JP2001506304A - 可塑化したアルファ−オレフィン/ビニリデン芳香族モノマー又はヒンダード脂肪族もしくは環状脂肪族ビニリデンモノマーインターポリマー - Google Patents

可塑化したアルファ−オレフィン/ビニリデン芳香族モノマー又はヒンダード脂肪族もしくは環状脂肪族ビニリデンモノマーインターポリマー

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Abstract

(57)【要約】 α−オレフィンとビニリデン芳香族モノマーのインターポリマーの性質がフタレートエステル、トリメリテートエステル、ベンゾエート、脂肪族ジエステル、エポキシ化合物、フタレートエステル、グルタレート、ポリマー状可塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のポリマー)及び油から選ばれる可塑剤で高められる。これらの可塑化したインターポリマーはフィルム、シート、接着剤、シーラント及び成形部品を含む広範な用途に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 可塑化したアルファ−オレフィン/ビニリデン芳香族 モノマー又はヒンダード脂肪族もしくは環状脂肪族ビ ニリデンモノマーインターポリマー 本発明はα−オレフィン/ビニリデン芳香族及び/又はヒンダード脂肪族及び /又は環状脂肪族ビニリデンモノマーのインターポリマーを含有する組成物の可 塑剤の使用による変性に関する。α−オレフィン/ビニル芳香族モノマーインタ ーポリマーのような物質を包含するα−オレフィン/ヒンダードビニリデンモノ マーの実質的にランダムなインターポリマーに相当する種類の物質は当該分野で 周知であり、たとえばEP416815A2に開示されている。これらの物質は 、US5,460,818に記載されているように、アスファルト変性剤やポリ エチレンとポリスチレンのブレンド物の相溶化剤等の種々の用途に適合しうる広 範な物質構造と特性をもつ。 50モル%以下のスチレンを含有するエチレンとスチレンの実質上ランダムな インターポリマーの構造、熱転移及び機械特性は公知である(Y.W.Cheu ng,M.J.GuestのProc.Antec.’96、1634−163 7頁参照)。これらのポリマーは−20℃〜+35℃の範囲にガラス転移点をも ち25モル%以上のスチレン保持の測定しうる結晶性をもたないこと即ち本質的 に無定形であることが判っている。 それら自体で有用性をもっているが、それらのインターポリマーの利用特性を 改良することが産業界では常に求められている。ある用途での利用特性を改良す るために、未変性の同種インターポリマーに比してたとえば加工特性や高められ たガラス転移点降下や低いモジュラスや低い硬度や低い粘度や改良された極限伸 び等の特性の改善が望まれている。本発明に関連し、該インターポリマーのガラ ス転移プロセスを特定の温度範囲にすることができれば、たとえば音と振動の減 衰に該ポリマーを用いるに最善のエネルギー吸収性能とすることができる。 本発明はα−オレフィン/ヒンダードビニリデンモノマーの実質的にランダム なインターポリマーの変性に可塑剤を用いることに関する。ポリ(塩化ビニリデ ン)の可塑化については広範な知見があり、また多くの熱可塑性物質が可塑化で きることが知られている。たとえば「The Encyclopedia of Polymer Science and Engineering」(Wi ley Interscience 1989の追加編)の「可塑剤」の項を参 考例として挙げることができる。該ポリマータイプに典型的な可塑剤群にはリン 酸誘導体、フタル酸誘導体、トリメリット酸誘導体、安息香酸エステル、アジピ ン酸エステル、エポキシ化合物、リン酸エステル、グルタレート類及び鉱油等が ある。それらの分子量により、可塑剤はさらにモノマー状のものとポリマー状の ものに分類される。モノマー状可塑剤に比しポリマー状可塑剤は一般に高いパフ ォーマンス、低い相溶性及び低い可塑化効率を示す傾向にある。種々のタイプの 可塑剤の混合物がコストと性能バランスを達成するのに用いられる。 少量の可塑剤添加の周知の効果の一つに、ポリスチレン、ポリカーボネート及 びナイロン66を含む多くのポリマーがモジュラスと引張強度を顕著に増加し靱 性を低下させるという「抗可塑化」を示すということがある。この効果は可塑剤 の性能により、可塑剤を10−17重量%以下という比較的低濃度で用いた場合 にPVCでも認められる。抗可塑化効果のため、PVC100部当り約20部以 下の含有量の組成物はほとんどみられない。 公知の背景情報によると、α−オレフィン/ヒンダードビニリデン芳香族モノ マーの実質的にランダムなインターポリマー特にエチレン/スチレンインターポ リマーとPVC変性に用いられる典型的な可塑剤との組合せはそれらの性能変性 の有効なルートを提供しないようである。アタクチックポリスチレン等の無定形 熱可塑性ポリマーは多量の可塑剤を受け入れ、またそれらはガラス転移温度を低 下させるが、容易にガム又は液体を形成し、固体状ポリマーとしての機能をもた ないことが知られている。少量(3重量%以下)のジブチルフタレート(DBP )の添加がポリスチレンを含む熱可塑性ポリマー系のつや出し剤用に用いられる ラテックス組成物に用いられている。ビニル型可塑剤の低密度ポリエチレン(L DPE)との相溶性は通常0〜2重量%であるが、鉱油等の炭化水素は20重量 %程度まで相溶しうる。可塑化した半結晶性ブロックコポリマーに関する米 国特許3,821,149には、エチレンとt−ブチルスチレンのランダムコポ リマーは非結晶性であり、50〜100部のジブチルフタレートで可塑化される と望ましい物性をほとんどもたない生成物を与えることが開示されている。米国 特許3,821,149ではランダムで統計的なコポリマーは特別に除外される 。 可塑化に関する考察の更なる手法として可塑化用分子とポリマーとの相対的な 相溶性がある。Busgardは(Applied Science Publ ishers 1984発行のW.V.Titow著「PVC Technol ogy」4編の「可塑化の理論的視点」の項で)、相溶性を調べるための理論的 技術のアウトラインを述べており、溶解度パラメーターを用いてPVCに対する 可塑剤の有用性を示している。この手法を用いるにはいくつかの仮定と制限があ るが、一般に有効な可塑剤がポリマーとの優れた相溶性又は混和性をもつことは 明らかである。「Polymer Handbook」(3編、J.Brand rup及びE.H.Immergut著)にはPVCの溶解度パラメーターが約 19.8(MPa)0.5と記載されており、適当な可塑剤は17.2(MPa)0 .5 と23.3(MPa)0.5の範囲内の溶解度パラメーターをもつとされている 。 ポリ(エチレン)とポリ(スチレン)の報告されている溶解度パラメーターは それぞれ16.2(MPa)0.5と18.6(MPa)0.5である。グループ付加 理論によると、エチレンとスチレンの実質的にランダムなコポリマーは上記の値 の間近傍の溶解度パラメーターをもつものと思われる。 エチレン含量の多いインターポリマーは、ポリマーと可塑剤の間に溶解度パラ メーターの差があるため、ビニル変性に用いられる多くの典型的な可塑剤によっ て効果的に変性されるとは考えられない。またスチレン含量が比較的多く(約2 5−60モル%)、無定形なインターポリマーもビニル変性に用いられている多 くの典型的な可塑剤で効果的に変性されるとは考えられない。 