【発明の詳細な説明】
イミダゾピリダジン発明の属する技術分野
本発明は、医薬品の製造のための活性化合物として、医薬品産業で使用するこ
とを目的とした化合物に関する。従来の技術
ヨーロッパ特許第632040号明細書中に、抗菌活性を有することを目的と
する、イミダゾール誘導体が記載されている。発明の詳細な説明
本発明は、式1:
[式中、R1は、水素、1−4C−アルキル、R11で置換された1−4C−
アルキル、1−4C−アルキルカルボニル、1−4C−アルコキシカルボニル、
スルホ(−SO3H)またはR11およびR12で置換された単環系または二環
系であり、これは、ピロール、フラン、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール
、イミダゾリン、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、チアゾリン、イ
ソチアゾール、トリアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、チアジアゾ
ール−1−オキシド、テトラゾール、ヘキソピラノース類、ベンゼン、ピリジン
、ピリジン−N−オキシド、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、
ナフタレン、キノリン、キナゾリン、キノキサリン、ベンズイミダゾール、ベン
ゾキサゾール、ベンゾチアゾール、チアゾロピリジンおよびイミダゾピリジから
成る群より選択される;ここで、R11は、水素、1−4C−アルキル、3−7
C−シクロアルキル、1−4C−アルコキシ、1−4C−アルコキシ−1−4C
−アルコキシ、1−4C−アルキルカルボニル、アミノ、1−4C−アルキルカ
ルボニル−アミノ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロ−メトキシ、
ヒドロキシル、カルボキシル、1−4C−アルコキシカルボニル、1−4C−ア
ルキルチオ、1−4C−アルキルスルフイニル、1−4C−アルキルスルホニル
、スルホ(−SO3H)、ニトロ、グアニジノ、フェニル、R111で置換され
たフェニル、ピリジル、R111で置換されたピリジル、イミダゾリルジオン、
チアゾリル、R111または−N(R112)R113または−CO−N(R1
12)R113で置換された1−4C−アルキルであり;R12は、水素、1−
4C−アルキル、1−4C−アルコキシ、ハロゲン、
アミノ、ヒドロキシル、フェニルまたはトリフルオロメチルであり;ここでR1
11は、ヒドロキシル、1−4C−アルキル、1−4C−アルコキシ、カルボキ
シル、1−4C−アルコキシカルボニル、ハロゲン、アミノスルホニルまたは−
N(R112)R113であり;R112は、水素、1−4C−アルキル、ホル
ミル、1−4C−アルキルカルボニル、または1−4C−アルコキシカルボニル
であり;R113は、水素、1−4C−アルキルであるか;またはR112およ
びR113は、いっしょになって、両方の基が結合している窒素原子と共に、ピ
ペリジノまたはモルホリノ基を形成する;R2は、水素、1−4C−アルキルま
たはハロゲンであり;Aは、2−7C−アルキレンであり;Xは、結合線、O(
酸素)またはS(硫黄)であり;Yは、O(酸素)、S(硫黄)またはN−1−
4C−アルキルであり;Zは、O(酸素)またはS(硫黄)である]の化合物お
よびその塩、N−オキシド,更にこのN−オキシドの塩に関する。
1−4C−アルキルは、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキ
ル基を表す。例として、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、プ
ロピル、イソプロピル、エチルおよびメチル基をあげることができる。
1−4C−アルキルカルボニルは、カルボニル基に加え、前記の1−4C−ア
ルキル基のひとつを有する
基を表す。例として、アセチル基をあげることができる。
1−4C−アルコキシは、酸素原子に加え、前記の1−4C−アルキル基のひ
とつを有する基を表す。例として、メトキシおよびエトキシ基をあげることがで
きる。
1−4C−アルコキシカルボニルは、カルボニル基に加え、前記の1−4C−
アルコキシ基のひとつを有する基を表す。例として、メトキシカルボニルおよび
エトキシカルボニル基をあげることができる。
本発見においてヘキソピラノース類とは、ヘキソース類(例えば、ガラクトー
ス、マンノース、または特にグルコースのような)であり、これらはピラノシド
形で存在し、且つ分子残基にグリコシド結合している。グルコピラノースは特に
有利である。
3−7Cシクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシルおよびシクロヘプチル基を表す。
1−4C−アルコキシ−1−4C−アルコキシは、1−4C−アルコキシで置
換された1−4C−アルコキシを表す。例として、メトキシエトキシ、エトキシ
エトキシ、およびメトキシプロポキシ基をあげることができる。
1−4C−アルキルカルボニルアミノは、前記の1−4C−アルキルカルボニ
ル基のひとつで置換された
アミノを表す。例として、アセチルアミノ基(アセタミド基)をあげることがで
きる。
1−4C−アルキルチオは、硫黄原子に加え、前記の1−4C−アルキル基の
ひとつを有する基を表す。例として、メチルチオおよびエチルチオ基をあげるこ
とができる。
1−4C−アルキルスルフィニルは、スルフィニル基(−SO−)に加え、前
記の1−4C−アルキル基のひとつを有する基を表す。例として、メチルスルフ
ィニルおよびエチルスルフィニル基をあげることができる。
1−4C−アルキルスルホニルは、スルホニル基(−SO2−)に加え、前記
の1−4C−アルキル基のひとつを有する基を表す。例として、メチルスルホニ
ルおよびエチルスルホニル基をあげることができる。
R111で置換された典型的な1−4C−アルキル基の例としては、2−メト
キシカルボニルエチル、2−エトキシカルボニルエチル、メトキシカルボニルメ
チル、カルボキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、メトキシメチル、メトキシ
エチル、ジメチルアミノメチル、2−ジメチルアミノエチル基をあげることがで
きる。
2−7C−アルキレンは、2〜7個の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の
アルキレン基を表す。例として、ヘプチレン、イソヘプチレン(2−メチルヘキ
シレン)、ヘキシレン、イソヘキシレン(2−メチルペンチレン)、ネオヘキシ
レン(2,2−ジメチルブチレン)、ペンチレン、イソペンチレン(3−メチル
ブチレン)、ネオペンチレン(2,2−ジメチルプロピレン)、ブチレン、イソ
ブチレン、sec−ブチレン、tert−ブチレン、プロピレン、イソプロピレン、お
よびエチレン基をあげることができる。エチレン(−CH2CH2−)、ブチレン
(−CH2CH2CH2CH2−)、および、特にプロピレン(−CH2CH2CH2
−)基は有利である。
単環系または二環系のR1は、任意の適当な位置を介してXと結合することが
可能である。他方、単環系または二環系のR1中に含まれる、R11およびR1
2もまた、任意の適当な位置で結合することが可能である。R1に入る典型的な
基として:
2−ピロリル、3−ピロリル、1−メチル−3−ピロリル、2−フリル、3−
フリル、2−メチル−3−フリル、2−ジメチルアミノメチル−5−メチル−3
−フリル、5−(2−ジメチルアミノエチル)−2−フリル、5−メチル−2−
フリル、2−チエニル、3−チエニル、5−クロロ−2−チエニル、3−ピラゾ
リル、4−ピラゾリル、1−メチル−3−ピラゾリル、1−(2−ジメチルアミ
ノエチル)−3−ピラゾリル、2−イミダゾリル、1−メチル−2−イミダゾリ
ル、5−ニトロ−1−イミダゾリル、2−メチル−
5−ニトロ−1−イミダゾリル、4,5−ジフェニル−1−イミダゾリル、2−
イミダゾリニル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、4,5−ジメチル−2
−オキサゾリル、4−イソキサゾリル、5−イソキサゾリル、3,5−ジメチル
−4−イソキサゾリル、2−チアゾリル、4,5−ジメチル−2−チアゾリル、
4−メチル−5−カルボキシメチル−2−チアゾリル、3,4−ジメチル−2−
チアゾリル、2−チアゾリニル、3−イソチアゾリル、1,2,3−トリアゾール
−4−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イル、1−メチル−1,2,3−トリ
アゾール−4−イル、1−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル、4−メ
チル−1,2,4−トリアゾール−3−イル、1−(2−ジメチル−アミノエチル
)−1,2,3−トリアゾール−4−イル、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール
−5−イル、4−メチル−5−トリフルオロメチル−1,2,4−トリアゾール−
3−イル、5−メチル−1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,3,4−オキサ
ジアゾール−2−イル、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、
5−フェニル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、3−フェニル−1,2,
4−オキサジアゾール−5−イル、1,2,5−チアジアゾール−4−イル、1,
2,5−チアジアゾール−4−イル−1−オキシド、1,3,4−チアジアゾール
−2−イル、1,2,3−チアジアゾール−2−イル、5
−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル、2−アミノ−1,3,4−チア
ジアゾール−5−イル、5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−イル、5
−トリフルオロメチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル、5−テトラゾリ
ル、1−メチル−5−テトラゾリル、1−フェニル−5−テトラゾリル、1−(
2−ジメチルアミノエチル)−5−テトラゾリル、1−(4−アミノスルホニル
フェニル)−5−テトラゾリル、1−カルボキシメチル−5−テトラゾリル、1
−(2−ヒドロキシエチル)−5−テトラゾリル、フェニル、2−アミノ−4−
クロロフェニル、2−アミノ−4−トリフルオロメチルフェニル、4−アセタミ
ドフェニル、2−アミノ−フェニル、3−アミノフェニル、4−アミノフェニル
、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、2−クロロ
フェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2,5−ジクロロフェニ
ル、2,6−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2,3−ジクロロフ
ェニル、2,4−ジクロロフェニル、3,5−ジクロロフェニル、2−クロロ−6
−メチルフェニル、4−クロロ−2−メチルフェニル、2−クロロ−4−フルオ
ロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、2,4−ジメチルフェニル、
2,5−ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニ
ル、3,5−ジメチルフェニル、2−エチルフェニル、
4−エチルフェニル、2−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、3−フル
オロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2−ヒドロ
キシメチルフェニル、4−ヒドロキシメチルフェニル、2−イソプロピルフェニ
ル、4−イソプロピルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル
、4−メトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、3,4−ジメトキシフェ
ニル、2−カルボキシフェニル、4−カルボキシフェニル、2−メトキシカルボ
ニルフェニル、4−ニトロフェニル、2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−te
rt−ブチルフェニル、4−メチルチオフェニル、3−ジメチルアミノメチルフェ
ニル、3−ピペリジノメチルフェニル、3−カルボキシメチルフェニル、4−カ
ルボキシエチルフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4−トリフルオロ
メチルフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、2−トリフルオロメトキシ
フェニル、4−トリフルオロメトキシフェニル、2−ピリジル、4−ピリジル、
3−ヒドロキシ−2−ピリジル、3−カルボキシ−2−ピリジル、5−ニトロ−
2−ピリジル、3−アミノ−6−メトキシ−2−ピリジル、5−トリフルオロメ
