JP2001503527A - 光検出器組立体に関連するイベントの推定位置を決定する装置および方法および該装置および方法のガンマカメラへの応用 - Google Patents

光検出器組立体に関連するイベントの推定位置を決定する装置および方法および該装置および方法のガンマカメラへの応用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、N個の光検出器(60)の組立体からの信号を処理するための装置に関し、− 前記光検出器により発せられかつディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表す信号を生成するための、各々の光検出器と結合された手段(68)と、− 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表している前記信号の振幅が閾値よりも大きな場合に、各々の光検出器に対する閾値(Vr)超過信号を生成する手段(70)と、− 前記閾値超過信号の関数としてイベントの位置を表している信号を発するための、前記光検出器に共通な手段(76,77)とを有している。本発明による装置は、ガンマカメラにも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】光検出器組立体に関連するイベントの推定位置を決定する装置および方法および 該装置および方法のガンマカメラへの応用 技術的分野 本発明は、光検出器において、信号を有するイベント(event)の推定位置(p resumed position)を決定する装置に関し、この位置は、例えば、光検出器組立 体に関連して定められている。 本発明は、詳細には、ガンマカメラ(gamma camera)を装備している光電子増 倍管(photo-multiplier)により供給された信号からのイベントの位置の決定に 適用される。ガンマカメラとは、γ線(gamma radiation)に感応するカメラを 意味する。このようなカメラは、医療用心象(medical imagery)の目的のため に特によく用いられる。 従来の技術 現在、核医学(nuclear medicine)において用いられているガンマカメラの大 部分は、アンガー形式(Anger type)にしたがって動作するカメラである。この 題目については、来国特許第3,011,057号明細書に参照されている。 ガンマカメラは、特に、以前患者に注入された放射性同位元素(radioactive isotope)を用いて標識付けされた分子の、器官における分布を視覚化すること を可能にする。 公知のガンマカメラの構造および動作について、添付図面の図1、図2A、お よび図2Bを参照して以下に要約して説明する。 図1は、放射性同位元素を用いて標識付けされた分子を含む器官12に対向し て配置されたガンマカメラの検出ヘッド10を示している。 検出ヘッド10は、コリメータ(collimator)20と、シンチレータ結晶(sc intillator crystal)22と、光導体(light guide)24と、該光導体24の 一面を覆うように並置された複数の光電子増倍管26とを有している。このシン チレータは、例えば、NaI(Tl)の結晶である。 前記コリメータ20の機能は、器官12により放射された全てのγ線30の中 から、実質的に垂直入射角で前記検出ヘッドに到達するγ線を選択することであ る。コリメータの選択的性質は、生成された画像の解像度と明瞭度とを増加させ ることを可能にする。しかしながら、解像度の増加は、感度の損失に対してなさ れる。例を通して、器官12により放射された約10000のγ光子(γ photo n)に対して、1つの光子が実際に検出される。 コリメータを通過したγ光子は、シンチレータ結晶22に到達し、そこで全て のγ光子が複数の光子(light photon)に変換される。本文の残りにおいて、イ ベントは、シンチレーション(scintillation)を生じさせる、結晶を備えたγ 光子の各々の相互作用(interaction)を表す。 光電子増倍管26は、各々のイベントのためにシンチレータから受け取った光 子数に比例する電子パルスを放射するように設計されている。 シンチレーションイベントがより正確にローカライズ(localize)されるよう に、光電子増倍管26は、シンチレータ結晶22と直接並べては位置されず、光 導体24により前記シンチレータ結晶22から離間されている。 前記光電子増倍管は、γ線によりシンチレータにおいて生成された光の総量に 比例する、すなわち、そのエネルギーに比例する振幅を有する信号を放射する。 しかしながら、各々の光電子増倍管からの個々の信号もまた、シンチレータの材 料を備えるγ線の相互作用地点30から、光電子増倍管を離間させる距離に依存 する。このことは、各々の光電子増倍管が、該光電子増倍管が受け取った光束( light flux)に比例する電流パルスを発するためである。図1の例において、小 グラフA,B,Cは、相互作用地点30から異なる距離に配置された光電子増倍 管26a,26b,26cが異なった振幅を有する信号を発することを示してい る。 γ光子の相互作用地点30の位置は、各々の光電子増倍管の寄与量(contribu tion)の重心重みづけ(barycentric weighting)を実行することにより、光電 子 増倍管組立体から来る信号によってガンマカメラにおいて計算される。 アンガー形式のカメラにおいて実行されるような前記重心重みづけの原理は、 添付図面2A,2Bを参照してより明確に示される。 図2Aは、ガンマカメラの検出ヘッド10の電気的配線を示しており、該配線 は、このカメラを画像形成装置に接続している。検出ヘッドは、複数の光電子増 倍管26を有している。 図2Bに示されるように、検出ヘッドの各々の光電子増倍管26は、RX-, RX+,RY-,RY+で示される4つの抵抗器と結合されている。これらの抵抗 器の値は、各々の光電子増倍管に固有であり、かつ、検出ヘッド10における光 電子増倍管の位置に依存する。 各々の光電子増倍管の抵抗器RX-,RX+,RY-,RY+は、該光電子増倍管 の出力50に接続されており、該出力50は、図2Bにおいて電流発生器の記号 で表されている。さらに、これらの抵抗器は、図2AにおいてLX-,LX+,L Y-,LY+で示される共通のコレクタ回線(collector line)に接続されている 。 前記回線LX-,LX+,LY-,LY+は、それぞれアナログ積分器52X-, 52X+,52Y-,52Y+に接続されており、かつ、これらのアナログ積分器 によって、アナログ−ディジタル変換器54X-,54X+,54Y-,54Y+に も接続されている。これらの変換器54X-,54X+,54Y-,54Y+の出力 は、ディジタルオペレータ56に運ばれている。回線LX-,LX+,LY-,L Y+は、さらに、エネルギーパスと称される共通のパスに接続されている。この パスは、積分器57とアナログ−ディジタル変換器58とを有し、さらに、その 出力は、オペレータ56に運ばれている。 図2の装置のために、前記相互作用位置は、以下の式にしたがって計算される (米国特許第4,672,542号明細書)。 ここで、X,Yは、結晶における相互作用位置の、2つの直行する方向に沿った 座標を示し、かつ、X+,X-,Y+,Y-は、積分器52X-,52X+,52Y- ,52Y+により発せられた、重みづけされた信号をそれぞれ示す。 前記結晶と相互作用しているγ光線の総エネルギーEの他に、X,Yの値は、 ディジタルオペレータ56により生成される。次に、これらの値は、例えば、仏 国特許出願公開第2,669,439号公報に記載されたような画像を構成する ために用いられる。 前記相互作用位置の計算は、各々のイベントのための、すなわち検出された各 々のγ光子のための光子数と光電子(photoelectrons)とに関する統計的なポワ ソン変動(Poisson fluctuations)に関連した不確実性により妨げられる。光子 または光電子の数が多いほど、前記変動の標準偏差は小さくなる。この減少のた めに、光は可能な限り慎重に集められるべきである。カメラの真性空間的解像度 (intrinsic spatial resolution)は、シンチレータ結晶上に配置された全く同 一の視準の光源(point source)のために計算された位置の中程度の(mid-heig ht)分布幅により特徴づけられている。 140KeVのエネルギーを有するγ光線に関して全く同一の視準の光源(po int source)のために、解像度は大体3〜4mmである。 検出されたγ光子のエネルギーは、光を受け取った全ての光電子増倍管の寄与 量を合計することにより計算される。このこともまた、統計的な変動により妨げ られる。カメラのエネルギーに関する解像度は、全く同一の光源のために計算さ れたエネルギーの中程度の分布幅の、分布の平均値に対する割合により特徴づけ られている。 エネルギーに関する解像度は、140KeVのエネルギーを有するγ光線に関 して、大体9〜11%である。 