JP2001502812A - 無線周波数通信システムにおけるマルチ解像度オーディオ信号送信方法 - Google Patents

無線周波数通信システムにおけるマルチ解像度オーディオ信号送信方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、無線周波数通信システムにおいて無線デバイスを介してマルチ解像度オーディオ信号を送信するための方法に関する。オーディオ信号は、解像度レベルに分解される。オーディオ信号は、ベース送信レートにあるベース信号と、1つ以上の信号デテールを含むレベルに分解される。ベース信号は、最も粗い解像度又は質の信号を表す。各信号デテールは、ベース信号と結合されると、デテールと送信レートを上げることによって、信号の解像度を改善する。オーディオ受信ユニットは、オーディオ送信ユニットに対して、オーディオ送信依頼のためのリクエストを送信する。初期リクエストに応答して、ベース信号がオーディオ受信ユニットに送信される。ベース信号が不十分であれば、付加的信号デテールを送信させるための更なるリクエストを送ることによって、音質は段階的に上げることができる。付加的信号デテールは、オーディオ送信ユニットにおいてベース信号と結合されて、信号をより高いレベルの音質にする。より高い音質のオーディオ信号がオーディオ受信ユニットに送信される。

Description

【発明の詳細な説明】 無線周波数通信システムにおけるマルチ解像度オーディオ信号送信方法 発明の分野 本発明は無線通信システムに関し、特に、無線周波通信システムにおいて無線 装置を介してマルチ解像度のオーディオ信号を送信する方法に関する。 背景技術 現在の技術において、特定の規格に従った無線周波通信システムは、最大無線 送信レートによって支配されている。典型的な最大無線送信レートは、1秒当た り64000ビット(64kbps)程度であり、これはハイファイオーディオ に対応する。しかしながら、フルレートでのオーディオ信号送信には、パワート スペクトルに換算すると大変な量の資源が必要である。このように、フルレート オーディオ送信は、移動セルラー通信のような用途では、費用の割りに効果がな いが、これらのパラメータが決定的なものにならない有線通信システムや高パワ ー指向性マイクロ波リンクには適している。 また、移動セルラー通信システムにおける主な用法は、無線電話を通じての会 話のやりとりのための音声用である。単純な音声通信では、ハイファイオーディ オは、効率の良い通信にっとって重要なものではない。人間の聴覚は、ずっと低 い解像度でのオーディオ信号を区別することができる。このような場合、1秒当 たり3200ビット(3.2kbps)程度のオーディオ送信レートでも、会話 をしている者にとって充分なオーディオ品質を提供することができる。このレベ ルでの通信は、通信システムにとって、パワーとスペクトルの節約になる。しか しながら、例えば、音楽記録を送信しなければならない場合など、ハイファイオ ーディオが必要になることもある。問題は、オーディオ送信レートが決定される のは、オーディオ信号が符号化される時であり、符号化デバイスは典型的には、 単一の所定レートで信号を符号化することである。このように、低い送信レート でのパワーとスペクトル資源の節約と、高送信レートでシステムユーザに受け入 れられるオーディオ解像度を提供することとの間には、トレードオフの関係があ る。従って、必要なのは、このトレードオフを除くことによって、無線周波通信 システムを介して送信されるオーディオ信号の解像度ないし品質を、ユーザが、 特定の状況に合わせて、変化させることができるようにするシステムである。 発明の要約 本発明は、無線周波通信システムにおいて無線デバイスを介してマルチ解像度 のオーディオ信号を送信するための方法に関する。 この方法は、オーディオ信号を小波(wavelet)技術を使って分解する。分解 された元の信号は、元の信号の最も低い解像度を表すベース信号と、ベース信号 に加えられた時に解像度を増す1つ以上の信号デテールとを含む。オーディオが 分解できる最大の解像度数は、オーディオ送信ユニットの解像度限界によって、 または送信者側によるオーディオ送信ユニット上での人為的な限界によって決め られる。 通信チャンネルを設立した後、ベース信号はオーディオ受信ユニットへ送信さ れる。オーディオ受信ユニットは、付加的信号デテールを求めるリクエストをオ ーディオ送信ユニットに送ることによって信号解像度を上げる手段を備える。付 加的信号デテールは、再び小波技術を使用して、前の解像度と結合され、より高 い解像度のオーディオ信号を生成する。次に、この高い解像度の信号が、オーデ ィオ受信ユニットに送信される。オーディオ受信ユニットは、付加的信号デテー ルを求める複数のリクエストを送ることができる。その都度、付加的信号デテー ルが前の解像度と結合されて、より高い解像度の新しいオーディオ信号が生成さ れる。 