JP2001509633A - 1巻線誘導加熱コイル - Google Patents

1巻線誘導加熱コイル

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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
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    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/36Coil arrangements

Abstract

(57)【要約】 1巻線誘導加熱コイルは、熱的かつ磁気的に応答性の密閉剤とチュービングを有する負荷の一部を加熱するための変化される磁束密度を生じる。円筒コイル構造の変化される内径は、コイルの開放端、または、所望の場所で磁束密度を増加して、磁気的応答性材料の端をコイルの中に収容させて、コイルの中央部と同等の速度で加熱される。その結果、密閉剤とチュービングは、より速くより一様に回復して、典型的な1巻線又は多巻線の誘導コイルヒーターに共通のチュービングの「フレア状の開閉」の高い発生率を避ける。好ましい用途では、加熱は、負荷を加熱しすぎることなく損傷することなく、コイルの中のケーブル負荷部分において完全に液体をブロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は、一般に誘導加熱コイルに関し、より詳細には、一様な加熱と熱回
復性チュービングの回復のため1巻線誘導コイルを用いた、ワイヤ束をブロック
する誘導加熱装置に関する。
【0002】 (背景技術) 複数の線を含むケーブルとハーネスを製造するとき、ケーブルにそっての水な
どの液体の通過を防止するため液体ブロックを備えることが望ましい。液体通路
の問題は、ケーブルが使用されている種々の産業と商業の用途、たとえば自動車
や通信の分野において生じる。たとえば、自動車に使用されるケーブル・アッセ
ンブリにおいて、ケーブル内の線にそって自動車内の異なる部分にある種々の電
気部品へ湿気が移動していくのを防止することが重要である。また、エンジン室
から乗客室へ、ケーブルにそって湿気、炎、雑音が通るのを防止することも重要
である。
【0003】 この問題を扱うために種々の技術が使用されてきた。自動車の分野では、ワイ
ヤ・ハーネス・アッセンブリに、ときに、垂れ下がるワイヤのU部分からなる「
液滴ループ」が設けられ、ワイヤにそって通る水はU部分の底で滴り落ちる。明
らかに、これは、問題の部分的な解決にすぎない。
【0004】 1つの望ましい技法は、保護用ゴムスリーブの中でワイヤの周りにパッキング
または密封剤を提供することである。ここで、これは、加熱されたときに、完全
な液体ブロックを形成するように設計される。このパッキングまたは密封剤の素
子のこの技法と最近の変形は、SeabourneらとMonovoukasにそれぞれ発行された 米国特許第4,972,042号と同5,378,879号と、Rodkeyらにより19
97年2月25日に出願された米国特許出願第08/806,183号に詳細に 説明されている。これらはそれぞれ本出願と同じ被承継人に承継され、この引用
によりその全部が本明細書に組み込まれる。
【0005】 Seabourneらの特許は、ケーブルワイヤを取り囲む熱収縮性カバー、チュービ ングまたはスリーブの中でのホットメルト接着剤、熱硬化性接着剤などの融解可
能なポリマー密封剤の使用を記載する。このアッセンブリを加熱すると、接着剤
を融解させ、ワイヤを取り囲ませ、冷却時にブロックを形成する。エポキシ密封
剤も使用でき、その場合、加熱は、ケーブルの中における永久液体ブロックの硬
化と形成を容易にする。
【0006】 この技法では、満足なブロック構造を提供するには、アッセンブリへの加熱を
制御する必要があり、アッセンブリの温度と加熱時間が注意深く監視されねばな
らない。温度が上がりすぎると、保護用のカバーと密封剤のみならず、ケーブル
ワイヤまたは絶縁部に損害を生じることがある。他方、もし加熱温度が低すぎる
と、ブロック密封部は完全には形成されず、ブロックは液体の通過を防止するの
に効果的でない。理想的には、密封剤における熱い点と冷たい点を防ぐため、加
熱はケーブルブロック中で一様であるべきである。
【0007】 必要な一様な誘導加熱工程を提供するため、Monovoukas特許は、ポリマー密封
