JP2001508841A - 染み抜き - Google Patents

染み抜き

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JP2001508841A JP53337898A JP53337898A JP2001508841A JP 2001508841 A JP2001508841 A JP 2001508841A JP 53337898 A JP53337898 A JP 53337898A JP 53337898 A JP53337898 A JP 53337898A JP 2001508841 A JP2001508841 A JP 2001508841A
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ジェニス、クインタナ、サドロウスキー
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    • C11D2111/12
    • C11D2111/44

Abstract

(57)【要約】 本発明は、次の工程(a)〜(c)を含んでなる、布地上の局所的な区域から汚れを除去する方法、に関する。すなわち、(a)該汚れを含む区域の下に吸収性汚れ受け材を配置する工程、(b)ディスペンサー吐出口を有する容器から液体洗浄組成物を該汚れに塗布する工程、および(c)該吐出口の先端部を使用して該洗浄組成物を該汚れの中に擦り込むか、または押し込み、それによって該汚れを汚れ受け材の中に移動させる工程。

Description

【発明の詳細な説明】 染み抜き 発明の分野 本発明は、スポット洗浄法で布地から汚れを除去する方法に関する。 発明の背景 布地の洗浄および回復方法、例えば洗濯およびドライクリーニング操作、は一 般的に衣類全体を洗浄するのに使用される。しかし、使用者が布地の局所的な区 域だけを洗浄したい場合もある。あるいは使用者が、衣類全体を全般的なドライ クリーニングまたは洗濯操作にかける前に、局所的な汚れ区域をスポット洗浄し たい場合もある。 スポット洗浄操作に伴う問題の一つは、布地を損傷する危険性である。例えば 、この操作の際に強くブラシがけを行なう場合、その結果生じるせん断力が布地 を掻き乱し、摩耗させ、それによってすり切れた外観をもたらすことがある。ス ポット洗浄した区域では、染料が変色または部分的に除去されることもある。場 合によっては、スポット洗浄自体が「リング」または見苦しい残留物を布地上に 残すこともある。専門的なクリーニング業者なら、その様な問題を回避するか、 または最小に抑えるための各種の手段や特殊な器具を備えている。しかし、比較 的熟練していない者が家庭で使用するために、簡単で、安全で、しかも効果的な 布地のスポット洗浄方法が常に必要とされている。 本発明は、下記の開示から明らかな様に、上記の必要性に応えるものである。 背景技術 ドライクリーニング法は、ヨーロッパ特許出願第EP 429,172A1号、 1991年5月29日公開、Leigh,et al.、および米国特許第5,238,587 号、1993年8月24日公布、Smith,et al.に記載されている。ドライクリー ニング組成物および方法、並びに布地のしわ処理に関する他の文献には、英国特 許第1,598,911号、および米国特許第4,126,563号、第3,949, 137号、第3,593,544号、第3,647,354号、第3,432,253 号および第1,747,324号、および独国特許出願第2,021,561号およ び第2,460,239号、第0,208,989号および第4,007,362号が ある。洗浄/予備染み抜き組成物および方法は、例えば米国特許第5,102,5 73号、第5,041,230号、第4,909,962号、第4,115,061号 、第4,886,615号、第4,139,475号、第4,849,257号、第5 ,112,358号、第4,659,496号、第4,806,254号、第5,21 3,624号、第4,130,392号、および第4,395,261号に記載され ている。洗濯物乾燥器で使用するシート基材は、カナダ特許第1,005,204 号に開示されている。米国特許第3,956,556号および第4,007,300 号は、布地乾燥機中で布地調整するための穴の開いたシートに関する。米国特許 第4,692,277号は、液体クリーナー中の1,2−オクタンジオールの使用 を開示している。米国特許第3,591,510号、米国特許第3,737,387 号、第3,764,544号、第3,882,038号、第3,907,496号、第 4,097,397号、第4,102,824号、第4,336,024号、第4,6 06,842号、第4,758,641号、第4,797,310号、第4,802, 997号、第4,943,392号、第4,966,724号、第4,983,317 号、第5,004,557号、第5,062,973号、第5,080,822号、第 5,173,200号、ヨーロッパ特許第0213500号、ヨーロッパ特許第0 261718号、英国特許第1,397,475号、WO91/09104号、W O91/13145号、WO93/25654号およびHunt,D.G.およびN.H.M orris、「PnBおよびDPnBグリコールエーテル」、HAPPI、1989年4月 、 78−82頁も参照。 発明の概要 本発明は、下記工程(a)〜(c)を含んでなる、布地上の局所的な汚れ区域 から汚れを除去する方法、に関する。 (a)布地の汚れた区域を吸収性汚れ受け材(stain receiver)の上に、汚れ受け 材と接触させて配置する(すなわち汚れ受け材を、それが汚れた区域の下 になる様に配置する)工程、 (b)ディスペンサー吐出口を有する容器から液体洗浄組成物を該汚れに塗布す る工程、および (c)工程(b)と同時に、または工程(b)に続いて、該吐出口の先端部を使 用して該洗浄組成物を該汚れの中に擦り込むか、または押し込み、それに よって該汚れを汚れ受け材の中に移動させる工程。 