JP2001500268A - 可変方向を有する電界で材料を処理する方法および装置 - Google Patents

可変方向を有する電界で材料を処理する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 この発明の目的は、電界と追加された処理物質により、膜を有する物質を処理する方法と装置に関する。複数の電極(121−128)が、処理すべき材料の周りに配置され、かつ、電極選択装置(110)の出力に接続される。電極選択装置の入力は、電気アジャイルパルス発生装置の出力に接続され、処理物質が膜を有する物質に添加させる。電気パルスが電極選択装置に印加され、予め決められコンピュウター制御によって、一連の電極よりいくつかの電極が選択され、その際、膜を有する物質は、追加された処理物質と、順次変化する方向の電界により処理される。

Description

【発明の詳細な説明】 可変方位を有する電界で材料を処理する方法および装置 技術分野 本発明は、原料(特に、生きている細胞)にパルスされた電界の定義されたパ ターンを印加する分野に関する。さらに詳しくは、本発明は、特に、エレクトロ ポレーション,エレクトロフュージョンおよびエレクトロマニュピュレーション の分野に関連する。 エレクトロポレーションとエレクトロフュージョンは、原核細胞および真核細 胞の操作に種々に使用される現象に関する。エレクトロポレーションは、細胞膜 を横切る短時間の電位(パルス)の印加による細胞膜の穿孔(destabalization )である。正しく管理されていれば、穿孔の結果、細孔が存在する間に高分子が 通ることができる一時的な細孔が膜にできる。したがって、エレクトロポレーシ ョンにおいて、膜包含物質の膜は、処理物質を入れるために開く。エレクトロフ ュージョンは、細胞膜を横切る短時間の電位の印加での少なくとも2つの細胞の 融合である。エレクトロフュージョンにおいて、膜包含物質の膜は、他の膜包含 物質の膜と融合するために開く。この点で、ある膜含有材料は、他の膜含有材料 用の処理物質としてみなされるかもしれない。エレクトロフュージョンの物理的 および生物学的パラメータは、エレクトロポレーションのそれらに似ている。 細胞膜に印加される電位は、種々のパルス波形を供給す装置を使用して印加さ れる。2つの最も共通のパルス波形は、指数関数的な減衰と矩形波とである。指 数関数的な減衰パルスは、キャパシタンス放電パルスジェネレーターで発生させ られる。それは、最も安価なパルスジェネレーターであって、操作者にパルス・ パラメータを介して最少の制御を与える。矩形波パルスジェネレーターは、より 高価で、パルス・パラメータを介してより多くの制御を与えて、細胞により死に 至らしめないパルスを発生させる。両方のパルス波形について、細胞に修復可能 な細孔を発生させるために必要なエネルギーは、細胞のサイズ,形および組成に 関係する。 エレクトロフュージョンで、細胞が膜穿孔の時点で接触しなければならない。 これは、遠心のような物理的手段,抗体ブリッジングのような生化学的手段およ び誘電泳動を通した電気的手段によって果たされる。誘電泳動は、不均等な電界 における細胞膜を横切る低い電圧電位の印加による細胞内の双極子の生成である 。双極子は、DCまたはAC電場において生成することができる。DC電場は容 認できない熱を発生させる傾向があるので、ラジオ周波数ACは誘電泳動のため にたびたび使用される。 エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンの使用は、多い。部分 的なリストは、以下の通りである。(1)真核細胞および原核細胞の両方へのD NAまたはRNAの一時的導入、(2)真核細胞および原核細胞の両方へのDN Aの永久トランスフェクション、(3)遺伝子治療のための人間および動物細胞 へのDNAの永久および一時的トランスフェクション、(4)細胞への抗体,他 の蛋白質類または医薬品の導入、(5)ハイブリドーマを生成する抗体の生成、 (6)植物における花粉電気形質変換、(7)電気挿入、(8)動物胎児の操作 、(9)付着細胞のエレクトロフュージョン、(10)植物体細胞雑種の生産、 (11)DNAワクチン接種、および(11)ガン治療。 エレクトロポレーションまたはエレクトロフュージョンが働く方法の一つは、 細胞膜にホールまたは細孔の形成を引き起こすことである。細胞への電気パルス の印加によって引き起こされる細胞細孔の正確な性質についていくつかの論争が ある。しかし、実質的な効果は、引き起こされた細胞透磁率にあり、接近した接 触にある他の同様に影響された細胞と融合する傾向である。細胞膜の融合におけ るまたはそのための細孔の導入については直流電圧閾値がある。閾値以下の電圧 は実質的な細胞膜障害をもたらさない。多くの細胞のための閾値電位は、細胞膜 を横切る約1ボルトである。したがって、細胞膜を横切って1ボルトの電位を与 えるために電極間でセンチメートルにつき印加される全直流電圧は、細胞の直径 に比例する。より大きい細胞(例えば、多くの哺乳類の細胞)がいくぶんより低 い電圧を必要とする間、小さい細胞(例えば、バクテリア)は高い直流電圧を必 要とする。その細胞に必要とされる電圧に影響する細胞骨格の構造のような他の 細胞に特定の変数がある。 細胞のエレクトロポレーションまたはエレクトロフュージョンをもたらすの に十分強力であるDC電気パルスを用いるとき、主な問題は、プロセスが細胞の 容認できない割合でたびたび死に至らしめるということである。致死性率は、5 0%と同じくらいかそれよりも高いかもしれない。細胞へのそのような高い致死 率が好ましくないたくさんの理由がある。細胞が前の生きている遺伝子療法に更 なる使用のために扱われるとき、細胞への致死性は、適切な数の細胞が治療の遺 伝物質を取り込むことを妨げる。生体内遺伝子治療が患者に行われるとき、細胞 への致死性は、ほとんど効果のない処置になるだけでなく、患者に危害を与える かもしれない。 たくさんの方法が、エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンに おける細胞殺傷を減軽するために用いられている。最も一般に用いられている方 法は、指数関数的な減衰パルスにの代わりに矩形波形状のDCパルスを細胞に印 加することである。この方法は、閾値を超えるのに十分な直流電圧を印加してい る間に細胞に印加される全エネルギーを減軽する。矩形波形状のパルスは改良し たが、細胞に電気エネルギーを効果的に印加している間にまだ相当な細胞殺傷が ある。 エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンのために現在市場に出 されている矩形波パルサーは、たくさんの調整可能パラメータ(電圧,パルス幅 ,パルスの合計数およびパルス周波数)をもつ。一旦セットされたならば、これ らのパラメータは各パルス・セッションにおける各パルスに対して固定される。 例えば、1,000ボルト/センチメートル,20マイクロ秒のパルス幅,10 に等しいパルス数および1Hzのパルス周波数の電圧が選ばれるならば、10の パルスの各々が、パルス・セッションに対して1,000ボルト/センチメート ルおよび20マイクロ秒で固定される。 しかしながら、固定されたパルス・パラメータを使用する矩形波パルサーを用 いるときでも、細胞の望ましくなく高い致死率がまだ生じるかもしれない。この 点で、細胞の致死率がかなり減軽されろように波形パルスが制御されることがで きるならば、それは望ましいだろう。 “Electroporation and electrophoretic DNA transfer into cell”と題する Sukharevらによる記事(Biophys.J.,第63巻,1992年11月,1320〜 1327頁)には、3台の発電機がDCパルスを発生させるために使われること の開示がある。遅延発生器は、第1のパルジェネレーターを制御して、生物学的 Cos−1細胞に印加する第1のDCパルスを発生させる。 遅延発生器は、時間遅延を発生したのち、第2のパルスジェネレーターを制御 して、細胞に印加される第2のDCパルスを発生させる。第2のDCパルスは、 第1のパルスから形成された誘発された細孔を維持するために不十分である。し かしながら、第2のパルスは、前にパルスされた細胞にDNA物質の電気泳動を もたらすのに十分である。いくつかのキーポイントは、Sukharevらの論文におけ る開示に関して注意される。まず、第1のパルスの結果として細胞に形成された 誘発された細孔は、誘発された細孔を維持するのに十分な付加パルスを細胞に印 加することなしに、第1のパルスが終了した後に、収縮し始める。第2に、Sukh arevらの論文は、誘発された細孔形成パルスの後に、細胞生存能力の問題に関係 しない。第3に、Sukharevらで与えられるパルスは2つだけである。したがって 、DNA物質が細胞に入ることができる時間は、2つだけの短時間パルスの効果 によって制限される。この点で、エレクトロポレーションにおいて形成された誘 発された細孔を維持するパルス・プロトコルが与えられるならば、それは望まし いだろう。さらに、エレクトロポレーションを受けた細胞に細胞生存能力を改善 する方へ向けられたパルス・プロトコルが与えられるならば、それは望ましいだ ろう。さらに、エレクトロポレーションを受けた細胞に物質が入る時間をもっと 許すために、少なくとも3つのパルスを与えるパルス・プロトコルが与えられる ならば、それは望ましいだろう。 “Somatic Hybridization between Humanand Mouse Lymphoblast Cells Produ ced by in Electric Pulse-Induced Fusion Technique”と題されたS.大野らに よる記事(細胞構造と機能,第9巻,1984年,193頁〜196頁)に、一緒に 生物学的細胞を溶かす100kHzで0.8kV/cmの交番電界の使用が開示さ れている。交流が一連の電気パルスを与える点に注意する。この一連の電気パル スはすべて、同じ持続期間,同じ大きさおよび同じパルス間隔を有する。 “Optimization of Electroporation for Transfection of Human Fibroblast CellLines with origin-Defective SV40 DNA:Development of Human Transform ed Fibroblast Cell Lines with Mucopolysaccharidoses(I--VII)”と題されたオカ モトらによる記事(細胞構造と機能,第17巻,1992年,123頁〜128 頁)には、いろいろな電気パラメータが最適条件エレクトロポレーションを得る ためにテストされた開示がある。電気パラメータは、電圧,パルス持続期間,パ ルス数およびパルス波形を含む。選択された電気パラメータのどんな特別なセッ トに対して、選択されたパラメーターをもつパルスのすべてが同じ持続期間,同 じ大きさおよび同じパルス間隔を持つ点に注意される。 “Replacement of the macronudear ribosomal RNA genes of a mutant Tetr ahylmena using electroporation”と題されたOriasらによる記事(遺伝子,第 70巻,1988年,295頁〜301頁)には、2台の異なるエレクトロポレ ーション装置が使用される開示がある。各エレクトロポレーション装置が各エレ クトロポレーション・ラン用の一連の電気パルス(パルス列)を与える点に注意 される。どんな特別なエレクトロポレーション・ランに対しても、パルス列のパ ルスのすべては同じ持続期間,同じ大きさおよび同じパルス間隔を持つ。 “High-voltage electroparatian of bacteria:Genetic transformation of C ampylobacter jejuni with plasmid DNA”と題されたミラーらによる記事(Proc. Natl.Acad.Sci USA,第85巻,1988年2月,856頁〜860頁)には、い ろいろな電気パルス・パラメータが最適条件エレクトロポレーションを得るため にテストされた開示がある。電気パルス・パラメータは電界強度と時定数とを含 む。選択されたパルス・パラメータのどんな特別なセットに対しても、選択され たパラメーターをもつパルスのすべてが同じ電界強度と同じ時定数とを持った点 に注意される。 “Birth of normal young after electrofusion of mouse oocytes with roun d spermatids”と第されたOguraらによる記事(Proc.Nitl.Acad.Sci USA,第91 巻,1994年8月,7460頁〜7462頁)には、ダルベッコのPBS媒体へのAC(2M Hz,10秒間の20〜50V/cm)およびDC(80マイクロ秒間の150 0V/cm)パルスの露出によって卵母細胞が電気励起された開示がある。続く 電気励起で、細胞はダルベッコのPBS媒体から離され、Hepes/Whitten媒体に置か れ、一つの精子細胞で注入された。卵母細胞スーパ ーマティッド(oocyte-spermatid)対は、融合媒に置かれ、体ACパルス(2M Hz,15〜30秒間の100V/cm),融合DCパルス(10マイクロ秒間 の3750〜4000V/cm)および次のACパルス(2MHz,15〜30 秒間の100V/cm)のシーケンスに露出された。卵母細胞活性化パルスとo 卵母細胞スーパーマティッド融合パルスとの印加の間の時間間隔は、15〜40 分であつた。いくつかの点は、Oguraらの論文の開示に関して注意される。最初 に、エレクトロポレーションは管理されない。その代わりに、エレクトロフュー ジョンは管理される。さらに、卵母細胞への精子細胞のエントリは、エレクトロ ポレーションではなく注入によってである。第2に、2つだけのDCパルスが使 用される。ACパルスのいずれも、エレクトロポレーション閾値を与えるのに十 分な電圧レベル(例えば、200V/cm)を有しない。2つのDCパルスのシ ーケンスは、誘発された細孔形成を具備するとして開示されていない。細孔形成 は、細胞融合のこの方法に役立たない。規定は、形成された細孔を維持するか、 扱われる細胞の生存能力を維持するためにはない。 “Optimization of electroporation for transfection of mammaliancell li nes”と題されたAndreasonらによる論文(Anal.Biochem,第180巻,No.2, 269頁〜275頁、1989年8月)には、矩形波パルスを用いたエレクトロ ポレーションによるトランスフェクションが、指数的に減少するパルスと反対に 、反復パルスによってかなり増やされるとわかったとの開示がある。異なるパル ス振幅は、異なる電界強度の効果を決定するために異なる実験ランにおいて試さ れた。所定の実験的ランのために、各DCパルスは、他の各DCパルスと同じ電 圧と同じ持続期間とを有する。 “Transdermal Delivery of Metoprolol by Electroporation”と題するVanbe verらによる記事(Pharmaceutical Research,第11巻,No11,1657頁 〜1662頁,1994年)には、エレクトロポレーションが皮組織を横切って 薬を供給するために用いられることができるという開示がある。論文は、最適の エレクトロポレーション条件を決定する目的で一連のエレクトロポレーション実 験を開示する。指数的に減衰している容量性の放電に基づいて3種類のパルスを 作り出すために、プログラムされたエレクトロポレーション装置が使用さ れた。一つのHVパルス(3500V〜100Vの範囲)と、一つのLVパルス (450V〜20Vの範囲)と、第1のHVパルス,インターパルス遅れ(1秒 )からなるツイン・パルスおよび第2のLVパルスとである。2以上のパルスが 印加されるならば、それらは1分までに分離された。印加されるパルスのどれも 形状は矩形ではない点に注意される。対のパルスを用いて、実際の実験において 、第2のLVパルスは、100ボルト(1659頁の図1および図2を参照)の 3つのパルス振幅をもつ。なされた実際の実験の結果の比較結果として、「単一 パルスは、メトプロロール(metoprolol)浸透性を助成するために対のパルスと 同じように効果的であり、対のパルスの印加が必要でなかったことを示している 」と1659頁の第2のカラムで結論付けられている。さらに、同じ頁の同じカ ラムで始まり1660頁の第1のカラムまでの更なる結論は、「低い電圧での長 いパルス(621±39ms)は、メトプロロール(metoprolol)浸透性を助成 するために、短いパルス時間(3.1±0.1ms)の高電圧パルスよりもはる かに効果的であった」と述べている。1660頁の第1のカラムの第1のパラグ ラフで始まる部分で、著者は、「数百ボルトで数ミリ秒の時定数のパルスが経皮 浸透性についてドラマティックな効果を有すると報告されているが、この研究で 用いられた短い高電圧パルスはほとんどどんな効果も持たなかった。」と述べて いる。明らかに、Vanbeverらは、異なる振幅のパルスをもつパルス列を用いるこ とから離れることを教える。さらに、Vanbeverらの論文は、エレクトロポレーシ ョンを受けている細胞のために細胞生存能力の問題に関係しない。 “Addition of serum to electroporated cells enhances survival and transfection efficiency”と題されたBahnsonらによる論文の抄録(Bioc hem.Biophys.Res.Commun,第171巻,No.2,752〜757頁,1990 年9月14日)には、血清はエレクトロポレーションされた(electroporated) 細胞の膜を迅速に閉じる(reseal)ことと、エレクトロポレーションに続く血清 のタイムリーな追加が細胞生き残りおよびトランスフェクシヨン効果を向上する こととを開示する。血清の使用を必要とするよりはむしろ、細胞生き残りおよび トランスフェクション効果を向上するのに電気的方法が与えられることが好まし い。 “Electroporation:parameters affecting transfer of DNA into mammalian cells”と題されたKnutsonらによる論文(Anil.Biochem,第161巻,No.1 ,44〜52頁,1987年7月)の抄録には、高電圧放電波形が立上り時間, ピーク電圧および立下り時間に関して変えられる装置を開示する。哺乳類の細胞 が複数の電圧放電に晒されるテストがなされた。しかし、複数の露出はDNA転 移を向上させなかった。複数のパルスの使用で、各パルスが他のパルスと同じ電 圧および同じ持続期間をもつ点に注意される。 “Effects of pulse length and pulse strength on transfection by electroporation”と題されるKubiniecらによる論文(Biotechniques,第8 巻,No.1,16〜20頁,1990年1月)の抄録には、パルス電界強度E とパルス長1/2τ(指数関数的な減衰するパルスの半減衰時間)の比較的重要 性がヘルまたはHUT-78細胞に対して研究されたことを開示する。理論的には、エ レクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用いる開示はない。 数年の間、たくさんの革新が電界およびエレクトロポレーション,エレクトロ フュージョンおよび誘電泳動とについてなされ、以下に述べる米国特許はそれら の革新の一部の代表である。 米国特許4,441,972号は、均一でない電界を与える特別に設計された電極を含 むエレクトロフュージョン,細胞ソーティングおよび誘電泳動の装置を開示する 。均一でない電界は、細胞をソートするために用いられる。特に、少なくとも一 つの電極は、複数の実質的に同心円の溝を含む表面を有する。そのような同心円 の溝を包含している電極の準備は高価で時間がかかるかもしれないので、同心円 の溝を含む電極の使用なしに、生きている細胞に印加される電界にバリエーショ ンを与えるエレクトロフュージョン装置が与えられることができるならば、それ は望ましいだろう。 米国特許4,441,972号の装置は、誘電泳動によってソートしている細胞のため に用いることができる。細胞ソーティングについては、電極に印加されるAC電 圧の周波数および強度は、コレクションのために望ましい細胞が開孔部から所定 の放射距離に達したのちに、電界が緩められたときに出口部分を通って引き揚げ るように変えらたかもしれない。DC電気パルスは、細胞ソーティンのために 用いられる。 米国特許4,141,972号の装置は、また、エレクトロフュージョンのために用い られることができる。この使用方法については、低いAC電圧は、細胞が電極間 で隣接して整列するために電極に印加される。典型的には、約250kHzで約 10ボルト/msの穏やかなAC電界が用いられるかもしれない。その後、約5 0マイクロ秒間に約10〜約250ボルトのDCの一つの短時間パルスが、整列 された細胞の融合を引き起こすのに印加されるかもしれない。その特許は、イン パルスの周波数,電圧および継続時間が、ソートされたか融合された細胞の型お よび大きさに従って、または、用いられるキャリヤー・ストリームの型に従って 調整されるかもしれないことを明らかにする。その特許には、コンピュータを含 むいろいろな装置が電極への入力周波数およびと電圧を制御するために用いられ ることができるという開示がある。しかしながら、米国特許4,441,972号には、 エレクトロフュージョンに払われている特別な注意について、エレクトロフュー ジョンを実施するための一つ以上ののDCパルスを用いるという開示はない。米 国特許4,476,004号が米国特許4,441,972号に密接に関連しているとともに類似し た開示をもつ点に注意される。 米国.特許4,695,547号は、エレクトロフュージョン,エレクトロポレーション などのための探針(プローブ)を開示する。高電圧パルスの適当な電源が、1ア ンペアまでの電流と1〜990ミリ秒の継続時間で25〜175DCの範囲の出 力電圧パルスを与えることができるとして開示されている。エレクトロフュージ ョンまたはエレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用いる ことの開示はない。 米国特許4,750,100号は、エレクトロポレーション用の指数関数的に減衰する パルスまたは矩形波パルスを供給することができる高電圧および高アンペア・ス イッチ素子を開示する。エレクトロポレーションまたはトランスフェクションを 実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許4,832,814号は、生きている細胞のエレクトロフュージョンを行うた めに用いられるエレクトロフュージョン細胞を開示する。電源は、一連の3つの DCパルス(それぞれ12マイクロ秒で,1秒のパルス間隔をもつ68ボル ト)を与える。各DCパルスが他のDCパルスと同じ電圧および同じ持続期間を もつ点に注意される。 米国特許4,882,281号は、エレクトロフュージョン,エレクトロポレーション などのための探針を開示する。上述した米国特許4,695,547号に開示されている ように、高電圧パルスの適当な電源が1アンペアまでの電流および1〜990ミ リ秒の継続時間で25〜175DCの範囲で出力電圧パルスを与えることができ るとして開示されている。エレクトロフュージョンまたはエレクトロポレーショ ンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許4,910,140号は、短い持続期間の高強度電界を印加することによる原 核細胞のエレクトロポレーションの方法を開示する。この特許は、パルスが所望 の全期間を含む単一パルスから通常なることを明らかにする。代わりに、パルス は、所望の2〜20msecで来る累積時間をもつ複数のより短いパルスからな るかもしれない。結合された効果が細胞壁の透過になるように、そのような一連 のパルスはお互いの近くに十分に間隔をあけられなければならない。典型的には 、そのようなパルスは5msec以下まで離れて間隔をあけられる。より好まし くは、2msec以下まで離される。 米国特許4,955,378号は、生体内エレクトロフュージョンを実施するための動 物または人間の解剖サイトにパルスを供給するための電極を開示する。それは、 一般に、エレクトロフュージョンが、20ボルトの振幅および1パルス/秒のパ ルス・レートでの20マイクロ秒持続期間の3つの方形波を電極に印加して一定 の電圧条件下で好のましくはなされることを開示する。各DCパルスが他のDC パルスと同じ電圧および同じ持続期間をもつ点に注意される。 米国特許5,007,995号は、生きている細胞のエレクトロフュージョン用の装置 を開示する。DCパルスを用いる代わりに、ACパルスが使用された。一連の研 究は、AC周波数,印加されたAC電圧およびACパルスの継続期間の変数間で 行われた。各研究では、3つの変数のうちの2つは一定の状態に保たれ、1つの 変数は異なる徐々に増加する設定でその変数を設定することによって変えられた 。エレクトロフュージョンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開 示はない。 米国特許5,019,034号は、組織に大きい分子を運搬する目的で組織をエレクト ロポーレーションする方法を開示する。カエルの皮が、一例として用いられる。 エレクトロポレーションを実施する際に、パルスの形状,持続期間および周波数 が選択される。ピーク電圧は、また、初期設定で置かれる。エレクトロポレーシ ョンが起こるまで、パルスはより高い電圧に徐々に循環される。その点、パルス 波形,持続期間、周波数および電圧は、所望の量の分子移転が起こるまで維持さ れる。 米国特許5,124,259号は、塩化物イオンが排除される特に定義されたバッファ を用いているエレクトロポレーションの方法を開示する。エレクトロポレーショ ンを実施する際に、電圧が100〜1000v/cmで、電圧を印加するための 時間が0.1〜50ミリ秒であるという開示がある。エレクトロポレーションを 実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,128,257号は、いくつかの試験槽と、エレクトロポレーションのた めに用いた電極とを開示する。電力供給は、200から2000ボルトまでの電 圧範囲を与える。パルス幅は、0.1から100ミリ秒までの範囲、好ましくは 1から10ミリ秒までの範囲である。エレクトロポレーションを実施するために 複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,131,070号は、細胞が培養される特別に覆われた電極を開示する。 電極上の細胞はエレクトロポレーションにかけられる。エレクトロポレーション を実施する際に、電界強度を計る装置は、細胞が穿孔するまで増加す電位を印加 することができ、また、どの電界で細胞が穿孔したかを検知できる「知的な」エ レクトロポレーション装置が与えられるように、マイクロプロセッサーに適切に インターフェースされる。装置が穿孔を引き起こすのに必要な条件を測定し、穿 孔が起こるときを検出するので、穿孔を引き起こすのに十分なエネルギーだけが システムに導入されてから、現在の調停された細胞死に相当な減少が生じる。し かしながら、エレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用い ることの開示がない点に注意される。それに加えて、エレクトロポレーション装 置は、いろいろな細胞線のために必要とされる穿孔電位に関係している情報と、 起こるかもしれない穿孔の型および大きさについてのいろいろな中間構成物の効 果とを記録することができる。