JP2001357320A - インターネットを利用した販売システム及び販売方法 - Google Patents

インターネットを利用した販売システム及び販売方法

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JP2001357320A
JP2001357320A JP2000178748A JP2000178748A JP2001357320A JP 2001357320 A JP2001357320 A JP 2001357320A JP 2000178748 A JP2000178748 A JP 2000178748A JP 2000178748 A JP2000178748 A JP 2000178748A JP 2001357320 A JP2001357320 A JP 2001357320A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】与信枠を超える高額な商品についても利用者に
提供することができる、安全なインターネットを利用し
た販売システムを提供する。 【解決手段】クライアント端末101、認証局102、
システム本部端末10、リース業者端末11、決済用端
末12のそれぞれが、インターネット100を介して相
互に通信可能に構成されている。システム本部端末10
は、クライアント端末101からリース契約要求を受け
ると、認証局102に顧客の利用資格の認証を要求し、
利用資格有りの場合は、決済用端末12に対してリース
契約の決済を要求するとともに、リース業者端末11に
対してリース商品の発送を要求し、さらにクライアント
端末101に対してリース契約を了承した旨のメッセー
ジを送出し、利用資格無しの場合は、リース契約手続き
を中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用して商品の販売を行う販売システムおよび販売方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、インターネットを利用した種
々のサービスが提供されるようになってきており、ユー
ザは、パーソナルコンピュータや携帯電話機などインタ
ーネットへの接続が可能な端末からインターネットにア
クセスして簡単にそれらのサービスが受けられるように
なってきた。例えば、インターネット上で商品の検索や
閲覧を行ったり、さらには注文を行うことが可能であ
る。一例として、そのようなインターネットを用いた販
売システムを図6に示す。
【0003】この販売システムは、顧客が使用するクラ
イアント端末101と、顧客の個人データベースを基に
利用者の利用資格の認証を行う認証局102と、クライ
アント端末101に対して商品情報を提供するとともに
その商品の受注が可能に構成されたコンテンツサーバ1
03とを有する。これらクライアント端末101、認証
局102およびコンテンツサーバ103は、それぞれイ
ンターネット100を介して相互通信可能に構成されて
いる。クライアント端末101は通信機能を備えたパー
ソナルコンピュータ(パソコン)などの情報処理端末で
あって、インターネット100へのアクセスが可能であ
る。個人データベースには、各顧客の個人データとし
て、銀行における利用実績、個人資産など顧客の返済能
力を判断可能なデータが格納されており、認証局102
は問い合わせを受けた顧客の利用資格をその個人データ
ベースに基づいて判断することができる。
【0004】この販売システムでは、商品の販売が以下
のような手順で行われる。
【0005】利用者は、まずクライアント端末101を
用いてインターネット100へアクセスし、サーバ10
3がインターネット100上で提供する商品を閲覧す
る。そして、クライアント端末101上で、所定の入力
手順で所望の商品の注文を行う。この注文の際、利用者
は決済を行うための情報として自分のクレジットカード
番号やユーザIDを入力する。
【0006】商品を注文する旨の入力が行われると、ク
ライアント端末101は、商品を注文する旨の要求を入
力された決済情報とともにサーバ103へ送出する。注
文要求を受けたサーバ103は、その利用者の利用資格
認証を行う旨の要求とともにクライアント端末101か
ら受け取った決済情報を認証局102へ送出する。資格
認証要求を受けた認証局102は、サーバ103から受
け取った決済情報に含まれているクレジットカード番号