公知の背景情報によると、α−オレフィン/ヒンダードビニリデンモノマーの 実質的にランダムなインターポリマー、特にエチレン/スチレンインターポリマ ーがPVC変性に用いられている多くの典型的な可塑剤によって、特に本発明で 述べる可塑剤導入範囲で、効果的に変性されるとは考えられない。 本発明の1は、 (A)(1)(a)少なくとも1のビニリデン芳香族モノマー、又は (b)少なくとも1のヒンダード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデンモノマー、又 は (c)少なくとも1のビニリデン芳香族モノマーと少なくとも1のヒンダード脂 肪族又は環状脂肪族ビニリデンモノマーとの組合せ 1〜65モル%、 及び (2)少なくとも1のC2-20α−オレフィン 35〜99モル% からなるモノマー組成物を重合させて得られる少なくとも1の実質的にランダム なインターポリマー 50〜99重量%; 及び (B)フタレートエステル、トリメリテートエステル、ベンゾエート、脂肪族ジ エステル(アジピン酸エステル、アゼライン酸エステル及びセバシン酸エステル を包含する)、エポキシ化合物、リン酸エステル、グルタレート、ポリマー状可 塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のポリエステル)及び油からなる群から 選ばれる少なくとも1の可塑剤 1〜50重量% からなることを特徴とする組成物に関する。 本発明の別の態様は、接着剤、接着性調合物及び接着剤/シール剤の用途に上 記の変性インターポリマーを利用することに関する。 本発明の別の態様は、上記の変性インターポリマーからつくった射出、圧縮、 押出し又はブロー成形部品に関する。 本発明の組成物は上記のポリマー又はインターポリマー又は可塑剤の適宜の2 又はそれ以上のみからなるもの、それらから本質的になるもの又はそれらを含有 するものを包含する。 本発明の組成物は未変性のインターポリマーに比し、加工特性又は高められた ガラス転移温度降下又は低下したモジュラス又は低下した硬さ又は低い粘度又は 改良された極限伸び等の1以上の非制限的な特性を改良しているものである。 ここで用いる「インターポリマー」なる用語は少なくとも2のモノマーを重合 してインターポリマーとしたときのポリマーを意味する。 ここで用いる「コポリマー」は少なくとも2の異なるモノマーを重合してコポ リマーとしたときのポリマーを意味する。 「マー」なる用語は対応するモノマーから誘導したポリマーの重合単位を意味 する。 モノマー又はそれから誘導されるポリマー単位をもつポリマーは対応するモノ マーを重合してポリマーをつくった際のモノマー残基をもつポリマーをいう。 ここで用いるα−オレフィン及びビニリデン芳香族モノマー又はヒンダード脂 肪族もしくは環状脂肪族ビニリデンモノマーからなる実質的にランダムなインタ ーポリマーにおける「実質的にランダムな」とは、ニューヨークのAcadem ic Press 1977発行の「POLYMER SEQUENCE DE DERMINATION,Carbon−13NMR Method」の71〜 78頁にJ.C.Randallが記載しているように、該インターポリマーの モノマー分布がベルヌーリの統計的モデルにより又は第1もしくは第2オーダー マルコビアンの統計的モデルによって記載できることを意味する。好ましくは、 α−オレフィンとビニリデン芳香族モノマーからなる上記の実質的にランダムな インターポリマーは、3単位より多いビニリデン芳香族モノマーのブロック中に ビニリデン芳香族モノマーの合計量の15%以上は含有しない。より好ましくは 、このインターポリマーは高度のイソタクティシティ又はシンジオタクティシテ ィによっては特徴づけられない。これは、実質的にランダムなインターポリマー の炭素−13NMRスペクトルにおいてメソジアドシーケンス又はラセミジアド シーケンスのいずれかを示す主鎖メチレン及びメチン炭素に相当するピーク領域 が主鎖メチレン及びメチン炭素の合計ピーク領域の75%をこえるべきでないこ とを意味する。 ここで示す数値は、低い値と高い値の間に少なくとも2単位の分離があること を条件に1単位ごとの増加の下限から上限までのすべての値を包含する。たとえ ば、温度、圧力、時間等のプロセス可変値や成分量を、たとえば1〜90、好ま しくは20〜80、より好ましくは30〜70と記載した場合、15〜85、2 2〜68、43〜51、30〜32等の値がこの明細書で明示的に含まれている に等しいものである。1より小さい値では、1単位が適宜0.0001、0.0 01、0.01又は0.1であると考えられる。これらは単なる例示的説明であ り、下限と上限の間の可能なすべての値の組合せも同様に本明細書に記載されて いるに等しいものである。 本発明のブレンド物をつくるに適するインターポリマーには、1以上のα−オ レフィンを1以上のビニリデン芳香族モノマー及び/又は1以上のヒンダード脂 肪族又は環状脂肪族ビニリデンモノマーと重合させて得られたインターポリマー が包含されるが、これには限定されない。 好ましいα−オレフィンの例には、炭素原子2〜20、好ましくは2〜12、 より好ましくは2〜8のα−オレフィンがある。特に好ましいのはエチレン、プ ロピレン、ブテン−1、4−メチル−1−ペンテン、ヘキセン−1及びオクテン −1である。これらのα−オレフィンは芳香族基を含まない。 ブレンド物の製造に用いるに適するビニリデン芳香族モノマーの例には次式: ここでR1は水素及び炭素原子1〜4をもつアルキル基からなる群から選ばれ る基であり、好ましくは水素又はメチルであり;各R2は独立に水素及び炭素原 子1〜4をもつアルキル基からなる群から選ばれる基であり、好ましくは水素又 はメチルであり;Arはフェニル基又はハロ、C1-4アルキル及びC1-4ハロアル キルからなる群から選ばれる1〜5個の置換基で置換したフェニル基であり;n は0〜4の値であり、好ましくは0〜2、最も好ましくは0である、で示される ものである。モノビニリデン芳香族モノマーの例としてはスチレン、ビニルトル エン、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、クロロスチレンがあり、これ らの全異性体も含まれる。特に好ましい該モノマーとしてはスチレンとその低級 アルキル−又はハロゲン−置換誘導体がある。好ましいモノマーにはスチレン、 α−メチルスチレン、スチレンの低級アルキルー(C1−C4)又はフェニル−環 置換誘導体、たとえばオルソ−、メタ−、パラ−メチルスチレン、環置換スチレ ン、パラ−ビニルトルエン又はその混合物がある。より好ましいビニル芳香族 モノマーはスチレンである。 「ヒンダード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデン化合物」なる語は式: ここでA1は炭素原子20以下の立体的にかさ高い脂肪族又は環状脂肪族置換 基であり、R1は水素及び炭素原子1〜4をもつアルキル基からなる群から選ば れる基であり、好ましくは水素又はメチルであり;各R2は独立に水素及び炭素 原子1〜4をもつアルキル基からなる群から選ばれる基であり、好ましくは水素 又はメチルであり;又はR1とA1はいっしょになって環系を形成している、に相 当する付加重合性のビニリデンモノマーを意味する。「立体的にかさ高な」とは この基をもつモノマーが標準のチーグラーナッタ重合触媒によって、エチレン重 合に匹敵する速度では、通常付加重合できないことを意味する。好ましいヒンダ ード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデン化合物はエチレン性不飽和結合をもつ炭素 原子の1つが3級又は4級置換されているモノマーである。