JP2001357613A - 番組の記録方法 - Google Patents

番組の記録方法

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JP2001357613A
JP2001357613A JP2000180795A JP2000180795A JP2001357613A JP 2001357613 A JP2001357613 A JP 2001357613A JP 2000180795 A JP2000180795 A JP 2000180795A JP 2000180795 A JP2000180795 A JP 2000180795A JP 2001357613 A JP2001357613 A JP 2001357613A
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Yoshinobu Yamada
義信 山田
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録された番組情報における記録経過時間、
番組関連情報及び記録済み番組圧縮率と、記録された日
時とを条件にしてデータの削除や圧縮率を変更して再記
録することで、新しい番組ほど高密度の記録ができる番
組の記録方法に関する技術を提供する点にある。 【解決手段】 図1は、本実施の形態に係る番組の記録
方法を実行するシステムにおける主要部分の一例を示す
ブロック図である。図1に示すように、番組の記録方法
を実行するシステムは、マイコン1と、時計用IC2
と、マイコン1に制御される円盤型記録装置(デジタル
情報記録媒体)3を備えた処理ブロック4とから概略構
成される。その他の構成要素の説明は省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は番組の記録方法に関
し、特に圧縮密度を変更して番組の再記録を行う番組の
記録方法に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像や音楽を記録する方法とし
て、テープ型の記録装置から円盤型の記録装置に移りつ
つあり、そこに記録するデータも、多様な圧縮方法、圧
縮率で記録されている。また、円盤型記録装置では、テ
ープ型記録装置の欠点である一度記録した部分の編集が
容易にできないことは解消されたが、現在の円盤型記録
装置は、記録した番組の編集だけに使用されている。
【0003】また、記録媒体や圧縮技術の向上による記
録時間の増大に伴い、記録装置の使用者意識が、指定し
た番組を記録するという意識から、無造作に記録した番
組から見たい映像や音楽を選択するという意識に変わっ
てきている。
【0004】図7は、従来技術における番組の記録方法
の一例を示す図である。特開平11−176096号に
おいて、図7に示すように従来の番組の記録方法が公開
されている。
【0005】図7では、指定番組を記録するとき、記録
媒体の記録可能な残り時間と番組記録に必要な記録時間
を比較し、記録情報の圧縮レート(記録残り時間が十分
ある場合は高画質レート、記録残り時間が不足している
場合は低画質レート)を決める技術が公開されている
(図中における各ステップの説明は省略する)。
【0006】また、記録装置を使用する使用者の意識が
「指定した番組を撮る」方法から、「無造作に記録した
番組から必要な番組を選択する」方法へ移行しつつあ
り、使用者が希望する記録容量の増大に対して、記録媒
体や圧縮技術の向上による記録装置の容量増大がフォロ
ーできない状況になりつつある。
【0007】無造作に撮り続ける番組において、過去の
番組より現在に近い番組のほうが、映像や音楽の質の高
い情報を得ることを利用者が望む傾向がある。テープ型
記録装置では、記録時間の延長として、残りテープ部分
の記録密度の変更があるが、記録の延長と引き換えに最
新データの映像や音楽の録画品質を落として記録する。
また、テープ型記録装置では、テープの残り部分を増や
すために、一度録画した番組を記録密度を変更して再録
画を行う。この再録画を行うとき、2台のテープ型記録
装置を利用することが行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。
【0009】円盤型記録装置についてもテープ型記録装
置と同様に、残り部分の記録密度を変更して記録時間を
延長する方法で対応しているが、密度変更を行う場合、
利用者が各々の番組の内容を判断して番組の再加工する
必要があり、再度録画を見て圧縮対象と圧縮率を判断す
るという繁雑な作業をするという問題点があった。
