JP2001357994A - 蛍光ランプ用電子安定器及び調光制御方法 - Google Patents
蛍光ランプ用電子安定器及び調光制御方法Info
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波点灯専用コンパクト型蛍光ランプ等を
調光する場合の連続安定調光範囲を１００パーセントか
ら０パーセントの全範囲で行えるようにする調光制御方
法を提供する。 【解決手段】 交流電源から供給される電流を高圧直流
電源に変換するスイッチング電源と、該スイッチング電
源と接続し、蛍光ランプ駆動パルスを作り出す高圧高周
波スイッチング回路４と、該高圧高周波スイッチング回
路４にスイッチング周波数及びデューティー比を変化さ
せたパルス信号を与える高周波パルス発生回路３と、該
高周波パルス発生回路３で発生させる高周波パルス信号
の周波数及びデューティー比の可変制御を調光コントロ
ーラー１から送られてくる調光信号で行う調光制御回路
２と、蛍光ランプのフィラメントを予熱する予熱回路５
とで構成されていることを特徴とする蛍光ランプ用電子
安定器。
調光する場合の連続安定調光範囲を１００パーセントか
ら０パーセントの全範囲で行えるようにする調光制御方
法を提供する。 【解決手段】 交流電源から供給される電流を高圧直流
電源に変換するスイッチング電源と、該スイッチング電
源と接続し、蛍光ランプ駆動パルスを作り出す高圧高周
波スイッチング回路４と、該高圧高周波スイッチング回
路４にスイッチング周波数及びデューティー比を変化さ
せたパルス信号を与える高周波パルス発生回路３と、該
高周波パルス発生回路３で発生させる高周波パルス信号
の周波数及びデューティー比の可変制御を調光コントロ
ーラー１から送られてくる調光信号で行う調光制御回路
２と、蛍光ランプのフィラメントを予熱する予熱回路５
とで構成されていることを特徴とする蛍光ランプ用電子
安定器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプに使用
する電子安定器、特に調光可能型インバータ式電子安定
器と、この電子安定器による調光方法に関するものであ
る。
する電子安定器、特に調光可能型インバータ式電子安定
器と、この電子安定器による調光方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の蛍光ランプ用インバータ式電子安
定器ではフィラメントの予熱の為にチョークコイルと小
容量のコンデンサで直列共振回路を構成し、共振周波数
でスイッチングされた高周波パルスでフィラメントの予
熱を行い、予熱後はスイッチング周波数を点灯周波数に
してフィラメント間を高圧にし、放電を開始させて蛍光
ランプを点灯させている。そして、点灯後は、チョーク
コイルのインダクタンスを利用して点灯電流制限を行っ
ている。又、調光は調光信号により蛍光ランプを駆動す
る高周波パルスのデューティー比を変化させて蛍光ラン
プ供給電力を制御している。
定器ではフィラメントの予熱の為にチョークコイルと小
容量のコンデンサで直列共振回路を構成し、共振周波数
でスイッチングされた高周波パルスでフィラメントの予
熱を行い、予熱後はスイッチング周波数を点灯周波数に
してフィラメント間を高圧にし、放電を開始させて蛍光
ランプを点灯させている。そして、点灯後は、チョーク
コイルのインダクタンスを利用して点灯電流制限を行っ
ている。又、調光は調光信号により蛍光ランプを駆動す
る高周波パルスのデューティー比を変化させて蛍光ラン
プ供給電力を制御している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子安定器では直管型蛍光ランプでの調光は、１００パ
ーセントから０パーセントの全範囲での調光が可能であ
るが、図４に示す片口金の高周波点灯専用コンパクト型
蛍光ランプ等を調光する場合には、折曲部Ａで放電しに
くいため、１００パーセントから３０パーセントの範囲
が連続安定調光の限界であり、３０パーセント以下にな
ると放電が不安定となり、低温時に断ち消えてしまう等
の問題がある。
電子安定器では直管型蛍光ランプでの調光は、１００パ
ーセントから０パーセントの全範囲での調光が可能であ
るが、図４に示す片口金の高周波点灯専用コンパクト型
蛍光ランプ等を調光する場合には、折曲部Ａで放電しに
くいため、１００パーセントから３０パーセントの範囲
が連続安定調光の限界であり、３０パーセント以下にな
ると放電が不安定となり、低温時に断ち消えてしまう等
の問題がある。
【０００４】本発明は、上記点に鑑み、高周波点灯専用
コンパクト型蛍光ランプ等を調光する場合の連続安定調
光範囲を１００パーセントから０パーセントの全範囲で
行えるようにし、且つ安価に製造できる蛍光ランプ用電
子安定器及び調光制御方法を提供することを目的とす
る。
コンパクト型蛍光ランプ等を調光する場合の連続安定調
光範囲を１００パーセントから０パーセントの全範囲で
行えるようにし、且つ安価に製造できる蛍光ランプ用電
