JP2001357659A - 制動ボタン用摩耗パッドを有するデータ記憶カートリッジ - Google Patents

制動ボタン用摩耗パッドを有するデータ記憶カートリッジ

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JP2001357659A
JP2001357659A JP2001147730A JP2001147730A JP2001357659A JP 2001357659 A JP2001357659 A JP 2001357659A JP 2001147730 A JP2001147730 A JP 2001147730A JP 2001147730 A JP2001147730 A JP 2001147730A JP 2001357659 A JP2001357659 A JP 2001357659A
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JP2001147730A
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George P Rambosek
ジョージ・ピー・ラムボセック
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープリールの回転中に、データ記憶カート
リッジのコンポーネント間に効果的でさらに高い摩耗特
性を供するデータ記憶カートリッジを提供する。 【解決手段】 データ記憶テープカートリッジは、ハウ
ジング(12)と同ハウジング(12)内に回転可能に
取り付けられるテープリール組立体(14)とを有す
る。解除部材(170)は、充填剤入り熱可塑性材料か
ら造られ、摩耗部材(185)は解除部材(170)に
作動的に結合され、摩耗面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概してデータ記憶テ
ープカートリッジに関し、より具体的には、制動ボタン
と共同して用いられる摩耗パッドを有するデータ記憶テ
ープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジは、コンピューターやオー
ディオやビデオの分野で数十年間にわたって用いられて
いる。データ記憶テープカートリッジは、その後の検索
と利用のために大量の情報を記録するための、極めて普
及している一形態である。データカートリッジに対して
行われた改善により、ある場合には、本出願者によって
係属出願中の「スリー・ピース・テープリール組立体デ
ータ記憶カートリッジ」に示されるように、いっそう小
型で薄いデータカートリッジが用いられるようになっ
た。より大きく、厚い構造であった以前の型の駆動装置
およびカートリッジについては、駆動装置のチャックが
データカートリッジと嵌まり合う際、駆動装置には、よ
り大きな利用可能な工程距離が存在した。他の利点と共
に、カートリッジは改良されてさらに薄くなったが、駆
動装置のチャックがカートリッジと咬み合いテープリー
ルが回転する際に、データカートリッジのコンポーネン
トが摩耗する恐れが常に存在してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データ記憶テープカー
トリッジは、膨大な量の情報を維持するための重要なツ
ールである。競争力を維持するために、データ記憶テー
プカートリッジの製造業者は、製造コストを下げつつ、
継続的にカートリッジの性能と信頼性を高めなければな
らない。それ故、適用できる場合、テープリールの回転
中に、データ記憶カートリッジのコンポーネント間に効
果的でさらに高い摩耗特性を供するデータ記憶カートリ
ッジを製造する必要性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】一実施形態において、本
発明は、エンクロージャーを画成するハウジングを有す
るデータ記憶カートリッジである。テープリール組立体
がハウジング内に回転可能に取り付けられている。制動
部材がハウジングに作動的に結合されている。解除部材
はテープリール組立体と作動的に結合され、固定位置と
解除位置との間で可動である。解除位置にある時、解除
部材は、テープリールから離れて制動部材を動かし、そ
れによりテープリールの回転を可能にする。解除部材は
充填剤入りポリカーボネートにより構成されている。摩
耗部材は解除部材に作動的に結合され、解除位置で制動
部材と接触する位置において摩耗面を形成する。好適な