これらの置換基の例 としてはシクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロオクテニル等の瑠状脂肪族 基、又はそれらの環アルキル又はアリール置換誘導体がある。最も好ましいヒン ダード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデン化合物はシクロヘキサン及び置換シクロ ヘキサンの種々の異性体状ビニル−環置換誘導体、及び5−エチリデン−2−ノ ルボルネンである。特に好ましいのは1−、3−及び4−ビニルシクロヘキセン である。 本発明で用いる1以上のα−オレフィン及びl以上のモノビニル芳香族モノマ ー及び/又は1以上のヒンダード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデンモノマーのイ ンターポリマーは実質的にランダムなポリマーである。これらのインターポリマ ーは通常少なくとも1のビニリデン芳香族モノマー及び/又はヒンダード脂肪族 又は環状脂肪族ビニリデンモノマーを5〜65、好ましくは5〜50、より好ま 1しくは10〜50モル%、そして炭素原子2〜20をもつ少なくともlの脂肪 族α−オレフィンを35〜95、好ましくは50〜95、より好ましくは50〜 90モル%含有する。 これらのポリマー及びインターポリマーの数平均分子量(Mn)は通常10, 000以上、好ましくは20,000〜1,000,000、より好ましくは5 0,000〜500,000である。 実質的にランダムなインターポリマーの製造中に加温下でのビニリデン芳香族 モノマーの単独重合によって幾分量のアタクチックビニリデン芳香族ホモポリマ ーが生成しうる。ビニリデン芳香族ホモポリマーの存在は一般的にいって本発明 の目的にとって好ましくなく無視はできない。所望により、インターポリマー又 はビニリデン芳香族ホモポリマーのいずれか用の非溶媒を用いて溶液から選択沈 澱させる等の抽出技術を用いて、ビニリデン芳香族ホモポリマーをインターポリ マーから分離できる。本発明の目的にとって、ビニリデン芳香族ホモポリマーの 存在量はインターポリマーの合計量の20重量%以下、好ましくは15重量%以 下である。 本発明の実質的にランダムなインターポリマーは当業者に周知のグラフト、水 素化、官能化その他の手段で変性しうる。このポリマーは確立された手法によっ て容易にスルホン化又は塩素化して官能化誘導体を与える。 実質的にランダムなインターポリマーはJames C.Stevens等が 1990年7月3日に出願した米国出願07/545,403(EP−A−0, 416,815に対応)及び1995年6月6日に出願され許可された米国出願 08/469,828に記載のようにして製造できる。これらの全開示をここに 引用する。これらの重合反応の好ましい操作条件は圧力が大気圧〜3,000気 圧、温度が−30〜200℃である。それぞれのモノマーの自動重合温度より高 い温度で重合及び未反応モノマー除去を行うとフリーラジカル重合により幾分量 のホモポリマー重合生成物が生成しうる。 本発明の実質的にランダムなインターポリマーを製造するための好ましい触媒 及び方法の例はEP−A−416,815に対応する1990年7月3日出願の 米国出願07/545,403;EP−A−514,828に対応する1991 年5月20日出願の米国出願07/702,475;EP−A−520,732 に対応する1992年5月1日出願の米国出願07/876,268;1994 年5月12日出願の米国出願08/241,523;米国特許5,055,43 8;5,057,475;5,096,867;5,064,802;5,13 2,380;5,189,192;5,321,106:5,347,024; 5,350,723;5,374,696;5,399,635及び5,556 ,928がある。これらの全開示をここに引用する。 本発明の実質的にランダムなα−オレフィン/ビニリデン芳香族インターポリ マーはまたWO95/32095 John G.にBradfute等(W. R.Grace & Co)が記載した方法、WO94/00500にR.B. Pannell(Exxon Chemical Patents,Inc.) が記載した方法及び「Plastics Technology」、25頁(1 992年9月)に記載されている方法によっても製造でき、これらの全開示もこ こに引用する。 またFrancis J.Timmers等によって1996年9月4日に出 願された米国出願08/708,809に開示されている少なくとも1のα−オ レフィン/ビニル芳香族/ビニル芳香族/α−オレフィンテトラドからなる実質 的にランダムなインターポリマーも好ましい。これらのインターポリマーはピー ク対ピークノイズの3倍以上の強度をもつ追加の信号をもつ。これらの信号は4 3.75−44.25ppmと38.0−38.5ppmの化学シフト範囲に現 れる。特に主ピークが44.1、43.9及び38.2ppmに観察される。プ ロトンテストNMR実験では43.75−44.25ppmの化学シフト領域の 信号がメチン炭素で、38.0−38.5ppm領域の信号がメチレン炭素であ ることを示している。 本発明のインターポリマーの炭素−13NMR化学シフトを求めるために次の 方法と条件を用いる。1,1,2,2−テトラクロロエタン−d2 50容量% と0.10モルのクロムトリス(アセチルアセトナート)の1,2,4−トリク ロロベンゼン溶液50容量%からなる混合物を用いて5〜10重量%のポリマー 溶液をつくる。NMRスペクトルは逆転ゲートのデカップリングシーケンス、9 0°パルス幅及び5秒以上のパルス遅延を用い130℃で求める。このスペクト ルを30,000ppmでのポリマーの遊離メチレン信号と参照する。 これらの新しい信号は少なくとも1のα−オレフィン挿入が前と後にある2つ の頭−尾ビニル芳香族モノマーを含むシーケンス、たとえばエチレン/スチレン /スチレン/エチレンテトラドで、このテトラドのスチレンモノマー挿入が1, 2(頭−尾)形成で専ら起こるシーケンスにもとづくものと思われる。スチレン 以外のビニル芳香族モノマー及びエチレン以外のα−オレフィンをもつこのよう なテトラッドでも、エチレン/ビニル芳香族モノマー/ビニル芳香族モノマー/ エチレンテトラドが同様の炭素−13NMRピークを生じ且つわずかに化学シフ トが異なることを当業者は理解するはずである。 これらのインターポリマーは−30〜250℃の温度で次式で示すような触媒 、及び所望により好ましくは共触媒の存在下に重合を行って製造することができ る。 ここで各Cpはそれぞれの場合独立にMにπ−結合した置換シクロペンタジエ ニル基であり;EはC又はSiであり;MはIV族金属、好ましくはZr又はHf 、最も好ましくはZrであり;各Rはそれぞれの場合独立にH、ヒドロカルビル 、シラヒドロカルビル又はヒドロカルビルシリルであって30以下、好ましくは 1〜20、より好ましくは1〜10の炭素又はケイ素原子をもつものであり;各 R’はそれぞれの場合独立にH、ハロゲン、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオ キシ、シラヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル(これらは30以下、好まし くは1〜20、より好ましくは1〜10の炭素又はケイ素原子をもつ)であるか 又は2個のR’基がいっしょになってC10-10ヒドロカルビル置換1,3−ブタ ジエンを形成しており;mは1又は2である。