この方法では、該吐出口の先端部は凹面、凸面、平面、等でよい。 ここで使用する組成物は、水および界面活性剤を含んでなることができる。あ るいは、組成物は水および溶剤、特に有機洗浄溶剤、および少なくとも約95重 量%の水を含んでなることができる。別の実施態様では、該組成物は有機洗浄溶 剤および約95重量%未満の水を含んでなる。あるいは、該組成物は溶剤および 界面活性剤を含んでなり、最も好ましくは水、溶剤および界面活性剤を含んでな る。 もう一つの好ましい実施態様では、該組成物はH22の水溶液を含んでなる。 その様な過酸化物含有組成物は、好ましくは界面活性剤、最も好ましくは有機洗 浄溶剤も含んでなる。 無論、工程(c)で関与する物理的操作は、洗浄溶液の塗布と「同時に」また は塗布に「続いて」行なうことができる。例えば、一つの様式では、洗浄組成物 を僅かな高さから汚れの上に「滴下する」か、または落とし、次いで先端部を使 用して溶液を汚れの中に擦り込むか、または押し込む。別の様式では、擦り込み または押込みを行なう時に洗浄溶液を先端部オリフィスから、ただし水圧をほと んどかけずに、滴下することができる。所望により、使用者は、先端部と布地の 汚れた区域の間に接触が維持されている時に、汚れの上および中に組成物をディ スペンシングし続けることができる。 他に指示がない限り、百分率、比および割合はすべて重量で表示する。引用す る書類は、関連する部分で、ここに参考として含める。 発明の詳細な説明 本発明は、吸収性汚れ受け材を、ディスペンシング手段を備えた容器の中に放 出できる様に収容した液体洗浄(「予備染み抜き」(pre-spotting))組成物と組 み合わせて使用する(容器とそのディスペンシング手段の組合せを、ここでは一 緒にして「ディスペンサー」(dispenser)と呼ぶ)。本発明の方法では、布地の 局所的な汚れ区域を探し出す。次いで、汚れた区域を吸収性汚れ受け材と密に接 触させ、ディスペンサーで処理する。 ディスペンサー − ここで使用するディスペンサーは、液体予備染み抜き組成 物用の容器を含んでなり、該容器は、好ましくは中空管の形態の吐出口を含んで なるディスペンシング手段を有し、吐出口は該容器に接続され、容器の内部と連 絡している。使用の際、該容器の中にある液体組成物の一部が容器から該吐出口 を通り、該吐出口の先端から、処理している汚れの上に流れ出る。使用者は、先 端部を使用して塗り付ける、なすり付ける、押し付ける、などにより、組成物を 操作し、組成物を汚れの中に作用させる。円形の擦り込み動作が典型的である。 この手段により、組成物を汚れ区域に集中させることができる。上記の機械的操 作と予備染み抜き組成物の組合せ使用により汚れがほぐれると、汚れの残留物お よび予備染み抜き組成物が布地から離れ、その下にある汚れ受け材の中に移行す る。次いで好ましくは、汚れ受け材の新しい区域が他の汚れた区域の下に来る様 に、布地を再配置し、予備染み抜き操作が完了するまでこの過程を繰り返す。次 いで所望により、布地を使用するか、または洗濯またはドライクリーニングする ことができる。 組成物 − 本方法の使用者は、染み抜き剤として様々な組成物を使用すること ができる。公知の布地予備染み抜き組成物に関連する問題の一つは、布地表面上 に目に見える残留物を残す傾向があることである。本方法では従来の浸漬または 濯ぎ工程を行なわないので、その様な残留物は処理が面倒であり、ここでは避け るべきである。従って、ここで使用する予備染み抜き組成物は、各種のポリアク リレート系乳化剤、重合体状帯電防止剤、無機ビルダー塩および他の残留物を形 成する材料を、最終組成物の約0.1〜0.3%、好ましくは0%の低レベルは別 にして、実質的に含まないのが最も好ましい。言い換えれば、ここで使用する組 成物は、本発明の実施により処理している布地上に目に見える残留物を実質的に 残さない様に処方すべきである。 従って、本発明の好ましい態様では、処理している布地上に目に見える残留物 を残す材料を実質的に含まない液体予備染み抜き(すなわちスポット洗浄)組成 物を提供する。これは必然的に、好ましい予備染み抜き組成物が、最高レベル、 典型的には約95%、好ましくは約97.7%、の揮発性物質、好ましくは水、 低レベル、ただし有効量の、典型的には約1%〜約4%、好ましくは約2%、の 洗浄溶剤、例えばBPP、および約0.1〜約0.7%の量の界面活性剤を含む様 に処方することを意味する。この様に処方した時、その様な組成物は、懸濁液ま たはエマルジョンではなく、水溶液として放出される。従って、その様な組成物 は、追加の乳化剤、増粘剤、分散剤、等(これらはすべて好ましくない、目に見 える残留物を布地上に形成することがある)を使用する必要がない。 実際、全般的な提案として、本発明の予備染み抜き機能を与えるのに使用され る化学組成物のいずれも、安全で、その意図する用途に有効であり、上記の様に 、 好ましくは布地上に許容できない量の目に見える残留物を残さない成分を含んで なる。従来の洗濯用洗剤は、綿および綿/ポリエステル混紡布地に対して良好な 洗浄性を与える様に処方されるのが典型的であるのに対し、本発明の組成物は、 ウール、絹、レーヨン、レーヨンアセテート、等の布地も安全に、効果的に洗浄 し、回復させる様に処方しなければならない。さらに、本発明の組成物は、汚れ 箇所から染料が除去されるのを、または洗浄している布地から浮遊の、固定され ていない染料が移動するのを最小に抑える様に特に選択され、処方された成分を 含んでなる。これに関して、浸漬ドライクリーニング法に一般的に使用されてい る溶剤は、ある種の布地からある種の染料の一部を除去し得ることが分かってい る。しかし、布地の表面全体から比較的一様に染料が除去されるので、その様な 除去は浸漬法では許容される。対照的に、布地表面上の特定箇所にある高濃度の 特定種類の洗浄成分は、過度の局所的な染料除去を引き起こすことがある。本発 明の好ましい組成物は、この問題を最小に抑えるか、または回避する様に処方さ れる。 写真または光測定を使用することにより、あるいは簡単だが効果的な目視等級 判定試験により、本組成物の染料除去特性を、先行技術の洗浄剤と比較すること ができる。