しかしながら、供給は、引き起こされた細孔形成 維持するためなされていない点に注意される。 米国特許5,137,817号は、生体内にエレクトロポレーションを行うために特別 に設計された電極を用いたエレクトロポレーションの装置および方法を開示する 。エレクトロポレーションを実施する際に、一つのDC電圧パルスが宿主細胞に 印加される。エレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用い ることの開示はない。 米国特許5,173,158号および米国特許5,283,194号はそれぞれ、選択的にあるサ イズの細胞を許し他を除外する電極を使用するエレクトロポレーションおよびエ レクトロフュージョンのための装置および方法を開示する。単一パルスは、エレ クトロポレーションを起こす電界を発生させる。エレクトロポレーションまたは エレクトロフュージョンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開示 はない。 米国特許5,186,800号は、上述した米国特許4,910,140号でなされたように、短 期間の高強度電界を印加することによる原核細胞のエレクトロポレーションの方 法を開示する。米国特許5,186,800号も、印加されたパルスが、所望の全期間を 含む単一パルスから通常なることを開示する。代わりに、パルスは、所望の2〜 20msecの範囲で起こる累積時間をもつ複数のより短いパルスからなるかも しれない。結合された効果が細胞壁の透過となるように、そのような一連のパル スはお互いの近くで十分に間隔をあけられなければならない。典型的には、その ようなパルスは5マイクロ秒以下まで離され、好ましくは2マイクロ秒以下まで 離れる。一連の実験は、最大細胞転移を与えた方法パラメータを確かめるために 行われた。核実験において、一つの電気パルスがエレクトロポレーションをもた らすために用いられた。実験的なパラメータは、電気パルス,宿主細胞の密度, 転移材料の密度およびポスト・ショック潜伏期間のたくさんのパラメータを含ん だ。エレクトロポレーションを受けている細胞の生存能力と転移能力(transfor mability)がパルスの初期電界強度に非常に敏感であることが観察された。達し た結論は、細胞生き残りは電界強度を増やすことで着実に下がるということであ った。また、行われた核実験では、最大転移効率は細胞の30〜40 %がパルスを耐えぬくと結論された。エレクトロポレーションを実施するために 複数のDCパルスを用いることの開示はない。上述したことを考慮して、40% を超える細胞がエレクトロポレーションを実行しているパルスを耐えぬくときに 最大転移率が達せられるエレクトロポレーションの方法が与えられたならば、そ れは望ましいだろう。 米国特許5,211,660号は、生体内エレクトロフュージョンを行う方法を開示す る。使用された直流電流電荷の電気的パラメータに関する詳細は開示されていな い。 米国特許5,232,856号は、特別に設計された電極を使用するエレクトロポレー ション装置を開示する。たくさんのエレクトロポレーション実験が、たくさんの 異なる宿主細胞と異なる転移材料を用いて行われた。各実験において、一つのD Cパルスだけが宿主細胞に印加された。エレクトロポレーションを実施するため に複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,273,525号は、薬と遺伝子供給のために注射器ベースのエレクトロ ポレーション電極を開示する。エレクトロポレーション電極を用いる際に、一定 のパルス振幅,一定のパルス幅および一定のパルス間隔を有する1〜100の連 続的パルスを与える従来の電源が使用されている。 米国特許5,304,120号および米国特許5,318,514号はそれぞれ、人に生きている 細胞の生体内エレクトロポレーションにのための電極を開示する。エレクトロポ レーションをもたらすために電気エネルギーを印加する際に、電源は、好ましく は、電界を繰り返し印加し、また、電界の振幅および持続期間は、薬または遺伝 子が生きている細胞を殺すことなくそれらに入るのに細胞の壁を十分に浸透させ る。電源は、単極発振パルス列と二極発振パルス列とを含む。選ばれたパルス列 に対して、各パルスは、パルス列の他のパルスと同じ電圧に上昇し同じ持続期間 をもつ点に注意される。 たくさんの理論的な考察とたくさんの既知の発明開示を説明したが、注意は、 生物学的細胞への細孔形成の導入に関するある理論的な概念の更なる議論に戻る 。しかしながら、ここで討論される理論的な概念のどれも本発明の範囲を規制す るつもりでないことが理解される。その代わりに、本発明の範囲は、クレームと そ の等価物とによってのみ制限される。 パルス・セッションの間にパルス・パラメータを変えることは、エレクトロポ レーションおよびエレクトロフュージョン効率を維持するか向上させる間の細胞 への損傷を減少させることが、本発明の発明者によって発見された。減軽された 細胞損傷は、細胞に印加される減少されたエネルギーに関係させることができる 。特に、パルス当りに印加される全エネルギーを決定する2つのパラメータは、 パルス振幅とパルス幅とである。パルス幅のバリエーションは、パルス振幅のバ リエーションと異なる効果を有する。、より広いパルスの印加に続くパルス幅の 減少は、一連のパルスの全エネルギーを減少する間の上記のスレッショルド電圧 の印加を許す。 さらに、以下に記述される理論的な理由のために、細胞にすでに形成される細 孔のメンテナンスは、新しい細孔を起こすのに必要とされるエネルギーよりも少 ないエネルギーを必要としなければならない。上記のスレッショルド電圧を維持 している間のパルス幅のバリエーションは、非常に小さい細孔がより広いパルス によって起こされるそれらの例において特に役に立つ。より狭いパルスは、制御 された方法に細孔伸張を援助することができた。任意の特別な種類の細胞のため の理想的な条件は、外の分子(例えば、小さい有機的分子またはDNA)が回復 不可能なサイズに細孔サイズを伸張することなしに細胞に入れるのに十分な大き さのサイズに細孔伸張を起こす一組の電気パルス・パラメータを見つけることで あろう。この目標を果たすパルス・パラメータは、各細胞の型について実験的に 決定されなければならない。 パルス振幅のバリエーションは、下記の閾値メンテナンス・パルスの印加を許 す。一旦上記のスレッショルド電圧に対する十分なエネルギーのパルスが細胞に 印加されるならば、細胞膜を横切る電気抵抗に一時的な減少が起こる。細胞膜の 減少された電気抵抗のため、閾値以下のパルス電圧は、上記の閾値パルスによっ て引き起こされる細胞細孔を維持するのに十分でなければならない。 このように、先行技術の実体はエレクトロポレーションを引き起こすために電 気パルスを用いることは公知であることを示すが、上述の先行技術は、望ましい 特徴の以下の組合せを持つパルスされた電界で物質を処理する方法を示唆も教 示のしない。(1)電気的パルスが減少された細胞致死性をもたらす生きている細 胞への一連の電気パルスの印加のためのプロセスを与える;(2)電気パルス装置 のオペレーターに印加されたパルス・シリーズの最大オペレータ制御のためのプ ロセスを与える;(3)一連の電気パルスの間にパルス幅を変化するプロセスを与 える;(4)一連の電気パルスの間にパルス電圧を変化するプロセスを与える;(5) プロセスの制御する機械を与える;(6)は、エレクトロポレーションで形成され る引き起こされた細孔を維持するパルス・プロトコルを与える;(7)原料がエレ クトロポレーションを受けている細胞に入るためにより多くの時間を許すために 少なくとも3つのパルスを与えるパルス・プロトコルを与える;(8)細胞生存率 およびトランスフェクション効率を向上させる電気的方法を与える;(9)40% を超える細胞がエレクトロポレーションを実行しているパルスを耐えぬくとき、 最大転移効率が達成されるエレクトロポレーションの方法を与える。前述の所望 の特性は、以下の説明から明らかなように、本発明のパルスされた電界で原料を 処理するユニークな方法によって与えられる。先行技術を超える本発明の他の利 点も、明白になる。 ここで、エレクトロポレーションされている原料に加えられる処理物質の他の 態様に着目すると、Gunter,A.Rofmann,Sukhendu B.Dev,Gurvinder S,Nandaに よる論文“Electrochemotherapy:Transition from Laboratory to the Clinic” (IEEE工学,薬と生物学,1996年11月/12月,124〜132頁))に は、生体内器官の周りに配置された一組の電極に印加される電界の方向を変える 機械的スイッチング配置の開示がある。機械的スイッチング配置は電極の6個の ニードル列の電極を機械的に選択する機械式回転スイッチの形である。そのよう な機械的スイッチング配置は、点火栓にエネルギーを割り当てるために自動車分 配器に近い関係を負う。そのような機械的スイッチング配置は、電極用のパルス ・パターンの選択可能なシーケンスに広いバリエーションを許さない。 エレクトロポレーションの電界を除いて、電界の方向を逆転させる概念は、心 臓の電気除細動,電気的除細動,ゲル電気泳動およびフィールド逆転毛管電気泳 動のようなたくさんの分野で使用されている。心臓応用に関して、Kallokの 米国特許5,324,309号は、電気除細動と電気的除細動のための方法および装置を 開示する。この方法を用いることに、複数のパルスは、動物の心臓のまわりの場 所の配列に置かれる複数の電極に向けられる。スイッチ素子を制御するマイクロ プロセッサーはパルスを所定の電極に向ける。Kallokの方法および装置の目的は 、細動または他の導電問題が補正されるように心臓の電気系統を修正することで ある。Kallokは、心臓に処理物質を加えることを開示しない。この点で、Kallok は、電界を変えることは心臓による処理物質の取り込みを助けることを明らかに しない。 ゲル電気泳動に関する重要な問題として、異なる方向からの電界は、比較的長 い期間(例えば、0.6〜125秒)にわたって、また、比較的低い電圧(例え ば、3.5〜20V/cm)で印加される。また、フィールド逆転毛管の電気泳 動に関する重要な問題として、逆方向電界は、比較的長い期間(例えば、2秒) にわたって、また、比較的低い電圧(例えば、50V/cm)で印加される。さ らに、ゲル電気泳動とフィールド逆転毛細管電気泳動に関して、膜含有材料は( 例えば、細胞,組織,器官およびリポソーム)は処理を受けない。 発明の開示 電気パルスシーケンスは、それらの電位可変性にほとんど無限である。大きい 種類のパルスシーケンスは、電気通信とレーダの分野で用いられる。例えば、パ ルスシーケンスは連続でありえる。連続パルスシーケンスは、単極でも双極でも ありえる。パルスシーケンスは、矩形波または方形波または矩形波の特殊ケース を含むことができる。所定の数の矩形形パルス(ユニポーラかバイポーラ)は、 ゲートで制御されるかバーストされたパルス・シーケンスに与えられる。パルス シーケンスでは、パルスは、異なるレベルの振幅(パルス振幅変調)で与えられ ることができる。これは、この型のパルス列は計算機通信でモデムおよびコンピ ュータに一般に用いられる。パルスは、異なるパルス幅または持続期間(パルス 幅変調)で与えられることができる。そのような場合、一定のパルス間隔が維持 される。パルスは、異なるパルス間隔(パルス間隔変調)で与えられることがで きる。そのような場合、一定のパルス幅が維持される。 電気パルス・シーケンスの特定のカテゴリーは、「鋭敏なパルスシーケン ス」として知られている。この特許の目的として、定義によって、鋭敏なパルス シーケンスは、以下の特性を持つ:(1)シーケンスのパルスの数は2〜1,00 0まで変動する;(2)シーケンスのパルスは形状が矩形である;(3)シーケンスの 各パルスはパルス幅をもつ;(4)シーケンスのパルスの始めと次のパルスの始め との間にはパルス間隔がある;(5)シーケンスのパルスのためのパルス振幅は、 100ボルト以上であり、好ましくは200ボルト以上である;(6)パルス極性 は、シーケンスのパルスに対して単極でもバイポーラでもよい。存在するかもし れない鋭敏なパルスシーケンスのもう一つの特性は、シーケンスの方形パルスの 「オン」時がパルス間隔の10%未満であるということである。 鋭敏なパルスシーケンスがコミュニケーションおよびレーダ応用に使用された けれども、鋭敏なパルスシーケンスは原料を処理するためには使用されなかった 。特に、材料のよく定義され制御された永久または一時的変化を起こす触媒とし て変えられ操作され機能するよく制御された強度の電界を与えるために物質を処 理するのに鋭敏なパルスシーケンスを使用することは、先行技術は開示しないは 、本発明は与える。 特に、本発明によると、パルスされた電界による原料(特に、有機的原料)を 処理する方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスをもつ鋭敏な パルスシーケンスを物質に印加するステップを含み、鋭敏なパルスシーケンスは 以下の特性のうちの1つ、2つまたは3つを有する。(1)少なくとも3つのパル スのうちの少なくとも2つは、パルス振幅が互いに異なる;(2)少なくとも3つ パルスの少なくとも2つは、パルス幅が互いに異なる;(3)少なくとも3つのパ ルスのうちの2つの第1の組についての第1のパルス間隔は、少なくとも3つパ ルスの2つの第2の組についての第2のパルス間隔と異なる。 特に、本発明によると、パルスされた電界による原料(特に、有機的原料)を 処理するための方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有す る鋭敏なパルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つの パルスのうちの少なくとも2つはパルス振幅が互いに異なる。 本発明によると、パルスされた電界による原料(特に、有機的原料)を処理す るための方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有する鋭 敏なパルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つのパル スのうちの少なくとも2つはパルス幅が互いに異なる。 本発明によると、パルスされた電界による原料(特に、有機的原料)を処理す るための方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有する鋭敏 なパルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つのパルス のうちの2つの第1の組についての第1のパルス間隔は少なくとも3つのパルス のうちの2つの第2の組についての第2のパルス間隔と異なる。 本発明の広いもう一つの面による、方法は細胞に細孔形成を引き起こすために パルスされた電界で生物学的細胞を扱うために与えられる。方法は、それを具備 している鋭敏なパルスシーケンスを印加するステップを含む細胞、鋭敏なパルス シーケンスが1を持つその点で、2または以下の特性のうちの3つに最少の3パ ルス:(1)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス振幅に互 いから異なる;(2)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス 幅に互いから異なる;と、(3)少なくとも3つのパルスのうちの2つの第1のセ ットのための第1のパルス間隔は少なくとも3つのパルス(引き起こされた細孔 が比較的長い期間のために維持されるようであるもの)のうちの2つの、一瞬セ ットされる第2のパルス間隔と異なると、細胞のそのようなその生存能力は維持 される。 より特に、本発明による、方法は細胞に細孔形成を引き起こすためにパルスさ れた電界で生物学的細胞を扱うために与えられる。方法は細胞に少なくとも3つ のパルスを具備している鋭敏なパルスシーケンス、少なくとも3つのパルスのう ちの少なくとも2つがパルス振幅に互いから異なるその点で、比較的長い期間の ために維持されるそのようなその引き起こされた細孔怒りを印加するステップを 含むと、細胞のそのようなその生存能力は維持される。 本発明による、より遠く方法は、細胞に細孔形成を引き起こすためにパルスさ れた電界で生物学的細胞を扱うために与えられる。方法は細胞に少なくとも3つ のパルスを具備している鋭敏なパルスシーケンス、少なくとも3つのパルスのう ちの少なくとも2つがパルス幅に互いから異なるその点で、引き起こされた細孔 が比較的長い期間のために維持されるようなものを印加するステップを含 むと、細胞のそのようなその生存能力は維持される。 また、本発明による、方法は細胞に細孔形成を引き起こすためにパルスされた 電界で生物学的細胞を扱うために与えられる。方法は細胞に少なくとも3つのパ ルスを具備している鋭敏なパルスシーケンス、少なくとも3つのパルスのうちの 2つの第1のセットのための第1のパルス間隔が少なくとも3つのパルスのうち の2つの、一瞬セットされる第2のパルス間隔と異なるその点で、引き起こされ た細孔が比較的長い期間のために維持されるようなものを印加するステップを含 むと、細胞のそのようなその生存能力は維持される。 また、本発明による、方法は細胞に細孔形成を引き起こすためにパルスされた 電界で生物学的細胞を扱うために与えられる。方法は細胞に少なくとも3つのパ ルスを具備している鋭敏なパルスシーケンス、少なくとも3つのパルスのうちの 2つの第1のセットのための第1のパルス間隔が少なくとも3つのパルスのうち の2つの、一瞬セットされる第2のパルス間隔と異なるその点で、引き起こされ た細孔が比較的長い期間のために維持されるようなものを印加するステップを含 むと、細胞のそのようなその生存能力は維持される。鋭敏なパルスシーケンスが 非正弦波の電気パルスのシーケンスのクラスであることは、上記の説明と関係な い。本発明の原則による、この点で非正弦波の電気パルス・シーケンスの他のカ テゴリー使用する鋭敏なパルスシーケンスを除いて原料を扱うことのために。 この点で、本発明のより広い面による、方法はパルスされた電界で材料を扱う ために与えられてと、材料に200のV/cm100のV/cmと好んで同等より大き いか等しい電界強度またはGTを具備して、少なくとも3つの非正弦波の電気パル スのシーケンスを印加するステップを含む。少なくとも3つの非正弦波の電気パ ルスのシーケンスは、1、2または以下の特性のうちの3つを持つ:(1)少なく とも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス振幅に互いから異なる、(2 )少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス幅に互いから異な る、と(3)少なくとも3つのパルスのうちの2つの第1のセットのための第1の パルス間隔は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの、一瞬セットされる第2 のパルス間隔と異なる。好ましくは、材料は有機的な原料である。 彼のもの、2または以下の特性のうちの3つの最少の3つの非正弦波の電気パ ルスでのシーケンス(1)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パ ルス振幅に互いから異なる、(2)少なくとも2の最少の3つのパルスが、パルス 幅に互いから異なると(3)少なくとも3つのパルスのうちの2つの第1のセット のための第1のパルス間隔は少なくとも3つのパルス(引き起こされた細孔が比 較的長い期間のために維持されるようであるもの)のうちの2つの、一瞬セット される第2のパルス間隔と異なると、細胞のそのようなその生存能力は維持され る。 本発明のさらに別の面による、加算された穿孔にでと電界で穿孔せを扱う方法 は、電界の方向が向上されてどちらであるかについて与えられる。エレクトロポ レーションのフィールドに、重要な面は、電界が細胞表面のタンジェントに垂直 である細胞の上に、最も大きい効果がサイトにあるということである。エレクト ロポレーションが最も大きい所で、細胞への加算された穿孔のエントリは容易に される。細胞が粗く丸いので、細孔がしたがって、通常形成されて、最も近い細 胞のポール電極。接触する細胞表面の角度が電界とより平行になるとき、パルス の効果は減少する。そして、エレクトロポレーションの効果は最大限の効果のサ イトからの90度離れてゼロ(完全な球の上で)になる。心にこれらの考察で、細 胞への加算された穿孔のエントリが容易にされるそれによって最大限の電界に、 電界方向の変化が細胞の異なる領域を陳列することは、換価された。電界の方向 のこの変化は、細胞により多くの細孔の形成を引き起こしてとしたがって、エレ クトロポレーション効率を増やす。 本発明(電界の方向が向上される)の方法は、以下のステップの含まれる。複 数の電極は、扱われる穿孔せのまわりで場所の配列に整えられる。電極は、電極 選択に装置の出力に接続している。電極選択装置の入力は、鋭敏なパルスシーケ ンスにジェネレーターの出力に接続している。処理物質は、膜含有材料に加算さ れる。電気パルスは、電極選択装置に印加される。印加されたパルスは、材料が 加算された穿孔でとシーケンシャルに様々な方向の電界で扱われるそれによって 電極の列に、選択された電極にあらかじめ決められたシーケンスに電極選択装置 によって発送される。 電極の列に選択された電極へのあらかじめ決められたシーケンスに電極選択装 置による印加されたパルスのルーティングは、本発明でたくさんのやり方にされ ることができる。 1種類のパルス経路選択に、第1のパルスは、第1の選択されたグループの電 極に印加されることができる。その後、第2のパルスは、第2の選択されたグル ープの電極に印加されることができる。その後、第3のパルスは、第3の選択さ れたグループの電極に印加されることができる。この種類のパルス経路選択は、 Nパルスのシーケンスが次々とN選択されたグループの電極に発送されることが できると述べることによって一般化されることができる。 例証として、まわりで配列される8本の電極が、あることがありえる生体内で ある組織。印加されるパルスは、ここで、100のV/cmより大きいか等しい電 界強度を具備して、少なくとも3つの非正弦波の電気パルスの高電圧の鋭敏なパ ルスシーケンスでありえるそれのシーケンス最少の3非正弦波の電気パルス1、 2または以下の特性のうちの3つを持つ:(1)少なくとも3つのパルスのうちの 少なくとも2つは、パルス振幅に互いから異なる;(2)少なくとも3つのパルス のうちの少なくとも2つは、異なるパルス幅に市街電車互い;と、(3)少なくと も3つのパルスのうちの2つの第1のセットのための第1のパルス間隔は、少な くとも3つのパルスのうちの2つの、一瞬セットされる第2のパルス間隔と異な る。鋭敏なパルスシーケンスの第1のパルスは、第1の、第3の、第5のと第7 の電極に発送されることができる。鋭敏なパルスシーケンスの第2のパルスは、 第2の、第4の、第6のと第8の電極に発送されることができる。鋭敏なパルス シーケンスの第3のパルスは、第1の、第2の、第4のと第5の電極に発送され ることができる。選択されたグループのパルスからパルスへの8本の電極だけの バリエーションの可能な数は、装置付きの非常に大きい数と本発明の方法であろ 。偶数のより多くの電極を用いろことは、可能なバリエーションのよりすばらし い番号さえ与える。この種類のパルス経路選択は、鋭敏なパルスシーケンスを含 むNパルスが次々とN選択されたグループの電極に発送されることができると述 べることによって一般化されることができる。偶数のより広いステートメントは 、あることができる効果にした、本発明で、鋭敏なパルスシー ケンスに含むNパルスが、N選択されたグループの電極にかぎまわられることが できるあらゆる組合せとどんなオーダーにでも。 もう一種類の生きている組織にのためのパルス経路選択に、l第1の高電圧の 鋭敏なパルスシーケンス・パターンは、第1の選択されたグループの電極に印加 されることができる。その後、第2のパルスパターンは、第2の選択されたグル ープの電極に印加されることができる。その後、第3のパルスパターンは、第3 の選択されたグループの電極に印加されることができる。この種類のパルス経路 選択は、Nパルス・パターンが次々とN選択されたグループの電極に発送される ことができると述べることによって一般化されることができる。 もう一つの例がまだまわりで配列される8本の電極でそこでありえる、生体内 である組織。第1のパルスパターンは、第1の、第3の、第5のと第7の電極に 発送されることができてと第2の、第4の、第6のと第8の電極を経由して選出 されることができる。第2のパルスパターンは、第1の、第2の、第4のと第5 の電極に発送されることができてと残っている電極のどんな一つ以上でも経由し て選出されることができる。選択されたグループのパルスパターンからパルスパ ターンへの8本の電極だけのバリエーションの可能な数は、装置付きの非常に大 きい数と本発明の方法である。偶数のより多くの電極を用いることは、可能なバ リエーションのよりすばらしい番号さえ与える。 高電圧の鋭敏なパルス電気パルス処置にかけられる対象はいつである生体内で ある、細胞がelectroporatedされている、パルスの高電圧の鋭敏なパルスシーケ ンスに電界の方向が電極に印加した対象(例えば動物の(人間を含むこと)プラ ント組織または器官)は回転させられることができる、それによって‖エレクト ロポレーションに生体内である、ボディ部は向上される。 本発明のもう一つの面による、方法は膜含有材料を試験管内でを電界で処理す るために与えられる。膜含有材料は、細胞、組織、器官とリポソームを含むこと ができる。本発明のこの試験管内方法は、ステップを含む: 場所の配列に試験管内材料を整えること; 配列に複数の電極を整えること 場所は、試験管内の配列に該当する 材料場所; 電極選択に電極を装置の出力に接続すること; 電気のパルサ装置の出力に電極選択装置の入力を接続すること; 電気パルスを電極選択装置に印加すること; あらかじめ決められたシーケンスに電極選択装置によってパルスを印加される 経路選択は、場所の配列に試験管内材料が場所の配列にシーケンシャルに電界で 処理されるそれによって電極の列に、電極を選択した。 本発明の試験管内方法を実行する1つの方法に、選択された電極に印加される 少なくとも2つの連続したパルスは、電界方向に取り消される。本発明の試験管 内方法を実行するもう一つの方法に、電極のM対がテストしているプレートにM ウェルで共同したとき、電極は配列される。本発明の試験管内方法を実行するも う一つの方法に、一対の電極がキュベットで共同したとき、電極は配列される。 本発明の試験管内方法を実行するもう一つの方法に、P電極がキュベットで共同 したとき、電極怒りが配列されて、ここで、Pは2より大きい。 MがテストしているプレートにMウェル(キュベット)のために、電極の対に なるとき、電極が配列されるとき、高電圧パルス/電界は電極選択装置のコンピ ュータ制御によって、どんなオーダーにでもこれらのキュベットの何にでも発送 されるかもしれない。これは、一度に1つのキュベットを用いることによって実 験を進行するために大いに時を減軽している感度分析に例のために、多数の実験 を進行するために用いられることができる。 電気パルス処置にかけられる対象が細胞がelectroporatedされている、パルス のシーケンスに電界の方向がに取り付けた試験管内対象(例えばキュベット)で あるとき、電極が回転させられることができて、エレクトロポレーションは向上 されるそれによって。 電極がシーケンシャルに取り消されることができて2本の電極が生物学的細胞 が存在であるキュベットの反対側がエレクトロポレーションにかける、パルスの シーケンスに電界の方向がに取り付けたオンの位置決めをしたとき、電極が配列 されるとき、エレクトロポレーションは向上されるそれによって まだ本発明のもう一つの面による、装置は原料を電気パルスで処理するため に与えられる。