JP2001510436A - コンクリート用くずガラスの使用 - Google Patents

コンクリート用くずガラスの使用

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クリスチァン メイヤー
ウェイファ ジン
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ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニヴァーシティ イン ザ シティ オブ ニューヨーク
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般にガラス−コンクリート組成物に組み込むためのガラス処理法に関する。セメントとクロムガラス及び/又は反応性骨材との間の有害な反応を凝結ガラス−コンクリート組成物において抑制する。図は、様々な色のガラスの10重量%からなるモルタルテスト棒の小片サイズに対する相対的膨張%のグラフを表す。

Description

【発明の詳細な説明】 コンクリート用くずガラスの使用 本発明の背景 本発明は、一般に、反応性骨材とセメントとの間に有害な化学反応の抑制剤と して作用するガラス片を含むコンクリート組成物に関する。あるいは、これらの ガラス片が、ガラス片自身とセメントとの間に有害な化学反応を抑える。具体的 に、本発明は、クロムを含むガラス(以下、クロムガラスという)片を有するコン クリート組成物に関する。 数年間、産業は、コンクリートの中にくずガラスを代用する効果的な方法を追 求してきた。コンクリートの中にくずガラスを導入する効果的な方法によって、 リサイクルしたくずガラスの用途を提供するので、これらの方法は望まれるもの である。 コンクリート中のセメントは、概してガラスコンクリート組成物の劣化を引き 起こす有害な化学反応を受けるので、コンクリート中にくずガラスを効果的に導 入することは困難であることが判明していた。具体的には、アルカリ性であるセ メントマトリックスは、シリカを含むガラス骨材と反応する。この化学反応は、 アルカリ−シリカ反応(以下、ASRという)と呼ぶ。ASRは、セメントマトリックス と加えたガラス以外のシリカ含有骨材との間の反応から生ずるかもしれない。も し抑制されないなら、この反応は、コンクリートの膨張とクラックを引き起こす 。 シリカを含まないある骨材もセメントマトリックスとの間での有害な化学反応 に加わるかもしれないので、該骨材をコンクリートに首尾よく導入することも困 難であることが判明している。 研究者らは、ASRに関連する問題を減少させ又は防止するのにいくつかの試み を行なった。例えば、Fyles等の米国特許第4,347,037号(以下、Fylesという)は 、コンクリート製品における補強材として使用する耐アルカリ性ガラス繊維を開 示している。Fylesに開示されているガラス繊維は、6〜22%酸化ジルコニウム及 び 0.1〜1%の酸化クロムを含む。酸化カルシウム及び酸化ジルコニウムを含む耐 アルカリ性ガラス繊維も知られている。そのような繊維は、ASRを回避すること に幾分成功することが判明している。しかしながら、これらの繊維は、比較的に 高い量の高価なジルコニウムを含有しなければならないので、不利である。 前記の理由により、有害な化学反応による劣化を避ける、効果的で、安価なガ ラスコンクリート組成物が必要である。 したがって、本発明の目的は、該ガラス片がコンクリート内で有害な化学反応 を受けない、該ガラス片が分散した凝結ガラス−コンクリート組成物を提供する ことである。 本発明の他の目的は、ガラス片や繊維がコンクリート中の有害な化学反応を抑 える、凝結ガラス−コンクリート組成物を提供することである。 本発明の他の目的は、ガラス繊維が、より大きな耐アルカリ性をガラス繊維へ もたらすのに十分に高いレベルのジルコニウムを含まないガラス繊維補強コンク リート組成物を提供することである。 さらに本発明の他の目的は、ASRがコンクリート内で抑制される凝結ガラスコ ンクリート組成物を製造する方法を提供することである。 発明の要約 本発明のこれらの及び他の目的は、先行技術の欠点を持たない凝結ガラス−コ ンクリート組成物を提供することによって得られ、安価でリサイクルしたガラス を首尾よく組み込んだガラス−コンクリート組成物を提供する利点を付与する。 具体的には、本発明の目的は、コンクリートに分散したクロムガラス小片を組み 入れることにより得られる。これらのクロムガラス小片は、耐アルカリ性をガラ スへもたらすのに十分高いレベルのジルコニウムを含まない。しかしながら、ジ ルコニウムは、故意に取り除く必要はなく、それゆえ、凝固ガラス−コンクリー ト組成物に使用するクロムガラス片は、痕跡量のジルコニウムを含んでも良い。 