最後に、アンガー形式のガンマカメラは、簡単な手段を用いて光電子増倍管か らの信号の重心をリアルタイムで計算することを可能にする利点を有している。 このことは、前述したシステムが限られた数の構成要素を持つためである。さ らに、光電子増倍管からの信号をコレクタ回線内に導入するために用いられる抵 抗器は非常に安価である。 しかしながら、このようなカメラもまた重大な欠点を有しており、それは、低 い計数率である。計数率とは、カメラが単位時間当たりに処理することが可能な イベント、すなわち、γ光子とシンチレータとの間の相互作用の数を意味する。 前記計数率の制限の一つは、カメラが、シンチレータ結晶の異なった地点にお いて、実質的に同時に生じる2つのイベントを処理できないという事実に著しく 起因している。 これは、同時ではあるが別個の位置にあるイベントが、コレクタ回線LX-, LX+,LY-,LY+において積み重なりかつもはや区別できない電気的信号を 生じさせるためである。さらに、これらのイベントは、画像の形成のために“失 われる”。 計数率の制限は、従来の医療用画像化技術においては、あまり重要な制約では ない。これは、前述したように、コリメータが非常に多数のγ光線を差し止め、 かつ、ほんの少数のイベントのみが実際に検出されるためである。 しかしながら、前記ガンマカメラもまた、計数率の制限が重大な制約となって いる他の2つの医療用画像化技術において用いられている。 これらの技術は、いわゆる“送信による減衰等化(attenuation equalization )”技術および“一致(coincidence)PET(陽電子射出断層撮影)(positro n emission tomography)”技術である。 この“送信による減衰等化”技術は、医療用画像を形成する時刻における、検 査される器官を囲んでいる患者の組織における衰弱を考慮することからなってい る。この衰弱を知るために、測定は、患者の体内を通過してガンマカメラへγ線 を送信することからなっている。この目的のために、患者は、非常に活性的な外 部ソース(active external lsourre)とガンマカメラの検出ヘッドとの間にお ける位置をとらされる。こうして、送信された放射線を測定する時刻において、 大きな数のイベントがシンチレータ結晶において生じる。さらに、単位時間当た りの大きな数のイベントは、実質的に同時の多数のイベントを有している可能性 を増加させる。したがって、従来のアンガー形式のカメラは、不適切であること が分かる。 このPET技術は、陽電子を放出することが可能なF18のような要素を患者の 体内に導入することからなっている。陽電子および電子の消滅により、反対方向 に放射されかつ511keVのエネルギーを有する2つのγ光子が放たれる。こ の物理的現象は、PET画像化技術に利用されている。この技術において、患者 の両側に配置された、少なくとも2方向のヘッドを備えたガンマカメラが利用さ れる。用いられているこれらの検出ヘッドは、コリメータを装備していない。こ れは、一致処理(coincidence processing)と称される情報の電子的処理が、時 間的に(timewise)一致するイベントを、イベントの中から選択することと、こ れによりγ光子の軌道を計算することとを可能にするためである。 したがって、前記検出ヘッドは、大きなγ線の光束に向けられる。従来のアン ガー形式のガンマカメラは、このような適用に対して概してあまりにも制限され た計数率を有している。 情報のみに関しては、アンガー形式のガンマカメラは、1秒当たり1.105 個のイベントを検出することによって正常に動作することができるが、その一方 で、PET画像化においては、正常な動作のためには1秒当たり少なくとも1. 106個のイベントが必要である。 前述したアンガー形式のガンマカメラの他の制限は、イベントの重心の計算が 、検出ヘッドの構成により、かつ特に、各々の光電子増倍管のために抵抗器RX- ,RX+,RY-,RY+を選択することにより、明確に固定されているという事 実に起因している。同様に、エネルギーの計算は、共通パス(エネルギーパス) 上への光電子増倍管の配線により固定されている。 発明の概要 本発明は、公知のアンガー形式のガンマカメラの計数率よりも高い計数率を許 容する、N個の光検出器の組立体からの信号を処理する装置および方法を提案す る。さらに、このような装置(または方法)によって、イベントが関係するN個 の光検出器の組立体の領域の迅速な決定が可能となる。このような領域を考慮す ることによって、公知の装置におけるよりも効率的な信号の処理が可能となる。 さらに、本発明の目的は、N個の光電子増倍管または光検出器の組立体により 受け取られた信号をより柔軟に処理することを可能にし、かつ、光検出器の特性 の選択により、詳細には、従来技術のガンマカメラヘッドの場合における抵抗器 RX+,RX-,RY+,RY-の選択により定義されたアルゴリズムだけでなく、 種々の計算アルゴリズムの実行を可能にする装置および方法を提案することであ る。 より正確には、本発明の目的は、 − 光検出器により発せられかつディジタル化されたパルスの最大値またはエ ネルギーの値を表す信号を生成するための、各々の光検出器と結合された手段と 、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る前記信号の振幅が閾値よりも大きな場合に、各々の光検出器に対する閾値超過 信号を生成する手段と、 − 前記閾値超過信号の関数としてイベントの位置を表している信号を発する ための、前記光検出器に共通な手段と を有している、N個の光検出器の組立体からの信号を処理する装置である。 したがって、このような装置は、予めディジタル化された信号を処理し、かつ 、相互作用、すなわちイベントが関係する光検出器のフィールドの領域を配置か つコーディングすることができるような助力により、位置信号を生成することを 可能にする。イベントが、有意義な信号、すなわち多数の光検出器における閾値 を超える振幅またはエネルギーを有する信号を生成する場合に、これに対応する 各々のディジタル化された信号は閾値超過信号を生成する。前記閾値超過信号の 分布に応じて、位置信号を発してもよい。 次に、この位置情報または信号については、例えば、前記イベントの1つまた は2つ以上の特性を計算する手段に送信することができる。したがって、これら の計算手段は、前記イベントの位置を決定するために光検出器フィールドの全体 を読み取る必要はない。前記位置は、位置信号を発することを可能にする手段に より既に“コーディング”されている。これらは、例えばエネルギーのような前 記イベントの特性を決定するために、光検出器組立体を考慮する必要もない。 全ての光検出器の読み取った場合には、時間が長くかかり、かつ、計数率の能 力の明白な低下につながる。 このような装置は、アンガー形式のカメラとは異なり、抵抗器や配線の配列に よるイベント位置の計算を固定することを避けることを可能にする。 多数の光検出器が1つのイベントと関係している場合、すなわち、多数の光検 出器に対応する閾値超過信号が1つのイベントに応答して発せられる場合には、 関係する異なった閾値超過信号生成手段により、同時にまたは同期化されて発せ られる異なった超過信号を得ることは都合がい。 前記目的に対して、また、特定の実施形態によれば、本発明による装置は、デ ィジタル化されたパルスの最大値の時間的位置(timewise position)を検出す るための、各々の光検出器と結合された手段と、前記パルスを、これに対応する 積分値の最大値と同期させるべく、一定の持続時間だけ前記パルスを遅延させる ための手段とをさらに有する。 他の態様によれば、本発明による装置は、 − N1個(N1≦N)の光検出器により発せられたアナログ信号の合計に等し い合計アナログ信号を形成するための手段と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置を表す信号を発するための手 段と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置からの一定の持続時間の間、 イベントの位置を表す信号を発することを遅延させるための手段と をさらに有していてもよい。 したがって、前記位置信号は、(前記合計アナログ信号により表された)イベ ント検出に対して一定にシフトされて発せられ、このことは、加算装置による積 分の生成のための時間の必要性を考慮することを可能にする。 さらに、発生の時刻が閾値と交差することに基づいて固定されるタイムスロッ ト(time slot)内部で前記イベントを有効にする信号を考慮することが可能で ある。この幅は、前記閾値と交差した後の一定の時間間隔の間に生成された信号 のみを考慮するように固定される。このような時間間隔の間にイベントが閾値超 過信号を誘導することができることが統計的に公知であれば、前記間隔の外側に おいて、かつ、当該のイベントとは関係なく後で生じる寄生信号(parasitic si gn al)が抹消され得る。 