一実施例においては、解除部材はガラス入りのポリカー
ボネートから形成され、摩耗部材はポリエチレンフィル
ムである。
【0005】他の実施形態において、本発明は、エンク
ロージャーを画成するハウジングを有するデータ記憶カ
ートリッジである。テープリール組立体がハウジング内
に回転可能に取り付けられる。制動部材はハウジングに
作動的に結合されている。解除部材はテープリール組立
体に作動的に結合され、固定位置と解除位置との間で可
動である。解除位置にある時、解除部材は、制動部材を
テープリールから離れて動かし、それによりテープリー
ルの回転を可能にする。解除部材は充填剤入りポリカー
ボネートにより構成されている。摩耗部材は解除部材に
作動的に結合され、解除位置にある時、制動部材と接す
る位置で摩耗面を形成する。好適な一実施例において
は、解除部材はガラス入りのポリカーボネートより構成
され、摩耗部材は接着剤で解除部材に接着されたポリエ
チレンフィルムである。
【0006】
【発明の実施の形態】データ記憶テープカートリッジ1
0の好適な一実施例が図1に示されている。概して、デ
ータ記憶テープカートリッジ10はハウジング12とテ
ープリール組立体14と記憶テープ(図示せず)とを備
える。テープリール組立体14はハウジング内12に配
置されている。そして、記憶テープは、テープリール組
立体14の周りに巻き付けられ、開口部13近くに配置
されている先端ピン(図示せず)に固定されてもよい自
由端を備える。これは、技術上周知である。
【0007】ハウジング12は、標準的なテープ駆動装
置(図示せず)により受容される大きさのサイズを与え
られることが好ましい。従って、ハウジング12は、1
30mm形状係数装置や90mm形状係数装置やその他
の有用なサイズの中で用いられるために、そのサイズが
決定されるであろう。以上のことに留意し、ハウジング
12は第1ハウジング部分22と第2ハウジング部分2
4により画成される。好適な一実施形態においては、第
1ハウジング部分22はカバーを形成し、第2ハウジン
グ部分24はベースとして機能する。「カバー」、「ベ
ース」、「上部」、「下部」、「上」、「底」などの方
向を表す用語は、例示目的のみにより用いられており、
決して限定的ではないことが理解されるべきである。
【0008】第1および第2ハウジング22、24は互
いにはまり合うように構成され、概して長方形である。
開口部13は、記憶テープが、テープ駆動装置(図示せ
ず)に挿通されるためにハウジング12から出るための
開口部として機能する。第2ハウジング部分24は更に
テープ駆動装置(図示せず)の駆動チャック部により、
テープリール組立体14へのアクセスを容易にする中央
開口部28を形成する。記憶テープは技術上一般的に知
られているタイプの磁気テープであることが好ましい。
例えば、テープは、平衡ポリエチレン・ナフタレート
(PEN)ベースの材料で構成され、そして片面が適当
な結合剤系の中に拡散された磁性材料の層で覆われる、
他の面が適当な結合剤系の中に拡散された電導性材料の
層で覆われてもよい。ほぼ満足できる記憶テープが、例
えば、ミネソタ州セントポールのImation Co
rp.から入手できる。ハウジング22、24は技術上
周知の手段により固定される。この手段には、中空の円
筒部15に形成された穴15aに通されるねじ(図示せ
ず)が含まれてもよい。支柱17が円筒部15内に嵌ま
り、ねじが支柱17に差し込まれ、それにより部分2
2、24を互いに固定する。
【0009】図2〜9に示されているのは、固定部材1
70を外したテープリール組立体14である。以下に詳
細に記述されるように、上部フランジ40、下部フラン
ジ42およびハブリング44の各々は、別個に製造さ
れ、その後、ハブリング44が上部フランジ40と下部
フランジ42との間に固定されるように組み立てられ
る。
【0010】図2および3によれば、上部フランジ40
は、上板50と、リム52と、環状部材54と、回転阻
止用ボス56とを備える。好適な一実施形態において
は、上板50、リム52、環状部材54および指状ボス
56は、成形工程の一部として一体に形成され、リム5
2、環状部材54およびボス56は上板50から延在す
る。
【0011】円形上板50は好ましくは円形であり、中
央通路58を形成する。さらに、上板50は、外面60
と内面62(図3に最もよく示される)を画成する。好
適な一実施形態においては、上板50は極めて平坦であ
り、0.1mm未満の歪みの平面度、すなわち軸方向の
反りを有する。さらに、上板50は、好ましくは、望ま
しいデータ記憶テープカートリッジ10(図1)の形状
