JP2001505266A

JP2001505266A - 金属パネル構造

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Publication number: JP2001505266A
Application number: JP53157797A
Authority: JP
Inventors: クリストファー、ダニエル、デ、ニート
Original assignee: クリストファー、ダニエル、デ、ニート
Priority date: 1996-03-05
Filing date: 1997-03-05
Publication date: 2001-04-17
Also published as: ATE415530T1; US6185899B1; DE69739129D1; EP0885335B1; NZ332180A; WO1997033053A1; EP0885335A1; GB9604668D0; AU2100497A

Abstract

(57)【要約】パネルの幅を横断するように連続的に延びるリエントラント型断面を有する一連の溝（２，３）をパネルの各側に形成するように曲げられた金属シートを有し、小売店舗においてスラットウオーリングとして使用するのに適した構造用パネル。このパネルは、シート材料の一部をＵ形状の断面に変形し、溝の両側を曲げることによってほぼＳ形状に変形してリエントラント形状溝を形成する方法によって製造される。この方法は、シート材料に沿って規則的な間隔で繰り返される。この曲げ方法は、第１および第２の装置組立体を含む装置によって実行され、第１の組立体は、シート材料の一部を、第２の装置組立体の対向する一対の装置組立体の間で溝に変形する成形部分を含む。対向する装置エレメントは、互いに向かって駆動されて側壁をＳ形状に変形する。

Description

【発明の詳細な説明】金属パネル構造本発明は、シート金属材料から形成され、その幅を横断するように延びている溝を有するパネル構造に関する。いわゆるスラットウオールパネルは、パネルが壁に取り付けられる小売店の出口に使用される。通常木でつくられたパネルは、パネルの前面の幅を水平方向に横断するように延びる溝を備えており、これらの溝は、ブラケットまたは他の同様な支持部材をパネルの選択された場所に取り付けることを可能にし、支持部材は展示または販売を目的として使用される。本発明の目的は、廉価に製造することができ、使用においてさらに広範な用途を有する公知の木製のスラットウオールに代わる構造用パネルを提供することである。１つの側面によれば、本発明は、シート金属から形成された構造用パネルに関し、このシート材料は、同じ内に凹んだ(re-entrant)断面を備えた一連のパネル溝をパネルの各面に形成するように曲げられる。好ましい構造において、各溝の側壁は、Ｓ形状の断面の金属部分によって形成される。さらに、パネルの一方の側の溝は、パネルの他方の側の形状と同じ断面形状を有し、パネルの両側に支持部材を取り付けることができる。これは、店のフロアの領域内に隔壁構造を組み立てる際に１つの構造用パネルを使用し、隔壁の両側に製品を容易に支持し展示することを可能にする。第２の側面によれば、本発明は、幅を横断して延びる溝を有するシート金属パネルの製造においてシート金属を曲げる方法を提供し、この方法によれば、シート部分をほぼＵ形状に曲げて変形し、溝のベースと２つの対向側面を形成し、側面をほぼＳ形状に曲げることによってリエントラント断面を備えた溝を形成する。本発明によって提供される金属製スラットウオールパネルの製造において、曲げ加工はシートに沿って規則的な間隔で繰り返され、本質的に同じ断面の一連の平行な溝を形成する。好ましくは、この処理に使用される曲げ成形装置は、上述した方法によって形成された隣接した溝の間において、ほぼ等しい断面の溝を形成するが、パネルの両側に開放するように構成される。また本発明は、２つの装置組立体を有する方法を実施するための装置に関連し、第１の組立体は、第２の装置組立体の一対の対向する装置エレメントの間に形成された溝にシート部分を変形し、Ｕ形状の断面の溝にシート部分を溝に変形する成形部分を含み、第２の糾立体の装置エレメントは、溝の側壁をほぼＳ形状に変形するように互いに向かって可動である。第１の装置組立体は、有利には回転可能に取り付けられた装置エレメントを含み、これらは、装置から成形された金属溝を開放するために可動である。