JP2001505984A - 駆動チェーン - Google Patents

駆動チェーン

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/06Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links

Abstract

(57)【要約】 駆動チェーンは、鋳物製外側結合部材に相互連結された、対向するペアの内側結合板を備える。内側および外側結合部材の重なり合った端部内に配設された間隙を通じてピンが延在している。各ピンは内側結合部材に対して固定されている。外側結合部材は貫通またはめくら孔部を備えており、これがピンの端部を回転可能な関係で受容する。ピンの外表面と外側結合部材の孔部の内表面との間にベアリング領域が形成される。外側結合部材内にベアリング領域を設けることにより、保守点検およびスケーリングが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】 駆動チェーン この発明は、駆動チェーンに係り、より具体的にはローラチェーンに関するが 、これに限定するものではない。 従来のローラチェーンは、対向するペアの内側結合板を、外側結合板によって 形成されるチェーンの全長に配分して構成される。各外側結合部材は隣接する内 側結合部材の端部に覆い被さり、従って各外側結合部材端部の間隙は、これに該 当する内側結合板端部の間隙に整合する。内側および外側結合板は、整合する各 側の間隙を通じて貫通するピンによって対向するチェーンの両側で相互接続され る。このピンは、各端部において対向する外側結合板に固定されるが、内側結合 板の対向する間隙の間で延在するブシュの範囲内において、内側結合板に対して 回転動作することができる。 この種の駆動チェーンの大半における問題は、ブシュとピンとの間の支持面の 磨耗による老朽化である。特に、チェーン中央部の支持面部分は、汚染に対して 有効に密封を施すことを困難にする。他方、支持面に対して有効な密封を施すこ とが可能である場合、補修および潤滑の目的でアクセスすることが困難となる。 従って、本発明の目的は、前記の難点を克服または緩和することである。 本発明によれば、対向する内側結合板を備え、各内側結合板は重なり部分を貫 通する少なくとも一つのピンによって隣接する外側結合部材に接続され、各外側 結合部材はピンの端部を受容するとともにこれを回転動作可能に固定する少なく とも一つの孔部を備え、ピンの外側表面と外側結合部材の孔部との間にベアリン グを設けてなる駆動チェーンを提供する。 好適な実施例において、ピンは外側結合部材内のめくら孔部内に受容され、こ の場合外側結合部材は固定部材を使用してピン上に取り外し可能に固定され、こ の固定部材は外側結合部材内に取り外し可能に装着されるとともにピン上に設け られた溝またはスロット内に嵌合することができる。これによって、ピンに対す る外側結合部材のピンの縦軸方向への側方動作が防止される。好適には、固定部 材は、外側結合部材内の間隙内に取り外し可能に装着されるとともにピンの溝ま たはスロット内に嵌合可能な脚部を有するステープルを備える。ステープルを設 けない場合は、ベアリングへ潤滑剤を供給することに間隙を使用することができ る。 他方、固定部材は孔部内全体に配設することができる。例えば、固定部材は、 ピンに設けられたスロットまたは溝ならびにめくら孔部に嵌合する端部を有する 分割カラーを備えることができ、これによってピンに対する外側結合部材のピン の縦軸方向への側方動作を防止する。 別の実施例においては、ピンは貫通孔部内に適宜に受容され、外側結合部材は 被覆板を使用してピンに固定され、この被覆板は孔部より大きく、かつピンの末 端面に連結される。被覆板は、例えばねじを使用して連結することができる。 好適には、ベアリングは潤滑剤の流出を防止するためのシールを備えている。 このシールは、例えば、ピンまたはめくら孔部内に設けられた環状溝内に装着さ れたOリングとすることができる。 外側結合部材は、好適には鋳物からなり、ベアリングに供給する潤滑剤のため の内蔵タンクを備えている。他方、潤滑剤はグリースニップル等を介してベアリ ングに供給することができる。 ピンは、しまりばめによって内側結合板に連結することが好適である。 次に、本発明の好適な実施例につき、添付図面を参照しながら説明する。