チル−2−ピリジル、3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル、3
−トリフルオロメチル−2−ピリジル、2−ピリジ
ル−1−オキシド、2−ピリミジニル、2−アミノ−4−ピリミジニル、4−ア
ミノ−2−ピリミジニル、2,4−ジアミノ−6−ピリミジニル、4−アミノ−
6−ヒドロキシ−2−ピリミジニル、4,6−ジヒドロキシ−2−ピリミジニル
、2,4−ジヒドロキシ−5−ピリミジニル、2−アミノ−4−エチルアミノ−
6−ピリミジニル、4−メチル−2−ピリミジニル、4,6−ジメチル−2−ピ
リミジニル、2−エチルチオ−6−メチル−4−ピリミジニル、2−ヒドロキシ
−4−ピリミジニル、5−メトキシ−4−ピリミジニル、4−トリフルオロメチ
ル−2−ピリミジニル、1,3,4−トリアジン−2−イル、5,6−ジヒドロキ
シ−1,3,4−トリアジン−2−イル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−キノ
リル、8−キノリル、7−トリフルオロメチル−4−キノリル、4−キナゾリル
、4−ヒドロキシ−2−キナゾリル、2−キノキサリル、2−ベンズイミダゾリ
ル、5−メチル−2−ベンズイミダゾリル、5−ニトロ−2−ベンズイミダゾリ
ル、5−スルホ−2−ベンズイミダゾリル、5−メトキシ−2−ベンズイミダゾ
リル、5−(2−チアゾリル)−2−ベンズイミダゾリル、5−メチルチオ−2
−ベンズイミダゾリル、5−メチルスルホニル−2−ベンズイミダゾリル、2−
ベンゾキサゾリル、2−ベンゾチアゾリル、5−クロロ−2−ベンゾチアゾリル
、6−ニトロ−2−ベンゾチアゾリル、6−アミノ−
2−ベンゾチアゾリル、6−メトキシ−2−ベンゾチアゾリル、6−エトキシ−
2−ベンゾチアゾリルおよび2−イミダゾピリジルがある。
典型的な置換基R1の例(それらが、R11で置換された1−4C−アルキル
の場合)は:
2−ヒドロキシエチル、2−カルボキシエチル、2−アミノエチル、2−ジメ
チルアミノエチル、2−ジエチルアミノエチル、2−アセチルアミノエチル、シ
クロプロピルメチル、2−オキソプロピルおよび22,2−トリフルオロエチル
である。
式Iの化合物の好適な塩は、酸付加塩および塩基との塩の両方である。酸付加
塩の中で特筆すべきは、製薬上慣用される無機および有機化合物の薬理学的に認
容性の塩である。例えば、工業的規模で、本発明に従ってこの化合物を合成する
場合に、最初にプロセスプロダクトとして獲得することが可能である薬理学的に
非認容性の塩を、当業者に公知の方法により薬理学的に認容性の塩に変換する。
これらの好適な塩は、例えば、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、酢酸、
クエン酸、D−グルコン酸、安息香酸、2−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息
香酸、酪酸、スルホサリチル酸、マレイン酸、ラウリン酸、リンゴ酸、フマル酸
、コハク酸、シュウ酸、酒石酸、embonic acid、ステアリン酸、トルエンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸、または3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、のような酸
の水溶性および水不溶性の酸付加塩であり、これらの塩は、塩合成において(一
塩基酸または多塩基酸のどちらが関係するかに依存し、且つどの塩が要求される
かに依存して)、当モル定量比またはそれとは異なる比で使用される。
式Iの化合物において、カルボニル基を有するか、またはスルホ基を有する場
合、塩基との塩もまた、好適な塩である。塩基との塩の例には、リチウム、ナト
リウム、カリウム、カルシウム、アルミニウム、マグネシウム、チタニウム、ア
ンモニウム、メグルミン、またはグアニジイム塩があり、ここでも塩基を、当モ
ル定量比またはそれとは異なる比で塩合成に使用する。
本発明の具体例(具体例a)として、式I中のXが結合線であり、R1が水素
、1−4C−アルキルまたはR11で置換した1−4C−アルキルの化合物があ
る。
本発明の更なる具体例(具体例b)として、式I中のXがO(酸素)であり、
R1が水素または1−4C−アルキルの化合物がある。
本発明の更なる具体例(具体例c)として、式I中のXがS(硫黄)の化合物
がある。
本発明の更なる具体例(具体例d)として、式I中のYがO(酸素)であり、
ZがO(酸素)の化合物がある。
本発明の更なる具体例(具体例e)として、式I中のYがS(硫黄)であり、
ZがS(硫黄)の化合物がある。
本発明の更なる具体例(具体例f)として、式I中のYがN−1−4C−アル
キルであり、ZがS(硫黄)の化合物がある。
本発明の更なる具体例(具体例g)として、式I中のYがO(酸素)であり、
ZがS(硫黄)の化合物がある。
式Iの有利な化合物は、式中の置換基R2がピリジン環の3位に結合したもの
である。
式Iの更に有利な化合物は、式中のピリジン環への架橋構成部−Y−A−Z−
が、3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンの6位に結合したものである
。
本発明による有利な化合物は、式I*:
[式中R1、R2、A、X、YおよびZは、前記のも
のを表す]の化合物およびその塩、N−オキシド、更にこのN−オキシドの塩で
ある。
式Iおよび式I*の更に有利な化合物は、式中のAがエチレンまたはプロピレ
ンの化合物である。
強調されるべき化合物は、式I:
[式中、R1は、水素、1−4C−アルキル、R11で置換された1−4C−ア
ルキル、1−4C−アルキルカルボニル、スルホ(−SO3H)またはR11お
よびR12で置換された単環系または二環系であり、これは、ピロール、フラン
、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、イミダゾリン、オキサゾール、イソ
キサゾール、チアゾール、チアゾリン、イソチアゾール、トリアゾール、オキサ
ジアゾール、チアジアゾール、チアジアゾール−1−オキシド、テトラゾール、
ヘキソピラノース類、ベンゼン、ピリジン、ピリジン−N−オキシド、ピリダジ
ン、ピリミジン、ピラジン、ナフタレン、キノリン、キナゾリン、キノキサリン
、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、チアゾロピリジンおよびイミダゾピ
リジンから成る群より選択される;ここで、R11は、水素、1−4C−アルキ
ル、3−7C−シクロアルキル、1−4C−アルコキシ、1−4C−アルコキシ
−1−4C−アルコキシ、1−4C−アルキルカルボニル、アミノ、1−4C−
アルキルカルボニルーアミノ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロー
メトキシ、ヒドロキシル、
カルボキシル、1−4C−アルコキシ−カルボニル、1−4C−アルキルチオ、
1−4C−アルキルスルホニル、ニトロ、フェニル、R111で置換されたフェ
ニル、ピリジル、R111で置換されたピリジル、イミダゾリルジオン、チアゾ
リル、R111で置換された1−4C−アルキル、−N(R112)R113ま
たは−CO−N(R112)R113であり;R12は、水素、1−4C−アル
キル、1−4C−アルコキシ、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシルまたはフェニル
であり;ここで、R111は、ヒドロキシル、1−4C−アルキル、1−4C−
アルコキシ、カルボキシル、ハロゲン、アミノスルホニルまたは−N(R112
)R113であり;R112は、水素、1−4C−アルキル、1−4C−アルキ
ルカルボニルまたは1−4C−アルコキシカルボニルであり;R113は、水素
または1−4C−アルキルであり;R2は、水素、1−4C−アルキルまたはハ
ロゲンであり;Aは2−7C−アルキレンであり;Xは、結合線、O(酸素)ま
たはS(硫黄)であり;YはO(酸素)、S(硫黄)またはN−1−4C−アル
キルであり;Zは、O(酸素)またはS(硫黄)である]の化合物およびその塩
、N−オキシド、更にこのN−オキシドの塩である。
特に強調されるべき化合物は、式I:
[式中、R1は、水素、1−4C−アルキル、R11
で置換された1−4C−アルキル、1−4C−アルキルカルボニル、スルホ(−
SO3H)またはR11およびR12で置換された単環系または二環系であり、
これは、イミダゾール、テトラゾール、ヘキソピラノース類、ピリジン、ピリジ
ン−N−オキシド、ピリミジン、ベンズイミダゾールおよびチアゾロピリジンか
ら成る群より選択される;ここで、R11は、水素、1−4C−アルキル、3−
7C−シクロアルキル、1−4C−アルコキシ、1−4C−アルコキシ−1−4
C−アルコキシ、1−4C−アルキルカルボニル、アミノ、ハロゲン、トリフル
オロメチル、ヒドロキシル、カルボキシル、1−4C−アルコキシカルボニル、
1−4C−アルキルチオ、1−4C−アルキルスルホニル、フェニル、R111
で置換されたフェニル、ピリジル、R111で置換されたピリジル、イミダゾリ
ルジオン、チアゾリル、R111で置換された1−4C−アルキルまたは−N(
R112)R113であり;R12は、水素、1−4C−アルキル、アミノまた
はヒドロキシルであり;ここで、R111は、ヒドロキシル、1−4C−アルキ
ル、1−4C−アルコキシまたは−N(R112)R113であり;R112は
、水素、1−4C−アルキルまたは1−4C−アルキルカルボニルであり;R1
13は、水素または1−4C−アルキルであり;R2は、水素、1−4C−アル
キル、またはハロゲンであり;Aは、2−5C−アル
キレンであり;Xは、結合線、O(酸素)またはS(硫黄)であり;Yは、O(
酸素)、S(硫黄)またはN−1−4C−アルキルであり;Zは、O(酸素)ま
たはS(硫黄)である]の化合物およびその塩、N−オキシド、更にこのN−オ
キシドの塩である。
有利な化合物は、式I*:
[式中、R1は、水素、1−4C−アルキル、R11で置換された1−4C−ア
ルキル、1−4C−アルキルカルボニル、スルホ(−SO3H)またはR11お
よびR12で置換された単環系または二環系であり、これは、イミダゾール、テ
トラゾール、ピリジン、およびピリミジン、ベンズイミダゾールから成る群より
選択される;ここで、R11は、水素、1−4C−アルキル、1−4C−アルコ
キシ、1−4C−アルコキシ−1−4C−アルコキシ、1−4C−アルキルチオ
、1−4C−アルキルスルホニル、フェニル、R111で置換されたフェニル、
ピリジル、R111で置換されたピリジル、チアゾリルであり;R12は、水素
であり;ここで、R111は、ヒドロキシル、または1−4C−アルキルであり
;R2は、1−4C−アルキルまたはハロゲンであり;Aは、2−4C−アルキ
レンであり;Xは、結合線、O(酸素)またはS(硫黄)であり;Yは、O(酸
素)、S(硫黄)またはN−1−4C−アルキルであり;Zは、O(酸素)また
はS(硫黄)である]の化合物およびその塩、N−オキシド、更にこのN−オキ
シドの塩である。
本発明による典型的な化合物を、次の表に示す。すなわち:表1
式I*の化合物において、X=結合線であり、その他は以下の通りである:R1 R2 Y A Z
H メチル O エチレン O
H メチル O プロピレン O
H 塩素 O エチレン O
H 塩素 O プロピレン O
H メチル O エチレン S
H メチル O プロピレン S
H 塩素 O エチレン S
H 塩素 O プロピレン S
H メチル S エチレン S
H メチル S プロピレン S
H 塩素 S エチレン S
H 塩素 S プロピレン S
H メチル N−メチル エチレン S
H メチル N−メチル プロピレン S
H 塩素 N−メチル エチレン S
H 塩素 N−メチル プロピレン S表2
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=O、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである:R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)− メチル
1H−テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− メチル
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダ メチル
ゾール−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール− メチル
5−イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H− メチル
イミダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダ 塩素
ゾール−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール− 塩素
5−イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H− 塩素
イミダゾール−2−イル表3
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=O、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)− メチル