【0010】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、記録された番組情
報における記録経過時間、番組関連情報及び記録済み番
組圧縮率と、記録された日時とを条件にしてデータの削
除や圧縮率を変更して再記録することで、新しい番組ほ
ど高密度の記録ができる番組の記録方法に関する技術を
提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、既に記録された内容を圧縮して記録する番組の
記録方法であって、前記番組を再圧縮処理する時間を判
断するための圧縮開始経過時間を予め設定し、各々前記
番組を予め所定の項目に仕分けした分類と該分類に属す
る番組を再圧縮処理するための1つ又は複数の圧縮密度
と該圧縮密度に各々対応する再圧縮密度とを設定する第
1の工程と、各々前記番組をデジタル情報記録媒体に記
録するとき、前記番組毎に番組名と前記番組の記録を開
始する開始時刻と前記番組が属する前記分類と予め設定
された前記圧縮密度と前記開始時刻に前記圧縮開始経過
時間を加えた再圧縮処理を行う再圧縮時刻と前記番組の
記録が終了する終了時刻と前記デジタル情報記録媒体に
おける前記番組の記録場所とを有する番組記録情報を記
録する第2の工程と、時計機能による現在時刻と記録さ
れた前記開始時刻とに基づき前記番組の記録されてから
の経過時間を算出する第3の工程と、算出された前記経
過時間と記録された前記再圧縮時刻とを比較し、前記経
過時間と前記再圧縮時刻とが等しい場合、前記番組を前
記再圧縮密度で再圧縮処理する第4の工程とを備え、該
第4の工程は、前記番組を前記再圧縮密度で再圧縮処理
する前に、記録された前記圧縮密度を検出し、検出され
た前記圧縮密度と予め設定された各々前記圧縮密度とが
等しいかどうか判断して等しい場合、予め設定された前
記圧縮密度に対応する再圧縮密度で前記番組を再圧縮処
理して記録し、前記再圧縮密度を前記圧縮密度として記
録し、前記番組を再圧縮処理した記録場所と再圧縮処理
を行った時刻に前記圧縮開始経過時間を加えた再圧縮時
刻とを記録する第5の工程を含み、前記デジタル情報記
録媒体に記録された全ての番組に対して前記第3の工程
と前記第4の工程とを前記番組毎に各々繰返して処理す
ることを特徴とする番組の記録方法に存する。請求項2
記載の本発明の要旨は、前記第1の工程は、記録された
前記番組を抹消する時間を判断するため、前記圧縮開始
経過時間より長い番組抹消経過時間を予め設定する工程
を含み、前記第4の工程は、前記経過時間と記録された
前記再圧縮時刻とを比較する前に、前記経過時間と前記
番組抹消経過時間とを比較し、前記経過時間が前記番組
抹消経過時間以上の(を越える)場合、前記番組を抹消
し、抹消された前記番組に対応する前記番組記録情報を
抹消する第6の工程を含むことを特徴とする請求項1に
記載の番組の記録方法に存する。請求項3記載の本発明
の要旨は、前記第2の工程は、前記番組を前記デジタル
情報記録媒体に記録するとき、前記番組に対応する前記
番組記録情報を、前記デジタル情報記録媒体が有する全
ての番組を集中管理するための番組管理テーブルに記録
する工程を含み、前記第5の工程は、再圧縮処理したと
き、前記番組管理テーブルにおいて前記再圧縮密度を前
記圧縮密度に記録し、前記番組の記録場所と再圧縮処理
をした時刻に前記圧縮開始経過時間を加えた再圧縮時刻
とを記録する工程を含み、前記第6の工程は、前記番組
を抹消したとき、抹消された前記番組に対応する前記番
組記録情報を抹消する工程を含むことを特徴とする請求
項1又は2に記載の番組の記録方法に存する。請求項4
記載の本発明の要旨は、前記第5の工程は、検出された
前記圧縮密度と予め設定された前記圧縮密度とが各々等
しくない場合、前記番組は再圧縮処理されていると判断
し、再圧縮処理を省略する工程を含むことを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載の番組の記録方法に存
する。請求項5記載の本発明の要旨は、前記第5の工程
は、記録された前記番組の前記圧縮密度を検出する前
に、記録された前記番組の前記分類が予め設定された前
記分類と一致するかどうか各々判断し、前記番組の前記
分類が予め設定された全ての前記分類と一致しない場
合、前記番組を例外処理すると判断し、前記番組に対す
る再圧縮処理を省略する工程を含むことを特徴とする請
求項1乃至4のいずれかに記載の番組の記録方法に存す
る。請求項6記載の本発明の要旨は、前記第1の工程
は、前記デジタル情報記録媒体に記録された全ての前記
