JP2001501699A - 電磁放射による点火 - Google Patents

電磁放射による点火

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Abstract

(57)【要約】 燃焼室(2)へ導入するためにそこから燃料(10)を噴霧するための燃料噴霧手段(6)を有する点火システム(1)。電磁放射ゼネレータ(8)は電磁放射(11)を放出するエミッタ(12)へ接続される。電磁放射(11)は燃料(10)を照射して燃料(10)をイオン化および燃焼させる。燃焼室における燃料の原子イオン化を強化するために燃焼室内に磁界を提供することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 電磁放射による点火 発明の分野 本発明は点火システムに関する。 本発明の点火システムは、工具および他のシステムまたは他の目的または活動 に対して駆動作用を提供するための推進力を提供するためにエンジンが用いられ る場合において、あらゆる適切な用途に使用可能である。 発明の背景 現代の燃焼エンジンは、例えば、クランクシャフト、ピストン、燃焼室、シリ ンダヘッド、及び、エンジンブロックで構成される初期の蒸気機関の原初的な原 理を利用する。主要な差異は、蒸気の代わりにエネルギー手段として化石炭化水 素燃料または液化天然ガスを利用することである。非常に進歩的な構成要素を備 えた一層コンパクトな多重シリンダエンジンが開発されるまでには長い時間に亙 る変革が為された。 現代の自動車エンジンは、炭化水素燃料および、例えば、液化天然ガスやメチ ルアルコール類のような他の形のエネルギーの利用が可用であるので、蒸気エネ ルギーを使用しない。炭化水素燃料は、現代の乗用車、トラクタ、発電機、モー ターサイクル、ジェットエンジン、及び、他の用途におけるエンジンに広く使用 され、エネルギ供給源として蒸気よりも一層効果的かつ効率的であることが証明 されている。 エネルギー供給源として蒸気を使用する場合には、運動エネルギーを生成する ために水をかなり加熱することが必要である。例えば、水を加熱して蒸気にする ことは大量の木材または石炭を利用するボイラーによって達成される。 特に、車両に搭載する場合、即ち、伝統的な蒸気機関車の場合において、蒸気 機関を使用する1つの欠点は、大量の水を必要とすることである。更に、水を蒸 気に変えるための加熱エネルギを供給するためには、大量の石炭または木材を貯 蔵して運搬することが必要である。蒸気機関は、非常に信頼度が高い場合も多い が、保守整備と運転が面倒である。蒸気発生には、熱を発生させるために常にボ イラーの火を絶やさないことが必 要である。更に、現代車両においては、旧式の蒸気機関で使用される従来型の燃 料を収納できないので、蒸気機関の使用は不可能である。 例えば木や石炭のような燃料を使用する他の欠点は、補給に必要な適当な炭鉱 や貯木場から遠くまで移動することが少なくないことである。更に、ボイラーは 、火花または過熱現象の結果として火災の原因となる恐れのあることが別の欠点 である。更に、蒸気機関ボイラーからの煙は別の欠点の原因であり、現代の自動 車には使用出来ない煙突または煙道の使用を必要とした。 上記のような理由から、蒸気機関は非能率的であって、運転および保守整備す るには余りに無様であり、余りに重く、余りに厄介であると見なされた。 化石燃料は、事実上全世界に亙って利用できるガソリンスタンドから供給され 、自動車の燃料補給は、蒸気機関車に数トンの木材または石炭を積み込むよりも 遥かに容易である。一般に、炭化水素燃料または液化天然ガス供給源を利用する 自動車は、信頼度が一層高く、その運転と保守整備は一層容易である。 化石燃料を使用する現代の自動車エンジンは、オイルと灯油の混合物を使用す る一連の初期炭化水素エンジン(現在のディーゼル)を発明したダイムラー、オ ットー、および、ベンツの工場から出現した。この炭化水素混合燃料は、酸素希 薄混合物を最小圧縮比12:1で加圧すれば、燃焼室内で点火プラグなしに自己爆 発した。圧縮比が12:1以下である場合には、ディーゼル燃料と酸素の混合物 は自己爆発せず、燃焼室内での燃焼は起きない。一般に、ディーゼルエンジンは 、爆発を容易にし、出力定格および出力トルクを最大にするために、34:1ま での圧縮比で作動する。ディーゼルエンジンは、輸送その他の産業用として非常 に効率的な原動機の1つであり、燃焼のために電気点火源に依存しない。 例えば、有鉛ガソリン(又は、ガソリン)のような他の軽量石油混合物、およ び、最近の無鉛ガソリンの出現は自動車産業を刺激した。ガソリンエンジンは、 輸送、並びに、他の産業およびレクリエーション用として広く使用されている。 ガソリン被駆動エンジンの出現は、ボッシュ電気点火方式の発明によって可能に なった。 従って、現代の自動車点火システムは、一般に12V直流鉛‐酸バッテリから 供給される電気入力電流、コイル、コンデンサ即ちキャパシタ、取付けられた銅 電極及び1組の接点ブレーカーを備えたロータによって構成される。ロータ及び 接点ブレーカーは、 ディストリビュータキャップの下で充分に絶縁されたデイストリビュータアセン ブリ内に収納される。絶縁された高電圧電気リードはディストリビュータアセン ブリから伸延し、一般に金属とセラミックの合成体から作られたスパークプラグ に取り付けられる。セラミックコアは、当該セラミックコアの全長を越えて点火 プラグのベースに到達する銅または金属の内部コアを電気絶縁物に提供する。点 火プラグのベースは、エンジンシリンダヘッドにねじ込むためのねじ付き金属ス タブから成る。高電圧電気リードを介して高電位がスパークプラグ電極に供給さ れた場合に燃焼室内の空気間隙を横断して火花を発生させるために、点火プラグ は、一般に、約0.6mmから1.5mmまでの間隔の空気間隙を備える。ディ ストリビュータアセンブリは、電気点火システムにタイミングを提供するために カムシャフトへ接続される。 従来型の点火プラグは、一般に、電極と金属ベースとの間に1つの空気間隙点 、または、多重スパーク発生のための複数の間隙を備えて製造することができる 。或る種の従来型点火プラグは、空気間隙を作るための電極の長さを越える金属 細片無しに作成される。この種の点火プラグは、金属細片を使用する代りに、電 極からエンジンのシリンダヘッドに接地されたプラグの金属ベースへ発生する高 電圧スパークを利用する。 ディーゼルエンジンを除いて、全てのガソリン被駆動エンジンは電気点火シス テムを使用する。高電圧電流が点火プラグに供給される。希薄燃料と空気の混合 物は燃焼室内に含まれる。ピストンが、上死点に近付くか、または、上死点に到 達すると、希薄燃料と空気の混合物は加圧される。この時点において、点火プラ グは希薄燃料と空気の混合物に点火する。通常、電気点火システムにおいては3 0,000から40,000ボルトの直流電圧が発生する。ただし、幾つかのメ ーカーによって製造される点火システムにおいては、これらの値を超過して、例 えば、70,000ボルトに達するか、或いは、これらの値よりも低く、例えば 、20,000ボルトまで低下する場合がある。 従来型の点火システムおよび従来型の点火プラグを使用する場合の欠点は、高 電位が点火プラグを急速に劣化させることである。従って、点火プラグを頻繁に 交換する必要のある場合が多い。 更に、従来型点火プラグの他の欠点は、燃焼と不燃焼化石燃料との組合わせに 起因する炭素堆積物によってこの種の点火プラグが詰まるか閉塞されることであ る。炭素堆積物が生じると、炭素の導電性のために電気スパークが犠牲にされる 。極端な場合には、 結果的にスパークが発生せず、適切な燃焼が行われない。これは、未燃焼の化石 燃料がエンジンの排気システムから放出され、環境汚染の原因となることを意味 する。 点火プラグの不適当な火花発生は、エンジンのアイドリングと、円滑な作動を 不能にする。点火プラグの手入れまたは保守整備が適切でない場合には、炭素の 堆積とエンジングレイジングとして公知の現象により燃焼エンジンの漸進的な劣 化に帰着することがある。更に、燃料効率も低下し、自動車は機能不全に陥り、 スピードと出力性能が低下する。 