に応じてサイズが定められる。かくて、好適な一実施形
態においては、上板50は約97mmの直径を有する
が、他の寸法も同様に許容し得る。
【0012】リム52は中央通路58の周りに形成さ
れ、内面62から略軸方向に延在している。好適な一実
施形態においては、ハブリング44を取り付け易くする
ためにリム52は円形であり、約35mmの内径を有
し、軸方向に約4mm延びている。しかしながら、より
大きいにせよ小さいにせよ、任意の他の寸法のものを用
いてもよいと認識されるべきである。
【0013】環状部材54は(上板50の内面から離れ
て)リム52から略軸方向に延在する。好適な一実施形
態においては、3つの環状部材54が設けられ、これら
の環状部材54はリム52によって画成される円周の周
りに等間隔に配置される。あるいは、それより多いか少
ない数の環状部材54が設けられてもよい。その数に関
係なく、環状部材54の各々は、リム52から(上板5
0の中心に関し)半径R1で延在する。以下に詳述され
るように、半径R1はハブリング44(図2)により定
めされる半径と、最終組立の際に環状部材54の各々が
ハブリング44の内部域内で突出することができるよう
な、周知の関係にある。厳密な位置に関わらず、環状部
材54の各々は、上板50に対して撓んだり反ることが
可能であるように構成されている。この好適な特徴は、
材料の選定、環状部材54を比較的薄くすること、ある
いはその組合せにより達成される。環状部材54が撓ん
だり反るように形成することにより、環状部材54にか
かる圧力の大部分は上板50には伝達されない。
【0014】好適な一実施形態において、環状部材54
の各々は、ベース部70、対向アーム72および横材7
4を備える。ベース部70は円弧形であり、リム52に
より画成される円と対応している。かくて、ベース部7
0は半径R1のところに配され、約13mmの好適な弧
の長さを有する。対向アーム72がベース部70から略
軸方向に延在し、対向アーム72の各々の延びる長さは
約4mmである。好適な一実施形態において、対向アー
ム72の各々は、上板50の中心軸線に関しわずかに内
側に延びるように偏らされるか、あるいは方向づけられ
る。この方向性に留意して、対向アーム72の各々は内
部表面76を画成する。最後に、横材74が対向アーム
72にまたがって延在し、開放係合域78を画成するよ
うにベース部70から所定の間隔を置いて配置される。
図3に最もよく示されるように、好適な一実施形態にお
いて、横材74は円弧状であり、対向アーム72の内部
表面76間に延在する。かくて、横材74は、ベース部
70により定められる半径R1よりもわずかに小さい半
径R3を定める。その際、実質上、環状部材54の各々
の横材74は、リム52、そして中央通路58に対して
半径方向内側に配置される。環状部材54の上述の形状
は、好ましくは、環状部材54の各々のわずかな撓みを
可能にする。かくて、環状部材54の各々は、製造中に
発生する公差の偏りを吸収し、それにより上板50への
圧力の伝達を回避するために、わずかに撓むことができ
る。特に、各環状部材54はベース部70を備えるもの
として記述されてきたが、この形状構成は、対向アーム
72をリム52から直接延在させることで排除できる。
さらに、リム52は省略してもよく、それにより環状部
材54は上板50の内面62から直接延在する。
【0015】最後に、ボス56が上板50の内面62に
沿って配置される。好適な一実施形態において、上部フ
ランジ40は3個のボス56を備え、ボス56の各々
は、環状部材54の対応する一つ一つに隣接して形成さ
れ、それにより等間隔に配置される。あるいは、しかし
ながら、それ以外の個数や代わりの位置であっても構わ
ない。ボス56の各々は好ましくは半円形であり、リム
52から半径方向外向きに延在する。以下に記述される
ように、この形状はボス56とハブリング44の一部分
との係合を容易にする。
【0016】上部フランジ40は、好ましくは、成形工
程の一部で一体に形成される。好適な一実施形態におい
て、上部フランジ40は、ポリカーボネート等の強固で
比較的撓みやすいポリマーより成形される。あるいは、
その他の剛であるが撓みやすい材料を用いることもでき
る。好適な撓みやすい特性は、環状部材54に望ましい
可撓性を付与する。さらに、成形工程において上板50
は極めて平坦にされる。
【0017】図2および4において、下部フランジ42
は、底板90と、肩部92と、脚部94と、歯付き部分
96と、回転止めボス98とを備える。好適な実施形態
においては、下部フランジ42は、底板90から延在す
