JP2001358541A - 改善された歪みの低い信号増幅器システムおよび方法 - Google Patents

改善された歪みの低い信号増幅器システムおよび方法

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JP2001358541A
JP2001358541A JP2001134949A JP2001134949A JP2001358541A JP 2001358541 A JP2001358541 A JP 2001358541A JP 2001134949 A JP2001134949 A JP 2001134949A JP 2001134949 A JP2001134949 A JP 2001134949A JP 2001358541 A JP2001358541 A JP 2001358541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号成分間の相対的な位相および/または振
幅と、歪み成分の相対的な位相および/または振幅との
双方またはいずれか一方を独立して調節して、対応する
成分の結合を改善する。 【解決手段】 信号増幅システム(50)は、信号成分
の複製を運ぶ第1および第2の増幅器パス(52,5
4)を有する。第1の増幅器パスには、第1の増幅器が
信号成分を増幅し、歪み成分を生成する。増幅された信
号成分および歪みの複製は、結合パス(58)に与えら
れる。結合パスには、信号成分を相殺することで歪み成
分を分離してから、信号成分の位相および/または振幅
に対する対応調整なしで、歪み成分の振幅および/また
は位相を調整する。調整された歪み成分は第2のパスに
結合され、ここで信号成分および調整された歪み成分が
第2の増幅器により増幅される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号増幅システム
に関し、より詳細には信号の線形増幅を可能にするシス
テムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】理想的な電力増幅器は、波形を変えずに
入力信号を増幅する。したがって、理想的な電力増幅器
は、伝達関数歪みのない線形的な伝達関数(入力信号v
s出力信号)を有することを特徴とする。しかし、実際
には、電力増幅器は非線形領域および「線形」領域を備
える伝達関数を有する。電力増幅器が線形または非線形
領域において動作しているかは、入力信号の振幅によっ
て決まる。電力増幅器が可能な限り線形動作に近づくた
めには、電力増幅器を可能な入力信号振幅の所与の範囲
において、その線形領域内で動作するよう設計する。入
力信号が電力増幅器を線形領域外で動作させる振幅を有
する場合、電力増幅器は、非線形成分すなわち信号への
歪みを導入する。入力信号が増幅器に圧縮、飽和(入力
振幅を増大しても、出力振幅に認めうるほどの増大がな
い)、または遮断(入力増幅を下げても、出力振幅に認
めうるほどの低下がない)させるピーク振幅を有する場
合、増幅器は飽和され、出力信号が非線形的にクリッピ
ングされる、すなわち歪む。概して、増幅器はクリッピ
ング閾値を有することを特徴とし、クリッピング閾値を
超える振幅を有する入力信号は、増幅器の出力において
クリッピングされる。信号への歪みに加えて、入力信号
のクリッピングすなわち非線形歪みは、隣接周波数に干
渉しうるスペクトル再生または隣接チャネル電力(AC
P)を引き起こす。
【0003】許容可能レベルの線形性を維持しながら、
より費用効率的かつより電力効率的な増幅器の使用を可
能にするために、様々な線形化方法が用いられている。
各種入力パターンを有する主増幅器の線形性を改善する
ために、最近の増幅器ではフィードフォワード修正が慣
例的に採用される。フィードフォワード修正の本質は、
主増幅器出力をサンプリングし、フィードフォワードパ
スから主信号成分を相殺することで、フィードフォワー
ドパス上で主増幅器から生成される歪み成分を分離する
ことである。歪み成分は、フィードフォワードパス上の
線形修正増幅器に提供され、線形修正増幅器が歪み成分
を増幅する。フィードフォワードパス上の歪み成分は、
主信号パス上の歪み成分に対して180度位相をずらし
て維持され、主信号パス上の歪み成分と結合される。結
合した歪み成分は180度位相がずれているため、主信
号に影響することなく歪み成分が相殺され、したがって
フィードフォワード増幅器出力において線形信号を提供
する。
【0004】別の線形化技術は、信号を分割して、利得
および電力性能が同じである別個の増幅器で増幅し、歪
み成分を互いに相殺するために用いながら、増幅した信
号成分を出力において組立的に結合することに関連す
る。図1は、入力信号Sinを増幅して、増幅した出力信
号Soutを生成するための増幅器回路を示す。入力信号
inは、それぞれ基本周波数f1およびf2を有するC
DMAまたはTDMA変調RF搬送波信号を含むことが
できる。双方の周波数すなわち信号成分f1およびf2
は、800〜960MHz付近における標準無線周波数
帯内にあることができる。回路10内の様々な位置での
同一周波数成分間の位相関係を便利に示すため、様々な
信号をベクトルで示している。したがって、上方を指す
ベクトルは、下方を指すベクトルで表される同一周波数
成分とは反対の位相の周波数成分を表す。
【0005】入力信号Sinは、第1の結合器または電力
スプリッタ14の入力ポート12に加えられ、電力スプ
リッタ14が結合パス出力ポート16において信号を信
号S1に分配し、直接パス出力ポート18において信号
S2に分配する。結合器14は、好ましくはポート18
により高い電力を提供する、入力電力を2つの出力ポー
ト間で不等に分配する従来の分岐線結合器またはウィル
キンソン型スプリッタでありうる受動デバイスであるこ
とが好ましい。たとえば、信号S2の信号レベルは信号
S1の信号レベルよりも10dB高い。この実施形態に
おいて、直接パスポート18上に生成される周波数信号
成分f1およびf2は、90度の位相ずれにより遅延さ
れる一方、結合パスポート16上の周波数信号成分は、
0度の位相ずれを有する、すなわち位相ずれがない。信
号S1は、周波数信号成分f1およびf2のみを有し、
第1の増幅器20(A1)に加えられ、ここで増幅され
て、増幅器出力において増幅済み信号S3を生成する。
増幅器20(A1)は、たとえば、30dBのオーダの
電力利得を有し、50ワットのRF出力電力を生成する
クラスA、AB、またはBで動作する従来の高周波増幅
器でありうる。
【0006】当分野では周知のように、好ましくは線形
ではないデュアルトーンまたはマルチトーン信号が増幅
