JP2001511055A - スピンバスケット内に洗濯水を噴射する装置を備えた洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 洗濯機はモータ（１１）により回転駆動されるスピンバスケット（２）を有している。スピンバスケットの外側には給水管から水が供給されるバレル（２５）が設けられており、バレル内にはノズル（３０）が設けられている。ノズルはスピンバスケット内に水を噴射する多数の散水孔（３２）を備え、スピンバスケットの開口部に隣接するようにバレルから突出する突出位置と開口部から離隔されるようにバレル内に挿入される挿入位置との間を移動可能に設けられている。ノズルはスプリングにより挿入位置に向かって弾性加圧される。弁より給水管が開放されると、給水管を通じてバレル内に流入した水の水圧によりノズルがスプリングの弾性力に抗して突出位置に移動する。これにより散水孔を通じて水がスピンバスケット内にシャワー給水方式で噴射される。従って、濯ぎ作用が効率よく行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 スピンバスケット内に洗濯水を噴射する装置を備えた洗濯機発明の属する技術分野 本発明は洗濯機に係り、特に、洗濯物を受容するスピンバスケット内に洗濯水 を噴射させる装置を備えた洗濯機に関する。従来の技術 図５及び図６は従来の洗濯機を示した図であって、特にドラム洗濯機を示した ものである。洗濯機はケーシング１０１内に懸架装置(図示せず)により支持され ている桶１０３と、桶１０３内に水平軸線を中心にして回転可能に設けられてい るスピンバスケット１０２と、スピンバスケット１０２を回転させる駆動モータ １１１とを有している。桶１０３及びスピンバスケット１０２はケーシング１０ １の前面に向かって開口している開口部を有し、この開口部には桶１０３を開閉 するドア１１０が設けられている。駆動モータ１１１はベルト１１２とプーリ１ １３とによりスピンバスケット１０２に連結されている。 一方、ケーシング１０１の上部には、洗剤を受容する洗剤受容容器１０７が設 けられている。ケーシング１０１内には、外部の給水管(図示せず)と洗剤受容容 器１０７とを連結する第１給水管１０５と、洗剤受容容器１０７と桶１０３とを 連結する第２給水管１０４と、第１給水管１０５を開閉する給水弁１０６とが設 けられている。 給水弁１０６が開放されると、洗濯水は第１給水管１０５を通じて洗剤受容容 器１０７に供給され、洗剤受容容器１０７内に供給された洗濯水により洗剤受容 容器１０７に受容されている洗剤が溶解される。洗剤の溶解された洗濯水は、第 ２給水管１０４を通じて桶１０３及びスピンバスケット１０２内に供給される。 ユーザーは、先ず、ドア１１０を開けてスピンバスケット１０２内に洗濯物を 入れ、操作パネル(図示せず)を操作して洗濯機を起動させる。洗濯機内のマイク ロプロセッサ(図示せず)は給水弁１０６を開放させ、これにより第１給水管１０ ５と、洗剤受容容器１０７と、第２給水管１０４とを経て洗剤の溶解された洗濯 水がスピンバスケット１０２内に供給される。 この後、洗濯機は駆動モータ１１１を駆動してスピンバスケット１０２を正逆 方向に交番に回転させ、これによりスピンバスケット１０２内の洗濯物が洗濯さ れる。洗濯運転が完了すると、洗濯機は排水装置(図示せず)を通じてスピンバス ケット１０２内の洗濯水を外部に排出させ、濯ぎ運転及び脱水運転が順次に行わ れる。 濯ぎ運転のために洗濯機は再び給水弁１０６を開放させ、これにより第１給水 管１０５と、洗剤受容容器１０７と、第２給水管１０４とを経てスピンバスケッ ト１０４内に水が供給される。駆動モータ１１１は再度スピンバスケット１０２ を正逆方向に回転させ、これにより洗濯物が濯がれる。濯ぎ運転が完了すると、 洗濯機は再び排水装置を通じてスピンバスケット１０２内の水を外部に排出させ 、スピンバスケット１０２を高速に回転させて脱水運転が行われる。このような 濯ぎ運転及び脱水運転は数回反復される。 ところが、前記のような従来の洗濯機においては、洗濯水が単に第１及び第２ 給水管１０５，１０４を通じて供給されるので、濯ぎ作用が効率的に行われない 短所がある。