1H−テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− メチル
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズイ メチル
ミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール− メチル
5−イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イ メチル
ミダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズイ 塩素
ミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール− 塩素
5−イル
1−(3−メチル−ピリジン−2−イル) 塩素
−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表4
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=O、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表5
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=O、A=プロピレンであり、
その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表6
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=S、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表7
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=S、A=プロピレンであり、
その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表8
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=S、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表9
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=S、A=プロピレンであり、
その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表10
式I*の化合物において、X=O、Y=N−メチル、Z=S、A=エチレンで
あり、その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
l−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表11
式I*の化合物において、X=O、Y=N−メチル、Z=S、A=プロピレン
であり、その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表12
式I*の化合物において、X=O、Y=S、Z=S、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表13
式I*の化合物において、X=O、Y=S、Z=S、A=プロピレンであり、
その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル1−(ピリジン−2−イル)−1H−イ
ミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表14
式I*の化合物において、X=S、Y=S、Z=S、A=エチレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素テトラゾ
ール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表15
式I*の化合物において、X=S、Y=S、Z=S、A=プロピレンであり、
その他は以下の通りである。R1 R2
メトキシエトキシエチル メチル
アセチル メチル
2−ピリミジニル メチル
2−ベンズイミダゾリル メチル
H メチル
メチル メチル
メトキシエチル メチル
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− メチル
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル メチル
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール メチル
−2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ メチル
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー メチル
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− メチル
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ メチル
ダゾール−2−イル
メトキシエトキシエチル 塩素
アセチル 塩素
2−ピリミジニル 塩素
2−ベンズイミダゾリル 塩素
H 塩素
メチル 塩素
メトキシエチル 塩素
1−(4−ヒドロキシフェニル)−1H− 塩素
テトラゾール−5−イル
4−ピリジル 塩素
5−メチルチオ−ベンズイミダゾール− 塩素
2−イル
5−(チアゾール−2−イル)−ベンズ 塩素
イミダゾール−2−イル
5−メチルスルホニル−ベンズイミダゾー 塩素
ル−2−イル
1−フェニル−1H−テトラゾール−5− 塩素
イル
1−(3−メチル−ピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(ピリジン−2−イル)−1H−イミ 塩素
ダゾール−2−イル表16
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=O、A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表17
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=O、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表18
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=O、A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表19
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=O、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表20
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=S)A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表21
式I*の化合物において、X=O、Y=O、Z=S、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表22
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=S、A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。
R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表23
式I*の化合物において、X=S、Y=O、Z=S、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表24
式I*の化合物において、X=O、Y=N−メチル、Z=S、A=エチレンであ
り、その他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表25
式I*の化合物において、X=O、Y=N−メチル、Z=S、A=プロピレンで
あり、その他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表26
式I*の化合物において、X=O、Y=S、Z=S、A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表27
式I*の化合物において、X=O、Y=S、Z=S、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表28
式I*の化合物において、X=S、Y=S、Z=S、A=エチレンであり、その
他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル表29
式I*の化合物において、X=S、Y=S、Z=S、A=プロピレンであり、そ
の他は以下の通りである。R1 R2
2−ヒドロキシエチル メチル
2−カルボキシエチル メチル
2−アミノエチル メチル
2−ジメチルアミノエチル メチル
2−ジエチルアミノエチル メチル
2−アセチルアミノエチル メチル
シクロプロピルメチル メチル
2−オキソプロピル メチル
2,2,2−トリフルオロエチル メチル
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル メチル
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル メチル
4−メチルピリミジン−2−イル メチル
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル メチル
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル メチル
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− メチル
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− メチル
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
2−ヒドロキシエチル 塩素
2−カルボキシエチル 塩素
2−アミノエチル 塩素
2−ジメチルアミノエチル 塩素
2−ジエチルアミノエチル 塩素
2−アセチルアミノエチル 塩素
シクロプロピルメチル 塩素
2−オキソプロピル 塩素
2,2,2−トリフルオロエチル 塩素
イミダゾール−2,4−ジオン−5−イル 塩素
4,6−ジメチルピリミジン−2−イル 塩素
4−メチルピリミジン−2−イル 塩素
4,6−ジアミノピリミジン−2−イル 塩素
4−ヒドロキシ−5−エトキシカルボニル 塩素
ピリミジン−2−イル
1−(3−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−クロロピリジン−2−イル)− 塩素
1H−イミダゾール−2−イル
1−(3−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
1−(4−メトキシピリジン−2− 塩素
イル)−1H−イミダゾール−2−イル
表1から表29の化合物およびその塩、N−オキシド、更にこのN−オキシドの
塩である。
本発明の化合物は、国際特許第WO95/34554号および第WO95/15
324号明細書中に記載の方法を使用するか、また、それらの明細書中に記載さ
れているか、あるいは、同様に獲得が可能な出発化合物を使用して、類似的に合
成することができる。特に、本発明の化合物は、次の実施例中に非常に詳細に記
載されているようにして合成が可能であるし、また、類似方法の行程を利用した
り、同様に獲得が可能な出発化合物を反応させることでも合成が可能である。
次の実施例は、本発明をより詳細に説明するために示すものであり、本発明を
限定するものではない。M.p.は融点を、minは分を、h.は時間を、de
c.は分解を、DBUは1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデック−7−
エンを示すものとする。実施例 出発化合物
実施例A1.
[4(3−メルカプトプロピルスルファニル)−3−メチルピリジン−2−イル
]−メタノール
水1.51中の炭酸カリウム(691g、5モル)溶液を窒素雰囲気下に1,3
−プロパンジチオール(432.8g、4モル)で処理し、80℃に加熱する。
その後、水400ml中の(4−クロロ−3−メチルピリジン−2−イル)メタ
ノールヒドロクロライド(194.1g、1モル)溶液を、約2h.激しく撹拌し
ながら、この温度で滴加する。この混合物を、80〜85℃で更に18h.撹拌
し、その後、室温まで冷却する。水相を分離除去後、有機相をトルエン(1.5
l)で処理し、水(2×1l)で洗浄する。次に、
有機相を2M塩酸(2l)で抽出する。塩酸相を濃縮し、残分をイソプロパノー
ルから再結晶させる。表題の化合物159g(60%)を単離する。粗生成物は
、更に精製することなく、実施例1の化合物の合成に使用する。
実施例A2.