特に好ましい置換シクロペンタジ エニル基には次式で示されるものがある: ここで各Rはそれぞれの場合独立にH、ヒドロカルビル、シラヒドロカルビル 又はヒドロカルビルシリルであり、これらは30以下、好ましくは1〜20、よ り好ましくは1〜10の炭素又はケイ素原子をもつ、又は2個のR基はいっしょ になってこれらの基の2価の誘導体を形成している。好ましくはRはそれぞれの 場合独立に、(異性体がある場合は全異性体を含め)、水素、メチル、エチル、 プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ベンジル、フェニル又はシリルである か又は(可能な場合は)2個のこれらR基はいっしょになってインデニル、フル オレニル、テトラヒドロインデニル、テトラヒドロフルオレニル又はオクタヒド ロフルオレニル等の縮合環系を形成している。 特に好ましい触媒の例にはラセミ−(ジメチルシランジイル(2−メチル−4 −フェニルインデニル))ジルコニウムジクロリド、ラセミ−(ジメチルシラン ジイル(2−メチル−4−フェニルインデニル))ジルコニウム1,4−ジフェ ニル−1,3−ブタジエン、ラセミ−(ジメチルシランジイル(2−メチル−4 −フェニルインデニル))ジルコニウムジ−C1-4アルキル、ラセミ−(ジメチ ルシランジイル(2−メチル−4−フェニルインデニル))ジルコニウムジ−C1-4 アルコキシド又はそれらの組合せがある。 本発明のインターポリマー(A)の別の製造方法はLongo及びGrass i.(Makronol.Chem.,Vol.191、2387−2397頁 (1990))及びD’Anniello等(Journal of Appl ied Polymer Science,Vol.58、1701−1706 頁(1995))に記載されており、そこではメチルアミノキサン(MAO)及 びシクロペンタジエニルチタントクロリド(CpTiCl2)系の触媒を用いて エチレンスチレンコポリマーをつくっている。Xu及びLin(Polymer Preprnts,Am.Chem.Soc.,Div.Polym.Che m.)Vo1.35、686、687頁(1994))はMgCl2/TiCl4 /NdCl3/Al(iBu)3触媒を用いてスチレンとプロピレンのランダムコ ポリマーをつくっている。Lu等(Journa1 of Applied P olymer Science,Vol.53、1453−1460頁(199 4))はTiCl4/NdCl3/MgCl2/Al(Et)3触媒を用い るエチレンとスチレンの共重合を報告している。プロピレン/スチレン及びブテ ン/スチレン等のα−オレフィン/ビニル芳香族モノマーインターポリマーの製 造は三井石油化学(株)の米国特許5,244,996に記載されている。イン ターポリマー成分の製法を開示した上記のすべてをここに引用する。 可塑剤成分として本発明で用いうる好ましい変性剤にはフタル酸エステル、ト リメリット酸エステル、安息香酸エステル、脂肪族ジエステル(アジペート、ア ゼレート及びセバケートを含む)、エポキシ化合物、ホスフェート化合物、グル タレート、ポリマー状可塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のエステル)及 び油からなる群から選ばれる少なくとも1の可塑剤がある。 特に好ましいフタレートエステルの例としてはジエチルフタレート、ジブチル フタレート、ジイソブチルフタレート、ブチル2−エチルヘキシルフタレート、 ジオクチルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジノニルフタレート、ジイ ソノニルフタレート、ジデシルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジウンデ シルフタレート等のジアルキルC4−C18フタレートエステル、ヘプチルノニル フタレート、ジ(n−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル)フタレート(P6 10)、ジ(n−オクチル、n−デシル)フタレート(P810)等の混合脂肪 族エステル及びジフェニルフタレートエステル等の芳香族フタレートエステル、 又はベンジルブチルフタレート等の混合脂肪族−芳香族エステル、又はそれらの 組合せがある。 特に好ましいトリメリテートエステルの例としてはトリ(2−エチルヘキシル )トリメリテート、トリ(ヘプチル、ノニル)トリメリテート、トリイソオクチ ルトリメリテート、トリイソデシルトリメリテート、トリ(オクチル、デシル) トリメリテートがある。 特に好ましいベンゾエートの例としてはジエチレングリコールジベンゾエート 及びジプロピレングリコールジベンゾエートがある。 特に好ましいホスフェートエステルの例としてはトリアリール、トリアルキル 、混合アルキルアリールホスフェート、たとえばトリブチルホスフェート、トリ オクチルホスフェート、トリ(2−エチルヘキシル)ホスフェート、トリブトキ シエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート 、 イソプロピルフェニルジフェニルホスフェート、t−ブチルフェニルジフェニル ホスフェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート及びイソデシルジフ ェニルホスフェートがある。 特に好ましい油の例としては鉱油、天然油、ナフテン油、パラフィン油及び芳 香族油がある。最も好ましい油は芳香族含量が12〜28.5重量%で、発火点 が315〜420℃で、ASTM D445粘度が40℃で9〜85センチスト ークス(9×10-6〜85×10-62/秒)であるものである。 本発明の組成物は好ましくは、成分(A)と(B)の合計重量に基き、成分( A)のα−オレフィン/ビニリデン芳香族モノマー及び/又はヒンダード脂肪族 及び/又は環状脂肪族ビニリデンモノマーが50〜99、好ましくは55〜95 、より好ましくは60〜90重量%、成分(B)の可塑剤が1〜50、好ましく は5〜45、より好ましくは10〜40重量%からなる。 本発明の組成物は当該分野で知られた適宜の方法でつくることができる。それ らの非制限的な例としては所望割合のペレット形でのドライブレンドの後スクリ ュー押出機内部バッチミキサー、たとえばバンバリーミキサー、カレンダー又は ロールミルでの溶融ブレンド等がある。 また、上記の加工用油又は可塑剤はインターポリマーの溶液に加え、その後溶 媒をスチームストリッパー、フラッシュ脱気装置、薄膜蒸発機又は脱気押出機等 の適宜の手段で除去してもよい。たとえば可塑剤又は油をインターポリマーの重 合機を出た後にインターポリマー溶媒溶液に加えることができる。これは2つの 液流をたとえばインライン静止ミキサーを用いて混合して行いうる。 抗酸化剤(たとえばヒンダードフェノール、たとえばIRGANOXTM101 0)、ホスファイト(たとえばIRGAFOSTM168)、U.V.安定剤、付 着性添加剤(たとえばPIB)、ブロック防止剤、滑剤、着色剤、顔料、フィラ ー等の添加剤を、本発明のブレンド物に用いるインターポリマーに、本発明の特 性を損なわない範囲で添加しうる。ポリスチレン、シンジオタクチックポリスチ レン、スチレン系コポリマーたとえばスチレン/アクリロニトリル、ポリオレフ ィンホモ及びコポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(ビニルクロリ ド)、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ウレタンポリマー及び ポリフェニレンオキシド等の他のポリマーを50重量%以下の少量成分として本 発明のブレンドに用いるインターポリマーに本発明の効果を損なわない範囲で添 加しうる。 