およびユーザIDに基づいて個人データベース上でその
利用者に関する情報を検索し、得られた情報に基づいて
所定の手順で利用者の資格認証を行い、その認証結果を
サーバ103へ送出する。サーバ103は、認証局10
2にて利用資格のあることが認証されると、クライアン
ト端末101から受け取った決済情報を所定の決済用端
末(不図示)へ送信して決済を受けるとともに、注文を
了承した旨のメッセージをクライアント端末101へ送
出する。利用者は、クライアント端末101の画面上に
表示される了承メッセージの内容を確認することで、注
文が正当に行われたことを確認することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たインターネット販売では、利用者は、クレジットカー
ドに設定された利用限度額を超えて商品の購入を行うこ
とはできない。そのため、購入できる商品に制限があっ
た。ここで、利用限度額はその利用者の信用(銀行にお
ける利用実績、個人資産など)によって設定されるもの
で、与信枠とも呼ばれている。
【0008】上記与信枠を増やすことでより高額な商品
を購入することができるようになるが、利用者の信用に
基づいて設定される与信枠をその信用以上に増やすこと
は大きなリスクを負うことになる。一方で、利用者側で
は、与信枠による制限を受けることなく所望の商品を購
入したいという希望がある。このようなことから、与信
枠を増やすことなく、高額な商品についても利用者に提
供することが可能なインターネット販売の実現が強く望
まれていた。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解決し、与信
枠を超える高額な商品についても利用者に提供すること
ができる、安全なインターネットを利用した販売システ
ムおよび販売方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の販売システムは、顧客が使用するクライア
ント端末と、前記顧客にリース商品を販売するリース業
者によって使用されるリース業者端末と、前記クライア
ント端末に対して、前記リース業者が販売するリース商
品の情報を提供するとともに、該提供したリース商品に
関するリース契約の手続きが可能な本部端末と、前記顧
客の利用資格を認証する認証局と、前記リース契約に関
する所定の決済処理が行われる決済用端末とを有する販
売システムであって、前記クライアント端末、リース業
者端末、本部端末、認証局および決済用端末はそれぞれ
インターネットを介して相互通信可能に構成され、前記
クライアント端末は、所望のリース商品のリース契約を
する旨の入力がなされるとともに、前記認証および決済
処理に必要な所定の情報の入力がなされると、前記本部
端末に対して、該所望のリース商品のリース契約を要求
するとともに該入力された所定の情報を送出し、前記本
部端末は、前記クライアント端末からリース契約要求を
受けると、前記認証局に対して、該リース契約要求とと
もに送出された前記所定の情報を送出して顧客の利用資
格の認証を要求し、前記認証局は、前記本部端末から利
用資格の認証要求を受けると、該認証要求とともに送出
された前記所定の情報に基づいて予め登録されている顧
客の個人情報から該当する顧客の個人情報を取得し、該
取得した個人情報に基づいて利用資格の認証を行い、該
認証結果を前記本部端末へ送出し、前記本部端末は、前
記認証局から利用資格有りの認証結果を受けた場合は、
前記決済用端末に対して、前記リース契約要求とともに
送出された所定の情報を送出して該リース契約の決済を
要求するとともに、前記リース業者端末に対して、前記
所望のリース商品の発送を要求し、さらに前記クライア
ント端末に対してリース契約を了承した旨のメッセージ
を送出し、前記認証局から利用資格無しの認証結果を受
けた場合は、前記クライアント端末に対して、リース契
約を了承できない旨のメッセージを送出して、リース契
約手続きを中断することを特徴とする。
【0011】上記の場合、前記リース業者が支払う一定
額の保証金を管理、運用する保証会社によって使用され
る保証会社端末をさらに有し、該保証会社端末は、前記
保証金の運用状況を格納可能に構成され、該格納された
保証金の運用状況を前記インターネットを介して前記リ
ース業者端末へ送出するように構成してもよい。
【0012】また、前記クライアント端末は、使用者の
生体特徴を取り込み、該取り込んだ使用者の生体特徴デ