6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)
−プロピルスルファニル]−3−ニトロイミダゾ−[1,2−b]ピリダジン
ジクロロメタン30ml中のチオニルクロライド3.6ml(49.8ミリモル
)溶液を、無水ジクロロメタン400ml中の{3−メチル−4−[3−(3−
ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル−スルファニル)プロピル
スルファニル]ピリジン−2−イル}メタノール15.0g(38.3ミリモル)
溶液に室温で滴加し、その後、この混合物を、更に18h.撹拌する。次に、0
度まで冷却し、炭酸ナトリウム水溶液(100ml)を慎重に滴加する。ジクロ
ロメタンを留去する。次いで、懸濁液を水400mlで処理し、0℃で30mi
n.撹拌する。沈殿物を濾別し、水で洗浄し、真空中で40℃で乾燥させた後、
アセトン300ml中に懸濁する。濾過および乾燥後、表題の化合物15.3g
(97%)を、淡ベージュ
色の粉末として単離する。M.p.:155〜156℃。
実施例B1.
3−2,3−ジメチル−1−オキシピリジン−4−イルオキシ)プロパン−1−
オール
無水ジメチルホルムアミド50ml中の1,3−プロパンジオール(193m
l,2.66モル)溶液を、ジメチルホルムアミド110ml中の水素化ナトリ
ウム(80%濃度の懸濁液24g、0.8モル)懸濁液に、0℃で2h.かけて滴
加する。次に、この懸濁液を、室温で18h.撹拌し、直ちに50℃に加熱する
。4−クロロ−2,3−ジメチルピリジン−1−オキシド(84g、0.53モル
)を15分間かけて、少量ずつ添加する。その後、この混合物を、更に1.5h.
撹拌しながら120℃に加熱する。50℃まで冷却した後、メタノール(500
ml)を添加する。
次に、塩を濾別し、メタノールで洗浄する。濾液は、高真空での蒸留により濃縮
し、残分を、シリカゲルを用いたクロマトグラフィーにより精製する。ここで使
用した溶離液の勾配を次に示す:1)酢酸エチル/メタノール/アンモニア=1
9:1:0.6;2)酢酸エチル/メタノール/アンモニア=18:3:0.6お
よび3)酢酸エチル/メタノール/アンモニア=
15:5:0.4である。Rf=0.25を示すフラクション(酢酸エチル/メタ
ノール/アンモニア=50:20:1)を濃縮し、更に2回、1回につき250
mlのトルエンに溶解し、再度濃縮する。表題の化合物76.2g(72%)を
淡ベージュ色の固体として単離する。M.p.:72〜84℃。粗生成物は、更に
精製することなく、以後の反応に使用する。
実施例B2.
3−(2−ヒドロキシメチル−3−メチルピリジン−4−イルオキシ)プロパン
−1−オール
3−(2,3−ジメチル−1−オキシピリジン−4−イルオキシ)プロパン−
1−オール47g(0.24モル)および無水酢酸176ml(1.87モル)を
、90℃で5h.加熱する。次に、過剰の無水酢酸を留去する。残分を水40m
lおよび濃塩酸100ml中に回収し、80℃で16h.加熱する。この溶液を
、1回につき150mlのイソプロパノールで合計3回、室温で処理し、水流に
よる真空中で、再度濃縮する。その後、沈殿物を濾別し、イソプロパノールで洗
浄し、乾燥する。この方法で単離した塩酸塩32gを、イソプロパノール500
ml中に懸濁し、炭酸カリウム38gで処理し、80℃で1.5h.撹拌する。こ
の高温溶液を濾過し、濾液を濃縮し、乾燥する。表
題の化合物26.5g(56%)を淡ベージュ色の固体として単離する。M.p.
:65〜70℃。粗生成物は、更に精製することなく、以後の反応に使用する。
実施例B3.
[4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチルピリジン−2−イル]メタノール
a)2−クロロメチル−4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチル−ピリジン
ジクロロメタン5ml中の塩化チオニル2.3ml(31.7ミリモル)溶液を
、ジクロロメタン20ml中の3−(2−ヒドロキシメチル−3−メチルピリジ
ン−4−イルオキシ)プロパン−1−オール2.5g(12.6ミリモル)溶液に
、0℃で滴加し、その直後、この混合物を室温で更に16h.撹拌する。次に水
(20ml)を添加し、この混合物を重炭酸ナトリウム溶液を用いてpH8に調
整し、ジクロロメタン3×20mlで抽出する。この有機抽出物を水で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残油分(2.8g)は、更に精製する
ことなく、段階b)に使用する。
b)4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチルピリ
ジン−2−イルメチルアセテート
段階a)で得た油状物(2.8g、11.9ミリモル)を、氷酢酸20mlおよ
び酢酸カリウム2.3g(23.9ミリモル)と共に100℃で6h.加熱する。
次に、この混合物を濃縮し、残分を酢酸エチル(30ml)および炭酸水素ナト
リウム溶液(30ml)に回収する。その後、この溶液を2M塩酸を用いてpH
7に調整し、酢酸エチル3×30mlで抽出する。この有機抽出物を水で洗浄し
、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残油分(2.8g)は、更に精製す
ることなく、段階c)に使用する。
c)[4−(3−クロロプロポキシ)−3−メチルピリジン−2−イル]メタノ
ール
メタノール25ml中の、段階b)で得た油状物2.7g(10.4ミリモル)の
溶液を、炭酸カリウム1.5g(20.8ミリモル)で処理し、室温で4h.撹拌
する。次に塩を濾別し、濾液を濃縮する。残分をシリカゲルを用いたクロマトグ
ラフィー(溶離液:酢酸エチル/メタノール/アンモニア=19:1:0.4)
により精製する。表題の化合物1.3g(57%)を無色油状物として単離する
が、これは、比較的長時間放置すると、部分的に結晶化する。この生成物は、更
に精製することなく、以後の反応(実施例15)にそのまま使用する。
実施例B4.
3−ニトロ−6−トリチルスルファニルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
ジオキサン150ml中の6−クロロ−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピ
リダジン8.0g(40.3ミリモル)およびトリフェニル−メタネチオール16
.7g(60.4ミリモル)および炭酸カリウム16.7g(120ミリモル)を
、アルゴン雰囲気下に、90℃で5h.加熱する。室温まで冷却後、この混合物
を濾過し、濾液を濃縮する。残分を、少量の酢酸エチルに溶解し、ジイソプロピ
ルエーテル100mlで処理する。18h.後、結晶性の沈殿物を濾別し、乾燥
する。表題の化合物12.69g(72%)を単離する。M.p.:168〜1
70℃。
実施例B5.
3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−チオール
無水ジクロロメタン10ml中の3−ニトロ−6−トリチルスルファニルイミ
ダゾ[1,2−b]ピリダ
ジン1.0g(2.28ミリモル)溶液を、アルゴン雰囲気下に、トリエチルシラ
ン0.73ml(4.56ミリモル)およびトリフルオロ酢酸1.0ml(13ミ
リモル)で処理し、室温で3h.撹拌する。次に、2N水酸化ナトリウム溶液1
0mlを添加し、この混合物を酢酸エチル3×20mlで抽出する。続いて、水
相を塩酸でpH2に調整し、酢酸エチル3×20mlで直ちに抽出する。有機抽
出物を水20mlで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。この残分
に少量のジエチルエーテルを添加して結晶化する。表題の化合物0.34g(7
6%)を淡黄色の固体として単離する。M.p.:175〜177℃。
実施例C1.
3−クロロ−4−[(2−クロロエチル)メチルアミノ]ピリジン−2−イルメ
チルアセテート
(3−クロロ−2−クロロメチルピリジン−4−イル)−(2−クロロエチル)
メチルアミンヒドロクロライド3.0g(10.3ミリモル)および酢酸カリウム
3.0g(31ミリモル)を、氷酢酸50ml中で、100℃で27h.加熱する
。その後、氷酢酸を留去し、残分を酢酸エチル/水(1:1)60mlに回収す
る。この混合物を重炭酸ナトリウム溶液を用いてpH8に調整し、酢酸エチル3
×30mlで抽出する。
この有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残分は
、シリカゲルを用いたクロマトグラフィー(溶離液:トルエン/酢酸エチル=1
:1)により精製する。Rf=0.25を示すフラクションを濃縮(収量:1.8
4g、64%)し、実施例C2の化合物の合成にそのまま使用する。
実施例C2.
{3−クロロ−4−[(2−クロロエチル)メチルアミノ]ピリジン−2−イル
}メタノール
メタノール20ml中の3−クロロ−4−[(2−クロロエチル)−メチルアミ
ノ]−ピリジン−2−イルメチルアセテート1.83gおよび炭酸カリウム25
0mgを、室温で8h.撹拌する。次に、この混合物を濾過し、濾液を濃縮する
。残分をジエチルエーテルで粉末化する。表題の化合物1.43g(92%)を
ベージュ色の固体として単離する。M.p.:91〜96℃。
実施例C3.