また本発明は、パネルの溝にスナップ係合する支持クリップと組み合わされ、パネルを溝の外側に押すことなくその上にしっかりと支持されるように配置される上述した構造用パネルを提供する。本発明を種々の側面で理解は、添付図面を参照して行われる次の詳細な説明から得られる。図１は、本発明を実施するシート金属パネルを通る部分断面図である。図２は、図１に示すパネルの製造に使用する装置であって、溝成形方法の最初の工程を示す図面である。図３ないし図６は、成形工程の他の段階を連続して示す図面である。図７は、本発明による金属パネルを含むスラットウオール組立体の斜視図である。図８Ａは他のスラットウオール構造の斜視図である。図８Ｂは他のスラットウオール構造の斜視図である。図９，図１０，図１１は、図１のパネルとともに使用するクリップを前方、側方、および後方から見た後面図である。図１２は、パネルに固定された図９ないし図１１のクリップと同様のクリップを示す図である。図１３および図１４は、図１２のクリップとともに使用するアダプタの正面図および側面図である。図１５は、クリップに固定された図１３および図１４のアダプタの図面である。図１６は、図１のパネルとともに使用する強化バーを示す側面図である。図１７は、図１６の２つの部分に別れた強化バーを示す側面図である。図１８は、図１７に対応する図面であり、バー部品が協働している組立体を示す図である。図１９は、パネルと関連した強化バーを示す側面図である。図２０および図２１は、完全に組み立てられた強化バーの側面図および正面図である。図２２は、２つのパネルがＴ字形パネル構造になるように接続された斜視図である。図２３は、縁部ストリップを備えたパネルの斜視図である。図２４は、図２３の円形部分の拡大図である。図２５は、別の縁部ストリップを備えたパネルの斜視図である。図２６は、縁部ストリップの他の形の縁部ストリップと適合されたパネルを示す。図２７は、図２６の円形部分を拡大した尺度で示す円形部分を示す。図２８および図２９は、他の取付けクリップの斜視図および側面図である。図３０および図３１は、パネルに固定され、製品表示フックを支持するために適当な取り付けクリップの他の形を示す斜視図および側面図である。図３２は、棚等を支持するために適した他の形の取り付けクリップを示す斜視図である。図１に一部を示すシート金属材料のパネル構造は、実質的に剛性であり、非常に丈夫である。このパネル構造は、高さが１メータ以上、例えば約３メータ、および幅が１／２メータ以上、例えば、約１．２メータである。パネル構造を製造するためのシート金属は、曲げることによって変形され、パネルの一方の側に一連の等しい平行な溝２を形成し、パネルの他方の側に開放しているほぼ一連の等しい溝３を形成する。溝は、その双方に同じ断面の溝を有する。各溝２，３は、ベース壁５と対向側壁６とを有する。ベース壁５は平坦であるが、図示するように、溝の口に向かって凸状に湾曲している中央部分を有する。側壁は、両方向に面してＳ形状の溝断面を有し、ベース壁５にほぼ平行な壁部分７によって分離される。側壁６の形状によって溝は、リエントラント(re-entrant)形状を有する。パネルの対象性によって、すなわち、溝５，６が双方の側で同じ形の側において、支持ブラケット、クリップまたは他の装置をパネルの各側の溝と相互に固定することができる。溝２，３の幅と深さは、重要ではなく、スラット壁パネルにおいては適当に形成すればよいが、最大限の幅は、４ないし８ｃｍ、例えば、６ｃｍであり、最小限の幅は最大限の幅以下の約３ないし５ｃｍ、例えば、４ｃｍであり、深さが１ないし３ｃｍ、例えば、２ｃｍである。パネルを製造するために使用される装置および金属シートを曲げ、溝の各々を形成する方法は、図２ないし図６において示される。装置は、押圧装置の静止ベッドプレート１０および上方および下方の静止装置組立体１１，１２を含む。上方組立体は、プラテン１６に固定された一対の細長い装置部品１４，１５の間に配置され、反対方向を向いた一対の回転装置エレメント１８，１９を有する。図２に示すように、装置エレメント１８，１９の作動成形調整部分において、これらの装置エルメントは、装置部材１７の下端部分とともに成形すべき溝２の内側形状を形成する。下方の装置組立体１２は、上方組立体の中央装置部材１７と協働するような形状の上面を有する中央装置部材２４を支持するプラテン２０と、開放位置と閉鎖位置との間で互いに離れるように、また互いに向かうように摺動運動可能なように案内される対向した一対の側方装置エレメント２１，２２と、床プレート１０に接触する下方アームおよび装置エレメント２１，２２に係合する上方アームを有するレバー２３とを有し、下方装置組立体が床プレート１０に向かって移動するとき、レバー２３は互いに向かって装置エレメント２１，２２を回転し、駆動する。