これら添加剤は当業者に公知の機能的に均等的な量用いうる。たとえば抗酸化 剤の量はポリマー又はポリマーブレンドがポリマーの保存及び最終的使用の間に 用いられる温度及び環境下に酸化を防止しうる量である。これらの抗酸化剤の具 体的量はポリマー又はポリマーブレンド物重量に基き0.01〜10、好ましく は0.05〜5、より好ましくは0.1〜2重量%である。 同様に他の添加剤の量もそれぞれの機能を発揮する均等的量であり、たとえば ポリマー又はポリマーブレンド物を抗ブロッキング性にし、所望量のフィラーを 加えて所望の結果を得、着色剤又は顔料で所望の色を与えるような量である。こ れらの添加剤はポリマー又はポリマーブレンド物の重量に基き0.05〜50、 好ましくは0.1〜35、より好ましくは0.2〜20重量%の範囲で用いうる 。しかしフィラーの場合にはポリマー又はポリマーブレンド物重量に基き90重 量%以下の量で用いうる。 本発明の組成物は種々の成形品の製造に用いうる。その非制限的な例としては カレンダー処理したシート、ブローフィルム及び射出成形部品がある。本発明の 組成物はまた繊維、発泡体、格子状物の製造にも用いうる。また接着剤及びシー ラント調合物としても用いうる。 次の例は本発明を例証するためのものであり本発明を制限するものではない。インターポリマー(A),(B),(C)及び(D)の製造 400ガロンの攪拌式半連続バッチ反応機を用いてポリマーをつくる。シクロ ヘキサン(85wt%)とイソペンタン(15wt%)の混合物からなる溶媒約 250ガロンとスチレンからなる反応混合物を用いた。添加前に、溶媒とスチレ ンとエチレンを精製して水と酸素を除く。スチレン中の重合禁止剤も除く。上記 容器をエチレンでパージして不溶性分を除く。次いで容器の圧力をエチレンでセ ット点に制御する。水素を加えて分子量を制御する。容器内温度を容器上のジャ ケット水温度をかえてセット点に制御する。重合前に、容器を所望の操作温度に 制御する。触媒成分:チタン:(N−1,1−ジメチルエチル)−ジメチル(1 −(1,2,3,4,5−eta)−2,3,4,5−テトラメチル−2,4− シクロペンタジエン−1−イル)シランアミナト))(2−)N)−ジメチル、 CAS#135072−62−7、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボロン、 CAS#001109−15−5、変性メチルアルモキサンタイプ3A、CAS 146905−79−5、をそれぞれ1/3/5のモル比基準でフロー制御し容 器に加える。重合開始後、容器圧力保持の必要に応じてエチレンを供給して重合 を行う。ある場合には反応器のヘッドスペースに水素を加えてエチレン濃度に対 するモル比を維持する。操作終点にて触媒流を止め、反応器からエチレンを除き 、IrganoxTM1010抗酸化剤を1000ppm上記溶液に加え、溶液か らポリマーを分ける。生成ポリマーを容器内でのスチームストリッピング又は脱 気式押出し機の使用のいずれかによって溶液から分ける。スチームストリップし た場合は残存湿分及び未反応スチレンの減少のため押出機のような装置での追加 の処理が必要となる。表1はポリマーの製造に用いたプロセス条件と特性データ を示す。 *スチレン含量はFTIR法で測定インターポリマー(E)〜(T)の製造 反応器内容 反応器として6ガロン(22.7L)の油ジャケット式オートクレーブ続攪拌 式タンク反応器を用いた。混合はLightning A−320インペラーつ きの磁気式攪拌器で行った。反応器は475psig(3275kPa)で液充 填で操作した。プロセスフローは底に入れ頂部から出すフローとした。反応器の ジャケットに熱交換油を循環して反応熱を除いた。反応器を出たらMicrom otion流量計を用いて流量と溶液粘度を測定した。反応器出口の全ラインを 50psi(344.7kPa)のスチームでトレースして絶縁した。方法 トルエン溶媒を30psig(207kPa)で供給した。Micromot ion質量流量計で反応器への供給物を測定した。可変速度ダイアフラムポンプ で供給速度を制御した。溶媒ポンプの放出部で副流をとり出して触媒注入ライン (1ポンド/時(0.45kg/時))と反応器攪拌器(0.75ポンド/時( 0.34kg/時))用のフラッシュ流を得た。これらのフローを差圧流量計で 測定し微細フロー針弁の手動調整によって制御した。重合禁止剤のないスチレン 流を残りの溶媒流と混合した。エチレンを600psig(4137kPa)で 上記ミニプラントに供給した。エチレンフローをMicromotion質量流 量計によりリサーチ弁制御フローの直前に測定した。Brooks流量計/制御 機を用いてエチレン制御弁の出口でエチレン流に水素を送った。このエチレン/ 水素混合物を室温にて上記の溶媒/スチレン流と合体した。溶媒/スチレン流が 反応器に入るにつれその温度がジャケット上の−5℃のグリコールで熱交換して −5℃に低下した。この流れを反応器の底に入れた。3成分触媒系とその溶媒フ ラッシュも反応器の底にモノマー流用とは別の入口から入れた。触媒成分の調製 は不活性雰囲気のグローブボックスで行った。この希釈した成分を窒素充填した シリンダーに入れプロセス域にある触媒操作タンクに供給した。これらの操作タ ンクから触媒をピストンポンプにより圧力してそのフローをMicromoti on質量流量計で測定した。これらの流れを互に単一注入ラインを通して反応器 に入れる直前に触媒フラッシュ溶媒と合体した。 Micromotion流量計で溶液粘度を測定した後、触媒失活剤(溶媒を 混合した水)を加えて重合を中止した。他のポリマー添加剤を触媒失活剤と共に 加えた。触媒失活剤/添加剤タンクは50ガロンの攪拌且つ循環式タンクである 。タンクの頂部のフランジを通して触媒失活剤と添加剤を混合トルエン溶媒に加 えた。タンクをシールし、窒素をパージして存在しうる酸素を除いた。触媒失活 剤と添加剤の濃度をポリマー生成速度とポリマー中の所望濃度によって求めた。 循環攪拌式タンクを油及び可溶性及び不溶性固体添加剤用にも用いた。副流をタ ンク循環ループから取り出し触媒失活剤/添加剤溶液を反応器生成物ラインに送 るPulsafeederポンプに供給した。ライン中の静止ミキサーで触媒失 活 剤と添加剤を反応器流出流に分散させた。この流れをポスト反応器加熱器に入れ て溶媒除去フラッシュ用の追加のエネルギーを付与した。流出流がポスト反応器 加熱器を出るとこのフラッシュが起こり、圧力が475psig(3275kP a)から絶対圧−250mmに反応器圧力制御弁にて低下した。このフラッシュ したポリマーを加温油で覆った脱気装置に入れた。この流れをグリコール熱交換 機で凝縮し真空ポンプ吸引し、グリコールジャケットつきの溶媒及びスチレン/ エチレン分離容器に入れた。この容器の底から溶媒とスチレンをとり出し、エチ レンを頂部から取り出した。エチレン流をMiicromotion質量流量計 を用いて測定し組成を分析した。取り出したエチレンの測定と溶媒/スチレン流 に溶解したガスの計算をエチレン転化率の計算に用いた。脱気装置内で分けたポ リマーをギアポンプでZSK−30脱気用真空押出し機に送った。乾燥ポリマー を単一ストランドとして押出機から出した。このストランドを水浴に通して冷却 した。ストランドの過剰の水分を吹きとばしてからストランドチョッパーでペレ ットに切断した。 用いた触媒a Akzo NobelがMMAO−3Aとして市販している変性メチルアル ミノキサン b ジメチル〔N−(1,1−ジメチルエチル)−1,1−ジメチル−1−〔( 1,2,3,4,5−eta.)