ここ で: 図1は、本発明に係る駆動チェーンの第一の実施例を示す切断平面図; 図2は、図1の外側結合部材を示す透視図; 図3は、図1および図2のチェーンに対する別の潤滑手段を示す断片図; 図4は、本発明に係る駆動チェーンの第二の実施例を示す部分断面図; 図5は、図4の駆動チェーンの矢印Xの方向における側面図; 図6は、本発明に係る駆動チェーンの第3の実施例を示すものであり、外側結 合部材の半分を切削前の状態で示した概略側面図; 図7は、図6の外側結合部材にベアリングを挿入し切削した後の状態を示す概 略図; 図8は、図7の線A−Aに沿った断面図; 図9は、図7の外側結合部材に挿入するピンの端部を示す部分図; 図10は、本発明に係る駆動チェーンの第4の実施例を示す部分断面図; 図11は、図10の線Z−Zに沿った断面図; 図12は、本発明の第5の実施例を示す外側結合部材の側面図; 図13は、図12の線B−Bに沿った断面図; 図14は、本発明のさらに別の実施例を示す部分図; 図15は、図16の線Q−Qに沿った断面図; 図16は、図14に相当するものであり、組み立てを可能にするために外側結 合部材を90°回転させた状態を示す側面図である。 まず、図1を参照すると、通常の方式でスプロケット(図示されていない)に 使用されるローラ駆動チェーンの一部が示されている。 チェーンは、全般的に矢印1で示されそれぞれ外側結合部材2と連結された一 群の内側結合部材からなる。各内側結合部材1は、離間配置されたペアのピン4 によって連結された対向するペアの内側結合板3からなり、このピンは対向する 内側結合板3間に整合する間隙5を通じて延在している。各ピン4は、内側結合 板の間隙5にしまりばめされている。内側結合板間の領域の各ピン4上には、シ リンダ状ローラ6が可動的に支持されている。使用に際して、スプロケット(図 示されていない)の歯が隣接するローラ6間に従来の方式で嵌合する。 各外側結合部材2は、二つのめくら孔部7を有する鋳造部材であり、これらの 孔部はそれぞれ内側結合部材1からのピン4の端部を受容する。各外側結合部材 2はそれぞれ二つのピン4を受容し、そのうちの一つは内側結合部材1に隣接し てこれを結合する。外側結合部材2は各ピン2に対して回転可動であるとともに ステープル8によってピン上に固定され、このステープルの端部9は鋳造部材の 孔部10を通じて延在しており、またピン4の端部に形成された環状溝11に嵌 合する。従って、外側結合部材2は、ピン4に対してその縦軸方向に回転動作す ることが防止される。外側結合部材2をピン4に固定するための別の方法は以下 に記述する。 外側結合部材2の各めくら孔部7の内側表面は、近接するピン4の外側表面に 対するベアリング領域を形成する。ベアリング領域には種々の方式(以下に例を 示す)よって潤滑剤を供給することができ、この潤滑剤はめくら孔部7内に形成 された環状溝13内に設置された一つあるいは複数のOリング12によってシー ルされる。Oリング12は潤滑剤の流出を防止するばかりでなく、土またはその 他の汚染物の混入を防止する。 前述のケースにおいて、潤滑剤はチェーンを使用していない際の保守点検サイ クル中に供給される。このサイクルにおいて、チェーンは潤滑剤ステーション( 図示されていない)を通過するよう割出され、ここにおいて各外側結合部材2に ついてステープル8が取り外され孔部10を介してベアリング領域にオイル(ま たはその他の好適な潤滑剤)が供給される。その後、ステープル8が取り付けら れチェーンは一つの外側結合部材2の分割出しされ、この処理をチェーン内の全 ての結合部材に対して繰り返す。この構成は、特に非使用期間を有するチェーン に適しており、例えば夜間閉鎖する娯楽用乗り物またはローラコースターに適し ている。 別のチェーンのデザインにおいて、ベアリング領域への潤滑剤供給は、外側結 合部材鋳造部材2内に形成された内蔵タンク14を介して実施される(図1の右 側の外側結合部材に示されている)。潤滑剤は、タンク14に接続された潤滑孔 部15を介してベアリング領域に供給される。別の変更例(図3に示されている )においては、手動または自動潤滑を行うためのグリースニップルが設けられて いる。 本発明の別のデザインが図4および図5に示されており、これにおいて図1お よび図2のものに該当する部品は同じ参照符号に100を足して示し、図1およ び図2の該当部分と異ならない限りは詳しい説明を省略する。 各外側結合部材102はピン104の端部を受容するための貫通孔部107を 備えるとともに末端蓋部材117を使用してピン104上に固定されており、こ の蓋部材はネジ118を使用してピン104の露出端面に固定されている。末端 蓋部材118はピン104より大きな直径を有しており、従って外側結合部材の 孔部107の周囲緑部領域を支持し、これによって外側結合部材102がピン1 04から外れることを防止する。この実施例において、ベアリング領域の各端部 にはOリング112が設置されており、これによって潤滑剤が貫通孔部107を 介して流出することを防止する。 