子安定器及び調光制御方法を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源から
供給される電流を高圧直流電源に変換するスイッチング
電源と、該スイッチング電源と接続し、蛍光ランプ駆動
パルスを作り出す高圧高周波スイッチング回路と、該高
圧高周波スイッチング回路にスイッチング周波数及びデ
ューティー比を変化させたパルス信号を与える高周波パ
ルス発生回路と、該高周波パルス発生回路で発生させる
高周波パルス信号の周波数及びデューティー比の可変制
御を調光コントローラーから送られてくる調光信号で行
う調光制御回路と、蛍光ランプのフィラメントを予熱す
る予熱回路とで構成されていることを特徴とする蛍光ラ
ンプ用電子安定器を要旨とする。
供給される電流を高圧直流電源に変換するスイッチング
電源と、該スイッチング電源と接続し、蛍光ランプ駆動
パルスを作り出す高圧高周波スイッチング回路と、該高
圧高周波スイッチング回路にスイッチング周波数及びデ
ューティー比を変化させたパルス信号を与える高周波パ
ルス発生回路と、該高周波パルス発生回路で発生させる
高周波パルス信号の周波数及びデューティー比の可変制
御を調光コントローラーから送られてくる調光信号で行
う調光制御回路と、蛍光ランプのフィラメントを予熱す
る予熱回路とで構成されていることを特徴とする蛍光ラ
ンプ用電子安定器を要旨とする。
【０００６】又、蛍光ランプの輝度の調光を１００パー
セントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であ
って、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を所定の範囲
で可変し、０パーセント以上５０パーセント未満の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの基本パルスを輝度が
５０パーセント時の周波数でデューティー比が５０パー
セントとなるようにして固定し、該基本パルスの出現す
る期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間（ＯＦＦ期
間）とで構成される１周期の周波数を５０Ｈｚ以上、上
記基本パルスの周波数の２分の１以下となるようにし、
該１周期のデューティー比を可変することにより安定し
た調光動作を持続させることができる蛍光ランプの調光
制御方法を要旨とする。
セントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であ
って、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を所定の範囲
で可変し、０パーセント以上５０パーセント未満の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの基本パルスを輝度が
５０パーセント時の周波数でデューティー比が５０パー
セントとなるようにして固定し、該基本パルスの出現す
る期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間（ＯＦＦ期
間）とで構成される１周期の周波数を５０Ｈｚ以上、上
記基本パルスの周波数の２分の１以下となるようにし、
該１周期のデューティー比を可変することにより安定し
た調光動作を持続させることができる蛍光ランプの調光
制御方法を要旨とする。
【０００７】さらに、蛍光ランプの輝度の調光を１００
パーセントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法
であって、５０パーセント以上１００パーセント以下の
調光範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を１００
ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変し、０パーセント以
上５０パーセント未満の調光範囲では、蛍光ランプ駆動
パルスの基本パルスを周波数が１００ｋＨｚでデューテ
ィー比が５０パーセントとなるようにして固定し、該基
本パルスの出現する期間（ＯＮ期間）と全く出現しない
期間（ＯＦＦ期間）とで構成される１周期を１００Ｈｚ
とし、該１周期のデューティー比を可変することにより
安定した調光動作を持続させることができる蛍光ランプ
の調光制御方法を要旨とする。
パーセントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法
であって、５０パーセント以上１００パーセント以下の
調光範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を１００
ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変し、０パーセント以
上５０パーセント未満の調光範囲では、蛍光ランプ駆動
パルスの基本パルスを周波数が１００ｋＨｚでデューテ