さらに、隣接する光検出器のみを、または関連した面または領域を定義してい る光検出器を、イベントがアクティブ状態にすることができる物理的原理を考慮 することが望まれる場合には、生成された全ての前記閾値超過信号が、隣接また は関連した光検出器に対応している場合のみ信号が発せられるような、位置信号 を発するための手段を供給することができる。 さらに、閾値超過信号が、隣接していない光検出器により発せられた場合には 、これらの手段がいかなる位置信号も発しないことが規定され得る。 さらに、本発明の目的は、 − マップを定義している、N個の光検出器の2次元配列と、 − 各々の光検出器と結合されたディジタル化手段と、 − 前述したような、本発明による装置と を有している、イベントを検出するための装置である。 イベント位置を表している信号は、第1および第2の成分を有しており、これ らの成分の各々は、前記光検出器配列のマップに配置されたイベントの座標に対 応している。 一般に、本発明によって採用された装置がどんなものであろうと、イベント位 置を表す信号を発するための手段は、さらに、 − N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合に、第1の位置を表す第1信号と、 − 2つの隣接する光検出器から生成される2つの閾値超過信号が発せられる 場合に、第2の位置を表す第2信号と を発することを可能にする。 したがって、前記光検出器の中心の位置に関連しているだけでなく、2るの隣 接する光検出器間の中間的位置にも関連したイベントの位置を決めることが可能 である。したがって、前記相互作用が光検出器の中心においてほぼ正確に生じる 場合と、前記相互作用が2つまたは3つの光検出器の間で生じる場合とを区別す ることが可能である。この区別を行うことができる重要性は、各々の場合に固有 の環境が、前記イベントが生じる位置の重心、または該イベントのエネルギーの ような、イベントの特性を計算することが望まれた場合に、全ての前記光検出器 の応答を考慮する必要なしに、考慮され得るという事実にある。 さらに本発明の目的は、 − N個のディジタルコーディングユニットと、 − 各々のディジタルコーディングユニットと結合されたディジタル合計手段 と、 − 前記合計手段からの出力信号を、所定値と比較する手段と、 − 前記比較手段の出力によりアドレス指定された、2つの読み取りアクセス メモリ(read-access memory)と を有している、前述したような、N個の光検出器の組立体からの信号を処理する 装置である。 このような装置は、既に前述したような、N個の光検出器の組立体からの信号 を処理する装置を実行することを可能にする。詳細には、各々のディジタルコー ディングユニットと結合された前記ディジタル合計手段(それぞれ、最大値を検 出する手段)は、ディジタルパルスのエネルギー(それぞれ、振幅)の値を表す 信号を生成することを可能にする。この信号を所定値と比較するための手段は、 パルスのエネルギーの値(それぞれ、振幅)が前記所定値よりも大きな場合に、 閾値超過信号を生成することを可能にする。前記読み取りアクセスメモリについ ては、種々の閾値超過信号の関数として、イベントの位置を表している信号を発 するようにプログラムすることができる。 さらに、このような装置は、各々のディジタルコーディングユニットと結合さ れて、 − 対応するディジタルコーディングユニットにより制御される手段であって 、ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置を検出する手段と、 − シフトレジスタと、 − 前記比較手段の出力と前記シフトレジスタの出力とにより制御されるAN Dゲートと を有することができる。 この特定の実施形態において、ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位 置を検出するための、かつ、決定すべき時刻まで閾値超過信号を発することを遅 延させるための手段が、各々の光検出器と結合されている。 さらに、本発明は、 − N個の光検出器の出力を、入力端子において受け取るように意図されたア ナログ合計手段と、 − 前記アナログ合計手段により制御される、アナログ信号の最大値を検出す る手段と、 − 前記最大値検出手段により制御されるシフトレジスタと、 − 前記読み取りアクセスメモリと前述のシフトレジスタとにより制御される レジスタと を具備することができる。 さらに、本発明の目的は、N個の光検出器の2次元配列を有している、イベン トを検出するための装置と、つい先程述べたような、N個の光検出器の組立体か らの信号を処理するための装置である。 さらに、本発明は、前記光検出器が光電子増倍管である、前述したような装置 を有するカメラにも関連する。 さらに、本発明は、このようなカメラを有するγ線画像化装置にも関連する。 さらに、本発明は、イベントに応答した、N個の光検出器の組立体により生成 された信号を処理するための方法にも関連し、この方法は、 − 各々の光検出器に対する、光検出器により発せられかつディジタル化され たパルスの最大値またはエネルギーの値を表す信号の生成と、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る信号の振幅が閾値よりも大きな場合の、各々の光検出器に対する閾値(Vr) の超過信号の生成と、 − 前記閾値超過信号の関数としてイベントの位置を表している信号の形成と を有している。 本発明によるこのような装置は、送信による減衰等化による画像化方法、また は一致PET形式画像化方法に都合よく適用可能である。これらの方法の原理に ついては、本出願の導入部に記載されている。図面の簡潔な説明 どんな場合においても、本発明の特徴および利点は、以下に続く記載に鑑みて より明確に現れる。この記載は、説明によって与えられかつ制限的なものではな い例示実施形態に関係しており、以下の添付図面を参照している。 既述の図1は、公知のアンガー形式ガンマカメラの検出ヘッドの概略的な断面 図である。 既述の図2は、図1の検出ヘッドの光電子増倍管からの信号を集めかつ暗号に する装置を概略的に示す図である。 図3は、光検出器からのデータを処理するための、該光検出器と結合された回 路を表す図である。 図4Aおよび図4Bは、光検出器により供給されたアナログ信号(図4A)と 、ディジタル化されたアナログ信号および対応する情報捕捉タイミングプログラ ム(図4B)とを表す図である。 図5は、加算装置(summing device)の実施形態を表す図である。 図6は、本発明の実施形態を表す図である。 図7は、アナログ信号の最大値を検出するための装置を概略的に表す図である 。 図8は、光検出器組立体からのアナログ信号の合計と、この合計の最大値の識 別と、閾値超過(threshold-exceeded)信号と、PROMメモリの応答間隔と、 PROMにより発せられる推定位置信号とを概略的に表すタイミング図である。 図9Aおよび図9Bは、異なったシンメトリーを備えた光検出器フィールドの 2つの例を表す図である。 図10は、光検出器フィールドの列(column)の位置または配列と、この列の 配列に関連したイベントが発生し得る位置とを表す図である。 図11Aおよび図11Bは、推定部分による有用な領域の2つの例を表す図で ある。発明の詳細な説明 図3は、本発明による信号を処理する装置の部分図である。この図は、このよ うな装置の単一のチャンネルのみを、すなわち単一の光検出器60と結合された 装置の一部を表している。この光検出器60は、例えば、電流−電圧変換器62 に接続されている光電子増倍管である。この光電子増倍管により検出されたイベ ントに応じて、電流−電圧変換器62の出力64において、例えば、図4Aに例 示されている形式の信号が得られる。 図4Aのグラフは、縦座標にパルスに対応する信号の振幅を、また横座標に時 間を示している。信号の振幅および時間は、任意の尺度によって示されている。 図4においては、t0は、光検出器により供給されたパルスの始動の瞬間を示し 、かつ、t1は、パルスが最大値を通過した後で再びほとんどゼロになる瞬間を 示している。情報のみに関しては、NaI(Tl)の結晶に結びつけられたガン マカメラの光電子増倍管の場合には、間隔t1−t0に対応する持続時間は、ほぼ 1μsecである。 出力端子64に存在するアナログ信号は、アナログ−ディジタル変換器66へ 運ばれる。アナログ−ディジタル変換器66は、信号の各々のパルスを、図4B に例示されているようにn個のサンプルnの形にサンプリングする。2つの連続 的なサンプルが、ステップまたはクロック間隔p(1/pHzで動作するクロッ ク)により離間されている。 例によって、前記変換器は、信号の各々のパルスを、n=10となるようにサ ンプリングする。1μsecの信号に対して、サンプリングは100nsec毎 に行われる。 前記アナログ−ディジタル変換器66は、ほぼ10〜20MHzの周波数で動 作することが可能な“フラッシュ”形式の高速の変換器であることが好ましい。 前記アナログ−ディジタル変換器66から生じるディジタル信号は、ディジタ ル加算装置68へ運ばれる。この加算装置は、アナログ−ディジタル変換器66 により該加算装置に送信されたサンプルのローリング合計(rolling sum)を実 行する。