る肩部92、脚部94、歯付き部分96およびボス98
と一体に形成される。
【0018】底板90は好ましくは円形であり、直径が
上板50(図3)と対応する。かくて、好適な一実施形
態においては、底板90は約97mmの直径を有する。
同様に、底板90は、好ましくは極めて平坦で、0.1
mm未満の歪みの平面度、すなわち軸方向の反りを有す
る。最後に、底板90は、外面100と内面102を画
成する。
【0019】肩部92は好ましくは円形であり、底板9
0の内面102から軸方向に延在する。好適な一実施形
態においては、肩部92の外周は、バブリング44を組
み立てるときのガイド面として機能する。
【0020】脚部94は、肩部92から略軸方向に延在
する。図4に示される好適な一実施形態において、3個
の脚部94が設けられている。あるいは、しかしなが
ら、脚部94の数が環状部材54の数と対応する限り、
それより多いにせよ少ないにせよ、任意の個数が、等し
く許容し得る。脚部94は底板90の中心に対して、最
終組立の際に環状部材54の対応する各々に係合するよ
うに位置決めされる。かくて、脚部94は、好ましく
は、環状部材54とほぼ同じ半径(R1)において肩部
92の円周に沿って位置決めされ、等間隔に配置され
る。さらに、図2に最もよく示されるように、脚部94
の各々は、好ましくは、幹部104と頭部106を備え
る。頭部106は、好ましくは、傾斜面108と張り出
し部110を形成する。傾斜面108は、対応する各々
の環状部材54との摺動係合をし易くするように構成さ
れ、張り出し部110は、横材74とスナップ式嵌合で
係合するように構成されている。好適な一実施形態にお
いて、幹部104は、脚部94が半径方向外向きに偏ら
されるように、肩部92からわずかに傾斜して延在す
る。この外向きの偏りは、環状部材54のすでに述べた
内向きの偏りと共同して、最終組立の際に2つのコンポ
ーネントがしっかりと嵌まり易くなるように機能する。
【0021】歯付き部分96は肩部92から軸方向に延
在し、歯形114を形成する。好適な一実施形態におい
ては、等間隔に配された3個の歯付き部分96が設けら
れる。あるいは、その個数よりも多いか少ない任意の他
の数であってもよい。個数に関わりなく、歯付き部分9
6は、底板90の中心に関して、上板50に対する中央
通路58の半径よりも小さい半径上に配置される。この
構成により、最終組立の際に、(後に詳述する)ブレー
キ機構が、中央通路58を経由して歯付き部分96、特
に歯形114にアクセスしてもよい。特に、歯付き部分
96の各々に2個または3個の歯形114を形成するこ
とにより、十分な制動が実現できる。あるいは、それよ
り多い数の歯形114を設けることもできる。
【0022】最後に、底板90の内面102に沿ってボ
ス98が配置される。好適な一実施形態においては、下
部フランジ42は、各々が脚部94の各々に隣接して形
成され、したがって等間隔に配置される3個のボス98
を備える。その他の個数および/又は位置を用いても構
わない。ボス98の各々は、好ましくは、半円形であ
り、肩部92から半径方向外向きに延在する。以下に記
述するように、この形状はボス98とハブリング44の
一部分との係合をし易くする。
【0023】下部フランジ42は、好ましくは、成形工
程において一体に形成される。好適な一実施形態におい
て、下部フランジ42は、摩耗特性を高めるために選定
される比較的剛なプラスチック材から成形される。例え
ば、下部フランジ42は、20%のガラス入りのポリカ
ーボネートから成形することができる。しかしながら、
多種多様なその他の比較的剛な材料を代わりに用いても
よい。さらに、成形工程において、底板90は極めて平
坦にされる。次の事柄が理解されるべきである。即ち、
下部フランジ42は好ましくは肩部92を備えるが、肩
部92は、脚部94と歯付き部分96が底板90の内面
102から直接延在することで、省略できる。
【0024】図2に示されるように、ハブリング44
は、好ましくは、上端部120、下端部122、内部表
面124および外部巻き取り面126を画成する円筒状
リングである。外部巻き取り面126は、好ましくは、
記憶テープと最適に係合するために極めて円筒状すなわ
ち円形である。さらに、好適な一実施形態において、ハ
ブリング44は、上端部120において内部表面124
から略半径方向に延在する上部ノッチ128を形成す
る。上部ノッチ128は、好ましくは、上部フランジ4
0に形成されるボス56(図3)と対応するようにサイ
ズが決定され、位置決めされる。同様に、図2において