−1,5,6,7−テトラヒドロ−3−フ ェニル−s−インダセン−1−イル〕シランアミナト(2−)−N〕−チタ ン c ビス水素化タローアルキルメチルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロ フェニル)ボレート d トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン 反応器データ インターポリマー及びブレンド物のテスト部品と特定データは次の方法で得た :部品製造及びテスト方法 用いた可塑剤は次のとおりである:P610、C.P.Hall Co.から 市販されている分子量(MW)400をもつ混合線状ジアルキル(ヘキシル、オ クチル、デシル)フタレートエステル;G57、C.P.Hall Co.から 市販されている「ポリマー状」(MW〜5700)グルタレート、及びSunp ar 2280、Sun Company,Inc.から市販されているパラフ ィン油で690の分子量と0.8911の60°Fでの比重をもっている。圧縮成形 試料を190℃で3分間溶融し圧力20,000ポンド(9072kg)下に 190℃で2分圧縮成形した。次いでこの溶融材料を室温で平衡化したプロセス 中で急冷した。密度 ASTM D−792により測定した。メルトインデックス メルトインデックスはASTM D−1238(190℃/2160g)によ って測定した。示差走査熱量(DSC) 試料の熱転移温度と転移熱を測定するためDuPont DSC−2210を 用いた。熱履歴を除くため試料をまず160℃に加熱した。加熱及び冷却曲線を 10℃/分にて記録した。融点(2次加熱からのTm)と結晶化温度(Tc)を 吸熱及び発熱のピーク温度から記録した。動的機械スペクトル(DMC) 動的機械的データをPheometrics RSA−II固体状態分析計と溶 融圧縮した(〜20ミル(0.0508cm)厚)フィルムテスト片を用いて求 めた。DMS測定を5℃/分のステップ速度と10ラド/秒の固定周波数を用い て行った。試料のガラス転移温度(Tg)をtanδのピーク最大から求めた。剪断レオロジー 振動子剪断レオロジーをRheometrics RMS−800レオメータ ーを用いて求めた。溶融レオロジー特性を平行板試料ジオメトリーを用い周波数 掃引モードにて190℃の等温セット温度にてモニターした。熱機械的分析(TMA) 直径1mmのプローブを用いPerkin Elmer TMA−7分析機に よって熱機械的分析をした。厚さ3mm直径5mmの試料を温度を5℃/分で昇 温させつつ1ニュートン(102.4g)の力で針入させた。1mm針入での温 度を記録した。プロセスインデックス 粘弾性的プロセスインデックス(PI)はガス押出しレオメーター(GES) で測定したポリマーの見掛け粘度(kpoise)である。ガス押出しレオメー ターはPolymer Engineering Science,Vol.1 7、no 11、770頁(1977)にM.Shida、R.N.Shrot h及びL.V.Cancioが、またVan Nostrand Reinho ld Co.発行(1982)の「Rheometers for Molte n Plastics」にJohn Dealyが記載しており、これらの全開 示をここに引用する。すべてのGER分析は直径0.0296インチ(0.00 752cm、I/D20:1のディスクを用い温度190℃、窒素圧5,250 〜500psig(36,197kPa〜3,447kPa)にて行った。見掛 けの剪断応力対見掛けの剪断速度のプロットを用いて溶融破壊現象を同定した。 Journal of Rheology 30(2)、337−357、19 86にてRamamurthyが、ある臨界フローレート以上では測定した押出 物の不規則度を表面溶融破壊と正味の溶融破壊の2つに大きく分類されうること を示している。 上記のポリマーでは、PIは温度190℃窒素圧2,500psig(17, 237kPa)にて直径0.0296インチ(0.752cm)ダイL/D 2 0:1、又は対応する見掛け剪断応力2.15×106ダイン/cm2を用いてG ERで測定した材料の見掛け粘度(kpoise)に相当する。機械的試験 組成物を成形した試料の引張り特性をエクステンシオメーターを備えたIns tron 1145引張り機械を用いて測定した。ASTM D638試料を5 分-1のひずみ速度で試験した。ミクロ引張り試料を−10℃で5インチ/分(1 2.7cm/分)の速度で試験した。4回の引張り測定結果の平均値を求めた。 極限値の標準偏差は典型的には報告平均値の10%である。引張り応力緩和 一軸引張り応力緩和をInstron 1145引張り機械を用いて評価した 。(インチゲージ長(2.54cm)をもつ圧縮成形フィルム(厚さ〜20ミル (0.0508cm)をひずみ速度20分-1にてひずみレベル50%に変形した 。50%の伸びに要する力を10分間モニターした。応力緩和の倍数を((fi −ff)/fi)(ここでfiは最初の力でありffは最後の力である)として定義 した。曲げモジュラス(セカント2%) 曲げモジュラスをASTM D−790にて求めた。硬度 ショアA硬度をASTM D−2240にて求めた。実施例1〜6及び比較例A 上記のインターポリマー(A)及び混合線状ジアルキル(ヘキシル、オクチル 、デシル)フタレートエステル(C.P.Hall Companyから市販さ れているP610、分子量(MW)400)又は鉱油(Sun Oil Com panyから市販されているパラフィン油Sunpar 2280、分子量69 0、60°Fでの比重0.8911)又はポリマー状グルタレート(C.P.H all Companyから市販されているG57)のいずれかをRheomi x3000ボールを備えたHaakeミキサーで表2に示す重量比にて用いて6 個のブレンド組成物、実施例1、2、3、4、5及び6、をつくった。これらの 乾燥ブレンド物の180gを150℃で平衡化している上記ミキサーに供給した 。供給と温度平衡に3−5分を要した。この溶融物を150℃、40rpmにて 10分間混合した。 上記例とインターポリマー成分の特性データを表2に示す。インターポリマー を変性した構造一体性及び優れた機械特性をもつ材料を製造可能であった。 P610フタレートエステルで変性した実施例4及び5の分析では優れた可塑 化を達成している。インターポリマーガラス転移プロセスに伴うロスピークのT anδの顕著な拡大はない。これらの変性インターポリマーは優れた低温特性及 び応力緩和挙動の顕著な保持を示している。硬度のレベルは可塑剤の選択によっ て制御できる。機械的性質、緩和挙動、硬度及び加工性の組合せが、たとえば多 くのフィルム用途等において、特に望まれている。 * 本発明の実施例ではない。 ** インターポリマー(A)はスチレンを69.4重量%(37.9モル%) (NMR法で測定)含有し、I2メルトフローインデックス0.18のエ チレン/スチレンインターポリマーであり且つアタクチックポリスチレン を8.4重量%含有する。このポリマーはDSC法では測定しうる結晶性 は示さない。 さらなる比較例として、ポリスチレン(PSi ザダウケミカルカンバニーか ら市販されているメルトフローインデックス(200℃/5.0kg)1.5g /10分、比重1.04のStyronTM685D)と可塑剤P610とのブレ ンド物をPS/P610の重量比80/20でつくった。これは未変性のPSの 106℃に比し37℃のTgをもつものだった。