シート金属を成形する際に有効な装置部品は、成形しているシートの全幅にわたって延びるのに十分な長さを有する。装置組立体１１，１２は、最初に上昇し、離れるように開放し、平坦なシート金属Ｓの一部が図２に示すようにそれらの間に配置される。上方装置組立体は下方に押され、中央のに装置部材１７およびその装置エレメント１８，１９は、装置エレメント２１，２２の間でシート金属を下方に押し、最終的には装置部材２４の上面に当たり、それによって、図３に示す金属シートにほぼＵ形状の溝を有する。上方の装置組立体１１が下方に連続して移動し続けると、下方組立体はそれとともに移動し、それによって、レバー２３を回転させ、工具エレメント２１，２２を内側に向かって移動させ、Ｕ形状の溝の側壁の各々をＳ形状に変形させ、上方組立体の中央装置部材１７と密接に適合させ、金属シートは、図４に示すように、所望の溝形状を獲得する。このように形成された溝に隣接するシート金属部分において、装置部材２４によって溝のベース壁の下側に形成されたくぼみを複製するために、中央装置部材１７が隣接する装置部品１４，１５から解除され、中央装置部材１７は下降し、部品１４は図５に示すように装置エレメント２１の上面に対してシート金属の関連部分を成形する。次に装置組立体１１，１２が最初に上昇し、離れて開放し、成形パネル部分を解放し、次の押圧動作のために装置を準備する。装置エレメント２１，２２が離れて開放して装置部材１７を解放し、装置組立体１７が上昇するとき、装置エレメント１８，１９を下方に回転してそれらを図６に示すように溝から引くことができる。溝形成方法は、金属シートＳに沿って規則的な間隔で繰り返され、図１に示した形のパネルが得られる。もちろん、所望ならば、パネルの所望の部分、例えばパネルの端部のような部分を平坦に残し、溝のないようにすることもできる。本発明の金属パネルは、理想的にはスラットウオールを直立することに適しており、壁に対してではなく、いわゆる“ゴンドラ”構造またはスタンドの構造に特に有利である。なぜならば、それらはパネルの両側に等しい溝を形成するからである。図７は、上述したものと同じであるが、平坦であるベース壁を備えた溝を有するパネルを示している。溝３のベース壁の端部と一体のタブが曲げられフック３０を形成し、このフック３０は、フック３０を受けるスロット３２を備えた管状支持ポスト３１とパネルの縁部を相互に固定することができるようにする。隣接パネルは、図示したような連続壁構造を形成するために同じ支持ポストとともに相互に固定することができる。ほぼ同じ壁構造が図８Ａに示されるが、溝２のベース壁が溝の口に向かって凸状に湾曲しているのに対し溝３のベース壁が平坦であるという点で異なる。もちろん、溝２，３のベース壁を成形する可能性も存在する。それらは、例えば、溝の口から離れるように湾曲するように、または波形効果を有するように双方に湾曲するように曲げることができる。図８Ｂは、図１と同じ形状のパネルから組み立てられる壁構造の一部分を示し、パネルは、隣接するパネルのフックを受けるスロット３２を有する管状の矩形の部分のポスト３１とパネルの端部を相互に固定するために一体タブによって形成されたフック３０を備えている。フック３０は、図３に示すような後方に面する溝３のベース壁の端部に設けられている。これらのベース壁は、例えば、図７のように平坦ではないので、タブは、ポストのスロットに適当に係合するとき、フック３０がポスト縁部の周りを効果的に包むようにベースから前方に、次に側方におよび後方に延びるように形成される。また図８Ｂは、パネルがそれらの間で明らかに非連続となることなく互いに重なるように取り付けることができるようにパネルを相互に固定するために上部および底縁でどのようにパネルを終結することができるかを示している。パネルの上縁は、後方に面する最上端の溝３の上方側壁６の一部によって形成される下方に開放したフック部分３４を備えている。各パネルの下縁には、反対側で、すなわち、前方に面する再下端の溝２の下方の側壁によって形成されたパネルの前側に上方を向いた対応するフック部分３５を備えている。下方パネルのフック部分３４は、明らかな結合部のない連続した垂直方向のパネル構造を提供するために上方パネルのフック部分３５と係合することができる。矢印によって図示したように下方パネルが支持ポスト３１に取り付けられたときに、フック部分３４の縁部は、フック部分３５の外縁の背後と重なるようにされ、連続的なパネルの外観が達成される。