(2−クロロエチル)−[3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イル−スルファ
ニルメチル)ピリジン−4−イル]メチルアミンヒドロクロライド
イソプロパノール100ml中の(3−クロロ−2−クロロメチルピリジン−
4−イル)−(2−クロロエチル)メチルアミン5.05g(19.9ミリモル)
および2−メルカプトピリミジン2.23g(19.9ミリモル)溶液を、還流下
に1.5h.加熱する。その後、室温まで冷却し、濃縮し、残分を少量の酢酸エチ
ル/メタノール(1:1)に回収する。次に、塩化水素のエーテル溶液(Ethere
al hydrogen chloride solution)を添加し、この混合物を0℃まで冷却する。
沈殿物を濾別し、エーテルで洗浄し、乾燥する。表題の化合物4.24g(58
%)を淡ベージュ色の固体として単離する。M.p.:177〜180℃。以後の
反応のため、2N水酸化ナトリウム溶液を用いた抽出により、塩酸塩から塩基を
遊離する。
実施例C4.
[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3−クロ
ロ−ピリジン−4−イル]−(2−クロロエチル)メチルアミンジヒドロクロラ
イド
イソプロパノール40ml中の(3−クロロ−2−クロロメチルピリジン−4
−イル)−(2−クロロエチル)メチルアミン1.80g(7.1ミリモル)およ
び2−メルカプトベンズイミダゾール1.06g(7.
1ミリモル)を出発物質とし、ジイソプロピルエーテルから結晶化した後、実施
例C3に記載の方法により表題の化合物2.9g(98%)をベージュ色の固体
として得る。M.p.:202℃(dec.)。
実施例D1.
2−{[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3
−クロロ−ピリジン−4−イル]メチル−アミノ}−エタノール
a)2−[(3−クロロ−2−クロロメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−
アミノ]−エタノール
ジクロロメタン(50ml)中に溶解した塩化チオニル(7.4ml、101.5
ミリモル)を、ジクロロメタン(150ml)中の(2−[(3−クロロ−2−
ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−アミノ]−エタノール(1
0.0g、46.1ミリモル)溶液に、4℃で滴加する。この溶液をこの温度で1
h.撹拌し、氷水で粉末化し、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で中和する。有機相
を分離後、水相をジクロロメタンで抽出する。合した有機抽出物を水で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。残分は、更に精製すること
なく、段階b)に記載の合成に使用する。
b)2−{[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)
−3−クロロ−ピリジン−4−イル]−メチル−アミノ}−エタノール
2−プロパノール(250ml)中の、段階a)で単離された2−[(3−ク
ロロ−2−クロロメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−アミノ]−エタノー
ル(10.2g)および2−メルカプト−ベンズイミダゾール(5.8g、39ミ
リモル)の溶液を、還流下に2h.沸騰させる。4℃まで冷却した後、沈殿物を
濾過し、2−プロパノールで洗浄し、真空中で乾燥する。残分を水に溶解し、重
炭酸ナトリウム水溶液を用いてpH8に調整し、酢酸エチルで抽出する。合した
有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。
残分を酢酸エチルから結晶化し、表題の化合物7.9g(58%)を灰白色の固
体として得る。M.p.:132〜5℃。
実施例D2.
3−{[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3
−クロロ−ピリジン−4−イル]−メチル−アミノ}−プロパノール
a)3−[(3−クロロ−2−クロロメチル−ピリジ
ン−4−イル)−メチル−アミノ]−プロパノール
ジクロロメタン(25ml)中に溶解した塩化チオニル(3.5ml、47.6
ミリモル)を、ジクロロメタン(75ml)中の3−[(3−クロロ−2−ヒド
ロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−アミノ]−プロパノール(5.
0g,21.6ミリモル)溶液に、4℃で滴加する。この溶液をこの温度で1h
.撹拌し、氷水で粉末化し、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で中和する。有機相を
分離後、水相をジクロロメタンで抽出する。合した有機抽出物を、水で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。残分は、更に精製すること
なく、段階b)に記載の合成に使用する。
b)3−{[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)
−3−クロロ−ピリジン−4−イル]−メチル−アミノ}−プロパノール
2−プロパノール(150ml)中の、段階a)で単離された3−[(3−ク
ロロ−2−クロロメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−アミノ]−プロパノ
ール(5.3g)および2−メルカプト−ベンズイミダゾール(2.2g、14.
6ミリモル)の溶液を、還流下に2h.沸騰させる。4℃まで冷却した後、沈殿
物を濾過し、2−プロパノールで洗浄し、真空中で乾燥する。残分を水に溶解し
、重炭酸ナトリウム水溶液でpH8に調整し、酢酸エチルで抽出する。合した有
機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。残
分を酢酸エチルから結晶化し、表題の化合物3.6g(46%)を灰白色の固体
として得る。M.p.:127〜30℃。
実施例D3.
2−[(3−クロロ−2−ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−
アミノ]−エタノール
a)2−[(2−ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−アミノ]
−エタノール
(4−クロロ−ピリジン−2−イル)−メタノール(20.0g、139ミリモ
ル)および2−メチルアミノ−エタノール(11.7ml、146ミリモル)の
混合物を140℃で1h.撹拌する。室温まで冷却後、粘性油分は、更に精製す
ることなく、段階b)に記載の合成に使用する。
b)2−[(3−クロロ−2−ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチ
ル−アミノ]−エタノール
酢酸(170ml)中の2−[(2−ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)
−メチル−アミノ]−エタノール(段階a)で単離した粗生成物30g、140
ミリモル)の溶液に、N−クロロサクシンイミド(25g、187ミリモル)を
、5回に分割して、3h.かけて添加する。1h.継続して撹拌し、溶媒を真空
中で蒸発させる。残分を6N水酸化ナトリウム溶液で処理し、酢酸エチルで抽出
する。合した有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で
乾燥する。残分をクロマトグラフ(シリカ、トルエン/ジオキサン 2:1)に
かけ、表題の化合物を茶色の固体として得る。M.p.:49〜53℃。
実施例D4.
3−[(3−クロロ−2−ヒドロキシメチル−ピリジン−4−イル)−メチル−
アミノ]−プロパノール
実施例D3に記載のように、表題の化合物を、(4−クロロ−ピリジン−2−イ
ル)−メタノール(15.3g、106ミリモル)および3−メチルアミノ−プ
ロパノール(10.0g、112ミリモル)から出発し、次にN−クロロサクシ
ンイミド(19g、143ミリモル)により粗生成物を塩素化するという、2段
階を経て合成する。収量:6.4g(26%)、無色油状物。最終生成物
実施例1.
{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6
−イルスルファニル)プロピルスルファニル]ピリジン−2−イル}メタノール
水素化ナトリウム(80%濃度の懸濁物)10.9gをテトラヒドロフラン35
0ml中に、窒素雰囲気下で懸濁する。次に、テトラヒドロフラン(350ml
)中の[4−(3−メルカプトプロピルスルファニル)−3−メチルピリジン−
2−イル]メタノール73g(0.31モル)溶液を、室温で2h.激しく撹拌
しながら滴加する。その後、懸濁液を室温で更に2.5h.撹拌する。次に、テト
ラヒドロフラン(1000ml)中の6−クロロ−3−ニトロイミダゾ[1,2
−b]ピリダジン51.6g(0.26モル)溶液を3.5h.かけて滴加し、この
混合物を室温で更に18h.撹拌する。この混合物を0℃に冷却し、激しく撹拌
しながら、慎重に水(500ml)で処理する。その後、有機溶媒を留去する。
水性残分を更に水500mlで希釈し、0℃に冷却する。ベージュ色の沈殿物を
濾別し、水で洗浄し、40℃の高真空中で乾燥する。粗生成物を高温のトルエン
(1.2l)に溶解し、
活性炭(25g)および珪藻土(15g)で清澄化する。沸点で濾過した後、溶
液を750mlまで濃縮し、ジイソプロピルエーテル(1.2l)で処理する。
完全に沈殿させるために、懸濁液を撹拌しながら0℃まで冷却する。沈殿物を濾
別し、次に、真空中で40℃で乾燥する。更に精製を進めるために、生成物を高
温のメタノール(1.2l)中に懸濁し、室温まで冷却後、再度、ジイソプロピ
ルエーテル(500ml)で処理する。濾過および真空中で乾燥後、M.p.が1
27〜129℃の表題の化合物82g(80%)を単離する。
実施例2.
6−13−[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)
−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル]プロピルスルファニル}−3−
ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンヒドロクロライド
イソプロパノール(50ml)中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチ
ルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイミ
ダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.39g、0.95ミリモル)および2−メル
カプト−1H−ベンズイミダゾール(160mg、1.05ミリモル)懸濁液を
、還流下に7h.加熱する。室温まで冷却した後、沈殿物を濾別し、イソプロパ
ノールで洗浄し、真空中で40℃で乾燥する。表題の化合物(0.46g、86
%)をベージュ色の固体として単離する。M.p.:200〜207℃(dec.
)
実施例3.
6−13−[3−メチル−2−(ピリジン−4−イルスルファニルメチル)−ピ
リジン−4−イルスルファニル]プロピル−スルファニル}−3−ニトロ−イミ
ダゾ[1,2−b]ピリダジンヒドロクロライド
イソプロパノール30ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピ
リジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル}−3−ニトロ−イミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン0.53g(1.3ミリモル)および4−メルカプト
ピリジン0.15g(1.3ミリモル)を、実施例2.の記載と同様にして反応さ
せる。M.p.が174〜178℃の表題の化合物0.59g(87%)を単離す
る。
実施例4.
