JP2001506944A - 印刷物の分類および切断方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は多数のグループに分けた印刷物を集める印刷物の分類及び切断方法に関し、顕著な特性をそれぞれ有する少くとも２つのグループから成る小グループを繰り返し順番に集め、１つのグループ内において次の小グループまで飛び越すことができるか、又は小グループ内において素早くページをめくることができるような方法においてシートの一部を少なくとも１つのシート端縁において切断したものである。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 印刷物の分類および切断方法 発明の詳細な説明 本発明は多数のグループに分けた印刷物を集める印刷物の分類および切断方法 に関するものである。 別々に区別できる多数のグループから成る印刷物は公知である。例えば辞書又 は百科事典を考えることができ、辞書又は百科事典において、アルファベットの 文字に基づいたグループを思い出すことができる。各グループ内には全て同じ文 字で始まる共通の小グループを見出すことができ、小グループの順序もアルファ ベットの文字に基づいている。 １つの小グループから別の小グループまで迅速に位置させるために、又はペー ジをめくるために、グループは表紙の余白部分に別々の位置に塗布した黒色塗料 を備えているか、１つのグループのある文字がそのグループの始めであることを 表示する切目を表紙の余白部分に備えているか、又は突出するタブを備えている 。 しかし、ある印刷物において、例えばグループが連続的にすぐ接して位置付け されないで、その小グループが繰り返しの順序で連続的に位置付けされている場 合がある。例えば、日記帳及び手帳を考えることができ、日記帳及び手帳におい て、例えば仕事上の予約（アポイントメント）に対するグループ、社会生活上の 予約に対するグループ、及びその他の予約に対するグループのような多数のグル ープが収納されており、その小グループが例えば日ごと又は週ごとに互いに連続 している。 本発明の目的は１つのグループ内で次の小グループのページを容易に見出すこ とができる手段を備えた印刷物を製造する方法を提供することにある。 本発明によれば、顕著な特性を有する少くとも２つのグループから成る小グル ープを繰り返し順番に集め、１つのグループ内で次の小グループまで飛び越すこ とができるか、又は小グループ内でページを素早く見出すことができるような方 法で少なく１つのシート端縁においてシートの一部分を切断させることにある。 このために、１つのグループ内でページを容易に見出すことができ、手帳の実 施例においては各種の主グループの小グループを短時間によって分類でき、かつ 速続的に接して配置できるので、所定の題目を見出すために手帳の大部分を介し てページをめくる必要性はない。 本発明の実施例によれば、各小グループの第１ページはシートの第２面に配置 され、小グループの最終ページはシートの第１面に配置され、小グループの第１ ページが印刷されたシートから始まって、小グループの最終ページを印刷したシ ートを除き、シートの各グループに対する特定な部分が切断されている。 これにより、シートが共に保持されているところのシート端縁に対向している 前端縁に沿う予定の位置で、第２面又は第１面と第２面が同じ１つの小グループ に属している各シートの前端縁が他方のシートの前端縁に対して突出する。 印刷物の３つの種類の小グループが特定の性質を有し、かつ繰り返しの順番で 集められ、前端縁の大部分とシートの上端縁の小部分を切断することにより第１ 切断部が形成され、シートの上部と下部の角隅部を切断することにより第２切断 部が形成され、前端縁の大部分とシートの下端縁の小部分とを切断することによ り第３切断部が形成されている。 １つのグループにおいて簡単な方法により即ち速続するその小グループに基い て及び小グループ内において、素早くページをめくることができる印刷物品が得 られる。最初の前端縁の上部側でシートを握持することにより第１グループで素 早くページをめくることができ、最初の前端縁の中央側でシートを握持すること により第２グループで素早くページをめくることができ、最初の前端縁の下部側 でシートを握持することにより第３グループで素早くページをめくることができ る。 小グループにつきページの数を少なくしかつ切断部が最初の端縁に対して小さ い角度を形成することにより、シートが切断部を備えていることは明確には見る ことができない。これは視覚上魅力的な日記帳、手帳、書籍、又はその他の印刷 物を備えると共に、最初の前端縁が各種の位置を使用するので、ページめくりが 特に意外な効果を備える。 この効果は例えば各種の小グループに対して特別な色彩、図案、文字を使用す ることにより及びグループの１つを白黒でデザインすることにより更に増大させ ることができる。 特に大きなサイズのシートを有すると共に３つ以上のグループを利用すること は基本的には可能であるけれど、切断部の可視性が相当増大し、その結果外観と 効果が多少減少する。 図面の簡単な説明 図１は小グループの山の斜視図である。 図２は図１の小グループの山の平面図である。 図３は速続的に繰り返して配置させた多数の小グループの斜視図である。 次に本発明を添付図面に示した実施例について説明する。 簡単な実施例が図１に示され、図１において全部で３つのグループの小グルー プ１，２，３が図示されている。小グループの各々は２ページから成っており、 第１ページはシートの第２面に印刷されているので、第１小グループに対しては 別のシートをシートの山に先行させねばならないが、そのシートは実施例には示 されていない。 第１小グループは図示されていない別のシートの第２面と符号２で示したシー トの第１面とから成っており、第２小グループはシート２の第２面とシートと３ の第１面とからそれぞれ構成され、第３小グループはシート３の第２面と第１グ ループの次の小グループの第１面とから成っている。