ィー比が５０パーセントとなるようにして固定し、該基
本パルスの出現する期間（ＯＮ期間）と全く出現しない
期間（ＯＦＦ期間）とで構成される１周期を１００Ｈｚ
とし、該１周期のデューティー比を可変することにより
安定した調光動作を持続させることができる蛍光ランプ
の調光制御方法を要旨とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係る蛍光ランプ用
電子安定器のブロックダイアグラムである。先ず、一般
に使用されている調光コントローラー１から調光制御回
路２へと調光信号が送られる。そして、調光制御回路２
では調光信号が所定の電圧値又は電流値を有する信号へ
と変換され、この変換された信号が高周波パルス発生回
路３へと送られるのである。さらに、高周波パルス発生
回路３では調光制御回路２からの信号に対応してパルス
周波数及びデューティー比が可変される高周波のパルス
信号が作り出されるのである。そして、この高周波のパ
ルス信号は、直流電源に接続している高圧高周波スイッ
チング回路（インバーター回路）４へ送られて、蛍光ラ
ンプを駆動させることができる高圧高周波のパルス信号
となるのである。最後に高圧高周波のパルス信号がフィ
ラメントへと供給されて、蛍光管が所定の輝度で点灯す
るのである。一方、フィラメントはフィラメント予熱回
路５と接続されていて、このフィラメント予熱回路５は
蛍光灯の点灯時と、輝度が５０パーセント以下の範囲で
調光する時とにおいて、予め作動するように設定されて
いて、フィラメントを温めるようになっている。
に基づいて説明する。図１は本発明に係る蛍光ランプ用
電子安定器のブロックダイアグラムである。先ず、一般
に使用されている調光コントローラー１から調光制御回
路２へと調光信号が送られる。そして、調光制御回路２
では調光信号が所定の電圧値又は電流値を有する信号へ
と変換され、この変換された信号が高周波パルス発生回
路３へと送られるのである。さらに、高周波パルス発生
回路３では調光制御回路２からの信号に対応してパルス
周波数及びデューティー比が可変される高周波のパルス
信号が作り出されるのである。そして、この高周波のパ
ルス信号は、直流電源に接続している高圧高周波スイッ
チング回路（インバーター回路）４へ送られて、蛍光ラ
ンプを駆動させることができる高圧高周波のパルス信号
となるのである。最後に高圧高周波のパルス信号がフィ
ラメントへと供給されて、蛍光管が所定の輝度で点灯す
るのである。一方、フィラメントはフィラメント予熱回
路５と接続されていて、このフィラメント予熱回路５は
蛍光灯の点灯時と、輝度が５０パーセント以下の範囲で
調光する時とにおいて、予め作動するように設定されて
いて、フィラメントを温めるようになっている。
【０００９】次に、本発明の調光制御方法について図２
を用いて説明する。先ず、図２（ａ）に示すように、蛍
光ランプ始動時のパルスＢは、パルス周波数を１００ｋ
Ｈｚとし、デューティー比を５０パーセントで固定し
て、この高圧高周波パルスＢを連続的にフィラメントに
供給する。この駆動パルスＢはフィラメントを予熱する
役割も果たすものである。次に、蛍光灯の輝度を１００
パーセントから５０パーセントの範囲で調光する場合は
図２（ｂ）の基本パルスＣ１〜Ｃ３に示すように、パル
ス周波数を１００ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変
し、デューティー比は各々５０パーセントで固定した高
圧高周波パルスをフィラメントに供給する。
を用いて説明する。先ず、図２（ａ）に示すように、蛍
光ランプ始動時のパルスＢは、パルス周波数を１００ｋ
Ｈｚとし、デューティー比を５０パーセントで固定し
て、この高圧高周波パルスＢを連続的にフィラメントに
供給する。この駆動パルスＢはフィラメントを予熱する
役割も果たすものである。次に、蛍光灯の輝度を１００
パーセントから５０パーセントの範囲で調光する場合は
図２（ｂ）の基本パルスＣ１〜Ｃ３に示すように、パル
ス周波数を１００ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変
し、デューティー比は各々５０パーセントで固定した高
圧高周波パルスをフィラメントに供給する。
【００１０】そして、蛍光灯の輝度を０パーセントから
５０パーセント未満の範囲で調光する場合は図２（ｃ）
に示すように、基本パルスＤの周波数を１００ｋＨｚと
し、デューティー比５０パーセントで固定して、１００
Ｈｚの周期の中に、基本パルスＤがデューティー比５０
パーセントで連続して現れるＯＮの状態となる範囲と、
基本パルスＤが全く現れないＯＦＦの状態となる範囲と
が各々１回現れるようにして、これにより１周期Ｅを構
成するように設定する。さらに、この１周期Ｅの中で、
ＯＮの状態と、ＯＦＦの状態との比率であるデューティ
ー比を可変するのである。従って、１００Ｈｚの周期で
高圧高周波パルスが発生する部分と、全く発生しない部
分との比率を可変したものを、フィラメントに供給する
こととなるので、輝度の弱い３０パーセント以下の調光