器に加えられる場合、IMD生成物(IMD product)が
予測可能な周波数で生成される。こういったIMD生成
物は、増幅器が飽和または増幅器の利得圧縮領域で動作
しているときに特に容易に認められる。増幅器がさらに
利得圧縮領域に入って動作するほど、IMD生成物のレ
ベルが高くなる。さらに、クラスABまたはクラスBモ
ードで動作する増幅器は、多周波数入力信号を増幅する
場合に、高いIMD生成物レベルを生成する傾向があ
る。−30dBc(基本周波数または搬送波レベルより
も30デシベル下)のオーダのIMD生成物レベルが典
型的である。増幅済み信号S3は、増幅された周波数信
号成分f1およびf2ならびに望ましくない相互変調歪
み(IMD)生成物または周波数f3およびf4での歪
み成分を含む。ただし、f3は通常f1よりも低い周波
数であり、かつf4はf2よりも高い周波数である。信
号S3の周波数信号成分f1およびf2は、0度の位相
ずれを有するものとして示され、歪み成分f3およびf
4もまた括弧した0度の位相ずれを有するものとして示
される。
【0007】増幅済み信号S3は、従来の結合値C22
を有するハイブリッド(たとえば分岐線)結合器、逆方
向ファイヤリング結合器(backward firing couplin
g)、または並列結合器(parallel line coupling)で
ありうる結合器24の入力ポート22に加えられる。こ
の場合、出力結合ポート26上の結合パス信号S4は、
直接ポート25から発せられる直接パス信号S8のレベ
ルよりも30dB下である。信号S4の周波数成分の電
圧レベルはそれぞれ、C22とS3周波数成分の対応す
る電圧レベルとを乗算したものである。S8の電圧レベ
ルは、
【数1】 の平方根とS3周波数成分の対応する電圧レベルとを乗
算したものである。S4の周波数成分の位相は、S8の
対応する周波数成分の位相と等しい。分岐線または他の
ハイブリッド結合器を結合器24に用いる場合、信号S
4およびS8は位相が90度異なる。この実施形態にお
いて、結合器24は、直接ポート25から−90度およ
び括弧内の−90度で示すように、90度だけ位相がず
れた周波数成分f1〜f4を有する信号S8を生成す
る。結合ポート26からの結合パス信号S4の周波数成
分f1〜f4の位相は0度のままである。
【0008】次に、結合パス信号S4は減衰器27そし
て移相器28に加えられる。減衰器27および移相器2
8は、周波数f1〜f4それぞれにおける信号S4の振
幅および位相を調整するよう設計される。結果得られる
信号S5の周波数信号成分f1およびf2の振幅は、信
号S6の周波数信号成分f1およびf2よりも小さい振
幅になるよう調整される。信号S6は結合器29に流
れ、これは本質的に遅延線DelayAで遅延された信
号S2である。移相器28は、周波数成分f1〜f4の
位相を、結合器29内のS6の対応する周波数成分と位
相が180度ずれるように調整する。結合器29は信号
S5およびS6を受信して信号S5および信号S6を結
合し、周波数成分f1〜f4を有する信号S7を提供す
るよう設計される。S5およびS6の結合により、信号
S7のf1およびf2信号成分の電圧レベルは、第1の
増幅器20への入力における信号S1のf1およびf2
信号成分への振幅に等しく、周波数歪み成分f3および
f4は、合成周波数信号成分f1およびf2と位相が1
80度ずれている。この例において、結合器29は、S
6の周波数信号成分f1およびf2に90度の位相ずれ
を提供し、累積して180度の位相ずれを有する周波数
成分f1〜f4と、0度の位相を有する信号S5の周波
数信号成分f1およびf2とを結合して、信号S7を生
成する。信号S7は、信号S6(−90度)のf1およ
びf2の信号成分それぞれの位相値を90度遅延させた
もの(−90−90=−180度)に等しい位相値(−
180度)を有するf1およびf2信号成分を有し、周
波数歪み成分f3およびf4は、信号S5のf3および
f4歪み成分それぞれの位相値(0度)に等しい位相値
(0度)を有する。
【0009】信号S7の信号成分f1およびf2は、−
180度の位相値を有し、信号S7の歪み成分f3およ
びf4は、0度の位相値を有する。直接パスポート25
から生成される信号S8の対応する周波数信号成分は、
−90度の位相値を有するS8の対応する周波数歪み成
分と同様に、−90度の位相値を有する。信号S7は、
減衰器32および移相器34に加えられる。減衰器32
および移相器34は、第2の増幅器(A2)36で増幅
する前に、信号S7の周波数f1〜f4の振幅および位
相を調整するよう設計される。この実施形態において、
信号S7の周波数信号成分f1およびf2の振幅は信号
S1のf1およびf2の信号成分の振幅に対応する。増
幅器36は信号S7を増幅して、増幅器20により提供
される利得に対応する利得を有する信号S9を生成す
る。信号S7を増幅するに当たって、増幅器36は、信
号成分f1およびf2と同位相の周波数f3およびf4
においてIMD生成物を生成する。このように、位相値
−180度を有する信号成分f1およびf2を増幅し、
これもまた位相値−180度を有する歪み成分f3およ
びf4を生成する。増幅器36はまた、0度の位相値を
有する信号S7の歪み成分f3およびf4も増幅する。
増幅された、および新しく生成された歪み成分f3およ
びf4は位相が180度ずれているため、歪み成分を結
合してf3およびf4における歪み成分の振幅を低減す
る。この実施形態において、0度の位相値を有する歪み
成分は、信号S9として増幅された信号成分f1および
f2と共に残る。
【0010】位相値−180度を有する信号成分f1お
よびf2と、0度における歪み成分f3およびf4とを
有する信号S9は、結合器38に加えられ、結合器38
は信号S9と信号S10とを結合して、出力信号Sout
を生成する。信号S10は、本質的に、位相値−90度
を有するf1〜f4という周波数成分を有する、遅延線
(DelayB)40で信号S8を遅延させたものであ
る。この例において、結合器38は、信号S10の周波
数成分f1〜f4の位相を90度遅延させ、信号S10
を信号S9と結合する。f1およびf2における信号成
分は、たとえば−180度という位相値で、同位相で結
合されるため、信号S9およびS10の信号成分f1お
よびf2は強め合うように結合される。S9の歪み成分
f3およびf4(位相値0度を有する)は、S10の対
応する歪み成分(位相値−180度を有する)と位相が
180度ずれているため、信号S9およびS10の歪み
成分f3およびf4は弱め合うように結合され、f3お
よびf4における歪み成分の振幅を低減する。