ラッピング係合によってパネルを接合するこの技術は、選択された色の一連のパネルを相互に取り付けることによって組み立てられた壁の高さにわたって色を容易に変化させる可能性を開くものである。図１に示すシート金属パネルの溝２，３の１つにスナップ係合する取り付けクリップの新しい形が図９ないし図１１に示されている。クリップは、プラスティック成形としてつくられ、楕円の断面の管状部分４１が延びているフロントプレート４０を有する。フロントプレートの上縁には、Ｌ字形の断面の後方および上方に延びる取付部分４２が取り付けられており、フロントプレートの下の縁部からその下の面にスナップイン場所の突出部を備えた水平方向後方に向いた取り付け部分４３を有する。フロントプレートの後方には、剛性を改良するための直立した横方向の補強ウエブ４５，４６が設けられており、これらのウエブは、管状部分、フロントプレートおよび上方取付部分を相互に接続するが、クリップをパネルに接続するときたわむ必要があるとき下方取付部分４３には接続しない。直立ウエブの後縁はクリップを適合するパネルの溝のベース壁に適合するような形状である。管状部分４１はソケットを形成し、それを受ける部材の形によって成形され、その部材を所望の向きに支持するために成形される。図９ないし図１１に示すように、管状部分は、水平に対して３０°下方に傾斜している卵形の断面のレールを保持するソケットを形成している。図１２は、同様のクリップを示すが、パネルに２５°傾斜して作動的に取り付けられるように下方にレールを保持するように構成されている。クリップをパネルに適合するために、上方取付部分４２は溝の上方側壁の溝の下方に面するように挿入される。下方取り付け部分はたわんで固定レールが、溝の口の下縁を定めるパネル部分の背後を通り、これに係合することができるようにする。使用中にクリップに適用される荷重がそれを回転する傾向があるので、下方取付部分４３が溝のベース壁に向かって押され、上方取付部分は、ベース壁から離れるように押され、クリップは所定の位置に固定されたままになる。取り付けクリップが適合される溝の外側にパネルを押さないという特徴によって重要な利点が得られる。スラット壁は、それらの部分が隣接するとき、取り付けクリップおよびブラケットの動きによって線のマークがつく結果、外観に傷がつき、クリップとパネルが接触する領域が汚れる傾向がある。本発明のクリップによって、このタイプの表面の汚れが溝の内部に含まれ視界からは隠される。上述したように、クリップの環状部分がソケットの下方に傾斜することは本質的なことではなく、例えば水平方向に延びることもできる。図１３ないし図１５は、水平方向のロッドを支持することができるように図１２のクリップとともに使用するアダプタインサートを示すものである。アダプタはクリップソケットを適合するプラグ４７として成形され、支持すべきロッドの端部を受ける穴４８を有する。シート金属パネルは、ほぼ剛性であり、通常の取り扱いおよび合理的な荷重の下に曲げに対して抵抗することができる。もしそれらが一方の側で大きい荷重を受けるならば、パネルが曲がる傾向は、パネルを強化するためにパネルの他方の側に強化バーを適用することによって抵抗することができる。このようなバーおよび図１に示す形のパネルへの適用は、図１６ないし図２０に示されている。これらは背後が合わせられる２つの等しいアングル部分から形成される。各部分は一連の４つのタブ５１が延びているスパイン５０を有し、この各々は、パネル溝２，３の１つの側壁の内側の輪郭に適合するように形成されている。スパイン５０は、スパイン５０の平面の外側にこれらのタグの各スロット５３から短い距離に曲げられたタグ５２を有する。このタグ５２はスパインの外縁のフランジ５４とは反対の方向に突出する。１つのアングル部分は、パネルに導入され、タブ５１は隣接溝２に係合し、溝の１つの側壁と相互に適合する。第２のアングル部分は、反対方向にパネルに適用され、そのタブは同じ溝２に挿入されるが、他の側壁の溝に係合される。２つのアングル部分はスパインが接触するように一緒にされ、各部分のタグ５２は他の部分のスロット５３を貫通する。最後に、強化バーの組み立ては、図２０及び図２１に示すようにタグ５２を曲げることによって完了される。上述した補強バーと同じ形態の取付ブラケットは、壁のような支持構造に本発明のパネルを取り付けるために使用することができる。この目的のようなために、アングル部分のフランジには、ねじ固定具と協働するキーホールスロットを備えることができる。