このローリング合計は、所定数のサンプルにおいて実行される。この所 定 数は、例えば10に等しい。 同時に、手段68により実行された合計の結果は、レジスタ71に記憶される 。時間的に非常に近接している多数のイベントを記憶することを可能にするため に、記憶機能については多数のレジスタにより構成してもよい。 前記ローリング合計の値は、比較手段70へ運ばれる。前記ローリング合計の 値は、そこで前記比較器70の入力72における所定の固定閾値と比較される。 この比較器は、出力74において、比較結果(例えば、ローリング合計の値が固 定基準値より小さな場合にはゼロ、ローリング合計の値が固定基準値より大きな 場合には1)を表す2進信号を発する。 特定の実施形態によれば、図5に例示されるように、加算装置68は、合計さ れたサンプル数を決定する長さを備えたシフトレジスタ82と、加算器/アキュ ムレータ86とを有していてもよい。加算器/アキュムレータ86の加算入力は 、コーダの出力に接続されており、かつ、その減算入力はシフトレジスタ82の 出力に接続されている。これにより、各々のコーディング段階において、加算器 /アキュムレータ86に設置されたアキュムレータの内容(これは、ローリング 合計を表す)は、シフトレジスタ82の前記入力と前記出力との間の差により補 正される。アキュムレータの出力は比較器70に運ばれ、次に、該比較器70は 、2進の閾値超過信号を供給する。この超過の持続時間を制限するために、この 超過については、ローリング合計の最大値の中心とされたタイムスロット(time slot)の間のみ有効であることが好ましい。このことは、時間的に近接してい るが光検出器のフィールド上において別個の位置にあるイベントを隔てることを 可能にする。 このスロットについては、コーディングされた信号が最大値を通過した瞬間T1 の基準値として位置決めすることができる。この検出は、コーダの出力の現在 値を以前の値を比較することにより、エンティティ88において実行される。現 在値が以前の値より小さな場合には、この比較器88はMAXと称されるパルス を発する(図8)。このパルスは、ローリング合計IS1の最大値を中心とする タイムスロットDS1を発生させるために制御される遅延n1を有するシフトレジ スタ90へ送られる。コーディングされた信号の最大値の位置決定の不正確さ( ±1 サンプリングステップ)を考慮するために、タイムスロットは、n0≧3(例え ばn0=3)であるようなn0サンプリングステップ(図4B)に対してアクティ ブ状態になることが好ましく、この“3”という最小値の選択は、同一のイベン トによりアクティブ状態となった光電子増倍管間において同時発生した閾値超過 信号の最小値を保証している。 前記比較器70の出力において得られた信号とシフトレジスタ90の出力信号 とを入力とするANDゲート92は、その出力94において、ディジタル合計の 最大値を通過することに関する所望の瞬間に、閾値超過信号(FLAG)を得る ことを可能にする。 要するに、前述した装置を装備した各々の光電子増倍管は、2つの情報項目を 供給する。第1の情報項目は、電流積分を表す加算装置68の出力であり、かつ 、ANDゲート92の出力94におけるFLAGと称される第2の情報項目は、 前記電流積分の最大値と同期しており、このことは、前記電流積分が超過した、 またはまだ超過していない閾値を有するという事実に実体を与える。 図6は、多数の光検出器60,60−1,60−2から生じる信号を処理する ための、本発明による装置を表す。この図において、図3と同一の参照番号は、 類似または対応している要素を示す。 この図において、光検出器60の出力において、図4Aと結びつけて前述した 形式のアナログ信号100を取り出すことが可能であることが分かる。図6にお いて、参照番号102は、他の光検出器60−1,60−2などから取られた全 てのアナログ信号を全体として示す。これらの信号は全て、アナログ加算装置9 8に入り、該アナログ加算装置98は、信号S(図8)を、すなわち相当数の光 検出器、例えば全ての光検出器により供給された前記全てのアナログ信号の合計 を発する。装置104は、信号Sがその最大値を通過する時刻においてパルスI を発することを可能にする。図7に例示されているように、この装置104は、 例えば、微分器110(キャパシタ112、増幅器114、および該増幅器11 4の入力と出力との間に抵抗器116)を有しており、この微分器110の出力 は、該微分器の出力がゼロになるのを検出することを可能にする比較器118に 供給される。パルスIは、クロックHにより制御されるステップpを有するシフ トレジスタ106の入力に供給される。このレジスタの出力107は、記憶パル スと称され、かつ、特に、光検出器60に対応する記憶レジスタ71と、推定位 置に対応するレジスタ122とをアクティブ状態にすることを可能にする。さら に、前記出力107は、各々の光検出器と結合された各々の記憶レジスタをアク ティブ状態にする。シフトレジスタ106の遅延は、記憶信号107の立ち上が りエッジ(rising edge)が、合計がレジスタ71に記憶される必要のある瞬間 と同期するように制御される。 光検出器60,60−1,60−2などの組立体は、例えば、図9Aまたは図 9Bに結びつけて後述する形式の2次元配列に分配される。 したがって、これらの光検出器については、2次元配列の行および列に沿った 位置により配置することができる。 この光検出器の2次元フィールドまたは配列に関連してイベントの位置を決め るために、光検出器フィールドにおける第1の位置方向と結合されている読み取 りアクセスメモリ(read-access memory)と、光検出器フィールドにおける第2 の位置方向と結合されている読み取りアクセスメモリとが都合よく存在する。こ のフィールドが行(row)と列(column)とにより配置されている場合には、“ 行”座標のための読み取りアクセスメモリと“列”座標のための読み取りアクセ スメモリとを結合することができる。 より正確には、図6に例示された形式の本発明の装置において、アクティブ状 態のときに相互作用の中心の光検出器を表す出力94が以下の方法において用い られる。 − OR回路202は、光検出器の、同一列の出力94形式の出力をまとめて 集め、かつ、その入力のうち少なくとも1つがアクティブ状態である場合にアク ティブ状態となる信号222を発生させる。回路222形式の回路は、列の数だ け存在する。 − OR回路212は、光検出器の、同一行の出力94形式の出力をまとめて 集め、かつ、その入力のうち少なくとも1つがアクティブ状態である場合にアク ティブ状態となる信号232を発生させる。回路232形式の回路は、行の数だ け存在する。 信号222形式の信号は、列に対する推定位置の座標80を供給するようにプ ログラムされるPROM76のアドレスである。同様に、信号232形式の信号 は、行に対する椎定位置の座標81を供給するようにプログラムされる第2PR OM77のアドレスである。値80,81の組で表される推定位置は、全ての光 検出器の寄与量がそれぞれのレジスタ71に記憶されるのと同時に、レジスタ1 22に記憶される。この記憶は、レジスタ106により生成された信号107に より行われる。 図8は、異なった信号を時系列的に表している。 − 信号Sは、隔離されたイベントの時刻における、全ての光検出器のアナロ グ合計を表している。 − パルスIは、信号Sの最大値の通過に関連したパルスを表している。この パルスは時刻T0において生じる。 − 信号S1は、イベントの相互作用位置を網羅する出力の中にある、光検出 器の出力を表しており、かつ、信号CS1は、コーディング後の(アナログ−デ ィジタル変換器66の出力における)信号S1を表している。 − 信号MAXは、CS1が閾値よりも大きな場合の、CS1の最大値の通過に 関連したパルスを表している。この閾値は、有意義な最大値、すなわちノイズ以 上の最大値のみを有効にするために用いられる。信号MAXは、時刻T1におい て生じる。持続時間T1−T0は、コーディング時間に関連している。時刻T1は 、±1コーディングステップの範囲内で定義される。これは、一方でコーダのノ イズに、かつ、他方で信号のノイズに起因している。 − 信号IS1は、加算装置68の出力における信号を表している。時刻T2は 、積分が最大値を通過する瞬間、すなわち、積分値とそれに対応する推定位置と が記憶される必要のある理論的な瞬間を表している。持続時間T2−T1は、積分 時間、すなわち加算装置により考慮されたサンプル数(この数は、コーディング ステップとパルスの平均持続時間とに関連した数である)に関連している。 − 信号DS1は、シフトレジスタ90により発生し、T1の決定の不正確さを 考慮する。信号DS1は、3つのコーディングステップの間続き、かつ、T2上に 中心を置かれるべく、T1に対して遅延される。 − 信号COMPは、比較器70により供給される。この比較の閾値は、相互 作用位置に近接した光検出器のみを有効にするように制御される。 − 信号94(1),94(2),94(3)は、エネルギーが閾値よりも大 きい相互作用位置に近接した、3つの異なる光検出器の出力94である。