ータと予め登録されているユーザ本人の生体特徴データ
とを比較照合する生体特徴照合手段を有し、リース契約
をする旨の入力が行われると、使用者に対して本人確認
のための生体特徴入力を要求し、該要求に応じて入力さ
れた使用者の生体特徴データを前記生体特徴照合手段が
照合比較することで本人確認を行うように構成してもよ
い。
【0013】本発明の販売方法は、顧客が使用するクラ
イアント端末と、前記顧客にリース商品を販売するリー
ス業者によって使用されるリース業者端末と、前記クラ
イアント端末に対して、前記リース業者が販売するリー
ス商品の情報を提供するとともに、該提供したリース商
品に関するリース契約の手続きが可能な本部端末と、前
記顧客の利用資格を認証する認証局と、前記リース契約
に関する所定の決済処理が行われる決済用端末とを有
し、それぞれがインターネットを介して相互通信可能に
構成された販売システムにおいて行われる販売方法であ
って、前記クライアント端末が、所望のリース商品のリ
ース契約をする旨の入力がなされるとともに、前記認証
および決済処理に必要な所定の情報の入力がなされる
と、前記本部端末に対して、該所望のリース商品のリー
ス契約を要求するとともに該入力された所定の情報を送
出するステップと、前記本部端末が、前記クライアント
端末からリース契約要求を受けると、前記認証局に対し
て、該リース契約要求とともに送出された前記所定の情
報を送出して顧客の利用資格の認証を要求するステップ
と、前記認証局が、前記本部端末から利用資格の認証要
求を受けると、該認証要求とともに送出された前記所定
の情報に基づいて予め登録されている顧客の個人情報か
ら該当する顧客の個人情報を取得し、該取得した個人情
報に基づいて利用資格の認証を行い、該認証結果を前記
本部端末へ送出するステップと、前記本部端末が、前記
認証局から利用資格有りの認証結果を受けた場合は、前
記決済用端末に対して、前記リース契約要求とともに送
出された所定の情報を送出して該リース契約の決済を要
求するとともに、前記リース業者端末に対して、前記所
望のリース商品の発送を要求し、さらに前記クライアン
ト端末に対してリース契約を了承した旨のメッセージを
送出し、前記認証局から利用資格無しの認証結果を受け
た場合は、前記クライアント端末に対して、リース契約
を了承できない旨のメッセージを送出して、リース契約
手続きを中断するステップとを含むことを特徴とする。
【0014】上記の場合、前記販売システムは、前記リ
ース業者が支払う一定額の保証金を管理、運用する保証
会社によって使用される、該保証金の運用状況を格納可
能に構成された保証会社端末をさらに有し、該保証会社
端末が、格納された保証金の運用状況を前記インターネ
ットを介して前記リース業者端末へ送出するステップを
さらに含むこととしてもよい。
【0015】また、前記クライアント端末が、リース契
約をする旨の入力が行われると、使用者に対して本人確
認のための生体特徴入力を要求し、該要求に応じて入力
された使用者の生体特徴データと予め登録されているユ
ーザ本人の生体特徴データとを比較照合して本人確認を
行うステップをさらに含むこととしてもよい。
【0016】(作用)上記のとおりの本発明によれば、
リース契約により、利用者に対して与信枠を超える高額
な商品についても提供することが可能となる。
【0017】また、本発明によれば、リース業者が保証
金を支払い、この保証金を保証会社が管理、運用し、こ
の保証会社による保証金の運用状況がリース業者端末へ
送出されるようになっているので、リース業者は常時、
リース業者端末上で保証金の運用状況を確認することが
できる。このリース業者による保証金運用状況の確認
は、保証会社による安易な保証金の運用を防止する役割
も担う。これにより、不良債権が発生した場合には、保
証会社がその不良債権が確実に保証されることとなり、
リース業者へのリスクが軽減される。
【0018】本発明のうち、クライアント端末側で本人
確認を行うものにおいては、ユーザ本人以外の人間がク
ライアント端末を用いてリース契約を行うことはできな
いので、なりすまし等による不良債権の発生がなくな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態である、イン
ターネットを利用した販売システムの概略構成を示すブ
ロック図である。この販売システムは、システム本部端
末10、リース業者端末11、決済用端末12、クライ