即ち、濯ぎ作用のために水が供給される時に、水の水位がスピンバ スケット１０２内で次第に上昇するので、水がスピンバスケット１０２内に供給 される間には濯ぎが効率よく行われない。従って、濯ぎ運転の初期には洗濯物の 一部位のみが濯がれ、洗濯物全てが濯がれるまで長時間かかる。 以上の問題点を解決するために従来、洗濯物に向かって水を噴射させて洗濯物 全てに水が振りまかれる、いわゆるシャワー給水方式の洗濯機が提案された。と ころが、図５及び図６に示したように、洗濯機は、固定されている桶１０３と回 転するスピンバスケット１０２とを備えているので、洗濯水をスピンバスケット １０２内に噴射する噴射装置の設置が容易ではないという問題点がある。 即ち、噴射装置を桶１０３内に設ける場合には、スピンバスケット１０２内へ の水の噴射が容易ではなく、また噴射装置をスピンバスケット１０２に設ける場 合には、スピンバスケット１０２が回転するため、噴射装置に噴射力を提供する 動力の伝達が容易ではない。また、噴射装置をスピンバスケット１０２の開口部 に設ける場合には、スピンバスケット１０２内に水を噴射するのは容易であるが 、噴射装置が開口部を塞いでいるので、開口部を通じるスピンバスケット１０２ 内への洗濯物の投入には邪魔になる。 一方、従来の洗濯機には、前述したように、ユーザーの便利のために洗剤受容 容器１０７が備えられている。スピンバスケット１０２内に供給される水は洗剤 受容容器１０７を通じて供給され、これによりユーザーが洗濯機を起動する時に スピンバスケット１０２内に洗剤を別々に供給する必要がない。 ところが、前記のような従来の洗濯機においては、洗濯運転の行われる前に供 給される洗濯水により洗剤受容容器１０７内の洗剤が完全に溶解されない場合、 洗剤受容容器１０７内に残留している洗剤が濯ぎ運転のために供給される洗濯水 に溶解されてスピンバスケット１０２内に供給される場合があるという問題点が ある。これにより濯ぎ作用の効率が低下する。従って、洗濯物を十分に濯ぐため には数回の濯ぎ運転及び脱水運転が必要となり、よって、洗濯機の運転時間が延 び水と電力の消費が増加する。発明の開示 従って、本発明の目的は、従来のこのような問題点を考慮して、水を洗濯物に 噴射させることで濯ぎ作用の効率を向上させることができる給水装置を備えた洗 濯機を提供することにある。本発明の他の目的は、スピンバスケットの開口部を 通じて洗濯物を投入する時に、前記の給水装置により邪魔が発生しない洗濯機を 提供することにある。 また、本発明の他の目的は、洗濯運転のために水を供給する時に、洗剤の溶解 された洗濯水がスピンバスケット内に供給され、濯ぎ運転のために水が供給され る時には、洗剤の溶解されない水がスピンバスケット内に供給される給水装置を 備えた洗濯機を提供することにある。 本発明は、前記課題を解決するため、洗濯機において、桶内に設けられて駆動 モータにより回転され、洗濯物が投入される開口部を有するスピンバスケットと 、外部から水が供給される第１給水管と、前記スピンバスケットの外側に設けら れ、前記第１給水管から水が供給されるバレルと、前記スピンバスケット内に水 を噴 射する多数の散水孔を備え、前記開口部に隣接するように前記バレルから突出す る突出位置と前記開口部から離隔されるように前記バレル内に挿入される挿入位 置との間を移動可能に前記バレル内に設けられるノズルと、前記挿入位置に向か って前記ノズルを弾性加圧するスプリングと、前記第１給水管を開閉する第１弁 とを含む。前記第１弁が開放されると、前記第１給水管を通じて前記バレル内に 流入する水の水圧により前記ノズルが、前記スプリングの弾性力に抗して前記突 出位置に移動する。 本発明の望ましい実施形態によると、洗濯機は、洗剤を受容する洗剤受容容器 と、外部から供給される水を、洗濯運転の行われる前には前記洗剤受容容器を通 じて前記スピンバスケット内に供給し、濯ぎ運転の行われる前には前記第１給水 管に供給される給水手段をさらに含む。 望ましくは、前記給水手段は、外部から供給される水を前記洗剤受容容器に供 給する第２給水管と、前記洗剤受容容器と前記スピンバスケットとを連結して前 記洗剤受容容器内の洗剤が溶解された洗濯水を前記スピンバスケットに供給する 第３給水管と、前記第２給水管を開閉する第２弁とを含む。図面の簡単な説明 本発明、及びその種々の目的と利点とは、添付図面に基づく以下の説明によっ て、より深く理解される。 