所望により、数値的な採点単位を使用して目視等級判定を行ない、デ ータを統計的に処理することができる。例えば、その様な一試験では、着色衣類 (典型的には絹であるが、絹は、ほとんどのウールまたはレーヨン布地よりも染 料損失に敏感な傾向がある)を、吸収性の白色紙ハンドタオルを使用し、パッド 式洗浄剤/回復剤で処理する。手で圧力を加え、白色紙タオル上に移行した染料 の量を目視で評価する。(1)「タオル上に少量の染料がある様に思う」から、 (2)「タオル上に幾らかの染料が見える」、(3)タオル上に大量の染料が見 える」、(4)「タオル上に極めて大量の染料が見える」までの数値的単位を判 定者が指定する。 上記の要件に加えて、ここで使用する組成物は、容易にディスペンシングでき る様に、および容器からのディスペンシングが困難になる程粘着性が高くならな い様に処方するのが好ましい。しかし、本発明を制限する積もりは無いが、ここ に開示する好ましい組成物は、ここに開示する様式で使用した場合に、効果的で あると共に、美感的に好ましいスポット洗浄方法を提供する。水性スポット汚れ洗浄組成物 (a)漂白剤 − 本発明の組成物は、所望により約0.25から約7重量%の過 酸化水素を含んでなることができる。好ましいスポット洗浄剤は、0.5 〜約3%の過酸化水素を含んでなる。無論、H22以外の過酸化物もここ で使用することができる。例えば、洗剤分野で公知の各種の過酸、過酸塩 、過漂白剤、等を使用することができる。しかし、その様な材料は高価で あり、液体製品に処方するのが困難であり、布地上に残留物を残すことが あり、本様式で使用した場合にH22を超える特別な利点は無い。 (b)溶剤 − 本発明の組成物は、約0〜約10重量%のブトキシプロボキシプ ロパノール(BPP)溶剤またはここに開示する他の溶剤を含んでなるこ とができる。好ましいスポット洗浄剤は1〜4%のBPPを含んでなる。 (c)水 − 本発明の好ましい低残留物組成物は、約90重量%〜、好ましくは 約95.5〜約99重量%の水を含んでなることができる。 (d)界面活性剤 − 本発明の組成物は、所望により約0.05〜約2重量%の 界面活性剤、例えばMgAESおよびNH4AES、アミンオキシド、エ トキシル化アルコールまたはアルキルフェノール、アルキルサルフェート 、およびそれらの混合物、を含んでなることができる。上記の様に、ある 種の染料および布地に対しては、界面活性剤の使用を範囲の下限に制限す るのが好ましい。一般的に、BPP溶剤:界面活性剤の重量比は約10: 1〜約1:1の範囲内である。好ましい組成物は、2%BPP/0.25 %N eodol 23 6.5.を含んでなる。別の好ましい組成物は、4%BPP/0.4 %ASを含んでなる。 (e)所望により使用する成分 − 本発明の組成物は、少量の、所望により使用 する、漂白剤安定剤、香料、保存剤、等を含む各種成分を含んでなること ができる。使用する場合、その様な所望により使用する成分は、洗浄した 布地上の残留物を考慮して、典型的には組成物の約0.05〜約2重量% を構成する。 (f)キレート化剤 − H22を含む組成物は、キレート化剤も含むのが一般的 である。キレート化剤は、それ自体が水性H22中で安定しており、浮遊 金属イオンをキレート化することによりH22を安定化させる物質から選 択する。その様なキレート化剤は、市販の過酸化水素供給源中に、低い、 過酸化物を安定化させる量(0.01〜1%)ですでに存在するのが一般 的である。H22の安定化には、様々なホスホネートキレート化剤が公知 である。この目的にはアミノホスホネートが特に有用である。各種のアミ ノホスホネートがMonsanto Company,St.Louis,MissouriからDEQUESTの 商品名で市販されている。代表的な例としては、エチレンジアミンテトラ キス(メチレンホスホン)酸、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホ スホン)酸、およびそれらの水溶性塩があるが、これらに限定するもので はない。アミノトリス(メチレンホスホン)酸またはその水溶性塩(DE QUEST 2000(商品名))は好ましいキレート化剤である。 予備染み抜き組成物のpH範囲は、過酸化水素に安定性を与えるのに役立ち、 典型的には約3〜約8の酸性〜弱塩基性領域にあり、好ましくは約6である。 有機溶剤 − 本発明の好ましい洗浄(特にスポット洗浄を含む)溶剤はブトキ シプロポキシプロパノール(BPP)であるが、これはほぼ等量の異性体の混合 物として、商業的な量で入手できる。異性体およびそれらの混合物がここで有用 である。異性体の構造は下記の通りである。 本発明のスポット洗浄剤は、BPP、水および界面活性剤だけでも極めて効果 的であるが、それらの安定性をさらに向上させるために、所望により他の成分を 含むこともできる。ヒドロトロープ剤、例えばトルエンスルホン酸ナトリウムお よびクメンスルホン酸ナトリウム、短鎖アルコール、例えばエタノールおよびイ ソプロパノール、等が組成物中に存在することができる。使用する場合、その様 な成分は、一般的に本発明の安定化した組成物の約0.05〜約5重量%を占め る。 界面活性剤 − エトキシル化C10〜C16アルコールの様な非イオン系物質、例 えばNEODOL 23-6.5、を組成物に使用することができる。ここで洗浄剤として、 および水性組成物を安定化させるために使用できるアルキルサルフェート界面活 性剤は、C8〜C18第1級(「AS」、好ましいC10〜C14、ナトリウム塩)、 並びに分枝鎖およびランダムC10〜C20アルキルサルフェート、および式 CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3および CH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3 (式中、xおよび(y+1)は少なくとも約7、好ましくは少なくとも約9の整 数であり、Mは水に可溶化する陽イオン、特にナトリウムである) のC10〜C18第2級(2,3)アルキルサルフェート、ならびに不飽和サルフェ ート、例えばオレイルサルフェート、である。