6−{3−[3−メチル−2−(ピリミジン−2−イルスルファニルメチル)−
ピリジン−4−イルスルファニル]プロピルスルファニル}−3−ニトロ−イミ
ダゾ[1,2−b]ピリダジン
イソプロパノール(100ml)中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メ
チルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.23g、3.0ミリモル)、2−メルカプ
トピリミジン(330mg、2.9ミリモル)およびトリエチルアミン(335
mg、3.3ミリモル)懸濁液を、還流条件下に4.5h.加熱する。冷却後、懸
濁液を更に室温で18h.、その後、0℃で0.5h.撹拌する。沈殿物を濾別し
、イソプロパノールで洗浄し、真空中で40℃で乾燥する。次に、結晶性固体を
水(50ml)および炭酸ナトリウム溶液(10ml)に懸濁する。濾過後、真
空中で40℃で乾燥し、表題の化合物を淡ベージュ色の固体として単離する。収
量:1.40g(93%)。M.p.:143〜147℃。
実施例5.
6−13−[3−メチル−2−(5−チアゾール−2−イル−1H−ベンズイミ
ダゾール−2−イルスルファニルメチル)ピリジン−4−イルスルファニル]−
プロピル−スルファニル}−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンヒド
ロクロライド
イソプロパノール25mlおよびジメチルホルムアミド20ml中の6−[3−
(2−クロロメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルス
ルファニル]−3−ニトロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン0.77g(1.
87ミリモル)および6−チアゾール−2−イル−1H−ベンズイミダゾール−
2−チオール0.35g(1.5ミリモル)を、実施例2.の記載と同様にして反
応させる。M.p.が232〜234℃の表題の化合物0.60g(62%)を単
離する。
実施例6.
6−13−[3−メチル−2−(5−メチルスルファニル−1H−ベンズイミダ
ゾール−2−イルスルファニルメチル)ピリジン−4−イルスルファニル]−プ
ロピルスルファニル}3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンヒドロクロ
ライド
イソプロパノール35ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピ
リジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロ−イミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン0.79g(1.93ミリモル)および6−メチルス
ルファニル−1H−ベンズイミダゾール−2−チオール0.41g(1.1ミリモ
ル)を、実施例2.の記載と同様にして反応させる。
M.p.193〜195℃の表題の化合物0.97g(97%)を単離する。
実施例7.
6−{3−[2−(5−メチルスルホニル−1H−ベンズイミダゾール−2−イ
ル−スルファニルメチル)−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル]−プ
ロピルスルファニル}−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
イソプロパノール(30ml)およびジメチルホルムアミド(10ml)中の
6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)
プロピルスルファニル]−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.9
g、2.2ミリモル)および6−メチルスルホニル−1H−ベンズイミダゾール
−2−チオール(0.4g、1.75ミリモル)懸濁液を、95℃で6h.加熱す
る。冷却後、懸濁液を室温で更に18h.撹拌する。次に、溶媒を留去する。残
分を0.2M水酸化ナトリウム溶液(40ml)に回収し、激しく撹拌する(1
5min.)。沈殿物を濾別し、水で洗浄し、真空中で水酸化カリウム上で乾燥
する。その後、固体を2回、1回につき20mlの高温のメタノールで、懸濁す
る。濾過および真空中で40℃で乾燥後、表題の化合物を淡ベージュ色の固体と
して単離する。収量:0.91g(86%)。M.p.:155〜156℃。
実施例8.
6−{3−[2−(2−メトキシエチルスルファニルメチル)−3−メチル−ピ
リジン−4−イルスルファニル]プロピルスルファニル}−3−ニトロ−イミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジンフマレート
無水エタノール(10ml)中の1−ブロモ−2−メトキシエタン(0.47
ml、5ミリモル)およびチオ酢酸カリウム(0.57g、5ミリモル)溶液を
、窒素雰囲気下に70℃で2h.撹拌する。次に、30%濃度のナトリウムメト
キシド溶液0.95mlを添加し、この混合物を70℃で更に30min.撹拌
する。この反応混合物を、イソプロパノール20ml中の6−[3−(2−クロ
ロメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル
]−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン1.0g(2.4ミリモル)懸
濁液に直接添加し、70℃で更に30min.撹拌する。室温まで冷却後、水5
0mlで処理し、酢酸エチル3×50mlで抽出する。この有機抽出物を水20
mlで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残分を、シリカゲルを
用いたクロマトグラフィー(溶離液:トルエン/ジオ
キサン=2:1)で精製する。Rf=0.17を示すフラクションを収集し、濃縮
する。残分をアセトン(10ml)中に回収し、アセトン20ml中のフマル酸
165gの高温溶液で処理する。0℃まで冷却後、表題の化合物をベージュ色の
結晶として単離する。収量:0.47g(33%)。M.p.:132〜134℃
。
実施例9.
6−(3−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エチルスルファニルメチル]
−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル}−プロピルスルファニル)−3
−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンフマレート
1−(2−ブロモエトキシ)−2−メトキシエタン(0.8ml、5.9ミリモ
ル)、チオ酢酸カリウム(0.68g、5.9ミリモル)、ナトリウムメトキシド
(30%濃度の溶液1.12ml)、エタノール(12ml)、6−[3−(2
−クロロメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルフ
ァニル−3−ニトロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.2g、2.9ミリ
モル)、イソプロパノール(25ml)、フマル酸(150mg)およびアセト
ン(20ml)から出発し、実施例8.に記載の方法
により、表題の化合物を、フマレートとして単離する。M.p.:128〜129
℃。
実施例10.
S−{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
−6−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−ピリジン−2−イルメチル
}チオアセテート
ジメチルホルムアミド10ml中のチオ酢酸カリウム(0.44g、3.75ミリ
モル)および炭酸カリウム(0.87g、6.25ミリモル)懸濁液を、室温で3
0min.撹拌後、ジメチルホルムアミド10ml中の6−[3−(2−クロロ
メチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]
−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン1.03g(2.5ミリモル)溶
液で処理する。この懸濁液を、室温で更に18h.撹拌する。次に、水(100
ml)を添加し、この混合物を、0℃まで冷却して濾過する。固体を真空中で4
0℃で乾燥後、更に、高温のジイソプロピルエーテルに懸濁する。室温まで冷却
後、固体を再度濾過し、乾燥する。表題の化合物1.02g(98%)を、淡ベ
ージュ色の固体として単離する。M.p.:138〜140℃。
実施例11.
6−アミノ−2−{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b
]−ピリダジン−6−イルスルファニル)プロピルスルファニル}ピリジン−2
−イルーメチルスルファニル}−3H−ピリミジン−4−オン
イソプロパノール20ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3メチルピリ
ジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイミダゾ[
1,2−b]ピリダジン0.7g(1.7ミリモル)、6−アミノ−2−メルカプ
ト−3H−ピリミジン−4−オン−水和物0.275g(1.7ミリモル)および
炭酸ナトリウム0.18g(1.7ミリモル)懸濁液を、還流下に2.5h.加熱す
る。次に、この懸濁液を水250mlに添加し、室温で30min.撹拌する。
沈殿物を濾別し、水で洗浄し、高真空中で乾燥し、高温のメタノールに懸濁する
。再度、濾過および乾燥し、その後、表題の化合物0.83g(94%)を淡ベ
ージュ色の固体として単離する。M.p.:244〜246℃。
実施例12.
{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6
−イルスルファニル)プロ
ピルスルファニル]ピリジン−2−イルメチル}−1−チオ−β−D−グリコピ
ラノシド
イソプロパノール20ml中の1−チオ−β−D−グルコピラノースのナトリ
ウム塩0.42g(2.3ミリモル)および6−[3−(2−クロロメチル−3−
メチルピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロ
イミダゾ[1,2−b]ピリダジン1.0g(2.5ミリモル)懸濁液を、窒素雰
囲気下に5h.還流する。この懸濁液を直ちに0℃で1h.撹拌し、濾過する。固
体を水(10ml)に回収し、3回、1回につきジクロロメタンおよびメタノー
ル(10:1)混液50mlで抽出する。合した有機抽出物を、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、20ml容量まで濃縮する。次に、この懸濁液を−15℃で30
min.撹拌する。沈殿物を濾別し、ジクロロメタンで洗浄し、高真空中で乾燥
する。表題の化合物0.3g(23%)を淡ベージュ色の固体として単離する。
M.p.:110〜115℃。
実施例13.
6−[3−(2,3−ジメチル−1−オキシピリジン−4−イルオキシ)プロポ
キシ]−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
水素化ナトリウム(80%濃度の懸濁物b0.54g、18ミリモル)を、無
水ジメチルホルムアミド275ml中の3−(2,3−ジメチル−1−オキシピ
リジン−4−イルオキシ)−プロパン−1−オール(3.26g、16.5ミリモ
ル)懸濁液に、少量ずつ添加し、この混合物を、直ちに、更に2.5h.撹拌する
。次に、ジメチルホルムアミド75ml中の6−クロロ−3−ニトロイミダゾ[
1,2−b]ピリダジン(2.98g、15ミリモル)溶液を、室温で1h.かけ
て滴加し、混合物を更に16h.撹拌する。その後、水(150ml)を滴加し
、テトラヒドロフランを留去する。水500mlを激しく撹拌しながら、残分に
再度添加する。沈殿物を濾別し、水で洗浄し、真空中で乾燥する。濾液を酢酸エ
チル(3×200ml)で抽出する。この有機抽出物を水(150ml)で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残分を、乾燥させた沈殿物と共に
高温のメタノール(175ml)に溶解し、この溶液を、少量の活性炭により清
澄化し、濾過し、0℃まで冷却する。沈殿物を濾別し、乾燥する。表題の化合物
3.26g(60%)を淡ベージュ色の固体として単離する。M.p.:213〜
215℃。
実施例14.