図２２において、図１のパネルとしての溝を備えるパネルを示しているが、上部および底部パネル縁部がほぼＬ形状のフランジ６０によって完成する。また図２２は、２つのこのようなパネルをＴ形状に相互接続することができる１つの方法を示している。縁部固定具６６は第２のパネルの垂直方向の縁部に取り付けられており、ねじ６２によってパネルに固定されている。これらの縁部固定具にはクリート形状の突出部６３が固定されており、この突出部６３は、パネルに形成された溝の断面に合致する。第１のパネルに９０°の角度で第２のパネルを接続するために、突出部６３は、第１のパネルの溝２または３に挿入され、第２のパネルが所望の位置になるまで、溝に沿って摺動される。この方法において、相互に接続されたパネルを備えた種々の安定した構造をつくることができることは理解すべきであろう。パネル縁部固定具６１は、プラスティック成形として製造することができる。本発明をスラットウオールの用途として説明したが、他の広範な用途にも適用可能であることは理解できよう。例えば、それは、店に分離した区間をつくる利点を備えるように使用することができ、ここでは溝が適当な装置搬送支持体の適当な固定部材を提供する。さらに、上述した実施例に対する改造が本発明の範囲から逸脱せずに可能である。図示した目的のために、次の例を説明する。改良された外観を提供するために、パネルの垂直方向の縁部は、スポット溶接によって適用される縁部トリムを有し、この縁部トリムは、溝２，３の端部を有効に閉鎖する。縁部トリムは、パネルを取り付けるために所望なように、フランジまたは他の構成部分を有する。よって図７および図８に示されるようなパネル自身に形成されたフックではなく、このようなフックは、縁部トリミングストリップによって提供される。図２３および図２４は、図２２に示すような上部および底部縁部フランジに適用される縁部トリムを示している。縁部トリムはシート金属から製造され、シート金属は溝部分がパネル縁部を受けるために曲げられ、サスペンションフック３０を提供するためにスタンプ加工される。トリム縁部はねじによってまたはスポット溶接によってパネルに固定される。サスペンションフック３０を提供する縁部ストリップまたはトリムの他の形は、図２５に示されており、この実施例のトリムは、Ｌ形状の断面を有する。縁部トリムの他の形態は図２６および図２７に示されており、この実施例において、ストリップが形成されるシート金属は、溝部分とパネル縁部を越えて間隔を置いたサスペンションフックを支持するフランジを提供するために曲げられる。もちろん、縁部パネルの種々の他の形態も可能である。パネルが図２２および図２３に示すような縁部フランジ６０を備えているとき、２つのパネルの隣接する縁部で半分の溝に適合するように構成され、接触するフランジ６０を受けるスロットによって分離される各ブロック部分を有するブロックを固定することによって、２つのパネルが重なるように固定することができる。図２８および図２９は、水平方向の支持ロッドをパネルに接続する図１５の構成とは別の取り付けクリップの他の形を示す。クリップはフロントプレート４０と、Ｌ形状の上方取付部分４２と、弾性下方取り付け部分４１とを有する。管状ボス４０がフロントプレートを貫通して延び、フロントプレートの後方の直立ウエブおよびこのプレートの前方の追加のウエブによって補強される。このボス３０および３１は、パネルに適合するように、また販売する商品を消費者に展示するために支持するいわゆる展示フック７０を受けるように示されている取り付けクリップの他の形を示している。このクリップは、ディスプレイのフックアームの主な部分の断面に補完的な形状の開口部７２を備えた前壁７１を有する。このクリップは、４つの足７４によって前壁が接続される後壁７３を含む。後壁７３は、開口部７５を備えており、この開口部７５は、ディスプレイフックアームが開口部に押されるときに、そのラッチフィンが後壁７３に係合するように開口部７２より狭い。ディスプレイフック７０のさらに詳細な説明の参照がヨーロッパ特許Ｎｏ．９６３０８９２１．４．になされる。後壁７３の背後には、クリップは、構造用パネルの溝２の上方側壁によって定めれた溝に係合する剛性上方取付フランジ８３と、溝２の下方側壁と係合する弾性舌部８５によって支持された下方フランジ８４とを有する。下方取付フランジ８４は、クリップを上方フランジ８３に挿入することによってクリップをスナップ係合することができる。下方フランジ８４は、ディスプレイフック７０が取り付けクリップに挿入されたとき、ディスプレイフック７０のアームによって固定位置に保持される。