図１及び図２は、本発明の第１実施形態によるドラム洗濯機の概略的な側断面 図である。 図３及び図４は、本発明の第２実施形態によるドラム洗濯機の概略的な側断面 図である。 図５は、従来のドラム洗濯機の部分破断斜視図である。 図６は、図５に示したドラム洗濯機の概略的な側断面図である。発明に係る最良の実施形態 以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。 図１及び図２は本発明の第１実施形態による洗濯機を概略的に示した図であっ て、特に、ドラム洗濯機を示したものである。 本発明による洗濯機は、従来の洗濯機の如く、ケーシング１内に支持されてい る桶３、桶３内に回転可能に設けられているスピンバスケット２、及びスピンバ スケットを回転させる駆動モータ１を有している。スピンバスケットは水平軸線 を中心にして回転可能に設けられている。駆動モータ１１はベルト１２とプーリ １３によりスピンバスケット２に連結されている。スピンバスケット２及び桶３ の側方には、ケーシング１の前面に向かって開口した開口部２ａ，３ａがそれぞ れ設けられており、桶３の開口部３ａにはパッキング部材１９が設けられている 。このパッキング部材１９には、桶３の開閉のためのドア１０が設けられている 。 ケーシング１内には、外部の給水管(図示せず)と連結されている第１給水管１ ４が設けられている。第１給水管１４はケーシング１内で桶３の前面に向かって 延びており、第１給水管１４の端部には、第１給水管１４から供給される水をス ピンバスケット２内に噴射させる噴射装置２０が設けられている。 第１給水管１４の一部位には、第１給水管１４を開閉する第１弁１５が設けら れている。第１弁が開放されると、第１給水管１４に供給された洗濯水は、噴射 装置２０を通じてスピンバスケット２内に供給される。噴射装置２０は開口部２ ａ，３ａの外側の上方に設けられている。 噴射装置２０は、第１給水管１４の端部１６に設けられているバレル２５とバ レル２５内に挿入されるノズル３０とを含む。バレル２５は固定部材２６により 第１給水管１４の端部１６に固定される。ノズル３０はバレル２５の長手方向に 従って上下に移動可能に設けられている。ノズル３０の下端部の領域には多数の 散水孔３２が形成されている。ノズル３０は、図１に示したようにバレル２５か ら下向き突出した突出位置と、図２に示したようにバレル２５内に上向き挿入さ れた挿入位置との間を移動することができる。ノズル３０が図１に示されたよう に突出位置に下向き移動した状態で散水孔３２は開口部２ａ，３ａに隣接して位 置し、これにより散水孔３２を通じて噴射される水が開口部２ａ，３ａを通じて スピンバスケット２内に供給される。また、ノズル３０が図２に示されたように 挿入位置に上向き移動した状態では、ノズル３０のほぼ全ての部位がバレル２５ 内に受容され、散水孔３２は開口部２ａ，３ａから離隔される。 バレル２５の下端部には、ノズル３０の離脱を防止するための係止爪２７が形 成されており、ノズル３０の上端部にはフランジ３１が形成されている。また、 この係止爪２７とフランジ３１との間にはスプリング３３が介在されている。ス プリング３３はノズル３０を上向き加圧し、これによりノズル３０は常に挿入位 置に上向き移動した状態を維持する。 以下、本実施形態による洗濯機の動作を説明する。 洗濯機が起動される前に、第１弁１５は第１給水管１４を閉鎖している。ユー ザーは、ドア１０を開けて開口部２ａ，３ａを通じてスピンバスケット２内に洗 濯物を入れる。この時、ノズル３０は、図２に示したように、スプリング３３の 弾性力により挿入位置に上向き移動している。従って、ノズル３０がスピンバス ケット２及び桶３の開口部２ａ，３ａを塞がず、ユーザーは洗濯物をスピンバス ケット２内に容易に入れることができる。 そして、ユーザーは操作パネル(図示せず)を操作して洗濯機を起動させる。洗 濯機内のマイクロプロセッサ(図示せず)は第１弁１５を開放させ、これにより第 １給水管１４を通じて洗濯水がバレル２５内に供給される。 バレル２５内に供給された水の水圧により、図１に示したようにノズル３０が スプリング３３の弾性力に抗して突出位置に下向き移動して、散水孔３２が開口 部２ａ，３ａに隣接して位置する。