これら の出力は、T1,T2の決定の不正確さを考慮し、かつこのために、記憶信号10 7は、別々のアナログチェーンにより発生する。 − 記憶信号107は、回路106により遅延された信号Iから発生する。こ の移動は、積分およびこれに対応する推定位置が、さまざまな時刻T2の平均値 を表す時刻において記憶されるように制御される。 光検出器の2次元配列の例は、図9Aおよび図9Bに例示されている。より正 確には、これらの図は、光検出器の配列位置を、上面図(または、言い換えれば 、図1参照した場合に、シンチレータ22から見た図)の形式で各々の場合にお いて表している。光検出器の断面については、例えば、正方形、六角形、または 円形のような種々の形状を有することかできる。 図9Aは、上面図の形式で光検出器フィールドに対応しており、各々の光検出 器は正方形の部分を有している。この場合には、各々の光検出器は、該光検出器 を1行1列に沿って配置することのできる閾値超過信号を発することができる。 こうして、図9Aにおいて、光検出器60−1は、イベントに応答して、ある閾 値を超えた場合には、行L1と列C1とを位置決めしている閾値超過信号の発生を 引き起こす信号を発することができる。同様に、光検出器60−2については、 行L1と列C2とにより位置決めすることができ、閾値超過信号は、行L1と列C2 とに対応するメモリ76,77へ送られる。 図9Bは、上面図の形式で、六角形の光検出器と円形の光検出器との混合フィ ールドを表している。光検出器60−a,60−bは円形の断面を有しているが 、その一方で、他の光検出器は六角形の断面を有している。このような場合にお いて、光検出器フィールドは、並置された列60−i,60−e,60−a(C4 );60−k,60−g,60−c(C3);60−j,60−f,60−b( C2);60−1,60−h,60−d(C1)を明確に定義する。各々の光検出 器は、1つの列のみに対応している。逆に、1つの行を1つの光検出器へ割り 当てることは、単に、前記行が光検出器の真ん中を通過する場合のためだけに、 明白になされる。図9Bにおいて、これは、光検出器60−k,60−l(行L3 );60−g,60−h(行L2),60−c,60−d(行L1)の場合であ る。2つの行の間に配置されている他の光検出器に関しては、これらの閾値超過 信号によって、対応している読み取りアクセスメモリに対して、光検出器が間に 配置されている2つの行に同時に対応しているアドレス信号が発せられる結果と なることが好ましい。したがって、光検出器60−fが、固定された閾値を超え るエネルギーを有する信号を発する場合に、閾値超過信号は、列C2と行L1,L2 とのために発せられる。同様に、光検出器60−jに関して、イベントが原因 で閾値が超えられる場合に、この結果生じるのは、列C2と行L2,L3とをアド レス指定するための信号である。 閾値超過信号の関数として、イベント位置を表している信号を定義またはコー ディングすることを可能にする方法について以下に説明する。読み取りアクセス メモリの場合には、これが、閾値超過信号がイベントの時刻に現れる行および/ または列の組合せのコーディングを実行する要素となる。 図10に例示され、かつ、光検出器C1−C4の4列の組立体の例を保持してい るように、軸に沿った列の位置のみならず、これらの列の中間点に配置された地 点(図10の底部の目盛りに奇数番号が割り当てられた地点)P1,P2,P3を 位置決めすることが可能である。これらの中間点は、2つの連接列の、2つの隣 接する光検出器間の境界に対応している。 特に、ガンマカメラの場合において、現在用いられている前記光検出器または 光電子増倍管のフィールドは、通常は、最大で50〜100個の光検出器を有し ている。その結果、最大で12の列(および12の行)が、これらの光検出器フ ィールドを表すのに十分である。したがって、列のグループをコーディングする ために、妥当なサイズ(ほぼ4KB)の読み取りアクセスメモリ(PROM)を 用いることが可能であり、連続した列は、PROMのアドレスを構成する。より 大きな光検出器のフィールドまたは配列に関しては、それに応じてPROMのサ イズが選択される。 さらに、イベントが、一般的に、連続または関連した列(例えば、イベントの エネルギーと用いられる閾値とに依存する1,2,3または4)のみをアクティ ブ状態にすることができるという事実が考慮される場合には、制限された数の“ 有効な”組合せのみが保持され、かつ、コーディングされることになる。列の位 置のX軸におけるイベント位置の表現は、8ビットを必要としない。得られた位 置の有効性をコーディングするために、最上位ビット(Q7)を用いることが可 能である。後述の表Iは、列C1,C2,C3のための閾値超過信号の組合せの関 数として、PROMの3つのアドレス指定入力A0,A1,A2に送られた信号を 与えている(ゼロ=閾値超過信号がない、1=1つの閾値超過信号)。これらの 組合せから生じるPROMの10進表示は、第4列に与えられている(A0=1 ,A1=2,A2=22)。第5列は、有効性ビットを与えている。第3の列に隔 てられた2つの列が閾値超過信号を発するが、その一方で、第3の列が閾値超過 信号を発しない場合には、組合せは有効ではなくかつ保持されない(有効性ビッ ト=0)。次に、PROMのプログラミングは、10進表示の関数として、イベ ント位置を割り当てることを可能にする。 − 第1列のみが閾値超過信号を発する場合(アドレスA0、10進表示=1 )には、イベントは、図10のX目盛り上における位置2において識別される。 − 単一の列C2に対応する閾値超過信号が発せられる場合には、イベントは 、図10のX目盛り上における位置4に配置される。 − 列C1,C2に対応する閾値超過信号が発せられる場合には、イベントは、 1つのまたは他の列上にではなく、X目盛り上の中間的位置3に配置される(図 10)。 − 列C3に対応する単一の閾値超過信号が発せられる場合には、イベントは X目盛り上の位置6に配置される。 − 列C2,C3に対応する2つの閾値超過信号が発せられる場合には、イベン トは、X目盛り上の、列と列との間の中間的位置5に配置される。 このコーディングについては、4つの列およびそれ以上に一般化することがで きる。いったん、PROMのコーディングが実行されると、閾値超過信号が発せ られるために定義された、列の組合せは、全ての列に対する独自のイベント位置 に対応する。この位置は、組合せの有効性をコーディングすることを可能にする 最上位ビット以外のPROMの出力ビットにおいてコーディングされる。 同じ推論および同じ形式のコーディングを、行に沿った“Y”軸におけるイベ ント位置を決定するために行うことができる。行に沿って整理された閾値超過信 号は、前述のものと同一である第2のPROM(例えば、図6のPROM77) を用いてコーディングされる。六角形および/または円形の断面を有する検出器 のフィールドの場合(図9Bの場合)に関しては、2つの連続した行の間に配置 された光検出器の位置のコーディングは、さらなる問題を生じさせない。したが って、列C2と行L1,L2とに沿ったイベントの識別は、光検出器60−fの上 方に配置されたイベントに対応する。 この結果、イベント位置については、このイベントを、光検出器すなわち光電 子増倍管の2次元の組立体またはフィールドに配置する組(X,Y)により表す ことができる。両方の要素が有効性基準を満たす組(X,Y)のみが、有効な位 置として保持される。 本発明による装置および方法は、光検出器のフィールドの、1つまたは他の光 検出器の上方にだけでなく、2つの光検出器の境界においても、おそらくは3つ の光検出器の境界においてさえも、イベントを配置することを可能にする。 図6において、発せられた信号126は、この配置情報を有している。この信 号については、相互作用が関係した光検出器のグループの(すなわち、閾値超過 信号を発した光検出器のグループの)特定の環境を選択するように特にプログラ ムされたマイクロコンピュータへ送信することができる。前記環境は、次に、採 用された環境からのイベントの特性を計算することを可能にする。 したがって、図11Aおよび図11Bは、六角形の断面を有する光検出器のフ ィールドをそれぞれ表しており、さらに、このフィールドには、縁部に円形の断 面を有する光検出器が追加されている。 図11Aにおいて、2つの光検出器60−1,60−2が閾値超過信号を発し たところである。この結果、2つの光検出器60−1,60−2間の境界(点A )においてイベント位置が識別される。次に、この情報が送信されるコンピュー タは、例えば、光検出器により発せられた強度のデータが記憶されているメモリ から、光検出器の第1リング160と光検出器の第2リング260とを選択する ことができる。該リング160,260は、相互作用が直接関係した光検出器6 0−1,60−2を包囲している。イベントの総エネルギーについては、例えば 、相互作用が直接関係した光検出器(図11Aの60−1,60−2)により発 せられた全ての信号と、第1および第2のリング(160,260)の光検出器 により発せられた全ての信号とを合計することにより計算することができる。 