【0011】結合器38において改善した信号S9と信
号S10との結合を提供するため、増幅器36の前に、
信号S9の周波数成分f1〜f4の振幅が信号S10の
対応成分の振幅と概ね等しくなるように、信号S7の周
波数成分f1〜f4の振幅を調整する。減衰器32は、
振幅器36の前で、信号S7の周波数成分f1〜f4の
振幅を調整することができる。移相器34は、信号S9
の信号成分f1およびf2が結合器38内の信号S10
の対応する信号成分と同位相になるように、信号S7の
周波数成分f1〜f4の位相を調整する。そうすること
で、信号S9の歪み成分f3およびf4は、歪み成分f
3およびf4が低減するように、結合器38内の信号S
10の対応する歪み成分と位相が180度ずれるはずで
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記増幅器アーキテク
チャの許容可能な動作を提供するため、減衰および位相
制御変数は、均衡を保たなければならない。各変数に適
切な設定を見つけるため、アライメント手順を研究室ま
たは製造ラインで採用する必要がある。結果得られる設
定はオンボードメモリまたはルックアップテーブルに保
存かつ格納され、適切な動作のために位相および減衰制
御変数を設定するために用いられる。位相および/また
は振幅における調整が、信号成分f1およびf2と、歪
み成分f3およびf4の双方に対して行われるため、増
幅器アーキテクチャは、線形化の達成に当たって困難を
呈する可能性がある。歪み成分の改善された相殺のため
の振幅および/または位相の設定が、信号成分の改善さ
れた結合のための振幅および/または位相の設定では必
ずしもないため、競合が生じうる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号成分間の
相対的な位相および/または振幅と、歪み成分の相対的
な位相および/または振幅との双方またはいずれか一方
を独立して調節して、対応する成分の結合を改善するこ
とに関連する。たとえば、信号増幅システムは、信号成
分の複製を運ぶ第1および第2の増幅器パスを有する。
第1の増幅器パスには、第1の増幅器が信号成分を増幅
し、歪み成分を生成する。増幅された信号成分および歪
みの複製は、結合パスに与えられる。結合パスには、信
号成分を相殺することで歪み成分を分離してから、信号
成分の位相および/または振幅に対して対応する調整な
しで、歪み成分の振幅および/または位相を調整する。
調整された歪み成分は第2のパスに結合され、ここで信
号成分および調整された歪み成分が第2の増幅器により
増幅される。第2のパス上の増幅された信号成分および
歪みは、第1のパス上の増幅された信号成分および歪み
と結合されて、信号成分を強め合うように結合すると共
に、歪み成分を弱め合うように結合する。信号成分に相
対して歪み成分を独立して調整することで、信号成分の
強め合うような結合および/または歪み成分の弱め合う
ような結合を改善する、歪み成分および/または信号成
分に対する位相および/または利得の調整を行うことが
できる。
【0014】本発明の他の態様および利点は、以下の詳
細な説明を読み、かつ図面を参照した上で明白になろ
う。
【0015】
【発明の実施の形態】歪み成分の位相および/または振
幅が、信号成分への位相および/または利得調整とは独
立して調整されて、対応する歪み成分の結合を改善す
る、本発明の原理に従った電力増幅器方式の例示的な実
施形態について、以下に述べる。以下に述べる実施形態
において、独立した調整とは、信号成分への対応する利
得および/または位相の調整なしの、歪み成分に対して
行われる少なくとも1つの位相および/または利得の調
整を指す。独立した調整とはさらに、信号成分と歪み成
分の間の利得および/または位相の関係を調整(変更ま
たは維持)する、歪み成分、信号成分、またはこれら双
方に対して行われる少なくとも1つの利得および/また
は位相の調整を指すことができる。信号成分および歪み
成分の双方に影響を及ぼす少なくとも1つの独立した調
整、位相および/または利得の調整を行うことができ
る。歪み成分および/または信号成分の位相および/ま
たは利得(振幅)を独立して調整することで、結合した
歪み成分および結合した信号成分の独立した制御または
アライメントを達成することができ、それによって歪み
成分の弱め合うような結合および/または信号成分の強
め合うような結合の改善された性能につながる。
【0016】図2は、信号成分の複製を運ぶ第1の増幅
器パス52と第2の増幅器パス54とを有する増幅器ア
ーキテクチャまたはシステム50の概略的なブロック図
を示す。第1の増幅器パス52では、第1の増幅器56
が信号成分を増幅し、歪み成分を生成する。増幅された
信号成分および歪みの複製が結合パス58に提供され
る。独立調整装置60は、結合パス58から歪み成分
を、そして第2のパス54から信号成分を受信して、信
号成分および歪み成分の少なくとも一方の位相および/
または利得を独立して調整する。これは、信号成分と歪
み成分との間の利得および/または位相の関係を調整す
るものである。この実施形態において、独立調整装置6
0は、第2のパス54からの信号成分と、約180度位
相がずれており、かつ振幅が概ね等しい結合パス58上
の信号成分とを結合して相殺することで、結合パス58
上の歪み成分を分離する。歪み成分は、移相器62およ
び減衰器64により振幅および/または位相を調整され
る。信号成分は結合パス58から実質的に除外されてい
るため、歪み成分に対する位相および/または利得調整
は、信号成分の位相および/または振幅に対応する調整
を行わずに、行われる。
【0017】調整された歪み成分は第2のパス54に結
合され、ここで信号成分と調整された歪み成分とが第2
の増幅器66により増幅される。第2のパス54上の増
幅された信号成分および歪み成分は、第1のパス52上
の増幅された信号成分および歪み成分と結合され、信号
成分を強め合うように結合すると共に、歪み成分を弱め
合うように結合する。信号成分に対して歪み成分を独立
して調整することで、信号成分および歪み成分間の位相
および/または利得の関係が独立する。したがって、信
号成分の強め合うような結合および歪み成分の弱め合う
ような結合の双方を改善する、歪み成分および信号成分
への位相および/または利得の調整を行うことができ
る。
【0018】増幅器システム50の実施形態の動作に当
たって、10dB結合器等の結合器68は信号RFin
受信し、減衰器69(AttIn)によるRFinの初期
振幅調整後、信号RFinの複製を第1の増幅器パス52
および第2の増幅器パス54に結合する。結合器68
