JP2001510695A - 外科手術のための支持部材 - Google Patents
外科手術のための支持部材Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、外科用機器(80)を固定部材(70)に取り付けるための装置であり、外科用機器(80)を支持するように構成されたアーム(20)と、固定部材(70)に動かないように装着された取り付け用部材(30)と、アーム(20)が取り付け用部材(30)に対する複数の所望の径方向位置の選択された一つの位置に回転可能であると共に該所望の径方向位置で取り付け用部材(30)に脱着可能に結合されるようにアーム(20)を取り付け用部材(30)に結合させるための回転可能な位置決めセグメント(40)とを含む。
Description
【0001】
本発明は、外科医が手術箇所で外科処置を柔軟に実行できるようにするため外
科用機器を位置決めして支持するために使用される装置に係り、より詳しくは、
既に該手続きで使用されている例えば肋骨開創器などの固定部材に外科用機器を
移動可能に接続するように構成された装置に関する。
科用機器を位置決めして支持するために使用される装置に係り、より詳しくは、
既に該手続きで使用されている例えば肋骨開創器などの固定部材に外科用機器を
移動可能に接続するように構成された装置に関する。
【0002】
アテローム性動脈硬化症即ち冠状動脈病は、今日最も一般的で深刻な健康問題
のうちの一つである。例えば胸部切開(sternotomy)などの従来のアプローチに
よって移植手術したバイパスを介して、閉塞された即ち狭窄した冠状動脈を外科
的に矯正することは、特に多数のバイパス移植が必要とされる場合、おそらく現
在のところ最も一般的な手続きであろう。従来のバイパス移植手術法は、心臓が
停止され、患者を心肺バイパス装置(heart/lung bypass machine)の上に置く ことを必要とするが、これはかなり高価となり且つ患者にリスクを負わせること
になる。
のうちの一つである。例えば胸部切開(sternotomy)などの従来のアプローチに
よって移植手術したバイパスを介して、閉塞された即ち狭窄した冠状動脈を外科
的に矯正することは、特に多数のバイパス移植が必要とされる場合、おそらく現
在のところ最も一般的な手続きであろう。従来のバイパス移植手術法は、心臓が
停止され、患者を心肺バイパス装置(heart/lung bypass machine)の上に置く ことを必要とするが、これはかなり高価となり且つ患者にリスクを負わせること
になる。
【0003】 高価、患者へのリスク及び外傷性障害を減少させるための努力において、医師
は、例えば、肋間部へのアクセスや手術箇所への内視鏡的アクセスなど、心臓上
で操作するため最近使用されている最小侵入の外科処置を持っている。近年では
、例えば皮膚を通した管腔貫通による血管形成(percutaneous transluminal an
gioplasty;PTCA)などの介入技術が人気を得てきている。管腔貫通による (transluminal)アプローチは、鼓動する心臓上でなされる最小侵入技術であり
、かくして、費用を少なくし、心臓が停止するリスクを無くし、心肺バイパス装
置を回避し、患者の回復時間を減少させる。
は、例えば、肋間部へのアクセスや手術箇所への内視鏡的アクセスなど、心臓上
で操作するため最近使用されている最小侵入の外科処置を持っている。近年では
、例えば皮膚を通した管腔貫通による血管形成(percutaneous transluminal an
gioplasty;PTCA)などの介入技術が人気を得てきている。管腔貫通による (transluminal)アプローチは、鼓動する心臓上でなされる最小侵入技術であり
、かくして、費用を少なくし、心臓が停止するリスクを無くし、心肺バイパス装
置を回避し、患者の回復時間を減少させる。
【0004】 本発明がなされる以前には、鼓動する心臓上に外科移植する最小侵入のバイパ
スを実行する際の試みは、減少された外科手術領域を通した適切なアクセスが欠
如することによって妨げられてきた。空間は非常に制限され、特に最小侵入手続
きにとって制限された。この欠点を良好に克服することは、最小侵入バイパスを
実行することを可能にし、かくして従来のバイパス移植外科手術に関連した問題
を回避する。
スを実行する際の試みは、減少された外科手術領域を通した適切なアクセスが欠
如することによって妨げられてきた。空間は非常に制限され、特に最小侵入手続
きにとって制限された。この欠点を良好に克服することは、最小侵入バイパスを
実行することを可能にし、かくして従来のバイパス移植外科手術に関連した問題
を回避する。
【0005】
従来技術の上記した欠点は、アーム、取り付け用部材及び該アームを該取り付
け用部材に結合させるための手段を含む外科手術用支持部材である本発明によっ
て克服される。本発明は、手術箇所への最大のアクセスを提供するように外科医
が外科用機器を配置することを可能にするべく該外科用機器を固定部材に回転可
能に連結するために使用される。固定部材は、既に外科処置で使用されているも
のであるのが好ましく、例えば肋骨開創器などがある。
け用部材に結合させるための手段を含む外科手術用支持部材である本発明によっ
て克服される。本発明は、手術箇所への最大のアクセスを提供するように外科医
が外科用機器を配置することを可能にするべく該外科用機器を固定部材に回転可
能に連結するために使用される。固定部材は、既に外科処置で使用されているも
のであるのが好ましく、例えば肋骨開創器などがある。
【0006】 アームは、例えば鼓動する心臓を安定化させるためのスタビライザーなどの外
科用機器を支持するように構成される。本発明の取り付け用部材は、例えば肋骨
開創器などの固定部材に動かないように装着される。本発明の特徴は、外科医が
アームを固定部材に結合させる上で多数の位置から選択できるように、好ましく
は固定部材が1より大きい数の取り付け用部材を備えているということである。
アームが取り付け用部材及び固定部材に対して回転可能であるので、アーム及び
該アームが支持する外科用機器は、手術箇所へのより良いアクセスを提供するた
め、通路位置の外部へと回転させることができる。
科用機器を支持するように構成される。本発明の取り付け用部材は、例えば肋骨
開創器などの固定部材に動かないように装着される。本発明の特徴は、外科医が
アームを固定部材に結合させる上で多数の位置から選択できるように、好ましく
は固定部材が1より大きい数の取り付け用部材を備えているということである。
アームが取り付け用部材及び固定部材に対して回転可能であるので、アーム及び
該アームが支持する外科用機器は、手術箇所へのより良いアクセスを提供するた
め、通路位置の外部へと回転させることができる。
【0007】 結合手段は、アームの連結端部を取り付け用部材に結合させる。結合手段は、
取り付け用部材に対して複数の所望の径方向位置の選択された一つの位置にアー
ムを回転させ、次に当該所望の一つの位置に固定させることも可能にする。好ま
しい実施形態では、結合手段は、位置決めセグメントと、該位置決めセグメント
を所望の径方向位置で取り付け用部材に脱着可能に固定するための手段とを含む
。位置決めセグメントは、取り付け用部材に隣接して配置されるようになった第
1の端部と、それと反対側の第2の端部とを有する。位置決めセグメントは、回
転軸の回りに取り付け用部材に対して回転させる。位置決めセグメントは、回転
軸に沿って延在し、且つ、該軸を取り囲むボアをも画成するのが好ましい。その
第1及び第2の端部の中間に位置する位置決めセグメントの一部分は、アームの
連結端部に装着される。
取り付け用部材に対して複数の所望の径方向位置の選択された一つの位置にアー
ムを回転させ、次に当該所望の一つの位置に固定させることも可能にする。好ま
しい実施形態では、結合手段は、位置決めセグメントと、該位置決めセグメント