図３２に示す取り付けクリップは、棚９０等の支持ブラケットの形を有する。このクリップは、前方に突出する上方および下方支持部分９２，９３を備えた後壁９１を有し、その間に棚の縁部が摩擦適合で適合される。下方支持部分９２，９３は、支持パネルに当たるように配置された１つの部材９４を備えた垂下脚部と、下方の棚支持部分９３の前縁と部材９４の下端との間に延びる第２の部材９５とを有する。後壁は、溝２の上方側壁によって形成された溝に係合する剛性の上方フランジ９６と、溝の下方側壁とスナップ適合する下方フランジ９７とを有する。棚９０がブラケットに固定されるとき、ブラケットは、支持パネル１からはずれないように固定される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】平成９年１０月１日（１９９７．１０．１）【補正内容】請求の範囲１．シート材料から形成され、パネルの各面にほぼ同じリエントラント断面形状を備えた一連の平行な溝（２，３）を備え、前記各溝（２，３）は、ベース壁（５）と、対向する側壁（６）とを有し、各側壁（６）は、反対方向に面する溝を形成するように断面がＳ形状である構造用パネルにおいて、前記溝（２，３）は、プレス装置の間で曲げられ前記シートの幅全体に延びる溝を形成する連続的にプレス加工されるシート部分によって形成されることを特徴とする構造用パネル。２．前記溝の長手方向のパネルの幅は、０．５メートル以上であり、前記パネルの高さは、少なくとも１メートルであり、前記溝は、４ないし８ｃｍの範囲の最大限の幅と、１ないし３ｃｍの範囲の深さとを有する請求項１に記載の構造的パネル。３．シート材料から形成され、パネルの各面に、ほぼ同じリエントラント断面形状を備えた一連の平行な溝（２，３）を備え、前記各溝（２，３）は、ベース壁（５）と、対向する側壁（６）とを有し、各側壁（６）は、断面がほぼＳ形状である構造用パネルにおいて、前記溝は、１ないし３ｃｍの範囲の深さを有することを特徴とする構造用パネル。４．前記Ｓ形状の側壁（６）は、前記ベース壁（５）にほぼ平行であり、対向する溝を分離する部分（７）を有する請求項１，２または３に記載の構造用パネル。５．前記パネルの一方の側の溝（２）は前記パネルの他方の側の溝（３）と同じ断面である請求項１または４のいずれかに記載の構造用パネル。６．前記パネルの一方の側の溝（３）が前記パネルの上方縁部に隣接して配置され、前記パネルの他方の側の溝（２）が、前記パネルの下方の縁部に隣接して配置され、反対方向を向いたフック部分（３４，３５）を形成する前記パネルの最上端の縁部および前記パネルの最下端の縁部によって２つの同様なパネルを互いに重なるように取り付け、一方のパネルの下の縁部のフック部分（３５）が、他のパネルの上縁部のフック部分（３４）と相互に係合して連続的なパネル組立体を形成することを可能にする請求項１ないし５のいずれかに記載の構造的パネル。７．前記溝（２，３）が延びてしているパネルの側縁の少なくとも一方には、前記パネルを支持構造（３１）に取り付ける手段（３０）が設けられている請求項１ないし６のいずれかに記載の構造的パネル。８．前記取付手段は、前記パネルシート材料から形成される一体型タブ（３０）を有する請求項７に記載の構造的パネル。９．前記取付装置は、前記パネルに固定された縁部固定具（６０）を含む請求項７に記載の構造的パネル。１０．前記縁部固定具（６０）は、同じパネルとパネルとＴ形状の構成で組み合わせることを可能にするように溝の断面に形状的に対応する突出部（６３）を含む請求項９に記載の構造的パネル。１１．前記溝（２，３）にほぼ直角に延びるように前記パネルの一方の側に強化バーが取り付けられ、前記強化バーは前記パネルの前記一方の側に前記溝（２）と相互に固定される請求項１ないし１０のいずれかに記載の構造的パネル。１２．前記強化バーは、前記部分を互いに独立して協働するようにした後、一緒に接続される２つの細長い部分（５０ないし５４）を含む請求項１１に記載の構造的パネル。１３．前記細長い部分（５０ないし５４）は、同じ形状であり、長手方向に向きが反対である請求項１２に記載の構造的パネル。１４．パネルの各面に、ほぼ同じリエントラント断面形状を備えた一連の平行な溝（２，３）と、溝と係合可能な支持部材とを有するシート材料から形成された構造用パネルを有するパネル組立体において、前記支持部材は、前記パネルの選択された溝（２，３）にスナップ適合によって着脱可能に係合することができる取付けクリップであることを特徴とするパネル組立体。１５．