従って、ノズル３０に流入した水は、散水孔 ３２を通じてスピンバスケット２内に噴射される。 スピンバスケット２内に必要量の洗濯水が供給されると、洗濯機は第１弁１５ を閉鎖させる。これにより洗濯水の供給が中断され、ノズル３０はスプリング３ ３の弾性力によって再度挿入位置に上向き移動する。 この後、洗濯機は駆動モータ１１を駆動してスピンバスケット２を正逆方向に 交番に回転させ、これによりスピンバスケット２内の洗濯物が洗濯される。洗濯 運転が完了すると、洗濯機は排水装置(図示せず)を通じてスピンバスケット２内 の洗濯水を外部に排出させ、濯ぎ運転のために第１弁１５を開放させる。これに より前述した噴射装置２０の動作により第１給水管５内の水が再びスピンバスケ ット２内に噴射される。 駆動モータ１１は再度スピンバスケット２を正逆回転させ、これにより洗濯物 が濯がれる。濯ぎ運転が完了すると、洗濯機は再度排水装置を通じてスピンバス ケット２内の水を外部に排出させ、スピンバスケット２を高速に回転させて脱水 作動が行われる。このような濯ぎ運転及び脱水運転は数回反復される。 本実施形態によると、噴射装置２０により洗濯水がシャワー給水方式で噴射さ れるので洗濯物の全てに洗濯水が均一に噴射される。従って、洗濯作用及び濯ぎ 作用の効率が向上する。また、本実施形態によると、噴射装置２０により水の噴 射作動の行われる間だけ、ノズル３０が突出位置に移動するので、ユーザーが洗 濯物をスピンバスケット２内に投入する時には噴射装置２０が開口部２ａ，３ａ を塞がない。 図３及び図４は、本発明の第２実施形態による洗濯機を示している。本実施形 態に対する説明において、図１及び図２に示された洗濯機と同一部分に対しては 同一参照符号を付け、その詳しい説明は省略する。 本実施形態において、桶３、スピンバスケット２、及び噴射装置２０の構成は 前述した第１実施形態と同一である。本実施形態で、洗濯機は洗剤を受容する洗 剤受容容器７を備えている。洗剤受容容器７はケーシング１の上部前面に設けら れている。また、本実施形態による洗濯機は、外部から供給される水を、洗濯運 転の行われる前には洗剤受容容器７を通じてスピンバスケット２内に供給し、濯 ぎ運転の行われる前には第１給水管１４に供給する給水装置を有している。 給水装置は、外部の給水管(図示せず)と洗剤受容容器７とを連結する第２給水 管５と、洗剤受容容器７と桶３とを連結する第３給水管４と、第２給水管５を開 閉する第２弁６とを含んでいる。第２給水管５は第１給水管から分岐している。 第２弁６が開放されると、洗濯水は第２給水管５を経て洗剤受容容器７に供給 され、洗剤受容容器７内に供給された洗濯水により洗剤受容容器７に受容された 洗剤が溶解される。洗剤が溶解された洗濯水は第３給水管４を通じて桶３及びス ピンバスケット２内に供給される。 以下、本実施形態による洗濯機の動作を説明する。 洗濯機が起動される前に、第１弁１５及び第２弁６はそれぞれ第１給水管１４ 及び第２給水管５を閉鎖している。ユーザーはドア１０を開けてスピンバスケッ ト２内に洗濯物を入れる。この時、ノズル３０は、図４に示したように、スプリ ング３３の弾性力により挿入位置に上向き移動している。従って、ノズル３０が 桶３の開口部を塞がず、ユーザーは洗濯物をスピンバスケット２内に容易に入れ ることができる。 そして、ユーザーは、操作パネル(図示せず)を操作して洗濯機を起動させる。 洗濯機内のマイクロプロセッサ(図示せず)は第２弁６を開放させ、第２給水管５ 、洗剤受容容器７と、第３給水管４とを経て洗剤が溶解された洗濯水がスピンバ スケット２内に供給される。 スピンバスケット２内に必要量の洗濯水が供給されると洗濯機は第２弁を閉鎖 させて、洗濯水の供給が中断される。 この後、洗濯機は駆動モータ１１を駆動してスピンバスケット２を正逆方向に 交番に回転させ、スピンバスケット２内の洗濯物の洗濯が行われる。洗濯運転が 完了すると、洗濯機は排水装置(図示せず)を通じてスピンバスケット２内の洗濯 水を外部に排出させ、濯ぎ運転及び脱水運転が順次に行われる。 濯ぎ運転のために洗濯機は第１弁１５を開放させ、第１給水管１４を通じて水 がバレル２５内に供給される。バレル２５内に供給された水の水圧により、図３ に示したようにノズル３０がスプリング３３の弾性力に抗して突出位置に下向き 移動することにより散水孔３２が開口部２ａ，３ａに隣接して位置する。