おそらく、化石燃料および液化天然ガスエネルギー源を使用することの最大の 欠点は、現代の車両エンジンが高度に非能率的であることである。現代の自動車 ガソリンエンジンの効率は僅かに30から40%までの間であり、燃焼室に入る 燃料の大部分は適切に燃焼せず、熱またはエネルギーに変換されない。未燃焼燃 料は、排気システムを経てエンジンの燃焼室から大気中に排出され、空気汚損を 促進する。 化石炭化水素燃料および天然ガスをエネルギー源として使用することの他の欠 点は、地球の石油資源が減少するにつれて段階的に高騰を続ける価格が高いこと である。化石燃料の埋蔵量は供給の観点から制限され、埋蔵石油が消費されるに つれて、価格は高くなる。 更に、化石燃料の使用は地球の大気汚損に影響し、世界中の多くの環境関係当 局がオゾン層および温室効果に次第に関心を示すようになった。例えば、政府当 局によって化石燃料に対する関税および各種税を増加する対策は、その消費者価 格を上げることによって燃料消費量の節減を助けることになる。 コスト効果的かつ一層補充可能な更に清浄なエネルギー源が望ましいことは明 白である。その代りに、移動手段として輸送代替手段または効果的なエンジンの 作成は望ましい効果を達成することが可能である。 発明の要約 本発明の第1の態様に基づき、燃焼室へ導入するために燃料を噴霧するための 燃料噴霧手段と、電磁放射ゼネレータ手段と、電磁放射ゼネレータ手段に接続さ れたミッタ手段とを有する点火システムが提供される。ここに、前記の電磁放射 ゼネレータ手段によって生成された電磁放射は燃料を照射して、燃料を加熱、イ オン化、及び、燃焼させる。 本発明の第2の態様に基づき、燃料の噴霧を燃焼室内に導入するステップと、 電磁放射を生成するステップと、燃料をイオン化および燃焼させるために電磁放 射を用いて燃料を照射するステップとを含む点火方法が提供される。 電磁放射は燃料の共振振動数とマッチすることが好ましい。 燃料に含まれる特定の原子のイオン化と核磁化を強化するために燃焼室内に磁 界が提供されることが好ましい。これは燃料原子の解離を強化する。 この種の磁界は、燃焼室に近い1つ又は複数の磁石により提供可能である。例 えば、1つ又は複数の磁石は、磁界を作るために燃焼室のケーシング上、例えば シリンダヘッドに装備しても差し支えない。前記の磁石は燃焼室の内部または外 部に装備しても差し支えない。前記磁石が燃焼室の内部に装備される場合には、 それらは、燃焼過程期間中に燃焼室内に起きる高い温度および圧力に耐える型で あることが必要である。前記磁石は、例えば、ねじでとめることにより、取外し 可能にシリンダヘッドに保持されても差し支えない。 シリンダヘッド(燃焼室を制限する)における燃焼室内において往復運動する ピストンも1つ又は複数の磁石を備えても差し支えない。ピストンは、シリンダ ヘッド自体に装備された磁石の代替物としての磁石、又は、シリンダヘッド自体 に装備された磁石の追加物としての磁石を装備しても差し支えない。 ピストン及びシリンダの両方に磁石が装備された構造である場合には、ピスト ンの上向き行程期間中および上死点において、前記ピストン及びシリンダヘッド 上の同極性の2つの極は反発しあい、燃焼室内における燃料のイオン化に更に貢 献する。 エミッタ手段は、当該エミッタ手段の近辺における磁束密度を強化するために 、及び原子イオン化および燃料原子の核磁化を強化するために燃焼室内部に組込 み磁石を装備することが好ましい。ただし、磁気構成部品なしのエミッタ手段を 使用しても差し支えない。 前記磁石は、セラミック磁石、希土磁石、及び、直流電磁石を含む任意の適当 な型であっても差し支えない。 本発明の点火システムおよび方法における磁石の使用は、燃焼過程を強化する ために達成されるべき燃料の磁気原子共振を作動可能にする。 生成される磁界の磁束密度は実質的に0.05テスラから2.0テスラまでで あれば 差し支えない。 セラミック磁石は一般に最もよく熱を吸収しかつ磁束密度を容易に失わない能 力を備えるので、この種セラミック磁石を使用することが好ましい。 電磁放射ゼネレータ手段は、燃焼室の寸法内に収容可能な波長に対応する振動 数を持つ電磁放射を発生する。 電磁放射ゼネレータ手段は、燃料のイオン化および加熱のために、共振磁気振 動数を持つ電磁放射を発生することが好ましい。 電磁放射ゼネレータ手段は、パルス化された波形または連続波形の電磁放射を 発生することが好ましい。 電磁放射ゼネレータ手段は、その振動数が実質的に100MHzから100G Hzまでの範囲の電磁放射を発生することが好ましい。 電磁放射ゼネレータ手段によって生成される電磁放射の好ましい振動数は14 20MHzである。ただし、燃焼室は、前記電磁放射の波長に対応する振動数の 電磁放射を収容可能な寸法であることを条件とする。 電磁放射ゼネレータ手段は、マイクロ波放射を生成するための例えばマグネト ロン又はクライストロンのようなマイクロ波ゼネレータとして装備されても差し 支えない。 電磁放射ゼネレータ手段は、実質的に200ワットから1000ワットまでの 範囲のエネルギー出力を持つことが好ましい。ただし、これよりも更に低いか更 に高いエネルギー出力の電磁放射ゼネレータ手段を使用しても差し支えない。 対応する波長が燃焼室に適合する寸法であることを保証するためには、使用す る振動数は燃焼室の寸法にはマッチするが、その中で定常波を形成しないことが 好ましい。 本発明の点火システムおよび方法に使用される燃料は電磁放射によってイオン 化および燃焼させることが可能である1つ又は複数のあらゆる物質であって差し 支えない。 本発明の点火システムおよび方法は燃料として水を使用すること、従来型の炭 化水素燃料、アルコール類を使用すること、及び、気体および他の含水素合成物 およびその組合わせを使用することを包含する。前記の燃料は燃焼を強化するた めの添加物を含んでも差し支えない。前記の添加物には、糖類、カルシウムチク ロ、気体および化学添加物が含まれる。燃料として水を使用する場合における添 加物には、上記のリスト表示された添加物に加えて炭化水素燃料またはアルコー ル誘導体も含まれる。 燃料噴霧手段は、吸気、圧縮、及び、点火サイクル期間中にヘッドによって迅 速かつ容易に吸収され、燃焼室の完全な飽和を可能にする霧または小滴の霧とし て燃料を噴霧する。一般に、燃料は、小滴の平均直径が実質的に1000ミクロ ンまでであるように噴霧されるが、更に大きい直径を使用しても差し支えない。 しかし、小滴の直径の平均値は実質的に100ミクロンまでであることが好まし い。ただし、サイズが1から5ミクロンまでの小滴を使用することが最も好まし い。 燃料は高い圧力の下で燃料噴霧手段から噴霧されることが好ましい。これは吸 気サイクル期間中に起きる。 直径の平均値が小さな小滴の霧として燃料を噴霧することは、小滴の体積対表 面積比率が大きく、従って、燃料の迅速な加熱および膨張を引き起こす電磁放射 の吸収を強化することを意味する。 その圧力の下で燃料が噴霧される高圧力を提供するためにインジェクタシステ ムを使用しても差し支えない。その代りに、この目的のためにポンプを使用して も差し支えない。インジェクタシステム又はポンプは、燃料リザーバから燃料噴 霧ノズルの前までの燃料供給ラインに配置しても差し支えない。インジェクタシ ステム又はポンプは、燃料が燃料噴霧手段に入る直前のシリンダヘッドの外側に 装備すると便利である。燃料は、実質的に50バールから250バールまでの圧 力範囲において噴霧可能である。 電磁放射ゼネレータ手段はエミッタ手段に直接接続しても差し支えない。その 代りに、電磁放射ゼネレータ手段は、例えば、1つ又は複数の絶縁または遮蔽さ れた同軸ケーブル、遮蔽されたファイバ光学ケーブル、または、他のウェーブガ イド等の導波手段のような接続手段によってエミッタ手段に接続しても差し支え ない。 電磁放射はエミッタ手段によって燃焼室内に直接放出され、燃料は燃料噴霧手 段によって燃焼室内に直接放出されても差し支えない。 その代りに、予燃焼室手段を装備しても差し支えなく、エミッタ手段は電磁放 射を予燃焼室手段内に放出し、燃料噴霧手段は、その中で燃料がイオン化および 磁化されるように、燃料を予燃焼室内へ噴霧する。