アント端末101、認証局102からなり、それぞれが
インターネット100を介して相互に通信可能に構成さ
れている。クライアント端末101および認証局102
は前述の図6に示したもの同様のものであり、ここでは
その詳細な説明は省略する。
【0021】システム本部端末10は、本販売システム
を運用する本部によって使用される端末である。リース
業者端末11は、リース商品を販売するリース業者によ
って使用される端末である。これら端末は、いずれも通
信機能を備えたコンピュータシステムより構成されるも
のであって、プログラムなどを蓄積する記憶装置、キー
ボードやマウスなどの入力装置、CRTやLCDなどの
表示装置、外部との通信を行うモデムなどの通信装置、
プリンタなどの出力装置および入力装置からの入力を受
け付けて通信装置、出力装置、表示装置の動作を制御す
る制御装置などをからなる。
【0022】システム本部端末10は、リース情報サイ
トをインターネット100上に提供するものである。リ
ース情報サイトでは、リース業者が販売するリース商品
情報が提供されるとともに、そのリース商品に関するリ
ース契約の手続きが可能である。利用者は、クライアン
ト端末101を用いてこのリース情報サイトにアクセス
することで、リース商品情報の閲覧およびそのリース契
約を行うことができる。リース情報サイトへリース商品
情報を登録する場合は、リース業者は本販売システムの
加盟店となる必要がある。また、リース業者の本システ
ムへの加盟にあたっては、システム本部は顧客に対して
そのリース業者の信頼性を保証する必要があるために、
そのリース業者が信頼のおける業者であるかどうかの審
査を行う。
【0023】決済用端末12は、所定の金融機関におけ
る指定口座への振り込みや指定口座からの引き落としが
可能な端末で、所定の決済情報に基づいてリース契約に
関する周知の決済処理が行われる。
【0024】次に、この販売システムにおけるリース販
売の手順について説明する。図2は、そのリース販売手
順の一例を示すフローチャート図である。以下、この図
2を参照してリース販売手順を具体的に説明する。
【0025】まず、利用者がクライアント端末101を
用いて、システム本部端末10がインターネット100
上で提供しているリース情報サイトへアクセスし、該情
報サイトによって提供されるリース商品情報を閲覧する
(ステップS10)。次いで、利用者は、クライアント
端末101上で、所望のリース商品および所望のリース
契約条件を選択して、そのリース契約に必要な情報を所
定の手順で入力する(ステップS10、S11)。入力
情報としては、例えばリース契約年数や金額などリース
契約に関する情報、クレジットカード番号やユーザID
番号など決済や認証に必要な情報、リース商品の発送方
法や商品を受け取る場所などである。これらの入力情報
は、クライアント端末101からシステム本部端末10
へ送出される。
【0026】システム本部端末10は、まず、クライア
ント端末101から受け取ったクレジットカード番号お
よびユーザID番号を認証局102へ送出して利用者の
利用資格の認証を要求する(ステップS12)。認証局
102では、そのクレジットカード番号およびユーザI
D番号に基づいて個人データベース上で利用者に関する
情報を検索し、該検索情報に基づいてその利用者の利用
資格の有無を認証する(ステップS13)。この認証結
果は、システム本部端末10へ送出される。
【0027】認証局102から利用資格有りの認証結果
を受け取った場合は、システム本部端末10は、決済用
端末12に対して、クライアント端末101から受け取
ったクレジットカード番号およびユーザID番号を送出
して、利用者が選択したリース契約条件に応じた決済処
理を行うように要求する(ステップS14)。同時に、
システム本部端末10は、リース業者端末11に対し
て、クライアント端末101から受け取った利用者の住
所、発送方法を送出して、選択されたリース商品を発送
するように要求する(ステップS15)。さらに、シス
テム本部端末10は、クライアント端末101に対して
リース契約を了承した旨のメッセージを送出する(ステ
ップS16)。
【0028】認証局102から利用資格無しの認証結果
を受け取った場合は、システム本部端末10は、クライ
アント端末101に対してリース契約を了承できない旨
のメッセージを送出して、リース契約を中断する(ステ
ップS17)。
【0029】決済処理要求を受けた決済用端末12は、