は、第1のパス52には0度位相ずれし、かつ10dB
の減衰を有する信号成分を提供すると共に、第2のパス
54には減衰がほとんどなく、90度位相ずれ遅延した
信号成分を提供する。増幅器56は、第1のパス52上
の信号成分を利得Aで増幅して、増幅器56により生成
される0度の相対位相ずれを有する歪み成分と共に、増
幅された信号成分を生成する。40dB方向性結合器等
の結合器70は、第1のパス52および結合パス58上
に信号成分および歪み成分とを結合する。40dB結合
器を用いて、信号成分および歪み成分は、減衰40dB
で位相ずれのない状態で結合パス上に結合される。第1
のパス52上に残る信号成分および歪み成分は、減衰が
ほとんどなく90度の位相ずれで遅延されて、位相値が
−90度になる。
【0019】結合パス58上において、独立調整装置6
0が歪み成分を有する信号成分を受信する。歪み成分を
有する信号成分は、減衰器(AttF)72(以下、利
得調整器とも言う)により振幅調整され、移相器74
(以下、位相調整器とも言う)により位相調整されて、
結合器76において改善された信号成分の相殺を提供
し、結合パス58上で歪み成分を分離する。第2のパス
54上の3dB結合器等の結合器78は、180度位相
遅延80によりさらに180度位相遅延され、かつ遅延
82(DelayA)により遅延された信号成分RFin
の複製を結合器68から受信する。したがって、結合器
78は、位相が−270度ずれ、かつ3dB減衰した信
号成分RFinの複製を相殺パス84に提供する。第2の
パス54において、結合器78は、減衰がほとんどない
状態でさらに90度位相がずれて位相値が0度になった
(−270−90=−360=0度)信号成分の複製を
提供する。
【0020】相殺パス84上の信号成分は、10dB結
合器等の結合器76に提供され、この結合器76が相殺
パス84上の信号成分を10dB減衰する。結合器76
は、歪み成分を有する増幅された信号成分の複製を、相
殺パス84上の信号成分と結合して、結合パス58上の
信号成分を実質的に相殺する。相殺または分離は、歪み
成分が結合パス58上で主である、たとえば信号成分が
歪み成分よりも10dB下であるように、信号成分が十
分に減衰されたことを意味することができる。信号成分
は180度位相がずれており、かつ結合パス58からの
結合器76において90度位相遅延される信号成分と同
じ振幅を有するため、相殺パス84上の信号成分(−2
70度位相ずれ)は、結合パス58から受信した信号成
分を実質的に相殺する。DelayA82は、相殺パス
84上の信号成分の対応部分が、第1のパス52からの
結合パス58上の信号成分と略同時に結合器76に達す
るように、相殺パス84上の信号成分を遅延する。した
がって、結合器76は、歪み成分および−90度位相ず
れした状態の残っているあらゆる信号成分を結合パス上
に生成する。
【0021】結合器86は、残っている信号成分のいず
れの複製も、および歪み成分を計測パス88に結合し
て、信号成分の相殺を監視する。結合器76の出力から
の結合パス58から結合器86により結合される成分
は、10dB減衰される。計測パス88上の成分に応答
して、減衰器72および移相器74により提供される利
得および/または位相調整を、信号成分の相殺を改善す
るよう設定することができる。この実施形態において、
結合器86は、歪み成分が−180度の位相値を有する
ように、結合器76からの歪み成分をさらに90度位相
遅延させる10dB方向性結合器である。パス88上の
信号成分を監視することで、利得調整器72および/ま
たは位相調整器74により提供される調整は、一度、周
期的に(状況変更または時間期間切れに基づいて)、ま
たは動的に(動作状況の変更に基づいて、または連続し
て)後述するように設定することができる。
【0022】次に、結合パス58上の歪み成分が、この
実施形態では180度位相遅延90に提供されること
で、結合パス上の歪み成分の位相値を0度にする(−1
80−180=−360=0度)。移相器62は、歪み
成分に対する位相調整を行う。これは、結合パス58か
ら実質的に相殺、低減、または除去された信号成分には
行われない。この実施形態において、低雑音増幅器等の
増幅器96は、結合パス58上の歪み成分を26dB増
幅する。減衰器64は、振幅調整を歪み成分に行う。こ
れは、結合パス58から除去された信号成分に対しては
行われない。このようにして、歪み成分は、第2のパス
54上の信号成分と結合する前に、結合パスから実質的
に相殺、低減、または除去された信号成分とは独立し
て、位相および/または振幅調整される。結合パス58
上の歪み成分を独立して位相および/または振幅調整す
ることで、増幅器アーキテクチャ50の出力における対
応する歪み成分の消去的な結合を独立して制御し改善す
ることができる。
【0023】この実施形態において、信号成分への相対
的な位相および/または利得の調整とは独立して、歪み
成分間の相対的な利得および/または位相調整を行うこ
とに加えて、第1のパス52上の信号成分は、第2のパ
ス54上の信号成分とは独立するようになる。
【0024】信号成分の電力が第1および第2の増幅器
パス間に分けられる先の構成では、第1の増幅器の出力
をサンプリングし、サンプルの位相を回転させて、サン
プルを減衰して第2のパス上の信号成分に加え、ベクト
ル減衰と呼ぶことのできるものを通して信号成分のレベ
ルを低減することで、別個のパス上の第1および第2の
増幅器への入力において等しい電力を達成することがで
きる。このように、第2の増幅器への信号成分入力は、
第1の増幅器の出力に依存する。
【0025】信号増幅システム50はまた、入力信号成
分の電力を第1および第2の増幅器パス52および54
に分け、それによって電力効率の改善を可能にする。し
かし、本発明の原理によれば、第1のパス52上の信号
成分は、たとえばベクトル減衰なしで第2のパス上の信
号成分を受動的に結合および減衰することで、第2のパ
ス54上の信号成分から独立している。信号成分は結合
パス58から除去されるため、第2の増幅器66(Ga
inB)に提供される第2のパス54上の信号成分は、
第1の増幅器56からの増幅された信号成分が第2のパ
ス54上の信号成分に影響しないという点において、第
1のパス52上の増幅器56からの信号成分出力から独
立している。さらに、第1の増幅器56(GainA)
の損失が、増幅器システム50の結合された出力におけ
る電力レベルの望ましくない大きな増大につながらな
い。代わりに、信号成分の電力の約半分が生成される。
【0026】結合パス58上の調整された歪み成分は、
結合パス上の歪み成分を約10dB減衰し、結合パス5