さらに別のデザインが図6ないし図9に示されており、これにおいては外側結 合部材202が二つのめくら孔部207を有する鋳造部材であり、この孔部はそ れぞれ上部スロット230を備えており、これは孔部207の長さにわたって延 在している。孔部207の閉鎖端部に近接して、ピン204に嵌合する(以下に 記述する)ための環状溝231が設けられている。各めくら孔部207の壁は、 二つのベアリング部材232を受容するよう形成されており、これらのベアリン グ部材は孔部207内を環状溝231のエッジ部分まで軸方向に延在している。 めくら孔部207および軸方向スロット230を有する外側結合部材202は 、例えば鋳造によって形成されている。続いて、各めくら孔部207に近接して これと平行な方向に二つのベアリング間隙233が切削される。この外側結合部 材202の構成は図6に示されている。さらに、図7に示されるように各めくら 孔部207がより大きな直径に切削される前に、ベアリング部材232のシリン ダ状ロッドがベアリング間隙233内に挿入される。めくら孔部207の広がり に従ってシリンダ状ベアリング部材232の一部が切除され、従って孔部207 の内面に整合する。 ベアリング部材232は、既知のタイプの、潤滑剤との接触に際して膨張する ものである。部材232が膨張することにより、使用時のピン204に対する接 触においてより良好なベアリング効果が保持される。 図9に示されるように、ピン204の端部にニップルまたは突出部234が形 成される。ピン204は外側結合部材202のめくら孔部207内に挿入され、 突出部234が細長いスロット230に整合する。一度ピン204が完全に挿入 されると、これは孔部207に対してねじられ、従って突出部234はスロット 230から逸脱して溝231に嵌合する。これによって、外側結合部材202が ピン204に固定される。 図10および図11には、それぞれ弓形にテーパ付けされた側面340を有す る外側結合部材302からなる駆動チェーンが示されており、従って各結合部材 は一般的に長円形の断面を有する(特に図11参照)。簡略化のため、外側結合 部材内のベアリングは図示されていない。各外側結合部材302は、ピン304 を受容するよう設計された貫通孔部307を備えている。固定スナップリングま たは同様なものがピン304の各端部に近接する環状溝341に嵌合し、これに よって外側結合部材302をピン304に固定する。各貫通孔部307は、垂直 平面内でテーパ付けされており(図1に示される)、従って最も近いスナップリ ング341および近接するピン304の自由端に向かって直径が拡大している。 水平面内においては、孔部307はテーパ付けされていない。 使用時において、この構成によれば、外側結合部材のテーパおよび長円形形状 の作用により、従来の方式のように外側結合部材302がピン304上において 回転可能であるばかりでなく、ピン304および内側結合部材303に対して垂 直方向に傾動可能となり、チェーンの側方曲動を可能にする。 このことは、充分な長さのチェーンにおいて、例えば90°の側方曲動を可能 にする。これは、近接する結合部材と特に歯形状のスプロケットとの間における 接続部においてユニバーサルジョイント等の複雑な構成を必要とする従来のデザ インに比べて重要な改良点である。従来のスプロケットもこのチェーン構成と共 に使用し得ることが理解されよう。 図12および図13には、別のベアリングデザインからなる外側結合部材40 2が示されている。各ピン404の端部は段形状に形成され、これにより外側結 合部材402内に設けられた貫通孔部407より小さな断面を有する実質的に楕 円形のトラニオン445を形成する。トラニオン445は外側結合部材の孔部4 07内に受容されここでインサート446(適宜なベアリング材料からなる)に 接触し、これは外側結合部材内に埋め込まれるとともにトラニオン445と同様 な断面を備えている。インサート446は、貫通孔部407内に突出しており、 従ってその弓形の表面は結合部材Qの関節部分の中央を横断する。インサート4 46は、固定されたまま保持され、チェーンが接合されている際にトラニオン4 45がインサートに対して回転し、従って接触点Qが移動する。トラニオン44 5の外側表面(すなわち、インサート446と接触していない面)は、外側結合 部材の孔部407の縁部に対してスライドする。この構成は、推進負荷が常に接 触点Qに作用することを保持し、またトラニオン445がベアリングに対してス ライドではなくロール接触するため磨耗を大幅に低減することができる。 図14ないし図16に示されたさらに別の実施例において、ピン504は外側 結合部材のベアリングを形成する環状ブシュ550を介して外側結合部材502 に受容される。