剤などのパッキング材料または密封剤材料の中に強磁性粒子を分散する技法を記
載する。強磁性粒子がこの非磁性で非電気伝導性の材料に追加されるとき、高周
波電磁界にさらすことにより、磁気的誘導加熱により加熱できる。強磁性粒子の
温度は、粒子がキュリー温度に達するまで増加し、粒子はその温度で自己調節す
る。Monovoukas特許に記載されるように、この技法は、ワイヤケーブル・ハーネ
ス・アセンブリにおける密封剤ブロックの製造において使用できる。
【0008】 Rodkeyらの特許出願は、櫛状状構造におけるワイヤハーネスを提供することに
より、Seabourneらの特許のワイヤハーネス構造を変形する。砲弾(cannonball )効果は、3本のワイヤが集まるときに起こり、それらの間にリーク経路を形成
する隙間を生成するが、櫛状ハーネスはこの砲弾効果を除く。
【0009】 図1は、上述のものと似たハーネス櫛状密封剤4と熱回復性チュービング6を
有するワイヤ束2の1例を示す。ワイヤ束が適当な誘導コイル加熱処理により加
熱されると、この構造は、液体や炎がワイヤ束を通るのを防止する束ブロックを
提供する。
【0010】 誘導加熱は、正確な加熱制御を必要とする用途のための加熱法として広く使用
されている。Stewart Jr.らによる米国特許第5,630,958号は、本発明と 同じ被譲渡人に属し、この引用によりその全体がここに組み込まれる。この特許
は、図1に示される上述のワイヤ束ブロック・アッセンブリを加熱するための通
常の多巻線誘導コイルを記載する。より詳細には、この特許は、このコイル構造
に横方向に収容される負荷における加熱の一様性を増加するための、移動可能な
磁束集中器を備えるU字状の多巻線コイルの使用を記載する。高周波(MHz)
の交流電源は、コイルを駆動して、負荷において高い磁束密度を発生する。
【0011】 図1に示されるように多巻線コイルが負荷を加熱するときに使用されるとき、
チュービング6は回復のため最も長い時間を要する。この時間は、通常、櫛状接
着剤4を溶解するのに要する時間の2〜3倍である。その結果、コイルは負荷を
加熱して目的とする束ブロックを生成するけれども、負荷に与えられる余分の熱
のため、磁界にさらされる負荷の他の部品が損なわれる。
【0012】 たとえば、典型的なワイヤ束において、絶縁物で被覆された銅ワイヤが存在し
、銅が誘導で加熱される。銅は、強磁性体のようにキュリー温度を有しないので
、温度について自己調節をしない。そのため、銅は、電力が加えられると連続的
に加熱されつづけ、銅を囲む絶縁物は銅により発生される熱により加熱され続け
る。こうして、ワイヤが損なわれる。
【0013】 部品を損なわずに物品の十分な加熱がおこる窓期間は、極端に短いか、または
、存在しないことがある。この問題は、Levyらの「物品の誘導加熱のための電源
と方法」という名称の米国特許出願第08/403,032(1995年3月1 3日に出願され、本発明と同じ被譲渡人であるレイケム社に譲渡されている)に
おいて扱われていて、この引用によりその全体が本明細書に組み込まれる。この
技法は、所定時間の後でコイルに与えられるパワーレベルを調節することにより
、負荷ワイヤに生成される誘導加熱を減少する。時間とパワーレベルの調節は、
束の櫛状部とチュービングに使用される束の寸法と強磁性粒子のキュリー温度な
どの因子によりあらかじめ決定される。
【0014】 出願人による実験により、1巻線コイルが、電磁気誘導により接着剤櫛状部4
と熱収縮性チュービング6を加熱するのに非常に効率的であることがわかった。
図2は、1巻線コイル10を示す。コイル10は、内径12と、加熱される負荷
(図示しない)の部分と同程度の長さ14を有する。kHzからMHzの低い周
波数範囲の交流電源で1巻線コイル10を駆動することにより、チュービングの
回復時間は大きく減少され(櫛状部を溶解するのに要する時間に近づき)、この
ため、全体の束ブロック設置時間を短くすることによって製品のための設置窓を
長くする。
【0015】 性能の向上は、多巻線コイルに比べてコイルにおける長手方向と半径方向の磁
束密度をずっと一様にしたことに帰することができる。しかし、図3に示される
ように、チュービング回復のダイナミクスの結果として、ワイヤ束2がコイル1
0の中で加熱されるとき(ワイヤ束はコイルと同程度の寸法を有する)、チュー
ビング6の端部はチュービング6の上で「フレア状の開閉」16、18をする。
この効果は、熱収縮可能なチュービング6の2つの端に加えられる低い磁束密度