ここで使用するアルキルエトキシ サルフェート(AES)界面活性剤は、従来、式R(EO)xSO3Zで表され、 式中、RはC10〜C16アルキルであり、EOは−CH2CH2−O−であり、xは 1〜10であり、通常平均として表される混合物、例えば(EO)2.5、(EO )6.5、等を含むことができ、Zはナトリウム、アンモニウムまたはマグネシウ ム(MgAES)の様な陽イオンである。C12〜C16アルキルジメチルアミンオ キシド界面活性剤も使用できる。好ましい混合物はMgAE1S/C12ジメチル アミンオキシドを重量比約10:1で含む。相安定性を改良し、ここで所望によ り使用できる他の界面活性剤には、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えばC12〜 C14N−メチルグルカミドがある。AS安定化組成物は、好ましくは本組成物の 0.1〜0.5重量%を構成する。MgAESおよびアミンオキシドは、使用する 場合、本組成物の0.01〜2重量%を構成することができる。他の界面活性剤 も同様の量で使用することができる。 他の所望により使用する成分 − 上記の水、好ましいBPP溶剤、所望により 使用するH22および界面活性剤に加えて、ここで使用する液体組成物は、様々 な所望により使用する成分、例えば香料、保存剤、光沢剤、粘度調整用の塩、p H調整剤または緩衝液、などを含むことができる。ここで使用する洗浄組成物に 好ましい範囲を以下に示すが、これらに限定するものではない。 成分 重量%処方範囲 BPP(溶剤) 0.05〜5 界面活性剤 0〜2 香料 0.01〜1.5 水 残り pH範囲約6〜約8 ここで所望により使用できる他の溶剤または共溶剤には、カルビトール(Carbi tol)、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、およびヘキシルセロソルブ(h exyl Cellosolve)の様な商品名で市販されている物質を含む各種のグリコールエ ーテル、および特にメトキシプロポキシプロパノール(MPP)、エトキシプロ ポキシプロパノール(EPP)、プロポキシプロポキシプロパノール(PPP) 、およびMPP、EPPおよびBPP、ならびにブトキシプロパノール(BP) 、等、のそれぞれのすべての異性体および混合物、およびそれらの混合物がある 。使用する場合、その様な溶剤または共溶剤は、本発明の水性組成物の約0.5 〜約2.5重量%を占める。予備染み抜き工程で所望により使用できる非水性( 水50%未満)組成物は、同じ溶剤を含むことができる。 汚れ受け材 − 本発明の予備染み抜き操作に使用する汚れ受け材は、予備染み 抜き操作に使用する液体組成物を吸収するすべての吸収性材料でよい。使い捨て の紙タオル、BOUNTY(商品名)タオルの様な布タオル、清浄なぼろ切れ、等を使 用することができる。しかし、好ましい実施態様では、汚れ受け材は、液体組成 物を染の付いた区域から特に「吸い上げる」または「吸引する」様に設計する。 好ましい受け材は不織パッドからなる。好ましい実施態様では、不織布全体は、 約72%の木材パルプおよび約28%のポリエチレン−ポリプロピレン(PE/ PP)の2成分ステープルファイバーからなる吸収性構造である。その厚さは約 60ミルである。汚れ受け材は、所望により、ただし好ましくは、その後表面上 にバリヤーフィルムを有し、予備染み抜き操作を行なっている表面上に洗浄液体 が通過するのを阻止する。受け材の構造はその上側の液体を受ける層から、その 下側の層に毛管勾配を形成する。この勾配は、材料全体の密度を調整することに より、および上側層の毛管吸引がより低くなり、下側層中の毛管吸引力が大きく なる様に各成分を層形成することにより、達成することができる。毛管吸引をよ り低くするには、下側層よりも上側層の合成ステープルファイバー(これらの繊 維は、木材パルプよりも、表面の接触角度がより大きく、それに応じて水に対す る親和力が低い)の含有量を大きくする。 より具体的には、本発明の吸収性汚れ受け材製品は、この分野で不織の、熱的 に接合したエアレイド構造(「TBAL」)の製造技術で公知の製法を使用して 効果的に製造することができる。TBAL製造方法では一般的に、比較的短い( 4〜5mm)木材パルプ繊維の様な吸収性繊維のウェブを置き、その中に、熱の作 用により僅かに融解し、熱的接合(thermal bonding)を達成する比較的長い(3 0〜50mm)2成分繊維を混合する。木材パルプ繊維全体にわたって混合された 2成分繊維は、マット全体を「接着する」様に作用する。通常のTBAL構造と は異なり、汚れ受け材の上側および下側層の中の2成分繊維の配置は一様ではな く、汚れ受け材を構成する繊維の上側(流体を受ける)層は、木材パルプ(また は他のセルロース系)繊維よりも2成分繊維の濃度が高い。2成分繊維は比較的 疎水性である合成重合体から製造されるので、汚れ受け材中の繊維の上側層は疎 水性が高く、繊維の下側層は、高比率の木材パルプを含むので、親水性がより高 い傾向がある。汚れ受け材中の上側および下側繊維層間の疎水性/親水性のこの 差により、水(例えば本発明の水性組成物)および汚れ物質が、ここに開示する 様式で処理している布地から吸引され易くなる。 上記のことをより詳細に説明するために、一態様では、本汚れ受け材は、最上 (流体を受ける)層(汚れた衣類に対して配置する)は、約50重量%が2成分 繊維で、約50重量%が木材パルプであり、基本重量が約50グラム/m2(gsm)で ある。下側層は木材パルプと2成分ステープルファイバー(bicomponent staple fiber)の80/20(重量)混合物であり、基本重量が約150gsmである。こ れらの比率は、上側層が下側層よりも疎水性である限り、変えることができる。 例えば、2成分/木材が60/40、70/30、等である上側層を使用できる 。木材/2成分が90/10、65/35、70/30等の下側層を使用できる 。 