3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,
2−b]ピリダジン−6−イル−オキシ)プロポキシ]ピリジン−2−イルメチ
ルアセテート
6−[3−(2,3−ジメチル−1−オキシピリジン−4−イルオキシ)プロ
ポキシ]−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン2.7g(7.5ミリモ
ル)および無水酢酸7.2ml(75ミリモル)を90℃で5h.加熱する。室温
まで冷却後、氷水(80ml)を添加し、次に、この混合物を6N水酸化ナトリ
ウム溶液を用いてpH9〜10に調整する。沈殿物を減圧濾過により濾別し、水
で洗浄し、乾燥する。残分を高温のトルエン(35ml)に溶解し、活性炭で清
澄化し、30mlの容量に濃縮し、室温まで冷却する。その後、ジイソプロピル
エーテル(50ml)を添加し、この混合物を0℃で1h.撹拌する。沈殿物を
濾別し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、乾燥する。表題の化合物2.29g
(76%)を淡ベージュ色の固体として単離する。M.p.:148〜151℃。
実施例15.
{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6
−イルスルファニル)プロポキシ]ピリジン−2−イル}−メタノール
ジメチルホルムアミド10ml中の、3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリ
ダジン−6−チオール570mg(2.9ミリモル)および[4−(3−クロロ
プロポキシ)−3−メチルピリジン−2−イル]メタノール500mg(2.3
ミリモル)およびトリエチルアミン0.4ml(2.9ミリモル)を、窒素雰囲気
下に、100℃で1h.加熱する。室温まで冷却後、水(100ml)を添加し
、この混合物を酢酸ェチル3×50mlで抽出する。残油分をメタノールから結
晶化する。表題の化合物600mg(69%)を淡べージュ色の固体として単離
する。M.p.:135〜136℃。
実施例16.
(3−クロロ−4−(メチル−[2−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリ
ダジン−6−イルスルファニル)エチル]アミノ}−ピリジン−2−イル)−メ
タノール
{3−クロロ−4−[(2−クロロ−エチル)メチルアミノ]ピリジン−2−
イル}メタノール0.33g(1.28ミリモル)および3−ニトロイミダゾ[1
,2−b]ピリダジン−6−チオール0.33g(1.68ミリモル)を無水ジメ
チルホルムアミド10ml中に、アルゴン雰囲気下で溶解し、この溶液をDB
U0.25ml(1.53ミリモル)で処理し、その後、50℃で5h.撹拌する
。室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈する。沈殿物を濾別し、酢酸エチルおよび
ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥する。表題の化合物0.36g(71%)を淡
ベージュ色の固体として単離する。M.p.:189〜191℃。
実施例17.
[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3−クロ
ロ−ピリジン−4−イル]メチル−[2−(3−ニトロ−イミダゾ[1,2−b
]ピリダジン−6−イルスルファニル)エチル]アミン
[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3−ク
ロロピリジン−4−イル]−(2−クロロエチル)メチル−アミン0.44g(
1.0ミリモル)、3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−チオール
0.24g(1.2ミリモル)およびDBU0.52ml(3.5ミリモル)を、ジ
メチルホルムアミド10ml中に、実施例16.に記載の方法と同様にして反応
させる。ジイソプロピルエーテルから結晶化した後、表題の化合物0.35g(
66%)を淡ベージュ色の固体として得る。M.p.:184〜185℃。
実施例18.
[3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イルスルファニルメチル)ピリジン−4
−イル]メチル−[2−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−
イルスルファニル)エチル]アミン
(2−クロロエチル)−[3−クロロ−2−(ピリミジン−2−イルスルファニ
ルメチル)ピリジン−4−イル]メチルアミン0.34g(1.02ミリモル)、
3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−チオール0.20g(1.0
2ミリモル)およびDBU0.15ml(1.02ミリモル)を、ジメチルホルム
アミド10ml中に、実施例16.に記載の方法と同様にして反応させる。ジイ
ソプロピルエーテルから結晶化した後、表題の化合物0.31g(62%)を淡
ベージュ色の固体として得る。M.p.:174〜175℃。
実施例19.
6−13−[3−メチル−2−(1−フェニル−1H−テトラゾール−5−イル
スルファニルメチル)ピリジン−4−イルスルファニル]−プロピルスルファニ
ル}−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンヒドロクロライド
イソプロパノール30ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピ
リジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロ−イミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン0.61g(1.5ミリモル)および1−フェニル−
1H−テトラゾール−5−チオール0.275g(1.5ミリモル)を、窒素雰囲
気下、還流により2h.加熱する。次に、この混合物を0℃まで冷却し、更に0.
5h.撹拌し、その後、濾過する。沈殿物をイソプロパノールで洗浄し、真空中
で乾燥する。表題の化合物0.84g(95%)を淡ベージュ色の固体として単
離する。M.p.:204〜207℃。
実施例20.
4−(5−{3−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリ
ダジン−6−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−ピリジン−2−イル
−メチルスルファニル}テトラゾール−1−イル)フェノール
イソプロパノール30ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピ
リジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイミダゾ
[1,2−b]ピリダジン0.61g(1.5ミリモル
)および4−(5−メルカプトテトラゾール−1−イル)フェノール0.30g
(1.5ミリモル)を、窒素雰囲気下、還流により2h.加熱する。次に、この混
合物を濃縮する。残分を水30mlに回収し、2N水酸化ナトリウム溶液を用い
てpH9に調整し、ジクロロメタン4×30mlで抽出する。この有機抽出物を
水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残分を高温のアセトニト
リル200mlに回収し、活性炭で清澄化し、濾過し、50mlの容量まで濃縮
し、0℃まで冷却する。沈殿物を濾別し、アセトニトリルで洗浄し、乾燥する。
表題の化合物0.64g(75%)を淡ベージュ色の固体として単離する。M.p
.:92℃(dec.)
実施例21.
6−(3−{3−メチル−2−[1−(3−メチルピリジン−2−イル)−1H
−イミダゾール−2−イルスルファニルメチル]ピリジン−4−イルスルファニ
ル}−プロピルスルファニル)−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
ヒドロクロライド
イソプロパノール100ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチル
−ピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイミ
ダゾ[1,2−b]ピリダジン2.13g(5.2ミリ
モル)および1−(3−メチル−ピリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−
2−チオール1.0g(5.2ミリモル)を、窒素雰囲気下、還流により3h.加
熱する。次に、この混合物を0℃まで冷却し、更に0.5h.撹拌し、その後濾過
する。沈殿物を熱水75mlに回収し、活性炭で清澄化し、熱時濾過し、乾燥す
るまで濃縮する。残分をイソプロパノールから結晶化し、濾過し、真空内で乾燥
する。表題の化合物1.44g(45%)を淡ベージュ色の固体として単離する
。M.p.:180〜182℃。
実施例22.
6−{3−[3−メチル−2−(1−ピリジン−2−イル−1H−イミダゾール
−イルスルファニルメチル)ピリジン−4−イルスルファニル]プロピル−スル
ファニル}−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
イソプロパノール100ml中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチル
ピリジン−4−イルスルファニル)プロピルスルファニル]−3−ニトロイミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン2.3g(5.6ミリモル)および1−ピリジン−2
−イル−1H−イミダゾール−2−チオール1.0g(5.6ミリモル)を、窒素
雰囲気下、還流により2h.加熱する。次に、この混
合物を、室温まで冷却し、水11で処理し、酢酸エチル4×200mlで抽出す
る。この有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。残
分をシリカゲルを用いたクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチル/メタノール
/アンモニア=19:1:0.6)で精製する。Rf=0.35を示すフラクショ
ンを濃縮し、メタノールから結晶化する。表題の化合物0.45gを淡ベージュ
色の固体として単離する。M.p.:146〜149℃。
実施例23.
6−[3−(2−メトキシメチル−3−メチルピリジン−4−イルスルファニル
)−プロピルスルファニル]−3−ニトロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
ナトリウムメタノレート(30%濃度の溶液0.69ml)溶液を、メタノー
ル(75ml)中の6−[3−(2−クロロメチル−3−メチルピリジン−4−
イルスルファニル)−プロピルスルファニル]−3−ニトロ−イミダゾ[1,2
−b]ピリダジン(1.23g、3ミリモル)懸濁液に添加する。還流下に16
h.加熱後、室温まで冷却し、溶媒を真空中で蒸発させる。残分をクロマトグラ
フ(シリカ、トルエン/ジオキサン=5:1)にかけ、ジイソプロピルエーテル
/酢酸エチルから結晶化し、表題の化合物0.34g(
28%)を、灰白色の結晶として得る。M.p.:107〜110℃。
実施例24.
6−{3−[2−(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルスルファニルメチ
ル)−3−メチル−ピリジン−4−イルスルファニル]−プロピルスルファニル
}−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
2−プロパノール(50ml)中の4,6−ジメチル−ピリミジン−2−チオ
ール(0.35g、2.5ミリモル)および6−[3−(2−クロロ−メチル−3
−メチル−ピリジン−4−イルスルファニル)−プロピルスルファニル]−3−
ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.03g、2.5ミリモル)懸濁液
を、窒素雰囲気下、還流により4h.加熱する。冷却後、この混合物を氷水(1
00ml)で処理し、40%濃度の水酸化ナトリウム溶液でpH10に調整し、
酢酸エチルで抽出する。合した抽出物は、炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。残分をアセトニトリルから結晶化
し、表題の化合物0.93g(76%)を無色の固体として得る。M.p.:14
5〜7℃。
実施例25.