受け取ったクレジットカード番号およびユーザID番号
利用者に基づいて、利用者が選択したリース契約条件に
応じた決済処理を行う。リース商品発送要求を受けたリ
ース業者端末11は、画面上に発送すべきリース商品名
と発送先などの情報を表示し、リース業者はその表示さ
れた情報に従ってリース商品を発送する。
【0030】以上の手順で、利用者は希望のリース商品
を受け取ることができ、また、リース業者に対しては、
そのリース契約の内容に応じた対価が支払われることに
なる。このようなリース販売では、利用者の与信枠を超
える高額な商品をリース商品として提供することができ
るので、従来、利用者の与信枠によって制限されていた
購入商品の幅を大きくすることができ、結果的に利用者
の商品購入意欲を高めることとなる。
【0031】上述のインターネットを利用したリース販
売では、利用者に高額なリース商品を提供するすること
になるので、利用者が本人であるかどうかの確認を行う
機能を設けることが望ましい。本人確認の手段として
は、指紋、声紋、虹彩など生体特徴を用いた照合が知ら
れている。この生体特徴照合による本人確認が可能なク
ライアント端末の一構成例を図3に示す。
【0032】図3において、クライアント端末101
は、指紋センサ20、指紋照合部21、記憶装置22を
備え、これらによって指紋特徴照合による本人確認が行
われる。指紋センサ20は、使用者が指をセンサ部に所
定の指を接触させることでその指紋画像を取り込むこと
ができる。この指紋センサ20では、取り込まれた指紋
画像から指紋の特徴が抽出され、その抽出された指紋特
徴が指紋照合部21へ送出される。指紋センサ20とし
ては、光学式のものや静電容量式のものを用いることが
でき、後者の場合は、センサ部をより小型なものとする
ことができる。記憶装置22には、ユーザ本人の指紋特
徴データが予め格納されている。指紋照合部21は、指
紋センサ20から送出された使用者の指紋特徴データと
記憶装置22に格納されているユーザ本人の指紋特徴デ
ータとを比較照合する。この比較照合が一致するか否か
により、使用者がユーザ本人であるかどうかの確認が行
われる。
【0033】クライアント端末101にてリース契約を
する旨の入力が行われると、クライアント端末101の
画面上に本人確認のための指紋入力を要求するメッセー
ジが表示される。この指紋入力要求に応じて、使用者が
指紋センサ20に所定の指を押し当てると、その指紋画
像が取り込まれ、該指紋画像から指紋特徴が抽出され、
該抽出された指紋特徴が指紋照合部21へ送出される。
指紋照合部21では、指紋センサ20から受け取った使
用者の指紋特徴データと、記憶装置22に予め格納され
ているユーザ本人の指紋特徴データとの比較照合が行わ
れる。この指紋照合結果が一致した場合は、クライアン
ト端末101上で引き続きリース契約のための処理が行
われ、一致しなかった場合には、その旨が画面上に表示
され、リース契約の手続きが中断される。
【0034】なお、本実施形態では、認証局102が利
用者の利用資格の認証を行っているが、各リース契約者
毎の利用状況(リース料金の返済状況)をデータベース
化して蓄積するようにして、このデータベースを用いた
利用資格の認証と認証局102による利用資格の認証で
二重にチェックするようにすれば、さらに安全性を高め
ることができる。
【0035】(他の実施形態)上述の実施形態のインタ
ーネットを利用したリース販売では、利用者に高額なリ
ース商品を提供するすることになるので、リース業者の
リスクが大きくなる。ここでは、このリース業者のリス
クを軽減することができる販売システムについて説明す
る。
【0036】図4は、本発明の他の実施形態の販売シス
テムの概略構成を示すブロック図である。この販売シス
テムは、リース業者が支払う一定額の保証金を管理、運
用する保証会社によって使用される保証会社端末13が
設けられた以外は、前述の図1に示したシステムと同様
の構成のものである。図3中、同じ構成のものには同じ
符号を付しており、ここでは、それらの構成の詳細な説
明は省略する。
【0037】リース業者は、本販売システムに加盟する
あたって、一定額の保証金を保証会社へ支払う。保証会
社は、その支払われた保証金を管理、運用するととも
に、例えばリース契約者がリース料の支払が困難となっ
て不良債権が発生した場合には、その不良債権の残債の
買取保証を行う。
【0038】本実施形態では、保証会社によって使用さ
れる保証会社端末13は、保証金の運用状況を格納可能