図11Bは、該図におけるように配置された3つの光検出器60−3,60− 4,60−5に関して閾値超過信号を誘導したイベントの場合を表している。し たがって、イベントは、前記3つの光検出器間の交点である位置Bに配置されて いる。したがって、コンピュータは、例えば、イベントのエネルギーのような特 性を計算するために、第1リング360の光検出器と第2リング460の光検出 器とに関する情報を考慮する必要がある。 本発明による装置については、ディジタル化された信号のエネルギーに対する 閾値超過基準を用いて説明してきた。さらに、例えば、ディジタル化された信号 の最大値に対する閾値超過基準のような他の基準を採用することも可能である。 この場合には、図6の比較器70は、ディジタイザ66から生じるディジタル化 された信号を、所定の閾値と比較する。 これまで説明してきたPROMによるコーディングの方法は、イベントに対す る位置決め信号を、非常に高速で得ることを可能にする。アルゴリズムによる方 法では、もっと遅くなる。 前記PROMメモリについては、位置決めコーディングを入れてかつ記憶でき る任意の形式の装置またはメモリに置き換えてもよい。したがって、PROMに を用いて生成された記載については、任意のプログラム可能な読み取りアクセス コーディング媒体または手段に一般化することができる。 再プログラム可能なメモリを用いてコーディングを実行することは、時間を費 やす価値のあることである。さらに、この装置は、実際、他の光検出器の形態に 再利用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月20日(1998.11.20) 【補正内容】 請求の範囲 1. N個の光検出器(60)の組立体からの信号を処理するための装置であ って、 − 前記光検出器により発せられかつディジタル化されたパルスの最大値また はエネルギーの値を表す信号を生成するための、各々の光検出器と結合された手 段(68)と、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る前記信号の振幅が閾値よりも大きな場合に、各々の光検出器に対する閾値(Vr )を超過する信号を生成する手段(70)と、 − 前記光検出器における信号を前記閾値超過信号の関数として誘導するイベ ントの、前記光検出器組立体に関連した位置を表すように処理された 信号を発す るための、前記光検出器に共通な手段(76,77)と を有し、 前記手段(76,77)が、 − N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合に、第1の位置を表す第1信号を、 − 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合に、第2の位置を表す第2信号を、 − 隣接する前記第1および第2の光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合に、前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す第 3信号を 発することを可能にすることを特徴とする装置。 2. 前記ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置を検出するための 、かつ、該時間的位置からの一定の持続時間の間、前記閾値超過信号を発するこ とを遅延させるための、各々の光検出器と結合された手段(88,90)とをさ らに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 3. − N1個(N1≦N)の光検出器により発せられたアナログ信号の合計 に等しい合計アナログ信号を形成するための手段(98)と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置を表す信号を発するための手 段(104)と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置から経過する一定の時間間隔 の間、イベントの位置を表す信号を発することを遅延させるための手段(106 )と をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。 4. イベントの位置を表す信号を発するための前記手段(76,77)は、 各々のイベントに対してシフトされて固定されている発生時刻を有するタイムス ロット内部で生成された閾値超過信号のみに前記信号が依存するような手段であ ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の装置。 5. 位置を表す信号を発するための前記手段(76,77)は、生成された 全ての前記閾値超過信号が隣接または関連した光検出器に対応している場合にの み前記信号が発せられるような手段であることを特徴とする請求項1から請求項 4のいずれかに記載の装置。 6. 各々の光検出器(60)に対して、該光検出器(60)により発せられ たパルスをディジタル化する手段(66)をさらに有しており、前記ディジタル 化が、一定のステップpによって実行されることを特徴とする請求項1から請求 項5のいずれかに記載の装置。 7. 各々の閾値超過信号が、3pより大きいかまたは3pに等しい持続時間 の間発せられることを特徴とする請求項6に記載の装置。 8. − マップを定義している、N個の光検出器(60)の2次元配列と、 − 各々の光検出器と結合されたディジタル化手段(66)と、 − 請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置と を具備する、イベントを検出するための装置。 9. イベントの位置を表す前記信号が、第1および第2の成分を有しており 、各々の成分が、前記2次元の光検出器の配列の前記マップに配置されたイベン トの座標に対応していることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10. 前記光検出器が、正方形の配列に配置されていることを特徴とする請 求項8または請求項9に記載の装置。 11. 前記光検出器が、正方形の断面を有していることを特徴とする請求項 10に記載の装置。 12. 前記光検出器が、六角形の対称的な配列に配置されていることを特徴 とする請求項8または請求項9に記載の装置。 13. 前記光検出器が、六角形または円形の断面を有していることを特徴と する請求項12に記載の装置。 14. イベントの位置を表す信号を発するための前記手段は、隣接しない光 検出器により2つの閾値超過信号が発せられるときには、いかなる位置信号も発 しないことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の装置。 15. N個の光検出器の組立体からの信号を処理するための装置であって、 − N個のディジタルコーディングユニット(66)と、 − 各々のディジタルコーディングユニットと結合されたディジタル合計手段 (68)または最大振幅検出手段と、 − 前記合計手段または最大振幅検出手段からの出力信号を、所定値(Vr) と比較する(比較)手段(70)と、 − 前記比較手段の出力によりアドレス指定された、少なくとも1つの読み取 りアクセスメモリ(76,77)と を有し、 前記読み取りアクセスメモリ(76,77)が、 − N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合に、前記光検出器における信号を誘導するイベントの、 前記光検出器組立体に関連した 第1の位置を表す第1信号を、 − 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合に、前記光検出器における信号を誘導するイベントの 、前記光検出器組立体に関連した 第2の位置を表す第2信号を、 − 前記第1および第2の隣接する光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合に、前記光検出器における信号を誘導するイベントの、前記光検 出器組立体に関連した 前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す 第3信号を 発することを可能にすることを特徴とする装置。 16. 各々のディジタルコーディングユニットと結合された、 − 対応するディジタルコーディングユニットにより制御される手段であって 、ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置を検出する手段(88)と、 − シフトレジスタ(90)と、 − 前記比較手段の出力と前記シフトレジスタの出力とにより制御されるAN Dゲート(92)と をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 17. − N個の光検出器の出力を、入力端子において受け取るように意図 されたアナログ合計手段(98)と、 − 前記アナログ合計手段により制御される、アナログ信号の最大値を検出す る(最大値検出)手段(104)と、 − 前記最大値検出手段により制御されるシフトレジスタ(106)と、 − 前記読み取りアクセスメモリ(76)と前述のシフトレジスタ(106) とにより制御されるレジスタ(122)と をさらに有することを特徴とする請求項15または請求項16に記載の装置。 