ブシュ505は半径方向外側に向いた丸突起部551を備えてお り、これはブシュ550の軸方向の長さより小さな深度を有するとともに外側結 合部材502を内側結合部材503に固定するよう形成されている。ピン504 はブシュ550にしまりばめされており、外側結合部材502はブシュ550に 対して回転可能である。 外側結合部材の組み立てを可能にするため、間隙507はブシュ550上の丸 突起部551に加えて溝552を備えている。チェーンを組み立てるために、ブ シュ550をピン504上に固定し、さらに外側結合部材502をピンおよびブ シュ組み立て体に接合させ、従って丸突起551は溝552を貫通するように方 向付けられる。この方向付けにおいて、内側および外側結合部材503,502 の縦軸は互いに垂直となる(図16参照)。一度丸突起551が溝552を縦に 貫通すると、外側結合部材502は各結合部材の縦軸が整合するまで90°回転 される(図14参照)。この構成において、丸突起551は内側および外側結合 部材503,502が分離することを防止する。外側結合部材502は、その間 隙507の周囲553の部分において面取りフライスされており、従って丸突起 551は結合部材502の外表面に対して平らになる。 前述した本発明の実施例の構成において、ベアリング領域は従来のローラチェ ーンに比してよりアクセスしやすい位置に配置されており、従ってシーリングお よび保守点検が容易になることが理解されよう。外側結合部材を形成する材料は 、具体的な適用に際してのベアリングおよび負荷の条件によって選択することが できる。外側結合部材は、鍛造、焼結、プレス加工、射出成形、またはその他の 適宜な手段で製造することができる。 前述したピンと外側結合部材の接続構成および製造方法は、めくら孔部に代え て貫通孔部とともに使用し得ることが理解されよう。 請求の範囲に定義された本発明の概念を逸脱することなく種々の設計変更をな し得ることが理解されよう。例えば、図1および図2に示された外側結合部材の めくら孔部において、外側結合部材とピンとの間の連結に、分割円形クリップま たはカラー結合等の他の接続方法を使用することができる。クリップの端部は、 ピンおよび外側結合部材の適宜な溝または凹部に嵌合する。 前述した構成に対する別の変更例として、ピンの外側表面と外側結合部材の孔 部の内側表面との間に分割ブシュを配設することができ、これによってより良質 なベアリング表面を形成することができる。さらに、ベアリングはその内部に保 持された潤滑剤と共にシールされたユニットとすることができ、これによって新 しい潤滑油を給入する必要が無くなる。 最後に、Oリング12,112は、孔部7,107内ではなくピン4,104 内の環状溝に装着するか、またはリップシールあるいは金属ラビリンスシール等 の、他の適宜な同等物によって代替することができる。
【手続補正書】 【提出日】平成11年6月12日(1999.6.12) 【補正内容】 明細書 駆動チェーン この発明は、駆動チェーンに係り、より具体的にはローラチェーンに関するが 、これに限定するものではない。 従来のローラチェーンは、対向するペアの内側結合板を、外側結合板によって 形成されるチェーンの全長に配分して構成される。各外側結合部材は隣接する内 側結合部材の端部に覆い被さり、従って各外側結合部材端部の間隙は、これに該 当する内側結合板端部の間隙に整合する。内側および外側結合板は、整合する各 側の間隙を通じて貫通するピンによって対向するチェーンの両側で相互接続され る。このピンは、各端部において対向する外側結合板に固定されるが、内側結合 板の対向する間隙の間で延在するブシュの範囲内において、内側結合板に対して 回転動作することができる。 この種の駆動チェーンの大半における問題は、ブシュとピンとの間の支持面の 磨耗による老朽化である。特に、チェーン中央部の支持面部分は、汚染に対して 有効に密封を施すことを困難にする。他方、支持面に対して有効な密封を施すこ とが可能である場合、補修および潤滑の目的でアクセスすることが困難となる。 従って、本発明の目的は、前記の難点を克服または緩和することである。 本発明によれば、対向する内側結合板を備え、各内側結合板は重なり部分を貫 通する少なくとも一つのピンによって隣接する外側結合部材に接続され、各外側 結合部材はピンの端部を受容するとともにこれを回転動作可能に固定する少なく とも一つの孔部を備え、ピンの外側表面と外側結合部材の孔部との間にベアリン グを設け、外側結合部材はこの外側結合部材の適宜な凹部内に受容されるよう設 計された固定部材によって回転可能にピン上に固定されることを特徴とする駆動 チェーンを提供する。 