オーディオ信号を段階的(incremental)解像度に分解することの利点は、了 解できる程度の容認できる品質を提供するのに必要なだけの解像度の信号だけを 送信することができる点にある。例えば、普通の会話の音声のようなオーディオ 信号は、低レベルあるいは中レベルの信号解像度で了解することができる。より 低い解像度を送信することによって、帯域も電力も節約される。音楽作品のよう なオーディオは、その通信の受信側にとって、効果を持つには、ある程度高い解 像度が必要になるであろう。そのような場合、受信側は、より高い解像度を要求 することができる。 要求される解像度は、通信のどちら側からも決めることができ、あるいは通信 デバイスの解像度限界によって決まる。このコンセプトの代表的用途は、手に持 った携帯セルラー無線デバイスあるいは手に持った携帯セルラー無線デバイスに インターフェースを介して接続されたコンパクトディスクプレイヤからのオーデ ィオ信号の送信を含む。従って、本発明の主な利点は、無線周波通信システムの パワー及びスペクトルの要求を少なくしながら、デバイスのユーザが自分たちの 必要に合わせて最適な解像度を決めることができる点にある。 図面の簡単な説明 図1は、本発明のシステム及び方法を導入するのに必要なシステム構成の全体 的ブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態としてのシステム及び方法のオーディオ送信ユニ ットのブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態としてのシステム及び方法のオーディオ受信ユニ ットのブロック図である。 図4は、本発明の実施のオーディオ送信ユニットの操作を示すフローチャート である。 図5は、本発明の実施のオーディオ受信ユニットの操作を示すフローチャート である。 発明の詳細な説明 図面を参照し、図1は、マルチ解像度オーディオ送信システム10を示す。マ ルチ解像度オーディオ送信システム10の基本構成要素は、オーディオ送信ユニ ット20と、オーディオ受信ユニット70と、オーディオ送信ユニット20とオ ーディオ受信ユニット70との間の通信リンクを提供する通信メディア110と である。 図2は、オーディオ送信ユニット20の詳細を示す。オーディオ送信ユニット 20は、基本的に、オーディオ処理器30と、オーディオ品質制御ユニット50 と、ディスプレイ65とを備える。オーディオ処理器30は、オーディオ入力を デジタル符号化し、信号を分解し、解像度を選択し、送信レートと保護パラメー タを符号化してから、信号をオーディオ受信ユニット70に送信する。オーディ オ品質制御ユニット50は、送信側又は受信側によって、オーディオ送信の品質 レベルを高めることを可能にする。オーディオ送信ユニット20がオーディオ送 信のために使用するオーディオ品質又は解像度は、ディスプレイ65に示される 。 オーディオ処理器30は、オーディオ入力デバイス32、アナログ・デジタル 変換器34、フルレート信号コーダ36、信号分解器38、符号レート選択モジ ュール40、不均等(unequal)エラー保護モジュール42、信号結合器44、 送信モジュール46を備える。オーディオ信号はオーディオ送信ユニット20へ オーディオ入力デバイス32を介して入力される。オーディオ入力デバイス32 は、例えば、マイクロフォン、圧電トランスジューサ、又はオーディオ再生デバ イス、例えばテープレコーダ又はコンパクトディスクプレイヤを備えることがで きる。アナログ・デジタル変換器34は、音声信号をデジタル形式に変換する。 デジタル信号は、フルレート信号コーダ36によって符号化されて信号を圧縮す る。フルレート信号コーダ36の出力は、標準的13kbpsオーディオ信号で ある。フルレート信号コーダ36の出力は、信号分解器38によって分解される 。信号分解器38はフルレート信号を低レート(粗い)ベースオーディオ信号と 離散段階的信号デテールレベル(discrete incremental levels)とに分解する 。信号デテールは、各レベ毎に増す。即ち、ベース信号に信号デテールレベルを 追加することによってデテールが付加され送信レートが上り、よって送信される オーディオ信号の解像度又は品質が上がる。フルレートオーディオ信号の分解に は、例えば、小波技術あるいはその他のピラミッド型分解方式を使うことができ る。そのような方法は、当業者にとってはよく知られているので、説明は省略す る。小波技術の詳細な説明については、エス・ジー・マロー(S.G.Mallot)著「 マルチ解像度信号分解の理論,小波表現(A Theory for Multiresolution Signa l Decomposition:Wavelet Representation)」IEEE Transactions on Pattern A nalysis and Machine Intelligence、11巻、7号、674−693ページ(1 989年7月)を参照。