JP2001503306A - 空気循環式履物及びその製造方法 - Google Patents

空気循環式履物及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は摩耗靴底(2)、その前方部分に孔が備わった清潔靴底及びアッパーを呈する履物において、前記靴底(2)が、履物の内部に向かって開放した前方の少なくとも1つの圧縮チャンバ(5)及び履物の外部に向かってしか空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中の少なくとも1つの圧縮チャンバ(4)を有し、チャンバ(5)が、摩耗靴底(2)の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還弁(8)を有する導管(6)によりチャンバ(4)に連結されている履物に関する。本発明は、摩耗靴底(2)が成形され、その上に2重成形された快適層(3)を有し、この摩耗靴底(2)及び快適層(3)が互いの間に圧縮チャンバ(4、5)を構成し、これらのチャンバ(4、5)を連結しかつ第2の不還弁(8)の備わった導管(6)ならびに踵部の圧縮チャンバ(4)を外部と連結し第1の不還弁を備えたオリフィス(7)及び/又は導管を形成するか又は閉じ込めていることから成る。これは履物に応用される。

Description

【発明の詳細な説明】 空気循環式履物及びその製造方法 本発明は、空気循環式履物及びその製造方法に関する。 履物を履いた場合、長時間立ったままの姿勢でいるとき、足踏みしているとき 及び/又は長さに多少の差こそあれ徒歩で移動する際に、往々にして足の発汗及 び膨張に関連した不快感及び痛みが発生する。 この種の問題を解決するため、FR−A−2594305、FR−A−205 2268、FR−A−2695303、FR−A−2684525、EP−A− 0319968、WO−A−8910073及びWO−A9513714に記述 されたもののような空気循環式履物が提案された。これらの文書に提案された解 決法は、足底弓の下側のみが通気されているか又は空気が靴から外へ完全に排出 されず靴底の中で踵部から足底弓まで循環するだけで満足しているという点で、 完全に満足のいくものではない。 その上、摩耗靴底内に設けられたキャビティ内に設置された(GB−A−22 47391)又は摩耗靴底の質量の中に内蔵された(EP−A−0594518 )ポンプといった外部装置を利用するこれらの装置は、コストが高くつくことが 判明している。 FR−A−2723822では、履物の内部からこの履物の外部に向かって空 気を排出するための空気循環装置を有する履物が提案されていた。この履物は、 前方及び後方に圧縮可能なキャビティが中に設けられた摩耗靴底を有している。 圧縮キャビティは摩耗靴底の中で、例えばこの靴底の成形によって得られる。前 方部分の中の圧縮キャビティは、履物の内部に向かって開放した形で実施され、 一方踵部の中の圧縮キャビティ、靴底の前方部分からくる空気の流入と外部に向 かっての空気の流出のみを呈するような形で閉じられている。この圧縮キャビテ ィは一般に、履物の中への清潔靴底の接着により閉じられる。この装置によると 、履物の内部で優れた空気循環が得られる。すでに言及した通り、踵部の圧縮キ ャビティの閉鎖は、摩耗靴底上に清潔靴底を設置することによって行なわれる。 その結果、履物を一定時間使用した後、踵部の圧縮キャビティのレベルでの気密 性が失なわれ、かくして空気循環装置の効率は、例えば清潔靴底の摩耗によって 減少することになる。 これらの欠点を補正する目的で、本発明は、経済的なやり方で前記空気循環装 置を構成する要素の数を制限することによって、靴底の中に完全に空気循環装置 が内蔵されている空気循環式履物を提案している。 このため、本発明の目的は、摩耗靴底、その前方部分に孔が備わった清潔靴底 及びアッパーを呈する履物において、前記摩耗靴底が、履物の内部に向かって開 放したその前方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ及び履物の外部に向かっ てしか空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中 の少なくとも1つの圧縮チャンバを有し、前方部分内の圧縮チャンバが、摩耗靴 底の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還弁を有する導管を介 して踵部の圧縮チャンバに連結されている履物であって、摩耗靴底は成形され、 その上に2重成形された快適層を有し、この摩耗靴底及び快適層は互いの間に圧 縮チャンバを構成し、これらの圧縮チャンバを連結しかつ前方部分から踵部への 空気の通過のための第2の不還弁を備えた導管ならびに踵部のチャンバを外部と 連結しかつ第1の不還弁を備えたオリフィス及び/又は導管を形成するか又は閉 じ込めていることを特徴とする履物にある。 