的領域によって異なる、図2に示す画像の初期肺領域輪郭に重ね
られたところを示す適応局所閾値化のためのROIの位置付けを示す図である。
【図8】 図8は、輪郭中のくぼみを識別して削除するローリングボール技法の応用を示
す図である。
【図9】 図9は、図2に示す画像に対して得られた最終的な肺輪郭に対して重ねられた
前方と後方の3次最小自乗多項式を示す図である。
【図10】 図10(A)は、正常の場合の最終的な側面肺輪郭を示す図であり、図10(
B)は、異常の場合の最終的な側面肺輪郭を示す(両方の肺の下方小葉中に大き
な混濁を持つ右の半胸郭中の胸膜滲出を示す)図である。
【図11】 図11は、側面胸部放射線像中の肺領域を分割する本発明による方法を実現す
るシステムを示より詳細なす略ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マクマホン、ヒーバー アメリカ合衆国、イリノイ州 60614 シ カゴ、エヌ・クレブランド 2144 Fターム(参考) 4C093 CA50 DA10 FD09 FF16 5B057 AA08 BA03 BA30 CA02 CA08 CA12 CA16 CE05 CE06 CE15 DA08 DB02 DB09 DC16 DC23

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側臥位の患者の胸郭から誘導された画像に基づいて第1の画
    像データを発生するステップと、 肺領域と識別された前記第1の画像データの1部分を包含する輪郭を構成する
    ステップと、 を含むことを特徴とする、側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方
    法。
  2. 【請求項2】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、 前記第1の画像データを前処理して第2の画像データを生成するステップと、 前記第2の画像データ中の前方と後方のおよその縁を描写して第3の画像デー
    タを生成するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  3. 【請求項3】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、 前記第3の画像データに対して逐次グローバルグレイレベル閾値化を実行して
    、第1の初期肺分割輪郭を識別するステップと、 前記第1の初期肺分割輪郭をスムージングして、第2と第3と第4の初期肺分
    割輪郭と生成するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  4. 【請求項4】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、 前記第4の初期肺分割輪郭に沿って位置付けされた関心領域内において適応局
    所グレイレベル閾値化を実行し、第1の最終肺分割輪郭を識別するステップと、 前記第1の最終肺分割輪郭をスムージングして、第2と第3と第4と第5の最
    終肺分割輪郭を生成するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  5. 【請求項5】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、 前記前処理ステップは、前記第1の画像データの底部照準領域を識別するステ
    ップと、 前記第1の画像データの前記側部照準領域を識別するステップと、 前記照準領域中の画素値にゼロを設定すステップと、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動
    的に分割する方法。
  6. 【請求項6】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、 前記底部照準領域を識別するステップは、前記第1の画像データのN行分の初
    期画素と最終画素とを前記第1の画像データの底部行から始まる第1の所定の一
    定値と比較するステップと、 前記前記第1の画像データの前記底部行中の第1の又は最後の画素の値が前記
    第1の所定の一定値を越える場合に、前記第1の画像データの前記底部行内のす
    べての画素の値にゼロを設定するステップと、 を含むことを特徴とする請求項5に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  7. 【請求項7】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記第1の行中の前
    記初期画素の値も前記最終画素値も前記第1の所定の一定値を越えない最初の行
    に遭遇するまでは、先行する行に対して前記比較するステップと前記ゼロ設定ス
    テップとを繰り返すステップを含み、 前記比較するステップは、前記第1の画像データの前記第1の行に先行する行
    の最初の画素と最終の画素とを第2の所定の一定値と比較するステップと、 前記第1の画像データの前記第1の行に先行する前記行中の前記初期画素又は
    最終画素の値が前記第2の所定の一定値を越える場合に、前記第1の画像データ
    の前記第1の行に先行する前記行内のすべての画素にゼロを設定するステップと
    、 をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  8. 【請求項8】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、行中の前記初期画素
    の値も前記最終画素の値も前記第2の所定の一定値を越えない第2の行に遭遇す
    るまでは、先行する行に対して前記比較ステップと前記ゼロ設定ステップを繰り
    返すステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の側面胸部放射線画像中の
    肺領域を自動的に分割する方法。
  9. 【請求項9】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記側部照準
    領域を識別するステップは、前記第1の画像データの各行中の初期画素値を所定
    の一定値と比較するステップと、 前記初期画素が前記所定の一定値を越えると、前記初期画素の値にゼロを設定