磁界は、燃焼室において生成 される磁界に類似の方法で予燃焼室手段において生成可能である。従って、予燃 焼室手段内に磁界を生成するために、少なくとも1つの磁石を装備しても差し支 えない。前記の電磁放射と燃料が前記の予燃焼室手段から前記の燃焼室へ通過す ることができるように、前記の予燃焼室 手段と燃焼室は導通している。 電磁放射ゼネレータ手段によって生成された電磁放射は、点火システムの燃焼 サイクルの事前設定された時点において、エミッタ手段により、バースト状態で 放出されることが好ましい。 タイミング手段は、電磁放射が事前設定された時点においてエミッタ手段によ って放出されるような方形ゲートインパルスを生成するように構成されて、装備 されることが好ましい。往復作動ピストンは燃焼室内に装備可能であり、事前設 定された時点は往復作動ピストンの所定位置に対応する。往復作動ピストンは、 燃焼室内における燃料の燃焼によって動かされ、従来型の方法によってエンジン クランクシャフトの回転運動を生じさせる。ただし、他の型のエンジンにおいて 、ピストンは類似の要素によって代置される。例えば、ロータリーエンジンにお いては、往復作動ピストンの代りにロータが用いられる。 燃焼室内における燃料の加熱と実質的に完全なイオン化とを強化するために、 タイミング手段は、往復作動ピストンが上死点に到達する以前の時点(例えば、 実質的に18度だけ上死点に先立つ時点)から往復作動ピストンの下向き行程の 完了時点の前、又は、丁度その完了時点までエミッタ手段が電磁放射を放出する ように構成されることが好ましい。従って、エミッタ手段は、往復作動ピストン が上死点に到達する時点に先立つ時点から、当該往復作動ピストンが死点を通過 し、当該ピストンの下向き行程の完了時点の前の時点、又は、丁度完了時点まで 電磁放射を放出する。 燃焼エンジンの吸気サイクル期間中に空気を取り入れるために入り口手段を装 備しても差し支えない。同様に、燃焼室から燃焼生成物を排出するために排気手 段が装備される。前記の入り口手段は、空気取り入れのための一方向弁を備える ことが好ましい。 燃焼室の内部圧力が所定の水準を超過した場合に、燃焼室内における過度の加 圧を回避するために圧力解放手段が作動化されるように、圧力解放手段が装備さ れることが好ましい。 往復作動ピストンが燃焼室内に装備される場合には、電磁放射が当該ピストン から異なる方向に反射されることを強化するために、当該往復作動が少なくとも 1つの空洞をその中に備えることが好ましい。往復作動ピストンを用いない他の 型のエンジンにおいては、往復作動ピストンに相当する構成要素に空洞が装備さ れても差し支えない。 燃料噴霧手段は磁界を貫いて燃料を噴霧することが好ましい。例えば、水素や 酸素が或る特定振動数において起こすように、選定された原子に核磁気共振を起 こさせるには、この種の構成が望ましい。 燃料噴霧手段とエミッタ手段は、反対方向に偏位するように構成されることが 好ましい。更に、燃料噴霧手段とエミッタ手段は実質的に90度だけ偏位するこ とが好ましい。これは、原子スペクトル(燃料原子の)がラーモア(Larmo r)歳差運動することを保証する。核磁気共振は、原子(例えば、水素)の微細 構造に原子核スピン間の結合に起因する線状分割および燃焼のための原子解離の 強化を生じさせる。 燃料を追加加熱するために加熱プラグ手段を備えることが好ましい。 電磁放射ゼネレータ手段用の初期起動エネルギ入力は自動車に使われる従来型 点火システムに類似する方法において、例えばバッテリのような外部電源により 供給しても差し支えない。電圧は、例えば、電圧2倍システムおよび電圧3倍シ ステムを用いて昇圧しても差し支えない。初期起動に続いて、電磁放射ゼネレー タ手段へのエネルギー入力の更なる供給は、この場合にも、自動車に使われる従 来型の点火システムにおける同期発電機の利用と類似の方法において、同期発電 機手段によって実施しても差し支えない。 本発明の点火システムは、新規製造されたエンジンに追加組込みするために、 既存のエンジンに改造システムとして設置可能である。従って、先在するエンジ ンの既存の吸気マニホルド及び吸気弁は、本発明の点火システムと共に使用する ように改作可能である。その代りに、燃料噴霧手段は、先在エンジンのエンジン シリンダヘッドに直接取付け可能であり、それによって、従来型の燃焼エンジン に使用される、例えばキャブレタのような従来型の空気‐燃料取入れの必要性が 回避される。 本発明の点火システムは、ピストン型、または、例えば、ロータリーエンジン 、タービン、その他のスラストエンジン、及び、ロケット推進システムのような 非ピストン型のいずれであっても全ての種類の燃焼エンジンに使用可能であるこ とを意図するものである。 図面の簡単な説明 次に示す添付図面を参照することにより本発明について記述することとする。 図1は本発明の一態様に基づく点火システムの第1の実施例を示す概略図であ る。 図2は本発明の一態様に基づく点火システムの第2の実施例を示す概略図であ る。 図3はエミッタ、及び、電磁ゼネレータへの接続部の一実施例を示す概略図で ある。 図4は図1および2の実施例に示されたピストンを示す。 発明の説明 図1は往復作動ピストン4を有するエンジン燃焼室2と共に使用中の本発明の 一態様に基づく点火システム1を示す。燃焼室2はそれ自体エンジン(図示せず )の一部分を形成する。 点火システム1は燃料噴霧ノズル6および電磁放射ゼネレータ8を含む。燃料 噴霧ノズル6はそこから燃料10を噴霧する。燃料10は燃焼室2に導入される 。電磁放射ゼネレータ8は燃料10を放射するためにエミッタ12によって放出 可能な電磁放射を生成する。 燃料噴霧ノズル6は燃料10を燃焼室2に噴霧する。エミッタは電磁放射11 を燃焼室2内に放出することができる。 磁石18は、燃焼室2を収納しているシリンダヘッド20に取り付けられる。 磁石18は、燃料噴霧ノズル6が磁石18によって生成られた磁界を貫いて燃料 10を噴霧するように構成されている。 磁石18、例えば、実質的に0.6テスラから2.0テスラまでの磁束密度を 生成する永久希土酸化物磁石であっても差し支えない。ただし、上記以外の磁束 密度も使用可能である。 燃料10は貯蔵器(図示せず)から燃料供給ライン22を経て燃料噴霧ノズル 6に放出される。 燃料10は高圧力の下でインジェクタシステム21を経てポンピングされる。 インジェクタシステム21はディーゼルエンジンの噴射システムに類似する。イ ンジェクタシステム21は従来型の形式であっても差し支えないことを理解され たい。燃料噴霧ノズル6はインジェクタシステム21の部分を形成しても差し支 えない。 燃料10の燃焼に際して必要なエネルギー量を制御するためには、燃焼室2内 へ導入するために高圧力の下でインジェクタシステム21を経て燃料10を調量 することが重要である。燃料10の必要量はエンジンの燃焼室2のサイズと所望 馬力(キロワット) 定格によって決定される。点火システム1を用いたエンジン出力の加速、即ち、 スピードの増加は、従来型のガソリンエンジン又はディーゼルエンジンと同様で あり、この場合、追加燃料10が燃料噴霧ノズル6を経て燃焼室2に導入される 。 燃料10は微細な霧または霧小滴として燃料噴霧ノズル6から噴霧される。一 般に、燃料霧または燃料霧小滴は微細であれば微細である程、一層良好かつ効率 的な爆発を生じる。 極めて少量の燃料霧が燃焼室2に導入されることを可能にするために燃料噴霧 ノズル6の出口は比較的小さくなっている。過度の燃料霧噴射は、望ましくない 激しい爆発を生じ、エンジンの構成成分に修理不可能な損傷の原因となることが 有り得る。燃料霧または燃料霧小滴は一般にその平均直径が1000ミクロン以 下である。 燃料霧または燃料霧小滴はその平均直径が100ミクロン以下であることが好 ましい。 燃料霧または燃料霧小滴の平均直径は1から5ミクロンまの間であることが最 も好ましい。 燃料霧または燃料霧小滴のサイズが小さいことは、化学量論的な混合物の生成 、迅速な熱吸収、及び、イネイブル作動化は、エンジンの吸気、圧縮、及び、点 火サイクル期間中における燃焼室2の完全飽和達成を容易にする。 