によるものであり、チュービング6の中央部よりも端部で回復速度を遅くさせる
【0016】 (発明の概要) 低周波数で駆動される1巻線誘導コイルがコイルの端で磁束密度を増加すると
、熱収縮性のチュービングまたはスリーブの端部を中央部と同じ速度で回復させ
るように構成でき、これによりフレア状の開閉16、18を無くすことが見出さ
れた。
【0017】 この発明の1つの特徴は、負荷に加熱し過ぎや損傷を生じることなく、低い磁
束密度で負荷を一様に加熱する1巻線誘導コイルを提供することである。
【0018】 この発明の他の特徴は、負荷の加熱において、加熱効率が向上され加熱処理時
間が減少される1巻線誘導コイルを提供することである。
【0019】 この発明の別の特徴は、負荷への横方向での出入口(access)を備え、負荷が
コイル内を通ることなく加熱できる、負荷のための磁気誘導加熱構造を提供する
1巻線誘導コイルを提供することである。
【0020】 本発明の1つの面では、携帯性の誘導コイルが長手方向に2つの部分に分割さ
れ、1つの側面で蝶番結合され、他方の側でコイルの円筒表面に垂直な側面から
負荷を受け取る。
【0021】 本発明の1つの面では、負荷を案内し、ユーザーを加熱されたコイルから保護
する保護スリーブがコイル内に備えられる。
【0022】 本発明の別の面では、加熱されるコイルを移動させるためのコイルの内部の液
体再循環である。
【0023】 (発明の詳細な説明) 図4は、熱的に応答する材料を含む負荷の1部を加熱するための本発明の誘導
コイル構造を示す。最も単純な形では、1巻線の誘導加熱コイル20は、銅合金
のブロック22から形成され、ブロック22を通る穴24が設けられる。図2、
図4、図5のように、コイル20はブロックの形状で示されるけれども、コイル
の外側は希望の形状に構成できる。ブロック22の長さ方向に位置されるスペー
サー26は、コイル20への駆動電源(図示しない)を結合するためのコイルの
端部28、30を区画する。電源は、簡単化のため図示されない。図5Aの前面
図と図5Bの側面断面図とに示されるように、コイル20の穴24は、変化する
内径を与える。好ましくは、この変化する内径の特徴は、コイル20の中央部3
2の第1内径34が、遠位端38での第2内径36より大きいことである。コイ
ルの中での変化する内径のコイルの作動における重要性は後で説明される。
【0024】 電源は複数の脚部40によりコイル端部28、30を結合する。電源からの交
流がコイルを流れて必要な磁界を発生することを確実にするため、高分子密封剤
のような、非電気伝導性・非磁性材料が、スペーサー26と複数の脚部40の間
とを満たす。
【0025】 銅の自然の伝導性のため、駆動源が作動中は、コイルは加熱される。その結果
、図5Aと図5Bの部分的分解図に示されるように、コイルの中に設けられる複
数の液体循環穴42が、電力を加えられたコイルの中で発生される熱を分散する
のを助ける。液体循環穴42は、コイル20の外表面の上の入力バルブと出力バ
ルブ(図示しない)に結合され、バルブは、作動中のコイルを通る液体を循環す るためのポンプに結合される。液体は、コイルの全体または一部を流れ、または
全く流れない。
【0026】 当業者に理解されるように、図4のコイルは、種々の寸法と形状の多数の負荷
を収容するために変形できる。たとえば、コイルの円筒状の内部構造は、負荷の
形状と最も相補的である正方形、長方形または楕円である。もしコイルの構造が
変化するなら、負荷の寸法と形状が変化し、そして、作動中のコイルにより発生
される熱も変化する。その結果、内部再循環経路が変化して、所望の熱がコイル
から取り去られる。コイル再循環経路におけるそのような変化は、熱をさらに取
り去るための放熱器または室内状内部通路を含んでいてもよく、または、適切な
用途ではコイル循環経路を無くしてもよい。銅製の誘導コイルに関して、ほとん
ど任意の材料が、もしその材料のわかっている性質が加熱プロセスと用途に最も
よく適しているなら、使用できる。
【0027】 本発明の誘導加熱コイルのための負荷の1例は、図1に示される。当業者に理
解されるように、負荷は、熱回復性の物品を含む任意の外形であってよい。前に
述べたように、負荷2は、櫛状密封剤4と熱回復性管状スリーブ6を備えるワイ
ヤ束ブロックからなる。好ましくは、櫛状部4は、非電気伝導性・非磁性の高分
子材料からなり、上述のRodkeyらによる特許出願とMonovoukasによる特許に記載
されたように、強磁性粒子がその中に分散される。熱回復性管状スリーブ6は、