クロムガラスは、通常のグリーンボトルガラスとすることができる。 さらに、本発明の目的は、ガラス繊維がクロムガラスからなるが、極めて増大 させた耐アルカリ性をガラス繊維へもたらすのに十分なジルコニウム量を含まな い、クロムガラス繊維補強コンクリート組成物を提供することによって得られる 。 通常の繊維はコンクリート中にASRを引き起こす可能性があり、それゆえ、コン クリート組成物に対して効果的な補強として機能しないので、クロムガラス繊維 は、有利である。しかしながら、クロムガラスは、ASRを回避する。さらに、高 レベルのジルコニウムを含む耐アルカリ性ガラスは比較的に高価であるので、ク ロムガラス繊維は、耐アルカリ性ガラスより、優れている。 本発明のこれらや他の特徴、視点、及び利点は、次の説明、添付クレーム、添 付図面を参照してより理解されるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、種々の色のガラスに対して10重量%のガラスを含むモルタルテスト棒 について粒径に対する相対的膨張%の図を示す。 図2は、種々のASR抑制物質を含むモルタルテスト棒についての時間に対する 相対的膨張%の図を示す。 図3は、Cr2O3含有量に対する相対的膨張%の図を示す。 発明の詳細な説明 ここで使用するように、ふるい番号による小片サイズの説明は、一連の#8、 #16、#30、#50、#100、#400において、小片が、特定のふるい サイズを通過することができないが、次の大きさのふるいを通過するほど微細で あることを意味する(例えば、#50ふるい小片は、約300μm未満の直径を有す る)。接頭のマイナス記号は、小片が十分微細で、特定のふるいサイズを通過で きることを示す。 ここで使用するように、「反応性骨材」の語は、コンクリート製品中のセメン トマトリックスに分散し、かつ、もし有害な化学反応を抑制する物質が存在しな いなら、有害な化学反応を引き起こす充填剤を言う。反応性骨材は、シリカ含有 反応性骨材であることができるが、必ずしもシリカを含有することを必要としな い。もし、反応性骨材が、シリカ含有反応性骨材であるなら、ASRが、一般に有 力な有害な化学反応である。「反応性骨材」の語は、クロムガラス小片を含まな い。 ここで使用するように、「凝結ガラス−コンクリート組成物」の語は、水和セ メント及びクロムガラス小片のマトリックスからなる物質を言う。凝結ガラス− コンクリート組成物は、反応性骨材、クロムガラス小片以外の非反応性骨材及び 更 なる材料も含むことができる。 ここで使用するように、「有害な化学反応」の語は、セメントマトリックスと コンクリートを弱めるコンクリート中の他の材料との化学反応を言う。 ASRは、シリカ含有反応性骨材を使用するとき、生ずる有害な化学反応の1タイ プである。 本発明は、有害な化学反応に耐性を示す凝結ガラス−コンクリート組成物及び 、前記組成物を製造する方法を提供する。組成物は、コンクリート中に分散した クロムガラス小片を含む。クロムガラス小片は、比較的に粗く粉砕しても良く( #50ふるいより大きく)、かつ、コンクリートとクロムガラス小片との間の有 害な化学反応を抑制するのに十分な量のクロムを含むことができる。あるいは、 クロムガラス小片は、もっと微細に粉砕しても良く(#50ふるい又はより細か く)、コンクリートと反応性骨材との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な 量のクロムを含むことができる。有害な化学反応は、ASRであることができる。 以下の実施例に述べるように、本発明によるガラス小片を作るために使用する クロムガラスは、グリーンボトルガラスくずなどの通常のクロムガラスを粉砕す ることにより作製することができる。あるいは、前もって形成したガラスと酸化 クロムなどのクロム源とを高温で溶解することによってクロムガラスを作製する ことができる。溶融ガラスと混合可能であって、分解してガラス中に酸化クロム を形成することが可能な物質であれば、クロムガラスを形成するのに適するであ ろう。酸化クロム(Cr2O3)は、単にある種の他のクロム源物質よりコストが低い ので、好ましい。以下の実施例において、クロムを含むように改変したソーダ珪 酸ガラスと破砕したグリーンくずガラスを試験した。しかしながら、多くの異な るタイプのクロムガラスが本発明において使用するのに適している。 もしクロムガラスを#50ふるい又はより細かい平均小片サイズにまで粉砕する と、該クロムガラスは、セメントとシリカ含有反応性骨材添加物との間に、例え ばASRなどの有害な化学反応を抑制するように作用するであろうということが見 出された(図2参照)。最終的に粉砕したASR抑制クロムガラス小片は、ソーダ珪 酸ガラスなどの従来のガラスへ、好ましくは、0.1〜10重量%、より好ましく は、0.5〜2重量%を加えた酸化クロムからなる(図3参照)。