インジェクタ型システムの使用が実用的でないか又は実行不可能であるような 状況においては、満足な結果を得るために直流電気駆動された高圧力流量ポンプ を使用できる。 燃焼室2に最も近い場所において発生する熱および圧力に耐えることができれ ば、燃料噴霧ノズル6は合金および非合金を含む鋼または他の金属製であっても 差し支えない。 エミッタ12は電磁放射ゼネレータ8に直接接続される。 その代りに、エミッタ12は、例えば、同軸または光ファイバケーブルのよう な1本または複数本の高電圧絶縁ケーブルによって電磁放射ゼネレータ8に接続 されても差し支えない。この代替案を図3に示す。電磁放射ゼネレータ8の設置 場所が燃焼室2に近いので、燃焼室2から発せられる過度の熱に電磁放射ゼネレ ータ8が曝されるような状況においては、高電圧絶縁ケーブル23の使用が好ま しい。このような過度の熱は電磁放射ゼネレータ8の性能に悪影響を及ぼすこと がある。この種の高電圧絶縁ケーブル23は同軸または光ファイバ型であっても 差し支えなく、電磁放射が逃げることを防止するように外側の金属製ジャケット 25を用いて充分に絶縁される。電磁放射ゼネレータ 8からエミッタ12へのケーブル23の接続点も確実に固定され、電磁放射の漏 洩を防止するために絶縁される。ケーブル23とエミッタ12との間の接続点は 、例えばキャップ25によっても絶縁される。 従来型の点火プラグの場合に類似した構造のエミッタ12を図3に示す。セラ ミックコア絶縁体27、ねじ付きスタブ29、及び、ナット(六角)31が使用 される。発光体エミッタ12は、ケーブル23への接続用および電磁放射11の 放出用としての電極33も備える。エミッタ12が組み込み磁石を備える場合を スリーブ39によって示す。磁石39によって生成される磁場を41によって示 す。その代りに、スリーブ39は非磁性体であっても差し支えない。この場合に は、スリーブは金属性インシュレータである。 エミッタ12の上記以外の実施例を使用しても差し支えない。 電磁放射ゼネレータ8は妨害防止のために絶縁される。例えば、電磁放射ゼネ レータ8がマイクロ波を発生するマグネトロンを備える場合には、無線妨害を防 ぐための絶縁が施される。 燃料噴霧ノズル6とエミッタ12は、これらが互いに反対方向に偏るように配 置される。図1に示すように、よれらは実質的に90度だけ偏る。 点火システム1の吸気サイクル中における空気取り入れ用の吸気弁24を備え る。吸気弁24は、化学論量的混合物の作成と燃料10の燃焼のために燃焼室2 に空気が入ることを可能にする。吸気弁24は、空気取り入れのための一方向バ ルブであっても差し支えない。 燃焼室2から燃焼生成物を排出するために排気弁26が装備される。 燃焼室2の内部圧力が所定の選定水準を越えた場合には燃焼室2内における過 剰加圧を回避するために圧力安全弁が作動するように圧力安全弁(図示せず)を 装備しても差し支えない。 電磁放射ゼネレータ8は電子式タイマ28に接続される。燃焼室2内における ピストン4の所定位置における燃焼室2内の電磁放射バーストを正確に調整する ために、電子式タイマ28は降下正弦波の代わりに方形ゲートパルスを使用する 。 燃焼室2における加熱を強化し、かつイオン化および燃料10の燃焼を実質的 に完成させるように、ピストン4が上死点に達する約18度以前からピストン4 の下向き行程 の完了時点または完了に先立つ時点まで電磁放射11がエミッタ12によって放 出されるように電子式タイマ28を設定することが好ましい。 ピストン4から速い方のピストンアーム32の端部に略図で示すフライホイー ル30が取り付けられる。フライホイール30と電子式タイマ28との間は接続 リード45で接続される。これによって、気磁放射ゼネレータ8によって生成さ れ、かつ、エミッタ12によって放出された電磁放射11のバーストの継続期間 を制御するために、適切な信号がフライホイール30から電子式タイマ28へ送 られることを可能にする。 ピストン4は、燃焼室2を形成するその表面に空洞34を備える。空洞34は 、電磁放射11がピストン4から異なる方向に反射されることを強化する。 ピストン4は、燃焼室2の内壁38に対して密封する一連のピストンリング3 6を備える。 電力供給源46は、電磁放射ゼネレータ8へ入力される最初の起動エネルギー 用電力を供給する。 電磁放射ゼネレータ8の作動させるための電力が同期発電機37によって供給 され得るように、同期発電機37も装備される。 本発明に基づく点火システム100の第2の実施例を図2に示す。電磁放射ゼ ネレータ8とエミッタ12と燃料噴霧ノズル6との位置関係および予燃焼室50 を装備していることを除き、点火システム100は点火システム1と同様である 。従って、点火システム1の第1の実施例の記述の場合と同じ参照番号が、点火 システム100の第2の実施例に関する次の記述においても使用されるものとす る。これらの部品は互いに類似し、同じように作動することを理解されたい。 予燃焼室50は燃焼室2と導通するように構成される。 エミッタ12は、電磁ゼネレータ8によって生成される電磁放射11を予燃焼 室50内に放出する。更に、燃料噴霧ノズル6は、燃料10を予燃焼室50内に 噴霧する。予燃焼室50内に磁界を生成するために磁石52が装備される。 燃料は予燃焼室内50においてイオン化および磁化され、予燃焼室50から導 通ポート54を経て燃焼室2まで通過可能である。 上記以外の点においては、点火システム100は点火システム1と同様である 。 本発明の点火システムの動作およびその方法に関しては何等特定の理論には拘 束され ないが、次に、点火システム1と100の動作の基礎となる幾らかの理論に関す る記述と共に、点火システム1と100の作動方法について述べることとする。 次の記述においては、燃料が水である場合における点火システム1と100の動 作に関する特定の参照番号も含まれるものとする。 電磁放射ゼネレータ8は電源46を介して最初に作動化される。続いて、同期 発電機37により電力が供給される。燃料10は、点火システム1または100 を備えたエンジンの吸気行程期間中に、微細な燃料霧または燃料霧小滴の形で高 圧力の下に燃焼室2または予燃焼室50内に噴霧される。燃料小滴の表面積対体 積比率が大きいので、化学量論的混合物の生成およびエミッタ12によって放出 された電磁放射の吸収を強化し、燃料10の迅速な加熱と膨張を引き起こす。水 の場合には、この迅速な加熱と膨張の結果として、水の蒸発臨界点以上における 超過熱蒸気を発生する。 空気は、吸気サイクル期間中に入り口24を経て燃焼室2に入ることが可能で ある。空気中の不活性ガスは、加熱されると弾性を発揮する。 電磁放射10は、フライホイール30から電磁放射ゼネレータ8の動作を制御 するタイマ28に通過する信号を介してピストン4とフライホイール30との動 きを調整および同調させるバーストとしてエミッタ12によって放出される。電 磁放射11は、ピストン4が上死点に到達する直前、例えば、上死点の18度以 前に、エミッタ12によって放出され、当該ピストン4の下方行程の一部分また は全期間に亙って放出を継続し、これによって、イオン化、加熱、および、燃焼 サイクルを完了する。 電磁放射11がエミッタ12によって放出されると同時に燃料10が燃焼室2 内または予燃焼室50内に噴霧されるように、燃料噴霧ノズル6の動作は電磁放 射ゼネレータ8及びエミッタ12の動作と同期する。 エミッタ12によって放出される電磁気放射11は、燃焼室2または予燃焼室 50の壁を貫いて浸透または逃げることが不可能であり、従って、トラップされ 、燃焼室2または予燃焼室50内に激しい発弧現象を起こさせ、かつ、極度の照 度を生じさせる。伴出された燃料の霧状分子は、燃焼室2または予燃焼室50内 において四方に反射され続ける電磁放射11からエネルギを吸収する。 電磁放射は、圧縮行程期間中、燃料10の加熱、イオン化、及び、核磁気共振 を引き起こす。これによって、燃料の微細な霧状粒子を燃料10の構成原子とし て迅速に解離 および分離させる。燃料が水である場合には、水が2つの水素原子と1つの単一 酸素原子に分離される。