この組成物の形状が原因し特性 値は求めず、過去の経験からフタレートエステルはPS中では有効な可塑剤とし て機能しないことを確認した。実施例7及び8及び比較例B 上記のインターポリマー(A)及び混合線状ジアルキル(ヘキシル、オクチル 、デシル)フタレートエステル(C.P.Hall Companyから市販さ れているP610、分子量(MW)400)とRheomix 3000ボール を備えたHaakeミキサーで表3に示す重量比にて用いて2個のブレンド組成 物、実施例7及び8、をつくった。これらの乾燥ブレンド物の180gを150 ℃で平衡化している上記ミキサーに供給した。供給と温度平衡に3−5分を要し た。この溶融物を150℃、40rpmにて10分間混合した。 上記例とインターポリマー成分の特性データを表3に示す。インターポリマー を変性して構造一体性及び優れた機械特性をもつ材料を製造可能であった。 P610フタレートエステルで変性した実施例7及び8の分析では優れた可塑 化を達成している。インターポリマーガラス転移プロセスに伴うロスピークのT anδの顕著な拡大はない。これらの変性インターポリマーは優れた低温特性及 び応力緩和挙動の顕著な保持を示している。硬度のレベルは可塑剤の選択によっ て制御できる。機械的性質、緩和挙動、硬度及び加工性の組合せが、たとえば多 くのフィルム用途等において、特に望まれている。 * 本発明の実施例ではない。 ** インターポリマー(B)はスチレンを69.9重量%(38.4モル%) (NMR法で測定)含有し、I2メルトフローインデックス1.83のエ チレン/スチレンインターポリマーであり且つアタクチックポリスチレン を8.2重量%含有する。このポリマーはDSC法では測定しうる結晶性 は示さない。実施例9及び比較例C 上記のインターポリマー(C)及び混合線状ジアルキル(ヘキシル、オクチル 、デシル)フタレートエステル(C.P.Hall Companyから市販さ れているP610、分子量(MW)400)をRheomix 3000ボール を備えたHaakeミキサーで表4に示す重量比で用いて実施例9の組成物をつ くった。この乾燥ブレンド物の180gを150℃で平衡化している上記ミキサ ーに供給した。供給と温度平衡に3−5分を要した。この溶融物を150℃、4 0rpmにて10分間混合した。 上記例とインターポリマー成分の特性データを表4に示す。インターポリマー は優れた構造一体性及び優れた機械特性をもっていた。この固体材料は未変性イ ンターポリマーに比し結晶化度が増加していた。インターポリマーガラス転移プ ロセスに伴うロスピークのTanδの幾分の増加があり、これはある種のエネル ギー吸収用途に有用であることを示していた。この変性インターポリマーは優れ た低温特性及び応力緩和挙動の保持を示した。機械的性質、緩和挙動、硬度及び 加工性の組合せが、たとえば多くのフィルム用途等において、特に望まれている 。* 本発明の実施例ではない。 ** インターポリマー(C)はスチレンを47.3重量%(19.5モル%)含 有し、I2メルトフローインデックス0.01のエチレン/スチレンインタ ーポリマーであり、アタクチックポリスチレンを3.7重量%含有す る。実施例10及び11及び比較例D 上記のインターポリマー(D)及び混合線状ジアルキル(ヘキシル、オクチル 、デシル)フタレートエステル(C.P.Hall Companyから市販さ れているP610、分子量(MW)400)又は鉱油(Sun Oi1 Com panyから市販されているパラフィン油Sunpar 2280、分子量69 0、600Fでの比重0.8911)をRheomix 3000を備えたHa akeミキサーで表5に示す重量比にて用いて2個のブレンド組成物、実施例1 0及び11をつくった。これらの乾燥ブレンド物の180gを150℃で平衡化 している上記ミキサーに供給した。供給と温度平衡に3−5分を要した。この溶 融物を150℃、40rpmにて10分間混合した。 上記例とインターポリマー成分の特性データを表5に示す。変性インターポリ マーは優れた構造一体性及び優れた機械特性をもっていた。上記油はインターポ リマー(A)に比しこのインターポリマーにおけるTgを低下させるのにより有 効な変性剤である。 この固体物は未変性インターポリマーに比し結晶化度のレベルの変化が小さい 。両変性剤はインターポリマーガラス転移プロセスに伴うロスピークのTanδ の拡大をもたらし、ある種のエネルギー吸収用途に適していることを示している 。これらの変性インターポリマーは優れた低温特性及び応力緩和挙動の顕著な保 持を示している。またこれらの変性インターポリマーの粘度は顕著に低下してお り、これはある種の成形プロセスにおける加工性の改善を意味している。 * 本発明の実施例ではない。 ** インターポリマー(D)はスチレンを29.3重量%(10モル%)含有し 、I2メルトフローインデックス0.03のエチレン/スチレンインターポ リマーであり、アタクチックポリスチレンを1重量%含有する。実施例12 A.ブレンド物の製造 Rheomix 3000ボールを備えたHaakeミキサー中でブレンド物 をつくった。十分に充填したとき上記ボールは20gのポリマーと油を含有する 。この混合物のポリマー部分をミキサーに入れ190℃で平衡化した。供給と温 度平衡に3−5分を要した。この溶融ポリマー材料を190℃にて20rpmの ミキサースピードで5分間混合した。芳香族含量28.1重量%、発火点315 ℃、40℃でのASTM D445粘度9.18ストークス(9.18×10-6 2/秒)をもつ、テキサス州Deep ParkのShell Lubric antsから市販されているDeer Park Naphthenic Oi 13131なる油を次に加え190℃、90rpmにて5分間上記ポリマーと混 合した。B.ポリマー+油ブレンド物の成形 上記のAでつくったポリマーと油のブレンド物をモールドにて190℃の温度 及び5,000psi(34,474kPa)の圧力にて5分間、さらに190 ℃にて20,000psi(137.895kPa)の圧力にて3分間圧縮成形 して物性試験用に0.125インチ×5インチ×5インチ(0.317cm×1 2.7cm×12.7cm)の試験プラークをつくった。このプラークを形から 取り出して5,000psi(34,474kPa)にて32℃に冷却した。組 成及び油とのブレンドに用いたインターポリマーの性質を表6に示し、インター ポリマーと油のブレンド物の性質を表7に示す。 * CND=測定せず。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/151 C08L 25/08 C08L 25/08 101/00 101/00 C09J 123/00 C09J 123/00 125/08 125/08 201/00 201/00 C09K 3/10 Z C09K 3/10 C08K 5/15 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ゲスト,マーチン ジェイ アメリカ合衆国テキサス州 77566 レー ク ジャクソン グリーンブライア 106 (72)発明者 ベゼア,ジェームス アール アメリカ合衆国ルイジアナ州 70815 バ トンルージュ ウッドバイン ストリート 9165 (72)発明者 ターレイ,ロバート アール アメリカ合衆国テキサス州 77566 レー ク ジャクソン レーク ロード 606