糸屑抑制結合剤スプレー(Lint Control Binder Spray) − 所望により熱架橋 性のラテックス結合剤を汚れ受け材製品の上側層上にスプレーし、糸屑を抑制し 、強度を増加させることができる。この目的には、様々な樹脂を代用することが できる。例えば、最上層の表面に架橋性ラテックス結合剤(Air Productsから供 給されるAirflex 124)を濃度約3〜6グラム/平方メートルでスプレーすること ができる。この結合剤は木材パルプと比較して水に対する親和力が小さいので、 上側層の相対的な疎水性に重大な影響を及ぼさない。汚れ受け材のすべての縁部 に沿って冷間または熱間クリンピング(crimping)、音波結合、熱結合および/ま たは縫い合わせを行ない、糸屑発生傾向をさらに抑制することができる。 裏張りシート(Backing Sheet) − この様にして製造した時、汚れ受け材を構 成する2層吸収性構造は、そのまま使用できる程十分な強度を有する。しかし、 ユーザーが選択するテーブル表面または他の処理表面上に液体が染み透るのを阻 止するために、流体に対して不透過性のバリヤーシートを下側層の最も下の表面 に付けるのが好ましい。この裏張りシートは、汚れ受け材製品全体の一体性も改 善する。下側層の最も下の表面に、通常の手順を使用して0.5〜2.0ミル、好 ましくは0.75ミルのPEまたはPPフィルムで押出し被覆することができる 。フィルム層は、汚れ受け材を越える液体組成物の好ましくない漏れを阻止する ために、ピンホールが無い様に形成する。この裏張りシートは、使用上の注意書 きを印刷し、処方者の希望によりエンボス加工および/または装飾することがで きる。汚れ受け材は、乾燥器の外で使用することを意図している。しかし、汚れ 受け材は不注意により乾燥器の中に入れられ、高温にさらされることがあるので 、裏張りシートは、ポリプロピレンやナイロンの様な耐熱性のフィルムで製造す るのが好ましい。 基本重量 − これは、洗浄/回復溶液の、与えられた量/予想される吸収量に より変えることができる。好ましい汚れ受け材構造は、不織布1グラムあたり約 4〜15グラムの水平吸水性を示す。典型的な90mm×140mmの汚れ受け材は 約10〜20グラムの水を吸収する。典型的な染み抜き工程では非常に僅かな流 体を使用するので、実際に必要な容量ははるかに小さい。したがって実用的な範 囲は約10g〜約50gである。 サイズ − 好ましい受け材のサイズは約90mm×140mmであるが、他のサイ ズも使用できる。形状は変えることができる。 繊維 − 好ましい汚れ受け材の構築には、入手し易い2〜3デニール(denier) (0.0075〜0.021mm)のポリエチレン/ポリプロピレンPE/PP2成 分ステープルおよび標準的な木材パルプ(ハンマーミル加工した)繊維を使用す る。他の一般的なステープルファイバー、例えばポリエステル、アクリル、ナイ ロン、およびこれらの2成分、を合成成分として使用することができる。これら の繊維およびそれらのサイズやデニールを選択する際、やはり毛管吸引条件も考 慮する必要がある。デニールが大きい程、表面疎水性と同様に毛管吸引が小さく なる。吸収性木材パルプ繊維は、綿、麻、レーヨン、その他で置き換えることが できる。所望により、下側層は、おむつや生理用品分野における使用で公知のい わゆる「超吸収材」の吸収性ゲル化材(AGM)を含んでなることもできる。そ の様なAGMは下側層の1〜20重量%を占めることができる。 厚さ − 汚れ受け材の総厚は約60ミルであるが、広く変えることができる。 吸収性の印象を与えるために下限を決める必要があろう。25ミル〜200ミル (0.6mm〜5.1mm)が妥当な範囲である。 毛管吸引/密度 − 汚れ受け材の全体的な密度は、吸収速度および流体容量の 両方に影響する。代表的な木材パルプを含む吸収材製品は、密度が約0.12〜 0.15g/cc±0.05である。本発明の好ましい2層汚れ受け材も同じ範囲の密 度を有するが、この範囲外でも調節できる。密度が高い程、剛性が高くなり、密 度が低い程、全体的な強度が低下し、糸屑発生がより顕著になる。毛管吸引は繊 維の種類、繊維のサイズ、および構造の密度により決定される。布地は非常に様 々であり、それぞれ広範囲の毛管吸引を示す。処理している汚れた衣類よりも大 きな表面毛管吸引力を有する汚れ受け材を構築するのが望ましい。 色 − 処理している布地から汚れを除去した時に汚れを最も良く示すので、白 色が好ましい色である。しかし、色に対する他の機能的な制限は無い。 エンボス加工(Embossing) − 好ましい汚れ受け材構造は、所望のあらゆるパ ターンまたはロゴでエンボス加工することができる。 所望により使用する不織布(NW)の種類−密度調整、良好な厚さの認識、良 好な吸収性、および良好な弾性を得るにはTBAL汚れ受け材構造が好ましいが 、ハイドロエンタングル(hydroentangled)加工した、カーデッドサーマル(carde d thermal)加工した、カレンダー結合した、および他の良好なワイプ基材製法( サーマルボンド加工したウェット−レイド、その他を含む)で製造した、他の種 類のNWも問題なく使用できる。 製造 − 好ましい2層汚れ受け材の製造は、従来のTBAL製法で行なう。一 態様では、下側の木材パルプ濃度の高い層を先ず敷き、上側の、合成繊維濃度の 高い層をその上に敷く。何時でも都合の良い時に、所望により使用する結合剤ス プレーを上側層に塗布する。得られた2層構造をロールに巻き取る(これによっ て全体的な構造がある程度圧縮される)。全体的な、2層構造(圧迫されていな い)は厚さが約60ミルで、密度が約0.13〜0.15g/ccである。密度は、結 合剤スプレーの使用率に応じて僅かに変化してもよい。シート形態の構造を裏張 りフィルムのシートと共にニップローラー(nip-roller)に通すことにより、所望 により使用する裏張りシートを付ける。やはり通常の手順を使用する。所望によ り、およびコスト節約として、下側および上側層の相対的な厚さを変えることが できる。