このような微細な クロムガラス小片を有する典型的な耐ASR性凝固ガラス−コンクリート組成物は 、セメントの重量に対して0.5〜20重量%、より好ましくは5重量%より大きい クロムガラス小片を含むであろう。 もし、クロムガラスが#50ふるいより大きい平均小片サイズに粉砕したなら 、該クロムガラスは、それ自身で実質的にASRを引き起こさないことも見出した( 図1参照)。しかしながら、このようなより大きいクロムガラス小片は、コンク リートと他の反応性骨材との間のASRを実質的に減少することができないかもし れない。#50ふるいより大きい平均小片サイズを有するクロムガラス小片は、 好ましくは、従来のソーダ珪酸ボトルガラスの中に、0.1〜2.0重量%で置換した 酸化クロムを含む。 上述した比較的に大きいクロムガラス小片を含む典型的な耐ASR性凝固ガラス −コンクリート組成物は、さらに任意的に反応性骨材を含むことができる。シリ カを含む多くの典型的な骨材物質は、ASRとなる傾向にある。そのような組成物 において、クロムガラス小片の量は、全骨材及びクロムガラス小片を約0.5〜100 重量%で含む。より好ましくは、そのような組成物は、十分な割合のクロムガラ ス小片を含むので、ASTM試験C−1260 94によって0.1%より小さい膨張率を有す る。 ガラス中の最適なクロムの量は、コンクリートの組成物及びガラス中の他の成 分ばかりでなくコンクリートに加えられたクロムガラスの小片のサイズに依存す る。クロム含有量、小片サイズ及び小片形を所望の結果を達成するように調節し なければならず、この調製は、異なる量のクロムを有する組成物を調製し、異な るクロムレベルから生ずるASRを測定し、かつ最も所望の結果を達成するために レベルを調節することによって行なう。あるいは、クロムガラスと混合するコン クリート及び骨材のタイプと量は、特定のクロム含有量を有するガラスと見合う ように調節することができる。多くの異なる物質のタイプと割合の材料を有する 組成物を、発明の趣旨又は範囲を逸脱することなく使用することができる。ASR の程度を測定する適当な試験は、ここで参照により組み込むASTM試験1260−94で ある。 ガラスをコンクリートに組み入れるために適する小片に粉砕することによって 該ガラスをリサイクルする前に、クロムガラスをボトルやすべての他の商業ガラ ス用途用の主要材料として最初に使用することができる。実質的な量のクロムを 含むガラスは、典型的には、高い酸化状態におけるクロムの特徴的な緑色を有し ている。 本発明によるコンクリート組成物は、好ましくは、クロムガラスの小片と、メ ーソンリーセメント、ポートランドセメント、メーソンリーセメント及びポート ランドセメントとの混合物、及び水和珪酸と前記の混合物等の適当なセメントの タイプからなる。コンクリート組成物は、じゃり、砂、天然又は人工の骨材、又 は破砕した石などの従来のフィラーを含むこともできる。フィラーは、いずれか のタイプの反応性骨材又は非反応性骨材としても良い。骨材に対するセメントの 重量比は典型的には、1:2.25〜1:8の間である。 発明の好ましい実施例のおいて、ガラス−コンクリート組成物は、適当な乾燥 セメント、セメントを完全に水和するのに十分な量の水、及び上述したようなク ロムガラス小片からなる。クロムガラス小片以外のフィラーも加えることができ る。もしクロムガラス小片がフィラーなら、典型的なセメントの重量%は、0.5 〜10%である。クロムガラスフィラーは、好ましくは、0.5mm未満の直径を 有し、それゆえ反応性骨材用のASR抑制剤として作用することが期待されるであ ろう。しかしながら、より大きい径の繊維も使用することができる。クロムガラ ス繊維の長さは、典型的に、平均1/2インチ〜1インチである。 ガラス−コンクリート組成物を、典型的に、水と共に、セメント、随意的にフ ィラー、クロムガラス小片を加え、かつ、均一に分散させた材料を有する組成物 を形成するためにそれらを混合することによって形成する。 実施例1 ASRがガラス小片サイズと逆比例して変化することを証明する試験 ASTM試験C1260-94を行なって、本発明によって作られたASR組成物の程度を決定 した。この試験は、一般に、試験材料からなる特定組成物のモルタルテスト棒を 生産することを含む。試験される骨材は、微細に粉砕され、表面を増加するので 、ASRを圧縮時間内に観察することができるため、このテスト棒は、「モルタル 」テスト棒と呼ぶ。この結果は、長時間にわたりコンクリート内で生じる であろうASRの予測となる。モルタルテスト棒を水酸化ナトリウム水溶液中に設 置し、ASRの程度を示す該棒の長さ方向の膨張を16日にわたり正確な時間で測定 した。