隠されてはいるが、ハブリング44は、好ましくは、下
端部122において内部表面124から半径方向に延在
する下部ノッチを形成する。これらの下部ノッチは、好
ましくは、下部フランジ42と関連するボス98(図
4)と係合するために構成され、位置決めされる。
【0025】図2および5において、ハブリング44
は、好ましくは、内部表面124により画成される内径
を横切って延在する材料からハブリング44が自由であ
るように構成されている。即ち、従来技術のテープリー
ル組立体と異なり、ハブリング44は、内部表面124
を横切って延在するウェブ状の材料や同様の構造物を備
えない。代わりに、ハブリング44は単にリング状の物
体である。極めて丸みをつけた外部表面126を実現す
るために、ハブリング44は、好ましくは、10%のガ
ラス入りポリカーボネートなどのプラスチック材から成
形されるが、多種多様のその他の材料も等しく有用であ
る。
【0026】その内径を横切って延在する材料から自由
であることに加えて、ハブリング44は、好ましくは、
図5にもっともよく示されるように、横断面において左
右対称である。使用時に、記憶テープは、ハブリング4
4の外部巻き取り面126の周りに固く巻き付けられて
いる。結果として、記憶テープは、ハブリング44にま
たがる力すなわち圧力を及ぼす(図5中の矢印により示
される)。ハブリング44の左右対称な形状は、ハブリ
ング44を横切って力が均等に及ぼされるのを容易にす
る。さらに、ハブリング44は、環境温度の変化などに
よるこの力に応じて、わずかに撓み込むことが望ましい
であろう。その目的のために、ハブリング44の左右対
称な形状は、ハブリング44が好適に均等に撓み込むこ
とを可能にする。この望ましい均等な撓み込みは、例え
ば、図6に示される従来技術のハブの形状と対照的であ
る。従来技術のハブは、ハブリング130と、その下部
を横切って延在するウェブ材料132を備える。ウェブ
材料132は、実質的に、ハブリング130が不均等に
撓み込み、その撓み込みの大部分がハブリング130の
上部において生じるようにハブリング130の下部を補
強する。これと対照的に、本発明のハブリング44(図
5)は、均等に圧力を配分し、それにより均等に撓み込
む。
【0027】最後に、ハブリング44の内部表面124
は、好ましくは、断面が直線状であり、半径R2を定め
る。最終組立の際に、半径R2は、環状部材54(図
2)と脚部94(図2)が通じるように定められる。結
果として、半径R2は、環状部材54により画成される
半径R1よりも大きい。かくて、ハブリング44の内部
域(内部表面124により画成される)は、環状部材5
4と脚部94との突出と、二者間の相互作用の各々のた
めに十分なサイズに定められる。あるいは、その他の対
称形状も許容し得る。この目的のために、もう一つの実
施形態のハブリング140が図7に示されている。ハブ
リング140は、内部表面142と外部巻き取り面14
4とを備える。内部表面142は、ハブリング140の
対向する端部から、その直径が次第に細くなる。しかし
ながら、やはり、ハブリング140は横断面が左右対称
である。したがって、ハブリング140は、外部巻き取
り面144にかかる圧力すなわち力を均等に配分する。
重要なことには、内部表面142の厳密な形状に関わら
ず、内部表面142は、ハブリング140内で環状部材
54(図2)および脚部94(図2)が通るために十分
な大きさの最小半径を画成する。
【0028】図2に戻り、上部フランジ40、下部フラ
ンジ42およびハブリング44の各々は別個に構成され
ている。かくて、上部フランジ40、下部フランジ4
2、およびハブリング44は、特定のテープシステムの
必要条件に合うように特に選定された異なる材料から成
形することができる。概して、異なるテープシステム
は、記憶テープに加わる張力、ヘッドの巻き付け角、お
よびテープリール組立体の弾性率と許容クリープに関し
て、異なる制約を呈する。それ故、コンポーネント40
〜44に対して選定される材料は、これらの条件を満た
すために、多種多様であり得る。例えば、上部フランジ
40はポリカーボネートであり得るし、下部フランジ4
2とハブリングは20%のガラス入りポリカーボネート
あるいはアセタールである。あるいは、多種多様な他の
許容し得る材料が用いられてもよい。さらに、コンポー
ネント40〜44は同一の材料から形成されてもよい。
特に、上部フランジ40、下部フランジ42およびハブ
リング44は別々に製造されるので、成形工程を、各々
の部品のための最適な特性を実現するために選定するこ