8からの歪み成分を第2のパス54上の信号成分と結合
する10dB方向性結合器等の結合器98に提供され
る。結合器98に提供する前に、結合器78からの信号
成分は、遅延100(DelayN)により、結合パス
58上の歪み成分が歪み成分に対応する信号成分と略同
時に結合器98に達するような量だけ遅延される。歪み
成分に対応する信号成分は、信号成分を増幅したとき
に、結果として歪み成分になる信号成分である。減衰器
102は、第2のパス54上の信号成分の振幅を、この
例では3dB減衰させて調整する。90度位相遅延等の
位相遅延104は、第2のパス54上の信号成分を90
度遅延させ、−90度の位相値を有するようにする。減
衰器102および位相遅延104は、歪み成分に対して
対応する変更を行うことなく、第2のパス54上の信号
成分に利得および位相調整を行うため、独立調整装置の
一部とみなすことができる。遅延100、減衰器10
2、および位相遅延104は、一定時間の振幅および位
相調整を行い、結合する成分を運ぶ異なるパスを、時
間、利得、および位相に関して整合し、この実施形態に
おいて用いる所定の成分の結合を改善することができ
る。
【0027】第2のパス54上の−90度の信号成分お
よび結合パス58上の0度の調整済みの歪み成分は、結
合器98に提供される。この実施形態において、結合器
98は、第2のパス54上の信号成分の位相を90度ず
らして約−180度にし、その信号成分と結合パス58
からの約0度の歪み成分とを第2のパス54上に結合す
る。このように、この実施形態では、約−180度の位
相値を有する信号成分および約0度の位相値を有する歪
み成分が第2のパス54に提供される。しかし、結合パ
ス58上の歪み成分の位相および/または振幅を独立し
て調整することから、第2のパス上での信号成分と歪み
成分の間の180度位相ずれという関係および/または
振幅差を変更することができる。
【0028】結合器98からの信号成分および歪み成分
は、信号成分および歪み成分の振幅を調整する減衰器1
08に提供される。移相器110は、信号成分および歪
み成分の位相をずらす。信号成分および歪み成分は増幅
器66により増幅され、増幅された信号成分および歪み
成分が3dB等の結合器112において第1のパス52
上の対応する信号成分および歪み成分と結合される。増
幅器66は、第2のパス54から受信した約0度の歪み
成分を増幅すると共に、第2のパス54からの−180
度の信号成分を増幅することから約−180度の歪み成
分を生成する。この実施形態において、増幅器66によ
り増幅された増幅器56からのサンプリングされた約0
度の歪み成分が、−180度の信号成分を増幅すること
から増幅器66において生成された約−180度の歪み
成分により低減され、歪み成分を約0度のままにする。
【0029】この実施形態において、増幅器66への入
力における信号成分は、−180度の位相値を有する、
増幅器56における信号成分と同じ振幅を有するべきで
ある。位相値が−90度の、結合器70からの信号成分
および歪み成分が遅延114(DelayB)に提供さ
れる。遅延114は、第2のパス54上の信号成分およ
び歪み成分と、第1のパス52上の信号成分および歪み
成分の対応する部分とが、概ね同時に結合器112に達
するように、第1のパス52上の信号成分および歪み成
分を遅延させる。結合器112は、第1のパス52上の
増幅された信号および歪み成分を受信し、信号成分およ
び歪み成分を90度遅延させ、位相値を約−180度に
する。増幅された信号成分RFoutを生成するに当たっ
て、結合器112は、第1のパス52および第2のパス
54それぞれが、システム50の出力において信号成分
への電力の半分ずつを提供するように、同位相かつおお
よそ同じ振幅の第1のパス52および第2のパス54か
らの信号成分を強め合うように結合する。第1のパス5
2および第2のパス54上の歪み成分は位相が約180
度ずれているため、第1のパス52上の歪み成分は、第
2のパス54上の歪み成分と弱め合うように結合され、
結合器112の出力において歪み成分を低減する。
【0030】結合器112における第1のパス52およ
び第2のパス54からの信号成分の組立的な結合を改善
するため、信号成分間の相対的な位相および/または振
幅を調整することができる。たとえば、利得調整器10
8および/または位相調整器110は、第1のパス52
および第2のパス54の信号成分間の相対的な利得およ
び/または位相を調整することができる。利得調整器1
08および位相調整器110により行われる利得および
位相の調整は、結合器112において結合する相対的な
信号成分の結合を監視することで、設定することができ
る。そうするために、ヌルが見つかるまで、結合器11
2の分離ポートを監視することができる。出力、たとえ
ば結合器112の分離ポートにおける信号成分を監視す
ることで、利得調整器108および/または位相調整器
110により行われる調整を一度、周期的に(状況変更
または時間切れに基づいて)、または動的に(動作状況
の変更に基づいて、または連続的に)、後述するように
設定することができる。第1のパス52および第2のパ
ス54上の歪み成分間の相対的な利得および/または位
相もまた、同量調整される。
【0031】独立調整装置60は、第1および第2のパ
ス上の歪み成分間の相対的な位相および/または利得
を、第1および第2のパス上の信号成分間の相対的な位
相および/または利得の調整とは独立して調整できるよ
うにする。このように、結合パス58上の歪み成分の相
対的な位相および/または利得に対して調整を行うこと
で、結合器112における第1のパス52および第2の
パス54からの歪み成分の消去的な結合を改善すること
ができる。たとえば、歪み成分の結合の監視を行うこと
ができ、それに従って利得調整器62および位相調整器
64が行う利得および/または位相の調整を設定する。
たとえば、結合器112の出力における歪み成分を監視
することで、利得調整器62および/または位相調整器
64が行う調整を一度、周期的に(状況変更または時間
切れに基づいて)、または動的に(動作状況の変更に基
づいて、または連続的に)、後述するように設定するこ
とができる。利得調整器108および位相調整器110
により信号成分に対して行われる利得および/または位
相の調整が歪み成分にも行われる場合であっても、歪み
成分の結合とは独立して、信号成分の結合に基づき、信
号成分の位相および/または利得に対して変更を行うこ
とができるため、歪み成分に対して独立した調整を行う
ことによって、信号成分の結合も改善することができ
る。
【0032】あるいは、電力増幅器システムは、結果と