6−{3−[3−メチル−2−(4−メチル−ピリミジン−2−イルスルファニ
ルメチル)−ピリジン−4−イルスルファニル]プロピルスルファニル}−3−
ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
2−プロパノール(50ml)中の4−メチル−ピリミジン−2−チオールヒ
ドロクロライド(0.46g、2.8ミリモル)および6−[3−(2−クロロメ
チル−3−メチル−ピリジン−4−イルスルファニル)−プロピルスルファニル
]−3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.03g、2.5ミリモル
)懸濁液を、窒素雰囲気下、還流により4h.加熱する。冷却後、この混合物を
氷水(100ml)で処理し、40%濃度の水酸化ナトリウム溶液でpH10に
調整し、酢酸エチルで抽出する。合した抽出物を炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で蒸発させる。残分をクロマトグラフ(シ
リカ、トルエン/ジオキサン=2:1)にかけ、アセトニトリルから結晶化し、
表題の化合物0.49g(39%)を無色の固体として得る。M.p.:136〜
8℃。
実施例26.
2−13−メチル−4−[3−(3−ニトロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
−6−イルスルファニル)
−プロピルスルファニル]−ピリジン−2−イルメチル−スルファニル}−ピリ
ミジン−4,6−ジアミンヒドロクロライド
2−プロパノール(50ml)中の4,6−ジアミノ−ピリミジン−2−チオ
ール(0.36g、2.5ミリモル)および6−[3−(2−クロロメチル−3−
メチル−ピリジン−4−イルスルファニル)−プロピルスルファニル]−3−ニ
トロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.03g、2.5ミリモル)懸濁液を
、窒素雰囲気下、還流により6h.加熱する。4℃まで冷却後、沈殿物を濾過し
、低温の2−プロパノールで洗浄し、真空中で乾燥する。粗生成物を高温のアセ
トニトリル(15ml)で粉末化し、真空中で再度濾過および乾燥し、表題の化
合物1.25g(90%)を灰白色の固体として得る。M.p.:215〜224
℃。
実施例27.
[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−3−クロ
ロピリジン−4−イル]−メチル−[2−(3−ニトロ−イミダゾ[1,2−b
]ピリダジン−6−イルオキシ)−エチル]アミンヒドロクロライド
ジメチルホルムアミド(75ml)中の2−{[2−(1H−ベンズイミダゾ
ール−2−イルスルファニルメチル)−3−クロロピリジン−4−イル]−メチ
ル−アミノ}−エタノール(7.5g、21.5ミリモル)溶液を、水素化ナトリ
ウム(80%濃度の懸濁物1.4g)で処理し、室温で1h.撹拌する。次に、テ
トラヒドロフラン(50ml)中の6−クロロ−3−ニトロ−イミダゾ[1,2
−b]ピリダジン(4.3g、21.5ミリモル)を20min.かけて滴加し、
更に2h.連続して撹拌する。溶液を水(750ml)で処理し、過剰の酢酸エ
チルで抽出する。合した有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、真空内で蒸発させる。残分をクロマトグラフ(シリカ、トルエン/ジオキサン
/アンモニア=2:1:0.1)にかけ、酢酸エチルから結晶化する。粗生成物
を沸騰した2−プロパノール(250ml)に溶解し、木炭で処理する。濾過後
、35℃まで冷却し、塩酸の飽和ジエチルエーテル(1.5ml)溶液を添加し
、この混合物を4℃まで冷却する。沈殿物を濾過し、2−プロパノールで洗浄し
、真空中で乾燥し、表題の化合物3.6g(31%)を薄黄色の固体として得る
。M.p.:211〜2℃。
実施例28.
[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルフ
ァニルメチル)−3−クロロピリジン−4−イル]−メチル−[3−(3−ニト
ロ−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルオキシ)−プロピル]アミン
ヒドロクロライド
3−{[2−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルスルファニルメチル)−
3−クロロピリジン−4−イル]−メチル−アミノ}−プロパン−1−オール(
3.0g、8.2ミリモル)(実施例D2.参照)、6−クロロ−3−ニトロ−イ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.72g、8.7ミリモル)および水素化ナ
トリウム(80%濃度の懸濁0.62g)から出発し、実施例27.に記載の方法
により表題の化合物を合成し、精製する。収量:1.95g(42%)。M.p.
:202〜03℃。商業上の有用性
式Iの化合物およびその塩のヘリコバクターバクテリアに対する優れた活性は
、これらを、ヘリコバクターバクテリアに起因する病気の治療のための、ヒト用
医薬品に使用することを可能にしている。
それ故、本発明は、更に、ヘリコバクターバクテリアに起因する病気に罹患し
たほ乳類、特にヒトの治療法に関する。この治療法は、式Iの化合物および/ま
たはその薬理学的に認容性の塩の1種以上を、治療上
の有効量および薬理学的に許容量で罹患個体に投与することより成る。
また、本発明は、ヘリコバクターバクテリアに起因する病気の治療に使用する
ための、式Iの化合物およびその薬理学的に認容性の塩に関する。
更に、本発明は、式Iの化合物およびその薬理学的に認容性の塩を、ヘリコバ
クターバクテリアに起因する病気の制御のために適用される、医薬品の製造に使
用することより成る。
更にまた、本発明は、一般式Iの化合物および/またはその薬理学的に認容性
の塩を1種以上含む、ヘリコバクターバクテリアの制御を目的とする医薬品に関
する。
式Iの化合物が、種々ヘリコバクター株に有効であることが証明されたが、特
に、ヘリコバクターピロリ株に対して有効であると言える。
本医薬品は、公知且つ当業者に慣用の方法を用いて合成される。医薬品として
、薬理学的に活性な式Iの化合物およびその塩(=活性化合物)をそれ自体で使
用するか、または有利には、好適な製薬助剤と組合わせて;例えば、有利に0.
1〜95%の活性化合物を含有する錠剤、コーティング錠剤、カプセル剤、乳剤
、懸濁剤、ゲル剤、液剤の形で使用する。
当業者は、彼らの専門知識に基づき、所望の剤形の好適な助剤に精通している
。溶媒、ゲル化剤、錠剤用
助剤、その他活性化合物の担体に加えて、例えば、抗酸化剤、分散剤、乳化剤、
消泡剤、付香剤、矯臭矯味剤、保存剤、安定剤、着色料、浸透促進剤、および包
接化合物形成剤(例;シクロデキストリン)を使用することが可能である。
本活性化合物は、例えば、腸管外投与(例;静脈内投与)特に経口投与が可能
である。
一般に、ヒト用医薬品の場合、本活性化合物を体重に対し一日あたり約0.2
〜50mg/kg、有利に1〜30mg/kgで投与し、場合によっては、必要
な効果を得るために、いくつかの、有利には2〜6個の別個の投与の形で投与す
る。
本発明による化合物は、胃酸中和物質および/または胃酸分泌抑制物質および
/またはヘリコバクターピロリの制御に慣用される好適物質とともに固定した組
み合わせで、または自由な組み合わせで投与することも可能である。
胃酸中和物質の例として、炭酸水素ナトリウムまたはその他の制酸剤(例えば
、水酸化アルミニウム、アルミン酸マグネシウム、マガルドレート(magaldrate
))がある。胃酸分泌抑制物質の例として、H2ブロッカー(例えば、シメチジ
ン、ラニチジン)H+/K+ATPアーゼ阻害薬(例えば、イアンソプラゾール、
オメプラゾール、特に、パントプラゾール)およびいわゆる末梢性抗コリン薬(
例えば、ピレンゼピン、テ
レンゼピン)がある。
ヘリコバクターピロリの制御に慣用される好適物質の例として、特に抗菌活性
物質、例えばペニシリンG、ゲンタマイシン、エリスロマイシン、クラリスロマ
イシン、ニトロフラゾン、チニダゾール、ニトロフラントイン、フラゾリードン
、メトロニダゾール、アモキシシリンの他、ビスマス塩、例えば、クエン酸ビス
マスがある。生物学的調査
式Iの化合物のヘリコバクターピロリに対する活性について、コロンビア寒天
(Oxoid)を使用し、培養期間を4日とするトモユキ イワイら記載の方法(Ant
imicrobial Agents and Chemotherapy、1999、490〜496)に従い、調査した。下
の表Aに示す50%最小阻止濃度(MIC50)の概算値は、本化合物の調査結
果である(明示した化合物の番号は、記載の実施例番号と一致する)。
マウスのヘリコバクターフェリスに対するin vivo活性について、式Iの化合
物をE.Dick-HegebusおよびA.Lee(Scand.J.Gastroenterol.1991、26、909〜
915)記載の方法に従い、調査した。化合物を4日間にわたり3×50mg/k
g経口投与した。表Aに示した除去率は、本化合物の調査結果である:
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C07H 15/26 C07H 15/26
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY
,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU
,BA,BG,BR,CA,CN,CZ,EE,GE,
HU,ID,IL,JP,KR,LT,LV,MK,M
X,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,TR
,UA,US,VN,YU,ZW
(72)発明者 ベルンハルト コール
ドイツ連邦共和国 コンスタンツ ツム
ブリュール 9
(72)発明者 ギド ハーナウアー
ドイツ連邦共和国 コンスタンツ ハング
ヴェーク 6
(72)発明者 シュテファン ポスティウス
ドイツ連邦共和国 コンスタンツ アウシ
ュトラーセ 4ベー
(72)発明者 ヴォルフガング オプファークーフ
ドイツ連邦共和国 ボフム シンケルシュ
トラーセ 31
(72)発明者 ゲルハルト グルンドラー
ドイツ連邦共和国 コンスタンツ メーア
スブルガー シュトラーセ 4