とができる。例えば、上板50と底板90は極めて平坦
であることが望ましい。反対に、ハブリング44の外部
巻き取り面126は、望ましくは円形である。ハブと少
なくとも一つのフランジが一体に形成される従来技術の
テープリール組立体と異なり、コンポーネント40〜4
4を別々に成形することにより、これらの好適な設計パ
ラメータが得られる。
【0029】成形の後に、上部フランジ40、下部フラ
ンジ42およびハブリング44が組み立てられる。例え
ば、ハブリング44は、ボス98がハブリング44内の
対応する下部ノッチ(図示せず)と係合するように下部
フランジ42の肩部92上に同軸上に配置される。この
係合は、下部フランジ42に対するハブリング44の起
こり得る回転を制限する。特に、脚部94と歯付き部分
96は、ハブリング44の内部表面124により画成さ
れる域内で上方に延在する。上部フランジ40は、続い
て、ハブリング44が上板50と底板90との間に位置
決めされるように、下部フランジ42に組み付けられ
る。より具体的には、上部フランジ40は、環状部材5
4がハブリング44の内部表面124内を通り、脚部9
4の対応する各々に係合するように、下部フランジ42
の方に向けられる。好適な一実施形態においては、環状
部材54と脚部94との間に、それぞれスナップ式嵌合
が行われる。例えば、脚部94の一つと関連する頭部1
06は、環状部材54の対応する一つの横材74に被さ
り、それと係合する。特に、環状部材54と脚部94と
は反対方向に幾分撓み傾いているので、上部フランジ4
0および/又は下部フランジ42において累積される公
差が排除される。最終組立の際、上部フランジ40と関
連するボス56は、ハブリング44内の上部ノッチ12
8と係合し、それにより、上部フランジ40に対するハ
ブリング44の回転を制限する。組立の後に、テープリ
ール組立体14は、上板50が底板90の下方に来るよ
うな任意の方向に向けることができることが理解される
であろう。
【0030】上述のテープリール組立体14は、上部フ
ランジ40、下部フランジ42およびハブリング44の
中心を合わせるために、ハブリング44の上部及び下部
ノッチ128と、上部及び下部フランジ40、42の各
々と関連するボス56、98との相互作用に依存する。
あるいは、コンポーネント40〜44のさらに完全な中
心合わせのために追加の心立て装置が備えられてもよ
い。例えば、図8と9は、もう一つのテープリール組立
体150を示している。比較基準として、テープリール
組立体150は、同様のコンポーネントに同様の番号の
付された既に述べたテープリール組立体14と極めて似
ている。さらに、イラストの簡便化のために、テープリ
ール組立体150はハブリング44(図2)を取り除い
て図8と9において示されている。この点に留意し、テ
ープリール組立体150は、上部フランジ40と、下部
フランジ42と、ハブリング44(図2)とを備える。
上部フランジ40は、上板50と、環状部材54と、ボ
ス56とを備える。環状部材54とボス56は、既に述
べたように、上板50の内面62から延在する。同様
に、下部フランジ42は、底板90と、脚部94と、ボ
ス98とを備える。既に述べたように、脚部94とボス
98は、底板90の内面102からおよび/又は沿って
延在する。
【0031】加えて、テープリール組立体150は、可
撓性支柱152と受入域154を備える。可撓性支柱1
52は上部フランジ40の一部として一体に形成され、
受入域154は下部フランジ42の一部として一体に形
成される。
【0032】好適な一実施形態において、そして図8に
もっともよく示されるように、可撓性支柱152は上板
50の内面62から略軸方向に延在する。好適な一実施
形態においては、3個の支柱152が設けられ、それら
の支柱152は等間隔に配されている。あるいは、それ
よりも多いか又は少ない数の支柱152が備えられても
よい。その数に関わらず、支柱152の各々は、(上板
50の中心に関し)、環状部材54により画成される半
径R1よりわずかに大きい半径で、上板50から延在す
る。
【0033】支柱152の各々は、撓み易い、すなわち
反り易いように構成され、先端156で終結する。この
望ましい可撓性は、適当な材料により、あるいは、支柱
152を比較的細く形成することにより実現できる。例
えば、好適な一実施形態において、支柱152の各々は
円筒形であり、0.5〜1mmの範囲の、さらに好まし
くは0.8mmの、直径すなわち太さを有する。さら
に、既に述べたように、上部フランジ40、そして、か
くて支柱152は、好ましくは強固かつ比較的曲げ易