    するステップと、 を含むことを特徴とする請求項5に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  10. 【請求項10】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記所定の一定値
    を越えない第1の画素に遭遇するまでは後続の画素に対して前記比較ステップと
    前記ゼロ設定ステップを繰り返すステップとを含み、 前記比較するステップは、前記第1の画像データの各行中の最終画素の値を前
    記所定の一定値と比較するステップと、 前記最終画素が前記所定の一定値を越える場合に前記最終画素の値をゼロに設
    定するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  11. 【請求項11】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記所定の一定値
    を越えない第2の画素に遭遇するまでは、先行する画素に対して前記比較ステッ
    プと前記ゼロ設定ステップとを繰り返すステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項10に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  12. 【請求項12】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記前処理
    ステップは、前記第1の画像データから直接露出領域と皮下領域とを抑圧して識
    別するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線
    画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  13. 【請求項13】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記識別ス
    テップは、前記第1の画素に遭遇して以来遭遇した、最小画素値の所定の倍数値
    を越える値を持つ第3の画素に遭遇するまでは、前記第1の画素に続く画素にゼ
    ロを設定するステップと、 各行中の前記第3の画素に続くN個の画素の平均値を計算するステップと、 前記平均値を超える第4の画素に遭遇するまでは、前記第3の画素に続く画素
    にゼロを設定するステップと、 を含むことを特徴とする請求項12に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  14. 【請求項14】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記識別ス
    テップは、前記第2の画素に遭遇して以来遭遇した、前記最小画素値の所定の倍
    数値を越える値を持つ第5の画素に遭遇するまでは、前記第2の画素に先行する
    画素をゼロに設定するステップと、 各行中の前記第5の画素に続くN個の画素の平均値を計算するステップと; 前記平均値を超える値を持つ第6の画素に遭遇するまでは前記第5の画素に続
    く画素をゼロに設定するステップと、 を含むことを特徴とする請求項12に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  15. 【請求項15】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記前処理
    ステップは、肺尖位置を前記第1の画像データ中に位置付けするステップをさら
    に含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動
    的に分割する方法。
  16. 【請求項16】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記位置付
    けステップは、前記第2の画像データ中の所定の数の行の平均値に基づいてN個
    の平均行を計算するステップと、 前記N個の平均行からN個の水平方向グレイレベルプロファイルを構成するス
    テップと、 移動平均演算を実行して、前記N個の水平方向グレイレベルプロファイルをス
    ムージングするステップと、 を含むことを特徴とする請求項15に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  17. 【請求項17】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記位置付
    けステップは、傾斜技法を実行して、前記N個の水平方向グレイレベルプロファ
    イル中のグレイレベル最大値とグレイレベル最小値との位置を決定するステップ
    と、 所定の複数個の前記グレイレベル最小値を越えるグレイレベルを持つ2つのグ
    レイレベル最大値同士間に位置付けされている最低のグレイレベル最小値を持つ
    最上方の前記水平方向グレイレベルプロファイルを表す第1のプロファイルを求
    めて前記N個の水平方向グレイレベルプロファイルを探索するステップと、 を含むことを特徴とする請求項15に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  18. 【請求項18】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記位置付
    けステップは、前記第1のプロファイルを肺尖y座標位置と識別するステップと
    、 前記第1のプロファイルの前期最低のグレイレベル最小値に対応する列を肺尖
    x座標位置と識別するステップと、 を含むことを特徴とする請求項15に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  19. 【請求項19】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記描写ス
    テップは、前記第1の画像データの底部半分にソベルフィルタを適応して、ソベ
    ルフィルタリングされた画像データを作成するステップと、 前記ソベルフィルタリングされた画像データ中の対応する画素が第2の所定の
    一定値を越える場合に、前記第2の画像データ中の画素の値を第1の所定の一定
    値に設定するステップと、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  20. 【請求項20】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記描写ス