好適な実施例において、ピンは外側結合部材内のめくら孔部内に受容され、こ の場合外側結合部材は固定部材を使用してピン上に取り外し可能に固定され、こ の固定部材は外側結合部材内に取り外し可能に装着されるとともにピン上に設け られた溝またはスロット内に嵌合することができる。これによって、ピンに対す る外側結合部材のピンの縦軸方向への側方動作が防止される。好適には、固定部 材は、外側結合部材内の間隙内に取り外し可能に装着されるとともにピンの溝ま たはスロット内に嵌合可能な脚部を有するステープルを備える。ステープルを設 けない場合は、ベアリングへ潤滑剤を供給することに間隙を使用することができ る。 他方、固定部材は孔部内全体に配設することができる。例えば、固定部材は、 ピンに設けられたスロットまたは溝ならびにめくら孔部に嵌合する端部を有する 分割カラーを備えることができ、これによってピンに対する外側結合部材のピン の縦軸方向への側方動作を防止する。 好適には、ベアリングは潤滑剤の流出を防止するためのシールを備えている。 このシールは、例えば、ピンまたはめくら孔部内に設けられた環状溝内に装着さ れたOリングとすることができる。 外側結合部材は、好適には鋳物からなり、ベアリングに供給する潤滑剤のため の内蔵タンクを備えている。他方、潤滑剤はグリースニップル等を介してベアリ ングに供給することができる。 ピンは、しまりばめによって内側結合板に連結することが好適である。 次に、本発明の好適な実施例につき、添付図面を参照しながら説明する。ここ で: 図1は、本発明に係る駆動チェーンの第一の実施例を示す切断平面図; 図2は、図1の外側結合部材を示す透視図; 図3は、図1および図2のチェーンに対する別の潤滑手段を示す断片図; 図4は、本発明に係る駆動チェーンの第3の実施例を示すものであり、外側結 合部材の半分を切削前の状態で示した概略側面図; 図5は、図4の外側結合部材にベアリングを挿入し切削した後の状態を示す概 略図; 図6は、図5の線A−Aに沿った断面図; 図7は、図5の外側結合部材に挿入するピンの端部を示す部分図; 図8は、本発明のさらに別の実施例を示す部分図; 図9は、図10の線Q−Qに沿った断面図; 図10は、図8に相当するものであり、組み立てを可能にするために外側結合 部材を90°回転させた状態を示す側面図である。 まず、図1を参照すると、通常の方式でスプロケット(図示されていない)に 使用されるローラ駆動チェーンの一部が示されている。 チェーンは、全般的に矢印1で示されそれぞれ外側結合部材2と連結された一 群の内側結合部材からなる。各内側結合部材1は、離間配置されたペアのピン4 によって連結された対向するペアの内側結合板3からなり、このピンは対向する 内側結合板3間に整合する間隙5を通じて延在している。各ピン4は、内側結合 板の間隙5にしまりばめされている。内側結合板間の領域の各ピン4上には、シ リンダ状ローラ6が可動的に支持されている。使用に際して、スプロケット(図 示されていない)の歯が隣接するローラ6間に従来の方式で嵌合する。 各外側結合部材2は、二つのめくら孔部7を有する鋳造部材であり、これらの 孔部はそれぞれ内側結合部材1からのピン4の端部を受容する。各外側結合部材 2はそれぞれ二つのピン4を受容し、そのうちの一つは内側結合部材1に隣接し てこれを結合する。外側結合部材2は各ピン2に対して回転可動であるとともに ステープル8によってピン上に固定され、このステープルの端部9は鋳造部材の 孔部10を通じて延在しており、またピン4の端部に形成された環状溝11に嵌 合する。従って、外側結合部材2は、ピン4に対してその縦軸方向に回転動作す ることが防止される。外側結合部材2をピン4に固定するための別の方法は以下 に記述する。 外側結合部材2の各めくら孔部7の内側表面は、近接するピン4の外側表面に 対するベアリング領域を形成する。ベアリング領域には種々の方式(以下に例を 示す)よって潤滑剤を供給することができ、この潤滑剤はめくら孔部7内に形成 された環状溝13内に設置された一つあるいは複数のOリング12によってシー ルされる。Oリング12は潤滑剤の流出を防止するばかりでなく、土またはその 他の汚染物の混入を防止する。 前述のケースにおいて、潤滑剤はチェーンを使用していない際の保守点検サイ クル中に供給される。このサイクルにおいて、チェーンは潤滑剤ステーション( 図示されていない)を通過するよう割出され、ここにおいて各外側結合部材2 についてステープル8が取り外され孔部10を介してベアリング領域にオイル( またはその他の好適な潤滑剤)が供給される。その後、ステープル8が取り付け られチェーンは一つの外側結合部材2の分割出しされ、この処理をチェーン内の 全ての結合部材に対して繰り返す。この構成は、特に非使用期間を有するチェー ンに適しており、例えば夜間閉鎖する娯楽用乗り物またはローラコースターに適 している。 