この文献は本明細書において参照される。符号レート選 択モジュール40は、チャンネル符号化用に、信号S0,D1,D2,...D0の どれが不均等エラー保護モジュール42に通過するかを決める。信号結合器44 は、チャンネル符号化の後、ベース信号及び/又は信号デテールを結合する。 送信モジュール46を使用してオーディオ信号を選択された解像度で離れた所に あるオーディオ受信ユニット70に送信する。 オーディオ品質制御ユニット50は、オーディオ送信ユニット20によって送 信される解像度を制御する。オーディオ品質制御ユニット50は、受信モジュー ル52、選択コントローラ54、カウンタ56、ローカル制御デバイス58を備 える。受信モジュール52は、オーディオ受信ユニット70からの信号デテール リクエストを受信し復調する。選択コントローラ54は、送信リクエストを処理 して符号レート選択モジュール40に、リクエストに基づくデテール信号を通す ように指示する。カウンタ56は、画像送信ユニット20により送信されるデテ ールの合計数を保持する。本説明中で送信リクエストとも称する付加的信号デテ ールの送信を要求してくるリクエストは受信モジュール52にも入力される。符 号レート選択モジュール40は、リクエストされた付加的信号デテールを既存の 信号に加えることによって音質のレベルをあげる。信号の解像度もあがる。何故 なら、デテールの付加は、各デテールに対する信号送信のレートを上げることに もなるから。一般に、信号送信レートが上がるにつれて、送信されるオーディオ の質も高くなる。信号デテールが加えられると同時に、カウンタモジュール56 も更新されて、オーディオ送信に使用される信号デテールの合計レベル数を保持 する。 解像度は、最初にオーディオ受信ユニット70からの送信リクエストを受け取 ることなく上げることができる。これは、オーディオ送信ユニット20に組み込 まれたローカル制御デバイス58によって行われ、デバイス58はオーディオ送 信ユニット20に接続されたキーパッドのようなマン・マシンインターフェース によって制御される。このような場合、オーディオ送信ユニット20のユーザは 、オーディオ受信ユニット70のユーザからの言葉によるリクエストに応答して 信号デテールを加えることによってオーディオ信号の解像度を上げることができ る。符号レート選択器40は、信号デテールを加えて送信レートを上げることに よってオーディオ受信ユニット70へ送信されるオーディオ信号の解像度を上げ る。この場合、会話の両者に示した解像度を維持するために、送信されるオーデ ィオ信号で符号化された情報を知らせ、且つ/又はオーディオ受信ユニット70 内の カウンタ96を信号の解像度に更新する。 オーディオ受信ユニット70は、図3に示されたように、受信器80とオーデ ィオ品質調調整ユニット90とを備える。受信器80は、オーディオ信号を受信 し、その信号を受信者に聞こえるオーディオ出力に変換する。受信器80は、受 信モジュール82、オーディオ信号処理器84、オーディオ出力デバイス86を 備える。受信されたオーディオ信号は受信モジュール82によって復調される。 復調信号は、次に、オーディオ信号処理器84によって復号され、出力デバイス 86に送られ、可聴信号を生成する。 オーディオ信号調整ユニット90によって、受信者側は、送信側に対して、オ ーディオ送信を開始するよう最初のリクエストを行うことができる。また、受信 者側は、受信音声の質が不十分な場合は信号デテールを求めるリクエストを出す ことができる。オーディオ品質調整ユニット90は、オーディオ品質制御デバイ ス92、タイマー94、カウンタモジュール96、ディスプレイ98、送信モジ ュール100を備える。 オーディオ品質制御デバイス92は、オーディオ信号の解像度を上げるのに使 用される。オーディオ品質制御デバイス92は、例えば、プッシュボタンを備え る。ボタン92を押すことによって、送信リクエストが送信モジュール100を 介して送られる。タイマー94は、信号デテールを求めるリクエストの送信を遅 延させて、ボタン92の複数回の押圧が蓄積されて、単一リクエストとして送ら れるようにする。カウンタモジュール96は、オーディオ送信ユニット20に送 られる送信リクエストの数を保持する。受信されるオーディオ信号の解像度は、 ディスプレイ98上で示される。 図1に示された通信メディア110は、オーディオ送信ユニット20がオーデ ィオ受信ユニット70と通信しあうための手段を備える。この通信手段は、本発 明に特有のものではないが、有線、無線周波、赤外線、又はマイクロ波のような 方法でよい。通信手段のサブクラスは、オーディオ送信ユニット20とオーディ オ受信ユニット70との間の通信において特定の役割をするための任意のチャン ネルでよい。