を所望の径方向位置で取り付け用部材に脱着可能に固定するための手段とを含む
。位置決めセグメントは、取り付け用部材に隣接して配置されるようになった第
1の端部と、それと反対側の第2の端部とを有する。位置決めセグメントは、回
転軸の回りに取り付け用部材に対して回転させる。位置決めセグメントは、回転
軸に沿って延在し、且つ、該軸を取り囲むボアをも画成するのが好ましい。その
第1及び第2の端部の中間に位置する位置決めセグメントの一部分は、アームの
連結端部に装着される。
【0008】 脱着可能な固定手段は、外側表面、底端部及び頂端部を有するロッドを含むの
が好ましい。ロッドの外側表面の少なくとも一部分は、ボア内に相補的に受け入
れられるためのサイズを持っている。ロッドの頂端部の一部分はボアよりも幅広
い。
が好ましい。ロッドの外側表面の少なくとも一部分は、ボア内に相補的に受け入
れられるためのサイズを持っている。ロッドの頂端部の一部分はボアよりも幅広
い。
【0009】 取り付け部材は、該部材の少なくとも一部分を通る通路を画成する。この通路
は、その底端部に隣接したロッドの一部分を相補的に受け入れるためのサイズを
持っている。通路と、底端部に隣接したロッドの外側表面の一部分とは、取り付
け用部材に対してロッドを回転させることによって通路内でロッドが移動可能と
なるように、互いに相補的なねじ切り表面を有する。
は、その底端部に隣接したロッドの一部分を相補的に受け入れるためのサイズを
持っている。通路と、底端部に隣接したロッドの外側表面の一部分とは、取り付
け用部材に対してロッドを回転させることによって通路内でロッドが移動可能と
なるように、互いに相補的なねじ切り表面を有する。
【0010】 取り付け用部材に対する2つの作動位置、即ち係合位置及び解放位置のうちの
一つに位置決めセグメントを配置することができる。係合位置では、ロッドは、
取り付け用部材の通路内に、該ロッドの頂端部の一部分が位置決めセグメントの
第2の端部の一部分と接触するように所望の深さに配置される。これと同時に、
位置決めセグメントの第1の端部は、該位置決めセグメントが取り付け用部材と
ロッドの頂端部との間に保持されるように取り付け用部材の係合表面と接触する
。解放位置では、ロッドの頂端部は、位置決めセグメントが一つの所望の径方向
位置から別の所望の径方向位置まで回転可能であるように位置決めセグメントの
第2の端部から間隔を隔てられている。
一つに位置決めセグメントを配置することができる。係合位置では、ロッドは、
取り付け用部材の通路内に、該ロッドの頂端部の一部分が位置決めセグメントの
第2の端部の一部分と接触するように所望の深さに配置される。これと同時に、
位置決めセグメントの第1の端部は、該位置決めセグメントが取り付け用部材と
ロッドの頂端部との間に保持されるように取り付け用部材の係合表面と接触する
。解放位置では、ロッドの頂端部は、位置決めセグメントが一つの所望の径方向
位置から別の所望の径方向位置まで回転可能であるように位置決めセグメントの
第2の端部から間隔を隔てられている。
【0011】 更に加えて、脱着可能な固定手段は、好ましくは、係合位置にあるとき位置決
めセグメントを選択された所望の径方向位置に固定するための手段を更に含む。
好ましい固定手段は、非平面の表面を有する位置決めセグメントの第1の端部と
、該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材の係合表面とからなる
。かくして、位置決めセグメント及び取り付け用部材の非平面の表面が係合位置
で互いに接触したとき、これらの表面は、位置決めセグメントと取り付け用部材
との間の径方向の運動を妨げる。
めセグメントを選択された所望の径方向位置に固定するための手段を更に含む。
好ましい固定手段は、非平面の表面を有する位置決めセグメントの第1の端部と
、該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材の係合表面とからなる
。かくして、位置決めセグメント及び取り付け用部材の非平面の表面が係合位置
で互いに接触したとき、これらの表面は、位置決めセグメントと取り付け用部材
との間の径方向の運動を妨げる。
【0012】 かくして、本発明の目的は、外科医が所定箇所で外科処置を実行することを可
能にするため、心臓或いは患者の他の臓器の所定領域上で手術用の外科用機器を
支持するための装置を提供することである。本発明の別の目的は、手術箇所への
より良いアクセスを提供するため、固定部材に回転可能に装着されるように構成
された上記装置を提供することである。しかしながら、本発明の目的は、本発明
の使用範囲を限定するものではない。本発明の上記及び他の目的は、以下で開示
される内容に基づいて当業者には明らかであろう。
能にするため、心臓或いは患者の他の臓器の所定領域上で手術用の外科用機器を
支持するための装置を提供することである。本発明の別の目的は、手術箇所への
より良いアクセスを提供するため、固定部材に回転可能に装着されるように構成
された上記装置を提供することである。しかしながら、本発明の目的は、本発明
の使用範囲を限定するものではない。本発明の上記及び他の目的は、以下で開示
される内容に基づいて当業者には明らかであろう。
【0013】
本発明は、多数の修正及び変更が当業者には明らかであるので、図示されたよ
うな次の例でより詳しく説明される。明細書及び請求の範囲で使用されるように
、不定冠詞“a”は、それが使用される文脈に応じて1又はそれ以上あることを
意味する(注:日本語では特に数を限定していない単語に相当する)。好ましい
実施形態は、図面を参照して説明され、図面では同様の参照番号は図面を通して
同様の構成要素を示す。
うな次の例でより詳しく説明される。明細書及び請求の範囲で使用されるように
、不定冠詞“a”は、それが使用される文脈に応じて1又はそれ以上あることを
意味する(注:日本語では特に数を限定していない単語に相当する)。好ましい
実施形態は、図面を参照して説明され、図面では同様の参照番号は図面を通して
同様の構成要素を示す。
【0014】 図1ないし図5に示されるように、本発明である外科手術用支持部材10は、
アーム20と、取り付け用部材30と、該取り付け用部材30に該アーム20を
連結するための手段とを含む。本発明は、外科手術個所に最大のアクセスを提供
するように外科医が外科用機器80を配置することを可能にするため固定部材7
0に該外科用機器80を接続するために使用される。
アーム20と、取り付け用部材30と、該取り付け用部材30に該アーム20を
連結するための手段とを含む。本発明は、外科手術個所に最大のアクセスを提供
するように外科医が外科用機器80を配置することを可能にするため固定部材7
0に該外科用機器80を接続するために使用される。
【0015】 アーム20は、連結端部22と、これと反対側の自由端部24と、該両端部の
間に延在するボディ部26とを有する。好ましい実施形態では、アーム20のボ
ディ部26は、断面円形の細長いセグメントである。アーム部20のボディ部2
6は、外科用機器80を支持するように構成される。外科用機器80の一例は、
以下でより詳しく説明されるスタビライザーである。外科用機器の他の例は、光
源と、二酸化炭素霧化装置(carbon dioxide misting device)と、例えばミト ロ弁(mitro valve)開創器などの他の開創器とを備える。
間に延在するボディ部26とを有する。好ましい実施形態では、アーム20のボ
ディ部26は、断面円形の細長いセグメントである。アーム部20のボディ部2
6は、外科用機器80を支持するように構成される。外科用機器80の一例は、
以下でより詳しく説明されるスタビライザーである。外科用機器の他の例は、光
源と、二酸化炭素霧化装置(carbon dioxide misting device)と、例えばミト ロ弁(mitro valve)開創器などの他の開創器とを備える。