して歪み成分に対応する位相および/または振幅の調整
を行わない、調整可能な位相および/または振幅の調整
を信号成分に行い、信号成分を独立して調整することが
できる。利得調整器および/または位相調整器を、第2
のパス54上の、信号成分のみが第2のパス54上にあ
る結合器98の前に配置することができる。このよう
に、歪み成分間に対応する相対的な振幅および/または
位相の調整を行うことなく、相対的な振幅および/また
は位相の調整を信号成分間に行うことができる。たとえ
ば、図3に示すように、図2の利得調整器108および
/または位相調整器110を、第2のパス54上の減衰
器102および/または移相器104があるところに配
置することができる。調整可能な利得調整器108およ
び/または位相調整器110を第2のパス54上の結合
器98の前に移動することにより、対応する利得および
/または位相の調整を歪み成分に行うことなく、信号成
分に対して相対的な利得および/または位相を調整し、
それによって信号成分および歪み成分の双方に対する相
対的な利得および/または位相の調整を完全に独立して
行うことで、信号成分および歪み成分間の独立した振幅
および/または位相の調整を達成することができる。さ
らに、利得調整器108は、減衰器102により行われ
る減衰を補償することができると共に、移相器は移相器
104により行われた移相を行うことができる。このよ
うに、減衰器102および移相器104を除去してもよ
く、また、減衰器102および移相器104の除去によ
り、遅延114により行われる遅延をLNA96の利得
と共に低減することができる。
【0033】歪み成分および/または信号成分の相対的
な利得および/または位相の独立した調整を一度、周期
的に(状況変更または時間切れに基づいて)、または動
的に(動作状況に基づいて、または連続的に)行い、製
造ライン上の電力増幅器アーキテクチャを位置合わせす
ることができる。歪み成分の弱め合うような結合とは独
立して、信号成分の強め合うような結合を行うことがで
きるため、アーキテクチャ50の動作をさらに改善する
ための動的制御を、比較的単純に行うことができる。図
4は、動的制御を用いて、図2のアーキテクチャ50の
動作を改善する増幅器アーキテクチャ120を示す。た
とえば、結合器86は、相殺パス84からの対応する信
号成分と結合した後に、結合パス58からどの程度良好
に信号成分を除去したかを示す、結合器76の出力を表
す信号を提供する。計測パス88上の信号は、信号相殺
回路121に提供され、信号相殺回路121は、利得お
よび/または位相調整制御信号を利得調整器72および
/または位相調整器74に提供して、計測パス88上の
信号に応答して、結合器76における信号成分の相殺を
改善する。この実施形態において、信号相殺回路は、た
とえばダイオード検出器を含む電力検出器回路122を
備え、検出器122は、信号成分の相殺をどの程度良好
に達成したかを示す、電力レベル信号等の信号を提供す
る。検出器122からの信号相殺信号は、アナログ/デ
ジタル(A/D)コンバータ124に提供され、A/D
コンバータ124は信号相殺信号をデジタル化し、デジ
タル化した相殺信号を制御回路126に提供する。
【0034】制御回路126は信号相殺信号を監視し、
制御信号をデジタル/アナログ(D/A)コンバータ1
28に提供し、信号相殺信号に応答して、利得調整器7
2および位相調整器74が行う利得および/または位相
を調整する。制御回路126は、制御信号を提供して、
結合パス158上の信号成分の良好な相殺を反映する、
相殺信号におけるヌルを生成する利得および/または位
相の調整を見つける。初期位置合わせ中、または行われ
る動的制御中に、この制御を設定することができる。動
作中に、結合パス58上の信号成分の相殺における劣化
を示す信号相殺信号にのあらゆる変化に対して、制御信
号で応答して利得および/または位相を調整し、信号成
分の相殺を改善することができることから、動的制御が
行われる。
【0035】結合パス58上で改善された信号成分の相
殺を達成することで、歪み成分を結合パス上で分離する
ことができると共に、歪み成分を独立して調整し、結合
器112の出力における歪み成分の相殺を改善すること
ができる。歪み成分を独立して調整することにより、歪
み成分の結合を独立して制御することが可能であり、か
つ歪み成分の相殺の動的制御を容易に達成することがで
きる。この実施形態において、結合器130は、出力信
号RFoutの複製を歪み相殺パス131に結合し、この
信号を歪み相殺制御回路132に提供する。歪み相殺制
御回路132は、結合された出力信号に応答して、利得
および/または調整制御信号を利得調整器62および/
または位相調整器64に提供する。この実施形態におい
て、歪み相殺パス131上の信号は結合器136に提供
され、結合器136は、信号相殺パス131上の信号を
アーキテクチャ120の入力における結合器138から
結合される信号成分を遅延したものと結合する。結合器
138からの信号成分は、信号成分の対応する部分が結
合器136に略同時に達するように遅延される。対応す
る信号成分は、信号成分が低減され、かつたとえばダイ
オード検出器を含む検出回路140により歪み相殺パス
131上の信号からの歪み成分を検出できるように、位
相が約180度ずれているべきである。
【0036】検出回路140は、結合器112の出力上
に残っている歪み成分のレベル、よって結合器112に
おける歪み成分の相殺レベルを示す歪み相殺信号を提供
する。歪み相殺信号はA/Dコンバータ142に提供さ
れ、A/Dコンバータ142は歪み相殺信号をデジタル
化する。デジタル化された歪み相殺信号は制御回路14
4に提供される。制御回路144は歪み相殺信号を監視
し、制御信号をデジタル/アナログ(D/A)コンバー
タ146に提供し、歪み相殺信号に応答して、利得調整
器62および位相調整器64が行う利得および/または
位相を調整する。制御回路144は制御信号を提供し
て、結合器112における歪み成分の良好な相殺を反映
する、歪み相殺信号におけるヌルを生成する利得および
/または位相の調整を見つける。この制御は、初期位置
合わせまたは行われる動的制御中に設定することができ
る。動作中に、結合器112における歪み成分の相殺に
おける劣化を示す歪み相殺信号におけるあらゆる変化に
対して、制御信号で応答して利得および/または位相を
調整し、歪み成分の相殺を改善することができることか
ら、動的制御が行われる。
【0037】歪み成分の独立した調整を行うことで、結
合器112における信号成分の強め合うような結合の独
立した制御が可能になり、そのため、信号成分の強め合
うような結合がどのように行われるかに依存して、(実