    テップは、前記肺尖y座標位置の下方にある前記第2の画像データ中の初期行に
    対する水平方向プロファイルを構成するステップと、 前記水平方向グレイレベルプロファイルの前方側から遭遇した所定の数の最大
    画素値未満の値と遭遇した前記水平方向グレイレベルプロファイルの前方側から
    の第1の画素を前記水平方向グレイレベルプロフールと識別するステップと、 前記水平方向グレイレベルプロファイルの後方側から遭遇した所定の数の最大
    の画素値未満の値と遭遇した前記水平方向グレイレベルプロファイルの後方側か
    らの第1の画素を前記水平方向グレイレベルプロファイル中の第1の後方縁ポイ
    ントとして識別するステップと、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  21. 【請求項21】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記第1の前方縁
    ポイントと前記第1の後方縁ポイントとの集合が得られるまで、前記第2の画像
    データ中の後続の行に対して前記構成ステップと前記各識別ステップとを繰り返
    すステップを含むことを特徴とする請求項20に記載の側面胸部放射線画像中の
    肺領域を自動的に分割する方法。
  22. 【請求項22】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記描写ス
    テップは、前記第1の前方縁ポイントと前記第1の後方縁ポイントとを互いに独
    立に移動平均技法を用いてスムージングして、第2の前方縁ポイントと第2の後
    方縁ポイントとを得るステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の
    側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  23. 【請求項23】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングステップは、前記第1の縁ポイントと前記第1の縁ポイントの内の4つの
    隣接し合ったポイントとの平均値で、前記第1の縁ポイントの各々の位置を置き
    換えて、第2の前方縁ポイントと第2の後方縁ポイントとを識別するステップを
    含むことを特徴とする請求項22に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動
    的に分割する方法。
  24. 【請求項24】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記第2の
    縁ポイントのセクションは、所定の一定値を越える長さを持つセグメントであっ
    て連続した縦方向の又は連続して傾斜したポイントのセグメントから成るまで、
    前記置き換えステップを逐次実行するステップを含むことを特徴とする請求項2
    3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  25. 【請求項25】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記前処理
    ステップは、前記第2の前方縁ポイントと前記第2の後方縁ポイントの外側に存
    在する前記第2の画像データ中のすべての画素にゼロを設定するステップをさら
    に含むことを特徴とする請求項2に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動
    的に分割する方法。
  26. 【請求項26】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記発生ステップ
    がグレイレベル閾値の範囲を識別するステップを含むことを特徴とする請求項3
    に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  27. 【請求項27】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記識別ス
    テップは、所定のディメンションを持つ広い関心領域内にグレイレベルの閾値範
    囲を包含する画素からグローバルグレイレベルヒストグラムを構成するステップ
    と、 前記グローバルグレイレベルヒストグラムの傾斜を分析して、主に肺に属する
    画素から成る肺ピークと、前記肺ピークと主に脊椎、胸骨、肩及び横隔膜下領域
    に属する画祖から成るピークとの間の最小値と、を識別するステップと、 前記肺ピークが前記グローバルグレイレベルヒストグラム中で発生するグレイ
    レベルを前記グレイレベル閾値範囲の最小値として選択するステップと、 前記最小値が前記グローバルグレイレベルヒストグラム中で発生するグレイレ
    ベルを前記グローバルグレイレベル閾値範囲の最大値として選択するステップと
    、 前記グレイレベル閾値範囲からN個の肺入りレベル閾値を選択するステップと
    、 を含むことを特徴とする請求項26に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  28. 【請求項28】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記発生ス
    テップは、前記N個のグレイレベル閾値の第1の閾値未満であって、且つ、所定
    の下限値より大きい値を持つ第2の画像データ中の対応する画素を有する画像中
    の画素を「オン」することによって第1の2値画像を生成するステップと、 接在する「オン」画素の領域を識別するステップと、 質量中心、周辺長及び面積を含む前記接在する「オン」画素領域の幾何学的特
    性を計算するステップと、 肺領域外部に存在する前記接在する「オン」画素範囲を抑圧するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  29. 【請求項29】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記抑圧ス
    テップは、前記接在する「オン」画素範囲の各々の質量中心に基づいて水平方向
    グレイレベルプロファイルを構成するステップと、 傾斜技法を用いて前記グレイレベルプロファイル中の最大値と最小値とを識別