従って、第３グループの最 終小グループ用に別のシートを付加させねばならない。 図において、第１切断部は符号４で示され、シートの前端縁の大部分を切断す ると共に上端縁の小部分を切断して形成し、第２切断部は符号６，７で示され、 シートの上部と下部の角隅部を切断することにより形成し、第３切断部は符号５ で示し、シートの前端縁の大部分を切断すると共に下端縁の小部分を切断するこ とにより形成してある。 図２において、１つのグループの小グループのシートの一部分が他のグループ の小グループのシートの端縁上に突出する位置においてハッチングで図示されて いる。角隅部の地点においてはシート１とシート３により定められた小グループ を通してページをめくることができ、上端と下端との中間においてはシート２に より定められた小グループを通してページをめくることができる（図３も参照） 。 自由に突出するシート２のシート部分は切断部４及び５の出発地点と切断部４ 及び５の交差地点８とを通過する線により定められている。 自由に突出するシート部分の距離はシート２の中間に表示されているように比 較的小さい。明瞭にするために、シート１及びシート３の図示した自由突出部分 は必要以上に比較的大きく図示してある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）多数のグループに分けた印刷物を集める印刷物の分類及び切断方法におい て、顕著な特性を有する少なくとも２つのグループから小グループを繰り返し順 番に集め、１つのグループ内において次の小グループまで飛び越すことができる か、又は小グループ内でページを素早くめくることができるような方法でシート の一部分を少なくとも１つのシート端縁で切断させたことを特徴とする印刷物の 分類及び切断方法。 ２）各小グループの第１ページをシートの第２面に位置させ、小グループの最 終ページをシートの第１面に位置させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項 に記載の方法。 ３）小グループの第１ページが印刷されているシートを最初に、小グループの 最終ページを印刷したシートを除き全てのシートに対してシートのグループを特 定する部分を切断したことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載 の方法。 ４）シートが互いに保持されているところのシート端縁に対向して配置された シート端縁に切断部を形成し、切断部を２つの隣接するシート端縁にわたって延 伸させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項に記 載の方法。 ５）切断部を直線切断部にしたことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載 の方法。 ６）シートが互いに保持されているシート端縁に対向する端縁であるシートの 前端縁に沿う予め定めた位置に切断部を形成し、小グループに属する第２面又は 第１面と第２面を有する各シートのシート端縁を他のシートのシート端縁に対し て突出させたことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれか１項 に記載の方法。 ７）顕著で特異な性質をそれぞれ有する印刷物の３つのグループから成る小グ ループを繰り返し順番に集め、小グループ中のシートの前端縁の大部分と上端縁 の小部分に第１切断部を形成し、シートの上部と下部の角隅部の地点を切断した 第２切断部を形成し、シートの前端縁の大部分と下端縁の小部分に第３切断部を 形成した特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれか１項に記載の方法。 ８）第１及び第３切断部においては同じ距離だけ上端縁と下端縁をそれぞれ切 断し、第２切断部においても同様の距離だけ上端縁と下端縁を切断し、上端縁と 下端縁を切断する切断部の長さを前端縁に行われる１つ又はそれ以上の切断部の 長さよりも短くしたことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の方法。 ９）第１及び第３切断部の前端縁の切断を第２切断部の前端縁の端部があると ころから始めたことを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載の方法。 １０）特許請求の範囲第１項乃至第９項のいずれか１項に記載の方法によって 製造された印刷物であって、該印刷物を少なくとも２つのグループから構成し、 ２つのグループから成る小グループを繰り返し順番に集め、各小グループを少な くとも２ページから構成し、１つのグループ内において次の小グループを飛び越 すことができるか、又は小グループ内においてページをめくることができる方法 で、シートの前端縁と、下端縁と、上端縁の一部を切断した切断部を形成したこ とを特徴とする印刷物。 １１）印刷物を少なくとも２つのグループから構成し、２つのグループから成 る小グループを２ページから構成し、シートの前端縁の大部分と上端縁の小部分 とに第１切断部を形成し、シートの上部と下部においてシートから角隅部の地点 を切断させて第２切断部を形成し、シートの前端縁の大部分と下端縁の小部分と に第３切断部を形成し、第１及び第３切断部においては同じ距離だけ上端縁及び 下端縁をそれぞれ切断し、第２切断部においても同様の距離だけ上端縁と下端縁 とを切断し、上端縁と下端縁を切断する切断部の長さを前端縁に行われる１つ又 はそれ以上の切断部の長さより短くし、第１及び第３切断部の前端縁の切断を第 ２切断部の前端縁の端部があるところから始めたことを特徴とする印刷物。