従属する装置は、電気的に鋭敏なパルスシーケンス・ジェネレー ターに接続している電極選択装置に、鋭敏なパルスシーケンス・ジェネレーター 終わりを含む。電極選択装置は、電気的に鋭敏なパルスシーケンス・ジェネレー ター、セットの少なくとも2つの出力コネクタと入力コネクタと出力コネクタの 間で接続される選択可能なスイッチの列に接続しているセットの入力コネクタを 含む。電極のセットは、電気的に電極選択装置の出力コネクタのうちの少なくと も2つに接続している。好ましくは、選択可能なスイッチは、プログラム可能な コンピュータ制御されたスイッチである。代わりに、選択可能なスイッチは、手 で行使されたスイッチでありえる。 簡単な説明が本発明のより重要な事項をむしろ広く述べる上記はそれについて それに詳細な説明を注文する。そして、よりよくよく理解されているかもしれな くてと芸術に対する現在の貢献がよりよいかもしれないという命令に価値が上が ったことになる。もちろん、以下に記述されると主題のためにある本発明の追加 の特徴が、あるの主張この文書に追加する。 上記から分かるように、本発明の目的は、生細胞に一連の電気パルスを印加す る方法に電気パルスが還元した細胞致死率を生産するその点でを提供するパルス された電界による治療方法原料提供することである。 本発明のさらに別の目的は、治療方法原料に応用パルス系列の極大オペレータ ー制御のために、電気パルス機器のオペレーターにプロセスを提供するパルスさ れた電界を提供することになっている。 本発明のもう一つの目的は、治療方法原料に一連の電気パルスの間、パルス幅 をはるかに変更しているプロセスを提供するパルスされた電界を提供することに なっている。 本発明のもう一つの目的は、治療方法原料にプロセスを一連の電気パルスの間 、パルス電圧を変更するために提供するパルスされた電界を提供することになっ ている。 また、本発明のそれ以上の目的は、治療方法原料にプロセスの制御のために機 械を提供するパルスされた電界を提供することになっている。 なおさらに、本発明のもう一つの目的は、治療方法原料にエレクトロポレーシ ョンの中で形づくられる起因性気孔を支えるパルス・プロトコルを提供するパル スされた電界を提供することになっている。 本発明のさらに別の目的は、治療方法原料に原料のためにより多くの時間がエ レクトロポレーション.を経ているセルを入れるのを許すために少なくとも3つ のパルスを提供するパルス・プロトコルを提供するパルスされた電界を提供する ことになっている。 それでも、本発明のもう一つの目的は、治療方法原料にエレクトロポレーション の中で形づくられる起因性気孔を支えるパルス・プロトコルを提供するパルスさ れた電界を提供することになっている。 本発明のさらに別の目的は、治療方法原料に原料のためにより多くの時間がエ レクトロポレーション.を経ているセルを入れるのを許すために少なくとも3つ のパルスを提供するパルス・プロトコルを提供するパルスされた電界を提供する ことになっている。 それでも、本発明のもう一つの目的は、治療方法原料に細胞生存とトランスフェ クション交換効率を改良するために電気のウェイを提供するパルスされた電界を 提供することになっている。 また、本発明のそれ以上の目的は、治療方法原料に40%を超えるセルがエレク トロポレーションを生じているパルスを耐えぬくとき、格言トランスフォーメー ション交換効率がなしとげられるエレクトロポレーションの方法を提供するパル スされたelectrical域を提供することになっている。 なおさらに、発明のもう一つの目的は、方法と器械を、生体内でガラス管内で 、電気パルスを電極の群列に選択的に適用するために提供することになっている 。 発明のさらに別の目的は方法を提供することになっている、そして、電界を回 転させるための器械は生体内で試験管内に組織または器官かキュベットにあては まった。 発明のもう一つの目的は、試験管内にキュベットに適用されるシーケンシャル に印加、逆転する電界のために、方法と装置を提供することである。 本発明を特徴づける種々の新規性とともに、本発明の他目的とこれらは、特に 請求項において記載すると同時に、明細書の一部を構成している。本発明、その 利用による利点及び特定の目的がその使用によって達成されることをよりよく理 解するために、付随する図面を参照しながら、本発明の好ましい具体例を説明す る。図面の簡単な説明 本発明はよりよく理解され、上記の目的及びそれ以外の目的は、以下の詳細な 説明を理解することにより更に明らかになろう。 そこで添付図面を参照して説明する: 図1は、パルスされた電界で、プログラム可能な電極選択装置で原料を処理す る本発明の方法を実施するために使われる装置全体のブロック線図である。 図2は、図1で示されるインタフェース・コントロール組立体の主たる機能単 位を部分的に模式的に示すブロック線図である。 図2A-2Oは、図2のインタフェース・コントロール組立体に関する電気回路図 である。 より特に、図2Aはマイクロプロセッサ(IN)へのStatusの電気回路図である。図 2Bは、マイクロプロセッサ(OUT)からの制御の電気回路図である。図2Cは、チ ップセレクトデコーダーの電気回路図である。図2Dは、パルスルータインターフ ェースの電気回路図である。図2Eは、サインウェーブアンプリチュードに関する 電気回路図である。図2Fは、サインウェーブ周波数に関する電気回路図である。 図2Gは、高真空電力供給Vprogの電気回路図である。図2Hは、パルス電流モニタ ー(P-IMON)の電気回路図である。図2Iは、高真空電力供給VMONの電気回路図で ある。図2Jは、パルス幅Conferの電気回路図である。図2Kは、パルス送出駆動装 置の電気回路図である。図2Lは、バス接続装置の電気回路図である。図2Mは、パ ワーとリセットの電気回路図である。図2Nは、RS232の電気回路図である。図2O は、不揮発性静電的なRAMの電気回路図である。 図3A-3Iは、図3の中で示される高電圧組立体に関する電気回路図である。よ り詳しくは、図3Aは高真空コントロールとPS VMONの電気回路図である。図3Bは 、リザーヴァ-キャパシターの電気回路図である。図3Cは、高真空スイッチの電 気回路図である。図3Dは、欠陥に対する電力供給装置とパルス不能の 電気回路図である。図Eは、高真空電力供給プログラム電圧と放電コントロール の電気回路図である。図3Fは、パルス電圧モニター(P-VMON)の電気回路図であ る。図3Gは、パルスコントロールモニター(P-IMON)の電気回路図である。図3H は、シグナルバスインターフェースの電気回路図である。図3Iは、欠陥モニター 回路の電気回路図である。 図4は、図1で示されるプログラム可能なパルス開閉器の主成分を、部分的に 模式的に示すブロック線図である、、 図4Aは、図4で示される3-状態の開閉器のうちの1つの電気的な模式図である 。 図5は、非正弦波のパルスが少なくとも3つのパルスの少なくともが、お互い にパルス振幅において異なることを図で示す。 図6は、非正弦波のパルスがそこで少なくとも3つのパルスの最小の二つで、 お互いとパルス幅において異なることを図で示す。図6も以下の表Iにおいてグ ループAと一致する点に注目される。 図7は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの第一のセットのための最初の パルス間隔が、第二のパルス間隔と異なるその点でが少なくとも3つのパルスの うちの2つの、セットした非正弦波のパルスを図で示す。 図8は、発明の電極選択装置に接続している2つの電極を備えている単一のキ ュベットを図で示す。 図9は8つの電極を周わりの種々の位置に配置され、本発明の電極選択装置に 接続している単一のキュベットを示す。 図10A-10Fは、単一のキュベットを通して電界を動かし、2-極電界がキュベッ トを通して回転される最初の典型的なパターンを図で示す。 図11A-11Fは、単一のキュベットを通して電界を動かし、4-極電界がキュベッ トを通して回転される第二の典型的なパターンを図で示す。 図12A-12Cは、単一のキュベットを通して電界を動かし、4-極域から5-極域へ の3-極域への電気の電界変化第3の典型的なパターンを図で示す。 図13は、電極選択装置にそれぞれの終端に接続している電極を持つ8つのテス ト穴を持つテストプレートを図で示す。発明の実施態様 この発明は、エレクトロポレーションまたは電気融合の目的で電気パルスを生 細胞に適用するためにプロセスを含む。パルス幅とパルス電圧のパラメーターは 、先のハードウェアまたはソフトウェア・プログラミングによって、パルスから パルスまで変更されることができる。電圧と幅を変更するパルスを適用する重要 な目的は、エレクトロポレーションまたは電気融合の要求された結果を最大にす ることになっていて、セルに致死損傷を最小(限度)にすることになっている。 この目的は、初期のより高いエネルギー・パルスの後、応用エネルギーの還元を 通してセルに適用されるエネルギーを最適化することによってなしとげられるか もしれない。エレクトロポレーションと電気融合の域における従来の理論は、限 界電圧がセルエレクトロポレーションまたは電気融合をなしとげるために超えら れなければならないことを教える。 従来の理論を実行することにおいて、単一のパルスは、限界より上に3つの電 圧でパルスを適用することによって使われる。さらに、単一のパルス概念は、最 初の上記の限界パルスによって、電池膜抵抗起因性の中で変更のために会計なし で一連のパルスを含めるために従来の理論の中でのばされる。ここで記述される 被検者発明の発明者は、最初の上記の限界パルスによる電池膜抵抗起因性におけ る変更が次のパルスを適用する際に考慮に入れられなければならないと理解した 。 また、パルスのエネルギーがパルスの電圧と同じくらい重要であることは、従 来の理論の中で受け入れられる。限られたパラメーターの範囲内で、減少するパ ルス幅は、減少するパルス電圧と同じ効果を持つ。再び、等しいエネルギーのシ ーケンシャルなパルスが適用されるとき、従来の知恵は最初のパルスをたどって いる変更された電気抵抗を考慮に入れない。 セルにおける気孔起因性の直径は、エネルギーを増やすことによって増やされ る。 セル基型とサイズへの被支配頂である危険なエネルギー準位を越えて、セルを無 制限の膨張によって破壊する気孔は、つくられる。セル構造(例えばセル・サイ トスケルトン)は、セル気孔の膨張を制限する。極大穿孔は、無制限の気孔膨張 に終わる細孔寸法より大きいノット以外はに、クローズとしてサイズの気孔の最 大数によってなしとげられる。 被検者発明の境界とバウンドが理論上の考察によって結合されないと思われる 。しかし、使用のよりよい理解と被検者発明の運営の目的のために、簡単な理論 上の説明は、役に立つかもしれない。より特に、新しい理論上の考察に従ってこ こで発明者によって前方に、応用パルスならばセットすること始めるセルとその パルスにおける生成、質、地合いを皮をむく、パルスが十分の初期のエネルギー のパルスより遅い割合で、気孔を広げる効果を持つ瞬間、より小さいエネルギー のパルスによってたどる。絶えず減少するエネルギーのパルスは、このように偶 数のより遅い気孔膨張の効果を危険な極大細孔寸法をより近い気孔膨張のより大 きな制御に与えるようにする。 上述の通り、エレクトロポレーションに関する従来の理論は、絶えず膨張して いる細孔寸法で減られた電池膜抵抗の催起を論議しない。しかし、局所の電圧が 減られた局所のレジスタンスで配合の中で減るので、この減らされた抵抗が実際 に印加電圧のより少ない効果に終わるかもしれないことは、ここで発明者によっ て認められる。これは、細孔寸法を広げるために傾向の付加減衰,減衰量、繊細 化、細長化に終わる。この点で、慣例通りに応用パルス列は、あまりに速く気孔 膨張のこの自然の減衰,減衰量、繊細化、細長化を利用するために気孔を広げる かもしれない。一連のパルスの中で段階を追って減らすか、絶えずパルス・エネ ルギーを減らす塗布を通して極大細孔寸法に接近することは減られた電池膜抵抗 を通して細孔寸法膨張の自然の減衰,減衰量、繊細化、細長化の極大利用能を許 すことは、発明者の評価である。 セルのエレクトロポレーションは、いくつかの理由のための不均質プロセスで ある。最初に、セルは粗く円脚である、そして、細胞膜への電気の力は電流の方 針に細胞膜親族の角に比準である。最も大きな力は、細胞膜が電流への垂線であ るセルのサイトである。 二番目に、細胞膜は形の中で不規則である。若干のセルは、電極に最も近いサイ トに遠いサイトで電流に細胞膜切断垂線を持つ射影を持つ。不規則性サイトスケ ルトンにある不均質エレクトロポレーション.に貢献する。 1つだけが読書で使いすぎるもしもが破壊(セル意志ダイ)を越えて膨張する ので、不規則なエレクトロポレーションは難しいエレクトロポレーションから最 大化を作る。これは、気孔開始の後、穏やかに気孔を広げる技術を発現させるこ とを肝要にする。 被検者発明は、このニーズを満たす。 図面に関して、原則を具体化しているパルスされた電界で、治療方法原料を実 施するための器械と本発明の概念は、図で示される。 発明のパルスされた電界で、治療方法原料を実施するために使われる器械はCy to Pulse Sciences社、コロンビア州、メリーランド、USAのModel PA-4000 Elec tro穿孔システムを含む。そして、図lの中で示される。ModelPAー4000E1ectro 穿孔システムは、広範囲にわたるエレクトロポレーションタスク(どちらが既存 の機器で可能でないか多く)をなしとげるために設計される。Model PA-4000エ レクトロポレーションSystemによって実施されることができる新しいタスクの一 部は、以下を含む:1つのパルスから次へのパルス幅を変更すること;1つのパ ルスから次へのパルス振幅を変更すること;1つのパルスから次へのパルス区間 を変更すること;ハイファイ・パルス電界(効果的に荷重から独立している)を 生産すること;パルス・アンプを提供する高電圧パルスの非常に正確なレプリカ を与えるアンプリチュードモニター;パルス電流の非常に正確なレプリカを与え るパルス電流モニターを提供すること;コンピューター生成の機敏なパルス系列 を提供すること; そして、使われる各パルス系列の自動性のデータ検層と想起を提供すること。そ の結果、Model PA-4000エレクトロポレーションSystemは、非常に見事に管理さ れた、高適合度(プラントと哺乳動物セルを含む多種多様な原料をエレクトロポ レーションするパルス電界)のシーケンスを提供する。 Model PA-4000 Electro穿孔システムは、三大成分を含む:高電圧の機敏なパ ルス系列ガス発生器7(Pulse Agile(TM)ガス発生器として既知の);結合の 制御コンピューターとコンピューター・インターフェイス4;そして、キュベッ ト器械。キュベット器械は、0.4cm、基準、0.2cmと0.1cmのキュベットで動く。 カスタム・インタフェースは、他のキュベット・ホルダーとデリバリー系統 に利用できる。Model PA-4000 Electro穿孔システム規格は、下で提示されるSpe cifications表の中で含まれる。 特により多くの概要が図1の中で見せられる機敏なパルス・シーケンサ(Puls e Agile(TM)ガス発生器として既知の)に関して。この図は、Programmable Pu lse開閉器で構成されるPA-4000系統を示す。キュベットホ ルダーはまた、Programmable Pulse Switchの産出高で接続されるかもしれない 、あるいは、Programmable Pulse Switchが使われないならば、CuvetteHolderは 直接にPulsedされた高電圧の外のllに接続しているかもしれない。また、パルス 電圧と電流モニター・ポート(10)は、手に入る。オシロスコープは、パルス・ シグナルのビュー・レプリカに、これらのポートに接続しているかもしれない。 制御ケーブル9が、Programmable Pulse Switchを制御するために使われる。プ ログラム可能なPulse Switchは、3つの状態、外へパルス、パルス・リターン、 無接続13の唯一の一つへのセットであるN産出高を持つ。 系統は3つのキャビネット、互換PCl、制御マイクロプロセッサ4を含むPA-40 00キャビネット3、インタフェース・コントロール組立体5、高電圧組立体6、 高圧電源7から成る、そして、低電圧電力供給8とプログラム可能なパルスはキ ャビネット12を変える。 ユーザーへのインターフェイスは、PCと動くを互換性の上ですえ付けられるPu lseAgilソフトウェアであるMS-Windowsオペレーティングシステム1.オペレータ ーはパルスパラメータをセットした、そして、プロセス開始と停止を制御しなさ い。プロトコルが運転であったあと、データログレポートはコンピューター・ス クリーンの上で提示される。 互換PCにおけるPulseAgileソフトウェアは、コマンドを生成して、PA-4000キャ ビネット4の中でZ-80マイクロプロセッサに基準RSの上にコマンドに232の経時 的インターフェイス2を送る。Z-80は、コマンドを解読して、順番に全ての他の 組立体を制御する。 それに加えて、Z-80は電気回路の状態を監視して、PulseAgileオペレーター・イ ンターフェイス・ソフトウェアに、RS-232 Iinkを通して状態報告後部を提供す る。経時的インターフェイスの上に通信することは、どんなターミナル・プログ ラムででもなしとげられることができる。しかし、PCにおけるグラフィックイン ターフェース・ソフトウェアは、フレンドリーなインターフェイス多くのより多 くのユーザーを作る。 Control Assemblyが含むInterface、マイクロプロセッサ、アナログ・ディジ タル変換、ディジタル・アナログ変換器、高い/低制御と状態線(パルス発生回 路とプログラム可能なパルス開閉器インターフェイス)は、図2を見る。 マイクロプロセッサは、40のピン接続器19のDigital Bus 20を通して、全ての 他の電気回路に接続している。この母線は、8つのデータ線、5つのアドレス線 と6つのチップセレクト線を含む。チップセレクトとアドレス線の状態の他の電 気回路基準へのデータ母線線移送情報。不揮発性のランダムアクセス型記憶装置 (NVRAM)部18は、また、Digital Bus 20に接続している。NVRAMは、消色リレー が開けられて、閉じられてどれくらいの時間であるか、そして、それがどんな電 圧を開けられて、閉鎖である情報を累算する。 これは、情報である各プロトコル運転の終わりに印刷されて、そして、故障解析 のために使われる。 Analog Converter(DAC)へのDigitalが、電力供給22をセットするために実電 圧にマイクロプロセッサ8ビット語をコンバートするために使われる。このDAC 産出高は、6つのボルトに0の電圧範囲を持つ。この、6つの電圧への0は、高 圧電源にSignal Bus 24の上に運ばれる。A0高電圧供給7への入力が生じる6 つのボルトに0 1100のボルト高電圧産出高に。予備品DACが接続した2が、Digit al Busにある。 AD変換器(A/D) 26が、マイクロプロセッサによつて使われるデジタル語に、5つのボルトに0 の高圧電源産出高電圧モニター・シグナル・レベルをコンバートするために使わ れる。A0結果を出力される1100のボルト高電圧供給に05つのボルト・モニタ ー・シグナルに。 AD変換器(A/D) 28が、マイクロプロセッサによつて使われるデジタル語に、2つのボルトに0 のプレ・パルス電流モニター・シグナル・モニター・シグナル・レベルをコンバ ートするために使われる。ユーザーがプロトコルを始めるとき、このプレ・パル スはマイクロプロセッサによつて生成される。高電圧が回される、9(s、2つ の ボルト豆類は、生成される。このパルスは、荷重(キュベット、その他)を通し て繁殖する。このパルスから生じている電流は、コンバートされる02つのボル ト・シグナルに。この電圧は、荷重レジスタンスに比準である。荷重レジスタン スがあまりに低(イオン濃縮、その他は、あまりに高い)この燃料被覆であるな らば、穿孔されている原料を傷つけることができた過剰の電流に終わりなさい。 電流があまりに高いならば、マイクロプロセッサは高電圧の上で回さなくて、「 荷重Current Too High」メッセージを出す。 マイクロプロセッサ30によつて生産される高い/低いくつかの制御シグナル線 がOneであってそこで、持ち越されるHVON(高電圧閉路)は、High Voltage議会 (6)へのSignal Busである。もう一つの管理線はまた、High Voltage議会6に 、Signal Busを持ち越した。そして、Fault Resetは線である。欠陥が発生する ならば、この線がラッチをリセットするために使われる。 これらは、マイクロプロセッサによって読まれて、制御32のために使われるい くつかの状態線である。人は、キュベットホルダー33からの線である。キュベッ トホルダーは、底の中で磁石を持つ。ハンドルがキュベットを露出しているすべ られた無充てんであるならば、これは細胞接触を壊す。この電気回路が、閉鎖で ない(すなわち完全に中でハンドル押し、マイクロプロセッサ・ディスプレイ、 メッセージと高電圧が回されることができない「キュベットOpen」)どうかまた は人が、じかにうんざりするどうか。第二の状態線34は、Programmable Pulse開 閉器における細胞接触である。PPS平行制御ケーブルがプラグを差し込まれると き、この線は地上に釘づけにされる。この低線は、それからPPSが利用できるこ とを示したマイクロプロセッサによる読取りである。第3の線34は、Fault線で ある。欠陥がHigh Voltage Assemblyに認められるならば、この線は高く行く。 マイクロプロセッサは絶えずこの線を監視している、そして、それが高く行くな らば、「欠陥」メッセージはディスプレイである、そして、高電圧とパルス発生 回路は近い障害者である。マイクロプロセッサは、低電圧パルス励振電気回路36 を制御する。 この電気回路はマイクロプロセッサによってプログラムされるパルス幅ガス発生 器をパルスを生成するトリガー・シグナルによってたどってもらう。そして、全 てのパルスが生成されるまで、次のパルス幅はそれからトリガー・シグナル、そ の他によってたどられるセットである。 Programmable Pulse Switchインターフェイス40は、マイクロプロセッサから のセットアップコマンドを受け取って、特別なPPS平行インターフェイス9を通 して、設定指示を送り出す。このインターフェイスは、Pulse Outは高くなる一 組の8つの線から成るプログラムされて、そして、ちよっと、行く8つの線に高 いパルス・リターンを設定したプログラムする。接続したままでない開閉器Iに 両方の線が低くとどまる。 High Voltage Assemblyは、高電圧の開閉器電気回路、ガス溜めコンデンサー 、力印加電圧モニター、パルス電圧とパルス電流モニター、消色リレーと欠陥検 出電気回路を含むと、図3が知っている。 高いvolta9eが割込み可能なとき、リレー・コイル44は生かされる、そして、 消色リレー45は開けられる。力印加電圧プログラム電圧は、それから指定された レベルでのセットである。高電圧供給は、それからガス溜めコンデンサー40を負 担させる。浮き斑高電圧開閉器48は、それからSignal Busを通してパルス励振シ グナル60によつて、オンにされる。低電圧シグナルは、optoアイソレーター49を 通して浮き斑高電圧開閉器に接続している。 高電圧開閉器がガス溜めから電流の上で回されるとき、コンデンサーは荷重54の 中を流れる。そして、電力供給に接続しているGround53がすりへらしたシステム へのパルス電流モニター表示抵抗器52が電流経路を完了する。抵抗する分圧器42 は、ガス溜めコンデンサーを横切って高電圧に比準の低電圧シグナルを生産する 。40.この基準化された電圧57は、マイクロプロセッサによって定期的にSignal Busと読取りに接続している。 パルス電流のスケール回転術は、パルス電流流れによって生産される電流表示 抵抗器52。100のアンプのためのおよそ20のボルトであるこの電圧は、アンプ62 による緩衝液である。これは、Pulse Current Monitor Portである。基準化され たパルス電圧は、抵抗する分圧器50で生産される。この電圧は、それから あるバッファー付きアンプ85によって。 産出高は、Pulse Voltage Monitor Portである。 PA-4000において、発生することができるパルスが125のミリセカンドとしてほ とんど時ない次の上で、1100の電圧(極大)から、50のボルト(極小)まで変更 されるパルスに、パルス振幅は、パルスから変更されるかもしれない。これは、 Dlscharge Relay Clrcuit 44、45、46、47、56、57、58によってなしとげられる 。電圧comparitor 56は、ガス溜めコンデンサー57の上で高圧電源プログラム電 圧64と基準化された電圧の間で電圧を比較する。 高圧電源プログラム電圧64がコンデンサー基準化された電圧57以上であるならば 、comparitorアウト58は低い。産出高58が低い、そして、高電圧が割込み可能な とき、リレー・コイルの対生の側面は高気圧66である。リレー・コイル44を横切 るこの差電圧は、コイル44を生かして、リレー45を開ける。高圧電源プログラム 電圧64がガス溜めコンデンサー40の基準化された電圧より低いならば、comparit or 58の産出高は高く行く。58が高い、そして、リレー・コイル44の向こう側が 高気圧66(高電圧閉路)であるならば、電圧がリレー・コイル44とリレー・クロ ーズ45を横切ってない。リレー45が閉じるとき、ガス溜めコンデンサー40は抵抗 器47を通して系統下漬け剤53に接続している。 消色の間のこのトータル電流は、リレー細胞接触に対して鍛接を妨げるために抵 抗器47によって制限される。極小パルス区間の半分の時間である50のミリセカン ドの中で、ガス溜めコンデンサー40と抵抗器47の間の時定数は、95%コンデンサ ーを横切って電圧を減らすことができる。起こる電圧で、プログラム電圧64がセ ットされる(例えばcomparitorがそうする電力供給7からの400のボルト)電力 供給が行くならば、その電圧が着かれる高気圧58とリレー45はオープンする、そ して、Reservoir Capacitor 40はそれ以上吐出さない。このように、Reservoir Capacitor 40の電圧は、最も短いパルス区間の範囲内で極大と極小の間でどんな レベルにでも速くセットであるかもしれない。 3つの欠陥検出電気回路が、高いVoltaqe組立体(高電圧開閉器60)にある。8 3、81、76、消色リレー75、80、74、68と荷重84、82、78、79。全ての三つは、 ラッチ電気回路72に接続している。 3つの線68、76、79のうちの1つの何かが低くラッチを出るならば、35は高く 行く。 35が高く行くならば、プログラム電圧64はリレー65を通して切り離される、そし て、パルス励振はハードウェアの中でリレー87を通して切り離される。マイクロ プロセッサは絶えずラッチ・アウト35を監視する、そして、それが高く行くなら ば、「欠陥」メッセージは表示される。系統は、休養をしばらく持ってくること は高く線をひくpcからのリセットであるかもしれない31。 リレー消色欠陥電気回路75、80、74、68は、消色リレー45の適当な運営を監視 する。リレー45が連続的に失敗して、下漬け剤53に抵抗器47を通して電力供給7 とガス溜めコンデンサー40を接続するならば、内の電気回路への損傷は発生する ことができる。リレー45が失敗して、閉鎖のままであるならば、本通しの表示抵 抗器46が電圧を生産して、それまでのRCコンビナート51、52によって上へ統合さ れたどの意志が、75であるComparitor関連電圧80より大きい。高圧電源7が極大 電圧へのセットであるならば、これは2、3のミリセカンドをとる。 