    するステップと、 肺領域の外部に存在する前記接在する「オン」画素範囲の値を決定するために
    、前記質量中心の位置における前記水平方向グレイレベルプロファイルのグレイ
    レベル値を前記最大値及び最小値と比較するステップと、 肺領域外部に存在すると判断された前記2値画像中の前記接在する「オン」画
    素範囲内の画素に対応する前記第2の画像データの画素をゼロに設定するステッ
    プと、 を含むことを特徴とする請求項28に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  30. 【請求項30】 前記肺領域を自動的に分割する方法は、前記2値画像中の
    前記接在する「オン」画素範囲に対して前記構成ステップと前記識別ステップと
    前記比較ステップとを繰り返すステップを含むことを特徴とする請求項29に記
    載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  31. 【請求項31】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記ステッ
    プは、前記N個のグレイレベル閾値の各々に対して繰り返されることを特徴とす
    る請求項28、29又は30に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に
    分割する方法。
  32. 【請求項32】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記発生ス
    テップは、グローバルグレイレベル閾値化をN回反復し、第1の初期肺分割輪郭
    を生成することによって得られる輪郭を接在する「オン」画素の領域の周りに構
    成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線
    画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  33. 【請求項33】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングステップは、前記第1の初期肺分割輪郭にローリングボールを適用して、
    前記第1の初期肺分割輪郭の形状中の大きなくぼみを削除するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割
    する方法。
  34. 【請求項34】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記適用ス
    テップは、所定の一定半径値を持つ円形フィルタを構成するステップと、 前記第1の肺分割輪郭の各ポイントにおける接線の傾きを計算するステップと
    、 前記円形の周辺部に接する直線の傾斜が、前記第1の肺分割輪郭の前記ポイン
    トにおける接線の傾きと整合するように、前記円形フィルタを連続的に前記初期
    肺分割輪郭の各ポイントに位置付けするステップと、 前記ボールフィルタが前記第1の初期肺分割輪郭と2つ以上のポイントで接触
    する場合、識別されたブリッジのくぼみを埋める線形補間法を適用するステップ
    と、 を含むことを特徴とする請求項33に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  35. 【請求項35】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングステップは、前記第2の初期肺分割輪郭の各ポイントの位置を隣接輪郭ポ
    イントの所定の一定数の平均位置と置き換え、これによって第3の初期肺分割輪
    郭を構成する移動平均演算を実行するステップと、 8ポイント連結判断において余分な前記第3の初期肺分割輪郭中のポイントを
    消去して、第4の初期肺分割輪郭を構成するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  36. 【請求項36】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記発生ス
    テップは、ポイントの所定の一定値によって分離された前記第4の初期肺分割輪
    郭に沿ったポイントにおいて集中された所定の平方ディメンションを持つN個の
    局所関心領域に位置付けするステップと、 前記N個の局所関心領域をM個の解剖学的位置カテゴリの内の1つとして分類
    するステップと、 前記N個の局所関心領域の各々のディメンションを前記M個の解剖学的位置カ
    テゴリの内の対応するカテゴリによって調整するステップと、 複合2値画像を生成するステップと、 を含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自
    動的に分割する方法。
  37. 【請求項37】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記複合2
    値画像生成ステップは、前記N個の局所関心領域に対するN個の局所グレイレベ
    ル閾値を前記M個の解剖学的位置カテゴリの内の対応するカテゴリによって計算
    するステップと、 前記N個の局所グレイ閾値の内の対応する閾値を越える値を持つ前記第2の画
    像データ中の前記N個の局所関心領域の各々中の対応する画素を有する前記複合
    2値画像中の画素を「オン」するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載の側面胸部放射線画像中の肺
    領域を自動的に分割する方法。
  38. 【請求項38】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記発生ス
    テップは、前記複合2値画像中の接在する前部画素の領域の周りに第1の最終肺
    分割輪郭を構成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の側
    面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  39. 【請求項39】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングステップは、前記第1の最終肺分割輪郭にローリングボールフィルタを適
    用して、前記第1の最終肺分割輪郭の形状中の大きなくぼみを消去して第2の最