【0016】 本発明の取り付け用部材30は、固定部材70に動かないように装着され、該
固定部材の一例は、図1、2及び5に示されたような肋骨開創器72である。固
定部材の他の例はテーブルなどを備える。
固定部材の一例は、図1、2及び5に示されたような肋骨開創器72である。固
定部材の他の例はテーブルなどを備える。
【0017】 図4A及び4Bを参照すると、取り付け用部材30は、最上部32と、最下部
34と、係合表面36とを有する。最上部32は最下部34より幅広い。好まし
くは、最下部34は図1に示すように固定部材70内の孔の中に配置されている
。好ましい実施形態は、取り付け用部材30を固定部材70に取り付けるため溶
接(図示せず)を使用する。
34と、係合表面36とを有する。最上部32は最下部34より幅広い。好まし
くは、最下部34は図1に示すように固定部材70内の孔の中に配置されている
。好ましい実施形態は、取り付け用部材30を固定部材70に取り付けるため溶
接(図示せず)を使用する。
【0018】 本発明の特徴は、外科医がアーム20を固定部材70に連結する上で複数の位
置を選択できるように、好ましくは固定部材70が1個より多い取り付け用部材
30を有するということである。図5を参照すると、2つの取り付け用部材30
は部材の角の方向に肋骨開創器72に取り付けられている。
置を選択できるように、好ましくは固定部材70が1個より多い取り付け用部材
30を有するということである。図5を参照すると、2つの取り付け用部材30
は部材の角の方向に肋骨開創器72に取り付けられている。
【0019】 結合手段は、アーム20の連結端部22を取り付け用部材30に結合させる。
結合手段は、アーム20を取り付け用部材30に関して複数の所望の径方向位置
のうち選択された一つまで回転させ、次いでその所望の位置で固定することも可
能にする。即ち、アーム20は、所望の径方向位置まで回転可能であり、結合手
段はアーム20が適切に方向付けられたとき取り付け用部材30にアーム20を
着脱可能に結合させる。
結合手段は、アーム20を取り付け用部材30に関して複数の所望の径方向位置
のうち選択された一つまで回転させ、次いでその所望の位置で固定することも可
能にする。即ち、アーム20は、所望の径方向位置まで回転可能であり、結合手
段はアーム20が適切に方向付けられたとき取り付け用部材30にアーム20を
着脱可能に結合させる。
【0020】 好ましい実施形態では、結合手段は、位置決めされたセグメント40と、該位
置決めセグメント40を取り付け用部材30に所望の径方向位置に着脱可能に固
定するための手段とを含む。位置決めセグメント40は、取り付け用部材30の
係合表面30に隣接して配置されるようになった第1の端部42及び反対側の第
2の端部を有する。図1及び図3で最も良く示されるように、位置決めセグメン
ト40は、取り付け用部材30に対して回転軸Rの回りに回転する。位置決めセ
グメント40は、回転軸Rに沿って延在し且つ該軸を取り囲むボア46をも画成
するのが好ましい。第2の端部44に隣接するボア46の一部分は、ねじ山が付
けられており、ボア46のねじ切り区分47と称される。図3を参照すると、第
2の端部44とロッド50の一部分(以下で説明する)とを分離するため位置決
めセグメント40の第2の端部44にオプションで頂上部品48を動かないよう
に取り付けることができる。これは、シージング(seizing)を防止するため同 様の材料から形成するのが好ましい。
置決めセグメント40を取り付け用部材30に所望の径方向位置に着脱可能に固
定するための手段とを含む。位置決めセグメント40は、取り付け用部材30の
係合表面30に隣接して配置されるようになった第1の端部42及び反対側の第
2の端部を有する。図1及び図3で最も良く示されるように、位置決めセグメン
ト40は、取り付け用部材30に対して回転軸Rの回りに回転する。位置決めセ
グメント40は、回転軸Rに沿って延在し且つ該軸を取り囲むボア46をも画成
するのが好ましい。第2の端部44に隣接するボア46の一部分は、ねじ山が付
けられており、ボア46のねじ切り区分47と称される。図3を参照すると、第
2の端部44とロッド50の一部分(以下で説明する)とを分離するため位置決
めセグメント40の第2の端部44にオプションで頂上部品48を動かないよう
に取り付けることができる。これは、シージング(seizing)を防止するため同 様の材料から形成するのが好ましい。
【0021】 その第1及び第2の端部の間に位置する位置決めセグメント40の一部分は、
アーム20の連結端部22に取り付けられている。図1及び図3に示されるよう
に、アーム20の連結端部22は、第1の端部42よりもその第2の端部44に
より近いところで位置決めセグメント40に動かないように取り付けられている
。好ましくは、アーム20の連結端部22は、位置決めセグメント40における
凹部(図示せず)に相補的に受け入れられている。当該技術分野で知られている
他の方法を、2つの構成要素20、40を連結するため使用することができる。
アーム20の連結端部22に取り付けられている。図1及び図3に示されるよう
に、アーム20の連結端部22は、第1の端部42よりもその第2の端部44に
より近いところで位置決めセグメント40に動かないように取り付けられている
。好ましくは、アーム20の連結端部22は、位置決めセグメント40における
凹部(図示せず)に相補的に受け入れられている。当該技術分野で知られている
他の方法を、2つの構成要素20、40を連結するため使用することができる。
【0022】 着脱可能な固定手段は、外側表面52、底端部54及び頂端部56を有するロ
ッド50を含む。ロッド50の外側表面52の少なくとも一部分は、ボア46の
中に相補的に受け入れられるためのサイズを持ち、図1に示すように、頂端部5
6は、ロッド50がフィンガースクリュー(finger screw)に似るがごとく、外
科医がロッド5をねじるための握り表面を形成するように朝顔形に開いているの
が好ましい。
ッド50を含む。ロッド50の外側表面52の少なくとも一部分は、ボア46の
中に相補的に受け入れられるためのサイズを持ち、図1に示すように、頂端部5
6は、ロッド50がフィンガースクリュー(finger screw)に似るがごとく、外
科医がロッド5をねじるための握り表面を形成するように朝顔形に開いているの
が好ましい。
【0023】 図4Aに最も良く示されるように、取り付け用部材30は、該部材の少なくと
も一部分を通過する通路38を画成する。通路38は、その底端部54に隣接す
るロッド50の一部分を相補的に受け入れるためのサイズを持っている。通路3
8と底端部54に隣接するロッド50の外側表面52の一部分とは、互いに相補
的にねじ切られた表面を持つのが好ましい。かくして、ロッド50は、取り付け
用部材30に対してロッド50を回転させることによって通路38内で移動可能
となる。
も一部分を通過する通路38を画成する。通路38は、その底端部54に隣接す
るロッド50の一部分を相補的に受け入れるためのサイズを持っている。通路3
8と底端部54に隣接するロッド50の外側表面52の一部分とは、互いに相補
的にねじ切られた表面を持つのが好ましい。かくして、ロッド50は、取り付け
用部材30に対してロッド50を回転させることによって通路38内で移動可能
となる。
【0024】 好ましい実施形態で着目すべき点は、位置決めセグメント40のボア46のね
じ切り区分47も、ロッド50のねじ切り表面に相補的な表面でねじ切られてい
るということである。例えば、ボア46のねじ切り区分47と通路38のねじ切
り区分とは同一の表面を持ち、それらの両方がロッド50の底端部54のねじ切
り部分と異なる時間に螺合する。
じ切り区分47も、ロッド50のねじ切り表面に相補的な表面でねじ切られてい
るということである。例えば、ボア46のねじ切り区分47と通路38のねじ切
り区分とは同一の表面を持ち、それらの両方がロッド50の底端部54のねじ切