ASTM試験C1260-94は、16日での0.10%より小さい膨張値は、ASRが無害な 程度であることを示す一方、0.20%より大きい膨張値は、ASRが潜在的に有害な 程度であることを示す。100%(全サンド重量に対する重量%)バラッソ サンドを 含むコントロールテストサンプルは、約0.1%の膨張値を生産した。 これらの試験で使用したバラッソ サンドは、ニューヨーク州、Barraso and S ons,West Islipから得た。ホルナム低アルカリセメントもテスト棒を作るため に使用した。ガラスを次のサイズで粉砕した。即ち、#8、#16、#30、# 50、#100、#400及び鉱なべ(即ち、粉体)。テスト棒の各セットは、上 に挙げた1つのサイズの10重量%のガラスを含む。 33 図1は、3つの異なる色のガラスを使用して用意したテスト棒用の小片サ イズに対する試験16日での相対的な膨張%値を示す。図1は、発明者によって提 供された物質を使用して、参照テスト棒(100%バラッソ サンド)及びサイズ# 16の10%グリーンガラス(即ち、クロムガラス)を含むテスト棒を用意すること によってASTM C1260−94を行なった独立研究所イリノイ州、Skokieのコンストラ クション テクノロジーラブラトリー(以下、CTLという)によって報告された2つ のデータポイントも示した。クロムガラスが、他の試験したガラスと違って、相 対的に粗い大きさに粉砕しときでさえASRを回避できることは、図1から明白で ある。この結果は、許容できるレベルのASRが、大きさ#50ふるい又はより細か く粉砕した3色のガラスの全てに対する試験を通して観察されたことも示す。 実施例2 クロムガラス粉末が効果的なASR抑制剤であることを証明する試験 ASTM試験1260-94を使用してさらに試験を行ない、様々なASR抑制材料に対する 有効性を決定した。具体的には、メタカオリン、水酸化リチウム及び微細に粉砕 したグリーンガラスを試験した。メタカオリン及び水酸化リチウムは、より高価 で、一般的にリサイクル物質として使用しないので、該メタカオリン及び水酸化 リチウムは、クロムガラスに比較してASR抑制が劣っている。 以下で述べる全試験を、ニュージャージ州、ブルーサークル社のHamburg採石 場で採掘した90%ブルーサークル非反応性骨材(砂)、及びASR抑制試験材料と共 に10%#16透明ガラス(反応性骨材)を使用して行なった。反応性対照材を、AS R抑制剤試験材料なしに上述の材料を使用して用意した。非反応性対照材を、ASR 抑制剤及び#16透明ガラスの両方を除くことによって用意した。テストした組 成物を、下の表1にまとめている。 表1 モルタル棒混合物の要約 表1に挙げたCr2O3ガラスを、適当な量の酸化クロムの存在下2400℃でソーダ 珪酸ガラスを溶解し次いでゆっくり冷却し形成した。具体的には、混合物を1リ ットルムライトるつぼの中におき、酸化状態下(即ち空気を通気した)で、電気炉 で加熱した。炉を室温へ冷却する前に、約2時間最高温度に保持した。炉を冷却 後、るつぼを炉から取り出し、一つの塊で残っているガラスを壊して取り出した 。るつぼに残っている材料は、炭化シリコン研磨ホイールで表面をひきおとされ た。 表1に載せた組成物のASR抑制を示す試験結果を、図2に示した。この結果は 、クロムを含む微細に粉砕したガラスがコンクリートと骨材及び又は透明ガラ スとの間のASRを抑制することを示す。 図3は上述したように用意したモルタルテスト棒におけるガラス粉末のCr2O3 含有量に対する膨張%を示す。図3は、0.5%より大きいことが、ASRを効果的に 抑制するためにCr2O3含有量に必要であることを示した。 予想実施例 クロムガラス繊維を含む補強コンクリート組成物を証明する予備実施例 1.5%酸化クロム置換ガラスを実施例1で述べたように用意する。このクロム ガラスを加熱し、手で繊維を引き伸ばして繊維ガラスとする。この繊維は、平均 長さが3/4インチ及び平均直径が10〜40ミクロンである。繊維ガラス補強セメン トは、次のものと共に混合して調製する。即ち、 440g ポートランドセメント 990g ASTM試験C1260-94に述べたように等級づけたブルーサークル骨 材サンド 16g 酸化クロム置換繊維ガラス 206.8g 水 上述の混合物を放置して凝固させる。従来のソーダ珪酸繊維ガラスは、セメン トと反応するので、生産した補強コンクリートは、従来のソーダ珪酸繊維ガラス を使用する類似のガラス繊維補強コンクリートと比較して改善した機械的特性を 有すると考えられる。しかしながら、クロム繊維ガラスは、ASRを受けない。 本発明は、ある好ましい形態に関してかなり詳細に記載しているが、他の形態 も可能である。例えば、異なるタイプのセメント及びガラスを、一般に上述の手 順を使用してサンプルを用意することによって試験することができる。例えば、 上述したようにコンクリート組成物を準備し、ASRが減少し又は、回避されたか どうかを決定するためにASTM試験を使用することによってクロムを含む様々な異 なる複数のガラスを試験することができる。それゆえ、添付したクレームの趣旨 と範囲は、ここで含む好ましい見解の説明に限定されるべきではない。