本発明においては、無線周波通信手段が想定されている。 本発明の送信システムを使用するには、オーディオ信号Sがまずデジタル符号 化され、次に、例えば小波技術を使用して、ベース信号S0と一連の信号デテー ルD1,D2,...,Dnとに分解される。信号デテールD1,D2,...,Dn は、次に、シーケンシャルに、ベース送信レートR0で符号化されたベース信号 S0と順次再結合され、オーディオ信号の品質を、増加する信号送信レートで上 げていく。例えば、S0はD1と結合されて、ベース信号より1つ解像度レベルが 上がったオーディオ信号を提供する。この信号は対応のオーディオ信号送信レー トR1を持つ。同様に、S0が、D1とD2と結合されると、ベース信号より解像度 レベルが2つ上がったオーディオ信号を提供する。この信号はオーディオ信号送 信レートR2を持つことになる。R2はR1より大きい。このコンセプトに従うと 、D1,D2,...,Dn結合されたS0は、元のオーディオ信号に対応して得ら れる最高の解像度のオーディオ信号を提供する。このようにして、最高の解像度 レベルが最高の送信レートRで送信され、これがハイファイオーディオとなる。 尚、マルチ解像度送信システム10の階層性により、マルチ解像度オーディオ 送信においてベース信号が最も重要になってくる。このベース信号の重要性は、 それが元になって、その上に信号デテールが加えられていく点にある。だから、 送信に際してこのデータを完全に保持しなければならない。同じ理由から、解像 度を上げるためにベース信号に加えられていく信号デテールのうち低いレベルの ものは、細かい信号デテールのレベルのものより重要である。このように、リク エストされる解像度が上がるにつれて段々と早くなる信号送信レートを割り当て ることの他に、マルチ解像度無線送信システムは、信号成分の相対的重要性に基 づいて、異なったエラー保護を信号成分に割り当てる。ベース信号は、最も高い エラー保護を割り当てられ、D1...DNの各信号デテールは、エラー保護が段 段低くなる。このオーディオ信号の成分に対するエラー保護の割り当ては、不均 等エラー保護と呼ばれ、送信用に成分を結合する前に、オーディオ信号の各成分 内に符号化される。 オリジナルオーディオ信号が分解された後、オーディオ送信ユニット20は、 オーディオ受信ユニット70に送信される信号レベル数を決める。送信リクエス トがオーディオ受信ユニット70から受信されると、オーディオ送信ユニット2 0はオーディオ信号データの求められたレベルを送ることで応答する。普通、最 初の送信リクエストに対してはベース信号だけが送信される。この信号は、大抵 、オリジナル信号より1桁小さい。しかしながら、最初のオーディオ信号は、ベ ース信号の他に1つ以上の信号デテールを含むこともできる。そのような場合、 ベース信号と指定された数の信号デテールが符号レート選択モジュール40によ って選択されてから送信される。 更にもっとデテールが要求される場合、受信者側はそれを要求するための付加 的送信リクエストを(リアルタイムで)送ることができる。付加的送信リクエス トが出されるごとに、オーディオ送信ユニット20は応答し、符号レート選択モ ジュール40に対して、オーディオ受信ユニット70に送信される信号デテール のレベルを上げさせる。このようにして、オリジナルオーディオ信号が信号分解 ユニット38で分解された後、信号のフル解像度(ベース信号と、分解の最高レ ベルに至るまでのすべてのデテールレベル)をオーディオ受信ユニット70に送 ることができる。次に、符号レート選択モジュール40は、「バルブ」の役を果 たす。即ち、リクエストされたレベルまでの信号デテールだけを送信用に通過さ せる。付加的信号デテールがリクエストされると、「バルブ」が開いて、より多 くの信号デテールが通過できるようになる。更に、デテールのレベルが上がるに つれて、信号送信レートも上がる。その結果、オーディオ信号の解像度が改良さ れる。デテールのレベルが決定されると、次に、不均等エラー保護が各信号レベ ルに割り当てられる。ただし、送信する前に、オーディオ信号デテールは、ベー ス信号と以前に付加された信号デテールすべてと再び結合され、1つとなった信 号が送信される。オーディオ送信ユニット20がマルチプル信号デテールに対す るリクエストを受信すると、対応の数の信号デテールが現在の解像度レベルに付 加され、より高品位の信号が送信される。 尚、オーディオ送信ユニット20のユーザは、マルチ解像度オーディオ信号を 受信できる特定のオーディオ受信ユニット70を指定できるようにすることもで きる。実際には、このような限定は、無線送信ユニット20のユーザが無線電話 通信システムにおけるデバイスにある特定の電話番号をプログラムすることによ って実現される。