かくして、その上部部分に備わった快適層とその下部部分内の摩耗靴底に分解 される履物の靴底が構成され、この摩耗靴底と快適層は、空気循環装置の圧縮チ ャンバを互いの間に構成し、前記装置の唯一の後付け要素は、前方部分から摩耗 靴底の後部部分に向かっての空気の通過を確保するその不還弁の備わった導管、 ならびに前記チャンバの外へ履物のが外部に向かって空気を排出できるようにす るための踵部の圧縮チャンバの中に設置された不還弁であり得る。 その結果、履物の靴底の内部で事実上完全に閉鎖した踵部のレベルの圧縮チャ ンバが得られ、ここで、前方部分の圧縮チャンバと踵部の前記チャンバの間に設 置又は形成された導管のレベルでのみ空気の流入が許され、第1の不還弁を通し た外部への空気流出のみが許される。かくして、空気循環の効率を損う可能性の ある踵部の中の前記圧縮チャンバレベルでの履物の内部に向かう空気の漏出の危 険性はことごとく回避される。 好ましくは摩耗靴底は、その外側下部面上で、この外側下部面との関係におい て突出した刻み目を呈するような形で成形することができ、かくして、歩行時点 でこれらの刻み目は沈み込み、圧縮チャンバ内にとじ込められた空気に対し圧力 を及ぼすことになる。 好ましい一実施形態に従うと、前方部分及び/又は踵部のレベルの圧縮チャン バは、靴底の下部面をわずかに超える刻み目に対応するくり抜き部の形で実現さ れる。これらのくり抜き部は、空気が間で循環するように互いに連絡状態にある 小さな圧縮チャンバを構成する。かくして、各くり抜き部には、足が加える圧力 の効果の下で変形し靴底の下部面と刻み目のレベルを同じにすることのできる壁 が備わっている。 好ましくは、摩耗靴底を実現するためにポリウレタンを利用し、快適層は、発 泡ポリウレタンで作られる。 本発明に従った履物はさらに、踵部内の圧縮チャンバのレベルで、圧縮チャン バの上部壁と下部壁が共に変形を受け前記チャンバ内に閉じ込められた空気に圧 力を加えることができるかぎりにおいて、改善された空気循環を提供する。 本発明の履物内への空気の取込みは、アッパーの上縁部レベルで、又はアッパ ー内に具備された空気取込み用オリフィスを通って、特に足の甲レベルで行なう ことができる。なお、アッパーの内部は好ましくは、完全に開いた気孔をもつ巣 房状フォームに結びつけられる湿気を通さない透気性材料が張られている。かく して、アッパーの上縁部から入る空気は、アッパーの内側面全体に沿って循環し 足を通気することができる。 清潔靴底が履物の内部に設置され、これは摩耗靴底の快適層上に載っている。 この清潔靴底はその前方部分に、履物の内部を摩耗靴底の前方部分の圧縮チャン バと連絡状態におく孔を有する。 かくして、歩行中、前方部分の圧縮チャンバ内に入る汚れた空気は、ユーザー が足の前方部分を置いたときにこのチャンバ内で隔離された状態となり、履物の 内部から清潔靴底の孔を通っての空気の取込みを遮断する。前方部分の前記チャ ンバ内のこの圧力を受けた空気は導管及び不還弁を通って踵部に向かって排出さ れる。その後、踵部が置かれ、踵部の圧縮チャンバはこのとき、床により加えら れる応力及び履物のユーザーの足により加えられる応力を受ける。不還弁を有す る導管は踵部から靴底の前方に向かう空気の循環を妨げることから、空気は踵の 圧縮チャンバ内に具備され靴底の外部への空気の通過を可能にする不還弁を通し て排出される。 本発明は同様に、本発明に従った摩耗靴底、その前方部分に孔が備わった清潔 靴底及びアッパーを呈し、前記摩耗靴底が、履物の内部に向かって開放したその 前方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ及び履物の外部に向かってしか空気 の通過を許さない、少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中の少なく とも1つの圧縮チャンバを有し、前方部分内の圧縮チャンバが、摩耗靴底の前方 から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還弁を有する導管を介して踵部 の圧縮チャンバに連結されている履物を製造する方法において、前方部分内の圧 縮チャンバの原型である少なくとも1つの前方キャビティ及び踵部内の圧縮チャ ンバの原型である少なくとも1つの後方キャビティを呈する摩耗靴底を成形する 段階を含み、前記キャビティは前記摩耗靴底の上部面に向かって開放しており、 踵部のキャビティには、摩耗靴底の外部に通じる少なくとも1つのオリフィス及 び/又は導管が含まれ、各キャビティは、前記キャビティを連結しかつ靴底の前 方部分から踵部に向かっての空気の通過しか許容しない不還弁の備わった導管の 端部を収容するオリフィスを提示しており、さらに、磨耗靴底と共に、踵部の中 の閉じられた圧縮チャンバ及び履物の靴底の前方部分の中で開放し2つの圧縮チ ャンバを連結する導管を閉じ込める圧縮チャンバを構成している快適層により、 前記摩耗靴底を2重成形する段階が含まれ、踵部の圧縮チャンバのオリフィス及 び/又は導管の中には、チャンバから外部への空気の通過のみを許可するような 形で不還弁が設置されていることを特徴とする、履物製造方法に関する。 この不環弁は、摩耗靴底上の快適層の2重成形の前又は後で、キャビティの導 管及び/又はオリフィスの中に設置することができる。 摩耗靴底の圧縮チャンバを連結する不還弁の備わった導管は、快適層の2重成 形中に形成され得、弁は2重成形の前に設置される。 前方部分の圧縮チャンバが複数のくり抜き部で構成されている場合、快適層は 2重成形され、圧縮チャンバの前記くり抜き部と対面して孔を提示する。 ここで、唯一つの図が本発明に従った履物の靴底の縦断面図を表わしている図 面を参照しながら、本発明の一実施例について、より詳細に記述する。 本発明に従った履物の靴底1は、快適層3を有する摩耗靴底2を含む。 摩耗靴底は好ましくはポリウレタン成形によって得られる。この摩耗靴底2は 、踵部のレベルに圧縮チャンバ4の原型である後方キャビティを、そしてその前 方部分のレベルに圧縮チャンバ5の原型である前方キャビティを有している。2 つのキャビティは、摩耗靴底2の上部面上で開放しているような形で成形中に形 成される。 各キャビティは、このキャビティに通じるオリフィスを有し、各オリフィスは 、前記キャビティをまず連結し後にチャンバ4、5を連結する1本の導管6の片 端を収容している。 摩耗靴底2の成形中、チャンバ4の原型である後方キャビティに通じるオリフ ィス7を設ける。このオリフィス7はその後、不還弁(図示せず)或いはこの不 還弁の備わった導管を収容する。 その後、摩耗靴底2の2重成形により快適層3を実現する。好ましくは発泡ポ リウレタンが利用される。 2重成形中、快適層3は、踵部の中で閉じた圧縮チャンバ4を形成するような 形でチャンバ4の原型である後方キャビティを覆い、一方前方部分の圧縮チャン バ5は靴底1の上部面に向かった開放した状態に保たれる。 かくして、踵部の圧縮チャンバ4は、導管6を通るこの空気の流入とオリフィ ス7の中に取りつけられた不還弁を通る空気の流出のみを提供する。圧縮チャン バ4の壁は全て、歩行中に踵部を置いた時点で前記チャンバ4上に加わる圧縮の 際の優れた変形を確保する弾性変形可能な材料で構成されている。 摩耗靴底2は、好ましくは、その下部面上に、特に泥の多い又は湿った土の上 での靴底の優れた接地性を提供する刻み目9を構成する幾何学的形状のカット部 を有する。さらに、これらの刻み目(図示せず)のいくつかは、靴底2の下部表 面との関係において突出した状態で実施され、そのため、歩行に際してこれらの 刻み目は内部に向かって沈み込み、圧縮チャンバ4及び5の中に閉じ込められた 空気に圧力を加えてこれらのチャンバ4及び5から外への空気の排出を可能にす るようになっている。 履物内の空気の循環に有利に作用するように、導管6は、圧縮チャンバ5から 圧縮チャンバ4に向かっての空気の循環を可能にし逆の循環を妨げる不還弁8を 有する。 かくして、最少限の構成要素を利用し、従って製造が簡単で経済的に有利であ ることがわかる。1つの快適層の備わった摩耗靴底から成る履物の靴底の中に完 全に内蔵された装置を用いて空気の循環が完全に確保される履物が実現された。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月26日(1998.10.26) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.