い、ポリカーボネートのようなプラスチック材から成形
される。この好適な構成により、支柱152は半径方向
の力に応じて反り易くなる。例えば、好適な一実施形態
において、支柱152の各々は、少なくとも0.1mm
分、半径方向に反ることができる。
【0034】図9にもっともよく示されるように、受入
域154は底板90の内面102に沿って形成される。
例えば、好適な一実施形態においては、受入域154は
各々、底板90から略軸方向に延在する壁158により
画成される。好適な一実施形態においては、3つの受入
域154が設けられる。あるいは、しかしながら、それ
より多いにせよ少ないにせよ、受入域154の数が支柱
152の数と対応する限り、その他の個数も等しく許容
し得る。受入域154は、最終組立時に、底板90の中
心に対して、対応する支柱152の各々に係合するよう
に位置決めされている。かくて、受入域154は、好ま
しくは等間隔に配され、支柱152とほぼ同じ半径に位
置決めされる。
【0035】好適な一実施形態において、受入域154
の各々と関連する壁158は、円弧形又は半円形であ
る。さらに、壁158は内面160と外面162を画成
する。図9に示されるように、外面162は壁158の
上部において半径方向外向きに先細になっている。この
先細の形状は、組立の際に、壁158が各支柱152の
先端156を受入域154の中に案内するのを容易にす
る。最後に、受入域は、各々、支柱152の幅よりもわ
ずかに大きくサイズが定められている。この構成によ
り、支柱152は受入域154内において各々、締まり
嵌めにより保持される。
【0036】図10は、解除部材170と、制動ボタン
180と、テープリール組立体14から分解されたポリ
エチレンフィルム185と、を有するテープリール組立
体14を示す。解除部材170を定位置に備えたテープ
リール組立体の組立済みのものが図11に示されてい
る。後に詳しく論じられるように、解除部材170はフ
ランジ40、42とハブ44が組み立てられる前に配置
される。
【0037】解除部材170は概して三角形の形状をし
ており、グラスファイバーやポリカーボネート入りカー
ボンファイバーなどの適当な材料より成る。解除部材1
70は、歪みに対して抗力を有する材料より構成される
必要がある。解除部材用の材料は、65℃において、1
0%以下、好ましくは5%以下の歪みに対する対変形性
を有する。しかしながら、かかる材料は、耐摩耗性にお
いて劣る傾向がある。解除部材170は、図10からわ
かるように、3本の垂下する脚部172を備えた三角形
の平坦な部材171を有する。3つの略長方形の開口部
173が平板状部材171に形成される。解除部材17
0は、図8と9に示されるように、テープリール組立体
と共に用いられる。図9と11においていっそう明確に
わかるように、解除部材170は、開口部173が歯付
き部分96に嵌まり、脚部172が、フランジ42を貫
通する開口部97の中に延在するように、定置される。
突起57が、フランジ40から環状部材54と同方向に
延在するが、同じ長さほどには延びない。図11に示さ
れるように、突起57は平板状部材171のところまで
は延在しない。しかしながら、それらは、平板状部材1
71が歯付き部分196から自由になる前に平板状部材
171が突起57と接触するのに十分な距離だけ延在す
る。それ故、解除部材170は、テープリール組立体1
4上に浮いた位置にある。
【0038】制動ボタン180は、中央通路58内に嵌
まるようにサイズが定められ、構成される。制動ボタン
180は、その周囲に複数の歯形182が形成される円
板181より成る。歯形182は、歯付き部分96の歯
形114と共に固定面を形成するようにサイズが定めら
れ、構成される。その中に形成される溝183aを有す
る長方形のベース183が作動的に円板181に結合さ
れる。好ましくは、制動ボタン180は、一体部分で形
成され、66ナイロン・モリイジウムサルファイトなど
の適当な材料から形成される。しかしながら、他の適切
な材料を用いてもよいと理解できる。溝183aは、作
動的に部分22に結合される取り付けフランジ31に嵌
まるようにサイズが定められ、構成される。ボタン18
0が取り付けフランジ31上に位置決めされるとボタン
180は回転できない。円錐部分184が円板181内
に形成され、解除部材170と接触する面を供する。図
12と13に示されるように、ばね187が部分22と
円板181との間に位置決めされ、それにより部分22
から離れて偏向力を供する。ばねはボタンを解除部材1