櫛状部4にゆるく適合し、束になったワイヤを含み、取り扱いの容易さのため、
それ自体の上に畳み込める。Monovoukas特許に記載されたように、スリーブ6は
、内部ライニングとして接着剤を含み、好ましくは、上述の櫛状部のように、そ
の中に分散された非電気伝導性で非磁性の粒子を含む。最も効果的な加熱プロセ
スのため、熱回復性のチュービング6の長さと直径は、本発明の誘導コイルの内
径36と同じぐらいである。すなわち、加熱の前のチュービング6の長さは、コ
イル20の長さと同じか、または、それより小さい。
【0028】 櫛状部4の上にチュービングを位置づけた後で、得られた構造は、コイル20
により受け入れられ、このコイルは、負荷を加熱するために作動される。より詳
細には、チュービングの端がコイル20の遠位端38の近傍に位置付けされるよ
うに、すなわち、最も好ましい実施形態では、コイル20の内径の減少した部分
で、負荷2がコイル20の中に受け入れられると、電源が50から2000kH
zの範囲の、より好ましくは、500から1000kHzの範囲の低周波数の交
流を供給する。交流源は、端部20、30の間で誘導コイルを通り、変化するコ
イルの内径34、36による2つの磁束密度を有する磁界を発生する。2つの磁
束密度が外へ負荷の中に広がるけれども、コイルの遠位端38でのより小さい内
径36は、より高い磁束密度を発生する。
【0029】 前にMonovoukas特許に関連して説明したように、コイルの中に発生される熱は
、磁界と相互作用する櫛状部とチュービングとの中の磁性粒子によるものである
。より詳細には、低い磁束密度の磁界で衝撃を受けたときの、強磁性粒子に関連
する伝導の性質と渦電流とヒステリシス効果のため、負荷が加熱される。こうし
て、一様に加熱される負荷成分は、図6に示されるような、希望の束ブロックを
提供する。得られた束ブロック50は、自動車、ボートの中に、地上に、又は他
の場所に置かれたとき、水などの液体や自動車エンジン排気ガスなどの蒸気のケ
ーブルにそっての、または、ケーブルを通っての通過を防止する。
【0030】 当業者に理解されるように、1つの内径を有する1巻線コイルにより発生され
る磁界は、コイルの中央部に最大の磁束密度を達成し、また、遠位の開口端の近
くで、コイル室内から突き出る磁界ラインの外への分布により減少する。
【0031】 すなわち、図1の負荷2は、図2の1つの内径のコイルの内部に位置されると
き、コイルのみにより発生される磁界は、負荷の中央部でより強く、外側部分で
より弱い。磁界強度のこの変化のため、1つの内径のみを有する1つのコイルの
構造に関連する、所望しない「フレア状の開閉」を生じる。
【0032】 この装置では、遠位部分は、コイルの中央部分に比べ小さい内径を持つように
階段状にされる。この階段状の領域は、コイルの開口の領域で磁界の強さを増加
し、負荷の遠位部分38を加熱する。コイルの遠位端でのこの磁界の強さすなわ
ち磁束密度の増加は、コイルの中での負荷への首尾一貫した加熱プロセスを与え
、加熱された収縮可能なチュービングに関連する「フレア状の開閉」を防止する
。この増加は、1つの内径のみを有する1巻線コイルにより作られる磁界強度の
変化をコイルの開口の近くでオフセットするように設計される。こうして、コイ
ル20の端38で増加された磁束密度は、負荷すなわち図1のチュービング6の
端を、負荷の中間部と同等の速度で加熱させる。
【0033】 加熱構造の正確なパラメータは、希望の動作モードによる。当業者に認識され
るように、上述の説明では1巻線コイルの階段状の内径を用いたが、必ずしも階
段状でなくてもよい。希望なら、同様の効果が、コイルの中央部から外側の遠位
部分への内径のランプ(lamp)型または波型の変化により達成できる。
【0034】 加熱される負荷の外形に依存して、別の位置で磁束密度を増加するように、変
化される内径がコイル20の遠位端部分38の中間に直径の減少した部分を持つ
ことは、本発明の範囲内である。
【0035】 ワイヤ束ブロックを形成するための効果的で効率的な装置が発明された。機能
的であるだけでなく、携帯可能で市場の適当な場所で容易に使用できる、そのよ
うな装置を使用するための最良の方法が考慮されねばならない。図7は、本発明
のコイルを収容する好ましい装置を示す。この装置は、本発明のコイルの機能性
を保持し、市場により要求される携帯可能性と使用可能性の面を追加する。これ
を考えて、図4のコイルは、1つの部分に分割され、コイルを開閉することによ