上記の状態は、水の小滴が電磁放射11により生成され るエネルギによってが磁化および飽和され、100℃(水の沸騰点)以上の充分 な熱を吸収することができない状態になった後で起きる。上死点またはその近く に位置するピストン4によって燃焼室内の圧力差が増大するので、水は100℃ の沸騰点以上の追加熱を吸収し続ける。ただし、電磁気放射11が存在するので 、水蒸気は超過熱蒸気に変わり、ラーモア(Larmor)の歳差運動によって 水素原子と酸素原子に解離する。 水の場合においては、解離した酸素原子が水素原子を燃焼させるための酸素を 供給する。ただし、取り入れ口24は、化学量論的燃焼過程のための空気を導入 するようにも作用し、それによって、燃焼室2または予燃焼室50内へ不活性ガ スを導入する。 燃焼室2内における磁界の存在(例えば、点火システム1の磁石18及び点火 システム100の磁石52による)は燃料10の核磁化および燃焼を強化する。 対応する振動数原子の歳差運動および原子弛緩状態における電磁放射によって引 き起こされる回転磁気運動および摂動により生成される燃料原子アイソトープは 、高スピン温度原子に、燃焼過程期間中に獲得した内部エネルギを放棄させる。 本明細書において既に述べた範囲において、エミッタ12によって放出された 電磁放射11には、水素原子、および、燃料に含まれる他の原子、例えば、酸素 原子に対する共振振動数を有する電磁放射が含まれる。これは、燃料が水、炭化 水素燃料、アルコール類、又は、他の水素含有物質、例えば、糖類のいずれかで ある場合に該当する。 水の場合は、好ましい共振振動数は1420MHzであって、水素の核磁気共 振振動数と一致する。水素原子は、1420MHzにおいて励起状態になり、水 素原子自体のバランス(valance)が壊れて、酸素原子1個から分離する 。 原子が異なれば異なる振動数で共振するので、共振振動数としては他の振動数 も使用可能である。原子が核磁化され、かつ原子共振する振動数には磁界強度も 影響する。 従って、磁界の存在する(既にのべたように)燃焼室2または予燃焼室50に おける燃料10の原子イオン化および核磁化は、ピストン4の圧縮行程期間中に 、燃料10を過熱し、イオン化し、解離させ、燃焼させ、その結果、爆発を起こ させて、ピストン4を下方に移動させ(図1及び2に示すように)、エンジンク ランクシャフト43の回転運動を起こさせる。ピストン4の下向き行程、または 、下向き行程の一部期間中におけ るエミッタ12による電磁放射11の放出継続は、燃料10の加熱、完全なイオ ン化、及び、燃焼を強化する。ピストン4の下向き行程の一部期間中だけに限っ てエミッタ12による電磁放射11の放出が行われた場合には、これらの原子が 獲得済みの内部エネルギーを排気サイクル開始以前に放棄する機会が提供される 。 上記のサイクルは、ピストンがその下向き移動行程の終了から上死点に向かっ て戻るピストン復帰として繰り返される。 結果として排気放出物は、ピストン4がその上向き行程上のその位置に再び到 達する以前に排気出口26から排出される。この場合、前記の位置とは、エミッ タ12による電磁放射11の放出および燃料噴霧ノズル6による燃料10の導入 によって燃焼サイクルが再開始される位置である。 燃料10が水である場合には、(燃料としての水へのあらゆる添加物に起因す るあらゆる排出物と共に)主として蒸気と圧力が排出される。従って、排気は、 従来型の炭化水素燃料に起因する通常レベルの有毒な炭化水素バイプロダクト( bi−products)を含まず清浄である。 取入れ口24を経て燃焼室2内に引き込まれた空気は2つの主要な効果を与え る。第1に、前記空気中の酸素は、燃料の燃焼過程への化学量論的燃料‐空気混 合気の供給を援助する。第2に、吸気行程期間中に燃焼室2に引き込まれる、例 えば、窒素やアルゴン(空気の一部としての)のような不活性ガスは燃焼しない 。ただし、前記の不活性ガスは、過熱されると膨張し、ピストン4を下方へ駆動 する弾性の提供を補助する。この点に関して、燃料として化石燃料または液化ガ スを使用した場合と同様に、この種のガスは、本発明の点火システム1、100 と同様の方法において作動する。 一般に、ガソリンを燃焼させるための化学量論的比率は、ガソリン1パートに 対して空気14から16パートまでである。 本発明において水が燃料として用いられる場合、水素燃焼のための化学量論的 比率は水素1パートに対して酸素8パートである。 使用する燃料が水である場合には、使用する水は、次に述べる水に限られるこ となく、新鮮な水、蒸留水、濾過済み塩水、濾過す塩気水、濾過済み再処理水ま たは濾過済み再利用廃水であっても差し支えない。 共振振動数電磁放射の利用、特に磁界の存在する場合における利用は燃料に含 まれる 水素原子を高スピン温度に到達させ、共振させて、燃料に含まれる水素以外の原 子から解離させる。 本発明の点火システムは、従来型点火システムに勝る多数の利点を提供可能で ある。これらの利点の幾つかについて以下に述べる。 本発明の点火システムは、燃料が水、炭化水素、アルコール、可燃性気体、ま たは、水素含有合成物であっても、燃料の一層効率的な燃焼を可能にする。本発 明の点火システムの多くの応用例は、燃料が炭化水素である場合に、有毒排気成 分の量を減少させるはずである。 燃料として水が使用される場合には、更に利点が追加される。例えば、排気に は一切の有毒成分(水燃料への少量の添加物に起因する可能性のある成分は別と して)が含まれないはずである。水が燃料として使用される場合における排気成 分は水蒸気と圧力である。エミッタが電磁放射を放出を中止した場合に、水素原 子と酸素原子が再結合して水を形成する際に水蒸気が形成される。これは、ピス トンの上向き行程中に発生する。排気に含まれる蒸気は収集され、(例えば、凝 縮器を使用する)凝縮されて、点火システムにおいて再使用するために燃料リザ ーバに戻される。これは、点火システムに供給するために大きい燃料リザーバを 備える必要がないので、更なる利点を提供する。更に、水は周囲温度では燃焼し ないので、燃料として水を使用することは炭化水素を使用するよりもより安全で ある。これらの利点は、車両、航空機、及び、船舶が装備する必要のある燃料タ ンクが大幅に節減されるので、陸上輸送、航空、及び、海洋産業に関して特に顕 著である。更に、従来型の車両、航空機、及び、船舶において炭化水素燃料タン クを使用することは、衝突その他の事故に際して燃料の爆発および火災の危険が ある。燃料としての水を使用すると、この潜在的危険性を排除できる。 燃料としての水を使用することによる上記以外の利点には、燃焼室内における 炭素堆積の排除が含まれる。これは、エンジンの寿命を更に長くし、ひいては、 耐用寿命を長くする。 本発明の点火システムの他の利点は当業者にとって明白なはずである。 例えば当業者にとって明白な修正および改変は本発明の範囲に含まれるものと みなされる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月11日(1999.1.11) 【補正内容】 ------ エミッタが電磁放射を放出を中止した場合に、水素原子と酸素原子が再 結合して水を形成する際に水蒸気が形成される。これは、ピストンの上向き行程 中に発生する。排気に含まれる蒸気は収集され、(例えば、凝縮器を使用する) 凝縮されて、点火システムにおいて再使用するために燃料リザーバに戻される。 これは、点火システムに供給するために大きい燃料リザーバを備える必要がない ので、更なる利点を提供する。更に、水は周囲温度では燃焼しないので、燃料と して水を使用することは炭化水素を使用するよりもより安全である。これらの利 点は、車両、航空機、及び、船舶が装備する必要のある燃料タンクが大幅に節減 されるので、陸上輸送、航空、及び、海洋産業に関して特に顕著である。更に、 従来型の車両、航空機、及び、船舶において炭化水素燃料タンクを使用すること は、衝突その他の事故に際して燃料の爆発および火災の危険がある。燃料として の水を使用すると、この潜在的危険性を排除できる。 燃料としての水を使用することによる上記以外の利点には、燃焼室内における 炭素堆積の排除が含まれる。