り部分と異なる時間に螺合する。
【0025】 位置決めセグメント40を、取り付け用部材30に対して2つの作動位置、即
ち係合位置及び解放位置のうちの一つに配置することができ、しかし、位置決め
セグメント40は、これら2つの位置のいずれかにあるとき、取り付け用部材に
対して異なる径方向位置に配置されることができる。図1に最も良く示された係
合位置では、ロッド50は、位置決めセグメント40のボア46を通って配置さ
れたとき、ロッド50の頂端部56の一部分が位置決めセグメント40の第2の
端部の一部分と接触するような所望の深さで通路38内に配置される。同時に、
位置決めセグメント40の第1の端部42は、位置決めセグメント40が取り付
け用部材30とロッド50の頂端部56との間に保持されるように取り付け用部
材30の係合表面36と接触する。解放位置では、ロッド50の頂端部56は、
位置決めセグメント40が1つの所望の径方向位置から別の所望の径方向位置ま
で回転可能であるように位置決めセグメント40の第2の端部44から間隔を隔
てられている。
ち係合位置及び解放位置のうちの一つに配置することができ、しかし、位置決め
セグメント40は、これら2つの位置のいずれかにあるとき、取り付け用部材に
対して異なる径方向位置に配置されることができる。図1に最も良く示された係
合位置では、ロッド50は、位置決めセグメント40のボア46を通って配置さ
れたとき、ロッド50の頂端部56の一部分が位置決めセグメント40の第2の
端部の一部分と接触するような所望の深さで通路38内に配置される。同時に、
位置決めセグメント40の第1の端部42は、位置決めセグメント40が取り付
け用部材30とロッド50の頂端部56との間に保持されるように取り付け用部
材30の係合表面36と接触する。解放位置では、ロッド50の頂端部56は、
位置決めセグメント40が1つの所望の径方向位置から別の所望の径方向位置ま
で回転可能であるように位置決めセグメント40の第2の端部44から間隔を隔
てられている。
【0026】 使用時には、位置決めセグメント40は解放位置から開始する。ロッド50は
ボア46を通って配置され、ボア46のねじ切り区分47によってボア46内に
保持される。即ち、底端部54に隣接するロッド50のねじ切り部分は、ロッド
50を位置決めセグメント40に対してねじ回しすることによってボア46の相
補的なねじ切り区分47を通って移動させられる。ねじ切り区分47を通って横
断したあと、ロッド50は、ボア46及びねじ切り区分よりも幅広いロッド50
の頂端部56によってボア46内に捕捉される。かくして、相対的にねじられ且
つロッド50の上方に引っ張られる運動によって、捕捉されたロッド50を抜き
取ることしかできなくなる。図3に最も良く示されるように、ボア46の直径は
、ねじ切り区分47の下方で増大しており、ロッド50がボア46内で捕捉され
ている間に自在に移動可能にする。ボア46内にロッド50を捕捉するこの手段
は、外科用手続きで重大な懸念であるロッド50がボア46から不注意に落下す
ることを防止する。
ボア46を通って配置され、ボア46のねじ切り区分47によってボア46内に
保持される。即ち、底端部54に隣接するロッド50のねじ切り部分は、ロッド
50を位置決めセグメント40に対してねじ回しすることによってボア46の相
補的なねじ切り区分47を通って移動させられる。ねじ切り区分47を通って横
断したあと、ロッド50は、ボア46及びねじ切り区分よりも幅広いロッド50
の頂端部56によってボア46内に捕捉される。かくして、相対的にねじられ且
つロッド50の上方に引っ張られる運動によって、捕捉されたロッド50を抜き
取ることしかできなくなる。図3に最も良く示されるように、ボア46の直径は
、ねじ切り区分47の下方で増大しており、ロッド50がボア46内で捕捉され
ている間に自在に移動可能にする。ボア46内にロッド50を捕捉するこの手段
は、外科用手続きで重大な懸念であるロッド50がボア46から不注意に落下す
ることを防止する。
【0027】 ロッド50の底端部54は、ボア46に捕捉された後、取り付け用部材30に
対して動かないように位置決めされるため位置決めセグメント40の第2の端部
44へと自由に滑るように進むことができる。例えば、通路38のねじ切り部分
の中に部分的に螺合される。ロッド50の底端部54が最初に通路38に入ると
き位置決めセグメント40が解放位置にあるので、ロッド50の頂端部56は位
置決めセグメント40の第2の端部44に接触せず、位置決めセグメント40を
ロッド50の回りで回転させることができる。即ち、ロッド50は、位置決めセ
グメント40が回転するときロッド50が回転軸Rに対して回転可能に位置決め
セグメント40と整合するように、ボア46(回転軸Rに沿って延在する)を通
して配置される。一旦、位置決めセグメント40が所望の径方向位置にきた場合
、ロッド50は取り付け用部材30の通路38の中に更にねじられて進んでいく
。ロッド50が、ロッド50の頂上部が位置決めセグメント40の第2の端部4
4と接触するように十分に固く締められたとき、位置決めセグメント40は係合
位置にある。
対して動かないように位置決めされるため位置決めセグメント40の第2の端部
44へと自由に滑るように進むことができる。例えば、通路38のねじ切り部分
の中に部分的に螺合される。ロッド50の底端部54が最初に通路38に入ると
き位置決めセグメント40が解放位置にあるので、ロッド50の頂端部56は位
置決めセグメント40の第2の端部44に接触せず、位置決めセグメント40を
ロッド50の回りで回転させることができる。即ち、ロッド50は、位置決めセ
グメント40が回転するときロッド50が回転軸Rに対して回転可能に位置決め
セグメント40と整合するように、ボア46(回転軸Rに沿って延在する)を通
して配置される。一旦、位置決めセグメント40が所望の径方向位置にきた場合
、ロッド50は取り付け用部材30の通路38の中に更にねじられて進んでいく
。ロッド50が、ロッド50の頂上部が位置決めセグメント40の第2の端部4
4と接触するように十分に固く締められたとき、位置決めセグメント40は係合
位置にある。
【0028】 その上、着脱可能な固定手段は、係合位置にあるとき選択された所望の径方向
位置で位置決めセグメント40を固定するための手段を更に含むのが好ましい。
好ましい固定手段は、非平面の表面を有する位置決めセグメント40の第1の端
部42及び該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材30の係合表
面36を含む。かくして、位置決めセグメント40の非平面の表面及び取り付け
用手段が係合位置にあって互いに接触する場合、両者は、位置決めセグメント4
0及び取り付け用部材30の間の径方向の運動を妨げられる。
位置で位置決めセグメント40を固定するための手段を更に含むのが好ましい。
好ましい固定手段は、非平面の表面を有する位置決めセグメント40の第1の端
部42及び該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材30の係合表
面36を含む。かくして、位置決めセグメント40の非平面の表面及び取り付け
用手段が係合位置にあって互いに接触する場合、両者は、位置決めセグメント4
0及び取り付け用部材30の間の径方向の運動を妨げられる。
【0029】 図1、3、4A及び4Bに示されるように、取り付け用手段及び位置決めセグ
メント40の非平面の表面の好ましい実施形態は、径方向に延在するほぼ三角形
状の突出部60及びくぼみ部62との繰り返しパターンを各々持つ。三角形状の
突出部60及びくぼみ部62は2つの非平面の表面に関して相補的なサイズを持
っているので、各々の突出部及びくぼみ部は同じ寸法であり、非平面の表面は互
いに交わって係合して固定される。当業者が理解するように、突出部60及びく
ぼみ部62の寸法が位置決めセグメント40を配置することのできる選択された