り側部から負荷が受け入れられるように1端で蝶番結合される。より詳細には、
変形されたコイル60は、蝶番66により結合される第1部分62と第2部分6
4を備える。好ましくは銀からなる、伝導性のキャップまたはキャップ板80の
形状の大電流コンタクト部は、端子78の間の伝導経路を保証するのを助けるた
め、分割されるコイル60の露出された端部分に取りつけられる。伝導性の端子
78を相互に絶縁するため、伝導経路がコイル60を通して存在するように、非
磁性・非電気伝導性材料82がコイルの内径を仕上げる。蝶番66はコイル60
を軽量のハウジング68に固定し、ハウジング68の上に位置されるレバー72
により手動で開閉できる。また、ハウジング68は、取り付けロッド70、安定
化取っ手74および供給ホース76からなる。
【0036】 安定化取っ手74は、加熱されるべき負荷の部分を保持する生産板(図示しな
い)の上の希望の位置へユーザーがコイル60を希望の位置に搬送または移動す
るのを可能にする。この希望の位置で、ユーザーはレバー72でコイルを開き、
収容管(図示しない)の中に取り付けロッド70を挿入して、コイルを生産板に
固定する。負荷を所定位置において、コイルは閉じられ、電力供給の準備ができ
る。
【0037】 ハウジング68に結合される供給ホース76は、コイルを駆動し、かつ、希望
なら、駆動されるコイルを冷却するための再循環液体をも駆動するための必要な
電源を与える。変形コイル60は、供給ホース76が安定化取っ手74内に配置
されるように構成できる。また、当業者に理解されるように、必要な電力と再循
環液体をコイルに与えるための取り付けロッドと管の中にプラグ型構造を追加す
ることによって、供給ホース76は取り換えられる。
【0038】 図7の側部入口(entry)コイル60を製造するとき、閉じられたコイルが作 動中に必要な伝導経路を備えることを確実にするように、特別な注意が取られね
ばならない。その結果、伝導性キャップ80に加えて、蝶番60またはレバー7
2が、閉じられた位置でコイルを固定するためのロック手段を備えねばならない
【0039】 図7の側部入口加熱コイル60は、図4の加熱コイルと同じ、変化される内径
構造を備える。さらに、両方のコイルは、同じ一様な加熱動作を生じるように同
じ電源から電力を供給できる。こうして、負荷を加熱するための動作は、図4を
参照して説明された第1実施形態と同じであるが、しかし、負荷の加熱に必要な
時間が経過した後で、コイル60の下側部分64がレバー70により開かれ、コ
イルは取り除かれて、図6に示されるように、希望の束ブロックが得られる。
【0040】 以下の例は、さらにこの発明の実行を説明する。 (例) この発明の第1の例は、熱応答性の密封剤とチュービングを持つ101本のワ
イヤを含む1.5インチの直径のワイヤ束の1部を加熱する誘導コイル加熱のプ ロセスに図7の装置を用いた。より詳細には、ワイヤ束は、1個の6ゲージ、3
個の10ゲージ、13個の14ゲージ、16、18、20の間に分布されるゲー
ジ重みの83本のワイヤとを含む。全部のワイヤは、薄い壁のPVC絶縁を備え
、上述の米国特許出願第08/806,183号に記載される櫛状密封剤構造に 入れられた。全体のアッセンブリは、約52mmの直径と内部密封剤被覆とを備
える熱回復性のチュービングの中に閉じ込められた。熱回復性のチュービングの
内部被覆と櫛状密封剤構造は、高分子材料のような非電気伝導性・非磁性材料で
製造され、上述のMonovoukasによる米国特許第5,378,879号に記載されて
いるような分散された強磁性粒子を備える。
【0041】 図7のコイルを位置づけ、開放し、取り付け、閉じて、加熱された負荷の部分
を取り囲んだ後で、937kHzの周波数の駆動交流電源は、20秒の間、コイ
ルに供給される。電力を供給されたコイルにより発生される磁界は、負荷の部品
を一様に加熱して、図6に示すようなワイヤ束の液体と蒸気を防止するブロック
を提供する。コイルは、負荷と寸法が同等なので、チュービングの遠位端が、コ
イルが電力を供給される前に、コイルの両方の遠位の段階部の中心で中央に位置
され、チュービングが回復された後で、わずかに段階状の領域の中にある。
【0042】 多数の他のテストが、種々の櫛状外形と、25、35、40、52mmを含む
チュービング直径を用いて、3/4〜1.5インチの直径のケーブル束寸法で行
われた。さらに、ケーブル束の寸法に依存して、900〜1000kHzの周波数