施形態に応じて歪み成分とは別に、あるいは一緒に)利
得および/または位相の調整が信号成分に対して行われ
る。信号成分の強め合うような結合の動的制御を容易に
達成することができる。この実施形態において、信号成
分がどの程度良好に結合器112において結合している
かを示す信号結合信号、たとえば結合器112の分離ポ
ート上の信号が、信号結合制御回路150に提供され、
信号結合制御回路150は、信号結合信号に応答して、
利得および/または位相調整制御信号を利得調整器10
8および/または位相調整器110に提供する。
【0038】この実施形態において、信号結合制御回路
150は、信号結合信号を検出する、たとえばダイオー
ド検出器を含む検出回路152を備え、どの程度良好に
信号成分が結合器112において結合するかを示す結合
信号を提供する。結合信号はA/Dコンバータ154に
提供され、A/Dコンバータ154は結合信号をデジタ
ル化し、デジタル化した結合信号を制御回路156に提
供する。制御回路156は結合信号を監視し、制御信号
をデジタル/アナログ(D/A)コンバータ158に提
供し、信号結合信号に応答して、利得調整器108およ
び位相調整器110により行われる利得および/または
位相を調整する。制御回路156は制御信号を提供し
て、結合器112における信号成分の良好な強め合うよ
うな結合を反映する、結合信号におけるヌルを生成す
る、利得および/または位相の調整を見つける。この制
御は、初期位置合わせまたは行われる動的制御中に設定
することができる。動作中に、結合器112における信
号成分の結合における劣化を示す信号結合信号における
あらゆる変化に対して、制御信号で応答して利得および
/または位相を調整し、信号成分の強め合うような結合
を改善することができることから、動的制御が行われ
る。
【0039】上記実施形態に加えて、構成要素を省略か
つ/または追加し、上記システムの変形または一部を用
いる、本発明の原理に従う増幅システムおよび方法の代
替構成が可能である。たとえば、図5は、上記増幅シス
テム同様の参照符号がアーキテクチャ170における対
応構成要素を示す、信号増幅システム170を示す。シ
ステム170において、結合器68からの第2のパス5
4への信号成分の複製は、遅延82(DelayA)に
直接提供される。第2のパス54上の電力スプリッタ1
72が独立調整装置60の図2および図4における結合
器78に取って代わるため、図2および図4の180度
移相器80は用いられない。電力スプリッタ172は、
第2のパス54上で信号成分を受信し、双方とも6dB
減衰される結合パス84および第2のパス54上の信号
成分の複製に信号成分を分配する。電力スプリッタ17
2は、結合パス84および第2のパス54上の信号成分
に位相ずれを導入しない。したがって、電力スプリッタ
172を用いることで、移相器および減衰器の数を低減
することができる。
【0040】たとえば、電力スプリッタ172を用いる
と、図2および図4の180度移相器80および90度
移相器104を用いず、また図2および図4の3dB減
衰器102を用いない。この実施形態において、26d
Bの利得を提供する図2および図4のLNA96は、2
3dBの利得を提供するLNA174で置換される。さ
らに、180度移相器176が相殺パス84上に配置さ
れ、結合器76において結合パス58上の信号成分を相
殺するために、電力スプリッタ172から−270度の
位相値を有する信号成分を提供する。パス上の信号成分
への位相ずれは、括弧内の歪み成分の位相ずれと共に示
される。
【0041】利用可能な構成要素および上述した動作に
より、所望の様式で結合する対応周波数成分を運ぶ別個
のパスが、所望の結合を提供するように、遅延、利得、
および位相ずれに関して整合または設計される増幅器シ
ステムで用いる信号成分および/または歪み成分への遅
延、利得、減衰、または位相ずれを決定することができ
る。実施形態に応じて、様々な異なる構成要素または方
法を用い、信号成分および/または歪み成分を相殺およ
び/または結合し、対応する信号成分および歪み成分を
組み合わせて本発明の原理に従って増幅した信号成分を
生成する場合に、信号成分および/または歪み成分の位
相および/または振幅の独立した調整を提供することが
できる。理想的な弱め合うようなおよび/または強め合
うような構成要素の結合は必要ない。たとえば、弱め合
うように結合する場合、周波数成分間に170〜190
度の位相差および1dBの振幅差があれば、十分な相殺
を提供することができると共に、強め合うように結合す
る場合、信号間に10度の位相差および1dBの振幅差
があれば十分でありうる。用途に応じて、結合する成分
間で異なる相対的な位相および/または振幅差を許容す
ることができる。
【0042】さらに、信号成分を線形的に増幅するため
の方法またはシステムとして増幅システムおよび方法の
実施形態を説明した。増幅後の信号を提供するに当たっ
ての効率および/または線形性能を改善するために、他
の歪み低減または増幅器線形化技術と併せて増幅システ
ムを用いることができる。さらに、信号成分の増幅とし
て増幅システムを説明したが、単一信号、変化する信
号、変調信号(たとえば、QPSK等の位相シフトキー
イング(PSK)および周波数シフトキーイング(FS
K)を用いて)、複数の結合信号、多重信号、および別
個の信号の増幅に、増幅システムを用いることができ
る。増幅システムを特定の遅延、移相器、結合器、コン
バイナ、制御回路、および/または電力コンバイナと共
に説明したが、上記のまたは他の結合/相殺を行う、応
答の異なる他の構成要素や、構成要素またはフィルタの
配列も可能である。たとえば、各増幅器56または66
は、n並列増幅器段(n-paralleled amplifier stage
s)であることができる。並列結合器を用いるものとし
て本システムを説明したが、3dBスプリッタ等の他の
装置、および他の結合装置、信号分配装置、またはサン
プリング装置、ならびに加算器等他の結合装置を使用し
てもよい。
【0043】用途に応じて、利得/位相の回路/シフタ
を上述した実施形態内の異なる位置および/またはパス
上、たとえば、相殺パス84上に移動した増幅器56ま
たは利得調整器72および/または移相器74の前等、
に配置してもよい。増幅システムについてさらに、離散
した構成要素の異なる構成を用いて説明したが、特定用
途向け集積回路、ソフトウェア駆動処理回路、ファーム
ウェア、プログラマブル論理装置、ハードウェア、また
は本開示の恩恵により当業者が理解しうる他の離散構成
要素の配列を用いた、構成要素の異なる配列および機能