別のチェーンのデザインにおいて、ベアリング領域への潤滑剤供給は、外側結 合部材鋳造部材2内に形成された内蔵タンク14を介して実施される(図1の右 側の外側結合部材に示されている)。潤滑剤は、タンク14に接続された潤滑孔 部15を介してベアリング領域に供給される。別の変更例(図3に示されている )においては、手動または自動潤滑を行うためのグリースニップルが設けられて いる。 さらに別のデザインが図4ないし図7に示されており、これにおいては外側結 合部材202が二つのめくら孔部207を有する鋳造部材であり、この孔部はそ れぞれ上部スロット230を備えており、これは孔部207の長さにわたって延 在している。孔部207の閉鎖端部に近接して、ピン204に嵌合する(以下に 記述する)ための環状溝231が設けられている。各めくら孔部207の壁は、 二つのベアリング部材232を受容するよう形成されており、これらのベアリン グ部材は孔部207内を環状溝231のエッジ部分まで軸方向に延在している。 めくら孔部207および軸方向スロット230を有する外側結合部材202は 、例えば鋳造によって形成されている。続いて、各めくら孔部207に近接して これと平行な方向に二つのベアリング間隙233が切削される。この外側結合部 材202の構成は図4に示されている。さらに、図5に示されるように各めくら 孔部207がより大きな直径に切削される前に、ベアリング部材232のシリン ダ状ロッドがベアリング間隙233内に挿入される。めくら孔部207の広がり に従ってシリンダ状ベアリング部材232の一部が切除され、従って孔部207 の内面に整合する。 ベアリング部材232は、既知のタイプの、潤滑剤との接触に際して膨張する ものである。部材232が膨張することにより、使用時のピン204に対する接 触においてより良好なベアリング効果が保持される。 図7に示されるように、ピン204の端部にニップルまたは突出部234が形 成される。ピン204は外側結合部材202のめくら孔部207内に挿入され、 突出部234が細長いスロット230に整合する。一度ピン204が完全に挿入 されると、これは孔部207に対してねじられ、従って突出部234はスロット 230から逸脱して溝231に嵌合する。これによって、外側結合部材202が ピン204に固定される。 図8ないし図10に示されたさらに別の実施例において、ピン504は外側結 合部材のベアリングを形成する環状ブシュ550を介して外側結合部材502に 受容される。ブシュ505は半径方向外側に向いた丸突起部551を備えており 、これはブシュ550の軸方向の長さより小さな深度を有するとともに外側結合 部材502を内側結合部材503に固定するよう形成されている。ピン504は ブシュ550にしまりばめされており、外側結合部材502はブシュ550に対 して回転可能である。 外側結合部材の組み立てを可能にするため、間隙507はブシュ550上の丸 突起部551に加えて溝552を備えている。チェーンを組み立てるために、ブ シュ550をピン504上に固定し、さらに外側結合部材502をピンおよびブ シュ組み立て体に接合させ、従って丸突起551は溝552を貫通するように方 向付けられる。この方向付けにおいて、内側および外側結合部材503,502 の縦軸は互いに垂直となる(図10参照)。一度丸突起551が溝552を縦に 貫通すると、外側結合部材502は各結合部材の縦軸が整合するまで90°回転 される(図8参照)。この構成において、丸突起551は内側および外側結合部 材503,502が分離することを防止する。外側結合部材502は、その間隙 507の周囲553の部分において面取りフライスされており、従って丸突起5 51は結合部材502の外表面に対して平らになる。 前述した本発明の実施例の構成において、ベアリング領域は従来のローラチェ ーンに比してよりアクセスしやすい位置に配置されており、従ってシーリングお よび保守点検が容易になることが理解されよう。外側結合部材を形成する材料は 、具体的な適用に際してのベアリングおよび負荷の条件によって選択するこ とができる。外側結合部材は、鍛造、焼結、プレス加工、射出成形、またはその 他の適宜な手段で製造することができる。 前述したピンと外側結合部材の接続構成および製造方法は、めくら孔部に代え て貫通孔部とともに使用し得ることが理解されよう。 請求の範囲に定義された本発明の概念を逸脱することなく種々の設計変更をな し得ることが理解されよう。例えば、図1および図2に示された外側結合部材の めくら孔部において、外側結合部材とピンとの間の連結に、分割円形クリップま たはカラー結合等の他の接続方法を使用することができる。