範囲においても立ち消えすることなく、連続安定調光が
可能となるのである。
５０パーセント未満の範囲で調光する場合は図２（ｃ）
に示すように、基本パルスＤの周波数を１００ｋＨｚと
し、デューティー比５０パーセントで固定して、１００
Ｈｚの周期の中に、基本パルスＤがデューティー比５０
パーセントで連続して現れるＯＮの状態となる範囲と、
基本パルスＤが全く現れないＯＦＦの状態となる範囲と
が各々１回現れるようにして、これにより１周期Ｅを構
成するように設定する。さらに、この１周期Ｅの中で、
ＯＮの状態と、ＯＦＦの状態との比率であるデューティ
ー比を可変するのである。従って、１００Ｈｚの周期で
高圧高周波パルスが発生する部分と、全く発生しない部
分との比率を可変したものを、フィラメントに供給する
こととなるので、輝度の弱い３０パーセント以下の調光
範囲においても立ち消えすることなく、連続安定調光が
可能となるのである。
【００１１】尚、 上記基本パルスの周波数は、一例で
あり、蛍光灯の消費電力量等によって、適宜変更される
ものである。従って、本発明の概念は、基本パルスの周
波数に対して十分に小さい周波数（例えば、１００Ｈ
ｚ）、換言すれば基本パルスの幅よりも十分大きな幅の
区間において、連続的に基本パルスが現れる範囲と全く
現れない範囲との比率を可変制御することによって、連
続安定調光を行う方法を意味するものである。
あり、蛍光灯の消費電力量等によって、適宜変更される
ものである。従って、本発明の概念は、基本パルスの周
波数に対して十分に小さい周波数（例えば、１００Ｈ
ｚ）、換言すれば基本パルスの幅よりも十分大きな幅の
区間において、連続的に基本パルスが現れる範囲と全く
現れない範囲との比率を可変制御することによって、連
続安定調光を行う方法を意味するものである。
【００１２】図３は本発明に係る蛍光ランプ用電子安定
器の回路構成の一例を示したものである。先ず、調光コ
ントローラー１から０〜１００パーセントまでの間の輝
度に対応した調光信号が調光制御回路２へと送られる。
調光信号制御回路２では基本パルス周波数及び１００Ｈ
ｚデューティー制御信号に変換され、高周波パルス発生
回路３へと送られるのである。高周波パルス発生回路３
ではＰＷＭ制御用ＩＣにより、調光コントローラー１で
設定された所定の輝度に対応する周波数及びデューティ
ー比を有する高周波パルスへと変換され、高圧高周波ス
イッチング回路４へと送られるのである。高圧高周波ス
イッチング回路４は、ＩＣとトランジスタとトランスと
が組み合わされたインバータ回路により構成されてお
り、高圧電源をスイッチングすることにより、高圧高周
波パルスとなってフィラメントに供給されるのである。
器の回路構成の一例を示したものである。先ず、調光コ
ントローラー１から０〜１００パーセントまでの間の輝
度に対応した調光信号が調光制御回路２へと送られる。
調光信号制御回路２では基本パルス周波数及び１００Ｈ
ｚデューティー制御信号に変換され、高周波パルス発生
回路３へと送られるのである。高周波パルス発生回路３
ではＰＷＭ制御用ＩＣにより、調光コントローラー１で
設定された所定の輝度に対応する周波数及びデューティ
ー比を有する高周波パルスへと変換され、高圧高周波ス
イッチング回路４へと送られるのである。高圧高周波ス
イッチング回路４は、ＩＣとトランジスタとトランスと
が組み合わされたインバータ回路により構成されてお
り、高圧電源をスイッチングすることにより、高圧高周
波パルスとなってフィラメントに供給されるのである。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明は、交流電源から供
給される電流を高圧直流電源に変換するスイッチング電
源と、該スイッチング電源と接続し、蛍光ランプ駆動パ
ルスを作り出す高圧高周波スイッチング回路と、該高圧
高周波スイッチング回路にスイッチング周波数及びデュ
ーティー比を変化させたパルス信号を与える高周波パル
ス発生回路と、該高周波パルス発生回路で発生させる高
周波パルス信号の周波数及びデューティー比の可変制御
を調光コントローラーから送られてくる調光信号で行う
調光制御回路と、蛍光ランプのフィラメントを予熱する
予熱回路とで構成されていることを特徴とする蛍光ラン
プ用電子安定器を要旨とするので、従来からある調光コ
ントローラーを使用する簡易な安定器でありながら、蛍
光灯の安定した調光範囲を拡大させることができる。
給される電流を高圧直流電源に変換するスイッチング電
源と、該スイッチング電源と接続し、蛍光ランプ駆動パ
ルスを作り出す高圧高周波スイッチング回路と、該高圧
高周波スイッチング回路にスイッチング周波数及びデュ
ーティー比を変化させたパルス信号を与える高周波パル
ス発生回路と、該高周波パルス発生回路で発生させる高
周波パルス信号の周波数及びデューティー比の可変制御
を調光コントローラーから送られてくる調光信号で行う
調光制御回路と、蛍光ランプのフィラメントを予熱する
予熱回路とで構成されていることを特徴とする蛍光ラン