その結果、オーディオ受信ユニット70を持つこれらの登録さ れた特定の電話番号からの呼び出し人だけが、フルマルチ解像度オーディオ信号 を受信することができる。オーディオ送信ユニット20のユーザにより登録され た以外の番号からの呼び出し人は、オーディオ信号を全く受信できないか、ある いは設定された解像度レベルのオーディオ信号を受信するかである。ここで、す べてのオーディオ信号送信をブロックすることは、部外者によるオーディオ信号 の受信を防止するための機密保持対策になる。部外者に対して限界ぎりぎりのベ ース信号だけを送信することによって、同様の機密保持効果が出る。一方、高い 解像度レベルの送信、例えばベース信号が多数の信号デテールと結合されたもの の送信も、オーディオ送信ユニット20のユーザが設定することができ、これに より、送信解像度を限定することができる。オーディオ送信ユニット20のユー ザは、中程度の解像度レベルが受信者側の必要に合うと決めて、そのレベルだけ を送信することもできる。従って、これらの特性は、機密保持に役立つだけでな く、オーディオ送信の帯域及びパワーパラメータの最適化にも役立つ。 次に、図4及び図5を参照して、オーディオ送信ユニット20とオーディオ受 信ユニット70の動作を詳細に説明する。呼開始の際、通信の各側は、S0ある いはS0とD1の結合というように送信の初期解像度レベルを設定する。最小レベ ルの解像度を設定するステップは、オーディオ送信ユニット20に対しては機能 ブロック120(図4)が、オーディオ受信ユニット70に対しては機能ブロッ ク150(図5)が示す。典型的には、このレベルは、オーディオ送信ユニット 20とオーディオ受信ユニット70のそれぞれのユーザによってプリセットされ る。各側によって指定されたレベルが異なる場合は、2つの値のうち小さい方の レベルが限定初期パラメータとなる。 最低解像度レベルの設定に加えて、送信側は、受信側が得ることのできる最大 レベルの解像度を指定することもできる。送信側が設定する最大レベルは、シス テムに最初に入力されるオリジナルオーディオ信号の解像度より低い場合もある 。例えば、オーディオ信号は、元々ベース信号と7つの付加的信号デテールに分 解される。送信側は、得られる最大解像度を4つの付加的信号デテールに限定す ることができる。このようにすると、受信側が受信できる最大解像度は、ベース 信号と4つの付加的信号デテールとの結合であり、オリジナル信号のフル解像度 は受信することができない。この特徴は、送信側が通信費用を持ち、オーディオ 送 信にかかる送信時間を制限するのに役立つ。 最低レベルの解像度が設定された後、オーディオ送信が開始されるのは、オー ディオ受信ユニット70からオーディオ送信ユニット20へ、高速付随制御チャ ンネル(FACCH)あるいは低速付随制御チャンネル(SACCH)のような 専用制御チャンネルDCCを介して、送信リクエストが送られた時である。 先に述べたように、オーディオ入力デバイス32を介したアナログオーディオ 信号入力は、アナログ・デジタル変換器34によってデジタル信号に変換される 。この単一デジタル信号は、次に、フルレート信号コーダ36により、使用され ている特定のオーディオ送信システムにとって可能なフル送信レートで、符号化 される。この時点で、信号は、信号分解器38によって、ベース信号と多数の信 号デテールに分解される。元の信号が分解される信号デテールの数は、分解最大 レベルと呼ばれる。分解最大レベルは、オーディオ送信ユニット20の計算の複 雑度によって決まるが、人為的に送信側によって制限することもできる。分解さ れると、元のオーディオ信号の成分は、前述のように、選択的にオーディオ受信 ユニット70に送信される。 次に、図4において、オーディオ送信ユニット20の動作を説明する。送信リ クエストがオーディオ送信ユニット20(判定ブロック122)によって受信さ れると、オーディオ送信ユニット20は、適当なデテールのレベルを選択するこ とによってオーディオ信号の解像度を調整する。全体として機能ブロック124 によって示されているように、第1送信リクエストが受信されると、オーディオ 送信ユニット20は、符号レート選択器40に、オーディオ受信ユニット70に 送信させるベース信号を選択させる。その後、各送信リクエストに応答して、オ ーディオ送信ユニット20は、符号レート選択器40に、ベース信号に付加され る次のレベルの信号デテールを選択させる。マルチプルデテールのリクエストが 受信されると、オーディオ送信ユニット20は、符号レート選択器40に、その 数のデテールをベース信号の上乗せされた以前のレベルの解像度に付加させるべ く選択させる(機能ブロック124)。機能ブロック126に示されているよう に、オーディオ信号データに対する送信リクエストが受信される度に、カウンタ モジュール60の値が上がり(機能ブロック126)、オーディオ受信ユニット 70によってリクエストされた信号デテールの数が、そのオーディオ信号にとっ て可能な最大レベルを越えていないことを確認する。 