に構成されており、該格納された保証金の運用状況をイ
ンターネット100を介してリース業者端末13へ定期
的に送出するようになっている。例えば、保証金の運用
状況として運用金額、運用日時などの情報が所定のフォ
ーマットでデータベース化されて記憶装置(不図示)に
格納される。これにより、リース業者は、リース業者端
末13上で保証会社による保証金の運用状況を確認する
ことができる。特に、保証会社による保証金の安易な運
用は、不良債権の保証を行うことができなくなる恐れが
あるため、リース業者側で保証会社による保証金の運用
状況を監視することで、それらのリスクが軽減されるこ
ととなり、保証会社による不良債権の保証が確実になさ
れることとなる。また、保証金の運用状況によっては、
リース業者が支払う保証金の金額を下げることも可能に
なるので、リース業者の負担をさらに軽減することがで
きる。
【0039】次に、本実施形態の販売システムを利用し
た実際の運用形態について詳しく説明する。図5に、そ
の運用形態の概念図を示す。この図5に示す例は、B−
B(Business to Business)市場に適用したもので、シ
ステム運営者200によって上述した販売システムが運
営される。ユーザ201とリース業者202の間でリー
ス契約が行われ(図5の)、リース業者202と保証
会社203の間でファクタリング(リース債権の買い取
り)が行われ(図5の)、保証会社203と債権買取
業者204の間で不良債権の買い取りが行われ(図5の
)、債権買取業者204とユーザ201の間で不良債
権の回収が行われる(図5の)。
【0040】のリース契約では、前述したとおり、販
売システム上で所望のリース商品のリース契約が行われ
る。
【0041】のファクタリングでは、リース契約者が
リース料金の支払が困難となって不良債権が発生した場
合の、その不良債権の残債の買取保証が行われる。実際
には、リース料金の未払いにより発生する不良債権の残
債の買取保証、またはリース契約成立時に発行されるリ
ース債権の買取保証が行われる。
【0042】の不良債権の買い取りでは、リース料金
の支払が困難となって発生した不良債権をジャンク債と
して保証会社202から債権買取業者204が買い取
る。債権買取業者204は、金融業の免許を持つ特定目
的法人(SPC)であって、このジャンク債権の買い取
りにあたって、その対象となる不良債権の価値評価を査
定する(デューデリデンス)。一般に、ジャンク債権の
売却評価は、元の債権購入額の1/10とされる。
【0043】の不良債権の回収では、債権買取業者2
04がユーザ201から不良債権の回収を行う。
【0044】上記のような運用形態をとることにより、
前述した販売システムを利用することによってもたらさ
れる効果に加えて、保証会社のリース債権の買い取り保
証のリスクを低減することができる。例えば、保証会社
では、リース料金の支払が困難となって発生した不良債
権は、通常、回収不能となり、その評価価値は「0」と
して扱われるが、これをジャンク債権として債権買取業
者204が買い取ることで、保証会社の負担が軽減され
る。
【0045】また、上記の運用形態において、債権買取
業者204にてジャンク債権を発生したユーザのデータ
を蓄積し、該蓄積したデータをシステム運営者200や
リース業者202に提供するようにして、利用資格認証
のチャックや、ユーザに対して与えられる与信枠の設定
のためのデータとして利用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネットを利用したリース販売を実現したことに
より、与信枠を超える高額な商品についても利用者に提
供することができ、利用者の商品購入意欲を高めること
ができる。
【0047】また、本発明によれば、なりすまし等によ
る不良債権の発生を防止することができるので、リース
業者にとってより安全な販売システムを実現することが
できる。
【0048】さらに、本発明によれば、リース業者は、
預けた保証金の運用状況を監視でき、これにより保証会
社による安易な保証金の運用を防止することができるの
で、不良債権を確実に保証することのできる信頼性の高
い販売システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である、インターネッ
トを利用した販売システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す販売システムにおいて行われるリー