径方向位置の数に比例する。例えば、突出部60及びくぼみ部62がより幅広く
なればなるほど、位置決めセグメント40を配置状態に固定することのできる径
方向位置は少なくなる。別の考察は、摩擦係合が非平面の表面の間の径方向の滑
りを防止するのに十分なほど強いように互いに相補的な突出部60及びくぼみ部
62の十分な表面領域が存在するべきであるということである。
メント40の非平面の表面の好ましい実施形態は、径方向に延在するほぼ三角形
状の突出部60及びくぼみ部62との繰り返しパターンを各々持つ。三角形状の
突出部60及びくぼみ部62は2つの非平面の表面に関して相補的なサイズを持
っているので、各々の突出部及びくぼみ部は同じ寸法であり、非平面の表面は互
いに交わって係合して固定される。当業者が理解するように、突出部60及びく
ぼみ部62の寸法が位置決めセグメント40を配置することのできる選択された
径方向位置の数に比例する。例えば、突出部60及びくぼみ部62がより幅広く
なればなるほど、位置決めセグメント40を配置状態に固定することのできる径
方向位置は少なくなる。別の考察は、摩擦係合が非平面の表面の間の径方向の滑
りを防止するのに十分なほど強いように互いに相補的な突出部60及びくぼみ部
62の十分な表面領域が存在するべきであるということである。
【0030】 固定手段の他の実施形態も考えられる。一実施形態は、少なくとも一つの滑り
止め(図示せず)を有する取り付け用部材30及び複数のスロット(図示せず)
を画成する位置決めセグメント40の第1の端部42を含み、その逆も考えられ
る。各々のスロットは一つの滑り止めを相補的に受け入れるためのサイズを持っ
ている。これらのスロットは、少なくとも一つのスロットが所望の径方向位置の
各々で一つの滑り止めに係合するように回転軸Rの回りに径方向に配置される。
他の考えられる固定手段の例は、相補的なぎざぎざのある表面(図示せず)又は
相補的なつめを有する非平面の表面と、これに接触する突起(図示せず)とを備
える。当業者が理解できるように、固定手段の実施形態は、位置決めセグメント
40を取り付け用部材30に対して多数の所望の径方向位置で配置することがで
きるように構成されるのが好ましい。
止め(図示せず)を有する取り付け用部材30及び複数のスロット(図示せず)
を画成する位置決めセグメント40の第1の端部42を含み、その逆も考えられ
る。各々のスロットは一つの滑り止めを相補的に受け入れるためのサイズを持っ
ている。これらのスロットは、少なくとも一つのスロットが所望の径方向位置の
各々で一つの滑り止めに係合するように回転軸Rの回りに径方向に配置される。
他の考えられる固定手段の例は、相補的なぎざぎざのある表面(図示せず)又は
相補的なつめを有する非平面の表面と、これに接触する突起(図示せず)とを備
える。当業者が理解できるように、固定手段の実施形態は、位置決めセグメント
40を取り付け用部材30に対して多数の所望の径方向位置で配置することがで
きるように構成されるのが好ましい。
【0031】 本発明は、従来の開心臓外科手術又は最小侵入外科手術による例えば冠状動脈
バイパス移植手術のいずれかの心臓外科手術で使用するため理想的である。最小
侵入外科手術にとって、心臓へのアクセスは、肋骨開創器72を使用して患者の
肋骨を通して達成することができる。図1、2及び5に示されるように、肋骨開
創器72は、切り口を通って人間の隣接し合う肋骨と接触し、これらの肋骨を互
いから引き離すように構成されている。肋骨開創器72は、例えば、胸郭切り口
内で使用することができ、或いは、胸部切開の切り口を介して胸部空洞部アクセ
スを維持するための胸骨開創器として使用することができる。
バイパス移植手術のいずれかの心臓外科手術で使用するため理想的である。最小
侵入外科手術にとって、心臓へのアクセスは、肋骨開創器72を使用して患者の
肋骨を通して達成することができる。図1、2及び5に示されるように、肋骨開
創器72は、切り口を通って人間の隣接し合う肋骨と接触し、これらの肋骨を互
いから引き離すように構成されている。肋骨開創器72は、例えば、胸郭切り口
内で使用することができ、或いは、胸部切開の切り口を介して胸部空洞部アクセ
スを維持するための胸骨開創器として使用することができる。
【0032】 開胸手続きでは、外科医は、典型的には第3及び第4の肋骨の間に位置する第
4の肋骨間空間を介して心臓にアクセスするが、これは個々の患者の解剖学的構
造に基づいて変えることができる。肋骨開創器72は、ラック76に沿って互い
に対して長さ方向に移動する一対のブレード74を使用する。各々のブレードは
、対象とする人間の一つの肋骨と接触するように構成されている。ブレード74
は、ブレード74が互いに対してラック長さ方向に移動するときラック76の長
さに沿って選択された位置で固定される。かくして、一旦ブレード74が所望の
距離に引き離されたならば、ブレード74は当該位置で固定され、次いで外科医
が、外科処置、例えば冠状動脈バイパス外科手術、増帽弁代替手術などを実行す
ることができる。
4の肋骨間空間を介して心臓にアクセスするが、これは個々の患者の解剖学的構
造に基づいて変えることができる。肋骨開創器72は、ラック76に沿って互い
に対して長さ方向に移動する一対のブレード74を使用する。各々のブレードは
、対象とする人間の一つの肋骨と接触するように構成されている。ブレード74
は、ブレード74が互いに対してラック長さ方向に移動するときラック76の長
さに沿って選択された位置で固定される。かくして、一旦ブレード74が所望の
距離に引き離されたならば、ブレード74は当該位置で固定され、次いで外科医
が、外科処置、例えば冠状動脈バイパス外科手術、増帽弁代替手術などを実行す
ることができる。
【0033】 最小侵入手続きは、時折、鼓動する心臓の上で実行されるので、外科処置が発
生する領域内で心臓を安定化させることが有利である。図1及び図2に示された
ように、そのような外科用機器80の一例は係属中の出願08/719,354
号で説明されたスタビライザー82であり、この出願はこれを参照することによ
って本明細書中に組み込まれる。スタビライザー82は、2つのプロング(pr
ong)86を有する分岐部材84と、ハンドルセグメント89と、ハンドルセ
グメント89を分岐部材84に接続するための手段とを有する。分岐部材84の
各々のプロング86は、分岐したアセンブリ(tine assembly)と
しても知られており、第1の区分87及び第2の区分88を有する。第1の区分
87はハンドルセグメント89に隣接して配置され、第2の区分88で終わって
いる。第2の区分88は、外科処置が発生する心臓又は他の器官に係合する。ハ
ンドルセグメント89は分岐部材84を患者の胸の中に広げて心臓の表面に到達
させるため使用される。第2の区分88が心臓と係合したとき、外科医は、特定
領域での心臓の運動が減少して安定化されるように、外科処置が発生する領域で
心臓に僅かな圧縮力を加える。心臓を安定化させることは、例えばバイパス移植
の吻合手術などの冠状動脈の領域における心臓縫合技術にとって特に有効である
。
生する領域内で心臓を安定化させることが有利である。図1及び図2に示された
ように、そのような外科用機器80の一例は係属中の出願08/719,354
号で説明されたスタビライザー82であり、この出願はこれを参照することによ
って本明細書中に組み込まれる。スタビライザー82は、2つのプロング(pr
ong)86を有する分岐部材84と、ハンドルセグメント89と、ハンドルセ
グメント89を分岐部材84に接続するための手段とを有する。分岐部材84の
各々のプロング86は、分岐したアセンブリ(tine assembly)と
しても知られており、第1の区分87及び第2の区分88を有する。第1の区分
87はハンドルセグメント89に隣接して配置され、第2の区分88で終わって
いる。第2の区分88は、外科処置が発生する心臓又は他の器官に係合する。ハ