前記取付けクリップは、前記溝の上方側壁によって形成された溝に係合可能なほぼ剛性の上方取付部分（４３）と、前記溝の下方側壁と係合する弾性下方取付部分（４２）とを有する請求項１４に記載の構造的パネル。１６．前記上方および下方取付け部分（４２，４３）は、前記溝内の前記パネルの表面に係合する請求項１５に記載の構造的パネル。１７．前記クリップは、前記パネルに固定するように取り付けられるように前記クリップを維持する際に補助となる部材を受けるように配置される請求項１４または１５に記載の構造的パネル。１８．前記取付クリップは、下方の側壁によって形成された上方に開放する溝が前記クリップを越えて延びそれによっては妨げられないように前記溝の下方側壁に係合する請求項１４ないし１７に記載の構造用パネル。１９．シート材料から形成されるパネルの各側で前記パネルを横断する溝を有するパネルの製造方法であって、シートに沿ったシート部分を装置の間でプレス加工することによって連続的に変形し、各シート部分をほぼＵ形状の断面に曲げ、溝のベースと２つの側面を形成し、前記側面の各々は、装置によってほぼＳ形状に曲げて変形することによってシートの幅全体に延びるリエントラント断面を有する溝を形成し、前記S形状の溝の側面は、反対方向に面する溝を形成するパネルの製造方法。２０．前記溝の側壁は、前記溝のベースにほぼ平行で対面する溝を分離する壁部分を形成するように形成されている請求項１９に記載の方法。２１．前記曲げ方法は、前記シート材料に沿って規則的な間隔で繰り返され、ほぼ同じ断面の一連の平行な溝を形成する請求項１９または２０に記載の方法。２２．各シート部分のプレス加工中、前記装置は、前記部分を押すことによって形成された溝に隣接したシート材料の領域に作用し、前記領域に所定の形状を形成する請求項１９，２０，２１に記載の方法。２３．間にシート材料を受けそれを成形する２つの装置組立体を有し、前記第１の組立体は、第２の組立体の対向する一対の装置エレメント（２１，２２）の間に形成された溝にシート材料の一部を変形してシート部分をほぼＵ形状の断面に変形する成形部品（１７−１９）を有し、この対向する装置エレメント（２１，２２）は、前記溝の側壁をほぼＳ形状の側壁に変形するために互いに向かって可動であり、前記第１の装置組立体の成形部分は、装置絹立体が分離するように開放されるとき前記溝から成形部品を除去することができるように回転可能に可動なエレメント（１８，１９）を有する請求項１９に記載の方法を実施する際に使用する装置。２４．Ｕ形状の溝が形成された後、装置組立体が互いに向かって連続的に移動することに応答して互いに向かって、対向する装置エレメント（２１，２２）を移動する装置（２３）が設けられている請求項２３に記載の装置。２５．前記移動装置は、静止装置部材（１０）と対向装置エレメント（２１，２２）とに接触する各アームを有するレバー（２３）を有する請求項２４に記載の装置。２６．シート材料から形成されたパネルを有し、前記パネルの各面にほぼ同じリエントラント断面形状の一連の平行な溝（２，３）と、一体的なタブを備えたパネルの少なくとも１つの側縁と、細長い支持ポスト（３１）と、を有し、前記一体的なタブは、フック（３０）とフックを受けるスロット（３２）を有するポストとを有し、前記フックは、前記ポストに緊密に隣接してその縁部によって前記パネルを支持することができるように前記ポストの縁部部分に対して補完的な形状を有するウオール組立体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｅ０４Ｃ 2/08 Ｅ０４Ｃ 2/08 (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ

Claims

【特許請求の範囲】１．シート材料から形成されるとともに、パネルの各面に同じリエントラント断面形状を備えた一連の平行な溝（２，３）を有する構造用パネル。２．各溝（２，３）は、ベース壁（５）と対向側壁（６）とを有し、この側壁（６）は、断面がＳ形状である請求項１に記載の構造用パネル。３．前記Ｓ形状の側壁（６）は、反対方向に面し前記ベース壁（５）にほぼ平行な壁部分（７）によって分離されている請求項２に記載の構造用パネル。４．前記パネルの一方の側の溝（２）は、前記パネルの他方の側の溝と同じ断面である請求項１，２または３に記載の構造用パネル。５．前記溝の長手方向のパネルの幅は、０．５メートル以上であり、前記パネルの高さは、少なくとも１メートルであり、前記溝は、４ないし８ｃｍの範囲の最大限の幅と、１ないし３ｃｍの範囲の深さとを有する請求項１ないし４のいずれかに記載の構造用パネル。