番組名毎に前記開始時刻と前記終了時刻と前記圧縮密度
と前記デジタル情報記録媒体の記録可能容量とに基づき
残りの記録可能容量を算出し、前記残りの記録可能容量
に基づき、前記圧縮開始経過時間と前記番組抹消経過時
間と前記圧縮密度に対応する前記再圧縮密度との設定を
し直すことで、新しい番組の記録に対応できることを特
徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の番組の記録
方法に存する。請求項7記載の本発明の要旨は、前記第
1の工程は、記録された前記番組の抹消処理を適用しな
い番組を意味する保存の分類を予め設定する工程を含
み、前記第6の工程は、前記経過時間が前記番組抹消経
過時間以上の(を越える)場合、前記番組の分類が、前
記保存の分類かどうかを判断し、前記番組の分類が前記
保存の分類であるとき、前記経過時間と記録された前記
再圧縮時刻とを比較する工程に進み、前記番組の分類
が、前記保存の分類でないとき、前記番組を抹消する工
程を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
記載の番組の記録方法に存する。請求項8記載の本発明
の要旨は、請求項1乃至7のいずれかに記載の番組の記
録方法が実行可能なプログラムが記録された記憶媒体に
存する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施の形態に係る番組の記録方
法を実行するシステムにおける主要部分の一例を示すブ
ロック図である。図1に示すように、番組の記録方法を
実行するシステムは、マイコン1と、時計用IC2と、
マイコン1に制御される円盤型記録装置(デジタル情報
記録媒体)3を備えた処理ブロック4とから概略構成さ
れる。その他の構成要素の説明は省略する。
【0014】図2は、図1に記録された情報の一例を示
す図である。図2に示すように、マイコン1は、マイコ
ン使用メモリ11を備え、マイコン使用メモリ11は、
時計用IC2からの情報に基づく現在時刻12と圧縮開
始経過時間13と番組抹消経過時間14との情報を記憶
する。また、円盤型記録装置3は、円盤型記録装置の記
録マップ31を有する。また、円盤型記録装置の記録マ
ップ31におけるブロックA15の「0」番には、番組
管理テーブル32が記録される。
【0015】番組管理テーブル32は、番組名33と、
各々番組名33毎に分類34と開始時刻35と終了時刻
36と圧縮密度37と記録場所38と再圧縮時刻39と
を有する番組記録情報を記録する。図2において、番組
名33には番組A、番組B、番組C及び番組Dの4つの
番組が記録されている。また、現在時刻12が7:00
PMを示している。
【0016】番組の内容を再圧縮処理する再圧縮の再圧
縮時刻39は、番組の開始時刻35に圧縮開始経過時間
13を加えることで算出される。また、現在時刻12が
番組の開始時刻35に番組抹消経過時間14を加えた時
刻以上(を越える)場合、マイコン1の制御により該当
する番組は抹消される。
【0017】また、マイコン1は、現在時刻12が番組
の開始時刻35に番組抹消経過時間14加えた時刻以上
(を越える)の場合でも、番組の抹消処理を適用しない
番組を意味する保存の分類を予め設定し、保存したい番
組の分類を保存の分類として記録することで、番組の抹
消処理を省略する例外処理ができる。
【0018】また、予め設定された分類以外の識別子を
番組の分類に記録することで、圧縮処理を省略する例外
処理ができる。その他の構成要素の説明は省略する。
【0019】図3は、図1に記録された情報の他の一例
を示す図である。
【0020】現在時刻12が8:00PMにおいて行わ
れた圧縮処理の状態を示している。マイコン1は、手順
1Aでは、番組Bを1/8の再圧縮密度で再圧縮処理を
行い、ブロックA15の「23」番に記録し直す。
【0021】手順2Aでは、ブロックA15の「23」
番の記録終了後、ブロックA15の「5」〜「12」番
のデータを削除する。
【0022】手順3Aでは、番組管理テーブル32にお
ける番組Bの番組記録情報を更新する。その他の構成要
素は、図2と同様なので、説明は省略する。
【0023】以下、図1と図2とを参照してマイコン1
の機能を詳しく説明する。マイコン1は、円盤型記録装
置3に記録された番組の開始時刻35と時計用IC2の
現在時刻12とを比較して番組毎に各々経過時間を抽出
する。また、各々番組を予め所定の分類項目に仕分けし
た分類34と記録された番組管理テーブル32とに基づ
き、番組の再圧縮処理を管理する。また、マイコン使用
メモリ11の現在時刻12と番組抹消経過時間14と番