クリップの端部は、 ピンおよび外側結合部材の適宜な溝または凹部に嵌合する。 前述した構成に対する別の変更例として、ピンの外側表面と外側結合部材の孔 部の内側表面との間に分割ブシュを配設することができ、これによってより良質 なベアリング表面を形成することができる。さらに、ベアリングはその内部に保 持された潤滑剤と共にシールされたユニットとすることができ、これによって新 しい潤滑油を給入する必要が無くなる。 最後に、Oリング12,112は、孔部7,107内ではなくピン4,104 内の環状溝に装着するか、またはリップシールあるいは金属ラビリンスシール等 の、他の適宜な同等物によって代替することができる。 請求の範囲 1. 対向する内側結合板を備え、各内側結合板は重なり部分を貫通する少なく とも一つのピンによって隣接する外側結合部材に接続され、各外側結合部材はピ ンの端部を受容するとともにこれを回転動作可能に固定する少なくとも一つの孔 部を備え、ピンの外側表面と外側結合部材の孔部の内側表面との間にベアリング を形成し、外側結合部材はこの外側結合部材の適宜な凹部内に受容されるよう設 計された固定部材によって回転可能にピン上に固定されることを特徴とする駆動 チェーン。 2. ピンの端部は外側結合部材内のめくら孔部内に受容される請求項1記載の 駆動チェーン。 3. 固定部材は外側結合部材内に取り外し可能に装着されるとともにピン上に 形成された溝またはスロットに嵌合し得る請求項2記載の駆動チェーン。 4. 固定部材は外側結合部材内の間隙内に取り外し可能に装着されるとともに ピン上の溝またはスロットに内に嵌合可能なステープルであり、これによって外 側結合部材のピンの縦軸方向への動作を防止する請求項3記載の駆動チェーン。 5. ステープルが除去された際に間隙をベアリングに潤滑剤を伝送するために 使用し得る請求項4記載の駆動チェーン。 6. 固定部材は孔部全体に配設される請求項1ないし3のいずれか1項に記載 の駆動チェーン。 7. 固定部材はピンに設けられたスロットまたは溝ならびにめくら孔部に嵌合 する端部を有する分割カラーからなり、これによって外側結合部材のピンの縦軸 方向への動作を防止する請求項6記載の駆動チェーン。 8. 外側結合部材の孔部は少なくともその長さの一部に沿って形成されたスロ ットを備え、ピンは挿入に際してスロット内に嵌合可能な突出部を備える請求項 2記載の駆動チェーン。 9. 孔部は突出部を受容する環状溝を備え、これによって一度チェーンが組み 立てられると外側結合部材がピン上に取り外し可能に固定される請求項8記載の 駆動チェーン。 10. ベアリングは潤滑剤の流出を防止するために少なくとも一つのシール部 材を備える請求項1ないし9のいずれか1項に記載の駆動チェーン。 11. シール部材はピンまたは(めくらまたは貫通)孔部内に形成された環状 溝内に装着されるOリングである請求項10記載の駆動チェーン。 12. 外側結合部材は鋳造部材からなる請求項1ないし11のいずれか1項に 記載の駆動チェーン。 13. 外側結合部材はベアリングに供給する潤滑剤のための内蔵タンクを備え る請求項1ないし12のいずれか1項に記載の駆動チェーン。 14. 潤滑剤はグリースニップル等を介してベアリングに供給される請求項1 ないし12のいずれか1項に記載の駆動チェーン。 15. ピンはしまりばめによって内側結合板に固定的に連結される請求項1な いし14のいずれか1項に記載の駆動チェーン。 16. ベアリング材は外側結合部材の孔部の壁内の凹部内に受容される請求項 1ないし15のいずれか1項に記載の駆動チェーン。 17. 請求項15に定義された駆動チェーンを製造するものであり、外側結合 部材の孔部に近接して少なくとも一つのベアリング間隙を切削し、ベアリング材 はベアリング間隙内に挿入し、ベアリング材が孔部に対して露出されるまで孔部 を拡大する製造方法。 18. 孔部が拡大される前においてベアリング材はシリンダ状のロッドである 請求項17記載の方法。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】【図5】 【図6】【図7】 【図8】 【図9】【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9725425.4 (32)優先日 平成9年12月2日(1997.12.2) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 対向する内側結合板を備え、各内側結合板は重なり部分を貫通する少なく とも一つのピンによって隣接する外側結合部材に接続され、各外側結合部材はピ ンの端部を受容するとともにこれを回転動作可能に固定する少なくとも一つの孔 部を備え、ピンの外側表面と外側結合部材の孔部の内側表面との間にベアリング を形成する駆動チェーン。 