リクエストされたレベルの解像度が符号レート選択モジュール40によって選 択されると、ベース信号とリクエストを含む全ての信号デテールが、それぞれ、 不均等エラー保護モジュール42において、エラー保護により符号化される(機 能ブロック128)。ベース信号と選択された信号デテールは、次に、信号結合 器44によって(機能ブロック130)結合され、単一のオーディオ信号になる 。ベース信号と信号デテールはそれぞれ異なった送信レートを含むので、これら の要素の結合は、信号に対して累積的(cumulative)送信レートを生成する。次 に、オーディオ信号は送信モジュール46(機能ブロック132)を介してオー ディオ受信ユニット70に送信される。 オーディオ信号を送信した後、送信側は、呼を終了することができる(判定ブ ロック134)。呼が終了されないうちは、受信側は付加的信号デテールを求め るリクエストを送ることができる(判定ブロック122)。以前と同様、付加的 信号デテールを要求するリクエストが受信されると、以前のオーディオ信号の解 像度が上げられてから送信される。しかしながら、付加的信号デテールを要求す るリクエストをオーディオ送信ユニット20が受信しなければ、現在のレベルの 解像度が、2つの側の間の通信の残りに使用される(判定ブロック136及び機 能ブロック138)。両者が通信を終了すると(判定ブロック134)、呼が終 了する前にカウンタ60がリセットされる(機能ブロック140)。 次に、図5を参照して、オーディオ受信ユニット70の動作を説明する。オー ディオ受信ユニット70が送信リクエストをオーディオ送信ユニット20に送る と(判定ブロック152)、オーディオ送信プロセスが開始される。カウンタモ ジュール96がインクリメントされ、リクエストされたオーディオ信号デテール の数を数える(機能ブロック154)。オーディオ受信ユニット70が、リクエ ストされた解像度レベルでオーディオ送信ユニット20からオーディオ送信を受 信した(機能ブロック156)後、受信側は、オーディオ出力デバイス86から のオーディオ出力を聞き、音質が許容できるかどうかを決める。 オーディオ信号の受信後、受信側は、呼を終了することもできる(判定ブロッ ク160)。呼が終了されず、且つ受信側が初期オーディオ信号S1の受信後解 像度あるいあ音質に不満である場合、所望のレベルの付加的信号デテールに対応 する回数だけボタン92を押すことによって、オーディオ解像度を上げることが できる。ボタン92が作動すると(判定ブロック152)、3つのイベントが生 じる。タイマー94が作動し、ボタン92の作動状態に対応するインクリメント がカウンタモジュール96により登録され(機能ブロック154)、合計解像度 レベルがディスプレイ98に指示される。所定のタイムアウト経過後、タイマー 94は、カウンタモジュール96に、カウンタモジュール96により登録された インクリメントに対応する付加的信号デテールを要求するリクエストをオーディ オ送信ユニット20に送る指令を出す。例えば、ボタン92が2回押されていれ ば、2つの付加的信号デテールを要求するリクエストが、専用制御チャンネルD CCを介して送られる。同様に、受信側がボタン92を3回押していれば、オー ディオ受信ユニット70に送信されたオーディオ解像度の現在のレベルに、3つ の付加的信号デテールを加えることがオーディオ送信ユニット20に要求される 。 オーディオ信号の解像度を1つずつ段階的に調整して上げるプロセスは、前述 のように、受信側がオーディオ出力の解像度に満足するまで、あるいは最大数の 信号デテールが使用されるまで継続される。受信側がそれ以上の信号デテールに 対する付加的リクエストを出さなくなると(判定ブロック152)、現在のレベ ルの解像度で両者の間の通信が継続する(機能ブロック162)。通信が終了さ れると(判定ブロック160)、カウンタ96がリセットされてから、呼が終了 する(機能ブロック164)。 以上述べたマルチ解像度オーディオ信号を送信する方法は、性能向上を説明す るものであり、通信の両側で解像度又は音質の最適レベルを決めることによって 実現される。この方法により、非常に効果的な音の送信が可能となり、特に、最 高レベルの解像度がユーザにとって必要ない場合に効果が増す。従って、無線周 波数通信に適用された場合、本方法は、必要帯域を減らし電力消費を押さえるこ とによってオーディオ通信の性能を増すことになる。 勿論、本発明は、ここに示した例の他にも、本発明の精神、本質から離れずに 、実施することができる。従って、以上の説明は本発明を限定するものではなく 、 以下の請求の範囲と同等の意味を持つ範囲に入るすべての変更は、本発明に含ま れるものとする。