プ用電子安定器を要旨とするので、従来からある調光コ
ントローラーを使用する簡易な安定器でありながら、蛍
光灯の安定した調光範囲を拡大させることができる。
【００１４】又、蛍光ランプの輝度の調光を１００パー
セントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であ
って、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を所定の範囲
で可変し、０パーセント以上５０パーセント未満の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの基本パルスを輝度が
５０パーセント時の周波数でデューティー比が５０パー
セントとなるようにして固定し、該基本パルスの出現す
る期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間（ＯＦＦ期
間）とで構成される１周期の周波数を５０Ｈｚ以上、上
記基本パルスの周波数の２分の１以下となるようにし、
該１周期のデューティー比を可変することにより安定し
た調光動作を持続させることができる蛍光ランプの調光
制御方法を要旨とするので、高周波点灯専用コンパクト
型蛍光ランプに限らず、一般の高周波点灯用蛍光ランプ
に幅広く利用でき、安定した調光範囲を拡大させること
ができる調光方法である。
セントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であ
って、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を所定の範囲
で可変し、０パーセント以上５０パーセント未満の調光
範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの基本パルスを輝度が
５０パーセント時の周波数でデューティー比が５０パー
セントとなるようにして固定し、該基本パルスの出現す
る期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間（ＯＦＦ期
間）とで構成される１周期の周波数を５０Ｈｚ以上、上
記基本パルスの周波数の２分の１以下となるようにし、
該１周期のデューティー比を可変することにより安定し
た調光動作を持続させることができる蛍光ランプの調光
制御方法を要旨とするので、高周波点灯専用コンパクト
型蛍光ランプに限らず、一般の高周波点灯用蛍光ランプ
に幅広く利用でき、安定した調光範囲を拡大させること
ができる調光方法である。
【００１５】さらに、蛍光ランプの輝度の調光を１００
パーセントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法
であって、５０パーセント以上１００パーセント以下の
調光範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を１００
ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変し、０パーセント以
上５０パーセント未満の調光範囲では、蛍光ランプ駆動
パルスの基本パルスを周波数が１００ｋＨｚでデューテ
ィー比が５０パーセントとなるようにして固定し、該基
本パルスの出現する期間（ＯＮ期間）と全く出現しない
期間（ＯＦＦ期間）とで構成される１周期を１００Ｈｚ
とし、該１周期のデューティー比を可変することにより
安定した調光動作を持続させることができる蛍光ランプ
の調光制御方法を要旨とするので、高周波専用コンパク
ト型蛍光ランプの安定した調光範囲を拡大させることが
できる調光方法である。
パーセントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法
であって、５０パーセント以上１００パーセント以下の
調光範囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を１００
ｋＨｚから４５ｋＨｚの範囲で可変し、０パーセント以
上５０パーセント未満の調光範囲では、蛍光ランプ駆動
パルスの基本パルスを周波数が１００ｋＨｚでデューテ
ィー比が５０パーセントとなるようにして固定し、該基
本パルスの出現する期間（ＯＮ期間）と全く出現しない
期間（ＯＦＦ期間）とで構成される１周期を１００Ｈｚ
とし、該１周期のデューティー比を可変することにより
安定した調光動作を持続させることができる蛍光ランプ
の調光制御方法を要旨とするので、高周波専用コンパク
ト型蛍光ランプの安定した調光範囲を拡大させることが
できる調光方法である。
【図１】本発明に係る蛍光ランプ用電子安定器のブロッ
クダイアグラムである。
クダイアグラムである。
【図２】本発明に係る調光制御方法を示す説明図であ
る。
る。
【図３】本発明に係る調光制御方法を示す説明図であ
る。
る。
【図４】高周波点灯専用コンパクト型蛍光ランプを示す
説明図である。
説明図である。