【手続補正書】 【提出日】平成11年9月6日(1999.9.6) 【補正内容】 請求の範囲 1. クロムガラス小片と、水和セメント中に分散されている反応性骨材とを含 有する凝結ガラス−コンクリート組成物であって、前記クロムガラス小片が緑 色を呈しており、0.5mmより小さい平均粒径を有しており、前記水和セメ ントと前記反応性骨材との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な量のクロ ムを含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス小片の向上し た耐アルカリ性をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していない、凝 結ガラス−コンクリート組成物。 2. 水和セメント中に分散されているクロムガラス小片を含有する凝結ガラス −コンクリート組成物であって、前記クロムガラス小片が緑色を呈しており、 0.5mmより大きい平均粒径を有しており、前記水和セメントと前記クロム ガラス小片との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な量のクロムを含有し ており、前記クロムガラス小片が、前記クロムガラス小片の向上した耐アルカ リ性をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していない、凝結ガラス− コンクリート組成物。 3. 前記反応性骨材がシリカを含有しており、前記有害な化学反応がアルカリ シリカ反応である、請求項1記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 4. 前記の有害な化学反応がアルカリシリカ反応である、請求項2記載の凝結 ガラス−コンクリート組成物。 5. 前記クロムガラス小片が痕跡量のジルコニウムを含有している、請求項3 記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 6. 前記クロムガラス小片が痕跡量のジルコニウムを含有している、請求項4 記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 7. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項3記載の凝結ガラス−コンク リート組成物。 8. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項4記載の凝結ガラス−コンク リート組成物。 9. 前記クロムガラス小片が、0.1重量%から2.0重量%の酸化クロムを 含有するソーダ珪酸ガラスからなる、請求項2記載の凝結ガラス−コンクリー ト組成物。 10.前記クロムガラス小片が、0.1重量%から2.0重量%の酸化クロムを含 有するソーダ珪酸ガラスからなる、請求項1記載の凝結ガラス−コンクリート 組成物。 11.前記組成物がセメントの全重量に対して0.5重量%から20重量%のクロ ムガラス小片を含有する、請求項3記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 12.反応性骨材とクロムガラス小片との組み合わせが、0.5重量%から100 重量%のクロムガラス小片を含有する、請求項4記載の凝結ガラス−コンクリ ート組成物。 13.凝結ガラス−コンクリート組成物を製造する方法であって、乾燥セメント、 水、反応性骨材およびクロムガラス小片を混合し、クロムガラス小片が緑色を 呈しており、0.5mmより小さい平均粒径を有しており、前記セメントと前 記反応性骨材との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な量のクロムを含有 しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス小片の向上した耐アル カリ性をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していない、凝結ガラス −コンクリート組成物の製造方法。 14.