18. 2つの読み取りアクセスメモリ(76,77)を有していることを特 徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載の装置。 19. − N個の光検出器の2次元配列と、 − 請求項15から請求項18のいずれかに記載の装置と を具備するイベントを検出するための装置。 20. 請求項8から請求項13または請求項19のいずれかに記載の装置を 有しており、前記光検出器が光電子増倍管であることを特徴とするカメラ。 21. 請求項20に記載のカメラを有していることを特徴とするγ線画像化 装置。 22. イベントに応答して、N個の光検出器(60)の組立体により生成さ れる信号を処理するための方法であって、 − 各々の光検出器に対する、前記光検出器により発せられかつディジタル化 されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表す信号の生成と、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る信号の振幅が閾値よりも大きな場合の、各々の光検出器に対する閾値(Vr) の超過信号の生成と、 − 前記光検出器における信号を前記閾値超過信号の関数として誘導するイべ ントの、前記光検出器組立体に関連した位置を表すように処理された 信号の形成 と を含み、 前記信号の形成は、 − N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合には、第1の位置を表す第1信号が形成され、 − 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合には、第2の位置を表す第2信号が形成され、 − 前記第1および第2の隣接する光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合には、前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す 第3信号が形成される ように行われることを特徴とする方法。 23. 各々の光検出器に対して、 前記ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置の検出と、 前記時間的位置からの一定の持続時間の間、前記閾値超過信号を発することを 遅延させることと をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。 24. − N1個(N1≦N)の光検出器により発せられたアナログ信号の合 計に等しい合計アナログ信号の形成と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置を表す信号を発することと、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置から経過する一定の時間間隔 の間、イベントの位置を表す信号を発することを遅延させることと をさらに含むことを特徴とする請求項22または請求項23に記載の方法。 25. イベントの位置を表す信号の前記形成は、各々のイベントに対してシ フトされて固定されている発生時刻を有するタイムスロット内部で生成された閾 値超過信号のみに前記信号が依存するように行われることを特徴とする請求項2 2から請求項24のいずれかに記載の方法。 26. 位置を表す信号の前記形成は、生成された全ての前記閾値超過信号が 隣接または関連した光検出器に対応している場合にのみ信号が発せられるように 行われることを特徴とする請求項22から請求項25のいずれかに記載の装置。 27. 各々の光検出器(60)に対して、該光検出器(60)により発せら れたパルスをディジタル化するステップをさらに含み、前記ディジタル化が一定 のステップpによって実行されることを特徴とする請求項22から請求項26の いずれかに記載の装置。 28. 各々の閾値超過信号が、3pより大きいかまたは3pに等しい持続時 間の間発せられることを特徴とする請求項27に記載の方法。 29. マップを定義しているN個の光検出器(60)の2次元配列に関連し たイベントを検出する方法であって、 ディジタル化手段(66)が各々の光検出器に結合されていることを特徴とし 、 請求項22から請求項26のいずれかに記載の信号処理方法を含むことを特徴 とする方法。 30. イベントの位置を表す前記信号が、第1および第2の成分を有してお り、各々の成分が、前記2次元の光検出器の配列の前記マップに配置されたイベ ントの座標に対応していることを特徴とする請求項29に記載の方法。 31. イベントの位置を表す信号の形成は、隣接しない光検出器により2つ の閾値超過信号が発せられるときには、いかなる位置信号も形成されずまたは発 せられないことを特徴とする請求項22から請求項30のいずれかに記載の方法 。 32. 前記光検出器が、ガンマカメラの光電子増倍管であることを特徴とす る請求項22から請求項31のいずれかに記載の方法。 33. 請求項32に記載の方法を実行することを特徴とする、送信による減 衰等化の画像化方法。 34. 請求項32に記載の方法を実行することを特徴とする、一致PET画 像化方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メテ,コリーヌ フランス国 38660 ラ テラス ルート ドゥ モンタボン 140 (72)発明者 タラリン,ミシェル フランス国 92330 ソー リュ デュ フール 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. N個の光検出器(60)の組立体からの信号を処理するための装置であ って、 − 前記光検出器により発せられかつディジタル化されたパルスの最大値また はエネルギーの値を表す信号を生成するための、各々の光検出器と結合された手 段(68)と、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る前記信号の振幅が閾値よりも大きな場合に、各々の光検出器に対する閾値(Vr )を超過する信号を生成する手段(70)と、 − 前記閾値超過信号の関数としてイベントの位置を表している信号を発する ための、前記光検出器に共通な手段(76,77)と を有し、 前記手段(76,77)が、 N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合に、第1の位置を表す第1信号を、 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合に、第2の位置を表す第2信号を、 隣接する前記第1および第2の光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合に、前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す第 3信号を 発することを可能にすることを特徴とする装置。 2. 前記ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置を検出するための 、かつ、該時間的位置からの一定の持続時間の間、前記閾値超過信号を発するこ とを遅延させるための、各々の光検出器と結合された手段(88,90)とをさ らに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 3. − N1個(N1≦N)の光検出器により発せられたアナログ信号の合計 に等しい合計アナログ信号を形成するための手段(98)と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置を表す信号を発するための手 段(104)と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置から経過する一定の時間間隔 の間、イベントの位置を表す信号を発することを遅延させるための手段(106 )と をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。 4. イベントの位置を表す信号を発するための前記手段(76,77)は、 各々のイベントに対してシフトされて固定されている発生時刻を有するタイムス ロット内部で生成された閾値超過信号のみに前記信号が依存するような手段であ ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の装置。 5. 