１ 調光コントローラー ２ 調光制御回路 ３ 高周波パルス発生回路 ４ 高圧高周波スイッチング回路 ５ フィラメント予熱回路 Ａ 折曲部
Claims (3)
- 【請求項１】 交流電源から供給される電流を高圧直流
電源に変換するスイッチング電源と、該スイッチング電
源と接続し、蛍光ランプ駆動パルスを作り出す高圧高周
波スイッチング回路と、該高圧高周波スイッチング回路
にスイッチング周波数及びデューティー比を変化させた
パルス信号を与える高周波パルス発生回路と、該高周波
パルス発生回路で発生させる高周波パルス信号の周波数
及びデューティー比の可変制御を調光コントローラーか
ら送られてくる調光信号で行う調光制御回路と、蛍光ラ
ンプのフィラメントを予熱する予熱回路とで構成されて
いることを特徴とする蛍光ランプ用電子安定器。 - 【請求項２】 蛍光ランプの輝度の調光を１００パーセ
ントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であっ
て、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光範
囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を所定の範囲で
可変し、０パーセント以上５０パーセント未満の調光範
囲では、蛍光ランプ駆動パルスの基本パルスを輝度が５
０パーセント時の周波数でデューティー比が５０パーセ
ントとなるようにして固定し、該基本パルスの出現する
期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間（ＯＦＦ期間）
とで構成される１周期の周波数を５０Ｈｚ以上、上記基
本パルスの周波数の２分の１以下となるようにし、該１
周期のデューティー比を可変することにより安定した調
光動作を持続させることができる蛍光ランプの調光制御
方法。 - 【請求項３】 蛍光ランプの輝度の調光を１００パーセ
ントから０パーセントの範囲で行う調光制御方法であっ
て、５０パーセント以上１００パーセント以下の調光範
囲では、蛍光ランプ駆動パルスの周波数を１００ｋＨｚ
から４５ｋＨｚの範囲で可変し、０パーセント以上５０
パーセント未満の調光範囲では、蛍光ランプ駆動パルス
の基本パルスを周波数が１００ｋＨｚでデューティー比
が５０パーセントとなるようにして固定し、該基本パル
スの出現する期間（ＯＮ期間）と全く出現しない期間
（ＯＦＦ期間）とで構成される１周期を１００Ｈｚと
し、該１周期のデューティー比を可変することにより安
定した調光動作を持続させることができる蛍光ランプの
調光制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000181048A JP2001357994A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 蛍光ランプ用電子安定器及び調光制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000181048A JP2001357994A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 蛍光ランプ用電子安定器及び調光制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001357994A true JP2001357994A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18682035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000181048A Pending JP2001357994A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 蛍光ランプ用電子安定器及び調光制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001357994A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8030856B2 (en) | 2006-11-13 | 2011-10-04 | Tabuchi Electric Co., Ltd. | Discharge lamp lighting device |
-
2000
- 2000-06-16 JP JP2000181048A patent/JP2001357994A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8030856B2 (en) | 2006-11-13 | 2011-10-04 | Tabuchi Electric Co., Ltd. | Discharge lamp lighting device |
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