例えば、木材パルプは2成分繊維よりも安価であるので、製造業者は、 比較的厚い下側層、および比較的薄い上側層を敷くことができる。この様に、上 側/下側層の厚さの比が約1:1である構造ではなく、0.2:1、0.3:1、 0.5:1、等の範囲を選択することができる。より高い吸収性が必要である場 合、この比率を逆転させることができる。その様な考慮は製造業者の裁量範囲内 である。 2層汚れ受け材は、1回使用した後は廃棄できる様に安価に製造することを意 図している。しかし、この構造は十分に頑丈なので、多数回使用することも可能 である。いずれの場合もユーザーは、処理している布地の染の付いた区域の下に 「清浄」な区域が来る様に製品を配置し、汚れ受け材から古い汚れが布地に戻さ れるのを防止するべきである。 ここで使用する別の型の汚れ受け材は、調整された毛管サイズを有する吸水性 発泡材料の形態にある機能的吸収材(「FAM」)を含んでなる。FAM型発泡 材料の物理的構造およびその結果得られる高い毛管作用は、非常に効果的な吸水 性を与えるが、同時に、FAMの化学的組成がFAMに一般的に高度の親油性を 与える。このため、FAMは実質的に親水性および親油性を同時に与えることが できる(FAM発泡材料を処理して親水性を付与することができる。ここでは疎 水性または親水性FAMの両方を使用できる)。 予備染み抜きには、衣類または布地見本の汚れの付いた区域をFAMの一部の 上に置き、続いて液体洗浄溶液で処理するが、その際、ディスペンサーのチュー ブの先端で機械的な攪拌を行なう。先端による繰返し操作および溶液の洗剤効果 により、汚れがほぐれ、FAMに移行する。スポット洗浄が進むにつれ、FAM 毛管の吸引効果により、洗浄溶液および汚れの残渣がFAMの中に入り、そこで 汚れの残渣の大部分が保持される。この工程の後、汚れならびに洗浄溶液のほと んどすべてが処理している布地から除去され、FAMに移行しているのが分かる 。これによって、布地の表面には湿り気だけが残り、布地上の好ましくないリン グを生じることがある洗浄溶液/汚れの残渣はほとんど残らない。 本発明で汚れ受け材として使用するFAM型発泡材料は本発明をまったく構成 しない。FAM発泡材料の製造は、特許文献中に非常に広範囲に開示されており 、例えば米国特許第5,260,345号、1993年11月9日にDesMarais,S tone,Thompson,Young,LaVonおよびDyerに公布、米国特許第5,268,224 号、1993年12月7日にDesMarais,Stone,Thompson,Young,LaVonおよび Dyerに公布、米国特許第5,147,345号、1992年9月15日にYoung,L aVonおよびTaylorに公布、および関連特許米国特許第5,318,554号、19 94年6月7日公布、米国特許第5,149,720号、1992年9月22日に DesMarais,Dick,およびShiveleyに公布、および関連特許米国特許第5,198 ,472号、1993年3月30日公布および米国特許第5,250,576号、 1993年10月5日公布、米国特許第5,352,711号、1994年10月 4日にDesMaraisに公布、PCT出願93/04115号、1993年3月4日 公開、および米国特許第5,292,777号、1994年3月8日にDesMarais, およびStoneに公布、米国特許第5,387,207号、1995年2月7日にDye r,DesMarais,LaVon,Stone,TaylorおよびYoungに公布、米国特許第5,500 ,451号、1996年3月19日にGoldmanおよびScheibelに公布、米国特許第 5,550,167号、1996年8月27日にDesMaraisに公布参照。 下記の例により本発明を説明するが、これらの例は本発明を限定するものではな い。 例I 布地上の局所的区域から汚れを除去するための本発明の予備染み抜き操作は、 下記工程(a)〜(c)により行なう。 (a)該汚れを含む区域の下に吸収性汚れ受け材を敷く工程、 (b)ディスペンサー吐出口を有する容器から液体洗浄剤(予備染み抜き剤)組 成物を該汚れに塗布する工程、および (c)該吐出口の先端を使用して該洗浄組成物を該汚れの中に擦り込むか、また は押し込み、それによって該汚れを汚れ受け材の中に移行させる工程。 この様式では、該吐出口の先端は凹面、凸面、平面、等でよい。容器とスポッ トの組合せを一緒にしてここではディスペンサーと呼ぶ。 本発明の典型的なディスペンサーは下記の寸法を有するが、これらの寸法はデ ィスペンサーを制限するものではない。ディスペンサーに使用する容器瓶の容量 は典型的には2oz.〜4oz.(流体オンス、59ml〜118ml)である。容器の 大形ビンは高密度ポリエチレンでよい。低密度ポリエチレンは、絞り易いので、 小型のビンに使用するのが好ましい。吐出口の全長は約0.747インチ(1.8 9cm)である。吐出口は全体的に円錐形であり、基底部(容器ビンに接合する所 )の直径は約0.596インチ(1.51cm)であり、その先端部の直径は0.1 82インチ(4.6mm)である。吐出口内の、予備染み抜き液が通って流れる通 路の直径は約0.062インチ(1.57mm)である。この実施態様では、通路は 容器ビンから約0.474インチ(1.2cm)の距離だけ伸び、次いで凹面と連絡 する所で僅かに拡大し、吐出口の先端で出口オリフィスを形成する。 ここで上記のディスペンサーおよびTBALまたはFAM-フォーム汚れ受け材と共に 使用する予備染み抜き処方物は下記の通りである。成分 重量%(非イオン系物質) 過酸化水素 1.000 アミノトリス(メチレンホスホン酸)* 0.040 ブトキシプロポキシプロパノール(BPP) 2.000 Neodol 23 6.5 0.250 Kathon保存剤 0.0003 水(脱イオンまたは蒸留) 96.710 目標pH=7、範囲=6〜8* 過酸化水素用安定剤例II この例は、本発明の予備染み抜きに使用するためのFAM発泡材料型の汚れ受 け材を例示する。FAMの、本発明の液体予備染み抜き組成物を獲得し、吸収す る能力は、他のほとんどの種類の吸収性材料よりも優れている。