凝結ガラス−コンクリート組成物を製造する方法であって、乾燥セメント、 水およびクロムガラス小片を混合し、このクロムガラス小片が緑色を呈してお り、0.5mmより大きい平均粒径を有しており、前記セメントと前記クロム ガラス小片との間の有害な化学反応を抑制するのに有効な十分な量のクロムを 含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス小片の向上した耐 アルカリ性をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していない、凝結ガ ラスーコンクリート組成物の製造方法。 15.前記反応性骨材がシリカを含有しており、前記反応がアルカリシリカ反応で ある、請求項13記載の方法。 16.前記反応がアルカリシリカ反応である、請求項14記載の方法。 17.前記クロムガラス小片が、0.1重量%−2重量%の酸化クロムを含有する ソーダ珪酸ガラスからなる、請求項16記載の方法。 18.前記クロムガラス小片が、0.1重量%−2重量%の酸化クロムを含有する ソーダ珪酸ガラスからなる、請求項13記載の方法。 19.前記クロムガラス小片が繊維である、請求項15記載の方法。 20.前記クロムガラス小片が繊維である、請求項16記載の方法。 21.請求項13記載の方法によって得られた凝結ガラス−コンクリート組成物。 22.請求項14記載の方法によって得られた凝結ガラス−コンクリート組成物。 23.前記クロムガラス小片が繊維である、請求項21記載の凝結ガラス−コンク リート組成物。 24.前記クロムガラス小片が繊維である、請求項22記載の凝結ガラス−コンク リート組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メイヤー クリスチァン アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07627 デマレスト アーサー コート 8 (72)発明者 ジン ウェイファ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10025 ニューヨーク ウェスト ワンハンドレ ッドトゥエルフス ストリート 521

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. クロムガラス小片と、水和セメント中に分散されている反応性骨材とを含 有する凝結ガラス−コンクリート組成物であって、前記クロムガラス小片が、前 記水和セメントと前記反応性骨材との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な 量のクロムを含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス小片の アルカリへの耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有してい ない、凝結ガラス−コンクリート組成物。 2. 水和セメント中に分散されているクロムガラス小片を含有する凝結ガラス −コンクリート組成物であって、前記クロムガラス小片が、前記水和セメントと 前記クロムガラス小片との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な量のクロム を含有しており、前記クロムガラス小片が、前記クロムガラス小片のアルカリへ の耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していない、凝結 ガラス−コンクリート組成物。 3. 前記反応性骨材がシリカを含有しており、前記有害な化学反応がアルカリ シリカ反応である、請求項1記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 4. 前記の有害な化学反応がアルカリシリカ反応である、請求項2記載の凝結 ガラス−コンクリート組成物。 5. 前記クロムガラス小片が痕跡量のジルコニウムを含有している、請求項3 記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 6. 前記クロムガラス小片が痕跡量のジルコニウムを含有している、請求項4 記載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 7. 前記クロムガラス小片が緑色を呈している、請求項3記載の凝結ガラス− コンクリート組成物。 8. 前記クロムガラス小片が緑色を呈している、請求項4記載の凝結ガラス− コンクリート組成物。 9. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項3記載の凝結ガラス−コンク リート組成物。 10. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項4記載の凝結ガラス−コン クリート組成物。 11. 