これは、エンジンの寿命を更に長くし、ひいては、 耐用寿命を長くする。 本発明の点火装置の他の利点は当業者にとって明白なはずである。 例えば当業者にとって明白な修正および改変は本発明の範囲に含まれるものと みなされる。 文脈から必然的に別の意味でなくてはならない場合を除き、本明細書全体を通 して、用語「comprise」、または、その変化形である「compris es」或いは「comprising」は、所定の完全体またはこの種完全体の グループを含むことを意味するが、他のあらゆる完全体またはこの種完全体のグ ループは含まないことを意味しないことを理解されたい。 30.請求項28または29記載の点火システムであって、前記小滴の平均直 径が実質的に1から5ミクロンであることを特徴とするシステム。 31.請求項1から30までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 燃料が高圧力の下に前記燃料噴霧手段から噴霧されることを特徴とするシステム 。 32.請求項31記載の点火システムであって、前記燃料が高圧力の下に噴霧 されるように燃料噴射システム手段が装備されることを特徴とするシステム。 33.請求項31記載の点火システムであって、前記燃料が高圧力の下に噴霧 されるようにポンプ手段が装備されることを特徴とするシステム。 34.請求項31から33までの任意の一項記載の点火システムであって、前 記燃料が実質的に50バールから250バールまでの圧力範囲において噴霧され ることを特徴とするシステム。 35.請求項1から34までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料が水を含み、ここに、水の分子が加熱されて、水素と酸素原子に解離され 、水素原子が続いてイオン化および燃焼されることを特徴とするシステム。 36.請求項1から35までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料が炭化水素合成物を含み、ここに、前記炭化水素合成物が加熱されて、構 成原子に解離され、水素原子が続いてイオン化されて燃焼されることを特徴とす るシステム。 37.請求項35または36記載の点火システムであって、前記燃料が燃焼を 強化するための添加物を含むことを特徴とするシステム。 38.請求項37記載の点火システムであって、前記添加物が、炭化水素燃料 、アルコール類、糖類、カルシウムチクロ、および、化学添加物を含むグループ から選出されることを特徴とするシステム。 83.請求項51から73まで及び請求項77から82までの中の任意の一項 に記載された方法であって、前記燃料が電磁放射によってイオン化および燃焼可 能な少なくとも1つの物質を含むことを特徴とする方法。 84.請求項51から73まで及び請求項77から83までの中の任意の一項 に記載された方法であって、前記燃料が水を含み、ここに、水の分子が加熱され て水素原子および酸素原子に解離され、続いて水素原子がイオン化および燃焼さ れることを特徴とする方法。 85.請求項51から73まで及び請求項77から84までの中の任意の一項 に記載された方法であって、前記燃料が炭化水素合成物を含み、ここに、前記炭 化水素合成物の分子が加熱されて、構成原子に解離され、続いて水素原子がイオ ン化および燃焼されることを特徴とする方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月25日(1999.1.25) 【補正内容】 9.請求項3から8までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 の磁界が実質的に0.05テスラから2.0テスラまでの磁束密度を生成するこ とを特徴とするシステム。 10.請求項1から9までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前 記燃焼室内の燃料をイオン化するために前記の電磁気放射ゼネレータ手段が共振 振動数の電磁気放射を生成することを特徴とするシステム。 11.請求項1から10までの中の任意の一項記載の点火システムであって、 前記の燃料を加熱およびイオン化するために前記の電磁気放射ゼネレータ手段が 共振振動数の電磁気放射を生成することを特徴とするシステム。 12.請求項1から11までの中の任意の一項記載の点火システムであって、 その振動数が実質的に100MHzから100GHzまでの範囲にある電磁放射 を前記の電磁気放射ゼネレータ手段が生成することを特徴とするシステム。 13.請求項12記載の点火システムであって、前記の電磁放射の数振動数が 実質的に1420MHzであることを特徴とするシステム。 14.請求項1から13までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段のエネルギー出力が実質的に200ワットから100 0ワットまでであることを特徴とするシステム。 15.請求項1から14までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段がマグネトロン又はクライストロンを含むことを特徴 とするシステム。 74.請求項1から50までの中の任意の一項に記載された点火システムであ って、前記の電磁放射ゼネレータ手段がパルス波形の電磁放射を生成することを 特徴とするシステム。 75.請求項1から50までの中の任意の一項または請求項74に記載された 点火システムであって、前記の電磁放射ゼネレータ手段が連続波形の電磁放射を 生成することを特徴とするシステム。 76.請求項1から50までの中の任意の一項または請求項74または75に 記載された点火システムであって、前記の燃料が、電磁放射によってイオン化お よび燃焼可能な1つ又は複数の物質を含むことを特徴とするシステム。 77.請求項51から73までの中の任意に一項に記載された方法であって、 前記の電磁放射が、前記燃料をイオン化するための共振振動数電磁放射を含むこ とを特徴とする方法。 78.請求項51から73までの中の任意の一項または請求項77記載の方法 であって、前記電磁放射が、前記燃料を加熱およびイオン化するための共振振動 数電磁放射を含むことを特徴とする方法。 79.請求項59から73までの中の任意の一項または請求項77または78 記載の方法であって、前記予燃焼室手段内に少なくとも1つの磁界が作られるこ とを特徴とする方法。 80.請求項67から73までの中の任意の一項または請求項77または79 記載の方法であって、炭化水素燃料、アルコール類、糖類、カルシウムチクロ、 気体、及び、化学添加物を含むグループの中から前記添加物が選定されることを 特徴とする方法。 81.請求項51から73まで及び請求項77から80までの中の任意の一項 に記載された方法であって、前記の電磁放射がパルス波形であることを特徴とす る方法。 82.請求項51から73まで及び請求項77から81までの中の任意の一項 に記載された方法であって、前記の電磁放射がパルス波形であることを特徴とす る方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.点火システムであって、燃焼室へ導入するためにそこから燃料を噴霧する ための燃料噴霧手段と、電磁放射ゼネレータ手段と、前記の電磁放射ゼネレータ 手段に接続されたエミッタ手段とを有し、ここに、前記の電磁放射ゼネレータ手 段によって生成された電磁放射が前記のエミッタ手段によって放出され、前記燃 料を加熱、イオン化、及び、燃焼させるために前記燃料を照射することを特徴と するシステム。 2.請求項1記載の点火システムであって、原子イオン化を強化し、前記燃料 の選定済み原子の核磁化を提供するために1つ又は複数の磁界が提供されること を特徴とするシステム。 3.請求項2記載の点火システムであって、前記の磁界を作るために少なくと も1つの磁石が前記燃焼室のケーシング上に装備されることを特徴とするシステ ム。 4.請求項2または3記載の点火システムであって、少なくとも1つの磁石が 前記燃焼室内に装備されたピストンヘッドに備えられていることを特徴とするシ ステム。 