例えば、FAM は、水100cmの吸引圧で発泡材料1グラムあたり約6g(H2O)の容量を有 する。対照的に、セルロース木材繊維構造は、水約80cmを超えると実質的に容 量がまったく無い。本発明の方法で、使用する液体予備染み抜きの体積は比較的 小さい(一般的に数ミリリットル)ので、使用するFAMの量は少なくてよい。 つまり、布地の染の付いた区域の下に置くFAMのパッドは極めて薄くてよく、 それでも効果的である。しかし、薄すぎると、パッドは使用中に崩れる傾向があ る(上記の様に、FAMに裏張りシートを付け、その一体性を維持することがで きる)。 FAM発泡材料から製造した汚れ受け材パッドは、2種類の態様のいずれかで 使用することができる。一態様では、圧縮していない発泡材料を使用する。厚さ が約0.3mm〜約15mmの未圧縮FAMパッドが効果的である。別の態様では、 FAM発泡材料を圧縮した状態で使用することができ、その発泡材料は、染物質 を取り入れた液体予備染み抜き組成物が吸収されるにつれて膨潤する。ここでは 厚さ約0.02インチ(0.5mm)〜約0.135インチ(3.4mm)の圧縮した FAM発泡材料が適している。 FAM発泡材料(文献中では「HIPE」、すなわち高内部相エマルジョン、 とも呼ばれることがある)の製造は、上記の特許中に開示されている。下記の例 は、ここで使用する厚さ約0.025インチ(0.063cm)の圧縮発泡材料の製 造を説明する。0.025インチ〜0.027インチ(0.063cm〜0.068cm )の範囲内にあるその様な圧縮発泡材料が本発明の汚れ受け材として特に有用で ある。エマルジョンおよびそこからFAM発泡材料の製造 A)エマルジョンの製造 無水塩化カルシウム(36.32kg)および過硫酸カリウム(189g)を水 378リットル中に溶解させる。これは、エマルジョンを形成するための連続製 法で使用する水相流を与える。 蒸留したジビニルベンゼン(42.4%ジビニルベンゼンおよび57.6%エチ ルスチレン)(1980g)、アクリル酸2−エチルヘキシル(3300g)、 およびヘキサンジオールジアクリレート(720g)を含んでなるモノマーの組 合せに、モノオレイン酸ジグリセロール乳化剤(360g)、メチル硫酸ジタロ ウジメチルアンモニウム(60g)、およびTinuvin 765(15g)を加える。 モノオレイン酸ジグリセロール乳化剤(Grindsted Products,Brabrand,Denmark )は、約81%のモノオレイン酸ジグリセロール、1%の他のジグリセロールモ ノエステル、3%のポリオール、および15%の他のポリグリセロールエステル を含み、約2.7ダイン/cmの最小油/水界面張力値を与え、約2.8重量%の油 /水臨界凝集濃度を有する。混合後、この物質の組合せを一晩沈降させる。目に 見える残留物は形成されず、混合物の全体を取り出し、エマルジョンを形成する ための連続製法に置ける油相として使用する。 油相(25℃)および水相(53〜55℃)の別々の流れを動的混合装置中に 供給する。組み合わせた流れを、動的混合装置中でピンインペラーを使用して十 分に混合する。ピンインペラーは、長さ約36.8cm、直径約2.5cmの円筒形シ ャフトを含む。シャフトは、6列のピンを保持し、3列は33本のピンを有し、 3列は32本のピンを有し、各ピンは直径が0.5cmであり、シャフトの中央軸 から外方向に2.5cmの長さに伸びている。ピンインペラーは、動的混合装置を 形成する円筒形のスリーブの中に取り付けてあり、ピンは円筒形スリーブの壁か ら1.5mmの隙間を有する。 動的混合装置から少量の流出液を取り出し、再循環区域に入れる(1996年 7月18日公開のPCT U.S.96/00082号および1996年1月11 日提出のEPO 96/905110.1号参照)。再循環区域中のWaukeshaポン プがこの少量部分を、動的混合区域への油相および水相流の入り口点に戻す。 組み合わせた混合および再循環装置を、油1部に対して水4部の比率の油相お よび水相で満たす。動的混合装置を完全に満たす間、装置を通気して空気を逃が す。満たしている間の流量は、油相7.6g/秒、水相30.3cc/秒である。組 み立てた装置が満たされたら、通気口を閉鎖する。次いで動的ミキサー中で、イ ンペラーの回転1450 RPMWで撹拌を開始し、約30cc/秒の速度で再循環を 開始する。次いで水相の流量を約1分間かけて151cc/秒の速度に一様に増加 し、油相の流量を約3分間かけて3g/秒に下げる。この間に再循環速度を約1 50cc/秒に一様に増加する。動的ミキサーおよび静止混合区域(TAH Industrie s Model Number 101-212)によりこの時点で造り出される背圧は約14.7PSI( 101.4kPa)であり、これはシステムの総背圧を表す。次いでWaukeshaポンプ 速度を一様に下げ、再循環速度を約75cc/秒にする。次いでインペラー速度を 約10秒間かけて1550 RPMに一様に増加させる。背圧は約16.3PSI(11 2 kPa)に増加する。 B)エマルジョンの重合 静止ミキサーから流出するエマルジョンを、直径17インチ(43cm)、高さ 7.5インチ(10cm)の、Celconプラスチック製の同心円状挿入物を備えた丸 いポリプロピレン容器に集める。挿入物は、その基底部の直径が5インチ(12 .7cm)、その上部の直径が4.75インチ(12cm)、高さが6.75インチ( 17.1cm)である。エマルジョンを含む容器を65℃に維持した室内で18時 間保持し、重合させ、発泡材料を形成する。 C)発泡材料の洗浄および脱水 硬化したFAM発泡材料を硬化容器から取り出す。この時点の発泡材料は、重 合したモノマーの重量の約45〜55倍(45〜55×)の残留水相(溶解した 乳化剤、電解質、開始剤残留物、および開始剤を含む)を有する。発泡材料を往 復運動する鋭い鋸刃で厚さ0.185インチ(0.47cm)のシートにスライスす る。次いでこれらのシートを、真空装置を備えた一連の2本多孔質ニップロール で圧縮し、発泡材料の残留水相含有量を重合した物質の約6倍(6×)に下げる 。