    終肺分割輪郭を発生するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の側面
    胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割する方法。
  40. 【請求項40】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記適用す
    るステップは、所定の一定半径値を持つ円形フィルタを構成するステップと、 前記第1の初期肺分割輪郭の各ポイントにおける接線の傾きを計算するステッ
    プと、 前記円形の周辺に接する直線の傾斜が前記第1の最終肺分割輪郭の前記ポイン
    トに接する直線の傾斜と整合するように、前記円形フィルタを前記第1の最終肺
    分割輪郭の各ポイントに位置付けするステップと、 前記ボールフィルタが前記第1の最終肺分割輪郭と2回以上接触するときに識
    別されるくぼみを埋めるように線形補間法を適用するステップと、 を含むことを特徴とする請求項39に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  41. 【請求項41】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングを行うステップは、 前記第2の最終肺分割輪郭の各ポイントの位置を所定の一定数の隣接する輪郭
    ポイントの平均位置と置き換える移動平均演算を実行して、第3の最終肺分割輪
    郭を構成するステップと、 8ポイント連結判断において余分な前記第3の最終肺分割輪郭中のポイントを
    消去するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領
    域を自動的に分割する方法。
  42. 【請求項42】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記スムー
    ジングを行うステップは、分離多項式関数を前記第4の最終肺分割輪郭の前方局
    面と前記第4の最終肺分割輪郭の後方局面とにあてはめを行うステップをさらに
    含むことを特徴とする請求項4に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的
    に分割する方法。
  43. 【請求項43】 前記肺領域を自動的に分割する方法において、前記あては
    めを行うステップは、前記第4の最終肺分割輪郭の最上方ポイントから時計回り
    方向に、画像の底部前方までの最小の幾何学的距離を有する前記第4の肺分割輪
    郭までの前記第4の最終肺分割輪郭に沿ったポイントを前方局面として識別する
    ステップと、 前方最小自乗多項式関数を前記前方局面ポイントにあてはめを行うステップと
    、 前記前方局面を、前記第4の肺分割輪郭の最上方ポイントと最下方ポイント間
    の前記前方最小自乗多項式関数と前記前方最小自乗多項式関数とで置換するステ
    ップと、 前記第4の最終肺分割輪郭の最上方ポイントから時計回り方向に、画像の底部
    後方までの最小の幾何学的距離を有する前記第4の肺分割輪郭のポイントまでの
    前記第4の最終肺分割輪郭に沿ったポイントを後方対応ポイントとして識別する
    ステップと、 後方最小自乗多項式関数を前記後方局面ポイントにあてはめるステップと、 前記後方局面ポイントを、前記第4の肺分割輪郭の最上方交差ポイントと最下
    方交差ポイント間の前記後方最小自乗多項式関数と前記後方最小自乗多項式関数
    とで置換し、これによって第5の肺分割輪郭を構成するステップと、 を含むことを特徴とする請求項42に記載の側面胸部放射線画像中の肺領域を
    自動的に分割する方法。
  44. 【請求項44】 適応グレイレベル閾値を用いるステップを含む、分割輪郭
    を生じるために関心領域内で適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法。
  45. 【請求項45】 前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法は、解剖
    的構造内で関心領域の位置に基づいてグレイレベル閾値を適応するステップをさ
    らに含むことを特徴とする請求項44に記載の適応局所グレイレベル閾値化を実
    行する方法。
  46. 【請求項46】 前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法は、グレ
    イレベル閾値化を実行して部分的輪郭を得るステップをさらに含むことを特徴と
    する請求項45に記載の適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法。
  47. 【請求項47】 前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法は、関心
    領域を再位置付けするステップと、 前記関心領域の新しい位置に基づいてグレイレベル閾値を再適応するステップ
    と、 をさらに含むことを特徴とする請求項46に記載の適応局所グレイレベル閾値
    化を実行する方法。
  48. 【請求項48】 前記適応局所グレイレベル閾値化を実行する方法は、前記
    再位置付けステップと前記再適応ステップとを繰り返すステップと、 関心の解剖的部分を範囲に収める輪郭を形成するステップと、 をさらに含むことを特徴とする請求項47に記載の適応局所グレイレベル閾値
    化を実行する方法。
  49. 【請求項49】 側面に位置付けされた患者の胸郭から誘導された画像に基
    づいて画像データを発生する手段と、 肺領域と識別された画像データの部分を範囲に収める輪郭を構成する手段と、 グレイレベル閾値を解剖的構造内の後出の関心領域の位置に適応して肺分割輪
    郭を得る関心領域内で適応局所グレイレベル閾値化を実行する手段と、 前記肺分割輪郭をスムージングする手段と、 側面胸部画像上の最終肺輪郭を示す手段と、 を備えることを特徴とする、側面胸部放射線画像中の肺領域を自動的に分割す
    るシステム。
  50. 【請求項50】 請求項1〜48のいずれかに記載のステップを実行するよ
    うに構成された画像処理装置。
  51. 【請求項51】 請求項1〜48のいずれかに記載のステップを実行するプ
    ログラムを記憶する記憶媒体。
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