を使用して、この各種実施形態およびその一部を実施し
うることを理解されたい。開示は、単に本発明の原理の
適用を単に例示するにすぎない。当業者は、本明細書に
例示かつ記載した例としての適用に厳密に従わずに、か
つ本発明の精神および範囲から逸脱せずに、これらおよ
び各種の他の変更、配列、および方法を本発明に行いう
ることを容易に理解しよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の増幅システムを示す。
【図2】本発明の原理に従った増幅システムの一実施形
態を示す。
【図3】本発明の原理に従った増幅システムの別の実施
形態を示す。
【図4】動的制御を有する図2の増幅システムの一実施
形態を示す。
【図5】本発明の原理に従った信号増幅システムの代替
実施形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J069 AA01 AA41 CA21 FA01 FA19 HA19 HA25 KA00 KA15 KA16 KA23 KA34 KA68 KC06 KC07 MA08 MA14 TA01 5J090 AA01 AA41 CA21 FA01 FA19 GN02 GN05 GN07 HA19 HA25 KA00 KA15 KA16 KA23 KA34 KA68 MA08 MA14 TA01 5J091 AA01 AA41 CA21 FA01 FA19 HA19 HA25 KA00 KA15 KA16 KA23 KA34 KA68 MA08 MA14 TA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅した信号成分を生成する方法であっ
    て、 歪み成分および信号成分の少なくとも一方の位相および
    振幅の少なくとも一方を独立して調整するステップと、 対応する信号成分および歪み成分を結合して、前記信号
    成分を強め合うように結合すると共に、前記歪み成分を
    弱め合うように結合して、前記増幅した信号成分を生成
    するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記独立して調整するステップは、 前記歪み成分および信号成分の少なくとも一方の位相お
    よび振幅の少なくとも一方を、他方の成分に対応して増
    大することなく調整するステップを含む請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 信号成分を第1のパスおよび第2のパス
    に分配するステップと、 前記第1のパス上の前記信号成分を増幅して、前記第1
    のパス上に歪み成分を生成するステップと、 前記第1のパス上の歪み成分を有する増幅された前記信
    号成分を前記第1のパスおよび結合パスに分配するステ
    ップと、 前記結合パス上の前記歪み成分を分離するステップと、 前記結合パス上の前記歪み成分の位相および振幅の少な
    くとも一方を調整するステップと、 前記第2のパス上の前記信号成分を前記結合パス上で調
    整された前記歪み成分とを前記第2のパス上で結合する
    ステップと、 前記第2のパス上の前記信号成分および前記歪み成分を
    増幅するステップと、 前記第1のパス上の前記信号成分および前記歪み成分
    を、前記第2のパス上の前記信号成分および前記歪み成
    分と結合して、前記増幅した信号成分を生成するステッ
    プとを含む請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記分離するステップは、 前記第2のパス上の前記信号成分を前記第2のパス上の
    信号成分および相殺パス上の信号成分とに分配するステ
    ップと、 前記相殺経路上の前記信号成分を、前記結合パス上の前
    記信号成分および前記歪み成分と結合して、前記結合パ
    ス上の前記信号成分を低減するステップとを含む請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 歪み成分および信号成分の少なくとも一
    方の位相および振幅の少なくとも一方を独立して調整す
    る独立調整装置と、 対応する信号成分および歪み成分を受信して、前記信号
    成分を強め合うように結合すると共に、前記歪み成分を
    弱め合うように結合して、前記増幅した信号成分を生成
    する結合装置とを備える信号増幅システム。
  6. 【請求項6】 前記独立調整装置は、前記歪み成分およ
    び信号成分の少なくとも一方の位相および振幅の少なく
    とも一方を、他方の成分に対応して増大することなく調
    整する請求項5記載の信号増幅システム。
  7. 【請求項7】 信号成分を受信して、該信号成分を第1
    のパスおよび第2のパスに提供するスプリッタ装置と、 前記第1のパス上の前記信号成分を増幅して、前記第1
    のパス上に歪み成分を生成する、前記第1のパス上の第
    1の増幅器と、 前記第1のパス上の歪み成分を有する増幅された前記信
    号成分を前記第1のパスおよび結合パスに分配する第2
    のスプリッタ装置とを備え、 前記独立調整装置は、前記結合パス上の前記信号成分お
    よび前記歪み成分を受信し、前記結合パス上の前記歪み
    成分を分離し、前記結合パス上で分離された前記歪み成
    分の位相および振幅の少なくとも一方を調整し、また、 前記第2のパス上の前記信号成分に、前記結合パス上で
    調整された前記歪み成分を前記第2のパス上で提供する
    第2の結合装置と、 前記第2のパス上の前記信号成分および前記歪み成分を
    増幅する、前記第2のパス上の第2の増幅器とを備え、 前記結合装置は、前記第1のパス上の前記信号成分およ
    び前記歪み成分を、前記第2のパス上の前記信号成分お
    よび前記歪み成分と結合する請求項5記載の信号増幅シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記独立調整装置は、 前記第2のパス上の前記信号成分を前記第2のパス上の
    信号成分および相殺パス上の信号成分とに提供する、前
    記第2のパス上の第3のスプリッタ装置と、 前記相殺経路上の前記信号成分を、前記結合パス上の前
    記信号成分および前記歪み成分と結合して、前記結合パ
    ス上の前記信号成分を低減する、前記結合パス上の第3
    の結合装置とを備える請求項5記載の信号増幅システ
    ム。
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