5.請求項2から4までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 のエミッタ手段が少なくとも1つの磁石を備えることを特徴とするシステム。 6.請求項3から5までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 の磁石がセラミック磁石であることを特徴とするシステム。 7.請求項3から6までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 の磁石が希土磁石であることを特徴とするシステム。 8.請求項3から7までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 の磁石が直流磁石であることを特徴とするシステム。 9.請求項3から8までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前記 の磁界が実質的に0.05テスラから2.0テスラまでの磁束密度を生成するこ とを特徴とするシステム。 10.請求項1から9までの中の任意の一項記載の点火システムであって、前 記燃焼室内の燃料をイオン化するために前記の電磁気放射ゼネレータ手段が共振 振動数の電磁気放射を生成することを特徴とするシステム。 11.請求項1から10までの中の任意の一項記載の点火システムであって、 前記の燃料を加熱およびイオン化するために前記の電磁気放射ゼネレータ手段が 共振磁気振動 数の電磁気放射を生成することを特徴とするシステム。 12.請求項1から11までの中の任意の一項記載の点火システムであって、 その振動数が実質的に100MHzから100GHzまでの範囲にある電磁放射 を前記の電磁気放射ゼネレータ手段が生成することを特徴とするシステム。 13.請求項12記載の点火システムであって、前記の電磁放射の数振動数が 実質的に1420MHzであることを特徴とするシステム。 14.請求項1から13までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段のエネルギー出力が実質的に200ワットから100 0ワットまでであることを特徴とするシステム。 15.請求項1から14までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段がマグネトロン又はクライストロンを含むことを特徴 とするシステム。 16.請求項1から15までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段が前記のエミッタ手段に接続されることを特徴とする システム。 17.請求項1から16までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 のエミッタ手段がウェーブガイド手段によって前記の電磁放射ゼネレータ手段に 接続されることを特徴とするシステム。 18.請求項1から17までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射ゼネレータ手段によって生成された前記の電磁放射が点火システムの 燃焼サイクルの事前設定された時点においてバーストととして前記エミッタ手段 によって放出されることを特徴とするシステム。 19.請求項18記載の点火システムであって、タイミング手段が装備され、 かつ、前記の電磁放射が前記の事前設定された時点において前記のエミッタ手段 によって放出されるように方形ゲートパルスを生成するように構成されているこ とを特徴とするシステム。 20.請求項18または19記載の点火システムであって、前記燃焼室内に往 復作動ピストンが装備され、前記の事前設定された時点が前記往復作動ピストン の所定位置に対応することを特徴とするシステム。 21.請求項20記載の点火システムであって、前記燃焼室における前記燃料 の実質 的に完全なイオン化を強化するために、前記エミッタ手段が、前記の往復作動ピ ストンが上死点に達するよりも実質的に18度だけ先行する時点から、当該ピス トンの下向き行程の完了に先立つ時点、または、丁度前記の完了時点まで、前記 の電磁放射を放出するように、前記のタイミング手段が構成されていることを特 徴とするシステム。 22.請求項1から21までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 エミッタ手段が前記の電磁放射を前記燃焼室へ直接放出し、前記の燃料噴霧手段 が前記燃料を前記燃焼室に直接噴霧することを特徴とするシステム。 23.請求項1から21までの任意の一項記載の点火システムであって、予燃 焼室手段が装備され、前記エミッタ手段が前記の電磁放射を前記予燃焼室手段内 へ放出し、前記の燃料噴霧手段が前記の燃料を前記予燃焼室手段内に噴霧し、前 記の燃料が前記予燃焼室手段内において加熱およびイオン化されることを特徴と するシステム。 24.請求項23記載の点火システムであって、少なくとも1つの磁界が前記 予燃焼室手段内において作られることを特徴とするシステム。 25.請求項24記載の点火システムであって、前記予燃焼室手段が前記磁界 を作るために少なくとも1つの磁石を有することを特徴とするシステム。 26.請求項23から25までの任意の一項記載の点火システムであって、前 記電磁放射および前記燃料が前記予燃焼室手段から前記燃焼室へ通過できるよう に前記予燃焼室手段と前記燃焼室が導通していることを特徴とするシステム。 27.請求項1から26までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料噴霧手段が霧または小滴の霧としてそこから燃料を噴霧することを特徴と するシステム。 28.請求項27記載の点火システムであって、前記小滴の平均直径が実質的 に1000ミクロン未満であることを特徴とするシステム。 29.請求項28記載の点火システムであって、前記小滴の平均直径が実質的 に100ミクロン未満であることを特徴とするシステム。 30.請求項28または29記載の点火システムであって、前記小滴の平均直 径が実質的に1から5ミクロンであることを特徴とするシステム。 31.請求項1から30までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 燃料が高圧力の下に前記燃料噴霧手段から噴霧されることを特徴とするシステム 。 32.請求項31記載の点火システムであって、前記燃料が高圧力の下に噴霧 される ように燃料噴射システム手段が装備されることを特徴とするシステム。 33.請求項31記載の点火システムであって、前記燃料が高圧力の下に噴霧 されるようにポンプ手段が装備されることを特徴とするシステム。 34.請求項31から33までの任意の一項記載の点火システムであって、前 記燃料が実質的に50バールから250バールまでの圧力範囲において噴霧され ることを特徴とするシステム。 35.請求項1から34までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料が水を含み、ここに、水の分子が加熱されて、水素と酸素原子に解離され 、水素原子が続いてイオン化および燃焼されることを特徴とするシステム。 36.請求項1から34までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料が炭化水素合成物を含み、ここに、前記炭化水素合成物が加熱されて、構 成原子に解離され、水素原子が続いてイオン化されて燃焼されることを特徴とす るシステム。 37.請求項35または36記載の点火システムであって、前記燃料が燃焼を 強化するための添加物を含むことを特徴とするシステム。 38.請求項37記載の点火システムであって、前記添加物が、炭化水素燃料 、アルコール類、糖類、カルシウムチクロ、および、化学添加物を含むグループ から選出されることを特徴とするシステム。 39.