ス販売手順の一例を示すフローチャート図である。
【図3】生体特徴照合による本人確認が可能なクライア
ント端末の一構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施形態の、インターネットを利
用した販売システムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に示す販売システムを用いた運用形態の一
例を示す概念図である。
【図6】従来のインターネットを用いた販売システムの
概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 システム本部端末 11 リース業者端末 12 決済用端末 13 保証会社端末 20 指紋センサ 21 指紋照合部 22 記憶装置 100 インターネット 101 クライアント端末 102 認証局 200 システム運営者 201 ユーザ 202 リース業者 203 保証会社 204 債権買取業者

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が使用するクライアント端末と、前
    記顧客にリース商品を販売するリース業者によって使用
    されるリース業者端末と、前記クライアント端末に対し
    て、前記リース業者が販売するリース商品の情報を提供
    するとともに、該提供したリース商品に関するリース契
    約の手続きが可能な本部端末と、前記顧客の利用資格を
    認証する認証局と、前記リース契約に関する所定の決済
    処理が行われる決済用端末とを有する販売システムであ
    って、 前記クライアント端末、リース業者端末、本部端末、認
    証局および決済用端末はそれぞれインターネットを介し
    て相互通信可能に構成され、 前記クライアント端末は、所望のリース商品のリース契
    約をする旨の入力がなされるとともに、前記認証および
    決済処理に必要な所定の情報の入力がなされると、前記
    本部端末に対して、該所望のリース商品のリース契約を
    要求するとともに該入力された所定の情報を送出し、 前記本部端末は、前記クライアント端末からリース契約
    要求を受けると、前記認証局に対して、該リース契約要
    求とともに送出された前記所定の情報を送出して顧客の
    利用資格の認証を要求し、 前記認証局は、前記本部端末から利用資格の認証要求を
    受けると、該認証要求とともに送出された前記所定の情
    報に基づいて予め登録されている顧客の個人情報から該
    当する顧客の個人情報を取得し、該取得した個人情報に
    基づいて利用資格の認証を行い、該認証結果を前記本部
    端末へ送出し、 前記本部端末は、前記認証局から利用資格有りの認証結
    果を受けた場合は、前記決済用端末に対して、前記リー
    ス契約要求とともに送出された所定の情報を送出して該
    リース契約の決済を要求するとともに、前記リース業者
    端末に対して、前記所望のリース商品の発送を要求し、
    さらに前記クライアント端末に対してリース契約を了承
    した旨のメッセージを送出し、前記認証局から利用資格
    無しの認証結果を受けた場合は、前記クライアント端末
    に対して、リース契約を了承できない旨のメッセージを
    送出して、リース契約手続きを中断することを特徴とす
    るインターネットを利用した販売システム。
  2. 【請求項2】 前記リース業者が支払う一定額の保証金
    を管理、運用する保証会社によって使用される保証会社
    端末をさらに有し、該保証会社端末は、前記保証金の運
    用状況を格納可能に構成され、該格納された保証金の運
    用状況を前記インターネットを介して前記リース業者端
    末へ送出することを特徴とする請求項1に記載のインタ
    ーネットを利用した販売システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント端末は、使用者の生体
    特徴を取り込み、該取り込んだ使用者の生体特徴データ
    と予め登録されているユーザ本人の生体特徴データとを
    比較照合する生体特徴照合手段を有し、リース契約をす
    る旨の入力が行われると、使用者に対して本人確認のた
    めの生体特徴入力を要求し、該要求に応じて入力された