組管理テーブル32の開始時刻35とから各々番組の抹
消処理を管理する。
【0024】マイコン1が番組の再圧縮処理を行う場
合、現在時刻12が再圧縮時刻(開始時刻35+圧縮開
始経過時間13)39に等しい時刻で行われる。このと
き記録された番組の圧縮密度37を検出し、検出された
圧縮密度37と番組が属する分類34に予め設定された
1つ又は複数の圧縮密度37とが等しい場合、予めマイ
コン1に設定された圧縮密度37に対応する再圧縮密度
(不図示)で再圧縮処理を行う。
【0025】また、時計用IC2の替わりに、マイコン
1が有するマイコンの発振子などを使用して時計機能に
利用することもできる。
【0026】円盤型記録装置の記録マップ31が有する
番組管理テーブル32には、番組毎に、番組に関連する
情報を管理するため番組を所定の分類項目に仕分けした
分類34と、分類34に対応する1つ又は複数の圧縮密
度37とを含む番組記録情報を記録する。分類34の例
としては、ニュース、ドラマなどの番組の特徴を示す区
分を適用する。
【0027】また、分類34を含む番組記録情報は、番
組管理テーブル32に記録して番組全体を集中管理する
だけでなく、各々番組毎に属性としてこの番組記録情報
を持たせることもできる。
【0028】マイコン1が有するマイコン使用メモリ1
1に記憶される圧縮開始経過時間13と円盤型記録装置
の記録マップ31における番組管理テーブル32との設
定を変え、また、番組管理テーブル32における番組の
分類34の圧縮密度37と、この圧縮密度37に対応す
る再圧縮密度との設定を変えることにより任意の経過時
間毎にニュースとドラマなどの分類34に応じて再圧縮
密度を変えた再圧縮処理で記録することもできる。
【0029】マイコン使用メモリ11と番組管理テーブ
ル32との設定に基づき番組の再圧縮密度や抹消処理を
マイコン1で制御することで、古い録画データは抹消処
理を行い、又は、高い再圧縮密度で記録し直すことで新
しい番組は高品質を保持することが可能となる。
【0030】図4は、本実施の形態に係る番組の記録方
法の流れを示すフローチャートである。
【0031】次に、図4を用いて番組の記録方法の処理
の流れを具体的に説明する。番組管理テーブル32にあ
る番組Aから番組Dまでを順に調べる(番組名に番組
A、番組B、番組C、番組Dという順に代入していく)
(ステップS1)。
【0032】各々の番組において、現在時刻12と記録
された開始時刻35との差が番組抹消経過時間14を越
えているかどうかを調べる(現在時間−開始時刻(番組
名)>=番組抹消経過時間)(ステップS2)。越えて
いる(図中、はい)場合、指定した番組の内容部分を削
除し(ステップS21)、番組管理テーブル32から指
定した番組の部分を削除する(ステップS22)。図2
においては、該当する番組がないので番組の抹消を行わ
ない。
【0033】ステップS2において、越えていない(図
中、いいえ)場合、現在時刻12と各番組の再圧縮時刻
39とを比較する(現在時刻=再圧縮時刻(番組名))
(ステップS3)。
【0034】現在時刻12と各番組の再圧縮時刻39と
が同じ(図中、はい)場合、記録された番組の分類34
と設定されている分類34とを比較する(分類(番組
名)=ニュース)(ステップS4)。
【0035】ステップS4において、等しい(図中、は
い)場合、記録された分類34の圧縮密度37と設定さ
れた分類34の圧縮密度37とを比較する(圧縮密度
(番組名)=1/2)(ステップS5)。
【0036】ステップS5において、等しい(図中、は
い)場合、再圧縮処理を行い、再圧縮処理前の番組を削
除する(指定した番組内容を空いているブロックに圧縮
密度1/8で再記録し、圧縮前の番組を削除する)(ス
テップS51)。
【0037】最後に番組管理テーブル32の変更を行う
(圧縮密度(番組名)=1/8、記録場所(番組名):
再記録したブロック名、再圧縮時刻(番組名)=再圧縮
時刻(番組名)+圧縮開始経過時間)(ステップS5
2)。このとき再圧縮密度の値を圧縮密度37に記録す
る。
【0038】ステップS4において、記録された番組の
分類34と設定されている分類34とが等しくない(図
中、いいえ)場合、次の設定された番組の分類34を比
較する(分類(番組名)=ドラマ)(ステップS7)。
【0039】ステップS4において、記録された番組の
分類34が設定されている全ての分類34と等しくない
(図中、いいえ)場合、分類34に例外情報が記録され
ていると判断し、該当番組に対する再圧縮処理を施さな
い。
【0040】以下、ステップS6、ステップS8、ステ
ップS9は、ステップS5の処理と同様の処理を行う。