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. マルチ解像度オーディオ信号を送信する方法であって、 イ)オーディオ信号を、所定の最小解像度を持つベース信号と、1つ以上の信 号デテールとに分割するステップであって、当該信号デテールは、ベース信号と 再結合された時に、オーディオ信号の解像度レベルを最小解像度から最大解像度 まで段階的に上げることを特徴とするステップと、 ロ)送信用の解像度レベルを選択するステップと、 ハ)前記ベース信号と、選択された解像度に対応して選択された信号デテール とをオーディオ受信ユニットに送信するステップと、 ニ)選択された信号デテールをベース信号と結合して選択された解像度のオー ディオ信号を形成するステップと から成ることを特徴とする方法。 2. 請求項1に記載の方法であって、前記ベース信号と前記信号デテールとが 結合されて前記オーディオ信号を生成してから前記信号を前記オーディオ受信ユ ニットに送信することを特徴とする方法。 3. 請求項1に記載の方法であって、前記送信解像度を選択するステップが、 前記オーディオ受信ユニットへ信号デテールリクエストを送るステップと、少な くとも1つの付加的信号デテールを前記オーディオ信号に加えることによって、 信号デテールリクエストが前記オーディオ送信ユニットによって受信されるごと に、解像度レベルを段階的に上げるステップとから成ることを特徴とする方法。 4. 請求項2に記載の方法であって、前記解像度を選択するステップが、マル チプル信号デテールリクエストを前記オーディオ送信ユニットに送るステップと 、マルチプル信号デテールを前記オーディオ信号に加えてマルチプルレベルで解 像度を上げるステップとから成ることを特徴とする方法。 5. 請求項2に記載の方法であって、前記信号デテールリクエストがオーディ オ受信ユニットから送信されたことを特徴とする方法。 6. 請求項1に記載の方法であって、更に、前記オーディオ受信ユニットにお いて、送信されているオーディオ信号の解像度をディスプレイ上に表示するステ ップを含むことを特徴とする方法。 7. 請求項1に記載の方法であって、更に、前記オーディオ送信ユニットにお いて、前記オーディオ受信ユニットに送信されているオーディオ信号の解像度を 表示するステップを含むことを特徴とする方法。 8. 請求項1に記載の方法であって、更に、オーディオ信号の解像度を最大解 像度より低いレベルに制限するステップを含むことを特徴とする方法。 9. 請求項1に記載の方法であって、更に、ベース信号と選択された各信号デ テールについて様々な異なるレベルのエラー保護を使用する階層的符号化方式で 、ベース信号と各選択された信号デテールをエラー符号化するステップを含むこ とを特徴とする方法。 10.マルチ解像度オーディオ信号を送信する方法であって、 イ)オーディオ信号を、所定の最小解像度を持つベース信号と、1つ以上の信 号デテールとに分割するステップであって、当該信号デテールは、ベース信号と 結合された時に、オーディオ信号の解像度レベルを最小解像度から最大解像度ま で段階的に上げることを特徴とするステップと、 ロ)オーディオ信号を、前記ベース信号を含む第1解像度レベルで、前記オー ディオ受信ユニットに送信するステップと、 ハ)1つ以上の信号デテールリクエストを前記オーディオ送信ユニットへ送る ことによって、オーディオ受信ユニットに送信されるオーディオ信号の解像度を 上げるステップと ニ)前記信号デテールリクエストに応答して、前記第1解像度レベルの1つ以 上の信号デテールを前記オーディオ信号と結合し、前記オーディオ受信ユニット への送信用の第2解像度レベルのオーディオ信号を生成するステップと、 ホ)前記第2解像度レベルのオーディオ信号を前記オーディオ受信ユニットに 送信するステップと から成ることを特徴とする方法。 11.請求項9に記載の方法であって、前記第1解像度のオーディオ信号が前記 ベース信号だけを含むことを特徴とする方法。 12.請求項9に記載の方法であって、前記第1解像度のオーディオ信号が前記 ベース信号と少なくとも1つの信号デテールを含むことを特徴とする方法。 13.請求項9に記載の方法であって、更に、ベース信号と選択された各信号デ テールについて様々な異なるレベルのエラー保護を使用する階層的符号化方式で 、ベース信号と各選択された信号デテールをエラー符号化するステップを含むこ とを特徴とする方法。 14.請求項9に記載の方法であって、前記信号デテールリクエストを送るステ ップが、オーディオ信号の解像度をマルチプルレベルで上げるために、マルチプ ル信号デテールリクエストを送るステップから成ることを特徴とする方法。 15.