請求項1から38までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 点火システムの吸気サイクル期間中に空気を取り入れるために入り口手段が装備 されることを特徴とするシステム。 40.請求項39記載の点火システムであって、前記入り口手段が空気取り入 れのための一方向弁を含むことを特徴とするシステム。 41.請求項1から40までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 燃焼室から燃焼生成物を排出するために排気手段が装備されることを特徴とする システム。 42.請求項1から41までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 燃焼室における内部圧力が所定水準を超過した場合に前記燃焼室における過度の 加圧を回避するために圧力解放手段が作動化されるように圧力解放手段が装備さ れることを特徴とするシステム。 43.請求項1から42までの任意の一項記載の点火システムであって、当該 ピスト ンからの異なる方向における前記電磁放射の反射を強化するために前記燃焼室内 に少なくとも1つの空洞を備えた往復作動ピストンを装備することを特徴とする システム。 44.請求項1から43までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料噴霧手段が実質的に90度の方向に前記磁界を貫いて前記燃料を噴霧する ことを特徴とするシステム。 45.請求項1から44までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の燃料噴霧手段と前記のエミッタとが偏向的に反対であるように構成されること を特徴とするシステム。 46.請求項45記載の点火システムであって、前記の燃料噴霧手段と前記の エミッタ手段が実質的に90度偏向していることを特徴とするシステム。 47.請求項1から46までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 燃料の付加加熱を提供するための加熱プラグ手段を装備することを特徴とするシ ステム。 48.請求項1から47までの任意の一項記載の点火システムであって、前記 の電磁放射発ゼネレータ手段への初期起動エネルギー入力用の電源を備えること を特徴とするシステム。 49.請求項1から48までの任意の一項記載の点火システムであって、初期 起動に後続する前記の電磁放射ゼネレータ手段へのエネルギー入力を供給するた めに、同期発電機手段が装備されることを特徴とするシステム。 50.請求項1から49までの中の任意の一項記載の点火システムであって、 先在するエンジンにおける改造システムとして設置されることを特徴とするシス テム。 51.点火方法であって、燃料の噴霧を燃焼室内に導入するステップと、電磁 放射を生成するステップと、前記燃料を加熱、イオン化、及び、燃焼させるため に前記電磁放射を用いて前記燃料を照射するステップとを含む方法。 52.請求項51記載の方法であって、原子イオン化を強化するために1つ又 は複数の磁界が提供され、それによって、前記燃料から選定済みの原子の核磁化 を提供することを特徴とする方法。 53.請求項52記載の方法であって、前記磁界が実質的に0.05テスラか ら2.0テスラまでの磁束密度を生じることを特徴とする方法。 54.請求項51から53までの中の任意の一項に記載された方法であって、 その振 動数が実質的に100MHzから100GHzまでの範囲内である電磁放射が生 成されることを特徴とする方法。 55.請求項54記載の方法であって、前記の電磁放射の振動数が実質的に1 420MHzであることを特徴とする方法。 56.請求項51から55までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記の電磁放射が燃焼サイクルの事前設定された時点においてバーストとして放 出されることを特徴とする方法。 57.請求項56記載の方法であって、前記燃料の実質的な完全イオン化を強 化するために、前記の電磁放射が、前記の燃焼室において往復作動するピストン が上死点に到達する時点よりも実質的に18度先行する時点から、当該ピストン の下向き行程の完了に先立つ時点、又は、丁度完了する時点まで放出されること を特徴とする方法。 58.請求項51から57までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記の電磁放射が前記燃焼室内に直接放出され、燃料の前記噴霧が前記燃焼室内 に直接導入されることを特徴とする方法。 59.請求項1から58までの中の任意の一項に記載された方法であって、前 記予燃焼室手段内において前記燃料が加熱およびイオン化されるように、前記の 電磁放射が予燃焼室手段内に放出され、前記燃料が前記予燃焼室手段内に導入さ れることを特徴とする方法。 60.請求項1から59までの中の任意の一項に記載された方法であって、前 記燃料が小滴の霧または霧として噴霧されることを特徴とする方法。 61.請求項60記載の方法であって、前記小滴の平均直径が実質的に100 0ミクロンまでであることを特徴とする方法。 62.請求項61記載の方法であって、前記の小滴の平均直径が実質的に10 0ミクロンまでであることを特徴とする方法。 63.請求項62記載の方法であって、前記の小滴の平均直径が実質的に1か ら5ミクロンまでであることを特徴とする方法。 64.請求項51から63までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記燃料が高い圧力の下に噴霧されることを特徴とする方法。 65.請求項64記載の方法であって、実質的に50バールから250バール までの 圧力範囲において前記燃料が噴霧されることを特徴とする方法。 66.請求項51から65までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記燃料がその構成原子に解離され、続いてイオン化および燃焼されることを特 徴とする方法。 67.請求項51から66までの中の任意の一項に記載された方法であって、 燃焼を強化するために燃料に添加物が加えられることを特徴とする方法。 68.請求項51から67までの中の任意の一項に記載された方法であって、 吸気サイクル期間中に空気が燃焼室内に取り入れられることを特徴とする方法。 69.請求項51から68までの中の任意の一項に記載された方法であって、 燃焼生成物が前記燃焼室から排出されることを特徴とする方法。 70.請求項51から69までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記燃焼室における圧力が所定水準を超過した場合に解放され、それによって、 前記燃焼室内の過加圧を回避することを特徴とする方法。 71.請求項51から70までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記燃料が前記磁界を貫いて実質的に90の角度方向に噴霧されることを特徴と する方法。 72.請求項51から71までの中の任意の一項に記載された方法であって、 前記の電磁放射と燃料の前記噴霧が反対方向に偏向するように導入されることを 特徴とする方法。 73.請求項72記載の方法であって、前記の電磁放射と燃料の前記噴霧が実 質的に90度だけ反対に偏向することを特徴とする方法。 74.請求項1から50までの中の任意の一項に記載された点火システムであ って、前記の電磁放射ゼネレータ手段がパルス波形の電磁放射を生成することを 特徴とするシステム。 75.請求項1から50までの中の任意の一項または請求項74に記載された 点火システムであって、前記の電磁放射ゼネレータ手段が連続波形の電磁放射を 生成することを特徴とするシステム。 76.請求項1から50までの中の任意の一項または請求項74または75に 記載された点火システムであって、前記の燃料が、電磁放射によってイオン化お よび燃焼可能な1つ又は複数の物質を含むことを特徴とするシステム。
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