    使用者の生体特徴データを前記生体特徴照合手段が比較
    照合することを特徴とする請求項1に記載のインターネ
    ットを利用した販売システム。
  4. 【請求項4】 顧客が使用するクライアント端末と、前
    記顧客にリース商品を販売するリース業者によって使用
    されるリース業者端末と、前記クライアント端末に対し
    て、前記リース業者が販売するリース商品の情報を提供
    するとともに、該提供したリース商品に関するリース契
    約の手続きが可能な本部端末と、前記顧客の利用資格を
    認証する認証局と、前記リース契約に関する所定の決済
    処理が行われる決済用端末とを有し、それぞれがインタ
    ーネットを介して相互通信可能に構成された販売システ
    ムにおいて行われる販売方法であって、 前記クライアント端末が、所望のリース商品のリース契
    約をする旨の入力がなされるとともに、前記認証および
    決済処理に必要な所定の情報の入力がなされると、前記
    本部端末に対して、該所望のリース商品のリース契約を
    要求するとともに該入力された所定の情報を送出するス
    テップと、 前記本部端末が、前記クライアント端末からリース契約
    要求を受けると、前記認証局に対して、該リース契約要
    求とともに送出された前記所定の情報を送出して顧客の
    利用資格の認証を要求するステップと、 前記認証局が、前記本部端末から利用資格の認証要求を
    受けると、該認証要求とともに送出された前記所定の情
    報に基づいて予め登録されている顧客の個人情報から該
    当する顧客の個人情報を取得し、該取得した個人情報に
    基づいて利用資格の認証を行い、該認証結果を前記本部
    端末へ送出するステップと、 前記本部端末が、前記認証局から利用資格有りの認証結
    果を受けた場合は、前記決済用端末に対して、前記リー
    ス契約要求とともに送出された所定の情報を送出して該
    リース契約の決済を要求するとともに、前記リース業者
    端末に対して、前記所望のリース商品の発送を要求し、
    さらに前記クライアント端末に対してリース契約を了承
    した旨のメッセージを送出し、前記認証局から利用資格
    無しの認証結果を受けた場合は、前記クライアント端末
    に対して、リース契約を了承できない旨のメッセージを
    送出して、リース契約手続きを中断するステップとを含
    むことを特徴とする、インターネットを利用した販売方
    法。
  5. 【請求項5】 前記販売システムは、前記リース業者が
    支払う一定額の保証金を管理、運用する保証会社によっ
    て使用される、該保証金の運用状況を格納可能に構成さ
    れた保証会社端末をさらに有し、該保証会社端末が、格
    納された保証金の運用状況を前記インターネットを介し
    て前記リース業者端末へ送出するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のインターネットを利
    用した販売方法。
  6. 【請求項6】 前記クライアント端末が、リース契約を
    する旨の入力が行われると、使用者に対して本人確認の
    ための生体特徴入力を要求し、該要求に応じて入力され
    た使用者の生体特徴データと予め登録されているユーザ
    本人の生体特徴データとを比較照合して本人確認を行う
    ステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載
    のインターネットを利用した販売方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003242290A (ja) * 2002-02-21 2003-08-29 Aruze Corp 遊技機のレンタル契約方法、遊技機のレンタル契約管理システム、及び遊技機のレンタル営業システム
US7287004B2 (en) * 2003-12-26 2007-10-23 International Business Machines Corporation System for providing integrated financing services

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