前記クロムガラス小片の平均粒径が0.5mmより大きい、請求項4記 載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 12. 前記クロムガラス小片が、ソーダ珪酸ガラスに添加された0.1重量% から2.0重量%の酸化クロムを含有する、請求項11記載の凝結ガラス−コン クリート組成物。 13. 前記クロムガラス小片の平均粒径が0.5mmより小さい、請求項3記 載の凝結ガラス−コンクリート組成物。 14. 前記クロムガラスが、ソーダ珪酸ガラスに添加された0.1重量%−2 重量%の酸化クロムを含有する、請求項13記載の凝結ガラス−コンクリート組 成物。 15. 前記組成物がセメントの全重量に対して0.5重量%から20重量%の クロムガラス小片を含有する、請求項13記載の凝結ガラス−コンクリート組成 物。 16. 反応性骨材とクロムガラス小片との組み合わせが、0.5重量%から1 00重量%のクロムガラス小片を含有する、請求項11記載の凝結ガラス−コン クリート組成物。 17. 凝結ガラス−コンクリート組成物を製造する方法であって、乾燥セメン ト、水、反応性骨材およびクロムガラス小片を混合し、クロムガラス小片が前記 水和セメントと前記反応性骨材との間の有害な化学反応を抑制するのに十分な量 のクロムを含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス小片のア ルカリへの耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有していな い、凝結ガラス−コンクリート組成物の製造方法。 18. 凝結ガラス−コンクリート組成物を製造する方法であって、乾燥セメン ト、水およびクロムガラス小片を混合し、このクロムガラス小片が前記セメント と前記クロムガラス小片との間の劣化をもらたす化学反応を抑制するのに有効な 十分な量のクロムを含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラス 小片のアルカリへの耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含有 していない、凝結ガラス−コンクリート組成物の製造方法。 19. 前記反応性骨材がシリカを含有しており、前記反応がアルカリシリカ反 応である、請求項17記載の方法。 20. 前記反応がアルカリシリカ反応である、請求項18記載の方法。 21. 前記クロムガラス小片の平均粒径が0.5mmより大きい、請求項20 記載の方法。 22. 前記クロムガラス小片が、ソーダ珪酸ガラスに添加された0.1重量% −2重量%の酸化クロムを含有する、請求項21記載の方法。 23. 前記クロムガラス小片の平均粒径が0.5mmより小さい、請求項17 記載の方法。 24. 前記クロムガラス小片が、ソーダ珪酸ガラスに添加された0.1重量% −2重量%の酸化クロムを含有する、請求項23記載の方法。 25. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項19記載の方法。 26. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項20記載の方法。 27. ガラス−コンクリート前駆体混合物を混合することで生成する生成物か らなる凝結ガラス−コンクリート組成物であって、ガラス−コンクリート前駆体 混合物が水、乾燥セメント、反応性骨材、および前記水和セメントと前記反応性 骨材との間の劣化をもらたす化学反応を抑制するのに十分な量のクロムを含有す るクロムガラス小片を含有しており、前記クロムガラス小片が、このクロムガラ ス小片のアルカリへの耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニウムを含 有していない、凝結ガラス−コンクリート組成物。 28. ガラス−コンクリート前駆体混合物を混合することで生成する生成物か らなる凝結ガラス−コンクリート組成物であって、ガラス−コンクリート前駆体 混合物が水、乾燥セメントおよびクロムガラス小片を含有しており、クロムガラ ス小片が前記コンクリートと前記クロムガラス小片の間の劣化をもらたす化学反 応を抑制するのに十分な量のクロムを含有しており、前記クロムガラス小片が、 このガラス小片のアルカリへの耐久性の向上をもたらすのに十分な量のジルコニ ウムを含有していない、凝結ガラス−コンクリート組成物。 29. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項27記載の凝結ガラス−コ ンクリート組成物。 30. 前記クロムガラス小片が繊維である、請求項28記載の凝結ガラス−コ ンクリート組成物。
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