摩耗靴底(2)、その前方部分に孔が備わった清潔靴底及びアッパーを呈す る履物において、前記摩耗靴底(2)が、履物の内部に向かって開放したその前 方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ(5)及び履物の外部に向かってしか 空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中の少な くとも1つの圧縮チャンバ(4)を有し、前方部分内の圧縮チャンバ(5)が、 摩耗靴底(2)の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還弁(8 )を有する導管(6)を介して踵部の圧縮チャンバ(4)に連結されている履物 であって、 前方部分内の圧縮チャンバ(5)の原型である少なくとも1つの前方キャビテ ィ及び踵部内の圧縮チャンバの原型である少なくとも1つの後方キャビティを有 するような形で、摩耗靴底(2)が成形され、前記キャビティは前記靴底の上部 面上に開放しており、摩耗靴底には、その上に2重成形された快適層(3)が含 まれ、摩耗靴底(2)及び快適層(3)は互いの間に圧縮チャンバ(4、5)を 構成し、快適層(3)は摩耗靴底(2)の後方キャビティを被覆し、一方摩耗靴 底(2)の前方キャビティは開放状態に保たれ、摩耗靴底(2)及び快適層(3 )は、前記チャンバ(4、5)を連結しかつ第2の不還弁(8)の備わった導管 (6)ならびに踵部の圧縮チャンバ(4)を外部に連結しかつ第1の不還弁の備 わった少なくとも1つのオリフィス及び/又は導管を形成又は閉じ込めているこ とを特徴とする履物。 2.摩耗靴底の各々のキャビティが、このキャビティに通じ2つのキャビティを 連結する導管(6)の片端を収容するためのオリフィスを提示しており、後方キ ャビティにはさらに、靴底(1)の外部に向かって通じ第1の不還弁を収容する ためのオリフィス(7)が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の履物 。 3.摩耗靴底(2)がその外側下部面上に、その外側下部面の表面との関係にお いて突出した形で実施された刻み目を構成する幾何学形状のカット部を有するこ とを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の履物。 4.摩耗靴底(2)がポリウレタンで構成されていることを特徴とする請求項1 〜3のいずれか1項に記載の履物。 5.快適層(3)が発泡ポリウレタンで構成されていることを特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の履物。 6.請求項1〜5に記載の摩耗靴底(2)、その前方部分に孔が備わった清潔靴 底及びアッパーを呈し、前記摩耗靴底(2)が、履物の内部に向かって開放した その前方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ(5)及び履物の外部に向かっ てしか空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中 の少なくとも1つの圧縮チャンバ(4)を有し、前方部分内の圧縮チャンバ(5 )が、摩耗靴底(2)の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還 弁(8)を有する導管(6)を介して踵部の圧縮チャンバ(4)に連結されてい る履物を製造する方法において、 前方部分内の圧縮チャンバ(5)の原型である少なくとも1つの前方キャビテ ィ及び踵部内の圧縮チャンバ(4)の原型である少なくとも1つの後方キャビテ ィを呈する摩耗靴底(2)を成形する段階を含み、前記キャビティは前記摩耗靴 底(2)の上部面に向かって開放しており、踵部の後方キャビティには、摩耗靴 底(2)の外部に通じる少なくとも1つのオリフィス(7)及び/又は導管が含 まれ、各キャビティは、前記キャビティを連結しかつ摩耗靴底(2)の前方部分 から踵部に向かっての空気の通過しか許容しない不還弁(8)の備わった導管( 6)の端部を収容するオリフィスを提示しており、さらに 摩耗靴底(2)と共 に、踵部の中の閉じられた圧縮チャンバ(4)及び履物の靴底(1)の前方部分 の中で開放し導管(6)を閉じ込める圧縮チャンバ(5)を構成している快適層 (3)により、前記摩耗靴底(2)を2重成形する段階が含まれ、踵部のチャン バ(4)のオリフィス(7)及び/又は導管の中にはチャンバ(4)から外部へ の空気の通過のみを許可するような形で不還弁が設置されていることを特徴とす る、履物製造方法。 7.快適層の2重成形の前に踵部の圧縮チャンバ(4)の原型である後部キャビ ティの導管又はオリフィスの中に不還弁を設置することを特徴とする請求項6に 記載の方法。 8.快適層の2重成形の後に圧縮チャンバの導管又はオリフィスの中に不還弁を 設置することを特徴とする請求項6に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.