ステップS61、ステップS81、ステップS91は、
ステップS51の処理と同様の処理を行う。ステップS
62、ステップS82、ステップS92は、ステップS
52の処理と同様の処理を行う。各々のステップの説明
は省略する。
【0041】また、ステップS3、ステップS4、ステ
ップS6、ステップS7、ステップS9における(図
中、いいえ)の場合及びステップS22、ステップS5
2、ステップS62、ステップS82、ステップS92
の処理の後、ステップS1おける番組管理テーブル32
に記録されている次の番組を調べるステップを行う。
【0042】ステップS1と同様に、番組B〜Dまで、
上記した処理を繰返す(ステップS11)。
【0043】図3は、現在時刻12が8:00PMであ
るので、ステップS3においては、番組名33の番組B
が該当する。番組Bは分類34がニュースであるから1
/8の再圧縮密度で再圧縮処理を行う。
【0044】この作業は、まず、空いているブロックA
15の「23」番に1/8の再圧縮密度で再圧縮処理し
た番組を記録し、記録終了後、再圧縮処理前の番組を削
除する。次に、番組管理テーブル32の変更は、番組B
における番組記録情報のなかの圧縮密度37を再圧縮密
度である1/8に変更し、記録場所38は再記録したブ
ロックA15のブロック名(23番)に変更し、最後
に、再圧縮時刻39に圧縮開始経過時間13を加算して
新たな再圧縮時刻39に変更する。
【0045】また、ステップS1の前に、全ての番組名
33における開始時刻35と終了時刻36と圧縮密度3
7と円盤型記録装置3の記録可能容量とに基づき残り記
録可能容量を算出し、この残り記録可能容量に基づき圧
縮開始経過時間13と番組抹消経過時間14と圧縮密度
37に対応する再圧縮密度とを設定し直すことで、新し
い番組の記録に対応できるステップを設定することもで
きる。
【0046】図5は、本実施の形態に係る番組の記録方
法を実行するシステムにおける主要部分の他の例を示す
ブロック図である。
【0047】図5に示すように、図2の円盤型記録装置
3をメモリ型記録装置5に置き換え、メモリ型記録装置
5は、メモリ型記録装置の記録マップ51を記録する。
メモリ型記録装置の記録マップ51は、図2と同様の番
組管理テーブル32を有する。その他の構成要素は図2
と同様なので説明を省略する。
【0048】図6は、本実施の形態に係る番組の記録方
法を実行するシステムにおける主要部分のその他の例を
示すブロック図である。
【0049】図6に示すように、番組管理テーブル32
を円盤型記録装置3のブロックA15の「0」番に設定
せずに、マイコン1内のマイコン使用メモリ11に設定
することもできる。番組管理テーブル32の構成は図2
と同様である。その他の構成要素は図2と同様なので説
明を省略する。
【0050】実施の形態に係る番組の記録方法は上記の
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
【0051】記録装置を使用する使用者の意識が、指定
した番組を収録する方法から、無造作に記録した番組か
ら選択する方法へ移行するとき、記録媒体や圧縮技術の
向上に伴った記録装置の容量増大にもかかわらず、使用
者の意識変化による記録容量の増大要求が記録装置の進
歩に追いつかないことが予想される。この問題の解消を
過去の番組の映像や音楽の質を下げることにより対応を
図る。即ち、無造作に撮り続ける番組は、過去の番組よ
り現在に近い番組のほうが、映像や音楽において高品質
の情報を望む傾向があるので、古い番組から映像や音楽
の録画品質を下げることで現在に近い番組の録画品質を
下げずに録画できる。
【0052】例えば、100GBの円盤型記録装置で
は、すべてSTDモード(14.1MbpsのMPEG
2)で記録すると16時間であるが、現在から8時間前
までをSTDモード(14.1MbpsのMPEG2)
で記録すると使用する容量は50GB、8時間前から1
6時間前までをLS2モード(7MbpsのMPEG
2)で記録すると使用する容量は25GB、16時間前
から28時間前までをLS3モード(4.7Mbpsの
MPEG2)で記録する容量は25GBになり、16時
間前記録できたものが28時間前まで延長され、過去8
時間前までの映像と音楽は、従来の品質で見ることがで
きる。
【0053】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な、番組
の記録方法に関する技術に適用することができる。
【0054】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0055】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。