70の方に付勢し、図12に示されるように、「イン・
ハンド」位置にある。ばねは、解除部材170をフラン
ジ42に当てて押し上げる。歯形182は、次に、歯付
き部分96と接触・係合し、テープリール組立体14の
回転を妨げる。この位置において、脚部172はフラン
ジ42を過ぎて外方に延在する。
【0039】図13は「イン・ドライブ」位置における
カートリッジを示す。ここで、駆動装置(図示せず)
は、図13からわかるように解除部材170を押し下げ
る脚部172に係合し、押しつけている。これは、制動
ボタン180を下方に動かし、歯付き部分96から歯形
182を離れさせ、それにより、駆動装置の回転に応じ
たテープリール組立体14の回転を可能にする。これ
は、次に、テープリール組立体上のテープの巻き付けあ
るいは巻き戻しを可能にする。
【0040】解除部材170は駆動中にテープリール1
4を解除するのに十分なほど剛でなければならないのみ
ならず、材料を歪ませる特性を呈してはならない。加え
て、それは又、制動ボタン180に対して回転する際
に、摩耗しない表面を供しなければならない。解除部材
170上の摩耗面は、平板状部材171にアクリル接着
剤、ゴム接着剤あるいは他の適当な接着剤などの接着剤
により固着されるポリエチレンフィルム185により供
される。ポリエチレンフィルム185は好ましくは円形
であり、図12と13に示されるように、円錐部分18
4と接触するようにサイズが定められる。それ故、テー
プリール組立体14が回転する駆動位置にある図13に
示されるように、解除部材170はテープリール組立体
を解除するのに十分な剛性を有し、かつポリエチレンフ
ィルム185により供される、制動ボタン180に対す
る摩耗面を依然として供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるデータ記憶デープカートリッジ
の分解斜視図である。
【図2】 図1のデータ記憶カートリッジのテープリー
ル組立体の分解図である。
【図3】 図2のテープリール組立体の上部フランジの
底面図である。
【図4】 図2のテープリール組立体の下部フランジの
頂面図である。
【図5】 本発明によるハブリングの断面図である。
【図6】 従来のハブの断面図である。
【図7】 本発明によるもう一つのハブリングの断面図
である。
【図8】 本発明によるもう一つのテープリール組立体
の分解斜視図である。
【図9】 本発明によるもう一つのテープリール組立体
の分解斜視図である。
【図10】 解除部材を有する、図8と9に示されたテ
ープリール組立体の分解斜視図である。
【図11】 テープリール組立体の中に組み込まれた解
除部材を有する図10のテープリール組立体の分解斜視
図である。
【図12】 イン・ハンド位置における図1のデータ記
憶カートリッジの断面図である。
【図13】 図1に示されるデータ記憶テープカートリ
ッジの駆動位置における断面図である。
【符号の説明】
10 データ記憶テープカートリッジ 12 ハウジング 14 テープリール組立体 170 解除部材 185 摩耗部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)エンクロージャーを画成するハウジ
    ングと、 b)前記ハウジング内に回転可能に取り付けられたテー
    プリール組立体と、 c)前記ハウジングに作動的に結合された制動部材と、 d)前記テープリール組立体に作動的に結合され、固定
    位置と解除位置との間で可動である解除部材であって、
    前記解除位置にある時、前記制動部材をテープリールか
    ら離れて動かし、それにより前記テープリールの回転を
    可能にする、解除部材と、 e)充填剤入りポリカーボネートから構成される前記解
    除部材と、 f)前記解除位置において前記制動部材と接触する位置
    に摩耗面を形成する、前記解除部材に作動的に結合され
    た摩耗部材と、を具備する、データ記憶カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記摩耗部材がポリエチレンフィルムで
    あり、接着剤で貼り付けられる、請求項1に記載のデー
    タ記憶カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記摩耗部材が前記解除膜よりも耐摩耗
    性を有するプラスチックから構成される、請求項1に記
    載のデータ記憶カートリッジ。
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