高電圧の開閉器欠陥電気回路60、83、81。76は、高電圧開閉器の適当な運営を モニターする。この電気回路は、高電圧開閉器48が連続的に閉鎖に失敗するなら ば、高電圧が荷重54に現れないと保証することになっている。それが起こる、そ して、高圧電源7がオンにされるならば、電圧はスケール・パルス電圧抵抗分割 器50に現れる。この電圧83は、励振パルスの存在と比較される。83が1(sの範囲 内の10以上のボルトであるならば、励振パルス60なしで、comparitor 81の産出 高は低く行く。これはある変える急速な、そして、電力供給にターンオンに時間 がない。 78、79が電流をモニターする荷重欠陥電気回路84 82荷重54。高電圧パルスが 閉路である間、荷重電流が過剰になるならば、パルスはキュベット、その他にお いて破壊綿毛のためにの上にある。キュベットの含有量は蒸発させることができ た、あるいは、内部電気回路は傷つけられるかもしれない。電流が過剰になるな らば、表示抵抗器52を横切る電圧が限界バレ82より上に増加して。関連が越水で あるとき、comparitor 79の産出高が私より少ないものにおいて低 くなって(s。高圧電源7は、商用の単位である1100のボルトでどのデリバリー1 10ママ、そして、プログラムする06つのボルト・シグナルに。低電圧電力供給 8は、全ての制御電気回路、+5のボルト、+12のボルト、-12のボルトに電圧を提 供する。それは、商用の単位である。 ProgrammableなPulse Switch 12は、高電圧ケーブル11と平行制御ケーブル9 によってPA-4000に接続している。概要は、図4の中で提示される。Programmabl e Pulse Switch(どちらが同じく動くか全て)におけるN開閉器93にあるかもし れない。高電圧パルス90、そして、リターン91PA-4000キャビネット5を同軸ケ ーブル形を通して提供する。 外へ選択パルスのための2つの管理線95 1と精選品パルスのための人は、帰る 。パルス外の管理線が高いならば、外へパルスは電極94に接続している。パルス ・リターン管理線が高いならば、パルス・リターンは電極94に接続している。ど ちらも高くないならば、何も電極94に接続していない。両方とも高いならば、何 も電極94に接続していない。 ProgrammableなPulse Switch 12は、高電圧ケーブル11と平行制御ケーブル9 によってPA-4000に接続している。概要は、図4の中で提示される。Programmabl e Pulse Switch(どちらが同じく動くか全て)におけるN開閉器93にあるかもし れない。高電圧パルス90、そして、リターン91 PA-4000キャビネット5を同軸ケ ーブル形を通して提供する。外へ選択パルスのための2つの管理線95 1と精選 品パルスのための人は、帰る。パルス外の管理線が高いならば、外へパルスは電 極94に接続している。 パルス・リターン管理線が高いならば、パルス・リターンは電極94に接続してい る。 どちらも高くないならば、何も電極94に接続していない。両方とも高いならば、 何も電極94に接続していない。 Three State Switchの詳細に説かれた電気回路図は、図4Aの中で存在する。各 開閉器は高電圧電気回路、高電圧パルス、164と高電圧のパルス・リターン(163 )からマイクロプロセッサ、パルス・リターン・セレクト、161とパルス外の選 択162の、2つの入力から2つの入力を持つ、そして、1はマイクロプロ セッサからコマンドに従い全くポート、どちらが高電圧パルスに接続しているか 167、高電圧リターンまたは何も出力しなかった。 接続される2つの化学指示薬産出高が、また、発光ダイオード(LED)、166(パ ルス)、165にある(リターン)、それは開閉器の状態を示す。 Agile Pulseガス発生器からの高電圧パルスと高電圧リターンは、全てのN開 閉器に接続している。マイクロプロセッサ、セレクト・パルス、162またはセレ クト・リターン(161)からの各開閉器のための2つの管理線が、ある。選択パ ルスならば管理線は高く行く、2つのNORゲートへの入力。UIAとUIBは、高く行 く。UIAピン2はそれから高い、そして、ピン2は高い低引き起こしているピン 3(外の)でなければならない。第二のNORゲート。 UIBは、それからピン6(外の)が低くなるピン4とピン5つの高気圧を持つ。 ピン6が低いならば、なし逆にしている、開存性のコレクター原節U7Cピン6の 産出高は低い。このピンがリレーの低ピン16であろとき、K2は低くリレー・コイ ルを生かしていて、リレーK2を閉じている。このリレーが高電圧パルスを閉じら れる時は、産出高電極に接続している。第二の非反転原節は、リレーが生かされ るならば、明るくされるLEDに接続している、166。 マイクロプロセッサがリターンを選ぶならば、手に入れられる同じものは発生 する。 症例リレーK1が閉鎖であるという点で、高電圧パルスを接続することは産出高ポ ート(167)に戻る。 マイクロプロセッサが高く不注意に高電圧パルスと高電圧のパルス・リターン 線をセットするならば、NOR UIA産出高は低く行く、そして、どちらのリレーも 生かされない。 これは、起こることは短絡現象である同じ時生かされている両方のリレーの可能 性を防ぐ安全機能である。 4つの可能な条件が、それからマイクロプロセッサから2つの線にある。 パルスSdectは高気圧に線をひく−パルス高電圧はそれから産出高ポートに接 続している。 パルスReturn Selectは高気圧に線をひく−Pulseリターンはそれから産出高 ポートに接続している。 全然、高気圧に線をひきなさい−パルスかパルス・リターンは産出高ポートに接 続していない。 両方の線、パルスもパルス・リターンも、接続していない産出高ポート。 概要において、全てのN開閉器は、マイクロプロセッサを通して独立して動か されて、高電圧パルス、高電圧リターンまたは何も全く単動で出力しなかったど ちらにでも開閉器のポートを贈る。 パルス振幅の中で互いに少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つが違 うその点でを律動的に送られてnon-sinusoidalな図5は、実例を示す。 パルス幅の中で互いに少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つが違う その点でを律動的に送られてnon-sinusoidalな図6は、実例を示す。 図6も以下に表Iの中でグループAと通信する点に注意される。 図7は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの最初のセットのための最初の パルス区間が一瞬第二のパルス区間から異なるその点でが少なくとも3つのパル スのうちの2つの、セットした非正弦波のパルスを図で示す。 次の学術用語がここで大幅に同義である点に注意される: パルス・セレクター器械; 電極選択装置110; そして、ProgrammableなPulse Switch内閣12。 電極選択装置110は、製造されて、Cyto Pulse Sciences社、コロンビア州、メ リーランドのPA-101として売った。そして、それはここで記述されるModel PA-4 000エレクトロポレーションSystemを製作して、売る同じ会社である)。PA-101 は、外にマウントされて、別に高電圧の機敏なパルス系列ガス発生器から購入さ れるかもしれない。PA-101は、高電圧パルス(下漬け剤関連)へのどんな電極で も接続することができるか、電極(どんな関連からでも切り離されて)を「浮か せることができる」一組の8つのコンピューターに制御された高真空5つの開閉 器を含む。PA-4000を制御する同じPA-4000制御ソフトウェアによって、電極選択 装置は管理されている。そして、下で記述される。DB-25 制御ケーブルは、PA-4000にPA-101を接続する。上述の通り、Model PA-4000Puls eAgile(TM) エレクトロポレーションSystemは、製造されて、Cyto Pulse Sciencesで売られ る。 コロンビア州(メリーランド)の会社。Model 5つのPA-4000系統は、全ての基 準矩形波と多くのCDプロトコルを実行する。Model PA-4000系統も、後生的なPul seAgileTMプロトコルを実行する。Model PA-4000PulseAgile(TM)Electroporator は、広範囲にわたるエレクトロポレーションタスク(どちらが現在手に入る既存 の機器で可能でないか多く)をなしとげる。本機関は、研究者が基準プロトコル を使うのを許して、プロトコルの範囲内でパルスパラメータを変更する増加され た可撓性を持つ。より多くの道具は、最適化に利用できる。系統は、水溶液と組 織においてプラント・セル、marnmahan セルと細菌性のセルを含む多種多様な原 料をエレクトロポレーションするためにハイファイ・パルス電界の非常に細かい 制御を提供する。 図8に向きを変えて、この図は、2つの電極ll3(ll4)を備えている単一のキ ュベットll2を図で示す。1つの電極ll3は、電極選択装置110のTerminal No.1に 接続している。第二の電極・4は、電極選択装置110のTerminal No.2に接続して いる。電極選択装置110は、電界の方針が各極性逆反応のためにキュベットll3を 横切って逆にされているそれによって2つの電極に適用されるパルスのシーケン シャルに逆の極性にプログラムされることができる。極性逆反応は、各連続した パルスのためにまたは、代わりに、予め定められたパルス・パターンのために実 施されることができる。 図9は、キュベットのまわりで異なる位置で末梢的に分散される8つの電極を 備えている単一のキュベット133を図で示す。電極選択装置110の、電極数字121- 128は、それぞれTerminal数字1-8.に接続している。それぞれ、ポジの/否定の極 性は、最初にElectrode数字121と125に適用されることができる。 それから、それぞれ、ポジの/否定の極性は、Electrode数字122と126に適用され ることができる。それから、ポジの/否定の極性燃料被覆は、Electrode数字123 と127に適用される。それぞれ。それから、それぞれ、ポジの/否定の極性 は、Electrode数字124と128に適用されることができる。 この点で、極性逆反応は、適用されることができる。すなわち、それぞれ、ポ ジの/否定の極性は、Electrode数字125と121に適用されることができる。それぞ れ、ポジの/否定の極性燃料被覆は、Electrode数字126と122に適用される。それ から、それぞれ、ポジの/否定の極性は、Electrode数字127と123に適用されるこ とができる。それから、それぞれ、ポジの/否定の極性は、Electrode数字128と1 24に適用されることができる。 パルスをElectrode数字121-128に適用するこの方法がキュベット133ののまわ りで、そして、を通して回転する電界に終わることは、上記から透明である。 要求されるので、ポジの/否定の極性塗布のそのようなサイクリック・パター ンは多くの時間として繰り返されることができる。 発明のもう一つの塗布は実例となるので、図9はまた、考えられることができ る。 大きい円は、生体内の器官(アニマルまたはプラントよりそのようなもの)の代 表種でありえる。Electrode数字121-128は、三次元の中で器官のまわりに置かれ ることができる。電極の各々は、電極選択装置ll0の上で、それぞれのターミナ ルに接続している。電極選択装置ll0は、高電圧の機敏なパルス系列ガス発生器 2に接続している。このように、高電圧の、非正弦波の機敏なパルスは、高電圧 の機敏なパルス系列ガス発生器2の中で生成されることができて、選ばれたElec trode数字121-128まで、電極選択装置ll0を通して発送されることができる。大 幅に、高電圧の機敏なパルス系列ガス発生器2からのどんな要求された機敏なパ ルス系列でも、Electrode Nos(どんな要求されたプログラム可能なシーケンス におけるでも121-128)のどんな要求されたサブセットにでも発送されることが できる。 2-極電界があるその点でがキュベットを通して回転させた単一のキュベットを 通して、図l0A-l0Fは、移向電界の最初の典型的なパターンを図で示す。 4-極電界があるその点でがキュベットを通して回転させた単一のキュベットを 通して、図11A-11Fは移向電界の第二の典型的なパターンを図で示す。図12A-12C は、そこで単一のキュベットを通して移向電界の第3の典型的なパターン を図で示す4-極域から5-極域への3-極域への電気の電界変化。 指示を出されるちょうど数例から、電界分配のパターンの非常に大きい数が置 換を変更することによるキュベットと電極選択装置ll0に、機敏なパルス系列ガ ス発生器によって提供されるパルスに関連して、電極選択装置ll0によって選ば れる電極のコンビナートを通して適用されることができることは、透明である。 より特に、電極精選品で、発明(それが選ばれた電極の最小の一つで、生体内 でガラス管内で電界分配の中でそのような莫大な可撓性を持つのを許すために) の器械ll0はパルス-受付電極の役目を果たす、そして、選ばれた電極のうちの少 なくとも1つはパルス-復帰している電極の役目を果たす。さらに、電極のどん なコンビナートにおいてでも、どんな電極でも、パルス-受付電極(パルス-復帰 している電極)か非パルス-運んでいる電極の機能を果たさなければならない。 一般に、N応用パルスは、次々と電極のN基に発送されることができる。さら に、電極のN基における電極の連続した基は、異なる個人の電極から成ることが できる。代わりに、電極のN基における電極の連続した基は、同じ個人の電極か ら成ることができる。 図13において、Test Well数字1-8を持つテスト乾板135は、図で示される。各 テスト坑井は、電極選択装置ll0の上で、それぞれのTermmal No.1-8に接続して いるそれぞれの最初の電極141-148を持つ。各テスト坑井も、電極選択装置ll0の 上で、Retum Terminal No.9に接続しているそれぞれの第二の電極151-158を持つ 。各テスト坑井は、異なる他のテスト坑井としての要求されたウェイまたは同じ ものにおいて律動的に送られることができる。 結果へのダライ粉が、発明のエレクトロポレーションの、方法の1つの見方を 実施するために上記の器械を使うことによって得られて、表rセットは、前方に ここで発明の原則を使って、エレクトロポレーションを実施するために従来の原 則を使うことを比較する実験の結果の欄送りである。表Iの中で表にされる実験 を実施することにおいて、次の話題に関する特性明細は、考慮に入れられた:使 われるセル;エレクトロポレーション条件;セルのパーセントの決定は、穿孔し た;そして、エレクトロポレーション.を耐えぬいているセルの決定これらの話 題に関する明細は、たどる。 セル。 CHO-KIセル(ATCC)は、完全培地(中位(Gibco)さらに10%が加熱するCO2イ ンディペンデントは、ウシ胎児血清、2mMのL-グルタミン、100のunits/mlペニシ リン、100のμg/mlストレプトマイシンと0.25のμg/mlアンフォテリシンBを 不活化した)の中で維持された。セルは、扁平な底T-150フラスコの中で育てら れた。懸濁培養のために、セルはセルかき取り機でT-150フラスコからスクラッ プにされた。セル・サスペンションは、100mlのクモ・フラスコに加えられた。 完全培地は、100mlのトータル容積を作るために加えられた。クモ・フラスコは 、370のcで維持されたかき混ぜる80のrpmの速度。撹拌培養は、セル・サスペン ションの90%を取つて、完全培地で容積をもとへ戻すことによって送られた。エ レクトロポレーションのために、50mlのセル・サスペンションは、ログ位相撹拌 培養から取られた。セルは、手動で数えられた血球計数器を使う。セルは、10の 分のために400のXgで遠心分離された。セルは、mlにつき500万のセルの濃縮で 、血清自由中位(付加のないCO2インディペンデント中位)の中で再懸濁された 。 エレクトロポレーション. 250のμlのA細胞サスペンション容積は、種子を生じない、ディスポーザブ ルなelectropdrationキュベット(バイオ-Rad)に、2mmの電極ギャップと加えら れた。もしもは、指示を出した、プラスミドDNAの10のIngがあったことを含んで いる溶液がキュベットに加えたどちらの1%Trypan青色溶液(シグマ)o'rでもの 50のμl。キュベットは、手製のキュベット・ホルダーに加えられた。エレクト ロポレーションのためのパルサと計算機制御は、この特許で記述されるそれらで あった。パルサはオンにされた、そして、電圧はセットであった。パルス列は、 計算機制御によって実行されるタスク生成された重なり最上部コンピューターと パルス列にプログラムされた。 セルのパーセントの決定は、穿孔した。50マイクロリットルの1%Trypan青色 色素溶液(100mlの蒸留水に加えられる44%のトリパンブルー染料の2.4gm)は、 エレクトロポレーションキュベットの中でセル・サスペンションの250のμlに 加えられた。高電圧パルスを適用する前に、10のμl見本は、エレ クトロポレーションに先立ち染料(デッド・セル)を取り上げるセルのパーセン トを決定することに労を惜しまなくされた。パルスは、prograrnmed.としてセル に適用されたエレクトロポレーションの後、10のμl見本は、electro穿孔され るセルのパーセントを決定することに労を惜しまなくされた。セルは、血球計数 器の上で手動で数えられた。青色セルは、ポジのと明細胞ネガ型として数えられ た。実際のエレクトロポレーションは、バックをポジで否定のカウントから減ず ることによって計算された。 エレクトロポレーションを耐えぬいているセルの決定 エレクトロポレーションを耐えぬいているセルは、組織培養乾板にタスク生成す ることができるセルのパーセントによって決定された。24の坑井乾板は、各坑井 に完全培地の合計加算Imlによって検定のために調製された。記述されるので、 セルはエレクトロポレーションキュベットに加えられた。セルの10μl(若干の 実験における20のμl)見本は、キュベットから取られて、24の坑井乾板の坑井 に置かれた。セルは、乾板を横切って均一に彼らを分散させるためにゆさぶられ た。パルス・セッションが適用されたあと、等しい見本はキュベットからとられ て、24の坑井乾板の異なる、隣接の坑井に置かれた。 セルは次の日370℃.Theでの培養された前夜であった、セルはPBSの中で蒸留水に 通されて、1時間10%バッファー付きホルマリンの中でフィックスされた。セル は、PBSその時の蒸留水で蒸留水に通された。セルは、400のμl染料を各坑井に 加えることによって蒸留水の中で1%Crystal Violetで汚された。染料が乾板か ら溶出されないまで、セルは蒸留水でそれから蒸留水に通される5つの最小値の ために培養された。セルは、乾板の読みまで空気乾燥された。70%のアルコール の1mlは、各坑井に加えられて、5つの最小値のために卿卵した。アルコール-染 料混合物の光学的疎密は、アルコール・ブランクで592nMで計られた。パーセン ト生活セルは、エレクトロポレーションの前に見本のODによって分割されるエレ クトロポレーションの後、見本のODとして計算された。パーセント穿孔の表I C omparisonと穿孔.を耐えぬいているセルのパーセント発明に従って、10のμsパ ルス幅を持っていて、400のボルト・パルス振幅を持っているパルスの倍数セッ トがどちらの40のIJLSでもさらに20のより長い持 続期間単一パルスの後にあったこと我々(グループAのために)または一人の( グループBのために)20μs。パルスの先行技術セットは、グループCによって 提供される。 10μ秒パルス 数1,2 グループ A3 %穿孔 %生存 0 25.51 81.98 1 55.62 87.91 2 55.62 86.94 4 81.51 85.84 8 88.29 95.14 16 96.31 76.99 グループ B4 %穿孔 %生存 0 16.45 90.97 1 15.72 99.45 2 12.11 92.11 4 29.88 88.46 8 85.08 94.34 16 98 80.01 グループ C5 %穿孔 %生存 0 ND ND 1 5.25 94.05 2 12.03 87.75 4 28.48 77.2 8 70.52 77.36 16 83.96 70.59 1.全てのパルス電圧は、400のボルトであった。 2.パルス区間は、0.1秒であった。 3.発明に従ってA.を寄せ集めなさい、10人のμ二世のパルス列は40のμsの単一 のパルスと20のμsの単一のパルスの後にあった。 4.発明に従ってB.を寄せ集めなさい、10のパルス列はどうか20のμsの単一のパ ルスの後にあった。 5.先行技術の中で提示されるので、C.を寄せ集めなさい、10のμsのパルス列は 以前のパルスなしで摘出された。 In表Iの中で表にされる実験の結果を解読して、基Cデータが400のボルトの 定数パルス振幅を持っていて、0.1秒の定数パルス区間を持つていて、10のマイ クロ秒の定数パルス幅を持っているパルスの先行技術パルス列を表示することを 思い出される。 パルスが3つの異なるパルス幅を持つ発明に従って、「0」付加マイクロ秒パ ルスを除いては、グループAのためのデータは、パルス列を表示する。 グループAのためのパルスのために、パルスは定数パルス振幅と定数パルス区間 を持つ。 パルスが2つの異なるパルス幅を持つ発明に従って、「0」付加マイクロ秒パ ルスを除いては、グループBのためのデータは、パルス列を表示する。 グループBのためのパルスのために、パルスは定数パルス振幅と定数パルス区間 を持つ。 パルスのそれは、一般に、より大きいより麻痺した、注意されてある、より大 きい‖穿孔されたセルの百分比。これは、発明(基AとB)の先行技術パルス列 (基C)と2つのパルス列のために真性である。先行技術パルス列のための極大 パーセント穿孔は、83.9G%である。しかし、鋭い差異において、発明のグルー プAパルス列のための極大パーセント穿孔は、96.31%である。発明のグル ープBパルス列のための極大パーセント穿孔は、98%である。明らかに。発明で 、パーセント穿孔が、先行技術パーセント穿孔.を超える 生存度に関して、グループCのための平均値パーセント生活は、81.39%であ る。 データを「0」付加10マイクロ秒パルスから締め出して、グループAのための平 均値パーセント生活は、86.56%である。データを「0」付加10マイクロ秒パルス から締め出して、グループBのための平均値パーセント生活は、90.87%である 。明らかに、両方のグループAにおいて発明の方法に取り囲まれているデータの ための平均値パーセント生存度とグループBは、グループCの中で先行技術デー タのために平均値パーセント生存度を超える。 表Iの中でデータ・プレゼントからそれ以上の意味を誘導するために、表IIは 調製された。表IIは、エレクトロポレーションにおける成功が穿孔されるセルの 数と生きたままであるセルの数に依存するという事実をに関する。表IIにおいて 、データの各基のために、生成物は%生存のその相当値によって%穿孔の値を増 加させることによって得られた。そのような生成物は、穿孔されたセルの数とエ レクトロポレーションプロセスを耐えぬくセルの数を表示する複合材数を提供す る。そのような複合材数は、エレクトロポレーションの有効性のより多くの代表 種であるそれもt穿孔または一人の%生存。 明らかに、グループAとB(発明)の各々のための生成物は、グループC(先 行技術)のために、対応する生成物を超える。それから明らかに総体的なエレク トロポレーション交換効率、アカウントに両方とも取得、セルの穿孔と生存度の エクステントは、先行技術で発明のパルス列で大きである。 本発明がセットが前方に治療方法原料にパルスされた電界を提供することによ ってプロセスに提供する目的の全てをなしとげる上記から、電気パルスがどこに 還元したセル致死率を生産するかは、生細胞に一連の電気パルスの塗布には明白 である。発明で、パルスされた電界で原料を処理する方法は、応用パルス系列の 最大オペレーター制御のために、電気パルス機器のオペレーターにプロセスを提 供する。発明で、一連の電気パルスの間、パルス幅を変更するために、プロセス を提供するパルスされた電界で原料を処理する方法は、提供される。発明で、一 連の電気パルスの間、パルス電圧を変更するために、プロセスを提供するパルス された電界で原料を処理する方法は、提供される。発明で、パルスされた電界で 原料を処理する方法は、プロセスの制御のために機械を提供する。発明で、パル スされた電界で原料を処理する方法は、エレクトロポレーションの中で形づくら れる起因性気孔を支えるパルス・プロトコルを提供する。発明で、パルスされた 電界で原料を処理する方法は、原料のためにより多くの時間がエレクトロポレー ションを経ているセルを入れるのを許すために少なくとも3つのパルスを提供す るパルス・プロトコルを提供する。 発明で、パルスされた電界で原料を処理する方法は、細胞生存とトランスフェク ション交換効率を改良するために電気のウェイを提供する。発明で、パルスされ た電界で原料を処理する方法は、40%を超えるセルがエレクトロポレーションを 生じているパルスを耐えぬくとき、極大トランスフオーメーション交換効率がな しとげられるエレクトロポレーションの方法を提供する。 本発明が図面と関連して記述されて、特殊性で完全に上記を記述した、そして 、多くの改造型がそれについて前方にここで原則と概念セットから立ち去ること なく作られるかもしれない芸術において、発明の最も実際的で好まれた具体化で あるために現在それと思われることと関連した明細が普通のスキルのそれら(He nce)に明らかな間、本発明の適当な有効範囲は全てのそのような改造型を取り 囲むために添付の要求と当量の最も広い解釈だけによって、決定されなければな らない。
【手続補正書】 【提出日】平成11年4月8日(1999.4.8) 【補正内容】 明細書 可変方向を有する電界で材料を処理する方法および装置 技術分野 本発明は、材料(特に、生きている細胞)にパルス電界の定義されたパターン を印加する分野に関する。さらに詳しくは、本発明は、特に、エレクトロポレー ション,エレクトロフュージョンおよびエレクトロマニュピュレーションの分野 に関連する。 エレクトロポレーションとエレクトロフュージョンは、原核細胞および真核細 胞の操作に種々に使用される現象に関する。エレクトロポレーションは、細胞膜 を横切る短時問の電位(パルス)の印加による細胞膜の穿孔(destabalization )である。正しく管理されていれば、穿孔の結果、細孔が存在する間に高分子が 通ることができる一時的な細孔が膜にできる。したがって、エレクトロポレーシ ョンにおいて、膜含有材料の膜は、処理物質を入れるために開く。エレクトロフ ュージョンは、細胞膜を横切る短時問の電位の印加での少なくとも2つの細胞の 融合である。エレクトロフュージョンにおいて、膜含有材料の膜は、他の膜含有 材料の膜と融合するために開く。この点で、ある膜含有材料は、他の膜含有材料 用の処理物質としてみなされるかもしれない。エレクトロフュージョンの物理的 および生物学的パラメータは、エレクトロポレーションのそれらに似ている。 細胞膜に印加される電位は、種々のパルス波形を供給する装置を使用して印加 される。2つの最も共通のパルス波形は、指数関数的な減衰と矩形波とである。 指数関数的な減衰パルスは、キャパシタンス放電パルスジェネレーターで発生さ せられる。それは、最も安価なパルスジェネレーターであって、操作者にパルス ・パラメータを介して最少の制御を与える。矩形波パルスジェネレーターは、よ り高価で、パルス・パラメータを介してより多くの制御を与えて、細胞により死 に至らしめないパルスを発生させる。両方のパルス波形について、細胞に修復可 能な細孔を発生させるために必要なエネルギーは、細胞のサイズ,形および組成 に関係する。 エレクトロフュージョンで、細胞が膜穿孔の時点で接触しなければならない。 これは、遠心のような物理的手段,抗体ブリッジングのような生化学的手段およ び誘電泳動を通した電気的手段によって果たされる。誘電泳動は、不均等な電界 における細胞膜を横切る低い電圧電位の印加による細胞内の双極子の生成である 。双極子は、DCまたはAC電場において生成することができる。DC電場は容 認できない熱を発生させる傾向があるので、ラジオ周波数ACは誘電泳動のため にたびたび使用される。 エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンの使用は、多い。部分 的なリストは、以下の通りである。(1)真核細胞および原核細胞の両方へのD NAまたはRNAの一時的導入、(2)真核細胞および原核細胞の両方へのDN Aの永久トランスフェクション、(3)遺伝子治療のための人間および動物細胞 へのDNAの永久および一時的トランスフェクション、(4)細胞への抗体,他 の蛋白質類または医薬品の導入、(5)ハイブリドーマを生成する抗体の生成、 (6)植物における花粉電気形質変換、(7)電気挿入、(8)動物胎児の操作 、(9)付着細胞のエレクトロフュージョン、(10)植物体細胞雑種の生産、 (11)DNAワクチン接種、および(11)ガン治療。 エレクトロポレーションまたはエレクトロフュージョンが働く方法の一つは、 細胞膜にホールまたは細孔の形成を引き起こすことである。細胞への電気パルス の印加によって引き起こされる細胞細孔の正確な性質についていくつかの論争が ある。しかし、実質的な効果は、引き起こされた細胞透磁率にあり、接近した接 触にある他の同様に影響された細胞と融合する傾向である。細胞膜の融合におけ るまたはそのための細孔の導入については直流電圧閾値がある。閾値以下の電圧 は実質的な細胞膜障害をもたらさない。多くの細胞のための閾値電位は、細胞膜 を横切る約1ボルトである。したがって、細胞膜を横切って1ボルトの電位を与 えるために電極間でセンチメートルにつき印加される全直流電圧は、細胞の直径 に比例する。より大きい細胞(例えば、多くの哺乳類の細胞)がいくぶんより低 い電圧を必要とする一方、小さい細胞(例えば、バクテリア)は高い直流電圧を 必要とする。その細胞に必要とされる電圧に影響する細胞骨格の構造のような他 の細胞に特定の変数がある。 細胞のエレクトロポレーションまたはエレクトロフュージョンをもたらすのに 十分強力であるDC電気パルスを用いるとき、主な問題は、プロセスが細胞を容 認できない割合でたびたび死に至らしめるということである。致死性率は、50 %と同じくらいかそれよりも高いかもしれない。細胞へのそのような高い致死率 が好ましくないたくさんの理由がある。細胞が前の生きている遺伝子療法に更な る使用のために扱われるとき、細胞への致死性は、適切な数の細胞が治療の遺伝 材料を取り込むことを妨げる。生体内遺伝子治療が患者に行われるとき、細胞へ の致死性は、ほとんど効果のない処置になるだけでなく、患者に危害を与えるか もしれない。 たくさんの方法が、エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンに おける細胞殺傷を軽減するために用いられている。最も一般に用いられている方 法は、指数関数的な減衰パルスにの代わりに矩形波形状のDCパルスを細胞に印 加することである。この方法は、閾値を超えるのに十分な直流電圧を印加してい る間に細胞に印加される全エネルギーを軽減する。矩形波形状のパルスは改良し たが、細胞に電気エネルギーを効果的に印加している間にまだ相当な細胞殺傷が ある。 エレクトロポレーションおよびエレクトロフュージョンのために現在市場に出 されている矩形波パルサーは、たくさんの調整可能パラメータ(電圧,パルス幅 ,パルスの合計数およびパルス周波数)をもつ。一旦セットされたならば、これ らのパラメータは各パルス・セッションにおける各パルスに対して固定される。 例えば、1,000ボルト/センチメートル,20マイクロ秒のパルス幅,10 に等しいパルス数および1Hzのパルス周波数の電圧が選ばれるならば、10の パルスの各々が、パルス・セッションに対して1,000ボルト/センチメート ルおよび20マイクロ秒で固定される。 しかしながら、固定されたパルス・パラメータを使用する矩形波パルサーを用 いるときでも、細胞の望ましくなく高い致死率がまだ生じるかもしれない。この 点で、細胞の致死率がかなり軽減されるように波形パルスが制御されることがで きるならば、それは望ましいだろう。 “Electroporation and electrophoretic DNA transferintocell”と題するSu kharevらによる記事(Biophys.J.,第63巻,1992年11月,1320〜13 27頁)には、3台の発電機がDCパルスを発生させるために使われることの開 示がある。遅延発生器は、第1のパルジェネレータ一を制御して、生物学的Co s−1細胞に印加する第1のDCパルスを発生させる。 遅延発生器は、時間遅延を発生したのち、第2のパルスジェネレーターを制御 して、細胞に印加される第2のDCパルスを発生させる。第2のDCパルスは、 第1のパルスから形成された誘発された細孔を維持するために不十分である。し かしながら、第2のパルスは、前にパルスされた細胞にDNA材料の電気泳動を もたらすのに十分である。いくつかのキーポイントは、Sukharevらの論文におけ る開示に関して注意される。まず、第1のパルスの結果として細胞に形成された 誘発された細孔は、誘発された細孔を維持するのに十分な付加パルスを細胞に印 加することなしに、第1のパルスが終了した後に、収縮し始める。第2に、Sukh arevらの論文は、誘発された細孔形成パルスの後に、細胞生存能力の問題に関係 しない。第3に、Sukharevらで与えられるパルスは2つだけである。したがって 、DNA材料が細胞に入ることができる時間は、2つだけの短時間パルスの効果 によって制限される。この点で、エレクトロポレーションにおいて形成された誘 発された細孔を維持するパルス・プロトコルが与えられるならば、それは望まし いだろう。さらに、エレクトロポレーションを受けた細胞に細胞生存能力を改善 する方へ向けられたパルス・プロトコルが与えられるならば、それは望ましいだ ろう。さらに、エレクトロポレーションを受けた細胞に材料が入る時間をもっと 許すために、少なくとも3つのパルスを与えるパルス・プロトコルが与えられる ならば、それは望ましいだろう。 "Somatic Hybridization between Human and Mouse Lymphoblast Cells Produ ced by in ElectricPulse-Induced Fusion Technique"と題されたS.大野らによ る記事(細胞構造と機能,第9巻,1984年,193頁〜196頁)に、一緒に生 物学的細胞を溶かす100kHzで0.8kV/cmの交番電界の使用が開示さ れている。交流が一連の電気パルスを与える点に注意する。この一連の電気パル スはすべて、同じ持続期間,同じ大きさおよび同じパルス間隔を有する。 "Optimization of Electroporation for Transfection of Human Fibroblast Cell Lines with origin-Defective SV40 DNA:Development of Human Transform ed Fibroblast Cell Lines with Mucopolysacchari doses(I--VII)"と題された オカモトらによる記事(細胞構造と機能,第17巻,1992年,123頁〜1 28頁)には、いろいろな電気パラメータが最適条件エレクトロポレーションを 得るためにテストされた開示がある。電気パラメータは、電圧,パルス持続期間 ,パルス数およびパルス波形を含む。選択された電気パラメータのどんな特別な セットに対して、選択されたパラメータ一をもつパルスのすべてが同じ持続期間 ,同じ大きさおよび同じパルス間隔を持つ点に注意される。 "Replacement of the macronuclear ribosomal RNA genes of a mutant Tetra hylmena using electroporation"と題されたOriasらによる記事(遺伝子,第7 0巻,1988年,295頁〜301頁)には、2台の異なるエレクトロポレー ション装置が使用される開示がある。各エレクトロポレーション装置が各エレク トロポレーション・ラン用の一連の電気パルス(パルス列)を与える点に注意さ れる。どんな特別なエレクトロポレーション・ランに対しても、パルス列のパル スのすべては同じ持続期間,同じ大きさおよび同じパルス間隔を持つ。 "High-voltage electroparatian of bacteria:Genetic transformation of Ca mpylobacter jejuni with plasmid DNA"と題されたミラーらによる記事(Proc. Natl.Acad.Sci USA,第85巻,1988年2月,856頁〜860頁)には、 いろいろな電気パルス・パラメータが最適条件エレクトロポレーションを得るた めにテストされた開示がある。電気パルス・パラメータは電界強度と時定数とを 含む。選択されたパルス・パラメータのどんな特別なセットに対しても、選択さ れたパラメーターをもつパルスのすべてが同じ電界強度と同じ時定数とを持った 点に注意される。 "Birth of normal young aftere lectrofusion of mouse oocytes with round spermatids"と題されたOguraらによる記事(Proc.Nitl.Acad.Sci USA,第91 巻,1994年8月,7460頁〜7462頁)には、ダルベッコのPBS媒体へのAC(2MH z,10秒間の20〜50V/cm)およびDC(80マイクロ秒間の1500 V/cm)パルスの露出によって卵母細胞が電気励起された開示がある。続 く電気励起で、細胞はダルベッコのPBS媒体から離され、Hepes/Whitten媒体に置 かれ、一つの精子細胞で注入された。卵母細胞スーパーマティッド(oocyte-spe rmatid)対は、融合媒に置かれ、体ACパルス(2MHz,15〜30秒間の1 00V/cm),融合DCパルス(10マイクロ秒間の3750〜4000V/ cm)および次のACパルス(2MHz,15〜30秒間の100V/cm)の シーケンスに露出された。卵母細胞活性化パルスと卵母細胞スーパーマティッド 融合パルスとの印加の間の時間間隔は、15〜40分であった。いくつかの点は 、Oguraらの論文の開示に関して注意される。最初に、エレクトロポレーション は管理されない。その代わりに、エレクトロフュージョンは管理される。さらに 、卵母細胞への精子細胞のエントリは、エレクトロポレーションではなく注入に よってである。第2に、2つだけのDCパルスが使用される。ACパルスのいず れも、エレクトロポレーション閾値を与えるのに十分な電圧レベル(例えば、2 00V/cm)を有しない。2つのDCパルスのシーケンスは、誘発された細孔 形成を具備するとして開示されていない。細孔形成は、細胞融合のこの方法に役 立たない。規定は、形成された細孔を維持するか、扱われる細胞の生存能力を維 持するためにはない。 "Optimization of electroporation for transfection of mammalian cell li nes"と題されたAndreasonらによる論文(Anal.Biochem,第180巻,No.2, 269頁〜275頁、1989年8月)には、矩形波パルスを用いたエレクトロ ポレーションによるトランスフェクションが、指数的に減少するパルスと反対に 、反復パルスによってかなり増やされるとわかったとの開示がある。異なるパル ス振幅は、異なる電界強度の効果を決定するために異なる実験ランにおいて試さ れた。所定の実験的ランのために、各DCパルスは、他の各DCパルスと同じ電 圧と同じ持続期間とを有する。 "Transdermal Delivery of Metoprolol by Electroporation"と題するVanbeve rらによる記事(Pharmaceutical Research,第11巻,No11,1657頁〜 1662頁,1994年)には、エレクトロポレーションが皮組織を横切って薬 を供給するために用いられることができるという開示がある。論文は、最適のエ レクトロポレーション条件を決定する目的で一連のエレクトロポレーシ ョン実験を開示する。指数的に減衰している容量性の放電に基づいて3種類のパ ルスを作り出すために、プログラムされたエレクトロポレーション装置が使用さ れた。一つのHVパルス(3500V〜100Vの範囲)と、一つのLVパルス (450V〜20Vの範囲)と、第1のHVパルス,インターパルス遅れ(1秒 )からなるツイン・パルスおよび第2のLVパルスとである。2以上のパルスが 印加されるならば、それらは1分までに分離された。印加されるパルスのどれも 形状は矩形ではない点に注意される。対のパルスを用いて、実際の実験において 、第2のLVパルスは、100ボルト(1659頁の図1および図2を参照)の 3つのパルス振幅をもつ。なされた実際の実験の結果の比較結果として、「単一 パルスは、メトプロロール(metoprolol)浸透性を助成するために対のパルスと 同じように効果的であり、対のパルスの印加が必要でなかったことを示している 」と1659頁の第2のカラムで結論付けられている。さらに、同じ頁の同じカ ラムで始まり1660頁の第1のカラムまでの更なる結論は、「低い電圧での長 いパルス(621±39ms)は、メトプロロール(metoprolol)浸透性を助成 するために、短いパルス時間(3.1±0.1ms)の高電圧パルスよりもはる かに効果的であった」と述べている。1660頁の第1のカラムの第1のパラグ ラフで始まる部分で、著者は、「数百ボルトで数ミリ秒の時定数のパルスが経皮 浸透性についてドラマティックな効果を有すると報告されているが、この研究で 用いられた短い高電圧パルスはほとんどどんな効果も持たなかった。」と述ベて いる。明らかに、Vanbeverらは、異なる振幅のパルスをもつパルス列を用いるこ とから離れることを教える。さらに、Vanbeverらの論文は、エレクトロポレーシ ョンを受けている細胞のために細胞生存能力の問題に関係しない。 "Addition of serum to electroporated cell senhancessurvival and transf ection efficiency"と題されたBahnsonらによる論文の抄録(Biochem.Biophys .Res.Commun,第171巻,No.2,752〜757頁,1990年9月1 4日)には、血清はエレクトロポレートされた(electroporated)細胞の膜を迅 速に閉じる(reseal)ことと、エレクトロポレーションに続く血清のタイムリー な追加が細胞生き残りおよびトランスフェクション効果を向上することとを開示 する。血清の使用を必要とするよりはむしろ、細胞生き残りおよびトラン スフェクション効果を向上するのに電気的方法が与えられることが好ましい。 "Electroporation:parameters affecting transfer of DNA into mammalian c ells"と題されたKnutsonらによる論文(Anil.Biochem,第161巻,No.1 ,44〜52頁,1987年7月)の抄録には、高電圧放電波形が立上り時間, ピーク電圧および立下り時間に関して変えられる装置を開示する。哺乳類の細胞 が複数の電圧放電に晒されるテストがなされた。しかし、複数の露出はDNA転 移を向上させなかった。複数のパルスの使用で、各パルスが他のパルスと同じ電 圧および同じ持続期間をもつ点に注意される。 "Effects of pulse length and pulse strength on transfection by electro poration"と題されるKubiniecらによる論文(Biotechniques,第8巻,No.1 ,16〜20頁,1990年1月)の抄録には、パルス電界強度Eとパルス長1 /2τ(指数関数的な減衰するパルスの半減衰時間)の比較的重要性がヘルまた はHUT-78細胞に対して研究されたことを開示する。理論的には、エレクトロポレ ーションを実施するために複数のDCパルスを用いる開示はない。 数年の間、たくさんの革新が電界およびエレクトロポレーション,エレクトロ フュージョンおよび誘電泳動とについてなされ、以下に述べる米国特許はそれら の革新の一部の代表である。 米国特許4,441,972号は、均一でない電界を与える特別に設計された電極を含 むェレクトロフュージョン,細胞ソーティングおよび誘電泳動の装置を開示する 。均一でない電界は、細胞をソートするために用いられる。特に、少なくとも一 つの電極は、複数の実質的に同心円の溝を含む表面を有する。そのような同心円 の溝を包含している電極の準備は高価で時間がかかるかもしれないので、同心円 の溝を含む電極の使用なしに、生きている細胞に印加される電界にバリエーショ ンを与えるエレクトロフュージョン装置が与えられることができるならば、それ は望ましいだろう。 米国特許4,441,972号の装置は、誘電泳動によってソートしている細胞のため に用いることができる。細胞ソーティングについては、電極に印加されるAC電 圧の周波数および強度は、コレクションのために望ましい細胞が開孔部から所定 の放射距離に達したのちに、電界が緩められたときに出口部分を通って引き揚げ るように変えらたかもしれない。DC電気パルスは、細胞ソーティンのために用 いられる。 米国特許4,141,972号の装置は、また、エレクトロフュージョンのために用い られることができる。この使用方法については、低いAC電圧は、細胞が電極間 で隣接して整列するために電極に印加される。典型的には、約250kHzで約 10ボルト/msの穏やかなAC電界が用いられるかもしれない。その後、約5 0マイクロ秒間に約10〜約250ボルトのDCの一つの短時間パルスが、整列 された細胞の融合を引き起こすのに印加されるかもしれない。その特許は、イン パルスの周波数,電圧および継続時間が、ソートされたか融合された細胞の型お よび大きさに従って、または、用いられるキャリヤー・ストリームの型に従って 調整されるかもしれないことを明らかにする。その特許には、コンピュータを含 むいろいろな装置が電極への入力周波数および電圧を制御するために用いられる ことができるという開示がある。しかしながら、米国特許4,441,972号には、エ レクトロフュージョンに払われている特別な注意について、エレクトロフュージ ョンを実施するための一つ以上ののDCパルスを用いるという開示はない。米国 特許4,476,004号が米国特許4,441,972号に密接に関連しているとともに類似した 開示をもつ点に注意される。 米国特許4,695,547号は、エレクトロフュージョン,エレクトロポレーション などのための探針(プローブ)を開示する。高電圧パルスの適当な電源が、1ア ンペアまでの電流と1〜990ミリ秒の継続時間で25〜175 DCの範囲の 出力電圧パルスを与えることができるとして開示されている。エレクトロフュー ジョンまたはエレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用い ることの開示はない。 米国特許4,750,100号は、エレクトロポレーション用の指数関数的に減衰する パルスまたは矩形波パルスを供給することができる高電圧および高アンペア・ス イッチ素子を開示する。エレクトロポレーションまたはトランスフェクションを 実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許4,832,814号は、生きている細胞のエレクトロフュージョンを行うた めに用いられるエレクトロフュージョン細胞を開示する。電源は、一連の3つの DCパルス(それぞれ12マイクロ秒で,1秒のパルス間隔をもつ68ボルト) を与える。各DCパルスが他のDCパルスと同じ電圧および同じ持続期間をもつ 点に注意される。 米国特許4,882,281号は、エレクトロフュージョン,エレクトロポレーション などのための探針を開示する。上述した米国特許4,695,547号に開示されている ように、高電圧パルスの適当な電源が1アンペアまでの電流および1〜990ミ リ秒の継続時間で25〜175 DCの範囲で出力電圧パルスを与えることがで きるとして開示されている。エレクトロフュージョンまたはエレクトロポレーシ ョンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許4,910,140号は、短い持続期間の高強度電界を印加することによる原 核細胞のエレクトロポレーションの方法を開示する。この特許は、パルスが所望 の全期間を含む単一パルスから通常なることを明らかにする。代わりに、パルス は、所望の2〜20msecで来る累積時間をもつ複数のより短いパルスからな るかもしれない。結合された効果が細胞壁の透過になるように、そのような一連 のパルスはお互いの近くに十分に間隔をあけられなければならない。典型的には 、そのようなパルスは5msec以下まで離れて間隔をあけられる。より好まし くは、2msec以下まで離される。 米国特許4,955,378号は、生体内エレクトロフュージョンを実施するための動 物または人間の解剖サイトにパルスを供給するための電極を開示する。それは、 一般に、エレクトロフュージョンが、20ボルトの振幅および1パルス/秒のパ ルス・レートでの20マイクロ秒持続期間の3つの方形波を電極に印加して一定 の電圧条件下で好ましくはなされることを開示する。各DCパルスが他のDCパ ルスと同じ電圧および同じ持続期間をもつ点に注意される。 米国特許5,007,995号は、生きている細胞のエレクトロフュージョン用の装置 を開示する。DCパルスを用いる代わりに、ACパルスが使用された。一連の研 究は、AC周波数,印加されたAC電圧およびACパルスの継続期間の変数間で 行われた。各研究では、3つの変数のうちの2つは一定の状態に保たれ、1つの 変数は異なる徐々に増加する設定でその変数を設定することによって変えられた 。エレクトロフュージョンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開 示 はない。 米国特許5,019,034号は、組織に大きい分子を運搬する目的で組織をエレクト ロポレーションする方法を開示する。カエルの皮が、一例として用いられる。エ レクトロポレーションを実施する際に、パルスの形状,持続期間および周波数が 選択される。ピーク電圧は、また、初期設定で置かれる。エレクトロポレーショ ンが起こるまで、パルスはより高い電圧に徐々に循環される。その点、パルス波 形,持続期間、周波数および電圧は、所望の量の分子移転が起こるまで維持され る。 米国特許5,124,259号は、塩化物イオンが排除される特に定義されたバッファ を用いているエレクトロポレーションの方法を開示する。エレクトロポレーショ ンを実施する際に、電圧が100〜1000v/cmで、電圧を印加するための 時間が0.1〜50ミリ秒であるという開示がある。エレクトロポレーションを 実施するために複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,128,257号は、いくつかの試験槽と、エレクトロポレーションのた めに用いた電極とを開示する。電力供給は、200から2000ボルトまでの電 圧範囲を与える。パルス幅は、0.1から100ミリ秒までの範囲、好ましくは 1から10ミリ秒までの範囲である。エレクトロポレーションを実施するために 複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,131,070号は、細胞が培養される特別に覆われた電極を開示する。 電極上の細胞はエレクトロポレーションにかけられる。エレクトロポレーション を実施する際に、電界強度を計る装置は、細胞が穿孔するまで増加する電位を印 加することができ、また、どの電界で細胞が穿孔したかを検知できる「知的な」 エレクトロポレーション装置が与えられるように、マイクロプロセッサーに適切 にインターフェースされる。装置が穿孔を引き起こすのに必要な条件を測定し、 穿孔が起こるときを検出するので、穿孔を引き起こすのに十分なエネルギーだけ がシステムに導入されてから、現在の調停された細胞死に相当な減少が生じる。 しかしながら、エレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用 いることの開示がない点に注意される。それに加えて、エレクトロポレーション 装置は、いろいろな細胞線のために必要とされる穿孔電位に関係している情報と 、 起こるかもしれない穿孔の型および大きさについてのいろいろな中間構成物の効 果とを記録することができる。しかしながら、供給は、引き起こされた細孔形成 を維持するためなされていない点に注意される。 米国特許5,137,817号は、生体内にエレクトロポレーションを行うために特別 に設計された電極を用いたエレクトロポレーションの装置および方法を開示する 。エレクトロポレーションを実施する際に、一つのDC電圧パルスが宿主細胞に 印加される。エレクトロポレーションを実施するために複数のDCパルスを用い ることの開示はない。 米国特許5,173,158号および米国特許5,283,194号はそれぞれ、選択的にあるサ イズの細胞を許し他を除外する電極を使用するエレクトロポレーションおよびエ レクトロフュージョンのための装置および方法を開示する。単一パルスは、エレ クトロポレーションを起こす電界を発生させる。エレクトロポレーションまたは エレクトロフュージョンを実施するために複数のDCパルスを用いることの開示 はない。 米国特許5,186,800号は、上述した米国特許4,910,140号でなされたように、短 期間の高強度電界を印加することによる原核細胞のエレクトロポレーションの方 法を開示する。米国特許5,186,800号も、印加されたパルスが、所望の全期間を 含む単一パルスから通常なることを開示する。代わりに、パルスは、所望の2〜 20msecの範囲で起こる累積時間をもつ複数のより短いパルスからなるかも しれない。結合された効果が細胞壁の透過となるように、そのような一連のパル スはお互いの近くで十分に問隔をあけられなければならない。典型的には、その ようなパルスは5マイクロ秒以下まで離され、好ましくは2マイクロ秒以下まで 離れる。一連の実験は、最大細胞転移を与えた方法パラメータを確かめるために 行われた。各実験において、一つの電気パルスがエレクトロポレーションをもた らすために用いられた。実験的なパラメータは、電気パルス,宿主細胞の密度, 転移材料の密度およびポスト・ショック潜伏期間のたくさんのパラメータを含ん だ。エレクトロポレーションを受けている細胞の生存能力と転移能力(transfor mability)がパルスの初期電界強度に非常に敏感であることが観察された。達し た結論は、細胞生き残りは電界強度を増やすことで着実に下がるとい うことであった。また、行われた各実験では、最大転移効率は細胞の30〜40 %がパルスを耐えぬくと結論された。エレクトロポレーションを実施するために 複数のDCパルスを用いることの開示はない。上述したことを考慮して、40% を超える細胞がエレクトロポレーションを実行しているパルスを耐えぬくときに 最大転移率が達せられるエレクトロポレーションの方法が与えられたならば、そ れは望ましいだろう。 米国特許5,211,660号は、生体内エレクトロフュージョンを行う方法を開示す る。使用された直流電流電荷の電気的パラメータに関する詳細は開示されていな い。 米国特許5,232,856号は、特別に設計された電極を使用するエレクトロポレー ション装置を開示する。