この時点で、シートを1.5%CaCl2溶液で60℃で再度飽和させ、真空装 置を備えた一連の3本多孔質ニップロールで絞り、水相含有量を約4×にする。 発泡材料のCaCl2含有量は8〜10%である。 発泡材料は、最終ニップの後、厚さ約0.025インチ(0.063cm)で圧縮 されたままである。次いで発泡材料を空気中で約16時間乾燥させる。その様な 乾燥により、含水量は重台した物質の約9〜17重量%に減少する。この時点で 、発泡材料シートは非常にしなやかである。この潰れた状態で、発泡材料の密度 は約0.14g/ccである。 上記の様に、本発明の予備染み抜き操作における汚れ受け材として使用するた めに、FAMのシートを布地の染の付いた区域の裏側の下に置き、それと密に接 触させる。少量の予備染み抜き組成物を布地の表側にディスペンシングし、ディ スペンサー先端部を使用し、染の中に作用させる。それによって、過剰の予備染 み抜き組成物およびそこに含まれる染が布地を通して下にある発泡材料パッドの 中に移動する。TBAL型の汚れ受け材を同じ様式で使用した場合も、同じであ る。例III 本発明で使用するための好ましい高含水量低残留物組成物の例は下記の通りで ある。これらの組成物は、そこに使用する界面活性剤の種類により、「非イオン 系」または「陰イオン系」として記載する。これらの組成物は、以下に記載する 様式で使用し、布地および衣類をスポット洗浄する。成分 非イオン系 陰イオン系 組成物 組成物 (%) (%) 過酸化水素 1.000 1.000 アミノトリス(メチレンホスホン酸)* 0.040 0.0400 ブトキシプロポキシプロパノール(BPP) 2.000 2.000 Neodol 23 6.5 0.250 ---- NH4ココナッツE1S ---- 0.285 ドデシルジメチルアミンオキシド ---- 0.031 塩化マグネシウム ---- 0.018 硫酸マグネシウム ---- 0.019 ヒドロトロープ剤、香料、他の少量成分 ---- 0.101 Kathon保存剤 0.0003 0.0003 水(脱イオンまたは蒸留) 96.710 96.507 目標pH** 6.0 6.0* 過酸化水素用安定剤** pH範囲6〜8 好ましくは、上記の様な染料を損なう可能性を最小に抑えるために、その様な 組成物は陰イオン系または非イオン系界面活性剤を、H22の量よりも少ない量 (組成物の重量%)で含んでなる。好ましくは、界面活性剤:H22の重量比は 約1:10〜約1:1.5、最も好ましくは約1:4〜約1:3である。例IV 下記の成分を混合して液体予備染み抜き組成物を処方する。 成分 重量% BPP 4.0 C12〜C14AS、Na塩 0.25 H22 1.0 水および少量成分* 残り* KATHON(商品名)の様な保存剤を0.00001〜1重量%の両で含む。 処理する布地を吸収性FAMフォームまたはTBAL型の汚れ受け材の上に平 らに置き、0.5ml〜4mlの組成物を染に直接塗布し、ディスペンサーの先端部 を使用し、円形動作で作用させる。 この様式で使用できる他の有効な組成物は下記の通りである。成分 重量% 範囲、重量 BPP 4.0 0.1〜4.0% C12〜C14AS 0.4 0.1〜0.5% 非イオン系界面活性剤(所望により)* 0.1 0〜0.5% H22 0.25 0.25〜7.0 水(脱イオンまたは蒸留) 残り 95〜99.8% 目標pH=5.0〜7.0、好ましくは6.0* 本組成物に所望により使用する非イオン系界面活性剤は、好ましくはC12〜C1 4 N−メチルグルカミドまたはエトキシル化C12〜C16アルコール(EO 1〜 10)である。 ここで使用する非常に好ましい非過酸化物液体組成物は下記の通りである。例V 成分 重量% ブトキシプロポキシプロパノール(BPP) 2.000 NH4ココナッツE1S 0.285 ドデシルジメチルアミンオキシド 0.031 MgCl2 0.018 MgSO4 0.019 ヒドロトロープ剤、香料、他の少量成分 0.101 Kathon保存剤 0.0003 水 97.547 目標pH=7、範囲6〜8

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  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記工程(a)〜(c)を含んでなることを特徴とする、布地上の局所的 な汚れ区域から汚れを除去する方法。 (a)布地の汚れた区域を吸収性汚れ受け材の上に、汚れ受け材と接触させて 配置する工程、 (b)ディスペンサー吐出口を有する容器から液体洗浄組成物を前記汚れに塗 布する工程、および (c)工程(b)と同時に、または工程(b)に続いて、前記吐出口の先端部 を使用して前記洗浄組成物を前記汚れの中に擦り込むか、または押し込み 、それによって前記汚れを汚れ受け材の中に移動させる工程。 2. 前記吐出口の先端が凹面である、請求項1に記載の方法。 3. 前記吐出口の先端が凸面である、請求項1に記載の方法。 4. 前記吐出口の先端が平面である、請求項1に記載の方法。 5. 界面活性剤がMgAES界面活性剤およびアミンオキシド界而活性剤の混 合物であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。 6. 溶剤がブトキシプロポキシプロパノールである、請求項1に記載の方法。 7. 前記組成物が水、溶剤および界面活性剤により特徴付けられる、請求項1 に記載の方法。 8. 前記組成物がH22の水溶液により特徴付けられる、請求項1に記載の方 法。 9. 前記組成物が有機洗浄溶剤によっても特徴付けられる、請求項13に記載 の方法。 10. 吸収性汚れ受け材がFAMフォーム受け材である、請求項1に記載の方 法。
JP53337898A 1997-01-17 1998-01-16 染み抜き Pending JP2001508841A (ja)

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