【0057】無造作に収録された番組は、過去の番組よ
り現在に近い番組のほうが、映像や音楽に高品質が望ま
れる傾向があるので、古い番組から映像や音楽の質を下
げることにより、使用者の意識変化による記録容量の増
大要求に記録媒体や圧縮技術の向上による記録装置の容
量増大が追いつかない状況を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る番組の記録方法を実
行するシステムにおける主要部分の一例を示すブロック
図である。
【図2】図1に記録された情報の一例を示す図である。
【図3】図1に記録された情報の他の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る番組の記録方法の流
れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る番組の記録方法を実
行するシステムにおける主要部分の他の一例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る番組の記録方法を実
行するシステムにおける主要部分のその他の例を示すブ
ロック図である。
【図7】従来技術における番組の記録方法の一例を示す
図である。
【符号の説明】
A、B、C、D 番組 1A、2A、3A 手順 1 マイコン 2 時計用IC 3 円盤型記録装置(デジタル情報記録媒体) 4 処理ブロック 5 メモリ型記録装置 11 マイコン使用メモリ 12 現在時刻 13 圧縮開始経過時間 14 番組抹消経過時間 15 ブロックA 31 円盤型記録装置の記録マップ 32 番組管理テーブル 33 番組名 34 分類 35 開始時刻 36 終了時刻 37 圧縮密度 38 記録場所 39 再圧縮時刻 51 メモリ型記録装置の記録マップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/92 H 5/92 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB05 CC06 CC11 CC20 DD04 DD06 5C053 FA15 FA23 GB01 GB06 GB11 GB21 GB28 GB38 JA22 KA24 KA26 LA07 5D044 DE43 DE49 DE53 EF05 FG18 GK02 GK07 HL14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既に記録された内容を圧縮して記録する
    番組の記録方法であって、 前記番組を再圧縮処理する時間を判断するための圧縮開
    始経過時間を予め設定し、各々前記番組を予め所定の項
    目に仕分けした分類と該分類に属する番組を再圧縮処理
    するための1つ又は複数の圧縮密度と該圧縮密度に各々
    対応する再圧縮密度とを設定する第1の工程と、 各々前記番組をデジタル情報記録媒体に記録するとき、
    前記番組毎に番組名と前記番組の記録を開始する開始時
    刻と前記番組が属する前記分類と予め設定された前記圧
    縮密度と前記開始時刻に前記圧縮開始経過時間を加えた
    再圧縮処理を行う再圧縮時刻と前記番組の記録が終了す
    る終了時刻と前記デジタル情報記録媒体における前記番
    組の記録場所とを有する番組記録情報を記録する第2の
    工程と、 時計機能による現在時刻と記録された前記開始時刻とに
    基づき前記番組の記録されてからの経過時間を算出する
    第3の工程と、 算出された前記経過時間と記録された前記再圧縮時刻と
    を比較し、前記経過時間と前記再圧縮時刻とが等しい場
    合、前記番組を前記再圧縮密度で再圧縮処理する第4の
    工程とを備え、 該第4の工程は、前記番組を前記再圧縮密度で再圧縮処
    理する前に、記録された前記圧縮密度を検出し、検出さ
    れた前記圧縮密度と予め設定された各々前記圧縮密度と
    が等しいかどうか判断して等しい場合、予め設定された
    前記圧縮密度に対応する再圧縮密度で前記番組を再圧縮
    処理して記録し、前記再圧縮密度を前記圧縮密度として
    記録し、前記番組を再圧縮処理した記録場所と再圧縮処
    理を行った時刻に前記圧縮開始経過時間を加えた再圧縮
    時刻とを記録する第5の工程を含み、 前記デジタル情報記録媒体に記録された全ての番組に対
    して前記第3の工程と前記第4の工程とを前記番組毎に