たくさんのエレクトロポレーション実験が、たくさんの 異なる宿主細胞と異なる転移材料を用いて行われた。各実験において、一つのD Cパルスだけが宿主細胞に印加された。エレクトロポレーションを実施するため に複数のDCパルスを用いることの開示はない。 米国特許5,273,525号は、薬と遺伝子供給のために注射器ベースのエレクトロ ポレーション電極を開示する。エレクトロポレーション電極を用いる際に、一定 のパルス振幅,一定のパルス幅および一定のパルス間隔を有する1〜100の連 続的パルスを与える従来の電源が使用されている。 米国特許5,304,120号および米国特許5,318,514号はそれぞれ、人の生きている 細胞の生体内エレクトロポレーション用の電極を開示する。エレクトロポレーシ ョンをもたらすために電気エネルギーを印加する際に、電源は、好ましくは、電 界を繰り返し印加し、また、電界の振幅および持続期問は、薬または遺伝子が生 きている細胞を殺すことなくそれらに入るのに細胞の壁を十分に浸透させる。電 源は、単極発振パルス列と二極発振パルス列とを含む。選ばれたパルス列に対し て、各パルスは、パルス列の他のパルスと同じ電圧に上昇し同じ持続期間をもつ 点に注意される。 たくさんの理論的な考察とたくさんの既知の発明開示を説明したが、注意は、 生物学的細胞への細孔形成の導入に関するある理論的な概念の更なる議論に戻る 。しかしながら、ここで討論される理論的な概念のどれも本発明の範囲を規制す る つもりでないことが理解される。その代わりに、本発明の範囲は、クレームとそ の等価物とによってのみ制限される。 パルス・セッションの間にパルス・パラメータを変えることは、エレクトロポ レーションおよびエレクトロフュージョン効率を維持するか向上させる間の細胞 への損傷を減少させることが、本発明の発明者によって発見された。軽減された 細胞損傷は、細胞に印加される減少されたエネルギーに関係させることができる 。特に、パルス当りに印加される全エネルギーを決定する2つのパラメータは、 パルス振幅とパルス幅とである。パルス幅のバリエーションは、パルス振幅のバ リエーションと異なる効果を有する。より広いパルスの印加に続くパルス幅の減 少は、一連のパルスの全エネルギーを減少する間の上記のスレッショルド電圧の 印加を許す。 さらに、以下に記述される理論的な理由のために、細胞にすでに形成される細 孔のメンテナンスは、新しい細孔を起こすのに必要とされるエネルギーよりも少 ないエネルギーを必要としなければならない。上記のスレッショルド電圧を維持 している間のパルス幅のバリエーションは、非常に小さい細孔がより広いパルス によって起こされるそれらの例において特に役に立つ。より狭いパルスは、制御 された方法に細孔伸張を援助することができた。任意の特別な種類の細胞のため の理想的な条件は、外の分子(例えば、小さい有機的分子またはDNA)が回復 不可能なサイズに細孔サイズを伸張することなしに細胞に入れるのに十分な大き さのサイズに細孔伸張を起こす一組の電気パルス・パラメータを見つけることで あろう。この目標を果たすパルス・パラメータは、各細胞の型について実験的に 決定されなければならない。 パルス振幅のバリエーションは、下記の閾値メンテナンス・パルスの印加を許 す。一旦上記のスレッショルド電圧に対する十分なエネルキーのパルスが細胞に 印加されるならば、細胞膜を横切る電気抵抗に一時的な減少が起こる。細胞膜の 減少された電気抵抗のため、閾値以下のパルス電圧は、上記の閾値パルスによっ て引き起こされる細胞細孔を維持するのに十分でなければならない。 このように、先行技術の実体はエレクトロポレーションを引き起こすために電 気パルスを用いることは公知であることを示すが、上述の先行技術は、望ましい 特徴の以下の組合せを持つパルス電界で材料を処理する方法を示唆も教示のしな い。(1)電気的パルスが減少された細胞致死性をもたらす生きている細胞への 一連の電気パルスの印加のためのプロセスを与える。(2)電気パルス装置のオ ペレーターに印加されたパルス・シリーズの最大オペレータ制御のためのプロセ スを与える。(3)一連の電気パルスの間にパルス幅を変化するプロセスを与え る。(4)一連の電気パルスの間にパルス電圧を変化するプロセスを与える。( 5)プロセスを制御する機械を与える。(6)エレクトロポレーションで形成さ れる引き起こされた細孔を維持するパルス・プロトコルを与える。(7)材料が エレクトロポレーションを受けている細胞に入るためにより多くの時間を許すた めに少なくとも3つのパルスを与えるパルス・プロトコルを与える。(8)細胞 生存率およびトランスフェクション効率を向上させる電気的方法を与える。(9 )40%を超える細胞がエレクトロポレーションを実行しているパルスを耐えぬ くとき、最大転移効率が達成されるエレクトロポレーションの方法を与える。前 述の所望の特性は、以下の説明から明らかなように、本発明のパルス電界で材料 を処理するユニークな方法によって与えられる。先行技術を超える本発明の他の 利点も、明白になる。 ここで、エレクトロポレーションされている材料に加えられる処理物質の他の 態様に着目すると、Gunter,A.Rofmann,Sukhendu B.Dev,Gurvinder S,Nand aによる論文''Electrochemotherapy:Transition from Laboratory to the Clini c''(IEEE工学,薬と生物学,1996年11月/12月,124〜132頁) )には、生体内器官の周りに配置された一組の電極に印加される電界の方向を変 える機械的スイッチング配置の開示がある。機械的スイッチング配置は、電極の 6個のニードル列の電極を機械的に選択する機械式回転スイッチの形である。そ のような機械的スイッチング配置は、点火栓にエネルギーを割り当てるために自 動車分配器に近い関係を負う。そのような機械的スイッチング配置は、電極用の パルス・パターンの選択可能なシーケンスに広いバリエーションを許さない。 エレクトロポレーションの電界を除いて、電界の方向を逆転させる概念は、心 臓の電気除細動,電気的除細動,ゲル電気泳動およびフィールド逆転毛管電気泳 動のようなたくさんの分野で使用されている。心臓応用に関して、Kallokの米国 特許5,324,309号は、電気除細動と電気的除細動のための方法および装置を開示 する。この方法を用いることに、複数のパルスは、動物の心臓のまわりの場所の 配列に置かれる複数の電極に向けられる。スイッチ素子を制御するマイクロプロ セッサーはパルスを所定の電極に向ける。Kallokの方法および装置の目的は、細 動または他の導電問題が補正されるように心臓の電気系統を修正することである 。Kallokは、心臓に処理物質を加えることを開示しない。この点で、Kallokは、 電界を変えることは心臓による処理物質の取り込みを助けることを明らかにしな い。 ゲル電気泳動に関する重要な問題として、異なる方向からの電界は、比較的長 い期間(例えば、0.6〜125秒)にわたって、また、比較的低い電圧(例え ば、3.5〜20V/cm)で印加される。また、フィールド逆転毛管の電気泳 動に関する重要な問題として、逆方向電界は、比較的長い期間(例えば、2秒) にわたって、また、比較的低い電圧(例えば、50V/cm)で印加される。さ らに、ゲル電気泳動とフィールド逆転毛細管電気泳動に関して、膜含有材料は( 例えば、細胞,組織,器官およびリポソーム)は処理を受けない。 発明の開示 電気パルスシーケンスは、それらの電位可変性にほとんど無限である。多くの 種類のパルスシーケンスは、電気通信とレーダの分野で用いられる。例えば、パ ルスシーケンスは連続であり得る。連続パルスシーケンスは、単極でも双極でも あり得る。パルスシーケンスは、矩形波または方形波または矩形波の特殊ケース を含むことができる。所定の数の矩形形パルス(ユニポーラかバイポーラ)は、 ゲートで制御されるかバーストされたパルスシーケンスに与えられる。パルスシ ーケンスでは、パルスは、異なるレベルの振幅(パルス振幅変調)で与えられる ことができる。これは、この型のパルス列は計算機通信でモデムおよびコンピュ ータに一般に用いられる。パルスは、異なるパルス幅または持続期間(パルス幅 変調)で与えられることができる。そのような場合、一定のパルス間隔が維持さ れる。パルスは、異なるパルス間隔(パルス間隔変調)で与えられることができ る。そのような場合、一定のパルス幅が維持される。 電気パルスシーケンスの特定のカテゴリーは、「アジャイルパルスシーケンス (agile pulse sequence)」として知られている。この特許の目的として、定義 によって、アジャイルパルスシーケンスは、以下の特性を持つ。(1)シーケン スのパルスの数は2〜1,000まで変動する。(2)シーケンスのパルスは形 状が矩形である。(3)シーケンスの各パルスはパルス幅をもつ。(4)シーケ ンスのパルスの始めと次のパルスの始めとの間にはパルス間隔がある。(5)シ ーケンスのパルスのためのパルス振幅は、100ボルト以上であり、好ましくは 200ボルト以上である。(6)パルス極性は、シーケンスのパルスに対して単 極でもバイポーラでもよい。存在するかもしれないアジャイルパルスシーケンス のもう一つの特性は、シーケンスの方形パルスの「オン」時がパルス間隔の10 %未満であるということである。 アジャイルパルスシーケンスがコミュニケーションおよびレーダ応用に使用さ れたけれども、アジャイルパルスシーケンスは材料を処理するためには使用され なかった。特に、材料のよく定義され制御された永久または一時的変化を起こす 触媒として変えられ操作され機能するよく制御された強度の電界を与えるために 材料を処理するのにアジャイルパルスシーケンスを使用することは、先行技術は 開示しないが、本発明は与える。 特に、本発明によると、パルス電界による材料(特に、有機的材料)を処理す る方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスをもつアジャイルパ ルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、アジャイルパルスシーケンス は以下の特性のうちの1つ、2つまたは3つを有する。(1)少なくとも3つの パルスのうちの少なくとも2つは、パルス振幅が互いに異なる。(2)少なくと も3つパルスの少なくとも2つは、パルス幅が互いに異なる。(3)少なくとも 3つのパルスのうちの2つの第1の組についての第1のパルス間隔は、少なくと も3つパルスの2つの第2の組についての第2のパルス間隔と異なる。 特に、本発明によると、パルス電界による材料(特に、有機的材料)を処理す るための方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有するアジ ャイルパルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つのパ ルスのうちの少なくとも2つはパルス振幅が互いに異なる。 本発明によると、パルス電界による材料(特に、有機的材料)を処理するため の方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有するアジャイル パルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つのパルスの うちの少なくとも2つはパルス幅が互いに異なる。 本発明によると、パルス電界による材料(特に、有機的材料)を処理するため の方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを有するアジャイル パルスシーケンスを材料に印加するステップを含み、少なくとも3つのパルスの うちの2つの第1の組についての第1のパルス間隔は少なくとも3つのパルスの うちの2つの第2の組についての第2のパルス間隔と異なる。 本発明の他の広い面によると、細胞に細孔形成を引き起こすためにパルス電界 で生物学的細胞を処理する方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパ ルスを有するアジャイルパルスシーケンスを細胞に印加するステップを含む。こ こで、アジャイルパルスシーケンスは、以下の特性のうちの1つ、2つまたは3 つを有する。(1)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス 振幅が互いに異なる。(2)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは 、パルス幅が互いに異なる。(3)引き起こされた細孔が比較的長い期間維持さ れ、かつ、細胞の生存能力が維持されるように、少なくとも3つのパルスのうち の2つの第1の組の第1のパルス間隔は、少なくとも3つのパルスのうちの2つ の第2の組の第2のパルス間隔と異なる。 特に、本発明によると、細胞に細孔形成を引き起こすためにパルス電界で生物 学的細胞を処理する方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを 有するアジャイルパルスシーケンス細胞に印加するステップを含む。ここで、引 き起こされた細孔が比較的長い期間維持され、かつ、細胞の生存能力が維持され るように、少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも3つは、パルス振幅が互 いに異なる。 さらに、本発明によると、細胞に細孔形成を引き起こすためにパルス電界で生 物学的細胞を処理する方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルス を有するアジャイルパルスシーケンスを細胞に印加するステップを含む。ここで 、引き起こされた細孔が比較的長い期間維持され、かつ、細胞の生存能力が維持 されるように、少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス幅が 互いに異なる。 また、本発明によると、細胞に細孔形成を引き起こすためにパルス電界で生物 学的細胞を処理する方法が与えられる。この方法は、少なくとも3つのパルスを 有するアジャイルパルスシーケンスを細胞に印加するステップを含む。ここで、 引き起こされた細孔が比較的長い期間維持され、かつ、細胞の生存能力が維持さ れるように、少なくとも3つのパルスのうちの3つの第1の組の第1のパルス間 隔は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの第2の組の第2のパルス間隔と異 なる。 アジャイルパルスシーケンスが非正弦波の電気パルスのシーケンスの一種であ ることは上記の説明から明らかである。この点で、本発明の原理によると、非正 弦波の電気パルスシーケンスの他のカテゴリーが、アジャイルパルスシーケンス を除いて、材料を処理するために使用される。 この点で、本発明のより広い面によると、パルス電界で材料を処理する方法が 与えられ、この方法は、100V/cm以上、好ましくは200V/cm以上の 電界強度を有する少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスを材料に印 加するステップを含む。少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスは、 以下の特性のうちの1つ、2つまたは3つを有する。(1)少なくとも3つのパ ルスのうちの少なくとも2つは、パルス振幅が互いに異なる。(2)少なくとも 3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パルス幅が互いに異なる。(3)少な くとも3つのパルスのうちの2つの第1の組の第1のパルス間隔は、少なくとも 3つのパルスのうちの3つの第2の組の第2のパルス間隔と異なる。好ましくは 、材料は有機的材料である。 この点で、本発明の他のより広い面によると、細胞に細孔形成を引き起こすた めにパルス電界で生物学的細胞を処理する方法が与えられる。この方法は、10 0V/cm以上、好ましくは200V/cm以上の電界強度を有する少なくとも 3つの非正弦波電気パルスのシーケンスを生物学的細胞に印加するステップを含 む。少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスは、以下の特性のうちの 1つ、2つまたは3つを有する。(1)少なくとも3つのパルスのうちの少なく とも2つは、パルス振幅が互いに異なる。(2)少なくとも3つのパルスのうち の2つは、パルス幅が互いに異なる。(3)引き起こされた細孔が比較的長い期 間維持され、かつ、細胞の生存能力が維持されるように、少なくとも3つのパル スのうちの2つの第1の組の第1のパルス間隔は少なくとも3つのパルスのうち の2つの第2の組の第2のパルス間隔と異なる。 本発明のさらに別の面によると、加えられた処理物質および電界で膜含有材料 を処理する方法が与えられる。ここで、電界の方向は変えられる。エレクトロポ レーションの分野では、重要な面は、電界が細胞表面の接線に垂直である細胞上 のサイトで最も大きい効果があるということである。エレクトロポレーションが 最も大きい所で、加えられた処理物質の細胞へのエントリは容易にされる。細胞 は粗く丸いので、細孔は、通常、電極に最も近い細胞のポールで形成される。細 胞表面接線の角度が電界と平行になるほど、パルスの効果は減少する。エレクト ロポレーションの効果は、最大限の効果のサイトから90度離れて(完全な球上 で)ゼロになる。これらの考察を考慮に入れて、電界方向の変化が細胞の異なる 領域を最大電界に晒し、これにより、加えられた処理物質の細胞へのエントリが 容易になる。電界の方向のこの変化は、細胞により多くの細孔の形成を引き起こ し、したがって、エレクトロポレーション効率を増加する。 電界の方向が変えられる本発明の方法は、以下のステップを含む。複数の電極 が、処理されるべき膜含有材料の周りに位置配列で配列される。電極は、電極選 択装置の出力に接続されている。電極選択装置の入力は、アジャイルパルスシー ケンス・ジェネレーターの出力に接続されている。処理物質は、膜含有材料に加 えられる。電気パルスは、電極選択装置に印加される。印加されたパルスは、電 極アレイの選択された電極に所定のシーケンスで電極選択装置を介して送られる 。これにより、材料は、加えられた処理物質および連続的に変えられた方向の電 界で処理される。 電極のアレイの選択された電極への所定のシーケンスでの電極選択装置を介し た印加されたパルスのルーティング(経路選択)は、本発明では多くの方法でな される。 1つの種類のパルス経路選択では、第1のパルスが、第1の選択された電極群 に印加される。その後、第2のパルスが、第2の選択された電極群に印加される 。その後、第3のパルスが、第3の選択された電極群に印加される。この種類の パ ルス経路選択は、N個のパルスのシーケンスが次々とN個の選択された電極群に 送られるとすることによって一般化される。 一例として、生体内組織の周りに配列された8本の電極がある。印加されたパ ルスは、少なくとも3つの非正弦波電気パルスの高電圧のアジャイルパルスシー ケンスであり得、100V/cm以上の電界強度を有する。ここで、少なくとも 3つの非正弦波電気パルスのシーケンスは、以下の特性のうちの1つ、2つまた は3つを有する。(1)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つは、パ ルス振幅が互いに異なる。(2)少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2 つは、パルス幅が互いに異なる。(3)少なくとも3つのパルスのうちの2つの 第1の組の第1のパルス間隔は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの第2の 組の第2のパルス間隔と異なる。アジャイルパルスシーケンスの第1のパルスは 、第1,第3,第5および第7の電極に送られる。アジャイルパルスシーケンス の第2のパルスは、第2,第4,第6および第8の電極に送られる。アジャイル パルスシーケンスの第3のパルスは、第1,第2,第4および第5の電極に送ら れる。パルスからパルスへの8本だけの電極の選択された群のバリエーションの 可能な数は、本発明の装置および方法では非常に大きい数である。偶数のより多 くの電極を用いることは、より大きい数の可能なバリエーションさえ与える。こ の種類のパルス経路選択は、アジャイルパルスシーケンスを含むN個のパルスが 次々とN個の選択された電極群に送られることができるとすることによって、一 般化される。偶数のより広いステートメントは、本発明で、アジャイルパルスシ ーケンスを含むN個のパルスがN個の選択された電極群に任意の組合せで任意の 順番で送られるという効果をもたらす。 生体内組織用の他の種類のパルス経路選択では、第1の高電圧のアジャイルパ ルスシーケンス・パターンが、第1の選択された電極群に印加される。その後、 第2のパルスパターンが、第2の選択された電極群に印加される。その後、第3 のパルスパターンが、第3の選択された電極群に印加される。この種類のパルス 経路選択は、N個のパルス・パターンが次々とN個の選択された電極群に送られ ることができると述べることによって、一般化される。 他の例として、生体内組織の周りに配列された8個の電極があり得る。第1の パルスパターンは、第1,第3,第5および第7の電極に送られて、第2,第4 ,第6および第8の電極を経由して戻される。第2のパルスパターンは、第1, 第2,第4および第5の電極に送られて、残りの電極の任意の一個以上を経由し て戻される。パルスパターンからパルスパターンへの8個の電極だけの選択され た群のバリエーションの可能な数は、本発明の装置および方法では非常に大きい 数である。偶数のより多くの電極を用いることは、可能なバリエーションのより 大きい数さえ与える。 高電圧のアジャイルパルス電気パルス処理にかけられる対象が、細胞がエレク トロポレーションされる生体内対象(例えば、(人間を含む)動物や植物組織ま たは器官)であるとき、電極に印加されっるパルスの高電圧のアジャイルパルス シーケンスの電界の方向が回転させられ、それにより、生体内主要部へのエレク トロポレーションが向上される。 本発明のもう一つの面によると、試験管内の膜含有材料を電界で処理する方法 が与えられる。膜含有材料は、細胞,組織,器官およびリポソームを含むことが できる。本発明のこの試験管内方法は、 位置の配列に試験管内材料を配置するステップと、 試験管内材料の位置配列に対応する配列に複数の電極を配置し、電極を電極選 択装置の出力に接続するステップと、 電気パルサ装置の出力に電極選択装置の入力を接続するステップと、 電気パルスを電極選択装置に印加するステップと、 電極の配列内の選択され電極に所定のシーケンスで電極選択装置を介して印加 されるパルスを経路選択するステップであって、それにより、位置の配列内の試 験管内材料が位置の配列においてシーケンシャルに電界で処理される、ステップ と、を含む。 本発明の試験管内方法を実行する1つの態様では、選択された電極に印加され る少なくとも2つの連続したパルスは、電界方向が逆転される。本発明の試験管 内方法を実行するもう一つの態様では、電極は、テスト・プレートのM個のウエ ルに関連されたM対の電極として配列される。本発明の試験管内方法を実行する もう一つの態様では、電極は、キュベットに関連された一対の電極として配列さ れる。本発明の試験管内方法を実行するもう一つの態様では、電極は、キュベッ トに関連されたP個の電極として配列される。ここで、Pは2より大きい。 テスト・プレートのM個のウエル(キュベット)用のM対の電極として電極が 配列されるとき、高電圧パルス/電界は電極選択装置のコンピュータ制御によっ て任意の順番でこれらのキュベットのいずれにでも送られる。これは、一度に1 個のキュベットを用いることによって実験を進行するために大いに時間を軽減す る感度分析を例とする多数の実験を進行するために用いられることができる。 電気パルス処理にかけられる対象が、たとえば細胞がエレクトロポレーション されているキュベットのような試験管内対象であるとき、電極に印加されたパル スシーケンスにおける電界の方向は回転させられることができ、それにより、エ レクトロポレーションが向上される。 生物学的細胞がエレクトロポレーションにかけられているキュベットの反対側 に配置された2個の電極として電極が配列されているとき、電極に印加されたパ ルスシーケンスにおける電界の方向は順次逆転され、それにより、エレクトロポ レーションが向上される。 本発明のもう一つの面によると、材料を電気パルスで処理する装置が与えられ る。この装置は、アジャイルパルスシーケンス発生器と、アジャイルパルスシー ケンス発生器に電気的に接続された電極選択装置とを含む。電極選択装置は、ア ジャイルパルスシーケンス発生器に電気的に接続された一組の入力コネクタと、 一組の少なくとも2個の出力コネクタと、入力コネクタと出力コネクタとの間に 接続された選択可能スイッチの列とを含む。一組の電極は、電極選択装置の少な くとも2個の出力コネクタに電気的に接続される。好ましくは、選択可能スイッ チは、プログラマブル・コンピュータ制御スイッチである。代わりに、選択可能 スイッチは、手で操作されるスイッチでもよい。 以下の詳細な説明をよりよく理解するために、また、この分野に対する本発明 の貢献をよりよく認識するために、以上の簡単な説明は本発明のより重要な特徴 をむしろ広く明らかにしている。もちろん、以下に記述される本発明の追加の特 徴がある。 上記から分かるように、本発明の目的は、電気パルスが減少された細胞致死率 を生み出す、生細胞に一連の電気パルスを印加するプロセスを与える、パルス電 界で材料を処理する方法を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、印加されたパルス列の最大操作制御のプロセスを 電気パルス機器のオペレーターに与える、パルス電界で材料を処理する方法を提 供することにある。 本発明の他の目的は、一連の電気パルスの間にパルス幅を変化するプロセスを 与える、パルス電界で材料を処理する方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、一連の電気パルスの間にパルス電圧を変化するプロセス を与える、パルス電界で材料を処理する方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、プロセスの制御用の機械を与える、パルス電界で材料を 処理する方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、エレクトロポレーションで形成された誘引された細孔を 維持するパルス・プロトコルを与える、パルス電界で材料を処理する方法を提供 することにある。 本発明の他の目的は、エレクトロポレーションを受けている細胞に材料が入る のを許すために3個以上のパルスを与えるパルス・プロトコルを与える、パルス 電界で材料を処理する方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、細胞生存およびトランスフェクション交換効率を向上す る電気的方法を与える、パルス電界で材料を処理する方法を提供することにある 。 本発明の他の目的は、40%を超える細胞がエレクトロポレーションをもたら しているパルスを耐え抜くとき、最大トランスフォーメーション交換効率が達成 されるエレクトロポレーションの方法を与える、パルス電界で材料を処理する方 法を提供することにある。 本発明の他の目的は、生体内または試験管内で電気パルスを電極の配列に選択 的に印加する方法および装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、生体内の組織若しくは器官または試験管内のキュベット に印加された電界を回転させる方法および装置を提供することにある。 発明の他の目的は、試験管内のキュベットに印加される電界をシーケンシャル に印加および逆転する方法および装置を提供することにある。 