６．前記パネルの一方の側の溝が前記パネルの上方縁部に隣接して配置され、前記パネルの他方の側の溝が、前記パネルの下方の縁部に隣接して配置され、反対方向を向いたフック部分（３４，３５）を形成する前記パネルの最上端の縁部および前記パネルの最下端の縁部によって２つの同様なパネルを互いに重なるように取り付け、一方のパネルの下の縁部のフック部分（３５）が、他のパネルの上縁部のフック部分（３４）と相互に係合して連続的なパネル組立体を形成することを可能にする請求項１ないし５のいずれかに記載の構造用パネル。７．前記溝（２，３）が延びてしているパネルの側縁の少なくとも一方には、前記パネルを支持構造（３１）に取り付ける手段（３０）が設けられている請求項１ないし６のいずれかに記載の構造用パネル。８．前記取付手段は、前記パネルシート材料から形成される一体型タブ（３０）を有する請求項７に記載の構造用パネル。９．前記取付装置は、パネルに固定された縁部固定具（６０）を含む請求項７に記載の構造用パネル。１０．前記縁部固定具（６０）は、Ｔ形状の構成で同じパネルとパネルとを組み合わせることを可能にするように溝の断面に形状的に対応する突出部（６３）を含む請求項９に記載の構造用パネル。１１．前記溝（２，３）にほぼ直角に延びるように前記パネルの一方の側に強化バーが取り付けられており、前記強化バーは、前記パネルの前記一方の側の溝に相互に固定される請求項１ないし１０のいずれかに記載の構造用パネル。１２．前記強化バーは、前記部分を互いに独立して協働するようにした後、一緒に接続される２つの細長い部分（５０ないし５４）を含む請求項１１に記載の構造用パネル。１３．前記細長い部分（５０ないし５４）は、同じ形状であり、長手方向に向きが反対である請求項１２に記載の構造用パネル。１４．前記パネルの溝（２，３）にスナップ適合するように係合可能な取り付けクリップと組み合わされた請求項１ないし１３のいずれかに記載の構造用パネル。１５．前記取り付けクリップは、前記溝の上方側壁によって形成された溝に係合可能なほぼ剛性の上方取付部分（４３）と、前記溝の下方側壁と係合する弾性下方取付部分（４２）とを有する請求項１４に記載の構造用パネル。１６．前記上方および下方取り付け部分（４２，４３）は、前記溝内の前記パネルの表面に係合する請求項１５に記載の構造用パネル。１７．前記クリップは、前記パネルに固定するように取り付けられるように前記クリップを維持する際に補助となる部材を受けるように配置される請求項１４または１５に記載の構造用パネル。１８．シート材料から形成されるパネルの各側で前記パネルを横断する溝を有するパネルの製造方法であって、シート材料をほぼＵ形状の断面に曲げて変形することによって溝のベースと２つの側面を形成し、前記側面の各々は、ほぼＳ形状に曲げて変形することによってリエントラント断面を有する溝を形成するパネルの製造方法。１９．前記曲げる方法は、シート材料に沿って等間隔で繰り返され、ほぼ同じ断面の一連の平行な溝を形成する請求項１８に記載の方法。２０．間にシート材料を受けそれを成形する２つの装置組立体を有し、前記第１の組立体は、第２の組立体の対向する一対の装置エレメント（２１，２２）の間に形成された溝にシート材料の一部を変形してシート部分をほぼＵ形状の断面に変形する成形部品（１７−１９）を有し、この対向する装置エレメント（２１，２２）は、前記溝の側壁をほぼＳ形状の側壁に変形するために互いに向かって可動である請求項１８に記載の方法を実施する際に使用する装置。２１．前記第１の装置組立体は、前記装置から成形溝部分を容易に解放する装置エレメント（１８，１９）を有する請求項２０に記載の装置。２２．前記第１の装置組立体の可動エレメント（１８，１９）は、回転可能に取り付けられている請求項２１に記載の装置。２３．Ｕ形状の溝が形成された後、装置組立体が互いに向かって連続的に移動することに応答して互いに向かって対向する装置エレメント（２１，２２）を移動する装置（２３）が設けられている請求項２０，２１または２２に記載の装置。２４．前記移動装置は、静止装置部材（１０）と、対向する装置エレメント（２１，２２）とに接触する各アームを有するレバー（２３）を有する請求項２３に記載の装置。２５．請求項８に記載のパネルと、細長い支持支柱（３１）と、一体のタブは、フック（３０）および前記フックを受けるスロット（３２）を有するポストを有し、前記フックは、パネルをポストに緊密に隣接することができる縁部によって支持することができるようにポストの縁部部分に対する補完的な形状を有する壁組立体。