    各々繰返して処理することを特徴とする番組の記録方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程は、記録された前記番組
    を抹消する時間を判断するため、前記圧縮開始経過時間
    より長い番組抹消経過時間を予め設定する工程を含み、 前記第4の工程は、前記経過時間と記録された前記再圧
    縮時刻とを比較する前に、前記経過時間と前記番組抹消
    経過時間とを比較し、前記経過時間が前記番組抹消経過
    時間以上の(を越える)場合、前記番組を抹消し、抹消
    された前記番組に対応する前記番組記録情報を抹消する
    第6の工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の番
    組の記録方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程は、前記番組を前記デジ
    タル情報記録媒体に記録するとき、前記番組に対応する
    前記番組記録情報を、前記デジタル情報記録媒体が有す
    る全ての番組を集中管理するための番組管理テーブルに
    記録する工程を含み、 前記第5の工程は、再圧縮処理したとき、前記番組管理
    テーブルにおいて前記再圧縮密度を前記圧縮密度に記録
    し、前記番組の記録場所と再圧縮処理をした時刻に前記
    圧縮開始経過時間を加えた再圧縮時刻とを記録する工程
    を含み、 前記第6の工程は、前記番組を抹消したとき、抹消され
    た前記番組に対応する前記番組記録情報を抹消する工程
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の番組の
    記録方法。
  4. 【請求項4】 前記第5工程は、検出された前記圧縮密
    度と予め設定された前記圧縮密度とが各々等しくない場
    合、前記番組は再圧縮処理されていると判断し、再圧縮
    処理を省略する工程を含むことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の番組の記録方法。
  5. 【請求項5】 前記第5の工程は、記録された前記番組
    の前記圧縮密度を検出する前に、記録された前記番組の
    前記分類が予め設定された前記分類と一致するかどうか
    各々判断し、前記番組の前記分類が予め設定された全て
    の前記分類と一致しない場合、前記番組を例外処理する
    と判断し、前記番組に対する再圧縮処理を省略する工程
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の番組の記録方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の工程は、前記デジタル情報記
    録媒体に記録された全ての前記番組名毎に前記開始時刻
    と前記終了時刻と前記圧縮密度と前記デジタル情報記録
    媒体の記録可能容量とに基づき残りの記録可能容量を算
    出し、前記残りの記録可能容量に基づき、前記圧縮開始
    経過時間と前記番組抹消経過時間と前記圧縮密度に対応
    する前記再圧縮密度との設定をし直すことで、新しい番
    組の記録に対応できることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の番組の記録方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の工程は、記録された前記番組
    の抹消処理を適用しない番組を意味する保存の分類を予
    め設定する工程を含み、 前記第6の工程は、前記経過時間が前記番組抹消経過時
    間以上の(を越える)場合、前記番組の分類が、前記保
    存の分類かどうかを判断し、前記番組の分類が前記保存
    の分類であるとき、前記経過時間と記録された前記再圧
    縮時刻とを比較する工程に進み、前記番組の分類が、前
    記保存の分類でないとき、前記番組を抹消する工程を含
    むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    番組の記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の番組
    の記録方法が実行可能なプログラムが記録された記憶媒
    体。
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