マルチ解像度オーディオ信号を送信するシステムであって、 イ)オーディオ信号を、ベース信号と、当該ベース信号とシーケンシャルに結 合することによって段階的に解像度が高くなるオーディオ信号を生成することの できる1つ以上の信号デテールとに分割するためのオーディオ送信ユニットと、 ロ)オーディオ出力デバイスを含むオーディオ受信ユニットと、 ハ)前記オーディオ送信ユニットを前記オーディオ受信ユニットにリンクする ための通信手段と、 ニ)信号デテールリクエストを前記オーディオ送信ユニットへ送信するための 信号リクエスト手段と、 ホ)前記オーディオ送信ユニットにあって、前記ベース信号を前記信号デテー ルと結合して、各信号デテールを加えるごとに解像度が段階的に高くなるオーデ ィオ信号を生成する処理手段と、 を備え、 ヘ)前記オーディオ送信ユニットは、前記ベース信号から最大解像度まで段階 的にレベルを上げる移動解像度レベルで、オーディオ信号を、前記オーディオ受 信ユニットへ送るための前記信号デテールリクエストに応答することを特徴とす るシステム。 16.請求項15のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 前記オーディオ送信ユニット内の前記処理手段が、ベース信号と各信号デテー ルをエラー符号化する階層的エラー保護モジュールを備え、当該エラー保護モジ ュールは前記ベース信号と前記信号デテールに対して程度が変化するエラー保護 を提供することを特徴とするシステム。 17.請求項15のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 信号デテールリクエストを前記オーディオ送信ユニットに送信するための前記 信号リクエスト手段が、前記オーディオ受信ユニット上のプッシュボタンを備え ることを特徴とするシステム。 18.請求項17のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 前記オーディオ受信ユニットが、更に、前記プッシュボタンの押圧回数を数え るカウンタを含むことを特徴とするシステム。 19.請求項18のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 前記信号リクエスト手段が、更に、前記プッシュボタンの初期押圧から経過し た時間を計測する経過時間カウント手段を含み、当該カウンタは、当該カウント 手段により計測された前記プッシュボタンの初期押圧から所定時間内にプッシュ ボタンが押圧された回数をカウントすることを特徴とする方法。 20.請求項19のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 前記カウンタは、前記信号リクエスト手段に応答して当該カウンタによって登 録された値と等しい信号デテールの付加数に対する信号デテールリクエストを送 ることを特徴とするシステム。 21.請求項18のマルチ解像度オーディオ送信システムであって、 前記オーディオ送信ユニットが、前記オーディオ受信ユニットに送信すべく選 択された信号デテールの合計数を数えるためのカウント手段を含むことを特徴と するシステム。 22.マルチ解像度オーディオ信号送信システムであって、 イ)オーディオ信号を、ベース信号と、1つ以上の信号デテールとに分割する 信号分割手段であって、当該信号デテールはシーケンシャルにベース信号と結合 されて解像度レベルが段階的に上がるオーディオ信号を生成することができるこ とを特徴とする信号分割手段と、 ロ)前記オーディオ信号用に解像度レベルを選択する手段と、 ハ)前記ベース信号と、選択された解像度に対応して選択された信号デテール とを受信ユニットに送信する送信手段と、 ニ)前記選択された信号デテールを前記ベース信号と結合して、各信号デテー ルの追加と供に解像度が段階的に上がるオーディオ信号を生成する手段と から成ることを特徴とするシステム。 23.請求項22に記載のマルチ解像度オーディオ信号送信システムであって、 前記選択手段が、リクエスト信号を生成するためのリクエスト手段を含むことを 特徴とするシステム。 24.請求項22に記載のマルチ解像度オーディオ信号送信システムであって、 前記リクエスト手段が、プッシュボタンを含み、プッシュボタンの作動に応答し て前記リクエスト信号を生成することを特徴とするシステム。 25.請求項24に記載のマルチ解像度オーディオ信号送信システムであって、 前記プッシュボタンが前記送信モジュールから離れた所に位置し、前記送信シス テムが、前記離れた所から送信されるリクエスト信号を受信するための受信器を 含むことを特徴とするシステム。 26.請求項22に記載のマルチ解像度オーディオ信号送信システムであって、 前記オーディオ送信ユニット内の前記処理手段が、ベース信号と各信号デテール をエラー符号化する階層的エラー保護モジュールを備え、当該エラー保護モジュ ールは前記ベース信号と前記信号デテールに対して程度が変化するエラー保護を 提供することを特徴とするシステム。
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