位置を表す信号を発するための前記手段(76,77)は、生成された 全ての前記閾値超過信号が隣接または関連した光検出器に対応している場合にの み前記信号が発せられるような手段であることを特徴とする請求項1から請求項 4のいずれかに記載の装置。 6. 各々の光検出器(60)に対して、該光検出器(60)により発せられ たパルスをディジタル化する手段(66)をさらに有しており、前記ディジタル 化が、一定のステップpによって実行されることを特徴とする請求項1から請求 項5のいずれかに記載の装置。 7. 各々の閾値超過信号が、3pより大きいかまたは3pに等しい持続時間 の間発せられることを特徴とする請求項6に記載の装置。 8. − マップを定義している、N個の光検出器(60)の2次元配列と、 − 各々の光検出器と結合されたディジタル化手段(66)と、 − 請求項1から請求項5のいずれかに記載の装置と を具備する、イベントを検出するための装置。 9. イベントの位置を表す前記信号が、第1および第2の成分を有しており 、各々の成分が、前記2次元の光検出器の配列の前記マップに配置されたイベン トの座標に対応していることを特徴とする請求項8に記載の装置。 10. 前記光検出器が、正方形の配列に配置されていることを特徴とする請 求項8または請求項9に記載の装置。 11. 前記光検出器が、正方形の断面を有していることを特徴とする請求項 10に記載の装置。 12. 前記光検出器が、六角形の対称的な配列に配置されていることを特徴 とする請求項8または請求項9に記載の装置。 13. 前記光検出器が、六角形または円形の断面を有していることを特徴と する請求項12に記載の装置。 14. イベントの位置を表す信号を発するための前記手段は、隣接しない光 検出器により2つの閾値超過信号が発せられるときには、いかなる拉置信号も発 しないことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の装置。 15. N個の光検出器の組立体からの信号を処理するための装置であって、 − N個のディジタルコーディングユニット(66)と、 − 各々のディジタルコーディングユニットと結合されたディジタル合計手段 (68)または最大振幅検出手段と、 − 前記合計手段または最大振幅検出手段からの出力信号を、所定値(Vr) と比較する(比較)手段(70)と、 − 前記比較手段の出力によりアドレス指定された、少なくとも1つの読み取 りアクセスメモリ(76,77)と を有し、 前記読み取りアクセスメモリ(76,77)が、 N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合に、第1の位置を表す第1信号を、 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合に、第2の位置を表す第2信号を、 前記第1および第2の隣接する光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合に、前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す第 3信号を 発することを可能にすることを特徴とする装置。 16. 各々のディジタルコーディングユニットと結合された、 − 対応するディジタルコーディングユニットにより制御される手段であって 、ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置を検出する手段(88)と、 − シフトレジスタ(90)と、 − 前記比較手段の出力と前記シフトレジスタの出力とにより制御されるAN Dゲート(92)と をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の装置。 17. − N個の光検出器の出力を、入力端子において受け取るように意図 されたアナログ合計手段(98)と、 − 前記アナログ合計手段により制御される、アナログ信号の最大値を検出す る(最大値検出)手段(104)と、 − 前記最大値検出手段により制御されるシフトレジスタ(106)と、 − 前記読み取りアクセスメモリ(76)と前述のシフトレジスタ(106) とにより制御されるレジスタ(122)と をさらに有することを特徴とする請求項15または請求項16に記載の装置。 18. 2つの読み取りアクセスメモリ(76,77)を有していることを特 徴とする請求項15から請求項17のいずれかに記載の装置。 19. − N個の光検出器の2次元配列と、 − 請求項15から請求項18のいずれかに記載の装置と を具備するイベントを検出するための装置。 20. 請求項8から請求項13または請求項19のいずれかに記載の装置を 有しており、前記光検出器が光電子増倍管であることを特徴とするカメラ。 21. 請求項20に記載のカメラを有していることを特徴とするγ線画像化 装置。 22. イベントに応答して、N個の光検出器(60)の組立体により生成さ れる信号を処理するための方法であって、 − 各々の光検出器に対する、前記光検出器により発せられかつディジタル化 されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表す信号の生成と、 − 前記ディジタル化されたパルスの最大値またはエネルギーの値を表してい る信号の振幅が閾値よりも大きな場合の、各々の光検出器に対する閾値(Vr) の超過信号の生成と、 − 前記閾値超過信号の関数としてイベントの位置を表している信号の形成と を含み、 前記信号の形成は、 N個の光検出器の中の任意の第1の光検出器から生成される単一の閾値超 過信号が発せられる場合には、第1の位置を表す第1信号が形成され、 前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器から生成される単一の閾値 超過信号が発せられる場合には、第2の位置を表す第2信号が形成され、 前記第1および第2の隣接する光検出器に対応する2つの閾値超過信号が 発せられる場合には、前記第1および第2の位置とは異なった第3の位置を表す 第3信号が形成される ように行われることを特徴とする方法。 23. 各々の光検出器に対して、 前記ディジタル化されたパルスの最大値の時間的位置の検出と、 前記時間的位置からの一定の持続時間の間、前記閾値超過信号を発することを 遅延させることと をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。 24. − N1個(N1≦N)の光検出器により発せられたアナログ信号の合 計に等しい合計アナログ信号の形成と、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置を表す信号を発することと、 − 前記合計アナログ信号の最大値の時間的位置から経過する一定の時間間隔 の間、イベントの位置を表す信号を発することを遅延させることと をさらに含むことを特徴とする請求項22または請求項23に記載の方法。 25. イベントの位置を表す信号の前記形成は、各々のイベントに対してシ フトされて固定されている発生時刻を有するタイムスロット内部で生成された閾 値超過信号のみに前記信号が依存するように行われることを特徴とする請求項2 2から請求項24のいずれかに記載の方法。 26. 位置を表す信号の前記形成は、生成された全ての前記閾値超過信号が 隣接または関連した光検出器に対応している場合にのみ信号が発せられるように 行われることを特徴とする請求項22から請求項25のいずれかに記載の装置。 27. 各々の光検出器(60)に対して、該光検出器(60)により発せら れたパルスをディジタル化するステップをさらに含み、前記ディジタル化が、一 定のステップpによって実行されることを特徴とする請求項22から請求項26 のいずれかに記載の装置。 28. 各々の閾値超過信号が、3pより大きいかまたは3pに等しい持続時 間の間発せられることを特徴とする請求項27に記載の方法。 29. マップを定義しているN個の光検出器(60)の2次元配列に関連し たイベントを検出する方法であって、 ディジタル化手段(66)が各々の光検出器に結合されていることを特徴とし 、 請求項22から請求項26のいずれかに記載の信号処理方法を含むことを特徴 とする方法。 30. イベントの位置を表す前記信号が、第1および第2の成分を有してお り、各々の成分が、前記2次元の光検出器の配列の前記マップに配置されたイベ ントの座標に対応していることを特徴とする請求項29に記載の方法。 31. イベントの位置を表す信号の形成は、隣接しない光検出器により2つ の閾値超過信号が発せられるときには、いかなる位置信号も形成されずまたは発 せられないことを特徴とする請求項22から請求項30のいずれかに記載の方法 。 32. 前記光検出器が、ガンマカメラの光電子増倍管であることを特徴とす る請求項22から請求項31のいずれかに記載の方法。 33. 請求項32に記載の方法を実行することを特徴とする、送信による減 衰等化の画像化方法。 34. 請求項32に記載の方法を実行することを特徴とする、一致PET画 像化方法。
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