2. ピンの端部は外側結合部材内のめくら孔部内に受容される請求項1記載の 駆動チェーン。 3. 外側結合部材はこの外側結合部材内に取り外し可能に装着されるとともに ピン上に設けられた溝またはスロット内に嵌合可能な固定部材を使用してピン上 に取り外し可能に固定される請求項2記載の駆動チェーン。 4. 固定部材は外側結合部材内の間隙内に取り外し可能に装着されるとともに ピン上の溝またはスロットに内に嵌合可能なステープルであり、これによって外 側結合部材のピンの縦軸方向への動作を防止する請求項3記載の駆動チェーン。 5. ステープルが除去された際に間隙をベアリングに潤滑剤を伝送するために 使用し得る請求項4記載の駆動チェーン。 6. 固定部材は孔部全体に配設される請求項2記載の駆動チェーン。 7. 固定部材はピンに設けられたスロットまたは溝ならびにめくら孔部に嵌合 する端部を有する分割カラーからなり、これによって外側結合部材のピンの縦軸 方向への動作を防止する請求項6記載の駆動チェーン。 8. ピンは外側結合部材の貫通孔部内に受容され、外側結合部材は被覆板を使 用してピンに固定され、この被覆板は孔部より大きく、かつピンの末端面に連結 される請求項1記載の駆動チェーン。 9. 外側結合部材の孔部は少なくともその長さの一部に沿って形成されたスロ ットを備え、ピンは挿入に際してスロット内に嵌合可能な突出部を備える請求項 2または8記載の駆動チェーン。 10. 孔部は突出部を受容する環状溝を備え、これによって一度チェーンが組 み立てられると外側結合部材がピン上に取り外し可能に固定される請求項9記載 の駆動チェーン。 11. 被覆板はネジによってピンに連結される請求項8記載の駆動チェーン。 12. ベアリングは潤滑剤の流出を防止するために少なくとも一つのシール部 材を備える請求項1ないし11のいずれかに記載の駆動チェーン。 13. シール部材はピンまたは(めくらまたは貫通)孔部内に形成された環状 溝内に装着されるOリングである請求項12記載の駆動チェーン。 14. 外側結合部材は鋳造部材からなる請求項1ないし13のいずれかに記載 の駆動チェーン。 15. 外側結合部材はベアリングに供給する潤滑剤のための内蔵タンクを備え る請求項1ないし14のいずれかに記載の駆動チェーン。 16. 潤滑剤はグリースニップル等を介してベアリングに供給される請求項1 ないし14のいずれかに記載の駆動チェーン。 17. ピンはしまりばめによって内側結合板に固定的に連結される請求項1な いし16のいずれかに記載の駆動チェーン。 18. ベアリング材は外側結合部材の孔部の壁内の凹部内に受容される請求項 1ないし17のいずれかに記載の駆動チェーン。 19. 隣接する外側結合板の相対的な側方移動を可能にするために外側結合部 材の孔部をテーパ付加工する請求項1ないし18のいずれかに記載の駆動チェー ン。 20. 外側結合部材の孔部の壁は第一の平面内においてテーパ加工されている が第二の平面内においては平行であり、第二の平面は第一の平面に対して実質的 に垂直である請求項19記載の駆動チェーン。 21. 外側結合部材はテーパ加工された側面を備える請求項20記載の駆動チ ェーン。 22. 前記側面は弓形にテーパ加工される請求項21記載の駆動チェーン。 23. 前記孔部は前記第一の平面内においてテーパ加工され、その幅は内側結 合部材から遠ざかるに従って拡大する請求項20ないし22のいずれかに記載の 駆動要素。 24. 前記外側結合部材の孔部は凸状弓形面からなるベアリングを備え、この 面に対抗してピンが支持され、前記面はピン周りにおける結合部材の回転の中心 に交差する請求項1ないし23のいずれかに記載の駆動チェーン。 25. 前記ピンの各端部は縮小した部分を備え、これが前記回転の中心におい て回転可能な関係をもって前記ベアリングに接触する請求項24記載の駆動チェ ーン。 26. ベアリングは前記外側結合部材の孔部内に埋め込まれるインサートであ る請求項24または25記載の駆動チェーン。 27. 請求項17に定義された駆動チェーンを製造するものであり、外側結合 部材の孔部に近接して少なくとも一つのベアリング間隙を切削し、ベアリング材 はベアリング間隙内に挿入し、ベアリング材が孔部に対して露出されるまで孔部 を拡大する製造方法。 28. 孔部が拡大される前においてベアリング材はシリンダ状のロッドである 請求項27記載の方法。 29. 添付図面の図1および図2、図3、図4および図5、または図6ないし 図9を参照して実質的に前述した駆動チェーン。
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