の適当な交流電源が使用されて、負荷を加熱するためコイルの中に必要な電界を
発生した。
【0043】 結果として、全てのテストにおいて、図4または図7に示されるように、変化
された直径を有する1巻線加熱コイルを用いると、負荷の近似的幾何学形状をコ
イルと同等にして、チュービングと櫛状密封剤がほとんど同じ速度で回復するこ
とが見出された。より詳細には、チュービングの回復速度が大きく低下され、こ
れにより、ブロック取り付けの全体の時間を短くすることにより生産品のための
絶縁窓を増加し、また、1つの直径のみの1巻線誘導コイルで見出された「フレ
ア状の開閉」の問題を解消した。この性能の向上は、直径の変化する1巻線誘導
コイルにおけるずっと長い長手方向と放射方向の磁束密度の存在に帰することが
できるが、現在使用されているどの1巻線と多巻線の加熱コイルよりも高い効率
で熱応答性材料を持つ負荷の1部を加熱する手段を提供する。
【0044】 装置と方法の上述の配置は、この発明の原理の応用の単なる例であり、多くの
他の実施例と変形が、特許請求の範囲で定義された発明の範囲からずれることな
く可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 誘導加熱コイルにより加熱される通常の負荷を説明する斜視図。
【図2】 図1の負荷を加熱するための1巻線円筒構造の斜視図。
【図3】 図2のコイル構造に関連する望ましくない「フレア状開閉」を説
明するための図2のコイルにより加熱されて生じたラップを示す斜視図。
【図4】 本発明の好ましい1巻線誘導コイル構造の斜視図。
【図5A】 図4の本発明の誘導コイルの前面図。
【図5B】 図4の本発明の誘導コイルの側面断面図。
【図6】 図4に示される本発明のコイル構造により加熱される図1の負荷
の斜視図。
【図7】 コイルの長手方向側面から負荷を収容するための携帯性誘導コイ
ルを提供するために変形された図4の好ましい誘導コイルを説明する斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・マーク・ゴッドフリー アメリカ合衆国94587カリフォルニア州ユ ニオン・シティ、パラックス・コート 32328番 Fターム(参考) 3K059 AA08 AB09 AD02 AD03 AD05 5G357 DA02 DB03 DC12 DD01 DD05 DE10 DG06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変化された内径を有し開放端を有する室内エリアを提供する
    1巻線コイルであって、この室内エリアは室内エリアより短い長さの磁気応答性
    材料を含む負荷の一部を囲む1巻線コイルと、 前記のコイルに結合され前記のコイルを交流で駆動する電源手段とからなり、
    この駆動により、前記の負荷の一部の方へ外方向に向けて存在する磁界を発生し
    、前記の磁気応答性材料を加熱する 誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置において、前記の変化される内径
    は、第2内径より大きい第1内径を含み、第1内径は中央部を形成し、第2内径
    は前記の室内エリアの遠位の開放端を形成することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された装置において、前記のコイルは、さら
    に、コイルの内部と外部の間に、室内エリアの長さをとおして存在する非電気伝
    導性のスペーサーを含むことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された装置において、前記のコイルは、半円
    の内部表面を有する第1部分と第2部分に分割され、この第1部分と第2部分は
    、前記の負荷の側部入口を提供する蝶番手段により一端で結合されることを特徴
    とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された装置において、前記の1巻線コイルは
    、第1部分と第2部分とからなり、第1部分と第2部分は蝶番より結合されるこ
    とを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された装置において、さらに、駆動される前
    記のコイルにより発生される熱の1部を取り去るコイル冷却手段を含むことを特
    徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された装置において、前記のコイル冷却手段
    は、前記のコイルの中の中空室を含み、コイルの表面上の入力穴と出力穴の間で
    結合されることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された装置において、さらに、入力穴と出力
    穴を使用して上記の中空室を通って液体を供給する再循環ポンプを備えることを
    特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載された装置において、前記の磁気応答性材料
    は、磁性粒子を含有する非電気伝導性・非磁性材料を含み、この磁性粒子は、渦
    電流と、駆動されるコイルと相互作用する前記磁性粒子のヒステリシス効果とに
    より磁界中で伝導性であることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された装置において、前記の非電気伝導性
    ・非磁性材料は高分子材料であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された装置において、前記の磁気応答性材
    料は強磁性粒子からなる装置。
  12. 【請求項12】 磁気応答性材料を含む負荷の一部を加熱するための誘導加
    熱装置であって、 前記の負荷の磁気応答性材料を受け入れ取り囲むための、開放端を有する室内
    エリアを備える1巻線コイルと、 前記のコイルに結合され前記のコイルを交流で駆動して、前記の負荷の方へ外
    方向に存在する磁界を発生し、前記の磁気応答性材料を誘導で加熱する電源手段
    と、 前記の負荷の、収容された磁気応答性材料の遠位端で磁束密度を増加する熱調
    節手段と からなる誘導加熱装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載された装置において、前記の熱調節手段
    は、前記のコイルの中で変化される内径を含むことを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された装置において、前記の変化される
    内径は、前記のコイルの遠位端の内径より大きい内径を有する段階状中央部を生
    じることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 磁気応答性材料を含む負荷の一部を加熱する方法であって
    、 開放端を有し、磁気応答性材より短い長さの室内エリアを提供する内径の変化
    される1巻線コイルを提供し、 前記の室内エリアの中で加熱される前記の負荷の一部を挿入するステップと、 前記の負荷の中に前記のコイルで磁界を発生するステップとからなり、 これにより磁気応答性材料の遠位部が、中央部と同等の速度で加熱される方法
  16. 【請求項16】 請求項15に記載された方法において、前記の磁界発生ス
    テップは、さらに、前記のコイルに電源手段を結合するステップを含み、この電
    源手段は、コイルに交流を発生して前記の磁界を発生することを特徴とする方法
  17. 【請求項17】 請求項15に記載された方法において、前記の挿入ステッ
    プは、 蝶番手段によりコイルを開き、2つの半円部を提供するステップと、 前記の開かれた側部から2つの部分の間に負荷を挿入するステップと、 開かれたコイルを閉じるステップと からなることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載された方法において、さらに、前記のコ
    イルの中の液体循環により前記の駆動されるコイルから発生される熱を取り去る
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載された方法において、前記の磁界発生ス
    テップは、さらに、約50〜2000kHzの周波数の交流を提供するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載された方法において、前記の磁界発生ス
    テップは、さらに、前記のコイルの中央部より遠位端で大きい磁束密度を提供す
    るステップを含むことを特徴とする方法。
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