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)(1)(a)少なくとも1のビニリデン芳香族モノマー、又は (b)少なくとも1のヒンダード脂肪族又は環状脂肪族ビニリデンモノマー、又 は (c)少なくとも1のビニリデン芳香族モノマーと少なくとも1のヒンダード脂 脂肪又は環状脂肪族ビニリデンモノマーとの組合せ から誘導されるポリマー単位 5〜65モル%、及び (2)少なくとも1のC2-20α−オレフィンから誘導されるポリマー単位 35〜95モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 50〜99重量%;及び (B)フタレートエステル、トリメリテートエステル、ベンゾエート、脂肪族ジ エステル、エポキシ化合物、ホスフェートエステル、グルタレート、ポリマー状 可塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のポリエステル)及び油からなる群か ら選ばれる少なくとも1の可塑剤 1〜50重量% からなることを特徴とする組成物。 2. 成分(A)が少なくとも1の芳香族ビニリデンモノマーから誘導されるポリ マー単位5〜50モル%及び少なくとも1のC2-10α−オレフィンから誘導され るポリマー単位50〜95モル%からなる請求項1の組成物。 3. 成分(A)がスチレンから誘導されるポリマー単位5〜50モル%及びエチ レン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンとの組合せから誘導さ れるポリマー単位50〜95モル%からなる請求項1の組成物。 4.(A)(1)少なくとも1のビニリデン芳香族モノマーから誘導されるポリマ ー単位 5〜50モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 50〜95モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 60〜95重量%、及び (B)フタレートエステル、トリメリテートエステル、ベンゾエート、脂肪族ジ エステル、エポキシ化合物、ホスフェートエステル、グルタレート、ポリマー状 可塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のポリエステル)及び油からなる群か ら選ばれる少なくとも1の可塑剤 5〜40重量% からなることを特徴とする請求項1の組成物。 5.(A)(1)スチレンから誘導されるポリマー単位 5〜50モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 50〜95モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 60〜95重量%、及び (B)フタレートエステル、トリメリテートエステル、ベンゾエート、脂肪族ジ エステル、エポキシ化合物、ホスフェートエステル、グルタレート、ポリマー状 可塑剤(グリコールと脂肪族ジカルボン酸のポリエステル)及び油からなる群か ら選ばれる少なくとも1の可塑剤 5〜40重量% からなることを特徴とする請求項1の組成物。 6.(A)(1)スチレンから誘導されるポリマー単位 5〜50モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 50〜95モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 60〜95重量%、及び (B)ジアルキル、混合線状ジアルキル、アリール及び混合アルキルアリールエ ステルを包含するフタレートエステルからなる群から選ばれる少なくとも1の可 塑剤 5〜40重量%からなるこ とを特徴とする請求項1の組成物。 7.(A)(1)スチレンから誘導されるポリマー単位 5〜50モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 50〜95モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 60〜95重量%、及び (B)鉱油、天然油、ナフテン油、パラフィン油及び芳香族油から選ばれる少な くとも1の油 5〜40重量% からなることを特徴とする請求項1の組成物。 8.(A) (1)スチレンから誘導されるポリマー単位 5〜50モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 84.8〜93.7モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 40〜85重量%、及び (B)少なくとも1のナフテン油、又は少なくとも1のナフテン油と少なくとも 1のパラフィン油のブレンド物 15〜60重量% からなり、且つ (i)成分(A)が0.1〜10のメルトインデックスをもち、そして (ii)該組成物が600psi(4,137kPa)〜7,100psi(48 .953kPa)の曲げモジュラス(セカント2%)、0.1〜2.0のプロセ スインデックス及び60℃〜100℃のTMAをもつことを特徴とする請求項1 の組成物。 9.(A)(1)スチレンから誘導されるポリマー単位 6.3〜10.3モル%、及び (2)エチレン又はエチレンと少なくとも1のC3-10α−オレフィンから誘導さ れるポリマー単位 89.7〜93.7モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 55〜85重量%、及び (B)少なくとも1のナフテン油及び芳香族油 15〜45重量% からなり、且つ (i)成分(A)が0.1〜2のメルトインデックスをもち、そして (ii)該組成物が600psi(4,137kPa)〜4,100psi(27 .579kPa)の曲げモジュラス(セカント2%)、0.1〜1.0のプロセ スインデックス及び65℃〜100℃のTMAをもつことを特徴とする請求項8 の組成物。 10.(A)(1)スチレンから誘導されるポリマー単位 7.8〜10.3モル%、及び (2)エチレンから誘導されるポリマー単位 89.7〜92.2モル% からなる少なくとも1の実質的にランダムなインターポリマー 60〜65重量%、及び (B)少なくとも1のナフテン油 35〜40重量% からなり、且つ (i)成分(A)が0.5〜0.9のメルトインデックスをもち、そして (ii)該組成物が600psi(4,137kPa)〜2,000psi(13 .790kPa)の曲げモジュラス(セカント2%)、0.1〜0.3のプロセ スインデックス及び70℃〜100℃のTMAをもつことを特徴とする請求項8 の組成物。 11.ポリスチレン、シンジオタクチッックポリスチレン、スチレン/アクリロニ トリルコポリマー等のスチレン系コポリマー、ポリオレフィンホモ及びコポリマ ー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(塩化ビニル)、ポリカーボネート、 ポリエチレンテレフタレート、ウレタンポリマー及びポリフェニレンオキシドか ら選ばれる1以上の追加のポリマー1〜50重量%を含有する請求項1〜10の いずれか1項の組成物。 12.発泡体、繊維又はエマルジョンの形態にある請求項1〜11のいずれか1項 の組成物。 13.接着剤又はシーラント組成物の形態にある請求項1〜11のいずれか1項の 組成物。 14.射出、圧縮、押出し又はブローのいずれかの成形部品の形態にある請求項1 〜11のいずれか1項の組成物。 15.フィルム又はシートの形態にあるか、又はカレンダー、ブロー、キャスト又 は(共)押出しの加工操作で得られる多層構造体の1構成分としての請求項1〜 11のいずれか1項の組成物。
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