従って 、ノズル３０に流入した水は散水孔３２を通じてスピンバスケット２内に噴射さ れる。 スピンバスケット２内に必要量の洗濯水が供給されると洗濯機は第１弁１５を 閉鎖させる。これにより洗濯水の供給が中断され、ノズル３０はスプリング３３ の弾性力によって再度挿入位置に上向き移動する。 駆動モータ１１は再度スピンバスケット２を正逆方向に交番に回転させ、これ により洗濯物が濯がれる。濯ぎ運転が完了すると、洗濯機は排水装置(図示せず) を通じてスピンバスケット２内の洗濯水を外部に排出させ、スピンバスケット２ を高速に回転させて脱水運転が行われる。このような濯ぎ運転及び脱水運転は数 回反復される。 本実施形態によると、洗濯運転のために洗濯水が供給される時には洗濯水が洗 剤受容容器７を経てスピンバスケット２内に供給されるので、ユーザーは洗剤を スピンバスケット２内に容易に供給することができる。また、濯ぎ運転のために 洗濯水が供給される時には洗濯水が第１給水管１４を経て直接スピンバスケット ２に供給される。従って、スピンバスケット２に洗剤の溶解されぬ水が供給され 、濯ぎ作用がより効率よく行われる。 前述したように、本発明によると、噴射装置２０により洗濯水が噴射されるの で、洗濯作用及び濯ぎ作用の効率が向上する。また、洗濯運転の行われる前には 、外部から供給される水を洗剤受容容器７を経てスピンバスケット２内に供給し 、濯ぎ作動の行われる前には、外部から供給される水を第１給水管に供給する別 々に給水装置を採用する場合、濯ぎ作用の効率がさらに向上する。 以上、本発明の望ましい実施形態を示しかつ説明したが、本発明は前述した特 定の望ましい実施形態に限定されず、当該発明の属する技術分野で通常の知識を 持つ者ならば誰でも、請求範囲で請求した本発明の要旨を逸脱せずに、多様な変 形実施が可能なことは勿論、そのような変更は、記載されている請求の範囲に含 まれることになる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム，ジン ドー 大韓民国 キュンキ―ド 442―742 スウ ォン―シティ パルダル―ク インギェ― ドン 374―14 シンミジョー アパート メント 101―509

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．洗濯機において、 桶内に設けられて駆動モータにより回転され、洗濯物が投入される開口部を有 するスピンバスケットと、 外部から水が供給される第１給水管と、 前記スピンバスケットの外側に設けられ、前記第１給水管から水が供給される バレルと、 前記スピンバスケット内に水を噴射する多数の散水孔を備え、前記開口部に隣 接するように前記バレルから突出する突出位置と前記開口部から離隔されるよう に前記バレル内に挿入される挿入位置との間を移動可能に前記バレル内に設けら れるノズルと、 前記挿入位置に向かって前記ノズルを弾性加圧するスプリングと、 前記第１給水管を開閉する第１弁とを含み、 これにより、前記第１弁が開放されると、前記第１給水管を通じて前記バレル 内に流入する水の水圧により前記ノズルが前記スプリングの弾性力に抗して前記 突出位置に移動することを特徴とする洗濯機。 ２．前記スピンバスケットは、水平軸線を中心にして回転され、前記開口部は、 前記スピンバスケットの側方に形成されていることを特徴とする請求項１に記載 の洗濯機。 ３．前記ノズルは、前記開口部の上方に設けられていることを特徴とする請求項 ２に記載の洗濯機。 ４．洗剤を受容する洗剤受容容器と、 外部から供給される水を、洗濯運転が行われる前には前記洗剤受容容器を通じ て前記スピンバスケット内に供給し、濯ぎ運転が行われる前には前記第１給水管 に供給する給水手段とをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の洗濯機。 ５．前記給水手段は、 外部から供給される水を前記洗剤受容容器に供給する第２給水管と、 前記洗剤受容容器と前記スピンバスケットとを連結して、前記洗剤受容容器内 の洗剤が溶解された洗濯水を前記スピンバスケットに供給する第３給水管と、 前記第２給水管を開閉する第２弁とを含むことを特徴とする請求項４に記載の 洗濯機。