摩耗靴底(2)、その前方部分に孔が備わった清潔靴底及びアッパーを呈す る履物において、前記摩耗靴底(2)が、履物の内部に向かって開放したその前 方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ(5)及び履物の外部に向かってしか 空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中の少な くとも1つの圧縮チャンバ(4)を有し、前方部分内の圧縮チャンバ(5)が、 摩耗靴底(2)の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還弁(8 )を有する導管(6)を介して踵部の圧縮チャンバ(4)に連結されている履物 であって、 摩耗靴底(2)は成形され、その上に2重成形された快適層(3)を有し、こ の摩耗靴底(2)及び快適靴底(3)は互いの間に圧縮チャンバ(4、5)を構 成し、これらのチャンバ(4、5)を連結しかつ第2の不還弁(8)の備わった 導管(6)ならびに踵部の圧縮チャンバ(4)を外部と連結しかつ第1の不還弁 を備えたオリフィス(7)及び/又は導管を形成するか又は閉じ込めていること を特徴とする履物。 2.成形された摩耗靴底(2)が、前方部分の中の圧縮チャンバ(5)の原型で ある前方キャビティ及び後方部分の中の圧縮チャンバ(4)の原型である後方キ ャビティを有し、これらのキャビティはその上部面で開放し、各キャビティは、 このキャビティに通じ2つのキャビティを連結する導管(6)の片端を収容する ためのオリフィスを提示しており、後方キャビティにはさらに、靴底(1)の外 部に向かって通じ第1の不還弁を収容するためのオリフィス(7)が含まれてい ることを特徴とする請求項1に記載の履物。 3.摩耗靴底(2)がその外側下部面上に、その外側下部面の表面との関係にお いて突出した形で実施された刻み目を構成する幾何学形状のカット部を有するこ と、を特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の履物。 4.摩耗靴底(2)がポリウレタンで構成されていることを特徴とする請求項1 〜3のいずれか1項に記載の履物。 5.快適層(3)が発泡ポリウレタンで構成されていることを特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の履物。 6.請求項1〜5に記載の摩耗靴底(2)、その前方部分に孔が備わった清潔靴 底及びアッパーを呈し、前記摩耗靴底(2)が、履物の内部に向かって開放した その前方部分内の少なくとも1つの圧縮チャンバ(5)及び履物の外部に向かっ てしか空気の通過を許さない少なくとも1つの第1の不還弁の備わった踵部の中 の少なくとも1つの圧縮チャンバ(4)を有し、前方部分内の圧縮チャンバ(5 )が、摩耗靴底(2)の前方から後方への空気の循環のみを許容する第2の不還 弁(8)を有する導管(6)を介して踵部の圧縮チャンバ(4)に連結されてい る履物を製造する方法において、 前方部分内の圧縮チャンバ(5)の原型である少なくとも1つの前方キャビテ ィ及び踵部内の圧縮チャンバ(4)の原型である少なくとも1つの後方キャビテ ィを呈する摩耗靴底(2)を成形する段階を含み、前記キャビティは前記摩耗靴 底(2)の上部面に向かって開放しており、踵部の後方キャビティには、摩耗靴 底(2)の外部に通じる少なくとも1つのオリフィス(7)及び/又は導管が含 まれ、各キャビティは、前記キャビティを連結しかつ摩耗靴底(2)の前方部分 から踵部に向かっての空気の通過しか許容しない不還弁(8)の備わった導管( 6)の端部を収容するオリフィスを提示しており、さらに 摩耗靴底(2)と共 に、踵部の中の閉じられた圧縮チャンバ(4)及び履物の靴底(1)の前方部分 の中で開放し導管(6)を閉じ込める圧縮チャンバ(5)を構成している快適層 (3)により、前記摩耗靴底(2)を2重成形する段階が含まれ、踵部のチャン バ(4)のオリフィス(7)及び/又は導管の中にはチャンバ(4)から外部へ の空気の通過のみを許可するような形で不還弁が設置されていることを特徴とす る、履物製造方法。 7.快適層の2重成形の前に踵部の圧縮チャンバ(4)の原型である後部キャビ ティの導管又はオリフィスの中に不還弁を設置することを特徴とする請求項6に 記載の方法。 8.快適層の2重成形の後に圧縮チャンバの導管又はオリフィスの中に不還弁を 設置することを特徴とする請求項6に記載の方法。
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