ンドルセグメント89は分岐部材84を患者の胸の中に広げて心臓の表面に到達
させるため使用される。第2の区分88が心臓と係合したとき、外科医は、特定
領域での心臓の運動が減少して安定化されるように、外科処置が発生する領域で
心臓に僅かな圧縮力を加える。心臓を安定化させることは、例えばバイパス移植
の吻合手術などの冠状動脈の領域における心臓縫合技術にとって特に有効である
。
【0034】 示されたスタビライザーの実施形態では、接続手段は、ボール90及びソケッ
ト92を使用して分岐部材84をハンドルセグメント89に枢動可能に且つ回転
可能に結合させる。ボール90は、ハンドルセグメント89の開いた状態の最下
端部に隣接して配置され、ボール90の一部分は分岐部材94がハンドルセグメ
ント89に対して回転可能に且つ枢動可能に移動可能であるように分岐部材84
に動かないように取り付けられている。ボール90及び取り付けられた分岐部材
84を、ハンドルセグメント89に対して所望の位置に固定することができる。
ハンドルセグメント89内に配置されたシャフト94は、該シャフト94が下方
に移動するときボール90と接触する装着ソケット92を有する。ソケット92
は、所望の位置でボール90を摩擦力で保持するためボール90と脱着可能に係
合する。この所望の位置は、分岐部材84が心臓上に配置され、装着されたハン
ドルセグメント89が所望の方向に向き付けられた後に設定されるのが好ましい
。シャフト94を反対方向に移動させることによって、ソケット92がボール9
0から引き離され、ボール90がハンドルセグメント89に対して回転し且つ枢
動することを可能にする。
ト92を使用して分岐部材84をハンドルセグメント89に枢動可能に且つ回転
可能に結合させる。ボール90は、ハンドルセグメント89の開いた状態の最下
端部に隣接して配置され、ボール90の一部分は分岐部材94がハンドルセグメ
ント89に対して回転可能に且つ枢動可能に移動可能であるように分岐部材84
に動かないように取り付けられている。ボール90及び取り付けられた分岐部材
84を、ハンドルセグメント89に対して所望の位置に固定することができる。
ハンドルセグメント89内に配置されたシャフト94は、該シャフト94が下方
に移動するときボール90と接触する装着ソケット92を有する。ソケット92
は、所望の位置でボール90を摩擦力で保持するためボール90と脱着可能に係
合する。この所望の位置は、分岐部材84が心臓上に配置され、装着されたハン
ドルセグメント89が所望の方向に向き付けられた後に設定されるのが好ましい
。シャフト94を反対方向に移動させることによって、ソケット92がボール9
0から引き離され、ボール90がハンドルセグメント89に対して回転し且つ枢
動することを可能にする。
【0035】 かくして、第2の区分88を心臓上の所定の位置に配置することができ、分岐
部材84をハンドルセグメント89に対して所望の位置に配置することができる
。このとき、例えばハンドルセグメント89は外科処置を実行する外科医と干渉
しない位置に方向付けられる。ハンドルセグメント89が接続された本発明は、
運動の自由度を補足する。外科用機器80は、外科医手続き及び外科医の好みに
応じて位置決めセグメント40が係合位置にある前又は後に、アーム20のボデ
ィ部26に配置することができる。
部材84をハンドルセグメント89に対して所望の位置に配置することができる
。このとき、例えばハンドルセグメント89は外科処置を実行する外科医と干渉
しない位置に方向付けられる。ハンドルセグメント89が接続された本発明は、
運動の自由度を補足する。外科用機器80は、外科医手続き及び外科医の好みに
応じて位置決めセグメント40が係合位置にある前又は後に、アーム20のボデ
ィ部26に配置することができる。
【0036】 ハンドルセグメント89をアーム20に接続するため、本発明は、外科用機器
80を接続することを援助するべくハンドルセグメント89をアーム20に移動
可能に取り付けるための手段を更に含む。再び図1及び図2を参照すると、この
取り付け用手段は、第1の部分102、第2の部分104及び締め上げ部分10
6を有する回し継ぎ手ヘッド100を含む。第1の部分102は、該第1の部分
内にハンドルセグメント89の一部分をしゅう動可能に且つ調整可能に受け入れ
るためのサイズを持ち且つ該第1の部分を貫通するスロット103を画成する。
従って、ハンドルセグメント89は、回し継ぎ手ヘッドの第1の部分に対して長
さ方向に且つ回転可能にスロット103内で移動可能である。
80を接続することを援助するべくハンドルセグメント89をアーム20に移動
可能に取り付けるための手段を更に含む。再び図1及び図2を参照すると、この
取り付け用手段は、第1の部分102、第2の部分104及び締め上げ部分10
6を有する回し継ぎ手ヘッド100を含む。第1の部分102は、該第1の部分
内にハンドルセグメント89の一部分をしゅう動可能に且つ調整可能に受け入れ
るためのサイズを持ち且つ該第1の部分を貫通するスロット103を画成する。
従って、ハンドルセグメント89は、回し継ぎ手ヘッドの第1の部分に対して長
さ方向に且つ回転可能にスロット103内で移動可能である。
【0037】 第2の部分104は、アーム20と着脱可能に且つしゅう動可能に係合するよ
うに構成された、該第2の部分を貫通する開口105を画成する。第2の部分1
04は、アーム20に沿ったハンドルセグメント89及び装着された分岐部材8
4のしゅう動可能な運動を可能にする。第2の部分104は、アーム20の長さ
方向軸に対して横向きに枢動する。かくして、ハンドルセグメント89は、回し
継ぎ手ヘッド100、ハンドルセグメント89、或いは分岐部材84が例えば肋
骨開創器72の一部分などの障害物によってブロックされるところ以外の任意の
位置に移動可能となる。しかしながら、アーム20を取り付け用部材30に対し
て回転することができるので、ボールとソケットとの接続手段及び第1の部分1
02が提供する運動と結合されたこの運動の自由度は、ハンドルセグメント89
が移動可能にアーム20と接続される一方で、外科医が大きな柔軟性を持って心
臓上に各プロングの第2の区分88を配置することを可能にする。従来技術はこ
れに等しい柔軟性を提供せず、本発明を外科処置で使用する上で価値あるものと
する。
うに構成された、該第2の部分を貫通する開口105を画成する。第2の部分1
04は、アーム20に沿ったハンドルセグメント89及び装着された分岐部材8
4のしゅう動可能な運動を可能にする。第2の部分104は、アーム20の長さ
方向軸に対して横向きに枢動する。かくして、ハンドルセグメント89は、回し
継ぎ手ヘッド100、ハンドルセグメント89、或いは分岐部材84が例えば肋
骨開創器72の一部分などの障害物によってブロックされるところ以外の任意の
位置に移動可能となる。しかしながら、アーム20を取り付け用部材30に対し
て回転することができるので、ボールとソケットとの接続手段及び第1の部分1
02が提供する運動と結合されたこの運動の自由度は、ハンドルセグメント89
が移動可能にアーム20と接続される一方で、外科医が大きな柔軟性を持って心
臓上に各プロングの第2の区分88を配置することを可能にする。従来技術はこ
れに等しい柔軟性を提供せず、本発明を外科処置で使用する上で価値あるものと
する。
【0038】 本発明は、位置決めセグメント40及びハンドルセグメント89が装着された
接続アーム20を下げることによって分岐部材84が患者の心臓上に自己配置す
るようにハンドルセグメント89及び分岐部材84を予め整列することも可能に
する。一旦外科医が分岐部材84を所望の位置にまで下げたならば、外科医は、
アーム20及びこれに装着されたハンドルセグメント89を回転させる間に第2
の区分88を心臓に係合した状態に維持し、所望ならば手術箇所への最大のアク
セスを可能にする位置に維持することができる。アーム20及びハンドルセグメ
ント89が所望の方向にあるとき、位置決めセグメント40は係合位置に配置さ