本発明を特徴づける新規性の種々の特徴および本発明の他の目的とともにこれ らは、特に明細書の一部を構成している請求項において指摘される。本発明、そ の使用による利点および特定の目的をよりよく理解するために、本発明の好まし い実施態様を説明する添付の図面および記載事項が参照されるべきである。 図面の簡単な説明 以下の詳細な説明を理解することにより、本発明はよりよく理解され、上記の 目的およびそれ以外の目的が更に明らかになろう。そこで、添付図面を参照して 説明する。 図1は、パルス電界およびプログラム可能な電極選択装置で材料を処理する本 発明の方法を実施するために使われる装置全体のブロック線図である。 図2は、図1に示されたインターフェース・コントロール組立体の主たる機能 ユニットを部分的に模式的に示すブロック線図である。 図2A〜図20は、図2のインターフェース・コントロール組立体に関する電 気回路図である。特に、図2Aは、マイクロプロセッサへのステータス(IN) の電気回路図である。図2Bは、マイクロプロセッサからの制御(OUT)の電 気回路図である。図2Cは、チップ・セレクト・デコーダーの電気回路図である 。図2Dは、パルス・ルータ・インターフェースの電気回路図である。図2Eは 、正弦波振幅に関する電気回路図である。図2Fは、正弦波周波数に関する電気 回路図である。図2Gは、HV電力供給Vprogの電気回路図である。図2Hは、 パルス電流モニター(P-IMON)の電気回路図である。図21は、HV電力供給VM ONの電気回路図である。図2Jは、パルス幅制御の電気回路図である。図2Kは 、パルス出力駆動装置の電気回路図である。図2Lは、バス・コネクタの電気回 路図である。図2Mは、パワー/リセットの電気回路図である。図2Nは、RS 232の電気回路図である。図20は、不揮発性スタティックRAMの電気回路 図である。 図3は、図1に示した高電圧組立体の主要部品を示す電気回路図である。 図3Aから図31は、図3に示した高電圧組立体に関する電気回路図である。 より詳しくは、図3Aは、HVコントロールおよびPS VMONの電気回路図 である。図3Bは、リザーヴァ・キャパシターの電気回路図である。図3Cは、 HVスイッチの電気回路図である。図3Dは、FAULTに対する電力供給装置 およびパルス不能の電気回路図である。図3Eは、HV電力供給プログラム電圧 および放電制御の電気回路図である。図3Fは、パルス電圧モニター(P-VMON) の電気回路図である。図3Gは、パルス制御モニター(P-IMON)の電気回路図で ある。図3Hは、信号バス・インターフェースの電気回路図である。図3Iは欠 陥モニター回路の電気回路図である。 図4は、図1に示したプログラム可能パルス・スイッチの主要部品を示す部分 的に模式的に示すブロック線図である。 図4Aは、図4に示した3−状態スイッチの1つの電気的な模式図である。 図5は、少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス振幅が異な る非正弦波パルスを示す図である。 図6は、少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス幅が異なる 非正弦波パルスを示す図である。図6も以下の表IのグループAに対応する点に 注目される。 図7は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの第1の組の第1のパルス間隔 が少なくとも3つのパルスのうちの2つの第2の組の第2のパルス間隔と異なる 非正弦波パルスを示す図である。 図8は、本発明の電極選択装置に接続された2個の電極を備えた単一キュベッ トを示す図である。 図9は、キュベットの周りの異なる位置に配置され、本発明の電極選択装置に 接続された8個の電極を備えた単一のキュベットを示す図である。 図10A〜図10Fは、2極電界がキュベットを介して回転される、単一キュ ベットを介して電界を動かす第1の典型的パターンを示す図である。 図11A〜図11Fは、4極電界がキュベットを介して回転される、単一キュ ベットを介して電界を動かす第2の典型的なパターンを示す図である。 図12A〜図12Cは、電界が4極から3極、5極へ変化する、単一キュベッ トを介して電界を動かす第3の典型的なパターンを示す図である。 図13は、電極選択装置の各端子に接続された電極をそれぞれ有する、8個の テスト・ウエルを持つテスト・プレートを示す図である。 発明の実施態様 この発明は、エレクトロポレーションまたは電気融合の目的で電気パルスを生 細胞に印加するプロセスを含む。パルス幅およびパルス電圧のパラメーターは、 先行技術のハードウェアまたはソフトウェア・プログラミングによってパルスか らパルスまで変更されることができる。電圧および幅を変更するパルスを印加す る重要な目的は、エレクトロポレーションまたは電気融合の所望の結果を最大に し、細胞への致死損傷を最小にすることである。この目的は、初期のより高いエ ネルギー・パルスの後に、印加されたエネルギーの減少を通して細胞に印加され たエネルギーを最適化することによって達成される。 エレクトロポレーションおよび電気融合の分野における従来の理論は、閾値電 圧が細胞エレクトロポレーションまたは電気融合を成し逐げるために超えられな ければならないことを教える。従来の理論を実行することにおいて、単一パルス は、閾値より大きい電圧を有するパルスを印加することによって使われる。さら に、単一パルス概念は、第1の上記の閾値パルスによって引き起こされた細胞膜 抵抗の変化を説明することなしに一連のパルスを含めるために従来の理論におい て拡大解釈される。ここで記述される本発明の発明者は、第1の上記の閾値パル スによって引き起こされた細胞膜抵抗の変化を次のパルスを印加する際に考慮に 入れなければならないことを理解した。 また、パルスのエネルギーがパルスの電圧と同じくらい重要であることは、従 来の理論で受け入れられている。限られたパラメーターの範囲内で、減少するパ ルス幅は、減少するパルス電圧と同じ効果を持つ。再び、等しいエネルギーのシ ーケンシャルなパルスが印加されるとき、従来の知識は、最初のパルスに続く変 化された電気抵抗を考慮に入れない。 細胞に引き起こされた細孔の直径は、エネルギーを増やすことによって大きく される。細胞の種類およびサイズに依存する臨界エネルギー・レベルを越えて、 無制限の膨張によって細胞を破壊する細孔が生成される。細胞構造(例えば、セ ル・サイトスケルトン)は、細胞細孔の膨張を制限する。最大穿孔は、無制限の 細孔膨張の結果である細孔寸法に近いが大きくはないサイズの細孔の最大数によ って達成される。 本発明の境界および限度は理論上の考察によって束縛されないことが理解され る。しかしながら、本発明の使用および動作のよりよい理解のために、簡単な理 論上の説明は役に立つかもしれない。特に、本発明者によって明らかにされた新 しい理論上の考察によると、印加パルスが細胞への細孔形成を開始し、その細孔 がより少ないエネルギーのパルスによって続けられたならば、第2のパルスは、 全初期エネルギーのパルスよりも遅い割合で細孔を広げる効果を持つであろう。 絶えず減少するエネルギーのパルスは、偶数のより遅い細孔膨張の効果をもち、 したがって、臨界最大細孔寸法により近い細孔膨張のより大きい制御に与えるよ うにする。 上述の通り、エレクトロポレーションに関する従来の理論は、絶えず膨張する 細孔寸法を有する減少された細胞膜抵抗の生起を論議しない。しかしながら、局 所電圧が減少された局所抵抗に比例して減少するので、この減少された抵抗が実 際に印加電圧のより少ない効果に終わるかもしれないことは、ここで本発明者に よって認められる。これは、細孔寸法を広げる傾向の付加減衰に終わる。この点 で、従来の印加されたパルス列はあまりに速く細孔を広げるので細孔膨張のこの 自然減衰を利用できないかもしれない。一連のパルスのパルス・エネルギーを段 階的に減らしたり連続的に減らす応用によって最大細孔サイズに近づくことは減 らされた細胞膜抵抗を通して細孔寸法膨張の自然の減衰の最大使用を許すことが 、本発明者の評価である。 細胞のエレクトロポレーションは、いくつかの理由のために不均質プロセスで ある。第1に、細胞は大まかに丸く、細胞膜への電気力は電流の向きに対する細 胞膜の角度に比例する。最も大きな力は、細胞膜が電流に対して垂直である細胞 のサイトにおいてである。第2に、細胞膜は形状が不規則である。いくつかの細 胞は、電極に最も近いサイトに遠いサイトで電流に垂直な細胞膜部を有する射影 を持つ。不規則性は不均質エレクトロポレーションへのサイト・スケルトン貢献 である。不規則なエレクトロポレーションはエレクトロポレーションの最大化を 難しくさせる。なぜならば、1つだけが膨張して破裂すると、細胞が死ぬからで ある。これは、細孔ができたのちに徐々に細孔を広げる技術を開発することを必 須とする。本発明はこの要求を満たす。 図面を参照すると、本発明の原理および概念を具体化するパルス電界で材料を 処理する方法を実施するための装置が図示されている。 本発明のパルス電界で材料を処理する方法を実施するために使われる装置は、 図1に示された、Cyto Pulse Sciences社,コロンビア州,メリーランド,米国 のModel PA-4000エレクトロポレーション・システムを含む。Model PA-4000エレ クトロポレーション・システムは、広範囲にわたるエレクトロポレーション・タ スク(その多くは既存の装置で可能でない。)を行うために設計されている。Mo del PA-4000エレクトロポレーション・システムによって実施できる新しいタス クのいくつかは、以下を含む。1個のパルスから次のパルスヘパルス幅を変化す ること、1つのパルスから次のパルスへパルス振幅を変化すること、1つのパル スから次のパルスへパルス間隔を変化すること、(負荷から効果的に独立してい る)高忠実度パルス電界を発生すること、高電圧パルスの非常に正確なレプリカ を与えるパルス振幅モニターを提供すること、パルス電流の非常に正確なレプリ カを与えるパルス電流モニターを提供すること、コンピューター発生のアジャイ ルパルス列を提供すること、使われる各パルス列の自動データ・ロギングおよび データ・レコールを提供することである。その結果、Model PA-4000エレクトロ ポレーション・システムは、植物および哺乳動物細胞を含む多種多様な材料をエ レクトロポレーションするために、非常に見事に制御された高忠実度のパルス電 界のシーケンスを提供する。 Model PA-4000エレクトロポレーション・システムは、三大部品を含む。(Pul se AgileTM発生器として知られている)高電圧のアジャイルパルス列発生器7と 、結合された制御コンピューターおよびコンピューター・インターフェース4と 、キュベット装置とである。キュベット装置は、標準の0.4cm,0.2cm および0.1cmキュベットで動作する。カスタム・インターフェースは、他の キュベット保持および供給システムに利用できる。Model PA-4000エレクトロポ レーション・システム規格は、以下に示される規格表に含まれる。 Model PA-4000エレクトロポレーション・システム用の規格表 パルス・パラメータ 電界強度対使用されたキュベット 0.4cm 0.2cm 0.1cm 電圧−低域: (ステップ・サイズ1ボルト) 最小10ボルト 25v/cm 50v/cm 100v/cm 最大255ボルト 637v/cm 1275v/cm 2550v/cm 高域: (ステップ・サイズ5ボルト) 最小50ボルト 125v/cm 250v/cm 500v/cm 最大1100ボルト 2750v/cm 5500v/cm 11000v/cm 振幅を減らすのに要する時間 (前のパルスから次のパルスへ) <50のミリ秒 最大パルス電流 120アンペア パルス降下 <5% 20オームへの100マイクロ秒のパルス幅で 幅 1マイクロ秒から1000マイクロ秒 ステップ・サイズ幅 1マイクロ秒 立上り時間 <100ns 間隔: 最小 0.1秒(振幅変化の関数) 最大 4,000秒 間隔ステップ・サイズ 1ミリ秒 型式 99回9個のパルスまでの矩形波 アジャイルパルスシーケンス 9つのグループ;グループ内のパルス・パラメータ定数 グループ当たり1から100パルス フロント・パネル・状態液晶ディスプレイ キュベット・ホルダー開 欠陥 パルサ用意 プロセス・オン 高電圧イネーブル 高電圧遮断ゼロ パルシング ウィンドウズ・オペレイタ・インターフェース パルスシーケンスのセットアップ 独自のファイル名でのシーケンス・ファイルの自動保存 自動データ・ロギング 安全性 パルサは、キュベット・ホルダーが開いているときには動かない フロント・パネル・シーケンス停止ボタン 高電圧を入れる前の負荷抵抗チェック 負荷欠陥の検出時の高電圧パルシング遮断 内部欠陥の検出時の高電圧パルシング遮断 (Pulse AgileTM発生器として既知の)アジャイルパルスシーケンサに関して は特に、その概要が図1に示されている。この図は、プログラマブル・パルス・ スイッチで構成されたPA-4000システムを示す。キュベット・ホルダーはまた、 プログラマブル・パルス・スイッチの出力で接続され、または、プログラマブル ・パルス・スイッチが使われないならば、キュベット・ホルダーはパルスされた 高電圧出力11に直接接続される。また、パルス電圧および電流モニター・ポー ト10が利用できる。オシロスコープは、パルス信号の複製を見るためにこれら のポートに接続されている。制御ケーブル9が、プログラマブル・パルス・スイ ッ チを制御するために使われる。プログラマブル・パルス・スイッチは、3つの状 態(パルス出力,パルス・リターン,無接続)13の一つおよび一つだけに設定 されるN個の出力を有する。 システムは、3つのキャビネットと、互換PC 1と、制御マイクロプロセッ サ4を含むPA-4000キャビネット3と、インターフェース・コントロール組立体 5と、高電圧組立体6と、高圧電源7と、低圧電源8と、プログラマブル・パル ス・スイッチ・キャビネット12とを含む。 ユーザーへのインターフェースは、互換PC上にインストールされた、MS-W indowsオペレーティング・システム1の下で動作するPulseAgilソフトウェアで ある。オペレーターは、パルスパラメータをセットし、プロセス開始および停止 を制御する。プロトコルが動いたあと、データ・ログ・レポートがコンピュータ ー・スクリーン上に提示される。互換PCにおけるPulseAgileソフトウェアは、 コマンドを生成して、PA-4000キャビネット4のZ‐80マイクロプロセッサに 標準RS232シリアル・インターフェース2を介してコマンドを送る。Z‐8 0は、コマンドを解読して、順番に全ての他の組立体を制御する。さらに、Z‐ 80は、電気回路の状態を監視して、Pulse Agileオペレーター・インターフェ ース・ソフトウェアにRS‐232リンクを介して状態報告を送り返す。シリア ル・インターフェースを介して通信することは、どんなターミナル・プログラム ででも成し遂げられることができる。しかしながら、PCにおけるグラフィック ・インターフェース・ソフトウェアは、インターフェースをはるかにユーザー・ フレンドリーにする。 インターフェース制御組立体は、マイクロプロセッサと、アナログ/ディジタ ル変換器と、ディジタル/アナログ変換器と、高/低制御および状態線と、パル ス発生回路と、プログラマブル・パルス・スイッチ・インターフェースとを含む (図2を参照)。 マイクロプロセッサは、40個のピン接続器19ディジタル・バス20を介し て全ての他の電気回路に接続されている。このバスは、8つのデータ線と、5つ のアドレス線と、6つのチップセレクト線とを含む。データバス線は、チップセ レクトおよびアドレス線の状態に基づいて他の電気回路へ情報を転送する。不揮 発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)部18はまた、ディジタル・バス2 0に接続されている。NVRAMは、どれくらいの時間放電リレーが開閉されるか、 および、それがどんな電圧で開閉されるかについての情報を累算する。これは、 各プロトコル運転の終わりに印刷される、故障解析のために使われる情報である 。 ディジタル/アナログ変換器(DAC)は、マイクロプロセッサ8ビット語を実 電圧に変換して電源22をセットするために使われる。このDAC出力は、0〜6 ボルトの電圧範囲を持つ。この0〜6ボルトは、高圧電源に信号バス24を介し て運ばれる。高圧電源7に入力される0〜6ボルトは、0〜1100ボルトの高 電圧出力を生み出す。ディジタル・バスに接続された2つの予備DACがある。 アナログ/ディジタル変換器(A/D)26は、マイクロプロセッサによって使 われるデジタル語に0〜5ボルトの高圧電源出力電圧モニター信号レベルを変換 するために使われる。0〜1100ボルトの高圧電源出力は、0〜5ボルトのモ ニター信号となる。 アナログ/ディジタル変換器(A/D)28は、マイクロプロセッサによって使 われるデジタル語に0〜2ボルトのプレ・パルス電流モニター信号レベルを変換 するために使われる。ユーザーがプロトコルを始めるとき、このプレ・パルスは マイクロプロセッサによって発生される。高電圧がオンされる前に、2ボルトの パルスが発生される。このパルスは、負荷(キュベットその他)を通って伝搬す る。このパルスから生じている電流は、0〜2ボルトの信号に変換される。この 電圧は負荷抵抗に比例する。負荷抵抗があまりに低い(イオン濃縮その他があま りに高い)と、これは、穿孔されている材料を傷つけるであろう過電流となる。 電流があまりに高いと、マイクロプロセッサは高電圧をオンにし、「負荷電流過 剰」メッセージを発する。 マイクロプロセッサ30によって生成されるいくつかの高/低制御信号線があ る。一つは、高電圧組立体6に信号バスを介して送られるHVON(高電圧オン)で ある。高電圧組立体6に信号バスを介して送られる他の制御線は、欠陥リセット 線である。この線は、欠陥が発生するとラッチをリセットするために使われる。 マイクロプロセッサによつて読まれて制御32のために使われるいくつかの状 態線がある。一つはキュベット・ホルダー33からの線である。キュベット・ホ ルダーは底に磁石を有する。ハンドルがスライドされて開かれてキュベットを露 出すると、これは接触を壊す。この電気回路が閉でない(すなわち、ハンドルが 完全に押されている)と、マイクロプロセッサは「キュベット開」メッセージを 表示し、高電圧はオンされないか、直ちにオフされる。第2の状態線34は、プ ログラマブル・パルス・スイッチにおける接触である。PPSパラレル制御ケーブ ルがプラグされると、この線は接地される。その後、このロウ線は、PPSが利用 できることを示すマイクロプロセッサによって読み取られる。第3の線34は、 欠陥線である。欠陥が高電圧組立体に検出されると、この線はハイとなる。マイ クロプロセッサは絶えずこの線を監視し、それがハイになると、「欠陥」メッセ ージが表示され、高電圧およびパルス発生器は直ちにディスエーブルされる。 マイクロプロセッサは、低電圧パルス駆動回路36を制御する。この回路は、 マイクロプロセッサによって、その後パルスを発生するトリガー信号によってプ ログラムされたパルス幅発生器を有し、全てのパルスが生成されるまで、次のパ ルス幅はトリガー信号その他によってセットされる。 プログラマブル・パルス・スイッチ・インターフェース40は、マイクロプロ セッサからのセットアップ・コマンドを受け取って、特別なPPSパラレル・イン ターフェース9を介してセットアップ指示を送り出す。このインターフェースは 、パルス出力のハイをプログラムされる8つの線の組と、ハイ・パルス・リター ンがプログラムされる8つの線の第2の組とからなる。スイッチが接続されない ままであると、両方の線はロウに留まる。 高電圧組立体は、高電圧スイッチ回路と、蓄積コンデンサーと、電源電圧モニ ターと、パルス電圧およびパルス電流モニターと、放電リレーと、欠陥検出回路 とを含む(図3参照)。 高電圧がイネーブルされるとき、リレー・コイル44が励磁され、放電リレー 45が開けられる。その後、電源電圧プログラム電圧は、指定されたレベルに設 定される。その後、高電圧源は、蓄積コンデンサー40を充電する。その後、フ ローティング高電圧スイッチ48は、信号バスを介してパルス駆動信号60によ ってオンにされる。低電圧信号は、オプト・アイソレーター49を介してフロー ティング高電圧スイッチに接続される。高電圧スイッチがオンされるとき、蓄積 キャパシタからの電流が、負荷54およびパルス電流モニター表示抵抗器52を 通って、電流経路を完了する電源グラウンドに接続されたシステム・グラウンド へ流れる。抵抗分圧器42は、蓄積コンデンサー40の両端の高電圧に比例する 低電圧信号を生み出す。この基準化された電圧57は、信号バスに接続され、マ イクロプロセッサによって周期的に読み取られる。 パルス電流の基準化バージョンは、電流表示抵抗器52を流れるパルス電流に よって生成される。100アンペアに対して約20ボルトであるこの電圧は、増 幅器62によってバッファされる。これは、パルス電流モニター・ポートである 。基準化されたパルス電圧は、抵抗分圧器50によって生成される。その後、こ の電圧は、増幅器85によってバッファされる。その出力は、パルス電圧モニタ ー・ポートである。 PA-4000において、パルス振幅は、パルスごとに変えられるかもしれず、12 5ミリ秒とほとんど短時間に起こる次のパルスについて1100ボルト(最大) から50ボルト(最小)まで変えられる。これは、放電リレー回路44,45, 46,47,56,57,58によってなされる。電圧比較器56は、高圧電源 プログラム電圧64と蓄積コンデンサー57上の基準化された電圧との間の電圧 を比較する。高圧電源プログラム電圧64がコンデンサー基準化電圧57以上で あると、比較器の出力58はロウである。出力58がロウで高電圧がイネーブル であるとき、リレー・コイルの反対側はハイ66である。リレー・コイル44の 両端のこの差電圧は、コイル44を励磁し、リレー45を開ける。高圧電源プロ グラム電圧64が蓄積コンデンサー40の基準化電圧より低いと、比較器58の 出力はハイとなる。比較器の出力58がハイでリレー・コイル44の他の側がハ イ66(高電圧オン)であると、リレー・コイル44の両端の電圧はなく、リレ ー45が閉じる。リレー45が閉じると、蓄積コンデンサー40は抵抗器47を 介してシステム・グラウンド53に接続される。放電の間のこの全電流は抵抗器 47によって制限され、リレー接点が溶接されることを防ぐ。蓄積コンデンサー 40と抵抗器47との間の時定数は、最小パルス間隔の半分の時間である50ミ リ秒の95%だけコンデンサー両端の電圧を減らすことができる。電源プログラ ム電圧64が例えば電源7からの400ボルトとなる電圧にセットされると、そ の電圧になりリレー45が開となるときに比較器はハイ58となり、蓄積キャパ シタ45はさらに放電される。このように、蓄積キャパシタ40の電圧は、最も 短いパルス間隔内で最大と最小との間の任意のレベルに速く設定される。 高電圧組立体には3つの欠陥検出回路がある。高電圧スイッチ60,83,8 1,76と、放電リレー75,80,74,68と、負荷84,82,78,7 9とである。この3つはすべて、ラッチ回路72に接続されている。3つの線6 8,76,79のうちの任意の1つがロウになると、ラッチ出力35はハイとな る。ラッチ出力35がハイになると、プログラム電圧64はリレー65を介して 切り離され、パルス駆動はハードウェアのリレー87を介して切り離される。マ イクロプロセッサは絶えずラッチ出力35を監視し、それがハイになると、「欠 陥」メッセージが表示される。システムは、瞬問的にリセット線ハイ31をもた らすPCからリセットされる。 リレー放電欠陥回路75,80,74,68は、放電リレー45の適当な動作 を監視する。リレー45が働かず電源7および蓄積キャパシタ40を抵抗47を 介してグラウンド53に連続的に接続すると、内部回路への損傷が発生し得る。 リレー45が働かず閉じられたままであると、表示抵抗46を流れる電流が、比 較器基準電圧80より大きい75になるまでRC結合51,52によって積分さ れる電圧を生じる。高圧電源7が最大電圧に設定されると、これは数ミリ秒かか る。 高電圧スイッチ欠陥回路60,83,81,76は、高電圧スイッチの適当な 動作を監視する。この回路は、高電圧スイッチ48が連続的に閉じられると、高 電圧が負荷54に生じないことを保証する。それが起こって高圧電源7がオンに されると、電圧はスケール・パルス電圧抵抗分割器50に生じる。この電圧83 は、駆動パルスの存在とみなされる。駆動パルス60なしでは、電圧83が1秒 以内に10ボルトよりも大きくなると、比較器81の出力はロウとなる。これは 非常に早く、電源がオンになる時間がない。 負荷欠陥回路84,82,78,79は負荷54を流れる電流をモニターする 。キュベットなどのブレーク・ダウンにより高電圧パルスがオンである間に負荷 電流が過剰になると、キュベットの内容が蒸発するか内部回路が傷つけられるか も しれない。電流が過剰になると、表示抵抗52の両端の電圧はしきい値82より も増加する。基準が越えられるとき、比較器79の出力が1マイクロ秒以内に低 下する。 高圧電源7は、1100ボルトで110mAを供給する商用の単位であり、0 〜6ボルトの信号でプログラムされる。低圧電源8は、すべての制御回路に、+ 5ボルト,+12ボルト,−12ボルトの電圧を供給する。それは、商用の単位 である。 プログラム可能なパルス・スイッチ12は、高電圧ケーブル11と並行制御ケ ーブル9とによってPA−4000に接続されている。概要は図4に示されてい る。プログラム可能なパルス・スイッチにはN個のスイッチ93があり、それら はすべて同じように動作する。高電圧パルス90とリターン91とはPA‐40 00キャビネット5から同軸ケーブルを介して与えられる。2本の制御線95は 、1本はパルス出力を選択するためのものであり、1本はパルス・リターンを選 択するためのものである。パルス出力制御線がハイであれば、パルス出力は電極 94に接続される。パルス・リターン制御線がハイであれば、パルス・リターン は電極94に接続される。どちらもハイでないならば、何も電極94には接続さ れない。両方ともハイであれば、何も電極94に接続されない。 3状態スイッチの詳細な回路図が図4Aに示されている。各スイッチは、マイ クロプロセッサからの2つの入力(すなわち、パルス・リターン選択161およ びパルス出力選択162)と、高電圧回路からの2つの入力(すなわち、高電圧 パルス164および高電圧パルス・リターン163)と、マイクロプロセッサか らコマンドに従って高電圧パルスまたは高電圧リターンに接続されるか何にも接 続されない1つの出力ポート167とを有する。スイッチの状態を示す発光ダイ オード166(パルス)および発光ダイオード165(リターン)に接続された 2つの指示出力もある。 アジャイルパルス発生器からの高電圧パルスおよび高電圧リターンは、N個の スイッチのすべてに接続されている。 マイクロプロセッサ,選択パルス162または選択リターン161からの各ス イッチ用の2本の制御線がある。選択パルス制御線がハイになると、2つのNO Rゲートへの入力U1A,U1Bがハイになる。UIAピン2はハイであり、ピ ン2はピン3(出力)をハイにするためにロウでなければならない。第2のNO RゲートU1Bは、ピン4をハイとし、ピン6(出力)をロウにするピン5をハ イとする。ピン6がロウであると、非反転オープン・コレクタ・ドライバU7C ピン6の出力はロウである。このピンがロウであると、リレーK2上のピン16 はロウであり、リレー・コイルを励磁してリレーK2を閉じる。このリレーが閉 じられると、高電圧パルスは出力電極に接続される。第2の非反転ドライバは、 リレーが励磁されるならば明るくされるLED166に接続される。 マイクロプロセッサがリターンを選ぶならば、同じことが生じる。リレーK1 が閉じられると、高電圧パルス・レターンが出力ポート167に接続される。 