れる。この工程の前又は後のいずれかにおいて、ハンドルセグメント89を所望
の位置に固定するため、回し継ぎ手ヘッド100の締め上げ部分106が、好ま
しくは締め上げ部分106の一回だけの回転によって締め上げられる。
接続アーム20を下げることによって分岐部材84が患者の心臓上に自己配置す
るようにハンドルセグメント89及び分岐部材84を予め整列することも可能に
する。一旦外科医が分岐部材84を所望の位置にまで下げたならば、外科医は、
アーム20及びこれに装着されたハンドルセグメント89を回転させる間に第2
の区分88を心臓に係合した状態に維持し、所望ならば手術箇所への最大のアク
セスを可能にする位置に維持することができる。アーム20及びハンドルセグメ
ント89が所望の方向にあるとき、位置決めセグメント40は係合位置に配置さ
れる。この工程の前又は後のいずれかにおいて、ハンドルセグメント89を所望
の位置に固定するため、回し継ぎ手ヘッド100の締め上げ部分106が、好ま
しくは締め上げ部分106の一回だけの回転によって締め上げられる。
【0039】 回し継ぎ手ヘッド100の締め上げ部分106は、回し継ぎ手ヘッド100の
部分を貫通して配置されたねじ部材108によって作動し、第1及び第2の部分
102、104を該当場所に締め付ける。かくして、締め上げ部分106は、第
1の部分102のスロット103内の所望の方位にハンドルセグメント89を固
定し、肋骨開創器72上の所望の位置に回し継ぎ手ヘッド100を固定し、これ
によって外科医が自在に外科処置を実行することを可能にする。締め上げ部分1
06は、必要時に容易に緩められ、ハンドルセグメント89及び分岐部材84を
アーム20に沿って動かし即ちしゅう動させることを可能にする。
部分を貫通して配置されたねじ部材108によって作動し、第1及び第2の部分
102、104を該当場所に締め付ける。かくして、締め上げ部分106は、第
1の部分102のスロット103内の所望の方位にハンドルセグメント89を固
定し、肋骨開創器72上の所望の位置に回し継ぎ手ヘッド100を固定し、これ
によって外科医が自在に外科処置を実行することを可能にする。締め上げ部分1
06は、必要時に容易に緩められ、ハンドルセグメント89及び分岐部材84を
アーム20に沿って動かし即ちしゅう動させることを可能にする。
【0040】 かくして、ハンドルセグメント89は、外科処置を実行するため使用される肋
骨開創器72に接続されたアーム20によって所望の位置に保持される。当業者
が理解するように、第2の区分88が所望の位置に維持されるようにアーム20
にハンドルセグメント89を取り付ける上で利用可能な多数の他の選択肢が存在
する。そのような取り付け手段の一例はボール及びソケットの接合(図示せず)
である。本発明を用いて使用される他の外科用機器80では、上記と異なる取り
付け手段が、より適したものであり得る。
骨開創器72に接続されたアーム20によって所望の位置に保持される。当業者
が理解するように、第2の区分88が所望の位置に維持されるようにアーム20
にハンドルセグメント89を取り付ける上で利用可能な多数の他の選択肢が存在
する。そのような取り付け手段の一例はボール及びソケットの接合(図示せず)
である。本発明を用いて使用される他の外科用機器80では、上記と異なる取り
付け手段が、より適したものであり得る。
【0041】 当業者が理解するように、本発明は、例えば管血栓症(vascular thrombosis )の治療、腸内の切除と吻合及び他の内腹部手続きなどの軟組織手続きを含む、
心臓外科手術とは異なる他の外科処置においても使用することができる。
心臓外科手術とは異なる他の外科処置においても使用することができる。
【0042】 本発明はある実施形態の特定の例を参照して説明されたが、そのような例が本
発明の範囲を限定するとみなすべきではなく、請求の範囲に包含される範囲にの
み限定される。
発明の範囲を限定するとみなすべきではなく、請求の範囲に包含される範囲にの
み限定される。
【図1】 アームに取り付けられたスタビライザー及び肋骨開創器に取り付けられた取り
付け用部材を示す、本発明の一実施形態に係る前面図である。
付け用部材を示す、本発明の一実施形態に係る前面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1に示されたアーム及び位置決めセグメントの側面図である。
【図4】 図4Aは図1に示された取り付け用部材の側面図である。 図4Bは図4Aの頂上平面図である。
【図5】 2つの取り付け用部材が肋骨開創器に動かないように取り付けられたところの
本発明に関連して使用される該肋骨開創器の頂上平面図である。
本発明に関連して使用される該肋骨開創器の頂上平面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 外科用機器を固定部材に取り付けるための装置であって、 (a) 外科用機器を支持するように構成され且つ連結端部とその反対側の自由
端部とを有するアームと、 (b) 前記固定部材に動かないように装着された取り付け用部材と、 (c) 前記アームが前記取り付け用部材に対して複数の所望の径方向位置のう
ちの選択された一つの位置にまで回転可能であり且つ該一つの所望の径方向位置
で前記取り付け用部材に脱着可能に結合されるように該アームを前記取り付け用
部材に結合させるため該アームの連結端部に装着された結合手段と、 を含み、 前記結合手段は、 (i) 前記取り付け用部材に隣接して配置されるように構成された第1の端部
、その反対側の第2の端部及び回転軸を有する位置決めセグメントであって、該
回転軸の回りに該位置決めセグメントが回転可能であり、該位置決めセグメント
の一部分は前記アームの連結端部に装着される、前記位置決めセグメントと、 (ii) 前記位置決めセグメントを前記取り付け用部材に所望の径方向位置に
脱着可能に固定するための手段と、 を含む、前記装置。 - 【請求項2】 前記位置決めセグメントは、前記回転軸に沿って延在するボ
アを画成し、 前記脱着可能な固定手段は、外側表面、底端部及び頂端部を有するロッドを含
み、該外側表面の少なくとも一部分は前記ボアの中に相補的に受け入れられるた
めのサイズを持ち、該頂端部の少なくとも一部分は前記ボアよりも幅広いサイズ
を持っている、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記取り付け用部材は少なくとも該部材の一部分を通る通路
を画成し、該通路は前記底端部に隣接する前記ロッドの一部分を相補的に受け入
れるためのサイズを持ち、 前記通路及び前記ロッドの外側表面の一部分は、該ロッドが前記通路内で移動
可能であって前記位置決めセグメントが係合位置及び解放位置のうち選択された
一つの位置にあるように互いに相補的なねじ切り表面を有し、該係合位置では、
前記ロッドが前記位置決めセグメントのボアを通って配置されるとき、該ロッド
の頂端部の一部分が該位置決めセグメントの第2の端部の一部分と接触するよう
に所望の深さに該ロッドが前記通路内に配置され、これと共に該位置決めセグメ
ントの前記第1の端部が前記取り付け用部材と接触し、前記解放位置では、該位
置決めセグメントが一つの所望の径方向位置から別の所望の径方向位置にまで回
転可能であるように該ロッドの頂端部が該位置決めセグメントの第2の端部から
間隔を隔てられている、請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記脱着可能な固定手段は、前記位置決めセグメントが前記
係合位置にあるとき選択された所望の径方向位置に該位置決めセグメントを固定
するための手段を更に含む、請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 前記固定手段は、非平面の表面を有する前記位置決めセグメ