マイクロプロセッサが高電圧パルス線および高電圧パルス・リターン線の両方 を不注意にハイにセットすると、NOR回路U1Aの出力はロウになり、どちら のリレーも励磁されない。これは、両方のリレーが同時に励磁されて短絡が発生 する可能性を回避するための安全機能である。 マイクロプロセッサから2本の線には4つの可能な条件がある。 パルス選択線ハイ−パルス高電圧が出力ポートに接続される。 パルス・リターン線ハイ−パルス・リターンが出力ポートに接続される。 どちらの線もハイでない−パルスおよびパルス・リターンのどちらも出力ポー トに接続されない。 両方の線がハイ−パルスおよびパルス・リターンのどちらも出力ポートに接続 されない。 要約すると、N個のスイッチはすべて、マイクロプロセッサを介して独立に動 作され、スイッチの一つの出力ポートには高電圧パルスまたは高電圧リターンが 生じるか何も生じないかである。 図5は、少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つがパルス振幅が互い に異なる非正弦波パルスを示す。 図6は、少なくとも3つのパルスのうちの少なくとも2つがパルス振幅が互い に異なる非正弦波パルスを示す。図6も以下に示す表1でグループAと一致する 点に注意される。 図7は、少なくとも3つのパルスのうちの2つの第1の組用の第1のパルス間 隔が少なくとも3つのパルスのうちの2つの第2の組用の第2のパルス間隔と異 なる非正弦波パルスを示す。 次の用語は実質的に同義である点に注意される。パルス選択装置、電極選択装 置110およびプログラマブル・パルス・スイッチ・キャビネット12である。 電極選択装置110は、Cyto Pulse Sciences社,コロンビア州,メリーラン ドのPA‐101として製造され販売されている。この会社は、ここで述べたモデルP A‐4000エレクトロポレーション・システムを製造し販売している会社と同じで ある。PA‐101は、外部に取り付けられて、高電圧アジャイルパルスシーケンス 発生器と別に購入される。PA‐101は、高電圧パルス,接地基準またはフロート 電極(いずれの基準にも接続されていない)に任意の電極を接続できる一組の8 個のコンピュータ制御HVスイッチを含む。以下に述べるPA‐4000を制御する同 じPA‐4000制御ソフトウェアによって、電極選択装置は制御される。DB‐25 制御ケーブルは、PA‐4000にPA‐101を接続する。 上述したように、モデルPA‐4000 Pulse AgileTMエレクトロポレーション・シ ステムは、コロンビア州,メリーランドのCyto Pulse Sciences社によって製造 され販売されている。モデルPA‐4000システムは、すべての標準矩形波および多 くのCDプロトコルを実行する。モデルPA‐4000システムも、改良されたPulseA gileTMプロトコルを実行する。モデルPA‐4000 Pulse AgileTMエレクトロポレー タは、広範囲にわたるエレクトロポレーション・タスクを実行し、これらのタス クの多くは現在手に入る既存の機器で可能でない。このシステムは、研究者が基 準プロトコルを使うのを許し、プロトコル内のパルス・パラメータを変更する向 上されたフレキシビリティをもつ。より多くのツールは最適化に利用できる。そ のシステムは、水溶液および組織のプラント・セル,哺乳網セルおよび細菌セル を含む多種多様な材料をエレクトロポレートするために、ハイファイ・パルス電 界の非常に緻密な制御を提供する。 図8に戻ると、この図は、2つの電極113,114を備えた単一のキュベッ ト112を示す。1つの電極113は、電極選択装置110の端子No.1に接 続されている。第2の電極114は、電極選択装置112の端子No.2に接続 されている。電極選択装置110は、2つの電極に印加されたパルスのシーケン シャルに逆極性にプログラムされることができる。それにより、電界の向きが各 極性反転に対してキュベット113を横切って反転される。極性反転は、各連続 したパルスに対して、または、予め定められたパルス・パターンに対して実行さ れることができる。 図9は、キュベットのまわりの異なる位置に周囲に分散された8つの電極を備 えた単一のキュベット133を示す。電極No.121〜128は、電極選択装 置110の端子No.1〜8にそれぞれ接続されている。正/負の極性は、まず 、電極No.121と電極No.125とにそれぞれ印加されることができる。 次に、正/負の極性は、電極No.122と電極No.126とにそれぞれ印加 されることができる。次に、正/負の極性は、電極No.123と電極No.1 27とにそれぞれ印加されることができる。次に、正/負の極性は、電極No. 124と電極No.128とにそれぞれ印加されることができる。 この点で、極性反転が印加されることができる。すなわち、正/負の極性は、 電極No.125と電極No.121とにそれぞれ印加されることができる。次 に、正/負の極性は、電極No.126と電極No.122とにそれぞれ印加さ れることができる。次に、正/負の極性は、電極No.127と電極No.12 3とにそれぞれ印加されることができる。次に、正/負の極性は、電極No.1 28と電極No.124とにそれぞれ印加されることができる。 このようにしてパルスを電極No.121〜128に印加することがキュベッ ト133のまわりおよびそれを通って回転する電界をもたらすことは、上述した 説明から明らかである。 正/負の極性の印加の周期的パターンは、所望される回数だけ繰り返されるこ とができる。 図9はまた、本発明のもう一つの応用例の図示と考えられる。大きい円は、( 動物や植物からのような)生体内器官を示す。電極No.121〜128は、三 次元でその器官のまわりに置かれる。各電極は、電極選択装置110上の各端子 に接続されている。電極選択装置110は、高電圧アジャイルパルスシーケンス 発生器2に接続されている。このように、高電圧で非正弦波のアジャイルパル スは、高電圧アジャイルパルスシーケンス発生器2で発生され、選択された電極 No.121〜128に電極選択装置110を介して送られる。実質的に、高電 圧アジャイルパルスシーケンス発生器2からのどんな所望のアジャイルパルスシ ーケンスでも、どんな所望のプログラマブル・シーケンスで電極No.121〜 128のどんな所望のサブセットに送られることができる。 図10A〜図10Fは、2極電界がキュベットを通って回転される単一のキュ ベットを通って電界を移動する第1の典型的なパターンを示す。 図11A〜図11Fは、4極電界がキュベットを通って回転される単一のキュ ベットを通って電界を移動する第1の典型的なパターンを示す。 図12A〜図12Cは、電界が4極電界から3極電界、5極電界に変化する単 一のキュベットを通って電界を移動する第3の典型的なパターンを示す。 上述したいくつかの例から、非常に大きい数の電界分布のパターンが、アジャ イルパルスシーケンス発生器によって電極選択装置110に提供されるパルスに 関連して電極選択装置110によって選択された電極の順列および組合せを変え ることによってキュベットを介して適用され得ることは、明らかである。 特に、本発明の電極選択装置110では、それが生体内又は試験管内での電界 分配にそのような莫大なフレキシビリティをもつことを許すために、選択された 電極の少なくとも一つはパルス受信電極として動作し、選択された電極の少なく とも1つはパルス・リターン電極として動作する。さらに、どんな電極の組合せ におけるどんな電極でも、パルス受信電極,パルス・リターン電極又は非パルス 伝送電極として機能しなければならない。 一般に、N個の印加されたパルスは、次々とN個の電極グループに送られるこ とができる。さらに、N個の電極グループにおける連続した電極グループは、異 なる個々の電極からなることができる。代わりに、N個の電極グループにおける 連続した電極グループは、同じ個々の電極からなることができる。 図13において、テスト・ウエルNo.1〜8をもつテスト・プレート135 が図示されている。各テスト・ウエルは、電極選択装置110の各端子No.1 〜8に接続された各第1の電極141〜148をもつ。各テスト・ウエルも、電 極選択装置110のリターン端子No.9に接続された各第2の電極151〜1 58をもつ。各テスト・ウエルは、他のテスト・ウエルと異なる又は同じ所望の 方法でパルスされ得る。 本発明のエレクトロポレーション方法の一態様を実施するための上述した装置 を使うことによって得られる結果に目を向けると、ここに示した表Iは、エレク トロポレーションを実施するために本発明の原理を用いた場合と従来の原理を用 いた場合とを比較した実験の結果の表である。表Iに示された実験を実施する際 に、次のトピックスに関する詳細が考慮に入れられた。すなわち、使われる細胞 、エレクトロポレーション条件、穿孔された細胞のパーセントの決定、およびエ レクトロポレーションを耐え抜いた細胞の決定である。これらのトピックスに関 する詳細は次のとおりである。 細胞 CHO‐KIセル(ATCC)は、完全保存液(CO2インディペンデント保 存液(Gibco)プラス10%加熱非活性胎児子牛血清,2mM・L−グルタ ミン,100ユニット/mlペニシリン,100μg/mlストレプトマイシン および0.25μg/mlアンフォテリシンB)の中で維持された。細胞は、平 らな底のT‐150フラスコの中で育てられた。懸濁液培養のために、細胞は細 胞スクラッパーでT‐150フラスコからスクラップにされた。細胞サスペンシ ョンは、100mlのスピンナー・フラスコに加えられた。完全保存液が、全容 積を100mlとするために加えられた。スピンナー・フラスコは、80rpm のかき混ぜ速度で37℃に維持された。撹拌培養は、細胞サスペンションの90 %を取って、完全保存液で容積をもとへ戻すことによって与えられた。エレクト ロポレーションのために、50mlの細胞サスペンションが、ログ位相撹拌培養 から取られた。細胞は、血球計数器を用いて手動で数えられた。細胞は、10分 間に400Xgで遠心分離された。細胞、500万セル/mlの濃縮で血清フリ ー保存液(追加のないCO2インディペンデント保存液)の中で再懸濁された。 エレクトロポレーション 250μlの細胞サスペンション容積は、2mm電極ギャップで無菌のディス ポーザブル・エレクトロポレーション・キュベット(Bio−Rad)に加えら れた。指示されたならば、1%Trypanブルー溶液(Sigma)又は10 μgのプラスミドDNAを含む溶液のいずれかの50μlがキュベットに加えら れた。キュベットは、手製のキュベット・ホルダーに加えられた。エレクトロポ レーション用のパルサおよびコンピュータ制御は、この特許で記述されたもので あった。パルサはオンにされ、電圧がセットされた。パルス列は、付属のラップ トップ・コンピューターにプログラムされ、コンピューター制御によって実行さ れるパルス列であった。 穿孔された細胞のパーセントの決定 50マイクロリットルの1%Trypanブルー色素溶液(100mlの蒸留水 に加えられた44%のTrypanブルー色素の2.4gm)は、エレクトロポ レーション・キュベット内の250μlの細胞サスペンションに加えられた。高 電圧パルスを印加する前に、10μlサンプルが、エレクトロポレーションに先 立ち、色素(デッド・セル)を取り上げる細胞のパーセントを決定するために取 られた。パルスは、プログラムされたとき細胞に印加された。エレクトロポレー ションの後、10μlサンプルが、エレクトロポーレートされた細胞のパーセン トを決定するために取られた。細胞は、血球計数器で手動で数えられた。青色細 胞は正として数えられ、明細胞は負として数えられた。実際のエレクトロポレー ションは、正および負のカウントの両方からバックグラウンドを減ずることによ って計算された。 エレクトロポレーションを耐えぬいた細胞の決定 エレクトロポレーションを耐えぬいた細胞は、組織培養プレートにくっつく細 胞のパーセントによって決定された。24個のウエル・プレートが、各ウエルに 完全保存液の合計1mlずつ分析のために用意された。記述されたように、細胞 はエレクトロポレーション・キュベットに加えられた。細胞の10μl(若干の 実験においては20μl)サンプルが、キュベットから取られて、24個のウエ ル・プレートのウエルに置かれた。細胞は、プレートを横切って均一にそれらを 分散させるために揺さ振られた。パルス・セッションが印加されたあと、等しい サンプルがキュベットからとられて、24個のウエル・プレートの異なる隣接ウ エルに置かれた。細胞は37℃で夜通し培養された。次の日、細胞はPBS内で 洗われ、1時間の間10%バッファー付きホルマリン内で固定された。細胞は、 PBSで、その後は蒸留水で洗われた。細胞は、400μl染料を各ウエルに加 えることによって蒸留水内で1%Crystal Violetで着色された。 細胞は、5分間培養されたのち、色素がプレートから溶け出されないまで、蒸留 水で洗われた。細胞は、プレートの読出しまで空気乾燥された。70%アルコー ルの1mlが各ウエルに加えられて、5分間培養された。アルコール−色素混合 物の光学的密度は、アルコール・ブランクで592nMで計られた。生存細胞の パーセントは、エレクトロポレーション前のサンプルのODで割られたエレクト ロポレーション後のサンプルODとして計算された。 表I 穿孔パーセントと穿孔を耐え抜いている細胞のパーセントとの比較。本発明に 従って、10μsパルス幅を有するとともに400ボルト・パルス振幅を有する パルスの多数のセットが、40μs+20μs(グループA用)または20μs だけ(グループB用)のより長い持続期間単一パルスの後に続いた。パルスの先 行技術セットは、グループCによって提供される。 10μsパルス の数1,2 グループ A3 %穿孔 %生存 0 25.51 81.98 1 55.62 87.91 2 55.62 86.94 4 81.51 85.84 8 88.29 95.14 16 96.31 76.99 グループ B4 %穿孔 %生存 0 16.45 90.97 1 15.72 99.45 2 12.11 92.11 4 29.88 88.46 8 85.08 94.34 16 98 80.01 グループ C5 %穿孔 %生存 0 ND ND 1 5.25 94.05 2 12.03 87.75 4 28.48 77.2 8 70.52 77.36 16 83.96 70.59 1. 全てのパルス電圧は、400ボルトであった。 2. パルス間隔は、0.1秒であった。 3. グループA. 本発明に従って、10μsのパルス列が40μsの単一パル スと20psの単一パルスの後に続いた。 4. グループB. 本発明に従って、10μsのパルス列が20μsの単一パル スの後に続いた。 5. グループC. 先行技術で提示されたように、10μsのパルス列が先行パ ルスなしで送られた。 表Iで示された実験の結果を分析すると、グループCデータが、400ボルト の一定のパルス振幅と0.1秒の一定のパルス間隔と10マイクロ秒の一定のパ ルス幅とを持つパルスの先行技術パルス列を表わすことを思い出される。 グループA用のデータは、“0”付加マイクロ秒パルスを除いては、パルスが 3つの異なるパルス幅をもつ本発明によるパルス列を表す。グループA用のパル スに対しては、パルスは一定のパルス振幅と一定のパルス間隔とをもつ。 グループB用のデータは、“0”付加マイクロ秒パルスを除いては、パルスが 2つの異なるパルス幅をもつ本発明によるパルス列を表す。グループB用のパル スに対しては、パルスは一定のパルス振幅と一定のパルス間隔とをもつ。 一般に、パルスの数が大きいほど、穿孔された細胞のパーセンテージが大きい ことに気づく。これは、先行技術パルス列(グループC)および本発明の2つの パルス列(グループAとグループB)の両方に対して真である。先行技術パルス 列に対する最大穿孔パーセントは、83.96%である。しかし、これに対して 、本発明のグループAパルス列に対する最大穿孔パーセントは、96.31%で ある。本発明のグループBパルス列に対する最大穿孔パーセントは、98%であ る。明らかに、本発明では、穿孔パーセントが先行技術の穿孔パーセントを超え る。 生存度に関して、グループCに対する平均生存パーセントは、81.39%で ある。データを“0”付加10マイクロ秒パルスから除くと、グループAに対す る平均生存パーセントは、86.56%である。データを“0”付加10マイク ロ秒パルスから除くと、グループBに対する平均生存パーセントは、90.87 %である。明らかに、グループAおよびグループBの両方における本発明の方法 によってもたらされたデータに対する平均生存パーセントは、グループCにおけ る先行技術データに対する平均生存パーセントを超える。 表Iでのデータからそれ以上の意味を誘導するために、表IIが用意された。表 IIは、エレクトロポレーションにおける成功が穿孔される細胞の数と生きたまま である細胞の数とに依存するという事実に関する。表IIにおいて、データの各グ ループに対して、積は、穿孔%の値にそれに対応する生存%の値を掛けることに よって得られた。そのような積は、穿孔された細胞の数およびエレクトロポレー ション・プロセスを耐え抜く細胞の数の両方を示す合成数を提供する。そのよう な合成数は、穿孔%または生存%であるエレクトロポレーションの有効性をより 示す。 表II 表IのグループA,B,Cの各データに対して、穿孔%×生存%が掛けられた 。この積は、穿孔の大きさおよび細胞の生存の両方を考慮して総体的なエレクト ロポレーション効果に対する複合形状を与える。 10μ秒パルス グループA グループB グループC の数 (穿孔%×生存%) (穿孔%×生存%) (穿孔%×生存%) 0 2091 1493 ― 1 3218 1563 494 2 4836 1115 1056 4 6997 2643 2199 8 8400 8026 5455 16 7415 7841 5927 明らかに、グループA,B(本発明)の各々に対する積は、グループC(先行 技術)に対する対応する積を超える。それから、明らかに、穿孔の大きさおよび 細胞の生存の両方を考慮した総体的なエレクトロポレーション効果は、本発明の パルス列に対しての方が先行技術に対してよりも大きい。 電気パルスが減少された細胞致死率を生み出す、生細胞に一連の電気パルスを 印加するプロセスを与えるパルス電界で材料を処理する方法を提供することによ って、本発明が上述した目的のすべてを達成することは上記説明から明白である 。本発明では、パルス電界で材料を処理する方法が、印加されたパルス列の最大 オペレーター制御のプロセスを電気パルス機器のオペレーターに提供する。本発 明では、一連の電気パルスの間にパルス幅を変更するプロセスを提供するパルス 電界で材料を処理する方法が提供される。本発明では、一連の電気パルスの間に パルス電圧を変更するプロセスを提供するパルス電界で材料を処理する方法が提 供される。本発明では、パルス電界で材料を処理する方法は、プロセスの制御の ための機械を提供する。本発明では、パルス電界で材料を処理する方法は、エレ クトロポレーションで形成された誘引された細孔を維持するパルス・プロトコル を提供する。本発明では、パルス電界で材料を処理する方法は、エレクトロポレ ーションがなされている細胞に材料が入るのにより多くの時間がかかるのを許す ために3つ以上のパルスを与えるパルス・プロトコルを提供する。本発明では、 パルス電界で材料を処理する方法は、細胞生存とトランスフェクション効率を改 良 するために電気的方法を提供する。本発明では、パルス電界で材料を処理する方 法は、40%を超える細胞がエレクトロポレーションを生じさせるパルスを耐え ぬくとき、最大トランスフォーメーション効率が達成されるエレクトロポレーシ ョンの方法を提供する。 本発明は図面と関連して説明され、また、本発明の最も実用的で好適な実施形 態であると現在思われるものに関連して詳細に説明されたが、多くの変形がここ で明らかにした原則や概念から離れることなくなされるかもしれないことは当業 者には明らかであろう。したがって、本発明の適当な範囲は、すべてのそのよう な変形および均等物を含むように添付の請求の範囲の最も広い解釈によってのみ 決定されなければならない。 請求の範囲 1. 電界と追加された処理物質とにより材料を処理する方法であって、 複数の電極を処理すべき材料の周りの位置のアレイに配置するステップと、 電極を電極選択装置の出力に接続するステップと、 電極選択装置の入力を電気パルサー装置の出力に接続するステップと、 前記材料を前記追加された処理物質に接触させるステップと、 電極選択装置に電気パルスを印加するステップであって、電極選択装置に印加 された電気パルスが、少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスであり 、前記材料に対して100V/cm以上の電界強度を有し、少なくとも3つの非 正弦波電気パルスが、 (1)少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス振幅が異なる (2)少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス幅が異なる (3)少なくとも3つのパルスの2つの第1の組に対する第1のパルス間隔が少 なくとも3つのパルスの2つの第2の組に対する第2パルス間隔と異なる という3つの特徴の1つ、2つ又は3つを有する、ステップと、 印加されたパルスを所定のシーケンスで電極選択装置を介して電極のアレイの 選択された電極に経路選択するステップであって、それにより、材料が前記追加 された処理物質でおよび連続的に方向が変えられる電界で処理される、ステップ と、 を含む、方法。 2. 電極の少なくとも一つがパルス受信電極であり、電極の少なくとも一つが パルス・リターン電極である、請求項1記載の方法。 3. 電極の任意の組合せにおける任意の電極が、パルス受信電極,パルス・リ ターン電極または非パルス伝達電極のいずれかとして機能する、請求項2記載の 方法。 4. 少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスがアジャイルパルスシ ーケンスである、請求項1記載の方法。 5. 電気パルスが200V/cm以上の電界強度を有する、請求項4記載の方 法。 6. 電極の選択された数が、印加されたパルスを同時に受信する、請求項1記 載の方法。 7. N個の印加されたパルスが、Nグループの電極にシーケンスに経路選択さ れる、請求項1記載の方法。 8. Nグループの電極の連続するグループの電極が、異なる個々の電極からな る、請求項7記載の方法。 9. Nグループの電極の連続するグループの電極が、同じ個々の電極からなる 、請求項7記載の方法。 10.N個のパルス・パターンが、N個の選択されたグループの電極にシーケン スに経路選択される、請求項1記載の方法。 11.試験管内膜含有材料を電界で処理する方法であって、 試験管内材料を位置のアレイに配置するステップと、 試験管内材料位置のアレイに対応する位置のアレイに複数の電極を配置するス テップと、 電極を電極選択装置の出力に接続するステップと、 電極選択装置の入力を電気パルサー装置の出力に接続するステップと、 電極選択装置に電気パルスを印加するステップと、 印加されたパルスを所定のシーケンスで電極選択装置を介して電極のアレイの 選択された電極に経路選択するステップであって、それにより、位置のアレイに おける試験管内材料が位置のアレイにおいて連続的に電界で処理される、ステッ プと、 を含む、方法。 12.選択された電極の少なくとも一つがパルス受信電極として動作し、選択さ れた電極の少なくとも一つがパルス・リターン電極として動作する、請求項11 記載の方法。 13.電極の任意の組合せにおける任意の電極が、パルス受信電極,パルス・リ ターン電極または非パルス伝達電極のいずれかでなければならない、請求項12 記載の方法。 14.N個の印加されたパルスが、Nグループの電極にシーケンスに経路選択さ れる、請求項11記載の方法。 15.Nグループの電極の連続するグループの電極が、異なる個々の電極からな る、請求項14記載の方法。 16.Nグループの電極の連続するグループの電極が、同じ個々の電極からなる 、請求項14記載の方法。 17.選択された電極に印加された少なくとも2つの連続するパルスが、電界方 向を逆転させる、請求項11記載の方法。 18.電極が、テスト・プレート内のM個のウエルに関連されたM対の電極とし て配置されている、請求項11記載の方法。 19.電極が、キュベットに関連された一対の電極として配置されている、請求 項11記載の方法。 20.電極が、キュベットに関連されたP個(Pは2よりも大きい)の電極とし て配置されている、請求項11記載の方法。 21.生体内組織を追加された処理物質でおよび電界で処理する方法であって、 処理される生体内組織の周りの位置のアレイに複数の電極を配置するステップ と、 電極を電極選択装置の出力に接続するステップと、 電極選択装置の入力を電気パルサー装置の出力に接続するステップと、 処理される生体内組織に処理物質を加えるステップと、 電極選択装置に電気パルスを印加するステップであって、電気パルスが、少な くとも3つの非正弦波電気パルスのシーケンスであり、前記材料に対して100 V/cm以上の電界強度を有し、少なくとも3つの非正弦波電気パルスのシーケ ンスが、 (1)少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス振幅が異なる (2)少なくとも3つのパルスの少なくとも2つが互いにパルス幅が異なる (3)少なくとも3つのパルスの2つの第1の組に対する第1のパルス間隔が少 なくとも3つのパルスの2つの第2の組に対する第2パルス間隔と異なる という3つの特徴の1つ、2つ又は3つを有する、ステップと、 電極選択装置のプログラマブル・コンピュータ制御スイッチによって、印加さ れたパルスを所定のシーケンスで電極選択装置を介して電極のアレイの選択され た電極に経路選択するステップであって、それにより、生体内組織が前記追加さ れた処理物質でおよび連続的に方向が変えられる電界で処理される、ステップと 、 を含む、方法。 22.材料を電気パルスで処理する装置であって、 アジャイルパルスシーケンス発生器と、 該アジャイルパルスシーケンス発生器に電気的に結合された電極選択装置であ って、前記アジャイルパルスシーケンス発生器に電気的に接続された一組の入力 コネクタと、一組の少なくとも2つの出力コネクタと、前記入力コネクタと前記 出力コネクタとの間に接続された選択スイッチのアレイとを含む、電極選択装置 と、 該電極選択装置の少なくとも2つの前記出力コネクタに電気的に接続された一 組の電極と、 を具備する、装置。 23.前記選択スイッチが、手動動作スイッチである、請求項22記載の装置。 24.前記選択スイッチが、コンピュータ制御スイッチである、請求項22記載 の装置。 25.前記選択スイッチが、プログラマブル・コンピュータ制御スイッチである 、請求項22記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォルターズ、リチャード,イー. アメリカ合衆国21045 メリーランド州, コロンビア,ワイルド スワン ウエイ 6248 (72)発明者 キング,アラン,デイ. アメリカ合衆国20912 メリーランド州, タコマ パーク,リンカン アベニュー 405 (72)発明者 ウォルターズ,ダーリン,シー. アメリカ合衆国21045 メリーランド州, コロンビア,ワイルド スワン ウエイ 6248

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  1. 【特許請求の範囲】 1.電界と追加された処理物質により、材料を処理する方法であって、 複数の電極の列を処理すべき材料の周りに配置し、 電極を、電極選択装置の出力に接続し、 電極選択装置の入力を、電気パルサー装置の出力に接続し、 前記材料を、前記追加された処理物質に接触させ、 前記電極選択装置に電気パルスを印加する、 ことを特徴とする方法。
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