ントの底端部と、該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材とを含
み、該底端部及び該取り付け用部材の非平面の表面は前記係合位置にあるとき接
触し、これらの互いに相補的な非平面の表面が該表面間の径方向の運動を防止す
るようにした、請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記位置決めセグメントの底端部及び前記取り付け用部材の
非平面の表面は、複数の互い違いに並ぶ突出部及びくぼみ部を備える、請求項5
に記載の装置。 - 【請求項7】 前記ロッドの一部分を前記位置決めセグメントのボア内に捕
捉する手段を更に含む、請求項3に記載の装置。 - 【請求項8】 前記捕捉手段は、前記第2の端部に隣接したところでねじ切
られている前記位置決めセグメントのボアの一区分と、前記底端部に隣接したと
ろで前記ロッドの外側表面のねじ切り部分に相補的にねじ切られたねじ切り区分
と、該ねじ切り区分より幅広く形成された前記第1の端部に隣接した前記ボアの
一部分と、を含む、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 (a) 外科用機器を支持するように構成され且つ連結端部
とその反対側の自由端部とを有するアームと、 (b) 固定部材に動かないように装着された取り付け用部材と、 (c) 前記取り付け用部材に隣接して配置されるように構成された第1の端部
、その反対側の第2の端部及び回転軸を有する位置決めセグメントであって、該
回転軸の回りに該位置決めセグメントが回転可能であり、前記アームが該取り付
け用部材に対する複数の所望の回転位置のうちの選択された一つの位置に回転可
能であるように該位置決めセグメントの一部分が該アームの連結端部に装着され
る、前記位置決めセグメントと、 (d) 前記アームが前記所望の回転位置で前記取り付け用部材に脱着可能に結
合されるように該所望の回転位置に前記位置決めセグメントを前記取り付け用部
材に脱着可能に固定するための手段と、 を含む装置。 - 【請求項10】 前記位置決めセグメントは前記回転軸に沿って延在するボ
アを画成し、 前記脱着可能な固定手段は、外側表面、底端部及び頂端部を有するロッドを含
み、該外側表面の少なくとも一部分は前記位置決めセグメントの前記ボアに相補
的に受け入れられるためのサイズを持ち、該頂端部の少なくとも一部分は前記ボ
アより幅広いサイズを持っている、請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 前記取り付け用部材は、該部材の少なくとも一部分を通る
通路を画成し、該通路は前記底端部に隣接した前記ロッドの一部分を相補的に受
け入れるためのサイズを持ち、 前記通路及び前記ロッドの外側表面の一部分は、該ロッドが前記通路内で移動
可能であって前記位置決めセグメントが係合位置及び解放位置のうち選択された
一つの位置にあるように互いに相補的な表面を有し、該係合位置では、前記ロッ
ドが前記位置決めセグメントのボアを通って配置されるとき、該ロッドの頂端部
の一部分が該位置決めセグメントの第2の端部の一部分と接触するように所望の
深さに該ロッドが前記通路内に配置され、これと共に該位置決めセグメントの前
記第1の端部が前記取り付け用部材と接触し、前記解放位置では、該位置決めセ
グメントが一つの所望の回転位置から別の所望の回転位置にまで回転可能である
ように該ロッドの頂端部が該位置決めセグメントの第2の端部から間隔を隔てら
れている、請求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 前記脱着可能な固定手段は、前記位置決めセグメントが前
記係合位置にあるとき選択された所望の回転位置に該位置決めセグメントを固定
するための手段を更に含む、請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 前記固定手段は、非平面の表面を有する前記位置決めセグ
メントの底端部と、該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材とを
含み、該底端部及び該取り付け用部材の非平面の表面は前記係合位置にあるとき
接触し、これらの互いに相補的な非平面の表面が該表面間の回転運動を防止する
ようにした、請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 (a) 外科用機器を支持するように構成され且つ連結端
部とその反対側の自由端部とを有するアームと、 (b) 固定部材に動かないように装着された取り付け用部材と、 (c) 前記取り付け用部材に隣接して配置されるように構成された第1の端部
、その反対側の第2の端部及び回転軸を有する位置決めセグメントであって、該
回転軸の回りに該位置決めセグメントが回転可能であり、該位置決めセグメント
が該回転軸に沿って延在するボアを画成し、前記アームが該取り付け用部材に対
する複数の所望の回転位置のうちの選択された一つの位置に回転可能であるよう
に該位置決めセグメントの一部分が該アームの連結端部に装着される、前記位置
決めセグメントと、 (d) 外側表面、底端部及び頂端部を有するロッドであって、該外側表面の少
なくとも一部分が前記位置決めセグメントの前記ボアに相補的に受け入れられる
ためのサイズを持ち、該頂端部の少なくとも一部分が前記ボアより幅広いサイズ
を持ち、前記取り付け用部材は、該部材の少なくとも一部分を通る通路を画成し
、該通路は該底端部に隣接した前記ロッドの一部分を相補的に受け入れるための
サイズを持つ、前記ロッドと、 を含み、 前記通路及び前記ロッドの外側表面の一部分は、該ロッドが前記通路内で移動
可能であって前記位置決めセグメントが係合位置及び解放位置のうち選択された
一つの位置にあるように互いに相補的な表面を有し、該係合位置では、前記ロッ
ドが前記位置決めセグメントのボアを通って配置されるとき、該ロッドの頂端部
の一部分が該位置決めセグメントの第2の端部の一部分と接触するように所望の
深さに該ロッドが前記通路内に配置され、これと共に該位置決めセグメントの前
記第1の端部が前記取り付け用部材と接触し、前記解放位置では、該位置決めセ
グメントが一つの所望の回転位置から別の所望の回転位置にまで回転可能である
ように該ロッドの頂端部が該位置決めセグメントの第2の端部から間隔を隔てら
れている、前記装置。 - 【請求項15】 前記位置決めセグメント及び前記取り付け用部材は、前記
係合にあるとき、選択された所望の回転位置に前記位置決めセグメントを固定す
るための手段を更に含む、請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 前記固定手段は、非平面の表面を有する前記位置決めセグ
メントの底端部と、該表面と相補的な非平面の表面を有する取り付け用部材とを
含み、該底端部及び該取り付け用部材の非平面の表面は前記係合位置にあるとき
接触し、これらの互いに相補的な非平面の表面が該表面間の回転運動を防止する
ようにした、請求項15に記載の装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/899,934 | 1997-07-24 | ||
US08/899,934 US5876332A (en) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | Surgical support member |
PCT/US1998/015553 WO1999004681A1 (en) | 1997-07-24 | 1998-07-24 | Surgical support member |
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---|---|
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